特許第6166295号(P6166295)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6166295画像データ提供システム、画像データ提供方法、および画像データ提供プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6166295
(24)【登録日】2017年6月30日
(45)【発行日】2017年7月19日
(54)【発明の名称】画像データ提供システム、画像データ提供方法、および画像データ提供プログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/222 20060101AFI20170710BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20170710BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20170710BHJP
【FI】
   H04N5/222
   G06F13/00 560A
   H04N5/225
【請求項の数】6
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2015-33014(P2015-33014)
(22)【出願日】2015年2月23日
(62)【分割の表示】特願2011-94304(P2011-94304)の分割
【原出願日】2011年4月20日
(65)【公開番号】特開2015-122802(P2015-122802A)
(43)【公開日】2015年7月2日
【審査請求日】2015年2月23日
【審判番号】不服2015-21226(P2015-21226/J1)
【審判請求日】2015年11月30日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】597047392
【氏名又は名称】辰巳電子工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124039
【弁理士】
【氏名又は名称】立花 顕治
(74)【代理人】
【識別番号】100179213
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 未知子
(74)【代理人】
【識別番号】100170542
【弁理士】
【氏名又は名称】桝田 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100156845
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 威一郎
(72)【発明者】
【氏名】辰巳 聡
(72)【発明者】
【氏名】坪内 絵美
(72)【発明者】
【氏名】塚本 雅之
【合議体】
【審判長】 篠原 功一
【審判官】 冨田 高史
【審判官】 小池 正彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−9142(JP,A)
【文献】 特開2007−249271(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N5/222-5/257
G06F13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
各地に設置されている複数の自動写真作成装置、画像データ提供装置、及び端末装置を有する画像データ提供システムであって、
前記各自動写真作成装置は、
利用者を撮影することにより撮影画像を得る撮影部と、
前記端末装置に送信するための画像であって前記撮影画像に基づいて生成された送信用の画像を、前記画像データ提供装置に送信する送信部と、を備え、
前記画像データ提供装置は、
前記複数の自動写真作成装置から送信された前記送信用の画像を受信する受信部と、
利用者毎に、前記各自動写真作成装置から送信された前記送信用の画像と、当該送信用の画像とは異なり前記各自動写真作成装置で生成された画像に基づかない画像と、をカレンダ上に表示する表示用データを生成する生成部と、
前記表示用データを前記端末装置に送信する送信部と、を備え、
前記端末装置は、
前記表示用データを受信する受信部と、
前記表示用データを表示する表示部と、を備えている、画像データ提供システム。
【請求項2】
前記生成部は、前記撮影画像に関連付けられた日時に基づいて、前記カレンダの内容を生成する請求項1に記載の画像データ提供システム。
【請求項3】
前記撮影画像に関連付けられた日時は、当該撮影画像が、前記自動写真作成装置により撮影された月及び日である、請求項2に記載の画像データ提供システム。
【請求項4】
各地に設置されている複数の自動写真作成装置において利用者を撮影することにより得られた撮影画像に基づいて生成された、端末装置への送信用の画像を、受信する画像データ提供装置であって、
前記複数の自動写真作成装置から送信された前記送信用の画像を受信する受信部と、
利用者毎に、前記各自動写真作成装置から送信された前記送信用の画像、及び当該送信用の画像とは異なり前記各自動写真作成装置で生成された画像に基づかない画像、をカレンダ上に表示する表示用データを生成する生成部と、
前記表示用データを表示する表示部を有する前記端末装置に、当該表示用データを、送信する送信部と、
を備えている、画像データ提供装置。
【請求項5】
各地に設置されている複数の自動写真作成装置、画像データ提供装置、及び端末装置を有する画像データ提供システムが実行する画像データ提供方法であって、
前記自動写真作成装置は、
利用者を撮影することにより撮影画像を得る撮影工程と、
前記端末装置に送信するための画像であって前記撮影画像に基づいて生成された送信用の画像を、前記画像データ提供装置に送信する送信工程と、
を実行し、
前記画像データ提供装置は、
前記複数の自動写真作成装置から送信された前記送信用の画像を受信する受信工程と、
利用者毎に、前記各自動写真作成装置から送信された前記送信用の画像と、当該送信用の画像とは異なり前記自動写真作成装置で生成された画像に基づかない画像とを、カレンダ上に表示する表示用データを生成する生成工程と、
前記表示用データを前記端末装置へ送信する送信工程と、
を実行し、
前記端末装置は、
前記表示用データを受信する受信工程と、
前記表示用データを表示する表示工程と、
を実行する、画像データ提供方法。
【請求項6】
各地に設置されている複数の自動写真作成装置、画像データ提供装置、及び端末装置を有する画像データ提供システムにおける前記画像データ提供装置のコンピュータが実行する画像データ提供プログラムであって、
複数の前記自動写真作成装置において撮影された撮影画像に基づいて生成され、前記端末装置に送信するための送信用の画像、を受信する受信工程と、
利用者毎に、前記各自動写真作成装置から送信された前記送信用の画像と、当該送信用の画像とは異なり前記自動写真作成装置で生成された画像に基づかない画像とを、カレンダ上に表示する表示用データを生成する生成工程と、
前記表示用データを表示する表示部を備える前記端末装置へ、当該表示用データを送信する送信工程と、
を実行する、画像データ提供プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データ提供システム、画像データ提供方法、および画像データ提供プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、利用者をカメラで撮影し、その撮影画像を写真シールや写真カード等として出力する遊戯用自動写真作成装置が知られている。このような遊戯用自動写真作成装置は、遊戯性または娯楽性が高いことから、撮影画像と合成すべき画像を、利用者の嗜好に応じて、予め用意された多種多様な背景画像および前景画像から選択したり、タッチペンを用いて利用者が自由に描いたりできるように構成されているものが多い。このような合成画像の生成動作は落書きと呼ばれる。
【0003】
また近年では、撮影され落書きされた合成画像を携帯電話端末で利用することができるように、遊戯用自動写真作成装置から携帯電話端末へ当該合成画像を直接送信するものや、サーバへ当該合成画像を一旦転送し、後から携帯電話端末でダウンロードすることができるようになっているものなどがある(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−109580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、撮影され落書きされた合成画像(または撮影画像)をサーバから携帯電話端末にダウンロードする場合、対象となる合成画像等を携帯電話端末で単にリスト表示やサムネイル表示するだけでは遊戯性が得られない。このことは、撮影された日付等でソートした後に(昇順または降順で)リスト表示したとしても変わらない。また、合成画像等を単純にリスト表示しても、合成画像の撮影および落書きに関連する記憶を想起させる作用(想起性)は十分に得られない。
