【文献】
小林 秀雄,社内SNSで企業力アップ,テレコミュニケーション,日本,株式会社リックテレコム,2010年 4月25日,第27巻 第5号,pp.36-41
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
ソーシャルネットワークの着目する構成員であるユーザが使用するユーザ端末と前記ユーザ以外の構成員である1人以上のメンバが使用するメンバ端末とに前記ソーシャルネットワークの表示画面を表示するソーシャルネットワークシステムを制御するサーバであって、
前記ソーシャルネットワークの構成員の任意の部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバを識別する部分集合情報と、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報と、
前記ユーザが入力したメモを示すメモ情報と、
前記メンバから前記ユーザへのタスクの依頼を示す第1タスク依頼情報と、
前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージのうち前記ユーザが選択したメッセージを示す選択情報と、を取得し、
前記ユーザが入力したメッセージを示すメッセージ情報を、前記部分集合に属するすべての前記メンバの前記メンバ端末に送信する、データ更新手段と、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報を表示する第1表示領域と、前記メモ情報と前記第1タスク依頼情報と前記選択情報とを表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記ユーザ端末および前記メンバ端末に提示する表示制御手段
とを備え、
前記データ更新手段は、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが自らのタスクとして選択した情報を前記ユーザのタスクデータとして取得し、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが前記メンバのタスクとして選択した情報を当該メンバへのタスクの依頼として取得し、
前記メンバへのタスクの依頼を示す第2タスク依頼情報を当該メンバの前記メンバ端末に送信し、
前記表示画面は、前記ユーザのタスクデータを表示する第3表示領域を含む、
ソーシャルネットワークサーバ。
ソーシャルネットワークの着目する構成員であるユーザが使用するユーザ端末と前記ユーザ以外の構成員である1人以上のメンバが使用するメンバ端末とに前記ソーシャルネットワークの表示画面を表示するソーシャルネットワーク
システムを制御する方法であって、
前記ソーシャルネットワークの構成員の任意の部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバを識別する部分集合情報と、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報と、
前記ユーザが入力したメモを示すメモ情報と、
前記メンバから前記ユーザへのタスクの依頼を示す第1タスク依頼情報と、
前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージのうち前記ユーザが選択したメッセージを示す選択情報と、を取得し、
前記ユーザが入力したメッセージを示すメッセージ情報を、前記部分集合に属するすべての前記メンバの前記メンバ端末に送信し、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報を表示する第1表示領域と、前記メモ情報と前記第1タスク依頼情報と前記選択情報とを表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記ユーザ端末および前記メンバ端末に提示し、
前記取得に際しては、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが自らのタスクとして選択した情報を前記ユーザのタスクデータとして取得し、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが前記メンバのタスクとして選択した情報を当該メンバへのタスクの依頼として取得し、
前記送信に際しては、
前記メンバへのタスクの依頼を示す第2タスク依頼情報を当該メンバの前記メンバ端末に送信し、
前記表示画面には、前記ユーザのタスクデータを表示する第3表示領域を含める、
画像表示方法。
ソーシャルネットワークの着目する構成員であるユーザが使用するユーザ端末と前記ユーザ以外の構成員である1人以上のメンバが使用するメンバ端末とに前記ソーシャルネットワークの表示画面を表示するソーシャルネットワークシステムを制御するコンピュータに、
前記ソーシャルネットワークの構成員の任意の部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバを識別する部分集合情報と、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報と、
前記ユーザが入力したメモを示すメモ情報と、
前記メンバから前記ユーザへのタスクの依頼を示す第1タスク依頼情報と、
前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージのうち前記ユーザが選択したメッセージを示す選択情報と、を取得し、
前記ユーザが入力したメッセージを示すメッセージ情報を、前記部分集合に属するすべての前記メンバの前記メンバ端末に送信する機能と、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報を表示する第1表示領域と、前記メモ情報と前記第1タスク依頼情報と前記選択情報とを表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記ユーザ端末および前記メンバ端末に提示する機能と
を実行させ、
前記送信する機能は更に、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが自らのタスクとして選択した情報を前記ユーザのタスクデータとして取得し、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが前記メンバのタスクとして選択した情報を当該メンバへのタスクの依頼として取得し、
前記メンバへのタスクの依頼を示す第2タスク依頼情報を当該メンバの前記メンバ端末に送信する機能を含み、
前記表示画面には、前記ユーザのタスクデータを表示する第3表示領域を含める、
プログラム。
【発明を実施するための形態】
【0016】
<第1の実施形態>
以下、本発明を実施するための第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または相当部分には同じ符号を付す。本実施形態では、組織内のソーシャルネットワーク(以下SNと略す)に属する構成員のうち、着目する構成員をユーザと呼び、ユーザ以外の構成員をメンバと呼ぶ。また、SNの構成員全員が閲覧可能に処理されるメッセージを発言といい、SN内で任意に設定されたグループに属する構成員にのみ閲覧可能に処理されるメッセージのやり取りをチャットという。
【0017】
図1は、本発明の第1の実施形態に係るソーシャルネットワークシステムの構成例を示す図である。ソーシャルネットワークシステム100は、サーバ1とユーザ端末2とメンバ端末3とで構成される。ユーザ端末2とメンバ端末3は、同様の構成である。メンバ端末3は代表して1台で記載しているが、2台以上であってもよい。
