特許第6167235号(P6167235)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6167235ヘッダー組立体及び該ヘッダー組立体を備えた熱交換器
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6167235
(24)【登録日】2017年6月30日
(45)【発行日】2017年7月19日
(54)【発明の名称】ヘッダー組立体及び該ヘッダー組立体を備えた熱交換器
(51)【国際特許分類】
   F28F 9/22 20060101AFI20170710BHJP
   F28F 9/02 20060101ALI20170710BHJP
   F28D 1/053 20060101ALI20170710BHJP
   F25B 39/02 20060101ALI20170710BHJP
【FI】
   F28F9/22
   F28F9/02 301Z
   F28D1/053 A
   F25B39/02 C
【請求項の数】26
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2016-528302(P2016-528302)
(86)(22)【出願日】2014年1月16日
(65)【公表番号】特表2016-525667(P2016-525667A)
(43)【公表日】2016年8月25日
(86)【国際出願番号】CN2014070745
(87)【国際公開番号】WO2015014107
(87)【国際公開日】20150205
【審査請求日】2016年1月22日
(31)【優先権主張番号】201310327178.2
(32)【優先日】2013年7月30日
(33)【優先権主張国】CN
(31)【優先権主張番号】201310430058.5
(32)【優先日】2013年9月18日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516023984
【氏名又は名称】サンホワ(ハンチョウ) マイクロ チャンネル ヒート イクスチェンジャー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001612
【氏名又は名称】きさらぎ国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ガオ チン
(72)【発明者】
【氏名】ワン ジュン
【審査官】 関口 勇
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−017505(JP,A)
【文献】 特開2005−090950(JP,A)
【文献】 特開平01−169281(JP,A)
【文献】 特開2000−329250(JP,A)
【文献】 特開2003−004340(JP,A)
【文献】 特開2002−195694(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/075772(WO,A1)
【文献】 特表2013−544344(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0093051(US,A1)
【文献】 欧州特許出願公開第2362176(EP,A2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F28F 9/22
F25B 39/02
F28D 1/053
F28F 9/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘッダーと、
前記ヘッダー内に設けられており、分配開口を有する分配装置と、
前記分配装置に移動可能に設けられており、前記分配開口を調節するように構成された調節部材と、
前記分配開口を調節するように、磁力により前記調節部材の移動を駆動するように構成された駆動部材とを備え、前記駆動部材の位置を変更することによって、前記調節部材を移動させ
ことを特徴とするヘッダー組立体。
【請求項2】
前記駆動部材は前記ヘッダーの外部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヘッダー組立体。
【請求項3】
前記駆動部材は前記ヘッダーの外壁に位置調節可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のヘッダー組立体。
【請求項4】
前記調節部材及び前記駆動部材の少なくとも一方は永久磁石であることを特徴とする請求項2または3に記載のヘッダー組立体。
【請求項5】
前記調節部材及び前記駆動部材の一方は永久磁石であり、他方は磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材である
ことを特徴とする請求項4に記載のヘッダー組立体。
