特許第6169563号(P6169563)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6169563携帯端末で周辺デバイスのデータを保存するための装置及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6169563
(24)【登録日】2017年7月7日
(45)【発行日】2017年7月26日
(54)【発明の名称】携帯端末で周辺デバイスのデータを保存するための装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20170713BHJP
   G06F 3/0481 20130101ALI20170713BHJP
【FI】
   G06F13/00 500H
   G06F3/0481 170
【請求項の数】12
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2014-510253(P2014-510253)
(86)(22)【出願日】2012年5月10日
(65)【公表番号】特表2014-517963(P2014-517963A)
(43)【公表日】2014年7月24日
(86)【国際出願番号】KR2012003668
(87)【国際公開番号】WO2012157890
(87)【国際公開日】20121122
【審査請求日】2015年5月8日
(31)【優先権主張番号】10-2011-0044866
(32)【優先日】2011年5月13日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】フン・リム
【審査官】 北川 純次
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−049526(JP,A)
【文献】 特開2004−192404(JP,A)
【文献】 特開2006−319728(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/038634(WO,A1)
【文献】 特開2010−262534(JP,A)
【文献】 特開2005−031804(JP,A)
【文献】 特開2006−185009(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 3/0481
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末装置であって、
通信部;
表示部;
周辺デバイスに転送しようとするデータの情報を保存するように構成されたメモリ部;及び
前記通信部を介して第1デバイスと接続し、前記通信部を介して前記第1デバイスから前記第1デバイスで再生中のデータを受信し、前記メモリ部に前記受信されたデータを保存し、少なくとも1つの周辺デバイスの項目及び前記メモリ部に保存されたデータの項目一緒に表示するように前記表示部を制御し、前記少なくとも1つの周辺デバイスの項目及び前記メモリ部に保存されたデータの項目に対するジェスチャー入力を通じて、第2デバイス及び前記第2デバイスに転送するデータを選択し、前記選択された第2デバイスへ前記選択されたデータを転送するように前記通信部を制御する制御部を含む装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記第1デバイスで再生中のデータの保存方式を選択するためのユーザインタフェースを表示するように前記表示部を制御し、
前記保存方式は、前記メモリ部に保存する方式、サーバに保存する方式、前記第1デバイスから前記第2デバイスへ転送する方式のうち少なくとも1つを含む請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1デバイスから前記データのメタ情報を受信し、前記メモリ部に前記受信されたメタ情報を保存し、少なくとも1つの周辺デバイスに関する情報及び前記メモリ部に保存されたメタ情報のアイテムを表示するように前記表示部を制御し、前記少なくとも1つの周辺デバイス及び前記メモリ部に保存されたメタ情報のアイテムから前記第2デバイス及び前記第2デバイスに転送するデータの選択入力を受信し、前記第2デバイスへ前記選択入力に対応するメタ情報を転送するように前記通信部を制御する請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記メタ情報は、前記データのファイル名及び保存位置のうち少なくとも1つを含み、
前記データがサーバに保存される場合、前記メタ情報は、前記サーバに保存されたデータのインターネットアドレス、接続ID及びパスワードのうち少なくとも1つを含み、
前記データが前記第1デバイスから前記第2デバイスへ転送される場合、前記メタ情報は、前記第1デバイスのデバイスID、データID、前記第1デバイスを制御するサーバのインターネットアドレス、接続ID及びパスワードのうち少なくとも1つを含む請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記選択入力は、ジェスチャ入力を含む請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記制御部は、サーバに保存されたデータのメタ情報を前記第2デバイスへ転送するように前記通信部を制御し、
前記メタ情報を受信した前記第2デバイスは、前記メタ情報に基づいて前記サーバにデータ転送を要求する請求項1に記載の装置。
