(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6178210
(24)【登録日】2017年7月21日
(45)【発行日】2017年8月9日
(54)【発明の名称】秤量装置に用いられるタンク支持筐体
(51)【国際特許分類】
G01G 21/26 20060101AFI20170731BHJP
G01G 23/01 20060101ALI20170731BHJP
G01G 21/23 20060101ALI20170731BHJP
【FI】
G01G21/26
G01G23/01 Z
G01G21/23
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-224778(P2013-224778)
(22)【出願日】2013年10月29日
(65)【公開番号】特開2015-87191(P2015-87191A)
(43)【公開日】2015年5月7日
【審査請求日】2016年8月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000157946
【氏名又は名称】岩井機械工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101236
【弁理士】
【氏名又は名称】栗原 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100166914
【弁理士】
【氏名又は名称】山▲崎▼ 雄一郎
(72)【発明者】
【氏名】今井 敏幸
(72)【発明者】
【氏名】松淵 陽一
【審査官】
鈴木 斉子
(56)【参考文献】
【文献】
特開平09−178540(JP,A)
【文献】
実開平06−074933(JP,U)
【文献】
特開平06−091661(JP,A)
【文献】
米国特許第04002215(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01G 21/26
G01G 21/23
G01G 23/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンクが支持される秤量台と、
前記秤量台の重量を測る秤量機構部と、
前記秤量台と緩衝しない状態で配置された錘載置台と、
前記秤量台の上昇によって前記秤量台に支持される場所で前記錘載置台に配置される検定用の錘と、
前記秤量台を上昇させることで前記タンクを前記秤量台に支持させると共に前記錘を前記秤量台に支持させる秤量台昇降手段とを備えた秤量装置に用いられ、
前記タンクが着脱自在に保持されると共に、前記秤量台の昇降により前記秤量台に支持
される筐体本体を備えた
ことを特徴とする秤量装置に用いられるタンク支持筐体。
【請求項2】
請求項1に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、
前記筐体本体は、
前記秤量台が下降位置にある時に前記秤量台の上部に配されるフレームと、
前記フレームの上方に配され前記タンクが着脱自在とされるタンク保持部とを有している
ことを特徴とする秤量装置に用いられるタンク支持筐体。
【請求項3】
請求項2に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、
前記秤量台昇降手段は、
前記フレームを上昇させる第1の状態、及び、前記第1の状態から更に前記フレームを上昇させて前記錘を上昇させる第2の状態のストロークを有している
ことを特徴とする秤量装置に用いられるタンク支持筐体。
【請求項4】
請求項2もしくは請求項3に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、
前記タンク保持部にはフランジ部が形成され、
前記フランジ部に前記タンクが取り付けられる
ことを特徴とする秤量装置に用いられるタンク支持筐体。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、
前記筐体本体にはキャスターが設けられている
ことを特徴とする秤量装置に用いられるタンク支持筐体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、秤量装置に用いられるタンク支持筐体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、医薬品原料や医薬品、食料品、飲料などの被秤量物を所定量だけタンクに導入する場合、タンクを秤量装置の台秤に載せ、被秤量物を秤量装置で秤量しながら導入する方法が採られている。特に医薬品原料や医薬品の場合、厳密に秤量する必要があるため、検定用の錘を使用して秤量装置を検定した後、秤量する必要がある。
【0003】
被秤量物が導入されるタンクが大型の移動タンクの場合、傾斜などを利用して台秤に移動タンクを載せる必要があり、多大な労力が必要となるという問題があった。このため、大型の移動タンクであっても、秤量装置で簡単に秤量できることが望まれているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平1−152318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、秤量装置で大型のタンクの秤量を行うことができるタンク支持筐体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の秤量装置に用いられるタンク支持筐