【0018】
ユーザ端末2は、入力部21、送受信部22および表示部23を備える。
【0019】
入力部21は、ユーザから入力を受け付ける。ユーザが入力部21にサーバ1にアクセスするためにログイン情報を入力すると、入力部21は、ログイン情報を送受信部22に送る。
【0020】
送受信部22は、入力部21から受け取ったログイン情報をサーバ1に送信する。
【0021】
サーバ1は、対話エージェント処理等を行う一般的なチャットサーバ機能を備えたサーバであり、送受信部11(送受信手段)、表示制御部12(表示制御手段)、記憶部13およびデータ更新部14(データ更新手段)を備える。
【0022】
送受信部11は、ユーザ端末2からログイン情報を受信すると、受信したログイン情報を表示制御部12に送る。
【0023】
表示制御部12は、ログイン情報を受け取ると、記憶部13が記憶する発言データ、チャットデータ、Inboxデータ、タスクデータおよび画面データから、SNの表示画面を生成し、送受信部11に送る。画面データは、SNの表示画面の様式やアイコンなどを示すデータである。発言データ、チャットデータ、Inboxデータおよびタスクデータの詳細は後述する。
【0024】
送受信部11は、表示制御部12から受け取ったSNの表示画面をユーザ端末2に送信する。
【0025】
表示制御部12は、ログイン情報に基づいて、ログインを許可するか否かを判定してもよい。この場合、表示制御部12は、ログインを許可するときには、SNの表示画面を、送受信部11を介してユーザ端末2に送信し、ログインを許可しないときには、ログイン不可であることを示す情報を、送受信部11を介してユーザ端末2に送信する。
【0026】
ユーザ端末2の送受信部22は、サーバ1からSNの表示画面を受信すると表示部23に送る。
【0027】
表示部23は、SNの表示画面を表示する。
【0028】
表示部23にSNの表示画面が表示されると、ユーザは入力部21にメンバに対する発言を入力することができる。入力部21は、入力された発言を示す発言データを、送受信部22を介してサーバ1に送信する。また、ユーザは入力部21にSN内で任意に設定された自らが属するグループ内のメンバに対するメッセージを入力することができる。入力部21は、入力されたメッセージを示すチャットデータを、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0029】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2から発言データおよびチャットデータを受信すると、データ更新部14に送る。
【0030】
データ更新部14は、送受信部11から受け取った発言データおよびチャットデータを記憶部13に記憶する。
【0031】
サーバ1の表示制御部12は、記憶部13に発言データが記憶されると、すべてのメンバに各々対応するメンバ端末3に、送受信部11を介して発言データを送信する。メンバ端末3の送受信部32は、サーバ1から発言データを受信すると、表示部33に送る。表示部33は、送受信部32から発言データを受け取ると、SNの表示画面の所定の表示領域に発言データを表示する。
【0032】
サーバ1の表示制御部12は、記憶部13にチャットデータが記憶されると、当該グループに属するメンバのメンバ端末3に、送受信部11を介してチャットデータを送信する。メンバ端末3の送受信部32は、サーバ1からチャットデータを受信すると、表示部33に送る。表示部33は、送受信部32からチャットデータを受け取ると、SNの表示画面の所定の表示領域にチャットデータを表示する。
【0033】
同様に、ユーザ端末2の表示部23が表示するSNの表示画面の所定の表示領域には、メンバが入力した発言データおよびチャットデータが表示される。また、ユーザが入力部21に入力した発言データおよびチャットデータも一緒に表示される。
【0034】
ユーザはSNの表示画面に表示された発言データおよびチャットデータから、任意の発言データおよびチャットデータを選択し、選択したことを入力部21に入力することができる。入力部21は、選択された発言データおよびチャットデータを示す選択情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0035】
また、ユーザは入力部21に任意のメッセージを入力することができる。入力部21は、入力されたメモを示すメモ情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0036】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2から選択情報およびメモ情報を受信すると、データ更新部14に送る。
【0037】
データ更新部14は、送受信部11から受け取った選択情報およびメモ情報をユーザのInboxデータとして記憶部13に記憶する。
【0038】
メンバはユーザにタスクを依頼したいとき、メンバ端末3の入力部31にユーザに対するタスク依頼を入力する。入力部31は、入力されたユーザに対するタスク依頼を示すユーザ宛のタスク依頼情報を、送受信部32を介してサーバ1に送信する。
【0039】
サーバ1の送受信部11は、メンバ端末3からユーザ宛のタスク依頼情報を受信すると、データ更新部14に送る。
【0040】
データ更新部14は、送受信部11から受け取ったユーザ宛のタスク依頼情報をユーザのInboxデータとして記憶部13に記憶する。
【0041】
サーバ1の表示制御部12は、記憶部13にユーザのInboxデータが記憶されると、送受信部11を介してユーザのInboxデータをユーザ端末2に送信する。ユーザ端末2の送受信部22は、サーバ1からInboxデータを受信すると、表示部23に送る。表示部23は、送受信部22からInboxデータを受け取ると、SNの表示画面の所定の表示領域にInboxデータを表示する。
【0042】
ユーザはSNの表示画面に表示されたInboxデータから、任意のInboxデータを自らのタスクとして選択し、タスクとして選択したことを入力部21に入力することができる。入力部21は、選択されたInboxデータを示すタスク選択情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。また、ユーザは入力部21に自らのタスクを入力することができる。入力部21は、入力されたユーザのタスクを示すタスク入力情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0043】
また、ユーザは、SNの表示画面に表示されたInboxデータのうち、ユーザ宛のタスク依頼情報に対しては、承認、拒否、依頼変更の内のいずれかの応答を入力部21に入力することができる。
【0044】
ユーザ宛のタスク依頼情報に対する応答が承認である場合、入力部21は、ユーザが当該タスクを承認したことを示すタスク承認情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0045】
ユーザ宛のタスク依頼情報に対する応答が拒否である場合、入力部21は、ユーザが当該タスクを拒否したことを示すタスク拒否情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0046】
