特許第6175910号(P6175910)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ マックス株式会社の特許一覧

<>
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000002
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000003
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000004
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000005
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000006
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000007
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000008
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000009
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000010
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000011
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000012
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000013
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000014
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000015
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000016
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000017
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000018
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000019
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000020
  • 特許6175910-設備機器及び設備機器管理システム 図000021
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6175910
(24)【登録日】2017年7月21日
(45)【発行日】2017年8月9日
(54)【発明の名称】設備機器及び設備機器管理システム
(51)【国際特許分類】
   H04Q 9/00 20060101AFI20170731BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20170731BHJP
【FI】
   H04Q9/00 301B
   H04M11/00 301
【請求項の数】5
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2013-115208(P2013-115208)
(22)【出願日】2013年5月31日
(65)【公開番号】特開2014-236281(P2014-236281A)
(43)【公開日】2014年12月15日
【審査請求日】2016年3月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006301
【氏名又は名称】マックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001209
【氏名又は名称】特許業務法人山口国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】斎藤 義孝
(72)【発明者】
【氏名】岡部 文則
(72)【発明者】
【氏名】川添 彰
【審査官】 望月 章俊
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−287639(JP,A)
【文献】 特開2005−184711(JP,A)
【文献】 特開2008−211706(JP,A)
【文献】 特開2006−211496(JP,A)
【文献】 特開2005−151201(JP,A)
【文献】 特開2006−310987(JP,A)
【文献】 特開2007−173994(JP,A)
【文献】 特開2010−34957(JP,A)
【文献】 特開2014−179820(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04Q9/00
H04M11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
設備機器を操作可能な外部端末装置から送信された情報の受信及び前記外部端末装置への情報の送信を行う通信手段と、
前記外部端末装置から送信された指示情報を前記通信手段で受信し、前記外部端末装置からの指示情報に基づく制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記外部端末装置から送信された前記設備機器の運転を予約する指示情報を受信し、予約された運転開始時間まで所定時間となると、指示情報で指示された前記外部端末装置での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報を、前記通信手段で前記外部端末装置に送信する
ことを特徴とする設備機器。
【請求項2】
前記制御手段は、前記外部端末装置から送信された指示情報に対し、指示情報で指示された運転に関連する情報を通知する通知情報を、前記外部端末装置に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の設備機器。
【請求項3】
前記制御手段は、設置場所の環境に関連する情報を通知する通知情報を、前記外部端末装置に送信する
ことを特徴とする請求項に記載の設備機器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記外部端末装置の状態を確認して通知する通知情報を、前記外部端末装置に送信する
ことを特徴とする請求項に記載の設備機器。
【請求項5】
通信回線と接続された主制御手段と、
前記通信回線と接続される設備機器を備え、
前記設備機器は、
前記通信回線と接続され、前記設備機器を操作可能な外部端末装置から送信された情報の受信及び前記外部端末装置への情報の送信を行う通信手段と、
前記外部端末装置から送信された指示情報を前記通信手段で受信し、前記外部端末装置からの指示情報に基づく制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記外部端末装置から送信された前記設備機器の運転を予約する指示情報を受信し、予約された運転開始時間まで所定時間となると、指示情報で指示された前記外部端末装置での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報を、前記通信手段で前記外部端末装置に送信する
ことを特徴とする設備機器管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅に設置される設備機器及び設備機器が接続された設備機器管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)と称される住宅に設置される家電機器等の設備機器の管理システムが提案されている。このような設備機器管理システムでは、携帯電話等の外部の端末装置で設備機器を遠隔操作できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、携帯電話等の外部の端末装置で設備機器を遠隔操作できるようにすると共に、外部端末装置での操作で正常に動作していることを、外部端末装置に通知できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−128532号公報
