(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記制御部は、前記入力語句、前記入力語句に基づく検索結果、前記関連語句、および前記関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第1の結果表示画面を生成する、請求項2に記載の情報処理装置。
前記制御部は、前記関連語句が選択された場合、前記関連語句を検索語句領域に移動するよう表示し、次に、前記関連語句に基づく検索結果を、前記検索語句領域から放射状に広がるよう表示する、請求項3に記載の情報処理装置。
前記制御部は、マスデータから前記入力語句を含むデータを抽出し、抽出したデータに出現する語句を、取得条件に応じて前記関連語句の候補として取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
前記プロセッサは、さらに、前記入力語句および前記確定された前記関連語句の表示と、前記検索の結果を表示するよう制御することを含む、請求項16に記載の情報処理方法。
前記プロセッサは、前記入力語句、前記入力語句に基づく検索結果、前記関連語句、および前記関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第1の結果表示画面を生成する、請求項17に記載の情報処理方法。
前記プロセッサは、前記入力語句に基づく検索結果を示す表示を、前記関連語句に基づく検索結果を示す表示と異なる態様で生成する、請求項18に記載の情報処理方法。
前記プロセッサは、前記関連語句が選択された場合、前記関連語句を検索語句領域に移動するよう表示し、次に、前記関連語句に基づく検索結果を、前記検索語句領域から放射状に広がるよう表示する、請求項23に記載の情報処理方法。
前記プロセッサは、マスデータから前記入力語句を含むデータを抽出し、抽出したデータに出現する語句を、取得条件に応じて前記関連語句の候補として取得する、請求項16に記載の情報処理方法。
前記制御部は、前記入力語句、前記入力語句に基づく検索結果、前記関連語句、および前記関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第1の結果表示画面を生成する、請求項32に記載のプログラム。
前記制御部は、前記関連語句が選択された場合、前記関連語句を検索語句領域に移動するよう表示し、次に、前記関連語句に基づく検索結果を、前記検索語句領域から放射状に広がるよう表示する、請求項33に記載のプログラム。
前記制御部は、マスデータから前記入力語句を含むデータを抽出し、抽出したデータに出現する語句を、取得条件に応じて前記関連語句の候補として取得する、請求項31に記載のプログラム。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0016】
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による検索システムの概要
2.基本構成
2−1.情報処理装置の構成
2−2.サーバの構成
3.動作処理
3−1.検索処理
3−2.関連語句候補の抽出処理
4.結果表示画面の具体例
4−1.第1の具体例
4−2.第2の具体例
4−3.第3の具体例
4−4.第4の具体例
4−5.第5の具体例
5.補足
6.まとめ
【0017】
<1.本開示の一実施形態による検索システムの概要>
まず、本開示の一実施形態による検索システムの概要について
図1を参照して説明する。
図1に示すように、本開示の一実施形態による検索システムは、情報処理装置1(クライアント端末)およびサーバ2を含む。情報処理装置1は、ネットワーク3を介して関連語句候補抽出サーバ(以下、サーバ)2と接続し、データの送受信を行う。
【0018】
このような検索システムにおいて、本実施形態による情報処理装置1は、キーボードやタッチパッド等の操作部から入力された語句に基づいて、例えば記憶するEPGから放送予定の番組を検索し、検索結果を表示部19に表示する。
【0019】
ここで、上述したように、目的の番組が曖昧であって、ユーザ(利用者)が語句を明確に把握できていない場合、通常の検索システムでは、入力された語句のみに基づいて目的の番組を検索することは困難であった。
【0020】
そこで、上記事情を一着眼点にして本開示の実施形態による検索システムを創作するに至った。本開示の実施形態による検索システムは、入力語句に対する関連語句をユーザ(利用者)毎にカスタマイズして確定し、入力語句および関連語句に基づいて検索することが可能である。
【0021】
以下、本開示の一実施形態による検索システムについて詳細に説明する。なお、
図1では、情報処理装置1(クライアント端末)の一例としてノート型PC(パーソナルコンピュータ)を図示しているが、本開示による情報処理装置はこれに限定されない。本開示による情報処理装置は、例えばデスクトップ型PC、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置または携帯用ゲーム機器であってもよい。
【0022】
また、
図1に示す情報処理装置1は、表示機能(表示部19)を備える情報処理装置であるが、表示機能と本開示による検索システムを実施する機能は別々の装置により実現されてもよい。例えば、本開示による情報処理装置は、テレビジョン(表示機能)に接続する情報処理装置(検索実施機能)であってもよい。
【0023】
<2.基本構成>
[2−1.情報処理装置の構成]
図2は、本実施形態による情報処理装置1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態による情報処理装置1は、操作部11、制御部12、関連語句確定部13、検索部14、利用者データ記憶部15、番組データ記憶部16、検索語句履歴記憶部17、通信部18、および表示部19を有する。