ユーザ宛のタスク依頼情報に対する応答が依頼変更である場合、ユーザは、入力部21に依頼変更の応答と共に当該タスクを依頼する他のメンバを識別する識別子(Identification、以下「ID」と記載)を入力する。入力部21は、当該タスクを他のメンバに依頼することを示す他のメンバ宛のタスク依頼情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0047】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2からタスク承認情報、タスク拒否情報および他のメンバ宛のタスク依頼情報を受信すると、データ更新部14に送る。
【0048】
データ更新部14は、送受信部11から受け取ったタスク承認情報をユーザのタスクデータとして記憶部13に記憶する。データ更新部14は、送受信部11から受け取った他のメンバ宛のタスク依頼情報を、当該他のメンバのInboxデータとして記憶部13に記憶する。
【0049】
データ更新部14は、送受信部11から受け取ったタスク承認情報、タスク拒否情報、および、他のメンバ宛のタスク依頼情報に基づいて、記憶部13が記憶するタスクデータを更新する。
【0050】
データ更新部14がタスク承認情報に基づいてタスクデータを更新すると、表示制御部12は、当該タスク依頼が承認されたことを通知する承認通知データを依頼元のメンバのメンバ端末3に送受信部11を介して送信する。データ更新部14がタスク拒否情報に基づいてタスクデータを更新すると、表示制御部12は、当該タスク依頼が拒否されたことを通知する拒否通知データを依頼元のメンバのメンバ端末3に送受信部11を介して送信する。
【0051】
また、データ更新部14が、ユーザがメンバから依頼されたタスクをさらに他のメンバに依頼したことを示す他のメンバ宛のタスク依頼情報に基づいてタスクデータを更新したとする。このとき、表示制御部12は、当該タスクの依頼先が変更されたことを通知する依頼変更通知データを依頼元のメンバのメンバ端末3に送受信部11を介して送信する。
【0052】
サーバ1の表示制御部12は、記憶部13にユーザのタスクデータが記憶されると、ユーザ端末2に、送受信部11を介してタスクデータを送信する。ユーザ端末2の送受信部22は、サーバ1からタスクデータを受信すると、表示部23に送る。表示部23は、送受信部22からタスクデータを受け取ると、SNの表示画面の所定の表示領域にタスクデータを表示する。
【0053】
ユーザはSNの表示画面に表示されたInboxデータから、任意のInboxデータをメンバに対するタスク依頼として選択し、依頼するメンバを識別するIDと共に入力部21に入力することができる。前述のように、ユーザ宛のタスク依頼情報であるInboxデータをさらに他のメンバに対するタスク依頼として選択する場合には、当該Inboxデータのタスク依頼に対する応答を「依頼変更」とし、依頼する他のメンバを識別するIDを入力する。入力部21は、入力されたメンバに対するタスク依頼を示すメンバ宛のタスク依頼情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。
【0054】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2からメンバ宛のタスク依頼情報を受信すると、データ更新部14に送る。
【0055】
データ更新部14は、送受信部11から受け取ったメンバ宛のタスク依頼情報を、当該メンバのInboxデータとして記憶部13に記憶する。
【0056】
ユーザは、発言データ、チャットデータ、Inboxデータおよびタスクデータから条件に合致するデータを抽出するための条件を入力部21に入力することができる。入力部21は、ユーザが入力した条件を示す条件情報を、送受信部22を介してサーバ1に送信する。条件は、1以上の文字列であってもよいし、複数の文字列のAND(論理積)条件、OR(論理和)条件、NOT(否定)条件またはそれらの組み合わせであってもよい。
【0057】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2から条件情報を受信すると、データ更新部14に送る。
【0058】
データ更新部14は、送受信部11から受け取った条件情報が示す条件に合致するデータを記憶部13が記憶する発言データ、チャットデータ、Inboxデータおよびタスクデータから抽出する。データ更新部14は、条件に合致するデータを示す抽出情報を表示制御部12に送る。表示制御部12は、データ更新部14から受け取った抽出情報を、送受信部11を介してユーザ端末2に送信する。
【0059】
ユーザ端末2の送受信部22は、サーバ1から抽出情報を受信すると、表示部23に送る。表示部23は、送受信部22から抽出情報を受け取ると、SNの表示画面の所定の表示領域に抽出情報を表示する。
【0060】
ここで、記憶部13が記憶する各種データについて説明する。
【0061】
図2は、第1の実施形態に係る発言データの構造の一例を示す図である。発言データは、「発言ID」と、「発言日時」と、「ユーザID」と、「宛先ID」と、「発言」と、「返信先発言ID」とで構成される。
【0062】
「発言ID」は、発言を識別するIDである。「発言日時」は、発言を入力した日時を示す。「ユーザID」は、発言を入力したユーザを識別するIDである。「宛先ID」は、発言の宛先となるメンバを識別するIDである。「発言」は、発言の内容を示す。「返信先発言ID」は、発言が返信である場合の返信先の発言を識別するIDである。
【0063】
例えば、ユーザが発言の最初に@を付けてメンバを識別するIDを入力すると、当該メンバが宛先として設定される。ユーザが宛先を設定せずに発言した場合には、「宛先ID」は全メンバを示す値が入力される。また、ユーザの発言が返信でない場合は、「返信先発言ID」には何も入力されない。
【0064】
サーバ1の表示制御部12は、記憶部13に
図2に示すような発言データが記憶されると、すべてのメンバのメンバ端末3に、送受信部11を介して発言データを送信する。発言データの「宛先ID」に発言の宛先となるメンバを識別するIDが入っている場合には、当該メンバのメンバ端末3の表示部33は、SNの表示画面に発言データを表示すると共に、当該メンバに対する発言であることを通知する表示をするとよい。通知方法はアイコンの強調表示や、音声の出力など、メンバが自分宛てのメッセージであることを認知できる方法であればよい。通知しない構成にする場合には、発言データは項目「宛先ID」を含まなくてもよい。
【0065】
図3は、第1の実施形態に係るチャットデータの構造の一例を示す図である。チャットデータは、「グループID」と、「メッセージID」と、「入力日時」と、「ユーザID」と、「宛先ID」と、「メッセージ」とで構成される。
【0066】
「グループID」は、グループに属するユーザおよびメンバを識別するIDである。「メッセージID」は、メッセージを識別するIDである。「入力日時」は、メッセージを入力した日時を示す。「ユーザID」は、メッセージを入力したユーザを識別するIDである。「宛先ID」は、メッセージの宛先となるメンバを識別するIDである。「メッセージ」は、メッセージの内容を示す。
【0067】
例えば、ユーザがメッセージの最初に@を付けてメンバを識別するIDを入力すると、当該メンバが宛先として設定される。ユーザが宛先を設定せずにメッセージを入力した場合には、「宛先ID」はグループに属する全メンバを示す値となる。ユーザとメンバの1対1のチャットである場合には、「グループID」には、ユーザおよび相手メンバを識別するIDが入力される。
【0068】
サーバ1の表示制御部12は、記憶部13に