【特許文献2】特開2003−111170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
携帯電話等の外部端末装置で設備機器の操作をできるようにすると、外出先での操作が可能となる。しかし、外部端末装置で遠隔操作をする操作者は、設備機器の近くにいないため、外部端末装置での操作による機器の動作状態を認識できない。このため、操作者は、外部端末装置で意図しない操作を行った場合に、設備機器が意図しない動作状態となっていることを認識できない。
【0006】
これに対し、外部端末装置での操作で正常に動作していることを、外部端末装置に通知できるようにすることで、操作者は、外部端末装置で意図しない操作を行った場合に、操作をやり直すことが可能になる。
【0007】
しかし、操作者が外部端末装置で意図しない操作を行った場合に、設備機器が意図しない動作状態で運転を開始するので、操作者が操作の見直しを行わなければ、設備機器では意図しない動作状態での運転が継続される。
【0008】
これにより、設備機器の設置場所が不快な環境になったり、暖房の必要がない状態で暖房を行う等、無駄な電力消費が発生する虞があった。
【0009】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、遠隔操作で操作者の意図した運転を行えるようにした設備機器及び設備機器が接続された設備機器管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決するため、本発明は、設備機器を操作可能な外部端末装置から送信された情報の受信及び外部端末装置への情報の送信を行う通信手段と、外部端末装置から送信された指示情報を通信手段で受信し、外部端末装置からの指示情報に基づく制御を行う制御手段とを備え、制御手段は、外部端末装置から送信された設備機器の運転を予約する指示情報を受信し、予約された運転開始時間まで所定時間となると、指示情報で指示された外部端末装置での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報を、通信手段で外部端末装置に送信する設備機器である。
【0011】
また、本発明は、通信回線と接続された主制御手段と、通信回線と接続される設備機器を備え、設備機器は、通信回線と接続され、設備機器を操作可能な外部端末装置から送信された情報の受信及び外部端末装置への情報の送信を行う通信手段と、外部端末装置から送信された指示情報を通信手段で受信し、外部端末装置からの指示情報に基づく制御を行う制御手段とを備え、制御手段は、外部端末装置から送信された設備機器の運転を予約する指示情報を受信し、予約された運転開始時間まで所定時間となると、指示情報で指示された外部端末装置での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報を、通信手段で外部端末装置に送信する設備機器管理システムである。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、外部端末装置を操作する操作者に、設備機器からの通知情報を送信して確認を行わせることができ、設備機器では、操作者の確認によって、操作者が意図した運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施の形態の設備機器の一例を示す浴室暖房換気乾燥装置の機能ブロック図である。
図2】本実施の形態の設備機器管理システムの一例を示す構成図である。
図3】操作部の一例を示す正面図である。
図4】外部端末装置の画面表示例を示す正面図である。
図5】外部端末装置での操作で設備機器を制御する動作の一例を示すフローチャートである。
図6】外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図である。
図7】外部端末装置での表示例を示す説明図である。
図8】外部端末装置での操作で設備機器を制御する動作の他の例を示すフローチャートである。
図9】外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図である。
図10】外部端末装置での表示例を示す説明図である。
図11】外部端末装置での操作を規制する動作の一例を示すフローチャートである。
図12】外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図である。
図13】外部端末装置での表示例を示す説明図である。
図14】外部端末装置が正常に作動しているか確認する動作の一例を示すフローチャートである。
図15】外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図である。
図16】外部端末装置での表示例を示す説明図である。
図17】外部端末装置が正常に作動しているか確認する動作の他の例を示すフローチャートである。
図18】外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図である。
図19】外部端末装置での表示例を示す説明図である。
図20】外部端末装置での表示例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して、本発明の設備機器及び設備機器管理システムの実施の形態について説明する。
【0015】
<本実施の形態の設備機器及び設備機器管理システムの構成例>
図1は、本実施の形態の設備機器の一例を示す浴室暖房換気乾燥装置の機能ブロック図、図2は、本実施の形態の設備機器管理システムの一例を示す構成図である。
【0016】
本実施の形態の設備機器としての浴室暖房換気乾燥装置1は、ホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)と称される設備機器管理システム100に接続されて使用される。
【0017】
設備機器管理システム100は、住宅200に宅内ネットワーク101が構成される。設備機器管理システム100は、ホームゲートウエイと称される主制御機器102が住宅200に設置され、主制御機器102が宅内ネットワーク101に接続される。
【0018】
また、設備機器管理システム100は、主制御機器102で取得、生成された情報等、各種情報が表示される表示機器103が住宅200に設置され、表示機器103が宅内ネットワーク101に接続される。
【0019】
本実施の形態の浴室暖房換気乾燥装置1は、宅内ネットワーク101に接続されることで、設備機器管理システム100に組み込まれ、宅内ネットワーク101に接続された主制御機器102との通信機能を備える。
【0020】
設備機器管理システム100は、浴室暖房換気乾燥装置1以外の設備機器として、例えば、床暖房装置、熱交換型換気装置等の換気装置等が、宅内ネットワーク101に接続される。更に、設備機器としては、エアコンディショナー、洗濯機等の家電機器2、太陽光発電装置等のエネルギー機器3等が宅内ネットワーク101に接続され、各設備機器が、宅内ネットワーク101に接続された主制御機器102との通信機能を備える。
【0021】
設備機器管理システム100は、公衆回線網等の外部ネットワーク104と接続される。設備機器管理システム100は、宅内ネットワーク101に接続される主制御機器102、浴室暖房換気乾燥装置1、家電機器2及びエネルギー機器3等が、外部ネットワーク104に接続されるスマートフォン等の外部端末装置105、サーバ等の外部システム106等との通信機能を備える。
【0022】
設備機器管理システム100は、外部端末装置105を設備機器管理システム100に接続して使用するアプリケーションが外部端末装置105にインストールされる。
【0023】
設備機器管理システム100は、外部端末装置105にインストールされたアプリケーションにより、浴室暖房換気乾燥装置1、家電機器2及びエネルギー機器3等の設備機器の所定の操作が、外部端末装置105で行われる。
