(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6167512
(24)【登録日】2017年7月7日
(45)【発行日】2017年7月26日
(54)【発明の名称】天井固定装置
(51)【国際特許分類】
E04B 2/82 20060101AFI20170713BHJP
【FI】
E04B2/82 501A
E04B2/82 501T
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-264953(P2012-264953)
(22)【出願日】2012年12月4日
(65)【公開番号】特開2014-109162(P2014-109162A)
(43)【公開日】2014年6月12日
【審査請求日】2015年12月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000139780
【氏名又は名称】株式会社イトーキ
(74)【代理人】
【識別番号】100074561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 隆生
(74)【代理人】
【識別番号】100124925
【弁理士】
【氏名又は名称】森岡 則夫
(74)【代理人】
【識別番号】100141874
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 久由
(72)【発明者】
【氏名】山村 知憲
(72)【発明者】
【氏名】中西 義明
(72)【発明者】
【氏名】我妻 俊彦
【審査官】
多田 春奈
(56)【参考文献】
【文献】
特開2004−257108(JP,A)
【文献】
特開2003−041694(JP,A)
【文献】
実開昭49−132606(JP,U)
【文献】
特開2001−271444(JP,A)
【文献】
特開2006−152732(JP,A)
【文献】
米国特許第04667450(US,A)
【文献】
米国特許第04908915(US,A)
【文献】
米国特許第04733509(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B2/72−2/82
9/00−9/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井パネルの側縁を支持する天井支持材に取付金具を取付けて、該取付金具で間仕切パネルの上部を保持する天レールを支持する天井固定装置であって、前記天井支持材は、垂直な吊支板の下端に、断面四角形の中空杆体の下面中央部に沿って開口溝を下に向けて形成した断面略C字形の係止レールを有し、前記取付金具は、基板の両側縁の対角位置に垂直片と該垂直片の上端から内向きに直角に折曲した水平片とからなる断面L字形の係止片を折曲形成するとともに、基板の中央部に形成した通孔に頭部を有する支持ボルトを上方から挿通し、該支持ボルトにナットを螺合したものであり、前記支持ボルトの頭部の最小幅W1は、前記係止レールの開口溝の幅D1よりも小さく、頭部の最大幅L2は前記係止レールの内面間隔D2よりも大きく設定し、前記取付金具の両係止片で前記天井支持材の係止レールを包持するとともに、前記支持ボルトの頭部を前記開口溝から係止レールの内部に挿入して係止し、前記天レールの上面板に形成した取付孔に前記支持ボルトを通し、下方から螺合した前記ナットで、前記取付金具の基板とナットで天レールの上面板を締め付けると同時に、前記係止レールの開口溝の両側に有する係止板を前記支持ボルトの頭部と基板で締め付けた状態で固定してなることを特徴とする天井固定装置。
【請求項2】
前記取付金具は、前記通孔の中心軸に対して180度回転対称な形状であり、前記係止レールの下面に沿った長方形の基板の両側縁の対角位置にそれぞれ前記係止片を形成してなる請求項1記載の天井固定装置。
【請求項3】
前記両係止片の最小間隔W3は前記係止レールの外形における横幅D3よりも大きく設定してなる請求項1又は2記載の天井固定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、天井固定装置に係わり、更に詳しくは例えば天井から床面にわたって設ける間仕切パネルを天井に保持するための天井固定装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
通常、オフィスビル等の室内の天井には、吊り天井構造が多く採用されている。つまり、階上のスラブから垂下した吊支部材によって、縦横に張り巡らした天井支持杆を吊下げ状に保持し、該天井支持杆に天井パネルの周囲を係止する構造である。このような天井創造を有する室内に天井から床面にわたって間仕切パネルを設置する場合、間仕切パネルの天レールを天井支持杆に保持することになる。
【0003】
