(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6169448
(24)【登録日】2017年7月7日
(45)【発行日】2017年7月26日
(54)【発明の名称】中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器
(51)【国際特許分類】
B65D 25/10 20060101AFI20170713BHJP
【FI】
B65D25/10
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-185167(P2013-185167)
(22)【出願日】2013年9月6日
(65)【公開番号】特開2015-51790(P2015-51790A)
(43)【公開日】2015年3月19日
【審査請求日】2016年9月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】593016444
【氏名又は名称】三和システムエンジニアリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083998
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 丈夫
(72)【発明者】
【氏名】吉岡 岳志
【審査官】
家城 雅美
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−105672(JP,A)
【文献】
特表2002−528248(JP,A)
【文献】
米国特許第3113689(US,A)
【文献】
特開2008−100707(JP,A)
【文献】
実開昭48−22090(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D23/00−25/56
B65D85/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
底板と、この底板の周辺部から立ち上がる側壁と、この側壁の上縁外側に水平方向に形成されたフランジとからなり、前記側壁上縁内側に棚状の孔板支持部を備える容器本体と、
全体として平板状をなしかつ全面に複数の段付き孔が形成されるとともに周辺部の裏側に前記孔板支持部に係合させて支持させる被支持部を有し、前記段付き孔に大径部を支持させて段付き孔と同数の中間位置に大径部を有する軸状体を植え込み可能とした2枚の孔板と、
前記容器本体と同形でこの2枚の孔板の上にかぶせ、前記容器本体のフランジに重ねられる蓋と
からなる、中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器であって、
前記孔板の段付き孔の段差部分が孔板の表面よりも低い位置であることにより2枚の孔板を向かい合わせに重ねたとき前記軸状体の大径部が2枚の孔板の段付き孔の中間に収納されるように構成されていることを特徴とする中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器。
【請求項2】
前記容器本体のフランジ表面に複数個の嵌合溝と、これに嵌合する複数個の突条を点対称に、かつそれぞれの嵌合溝と突条とが線対称になるように配置して、前記容器本体に前記蓋をかぶせたとき前記各突条が前記各嵌合溝に嵌合するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器。
【請求項3】
前記容器本体の底板の外面に線対称の格子状の支持面を残してその周囲にこの支持面よりも突出して形成された凸部と、前記支持面よりも陥没した凹部とを点対称に、かつそれぞれの凸部と凹部とが線対称になるように配置し、蓋をかぶせた容器の上にさらに蓋をかぶせた他の同じ形状の容器を積み重ねたとき、前記格子状の支持面同士が互いに接触して荷重を伝達し、かつ前記凸部と前記凹部とが嵌合して位置決めされるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器。
【請求項4】
前記容器本体の側壁に、積み重ねた時の荷重に対する強度を高くする縦方向の凸状のリブが形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器。
【請求項5】
前記容器本体のフランジに切欠き部を設け、内部に収納されている孔板の一部が見えるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関用スパークプラグ等、中間位置に大径部を有する中空または中実の軸状体を多数まとめて貯蔵、あるいは搬送するための容器に関する。
【背景技術】
【0002】
ガソリンエンジン用スパークプラグやディーゼルエンジン用のグロープラグ等(以下、これらをまとめて「スパークプラグ」という)は、本体が破損しやすいセラミックス焼結体であり、その形状は中間位置に径の大きい大径部を有する軸状体である。
【0003】
スパークプラグの一例を図面により説明する。