【0024】
すなわち、設備機器管理システム100は、外部端末装置105が操作されることで、所定の指示情報D1が、外部端末装置105から設備機器管理システム100に送信される。
【0025】
また、設備機器管理システム100は、外部端末装置105での操作で浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器の運転を行う場合、所定の通知情報D2が、操作の対象とされた設備機器、あるいは、設備機器と接続された主制御機器102から外部端末装置105に送信される。
【0026】
更に、設備機器管理システム100は、通知情報D2に対して外部端末装置105が操作されることで、所定の確認情報D3が、外部端末装置105から設備機器管理システム100に送信される。
【0027】
設備機器管理システム100は、外部端末装置105から送信される所定の指示情報D1として、浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器を操作する指示情報D10が、操作の対象とされた設備機器、あるいは、設備機器と接続された主制御機器102で受信される。
【0028】
設備機器管理システム100は、外部端末装置105から受信した指示情報D10に対して、所定の通知情報D2が設備機器あるいは主制御機器102から外部端末装置105に送信される。
【0029】
本例では、設備機器管理システム100は、設備機器あるいは主制御機器102から送信される所定の通知情報D2として、指示情報D10で指示された運転の開始、運転の停止、設定の変更等、外部端末装置105での操作の内容を確認させて、操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報D20aが、外部端末装置105に送信される。
【0030】
また、設備機器管理システム100は、設備機器あるいは主制御機器102から送信される所定の通知情報D2として、設備機器が設置された場所の状態等に応じて、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報D20bが、外部端末装置105に送信される。
【0031】
更に、設備機器管理システム100は、設備機器あるいは主制御機器102から送信される所定の通知情報D2として、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作を無効とする通知情報D21が、外部端末装置105に送信される。
【0032】
設備機器管理システム100は、浴室暖房換気乾燥装置1等から送信された各種通知情報D2が、外部端末装置105にインストールされたアプリケーションにより、外部端末装置105で目視可能かつ所定の操作が可能な情報として出力される。
【0033】
設備機器管理システム100は、外部端末装置105から送信される所定の確認情報D3として、通知情報D20aあるいは通知情報D20bに対する外部端末装置105の操作で、操作に応じた処理の実行の有無を選択した確認情報D30が、操作の対象とされた設備機器、あるいは、設備機器と接続された主制御機器102に送信される。
【0034】
設備機器管理システム100は、外部端末装置105から送信された確認情報D30が、操作の対象とされた設備機器、あるいは、設備機器と接続された主制御機器102で受信される。
【0035】
設備機器管理システム100は、外部端末装置105から受信した確認情報D30で処理の実行が選択されていると、操作の対象とされた設備機器では、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理が実行される。
【0036】
また、設備機器管理システム100は、外部端末装置105から受信した確認情報D30で処理の非実行が選択されていると、操作の対象とされた設備機器では、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理が実行されない。
【0037】
設備機器管理システム100は、浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器の運転に関連する運転情報が主制御機器102に入力され、浴室暖房換気乾燥装置1等の運転情報が主制御機器102から外部端末装置105に出力される。設備機器管理システム100は、設備機器の運転情報として、例えば浴室暖房換気乾燥装置1では、実行中の運転モード、運転モードにおける風量の設定、消費電力等の情報が、主制御機器102から外部端末装置105に出力される。
【0038】
そして、設備機器管理システム100は、浴室暖房換気乾燥装置1等の運転情報が、外部端末装置105にインストールされたアプリケーションにより、外部端末装置105で例えば目視可能な情報として出力される。
【0039】
また、設備機器管理システム100は、外部端末装置105に設けられた近接無線通信機能等を利用して、浴室暖房換気乾燥装置1等の運転情報が浴室暖房換気乾燥装置1等から外部端末装置105に出力され、浴室暖房換気乾燥装置1等の運転情報が外部端末装置105で目視可能な情報として出力される。
【0040】
設備機器管理システム100は、設置された浴室暖房換気乾燥装置1等の保守、管理を行う機器メーカのサーバ等の外部システム106に接続される構成としても良い。
【0041】
設備機器管理システム100は、浴室暖房換気乾燥装置1等の保守、管理に必要な管理情報が主制御機器102に入力され、浴室暖房換気乾燥装置1等の管理情報が主制御機器102から外部システム106に出力される。また、浴室暖房換気乾燥装置1等の運転に伴う運転管理情報が主制御機器102から外部システム106に出力される。
【0042】
設備機器管理システム100は、設備機器の管理情報として、例えば浴室暖房換気乾燥装置1では、浴室暖房換気乾燥装置1を特定する機器情報、浴室暖房換気乾燥装置1の使用者情報等が、所定の操作で外部システム106に出力される。また、設備機器管理システム100は、設備機器の運転管理情報として、例えば浴室暖房換気乾燥装置1では、浴室暖房換気乾燥装置1の電源投入時等の所定の起算日、起算日からの運用時間、運用時間に伴う点検時期等が外部システム106に出力される。
【0043】
次に、本実施の形態の浴室暖房換気乾燥装置1の機能について説明する。本実施の形態の浴室暖房換気乾燥装置1は、宅内ネットワーク101及び宅内ネットワーク101を介して外部ネットワーク104と接続される通信制御部10を備え、設備機器管理システム100に接続されて使用される。
【0044】
浴室暖房換気乾燥装置1は、住宅200の浴室201に設置され、浴室201及び他室の換気、浴室201の暖房、浴室201内にある被乾燥物の乾燥等を行う機能を備える。
【0045】
浴室暖房換気乾燥装置1は、上述した機能を実現するため、本例では、浴室201の空気を吸い込んで、屋外に排気する換気ファン11と、浴室201から空気を吸い込み、浴室201から吸い込んだ空気を循環させて浴室201に吹き出す循環ファン12と、循環ファン12で吹き出される空気を加熱するヒータ13を備える。
【0046】
また、浴室暖房換気乾燥装置1は、運転モードの選択、運転の停止等の利用者の操作を受け、利用者の操作に基づく制御情報を出力する操作部14と、浴室201に関連した所定の状態を検出し、浴室201に関連した関連情報を出力するセンサ15を備える。
【0047】
更に、浴室暖房換気乾燥装置1は、操作部14から入力された制御情報及びセンサ15から入力された関連情報に基づき、換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13等を制御する制御部16を備える。
【0048】
通信制御部10は、設備機器管理システム100を構成する宅内ネットワーク101に接続された浴室暖房換気乾燥装置1と主制御機器102との通信機能、浴室暖房換気乾燥装置1と、外部ネットワーク104に接続された外部端末装置105及び外部システム106との通信機能を実現する通信手段の一例である。
【0049】