【0024】
(操作部)
操作部11は、利用者による操作を検出し、入力信号として制御部12に出力する。操作部11は、物理的な構成のキーボード、マウス、ボタン、タッチパッド等であってもよいし、表示画面への利用者による操作を検出するタッチパネルであってもよい。本実施形態において、操作部11は、例えば利用者による語句の入力を受け付ける。
【0025】
(制御部)
制御部12は、情報処理装置1の各構成を制御する。具体的には、制御部12は、操作部11から利用者により入力された入力語句を、通信部18を介してサーバ2に送信するよう制御する。また、制御部12は、通信部18によりサーバ2から取得した関連語句候補を関連語句確定部13に出力する。
【0026】
また、制御部12は、表示部19を制御する表示制御部としての機能を有し、例えば検索に用いた語句および検索結果を含む結果表示画面(検索結果表示画面)を表示するよう制御する。なお、本実施形態による結果表示画面の具体例は、「4.結果表示画面の具体例」において説明する。
【0027】
また、制御部12は、検索に用いられた語句を検索語句履歴記憶部17に出力する。
【0028】
(通信部)
通信部18は、他の通信装置と無線/有線接続し、データの送受信を行う通信インターフェースである。本実施形態では、通信部18は、ネットワーク3を介してサーバ2と接続し、サーバ2に入力語句を送信する。また、本実施形態による通信部18は、入力語句に対する関連語句候補を、サーバ2から取得(受信)する候補取得部として機能する。
【0029】
(関連語句確定部)
関連語句確定部13は、関連語句候補から、利用者特有のデータに基づいて、検索に用いる関連語句を確定する。利用者特有のデータとは、利用者データ記憶部15に記憶されている利用者に関するデータや、番組データ記憶部16に記憶されている利用者の居住地域によって異なる電子番組表データである。
【0030】
より具体的には、関連語句確定部13は、利用者データ記憶部15に記憶されている番組視聴履歴データ、番組録画履歴データ、好みのジャンル値、スケジュール情報等と、各関連語句候補とのマッチングを行い、マッチング率等に基づいて関連語句を確定してもよい。なお、好みのジャンル値とは、利用者の番組視聴履歴データに基づいて集計された視聴頻度が高いジャンル値であってもよい。関連語句確定部13は、関連語句候補に付加されているジャンル値と、利用者の好みのジャンル値とを比較して関連語句を確定してもよい。
【0031】
また、関連語句確定部13は、番組データ記憶部16に記憶されている利用者の居住地域によって異なる電子番組表データや番組メタデータ等に対する、各関連語句候補のマッチング率や検索ヒット率等に基づいて関連語句を確定してもよい。
【0032】
このように、本実施形態による関連語句確定部13は、利用者が入力した入力語句に対する関連語句候補のうち、検索に用いる関連語句を、利用者毎にカスタマイズして確定することができる。関連語句確定部13は、確定した関連語句を検索部14に出力する。
【0033】
なお、関連語句確定部13は、関連語句に関連する関連語句(以下、間接関連語句)候補が取得された場合、同様に利用者特有のデータに基づいて、検索に用いる間接関連語句を確定する。
【0034】
(利用者データ記憶部)
利用者データ記憶部15は、利用者に関するデータを記憶する。利用者に関するデータとは、例えば番組視聴履歴データ、番組録画履歴データ、好みのジャンル値、スケジュール情報、居住地域等である。
【0035】
(番組データ記憶部)
番組データ記憶部16は、電子番組表データ、番組メタデータ、録画番組データ等を記憶する。なお、番組データ記憶部16に記憶される電子番組表データ等は、利用者の居住地域に対応する電子番組表データ等であってもよい。また、録画番組データとは、既に録画された番組の動画データやメタデータである。
【0036】
(検索部)
検索部14は、入力語句および関連語句確定部13により確定された関連語句に基づいて、番組データ記憶部16に対して番組検索を行う。
具体的には、検索部14は、入力語句を含む番組データの抽出(入力語句に基づく検索)、および、少なくとも入力語句または関連語句を含む番組データの抽出(関連語句に基づく検索)を行い、各々を検索結果として制御部12に出力する。
【0037】
また、検索部14は、関連語句確定部13により間接関連語句が確定された場合、少なくとも関連語句または間接関連語句を含む番組データを抽出し(間接関連語句に基づく検索)、検索結果として制御部12に出力する。
【0038】
(検索語句履歴記憶部)
検索語句履歴記憶部17は、検索部14が検索に用いた語句(入力語句、関連語句、または間接関連語句)を、検索語句として記憶する。
【0039】
(表示部)
表示部19は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置およびOLED(Organic Light Emitting
Diode)装置などの表示装置である。
【0040】
本実施形態による表示部19は、制御部12(表示制御部)による制御に応じて、結果表示画面を表示する。結果表示画面は、入力語句、入力語句に基づく検索結果、関連語句、および関連語句に基づく検索結果を含む。また、結果表示画面は、検索語句入力インターフェースを兼ねてもよい。すなわち、結果表示画面に含まれている入力語句、関連語句、または間接語句を新たに検索用の語句として指定することを可能とし、語句の連続指定による連続的な検索を実現する。なお、本実施形態による結果表示画面の具体例は、「4.結果表示画面の具体例」において説明する。
【0041】
[2−2.サーバの構成]
次に、本実施形態による関連語句候補抽出サーバ2の構成について