【請求項7】
携帯端末装置の動作方法であって、
第1デバイスと接続する段階;
前記第1デバイスから前記第1デバイスで再生中のデータを受信する段階;
前記受信されたデータを保存する段階;
少なくとも1つの周辺デバイスの項目及び前記保存されたデータの項目一緒に表示する段階;
前記少なくとも1つの周辺デバイスの項目及び前記保存されたデータの項目に対するジェスチャー入力を通じて、第2デバイス及び前記第2デバイスに転送するデータを選択する段階;及び
前記選択された第2デバイスへ前記選択されたデータを転送する段階を含む方法。
【請求項8】
前記第1デバイスで再生中のデータの保存方式を選択するためのユーザインタフェースを表示する段階をさらに含み、
前記保存方式は、前記携帯端末装置に保存する方式、サーバに保存する方式、前記第1デバイスから前記第2デバイスへ転送する方式のうち少なくとも1つを含む請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1デバイスから受信されたデータは、前記第1デバイスで再生中のデータのメタ情報を含む請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記メタ情報は、前記データのファイル名及び保存位置のうち少なくとも1つを含み、
前記データがサーバに保存される場合、前記メタ情報は、サーバに保存されたデータのインターネットアドレス、接続ID及びパスワードのうち少なくとも1つを含み、
前記データが前記第1デバイスから前記第2デバイスへ転送される場合、前記メタ情報は、前記第1デバイスのデバイスID、データID、前記第1デバイスを制御するサーバのインターネットアドレス、接続ID及びパスワードのうち少なくとも1つを含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記選択入力を受信する段階は、
データの選択のための入力を受信する段階;
前記少なくとも1つの周辺デバイスリストに対する前記選択入力に対応するデータのドラッグ入力を検出する段階;及び
前記ドラッグ入力に対応するデバイスを前記第2デバイスとして選択する段階を含む請求項7に記載の方法。
【請求項12】
前記データを転送する段階は、
サーバに保存されたデータのメタ情報を前記第2デバイスに転送する段階を含み、
前記第2デバイスは、
前記メタ情報に基づいて前記サーバにデータ転送を要求する請求項7に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末で周辺デバイスの再生データを保存するためのものである。
【背景技術】
【0002】
最近、携帯端末は、その急激な発達に伴い、現代人にとって無くてはならない必需品として男女老少を問わず使用しており、無線音声通話及び情報交換が可能な媒体として利用されている。
【0003】
前記携帯端末の普及初期には単純に携帯可能で、無線通話が可能なものとして認識されていたが、その技術が発展するに伴い、サービス提供者及び端末メーカーは他の業者との差別化のために製品(又はサービス)を競って開発している。
【0004】
例えば、前記携帯端末は、電話帳、ゲーム、ショートメッセージ、電子メール、モーニングコール、MP3再生、スケジュール管理機能、デジタルカメラ及び無線インターネットサービスが可能なマルチメディア機器に発展して様々なサービスを提供する。
【0005】
最近では、前記携帯端末の出力データを共有する機能を提供する端末が発売されている。
【0006】
これは前記携帯端末がAというデバイスと接続してAというデバイスを制御し、再生データを共に出力できることをいう。この時、前記携帯端末は、接続されたデバイスに該当するUIを出力して当該デバイスを制御できるようにする。
【0007】
さらに、前記携帯端末は、あらかじめ接続されたデバイスで再生されるデータを他のデバイスに転送できる。
【0008】
一例として、前記携帯端末は、家庭で接続していたデバイスで再生していたデータを会社にあるデバイスに移動させてデータを再生させ、ユーザの場所変更、デバイス変更にかかわらず、データを再生することができる。
【0009】
しかし、上記のようにデータを移動させる段階は、データコピー段階、周辺デバイス検索段階、データ転送段階など複数のメニュー選択段階を介して行わなければならない。
【0010】
そのため、前記携帯端末の操作に不慣れなユーザは、上記機能の使用を避けるようになるという問題点が発生する。
【0011】
よって、上記の問題点を解決するために、データ移動段階を単純化することによって多くのユーザが場所変更によるデータ再生を簡便に使用するようにするための装置及び方法が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は、上記問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、携帯端末を用いて他のデバイスで再生されるデータを保存するための装置及び方法を提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、携帯端末を用いて他のデバイスで再生されるデータの転送を単純化するためのユーザインタフェースを提供するための装置及び方法を提供することにある。
【0014】