通信制御部10は、宅内ネットワーク101に接続された主制御機器102等から送信された各種情報を受信する。また、通信制御部10は、宅内ネットワーク101に接続された主制御機器102に各種情報を送信する。通信制御部10は、浴室暖房換気乾燥装置1から主制御機器102へ、浴室暖房換気乾燥装置1の運転情報、管理情報及び運転管理情報等の各種情報を送信する。
【0050】
更に、通信制御部10は、宅内ネットワーク101と外部ネットワーク104が接続されることで、外部端末装置105から送信された指示情報D1、確認情報D3等の各種情報を受信する。また、通信制御部10は、通知情報D2等の各種情報を外部端末装置105に送信する。
【0051】
また、通信制御部10は、宅内ネットワーク101と外部ネットワーク104が接続されることで、浴室暖房換気乾燥装置1から外部端末装置105あるいは外部システム106等の外部機器へ、浴室暖房換気乾燥装置1の運転情報、管理情報及び運転管理情報等の各種情報を送信する。
【0052】
ここで、通信制御部10は、浴室暖房換気乾燥装置1に予め実装されている装置であっても良いし、浴室暖房換気乾燥装置1とは独立した装置を、着脱可能に設ける構成としても良い。
【0053】
換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13は、制御部16に制御される被制御手段の一例で、換気ファン11及び循環ファン12は、図示しない羽根車を回転させるモータの駆動の有無、回転数等が制御される。また、ヒータ13は、駆動の有無、出力等が制御される。
【0054】
操作部14は操作手段の一例で、専用線を介して浴室暖房換気乾燥装置1と接続され、浴室201への入口となる洗面脱衣所等、浴室暖房換気乾燥装置1の設置場所の近傍に設置される。
【0055】
センサ15は検出手段の一例で、浴室201に関連した関連情報として、例えば、浴室暖房換気乾燥装置1に吸い込まれる空気の温度から、浴室201の温度を検出する温度検出センサを備える。センサ15としては、浴室201内に人が居るか否か、浴室201内での人の動きを検出するため、浴室201内での人の動きを検出する人感センサを備えても良い。また、浴室201の照明スイッチの状態を検出するセンサを備えても良い。更に、浴室201の湿度を検出するセンサを備えてもよい。また、浴槽内の湯量、浴槽内の湯温、シャワーの使用状況、シャワーの湯温等を検出するセンサを備えてもよい。更に、浴室201の窓、扉の開閉を検出するセンサを備えてもよい。また、浴室暖房換気乾燥装置1以外の設備機器では、設置された場所の温度、湿度、照明の明るさ、音等を検出するセンサを備えても良い。
【0056】
制御部16は制御手段の一例で、操作部14での操作及び外部端末装置105での操作で選択された運転モードで運転を実行する指示情報、運転を停止させる指示情報、運転モードにおける設定を変更する指示情報等に基づき、換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13を制御する。
【0057】
制御部16は、予め設定された所定のプログラムに従って実行される運転モードとして、換気ファン11を駆動することで、所定の換気風量で常時の換気運転を行う24時間換気運転モードを備える。
【0058】
また、制御部16は、循環ファン12とヒータ13を駆動することで、浴室201に温風を吹き出す暖房運転を行う暖房運転モードと、換気ファン11を駆動することで、24時間換気運転モードでの換気風量より多い所定の換気風量で主に浴室201の換気運転を行う換気運転モードを備える。
【0059】
更に、制御部16は、循環ファン12とヒータ13と換気ファン11を駆動して、浴室201内の換気動作を行いながら、浴室内に温風を吹き出して乾燥運転を行う乾燥運転モードと、循環ファン12を駆動して、浴室201内に浴室201の温度に応じて風を吹き出す涼風運転を行う涼風運転モードを備える。
【0060】
制御部16は、通信制御部10が宅内ネットワーク101と接続され、宅内ネットワーク101が外部ネットワーク104と接続されて情報が入出力されることで、外部端末装置105から送信された指示情報D10を受信する。
【0061】
制御部16は、外部端末装置105から受信した指示情報D10に対し、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報D20aを生成して、外部端末装置105に送信する。
【0062】
また、制御部16は、外部端末装置105から受信した指示情報D10に対し、センサ15で検出された浴室201の温度等に応じて、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報D20bを生成して、外部端末装置105に送信する。
【0063】
制御部16は、通知情報D20aあるいは通知情報D20bに対して外部端末装置105から送信された確認情報D30を受信する。制御部16は、外部端末装置105から受信した確認情報D30で処理の実行が選択されていると、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じて、換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13を制御する。
【0064】
また、制御部16は、外部端末装置105から受信した確認情報D30で処理の非実行が選択されていると、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた制御を実行しない。
【0065】
制御部16は、外部端末装置105での所定の操作、あるいは、特定の外部端末装置105での操作を有効とするか、無効とするかの設定が行われる。制御部16は、外部端末装置105での操作を無効とする設定では、該当する外部端末装置105から受信した指示情報D10に対し、外部端末装置105での操作を無効とする通知情報D21を外部端末装置105に送信する。そして、制御部16は、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた制御を実行しない。
【0066】
また、制御部16は、宅内ネットワーク101で接続された通信制御部10と主制御機器102との間で情報が入出力されることで、浴室暖房換気乾燥装置1で実行中の運転モードの種別、風量等、浴室暖房換気乾燥装置1の各種状態を示す運転情報、浴室暖房換気乾燥装置1の管理情報あるいは運転管理情報等を主制御機器102に出力する。
【0067】
例えば、制御部16は、主制御機器102からの要求に基づき、浴室暖房換気乾燥装置1の運転情報、管理情報あるいは運転管理情報等を主制御機器102に出力する。また、制御部16は、操作部14での操作に基づき、浴室暖房換気乾燥装置1の運転情報、管理情報あるいは運転管理情報等を主制御機器102に出力する。
【0068】
更に、制御部16は、宅内ネットワーク101で接続された通信制御部10と主制御機器102との間で情報が入出力されることで、浴室暖房換気乾燥装置1の運転情報、管理情報あるいは運転管理情報等を、外部端末装置105あるいは外部システム106等の外部機器に出力する。
【0069】
例えば、制御部16は、外部ネットワーク104から宅内ネットワーク101に接続された外部端末装置105あるいは外部システム106からの要求に基づき、浴室暖房換気乾燥装置1の運転情報、管理情報あるいは運転管理情報等を、外部端末装置105あるいは外部システム106に出力する。
【0070】
また、制御部16は、操作部14での操作に基づき、浴室暖房換気乾燥装置1の運転情報、管理情報あるいは運転管理情報等を、外部端末装置105あるいは外部システム106に出力する。
【0071】
<操作部の構成例>
図3は、操作部の一例を示す正面図である。操作部14は、運転モードを選択する運転モード選択ボタン14aと、運転を停止する停止ボタン14bと、運転時間を設定する運転時間設定ボタン14cを備える。
【0072】
また、操作部14は、運転モード選択ボタン14aで選択された運転モード、及び、各運転モードでの設定等を目視可能に出力する運転状態ランプ14dを備える。更に、操作部14は、障害の発生等を通知する通知ランプ14eを備える。
【0073】
操作部14は、運転モード選択ボタン14aが押されると、選択された運転モードに対応する運転状態ランプ14dが点灯する。また、選択された運転モードに対応する制御情報が制御部16に出力される。
【0074】