図8(a)は完成品のガソリンエンジン用スパークプラグを示し、符号91は点火用の電線が接続されるターミナルナット、符号92は中心電極、符号93は絶縁碍子、符号94は絶縁碍子93の下半分にかぶせる金属製のシェル、符号95はシェル94の先端部分に設けられたリーチと称するねじ部、符号96はアース電極である。ターミナルナット91と中心電極92とは絶縁碍子93の内部で導通しており、シェル94およびアース電極96は使用状態でエンジンのシリンダにねじ込まれて車体にアースしているので、中心電極92とアース電極96との間でスパークが発生し、エンジン内の混合ガスに点火することができるのである。
【0004】
一方、スパークプラグの製造段階では第1の工程で中心電極92を内部に収容した状態で絶縁碍子93を焼成し、次の第2の工程に移る際に
図8(b)に示す形状の中間製品9aを搬送することも必要である。なお、スパークプラグ等の寸法は世界的に何種類かに統一されている。
【0005】
こうした中間製品9aあるいは完成品のスパークプラグ9を大量に貯蔵し、かつ搬送するため、さまざまな容器が使用される。たとえば、中間製品または完成品のスパークプラグを1個ずつクッション性のある発泡樹脂の袋に入れたり紙でくるんで段ボールの箱につめたりするのが一般的であるが、段ボールの箱は折り畳んだ形で納入されるため1個ずつ人間の手で組み立てなければならず、また樹脂袋や紙などの詰め物やクッション材、段ボール箱等はすべて使い捨ての消耗品であり、コスト高になるばかりでなく資源の無駄が生じる。そこで孔のあいた平板状のトレイを使用し、孔の中に1個ずつプラグを挿入したトレイを何枚か重ねてコンテナに収納して輸送することも試みられている。
【0006】
特許文献1には、スパークプラグを製造する際の加熱工程で碍子をセットするのに用いるトレイが記載されている。
図9は特許文献1に記載のトレイの平面図、
図10は断面図で、符号8は平板状のトレイの本体、符号81はその板面を貫通して形成された段付き孔、符号9はこのトレイに収納する中間位置に大径部を有する軸状体、すなわちスパークプラグである。
【0007】
トレイ本体8には多数の段付き孔81が形成されている。中間製品、完成品を問わず、スパークプラグ等はいずれも中間に大径のつば部を有する軸状体であるから、大径部が段付き孔の段に載置されるように収納すれば倒れることはなく、安定して搬送することができる。しかし特に焼成前の中間製品の場合、工業用ロボット等でトレイに差し込んだり(植え付ける、という)取り出したりする際ロボットハンドが隣の中間製品に接触したり、中間製品同士が接触したりすると不良品となってしまうので、孔の間隔をあまり狭くすることができず、また一方、搬送の際に倒れたりしないよう、安定して収納することが重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2005−132691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、トレイが段ボール箱に代わる容器にコンパクトに収納されるようにして使い捨ての消耗部材をなくすとともに、容器の構成部材をすべて平面で見た場合に点対称、線対称になるようにすることによって部材の種類を少なくして製造コストを低減すると同時に、収納作業における部材の向きを注意しなくてもよいようにして作業性を向上させた中間位置に大径部を有する軸状体の収納容器を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に記載の本発明は、底板と、この底板の周辺部から立ち上がる側壁と、この側壁の上縁外側に水平方向に形成されたフランジとからなり、前記側壁上縁内側に棚状の孔板支持部を備える容器本体と、全体として平板状をなしかつ全面に複数の段付き孔が形成されるとともに周辺部の裏側に前記孔板支持部に係合させて支持させる被支持部を有し、さらに前記段付き孔に大径部を支持させて段付き孔と同数の中間位置に大径部を有する軸状体を植え込み可能とした2枚の孔板と、前記容器本体と同形でこの2枚の孔板の上にかぶせ、前記容器本体のフランジに重ねられる蓋とからなる、中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器であって、前記孔板の段付き孔の段差部分が孔板の表面よりも低い位置であることにより2枚の孔板を向かい合わせに重ねたとき前記軸状体の大径部が2枚の孔板の段付き孔の中間に収納されるように構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項2に記載の本発明は、前記容器本体のフランジ表面に複数個の嵌合溝と、これに嵌合する複数個の突条を点対称に、かつそれぞれの嵌合溝と突条とが線対称になるように配置して、前記容器本体に前記蓋をかぶせたとき前記各突条が前記各嵌合溝に嵌合するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器である。
【0012】