【請求項6】
前記調節部材及び前記駆動部材の他方は鋼シートであることを特徴とする請求項5に記載のヘッダー組立体。
【請求項7】
前記調節部材は、前記ヘッダーの軸方向に沿って移動可能であり、且つ前記駆動部材は、前記ヘッダーの軸方向に沿って位置調節可能である
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項8】
前記ヘッダーの外壁には凹溝を有する凸部が設けられており、前記駆動部材は前記ヘッダーの軸方向に沿って前記凹溝内に位置調節可能に設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載のヘッダー組立体。
【請求項9】
前記凹溝は、一つであり、且つ前記ヘッダーの軸方向に沿って延在しており、前記駆動部材は、前記凹溝内に摺動可能に設けられている
ことを特徴とする請求項8に記載のヘッダー組立体。
【請求項10】
前記凹溝は、複数であり、且つ前記ヘッダーの軸方向に沿って間隔を置いており、前記駆動部材は、前記複数凹溝のうちのいずれか一つの凹溝内に配置される
ことを特徴とする請求項8に記載のヘッダー組立体。
【請求項11】
前記分配開口、前記調節部材及び前記駆動部材はいずれも複数であり、且つ相互に一対一で対応している
ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項12】
前記分配装置は各前記分配開口に対応する位置にスライド溝が設けられており、前記調節部材は前記ヘッダーの軸方向に沿って前記スライド溝内に移動可能に設けられている
ことを特徴とする請求項11に記載のヘッダー組立体。
【請求項13】
前記分配開口は前記ヘッダーの軸方向に沿って延在している長溝であり、前記調節部材と前記駆動部材とは複数であり且つ相互に一対一で対応しており、前記複数の調節部材は、前記ヘッダーの軸方向に沿って間隔を置いて設けられている
ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項14】
前記分配装置は分配管であり、前記分配開口は前記ヘッダーの周方向に沿って延在している長溝であり、前記調節部材は前記分配管の周方向に沿って前記分配管の壁に移動可能に設けられており、前記駆動部材は前記ヘッダーの周方向に沿って前記ヘッダーの外壁に位置調節可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項15】
前記ヘッダーの外壁には凹溝を有する凸部が設けられており、前記駆動部材は前記ヘッダーの周方向に沿って前記凹溝内に位置調節可能に設けられている
ことを特徴とする請求項14に記載のヘッダー組立体。
【請求項16】
前記凹溝は、複数であり、前記駆動部材は、前記複数凹溝のうちのいずれか一つの凹溝内に配置される
ことを特徴とする請求項15に記載のヘッダー組立体。
【請求項17】
前記凹溝は、一つであり、且つ前記ヘッダーの周方向に沿って延在しており、前記駆動部材は、前記ヘッダーの周方向に沿って前記凹溝内に摺動可能に設けられている
ことを特徴とする請求項15に記載のヘッダー組立体。
【請求項18】
前記分配開口は前記分配管の軸方向に沿って間隔を置いている複数であり、前記凸部は前記ヘッダーの軸方向に沿って間隔を置いており、且つ前記分配開口と一対一で対応しており、前記駆動部材及び前記調節部材は、いずれも複数であり且つ複数の前記凸部及び前記分配開口と一対一で対応している
ことを特徴とする請求項15〜17のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項19】
前記分配装置は分配管であり、前記分配開口は螺旋状に延在している長溝であり、前記調節部材は螺旋方向に沿って前記分配管の壁に移動可能に設けられており、前記駆動部材は螺旋方向に沿って前記ヘッダーの外壁に位置調節可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項20】
前記駆動部材は、前記ヘッダー内に設けられており、前記調節部材は永久磁石、または磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材であり、前記駆動部材は、前記ヘッダーの周方向または軸方向に沿って間隔で配置された複数の電磁石である
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッダー組立体。
【請求項21】
前記駆動部材は、前記ヘッダーの内壁に設けられていることを特徴とする請求項20に記載のヘッダー組立体。
【請求項22】
前記駆動部材は前記ヘッダーの外部に設けられており、前記調節部材は永久磁石、または磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材であり、前記駆動部材は、前記ヘッダーの周方向または軸方向に沿って間隔で配置された複数の電磁石である
