特許第6179342号(P6179342)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6179342
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】待ち合わせ時刻設定方法および携帯端末
(51)【国際特許分類】
   G01C 21/36 20060101AFI20170807BHJP
   G08G 1/005 20060101ALI20170807BHJP
【FI】
   G01C21/36ZJT
   G08G1/005
【請求項の数】6
【全頁数】25
(21)【出願番号】特願2013-220425(P2013-220425)
(22)【出願日】2013年10月23日
(65)【公開番号】特開2015-82243(P2015-82243A)
(43)【公開日】2015年4月27日
【審査請求日】2016年4月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000134707
【氏名又は名称】株式会社ナカヨ
(74)【代理人】
【識別番号】100104570
【弁理士】
【氏名又は名称】大関 光弘
(72)【発明者】
【氏名】横坂 直克
【審査官】 高田 基史
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−145673(JP,A)
【文献】 特開平11−002536(JP,A)
【文献】 特開2003−166838(JP,A)
【文献】 特開2005−003592(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01C 21/00−21/36
23/00−25/00
G08G 1/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を携帯端末間で設定する待ち合わせ時刻設定方法であって、
いずれかの前記携帯端末は、
操作者から入力された待ち合わせ場所に関する情報を、他の前記携帯端末に送信し、
自携帯端末の現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理により、当該目的地への到着予想時刻、および当該出発地から当該目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、当該出発地から当該目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含む移動経路情報を取得し、
前記移動経路情報に含まれている前記目的地への到着予想時刻を、操作者が現在地から前記待ち合わせ場所に移動した場合における前記待ち合わせ場所への到着予想時刻として取得し、
前記他の携帯端末は、
前記待ち合わせ場所に関する情報を受信し、
自携帯端末の現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理により、当該目的地への到着予想時刻と、当該出発地から当該目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、当該出発地から当該目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含む移動経路情報を取得し、
前記移動経路情報に含まれている前記目的地への到着予想時刻を、操作者が現在地から前記待ち合わせ場所に移動した場合における前記待ち合わせ場所への到着予想時刻として取得し、
前記待ち合わせ場所の通知元あるいは通知先のいずれかの携帯端末は、
自携帯端末以外の前記携帯端末から到着予想時刻を取得して、当該到着予想時刻と自携帯端末の到着予想時刻とを比較して、最も遅い方の到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定し、前記到着予想時刻の取得元の携帯端末に前記待ち合わせ時刻を送信し、
前記待ち合わせ場所の通知元および通知先の携帯端末各々は、
自携帯端末の現在地および現在時刻と、前記移動経路情報と、に基づいて、前記目的地である前記待ち合わせ場所への自携帯端末の移動状況を監視し、現在時刻が、自携帯端末の現在地よりも前記目的地側に位置し、かつ当該現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻より所定時間以上後の時刻である場合に、前記待ち合わせ場所への遅着を、当該現在地が位置する区間の移動手段に応じた警告内容で警告する
ことを特徴とする待ち合わせ時刻設定方法。
【請求項2】
相手端末と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を設定する携帯端末であって、
現在地を検出する現在地検出手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地から、操作者により入力された、あるいは前記相手端末より受信した待ち合わせ場所に移動した場合における、当該待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する到着予想時刻取得手段と、
前記到着予想時刻取得手段により取得した到着予想時刻と、前記相手端末から受信した到着予想時刻とを比較して、最も遅い到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定する待ち合わせ時刻設定手段と、
前記待ち合わせ時刻設定手段により設定された待ち合わせ時刻を前記相手端末に送信する待ち合わせ時刻送信手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理によって得られる、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報を取得する移動経路取得手段と、
前記現在地検出手段により検出される現在地および当該現在地の検出時刻と、前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報と、に基づいて、前記目的地である前記待ち合わせ場所への自携帯端末の移動状況を監視する移動状況監視手段と、を備え、
前記移動経路情報は、
前記目的地への到着予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含み、
前記到着予想時刻取得手段は、
前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報から、前記目的地である前記待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得し、
前記移動状況監視手段は、
前記現在地検出手段により検出された現在地の検出時刻が、当該現在地よりも前記目的地側に位置し、かつ当該現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻より所定時間以上後の時刻である場合に、前記待ち合わせ場所への遅着を、前記現在地検出手段により検出された現在地が位置する区間の移動手段に応じた警告内容で警告する
ことを特徴とする携帯端末。
【請求項3】
相手端末と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を設定する携帯端末であって、
現在地を検出する現在地検出手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地から、操作者により入力された、あるいは前記相手端末より受信した待ち合わせ場所に移動した場合における、当該待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する到着予想時刻取得手段と、
前記到着予想時刻取得手段により取得した到着予想時刻を前記相手端末に送信して、前記相手端末から待ち合わせ時刻を受信する待ち合わせ時刻受信手段と、
前記待ち合わせ時刻受信手段により受信した待ち合わせ時刻を設定する待ち合わせ時刻設定手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理によって得られる、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報を取得する移動経路取得手段と、
前記現在地検出手段により検出される現在地および当該現在地の検出時刻と、前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報と、に基づいて、前記目的地である前記待ち合わせ場所への自携帯端末の移動状況を監視する移動状況監視手段と、を備え、
前記移動経路情報は、
前記目的地への到着予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含み、
前記到着予想時刻取得手段は、
前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報から、前記目的地である前記待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得し、
前記移動状況監視手段は、
前記現在地検出手段により検出された現在地の検出時刻が、当該現在地よりも前記目的地側に位置し、かつ当該現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻より所定時間以上後の時刻である場合に、前記待ち合わせ場所への遅着を、前記現在地検出手段により検出された現在地が位置する区間の移動手段に応じた警告内容で警告する
ことを特徴とする携帯端末。
【請求項4】
請求項2または3に記載の携帯端末であって、
前記移動経路取得手段は、
