特許第6179759号(P6179759)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6179759
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】理美容用洗髪装置
(51)【国際特許分類】
   A45D 19/00 20060101AFI20170807BHJP
【FI】
   A45D19/00 A
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-71380(P2013-71380)
(22)【出願日】2013年3月29日
(65)【公開番号】特開2014-193252(P2014-193252A)
(43)【公開日】2014年10月9日
【審査請求日】2016年1月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000108672
【氏名又は名称】タカラベルモント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100082669
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 賢三
(74)【代理人】
【識別番号】100095337
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100095061
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 恭介
(72)【発明者】
【氏名】中川 裕嗣
【審査官】 栗山 卓也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−125881(JP,A)
【文献】 特開平11−276235(JP,A)
【文献】 特開2001−314223(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2001/0037523(US,A1)
【文献】 米国特許第05896595(US,A)
【文献】 特開平11−187919(JP,A)
【文献】 特開2007−319178(JP,A)
【文献】 実開平06−017604(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 19/00
A45D 19/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
油圧シリンダ等のアクチュエータによって駆動する4節リンクと、該4節リンクの上端に取付けられた横長の枠体と、前記4節リンクから前記枠体の長手方向に向けて離れた位置において前記枠体の上に取付けられた洗髪ボールとより構成し、フロントシャンプーやリアシャンプー時には、前記4節リンクより前記枠体の長手方向に向けて離れた位置で洗髪が行えるようにしたことを特徴とする理美容用洗髪装置。
【請求項2】
前記4節リンクは、
前記洗髪ボールのネック受け側が低い位置であるフロントシャンプー位置、または、前記洗髪ボールのネック受け側が高い位置であるリアシャンプー位置に、前記洗髪ボールを変移させる構造であることを特徴とする請求項1記載の理美容用洗髪装置。
【請求項3】
前記洗髪ボールと前記枠体との間に、前記枠体に沿って前記枠体の長手方向と直交する方向に前記洗髪ボールをスライドさせるスライド機構を設け、このスライド機構によって、リアシャンプー時に前記洗髪ボールを被洗髪者に近接する方向、または、被洗髪者から離れる方向にスライドさせ、かつ、所望のスライド位置においてロック可能としたことを特徴とする請求項1記載の理美容用洗髪装置。
【請求項4】
前記油圧シリンダ等のアクチュエータを無線送信機で遠隔操作をすることで、洗髪ボールを予め設定した位置で停止し、かつ前記洗髪ボールを被洗髪者の頭部やネック位置に合わせて微調整が行なえるようにしたことを特徴とする請求項1記載の理美容用洗髪装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は被洗髪者が着座する椅子の背面にある洗髪ボールを被施術者の後頭部側に移動、あるいは離れる方向に移動させるリンク機構を洗髪ボールの側面側に配置し、洗髪ボールを被洗髪者の後頭部側に移動させた状態において、洗髪者によるリアシャンプーやフロントシャンプーを行う際に前記リンク機構が邪魔になることがない理美容用洗髪装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来における理美容用洗髪装置としては、例えば、実公平2−40883号公報に記載された発明が存在する。