図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態によるサーバ2の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ2は、制御部21、マスデータ検索部22、語句抽出部23、語句集計部24、関連語句抽出用マスデータ記憶部25、抽出語句記憶部26、および通信部28を有する。
【0042】
(通信部)
通信部28は、他の通信装置と無線/有線接続し、データの送受信を行う通信インターフェースである。本実施形態では、通信部28は、ネットワーク3を介して情報処理装置1と接続し、入力語句を受信する。また、本実施形態による通信部18は、入力語句に対する関連語句候補を情報処理装置1に送信する。
【0043】
(制御部)
制御部21は、情報処理装置1の各構成を制御する。本実施形態では、制御部21は、通信部28により情報処理装置1から受信した入力語句に対する関連語句候補を、蓄積したマスデータから特定のアルゴリズムを用いて抽出するよう制御する。
【0044】
関連語句候補を抽出するための特定のアルゴリズムは特に限定しないが、制御部21は、例えば続いて説明するマスデータ検索部22、語句抽出部23、および語句集計部24による処理に基づいて関連語句候補を抽出してもよい。
【0045】
具体的には、制御部21は、語句集計部24から出力される各語句の登場数(または出現頻度率)に基づいて、例えば登場数が所定値以上の語句を関連語句候補として抽出してもよい。また、制御部21は、登場数が最も多い語句から順に指定数の語句を関連語句候補として抽出してもよい。
【0046】
また、制御部21により抽出される関連語句候補は、語句が属するジャンル属性(どのジャンルの名詞かを示す情報)が付加されていてもよい。
【0047】
(マスデータ検索部)
マスデータ検索部22は、関連語句抽出用マスデータ記憶部25に記憶されているマスデータから、入力語句を含むデータを検索する。マスデータ検索部22は、検索したデータを語句抽出部に出力する。
【0048】
(関連語句抽出用マスデータ記憶部)
関連語句抽出用マスデータ記憶部25は、関連語句候補を抽出するために利用されるマスデータを記憶する。本実施形態において、マスデータとは、様々なニュースサイトや、テレビ番組表サイト等であってもよい。また、関連語句抽出用マスデータ記憶部25に記憶されるマスデータは、継続的に更新され、最新データを取り込むことで成長していく。
【0049】
(語句抽出部)
語句抽出部23は、マスデータ検索部22により検索されたデータに対し、形態素解析を行い、語句を抽出し、抽出した語句を抽出語句記憶部26に記憶させる。
【0050】
(語句集計部)
語句集計部24は、抽出語句記憶部26に問い合わせて、記憶されている抽出語句に基づいて、入力語句を含むデータから抽出された各語句の登場数(または出現頻度率)を算出する。また、語句集計部24は、算出した各語句の登場数(または出現頻度率)を制御部21に出力する。
【0051】
<3.動作処理>
[3−1.検索処理]
次に、本実施形態による検索システムの動作処理について
図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態による検索システムの動作処理を示すフローチャートである。
【0052】
図4に示すように、まず、情報処理装置1の操作部11から語句が入力された場合(S103/Yes)、情報処理装置1は、入力語句に対する関連語句候補を抽出(取得)する(S106)。情報処理装置1は、関連語句候補をサーバ2から取得してもよい。サーバ2による関連語句候補の抽出処理は、「3−2.関連語句候補の抽出処理」において具体的に説明する。
【0053】
次いで、情報処理装置1の関連語句確定部13は、関連語句候補から、利用者特有のデータに基づいて、検索に用いる関連語句を確定する(S109)。
【0054】
次に、情報処理装置1の検索部14は、確定した関連語句、および入力語句に基づいて、番組データ記憶部16に対して番組検索を行う(S112)。
【0055】
次いで、情報処理装置1の制御部12(表示制御部)は、入力語句、入力語句に基づく番組検索結果、関連語句、関連語句に基づく番組検索結果を含む結果表示画面を表示部19に表示するよう制御する(S115)。
【0056】
続いて、検索語句が再度入力された場合(S118/Yes)、情報処理装置1は、上記S106〜S115を繰り返す。
【0057】
[3−2.関連語句候補の抽出処理]
次に、上述した
図4のステップS106に示す関連語句候補の抽出処理について
図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態による関連語句候補抽出処理を示すフローチャートである。
【0058】
図5に示すように、まず、サーバ2のマスデータ検索部22は、関連語句抽出用マスデータ記憶部25に記憶されているマスデータから、入力語句を含むデータを検索する(S123)。
【0059】
次いで、入力語句を含むデータが検索された場合(S126/Yes)、語句抽出部23は、検索されたデータから語句を抽出し、抽出した語句を抽出語句記憶部26に記憶させる(S129)。
【0060】
次に、語句集計部24は、抽出語句記憶部26に問い合わせて、記憶されている抽出語句に基づいて、入力語句を含むデータから抽出された各語句の登場数を集計する(S132)。
【0061】
そして、制御部21は、語句集計部24により集計された各語句の登場数に応じて、登場数が多い順に、指定数の語句を関連語句候補として抽出する(S135)。
【0062】
以上説明したように、本実施形態による検索システムによれば、利用者が入力した入力語句に関連し、利用者特有のデータに基づいて確定された(ユーザ毎にカスタマイズされた)関連語句を用いて番組検索を行うことができる。
【0063】