本発明のさらに他の目的は、携帯端末でデータ転送を単純化するユーザインタフェースを用いて移動させようとするデータ及び前記データを転送するためのデバイスを選択するための装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記目的を達成するための本発明の第1態様によれば、携帯端末で周辺デバイスのデータを保存するための装置は、周辺デバイスと接続した場合、前記周辺デバイスで再生されるデータを制御できるUIを出力するUI管理部と、前記UIを介して前記周辺デバイスで再生されるデータをコピーした後、前記コピーしたデータに関するリストを出力するデータ処理部と、を含み、前記データ処理部は、前記出力されたリストから選択されたデータを他のデバイスに転送することを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するための本発明の第2態様によれば、携帯端末で周辺デバイスのデータを保存するための方法は、周辺デバイスと接続した場合、前記周辺デバイスで再生されるデータを制御できるUIを出力する段階と、前記UIを介して前記周辺デバイスで再生されるデータをコピーする段階と、前記コピーしたデータに関するリストを出力する段階と、前記出力されたリストから選択されたデータを他のデバイスに転送する段階と、を含むことを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するための本発明の第3態様によれば、携帯端末で周辺デバイスのデータを保存するための装置は、データの転送のためのUIを用いて周辺デバイスで再生されるデータを他のデバイスに転送するように処理する制御部と、前記データの転送のためのUIを出力するUI管理部と、前記他のデバイスに転送しようとするデータの情報を保存するメモリ部と、前記UIを入力する入力部と、を含み、前記UI管理部は、再生されるデータをコピーするようにするUIと、前記再生されるデータの保存方式を選択するUIと、前記保存されたデータの項目を示すUIと、前記コピーしたデータを転送するデバイスのリストを示すUIとのうち少なくともいずれか1つの出力することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明によるデータ移動を可能にする携帯端末の構成を示すブロック図である。
図2】本発明の好ましい一実施形態による携帯端末で周辺デバイスのデータを保存する段階を示すフローチャートである。
図3】本発明の好ましい一実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示すフローチャートである。
図4】本発明の好ましい一実施形態によるデータ移動を可能にする携帯端末のUI構成を示す図である。
図5】本発明の好ましい一実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
図6】本発明の好ましい一実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
図7】本発明の好ましい他の実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
図8】本発明の好ましいさらに他の実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の好ましい実施形態を添付された図面を参照して詳しく説明する。そして、本発明を説明するにあたって、関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に不明確にする恐れがあると判断された場合、その詳細な説明は省略する。
【0020】
本発明の様々な実施形態は、携帯端末と接続されたデバイスで再生されるデータを他のデバイスで再生するための装置及び方法を提供できる。
【0021】
本発明によって、他のデバイスで再生されるデータの転送を単純化するためのユーザインタフェースを提供するための装置及び方法について説明する。前記データの転送は、あらかじめ接続したデバイスで再生されるデータを他のデバイスで再生するために前記携帯端末を介して他のデバイスにデータを転送することにより、家庭で見ていた写真をコピーして友人の家のTVで再生するという状況、家庭で作業していた文書をコピーして会社のコンピュータで続けて作業したり、会社のプリンタを用いて出力したりするという状況であってもよい。
【0022】
図1は、本発明によるデータ移動を可能にする携帯端末の構成を示すブロック図である。
【0023】
前記図1を参照すると、前記携帯端末は、制御部100、UI管理部102、データ処理部104、メモリ部106、入力部108、表示部110及び通信部112を含んで構成できる。
【0024】
前記携帯端末の制御部100は、前記携帯端末の全般的な動作を制御する。例えば、音声通話及びデータ通信のための処理及び制御を行う。本発明で記述される方法は、保存装置に保存された1つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる1つ以上の命令(instructions)として提供され得る。前記ソフトウェアモジュールは、前記制御部によって実行されることができる。
【0025】