前記待ち合わせ時刻設定手段により設定された待ち合わせ時刻が、前記到着予想時刻取得手段により取得された到着予想時刻より遅い時刻である場合に、前記現在地検出手段により検出された現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とし、前記設定された待ち合わせ時刻を到着希望時刻とする経路探索処理によって得られる、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報を取得する
ことを特徴とする携帯端末。
【請求項5】
請求項2ないし4のいずれか一項に記載の携帯端末であって、
前記移動状況監視手段は、
前記現在地検出手段により検出された現在地の検出時刻が、当該現在地よりも前記出発地側に位置し、かつ当該現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻の所定時間以上前の時刻である場合に、前記待ち合わせ場所への早着を警告する
ことを特徴とする携帯端末。
【請求項6】
請求項2ないし5のいずれか一項に記載の携帯端末であって、
前記移動状況監視手段による遅着の警告に対して操作者から指示を受け付けた場合に、
前記移動経路取得手段は、
前記現在地検出手段により検出された現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理によって得られる、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報を再度取得し、
前記到着予想時刻取得手段は、
前記移動経路取得手段により再度取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報から、前記目的地である前記待ち合わせ場所への到着予想時刻を再度取得し、
前記待ち合わせ時刻設定手段は、
前記到着予想時刻取得手段により再度取得された待ち合わせ場所への到着予想時刻が前記待ち合わせ時刻より遅いならば、前記待ち合わせ時刻を当該到着予想時刻に変更するとともに、当該到着予想時刻を含む待ち合わせ時刻の変更通知を前記相手端末に送信し、前記相手端末から待ち合わせ時刻の変更通知を受信した場合に、前記待ち合わせ時刻を当該変更通知に含まれている到着予想時刻に変更する
ことを特徴とする携帯端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末に関し、特に、待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を携帯端末間で設定する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、待ち合わせをしている相手に目的地の到着予想時刻を連絡することができる移動体用情報端末が開示されている。この移動体用情報端末は、現在地を検出してこれを出発地とし、出発地から、待ち合わせ場所である目的地までの経路探索を行い、待ち合わせ場所の到着予想時刻を算出する。そして、この到着予想時刻が予め入力された待ち合わせ時刻に間に合うか否かを判定し、間に合わないと判定したならば、到着予定時刻の入力画面を表示する。それから、移動体用情報端末は、入力画面に入力された到着予定時刻を、電子メールにより待ち合わせ相手の端末に送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−178279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
駅前、デパートの入り口等、人の往来が多い場所で待ち合わせする場合において、待ち合わせ相手を待ち合わせ場所で長い時間待たせることは、待ち合わせ相手に不快な思いをさせる。特許文献1に記載の移動体用情報端末は、待ち合わせ場所への到着予定時刻を待ち合わせ相手の端末に知らせることはできるが、この点を考慮していない。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、待ち合わせ時刻までに待ち合わせ場所に到着できない可能性があることを操作者に知らせ、操作者により適切な対策をとらせることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明では、互いに待ち合わせ時刻に待ち合わせ場所に到着できるように、待ち合わせ時刻を携帯端末間で設定する。すなわち、一の携帯端末は、操作者から入力された待ち合わせ場所に関する情報を待ち合わせ相手の携帯端末に送信するとともに、現在地から待ち合わせ場所に移動した場合における待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する。また、他の携帯端末は、待ち合わせ相手の携帯端末から待ち合わせ場所に関する情報を受信するとともに、現在地から待ち合わせ場所に移動した場合における待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する。それから、待ち合わせ場所通知元の携帯端末、あるいは、待ち合わせ場所通知先の携帯端末は、待ち合わせ相手の携帯端末から到着予想時刻を取得し、これを自身の到着予想時刻と比較して、最も遅い到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定する。そして、待ち合わせ時刻を待ち合わせ相手の携帯端末に送信する。
【0007】
例えば、本発明の待ち合わせ時刻設定方法は、待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を携帯端末間で設定する待ち合わせ時刻設定方法であって、
いずれかの前記携帯端末は、
操作者から入力された待ち合わせ場所に関する情報を、他の前記携帯端末に送信し、
自携帯端末の現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理により、当該目的地への到着予想時刻、および当該出発地から当該目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、当該出発地から当該目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含む移動経路情報を取得し、
前記移動経路情報に含まれている前記目的地への到着予想時刻を、操作者が現在地から前記待ち合わせ場所に移動した場合における前記待ち合わせ場所への到着予想時刻として取得し、
前記他の携帯端末は、
前記待ち合わせ場所に関する情報を受信し、
自携帯端末の現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理により、当該目的地への到着予想時刻と、当該出発地から当該目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、当該出発地から当該目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含む移動経路情報を取得し、
前記移動経路情報に含まれている前記目的地への到着予想時刻を、操作者が現在地から前記待ち合わせ場所に移動した場合における前記待ち合わせ場所への到着予想時刻として取得し、
前記待ち合わせ場所の通知元あるいは通知先のいずれかの携帯端末は、
自携帯端末以外の前記携帯端末から到着予想時刻を取得して、当該到着予想時刻と自携帯端末の到着予想時刻とを比較して、最も遅い方の到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定し、前記到着予想時刻の取得元の携帯端末に前記待ち合わせ時刻を送信し、
前記待ち合わせ場所の通知元および通知先の携帯端末各々は、
自携帯端末の現在地および現在時刻と、前記移動経路情報と、に基づいて、前記目的地である前記待ち合わせ場所への自携帯端末の移動状況を監視し、現在時刻が、自携帯端末の現在地よりも前記目的地側に位置し、かつ当該現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻より所定時間以上後の時刻である場合に、前記待ち合わせ場所への遅着を、当該現在地が位置する区間の移動手段に応じた警告内容で警告する
【0008】
また、例えば、本発明の携帯端末は、相手端末と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を設定する携帯端末であって、
現在地を検出する現在地検出手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地から、操作者により入力された、あるいは前記相手端末より受信した待ち合わせ場所に移動した場合における、当該待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する到着予想時刻取得手段と、
前記到着予想時刻取得手段により取得した到着予想時刻と、前記相手端末から受信した到着予想時刻とを比較して、最も遅い到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定する待ち合わせ時刻設定手段と、
前記待ち合わせ時刻設定手段により設定された待ち合わせ時刻を前記相手端末に送信する待ち合わせ時刻送信手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理によって得られる、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報を取得する移動経路取得手段と、
前記現在地検出手段により検出される現在地および当該現在地の検出時刻と、前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報と、に基づいて、前記目的地である前記待ち合わせ場所への自携帯端末の移動状況を監視する移動状況監視手段と、を備え、