本実施形態による検索システムは、目的の番組が不明確な利用者が曖昧な語句を入力した場合でも、入力語句に対する関連語句に基づいて検索を行うことで、目的の番組を検索することができる。また、本実施形態による検索システムは、検索に用いる関連語句を、利用者毎にカスタマイズするので、利用者毎に最適化された番組検索を実現することができる。
【0064】
<4.結果表示画面の具体例>
次に、本実施形態による結果表示画面について、第1〜第5の具体例を挙げて説明する。
【0065】
[4−1.第1の具体例]
図6Aおよび
図6Bは、結果表示画面の第1の具体例を説明するための画面遷移図である。
図6Aの結果表示画面30は、検索部14により、入力語句(以下、検索開始語句とも称す)に基づいた検索、および検索開始語句に対する関連語句に基づいた検索が行われた場合に、制御部12(表示制御部)により表示制御される結果表示画面である。
【0066】
図6Aの結果表示画面30に示すように、検索開始語句31(入力語句)に基づく検索結果32は検索開始語句31を先頭に並べて表示され、さらに、確定された各関連語句A〜Dに基づく検索結果は各関連語句A〜Dを先頭に並べて表示される。
【0067】
なお、各検索結果の並び順は、例えば放送日時順、または好みのジャンル値順等であってもよい。
【0068】
ここで、制御部12(表示制御部)は、検索開始語句31(入力語句)に基づく検索結果32(検索結果32−1、32−2)と、各関連語句A〜Dに基づく検索結果を異なる態様で表示してもよい。例えば、制御部12は、
図6Aに示すように、検索開始語句31に基づく検索結果32を、各関連語句A〜Dに基づく検索結果より大きく表示してもよい。
【0069】
また、制御部12は、関連語句の検索開始語句31(入力語句)との関連度合いや、検索ヒット数に基づいて、関連語句に基づく検索結果の表示態様を制御してもよい。なお、検索開始語句31との関連度合いは、例えば語句集計部24により算出された登場数(または出現頻度率)に基づいて判断されてもよい。
【0070】
例えば、
図6Aに示すように、制御部12は、検索開始語句31との関連度合いが高い順に各関連語句およびその検索結果を並べて表示してもよいし、その逆であってもよい。さらに、制御部12は、
図6Aに示すように、各関連語句を、関連度合いが高い順から濃い色で表示してもよいし、その逆であってもよい。
【0071】
また、制御部12は、検索ヒット数の多い順に、各関連語句およびその検索結果を並べて表示してもよい。この場合、制御部12は、関連語句C:4hit、関連語句A:3hit、関連語句B:2hit、関連語句D:1hit、の順に並べて表示する。また、制御部12は、検索ヒット数の少ない順に並べてもよい。
【0072】
また、上述したように、本実施形態による結果表示画面は、検索語句入力インターフェースを兼ねる。すなわち、利用者は、
図6Aに示す結果表示画面30に表示される関連語句A〜Dのいずれかを、新たに検索用の語句(入力語句)として指定(入力)することができる。
【0073】
例えば、結果表示画面30に表示される「関連語句C」33が指定された場合(
図4に示すステップS118/Yes)、情報処理装置1は、関連語句Cに関連する関連語句(間接関連語句)候補をサーバ2から取得し、利用者毎に間接関連語句を確定する。なお、間接関連語句のサーバ2による抽出、および情報処理装置1による間接関連語句の確定は、上述した関連語句候補の抽出、および関連語句の確定と同様である。
【0074】
次いで、情報処理装置1の検索部14は、確定された間接関連語句(関連語句1〜4)に基づいて番組検索を行い、検索結果を制御部12に出力する。
【0075】
そして、制御部12は、
図6Aの結果表示画面35に示すように、関連語句Cに基づく検索結果34、および間接関連語句(関連語句1〜4)に基づく検索結果を一画面で表示する。
【0076】
さらに、
図6Aの結果表示画面35に示すように、「関連語句C」33の上方には、検索開始語句31が表示される。これにより、利用者は、検索に用いられた語句の履歴を確認することができる。
【0077】
また、
図6Aに示す結果表示画面35も、検索語句入力インターフェースを兼ねるので、例えば利用者により「関連語句3」36が指定された場合、情報処理装置1は、関連語句3に関連する関連語句a〜dに基づいて検索を行う。そして、
図6Bの結果表示画面38に示すように、制御部12は、関連語句3の検索結果37、および関連語句a〜dの検索結果を一画面で表示する。
【0078】
また、
図6Bの結果表示画面38に示すように、過去の検索に用いられた検索開始語句31、および「関連語句C」33が、「関連語句3」36の上方に時系列で表示される。
【0079】
このように、本実施形態は、語句の連続指定による連続的な検索を実現することができる。なお、利用者は、履歴表示される過去の検索語句を指定することも可能であって、例えば
図6Bの結果表示画面38に表示される検索開始語句31が指定された場合、
図6Aの結果表示画面30に画面遷移する。
【0080】
また、本実施形態では、結果表示画面に表示される検索結果から、検索された放送予定番組の視聴/録画予約、または検索された録画番組の再生を指示できるようにしてもよい。具体的には、例えば
図7に示すように、検索結果32−1が、検索された放送予定番組の番組情報(テキストやサムネイル画像)と、予約指示を受け付けるための予約ボタン41を含んでもよい。予約ボタン41が選択された場合、情報処理装置1は、検索結果32−1に示される放送予定番組の録画予約を実行する。
【0081】
以上、本実施形態による結果表示画面の第1の具体例について具体的に説明した。次に、本実施形態による結果表示画面の第2の具体例について説明する。
【0082】
[4−2.第2の具体例]
第2の具体例による結果表示画面では、検索に用いられた語句の周りに、放射状に検索結果および関連する語句が表示される。以下、上述した