この発明における理美容用洗髪装置は、理美容室の床面に固定された支台に2対の平行リンクの下端を軸支し、前記平行リンクの上端を洗髪ボールの下面に固定された受台に軸支し、前記1対の1つのリンクと、他の1対のリンクとの間に引っ張りバネを取付け、かつ、支台に設置され移動可能と固定とに切換え可能なロック装置とより構成したリンク機構である。また前記リンク機構は2つのカバーによって覆われている。
【0003】
そして、洗髪時にはロック装置のロックを解除して洗髪ボールを被洗髪者側に押すことでリンクが起伏するので、被洗髪者の頭部側における任意の位置に洗髪ボールを近づけ、この位置において前記ロック装置をロックすることで洗髪ボールを固定できるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実公平2−40883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
被施術者が女性の場合には化粧をしていることからフロントシャンプーは行えず、リアシャンプーでの洗髪を行うことが望ましいが、前記した先行文献1の理美容用洗髪装置にあっては、洗髪ボールの下面側にはリンク機構が存在するために、施術者の足下のリンク機構が邪魔となりリアシャンプーが行い難いといった問題があった。
【0006】
そこで業界では、施術者が洗髪ボールの側面から洗髪をするサイドシャンプーを行うことが多い。しかし、サイドシャンプーは洗髪者に無理な姿勢を強いるため負担が大きく、また、サイドシャンプーは被施術者が仰臥した姿勢で洗髪を行うため、腰が湾曲し仰臥姿勢をとることが難しいお年寄り等にとっては姿勢に対する負荷が大きいといった問題もあった。
【0007】
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、洗髪ボールを被洗髪者側に近づけ、または離す方向に変移させるリンク機構を洗髪ボールの側面側に配置して、洗髪者によるリアシャンプーを行う際に足元にリンク機構が存在せず、また、フロントシャンプーやサイドシャンプー時にもリンク機構が邪魔になることがなく、従って、如何なる姿勢による洗髪作業が行える理美容用洗髪装置を提供せんとするにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の理美容用洗髪装置は、前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、油圧シリンダ等のアクチュエータによって駆動する4節リンクと、該4節リンクの上端に取付けられた横長の枠体と、該枠体の前記4節リンクが取付けられた位置とは反対側に取付けられた洗髪ボールとより構成し、フロントシャンプーやリアシャンプー時には、前記4節リンクより離れた位置で洗髪が行えるようにしたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の手段は、前記した請求項1において、前記4節リンクは、4節リンクを駆動して前記洗髪ボールがフロントシャンプー位置に達すると、前記洗髪ボールのネック受け側が低い位置に変移させ、リアシャンプー位置に達すると、前記洗髪ボールのネック受け側が高い位置に変移させる構造であることを特徴とする。
【0010】
請求項3の手段は、前記した請求項1において、前記洗髪ボールと、前記枠体との間にスライド機構を設け、リアシャンプー時に前記洗髪ボールを被洗髪者に近接、離開する方向にスライドさせ、かつ、所望のスライド位置においてロック可能としたことを特徴とする。
【0011】
請求項4の手段は、前記した請求項1において、前記油圧シリンダ等のアクチュエータを無線送信機で遠隔操作をすることで、洗髪ボールを予め設定した位置で停止し、かつ前記洗髪ボールを被洗髪者の頭部やネック位置に合わせて微調整が行なえるようにしたことを特徴する。
【発明の効果】
【0012】
本発明は前記したように、洗髪ボールの側面から洗髪を行うフロントシャンプー洗髪、および被洗髪者の後方より洗髪ボールを挟んで洗髪を行うリアシャンプー洗髪の際において、4節リンクと離れた位置で行うこととなるので、洗髪者による洗髪作業が容易となる。また、フロントシャンプー時における洗髪者の作業が容易であると共に腰の曲がったお年寄りもフロントシャンプーでの洗髪を行うことで被洗髪者も安楽に洗髪を受けることができる。