本発明によれば、前記制御部100は、他のデバイスで再生されるデータを他のデバイスに移動させる場合、データ転送のためのUIを出力するように処理する。ここで、前記データ転送のためのUIは、再生されるデータを制御(コピー、移動等)するためのUIであって、他のデバイスで再生しようとするデータを選択するメニュー(データコピーメニュー)とあらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるメニュー(データ移動メニュー)が含まれる。一例として、前記データ転送のためのメニューは、あらかじめ接続されたデバイスを制御できる動的UIに含まれ得るものであって、前記制御部100は、TVと接続した場合、前記TVで再生されるデータを選択して保存するメニューと、前記保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニューと、をTVリモコンに該当する動的UIに含めることができる。
【0026】
また、前記制御部100は、前記UIに含まれたメニューの選択に応じてあらかじめ接続されたデバイスで再生されるデータを保存する、又はあらかじめ保存されたデータを周辺デバイスに移動させるように処理する。
【0027】
前記UI管理部102は、前記制御部100の制御を受けて他のデバイスで再生されるデータを制御できるUIを出力する。この時、前記UI管理部102は、あらかじめ接続されたデバイスで再生されるデータの保存方式を含むUIと、前記移動させようとするデータの項目を示すUIと、あらかじめ保存されたデータを移動させるデバイスの項目を含むUIと、を出力する。もし、前記UI管理部102があらかじめ接続されたデバイスを制御する動的UIを出力した場合、前記UI管理部102は、前記出力された動的UIにデバイスを制御するメニューを追加的に出力できる。
【0028】
前記データ処理部104は、前記移動させようとするデータに対する項目を管理する。前記移動させようとするデータは、前記携帯端末自体に保存される、又は特定のサーバに保存される。さらに、前記データは、前記データを再生するデバイスから他のデバイスにダイレクトに転送されるが、前記データ処理部104は、前記移動させるデータについてのメタ情報を前記UI管理部102に提供する。さらに、前記データ処理部104は、移動させようとするデータを他のデバイスに転送するように処理する、又は周辺デバイスに前記メタ情報を転送してデータ受信を要求するように処理する。
【0029】
前記UI管理部102及び/又は前記データ処理部104は、他の制御部になることができる。
【0030】
前記メモリ部106は、ROM、RAM、フラッシュROMで構成される。前記ROMは、前記制御部100、UI管理部102、及びデータ処理部104の処理及び制御のためのプログラムのマイクロコードと各種参照データを保存する。
【0031】
前記RAMは、前記制御部100のワーキングメモリであって、各種プログラムの遂行中に発生する一時的なデータを保存する。また、前記フラッシュROMは、電話帳、発信メッセージ及び受信メッセージのような更新可能な各種保管用データを保存する。さらに、前記メモリ部106は、本発明によって移動させようとするデータ及び、特定のサーバ又はデバイスからダイレクトに転送されるデータのメタ情報を保存する。
【0032】
前記UI管理部102及び/又は前記データ処理部104によって実行される方法は、前記メモリに保存された1つ以上のソフトウェアモジュールに含まれる1つ以上の命令(instructions)として提供され得る。前記ソフトウェアモジュールは、前記制御部100によって実行されることができる。
【0033】
前記入力部108は、0〜9の数字キーボタンと、メニューボタン、取消ボタン、確認ボタン、通話ボタン、終了ボタン、インターネット接続ボタン、ナビゲーションキー(又は方向キー)ボタン及び文字入力キー等複数のファンクションキーを具備し、ユーザが押したキーに対応するキー入力データを前記制御部100に提供する。
【0034】
前記表示部110は、前記携帯端末の動作中に発生する状態情報、文字、多量の動画及び静止映像などを表示する。前記表示部110は、カラー液晶表示装置(LCD)、AMOLEDなどを使用することができ、前記表示部110は、タッチ入力装置を具備してタッチ入力方式の携帯端末に適用した場合は、入力装置として使用することができる。さらに、前記表示部110は、本発明によって前記データを保存するようにするメニューと、前記データを移動させるようにするメニューと、が含まれたUIを出力する。タッチスクリーンと呼ばれるタッチ感知型ディスプレイは、表示部として使用され得る。この場合、タッチ入力は、タッチ感知ディスプレイを介して行われ得る。
【0035】
前記通信部112は、アンテナ(図示せず)を介して入出力されるデータの無線信号を送受信処理する機能を行う。例えば、送信の場合、送信するデータをチャネルコーディング及び拡散した後、RF処理して送信する機能を行い、受信の場合、受信されたRF信号を基底帯域信号に変換し、前記基底帯域信号を逆拡散及びチャネル復号してデータを復元する機能を行う。前記通信部112は、本発明によって移動させようとするデータ又は前記データのメタ情報を受信し、前記データの転送のための要求を送信する。
【0036】
前記UI管理部102及びデータ処理部104の役割は、前記携帯端末の制御部100によって行うことができるが、本発明でこれを別途構成して示したのは、説明の便宜のための例示的な構成であって、決して本発明の範囲を限定することを意図するものではなく、当業者であれば、本発明の範囲内で様々な変形構成が可能であるということが理解できるはずである。例えば、これらをすべて前記制御部100で処理するように構成することもできる。
【0037】
図2は、本発明の好ましい一実施形態による携帯端末で周辺デバイスのデータを保存する段階を示すフローチャートである。
【0038】