前記移動経路情報は、
前記目的地への到着予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含み、
前記到着予想時刻取得手段は、
前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報から、前記目的地である前記待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得し、
前記移動状況監視手段は、
前記現在地検出手段により検出された現在地の検出時刻が、当該現在地よりも前記目的地側に位置し、かつ当該現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻より所定時間以上後の時刻である場合に、前記待ち合わせ場所への遅着を、前記現在地検出手段により検出された現在地が位置する区間の移動手段に応じた警告内容で警告する
【0009】
また、例えば、本発明の携帯端末は、相手端末と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を設定する携帯端末であって、
現在地を検出する現在地検出手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地から、操作者により入力された、あるいは前記相手端末より受信した待ち合わせ場所に移動した場合における、当該待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する到着予想時刻取得手段と、
前記到着予想時刻取得手段により取得した到着予想時刻を前記相手端末に送信して、前記相手端末から待ち合わせ時刻を受信する待ち合わせ時刻受信手段と、
前記待ち合わせ時刻受信手段により受信した待ち合わせ時刻を設定する待ち合わせ時刻設定手段と、
前記現在地検出手段により検出された現在地を出発地とし、前記待ち合わせ場所を目的地とする経路探索処理によって得られる、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報を取得する移動経路取得手段と、
前記現在地検出手段により検出される現在地および当該現在地の検出時刻と、前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報と、に基づいて、前記目的地である前記待ち合わせ場所への自携帯端末の移動状況を監視する移動状況監視手段と、を備え、
前記移動経路情報は、
前記目的地への到着予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地および当該経由地の通過予想時刻と、前記出発地から前記目的地までの移動経路を構成する各区間の移動手段と、を含み、
前記到着予想時刻取得手段は、
前記移動経路取得手段により取得された、前記出発地から前記目的地までの移動経路情報から、前記目的地である前記待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得し、
前記移動状況監視手段は、
前記現在地検出手段により検出された現在地の検出時刻が、当該現在地よりも前記目的地側に位置し、かつ当該現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻より所定時間以上後の時刻である場合に、前記待ち合わせ場所への遅着を、前記現在地検出手段により検出された現在地が位置する区間の移動手段に応じた警告内容で警告する
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、待ち合わせ時刻までに待ち合わせ場所に到着できない可能性があることを、現在地が位置する移動経路上の区間の移動手段に応じた警告内容で警告するので、待ち合わせ相手への連絡等において操作者により適切な対策をとらせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本発明の一実施の形態に係る通信システムの概略構成図である。
図2図2は、本発明の一実施の形態に係る通信システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。
図3図3は、本発明の一実施の形態に係る通信システムの動作例を説明するためのシーケンス図であり、図2の続きである。
図4図4は、携帯端末1の概略機能構成図である。
図5図5は、経路情報記憶部14に記憶される移動経路情報を模式的に表した図である。
図6図6は、携帯端末1の動作を説明するためのフロー図である。
図7図7は、図6の待ち合わせ時刻設定マスタ処理(S201)を説明するためのフロー図である。
図8図8は、図6の待ち合わせ時刻設定スレーブ処理(S203)を説明するためのフロー図である。
図9図9は、図6の待ち合わせ時刻再設定マスタ処理(S206)を説明するためのフロー図である。
図10図10は、図6の待ち合わせ時刻再設定スレーブ処理(S208)を説明するためのフロー図である。
図11図11は、図6において、S204により開始して、S210により終了する移動状況監視処理を説明するためのフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
【0013】
図1は、本実施の形態に係る通信システムの概略構成図である。
【0014】
図示するように、本実施の形態に係る通信システムは、複数の携帯端末1−1、1−2(以下、単に携帯端末1とも呼ぶ)と、経路探索サーバ2と、を備えている。携帯端末1は無線基地局4を介してネットワーク3に接続されており、経路探索サーバ2もネットワーク3に接続されている。
【0015】
経路探索サーバ2は、携帯端末1から受信した経路探索要求に従い、経路探索要求に含まれている出発地から目的地までの移動経路の探索処理を行う。ここで、経路探索要求に目的地への到着希望時刻が含まれているならば、目的地への到着予想時刻が到着希望時刻より前の時刻かつ到着希望時刻に最も近い時刻となる移動経路の探索処理を行う。そして、出発地から目的地までの移動経路情報を経路探索要求送信元の携帯端末1に送信する。
【0016】
なお、移動経路情報は、目的地への到着予想時刻と、出発地から目的地までの移動経路上に存在する少なくとも一つの経由地の情報およびその経由地の通過予想時刻と、出発地から目的地までの移動経路を構成する各区間(出発地−経由地間、経由地−経由地間、経由地−目的地間)の情報およびその区間における移動手段(徒歩、電車、バス、自動車等)と、を含むものとする。
【0017】
携帯端末1は、待ち合わせ相手の携帯端末1と連携し、かつ経路探索サーバ2を利用して、互いの現在位置から待ち合わせ時刻に待ち合わせ場所へ到着できるように、待ち合わせ時刻を設定する。また、待ち合わせ時刻に待ち合わせ場所へ到着できるように、待ち合わせ場所への移動状況を監視する。
【0018】
図2および図3は、本実施の形態に係る通信システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。
【0019】
携帯端末1−1は、操作者から待ち合わせ相手との待ち合わせ場所の指定を受け付けると(S100)、現在地を検出するとともに(S101)、この現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信する(S102)。
【0020】
これを受けて、経路探索サーバ2は、携帯端末1−1から受信した経路探索要求に含まれている出発地から目的地までの移動経路を探索する(S103)。そして、出発地から目的地までの移動経路情報を携帯端末1−1に送信する(S104)。
【0021】
つぎに、携帯端末1−1は、操作者から、待ち合わせ相手として携帯端末1−2の指定を受け付けると(S105)、携帯端末1−2に待ち合わせ場所を通知する(S106)。
【0022】
携帯端末1−2は、携帯端末1−1から待ち合わせ場所の通知を受け取ると、現在地を検出するとともに(S107)、この現在地を出発地とし、通知された待ち合わせ場所を目的地とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信する(S108)。
【0023】
これを受けて、経路探索サーバ2は、携帯端末1−2から受信した経路探索要求に含まれている出発地から目的地までの移動経路を探索する(S109)。そして、出発地から目的地までの移動経路情報を携帯端末1−2に送信する(S110)。
【0024】
携帯端末1−2は、経路探索サーバ2から移動経路情報を受信したならば、この移動経路情報に含まれている目的地への到着予想時刻を取得する。そして、携帯端末1−1に、この到着予想時刻を通知する(S111)。
【0025】
携帯端末1−1は、携帯端末1−2から到着予想時刻の通知を受け取ると、この到着予想時刻(携帯端末1−2の、待ち合わせ場所への到着予想時刻)と、経路探索サーバ2から受信した移動経路情報に含まれている目的地への到着予想時刻(携帯端末1−1の、待ち合わせ場所への到着予想時刻)とを比較して、遅い方の到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定する(S112)。ここでは、携帯端末1−1の待ち合わせ場所への到着予想時刻が待ち合わせ時刻に設定されたものとする。
【0026】