図6Aに示す結果表示画面35の状態(「関連語句C」33が、新たな検索語句として指定された状態)における第2の具体例を
図8に示す。
【0083】
図8に示すように、検索開始語句31を中心として、放射状に関連語句A〜Dが表示される。さらに、新たな検索語句として「関連語句C」33が指定されたために、
図8に示すように、「関連語句C」33を中心として、放射状に関連語句Cに基づく検索結果34−1〜34−4、および関連語句1〜4が表示される。
【0084】
なお、制御部12は、関連度合いに応じて、語句と語句の距離(線長)の長さを制御してもよい。例えば、
図8に示す例では、制御部12は、関連度合いが高い程距離を短くし、関連度合が低い程距離を長くして表示する。また、制御部12は、併せて関連度合いに応じて、語句の色の濃さを制御してもよい。
【0085】
また、制御部12は、検索ヒット数に応じて、語句の大きさを制御してもよい。例えば、
図8に示す例では、制御部12は、検索ヒット数が多い程語句を大きく表示し、検索ヒット数が少ない程語句を小さく表示する。
【0086】
また、制御部12は、語句に基づく検索結果の数を、「数字hit」として語句と共に表示してもよい。例えば、制御部12は、
図8に示すように、検索開始語句の検索結果が4件の場合、検索開始語句と共に「4hit」と表示し、関連語句Aの検索結果が3件の場合、関連語句Aと共に「3hit」と表示する。
【0087】
また、
図8に示すように、第2の具体例では、過去の検索語句である検索開始語句31を表示してもよい。このように、過去の検索語句の履歴を表示することで、過去の検索語句が指定された場合、過去の検索結果表示画面に遡ることが可能である。
【0088】
以上、本実施形態による結果表示画面の第2の具体例について具体的に説明した。次に、本実施形態による結果表示画面の第3の具体例について説明する。
【0089】
[4−3.第3の具体例]
第3の具体例による結果表示画面では、語句に基づく検索結果、および語句に関連する語句が直感的に把握できるよう表示される。
【0090】
例えば、
図9に示すように、第3の具体例では、検索語句領域である探索Box60を表示する。また、探索Box60の周りには、例えば検索開始語句に対する関連語句A〜Dを表示する。
【0091】
「関連語句C」33が新たな検索語句として指定された場合、
図9の上に示すように、制御部12(表示制御部)は、「関連語句C」33が探索Box50(検索語句領域)に移動するよう表示制御する。
【0092】
そして、制御部12は、
図9の下に示すように、探索Box50内の表示を「検索開始語句」から「関連語句C」に変更するよう表示制御する。さらに、制御部12は、関連語句Cに基づく検索結果34−1〜34−4および関連語句Cに関連する関連語句(間接関連語句)1〜2が、探索Box50内から飛び出して、放射状に広がるよう表示制御する。
【0093】
また、制御部12は、
図9の下に示すように、検索結果1〜4の順に、検索結果の大きさを制御してもよい。また、検索結果1〜4の順は、例えば放送日時順、好みのジャンル値順等であってもよい。
【0094】
以上、本実施形態による結果表示画面の第3の具体例について具体的に説明した。次に、本実施形態による結果表示画面の第4の具体例について説明する。
【0095】
[4−4.第4の具体例]
第4の具体例による結果表示画面では、各検索結果が、多画面再生により表示される。例えば、「関連語句C」33の検索結果44−1〜44−4が録画番組であった場合、制御部12(表示制御部)は、
図10に示すように、検索結果44−1〜44−4による各録画番組を多画面再生表示するよう制御する。
【0096】
また、制御部12は、検索結果44−1〜44−4の順に、再生画面の大きさを制御してもよい。また、検索結果44−1〜44−4の順は、例えば放送日時順、好みのジャンル値順等であってもよい。
【0097】
以上、本実施形態による結果表示画面の第4の具体例について具体的に説明した。次に、本実施形態による結果表示画面の第5の具体例について説明する。
【0098】
[4−5.第5の具体例]
第5の具体例による結果表示画面では、連続検索時の検索語句(検索に用いられた語句)および検索結果表示画面が時系列に履歴表示される。
【0099】
例えば、検索開始語句(入力語句)31に対する関連語句A〜Dのうち、「関連語句C」33が新たな検索語句として指定された状態の結果表示画面の第5の具体例について、
図11を参照して説明する。
【0100】
図11は、本実施形態による結果表示画面の第5の具体例を示す図である。
図11に示すように、検索開始語句31、検索開始語句31の検索結果を含む結果表示画面61、「関連語句C」33、および「関連語句C」33の検索結果を含む結果表示画面63が、検索履歴として、Z軸上に表示される。
【0101】
図11に示す例では、原点に近い程、より最近の検索語句(検索に用いられた語句)および結果表示画面の履歴となる。また、検索語句および結果表示画面の履歴が表示されるので、過去に遡った検索や結果表示画面の表示も可能である。
【0102】
また、
図11に示す例では、Z軸(斜軸)上の最も原点に近い結果表示画面63が、過去の結果表示画面61より手前に(上に)に表示されている。第5の具体例による結果表示画面63は、例えば
図11に示すように、X軸上に、「関連語句C」33に関連する関連語句(間接関連語句)1〜4が表示され、Y軸上に、「関連語句C」33に基づく検索結果1〜4が表示される。
【0103】
また、X軸(縦軸)は、
図11に示すように、各関連語句1〜4の、関連語句Cとの関連度合いを示し、関連度合いが高い程、関連語句C(原点)の近くに表示される。
【0104】
また、Y軸(横軸)は、
図11に示すように、各検索結果1〜4の放送日時を示し、例えば原点に近い程、放送日時が現在日時に近い。
【0105】