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッダー組立体。
【請求項23】
前記駆動部材は前記ヘッダーの外壁に設けられていることを特徴とする請求項22に記載のヘッダー組立体。
【請求項24】
前記分配開口及び前記調節部材は、いずれも複数であり且つ前記駆動部材と一対一で対応している
ことを特徴とする請求項20〜23のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項25】
前記分配開口は前記分配装置の軸方向に沿って延在している長溝であり、前記調節部材は複数であり且つ前記駆動部材と一対一で対応しており、前記複数の調節部材は前記分配装置の軸方向に沿って間隔を置いて設けられている
ことを特徴とする請求項20〜23のいずれか一項に記載のヘッダー組立体。
【請求項26】
少なくとも一方が請求項1〜25のいずれか一項に記載のヘッダー組立体である第一ヘッダー組立体及び第二ヘッダー組立体と、
両端がそれぞれ前記第一ヘッダー組立体の第一ヘッダーと前記第二ヘッダー組立体の第二ヘッダーとに連結された熱交換管と、
隣り合う前記熱交換管の間に設けられたフィンとを備える
ことを特徴とする熱交換器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッダー組立体及び該ヘッダー組立体を備えた熱交換器に関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術の熱交換器、例えば微通路熱交換器が蒸発器として利用される場合には、熱交換の均一性及び熱交換性能を高めるように、冷媒を分配する必要がある。典型的な分配管は、ヘッダーの端部からヘッダー内に挿入された内蔵型分配管であり、分配管には複数の開口が設けられ、冷媒が開口を介してヘッダーに流れる。
【0003】
しかしながら、関連技術の分配管は開口形状及び位置が固定されるため、熱交換器の運転条件が変更される場合は、冷媒の分配に対して、必要に応じて調整することができない。これによって、熱交換の均一性及び熱交換性能を低減して、改善の必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、少なくともある程度までは、先行技術に存在する上述の技術問題点の1つを解決することを趣旨とする。そのため、本発明はヘッダー組立体を提供することを1つの目的とする。当該ヘッダー組立体が必要に応じて冷媒の分配に対して調整できて、冷媒の分配効果を向上する。
【0005】
本発明は上述のヘッダー組立体を備えた熱交換器を提供することをもう1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施例によるヘッダー組立体は、ヘッダーと、前記ヘッダー内に設けられており、分配開口を有する分配装置と、前記分配装置に移動可能に設けられており、前記分配開口を調節するように構成された調節部材と、前記分配開口を調節するように、磁力により前記調節部材の移動を駆動するように構成された駆動部材とを備える。
【0007】
本発明の実施例によるヘッダー組立体は、駆動部材の位置を変更することによって、磁力作用により調節部材の位置を変更し、分配開口を調節して、冷媒の分配を調節する。これによって、具体的な応用に応じて冷媒の分配を容易に調節でき、異なる運転環境の要求を満たし、適用性及び冷媒の分配効果を向上することができる。
【0008】
いくつかの実施例において、前記駆動部材は前記ヘッダーの外部に設けられている。
【0009】
いくつかの実施例において、前記駆動部材は前記ヘッダーの外壁に位置調節可能に設けられている。
【0010】
いくつかの実施例において、前記調節部材及び前記駆動部材の少なくとも一方は永久磁石である。
【0011】
いくつかの実施例において、前記調節部材及び前記駆動部材の一方は永久磁石であり、他方は磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材である。
【0012】
いくつかの実施例において、前記調節部材及び前記駆動部材の他方は鋼シートである。
【0013】
いくつかの実施例において、前記調節部材は、前記ヘッダーの軸方向に沿って移動可能であり、且つ前記駆動部材は、前記ヘッダーの軸方向に沿って位置調節可能である。
【0014】
いくつかの実施例において、前記ヘッダーの外壁には凹溝を有する凸部が設けられており、前記駆動部材は前記ヘッダーの軸方向に沿って前記凹溝内に位置調節可能に設けられている。
【0015】
いくつかの実施例において、前記凹溝は、一つであり、且つ前記ヘッダーの軸方向に沿って延在しており、前記駆動部材は、前記凹溝内に摺動可能に設けられている。
【0016】
いくつかの実施例において、前記凹溝は、複数であり、且つ前記ヘッダーの軸方向に沿って間隔を置いており、前記駆動部材は、前記複数凹溝のうちのいずれか一つの凹溝内に配置される。
【0017】