特許文献1には、断面H型の梁の下フランジ部に、間仕切壁用下地材や天井用下地材等の下地材を取付金具を介して取付ける構造が記載されている。つまり、取付金具は、間仕切壁用下地材や天井用下地材等の下地材を取付けるための取付部から上方に向けて一対の上向き突片部を対向して突設し、各上向き突片部の一側端部に対向する別の上向き突片部の方向に向けて上横片部を突設するとともに各上向き突片部の他側端部に対向する別の上向き突片部の方向に向けて下当て横片部を突設し、対向する上向き突片部において一方の上向き突片部の上横片部と他方の上向き突片部の下当て横片部とが対向すると共に一方の上向き突片部の下当て横片部と他方の上向き突片部の上横片部とが対向し、下当て横片部よりも上横片部を上に位置させ、下当て横片部の上面部に弾性を有する防振材を取着し、両上横片部の先端間の距離を下フランジ部の巾以上とし、両下当て横片部の先端間の距離を下フランジ部の巾以下とし、対向する上横片部と下当て横片部との平面視における距離を下フランジ部の巾よりも狭くした構造である。
【0004】
しかし、特許文献1に記載の取付金具は、H型梁の下フランジ部の上面部にそれぞれ上横片部を載置すると共に下フランジ部の下面部に下当て横片部の上面部に取着した防振材を押圧して梁に取付けるようになっているので、取付作業自体は挿入し、45度程度の回転だけで済むので簡単であるが、防振材を押圧して下フランジ部に保持されているだけであるので、複数の取付金具の取付部にわたって、間仕切壁を支持する上ランナや、天井材を保持するスタッドを取付けるまでは、脱落する恐れもある。また、取付金具とH型梁の下フランジ部とは係合のみで保持されているので、不安定感は否めない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第4448227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天井パネルの側縁を支持する天井支持材の任意の位置に、下方からの作業のみで簡単且つ強固に取付金具を取付けることができ、該取付金具を介して間仕切パネル等の他の部材を容易に固定することが可能な天井固定装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前述の課題解決のために、天井パネルの側縁を支持する天井支持材に取付金具を取付けて、該取付金具で
間仕切パネルの上部を保持する天レールを支持する天井固定装置であって、前記天井支持材は、垂直な吊支板の下端に、
断面四角形の中空杆体の下面中央部に沿って開口溝を下に向けて形成した断面略C字形の係止レールを有し、前記取付金具は、基板の両側縁の対角位置に
垂直片と該垂直片の上端から内向きに直角に折曲した水平片とからなる断面L字形の係止片を折曲形成するとともに、基板の中央部に形成した通孔に頭部を有する支持ボルトを上方から挿通し、該支持ボルトにナットを螺合したものであり、
前記支持ボルトの頭部の最小幅W1は、前記係止レールの開口溝の幅D1よりも小さく、頭部の最大幅L2は前記係止レールの内面間隔D2よりも大きく設定し、前記取付金具の両係止片で前記天井支持材の係止レールを包持するとともに、前記支持ボルトの頭部を前記開口溝から係止レールの内部に挿入して係止し、前記
天レールの上面板に形成した取付孔に前記支持ボルトを通し、下方から螺合した前記ナットで、前記取付金具の基板とナットで天レールの上面板を締め付けると同時に、前記係止レールの開口溝の両側に有する係止板を前記支持ボルトの頭部と基板で締め付け
た状態で固定してなることを特徴とする天井固定装置を構成した(請求項1)。
【0008】
ここで、
前記取付金具は、前記通孔の中心軸に対して180度回転対称な形状であり、前記係止レールの下面に沿った長方形の基板の両側縁の対角位置にそれぞれ
前記係止片を形成し
てなることが好ましい(請求項2)。
【0009】
更に、
前記両係止片の最小間隔
W3は前記係止レールの外形における横幅
D3よりも大きく設定してなることがより好ましい(請求項3)。
【発明の効果】
【0010】
以上にしてなる請求項1に係る発明の天井固定装置は、天井パネルの側縁を支持する天井支持材に取付金具を取付けて、該取付金具で
間仕切パネルの上部を保持する天レールを支持する天井固定装置であって、前記天井支持材は、垂直な吊支板の下端に、
断面四角形の中空杆体の下面中央部に沿って開口溝を下に向けて形成した断面略C字形の係止レールを有し、前記取付金具は、基板の両側縁の対角位置に
垂直片と該垂直片の上端から内向きに直角に折曲した水平片とからなる断面L字形の係止片を折曲形成するとともに、基板の中央部に形成した通孔に頭部を有する支持ボルトを上方から挿通し、該支持ボルトにナットを螺合したものであり、
前記支持ボルトの頭部の最小幅W1は、前記係止レールの開口溝の幅D1よりも小さく、頭部の最大幅L2は前記係止レールの内面間隔D2よりも大きく設定し、前記取付金具の両係止片で前記天井支持材の係止レールを包持するとともに、前記支持ボルトの頭部を前記開口溝から係止レールの内部に挿入して係止し、前記
天レールの上面板に形成した取付孔に前記支持ボルトを通し、下方から螺合した前記ナットで、前記取付金具の基板とナットで天レールの上面板を締め付けると同時に、前記係止レールの開口溝の両側に有する係止板を前記支持ボルトの頭部と基板で締め付け