【0006】
そこで、本発明は、撮影され落書きされた合成画像(または撮影画像)をサーバから端末装置にダウンロードする場合、遊戯性および想起性が十分に得られる態様で表示を行う画像データ提供装置およびその装置を備える画像データ提供システム、画像データ提供方法、および画像データ提供プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る第1の画像データ提供システムは、自動写真作成装置、画像データ提供装置、及び端末装置を有する画像データ提供システムであって、
前記自動写真生成装置は、
利用者を撮影することにより撮影画像を得る撮影部と、
前記端末装置に送信するための画像であって前記撮影画像に基づいて生成された送信用の画像を、前記画像データ提供装置に送信する送信部と、を備え、
前記画像データ提供装置は、
前記送信用の画像を受信する受信部と、
前記送信用の画像と、当該送信用の画像とは異なる画像と、をカレンダ上に表示する表示用データを生成する生成部と、
前記表示用データを前記端末装置に送信する送信部と、を備え、
前記端末装置は、
前記表示用データを受信する受信部と、
前記表示用データを表示する表示部と、を備えている。
【0008】
本発明に係る第1の画像データ提供方法は、自動写真作成装置、画像データ提供装置、及び端末装置を有する画像データ提供システムが実行する画像データ提供方法であって、
前記自動写真生成装置は、
利用者を撮影することにより撮影画像を得る撮影工程と、
前記端末装置に送信するための画像であって前記撮影画像に基づいて生成された送信用の画像を、前記画像データ提供装置に送信する送信工程と、
を実行し、
前記画像データ提供装置は、
前記送信用の画像を受信する受信工程と、
前記送信用の画像と、当該送信用の画像とは異なる画像とを、カレンダ上に表示する表示用データを生成する生成工程と、
前記表示用データを前記端末装置へ送信する送信工程と、
を実行し、
前記端末装置は、
前記表示用データを受信する受信工程と、
前記表示用データを表示する表示工程と、
を実行する。
【0009】
本発明に係る第1の画像データ提供プログラムは、自動写真作成装置、画像データ提供装置、及び端末装置を有する画像データ提供システムのコンピュータが実行する画像データ提供プログラムであって、
前記自動写真生成装置は、
利用者を撮影することにより撮影画像を得る撮影工程と、
前記端末装置に送信するための画像であって前記撮影画像に基づいて生成された送信用の画像を、前記画像データ提供装置に送信する送信工程と、
を実行し、
前記画像データ提供装置は、
前記送信用の画像を受信する受信工程と、
前記送信用の画像と、当該送信用の画像とは異なる画像とを、カレンダ上に表示する表示用データを生成する生成工程と、
前記表示用データを前記端末装置へ送信する送信工程と、
を実行し、
前記端末装置は、
前記表示用データを受信する受信工程と、
前記表示用データを表示する表示工程と、
を実行する。
【0010】
第1の発明は、1以上の端末装置と、当該1以上の端末装置へ所定の通信回線を介して画像データの送信が可能な画像データ提供装置とを備える画像データ提供システムであって、
前記画像データ提供装置は、
前記画像データおよび当該画像データに関連付けられた日付を記憶する記憶手段と、
前記1以上の端末装置のいずれか1つである対象端末装置へ、前記画像データまたは前記画像データにより示される画像を縮小した画像を示す縮小画像データを送信する送信手段と
を備え、
前記対象端末装置は、
前記画像データ提供装置から、前記画像データまたは前記縮小画像データを受け取る受信手段と、
利用者の操作入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段により受け付けられる操作入力に応じて、連続する複数の日と、当該複数の日に対応する月とを表示する表示手段と
を備え、
前記表示手段は、表示される前記連続する複数の日に、前記記憶手段により記憶される日付が含まれる場合、当該日付に関連付けられた前記画像データにより示される画像を当該日付の表示位置に対応する位置に縮小表示することを特徴とする。
【0011】
第2の発明は、1以上の端末装置へ所定の通信回線を介して画像データの送信が可能な画像データ提供装置であって、
前記画像データおよび当該画像データに関連付けられた日付を記憶する記憶手段と、
前記1以上の端末装置のいずれか1つである対象端末装置へ、前記画像データまたは前記画像データにより示される画像を縮小した画像を示す縮小画像データを送信する送信手段と、
前記対象端末装置に、連続する複数の日と、当該複数の日に対応する月とを表示させるための前記対象端末装置の利用者による指示を前記対象端末装置から受信する受信手段と、
前記対象端末装置に表示される連続する複数の日に、前記記憶手段により記憶される前記日付が含まれている場合、当該日付に関連付けられた前記画像データにより示される画像が、当該日付の表示位置に対応する位置に縮小表示されるよう前記対象端末装置を制御する信号を生成する対象端末制御手段と
を備え、
前記送信手段は、前記対象端末制御手段により生成される信号を前記対象端末装置へ送信することを特徴とする。
【0012】
第3の発明は、第2の発明において、
前記受信手段は、前記対象端末装置に表示されるべき連続する複数の日に含まれる1つ以上の日を示すデータと、当該日に関連付けられた文字または図形であって前記利用者により定められる文字または図形を示すデータとを含む日程データを受信し、
前記記憶手段は、前記受信手段により受信される前記日程データを記憶し、
前記対象端末制御手段は、前記対象端末装置において前記利用者により前記文字または前記図形が定められるよう制御する信号を生成するとともに、前記対象端末装置に表示される連続する複数の日に、前記記憶手段により記憶される前記日程データに含まれるデータにより示される日が含まれている場合、当該日程データにより示される文字または図形の全部または一部を、当該日の表示位置に対応する位置に表示されるよう前記対象端末装置を制御する信号を生成することを特徴とする。
【0013】
第4の発明は、第2または第3の発明において、
前記記憶手段は、前記画像データに関連付けられた分類のための種別を記憶し、
前記対象端末制御手段は、前記利用者により定められる種別である指定種別と、前記記憶手段により記憶される前記種別とが合致する場合、前記画像データにより示される画像が前記位置に縮小表示されるよう前記対象端末装置を制御する信号を生成することを特徴とする。
【0014】
第5の発明は、1以上の端末装置へ所定の通信回線を介して画像データの送信を可能とする画像データ提供方法であって、
前記画像データおよび当該画像データに関連付けられた日付を記憶する記憶ステップと、
前記1以上の端末装置のいずれか1つである対象端末装置へ、前記画像データまたは前記画像データにより示される画像を縮小した画像を示す縮小画像データを送信する送信ステップと、
前記対象端末装置に、連続する複数の日と、当該複数の日に対応する月とを表示させるための前記対象端末装置の利用者による指示を前記対象端末装置から受信する受信ステップと、
前記対象端末装置に表示される連続する複数の日に、前記記憶ステップにおいて記憶される前記日付が含まれている場合、当該日付に関連付けられた前記画像データにより示される画像が、当該日付の表示位置に対応する位置に縮小表示されるよう前記対象端末装置を制御する信号を生成する対象端末制御ステップと
を備え、
前記送信ステップでは、前記対象端末制御ステップにおいて生成される信号を前記対象端末装置へ送信することを特徴とする。
【0015】
第6の発明は、1以上の端末装置へ所定の通信回線を介して画像データの送信が可能な画像データ提供装置に、
前記画像データおよび当該画像データに関連付けられた日付を記憶する記憶ステップと、
前記1以上の端末装置のいずれか1つである対象端末装置へ、前記画像データまたは前記画像データにより示される画像を縮小した画像を示す縮小画像データを送信する送信ステップと、
前記対象端末装置に、連続する複数の日と、当該複数の日に対応する月とを表示させるための前記対象端末装置の利用者による指示を前記対象端末装置から受信する受信ステップと、