【0013】
また、フロントシャンプー時にはネック受け側が低い位置となって洗髪ボールの開口部周縁が略水平状態となるので、洗髪者による洗髪時の洗髪ボール内に手を入れやすくなって洗髪作業が容易となり、また、リアシャンプー時にはネック受け側が高い位置となり、洗髪者が位置する洗髪ボールの開口部周縁は低い位置となるので、洗髪者による洗髪時に洗髪ボール内に手を入れやすくなって洗髪作業が行いやすくなる。なお、フロントシャンプー時およびリアシャンプー時において、被洗髪者の髪は洗髪ボール1の深い部分に位置するので、洗髪時において洗髪液が外部に流れにくい。
【0014】
さらに、洗髪ボールは、前記枠体に対して被洗髪者の近接、離開する方向にスライド可能であることから、被洗髪者の座高に合わせて移動して被洗髪者のネックをネック受けに合致させ、かつ、その位置でロックすることで、被洗髪者は安楽な姿勢で洗髪を受けることができといった効果を有するものである。
【0015】
また、無線送信機を洗髪者が所持し、該無線送信機を洗髪者が操作することで洗髪ボールを初期位置、フロントあるいはリアシャンプー位置の何れかに自動的にセットでき、またフロントあるいはリアシャンプー洗髪において被洗髪者の頭部やネック位置と洗髪ボールとの位置を合わせて微調整が行なえるので、被洗髪者の洗髪開始までの時間の短縮が図れる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明に係る理美容用洗髪装置の斜視図である。
図2】洗髪ボールの初期位置を示した側面図である。
図3】フロントシャンプーを行う位置に駆動機構を介して洗髪ボールを移動した側面図である。
図4】リアシャンプーを行う位置に駆動機構を介して洗髪ボールを移動した側面図である。
図5】スライド機構の分解斜視図である。
図6図5を組立した状態の正面図である。
図7図6のスライド機構の初期位置を示す側面図である。
図8図7のスライド機構のロックを解除した状態を示す側面図である。
図9図8のスライド機構のロックを解除して洗髪ボールを移動した後にロックした状態を示す側面図である。
図10図4のリアシャンプー時において洗髪ボールのみを被洗髪者側にスライド機構を介して移動した状態の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の理美容用洗髪装置の実施例を図面と共に説明する。
図1図5は洗髪ボールを初期位置からフロントシャンプーを行う位置までの移動と、該フロントシャンプー位置からリアシャンプー位置まで移動させるリンク機構について説明する。
【0018】
1はシャワーヘッド、止水栓、温度調節栓および排水孔が設けられている公知の洗髪ボールである。なお、11は被洗髪者のネックを支持するネック受けである。
【0019】
2は前記したリンク機構にして、21は理美容院の床面に固定された基板、22は該基板21に固定された長尺の第1平行リンク23aと、短尺の第2平行リンク23bとからなる4節リンク23の下端を軸支するための一対の取付板である。なお、第1平行リンク23aの間には補強部材23cが取付けられている。
【0020】
24は前記基板21に一端が軸支された油圧ポンプおよびシリンダからなる油圧シリンダ装置、25は前記1平行リンク23aの先端を水平部25aに軸支し、また、第2平行リンク23bの先端を垂下辺25bに軸支するリンク軸支板である。前記油圧シリンダ装置のシリンダ内に圧力油を供給してピストン24aを突出させると、第1平行リンク23aと第2平行リンク23bが図2図4に示すよう左方向に起立変移する。
【0021】
26は前記リンク軸支板25に固定された横長の枠体にして、該枠体26のリンク軸支板25が取付けられている他端側に後述するスライド機構3を介して前記した洗髪ボール1が取付けられている。すなわち、洗髪者が被洗髪者のフロントシャンプーやリアシャンプーを行う時に、リンク機構2より離れた位置に立って作業を行うこととなるので、従来のように洗髪ボールの真下にリンク機構が存在するものと比較して作業性が良好となる。
【0022】
次に、4節リンク23の動作について説明する。
図2の洗髪ボール1が初期位置にある状態において、油圧シリンダ装置24のシリンダ内に圧力油を供給すると第1平行リンク23aが取付板22の軸支部を支点として反時計方向に回動を開始すると前記リンク軸支板25が上昇を開始するので、第2平行リンク23bが反時計方向に回動を開始する。
