特許第6167097号(P6167097)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社 サン・テクトロの特許一覧

特許6167097炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法
<>
  • 特許6167097-炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法 図000002
  • 特許6167097-炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法 図000003
  • 特許6167097-炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法 図000004
  • 特許6167097-炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法 図000005
  • 特許6167097-炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法 図000006
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6167097
(24)【登録日】2017年6月30日
(45)【発行日】2017年7月19日
(54)【発明の名称】炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法
(51)【国際特許分類】
   B29B 11/16 20060101AFI20170710BHJP
   B29C 43/18 20060101ALI20170710BHJP
   B29C 70/10 20060101ALI20170710BHJP
   B29C 70/28 20060101ALI20170710BHJP
   B29K 101/12 20060101ALN20170710BHJP
   B29K 105/08 20060101ALN20170710BHJP
   B29K 105/10 20060101ALN20170710BHJP
【FI】
   B29B11/16
   B29C43/18
   B29C70/10
   B29C70/28
   B29K101:12
   B29K105:08
   B29K105:10
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-239056(P2014-239056)
(22)【出願日】2014年11月26日
(65)【公開番号】特開2016-97661(P2016-97661A)
(43)【公開日】2016年5月30日
【審査請求日】2016年7月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】303044642
【氏名又は名称】株式会社 サン・テクトロ
(74)【代理人】
【識別番号】100105175
【弁理士】
【氏名又は名称】山広 宗則
(74)【代理人】
【識別番号】100105197
【弁理士】
【氏名又は名称】岩本 牧子
(74)【代理人】
【識別番号】100194478
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 文彦
(72)【発明者】
【氏名】羽生 芳史
【審査官】 増永 淳司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−198838(JP,A)
【文献】 特開平07−227841(JP,A)
【文献】 特開昭52−151362(JP,A)
【文献】 特開昭60−002312(JP,A)
【文献】 特開平11−130882(JP,A)
【文献】 特開2003−276040(JP,A)
【文献】 特開平09−262832(JP,A)
【文献】 特開2006−289619(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29B 11/16
B29C 43/18
B29C 70/10
B29C 70/28
B29K 101/12
B29K 105/08
B29K 105/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方向に延びるUDテーププリプレグを複数枚、前記一方向に直交する方向に隙間なく並設されてなる第1プリプレグ群と、
前記第1プリプレグ群の上に交差するように重ねられ、他方向に延びるUDテーププリプレグを複数枚、前記他方向に直交する方向に隙間なく並設され、前記第1プリプレグ群に対して超音波融着により一体化されてなる第2プリプレグ群を備え、織りを入れないようにし、
前記第1プリプレグ群に並設された各々のUDテーププリプレグは、前記第2プリプレグ群に並設されたすべてのUDテーププリプレグに直接、前記超音波融着されてなることを特徴にする炭素繊維強化プラスチック材料。