つぎに、携帯端末1−1は、待ち合わせ場所への自身の到着予想時刻が待ち合わせ時刻に設定されたか否かを判断する。ここでは、携帯端末1−1の待ち合わせ場所への到着予想時刻が待ち合わせ時刻に設定されているので、携帯端末1−1は、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および移動経路情報を表示するとともに(S113)、携帯端末1−2に待ち合わせ時刻を通知する(S114)。なお、待ち合わせ場所への自身の到着予想時刻が待ち合わせ時刻に設定されていない場合、携帯端末1−1は、現在地を出発地、待ち合わせ場所を目的地、待ち合わせ時刻を目的地への到着希望時刻とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信して、経路探索サーバ2から、到着希望時刻より前の時刻であって到着希望時刻に最も近い時刻を目的地への到着予想時刻とする、出発地から目的地までの移動経路情報を新たに取得する。それから、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および新たに取得した移動経路情報を表示するとともに(S113)、携帯端末1−2に待ち合わせ時刻を通知する(S114)。
【0027】
携帯端末1−2は、携帯端末1−1から待ち合わせ時刻の通知を受け取ると、この待ち合わせ時刻を設定する(S115)。それから、携帯端末1−2は、待ち合わせ場所への自身の到着予想時刻が待ち合わせ時刻に設定されたか否かを判断する。ここでは、待ち合わせ時刻には携帯端末1−1の到着予想時刻が設定されているので、携帯端末1−2の待ち合わせ場所への到着予想時刻は待ち合わせ時刻と一致しない。そこで、携帯端末1−2は、現在地を出発地、待ち合わせ場所を目的地、待ち合わせ時刻を目的地への到着希望時刻とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信する(S116)。
【0028】
これを受けて、経路探索サーバ2は、携帯端末1−2から受信した経路探索要求に含まれている出発地から目的地までの移動経路を探索する。ここでは、経路探索要求に到着希望時刻が含まれているため、この到着希望時刻より前の時刻かつ到着希望時刻に最も近い時刻を目的地への到着予想時刻とする移動経路を探索する(S117)。そして、探索した移動経路情報を携帯端末1−2に送信する(S118)。
【0029】
携帯端末1−2は、経路探索サーバ2から移動経路情報を新たに受信すると、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および新たに取得した移動経路情報を表示して(S119)、操作者から承諾操作あるいは拒否操作を受け付けるのを待つ。なお、携帯端末1−2は、待ち合わせ場所への自身の到着予想時刻が待ち合わせ時刻と一致する場合、直ちに、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および移動経路情報を表示して(S119)、操作者から承諾操作あるいは拒否操作を受け付けるのを待つ。
【0030】
つぎに、携帯端末1−2は、操作者から承諾操作を受け付けると(S120)、携帯端末1−1に待ち合わせ承諾を通知するとともに(S121)、定期的に現在地を検出し、現在地およびその検出時刻と、移動経路情報に含まれている経由地の通過予想時刻とに基づいて、待ち合わせ場所への移動状況の監視を開始する(S122)。また、携帯端末1−1は、携帯端末1−2から待ち合わせ承諾の通知を受け付けると、携帯端末1−2と同様、待ち合わせ場所への移動状況の監視を開始する(S123)。
【0031】
なお、携帯端末1−2は、操作者から拒否操作を受け付けた場合、携帯端末1−1に待ち合わせ拒否を通知して処理を終了する。携帯端末1−1も、携帯端末1−2から受信した待ち合わせ拒否に従い処理を終了する。
【0032】
ここで、携帯端末1−2が、移動経路上の経由地の通過予想時刻を過ぎても、その経由地を通過していないものとする。この場合、携帯端末1−2は、待ち合わせ時刻までに待ち合わせ場所に到着しない可能性があることを示す遅着を検出し、遅着の警告を表示する(S124)。ここで、遅着の警告は、現在地が位置する移動経路上の区間に対応付けられている移動手段に応じて、その内容を変えるものとする。
【0033】
つぎに、携帯端末1−2は、操作者から待ち合わせ時刻の再設定指示を受け付けると(S125)、現在地を検出するとともに(S126)、この現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信する(S127)。
【0034】
これを受けて、経路探索サーバ2は、携帯端末1−2から受信した経路探索要求に含まれている出発地から目的地までの移動経路を探索する(S128)。そして、出発地から目的地までの移動経路情報を携帯端末1−2に送信する(S129)。
【0035】
つぎに、携帯端末1−2は、経路探索サーバ2から新たに取得した移動経路情報に含まれている目的地への到着予想時刻と、待ち合わせ時刻とを比較する。ここで、目的地への到着予想時刻が待ち合わせ時刻より遅い時間であるとする。この場合、携帯端末1−2は、目的地への到着予想時刻を待ち合わせ時刻に再設定するとともに(S130)、新たに取得した移動経路情報を用いて待ち合わせ場所への移動状況の監視を続行する。それから、携帯端末1−2は、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および新たに取得した移動経路情報を表示するとともに(S131)、携帯端末1−1に待ち合わせ時刻変更を通知する(S132)。なお、目的地への到着予想時刻が待ち合わせ時刻より早い時間である場合、携帯端末1−2は、待ち合わせ時刻の再設定(S130)および携帯端末1−1に対する待ち合わせ時刻変更の通知(S132)は行わない。
【0036】
携帯端末1−1は、携帯端末1−2から待ち合わせ時刻変更の通知を受信すると、待ち合わせ時刻を、この通知された変更後の待ち合わせ時刻に再設定するとともに、待ち合わせ時刻が再設定(変更)された旨を表示する(S133)。
【0037】
つぎに、携帯端末1−1は、操作者から移動経路の再探索指示を受け付けると(S134)、現在地を検出するとともに(S135)、この現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とし、再設定された待ち合わせ時刻を目的地への到着希望時刻とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信する(S136)。
【0038】
これを受けて、経路探索サーバ2は、携帯端末1−1から受信した経路探索要求に含まれている出発地から目的地までの移動経路であって、経路探索要求に含まれている到着希望時刻より前の時刻かつ到着希望時刻に最も近い時刻を目的地への到着予想時刻とする移動経路を探索する(S137)。そして、探索した移動経路情報を携帯端末1−1に送信する(S138)。
【0039】
携帯端末1−1は、経路探索サーバ2から移動経路情報を新たに受信すると、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および新たに取得した移動経路情報を表示するとともに(S139)、新たに取得した移動経路情報を用いて待ち合わせ場所への移動状況の監視を続行する。
【0040】
その後、携帯端末1−1は、現在地が目的地に到達したこと(待ち合わせ場所への到着)を検出したならば(S140)、移動状態の監視を終了する(S141)。同様に、携帯端末1−2は、現在地が目的地に到達したことを検出したならば(S142)、移動状態の監視を終了する(S143)。
【0041】
つぎに、本実施の形態に係る通信システムに用いる携帯端末1の詳細を説明する。なお、経路探索サーバ2には、経路探索サービスを提供する第三者機関等の既存のサーバを利用できるので、その詳細な説明を省略する。
【0042】
図4は、携帯端末1の概略機能構成図である。
【0043】
図示するように、携帯端末1は、無線通信インターフェース部10と、マンマシンインターフェース部11と、現在地検出部12と、経路探索要求部13と、経路情報記憶部14と、到着予想時刻取得部15と、待ち合わせ情報送受信部16と、移動状況監視部17と、待ち合わせ情報記憶部18と、待ち合わせ情報設定部19と、を有する。
【0044】
無線通信インターフェース部10は、無線基地局4を介してネットワーク3に接続するためのインターフェースである。
【0045】
マンマシンインターフェース部11は、操作者に情報を表示したり、操作者から各種操作を受け付けたりするためのインターフェースであり、例えばタッチセンサ機能付き液晶パネルで構成される。
【0046】
現在地検出部12は、例えばGPS(Global Psitioning System)衛星からGPSデータを受信し、このGPSデータに基づいて自携帯端末1の現在地を検出する。
【0047】
経路探索要求部13は、待ち合わせ情報設定部19の指示に従い、出発地および目的地の指定(場合によっては目的地への到着希望時間の指定を含む)を伴う経路探索要求を経路探索サーバ2に送信して、出発地から目的地までの移動経路情報を経路探索サーバ2から取得する。
【0048】
経路情報記憶部14には、経路探索要求部13によって経路探索サーバ2から取得した移動経路情報が記憶される。図5は、経路情報記憶部14に記憶される移動経路情報を模式的に表した図である。
【0049】
図示するように、移動経路情報は、複数のノード情報141−0〜141−n(以下、単にノード情報141とも呼ぶ)と、複数のリンク情報142−1〜142−n(以下、単にリンク情報142とも呼ぶ)と、を含んでいる。
【0050】
ノード情報141は、移動経路上の地点に関する情報であり、最初のノード情報141−0が出発地のノード情報、最後のノード情報141−nが目的地のノード情報、そして、その中間にあるノード情報141−1〜141−(n−1)が経由地の情報である。経由地のノード情報141−1〜141−(n−1)は、出発地から目的地に向けて移動経路上の順番に並んでいる。ノード情報141は、ノード種別(出発地、第一経由地〜第n−1経由地、目的地)1411、ノードの名称1412、ノードの座標1413、およびノードの出発予定/通過・到着予想時刻1414を含む。ノードの出発予定/通過・到着予想時刻1414は、ノード種別1411が出発地ならば出発予定時刻であり、経由地ならば通過予想時刻であり、目的地ならば到着予想時刻である。