前記図2を参照すると、前記携帯端末は、まず、ステップ201で、周辺デバイスと接続する段階を行う。ここで、前記携帯端末は、ノートブック、TV、映像再生機器などのような家庭用機器と接続してコンテンツデータ(音楽、写真、文書データ等)の再生を共有するために周辺デバイスと接続するもので、前記携帯端末は、DLNA(Digital Living Network Alliance)、UPnP(Universal Plug and Play)などを利用して前記周辺デバイスと接続できる。
【0039】
以降、前記携帯端末は、ステップ203に進み、データを制御できるUIを出力する。ここで、前記データを制御できるUIは、現在再生中のデータを保存して他のデバイスで再生するようにするメニュー(データコピーメニュー)と、あらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニュー(データ移動メニュー)と、を含む。さらに、前記携帯端末は、本発明の好ましい一実施形態によって接続されたデバイスを制御する動的UI(接続するデバイスによって互いに異なるように変更されるUI)に前記データを制御できるUIを含めることができる。すなわち、前記携帯端末は、TVと接続された場合、TVを制御できるリモコン型の動的UIを出力することができ、ノートブックPCと接続された場合、所定のキーボード及びモニター画面を含む動的UIを出力して接続されたデバイスを制御できるように処理する。この時、前記動的UIに現在再生中のデータを保存して他のデバイスで再生するようにするメニューと、あらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニューと、を追加的に含めることができる。
【0040】
以降、前記携帯端末は、ステップ205に進み、データ移動のための要求が発生したかを確認する。ここで、前記データ移動は、あらかじめ接続されたデバイスで再生されたデータを他のデバイスで再生するために、再生中のデータを前記他のデバイスに移動するための段階であって、これは、前記現在再生中のデータを保存して他のデバイスで再生するようにするメニューの入力を感知して判断できる。
【0041】
もし、前記ステップ205で、データ移動のための要求が発生していないことを確認した場合、換言すれば、あらかじめ接続されたデバイスでのデータ再生を続ける場合、前記携帯端末は、前記ステップ203の段階に戻る。
【0042】
一方、前記ステップ205で、データ移動のための要求が発生したことを確認した場合、換言すれば、あらかじめ接続されたデバイスでのデータ再生を中止し、他のデバイスでデータを再生しようとする場合、前記携帯端末はステップ207に進み、データ移動方式を含むUIを出力する。ここで、前記データ移動方式は、前記移動させるデータの保存位置に関するもので、携帯端末自体又はサーバに保存するようにすることができる。さらに、前記携帯端末は、遠隔制御によって、あらかじめ接続されたデバイスから新しく接続するデバイスにデータをダイレクトに提供するように処理できる。
【0043】
以降、前記携帯端末は、ステップ209に進み、データ移動方式に対するユーザの選択を感知した後、ステップ211に進み、ユーザによって選択された方式に応じて移動させるデータを保存する。この時、前記携帯端末は、特定のサーバにデータを移動させる方式が選択された場合、前記移動させるデータを前記サーバに転送してデータ保存段階を行う。さらに、前記携帯端末は、デバイスからデータをダイレクトに転送する方式が選択されたことを確認した場合、前記移動させるデータを前記携帯端末に保存した後、データ転送要求が発生した場合、保存されたデータを他のデバイスに転送するように処理する。
【0044】
以降、前記携帯端末は、ステップ213に進み、前記携帯端末、特定のサーバ又はデバイスからダイレクトに転送されるデータのメタ情報を獲得した後、前記獲得したメタ情報を転送リストに追加する。
【0045】
前記メタ情報は、前記データを保存する方式に応じて、前記携帯端末の場合はファイル名、携帯端末に保存された位置などを含み、保存する位置が前記サーバの場合は、サーバに保存されたデータのインターネットアドレス、接続ID及びパスワードなどを含み、前記あらかじめ接続されたデバイスからダイレクトに提供した場合は、前記あらかじめ接続されたデバイスのデバイスID、データID、前記あらかじめ接続されたデバイスを制御するサーバのインターネットアドレス、接続ID及びパスワードなどを含む。
【0046】
さらに、前記転送リストは、他のデバイスに移動させるデータに関するリストで、前記携帯端末又はサーバに保存されたデータ、前記デバイスからダイレクトに転送されるデータに関するリストである。
【0047】
以降、前記携帯端末は、本アルゴリズムを終了する。
【0048】
図3は、本発明の好ましい一実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示すフローチャートである。
【0049】
前記図3を参照すると、前記データを移動させる段階は、あらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニュー(データ移動メニュー)が入力された場合に開始され得る。
【0050】
上記の動作を行うための携帯端末は、まず、ステップ301で、周辺に存在するデバイスを検索した後、ステップ303に進み、転送リストを出力する。ここで、前記転送リストは、他のデバイスに移動させるデータに関するリストであって、前記携帯端末又はサーバに保存されたデータ、前記デバイスからダイレクトに転送されるデータに関するリストである。