前記対象端末装置に表示される連続する複数の日に、前記記憶ステップにおいて記憶される前記日付が含まれている場合、当該日付に関連付けられた前記画像データにより示される画像が、当該日付の表示位置に対応する位置に縮小表示されるよう前記対象端末装置を制御する信号を生成する対象端末制御ステップと
を実行させ、
前記送信ステップでは、前記対象端末制御ステップにおいて生成される信号を前記対象端末装置へ送信することを特徴とする、プログラムである。
【0016】
第7の発明は、所定の通信回線を介して画像データおよび当該画像データに関連付けられた日付の受信が可能な画像データ提供装置に対して前記通信回線を介して接続する端末装置に、
前記画像データ提供装置から前記日付を受信する受信ステップと、
利用者の操作入力を受け付ける入力ステップと、
前記入力ステップにおいて受け付けられる操作入力に応じて、連続する複数の日と、当該複数の日に対応する月とを表示する表示ステップと
を実行させ、
前記表示ステップでは、表示される前記連続する複数の日に、前記受信ステップにおいて受信される日付が含まれる場合、当該日付に関連付けられた前記画像データにより示される画像を、当該日付の表示位置に対応する位置に縮小表示し、
前記受信ステップでは、前記画像データ提供装置から前記画像データまたは前記縮小表示される画像を示す縮小表示データを受信することを特徴とする、プログラムである。
【0017】
第8の発明は、第7の発明において、
前記入力ステップでは、前記表示ステップで表示されるべき連続する複数の日に含まれる1つ以上の日を示すデータと、当該日に関連付けられた文字または図形であって前記利用者により定められる文字または図形を示すデータとを含む日程データを生成する操作入力を受け付け、
前記表示ステップでは、前記入力ステップで生成される日程データを受け付ける操作画面を表示するとともに、表示される連続する複数の日に、前記日程データに含まれるデータにより示される日が含まれている場合、当該日程データにより示される文字または図形の全部または一部を、当該日の表示位置に対応する位置に表示することを特徴とする。
【0018】
第9の発明は、第7または第8の発明において、
前記受信ステップでは、前記画像データに関連付けられた分類のための種別を受信し、
前記表示ステップでは、前記利用者により定められる種別である指定種別と、前記受信ステップにおいて受信される前記種別とが合致する場合、前記画像データにより示される画像が前記位置に縮小表示することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載のプログラムである。
【0019】
なお上記第7から第9までの発明は、端末装置の発明として記載することも可能であるので、以下、上記第7から第9までの発明に対応する第1から第3までの装置構成を付記的に記載する。
すなわち、上記第7の発明に対応する第1の装置構成は、
所定の通信回線を介して画像データおよび当該画像データに関連付けられた日付の受信が可能な画像データ提供装置に対して前記通信回線を介して接続する端末装置であって、
前記画像データ提供装置から前記日付を受信する受信手段と、
利用者の操作入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段によって受け付けられる操作入力に応じて、連続する複数の日と、当該複数の日に対応する月とを表示する表示手段と
を実行させ、
前記表示手段は、表示される前記連続する複数の日に、前記受信手段によって受信される日付が含まれる場合、当該日付に関連付けられた前記画像データにより示される画像を、当該日付の表示位置に対応する位置に縮小表示し、
前記受信手段は、前記画像データ提供装置から前記画像データまたは前記縮小表示される画像を示す縮小表示データを受信することを特徴とする。
【0020】
また、上記第8の発明に対応する第2の装置構成は、第1の装置構成において、
前記入力手段は、前記表示手段によって表示されるべき連続する複数の日に含まれる1つ以上の日を示すデータと、当該日に関連付けられた文字または図形であって前記利用者により定められる文字または図形を示すデータとを含む日程データを生成する操作入力を受け付け、
前記表示手段は、前記入力手段によって生成される日程データを受け付ける操作画面を表示するとともに、表示される連続する複数の日に、前記日程データに含まれるデータにより示される日が含まれている場合、当該日程データにより示される文字または図形の全部または一部を、当該日の表示位置に対応する位置に表示することを特徴とする。
【0021】
さらに、上記第9の発明に対応する第3の装置構成は、第1の装置構成において、
前記受信手段は、前記画像データに関連付けられた分類のための種別を受信し、
前記表示手段は、前記利用者により定められる種別である指定種別と、前記受信手段によって受信される前記種別とが合致する場合、前記画像データにより示される画像が前記位置に縮小表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
上記第1の発明によれば、端末装置における表示手段で、連続する複数の日と、当該複数の日に対応する月とを表示するとともに、表示される複数の日に画像データ提供装置の記憶手段で記憶される日付が含まれる場合、当該日付に関連付けられた画像データにより示される画像を当該日付の表示位置に対応する位置に縮小表示するので、例えば多数の画像をリスト表示する場合とは異なる意外性を含む遊戯性と、縮小表示される画像により示される画像の内容だけでなく、当該日付と併せてその日の記憶を想起することによる当該日に関連する記憶の想起性とを利用者に十分に与えることができる。
【0023】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明における場合と同様の意外性を含む遊戯性と、当該日に関連する記憶の想起性とを利用者に十分に与えることができる。
【0024】
上記第3の発明によれば、例えば利用者のスケジュールなどの日程データにより示される文字または図形の全部または一部が、端末装置の表示手段における当該日の表示位置に対応する位置に表示されるので、特に日程の設定や確認等を目的とする文字または図形の表示を利用者が意図する場合には、利用者に意識されない縮小画像が表示されるという意外性を含む遊戯性と、当該日に関連する記憶の想起性とを利用者に十分に与えることができる。
【0025】
上記第4の発明によれば、画像と関連づけられた種別(例えば家族の画像や友達の画像などを示す種別)と、利用者により定められる指定種別とが合致する場合にのみ上記画像が縮小表示されるので、利用者の表示したい種別の画像のみを表示することができる。
【0026】
上記第5の発明によれば、装置発明である上記第2の発明と同様の効果を当該方法の発明において奏することができる。
【0027】
上記第6の発明によれば、装置発明である上記第3の発明と同様の効果を当該プログラムの発明において奏することができる。
【0028】
上記第7の発明によれば、上記第2の発明における場合と同様の意外性を含む遊戯性と、当該日に関連する記憶の想起性とを利用者に十分に与えることができる。
【0029】
上記第8の発明によれば、上記第3の発明における場合と同様の意外性を含む遊戯性と、当該日に関連する記憶の想起性とを利用者に十分に与えることができる。
【0030】
上記第9の発明によれば、上記第4の発明における場合と同様に、利用者の表示したい種別の画像のみを表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本発明の一実施形態に係る画像データ提供装置の構成を示すブロック図である。
図2】上記実施形態におけるウェブサーバの概略構成を示すブロック図である。
図3】上記実施形態におけるウェブサーバにおける全体的な処理手順を示すフローチャートである。
図4】上記実施形態における図3のステップS70におけるウェブサーバのスケジューラ処理についての詳しい処理手順を、対応する携帯電話端末における処理手順とともに示すフローチャートである。
図5】上記実施形態における携帯画面に表示されるスケジューラ処理のための初期画面例を示す図である。
図6】上記実施形態における携帯画面に表示される表示切替設定のための操作画面を示す図である。
図7】上記実施形態における携帯画面に表示されるリスト表示の初期画面例を示す図である。
図8】上記実施形態における携帯画面に表示されるスケジュール内容の詳細を設定するための操作画面を示す図である。