よって、利用者は、X軸とY軸に展開された各検索結果(検索された番組)の空間的位置関係に基づいて、直感的に、原点に近いほど目的(検索語句)に近く、近い未来に視聴できる番組と解釈できる。
【0106】
以上、本実施形態による結果表示画面の第1〜第5の具体例について具体的に説明した。続いて、本開示の一実施形態による検索システムの補足説明を行う。
【0107】
<5.補足>
[5−1.検索ワード履歴の共有]
本実施形態において、検索語句履歴記憶部17に記憶される検索語句の履歴を、他の利用者と共有するようにしてもよい。
【0108】
検索語句履歴記憶部17に記憶される検索語句は、利用者が入力した入力語句や、入力語句に対して利用者毎にカスタマイズされて確定された関連語句であるので、利用者の興味・嗜好を反映した語句と言える。よって、例えば利用者と興味・嗜好が類似する他の利用者の検索語句履歴を用いることで、より利用者の嗜好に応じた幅広い検索を実現することができる。
【0109】
[5−2.番組データの工夫]
本実施形態による関連語句確定部13は、番組データ記憶部16に記憶されている番組の字幕データに基づいて、関連語句を確定してもよい。また、本実施形態による検索部14は、番組データ記憶部16に記憶されている番組の字幕データを用いて番組を検索してもよい。
【0110】
このように、電子番組情報が継続的に配信されない地域においても、番組の字幕データを用いて関連語句の確定や検索を行えるようにすることで、検索システムの精度が高められる。
【0111】
[5−3.検索開始語句候補の提示]
本実施形態において、検索開始語句は、利用者が自ら任意に入力する入力語句であってもよいし、情報処理装置1が提示した検索開始語句候補から利用者が指定した語句であってもよい。検索開始語句候補の提示について、
図12および
図13を参照して具体的に説明する。
【0112】
図12は、番組メタデータに基づく検索開始語句の候補表示例を示す図である。
図12に示すように、表示画面70は、再生画面72を含み、利用者が現在視聴中の番組が再生されている。この時、再生画面72と共に表示される番組メタデータ表示画面74には、現在視聴中の番組の番組メタデータに含まれる番組記述76が表示されていてもよい。
【0113】
そして、本実施形態による制御部12は、現在視聴中の番組の番組メタデータから番組に関係する語句を抽出し、抽出した関係語句を、検索開始語句の候補として表示する。検索開始語句の候補(関係語句)の表示は、例えば
図12に示すように、番組メタデータ表示画面74内の、検索開始語句表示画面78に表示されてもよい。
【0114】
これにより、利用者は、検索開始語句表示画面78に表示された関係語句1〜3から検索開始語句を指定(入力)することができる。また、情報処理装置1は、指定(入力)された語句を検索開始語句として、上述した検索処理(「3−1.検索処理」参照)を実施し、検索結果表示画面を表示するよう制御する。
【0115】
図13は、世の中の注目語句に基づく検索開始語句の候補表示例を示す図である。ここで、世の中の注目語句とは、複数の利用者の検索語句履歴を集計して決定された語句であってもよい。本実施形態による情報処理装置1の制御部12は、現在利用者が視聴中のデータに関わらず、注目語句を検索開始語句の候補として表示することができる。
【0116】
例えば、
図13に示すように、表示画面80において、現在利用者が視聴中の電子番組表82が表示されているところ、制御部12は、電子番組表82の内容とは関係なく、検索開始語句表示画面84に、検索開始語句の候補である注目語句1〜3を表示する。
【0117】
これにより、利用者は、検索開始語句表示画面84に表示された注目語句1〜3から検索開始語句を指定(入力)することができる。また、情報処理装置1は、指定(入力)された語句を検索開始語句として、上述した検索処理(「3−1.検索処理」参照)を実施し、検索結果表示画面を表示するよう制御する。
【0118】
[5−4.システム構成の工夫]
上述した
図1に示す検索システムでは、情報処理装置1とネットワーク3を介して接続するサーバ2が、関連語句候補を抽出しているが、本開示による検索システムの構成はこれに限定されない。例えば、情報処理装置1の制御部12が、ネットワーク上のマスデータを用いて特定のアルゴリズムにより関連語句候補を抽出する処理を行ってもよい。これにより、利用するマスデータの更新が容易になり、また、最新のマスデータを用いることができる。
【0119】
<6.まとめ>
上述したように、本実施形態による検索システムでは、入力語句に対する関連語句をユーザ(利用者)毎にカスタマイズして確定することが可能である。
【0120】
これにより、目的の番組が不明確な状況下においても、効果的な番組検索システムを実現することができる。また、入力語句に関連する関連語句を検索に用いることで、通常の番組検索システムでは検索できなかった番組を検索することができる。
【0121】
また、関連語句候補の抽出をサーバ2が実行し、抽出元をサーバ上のマスデータとすることで、データ更新が容易であり、また、世の中の最新語句を関連語句候補に反映することができる。
【0122】
また、関連語句候補の確定を情報処理装置1(クライアント端末)が実行し、利用者特有のデータを用いることで、個々の利用者の利用に最適化した関連語句を確定することができる。
【0123】
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属
するものと了解される。
【0124】
例えば、上述した実施形態では、検索対象が放送予定番組や録画番組となっているが、本開示による検索システムの検索対象はこれに限定されず、静止画、動画、テキスト情報、ゲーム、アプリケーション等の様々なコンテンツデータを検索対象としてもよい。
【0125】
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