図3に示すようなチャットデータが記憶されると、当該グループに属するメンバのメンバ端末3に、送受信部11を介してチャットデータを送信する。チャットデータの「宛先ID」にメッセージの宛先となるメンバを識別するIDが入っている場合には、当該メンバのメンバ端末3の表示部33は、SNの表示画面にチャットデータを表示すると共に、当該メンバに対するメッセージであることを通知する表示をするとよい。通知方法はアイコンの強調表示や、音声の出力など、メンバが自分宛てのメッセージであることを認知できる方法であればよい。通知しない構成にする場合には、チャットデータは項目「宛先ID」を含まなくてもよい。
【0069】
図4は、第1の実施形態に係るInboxデータの構造の一例を示す図である。Inboxデータは、ユーザを識別する「ユーザID」と、Inboxデータを識別する「InboxID」と、Inboxデータとして記憶された各種情報を示す「選択情報/メモ情報/ユーザ宛のタスク依頼情報」とで構成される。
【0070】
記憶部13が記憶するタスクデータは、タスク管理データと、ユーザタスクデータとを含む。
【0071】
図5Aは、第1の実施形態に係るタスク管理データの構造の一例を示す図である。
図5Bは、第1の実施形態に係るユーザタスクデータの構造の一例を示す図である。
【0072】
タスク管理データは、「タスクID」と、「依頼元ID」と、「依頼先ID」と、「タスク」と、「状態」と、で構成される。「タスクID」は、タスクを識別するIDである。「依頼元ID」は、タスクの依頼元のユーザまたはメンバを識別するIDである。「依頼先ID」は、タスクの依頼先のユーザまたはメンバを識別するIDである。「タスク」は、タスクの内容を示す。「状態」は、タスクが承認されたか、拒否されたか、或いは、保留されているかを示す。
【0073】
サーバ1のデータ更新部14は、送受信部11がユーザ端末2からタスク承認情報を受信した場合には、当該タスクデータの項目「状態」に承認を入力する。このとき、表示制御部12は、依頼元のメンバのメンバ端末3に送受信部11を介して承認通知データを送信する。データ更新部14は、送受信部11がユーザ端末2からタスク拒否情報を受信した場合には、当該タスクデータの項目「状態」に拒否を入力する。このとき、表示制御部12は、依頼元のメンバのメンバ端末3に送受信部11を介して拒否通知データを送信する。
【0074】
データ更新部14が、ユーザ端末2から、他のメンバ宛のタスク依頼情報を受信したとする。他のメンバ宛のタスク依頼情報は、ユーザ端末2に紐付けられるユーザに対して、あるメンバが依頼したタスクを、ユーザがさらに他のメンバに依頼したことを示している。この場合には、データ更新部14は、当該タスクデータの内の項目「依頼先ID」を、ユーザを識別するIDから当該他のメンバを識別するIDに変更する。このとき、表示制御部12は、依頼元のメンバのメンバ端末3に送受信部11を介して依頼変更通知データを送信する。
【0075】
なお、ユーザはタスクを遂行すると、タスクが完了したことを示すタスク完了情報をユーザ端末2の入力部21に入力し、送受信部22はタスク完了情報をサーバ1に送信してもよい。この場合、タスクデータの項目「状態」はタスクが完了したことを示す完了を含む。サーバ1のデータ更新部14は、送受信部11がタスク完了情報を受信すると、当該タスクデータの項目「状態」を完了に設定する。表示制御部12は、当該タスクが完了したことを通知する完了通知データを依頼元であるメンバのメンバ端末3に送受信部11を介して送信する。
【0076】
ユーザタスクデータは、ユーザを識別する「ユーザID」とタスクを識別する「タスクID」とユーザのタスクデータとして記憶された各種情報を示す「タスク選択情報/タスク入力情報/タスク承認情報」とで構成される。
【0077】
図6は、第1の実施形態に係るSNの表示画面の一例を示す図である。SNの表示画面は、「マイフィード(MyFeed)」画面と、「ウォッチフィード(WatchFeed)」画面と、「グループチャット(GroupChat)」画面と、「インボックス(Inbox)」画面と、「マイタスク(MyTask)」画面と、で構成される。
【0078】
「MyFeed」には、SNに属するユーザおよびメンバのすべての発言データが表示される。「WatchFeed」には、入力された検索ワードに合致する発言データが表示される。「GroupChat」には、グループに属するユーザおよびメンバのチャットデータが表示される。
【0079】
「Inbox」には、Inboxデータが表示される。Inboxデータとは、MyFeedやWatchFeedからユーザが選択した発言データ、GroupChatからユーザが選択したチャットデータを示す選択情報、ユーザが入力したメモを示すメモ情報、ユーザ宛のタスク依頼情報等である。「MyTask」には、ユーザタスクデータが表示される。ユーザタスクデータとは、Inboxから自らのタスクとしてユーザが選択したInboxデータを示すタスク選択情報、ユーザが入力したタスクを示すタスク入力情報、および、ユーザが承認したタスクを示すタスク承認情報等である。SNの表示画面を構成するこれらの構成要素を以下、カラムという。
【0080】
図6の例では、これらのカラム以外に、SNに属する構成員のコンタクトリストである「ContactList」と、設定されたグループのリストである「GroupList」とを表示している。
【0081】
「MyFeed」、「WatchFeed」および「GroupChat」はタイムラインで表示される。「Inbox」および「MyTask」はタイムラインで表示してもよいし、ユーザが設定した順序で表示してもよい。
【0082】
カラムはSNの表示画面上で並列表示される。「MyFeed」は必ず表示するが、その他のカラムは表示/非表示を選択可能にしてもよい。カラムの表示領域の上部に各カラムのアイコンA1〜A5が表示されており、このアイコンの位置をドラッグで入れ替えることにより、カラムの順序を入れ替えることができる。
【0083】
図6に示す例では、アイコンA1〜A5は、それぞれ、「MyFeed」、「WatchFeed」、「Inbox」、「MyTask」および「GroupChat」に対応する。アイコンA6は、カラムを追加するアイコンである。ユーザがアイコンA6をクリックすると、カラムが追加される。
図6に示す例では、追加可能なカラムは「WatchFeed」と「GroupChat」である。
【0084】
各カラムの表示領域の最上部にカラムの名称が表示されており、その下に入力ボックスが表示されている。入力ボックスには、文字を入力することが可能である。
【0085】
「MyFeed」の入力ボックスにユーザが入力して発言すると、SNに属するユーザおよびメンバ全員の「MyFeed」にユーザの発言が表示される。「MyFeed」には、SNに属するユーザおよびメンバ全員の発言がタイムラインで表示される。また、発言データに返信先発言IDが含まれる場合には、返信先の発言に紐付けて、当該発言に対する返信として表示する。返信の表示方法は、例えばスレッド表示などがある。
【0086】
「WatchFeed」には、「MyFeed」に表示された発言のうち、自分のIDを含む発言のみがタイムラインで表示される。
図6の「WatchFeed」画面の例では、キーワード「@userA」を文中に含む発言のみがタイムラインで表示されている。
【0087】
ユーザが「GroupList」からグループを選択し、「GroupChat」の入力ボックスにメッセージを入力すると、当該グループに属するユーザおよびメンバ全員の「GroupChat」にユーザのメッセージが表示される。「GroupChat」には、当該グループに属するユーザおよびメンバ全員のメッセージがタイムラインで表示される。ユーザが複数のグループを選択すると、「GroupChat」のカラムは複数表示される。