いくつかの実施例において、前記分配開口、前記調節部材及び前記駆動部材はいずれも複数であり、且つ相互に一対一で対応している。
【0018】
いくつかの実施例において、前記分配装置は各前記分配開口に対応する位置にスライド溝が設けられており、前記調節部材は前記ヘッダーの軸方向に沿って前記スライド溝内に移動可能に設けられている。
【0019】
いくつかの実施例において、前記分配開口は前記ヘッダーの軸方向に沿って延在している長溝であり、前記調節部材と前記駆動部材とは複数であり且つ相互に一対一で対応しており、前記複数の調節部材は、前記ヘッダーの軸方向に沿って間隔を置いて設けられている。
【0020】
いくつかの実施例において、前記分配装置は分配管であり、前記分配開口は前記ヘッダーの周方向に沿って延在している長溝であり、前記調節部材は前記分配管の周方向に沿って前記分配管の壁に移動可能に設けられており、前記駆動部材は前記ヘッダーの周方向に沿って前記ヘッダーの外壁に位置調節可能に設けられている。
【0021】
いくつかの実施例において、前記ヘッダーの外壁には凹溝を有する凸部が設けられており、前記駆動部材は前記ヘッダーの周方向に沿って前記凹溝内に位置調節可能に設けられている。
【0022】
いくつかの実施例において、前記凹溝は、複数であり、前記駆動部材は、前記複数凹溝のうちのいずれか一つの凹溝内に配置される。
【0023】
いくつかの実施例において、前記凹溝は、一つであり、且つ前記ヘッダーの周方向に沿って延在しており、前記駆動部材は、前記ヘッダーの周方向に沿って前記凹溝内に摺動可能に設けられている。
【0024】
いくつかの実施例において、前記分配開口は前記分配管の軸方向に沿って間隔を置いている複数であり、前記凸部は前記ヘッダーの軸方向に沿って間隔を置いており、且つ前記分配開口と一対一で対応しており、前記駆動部材及び前記調節部材は、いずれも複数であり且つ複数の前記凸部及び前記分配開口と一対一で対応している。
【0025】
いくつかの実施例において、前記分配装置は分配管であり、前記分配開口は螺旋状に延在している長溝であり、前記調節部材は螺旋方向に沿って前記分配管の壁に移動可能に設けられており、前記駆動部材は螺旋方向に沿って前記ヘッダーの外壁に位置調節可能に設けられている。
【0026】
いくつかの実施例において、前記駆動部材は、前記ヘッダー内に設けられており、前記調節部材は永久磁石、または磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材であり、前記駆動部材は、前記ヘッダーの周方向または軸方向に沿って間隔で配置された複数の電磁石である。
【0027】
いくつかの実施例において、前記駆動部材は、前記ヘッダーの内壁に設けられている。
【0028】
いくつかの実施例において、前記駆動部材は前記ヘッダーの外部に設けられており、前記調節部材は永久磁石、または磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材であり、前記駆動部材は、前記ヘッダーの周方向または軸方向に沿って間隔で配置された複数の電磁石である。
【0029】
いくつかの実施例において、前記駆動部材は前記ヘッダーの外壁に設けられている。
【0030】
いくつかの実施例において、前記分配開口及び前記調節部材は、いずれも複数であり且つ前記駆動部材と一対一で対応している。
【0031】
いくつかの実施例において、前記分配開口は前記分配装置の軸方向に沿って延在している長溝であり、前記調節部材は複数であり且つ前記駆動部材と一対一で対応しており、前記複数の調節部材は前記分配装置の軸方向に沿って間隔を置いて設けられている。
【0032】
本発明の実施例による熱交換器は、少なくとも一方が本発明の実施例に記載のヘッダー組立体である第一ヘッダー組立体及び第二ヘッダー組立体と、両端がそれぞれ前記第一ヘッダー組立体の第一ヘッダーと前記第二ヘッダー組立体の第二ヘッダーとに連結された熱交換管と、隣り合う前記熱交換管の間に設けられたフィンとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】本発明の一つの実施例に係るヘッダー組立体の分配管の概略図である。
図2】本発明の一つの実施例に係るヘッダー組立体のヘッダーの概略図である。
図3】本発明の一つの実施例に係る熱交換管が示されたヘッダー組立体の概略図である。
図4】本発明の別の実施例に係るヘッダー組立体の分配管の概略図である。
図5】本発明の別の実施例に係るヘッダー組立体のヘッダーの概略図である。
図6】本発明の別の実施例に係る熱交換管が示されたヘッダー組立体の概略図である。
図7】本発明のもう一つの実施例に係るヘッダー組立体の分配管の概略図である。
図8】本発明のもう一つの実施例に係るヘッダー組立体のヘッダーの概略図である。
図9】本発明のもう一つの実施例に係る熱交換管が示されたヘッダー組立体の概略図である。