入力語句に対する関連語句の候補の取得を制御し;
前記関連語句の候補と、ユーザの番組視聴履歴データ、番組録画履歴データ、または好みのジャンル値と、ユーザの居住地域情報に基づく電子番組表データ、または番組メタデータとをマッチングして関連語句を確定し;
前記入力語句と確定された前記関連語句とに基づいて、番組の検索を行う制御部を備える、情報処理装置。
(2)
前記制御部は、前記入力語句および前記確定された前記関連語句の表示と、前記検索の結果を表示するよう制御する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記制御部は、前記入力語句、前記入力語句に基づく検索結果、前記関連語句、および前記関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第1の結果表示画面を生成する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、前記入力語句に基づく検索結果を示す表示を、前記関連語句に基づく検索結果を示す表示と異なる態様で生成する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記入力語句に基づく1の検索結果を示す表示は、前記関連語句に基づく1の検索結果を示す表示より大きい、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記入力語句に基づく検索結果は、前記入力語句を先頭に並べて表示され、
前記関連語句に基づく検索結果は、前記関連語句を先頭に並べて表示される、前記(3)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
前記入力語句に基づく検索結果は、前記入力語句を中心に放射状に表示され、
前記関連語句に基づく検索結果は、前記関連語句を中心に放射状に表示される、前記(3)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
前記制御部は、
前記第1の結果表示画面において前記関連語句が選択された場合、前記関連語句に関連する間接関連語句に基づく検索を行い、
前記関連語句、前記関連語句に基づく検索結果、前記間接関連語句、および前記間接関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第2の結果表示画面を生成する、前記(3)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記制御部は、前記検索に用いられた語句の履歴を示す表示を生成する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記制御部は、検索結果の表示を含む結果表示画面の履歴を示す表示を生成する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(11)
前記制御部は、前記関連語句が選択された場合、前記関連語句を検索語句領域に移動するよう表示し、次に、前記関連語句に基づく検索結果を、前記検索語句領域から放射状に広がるよう表示する、前記(3)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(12)
前記制御部は、前記検索の結果を、少なくとも文字、サムネイル画像、または動画像により表示する、前記(2)〜(11)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)
前記制御部は、複数の前記検索の結果を、多画面再生により表示する、前記(12)に記載の情報処理装置。
(14)
前記制御部は、マスデータから前記入力語句を含むデータを抽出し、抽出したデータに出現する語句を、取得条件に応じて前記関連語句の候補として取得する、前記(1)〜(13)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(15)
前記制御部は、外部機器への問い合わせにより前記関連語句の候補を取得する、前記(1)〜(13)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(16)
プロセッサが、
入力語句に対する関連語句の候補を取得することと、
前記関連語句の候補と、ユーザの番組視聴履歴データ、番組録画履歴データ、または好みのジャンル値と、ユーザの居住地域情報に基づく電子番組表データ、または番組メタデータとをマッチングして関連語句を確定することと、
前記入力語句と確定された前記関連語句とに基づいて、番組の検索を行うことと、
を含む、情報処理方法。
(17)
前記プロセッサは、さらに、前記入力語句および前記確定された前記関連語句の表示と、前記検索の結果を表示するよう制御することを含む、前記(16)に記載の情報処理方法。
(18)
前記プロセッサは、前記入力語句、前記入力語句に基づく検索結果、前記関連語句、および前記関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第1の結果表示画面を生成する、前記(17)に記載の情報処理方法。
(19)
前記プロセッサは、前記入力語句に基づく検索結果を示す表示を、前記関連語句に基づく検索結果を示す表示と異なる態様で生成する、前記(18)に記載の情報処理方法。
(20)
前記入力語句に基づく1の検索結果を示す表示は、前記関連語句に基づく1の検索結果を示す表示より大きい、前記(19)に記載の情報処理方法。
(21)
前記入力語句に基づく検索結果は、前記入力語句を先頭に並べて表示され、
前記関連語句に基づく検索結果は、前記関連語句を先頭に並べて表示される、前記(17)〜(20)のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(22)