<外部端末装置の構成例>
図4は、外部端末装置の画面表示例を示す正面図である。外部端末装置105は、タッチパネル等と称される入力装置を有した表示部105aを備える。外部端末装置105は、浴室暖房換気乾燥装置1を操作する運転操作画面105bとして、運転モードを選択する運転モード選択ボタン105cが表示される。外部端末装置105は、運転モード選択ボタン105cの部位に触れられると、選択された運転モードに対応する所定の指示情報D1が出力される。
【0075】
<本実施の形態の設備機器及び設備機器管理システムの動作例>
図5は、外部端末装置での操作で設備機器を制御する動作の一例を示すフローチャート、図6は、外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図、図7は、外部端末装置での表示例を示す説明図である。次に、各図を参照して、外部端末装置105での操作で浴室暖房換気乾燥装置1を運転する動作の一例について説明する。
【0076】
図5のステップSA1では、外部端末装置105での操作で送信された指示情報D10が、浴室暖房換気乾燥装置1で受信される。すなわち、外部端末装置105で所望の運転モード選択ボタン105cに触れられて運転モードが選択されると、選択された運転モードに対応する指示情報D10が、外部ネットワーク104から宅内ネットワーク101に接続された主制御機器102に送信される。
【0077】
主制御機器102は、外部端末装置105から受信した指示情報D10を、操作の対象とされた設備機器である浴室暖房換気乾燥装置1に送信する。なお、外部端末装置105から送信された指示情報D10が、主制御機器102を経由せずに宅内ネットワーク101を介して設備機器で受信できるようにしても良い。
【0078】
浴室暖房換気乾燥装置1では、外部端末装置105から送信された指示情報D10を受信すると、図5のステップSA2で、浴室暖房換気乾燥装置1の制御部16が、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報D20aを生成して、外部端末装置105に送信する。
【0079】
外部端末装置105は、浴室暖房換気乾燥装置1から送信された通知情報D20aを受信すると、図5のステップSA3で、通知情報D20aに基づき図7に示す運転確認画面105dを表示して、外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる。
【0080】
図7に示す運転確認画面105dでは、選択された操作、本例では選択された運転モードの確認を促す文言や図等の確認誘導画像105eと、選択された運転モードを実行するか否かを選択させる確認ボタン105fが表示される。
【0081】
例えば、外部端末装置105での操作で暖房運転が選択された場合、運転確認画面105dでは、図7に示すように、選択された運転モードが暖房運転であることを確認誘導画像105eで通知すると共に、暖房運転を実行するか否かを選択させる確認ボタン105fが表示される。
【0082】
ここで、外部端末装置105で表示される各種運転確認画面は、外部端末装置105にインストールされたアプリケーションで行うこととしても良いし、浴室暖房換気乾燥装置1から受信した各種通知情報に画面表示のプログラムを組み込んで行うこととしても良い。
【0083】
外部端末装置105は、通知情報D20aに対応して表示した運転確認画面105dで、確認ボタン105fが操作されると、操作に応じた処理の実行の有無を選択した確認情報D30を送信する。
【0084】
浴室暖房換気乾燥装置1は、通知情報D20aに対応した運転確認画面105dでの操作で外部端末装置105から送信された確認情報D30を受信する。浴室暖房換気乾燥装置1は、確認情報D30で処理の実行が選択されている場合、図5のステップSA4で、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じて、換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13を制御する。
【0085】
これに対し、浴室暖房換気乾燥装置1は、確認情報D30で処理の非実行が選択されていると、図5のステップSA5で、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作を無効とし、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた制御を実行しない。
【0086】
外部端末装置105での操作で浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器の運転を行う場合、設備機器の操作者は、外出先から設備機器の遠隔操作が可能であり、例えば、帰宅時に居室や浴室201等を所望の状態にしておくことが可能になる。
【0087】
一方、外部端末装置105で遠隔操作をする操作者は、設備機器の近くにいないため、外部端末装置105での操作による機器の動作状態を認識できない。このため、操作者が外部端末装置105で意図しない操作を行った場合に、意図しない操作に基づく制御が設備機器で行われると、操作者は、設備機器が意図しない動作状態となっていることを認識できない。
【0088】
これにより、操作者が意図した運転と異なる運転が設備機器で行われて、設備機器の設置場所で室温が上がる、あるいは室温が下がる等、設備機器の設置場所が不快な環境になったり、暖房の必要がない状態で暖房を行う等、無駄な電力消費が発生する虞があった。
【0089】
そこで、上述したように、外部端末装置105から受信した浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器を制御する指示情報D10に対し、外部端末装置105での操作の内容を通知する通知情報D20aを外部端末装置105に送信して、外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を確認させる。
【0090】
そして、外部端末装置105での操作の内容が確認されて確認情報D30を受信すると、外部端末装置105での操作に応じて浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器が運転される。
【0091】
このように、外部端末装置105を操作した操作者に、操作内容を確認させる通知を外部端末装置105を用いて行うことで、設備機器では、操作者が意図した運転を行うことができる。
【0092】
これにより、外部端末装置105で遠隔操作をする操作者が、設備機器の近くにおらず、外部端末装置105での操作による機器の動作状態を認識できない場合であっても、操作者が意図しない運転が行われることが抑制され、設備機器の設置場所を、遠隔操作で操作者の所望する環境にすることができる。また、設備機器の無駄な運転が抑制され、消費電力を抑制することができる。
【0093】
なお、外部端末装置105での操作で浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器の運転を行う構成では、外部端末装置105での操作対象とした全ての設備機器、あるいは、外部端末装置105で操作し得る項目の全てについて、外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させて、操作内容の確認を行うようにしても良い。
【0094】
これに対し、外部端末装置105での操作対象とした設備機器毎、あるいは、外部端末装置105で操作し得る項目毎に、操作の内容の確認の有無を設定できるようにしても良い。
【0095】
例えば、浴室暖房換気乾燥装置1では、運転モード毎に操作の内容の確認の有無を設定できるようにしても良く、ヒータを使用する運転モード、例えば、暖房運転モードでは操作の内容の確認を要求し、ヒータを使用しない運転モード、例えば、換気運転モードでは操作の内容の確認を非要求とする設定としても良い。
【0096】
上述した操作の内容の確認の有無の設定は、各設備機器に予め設定されていても良い。また、主制御機器102で設定されてもよい。更に、設備機器の利用者、設置者等が設定できるようにしても良い。更に、運転が継続するような操作では、操作の内容の確認を行わずに、運転を継続しても良い。