図9】上記実施形態における詳細なスケジュール入力を行うための操作画面を示す図である。
図10】上記実施形態における最初にメール通知設定が行われる場合の操作画面を示す図である。
図11】上記実施形態におけるメールアドレス登録確認のための操作画面を示す図である。
図12】上記実施形態における2回目以降にメール通知設定が行われる場合の操作画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
<1. 装置全体の構成および動作>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像データ提供装置の構成を示すブロック図である。この図1に示されるように、この画像データ提供装置100は、利用者により使用される遊技用の自動写真作成装置300(および各地に設置されている複数の自動写真作成装置)に備えられるカメラにより撮影され液晶タッチパネルとタッチペンなどで落書きされた合成画像を、3G方式の無線通信方式を採用した移動体通信網MNおよびインターネットを介して受け取り蓄積しまたは読み出すとともに、利用者の使用する携帯電話端末200の表示部(以下では「携帯画面」とも称する)に、上記合成画像のサムネイル画像を含む後述するスケジューラの操作画面を表示させる。このようにネットワークにより互いに接続された画像データ提供装置100、携帯電話端末200、および自動写真作成装置300により画像データ提供システムが実現されている。
【0033】
なお、以下では画像データ提供システムを、自動写真作成装置300から送信される合成画像データおよびその縮小画像であるサムネイル画像データを携帯電話端末200が受信する構成として説明する。しかしながら、合成画像データ等を受信できる端末装置であれば、これに限られない。携帯電話端末200の代わりに、例えば一般的なパーソナルコンピュータ装置などを使用することもできる。
【0034】
自動写真作成装置300は、利用者を撮影することにより得られる撮影画像に基づき、利用者の編集操作を受け付け合成画像を生成し、当該合成画像を写真として印刷するとともに、生成された合成画像データと、プレイ日時(すなわち撮影された年、月、日、および時刻)を示すデータと、当該合成画像を識別するための識別番号とを含むデータを画像データ提供装置100へ送信する。
【0035】
なお、上記識別番号は、典型的には製造時に各自動写真作成装置300に対して与えられるユニークなシリアルナンバー(例えば5桁)と、装置内で(製造後の初回の動作から)送信1回毎に順に付されるユニークな番号(例えば7桁)と、チェックサム(例えば2桁)とを含む。また、プレイ日時を示すデータは、自動写真作成装置300内の計時部を参照して典型的には合成画像データ作成時に、合成画像データ内に書き込まれる。
【0036】
図1に示すように、画像データ提供装置100は、アップロード用ルータ110と、アップロード処理サーバ111と、ロードバランサ120と、ウェブサーバ121,122と、データベースサーバ130とを備えている。なお、これらの装置は、例えばIEEE802.3に準拠するような所定のローカルネットワーク(LAN)を介して相互に接続される。なおこれらの装置の一部または全ては、専用のハードウェアであってもよいし、これらの機能を実現するためのソフトウェアがインストールされたコンピュータであってもよい。またこれらの機能のうちの複数または全てが1つのコンピュータにより実現されてもよい。
【0037】
アップロード用ルータ110は、前述のように自動写真作成装置300からインターネットを介して送られてくる、すなわち自動写真作成装置300からアップロードされる合成画像を構成する画像データ(およびその画像データを他のデータと区別するための前述した識別番号)を受信するためのアップロード回線ULと接続されており、これらのデータのアドレス変換などを行った後、アップロード処理サーバ111へ転送する。アップロード処理サーバ111は、受け取った合成画像を構成する画像データをその識別番号と関連付けて、データベースサーバ130に与える。データベースサーバ130は、アップロード処理サーバ111から受け取った合成画像を構成する画像データをその識別番号と関連付けて蓄積する。
【0038】
ロードバランサ120は、利用者の携帯電話端末200と通信を行うためのダウンロード回線DLと接続されており、アップロード用ルータ110と同様のルータ機能を有するとともに、多数の利用者へ比較的大きな画像データを転送する負荷により処理速度が低下しないよう、ウェブサーバ121,122に対して処理を適宜に分散して割り当てる機能を有している。
【0039】
ウェブサーバ121,122は、ロードバランサ120から割り当てられた利用者からの処理要求に応じて、合成画像を構成する画像データをダウンロードさせるための後述するスケジューラ画面を利用者の携帯電話端末200に表示させ、さらに利用者によるダウンロードの要求に応じて合成画像を構成する画像データを送信する。なお、これらのウェブサーバ121,122は、3つ以上であってもよいし、1つであってロードバランサ120が(ルータ機能を除き)省略されてもよい。
【0040】
さらに具体的に説明すると、携帯電話端末200からの上記処理要求は、画像データ提供装置100に対応するURLにアクセスする形で行われる。例えばこのURLは、画像データ提供装置100に対応するURL部分と、ダウンロードしたい合成画像を構成する画像データに対応するURL部分とを含むものであって、例えば、"http://decopika.jp/〜/select.aspx?did=012345678901" というように表記される。この表記例では、数字の部分がダウンロードしたい合成画像を構成する画像データに対応するURL部分であり、合成画像を構成する画像データに関連付けられたユニークな識別番号である。この画像データ提供装置100に対応するURL部分は予め定まっており、上記識別番号は自動写真作成装置300によって付されるので、自動写真作成装置300はこのURLを容易に作成し携帯電話端末200へ送信することができる。なお、上記識別番号に代えて、ファイル名やフォルダ名など他の画像データと区別することができる識別データが使用される構成であってもよい。次に、図2を参照してウェブサーバ121の構成について説明する。
【0041】
図2は、ウェブサーバ121の概略構成を示すブロック図である。この図2に示されるように、このウェブサーバ121は、各種演算を行い各種機能を実現するCPU(制御部)304と、この各種機能を実現するためにCPU304により実行されるプログラムが展開されるRAM305と、CPU304により実行される後述するプログラムや画像データなどの各種情報が記憶されるハードディスクドライブ(HDD)306と、LANを介して他のサーバとデータの送受信を行うネットワークインタフェース(ネットワークI/F)307と、液晶パネルやCRT等からなる表示装置301と、キーボードおよびマウス等からなる入力装置302と、DVD駆動装置303とを備えている。なお、図2に示されるウェブサーバ121の構成は一般的なコンピュータの構成と同一であり、その他のウェブサーバ122およびデータベースサーバ130と同一であるので詳しい説明は省略する。
【0042】
なお、図2に示されるこれらの構成要素の機能は、典型的にはRAM305に展開された所定のプログラムをCPU304が実行することにより実現される。ここで、上記プログラムは、例えば、そのプログラムを記録した記録媒体であるDVD−ROMによって提供される。すなわち、上記プログラムの記録媒体としてのDVD−ROMが補助記憶装置
として内蔵されたDVD−ROM駆動装置303に装着され、そのDVD−ROMから上記プログラムが読み出されてHDD306(もしくはその他の記憶装置)に記憶(典型的にはインストール)される。また、上記プログラムは、DVD−ROM以外の記録媒体や通信回線を介して提供されてもよい。そして、例えばウェブサーバ121の起動のための所定操作がなされると、HDD306にインストールされた所定プログラムは、上記RAM305に転送されてそこに展開され(一時的に格納され)、CPU304によって実行される。これにより、ウェブサーバ121,122およびデータベースサーバ130の制御処理が実現される。次に、図3を参照して、ウェブサーバ121,122の全体的な動作について詳しく説明する。
【0043】
<2.ウェブサーバの全体的な動作>
図3は、ウェブサーバにおける全体的な処理手順を示すフローチャートである。なお以下ではウェブサーバ121の動作を例にして説明する。図3に示されるステップS10において、ウェブサーバ121は、携帯電話端末200からパスワードを受け付けることにより、所定のアクセス認証を行う。