【0051】
リンク情報142は、移動経路上の隣接する2地点に挟まれた区間に関する情報であり、出発地から目的地に向けて移動経路上の順番に並んでいる。リンク情報142は、リンク種別(第一区間〜第n区間)1421、リンクの名称1422、および移動手段(電車、バス、徒歩等)1423を含む。
【0052】
到着予想時刻取得部15は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報から目的地への到着予想時刻(最後のノード情報141−nの出発予定/通過・到着予想時刻1414)を取得する。
【0053】
待ち合わせ情報送受信部16は、待ち合わせ相手の携帯端末1との間で、待ち合わせ場所、待ち合わせ場所への到着予想時刻、待ち合わせ時刻等の待ち合わせに関する情報を送受信する。
【0054】
移動状況監視部17は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報と、現在地検出部12により検出された現在地およびその検出時刻(現在時刻)とに基づいて、移動経路上の移動状況を監視する。
【0055】
具体的には、移動経路情報の各ノード情報141に含まれている座標1413に基づいて、現在地よりも目的地側に位置し、かつ現在地に最寄りの地点のノード情報141を特定し、特定したノード情報141から出発予定/通過・到着予想時刻1414を取得する。そして、現在地の検出時刻と取得した出発予定/通過・到着予想時刻1414の時刻とを比較し、現在地の検出時刻が、取得した出発予定/通過・到着予想時刻1414の時刻より所定時間以上後であるならば、目的地に遅着する可能性が高いと判断する。
【0056】
また、移動経路情報の各ノード情報141に含まれている座標1413に基づいて、現在地よりも出発地側に位置し、かつ現在地に最寄りの地点のノード情報141を特定し、特定したノード情報141から出発予定/通過・到着予想時刻1414を取得する。そして、現在地の検出時刻と取得した出発予定/通過・到着予想時刻1414の時刻とを比較し、現在地の検出時刻が、取得した出発予定/通過・到着予想時刻1414の時刻より所定時間以上前であるならば、目的地に早着する可能性が高いと判断する。
【0057】
待ち合わせ情報記憶部18には、待ち合わせ相手の携帯端末1との間で設定した待ち合わせ場所(名称、座標)および待ち合わせ時刻が記憶される。
【0058】
待ち合わせ情報設定部19は、携帯端末1の各部10〜18を統括的に制御して、待ち合わせ相手の携帯端末1と待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻を設定する。
【0059】
図4に示す携帯端末1の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPUと、メモリと、SSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置と、無線LANアダプタ等の通信インターフェースと、を備えたノートPC、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートホン等の携帯型のコンピュータシステムにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
【0060】
図6は、携帯端末1の動作を説明するためのフロー図である。
【0061】
待ち合わせ情報設定部19は、マンマシンインターフェース部11を介して操作者から待ち合わせ場所(名称、座標)の指定を受け付けると(S200でYES)、後述の待ち合わせ時刻設定マスタ処理を行って(S201)、待ち合わせ相手の携帯端末1と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を設定する。それから、移動状況監視部17に、待ち合わせ場所への移動状況の監視を開始させる(S204)。なお、移動状況の監視処理については、図11を用いて後述する。
【0062】
また、待ち合わせ情報設定部19は、無線通信インターフェース部10および待ち合わせ情報送受信部16を介して待ち合わせ相手の携帯端末1から待ち合わせ場所の通知を受信すると(S202でYES)、後述の待ち合わせ時刻設定スレーブ処理を行って(S203)、待ち合わせ相手の携帯端末1と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を設定する。それから、移動状況監視部17に、待ち合わせ場所への移動状況の監視を開始させる(S204)。
【0063】
つぎに、待ち合わせ情報設定部19は、図11を用いて後述する移動状況監視部17による移動状況の監視中に、マンマシンインターフェース部11を介して操作者から待ち合わせ時刻の再設定指定を受け付けたならば(S205でYES)、後述の待ち合わせ時刻再設定マスタ処理を行って(S206)、待ち合わせ相手の携帯端末1と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を再設定する。
【0064】
また、待ち合わせ情報設定部19は、図11を用いて後述する移動状況監視部17による移動状況の監視中に、無線通信インターフェース部10および待ち合わせ情報送受信部16を介して待ち合わせ相手の携帯端末1から待ち合わせ時刻の変更通知を受信したならば(S207でYES)、後述の待ち合わせ時刻再設定スレーブ処理を行って(S208)、待ち合わせ相手の携帯端末1と待ち合わせ場所における待ち合わせ時刻を再設定する。
【0065】
また、待ち合わせ情報設定部19は、図11を用いて後述する移動状況監視部17による移動状況の監視中に、現在地検出部12で検出された現在地が、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報に含まれている最後のノード情報141−nにより特定される目的地から所定範囲内に進入したならば、待ち合わせ場所に到着したものと判断し(S209でYES)、移動状況監視部17に、待ち合わせ場所への移動状況の監視を終了させ(S210)、このフローを終了する。
【0066】
図7は、図6の待ち合わせ時刻設定マスタ処理(S201)を説明するためのフロー図である。
【0067】
まず、待ち合わせ情報設定部19は、マンマシンインターフェース部11を介して操作者から受け付けた待ち合わせ場所を待ち合わせ相手との待ち合わせ場所に設定して、待ち合わせ情報記憶部18に記憶する(S2010)。それから、待ち合わせ情報設定部19は、現在地検出部12によって検出された最新の現在地を取得する(S2011)。そして、この現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とする経路探索を経路探索要求部13に指示する。これを受けて、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2に、出発地および目的地の指定を含む経路探索要求を送信する(S2012)。
【0068】
つぎに、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2から移動経路情報を受信し、この移動経路情報を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、経路情報記憶部14に経路探索要求部13から受け取った移動経路情報を記憶する(S2013)。
【0069】
その後、待ち合わせ情報設定部19は、マンマシンインターフェース部11を介して操作者から待ち合わせ相手の携帯端末1(アドレス情報)の指定を受け付けると(S2014でYES)、この指定された携帯端末1のアドレス情報および待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所を待ち合わせ情報送受信部16に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報送受信部16は、無線通信インターフェース部10を介して待ち合わせ相手の携帯端末1に、待ち合わせ場所の通知を送信する。そして、待ち合わせ相手の携帯端末1から待ち合わせ相手の待ち合わせ場所への到着予想時刻を受信し、この到着予想時刻を待ち合わせ情報設定部19に渡す(S2015)。
【0070】
つぎに、待ち合わせ情報設定部19は、到着予想時刻取得部15に到着予想時刻の取得を指示する。これを受けて、到着予想時刻取得部15は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報に含まれている最後のノード情報141−nから到着予想時刻(出発予定/通過・到着予想時刻1414)を取得して、この到着予想時刻を待ち合わせ情報設定部19に渡す。待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報送受信部16から受け取った待ち合わせ相手の到着予想時刻と、到着予想時刻取得部15から受け取った自携帯端末1の到着予想時刻とを比較して、遅い方の到着予想時刻を待ち合わせ相手との待ち合わせ時刻に設定し、この待ち合わせ時刻を待ち合わせ情報記憶部18に記憶する(S2016)。
【0071】
それから、待ち合わせ情報設定部19は、自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻より前の時刻でない場合(S2017でNO)、つまり、自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻に設定されているならば、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報とをマンマシンインターフェース部11に表示する(S2020)。