【0097】
操作の内容の確認の有無の設定は、浴室暖房換気乾燥装置1であれば、操作部14に設定スイッチを設けて行えるようにしてもよい。また、運転モード選択ボタン14a等の押下の組み合わせ、押下の順番で操作の内容の確認の有無の設定を行えるようにしても良い。更に、マイクを設けて音声で行えるようにしてもよい。また、外部端末装置105から行えるようにしても良い。
【0098】
図8は、外部端末装置での操作で設備機器を制御する動作の他の例を示すフローチャート、図9は、外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図、図10は、外部端末装置での表示例を示す説明図である。次に、各図を参照して、外部端末装置105での操作で浴室暖房換気乾燥装置1を運転する動作の他の例について説明する。
【0099】
図8のステップSB1では、外部端末装置105での操作で送信された指示情報D10が、浴室暖房換気乾燥装置1で受信される。浴室暖房換気乾燥装置1では、外部端末装置105から送信された指示情報D10を受信すると、図8のステップSB2で、浴室暖房換気乾燥装置1が設置された浴室201の所定の状態を検出し、浴室201の状態に応じて通知情報D20bを送信する。
【0100】
浴室暖房換気乾燥装置1は、本例では、センサ15で浴室201の温度を検出し、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を、浴室201の温度に応じて選択させる通知情報D20bを生成して、外部端末装置105に送信する。
【0101】
外部端末装置105は、浴室暖房換気乾燥装置1から送信された通知情報D20bを受信すると、図8のステップSB3で、通知情報D20bに基づき図10に示す運転確認画面105gを表示して、外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる。
【0102】
図10に示す運転確認画面105gでは、浴室201の温度を通知すると共に、選択された運転モードの確認を促す文言や図等の確認誘導画像105hと、選択された運転モードを実行するか否かを選択させる確認ボタン105iが表示される。
【0103】
例えば、外部端末装置105での操作で暖房運転が選択された場合、運転確認画面105gでは、図10に示すように、検出された浴室201の温度と、選択された運転モードが暖房運転であることを確認誘導画像105hで通知すると共に、検出された浴室201の温度で暖房運転を実行するか否かを選択させる確認ボタン105iが表示される。
【0104】
外部端末装置105は、通知情報D20bに対応して表示した運転確認画面105gで、確認ボタン105iが操作されると、操作に応じた処理の実行の有無を選択した確認情報D30を送信する。
【0105】
浴室暖房換気乾燥装置1は、通知情報D20bに対応した運転確認画面105gでの操作で外部端末装置105から送信された確認情報D30を受信する。浴室暖房換気乾燥装置1は、確認情報D30で処理の実行が選択されている場合、図8のステップSB4で、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じて、換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13を制御する。
【0106】
これに対し、浴室暖房換気乾燥装置1は、確認情報D30で処理の非実行が選択されていると、図8のステップSB5で、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作を無効とし、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた制御を実行しない。
【0107】
上述したように、外部端末装置105から受信した浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器を制御する指示情報D10に対し、外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を確認させることで、操作者が設備機器の近くにいない場合であっても、操作の内容を確認させて、運転の有無等を判断させることができる。
【0108】
これに対し、設備機器が設置された室内の状態等によっては、設備機器の運転が不要な場合があるが、操作者が設備機器の近くにいない場合、室内の状態を認識することができない。
【0109】
例えば、浴室暖房換気乾燥装置1であれば、浴室201内の温度が入浴に適した温度であるにも関わらず、暖房運転モードを選択して暖房運転が行われる可能性がある。また、浴室201内の衣類等の被乾燥物が十分乾燥しているにも関わらず、乾燥運転モードを選択して乾燥運転が行われる可能性がある。
【0110】
これにより、設備機器が設置された場所の状態によらず不必要な運転が行われる等、無駄な電力消費が発生する虞があった。
【0111】
そこで、上述したように、外部端末装置105から受信した浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器を制御する指示情報D10に対し、設備機器の設置場所の状態、及び、外部端末装置105での操作の内容を通知する通知情報D20bを外部端末装置105に送信して、外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を確認させる。
【0112】
そして、設備機器の設置場所の状態、及び、外部端末装置105での操作の内容が確認されて確認情報D30を受信すると、外部端末装置105での操作に応じて浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器が運転される。
【0113】
このように、外部端末装置105を操作した操作者に、設備機器の設置場所の状態、及び、操作内容を確認させる通知を外部端末装置105を用いて行うことで、設備機器では、設備機器の設置場所の状態に応じて、操作者が意図した運転を行うことができる。
【0114】
これにより、外部端末装置105で遠隔操作をする操作者が、設備機器の近くにいない場合であっても、設備機器の設置場所の状態を認識でき、設備機器の設置場所の状態に応じた運転の有無を選択できるので、設備機器の設置場所を、遠隔操作で操作者の所望する環境にすることができる。また、設備機器の無駄な運転が抑制され、消費電力を抑制することができる。
【0115】
本例では、設備機器である浴室暖房換気乾燥装置1が設置された浴室201の温度を検出し、浴室201の温度に応じて操作内容の確認を行うようにしたが、浴室201の湿度に応じて操作内容の確認を行うようにしても良い。
【0116】
また、浴室201内に人が居るかどうか検出して、人の有無で操作内容の確認を行うようにしても良い。例えば、人感センサで浴室201内での人の動きを検出し、人の有無を通知情報D20bで通知するようにしても良い。また、浴室201の照明スイッチの状態をセンサで検出し、照明の点灯の有無に基づき人の有無を通知情報D20bで通知するようにしても良い。
【0117】
このように、浴室201内の人の有無を外部端末装置105に通知することで、人が居る場合は、運転をしない等の判断を操作者にさせることができる。
【0118】
なお、上述した実施の形態では、設備機器の設置場所の状態に応じて、操作者が操作内容の確認を行って運転の実行の有無等を判断することとした。これに対し、設備機器あるいは主制御機器102が、外部端末装置105から受信した指示情報D10と、設備機器の設置場所の状態を示す情報に基づき、外部端末装置105からの指示情報D10で指示された操作を実行するか否かを判断するようにしても良い。
【0119】
図11は、外部端末装置での操作を規制する動作の一例を示すフローチャート、図12は、外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図、図13は、外部端末装置での表示例を示す説明図である。次に、各図を参照して、外部端末装置105での操作を規制する動作の一例について説明する。
【0120】
浴室暖房換気乾燥装置1は、特定の外部端末装置105での操作、特定の外部端末装置105での所定の操作、あるいは、接続される全ての外部端末装置105での所定の操作を有効とするか、無効とするかの設定が予め行われる。