【0051】
以降、前記携帯端末は、ステップ305に進み、前記ステップ301で検索したデバイスのリストを出力するように処理する。この時、前記携帯端末は、移動させるデータの項目と前記データを転送する他のデバイスの項目とを1つの画面にアイコン化して出力することによって、ユーザは容易に移動させるデータ及びデバイスを選択することができる。
【0052】
上記のように移動させるデータに関するリスト(転送リスト)及び周辺デバイスに関するリストを出力した携帯端末は、ステップ307に進み、移動させるデータを選択された後、ステップ309に進み、選択されたデータを転送するデバイスを選択される。この時、前記携帯端末のユーザは、本発明の好ましい一実施形態によって前記移動させるデータを選択して当該デバイスにドラッグする、又は移動させるデータを選択した後、出力される対象デバイスの項目を選択する方法などを介して前記段階を行うことができる。
【0053】
以降、前記携帯端末は、ステップ311に進み、選択されたデバイスにデータを転送する。この時、前記携帯端末は、前記移動させるデータの移動方式に応じてデータをダイレクトに転送する、又はサーバを介してデータを転送させることができる。さらに、前記携帯端末は、遠隔制御機能によって、前記デバイスにデータを転送させることができ、前記データの移動方式は、移動させるデータが選択された後出力されることができる。
【0054】
以降、前記携帯端末は、本アルゴリズムを終了する。
【0055】
図4は、本発明の好ましい一実施形態によってデータ移動を可能にする携帯端末のUI構成を示す図である。
【0056】
前記図4を参照すると、前記携帯端末は、データ共有のために周辺デバイスと接続した場合、符号(a)のようなUIを出力するようになる。前記携帯端末が出力したUIは、現在再生中のデータを保存して他のデバイスで再生するようにするメニュー403と、あらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニュー405と、が含まれる。さらに、前記UIは、接続されたデバイスを制御するボタン401も共に出力できる。一例として、前記携帯端末がTVと接続された場合、前記携帯端末は、前記TVを制御できるリモコンUIに、再生されたデータを保存して他のデバイスで再生するようにするメニュー403と、あらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニュー405と、を共に出力できる。
【0057】
また、前記携帯端末は、あらかじめ接続されたデバイスで再生されるデータを移動させるために保存方式を選択するUIを出力する。これは、符号(b)のように、端末自体にデータを保存するようにする方法、特定のサーバにデータを保存する方法、遠隔制御によってデータをダイレクトに転送する方法で構成できる(図4の407)。
【0058】
前記端末自体にデータを保存する方法は、小容量のデータを移動させる場合に使用する方法であって、前記携帯端末に直接データを保存した後、周辺デバイスに転送する。一例として、前記保存方式は、キャプチャー画像、文書データなどを移動させる場合に使用することができる。
【0059】
前記特定のサーバにデータを保存する方法は、大容量のデータを移動させる場合に使用する方法であって、前記データを携帯端末に保存せず、特定のサーバに保存する方法である。すなわち、前記携帯端末は、特定のサーバに保存されたデータのメタ情報を提供し、移動させようとするデバイスを検索した後、前記サーバを介してデータを転送する。一例として、前記保存方式は、ストリーミングデータ、イメージデータなどを移動させる場合に使用することができる。
【0060】
前記遠隔制御によってデータを転送する方法は、あらかじめ接続されたデバイスから新しく接続するデバイスにデータをダイレクトに転送する場合に使用する方法である。
【0061】
さらに、前記携帯端末は、上記のUIを介して保存したデータ、すなわち、移動させようとするデータに関する項目409を符号(c)のようなUIを介して提供する。
【0062】
この時、前記携帯端末は、データ保存方式の選択を感知すると、あらかじめ接続したデバイスから保存したデータに関するメタ情報を受信して移動させようとするデータの項目に追加する。前記符号(c)を参照すると、前記携帯端末は、写真、イメージ及び文字データを移動させるために保存していることがわかる。
【0063】
また、前記携帯端末は、あらかじめ保存したデータを転送しようとするデバイスのリスト(図4の411)を符号(d)のようなUIを介して提供する。
【0064】
すなわち、前記携帯端末は、前記データを保存した状態で周辺デバイスを検索した後、前記検索結果をアイコン形態で出力する。この時、前記携帯端末は、あらかじめ保存したデータの項目及び前記検索したデバイスの項目をアイコン化して共に出力できる。
【0065】
図5は、本発明の好ましい一実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
【0066】
前記図5を参照すると、前記携帯端末は、映像データを再生する(図5の500)TV(符号(a))と接続している状態で、再生しようとするデータを制御できるUIを出力(符号(b))する。
【0067】
前記携帯端末が出力したUIは、接続されたTVを制御するUIになり得るもので、これは接続されるデバイスによって異なる種類のUIが出力され得る。
【0068】