【0088】
「MyFeed」に表示された発言領域内の所定の領域(例えば、名前と日付の領域)にカーソルCを重ねると、ポップアップアイコンPが表示される。
【0089】
図7は、第1の実施形態に係るポップアップアイコンの一例を示す図である。
図7は、
図6に示すポップアップアイコンPを拡大した図である。ポップアップアイコンPは、「Show Conversation」を表すアイコンP1、「Reply」を表すアイコンP2、「To Inbox」を表すアイコンP3、および、「Add task from Message」を表すアイコンP4の、4つのアイコンで構成される。
【0090】
「Show Conversation」を表すアイコンP1をクリックすると、当該発言が短縮表示されていた場合、当該発言の全てが表示される。例えば、当該発言に対する返信がスレッド表示される。
【0091】
「Reply」を表すアイコンP2をクリックすると、当該発言に対する返信を入力することができる。
【0092】
「To Inbox」を表すアイコンP3をクリックすると、当該発言のコピーが「Inbox」に追加される。
【0093】
「Add task from Message」を表すアイコンP4をクリックすると、当該発言のコピーが「MyTask」に追加される。
【0094】
これらのアイコンは、「WatchFeed」および「GroupChat」に表示された発言やメッセージをクリックした場合にも表示される。なお、「GroupChat」が1対1のチャットであった場合は、ポップアップアイコンPには「To Inbox」を表すアイコンP3および「Add task from Message」を表すアイコンP4の2つが表示されるようにするとよい。
【0095】
「Inbox」には、ユーザが「To Inbox」を表すアイコンP3をクリックした発言およびメッセージと、ユーザが「Inbox」の入力ボックスに入力したメモと、メンバからユーザに対するタスク依頼が表示される。メンバからのタスク依頼に対しては、承認、拒絶および依頼のいずれかができる。タスク依頼を承認すると、「MyTask」に表示され、依頼元のメンバにタスクが承認された旨が通知される。タスク依頼を拒否すると、依頼元のメンバにタスクが拒否された旨が通知される。なお、タスク依頼を拒否すると、「拒否」のステータスでユーザの「MyTask」に表示されるようにしてもよい。
【0096】
また、「Inbox」に表示されている発言、メッセージおよびメモから、メンバへタスク依頼をすることができる。タスク依頼をすると、依頼先のメンバの「Inbox」にユーザからのタスク依頼が表示される。また、「Inbox」に表示されているメンバからのタスク依頼を、他のメンバにタスク依頼することもできる。この場合は、元の依頼元のメンバに、依頼先が変更された旨が通知される。
【0097】
「Inbox」に表示されている発言、メッセージおよびメモは削除することができる。
【0098】
「MyTask」には、ユーザが「Add task from Message」を表すアイコンをクリックした発言およびメッセージと、ユーザが入力ボックスに入力したユーザのタスクと、「Inbox」でユーザが承認したタスクが表示される。「MyTask」に表示されたタスクに対してユーザは優先順位を設定することができ、並び順も自由に変更することができる。
【0099】
「MyTask」に表示されているタスクは削除することができる。ユーザはタスク完了後にタスクを削除する。
【0100】
これらのカラム毎に検索ができ、検索の入力ボックスにユーザが条件を入力すると、検索結果を表示するカラムが検索対象であるカラムの右横に追加され、入力された条件に合致するデータが表示される。例えば、ユーザが自分のアカウント名や氏名を入力すると、自分宛ての発言やメッセージなどを抽出することができる。また、あらかじめフィルタ条件を設定しておくと、その後に発生した発言やメッセージのうちフィルタ条件に合致する発言やメッセージなどを自動的に検索し、検索結果を表示するカラムに追加して表示する。「WatchFeed」は、検索結果を表示するカラムをカスタマイズしたものである。
【0101】
図8は、第1の実施形態に係るMyFeedの表示処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示す表示処理1は、ユーザがユーザ端末2を用いてサーバ1にアクセスし、サーバ1の表示制御部12が送受信部11を介してSNの表示画面をユーザ端末2に送信すると開始する。
【0102】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2から発言データを受信しない場合(ステップS11;NO)、ステップS11を繰り返して発言データの受信を待機する。ユーザ端末2から発言データを受信した場合(ステップS11;YES)、送受信部11は、発言データをデータ更新部14に送る。データ更新部14は、発言データを記憶部13に記憶する(ステップS12)。表示制御部12は、記憶部13に記憶された発言データをSN内の全メンバのメンバ端末3に送信する(ステップS13)。
【0103】
サーバ1の電源がOFFになっておらず、ユーザ端末2がログオフしていない場合(ステップS14;NO)、ステップS11に戻り、ステップS11〜ステップS14を繰り返す。サーバ1の電源がOFFになった場合、または、ユーザ端末2がログオフした場合(ステップS14;YES)、処理を終了する。
【0104】
図9は、第1の実施形態に係るWatchFeedの表示処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図9に示す表示処理2は、ユーザがユーザ端末2を用いてサーバ1にアクセスし、サーバ1の表示制御部12が送受信部11を介してSNの表示画面をユーザ端末2に送信すると開始する。
【0105】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2から条件情報を受信しない場合(ステップS21;NO)、ステップS21を繰り返して条件情報の受信を待機する。送受信部11が、ユーザ端末2から条件情報を受信したとする(ステップS21;YES)。この場合、送受信部11は、条件情報をデータ更新部14に送信する。
【0106】
データ更新部14は、受信した条件情報が示す条件に合致するデータを記憶部13が記憶するチャットデータ、Inboxデータおよびタスクデータから抽出する(ステップS22)。記憶表示制御部12は、条件に合致するデータを示す抽出情報を、送受信部11を介してユーザ端末2に送信する(ステップS23)。
【0107】
サーバ1の電源がOFFになっておらず、ユーザ端末2がログオフしていない場合(ステップS24;NO)、ステップS21に戻り、ステップS21〜ステップS24を繰り返す。サーバ1の電源がOFFになった場合、または、ユーザ端末2がログオフした場合(ステップS24;YES)、処理を終了する。
【0108】
図10は、第1の実施形態に係るInboxの表示処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図10に示す表示処理3は、ユーザがユーザ端末2を用いてサーバ1にアクセスし、サーバ1の表示制御部12が送受信部11を介してSNの表示画面をユーザ端末2に送信すると開始する。
【0109】
サーバ1の送受信部11が、ユーザ端末2から選択情報およびメモ情報を受信せず、かつ、メンバ端末3からユーザ宛のタスク依頼情報を受信しないとする(ステップS31;NO,ステップS32;NO,ステップS33;NO)。この場合、送受信部11は、ステップS31〜ステップS33を繰り返し、選択情報、メモ情報またはユーザ宛のタスク依頼情報の受信を待機する。