【0121】
図11のステップSC1では、外部端末装置105での操作で送信された指示情報D10が、浴室暖房換気乾燥装置1で受信される。浴室暖房換気乾燥装置1では、外部端末装置105から送信された指示情報D10を受信すると、図11のステップSC2で、外部端末装置105から受信した指示情報D10で指示された操作を、該当する外部端末装置105に対して有効としているか、無効としているかを判断する。
【0122】
浴室暖房換気乾燥装置1は、該当する外部端末装置105での操作を有効と していると判断すると、図11のステップSC3で、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じて、換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13を制御する。
【0123】
これに対し、浴室暖房換気乾燥装置1は、該当する外部端末装置105での操作を無効としていると判断すると、図11のステップSC4で、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作を無効とし、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた制御を実行しない。
【0124】
また、浴室暖房換気乾燥装置1は、該当する外部端末装置105での操作を無効としていると判断すると、図11のステップSC5で、操作が無効であることを通知する通知情報D21を生成して、該当する外部端末装置105に送信する。
【0125】
外部端末装置105は、浴室暖房換気乾燥装置1から送信された通知情報D21を受信すると、通知情報D21に基づき図13に示す運転確認画面105jを表示して、外部端末装置105での操作が無効であることを通知する。
【0126】
上述したように、外部端末装置105での操作を有効とするか、無効とするかの設定が予め行われる構成では、外部端末装置105で表示される運転操作画面105bにおいて、操作を無効とする運転モード選択ボタン105cについては、表示をしないことで操作を受け付けない構成とすることも考えられる。
【0127】
これに対し、外部端末装置105で表示される運転操作画面105bを共通とすることで、外部端末装置105にインストールするアプリケーションを簡素化することが可能となる。
【0128】
但し、外部端末装置105での操作を無効とした項目について操作をしても、操作を受け付けたか否かの判断ができない。そこで、上述したように、外部端末装置105から受信した浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器を制御する指示情報D10に対し、該当する外部端末装置105での操作を有効としているか、無効としているかを判断する。
【0129】
そして、該当する外部端末装置105での操作を無効としていると判断すると、該当する外部端末装置105での操作が無効であることを通知することで、外部端末装置105の操作者は、操作が受け付けられたか否かの判断をすることができる。
【0130】
なお、外部端末装置105での操作を無効とする設定が行われている場合に、操作が無効であることを通知すると共に、パスワード入力、指紋、声紋、光彩等の眼球といった生体認証等の識別情報を受け付けることで、操作を有効に切り替えられるようにしても良い。
【0131】
図14は、外部端末装置が正常に作動しているか確認する動作の一例を示すフローチャート、図15は、外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図、図16は、外部端末装置での表示例を示す説明図である。次に、各図を参照して、外部端末装置105が正常に作動しているか確認する動作の一例について説明する。
【0132】
浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器あるいは主制御機器102は、図14のステップSD1で、外部端末装置105の動作を確認する処理を実行する。本例では、浴室暖房換気乾燥装置1あるいは主制御機器102は、一定時間毎、決められた時間等の所定の応答確認タイミングで、応答を要求する通知情報D22を外部端末装置105に送信する。
【0133】
外部端末装置105が外部ネットワーク104と接続され、外部端末装置105と設備機器管理システム100が通信可能な状態であれば、通知情報D22が外部端末装置105で受信される。
【0134】
外部端末装置105は、通知情報D22を受信すると、設備機器管理システム100と通信可能な状態で、正常に動作していることを通知する確認情報D31を送信する。
【0135】
浴室暖房換気乾燥装置1あるいは主制御機器102は、外部端末装置105から確認情報D31を受信すると、図14のステップSD2で、外部端末装置105が正常に動作していると判断する。
【0136】
これに対し、浴室暖房換気乾燥装置1あるいは主制御機器102は、通知情報D22に対して応答がない場合、図14のステップSD2で、外部端末装置105が正常に動作していないと判断する。
【0137】
浴室暖房換気乾燥装置1あるいは主制御機器102は、外部端末装置105が正常に動作していないと判断すると、図14のステップSD3で、操作部14の通知ランプ14eを点灯、あるいは所定のパターンで点滅させ、居住者に外部端末装置105で障害が発生していることを通知する。
【0138】
また、他の外部端末装置105Tが予め設備機器管理システム100に登録されている場合、浴室暖房換気乾燥装置1あるいは主制御機器102は、外部端末装置105が正常に動作していないと判断すると、図14のステップSD3で、外部端末装置105で障害が発生していることを通知する通知情報D23を生成して、他の外部端末装置105Tに送信する。
【0139】
他の外部端末装置105Tは、浴室暖房換気乾燥装置1あるいは主制御機器102から送信された通知情報D23を受信すると、通知情報D23に基づき図16に示す異常通知画面105kを表示して、外部端末装置105で障害が発生していることを通知する。
【0140】
外部端末装置105で設備機器の操作を行えるようにした構成では、外部端末装置105で障害が発生すると、遠隔操作で設備機器の操作が行えなくなる。そこで、外部端末装置105で障害が発生した場合、設備機器の設置場所の近くに設置された操作部等から、外部端末装置105で障害が発生したことを通知することで、設備機器の近くに居て操作可能な利用者に、操作を促すことができる。
【0141】
浴室暖房換気乾燥装置1であれば、操作部14に設けた通知ランプ14eを利用して、外部端末装置105で障害が発生したことを通知することで、浴室201等の近くに居て操作可能な利用者に、操作を促すことができる。
【0142】
なお、外部端末装置105で障害が発生したことの通知は、音や光で行うこととしても良いし、操作部に文字等を表示できるディスプレイが設けられた構成では、文字で行うこととしても良い。また、操作部が可搬可能な構成では、振動で通知を行うこととしても良い。更に、これら通知手段を組み合わせても良い。
【0143】
また、他の外部端末装置105Tに通知することで、設備機器の近くに利用者が不在であっても、遠隔操作による操作を促すことができる。これにより、外部端末装置105からの操作で開始した運転が停止できずに連続して行われること等を抑制することができる。
【0144】
ここで、外部端末装置105で障害が発生した場合、外部端末装置105の操作で実行されている場合であれば、運転を停止することとしても良い。外部端末装置105で障害が発生した場合に、室内の操作部あるいは他の外部端末装置105に通知を行っても、操作がない場合は、運転が継続される。
【0145】
このため、外部端末装置105で障害が発生したと判断すると、室内の操作部あるいは他の外部端末装置105に通知を行い、通知後に所定時間経過しても操作が無い場合は、運転を停止することとしても良い。また、外部端末装置105で障害が発生したと判断すると、室内の操作部あるいは他の外部端末装置105に通知を行うと共に、室内の操作部あるいは他の外部端末装置105での操作を待たずに、運転を停止することとしても良い。
【0146】