【請求項2】
一方向に延びるヤーンプリプレグを複数枚、前記一方向に直交する方向に隙間なく並設されてなる第1プリプレグ群と、
前記第1プリプレグ群の上に交差するように重ねられ、他方向に延びるヤーンプリプレグを複数枚、前記他方向に直交する方向に隙間なく並設され、前記第1プリプレグ群に対して超音波融着により一体化されてなる第2プリプレグ群を備え、織りを入れないようにし、
前記第1プリプレグ群に並設された各々のヤーンプリプレグは、前記第2プリプレグ群に並設されたすべてのヤーンプリプレグに直接、前記超音波融着されてなることを特徴にする炭素繊維強化プラスチック材料。
【請求項3】
前記一方向は横方向で、前記他方向は前記横方向に直交する縦方向であることを特徴にする請求項1又は2に記載の炭素繊維強化プラスチック材料。
【請求項4】
前記請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の炭素繊維強化プラスチック材料を利用したプリプレグ成形品の製造方法であって、
前記炭素繊維強化プラスチック材料を1枚又は複数枚重ねたものを金型にセットして加熱加圧処理を施し型成形することを特徴にするプリプレグ成形品の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリプレグを貼り合わせてなる炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、繊維基材としてノンクリンプ織物(NCF;NON CRIMP FABRIC)が頻繁に使用されている。ノンクリンプ織物は、図5に示すように、多方向に積層した繊維の束1をナイロンやポリエステル等の高分子の糸2によって縛ったものである。このため、繊維織物とは構造が異なり、繊維のうねりが非常に小さいので、強化繊維の特性を有効に発揮することができるとともに、成形時には樹脂の流れが円滑になり成形性が良く、また取扱いも容易であるといった利点を有している。
このようなノンクリンプ織物については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−265769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、繊維の束1を縛る糸2を構成する樹脂の成分が、繊維の束1に含浸された熱可塑性樹脂と異なる場合には糸2で縛ったときの強度が低下する恐れがある。
また、繊維の束1に含浸された熱可塑性樹脂と同じ樹脂では糸2に加工することできない場合や、加工できたとしても強度的に弱く縛る糸2として使用するには十分ではない場合もある。
【0005】
なお、特許文献1に記載の発明は、たて方向およびよこ方向を含む二方向以上に炭素繊維糸条が配列している導電性織物で、たて方向およびよこ方向に金属線が炭素繊維糸条と並行に配列され、平面上の任意の25cm2におけるたて方向の金属線と、よこ方向の金属線とが互いに70%以上で交錯され、導電性織物のカバーファクターが90〜100%であるようにすることによって、たて方向の金属線とよこ方向の金属線との交錯点を多く存在させることができ、これにより、導電性,力学特性および表面品位に優れる複合材料を生産性良く得ることができるというものである。
【0006】
しかし、炭素繊維糸条が配列している導電性織物だけからなるものではなく、金属線が設けられているので、上述したように両者の材質によっては強度が低下するといった問題がある。また、たて方向の炭素繊維糸条とよこ方向の炭素繊維糸条が織られてなるものであるので、金属線を使用したとしても強度が十分であるとはいえない。
【0007】
そこで、本発明の目的とするところは、二つのプリプレグについて織りを入れることなく、強い力で貼り合わせることのできる炭素繊維強化プラスチック材料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の炭素繊維強化プラスチック材料(100)は、一方向に延びるUDテーププリプレグ(10a)を複数枚、前記一方向に直交する方向に隙間なく並設されてなる第1プリプレグ群(10)と、
前記第1プリプレグ群(10)の上に交差するように重ねられ、他方向に延びるUDテーププリプレグ(20a)を複数枚、前記他方向に直交する方向に隙間なく並設され、前記第1プリプレグ群(10)に対して超音波融着により一体化されてなる第2プリプレグ群(20)を備え、織りを入れないようにし、
前記第1プリプレグ群(10)に並設された各々のUDテーププリプレグ(10a)は、前記第2プリプレグ群(20)に並設されたすべてのUDテーププリプレグ(20a)に直接、前記超音波融着されてなることを特徴にする。
【0009】
また、本発明の炭素繊維強化プラスチック材料は、一方向に延びるヤーンプリプレグを複数枚、前記一方向に直交する方向に隙間なく並設されてなる第1プリプレグ群と、
前記第1プリプレグ群の上に交差するように重ねられ、他方向に延びるヤーンプリプレグを複数枚、前記他方向に直交する方向に隙間なく並設され、前記第1プリプレグ群に対して超音波融着により一体化されてなる第2プリプレグ群を備え、織りを入れないようにし、