【0110】
送受信部11が、ユーザ端末2から選択情報を受信した(ステップS31;YES)とする。または、送受信部11が、ユーザ端末2からメモ情報を受信したとする(ステップS31;NO、ステップS32;YES)。あるいは、送受信部11が、メンバ端末3からユーザ宛のタスク依頼情報を受信したとする(ステップS31;NO,ステップS32;NO,ステップS33;YES)。
【0111】
この場合、送受信部11が受信した情報は、データ更新部14に送信され、データ更新部14は、送受信部11から受け取った選択情報、メモ情報およびユーザ宛のタスク依頼情報のいずれかをユーザのInboxデータとして記憶部13に記憶する(ステップS34)。表示制御部12は、記憶部13にユーザのInboxデータが記憶されると、ユーザ端末2に、送受信部11を介してユーザのInboxデータを送信する(ステップS35)。
【0112】
サーバ1の電源がOFFになっておらず、ユーザ端末2がログオフしていない場合(ステップS36;NO)、ステップS31に戻り、ステップS31〜ステップS36を繰り返す。サーバ1の電源がOFFになった場合、または、ユーザ端末2がログオフした場合(ステップS36;YES)、処理を終了する。
【0113】
図11は、第1の実施形態に係るMyTaskの表示処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図11に示す表示処理4は、ユーザがユーザ端末2を用いてサーバ1にアクセスし、サーバ1の表示制御部12が送受信部11を介してSNの表示画面をユーザ端末2に送信すると開始する。
【0114】
サーバ1の送受信部11が、ユーザ端末2からタスク選択情報、タスク入力情報、および、タスク承認情報を受信しないとする(ステップS41;NO,ステップS42;NO,ステップS43;NO)。この場合、送受信部11は、ステップS41〜ステップS43を繰り返し、タスク選択情報、タスク入力情報またはタスク承認情報の受信を待機する。
【0115】
送受信部11が、ユーザ端末2からタスク選択情報を受信した(ステップS41;YES)とする。または、送受信部11が、ユーザ端末2からタスク入力情報を受信したとする(ステップS41;NO、ステップS42;YES)。あるいは、送受信部11が、ユーザ端末2からタスク承認情報を受信したとする(ステップS41;NO,ステップS42;NO,ステップS43;YES)。
【0116】
この場合、送受信部11が受信した情報は、データ更新部14に送信され、データ更新部14は、送受信部11から受け取ったタスク選択情報、タスク入力情報およびタスク承認情報のいずれかをユーザのタスクデータとして記憶部13に記憶する(ステップS44)。表示制御部12は、記憶部13にユーザのタスクデータが記憶されると、ユーザ端末2に、送受信部11を介してユーザのタスクデータを送信する(ステップS45)。
【0117】
サーバ1の電源がOFFになっておらず、ユーザ端末2がログオフしていない場合(ステップS46;NO)、ステップS41に戻り、ステップS41〜ステップS46を繰り返す。サーバ1の電源がOFFになった場合、または、ユーザ端末2がログオフした場合(ステップS46;YES)、処理を終了する。
【0118】
図12は、第1の実施形態に係るGroupChatの表示処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図12に示す表示処理5は、ユーザがユーザ端末2を用いてサーバ1にアクセスし、サーバ1の表示制御部12が送受信部11を介してSNの表示画面をユーザ端末2に送信すると開始する。
【0119】
サーバ1の送受信部11は、ユーザ端末2からチャットデータを受信しない場合(ステップS51;NO)、ステップS51を繰り返してチャットデータの受信を待機する。ユーザ端末2からチャットデータを受信した場合(ステップS51;YES)、送受信部11は、チャットデータをデータ更新部14に送る。データ更新部14は、チャットデータを記憶部13に記憶する(ステップS52)。表示制御部12は、記憶部13に記憶されたチャットデータをグループ内の全メンバに各々関連付けされているメンバ端末3に送信する(ステップS53)。
【0120】
サーバ1の電源がOFFになっておらず、ユーザ端末2がログオフしていない場合(ステップS54;NO)、ステップS51に戻り、ステップS51〜ステップS54を繰り返す。サーバ1の電源がOFFになった場合、または、ユーザ端末2がログオフした場合(ステップS54;YES)、処理を終了する。
【0121】
以上説明したように、第1の実施形態によれば、複数の構成員が属する組織内で、構成員同士のやり取りや、構成員が記載したメモを基に、ユーザが自らのタスクを決定する。更にユーザは、他の構成員から依頼されたタスクを承認する。これによりユーザは、自ら決定したタスクと他の構成員から依頼されたタスクとを共に一元的に管理することができる。例えば、「To Inbox」を示すアイコンP3を設けたことにより、ユーザが保存しておきたいメッセージを簡単に「Inbox」に入れることができる。「Inbox」には、ユーザが入力したメモ、ユーザが選択したメッセージ、および、ユーザ宛のタスク依頼が一覧で表示される。これにより、ユーザが気に留めたまたは気に留めるべきこれらの情報をユーザが失念したり、忘れたり、取りこぼしたりすることを防止し、思いつきを生かすことができる。その結果、業務の効率化につながる。
【0122】
図13は、第1の実施形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。サーバ1は、
図13に示すように、制御部61、主記憶部62、外部記憶部63、操作部64、表示部65および送受信部66を備える。主記憶部62、外部記憶部63、操作部64、表示部65および送受信部66はいずれも内部バス60を介して制御部61に接続されている。
【0123】
制御部61はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部63に記憶されている制御プログラム69に従って、サーバ1の表示制御部12およびデータ更新部14の各処理を実行する。
【0124】
主記憶部62はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部63に記憶されている制御プログラム69をロードし、制御部61の作業領域として用いられる。
【0125】
外部記憶部63は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成される。外部記憶部63は、サーバ1の処理を制御部61に行わせるためのプログラムをあらかじめ記憶し、また、制御部61の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部61に供給し、制御部61から供給されたデータを記憶する。サーバ1の記憶部13は、外部記憶部63に構成される。
【0126】
操作部64はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボードおよびポインティングデバイス等を内部バス60に接続するインタフェース装置から構成されている。ユーザがサーバ1に直接情報を入力する場合は、操作部64を介して、入力された情報が制御部61に供給される。
【0127】