た状態で固定してなるので、天井支持材の任意の位置に、取付金具を下方からの作業のみで簡単に取付けることができ、しかも両係止片
で係止レールを包持するように係止するとともに、支持ボルトの頭部を開口溝内に係止するので確実に取付けることができ、そして支持ボルトの下部を
天レールの上面板に形成した取付孔に挿入し、該支持ボルトの下部にナットを螺合することにより、
天レールの上面板を基板とナットで締め付けると同時に、支持ボルトの頭部と基板とで係止レールの開口溝の
両側に有する係止板を締め付けることができるので、係止レールの任意の位置に取付金具と
天レールを強固に固定することができ
、そして天レールによって間仕切パネルの上部を安定に保持することができる。また、前記支持ボルトの頭部を前記係止レール内に位置させ、前記天レールの上面板の取付孔に通した該支持ボルトに下方から前記ナットを螺合して締め付けた場合にも、支持ボルトの頭部が係止レールの内部で空回りしないので固定作業が容易である。
【0011】
請求項2によれば、
前記取付金具は、前記通孔の中心軸に対して180度回転対称な形状であり、前記係止レールの下面に沿った長方形の基板の両側縁の対角位置にそれぞれ
前記係止片を形成し
てなるので、簡単な構造の取付金具は製造が容易であり、コスト低減化に寄与する。
【0012】
請求項3によれば、
前記両係止片の最小間隔
W3は前記係止レールの外形における横幅
D3よりも大きく設定してなるので、両係止片の間に係止レールを受け入れるとともに、支持ボルトの頭部の長手方向を開口溝の方向に向けて内部に挿入し、前記取付金具を40度程度回転させて、基板の長手方向を係止レールに沿わせるとともに、両係止片を係止レールの上面に係止し、更に支持ボルトを約90度回転させることにより、開口溝の内部に係止することができ、単に下方からの挿入、回転作業のみで係止レールに取付金具を係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の天井固定装置の要部を示す部分縦断面図である。
【
図3】天井と床面との間に間仕切パネルを設置した状態の縦断面図である。
【
図4】取付金具を示し、(a)は全体の斜視図、(b)は分解斜視図である。
【
図5】取付金具の支持ボルトを示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【
図6】天井支持材を利用して複数の間仕切パネルを連設した態様を示す説明用配置図である。
【
図7】間仕切パネルの連結構造を示す部分横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。
図1は本発明の要部を示し、
図2は天井支持材の部分断面を示し、
図3は間仕切パネルを天井と床面との間に立設した状態を示し、
図4及び
図5は取付金具を示し、図中符号1は天井支持材、2は天井パネル、3は取付金具、4は間仕切パネル、5は天レール、6は地レール、7はパネル板をそれぞれ示している。
【0015】
本実施形態では、
図3、
図6及び
図7に示すように、階上スラブ8の下方に天井支持材1を縦横に張り巡らせて天井パネル2の周囲を保持し、隣接する天井パネル2,2の間に臨んだ天井支持材1の任意の位置に、取付金具3を取付ける。そして、前記天井Sと床面Fの間に間仕切パネル4を立設するには、複数の前記取付金具3,…を用いて天井Sに取付けた天レール5と、床面Fに対向させて敷設した地レール6との間に支柱9,…を所定間隔で立設し、その支柱9,9の表裏両側にパネル板7,7を係止して構成する。
【0016】
更に詳しくは、前記天井支持材1は、
図1及び
図2に示すように、垂直な吊支板10の下端に、開口溝12を下に向けて形成した断面略C字形の係止レール11を有している。具体的には、前記吊支板10は、垂直な鋼板を2枚重ねて固着するとともに、両板材の下端を外側に直角に折曲して連結板13,13を形成し、下端に断面T字形の連結部を形成した構造である。前記係止レール11は、断面四角形の中空杆体の下面中央部に沿って前記開口溝12を形成した構造であり、カラー鋼板を断面略コ字形に折曲して内側レール部14を形成するとともに、前記開口溝12の口縁で外側に折り返し、前記内側レール部14の外側で下面部及び側面部で重なり、上面部で前記連結板13の板厚分だけ隙間を設けた外側レール部15とからなる。そして、前記吊支板10の両連結板13,13を前記係止レール11の内側レール部14の上面板14Aと外側レール部15の両上面板15A,15Aとで挟み込んで固定する。ここで、前記開口溝12の両側は、係止板16,16となっているとともに、前記外側レール部15の両上面板15A,15Aの上面は受面17,17となっている。
【0017】