体は、タンクが支持される秤量台と、前記秤量台の重量を測る秤量機構部と、
前記秤量台と緩衝しない状態で配置された錘載置台と、前記秤量台の上昇によって前記秤量台に支持される場所で前記錘載置台に配置される検定用の錘と、前記秤量台を
上昇させることで前記タンクを前記秤量台に支持させると共に前記錘を前記秤量台に支持させる秤量台昇降手段とを備えた秤量装置に用いられ、前記タンクが着脱自在に保持されると共に、前記秤量台の昇降により前記秤量台に支持される筐体本体を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項1に係るタンク支持筐体を用いる秤量装置は、タンクの下方に配置されるとともに、所望の重量の検定用の錘を錘載置台上に設置するだけで、タンクの風袋の測定、及び検定が容易に行えるものである。請求項1に係る本発明の秤量装置に用いられるタンク支持筐体は、共通の支持筐体で異なる大きさのタンクを支持することができ、前記秤量装置に対し、タンクを筐体本体に保持することで、タンクの秤量を容易に行うことが可能になる。
【0008】
このため、秤量装置でタンクの秤量を行うことができるタンク支持筐体とすることが可能になる。
【0009】
そして、請求項2に係る本発明の秤量装置に用いられるタンク支持筐体は、請求項1に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、前記筐体本体は、前記秤量台が下降位置にある時に前記秤量台の上部に配されるフレーム(第2フレーム)と、前記フレームの上方に配され前記タンクが着脱自在とされるタンク保持部とを有していることを特徴とする。
【0010】
請求項2に係る本発明では、タンクの大きさに拘わらず、秤量台とフレームとの間の隙間を常に最小限の隙間に保持することができ、昇降装置のストロークを小さくできる。
【0011】
また、請求項3に係る本発明の秤量装置に用いられるタンク支持筐体は、請求項2に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、前記秤量台昇降手段は、前記フレームを上昇させる第1の状態、及び、前記第1の状態から更に前記フレームを上昇させて前記錘を上昇させる第2の状態のストロークを有していることを特徴とする。
【0012】
請求項3に係る本発明では、異なる大きさのタンクを保持した場合でも、フレームを上昇させる第1の状態のストロークを小さくすることができる。
【0013】
そして、請求項4に係る本発明の秤量装置に用いられるタンク支持筐体は、請求項2もしくは請求項3に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、前記タンク保持部にはフランジ部が形成され、前記フランジ部に前記タンクが取り付けられることを特徴とする。
【0014】
請求項4に係る本発明では、フランジ部を介してタンクを取り付けることができる。
【0015】
また、請求項5に係る本発明の秤量装置に用いられるタンク支持筐体は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の秤量装置に用いられるタンク支持筐体において、前記筐体本体にはキャスターが設けられていることを特徴とする。
【0016】
請求項5に係る本発明では、タンク支持筐体を容易に任意の位置に移動させることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明の秤量装置に用いられるタンク支持筐体は、秤量装置で大型のタンクの秤量を行うことができるタンク支持筐体とすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の一実施例のタンク支持筐体が使用される秤量装置の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施例を説明する。尚、実施例の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
【0020】
図1〜
図4を用いて、本実発明の一実施例に係るタンク支持筐体が使用される秤量装置(以降、秤量装置ともいう)を説明する。
図1は、秤量装置の分解斜視図、
図2〜
図4は、秤量装置の使用状態を示す斜視図、正面図、および側面図である。
【0021】
図示するように、秤量装置1は、被秤量物の秤量を行う秤量機構部10と、錘載置台20と、錘載置台20上に載置される検定用の錘30とを備えている。
【0022】
秤量機構部10は、全体を支持する支持部材となる基台11と、基台11上に設けられたロードセル12と、ロードセル12上に配置された秤量台昇降手段となる複数のアクチュエータ13が配置され、アクチュエータ13上に秤量台14が設けられている。
【0023】
アクチュエータ13は、秤量台14を上下方向に位置決め自在に昇降できる流体圧(例えば、油圧)シリンダーが適用される。機械式の昇降装置を用いることも可能である。
【0024】
秤量台14は、被秤量物の一部となる移動式の大型タンク(タンク)100を支持可能なものであり、水平状態が保たれて上下方向に昇降できるようにロードセル12に支持されている。錘載置台20は秤量台14と緩衝しない状態で基台11上に設けられ、錘載置台20には錘30を載置する場所に貫通部21が2箇所に設けられている。
【0025】