請求項3に記載の本発明は、前記容器本体の底板の外面に線対称の格子状の支持面を残してその周囲にこの支持面よりも突出して形成された凸部と、前記支持面よりも陥没した凹部とを点対称に、かつそれぞれの凸部と凹部とが線対称になるように配置し、蓋をかぶせた容器の上にさらに蓋をかぶせた他の同じ形状の容器を積み重ねたとき、前記格子状の支持面同士が互いに接触して荷重を伝達し、かつ前記凸部と前記凹部とが嵌合して位置決めされるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器である。
【0013】
請求項4に記載の本発明は、前記容器本体の側壁に、積み重ねた時の荷重に対する強度を高くする縦方向の凸状のリブが形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器である。
【0014】
請求項5に記載の本発明は、前記容器本体のフランジに切欠き部を設け、内部に収納されている孔板の一部が見えるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器である。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、段付き孔を設けた孔板に中間位置に大径部を有する軸状体を植え付け、もう1枚の孔板を逆向きにかぶせることにより、軸状体の大径部が2枚の孔板の段付き孔の中間に収納され、倒れたり抜け出したりすることがないから搬送品の品質が保障される。
【0016】
さらに、軸状体を収納している2枚の孔板は同一品であり、これを収納する容器の下半分と上半分(すなわち身と蓋)も同一品であるから金属や樹脂等でこの搬送用容器を製造する場合、金型は2種類でよい。またこれらの部材はすべて平面で見て点対称、線対称に設計されているため、収納に際して部材の向きを注意する必要がない。さらに同じ容器を安定して積み重ねることができるので大型コンテナ等に収納することも容易である。さらに搬送を終わった空の容器はさらにコンパクトに積み重ねることができるので搬送する体積が収納様態の1/5程度になり、容器のみを回収して繰り返し使用する際の輸送費や所要スペースなどが大幅に削減できるなどの、すぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明実施例の搬送用容器を示す斜視図である。
【
図2】本発明実施例の搬送用容器のうち下側のものを示す斜視図である。
【
図3】本発明実施例の搬送用容器のうち上側のものを示す斜視図である。
【
図5】本発明実施例において、2枚の孔板の中間にスパークプラグを挿入した状態を示す断面図である。
【
図6】
図4におけるA−A断面における上側の容器本体、2枚の孔板、下側の容器本体をそれぞれ示す断面図である。
【
図7】
図6の4つの部材を重ねた状態を示す部分断面図である。
【
図8】本発明に係わるスパークプラグの(a)は完成品、(b)は中間製品を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下本発明の好ましい一実施例を図面により詳細に説明する。
【0019】
図1はこの発明に係る中間位置に大径部を有する軸状体の搬送用容器の一例を示す斜視図で、一対の容器本体1a,1bの内部に2枚の孔板2a,2bを収納した状態を示している。容器本体1a,1bは寸法、形状とも全く同一品であるが、容器として見た場合、身に相当する下側を本体1b、上側を蓋1aと区別してもよい。また2枚の孔板2a,2bも寸法、形状とも全く同一品であるが、下側の孔板2bに軸状体を植え付け、上側の孔板2aを裏返しにしてかぶせる。この状態の詳細は追って説明する。
【0020】
内部に軸状体を収納した状態で、容器本体のバンド掛け部14に丈夫な樹脂バンド等をかけて封印し、貯蔵、あるいは搬送を行う。
【0021】
追って説明するように、容器本体1a,1bの一部が切り欠かれており、内部の孔板2a,2bの一部が覗いているので、外観からでも内部の孔板2a,2bの有無がわかり、さらに収納する軸状体の種類によって孔板に特定の色彩や模様を定めておけば、収納されている軸状体の種類もわかる。
【0022】
図2は、容器の身である下側の容器本体1bを示す斜視図である。符号11は矩形状の底板、符号12はその周囲の各辺から立ち上がる側壁、符号13はこの側壁12の上縁外側に水平方向に形成されたフランジである。また側壁12の上縁内側には、フランジ面よりやや下がった位置に棚状の孔板支持部121が設けられている。この孔板支持部121は、側壁12の内側に棚状に突出した部分である。側壁12の一部が切り欠かれており、切欠き部123から内部の孔板を覗くことができる。底面11については次の
図3のところで説明するので、ここでは図示および説明を省略する。
【0023】