前記係止板16,16は、前記内側レール部14と外側レール部15の板材の二重構造になっており、また前記受面17,17は、前記吊支板10の連結板13、内側レール部14の上面板14A及び外側レール部15の両上面板15Aの三重構造になっており、曲げ強度が高くなっている。また、前記係止レール11はカラー鋼板で作製したので、塗装をしなくても十分に外面が綺麗な仕上がりとなり、また前記吊支板10は直接見えないので、無塗装鋼板の地肌のまま使用することでコスト低減化を図ることができる。
【0018】
そして、前記取付金具3は、
図1、
図4及び
図5に示すように、本体金具18と支持ボルト19及びナット20とか構成され、前記本体金具18は、長方形の基板21の両側縁の対角位置に断面L字形の係止片22,22を折曲形成するとともに、基板21の中央部に形成した通孔23に頭部24を有する支持ボルト19を上方から挿通し、該支持ボルト19にナット20を螺合した構造である。更に詳しくは、前記取付金具3は、前記通孔23の中心軸に対して180度回転対称な形状であり、前記係止レール11の下面に沿った長方形の基板21の両側縁の対角位置にそれぞれ形成した前記係止片22,22は、垂直片25と該垂直片25の上端から内向きに直角に折曲した水平片26とからなる。前記基板21の幅は前記係止レール11の幅に略一致している。
【0019】
前記天井パネル2は、
図1に示すように、端部の下面側に切欠部27を形成し、該切欠部27を前記係止レール11の上部に係合させて保持している。従って、隣接する天井パネル2,2間には、前記係止レール11が下方に臨んでいる。
【0020】
図2において、前記係止レール11の開口溝12の幅をD1とし、内側レール部14の両側内面間隔をD2とし、係止レール11の外形の横幅寸法、つまり外側レール部15の両側外面間隔をD3とする。
図4及び
図5において、前記支持ボルト19の頭部24は、本実施形態では平行四辺形に形成し、その短辺幅W1は、前記係止レール11の開口溝12の幅D1よりも小さく、頭部24の長辺幅W2は開口溝12の幅D1よりも大きく設定し、前記両係止片22,22の最小間隔W3は前記係止レール11の外形における横幅D3よりも大きく設定している。前記短辺幅W1は、頭部24の最小幅となる。更に、本実施形態では、平行四辺形の前記頭部24の対角線のうち、短い対角線の長さL1を内側レール部14の両側内面間隔をD2より短く設定するとともに、長い対角線の長さL2をD2より長く設定し、該頭部24が係止レール11の内部で空回りしないようにしている。前記長さL2は頭部24の最大幅となる。ここで、前記長辺幅W2は、前記幅D2と一致するか若干狭く設定することが好ましい。
【0021】
そして、前記天井パネル2を若干持ち上げ、前記取付金具3の両係止片22,22の間に、前記係止レール11を受け入れるとともに、前記支持ボルト19の頭部24を開口溝12の長手方向に向けて内部に挿入し、それから取付金具3を基板21が係止レール11に沿うように回転させると、両係止片22,22の水平片26,26が係止レール11の受面17,17の上方に回り込み係止する一方、前記支持ボルト19を約90度回転させると、頭部24の長手方向が開口溝12と交差し、両端部が前記係止板16,16に上に位置して係止する。つまり、前記取付金具3で前記天井支持材1の係止レール11を包持するとともに、前記支持ボルト19の頭部24を前記開口溝12から係止レール11の内部に挿入して係止するのである。前記取付金具3の両係止片22,22を係止レール11に係止した後は、前記天井パネル2を下して再度係止レール11に係止し、あるいは係止片22の上に係止して元の状態に戻すことができる。そして、前記天レール5の上面板28に形成した図示しない取付孔に前記支持ボルト19の下部を挿入し、該支持ボルト19にナット20を螺合する。この状態で、前記天レール5の上面板28を基板21とナット20で締め付けると同時に、支持ボルト19の頭部24と基板21とで係止レール11の開口溝12の両側部の係止板16,16を締め付けるのでる。
【0022】
本発明は、前記天レール5の代わりに任意の他の部材を、前記同様に取付金具3を用いて天井支持材1の係止レール11の任意位置に固定することができるのである。他の部材の例としては、ロールスクリーン、プロジェクター、スピーカー等の視聴覚機器や、展示物を保持するボード等が挙げられる。
【0023】
図6に示すように、縦横に一定間隔で前記天井支持材1の係止レール11が存在すると、該係止レール11に沿って間仕切パネル4を設け、あるいは複数の係止レール11,11を交差させて間仕切パネル4を設けることが可能である。
【符号の説明】
【0024】
1 天井支持材、 2 天井パネル、
3 取付金具、 4 間仕切パネル、
5 天レール、 6 地レール、
7 パネル板、 8 階上スラブ、
9 支柱、 10 吊支板、
11 係止レール、 12 開口溝、
13 連結板、 14 内側レール部、
14A 上面板、 15 外側レール部、
15A 上面板、 16 係止板、
17 受面、 18 本体金具、
19 支持ボルト、 20 ナット、
21 基板、 22 係止片、
23 通孔、 24 頭部、
25 垂直片、 26 水平片、
27 切欠部、 28 上面板、
F 床面、 S 天井。