図10】本発明のさらなるもう一つの実施例に係るヘッダー組立体の概略図である。
図11】本発明のさらなるもう一つの実施例に係るヘッダー組立体の概略図である。
図12】本発明の実施例に係る熱交換器の概略図である。
図13】本発明の実施例に係る熱交換器の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0034】
以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。前記実施例の実例が図面において示されるが、一貫して同一または類似する符号は、相同又は類似の部品、或いは、相同又は類似の機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明される実施例は例示性のものであり、本発明を解釈するためだけに用いられるものであって、本発明を制限するように理解されてはならない。
【0035】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例によるヘッダー組立体を説明する。図1〜13に示すように、本発明の実施例によるヘッダー組立体は、ヘッダー100と、分配装置と、調節部材500と、駆動部材600とを備える。
【0036】
分配装置は、ヘッダー100内に設けられており、冷媒をヘッダー100内に分配するための分配開口を有する。調節部材500は、分配装置に移動可能に設けられており、分配開口401を調節するように構成されている。駆動部材600は、磁力により調節部材500の移動を駆動するように構成されており、これによって、分配開口401を調節する。
【0037】
ここで、分配開口を調節する意味は、広く理解されるべきであり、例えば、分配開口の開口度、分配開口の開口位置、開口方向及び開口角度を調節することを含む。言い換えれば、調節部材を移動することによって、分配開口から噴出された冷媒量、冷媒の噴出位置、冷媒の噴出方向及び冷媒の噴出角度の少なくとも一つを変更できれば、いずれも分配開口を調節したと考えられる。
【0038】
ここで、駆動部材600が位置調節可能であることは、広く理解されるべきであり、駆動部材600が、連続的に移動して位置を変更できること、または異なる位置に設けられることができることを含む。即ち、駆動部材600の位置は変更可能である。
【0039】
本発明の実施例によるヘッダー組立体は、駆動部材600の位置を変更することによって、駆動部材600が磁力作用により調節部材500の位置を変更し、分配開口401を調節して、冷媒の分配を調節する。これによって、具体的な応用に応じて冷媒の分配を容易に調節でき、異なる運転環境の要求を満たし、適用性及び冷媒の分配効果を向上することができる。
【0040】
図1図10に示すように、いくつかの好ましい実施例において、駆動部材600がヘッダー100の外部に位置調節可能に設けられており、好ましくは、駆動部材600がヘッダー100の外壁に位置調節可能に設けられている。これによって、駆動部材600の取り付け及び移動が容易になる。駆動部材600がヘッダー100の外壁に取り付けられなくてもよく、例えば、ヘッダー100の外部、且つヘッダー100に隣接して設けられた単一のブラケット(図に示せず)に取り付けられることができ、駆動部材600を移動して調節部材500の位置を変更することによって、分配開口401を調節すればよい。
【0041】
好ましくは、調節部材500及び駆動部材600の少なくとも一方は永久磁石である。例えば、調節部材500及び駆動部材600の一方は永久磁石であり、且つ他方は磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材であり、当該部材は鋼シートであることが好ましいが、ほかの材料で製造されてもよい。より好ましくは、調節部材500は永久磁石であり、駆動部材600は鋼シートである。好ましくは、調節部材500は鋼シートであり、駆動部材600は永久磁石である。更に好ましくは、調節部材500及び駆動部材600はいずれも永久磁石である。好ましい実施例において、節部材500及び駆動部材600は磁力により相互に吸引する。
【0042】
本発明の実施例において、好ましくは、分配装置は分配管400であり、分配管400は円管であってもよいし、長方形または他の形状の断面を有する管であってもよい。
【0043】
容易に説明するために、以下の説明において、分配装置が円形の断面を有する分配管400で、調節部材500が鋼シートで、駆動片600が永久磁石であることを例として、説明する。これは例示性のものであり、本発明を制限するように理解されてはならない。
【0044】
いくつかの実施例において、調節部材500は、ヘッダー100の軸方向に沿って移動可能であり、駆動部材600は、ヘッダー100の軸方向に沿って位置調節可能である。
【0045】