前記出力されたUIは、現在再生中のデータを保存して他のデバイスで再生するようにするメニューと、あらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニューと、が含まれる。すなわち、前記出力されたUIは、他のデバイスで再生するようにするメニュー(データコピーメニュー)及びあらかじめ保存されたデータを他のデバイスに移動させるようにするメニュー(データ移動メニュー)のみで構成して出力することもできる。
【0069】
もし、前記携帯端末のユーザがTVを視聴する途中に特定の画面を他人と共有するという状況が発生した場合、前記携帯端末のユーザはキャプチャーした画面を前記携帯端末に保存するようになる。この時、前記携帯端末は、前記出力されたUIの他のデバイスで再生するようにするメニュー(図5の501)を入力してキャプチャー画面を保存することができる。
【0070】
上記のように、他のデバイスで再生するようにするメニューの入力を感知した場合、前記携帯端末は、符号(c)のように、移動させようとするデータの保存方式を選択できるメニュー(図5の503)を出力する。
【0071】
前記データの保存方式は、端末自体にデータを保存するようにする方法、特定のサーバにデータを保存する方法、遠隔制御によってデータをダイレクトに転送する方法がある。
【0072】
前記端末自体にデータを保存する方法は小容量のデータを移動させる場合に使用する方法であって、前記携帯端末に直接データを保存した後、周辺デバイスに転送する。一例として、前記保存方式は、キャプチャー画像、文書データなどを移動させる場合に使用することができる。
【0073】
前記特定のサーバにデータを保存する方法は、大容量のデータを移動させる場合に使用する方法であって、前記携帯端末は、特定のサーバに保存されたデータのメタ情報を提供し、移動させようとするデバイスを検索した後、前記サーバを介してデータを転送する。一例として、前記保存方式は、ストリーミングデータ、イメージデータなどを移動させる場合に使用することができる。
【0074】
前記遠隔制御によってデータを転送する方法は、あらかじめ接続されたデバイスから新しく接続するデバイスにデータをダイレクトに転送する場合に使用する方法である。
【0075】
前記携帯端末のユーザがデータ保存方式を選択すると、前記携帯端末は、あらかじめ接続されたデバイスから保存したデータに関するメタ情報を受信し、符号(d)のように、移動させようとするデータの項目に追加する。
【0076】
前記符号(d)に示した項目は、ユーザによって他のデバイスに移動されるデータの項目を示す。
【0077】
上記のように保存されたデータを移動させようとする場合、前記携帯端末は、周辺に存在するデバイスを検索する段階を行い、前記段階を介して検索されたデバイスのリストを前記移動させようとするデータの項目の一部に出力する。
【0078】
これは前記携帯端末のユーザが移動させようとするデータと前記データを転送するデバイスを簡便に選択するようにするためである。
【0079】
前記符号(d)のように出力された画面上で、前記携帯端末のユーザは、移動させようとするデータを当該デバイスにドラッグアンドドロップ(図5の505)して選択されたデータを転送できる。上記のドラッグアンドドロップ段階は、本発明の好ましい一実施形態によるデータ移動要求に関するもので、前記データ移動要求は移動させるデータが選択された場合、前記データを転送する周辺デバイスのリストを出力して選択することもできる。
【0080】
これによって、符号(e)のように、データを受信した他のTVは受信したデータを再生する(図5の507)。
【0081】
図6は、本発明の好ましい一実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
【0082】
前記図6を参照すると、前記携帯端末は、あらかじめ接続されたデバイスで再生されるデータを端末自体に保存した後、他のデバイスに転送するもので、まず、TVと接続した状態でデータコピーのためのユーザの入力を感知するようになる(図6の1)。以降、前記携帯端末は、前記TVからコピーされたデータ(例えば、キャプチャー画面)を受信して保存した後(図6の2)、周辺に存在するデバイスを検索する段階を行う(図6の3)。上記のようにコピーされたデータを受信して保存した携帯端末は、保存データの項目及び検索された周辺デバイスの項目を出力するようになる。
【0083】
以降、前記携帯端末は、保存されたデータの項目のうち移動させるデータの項目及び前記データを転送するデバイスの項目が選択された場合(図6の4)、前記携帯端末は、移動させようとするデータ及び前記データを転送するデバイスの種類を把握するようになる。
【0084】
これにより、前記携帯端末は、選択されたデータを当該デバイスに転送し(図6の5)、前記データを受信したデバイスは、受信したデータを再生する(図6の6)。
【0085】
図7は、本発明の好ましい他の実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
【0086】
前記図7を参照すると、前記携帯端末は、TVと接続した状態でデータコピーのためのユーザの入力を感知するようになる(図7の1)。これにより、前記携帯端末と接続されたデバイス(TV)は、前記携帯端末がコピーしようとするデータを特定のサーバに転送する(図7の2)。
【0087】