前記第1プリプレグ群に並設された各々のヤーンプリプレグは、前記第2プリプレグ群に並設されたすべてのヤーンプリプレグに直接、前記超音波融着されてなることを特徴にする。
【0010】
なお、上記UDテーププリプレグ(10a,20a)及びヤーンプリプレグには、熱可塑性樹脂をマトリクス樹脂として繊維基材に半含浸させた柔軟性に優れた、いわゆるUDテープセミプレグ及びヤーンセミプレグも含まれることを意味する。
【0012】
また本発明は、前記一方向は横方向で、前記他方向は前記横方向に直交する縦方向であることを特徴にする。
【0013】
また、本発明の炭素繊維強化プラスチック材料は、前記請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の炭素繊維強化プラスチック材料(100)を利用したプリプレグ成形品の製造方法であって、
前記炭素繊維強化プラスチック材料(100)を1枚又は複数枚重ねたものを金型にセットして加熱加圧処理を施し型成形することを特徴にする。
【0014】
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
【発明の効果】
【0015】
本発明の炭素繊維強化プラスチック材料によれば、一方向に延びるUDテーププリプレグを複数枚、一方向に直交する方向に隙間なく並設されてなる第1プリプレグ群に、他方向に延びるUDテーププリプレグを複数枚、他方向に直交する方向に隙間なく並設されてなる第2プリプレグ群が重ねられ、両者が超音波融着により一体化されたものであり、特に織りを入れないようにしたので、従来例で示したように、交差するプリプレグを縛る糸を設ける必要はない。
したがって、糸の成分をプリプレグに含浸された熱可塑性樹脂と同じ樹脂で構成する点について何ら考慮する必要はない。
【0016】
また、本発明によれば、特に織りが入っていないため、第1プリプレグ群と第2プリプレグ群を重ねて一体化した場合に強度が低下することはない。また、第1プリプレグ群と第2プリプレグ群が重ねられ超音波融着により、それらプリプレグの樹脂自身で融着しているため不純物が混入することもなく、それによる強度低下も生じない。
【0017】
なお、第1プリプレグ群のUDテーププリプレグが延びる方向と第2プリプレグ群のUDテーププリプレグが延びる方向は横方向と縦方向で直交するようにしてもよいが、必ずしも両者は90°(度)で交わるものでなくてもよい。
【0018】
また、第1プリプレグ群と第2プリプレグ群がそれぞれUDテーププリプレグから構成されたものに限らず、これにかえて、ヤーンプリプレグで構成されたものであっても上述した同様の効果が得られる。
【0019】
また、本発明によれば、第1プリプレグ群に並設された各々のUDテーププリプレグ又はヤーンプリプレグは、第2プリプレグ群に並設されたすべてのUDテーププリプレグ又はヤーンプリプレグに直接、超音波融着されてなるようにしたので、十分な強度で一体化されている。
【0020】
また、本発明のプリプレグ成形品の製造方法は、上述したように、第1プリプレグ群と第2プリプレグ群を重ねて超音波融着で一体化してなる炭素繊維強化プラスチック材料を、1枚で、あるいは、複数枚重ねたものを金型にセットして加熱加圧処理を施し型成形するものであるので、第1プリプレグ群と第2プリプレグ群は十分な強度で仮固定され、金型にセットするとき容易にずれることはなく、安定した状態で型成形される。
【0021】
なお、本発明の炭素繊維強化プラスチック材料のように、UDテーププリプレグ又はヤーンプリプレグからなる第1プリプレグ群と第2プリプレグ群を重ねて超音波融着で一体化して、特に織りを入れないようにした点は、上述した特許文献1には全く記載されていない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明の実施形態に係る炭素繊維強化プラスチック材料を示す平面図である。
図2】本発明の実施形態に係る別の炭素繊維強化プラスチック材料を示す平面図である。
図3】本発明の実施形態に係る別の炭素繊維強化プラスチック材料を示す平面図である。
図4】本発明の実施形態に係る別の炭素繊維強化プラスチック材料を示す平面図である。
図5】従来例に係る炭素繊維強化プラスチック材料を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図面を参照して本発明の実施形態に係る炭素繊維強化プラスチック材料及びそれを利用したプリプレグ成形品の製造方法について説明する。
本実施形態の炭素繊維強化プラスチック材料100は、図1に示すように、複数枚(特に枚数に限定されるものではないが、ここでは18枚)のUDテーププリプレグ10aからなる第1プリプレグ群10と、同じく複数枚(特に枚数に限定されるものではないが、ここでは10枚)のUDテーププリプレグ20aからなる第2プリプレグ群20とが交差するように重ねられるとともに、両者は特に織りを入れない状態で固定されてなる。
【0024】