【0072】
一方、待ち合わせ情報設定部19は、自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻より前の時刻である場合(S2017でYES)、現在地検出部12から取得した最新の現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とし、待ち合わせ時刻を到着希望時刻とする経路探索を経路探索要求部13に指示する。これを受けて、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2に、出発地、目的地および到着希望時刻の指定を含む経路探索要求を送信する(S2018)。
【0073】
つぎに、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2から移動経路情報を受信し、この移動経路情報を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報を、経路探索要求部13から新たに受け取った移動経路情報に更新する(S2019)。それから、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報と、をマンマシンインターフェース部11に表示する(S2020)。
【0074】
さて、待ち合わせ情報設定部19は、マンマシンインターフェース部11に待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および移動経路情報を表示したならば(S2020)、無線通信インターフェース部10および待ち合わせ情報送受信部16を介して待ち合わせ相手の携帯端末1に、待ち合わせ時刻の通知を送信する(S2021)。その後、無線通信インターフェース部10および待ち合わせ情報送受信部16を介して待ち合わせ相手の携帯端末1から待ち合わせ承諾通知を受信したならば(S2022でYES)、このフローを終了する。また、待ち合わせ承諾通知の代わりに待ち合わせ拒否通知を受信した場合(S2022でNO)、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ相手から待ち合わせを拒否された旨のメッセージをマンマシンインターフェース部11に表示するなどの所定のエラー処理を行い、その後、図6のS200に戻る。
【0075】
図8は、図6の待ち合わせ時刻設定スレーブ処理(S203)を説明するためのフロー図である。
【0076】
まず、待ち合わせ情報設定部19は、無線通信インターフェース部10および待ち合わせ情報送受信部16を介して待ち合わせ相手の携帯端末1から受信した待ち合わせ場所をこの待ち合わせ相手との待ち合わせ場所に設定し、この待ち合わせ場所を待ち合わせ情報記憶部18に記憶する(S2030)。それから、待ち合わせ情報設定部19は、現在地検出部12によって検出された最新の現在地を取得する(S2031)。そして、この現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とする経路探索を経路探索要求部13に指示する。これを受けて、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2に、出発地および目的地の指定を含む経路探索要求を送信する(S2032)。
【0077】
つぎに、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2から移動経路情報を受信し、この移動経路情報を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、経路情報記憶部14に経路探索要求部13から受け取った移動経路情報を記憶する(S2033)。
【0078】
つぎに、待ち合わせ情報設定部19は、到着予想時刻取得部15に到着予想時刻の取得を指示する。これを受けて、到着予想時刻取得部15は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報に含まれている最後のノード情報141−nから到着予想時刻(出発予定/通過・到着予想時刻1414)を取得して、この到着予想時刻を待ち合わせ情報設定部19に渡す。待ち合わせ情報設定部19は、到着予想時刻取得部15から受け取った自携帯端末1の到着予想時刻を待ち合わせ情報送受信部16に渡す。待ち合わせ情報送受信部16は、無線通信インターフェース部10を介して待ち合わせ相手の携帯端末1に、待ち合わせ情報設定部19から受け取った自携帯端末1の到着予想時刻の通知を送信する(S2034)。
【0079】
つぎに、待ち合わせ情報送受信部16は、無線通信インターフェース部10を介して待ち合わせ相手の携帯端末1から待ち合わせ時刻の通知を受信し(S2035)、待ち合わせ時刻を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報送受信部16から受け取った待ち合わせ時刻を待ち合わせ相手との待ち合わせ時刻に設定し、この待ち合わせ時刻を待ち合わせ情報記憶部18に記憶する(S2036)。
【0080】
それから、待ち合わせ情報設定部19は、自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻より前の時刻でない場合(S2037でNO)、つまり、自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻に設定されているならば、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報とをマンマシンインターフェース部11に表示する(S2040)。
【0081】
一方、待ち合わせ情報設定部19は、自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻より前の時刻である場合(S2037でYES)、現在地検出部12から取得した最新の現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とし、待ち合わせ時刻を到着希望時刻とする経路探索を経路探索要求部13に指示する。これを受けて、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2に、出発地、目的地および到着希望時刻の指定を含む経路探索要求を送信する(S2038)。
【0082】
つぎに、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2から移動経路情報を受信し、この移動経路情報を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報を、経路探索要求部13から新たに受け取った移動経路情報に更新する(S2039)。それから、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報と、をマンマシンインターフェース部11に表示する(S2040)。
【0083】
さて、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻、および移動経路情報をマンマシンインターフェース部11に表示した後(S2040)、マンマシンインターフェース部11を介して操作者から承諾操作を受け付けたならば(S2041でYES)、待ち合わせ情報送受信部16および無線通信インターフェース部10を介して待ち合わせ相手の携帯端末1に待ち合わせ承諾通知を送信し(S2042)、このフローを終了する。
【0084】
また、待ち合わせ承諾操作の代わりに待ち合わせ拒否操作を操作者から受け付けた場合(S2041でNO)、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報送受信部16および無線通信インターフェース部10を介して待ち合わせ相手の携帯端末1に待ち合わせ拒否通知を送信し(S2043)、その後、図6のS200に戻る。
【0085】
図9は、図6の待ち合わせ時刻再設定マスタ処理(S206)を説明するためのフロー図である。
【0086】
まず、待ち合わせ情報設定部19は、現在地検出部12によって検出された最新の現在地を取得する(S2060)。また、移動状況監視部17から移動状況を取得し、この移動状況が「遅着」を示しているか、それとも「早着」を示しているかを解析する(S2061)。ここで、移動状況監視部17から取得した移動状況が「遅着」を示している場合(S2061で「遅着」)、待ち合わせ情報設定部19は、現在地検出部12から取得した最新の現在地を出発地とし、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所を目的地とする経路探索を経路探索要求部13に指示する。これを受けて、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2に、出発地および目的地の指定を含む経路探索要求を送信する(S2062)。
【0087】
つぎに、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2から移動経路情報を受信し、この移動経路情報を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報を、経路探索要求部13から受け取った移動経路情報に更新する(S2063)。
【0088】
つぎに、待ち合わせ情報設定部19は、到着予想時刻取得部15に到着予想時刻の取得を指示する。これを受けて、到着予想時刻取得部15は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報に含まれている最後のノード情報141−nから到着予想時刻(出発予定/通過・到着予想時刻1414)を取得して、この到着予想時刻を待ち合わせ情報設定部19に渡す。待ち合わせ情報設定部19は、到着予想時刻取得部15から受け取った自携帯端末1の到着予想時刻が、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ時刻よりも遅い時間であるか否かを判断する(S2064)。