前記入力語句に基づく検索結果は、前記入力語句を中心に放射状に表示され、
前記関連語句に基づく検索結果は、前記関連語句を中心に放射状に表示される、前記(17)〜(20)のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(23)
前記プロセッサは、さらに、前記第1の結果表示画面において前記関連語句が選択された場合、前記関連語句に関連する間接関連語句に基づく検索を行うことと、
前記関連語句、前記関連語句に基づく検索結果、前記間接関連語句、および前記間接関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第2の結果表示画面を生成することと、
を含む、前記(18)〜(22)のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(24)
前記プロセッサは、前記検索に用いられた語句の履歴を示す表示を生成する、前記(23)に記載の情報処理方法。
(25)
前記プロセッサは、検索結果の表示を含む結果表示画面の履歴を示す表示を生成する、前記(23)に記載の情報処理方法。
(26)
前記プロセッサは、前記関連語句が選択された場合、前記関連語句を検索語句領域に移動するよう表示し、次に、前記関連語句に基づく検索結果を、前記検索語句領域から放射状に広がるよう表示する、前記(23)〜(25)のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(27)
前記プロセッサは、前記検索の結果を、少なくとも文字、サムネイル画像、または動画像により表示する、前記(16)〜(26)のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(28)
前記プロセッサは、複数の前記検索の結果を、多画面再生により表示する、前記(27)に記載の情報処理方法。
(29)
前記プロセッサは、マスデータから前記入力語句を含むデータを抽出し、抽出したデータに出現する語句を、取得条件に応じて前記関連語句の候補として取得する、前記(16)〜(28)のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(30)
前記プロセッサは、外部機器への問い合わせにより前記関連語句の候補を取得する、前記(16)〜(29)のいずれか1項に記載の情報処理方法。
(31)
コンピュータを、
入力語句に対する関連語句の候補の取得を制御し;
前記関連語句の候補と、ユーザの番組視聴履歴データ、番組録画履歴データ、または好みのジャンル値と、ユーザの居住地域情報に基づく電子番組表データ、または番組メタデータとをマッチングして関連語句を確定し;
前記入力語句と確定された前記関連語句とに基づいて、番組の検索を行う制御部として機能させるための、プログラム。
(32)
前記制御部は、前記入力語句および前記確定された前記関連語句の表示と、前記検索の結果を表示するよう制御する、前記(31)に記載のプログラム。
(33)
前記制御部は、前記入力語句、前記入力語句に基づく検索結果、前記関連語句、および前記関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第1の結果表示画面を生成する、前記(32)に記載のプログラム。
(34)
前記制御部は、前記入力語句に基づく検索結果を示す表示を、前記関連語句に基づく検索結果を示す表示と異なる態様で生成する、前記(33)に記載のプログラム。
(35)
前記入力語句に基づく1の検索結果を示す表示は、前記関連語句に基づく1の検索結果を示す表示より大きい、前記(34)に記載のプログラム。
(36)
前記入力語句に基づく検索結果は、前記入力語句を先頭に並べて表示され、
前記関連語句に基づく検索結果は、前記関連語句を先頭に並べて表示される、前記(32)〜(35)のいずれか1項に記載のプログラム。
(37)
前記入力語句に基づく検索結果は、前記入力語句を中心に放射状に表示され、
前記関連語句に基づく検索結果は、前記関連語句を中心に放射状に表示される、前記(32)〜(36)のいずれか1項に記載のプログラム。
(38)
前記制御部は、
前記第1の結果表示画面において前記関連語句が選択された場合、前記関連語句に関連する間接関連語句に基づく検索を行い、
前記関連語句、前記関連語句に基づく検索結果、前記間接関連語句、および前記間接関連語句に基づく検索結果の各々を示す表示を含む第2の結果表示画面を生成する、前記(33)〜(37)のいずれか1項に記載のプログラム。
(39)
前記制御部は、前記検索に用いられた語句の履歴を示す表示を生成する、前記(38)に記載のプログラム。
(40)
前記制御部は、検索結果の表示を含む結果表示画面の履歴を示す表示を生成する、前記(39)に記載のプログラム。
(41)
前記制御部は、前記関連語句が選択された場合、前記関連語句を検索語句領域に移動するよう表示し、次に、前記関連語句に基づく検索結果を、前記検索語句領域から放射状に広がるよう表示する、前記(33)〜(35)のいずれか1項に記載のプログラム。
(42)
前記制御部は、前記検索の結果を、少なくとも文字、サムネイル画像、または動画像により表示する、前記(32)〜(41)のいずれか1項に記載のプログラム。
(43)
前記制御部は、複数の前記検索の結果を、多画面再生により表示する、前記(42)に記載のプログラム。
(44)
前記制御部は、マスデータから前記入力語句を含むデータを抽出し、抽出したデータに出現する語句を、取得条件に応じて前記関連語句の候補として取得する、前記(31)〜(42)のいずれか1項に記載のプログラム。
(45)
前記制御部は、外部機器への問い合わせにより前記関連語句の候補を取得する、前記(31)〜(42)のいずれか1項に記載のプログラム。