第1プリプレグ群10は、一方向、例えば横方向に延びるUDテーププリプレグ10aを複数枚、一方向に直交する方向、図1では、横方向に直交する縦方向に隙間なく並設されたものであって、隣接するUDテーププリプレグ10a間は接着されていない。
また、第2プリプレグ群20は、他方向、例えば縦方向に延びるUDテーププリプレグ20aを複数枚、他方向に直交する方向、図1では、縦方向に直交する縦方向に隙間なく並設されたものであって、隣接するUDテーププリプレグ20a間も接着されていない。 なお、本実施形態でいうUDテーププリプレグ10a,20aには、熱可塑性樹脂をマトリクス樹脂として繊維基材に半含浸させてなり柔軟性に優れた、いわゆるUDテープセミプレグも含まれる。
【0025】
そして、第1プリプレグ群10の上に重ねられた第2プリプレグ群20は、第1プリプレグ群10に対して超音波融着による手段のみによって一体化されている。
超音波融着は、超音波熱融着又は超音波溶着とも呼ばれ、図示を省略した一般的な超音波融着機を使用して、微細な超音波振動と加圧力によってUDテーププリプレグ10a及びUDテーププリプレグ20aを構成する熱可塑性樹脂を瞬時に溶融して接合するもので、図1に示すように、複数の超音波融着点30が離散的に形成されている。
【0026】
本実施形態例では、第1プリプレグ群10に並設された各々18枚のUDテーププリプレグ10aは、第2プリプレグ群20に並設されたすべての、すなわち、10枚のUDテーププリプレグ20aに規則正しく等間隔で直接、超音波融着されてなる。よって、ここでは、180個(=18×10)の超音波融着点30が形成されている。
【0027】
このように、第1プリプレグ群10と第2プリプレグ群20は、超音波融着による固定手段だけで一体化されたものであり、特に織りを入れないようにしたので、従来例で示したように、交差するプリプレグを縛る糸を設ける必要はなく、簡単かつ強度的にも強く固定することができる。
【0028】
また、本実施形態によれば、特に織りが入っていないため、第1プリプレグ群10と第2プリプレグ群20を重ねて一体化した場合に強度が低下することはない。また、第1プリプレグ群10と第2プリプレグ群20が重ねられ超音波融着により、それらプリプレグの樹脂自身で融着しているため不純物が混入することもなく、それによる強度低下も生じない。
【0029】
そして、このように構成された炭素繊維強化プラスチック材料100を利用してプリプレグ成形品を製造するには、炭素繊維強化プラスチック材料100を1枚(単体)又は複数枚重ねたものを金型(図示しない)にセットして加熱加圧処理を施すことで、目的にする成形品が型成形される。
このとき、第1プリプレグ群10と第2プリプレグ群20は超音波融着によって十分な強度で仮固定されているので、金型にセットするとき容易にずれることはなく、安定した状態で型成形加工を施すことができる。
【0030】
なお、本発明の実施形態では、超音波融着については超音波融着機を使用して複数の超音波融着点30を離散的に形成するようにしたが、超音波融着点の形状は特に限定されるものではなく、例えば、図2に示したように、超音波ミシン(図示しない)を使用して第2プリプレグ群20に並設されたUDテーププリプレグ20aのそれぞれを縦方向に二分割するステッチ状のミシン目を超音波融着点31として形成するようにしてもよい。
【0031】
また、超音波融着点30の数については、図1では、第1プリプレグ群10に並設された各々のUDテーププリプレグ10aが、第2プリプレグ群20に並設されたすべてのUDテーププリプレグ20aに超音波融着されるように、一つのUDテーププリプレグ10aに対してそれに交差するUDテーププリプレグ20aの数分(ここでは、18個分)の超音波融着点30をすべての交差位置に形成するようにしたが、第1プリプレグ群10と第2プリプレグ群20を安定して固定することができれば超音波融着点30の数は限定されるものではなく、例えば、図3に示したように、一つ置きの交差位置に超音波融着点30を形成するとともに隣接するUDテーププリプレグ10aでは超音波融着点30の位置をずらして形成することもできる。
【0032】
また、本発明の実施形態では、第1プリプレグ群10のUDテーププリプレグ10aが延びる方向と第2プリプレグ群20のUDテーププリプレグ20aが延びる方向を横方向と縦方向で直交するようにしたが、例えば、図3に示したように、必ずしも両者は90°(度)で交わるものでなくてもよい。く、
【0033】
また、本実施形態では、第1プリプレグ群10と第2プリプレグ群20がそれぞれUDテーププリプレグから構成されたものであったが、これにかえて、ヤーンプリプレグ(熱可塑性樹脂をマトリクス樹脂として繊維基材に半含浸させた柔軟性に優れた、いわゆるヤーンセミプレグも含まれる。)で構成されたものであっても上述した同様の効果が得られる。
【符号の説明】
【0034】
1 繊維の束
2 糸
10 第1プリプレグ群
10a UDテーププリプレグ
20 第2プリプレグ群
20a UDテーププリプレグ
30 超音波融着点
31 超音波融着点
100 炭素繊維強化プラスチック材料
図1
図2
図3
図4
図5