図1図3に示す実施例において、分配開口401は、複数であり、分配管400の軸方向(図1における左右方向、即ち、ヘッダー100の軸方向)に沿って間隔を置いて分布しており、もっと具体的には、一直線になるように並べている。複数の分配開口401は、分配管400の軸方向周りに螺旋状に分布してもよいし、またはほかのいかなる適切な形式で分布してもよい。
【0046】
これに応じて、分配開口401毎に一つずつ調節部材500が設けられており、分配開口401の側壁内にスライド溝402が設けられており、調節部材500がスライド溝402内に移動可能に設けられており、分配管400の軸方向に沿って調節部材500を摺動することによって分配開口401を調節することができる。ヘッダー100の外壁には、複数の駆動部材600(永久磁石)が設けられており、ここで、駆動部材600が位置調節可能であることは、駆動部材600のヘッダー100に対して位置が変化可能であることを意味する。例えば、駆動部材600はヘッダー100に対して摺動できるか、または駆動部材600をヘッダー100に対する異なる位置に固定できる。複数の駆動部材600と複数の調節部材500とが一対一で対応しており、駆動部材600の位置を変更する場合には、それに対応する調節部材500は、分配管400に対して移動して、これによって、分配開口401を調節する。
【0047】
いくつかの実施例において、図1図3に示すように、ヘッダー100の外壁には複数の凸部700が設けられており、複数の凸部700と複数の分配開口401とが一対一で対応しており、各凸部700には、複数の凹溝701が設けられており、複数の凹溝701は、ヘッダー100の軸方向に沿って間隔を置くことができる。駆動部材600はいずれか一つの凹溝701内に合わせることができる。ここで、合わせる意味は、広く理解されるべきであり、即ち、駆動部材600をいずれか一つの凹溝701内に取り付けるか、または位置決めることができる。駆動部材600を一つの凹溝701から別の凹溝701内に移動させる場合には、駆動部材600の位置が変化して、これによって、磁力により調節部材500の移動を駆動して、分配開口401を調節する。
【0048】
凸部700は、ヘッダー100の外壁に溶接されてもよいし、例えばクリップによってヘッダー100の外壁に締め付けられてもよいし、またはほかの方式でヘッダー100の外壁に締め付けられてもよい。駆動部材600は、磁力により凹溝701内に固定されることができ、凸部700は、非金属材料からなる場合には、駆動部材600は、ほかの方式で凹溝701内に合わせることができ、例えばスナップフィット構造によって凹溝701内に合わせる。
【0049】
任意選択で、凸部700毎に一つずつ凹溝701が設けられており、凹溝701は、ヘッダー100の軸方向に沿って延在しており、駆動部材600はヘッダー100の軸方向に沿って凹溝701内に摺動することができ、これによって、位置を変更する。
【0050】
図4図6に示す実施例において、分配開口401は分配管400の軸方向に沿って延在している長溝であり、調節部材500と駆動部材600とは複数であり且つ相互に一対一で対応しており、複数の調節部材500は、分配管400の軸方向に沿って間隔を置いて設けられている。任意選択で、長溝は分配管400の軸線の周りに螺旋状に延在している。この場合には、調節部材500が螺旋方向に沿って移動するように駆動するために、駆動部材600はヘッダー100の軸方向周りに螺旋方向に沿って位置調節可能であり、これによって、分配開口401を調節する。
【0051】
長溝の側壁内にスライド溝402が設けられることができ、各調節部材500の対向する側辺はスライド溝402内に合わせる。図1図3に示す実施例と類似して、ヘッダー100の外壁には複数の凸部700が設けられており、各凸部700には、複数の凹溝701が形成されており、駆動部材600は、いずれか一つの凹溝701内に合わせることができる。任意選択で、ヘッダー100の外壁に単一の凸部700を設けることができ、単一の凸部700がヘッダー100の軸方向にそって延在しており、単一の凸部700内には、複数のヘッダー100の軸方向にそって間隔を置く複数の凹溝701、またはヘッダー100の軸方向にそって延在する一つの凹溝701が形成されている。
【0052】
図4図6に示す実施例の他の構造及び操作は、図1図3に示す実施例と同じであってもよく、ここで再度説明しない。
【0053】
図7図9に示す実施例において、分配開口401は複数であり、各分配開口401は分配管400の周方向に沿って延在している長溝であり、調節部材500と駆動部材600とは複数であり且つ複数の分配開口401と一対一で対応している。調節部材500は、分配管400の周方向に沿って移動可能であり、例えば、長溝の側壁内にスライド溝402が設けられており、調節部材500の対向する側辺はスライド溝402内に摺動可能に合わせる。駆動部材600は、ヘッダー100の周方向に沿って位置調節可能にヘッダー100の外壁に設けられている。
【0054】