表示部65は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、ユーザがサーバ1に直接情報を入力する場合は、操作画面を表示する。
【0128】
送受信部66は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部66は、サーバ1の送受信部11として機能してもよい。
【0129】
図1に示すサーバ1の各部(送受信部11、表示制御部12、記憶部13およびデータ更新部14)は、制御プログラム69が、制御部61、主記憶部62、外部記憶部63、操作部64、表示部65および送受信部66などを資源として使用することで実行する。
【0130】
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
【0131】
制御部61、主記憶部62、外部記憶部63、内部バス60などから構成される制御処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることで、前記の処理を実行するソーシャルネットワークシステムを構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することでソーシャルネットワークシステムを構成してもよい。
【0132】
また、ソーシャルネットワークシステムの機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働を利用して実現してもよい。この場合には、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
【0133】
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することで、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態に係るソーシャルネットワークサーバ1aを、
図14に示す。ソーシャルネットワークサーバ1aは、ソーシャルネットワークの表示画面を表示するソーシャルネットワークシステムを制御するサーバである。ソーシャルネットワークサーバ1aは、ソーシャルネットワークを使用するユーザの端末に通信可能に接続されている。以下、端末の内、ソーシャルネットワークの着目する構成員であるユーザが使用する端末を「ユーザ端末」と、ユーザ以外の構成員である1人以上のメンバが使用する端末を「メンバ端末」と定義する。
ソーシャルネットワークサーバ1aは、表示制御部12aおよびデータ更新部14aを備える。
データ更新部14aは、部分集合情報、メッセージ情報、メモ情報、第1タスク依頼情報および選択情報を取得する。
部分集合情報は、ソーシャルネットワークの構成員の任意の部分集合に属するユーザおよびメンバを識別する情報である。
メッセージ情報は、部分集合に属するユーザおよびメンバが入力したメッセージを示す情報である。
メモ情報は、ユーザが入力したメモを示す情報である。
第1タスク依頼情報は、メンバからユーザへのタスクの依頼を示す情報である。
選択情報は、ユーザおよびメンバが入力したメッセージのうちユーザが選択したメッセージを示す情報である。
データ更新部14aは、ユーザが入力したメッセージを示すメッセージ情報を、部分集合に属するすべてのメンバのメンバ端末に送信する。
表示制御部12aは、部分集合に属するユーザおよびメンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報を表示する第1表示領域と、メモ情報と第1タスク依頼情報と選択情報とを表示する第2表示領域と、を含む表示画面をユーザ端末およびメンバ端末に提示する。
更に、データ更新部14aは、第2表示領域に表示されたメモ情報、選択情報および第1タスク依頼情報の中からユーザが自らのタスクとして選択した情報をユーザのタスクデータとして取得する。データ更新部14aは、第2表示領域に表示されたメモ情報、選択情報および第1タスク依頼情報の中からユーザがメンバのタスクとして選択した情報を当該メンバへのタスクの依頼として取得する。データ更新部14aは、メンバへのタスクの依頼を示す第2タスク依頼情報を当該メンバのメンバ端末に送信する。
表示画面は、ユーザのタスクデータを表示する第3表示領域を含む。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、複数の構成員が属する組織内で、構成員同士のやり取りや、構成員が記載したメモを基に、ユーザが自らのタスクを決定する。これによりユーザは、自ら決定したタスクと他の構成員から依頼されたタスクとを共に一元的に管理することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されたものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【0134】
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0135】
(付記1)
ソーシャルネットワークの着目する構成員であるユーザが使用するユーザ端末と前記ユーザ以外の構成員である1人以上のメンバが使用するメンバ端末とに前記ソーシャルネットワークの表示画面を表示するソーシャルネットワークシステムであって、
前記ソーシャルネットワークの構成員の任意の部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバを識別する部分集合情報を取得する部分集合取得手段と、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報を取得するメッセージ取得手段と、
前記ユーザが入力したメモを示すメモ情報を取得するメモ取得手段と、
前記ユーザが入力したメッセージを示す前記メッセージ情報を、前記部分集合に属するすべての前記メンバの前記メンバ端末に送信するメッセージ送信手段と、
前記メンバから前記ユーザへのタスクの依頼を示す第1タスク依頼情報を取得するタスク依頼取得手段と、
前記メッセージ取得手段が取得したメッセージのうち前記ユーザが選択したメッセージを示す選択情報を取得する選択取得手段と、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示す前記メッセージ情報を表示する第1表示領域と、前記メモ情報と前記第1タスク依頼情報と前記選択情報とを表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記ユーザ端末に送信する画面送信手段と、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが自らのタスクとして選択した情報を前記ユーザのタスクデータとして取得するユーザタスク取得手段と、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが前記メンバのタスクとして選択した情報を当該メンバへのタスクの依頼として取得するメンバタスク取得手段と、
前記メンバへのタスクの依頼を示す第2タスク依頼情報を当該メンバの前記メンバ端末に送信するメンバタスク送信手段と、
を備え、
前記表示画面は、前記ユーザのタスクデータを表示する第3表示領域を含むことを特徴とするソーシャルネットワークシステム。
【0136】
(付記2)
前記メッセージ情報、前記メモ情報および前記第1タスク依頼情報から、前記ユーザが入力した条件に合致する情報を抽出する抽出手段をさらに備え、
前記表示画面は、前記条件に合致する情報を示す抽出情報を表示する第4表示領域を含み、前記第1表示領域、前記第2表示領域、前記第3表示領域、および、前記第4表示領域を並列して表示することを特徴とする付記1に記載のソーシャルネットワークシステム。
