(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6165691
(24)【登録日】2017年6月30日
(45)【発行日】2017年7月19日
(54)【発明の名称】ドアサッシュ及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
B21D 53/88 20060101AFI20170710BHJP
B60J 5/04 20060101ALI20170710BHJP
B23K 26/21 20140101ALI20170710BHJP
B23K 26/24 20140101ALI20170710BHJP
【FI】
B21D53/88 Z
B60J5/04 M
B23K26/21 G
B23K26/21 N
B23K26/24
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-180126(P2014-180126)
(22)【出願日】2014年9月4日
(65)【公開番号】特開2016-52675(P2016-52675A)
(43)【公開日】2016年4月14日
【審査請求日】2017年4月24日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000175766
【氏名又は名称】三恵技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100094536
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 隆二
(74)【代理人】
【識別番号】100129805
【弁理士】
【氏名又は名称】上野 晋
(74)【代理人】
【識別番号】100189315
【弁理士】
【氏名又は名称】杉原 誉胤
(72)【発明者】
【氏名】野口 亮太
【審査官】
豊島 唯
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−247771(JP,A)
【文献】
特開平11−342743(JP,A)
【文献】
特開2002−336912(JP,A)
【文献】
特開平11−347669(JP,A)
【文献】
特開2008−80949(JP,A)
【文献】
特開昭57−12787(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2009/0195013(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B21D 53/88
B23K 26/21
B23K 26/24
B60J 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一枚の板材から形成され、前記板材を重ねて形成された重合部と、前記重合部の車内側端部から延設され、窓ガラスが配置される側へ屈曲して、段差が形成された段差部と、前記段差部から延設され、形成された筒状部と、前記重合部の車外側端部から両側方にそれぞれ突出して形成されたフランジ部とを有するドアサッシュの製造方法であって、
前記段差部を形成する前記板材間に隙間部を設けつつ、前記筒状部から延設される前記板材の端部周辺を、前記段差部を形成する板材に沿って接触するようにロール成形するロール成形工程と、
前記板材の端部により前記隙間部が押潰されるように、前記板材の端部を前記ウエザストリップが嵌め込まれる側の前記重合部の面及び前記筒状部の面より、前記ウエザストリップが嵌め込まれる側へ突出しない位置までプレス加工するプレス加工工程と、
前記重合部を、前記ドアサッシュの長手方向に沿って連続的にレーザー溶接する溶接工程と、
を有することを特徴とするドアサッシュの製造方法。
【請求項2】
前記溶接工程が、前記ドアサッシュの長手方向と直交する断面重心から近い箇所を溶接することを特徴とする請求項1記載のドアサッシュの製造方法。
【請求項3】
一枚の板材から形成され、ウエザストリップが嵌め込まれるドアサッシュであって、
前記板材を重ねて形成された重合部と、
前記重合部の車内側端部から延設され、窓ガラスが配置される側へ屈曲した段差が形成された段差部と、
前記段差部から延設され、形成された筒状部と、
前記重合部の車外側端部から両側方にそれぞれ突出して形成されたフランジ部と有し、
前記筒状部から延設された前記板材の端部周辺が、前記段差部を形成する板材に沿って接触するように形成され、前記板材の端部により前記段差部を形成する前記板材間に形成された隙間部が押潰されると共に、前記板材の端部が前記ウエザストリップが嵌め込まれる側の前記重合部の面及び前記筒状部の面より前記ウエザストリップが嵌め込まれる側へ突出しない位置に形成されることを特徴とするドアサッシュ。
【請求項4】
前記重合部が、前記ドアサッシュの長手方向と直交する断面重心から近い箇所で溶接されることを特徴とする請求項3記載のドアサッシュ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のドアの窓枠等に用いられるドアサッシュ及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車のドアの窓枠等に用いられるドアサッシュは、一般的に、一枚の金属帯板である板材から