本発明のいくつかの実施例において、ヘッダー100の外壁には凸部700が設けられており、凸部700には、凹溝701が設けられており、駆動部材600は、ヘッダー100の周方向に沿って位置調節可能に凹溝701内に設けられている。
【0055】
任意選択で、凹溝701は複数であり、駆動部材600は複数の凹溝701のうちのいずれか一つの凹溝内に配置される。言い換えれば、駆動部材600をいずれか一つの凹溝701内に取り付けるか、または位置決めることができる。さらに、任意選択で、凹溝701は一つであり、且つヘッダー100の周方向に沿って延在しており、駆動部材600はヘッダー100の周方向に沿って凹溝701内に摺動可能に設けられている。
【0056】
好ましくは、図8及び図9に示すように、分配開口401は、分配管400の軸方向に沿って間隔を置いている複数である。ヘッダー100の外壁には、ヘッダー100の軸方向に沿って間隔を置いている複数の凸部700が設けられており、各凸部700は、ヘッダー100の周方向に沿って延在しており、各凸部700には、駆動部材600を格納するとともに、ヘッダー100の周方向に沿って間隔を置いている複数の凹溝701が設けられている。駆動部材600はいずれか一つの凹溝701内に合わせることができる。これによって、駆動部材600の位置を変更して、調節部材の移動を駆動し、これによって、分配開口401を調節することができる。任意選択で、凸部700毎に一つずつ凹溝701が設けられており、駆動部材600は当該凹溝701内に摺動可能に合わせる。
【0057】
各分配開口401に対応する凸部700が、ヘッダー100の周方向に沿って延在している一体凸部であってもよいし、ヘッダー100の周方向に沿って間隔を置いている複数の小凸部であってもよい。
【0058】
任意選択で、各長溝形式の分配開口401は分配管400の軸線の周りに螺旋状に延在してもよい。これに応じて、駆動部材600は螺旋方向に沿って位置調節可能であるため、調節部材500が螺旋方向に沿って移動するように駆動し、これによって、分配開口401を調節する。
【0059】
本発明の実施例によるヘッダー組立体は、ヘッダー100の外壁に設けられた駆動部材600により、磁力を利用して、ヘッダー100内の調節部材500の移動を駆動する。これによって、分配開口401を調節し、異なる応用に適し、分配効果を向上する。
【0060】
図11に示すように、いくつかの実施例において、駆動部材600は、ヘッダー100内に設けられており、例えば、ヘッダー100の内壁に設けられている。調節部材500は、永久磁石、または磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材(例えば、鋼シート)であり、駆動部材600は、ヘッダー100の周方向または軸方向に沿って間隔で配置された複数の電磁石である。
【0061】
複数の電磁石形式の駆動部材600は導線を介して電源900及びコントローラ800に接続されており、コントローラ800は複数の電磁石が電源900に選択的に導通するように制御し、これによって、複数の電磁石における電源900に導通する電磁石は磁力が発生する。電源900に導通する電磁石を変更することによって、磁力が発生する位置を変更して、調節部材500の移動を駆動し、分配開口401を調節する。
【0062】
図10に示すように、好ましくは、駆動部材600は、ヘッダー100の外部に設けられており、例えばヘッダー100の外壁に設けられている。調節部材500は永久磁石、または磁力により永久磁石と相互作用するように構成された部材であり、駆動部材600はヘッダー100の周方向または軸方向に沿って間隔で配置された複数の電磁石である。
【0063】
図11に示す実施例と類似して、複数の電磁石形式の駆動部材600は、導線を介して電源900及びコントローラ800に接続されており、コントローラ800は複数の電磁石が電源900に選択的に導通するように制御し、これによって、複数の電磁石における電源900に導通する電磁石は磁力が発生する。電源900に導通する電磁石を変更することによって、磁力が発生する位置を変更して、調節部材500の移動を駆動し、分配開口401を調節する。
【0064】
類似するように、図10及び図11に示す実施例において、分配開口401及び調節部材500は、いずれも複数であり、且つ駆動部材600と一対一で対応している。好ましくは、分配開口401は分配管400の軸方向に沿って延在している長溝であり、調節部材500は複数であり、且つ駆動部材600と一対一で対応している。複数の調節部材500は分配管400の軸方向に沿って間隔を置いて設けられている。
【0065】
本発明のいくつかの実施例において、調節部材500は分配管400の軸方向及び周方向に沿って移動可能であり、これに応じて、駆動部材600は、ヘッダー100の軸方向及び周方向に沿って位置調節可能である。
【0066】