フランジ13の表面には、フランジ13の長手方向に沿って嵌合溝131と突条132とが配置されている。この配置は平面で見て点対称であり、かつ嵌合溝と突条とは線対称の位置関係となるよう、交互に配列されている。なお、本発明で「点対称」とは、底板11の中心点を中心として対称であること、「線対称」とは底板11の長手方向での中心線もしくは幅方向での中心線など、底板11を通る直線を中心にして対称であることを意味する。これは容器本体1bに蓋である容器本体1aをかぶせたとき、両者のフランジ13同士が接合し、一方の突条132のところには他方の嵌合溝131があるのでそれぞれの突条132が相手側の嵌合溝131に嵌合することで面間の位置を合わせ、ずれをなくすことを目的としている。
【0024】
図3は容器の蓋である上側の容器本体1aを示す斜視図である。なお、容器本体1aと1bとは形状、寸法とも全く同一であるから、これは
図2の下側の容器本体1bを裏返したものと見ても同じである。
【0025】
底板11の外面に格子状の支持面111が形成されている。そしてその支持面111の交差する部分を中心としてその周囲に4箇所ずつ、支持面111よりも突出する凸部112と、別の場所には同じように交差部分を中心として支持面より陥没した凹部113が4箇所ずつ形成されている。そしてこれらは平面で見て点対称に、かつ支持面111自体と、凸部112と凹部113とは線対称の位置関係となるように配置されている。格子の目は必ずしも等間隔でなくてもよいが、縦横両方向で線対称であることが必要である。なお、底板11の外面をこのような形状とすることにより、底板11の内面には前記外面を表裏反転させた凹凸形状が現れるが、
図2ではそのような凹凸形状を省略してある。
【0026】
底板11の外面をこのように構成することにより、フラットな底面に比べて剛性が増しているので、蓋をかぶせた容器の上にさらに蓋をかぶせた他の同じ容器を積み重ねたとき、格子状の支持面同士が接触して荷重を伝達し、容器のたわみや変形が生じにくい。
【0027】
また同じ積み重ねの状態において、凸部112と凹部113とが嵌合するので自動的に位置決めがなされ、安定して積み上げることができる。なお、その場合、互いに嵌合もしくは対向している凸部112の頂面と凹部113の底面とは、両者の間で荷重が作用しないように非接触になっている。また、側壁12の縦リブ122は何段も積み上げたときの荷重を考慮して寸法を決める必要がある。
【0028】
なお、スパークプラグ等の搬送を終わって容器のみを返送する場合、いちいち身に蓋をかぶせるのではなく、すべてを
図2の向きにして同じものを重ねるようにすれば大幅に嵩を減じることができる。この場合を考慮して、側壁12は底板11に対して垂直ではなくやや開いた角度とし、また縦リブ122は重ねたときに上下で干渉しないよう余裕のある形状とすることが好ましい。
【0029】
図4は孔板2を示す斜視図である。矩形状平板の全面に複数の段付き孔21が形成されている。この構成は基本的には従来の技術で示した特許文献1に記載のトレイと同じである。
【0030】
各辺の裏側には、容器本体1bの孔板支持部121に載せられるリブ状の被支持部22が設けられ、さらに長手方向両端には突条23と嵌合溝24とが点対称に配置されているが、これは2枚の孔板2を向かい合わせに重ねたときに互いにずれなく重なるための係合手段である。左右両端には把手25が設けられている。この把手25は、言うまでもなく孔板2を持ち運ぶときのためであるが、
図2で示した本体の切欠き部123から見やすいように設計すれば、孔板2の有無や種類の識別に便利である。
【0031】
図5は2枚の孔板2a,2bの段付き孔21にスパークプラグSを挿入した状態を示す断面図である。段付き孔21は表面側がやや大径となっており、スパークプラグSの大径部がこの段差部分に支持される。大径部が2枚の孔板2の段付き孔21の中間に収納されることにより、搬送時の転倒等による倒れや抜け出しが防止される。正常な状態では上側の段付き孔21はプラグに接触していない。仮想線で示したのは上下の容器本体の底板11である。
【0032】
図6は
図4の切断線A−Aで示した部分の容器本体1a,1bを含めた部分断面図である。(a)は上側の容器本体(蓋)1a、(b)は裏返しにしてかぶせた上の孔板2a、(c)はプラグを植え込む下側の孔板2b、(d)は下側の容器本体1bである。
【0033】
この4枚が重なったとき、まず2枚の孔板2a,2bは突条23と嵌合溝24とが嵌合し、さらにそれぞれ容器本体の孔板支持部121に拘束される。また容器本体1a,1b
はフランジ部分の突条131と嵌合溝132とが嵌合する。
図7はこの状態を示す容器の部分断面図である。
【0034】
なお、この発明は上述した具体例に限定されないのであって、全体としての形状は矩形状である必要はなく、方形など適宜の形状であってよい。
【符号の説明】
【0035】
1…容器本体、 1a…下側本体(身)、 1b…蓋、 2…孔板、 8…トレイ本体、 9…スパークプラグ、 11…(容器本体の)底板、 12…(容器本体の)側壁、 13…(容器本体の)フランジ、 14…(容器本体の)バンド掛け部、 21,81…段付き孔、 22…(孔板の)被支持部、 23,131…突条、 24,132…嵌合溝、 25…把手、 111…格子状支持面、 112…凸部、 113…凹部、 121…孔板支持部、 122…縦リブ、 123…切欠き部、 S…スパークプラグ。