【0089】
自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻よりも遅い時間である場合(S2064でYES)、待ち合わせ情報設定部19は、自携帯端末1の到着予想時刻を待ち合わせ相手との待ち合わせ時刻に再設定し、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ時刻を自携帯端末1の到着予想時刻に変更する(S2065)。それから、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報とをマンマシンインターフェース部11に表示する(S2066)。その後、待ち合わせ情報送受信部16および無線通信インターフェース部10を介して待ち合わせ相手の携帯端末1に、待ち合わせ時刻の変更通知を送信して(S2067)、このフローを終了する。
【0090】
一方、自携帯端末1の到着予想時刻が待ち合わせ時刻よりも遅い時間でない場合(S2064でNO)、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報とをマンマシンインターフェース部11に表示して(S2070)、このフローを終了する。
【0091】
また、移動状況監視部17から取得した移動状況が「早着」を示している場合(S2061で「早着」)、待ち合わせ情報設定部19は、現在地検出部12から取得した最新の現在地を出発地とし、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻を目的地および到着希望時刻とする経路探索を経路探索要求部13に指示する。これを受けて、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2に、出発地、目的地および到着予定時刻の指定を含む経路探索要求を送信する(S2068)。
【0092】
つぎに、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2から移動経路情報を受信し、この移動経路情報を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報を、経路探索要求部13から受け取った移動経路情報に更新する(S2069)。それから、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報とをマンマシンインターフェース部11に表示して(S2070)、このフローを終了する。
【0093】
図10は、図6の待ち合わせ時刻再設定スレーブ処理(S208)を説明するためのフロー図である。
【0094】
まず、待ち合わせ情報設定部19は、無線通信インターフェース部10および待ち合わせ情報送受信部16を介して待ち合わせ相手の携帯端末1から受信した待ち合わせ時刻の変更通知により特定される待ち合わせ時刻を待ち合わせ相手との待ち合わせ場所に再設定して、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ時刻を、この再設定された待ち合わせ時刻に変更する。それから、この再設定された待ち合わせ時刻をマンマシンインターフェース部11に表示する(S2080)。
【0095】
つぎに、待ち合わせ情報設定部19は、マンマシンインターフェース部11を介して操作者から移動経路の再探索の要否(再探索指示あるいはキャンセル指示)を受け付ける(S2081)。ここで、受け付けた再探索の要否が「不要」(キャンセル指示)である場合(S2082でNO)、このフローを終了する。
【0096】
一方、受け付けた再探索の要否が「必要」(再探索指示)である場合(S2082でYES)、待ち合わせ情報設定部19は、現在地検出部12によって検出された最新の現在地を取得する(S2083)。それから、この現在地を出発地とし、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻を目的地および到着希望時刻とする経路探索を経路探索要求部13に指示する。これを受けて、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2に、出発地、目的地および到着予定時刻の指定を含む経路探索要求を送信する(S2084)。
【0097】
つぎに、経路探索要求部13は、無線通信インターフェース部10を介して経路探索サーバ2から移動経路情報を受信し、この移動経路情報を待ち合わせ情報設定部19に渡す。これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報を、経路探索要求部13から受け取った移動経路情報に更新する(S2085)。それから、待ち合わせ情報設定部19は、待ち合わせ情報記憶部18に記憶されている待ち合わせ場所および待ち合わせ時刻と、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報とをマンマシンインターフェース部11に表示して(S2086)、このフローを終了する。
【0098】
図11は、図6において、S204により開始して、S210により終了する移動状況監視処理を説明するためのフロー図である。
【0099】
移動状況監視部17は、定期的に到来する監視タイミングになると(S300でYES)、現在地検出部12によって検出された最新の現在地をその検出時刻(現在時刻)とともに取得する(S301)。
【0100】
つぎに、移動状況監視部17は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報に含まれている各ノード情報141の座標1413を参照し、移動経路上、現在地よりも目的地(最後のノード情報141−n)側に位置し、かつ現在地に最も近い地点(以下、遅着判断用地点)のノード情報141を特定する(S302)。
【0101】
そして、現在時刻が、遅着判断用地点のノード情報141の出発予定/通過・到着予想時刻1414により特定される通過予想時刻あるいは到着予想時刻よりも所定時間(例えば15分)以上後の時刻であるか否かを判断する(S303)。
【0102】
現在時刻が、遅着判断用地点のノード情報141の出発予定/通過・到着予想時刻1414により特定される通過予想時刻あるいは到着予想時刻よりも所定時間以上後の時刻の場合(S303でYES)、移動状況監視部17は、目的地に遅着する可能性が高いと判断する。そして、移動状況監視部17は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報から、現在地が位置している区間のリンク情報142、つまり遅着判断用地点のノード情報141の直前に位置するリンク情報142を特定し、このリンク情報142の移動手段1423に記述されている移動手段を抽出する(S304)。それから、移動状況監視部17は、待ち合わせ情報設定部19に、遅着警告を、抽出した移動手段とともに通知する。
【0103】
これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、マンマシンインターフェース部11に、遅着警告を、移動手段に応じて内容を変えて表示する(S305)。例えば、移動手段が「徒歩」の場合、「遅れているので急いで下さい。待ち合わせ時間を変更しますか?」といった遅着警告のメッセージを表示し、移動手段が「電車」あるいは「バス」の場合、「遅れています。待ち合わせ時間を変更しますか?」といった遅着警告のメッセージを表示する。それから、S300に戻る。
【0104】
なお、上述の「徒歩」、「電車」、「バス」はあくまで一例であって、「徒歩」の代わりに「自転車」、「電車」の代わりに「飛行機」等、経路探索サーバ2が探索可能な移動手段であれば、どのような方法で探索してもよい。
【0105】
一方、現在時刻が、遅着判断用地点のノード情報141の出発予定/通過・到着予想時刻1414により特定される通過予想時刻あるいは到着予想時刻よりも所定時間以上後の時刻でない場合(S303でNO)、移動状況監視部17は、さらに、移動経路上、現在地よりも出発地(最初のノード情報141)側に位置し、かつ現在地に最も近い地点(以下、早着判断用地点)のノード情報141を特定する(S306)。
【0106】
そして、現在時刻が、早着判断用地点のノード情報141の出発予定/通過・到着予想時刻1414により特定される通過予想時刻あるいは到着予想時刻よりも所定時間(例えば15分)以上前の時刻であるか否かを判断する(S307)。
【0107】
現在時刻が、早着判断用地点のノード情報141の出発予定/通過・到着予想時刻1414により特定される通過予想時刻あるいは到着予想時刻よりも所定時間以上前の時刻の場合(S307でYES)、移動状況監視部17は、目的地に早着する可能性が高いと判断する。そして、移動状況監視部17は、経路情報記憶部14に記憶されている移動経路情報から、現在地が位置している区間のリンク情報142、つまり早着判断用地点のノード情報141の直後に位置するリンク情報142を特定し、このリンク情報142の移動手段1423に記述されている移動手段を抽出する(S308)。それから、移動状況監視部17は、待ち合わせ情報設定部19に、早着警告を、抽出した移動手段とともに通知する。
【0108】