図5に示す形状にロール成形されて設けられる。
図5に示したドアサッシュ1は、板材が重ねられて長手方向に沿って溶接される重合部2と、重合部2の一端部に形成された、断面視で略D字状の筒状部3と、重合部2の他端部から、両側方にそれぞれ突出して形成されたフランジ部4、5と、重合部2に対して筒状部3の反対側に設けられ、板材の端部を略半円形に湾曲して形成されるホルダー6とから構成される。
【0003】
また、筒状部3と
図5の下方向、即ち窓ガラスW側に突出するフランジ部4との間には、図示省略するガラスチャンネルが嵌め込まれる。一方、ホルダー6と
図5の上方向、即ち車両本体B側に突出するフランジ部5との間にウエザストリップ7が嵌め込まれる。ウエザストリップ7が嵌め込まれる際、フランジ部の凸部5aがウエザストリップ7の凹部7aに嵌合され、ホルダー6がウエザストリップ7の凹部7bに嵌合される。尚、特許文献1には同種のドアサッシュが開示されている
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−104139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、
図5に示したドアサッシュ1は、重合部2の板材が2重に重なった部部とホルダー6との間に隙間8が形成される。隙間8は、外部に露出する部分であるため、隙間8に水が溜まりやすく、毛細管現象により、重合部2を構成する板材間に水が浸入し、錆が発生する原因となる。このような錆の発生を防止するためには、ドアサッシュ1の長手方向に沿って隙間8にシール材を塗布し、シールする必要があるが、シール材を塗布するという工程が追加されるため、製造工程の効率化を妨げると共に、隙間8は塗料が付着しにくい部分であるため、確実にシール材を塗布するには労力を要する。
【0006】
さらに、ウエザストリップ7には、
図5に示した形状以外にも各種存在し、例えば凹部7bがない形状もある。そのようなウエザストリップ7をドアサッシュ1に嵌め込む際、ドアサッシュ1のホルダー6を切断する必要があるが、ホルダー6を切断した場合、ドアサッシュ1側に残った切断端部が、ウエザストリップ7が嵌め込まれる側の重合部2の面2a、又は筒状部3の面3aより、ウエザストリップ7が嵌め込まれる側に突出していると、上記の切断端部がウエザストリップ7と干渉し、ドアサッシュ1とウエザストリップ7との間に隙間が形成され、両者の密着性が低下する。また、切断端部が突出しない形状に、ホルダー6を切断することは、煩雑な作業を要することになる。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑み提案するものであって、錆の発生を防止することができると共に、ウエザストリップとの密着性を向上させたドアサッシュ及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためになされた本発明のドアサッシュの製造方法は、一枚の板材から形成され、前記板材を重ねて形成された重合部と、前記重合部の車内側端部から延設され、窓ガラスが配置される側へ屈曲して、段差が形成された段差部と、前記段差部から延設され、形成された筒状部と、前記重合部の車外側端部から両側方にそれぞれ突出して形成されたフランジ部とを有するドアサッシュの製造方法であって、前記段差部を形成する前記板材間に隙間部を設けつつ、前記筒状部から延設される前記板材の端部周辺を、前記段差部を形成する板材に沿って接触するようにロール成形するロール成形工程と、前記板材の端部により前記隙間部が押潰されるように、前記板材の端部を前記ウエザストリップが嵌め込まれる側の前記重合部の面及び前記筒状部の面より、前記ウエザストリップが嵌め込まれる側へ突出しない位置までプレス加工するプレス加工工程と、前記重合部を、前記ドアサッシュの長手方向に沿って連続的にレーザー溶接する溶接工程とを有することを特徴とする。
この構成により、錆の発生を防止することができると共に、ウエザストリップとの密着性を向上させたドアサッシュを製造することができる。
【0009】
また、本発明のドアサッシュの製造方法は、前記溶接工程が、前記ドアサッシュの長手方向と直交する断面重心から近い箇所を溶接することを特徴とする。
この構成により、曲げ耐性を向上させたドアサッシュを製造することができる。
【0010】
また、本発明のドアサッシュは、一枚の板材から形成され、ウエザストリップが嵌め込まれるドアサッシュであって、前記板材を重ねて形成された重合部と、前記重合部の車内側端部から延設され、窓ガラスが配置される側へ屈曲した段差が形成された段差部と、前記段差部から延設され、形成された筒状部と、前記重合部の車外側端部から両側方にそれぞれ突出して形成されたフランジ部と有し、前記筒状部から延設された前記板材の端部周辺が、前記段差部を形成する板材に沿って接触するように形成され、前記板材の端部により前記段差部を形成する前記板材間に形成された隙間部が押潰されると共に、前記板材の端部が前記ウエザストリップが嵌め込まれる側の前記重合部の面及び前記筒状部の面より前記ウエザストリップが嵌め込まれる側へ突出しない位置に形成されることを特徴とする