更に、設備機器管理システム100に登録されていない外部端末装置であっても、パスワード入力、生体認証等の識別情報を受け付けることで、操作を受けられるようにしても良い。設備機器管理システム100に登録されていない外部端末装置での遠隔操作は、運転の停止のみに限定する等、室内の操作部、設備機器管理システム100に登録されている外部端末装置105で可能とした操作項目に対して制限を持たせても良い。
【0147】
図17は、外部端末装置が正常に作動しているか確認する動作の他の例を示すフローチャート、図18は、外部端末装置と設備機器との間で送受される情報の流れを示す説明図、図19及び図20は、外部端末装置での表示例を示す説明図である。次に、各図を参照して、外部端末装置105が正常に作動しているか確認する動作の他の例について説明する。
【0148】
図17のステップSE1では、外部端末装置105での操作で送信された指示情報D11が、浴室暖房換気乾燥装置1で受信される。すなわち、外部端末装置105では、図19に示すように、浴室暖房換気乾燥装置1での運転を予約する運転操作画面105mが表示され、所望の運転モード選択ボタン105nに触れられて運転が予約される。
【0149】
外部端末装置105で運転が予約されると、予約された運転モードに対応する指示情報D11が、外部ネットワーク104から宅内ネットワーク101に接続された主制御機器102、あるいは、操作対象の浴室暖房換気乾燥装置1に送信される。
【0150】
浴室暖房換気乾燥装置1は、外部端末装置105から送信された指示情報D11を受信すると、図17のステップSE2で、予約された運転開始時間まで所定時間となると、指示情報D11で指示された外部端末装置105での操作に応じた処理の実行の有無を選択させる通知情報D24を生成して、外部端末装置105に送信する。
【0151】
外部端末装置105は、浴室暖房換気乾燥装置1から送信された通知情報D24を受信すると、図17のステップSE3で、通知情報D24に基づき図20に示す運転確認画面105pを表示して、外部端末装置105での予約に応じた処理の実行の有無を選択させる。
【0152】
図20に示す運転確認画面105pでは、予約された運転開始時間、及び、予約された運転モードの確認を促す文言や図等の確認誘導画像105qと、予約された運転モードを実行するか否かを選択させる確認ボタン105rが表示される。
【0153】
例えば、外部端末装置105での操作で暖房運転が予約された場合、運転確認画面105pでは、図20に示すように、予約された運転モードが暖房運転であることと、運転開始までの時間を確認誘導画像105qで通知すると共に、予約された運転開始時間に暖房運転を実行するか否かを選択させる確認ボタン105rが表示される。
【0154】
外部端末装置105は、通知情報D24に対応して表示した運転確認画面105pで、確認ボタン105rが操作されると、操作に応じた処理の実行の有無を選択した確認情報D32を送信する。
【0155】
浴室暖房換気乾燥装置1は、通知情報D24に対応した運転確認画面105pでの操作で外部端末装置105から送信された確認情報D32を受信する。浴室暖房換気乾燥装置1は、確認情報D32で処理の実行が選択されている場合、図17のステップSE4で、指示情報D11で予約された外部端末装置105での操作に応じて、予約された運転開始時間に換気ファン11、循環ファン12及びヒータ13を制御する。
【0156】
これに対し、浴室暖房換気乾燥装置1は、確認情報D32で処理の非実行が選択されていると、図17のステップSE5で、指示情報D11で指示された外部端末装置105での予約を無効とし、指示情報D10で指示された外部端末装置105での操作に応じた制御を実行しない。
【0157】
外部端末装置105で設備機器の操作を行えるようにした構成では、外部端末装置105で運転を予約する操作を行った後、外部端末装置105で障害が発生すると、外部端末装置105で操作内容の確認が行えない。
【0158】
そこで、外部端末装置105での操作で予約された運転開始時間まで所定時間となると、外部端末装置105での操作内容の確認を促す通知情報D24を外部端末装置105に送信する。そして、外部端末装置105から確認情報D32が送信されない場合、外部端末装置105で障害が発生したと認定して、外部端末装置105での予約による運転を実行しない。
【0159】
これにより、外部端末装置105で運転を予約する操作を行った後、外部端末装置105で障害が発生して、外部端末装置105で操作内容の確認が行えない場合には、予約による運転を実行しないようにすることができる。
【0160】
<本実施の形態の設備機器及び設備機器管理システムの変形例>
上述した実施の形態では、外部端末装置105から受信した各種指示情報D1に対し、浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器あるいは主制御機器102が、外部端末装置105での操作の内容等を通知する各種通知情報D2を送信することとした。
【0161】
これに対し、浴室暖房換気乾燥装置1等の設備機器あるいは主制御機器102から、外部端末装置105に所定の通知情報D2を通知することとしても良い。すなわち、外部端末装置105での操作によらず、設備機器等で取得した所定の情報に基づき、設備機器側から情報の発信と操作を促す通知情報D25を送信する。ここで、通知情報D25の送信の有無、通知情報D25を送信する条件は、予め設定できるようにしても良い。
【0162】
設備機器が浴室暖房換気乾燥装置1であれば、センサ15で検出した浴室201の温度、湿度等に応じて、所定の運転モードの運転開始あるいは運転停止等の操作を促す通知情報D25が生成されて外部端末装置105に送信される。
【0163】
例えば、暖房運転を要求する温度情報が設定され、浴室201の温度が所定の暖房運転要求温度となると、暖房運転モードの運転開始の操作を促す通知情報が生成されて外部端末装置105に送信される。暖房運転モードの運転開始の操作を促す通知情報に対して、外部端末装置105から暖房運転を開始する操作が行われた所定の情報を受信すると、浴室暖房換気乾燥装置1では、暖房運転モードを実行する。
【0164】
なお、暖房運転モードの運転開始の操作を促す通知情報に対して、浴室暖房換気乾燥装置1から指示情報を送信させ、指示情報に対して操作の内容を確認させる通知情報を送信し、通知情報に対する確認情報に基づき、浴室暖房換気乾燥装置1の制御が行われるようにしても良い。
【0165】
他の運転モードでも同様で、乾燥運転を要求する湿度情報が設定され、浴室201の湿度が所定の乾燥運転要求湿度となると、乾燥運転モードの運転開始の操作を促す通知情報が生成されて外部端末装置105に送信される。
【0166】
また、乾燥運転の停止を要求する湿度情報が設定され、被乾燥物である衣類が乾燥する等により、浴室201の湿度が所定の乾燥運転停止要求湿度となると、乾燥運転モードの運転停止の操作を促す通知情報が生成されて外部端末装置105に送信される。なお、運転を停止することを外部端末装置105に通知すると、外部端末装置105での操作によらず、運転を停止しても良い。
【0167】
他の設備機器でも同様で、設備機器がエアコンディショナーであれば、冷房運転を要求する温度情報が設定され、室内の温度が所定の冷房運転要求温度となると、冷房運転モードの運転開始の操作を促す通知情報が生成されて外部端末装置105に送信される。
【0168】
また、設備機器が床暖房装置であれば、床暖房運転を要求する温度情報が設定され、室内の温度が所定の床暖房運転要求温度となると、床暖房運転モードの運転開始の操作を促す通知情報が生成されて外部端末装置105に送信される。
【産業上の利用可能性】
【0169】
本発明は、住宅に設置される熱源を有する浴室暖房換気乾燥装置、レンジフード、熱交換型換気装置等の他の換気装置、エアコンディショナー等の空調装置、空気清浄装置、熱源を有する床暖房装置等に適用される。
【符号の説明】
【0170】
1・・・浴室暖房換気乾燥装置、10・・・通信制御部、14・・・操作部、16・・・制御部、100・・・設備機器管理システム、101・・・宅内ネットワーク、102・・・主制御機器、105・・・外部端末装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20