これを受けて、待ち合わせ情報設定部19は、マンマシンインターフェース部11に、早着警告を移動手段に応じて内容を変えて表示する(S309)。例えば、移動手段が「徒歩」の場合、「このままでは早く着き過ぎるのでゆっくり移動できます。移動経路を再探索しますか?」といった早着警告のメッセージを表示し、移動手段が「電車」あるいは「バス」の場合、「このままでは早く着き過ぎます。空いている交通手段を利用することができます。移動経路を再探索しますか?」といった早着警告のメッセージを表示する。それから、S300に戻る。
【0109】
一方、現在時刻が早着判断用地点のノード情報141の出発予定/通過・到着予想時刻1414により特定される通過予想時刻あるいは到着予想時刻よりも所定時間以上前の時刻でない場合は(S307でNO)、直ちにS300も戻る。
【0110】
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
【0111】
本実施の形態では、互いに待ち合わせ時刻に待ち合わせ場所に到着できるように、待ち合わせ時刻を携帯端末1間で設定する。すなわち、待ち合わせ時刻を設定する2つの携帯端末1のうち、一方の携帯端末1は、操作者から入力された待ち合わせ場所に関する情報を相手の携帯端末1に送信するとともに、現在地から待ち合わせ場所に移動した場合における待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する。また、他方の携帯端末1は、待ち合わせ場所に関する情報を相手の携帯端末1から受信するとともに、現在地から待ち合わせ場所に移動した場合における待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する。それから、一方あるいは他方の携帯端末1は、相手の携帯端末1から到着予想時刻を取得し、これを自身の到着予想時刻と比較して、遅い方の到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定する。そして、待ち合わせ時刻を相手の携帯端末1に送信する。
【0112】
したがって、本実施の携帯によれば、携帯端末1間において、それぞれの現在地から待ち合わせ場所に移動した場合における待ち合わせ場所への到着予想時刻のうちの遅い方の時刻を待ち合わせ時刻に設定するので、各携帯端末1の操作者は、待ち合わせ時刻に遅れることなく待ち合わせ場所に移動することが可能となる。このため、互いに、相手を待ち合わせ場所で長い時間待たせることのないように、待ち合わせ時刻を携帯端末1間で設定することができる。
【0113】
また、本実施の形態において、携帯端末1は、現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信し、出発地から目的地までの移動経路情報を経路探索サーバ2から取得する。そして、この移動経路情報から目的地である待ち合わせ場所への到着予想時刻を取得する。したがって、本実施の形態によれば、現在地から待ち合わせ場所への移動経路を、待ち合わせ場所への到着予想時刻とともに、携帯端末1に表示することができるので、携帯端末1の操作者の利便性を向上させることができる。
【0114】
また、本実施の形態において、携帯端末1は、相手の携帯端末1との間に設定された待ち合わせ時刻が、自携帯端末1の待ち合わせ場所への到着予想時刻より遅い時刻である場合に、現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とし、設定された待ち合わせ時刻を到着希望時刻とする経路探索要求を経路探索サーバ2に送信して、経路探索サーバ2から移動経路情報を再度取得する。したがって、本実施の形態によれば、この再度取得した移動経路情報を用いて移動することにより、待ち合わせ時刻に待ち合わせ場所へ到着するように移動することができる。
【0115】
また、本実施の形態において、携帯端末1は、検出された最新の現在地およびその検出時刻と、出発地から目的地までの移動経路情報とに基づいて、目的地である待ち合わせ場所への移動状況を監視する。そして、最新の現在地の検出時刻が、この現在地よりも目的地側に位置し、かつ現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻の所定時間以上後である場合に、待ち合わせ場所への遅着を警告する。したがって、本実施の形態によれば、待ち合わせ時刻までに待ち合わせ場所に到着できない可能性があることを操作者に知らせることができ、これにより、待ち合わせ相手への連絡等の対策を操作者にとらせることができる。
【0116】
また、本実施の形態において、携帯端末1は、最新の現在地の検出時刻が、この現在地よりも出発地側に位置し、かつこの現在地に最寄りの経由地の通過予想時刻の所定時間以上前である場合に、待ち合わせ場所への早着を警告する。したがって、本実施の形態によれば、待ち合わせ時刻よりも早く待ち合わせ場所に到着してしまう可能性があることを操作者に知らせることができる。これにより、操作者は、時間的に余裕があることを認識することができるため、例えば、空いている交通手段に乗り換えたり、移動速度を遅くしたりすることができる。
【0117】
また、本実施の形態において、携帯端末1は、遅着あるいは早着の警告をする場合、現在地が位置する移動経路上の区間の移動手段に応じて警告内容を変更するので、操作者により適切な対策をとらせることができる。
【0118】
また、本実施の形態において、携帯端末1は、遅着の警告に対して操作者から待ち合わせ時刻の再設定指示を受け付けた場合に、検出された最新の現在地を出発地とし、待ち合わせ場所を目的地とする移動経路情報を経路探索サーバ2から取得して、この移動経路情報に含まれている待ち合わせ場所への到着予想時刻を特定する。そして、この到着予想時刻が、相手の携帯端末1との間で設定された待ち合わせ時刻より遅いならば、待ち合わせ時刻をこの到着予想時刻に再設定するとともに、再設定された待ち合わせ時刻を含む待ち合わせ時刻の変更通知を相手の携帯端末1に送信する。また、携帯端末1は、相手の携帯端末1から待ち合わせ時刻の変更通知を受信した場合に、待ち合わせ時刻を、この変更通知に含まれている待ち合わせ時刻に再設定する。したがって、本実施の形態によれば、待ち合わせ時刻の設定後においても、互いに、相手を待ち合わせ場所で長い時間待たせることのないように、待ち合わせ時刻を携帯端末1間で調整することができる。
【0119】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0120】
例えば、上記の実施の形態において、出発地から目的地までの移動経路情報を経路探索サーバ2から取得しているが、本発明はこれに限定されない。携帯端末1に経路探索機能を追加し、内蔵のあるいはネットワーク3に接続された地図データベースを用いて経路探索処理を行うことにより、移動経路情報を取得するようにしてもよい。
【0121】
また、上記の実施の形態においては、2台の携帯端末1間で待ち合わせ時刻を調整しているが、3台以上の携帯端末1間で待ち合わせ時刻を調整するようにしてもよい。この場合、操作者より待ち合わせ場所および2人以上の待ち合わせ相手の指定を受け付けた携帯端末1は、それぞれの待ち合わせ相手の携帯端末1に待ち合わせ場所を通知し、それぞれの待ち合わせ相手の携帯電話1の到着予想時刻と、自携帯端末1の待ち合わせ場所への到着予想時刻とのうちの、例えば一番遅い到着予想時刻を待ち合わせ時刻に設定することができる。また、待ち合わせ場所の通知元および通知先の携帯端末1のうち、予め定められた携帯端末1が、他の携帯端末1の到着予想時刻を取得して待ち合わせ時刻を設定してもよい。
【0122】
また、上記の実施の形態では、操作者より待ち合わせ場所および待ち合わせ相手の指定を受け付けた携帯端末1(図2の携帯端末1−1)が、自携帯端末1の待ち合わせ場所への到着予想時刻と、相手の携帯端末1の待ち合わせ場所の到着予想時刻とを比較して、待ち合わせ時刻を設定し、相手の携帯端末1に待ち合わせ時刻を通知している。しかし、本発明はこれに限定されない。相手の携帯端末1から待ち合わせ場所の通知を受けた携帯端末1(図2の携帯端末1−2)が待ち合わせ時刻を設定して、相手の携帯端末1に待ち合わせ時刻を通知するようにしてもよい。この場合、相手の携帯端末1は、待ち合わせ場所を通知する際に(図2のS106)、自携帯端末1の待ち合わせ場所への到着予想時刻を通知する。そして、相手の携帯端末1から待ち合わせ場所および到着予想時刻の通知を受けた携帯端末1は、自携帯端末1の待ち合わせ場所への到着予想時刻と、相手の携帯端末1の待ち合わせ場所への到着予想時刻とを比較して、待ち合わせ時刻を設定し、相手の携帯端末1に待ち合わせ時刻を通知する(図2のS111において、到着予想時刻に代えて待ち合わせ時刻を通知する)。
【0123】
また、上記の実施の形態においては、図11のS300において監視タイミングを定期的なタイミングとして説明しているが、本発明はこれに限定されない。経路情報の出発予想時刻、通過予想時刻および到着予想時刻から各区間の移動時間を算出し、算出した移動時間に応じて監視タイミングを変更するようにしてもよいし(例えば移動時間が長い場合には、監視タイミングを長くする等)、あるいは経路情報の移動手段に応じて監視タイミングを変更するようにしてもよい(例えば移動手段が電車の場合は、監視タイミングを長くする)。また、現在地検出部12において操作者の移動距離を監視し、操作者が所定の移動距離を移動するごとに監視するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0124】
1、1−1、1−2:携帯端末、 2:経路探索サーバ、 3:ネットワーク、 4:無線基地局、 10:無線通信インターフェース部、 11:マンマシンインターフェース部、 12:現在地検出部、 13:経路探索要求部、 14:経路情報記憶部、 15:到着予想時刻取得部、 16:待ち合わせ情報送受信部、 17移動状況監視部、 18:待ち合わせ情報記憶部、 19:待ち合わせ情報設定部
図1
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