この構成により、錆の発生を防止し、且つウエザストリップとの密着性を向上させることができる。
【0011】
また、本発明のドアサッシュは、前記重合部が、前記ドアサッシュの長手方向と直交する断面重心から近い箇所で溶接されることを特徴とする。
この構成により、溶接箇所の曲げ耐性を向上させる。
【発明の効果】
【0012】
本発明のドアサッシュの製造方法によれば、錆の発生を防止し、且つウエザストリップとの密着性を向上させたドアサッシュを製造することができる。また、本発明のドアサッシュによれば、錆の発生を防止することができると共に、ウエザストリップとの密着性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】(a)は本実施形態に係るドアサッシュの断面図、(b)は(a)に示したドアサッシュにウエザストリップを取り付けた状態を示す断面図である。
【
図2】(a)〜(b)本実施形態に係るドアサッシュの製造工程を説明する模式図である。
【
図3】
図2(a)に示したA部の部分拡大図である。
【
図4】本実施形態に係るドアサッシュが適用された車両ドアの一例を示す側面図である。
【
図5】(a)は従来例のドアサッシュの断面図、(b)は(a)に示したドアサッシュにウエザストリップを取り付けた状態を示す断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明による実施形態のドアサッシュについて、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は本発明に係る実施形態のドアサッシュの断面図、
図1(b)は
図1(a)に示したドアサッシュにウエザストリップを取り付けた状態を示す断面図である。
【0015】
本実施形態のドアサッシュ10は、
図4に示すように自動車の車両ドア100を構成する。車両ドア100は、車両本体Bのドア開口を開閉し、ドア本体101とドア本体101の上部に窓ガラスWが上下する開口を形成するドアサッシュ10とを有する。
図1に示す断面図は、
図4に示したA−A線における断面形状を示す。
【0016】
本実施形態のドアサッシュ10は、一枚の板材である金属帯板により形成され、ウエザストリップが嵌め込まれる。
図1に示すように、ドアサッシュ10は、板材を重ねて形成された重合部11と、重合部11の車内側(矢印X方向)端部から延設され、窓ガラスWが配置される側(
図1下方)へ屈曲して、段差が形成された段差部12と、段差部12から延設され、形成された筒状部13と、重合部11の車外側(矢印Y方向)端部から両側方にそれぞれ突出して形成されたフランジ部14、15とを有する。
【0017】
重合部11は、板材19a、19bが2重に重なり合う構成である。具体的には、重合部11は、窓ガラスWが配置される側の側方に突出するフランジ部14から段差部12を介して筒状部13に向かって繋がるように延設された板材19aと、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側の側方に突出するフランジ部15から筒状部13に向かって延設され、段差部12で端部となる板材19bとが重なり合って構成される。
【0018】
段差部12は、板材19aと板材19bとに加え、筒状部13からフランジ部15に向かって延設された板材19cが重なり合って構成されている。本実施形態では、板材19a、19bが、窓ガラスWが配置される側へ屈曲して、段差部12が形成され、また板材19cの端部16a周辺が段差部12を形成する板材19bに接触するように形成される。尚、板材19cの端部16aは、ドアサッシュ10にウエザストリップ17を嵌め込むために、図示しないホルダーを切断し、残った切断端部である。
【0019】
筒状部13は、断面視で略D字状に形成される。筒状部13とフランジ部14との間には、図示省略するガラスチャンネルが嵌め込まれる。一方、フランジ部15側には、ウエザストリップ17が嵌め込まれる。ウエザストリップ17は、フランジ部15と当接する側に凹部17aが形成され、凹部17aがフランジ部15に突出形成された凸部15aと嵌合する。また、取付けクリップ18を用いて、筒状部13に固定する。この構成により、ウエザストリップ17がドアサッシュ10に固定される。
【0020】
板材19cの端部16aが、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側の重合部11の面111、及び筒状部13の面131とより、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側へ突出しない位置に形成される。例えば、端部16aが、
図2(b)に示した矢印Z方向へ向かってプレス加工されることによって、重合部11の面111と筒状部13の面131とより、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側へ突出しない位置に形成される。端部16aがプレス加工された分は、板材19cの端部16aにより段差部12を形成する板材19a、19b間に形成された、
図3に示した隙間部Sが押潰されることにより、全て吸収されることになり、重合部11、又は筒状部13に歪み等が生じることはない。
【0021】