【0044】
さらに具体的に説明すると、携帯電話端末200によりウェブサーバ121に以下の動作を行う指示を与えるためには、まず当該携帯電話端末200がウェブサーバ121にアクセスする許可を受けたものであることが確認(認証)されることが必要となる。その前提として、図3に示す処理の前に、当該携帯電話端末200がウェブサーバ121にアクセスする許可を受ける登録手続(以下「利用登録」という)がなされていなければならない。以下に詳しく説明する画像データ提供装置100における合成画像(撮影画像)の蓄積および読み出しや、スケジュール作成などのサービスはここでは有料となっており、利用者がこれらのサービスを受けるためには最初に上記利用登録を行う必要がある。
【0045】
これらの利用登録の手法については周知であるため詳しい説明は省略するが、例えば利用者が利用登録を行う場合、画像データ提供装置100は、利用登録が行われる携帯電話端末200に定められている固有の個体識別情報を取得し、これに関連付けて一意に定められる認証用IDを生成し、利用者により設定され入力されるパスワードとともにこれらの情報を記憶する。
【0046】
上記利用登録の後、利用登録を行った利用者が画像データ提供装置100に対応するURLにアクセスすると、画像データ提供装置100は、当該携帯電話端末200の個体識別情報を(自動的に)取得し、当該個体識別情報に対応する(利用登録時に記憶された)認証用IDを所定の操作画面において表示し、パスワードの入力を受け付ける。画像データ提供装置100は、受け付けられたパスワードが記憶されたパスワードと一致するか否かを判定し、一致していればアクセスを許可するというアクセス認証を行う。なお、このようなアクセス認証の手法は例示であって、周知の他の手法が使用されてもよく、例えば、パスワードが使用されることなく、当該携帯電話端末200の個体識別情報が利用登録された個体識別情報と一致すれば直ちにアクセスを許可するアクセス認証が行われてもよい。
【0047】
また、上記操作画面は、携帯電話端末200に内蔵されるインターネット用ブラウザなどのアプリケーションにより表示されるものであって、以下に説明する他の操作画面においても同様であるが、専用のアプリケーションソフトウェアが使用されてもよい。また、ウェブサーバ121において実現される後述する各種関連機能の一部がこの携帯電話端末200にインストールされた専用のアプリケーションソフトウェアにより実現される構成であってもよい。
【0048】
次にステップS20において、ウェブサーバ121は、携帯電話端末200にメニュー画面を表示する。このメニュー画面では、後述する画像の表示設定機能と、スケジューラ機能と、終了を選択する機能とを選択可能なように示すメニューが表示される。なお、実際にはウェブサーバ121は、保存された多数の画像を閲覧するためのアルバム機能や、撮影画像に合成可能なフォトフレームを提供するフレーム提供機能などの機能を有しており、これらの機能を選択するためのメニューも表示されるが、ここでの説明は省略する。
【0049】
続いてステップS30において、ウェブサーバ121は、ステップS20において表示されるメニューから任意の1つを選択する利用者による携帯電話端末200への選択指示を受け付ける。
【0050】
ステップS40において、ウェブサーバ121は、(ステップS30において)受け付けられた選択指示が表示設定機能を選択するものであるか否かを判定する。この判定の結果、表示設定機能を選択するものである場合(ステップS40においてYesの場合)、ステップS50の表示設定処理が実行された後、処理はステップS20に戻り再度メニュー画面が携帯電話端末200に表示される。また、判定の結果、表示設定機能を選択しないものである場合(ステップS40においてNoの場合)、処理はステップS60に進む。
【0051】
ここでステップS50における表示設定処理について説明する。前述したように、ウェブサーバ121は、保存された多数の画像を閲覧させるためのアルバム機能等を有しているが、後述するスケジューラ機能においても保存された多数の画像の一部を閲覧させるための機能(以下この機能を「myプリ手帳機能」という)を有している。これらの機能を使用した画像の閲覧では、例えばプレイ日時や付された表題名を基準として昇順または降順にリスト表示(またはサムネイル表示)が行われる。また、画像には友達や家族といった予め定められたカテゴリーが付されており、特定のカテゴリーが付された画像のみをリスト表示またはサムネイル表示させることもできる。そこで、上記表示設定処理(ステップS50)では、上記リスト表示等に使用される基準(日時や表題名など)や、昇順か降順か、特定のカテゴリーが付された画像のみを表示させる場合にはそのカテゴリー名などを利用者に設定させるための図示されない操作画面を携帯電話端末200に表示させ、上記設定のための操作入力を受け付けさせる。受け付けられた設定情報は、携帯電話端末200から画像データ提供装置100へ送信され、画像データ提供装置100において当該携帯電話端末200の個体識別情報(または対応するユニークな識別情報)と関連付けられて記憶される。
【0052】
次にステップS60において、ウェブサーバ121は、(ステップS30において)受け付けられた選択指示がスケジューラ機能を選択するものであるか否かを判定する。この判定の結果、スケジューラ機能を選択するものである場合(ステップS60においてYesの場合)、ステップS70のスケジューラ処理が実行された後、処理はステップS20に戻り再度メニュー画面が携帯電話端末200に表示される。また、上記判定の結果、スケジューラ機能を選択しないものである場合(ステップS60においてNoの場合)、処理はステップS80に進む。
【0053】
ステップS80において、ウェブサーバ121は、(ステップS30において)受け付けられた選択指示が処理の終了を選択するものであるか否かを判定する。この判定の結果、処理の終了を選択するものである場合(ステップS80においてYesの場合)、処理は終了し、アクセスの認証状態が解除される。その後、例えばウェブサーバ121により(アクセス制限なく無料で)提供される所定のホームページが表示される。また、判定の結果、終了を選択するものではない場合(ステップS80においてNoの場合)、処理はステップS30における選択指示を受け付ける処理に戻り、処理の終了が選択されるまで上記処理が繰り返される(S80→S30→S40→…S80)。次に、ウェブサーバ121におけるスケジューラ処理の内容について、図4を参照して詳しく説明する。
【0054】
<3.ウェブサーバのスケジューラ処理動作>
図4は、図3のステップS70におけるウェブサーバのスケジューラ処理についての詳しい処理手順と、対応する携帯電話端末200における処理手順とともに示すフローチャートである。なお、図では、データの送受信関係が明確に示されるように、携帯電話端末200およびウェブサーバ121におけるそれぞれ処理手順が並列的に記載されており、処理要求を含む(主たる)データの送信方向には点線の矢印が付されている。
【0055】
この図4に示されるステップS710において、ウェブサーバ121は、スケジューラ処理のための初期画面を生成し、携帯電話端末200へ送る。携帯電話端末200では、この初期画面を受け取り、操作画面上に表示する(ステップS610)。
【0056】
図5は、携帯画面に表示されるスケジューラ処理のための初期画面例を示す図である。図5には、スケジューラ機能を提供するためのカレンダ領域810と、スケジュール詳細領域815と、データベースサーバ130に記憶される複数の合成画像の一部を表示するmyプリ手帳表示領域820と、利用者により選択可能に表示される文字列である表示切替領域811とを含む初期画面である操作画面801が示されている。
【0057】
この操作画面801の表示内容を詳しく説明すると、カレンダ領域810には、現在の月(ここでは3月であるものとする)と、当該月に含まれる連続する複数の日が(典型的な月表示でのカレンダ形式である)表形式で示されている。なお、この表示態様は、一例であって、月表示以外のカレンダ形式や、その他の月および連続する複数の日を表示する態様であれば、周知のどのような態様であってもよい。なお、連続する複数の日は平日のみであってもよい。またリスト表示形式については後述する。
【0058】