秤量台14上には、支持部41が2箇所に設けられ、支持部41は錘載置台20の貫通部21を貫通可能な形状とされて貫通部21の位置に設けられている。支持部41は秤量台14の上昇により貫通部21を貫通して上昇し、錘30を支持する。
【0026】
秤量装置1で秤量されるタンク100は、タンク支持筐体としての架台120に着脱自在に取り付けられる。架台120は筐体本体としての本体110を備え、本体110にはタンク100が挿入されるタンク保持部111が備えられている。具体的には、タンク保持部111は、底部を有する凹部であり、当該凹部にタンク100の下側の一部が収納可能な空間として形成されている。タンク保持部111の開口形状は、タンク100の外径よりも大きく形成されていればよく、タンク100の外周面とタンク保持部111の内面との間に遊びがあってもよい。
【0027】
本体110にはタンク保持部111の開口部にフランジ部112が形成されている。また、タンク保持部111にタンク100が保持された際に、フランジ部112に固定される固定片113がタンク100に設けられている。固定片113がフランジ部112に固定されることで、タンク100が本体110に固定される。
【0028】
また、タンク保持部111の開口形状は、使用予定となる様々な大きさのタンクの全てを収容可能な大きさとしておく。この場合、タンクの外径寸法によって、タンク保持部111との間に生じる遊びの大きさも変わるが、タンク100が固定片113を介してフランジ部112に固定されるように、固定片113の大きさや形状を選択すればよい。固定片113を適宜設計することで、タンク支持筐体は、様々な大きさのタンク100を保持することができる。
【0029】
なお、タンク保持部111はこのような態様に限られず、例えば、タンク100が挿通可能な貫通孔として形成されていてもよい。この場合、タンク100は貫通孔としてのタンク保持部111内に収容された状態で、固定片113を介してフランジ部112に固定する。
【0030】
本体110には4本の足フレーム121の一端が設けられ、2本の足フレーム121を連結する2本の第1フレーム122と、第1フレームを連結する2本の第2フレーム123(フレーム)とを備えている。また、4本の足フレーム121にはキャスター124が設けられ、架台120が任意の位置に移動可能となっている。
【0031】
上述した実施例では、アクチュエータ13による秤量台14の上昇により、2本の第2フレーム123(図示しない当て基準部)が秤量台14と当接して架台120が秤量台14によって支持される(持ち上げられる)。架台120にタンク100が取り付けられた状態で、タンク100の重量が架台120とともに秤量されることになる。
【0032】
つまり、本体110は、秤量台14が下降位置にある時に秤量台14の上部に配される第2フレーム123と、第2フレーム123の上方にタンク100が着脱自在とされるタンク保持部111とを有している。このため、共通のタンク支持筐体である架台120により、異なる大きさのタンクを支持することができ、タンクが変更になっても、秤量台14と第2フレーム123との隙間を最小限に保って高い剛性により第2フレーム123を配置することができる。
【0033】
従って、共通の架台120で複数の異なるタンクを用いても、秤量台14と第2フレーム123との隙間を最小限に保持することができ、アクチュエータ13のストロークを小さくすることができる。
【0034】
ここで、アクチュエータ13のストロークが非常に小さいものであると、基台11を載置した接地面に対する第2フレーム123の位置は、高精度であることが求められる。
【0035】
すなわち、アクチュエータ13が最も下方に下がった状態(最下点)においては、第2フレーム123は秤量台14よりも高くなければならない。これよりも低いと架台120を横方向に移動させた時に第2フレーム123が秤量台14に衝突してしまい、秤量台14上に第2フレーム123を配置できない。また、アクチュエータ13が最も上方に上がりきった状態(最上点)における秤量台14よりも、接地面に対する第2フレーム123の位置は低くなればならない。これよりも高いと、アクチュエータ13が最上点に達しても秤量台14が第2フレーム123を支持することができない。
【0036】
つまり、接地面に対する第2フレーム123の位置は、アクチュエータ13の最下点よりも高く、かつ最上点よりも低くなければならない。このため、アクチュエータ13のストローク(最下点と最上点との差)が短いほど、第2フレーム123の当該位置は高精度に形成しなければならない。
【0037】
このように、第2フレーム123は高精度に形成されなければならないところ、異なるタンク100ごとに架台120を形成していたのでは、非常に手間がかかり、コストも発生する。
【0038】
しかしながら、本発明によれば、異なるタンク100を対象としても、一つ(タンクの数よりも少ない数)の架台120を共通して用いることができるので、高精度に作製しなければならない第2フレーム123を数多く作製する必要がない。これにより、架台120のコスト削減に寄与することができる。
【0039】
また、第2フレーム123の上方にタンク保持部111が配されているので、第2フレーム123とタンク保持部111を離れた位置に配置することができる。このため、大きなタンクであってもタンク保持部111から第2フレーム123の間のスペースにタンクを位置させることができ、容易に大型タンクを用いることができる。