以降、前記携帯端末は、前記TVによって前記サーバに転送(コピー)されたデータ(例えば、キャプチャー画面)に関するメタ情報(例えば、サーバに保存されたデータのアドレス、接続情報等)を受信して保存した後(図7の3)、周辺に存在するデバイスを検索する段階を行う(図7の4)。上記のようにメタ情報を受信した携帯端末は、サーバに保存されたデータの項目及び検索された周辺デバイスの項目を出力するようになる。
【0088】
以降、前記携帯端末は、保存されたデータの項目のうち移動させるデータの項目及び前記データを転送するデバイスが選択された場合(図7の5)、前記データを転送するデバイスに前記サーバに保存されたデータのメタ情報を転送し(図7の6)、前記メタ情報を受信したデバイスは、前記サーバにデータを要求するようになる(図7の7)。この時、前記デバイスは、前記携帯端末から受信したメタ情報に基づいてデータを要求するようになり、前記データ要求を受信したサーバは、前記デバイスに当該データを転送し、前記デバイスは、前記サーバから提供されるデータを受信し(図7の8)、受信したデータを出力する(図7の9)。前記携帯端末は、保存されたデータの項目のうち移動させるデータの項目がドラッグアンドドロップ方式で検索されたデバイスの項目へ移動された場合、転送するデータ及び前記データを受信するデバイスが決定されたと判断することができる。
【0089】
図8は、本発明の好ましいさらに他の実施形態による携帯端末でデータを移動させる段階を示す図である。
【0090】
前記図8を参照すると、前記携帯端末は、あらかじめ接続されたデバイスで再生されるデータを他のデバイスにダイレクトに転送するようにするもので、まず、TVはサーバと接続して登録を行う(図8の1)。
【0091】
以降、前記携帯端末は、TVと接続した状態でデータコピーのためのユーザの入力を感知するようになる(図8の2)。以降、前記携帯端末は、前記TVからコピーされたデータ(例えば、キャプチャー画面)に関するメタ情報を受信して保存した後(図8の3)、周辺に存在するデバイスを検索する段階を行う(図8の4)。上記のようにメタ情報を受信した携帯端末は、他のデバイスに転送されるデータの項目及び検索された周辺デバイスの項目を出力するようになる。この時、前記携帯端末は、他のデバイスに転送されるデータの情報を提供するために、前記TVを介してメタ情報を受信する。
【0092】
以降、前記携帯端末は、保存されたデータの項目のうち移動させるデータの項目及び前記データを転送するデバイスが選択された場合(図8の5)、前記他のデバイスに転送しようとするデータのメタ情報を転送する(図8の6)。
【0093】
これにより、前記メタ情報を受信したデバイスは、前記受信したメタ情報に基づいてデータ転送を管理するサーバにデータを要求するようになり(図8の7)、前記データ要求を受信したサーバは、前記携帯端末と接続されたTVにデータ転送を指示する(図8の5)。この時、前記サーバは、前記TVにデータを受信するデバイスに関する情報を提供する。
【0094】
前記データ転送を指示されたTVは、前記デバイスにデータを転送する(図8の9)。
【0095】
これにより、前記データを受信したデバイスは、受信したデータを出力する(図8の10)。
【0096】
上述のように、本発明は、携帯端末を用いて他のデバイスで再生されるデータの転送を単純化するためのユーザインタフェースを提供するためのもので、ユーザは移動させようとするデータの項目と周辺デバイスの項目を一目で把握し、転送するデータ及びデバイスの選択を単純化することができる。
【0097】
本発明による実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせに具現され得る。前記ソフトウェアは、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(Magnetic Media)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)のような光記録媒体(Optical Media)、フロプティカルディスク(Floptical Disk)のような光磁気媒体(Magneto−Optical Media)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどに保存されることができる。前記保存装置及び保存媒体は、本発明の様々な実施形態を実行するための命令(instructions)を含む機械可読ストレージ(machine−readable storage)であり得る。したがって、本発明の実施形態は詳細な説明、請求項などに記載の方法又は装置を遂行するためのコードを含むプログラム又は前記プログラムを保存する機械可読記録媒体を提供できる。前記プログラムは、有線又は無線通信のような媒体によって電気的に伝達され得る。
【0098】
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態に関して説明したが、本発明の範囲から逸脱しない限度内で様々な変形が可能であることは勿論である。したがって、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲のみでなくこの特許請求の範囲と均等なものによって定められるべきである。
【符号の説明】
【0099】
100 制御部
100 制御部
102 管理部
104 データ処理部
106 メモリ部
108 入力部
110 表示部
112 通信部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8