次に、第1実施形態のドアサッシュ10の製造方法について、以下説明する。先ず、一枚の板材である金属帯板を複数組の成形ロールの間を通過させることにより、
図2(a)に示す断面形状にロール成形する。その際、
図3に示すように、段差部12を形成する板材19a、19b間に隙間部Sを形成する。そして、ロール成形の最終段階において、
図2(a)の二点鎖線で示すように、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側の筒状部13の面131を形成する板材19cを漸次曲げていき、板材19cの端部周辺を、段差部12を形成する板材19bに沿って接触するように配置する。当該配置により、段差部12は、板材19aと板材19bと板材19cとが3重に重なり合って構成される。
【0022】
次に、ドアサッシュ10に対し、ウエザストリップ17を嵌め込む際、不要となるホルダー16を切断する。ホルダー16を切断し、残った切断端部、即ち端部16aは、重合部11の面111、及び筒状部13の面131より、ウエザストリップ17を嵌め込まれる側へ突出している(
図2(b)を参照)。この形状のままでは、ドアサッシュ10にウエザストリップ17を嵌め込めようとした際、端部16aがウエザストリップ17と干渉することになる。
【0023】
そこで、板材19cの端部16aを、
図2(b)に示した矢印Z方向へ、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側の重合部11の面111及び筒状部13の面131より、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側へ突出しない位置までプレス加工する。その際、板材19cの端部16aにより
図3に示した隙間部Sが押潰されるように、前記板材の端部をプレス加工する。プレス加工された板材19cの端部16aは、
図2(c)に示すように、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側の重合部11の面111及び筒状部13の面131より、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側へ突出せず、ウエザストリップ17と干渉することはない。尚、重合端部16aがプレス加工された分は、段差部12が変形し、吸収するため、重合部11及び筒状部13に歪み等が生じることはない。
【0024】
そして、重合部11を、ドアサッシュ10の長手方向に沿って、即ち
図1に対し垂直方向に連続的にレーザー溶接する。当該溶接箇所は、ドアサッシュ10の長手方向と直交する断面の断面重心から近い重合部11の所定箇所、例えば段差部12で溶接されると好ましい。ここで、ドアサッシュ10の長手方向と直交する断面の断面重心は、予めAuto−CAD等のCADソフトウェア等を用いることで、算出することができる。断面重心から近い箇所で溶接されることにより、溶接箇所の曲げ方向への耐性を向上させることが可能となる。
【0025】
その後、筒状部13とフランジ部14との間に図示省略するガラスチャンネルを嵌め込んで取り付ける。また、ウエザストリップ17の凹部17aをフランジ部15に突出形成された凸部15aと嵌合させると共に、取付けクリップ18を用いて、筒状部13に固定することにより、ウエザストリップ17がドアサッシュ10に固定される。
【0026】
本実施形態のドアサッシュ10及びその製造方法は、従来のドアサッシュ1で形成されていた隙間8が形成されないため、重合部11の板材19a、19b間に水が浸入しない構成となり、錆の発生を防止することができる。
【0027】
また、本実施形態のドアサッシュ10及びその製造方法は、ホルダー16を切断し、残った端部16aが、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側の重合部11の面111及び筒状部13の面131より、ウエザストリップ17が嵌め込まれる側へ突出しない位置に形成されているため、ドアサッシュ10にウエザストリップ17を嵌め込む際、端部16aがウエザストリップ17と干渉することがなく、両者の密着性を向上させることができる。また、本実施形態のドアサッシュ10及びその製造方法は、板材19cの端部16aにより段差部12を形成する板材19a、19b間に形成された、
図3に示した隙間部Sが押潰されることにより、端部16aのプレス加工された分が全て吸収されるため、ドアサッシュ10の外形状に影響を及ぼすことがなく、また段差部12に歪みを生じさせることがない。
【0028】
また、本実施形態のドアサッシュ10及びその製造方法は、ドアサッシュ10の溶接箇所の曲げ方向への耐性を向上させることが可能である。
【0029】
〔実施形態の変形例等〕
本明細書開示の発明は、各発明や実施形態の構成の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを包含する。
【符号の説明】
【0030】
10…ドアサッシュ
11…重合部
12…段差部
13…筒状部
14、15…フランジ部
15a…凸部
16…ホルダー
16a…端部
17…ウエザストリップ
17a…凹部
18…取付けクリップ
19a、19b、19c…板材
100…車両ドア
101…ドア本体
B…車両本体
W…窓ガラス