【0040】
尚、タンク100を外して架台120だけを秤量台14に支持させる(持ち上げる)ことで、架台120の秤量を行うことが可能である。
【0041】
アクチュエータ13は、秤量台14を第1の状態まで上昇させ、秤量台14が第2フレーム123と当接して架台120(タンク100)を支持する。この時、秤量台14に設けられた支持部41は錘30には当接しない第1の状態となっている。次いで、アクチュエータ13は、秤量台14を第1の状態からさらに第2の状態まで上昇させ、秤量台14が架台120(タンク100)の全体を支持すると同時に、支持部41により錘30を支持して錘30を秤量する状態となる。
【0042】
このように、一つのアクチュエータ13により、架台120(タンク100)のための秤量昇降手段と、錘30のための秤量昇降手段を兼用することができ、別のアクチュエータを設ける必要がないので、部品点数の低下、小型化に寄与することができる。
【0043】
上述した実施例では、ロードセル12を最下部に配置し、その上にアクチュエータ13を配置したので、秤量が安定して行える。
【0044】
図5〜
図8に基づいて上記構成の秤量装置1の動作を説明する。
【0045】
図5は、秤量装置1上に空のタンク100を固定した架台120を移動し、架台120の第2フレーム123の下方に秤量台14を配置した状態を示す。この状態では、秤量台14上にかかる荷重はない。
【0046】
図6には、架台120(タンク100)の重量を秤量する(風袋)状況を示してある。
【0047】
アクチュエータ13により秤量台14を第1の状態まで上昇させ、秤量台14で架台120(タンク100)を持ち上げて支持し、秤量台14に加わる荷重がロードセル12に伝達される(第1の状態)。第1の状態では、秤量台14は、支持部41が錘載置台20の貫通部21上の載置した錘30には当接しない状態までの上昇となる。これにより、架台120(タンク100)の重量が秤量される。この状態を零点とする。
【0048】
以下、秤量装置1では、タンク100に被秤量物が導入された際に、風袋を除いた重量(被秤量物だけの重量)がロードセル12で秤量されることになる。
【0049】
図7には、秤量装置1の検定を行い、必要に応じて校正を行う状況を示してある。
【0050】
アクチュエータ13により秤量台14をさらに上昇させて第2の状態とする。この状態では、秤量台14により架台120(タンク100)が支持されると同時に、支持部41により錘30が支持される状態となる。これにより、錘30による荷重がロードセル12に伝達され、錘30が秤量される。
【0051】
錘30としては、この後、タンク100に導入されて秤量される内容物の重量に合わせた重量のものが用いられる。すなわち、内容物を50kg秤量する場合には、50kgの錘30が用いられ、100kgの内容物を秤量する場合には、100kgの錘30が用いられる。図面では、一つの錘30を示しているが、重量に応じて、2つ用いてもよく、この場合、2つの合計重量が秤量する内容物の重量となればよい。
【0052】
そして、錘30を秤量した結果、ロードセル12での秤量値と錘30の重量とが異なった場合には、ロードセル12での秤量値を校正する。このように、架台120(タンク100)に風袋を載せた状態で検定ができるので、簡単に秤量を行うことができる。
【0053】
この後、アクチュエータ13により秤量台14を第1の状態まで降下させ、タンク100に被秤量物を導入し、導入された被秤量物が秤量される。
【0054】
以上説明したように、タンク100が着脱自在に保持される架台120を秤量装置1の部位に移動させることで、架台120の下方に秤量装置1を配置し、大型のタンク100の秤量を行うことが可能になる。そして、架台120の下方に秤量装置1を配置し、所望の重量の錘30を錘載置台20上に設置するだけで、大型のタンク100の風袋の測定、及び、秤量装置1の検定を容易に行うことができ、被秤量物の正確な秤量を容易に行うことができる。
【0055】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明の架台120を用いる秤量装置1の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、ロードセル12上に秤量台14を昇降させる手段を設けたが、これに限定されず、例えば、ロードセルの下方に秤量台14を昇降させる手段を設けてもよい。
【0056】
また、錘載置台20は、基台11上に位置決め配置したが、基台11を排除して、錘載置台20を別途設けてもよい。勿論、この場合、秤量台14上の支持部41との関係で位置決めは位置できるようにする必要がある。
【0057】
さらに、秤量昇降手段としてはアクチュエータ13を採用したが、これに限らず、秤量台14を鉛直方向に上下動させることができるものであればよい。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本発明は、秤量装置に用いられるタンク支持筐体の産業分野で利用することができる。
【符号の説明】
【0059】
1 秤量装置
10 秤量機構部
11 基台
12 ロードセル
13 アクチュエータ
14 秤量台
20 錘載置台
21 貫通部
30 錘
41 支持部
100 タンク
110 本体
111 タンク保持部
112 フランジ部
113 固定片
120 架台
121 足フレーム
122 第1フレーム
123 第2フレーム
124 キャスター