(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6168328
(24)【登録日】2017年7月7日
(45)【発行日】2017年7月26日
(54)【発明の名称】逆止弁付製袋装置
(51)【国際特許分類】
B65D 30/26 20060101AFI20170713BHJP
B65D 30/10 20060101ALI20170713BHJP
B31B 70/64 20170101ALI20170713BHJP
【FI】
B65D30/26 S
B65D30/10 M
B31B70/64
【請求項の数】1
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2016-182255(P2016-182255)
(22)【出願日】2016年8月30日
【審査請求日】2016年8月30日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】501278700
【氏名又は名称】共栄機械株式会社
(72)【発明者】
【氏名】杉本 栄一
(72)【発明者】
【氏名】杉本 栄三
【審査官】
長谷川 一郎
(56)【参考文献】
【文献】
特開2006−305731(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3198816(JP,U)
【文献】
実公昭50−008085(JP,Y1)
【文献】
特開平03−275456(JP,A)
【文献】
特開2012−254828(JP,A)
【文献】
特開2013−096556(JP,A)
【文献】
特開2002−293334(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 30/26
B65D 30/10
B31B 70/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動製袋機械において、連続的に逆止弁付袋を製袋する製袋装置、
長尺第一パネルの内側上部に非接着剤を指定位置のみに間欠的に塗布された第一パネルの非接着剤塗布面部に第一パネルより細幅である、第二パネルを重ねる、第一パネルと第二パネルを第一パネルの非接着剤塗布部の両横側を熱接着させる、次に、第二パネルに第三パネルを重ねる、第一パネルと第二パネルの熱接着部を繋ぐ形で第一パネルと第二パネルと第三パネルを広幅熱接着する、次の工程で、第一パネルと第二パネルと第三パネルの四方を熱接着させる、前書き全手段を備える、逆止弁付き袋を、製袋する自動製袋機械の製袋装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
逆止弁付袋の自動製袋装置に関する。
【背景技術】
【0002】
バールンの様な風船の、空気注入口の自動逆止弁の製袋装置。
【0003】
逆止弁が製袋時に加工してありますので、空気を入れた後結んだり、のり貼りをしたり、栓をする必要がありません。
【先行技術文献】
参考文献 実用新案登録3196155号
考案の名称 開閉自在袋
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
風船の空気注入口は、特殊な逆止弁を製袋後に手作業で取り付けている、よって、非能率的である。
【0005】
上記の方法で作業するため、大量に安価に製袋することが不可能である。
【0006】
逆止弁の袋に取り付け不良が多く発生している。
【0007】
特殊逆止弁が特殊加工のため、高価である。
【0008】
第一パネルの内側上部に非接着剤を指定位置のみに間欠的に塗布された第一パネルである。
【0009】
第二パネルは第一パネルより細幅パネルである。
【0010】
第一パネルの非接着剤塗布面に第二パネルを重ね、第一パネルと第二パネルを第一パネルの非接着剤塗布部の両横側を熱接着させる、製袋装置。
【0011】
第二パネルに第三パネルを重ねる、第一パネルと第二パネルの熱接着部を繋ぐ形で第一パネルと第二パネルと第三パネルを広幅熱接着させる、製袋装置。
【0012】
第一パネルには、非接着剤塗布のため、第一パネルと第二パネルは熱接着しないため、空気注入口となる、第二パネルと第三パネルは非接着剤が塗布されていないため、熱接着する、製袋装置。
【0013】
第一パネルと第二パネルと第三パネルの四方を熱接着させて、逆止弁付袋の製袋装置、
【0014】
袋の形態によって、第一パネルの内側に非接着剤を指定位置のみに間欠的に塗布された、下部に粘着剤を塗布する事もある第一パネルである。
【0015】
第一パネルに非接着剤を塗布してあるため、各パネルの四方を接着させても、非接着剤塗布部は、接着しないため、空気注入口に成る。
【0016】
袋の形態によって、第一パネルに粘着剤を塗布したあるため、空気注入後の逆止になる。
【0017】
逆止弁が製袋時に加工してありますので、空気を入れた後結んだり、栓をする必要がありません。