また、このカレンダ領域810に含まれる利用者によって指定された日(ここでは3月8日)を示す長方形形状の欄の外枠部分には強調枠813が付されている。なお、携帯電話端末200において、文字列や或る画像部分を選択可能に表示する構成や、その選択操作の方法などについては周知であるので詳しい説明を省略するが、例えば上記強調枠813はカーソルとして携帯電話端末200に備えられる十字キーなどで上下左右に移動させることができ、このように移動させることによって特定の日が指定される。なお、その後、当該日に決定する操作(決定ボタンの押下や当該強調枠813近傍のダブルクリックなどの操作)を行うとスケジュールの詳細な内容を設定することができる。詳しくは後述する。
【0059】
ここで、上記カレンダ領域810に含まれる3月8日の欄には、その日付を示す「8」という文字の他に、ケーキの絵およびワインの絵の形状を有する2つのアイコン画像814が含まれている。この2つのアイコン画像814は、スケジュール詳細領域815にも含まれており、スケジュールの内容を端的に表す機能を有している。
【0060】
すなわち、スケジュール詳細領域815には、「3月8日(火)」というスケジュール内容に対応する月、日、および曜日を示す文字列とともに、ケーキの絵のアイコン画像814に続いて「メイちゃん誕生日」という文字列と、ワインの絵のアイコン画像814に続いて「18時〜 飲み会」という文字列とが示されており、その文字列が示す内容の2つのスケジュールを示す日程が設定されていることが分かる。このスケジュール詳細領域815は、強調枠813が付された日(すなわち利用者が選択した日)のスケジュール内容が詳しく示されており、この内容は後述するように利用者により設定可能であるが、カレンダ領域810に含まれる複数の日にそれぞれスケジュールが設定されている場合には全ての詳細内容を操作画面801内に表示することはできない。そこで、カレンダ領域810に含まれている全ての日に設定されている全てまたはその一部のスケジュール内容を示すアイコン画像814により表示し、そのうちの利用者が選択した日の詳細なスケジュール内容がスケジュール詳細領域815に表示される。なお、このスケジュール詳細領域815の表示領域に記載しきれないスケジュール内容は、例えばスクロール可能なように表示され、またカレンダ領域810内の日を示す欄に記載しきれないアイコン画像814がある場合には、他に表示されていない画像が存在することを示す画像や文字(例えば「…」などの記号)が表示される。
【0061】
またmyプリ手帳表示領域820には、自動写真作成装置300で撮影されデータベースサーバ130に保存されている画像のうちのここでは2つがサムネイル表示されている。この2つのサムネイル画像は、前述した表示設定処理(S50)において設定されたmyプリ手帳機能に関する設定情報(表示に使用される基準(日時や表題名など)、表示順、またはカテゴリー名など)に基づき、選択される2つの合成画像を縮小表示したものであって、例えば「家族」のカテゴリーが付された最新の2つである。この表示形式は従来と同様であって、このようなサムネイル表示によって、十分な遊戯性および想起性が得られるわけではない。なぜならこのような表示に意外性は少なく(または一切無く)、かつ画像に関連する情報が存在しないので(または当該画像に付された表題が存在するとしても)、合成画像の撮影および落書きに関連する記憶は、その画像の内容から想起される範囲にとどまるものである。
【0062】
そこで、本実施形態では、前述したように表示されるべき合成画像に関連付けられた日時(ここでは特に撮影された月および日、また他の利用者から譲り受けた月および日であってもよい)をデータベースサーバ130に記憶し、カレンダ領域810内に当該日に対応する合成画像のサムネイル画像を当該日の欄内に表示する。
【0063】
具体的には、図4に示すステップS710において、ウェブサーバ121は、現在の月(ここでは3月)のカレンダに相当する形式のカレンダ領域810を作成するとともに、データベースサーバ130に記憶される画像に関連付けられた日付のうち上記月に含まれる日付に関連付けられた合成画像を読み出して当該画像の縮小画像データを作成し、作成されたカレンダ領域810の対応する日付の欄内に上記縮小画像(詳しくは後述するサムネイル画像812)を配置する。また、携帯電話端末200の後述する操作画面において設定されデータベースサーバ130に記憶されるスケジュール内容の日付のうち上記月に含まれる日付のスケジュール内容に含まれるアイコン画像を、作成されたカレンダ領域810の対応する日付の欄内に配置する。このように作成されたカレンダ領域810の内容を含む操作画面801は、例えばHTML(HyperText Markup Language)などの制御言語をウェブサーバ121で作成して携帯電話端末200へ送信し、携帯電話端末200におけるブラウザソフトウェアまたはその他のアプリケーションプログラムによって解釈され実行されることにより利用者に提示される。
【0064】
なお、このような表示制御方法は一例であって、周知の制御手法によって操作画面801が携帯電話端末200の表示部(携帯画面)に表示されればよく、例えば上記合成画像データがウェブサーバ121から携帯電話端末200へ送信され、上記縮小データは携帯電話端末200において生成される構成であってもよい。また、スケジュール内容を示すデータの全部または一部は、携帯電話端末200に記憶されていてもよい。さらに、データベースサーバ130に記憶される合成画像データの一部または上記縮小画像データの一部は、事前にウェブサーバ121から携帯電話端末200へ送信されていてもよい。さらにまた、カレンダ領域810の対応する日付の欄内に上記縮小画像を配置するため、当該日付のデータではなく、例えば上記縮小画像のカレンダ領域810における表示位置を示す情報または携帯画面内における表示座標を示す情報がウェブサーバ121から携帯電話端末200へ送信され、これらの情報に基づき携帯電話端末200において上記縮小画像が配置され表示される構成であってもよい。
【0065】
このようにして生成され表示される図5に示す操作画面801のカレンダ領域810には、上記強調枠813およびアイコン画像814の他に、合成画像が作成された日付(プレイ日時)に相当する3月5日の欄内に合成画像を縮小したサムネイル画像812が含まれている。このサムネイル画像812は、前述したように、データベースサーバ130に画像と関連付けられ記憶されている日に応じて、利用者の指示に基づくことなく、ウェブサーバ121において自動的に付加される。したがって、利用者がスケジュールを確認しようとして操作画面801を携帯電話端末200の携帯画面に表示させると、その操作画面801内に以前に撮影し落書きを行った合成画像の縮小画像(サムネイル画像812)が表示される。そのため、この表示には意外性があり、多数の画像をリスト表示させる場合とは異なる遊戯性を十分に得ることができる。また、日付に関連して上記縮小画像が表示されるので、利用者は縮小画像により示される合成画像の内容だけでなく、当該日付と併せてその日の記憶を想起することになり、高い想起性が得られる。
【0066】
ここで、このサムネイル画像812またはこれを含む日付欄は、利用者により選択可能(例えばダブルクリック可能)に表示されており、利用者によって選択されると、携帯電話端末200は、ウェブサーバ121に対して選択されたサムネイル画像に対応する合成画像のダウンロード要求を行い、ウェブサーバ121は要求された合成画像データをデータベースサーバ130から読み出して、携帯電話端末200に送信し当該携帯画面に表示させる。
【0067】
また、この操作画面801における表示切替領域811が利用者により選択されると、表示切替操作画面が表示され、カレンダ表示をリスト表示に切り替えることができる。また、決定ボタンの押下や当該強調枠813のダブルクリックなどの操作が行われると、スケジュールの詳細な設定を行う設定操作画面等が表示され、メール通知設定を含む各種のスケジュール設定を行うことができる。このような各種機能の実行のための操作入力は携帯電話端末200において受け付けられ、ウェブサーバ121に送信された後、ウェブサーバ121で実行され、携帯電話端末200において操作画面として表示される。
【0068】
すなわち図4に示されるステップS612において、携帯電話端末200で上記のような操作入力をコマンドとして受け付け、ステップS614においてコマンドの入力がないと判定される場合(ステップS614においてNoの場合)には、入力があるまで処理が繰り返され(S614→S612→S614)、入力があると判定される場合(ステップS614においてYesの場合)には、ステップS620において携帯電話端末200から入力されたコマンド実行を要求するコマンド要求がウェブサーバ121へ送られる。
【0069】