【0137】
(付記3)
前記ユーザタスク取得手段は、前記ユーザが承認の応答をした前記第1タスク依頼情報を前記ユーザのタスクデータとして取得し、
前記メンバタスク取得手段は、前記ユーザが当該タスクを依頼する他の前記メンバを識別する識別情報を入力し、依頼変更の応答をした前記第1タスク依頼情報を、前記他のメンバへのタスクの依頼として取得することを特徴とする付記1または2に記載のソーシャルネットワークシステム。
【0138】
(付記4)
前記第1タスク依頼情報に対して、前記ユーザが承認の応答をした場合、当該タスク依頼が承認されたことを通知する承認通知データを依頼元の前記メンバの前記メンバ端末に送信し、前記第1タスク依頼情報に対して、前記ユーザが拒否の応答をした場合、当該タスク依頼が拒否されたことを通知する拒否通知データを依頼元の前記メンバの前記メンバ端末に送信し、前記第1タスク依頼情報に対して、前記ユーザが依頼変更の応答をした場合、当該タスクの依頼先が前記ユーザから前記他のメンバに変更されたことを通知する依頼変更通知データを依頼元の前記メンバの前記メンバ端末に送信する通知手段をさらに備えることを特徴とする付記3に記載のソーシャルネットワークシステム。
【0139】
(付記5)
ソーシャルネットワークの着目する構成員であるユーザが使用するユーザ端末と前記ユーザ以外の構成員である1人以上のメンバが使用するメンバ端末とに前記ソーシャルネットワークの表示画面を表示するソーシャルネットワークシステムが実行する画面表示方法であって、
前記ソーシャルネットワークの構成員の任意の部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバを識別する識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報を取得するメッセージ取得ステップと、
前記ユーザが入力したメモを示すメモ情報を取得するメモ取得ステップと、
前記ユーザが入力したメッセージを示す前記メッセージ情報を、前記部分集合に属するすべての前記メンバの前記メンバ端末に送信するメッセージ送信ステップと、
前記メンバから前記ユーザへのタスクの依頼を示す第1タスク依頼情報を取得するタスク依頼取得ステップと、
前記メッセージ取得ステップで取得したメッセージのうち前記ユーザが選択したメッセージを示す選択情報を取得する選択取得ステップと、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示す前記メッセージ情報を表示する第1表示領域と、前記メモ情報と前記第1タスク依頼情報と前記選択情報とを表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記ユーザ端末に送信する画面送信ステップと、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが自らのタスクとして選択した情報を前記ユーザのタスクデータとして取得するユーザタスク取得ステップと、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが前記メンバのタスクとして選択した情報を当該メンバへのタスクの依頼として取得するメンバタスク取得ステップと、
前記メンバへのタスク依頼を示す第2タスク依頼情報を当該メンバの前記メンバ端末に送信するメンバタスク送信ステップと、
を備え、
前記表示画面は、前記ユーザのタスクデータを表示する第3表示領域を含むことを特徴とする画面表示方法。
【0140】
(付記6)
前記メッセージ情報、前記メモ情報および前記第1タスク依頼情報から、前記ユーザが入力した条件に合致する情報を抽出する抽出ステップをさらに備え、
前記表示画面は、前記条件に合致する情報を示す抽出情報を表示する第4表示領域を含み、前記第1表示領域、前記第2表示領域、前記第3表示領域、および、前記第4表示領域を並列して表示することを特徴とする付記5に記載の画面表示方法。
【0141】
(付記7)
前記ユーザタスク取得ステップでは、前記ユーザが承認の応答をした前記第1タスク依頼情報を前記ユーザのタスクデータとして取得し、
前記メンバタスク取得ステップでは、前記ユーザが当該タスクを依頼する他の前記メンバを識別する識別情報を入力し、依頼変更の応答をした前記第1タスク依頼情報を、前記他のメンバへのタスクの依頼として取得することを特徴とする付記5または6に記載の画面表示方法。
【0142】
(付記8)
前記第1タスク依頼情報に対して、前記ユーザが承認の応答をした場合、当該タスク依頼が承認されたことを通知する承認通知データを依頼元の前記メンバの前記メンバ端末に送信し、前記第1タスク依頼情報に対して、前記ユーザが拒否の応答をした場合、当該タスク依頼が拒否されたことを通知する拒否通知データを依頼元の前記メンバの前記メンバ端末に送信し、前記第1タスク依頼情報に対して、前記ユーザが依頼変更の応答をした場合、当該タスクの依頼先が前記ユーザから前記他のメンバに変更されたことを通知する依頼変更通知データを依頼元の前記メンバの前記メンバ端末に送信する通知ステップをさらに備えることを特徴とする付記7に記載の画面表示方法。
【0143】
(付記9)
ソーシャルネットワークの着目する構成員であるユーザが使用するユーザ端末と前記ユーザ以外の構成員である1人以上のメンバが使用するメンバ端末とに前記ソーシャルネットワークの表示画面を表示するコンピュータを、
前記ソーシャルネットワークの構成員の任意の部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバを識別する識別情報を取得する識別情報取得手段、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示すメッセージ情報を取得するメッセージ取得手段、
前記ユーザが入力したメモを示すメモ情報を取得するメモ取得手段、
前記ユーザが入力したメッセージを示す前記メッセージ情報を、前記部分集合に属するすべての前記メンバの前記メンバ端末に送信するメッセージ送信手段、
前記メンバから前記ユーザへのタスクの依頼を示す第1タスク依頼情報を取得するタスク依頼取得手段、
前記メッセージ取得手段が取得したメッセージのうち前記ユーザが選択したメッセージを示す選択情報を取得する選択取得手段、
前記部分集合に属する前記ユーザおよび前記メンバが入力したメッセージを示す前記メッセージ情報を表示する第1表示領域と、前記メモ情報と前記第1タスク依頼情報と前記選択情報とを表示する第2表示領域と、を含む表示画面を前記ユーザ端末に送信する画面送信手段、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが自らのタスクとして選択した情報を前記ユーザのタスクデータとして取得するユーザタスク取得手段、
前記第2表示領域に表示された前記メモ情報、前記選択情報および前記第1タスク依頼情報の中から前記ユーザが前記メンバのタスクとして選択した情報を当該メンバへのタスクの依頼として取得するメンバタスク取得手段、および、
前記メンバへのタスクの依頼を示す第2タスク依頼情報を当該メンバの前記メンバ端末に送信するメンバタスク送信手段、
として機能させ、
前記表示画面は、前記ユーザのタスクデータを表示する第3表示領域を含むことを特徴とするプログラムを格納する記録媒体。
この出願は2014年1月28日に出願された日本出願特願2014−013665を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。