【0018】
逆止弁付袋が安価にて、大量に製袋できる。
【0019】
本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明にあたって、同一構成要件については、同一符号を付けて、重複した説明を省略する。
【0020】
自動製袋機械において、連続的に逆止弁付袋を製袋する製袋装置である。
【0021】
第一パネルの内側上部に非接着剤を指定位置のみに間欠的に塗布された第一パネルである。
【0022】
第二パネルは第一パネルより細幅パネルである。
【0023】
第一パネルの非接着剤塗布面に第二パネルを重ね、第一パネルと第二パネルを第一パネルの非接着剤塗布部の両横側を熱接着させる、製袋装置。
【0024】
第二パネルに第三パネルを重ねる、第一パネルと第二パネルの熱接着部を繋ぐ形で第一パネルと第二パネルと第三パネルを広幅熱接着させる、製袋装置。
【0025】
第一パネルには、非接着剤塗布のため、第一パネルと第二パネルは熱接着しないちめ、空気注入口となる、第二パネルと第三パネルは非接着剤が塗布されていないため、熱接着する、製袋装置。
【0026】
第一パネルと第二パネルと第三パネルの四方を熱接着させて、逆止弁付袋の製袋装置、
【0027】
袋の形態によって、第一パネルの内側に非接着剤を指定位置のみに間欠的に塗布された、下部に粘着剤を塗布する事もある第一パネルである。
【0028】
第一パネルに非接着剤を塗布してあるため、各パネルの四方を接着させても、非接着剤塗布部は、接着しないため、空気注入口に成る。
【0029】
袋の形態によって、第一パネルの内側に非接着剤塗布部、下部に粘着剤を塗布したあるため、空気注入後の逆止になる。
【0030】
逆止弁が製袋時に加工してありますので、空気を入れた後結んだり、栓をする必要がありません。
【0031】
逆止弁付袋が安価にて、大量に製袋できる。
【0032】
本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明にあたって、同一構成要件については、同一符号を付けて、重複した説明を省略する。
【0033】
自動製袋機械において、連続的に逆止弁付袋を製袋する製袋装置である。
【0034】
長尺第一パネル1の内側上部に非接着剤4を指定位置のみに間欠的に塗布された第一パネル1である。
【0035】
長尺第二パネル2を第一パネル1の非接着剤塗布面部4に重ねる、
【0036】
長尺第二パネルは2第一パネル1より細幅である。
【0037】
第一パネル1と第二パネル2を第一パネル1の非接着剤塗布部4の両横側を熱接着6させる、製袋装置。
【0038】
第二パネル2に第三パネル3を重ねる、第一パネル1と第二パネル2の熱接着部6を繋ぐ形で第一パネル1と第二パネル2と第三パネル3を広幅熱接着9させる、製袋装置。
【0039】
第一パネル1には、非接着剤塗布4のため、第一パネル1と第二パネル2は熱接着9しないため、空気注入口7となる、第二パネル1と第三パネル3は非接着剤が塗布されていないため、熱接着9する、製袋装置。
【0040】
第一パネル1と第二パネル2と第三パネル3の四方を熱接着8させて、逆止弁付袋の製袋装置、
【0041】
袋の形態によって、第一パネルの内側に非接着剤を指定位置のみに間欠的に塗布された、下部に粘着剤5を塗布する事もある第一パネルである。
【0042】
第一パネル1に非接着剤4を塗布してあるため、各パネルの四方を接着8させても、非接着剤塗布部4は、接着しないため、空気注入口7に成る。
【0043】
袋の形態によって、第一パネル1に粘着剤5を塗布したあるため、空気注入後の逆止になる。
【0044】
第一パネル1を細幅使用して、第四パネルを追加使用することもある。
【図面の簡単な説明】
【
図3】 第一パネルと第二パネルの非接着塗布部の熱接着説明図。
【
図4】 第一パネルと第二パネルと非接着剤塗布部をはさむ形の接着部説明図。
【
図5】 各パネルの熱接着部を繋ぐ広幅熱接着正面図。
【符号の説明】
1 第一パネル
2 第二パネル
3 第三パネル
4 非接着剤塗布部
5 粘着剤塗布部
6 非接着剤塗布部をはさむ接着部
7 空気注入口、逆止弁
8 各パネルの四方接着部
9 広幅熱接着部
【要約】 (修正有)
【課題】バールンの様な風船の、空気注入口の自動逆止弁の製袋装置であって、逆止弁が製袋時に加工してありますので、空気を入れた後結んだり、栓をする必要がなく、逆止弁付き袋が安価に製袋できる。
【解決手段】第一パネル1の内側上部に非接着剤を指定位置のみに塗布し、第二パネルを重ね、第一パネルの非接着剤塗布部の両横側を熱接着させる。第二パネルに第三パネル3を重ね、第一パネルと第二パネルの熱接着部を繋ぐ形で広幅熱接着する。第一パネル1の非接着剤塗布部が空気注入口となる、第一パネルと第二パネルと第三パネルの四方を熱接着させた逆止弁付袋の製袋装置。第一パネルの非接着剤塗布部には粘着剤を塗布する事もある。
【選択図】
図1