ウェブサーバ121は、ステップS720において携帯電話端末200から上記コマンド要求を受け付ける。ステップS730において、受け付けられたコマンドに対応する処理を実行し、対応する操作画面を携帯電話端末200に表示させるための制御言語を携帯電話端末200へ送信する。
【0070】
携帯電話端末200は、ステップS630において、送信されてきた制御言語を解釈し対応する操作画面を携帯画面において表示する。このような構成および動作については簡単に前述したとおりである。また、表示される各種コマンドに対応した操作画面については、詳しく後述する。
【0071】
その後、携帯電話端末200は、ステップS635において、利用者により入力され受け付けられたコマンドが終了指示か否かが判定され、終了指示でない場合(ステップS635においてNoの場合)には、終了指示があるまで処理が繰り返され(S635→S612→…→S635)、終了指示である場合(ステップS635においてYesの場合)には、ステップS640において携帯電話端末200からウェブサーバ121へ終了指示が送信される。この終了指示には、スケジュールの設定内容等を保存するか破棄するかを示す利用者の指示も含まれる。また、終了指示には、サムネイル画像812を示す縮小画像データやmyプリ手帳表示領域820に表示される画像を示す縮小画像データをデータベースサーバ130に一時的に記憶するかなどの設定情報も含まれる。
【0072】
ステップS740において、ウェブサーバ121は携帯電話端末200から送られてきた終了指示を受け付け、ステップS750において、ウェブサーバ121は終了指示に含まれる内容に応じて、スケジュールの設定内容や上記設定情報に応じて各種データをデータベースサーバ130に保存させる。次に、上記コマンド内容に応じて表示される各種の操作画面について詳しく説明する。
【0073】
<4.携帯電話端末200に表示される各種操作画面>
図6は、携帯電話端末に表示される表示切替設定のための操作画面を示す図である。図6には、「スケジュールの表示方法」という表題の操作画面802が示されており、この画面には、択一的に選択可能なチェックボックス821を含む「月表示」および「リスト表示」という項目と、「日曜日始まり」および「月曜日始まり」という項目と、利用者が全ての選択を終了した時に押下可能なOKボタン822とが表示されている。
【0074】
なお、この図6に示す操作画面802は、図5に示す操作画面801に含まれる表示切替領域811を選択した時に表示される画面であって、図5に示されるカレンダ領域810は、図6に示す操作画面802において選択されている「日曜日始まり」の形式で表示されている。
【0075】
ここで利用者によって、操作画面802に示されている「リスト表示」という文字に対応するチェックボックスを選択すると、後述するように無関係な「日曜日始まり」および「月曜日始まり」という項目は選択不能になる。その後、利用者がOKボタン822を選択すると、図5に示すカレンダ形式の表示態様が切り替えられ、図7に示すリスト表示が行われる。
【0076】
図7は、携帯画面に表示されるリスト表示の初期画面例を示す図である。このリスト表示における操作画面803は、図5に示すカレンダ形式の操作画面801と同様に月(ここでは3月)の表示と、表示切替領域831と、サムネイル画像832と、強調枠833とが含まれているが、表示される日は7つしか無く、カレンダ形式の場合のように、当該月に含まれる全ての日が表示されるわけではない。しかし、日付欄がカレンダ形式の場合よりも相当に大きくなるため、多くのスケジュール(を示すアイコン画像)やサムネイル画像832を典型的には大きく表示することができる。そのため、利用者の嗜好に応じて切り替えて表示することができるようになっている。なお、強調枠833を最も下の日付欄の下端に移動させると、次の日の欄が当該下端部分に表示されるとともに上端の日(ここでは3月1日)の欄が非表示となるよう、典型的には複数の連続する日がスクロール表示される。また、表示切替領域831が選択されると、図6に示される操作画面802が表示され、表示態様を変更することができる。次に、図8を参照して、スケジュール内容の詳細を設定するための操作画面について説明する。
【0077】
図8は、携帯画面に表示されるスケジュール内容の詳細を設定するための操作画面を示す図である。図8に示される操作画面804は、図5に示すカレンダ形式の操作画面801における強調枠813が付された日(ここでは3月8日)の欄におけるスケジュール内容を詳細に設定するためのものであって、当該日付を示す「3月8日(火曜)」という文字列と、利用者により選択可能に表示される文字列である予定追加領域841と、スケジュールの詳細な内容を示す文字列および対応するアイコン画像と、後述するメール通知設定がなされている場合に表示されるメール通知アイコン842と、図5に示すmyプリ手帳表示領域820に表示されるべき縮小画像とが表示されている。なお、myプリ手帳表示領域820には表示されている縮小画像が撮影された日時を示す文字が表示されているが、これに代えて縮小画像に対応する合成画像に対して利用者によって付された表題等が表示されてもよい。ここで、具体的なスケジュール内容を設定する場合、利用者は、予定追加領域841を選択(押下)し、図9に示すような詳細な入力を行うための操作画面805を携帯画面に表示させる。なお、図8に示す操作画面804において表示されているスケジュールを削除する場合には、当該スケジュールの表示部分を選択して、図示されない削除ボタンを押下するなどの操作入力が行われる。
【0078】
図9は、詳細なスケジュール入力を行うための操作画面805を示す図である。図9に示される操作画面805は、指定された日(ここでは3月8日)のスケジュール内容を入力するためのものであって、スケジュール予定の内容を示す文字を入力するためのダイアログボックス851と、当該予定に対応するアイコン画像を選択するための選択ボタン852と、予定の開始時間および終了時間を設定するための時刻設定領域853と、メール通知設定を行う場合に押下される設定ボタン854と、利用者が全ての選択を終了した時に押下可能なOKボタン855とが表示されている。なお、図9に示すように、開始時間および終了時間として0時0分を示す「00:00」が時刻設定領域853に設定される場合には終日予定として取り扱われる。
【0079】
ここで、選択ボタン852が押下されると、図示されないアイコン画像選択ウィンドウ画面が表示され、選択可能な複数のアイコン画像が表示される。その後利用者によって、予定の内容に応じたアイコン画像が選択されると、選択ボタン852の左側に当該アイコン画像が表示される(図9においては不図示)。また、設定ボタン854が押下されると、図10に示されるメール通知設定のための操作画面806(または図12に示される操作画面808)が表示される。ここでは、最初のメール通知設定が行われるものとして、図10を参照して操作画面806について先に説明する。
【0080】
図10は、最初にメール通知設定が行われる場合の操作画面を示す図である。図10に示される操作画面806には、メール通知のための3つのパターンがチェックボックスや時刻設定ボックス、および説明のための文字列によって選択可能に示されている。ここで示されている第1のメール通知パターンは、予定日の開始時間にメール通知を送るものであり、第2のメール通知パターンは、予定日の利用者により設定された指定時間にメール通知を送るものであり、第3のメール通知パターンは、予定日の利用者により設定された日数前の日の、利用者により設定された指定時間にメール通知を送るものである。
【0081】
また、操作画面806には、メールアドレス登録のための空メールで設定するための設定ボタン861が示されており、利用者によってこの設定ボタン861が押下されると、携帯電話端末200はウェブサーバ121に対して空メールを送信する。この空メールは、メールとしての通信文が記載されていないメールであるが、携帯電話端末200における固有の識別番号(個体識別番号または製造番号)がメール送信者の項目に記載される。ウェブサーバ121は、受け取った空メールに記載されている識別番号から携帯電話端末200を特定し、当該識別番号を有する携帯電話端末200において設定されるスケジュールについてメール通知を行う場合には、空メールに記載されているメールアドレスへメール通知を行えばよいことを判別することができる。ウェブサーバ121は、こうして携帯電話端末200から空メールを受け取ると、当該空メールに記載されている識別番号とメールアドレスとをデータベースサーバ130に記憶させ、携帯電話端末200にメールアドレス登録確認のための図11に示す操作画面807を表示する。