以下に図12及び図13を参照しながら本発明の実施例の熱交換器を説明する。図12及び図13に示すように、本発明の実施例の熱交換器は、第一ヘッダー組立体及び第二ヘッダー組立体と、熱交換管200と、隣り合う熱交換管200の間に設けられたフィン300とを備える。図12及び図13に示すように、簡潔のめたに、フィン300の一部のみが示される。
【0067】
第一ヘッダー組立体及び第二ヘッダー組立体の少なくとも一方が上述の実施例に記載のヘッダー組立体である。熱交換管200の両端はそれぞれ第一ヘッダー組立体と第二ヘッダー組立体とに連結されて、第一ヘッダー組立体の第一ヘッダー100Aと第二ヘッダー組立体の第二ヘッダー100Bとを連通する。
【0068】
いくつかの実施例において、好ましくは、熱交換器は、微通路熱交換器であり、熱交換管200は、扁管である。
【0069】
本発明の実施例による熱交換器は、駆動部材の位置を変更することによって、磁力により調節部材の移動を駆動して、分配開口を調節し、熱交換器の異なる運転領域及び応用に適し、適用性及び冷媒の分配効果を向上し、熱交換器の効果を向上する。
【0070】
本発明に対する説明において、用語である「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」などで表れる方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、発明を便利にまたは簡単に説明するために使用されるものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され、操作されると指示又は暗示するものではないため、発明に対する限定と理解してはいけない。
【0071】
なお、用語である「第一」、「第二」は説明のためだけに用いられるものであり、比較的な重要性を指示又は暗示するか、或いは示された技術特徴の数を黙示的に明示すると理解してはいけない。そこで、「第一」、「第二」が限定されている特徴は一つ又はより多くのこの特徴を含むことを明示又は暗示するのである。発明の説明において、明確且つ具体的な限定がない限り、「複数」とは、二つ又は二つ以上のことを意味する。
【0072】
本発明の説明において、明確な規定と限定がない限り、「取り付け」、「互いに接続」、「接続」、「固定」などの用語の意味は広く理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、あるいは一体的な接続でも可能である。机械的な接続や、電気接続や、あるいは通信でも可能である。直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することや、二つの部品の内部が連通することも可能である。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の発明中の具体的な意味を理解することができる。
【0073】
本発明において、明確な規定と限定がない限り、第一特徴が第二特徴の「上」又は「下」にあることは、第一特徴と第二特徴とが直接接触することを含んでもよく、第一特徴と第二特徴とが直接接触することなくそれらの間に別の特徴を介して接触することを含んでもよい。また、第一特徴が第二特徴の「上」、「上方」又は「上面」にあることは、第一特徴が第二特徴の真上及び斜め上にあることを含むか、或いは、単に第一特徴の水平高さが第二特徴より高いことだけを表す。第一特徴が第二特徴の「下」、「下方」又は「下面」にあることは、第一特徴が第二特徴の真下及び斜め下にあることを含むか、或いは、単に第一特徴の水平高さが第二特徴より低いことだけを表す。
【0074】
本発明の説明において、「一つの実施例」、「一部の実施例」、「示例」、「具体示例」或いは「一部の示例」など用語を参考した説明とは、該実施例或いは示例に結合して説明された具体的特徴、構成、材料或いは特徴が、本発明の少なくとも一つの実施例或いは示例に含まれることである。本明細書において、上記用語に対する例示的な表述は、必ずしも同じ実施例或いは示例を示すことではない。又、説明された具体的特徴、構成、材料或いは特徴は、いずれかの一つ或いは複数の実施例又は示例において適切に結合することができる。なお、当業者は、本明細書に記載された異なる実施例または示例に対して結合及び組合わせを行うことができる。
【0075】
本発明の実施例を示して説明したが、上述の実施例が例示性のものであり、本発明を制限するように理解されてはならない。当業者は、本発明の原理及び主旨から逸脱しない限りこれらの実施例に対して複種の変化、補正、切り替え及び変形を行うことができる。
【符号の説明】
【0076】
100:ヘッダー、100A:第一ヘッダー、100B:第二ヘッダー
200:熱交換管
300:フィン
400:分配管、401:分配開口、402:スライド溝
500:調節部材
600:駆動部材
700:凸部、701:凹溝
800:コントローラ
900:電源
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13