【0082】
図11は、メールアドレス登録確認のための操作画面を示す図である。図11に示すメールアドレスは、携帯電話端末200におけるメールアドレスであって、上記空メールから取得されたものである。利用者はこの操作画面807に示されるOKボタン875を押下することにより、この操作画面807を終了させ、図9に示す操作画面805に戻ることができる。次に、2回目以降のメール通知設定が行われる場合について、図12を参照して操作画面808について説明する。
【0083】
図12は、2回目以降にメール通知設定が行われる場合の操作画面を示す図である。図12に示される操作画面808には、図10に示される操作画面806と同一のメール通知のための3つのパターンがチェックボックスや時刻設定ボックス、および説明のための文字列によって選択可能に示されている。
【0084】
また、操作画面808には、初回に設定された携帯電話端末200のメールアドレスと、そのメールアドレスで正しいことを確認するためのOKボタンと、操作画面806に示されるメールアドレス登録のための空メールで設定するための設定ボタン861と同一の機能を有する再設定ボタン886とが示されている。ここで、一度設定されたメールアドレスは変更しない限り、同一であるから利用者は空メールを送信して確認する手間を省くことができる。もっとも、メールアドレスを変更することができる以上、変更した場合に再設定するために再設定ボタン886が設けられている。なお利用者はOKボタン885を押下することにより、この操作画面808を終了させ、図9に示す操作画面805に戻ることができる。
【0085】
<5.効果>
以上のように、本実施形態における画像データ提供装置100は、自動写真作成装置300において撮影され落書きされた合成画像(または撮影画像)を自動写真作成装置300から受け取って記憶する。その後、携帯電話端末200がダウンロードする場合、スケジューラ機能を実現するための操作画面801に含まれるカレンダ領域810の日のうちの当該合成画像に関連する(典型的にはプレイ日時などの)日の欄に、当該合成画像のサムネイル画像812を表示させる。このことにより、画像データ提供装置100は、(特にスケジューラ機能の実行のみを利用者が意図する場合には)利用者に意識されない縮小画像が表示されるという意外性を含む遊戯性と、当該日に関連する記憶の想起性とを利用者に十分に与えることができる。
【0086】
<6.変形例>
上記実施形態では、図5に示すサムネイル画像812は、データベースサーバ130に記憶されている合成画像からウェブサーバ121によって作成され、携帯電話端末200に送信されるものとして説明したが、画像データ提供装置100が、このような縮小画像データを送信することなく、合成画像を送信する構成であってもよい。この構成では、データ送信量が大きくなるため、送信時間が掛かり、また画像縮小処理を携帯電話端末200において行うため、処理時間が掛かり、さらに携帯電話端末200に一時的に保存する必要があるため携帯電話端末200の記憶容量を圧迫する。しかし、利用者が当該合成画像を見ようとしてサムネイル画像812をダブルクリックするなどして選択する場合には、当該ダブルクリックを機にデータベースサーバ130から合成画像をダウンロードしてくる必要がないので、当該合成画像を瞬時に表示することができる点で好適である。また、ウェブサーバ121における画像縮小処理の負荷を軽減することもできる。
【0087】
また上記実施形態では、ウェブサーバ121においてカレンダ領域810を含む操作画面801などの各種操作画面を表示するための制御言語を作成し携帯電話端末200に送信し、携帯電話端末200ではこれらの制御言語を解釈し表示するためのウェブブラウザなどの表示用アプリケーションを使用することにより上記各種操作画面を携帯画面に表示する構成であるが、これらの操作画面を携帯電話端末200にインストールされた専用のアプリケーションプログラムにより表示する構成であってもよい。すなわち、図4に示されるサーバ側の各処理(S710〜S740)に代えて、上記専用アプリケーションプログラムによって合成画像データまたは当該画像の縮小画像データの送信を求める携帯電話端末200からの要求をウェブサーバ121が受け付け、当該要求に応じてデータベースサーバ130から対応する画像を取得し(必要に応じて画像縮小処理を行って)当該画像データを携帯電話端末200に送信する。携帯電話端末200は当該画像データを受け取って、専用のアプリケーションプログラムによって表示されるカレンダ領域810に含まれる関連する日の欄内に上記合成画像を縮小表示する。また、その他の操作画面の表示処理を携帯電話端末200における上記専用アプリケーションプログラムによって全て行ってもよいし、その一部を行い、残りの処理をウェブサーバ121において行う構成であってもよい。ここで、上記の携帯電話端末200において実行される専用アプリケーションプログラム(または同様の機能を実現する様々な周知の形式のプログラム)は、典型的にはインターネットを介してウェブサーバ121またはその他のサーバ装置からダウンロードされ、携帯電話端末200に備えられる半導体メモリ等に記憶されるが、その他の通信回線や、挿抜可能な半導体メモリなどの周知の媒体を介して携帯電話端末200内に記憶される構成であってもよい。
【0088】
上記実施形態では、myプリ手帳表示領域820において表示されるサムネイル画像が前述した表示設定処理(S50)において設定されたmyプリ手帳機能に関する設定情報(例えばカテゴリー名など)に基づき選択されて表示される構成であるが、このような設定情報により定められるカテゴリによって、カレンダ領域810の(合成画像に関連付けられた)日の欄に表示されるべき合成画像のサムネイル画像812を選択して表示する構成であってもよい。すなわち、前述したように各画像には友達や家族といった予め定められたカテゴリー(種別)が付されているので、myプリ手帳機能に関する設定情報により指定される種別(以下、「指定種別」という)が、表示しようとするサムネイル画像812に付された種別と合致する場合にのみ、当該サムネイル画像812を表示し、合致しない場合には表示しない構成とすることができる。そうすれば、利用者によって表示したい種別に属する合成画像のサムネイル画像812のみを表示することができる。なお、上記指定種別は設定情報以外の情報に基づき定められてもよく、例えば携帯電話端末200においてスケジューラ機能またはその他の機能が実行されているときに、利用者による操作入力によって定められてもよい。
【0089】
上記実施形態では、操作画面801に含まれるカレンダ領域810には、サムネイル画像812およびスケジュールの内容を示すアイコン画像814のみが含まれるものとして説明したが、自分または友人等の誕生日やクリスマス、バレンタイン等のイベント日が表示される構成であってもよい。また、典型的にはユーザの表示許可設定を条件として、新機種発表やバージョンアップ、ロケテスト、各種イベントなどの日程を自動的に表示する構成であってもよい。さらに各種占いや、利用者の設定により自動的に計算される生理予測日が表示される構成であってもよい。さらにまた、これらのイベント日や各種日程を選択すると、例えば利用者にcHTML形式のメールであるデコメール(登録商標)において使用可能なスペシャルデコメと呼ばれる所定の画像がダウンロード可能となるURLがリンクとして表示され、または自動的にアクセスされる構成であってもよい。なおこのスペシャルデコメ画像は、典型的にはウェブサーバ121やデータベースサーバ130またはその他のサーバに用意されており、利用者はこの画像をダウンロードして携帯電話端末200でのメール作成などに利用することができる。
【0090】
上記実施形態では、サムネイル画像812の縮小前の画像である合成画像は、自動写真作成装置300において作成され自動写真作成装置300から画像データ提供装置100に送信される構成であるが、当該合成画像(または撮影画像)は、携帯電話端末200またはその他の携帯電話端末において撮影され画像データ提供装置100に送信される構成であってもよいし、携帯電話端末以外の各種コンピュータ装置に保存される合成画像データが画像データ提供装置100に送信される構成であってもよい。
【符号の説明】
【0091】
100…画像データ提供装置
110…ロードバランサ
121〜123…ウェブサーバ
130…データベースサーバ
200…携帯電話端末
300…自動写真作成装置
812…サムネイル画像
MN…移動体通信網
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