【0023】
この第1、第2平行リンク23a,23bの回動に伴ってリンク軸支板25は第1平行リンク23aとの軸支部を支点とし反時計方向に回動され、従って、洗髪ボール1はネック受け11が下方に変移して図3のフロントシャンプーの位置となる。すなわち、被洗髪者が洗髪ボール1に頭部を挿入しやすい状態となるので、洗髪者は洗髪ボール1の側面より洗髪を行う。
【0024】
さらに、油圧シリンダ装置24のシリンダ内に圧力油を供給すると、第1平行リンク23aは垂直方向に回動され、この回動に伴ってリンク軸支板25が上昇するので第2平行リンク23bが垂直方向に回動する。この第1、第2平行リンク23a,23bの回動においてリンク軸支板25は上昇して図4のリアシャンプーの位置となる。
【0025】
すなわち、被洗髪者が着座している椅子を180度回転することで、被洗髪者が仰臥状態となってネックをネック受け11に載置することで、洗髪者は洗髪ボール1を挟んだ位置で洗髪を行う。
【0026】
前記したフロントシャンプー時およびリアシャンプー時において、被洗髪者の髪は洗髪ボール1の深い部分に位置するので、洗髪時において洗髪液が外部に流れることがなく、また、フロントシャンプー時にはネック受け11側が低い位置となって洗髪ボール1の開口部周縁が略水平状態となるので、洗髪者による洗髪時に洗髪ボール1内に手を入れやすく、従って、洗髪作業を容易に行える。
【0027】
また、リアシャンプー時にはネック受け11側が高い位置となり、該ネック受け11の反対側(洗髪者が位置する側)洗髪ボール1の開口部周縁は低い位置となるので、洗髪者による洗髪時に洗髪ボール1内に手を入れやすく、従って、洗髪作業を容易に行える。
【0028】
なお、前記した4節リンク23および油圧シリンダ装置24が露出していると体裁が悪く、かつ、被施術者や施術者の衣服等が汚れるのを防止するために図示していないがカバーによって覆われている。また、4節リンク23を駆動する機構としては油圧シリンダに限定されるものではなく電気モータ等のアクチュエータであってもよい。
【0029】
次に、リアシャンプー時において被洗髪者に対する洗髪ボール1の高さ位置は決定されたが、被洗髪者の座高差による被洗髪者のネックとネック受け11とが合致しないような場合に、洗髪ボール1を前後動させて被洗髪者のネットとネック受け11とを一致させるためのスライド機構3を図5図9と共に説明する。
【0030】
31は洗髪ボール1が載置固定される載置台、32は該載置台31の垂下辺31aの内側に固定されるコの字状のスライド板、33は前記枠体26に固定されるL字状に形成された一対のロック板にして先端側に複数個のロック溝33aが形成されている。
【0031】
前記ロック板の前記スライド板32と対向する面にはローラ33bがネジ33cによって回転自在に取付けられ、該ローラ33bはスライド板32内に嵌まりこんでいる。従って、ロック板33に対してスライド板32はロック板33に対してスライドすることで、スライド板32が移動することで載置台31はロック板33に対して移動可能となる。
【0032】
34は凸形状に形成されたロック杆にして、軸支部34aは前記載置台31の垂下辺31aに形成されている軸受部31bに挿入され、該挿入状態を維持するための抜け止め板31cによって軸支部34aの抜け止めが施されている。なお、軸支部34aの先端には、該軸支部34aを回転させるための握り部34bを設け、該握り部34bを回動することで、ロック杆34は載置台31の軸受部31bを支点として回動することとなる。
【0033】
前記ロック杆34における前記軸支部34aに連接されているロック係合部34cは載置部31内に位置し、かつ、軸支部34a側に近接してロック係合部34cの部分は、前記ロック板33に形成されている複数個のロック溝33aの何れかと係合可能となっている。また、ロック板33の前記スライド板32と対向する起立面には一端が軸支されたスプリングバネ33dが取付けられ、該スプリングバネ34dの他端はロック係合部34cより突出している係合突起34dに係合されている。
【0034】
次に、スライド機構3の動作について説明するに、被洗髪者の座高差によって図7に示す標準位置(ロック係合部34cがロック板33のロック溝33aの右端に係合されている)より洗髪ボール1のネック受け11を近接させる場合には、握り部34bを反時計方向にスプリングバネ33dのバネ力に抗して回動すると、軸支部34aが回動しロック係合部34cがロック板33のロック溝33aより離脱される(図8参照)。
【0035】
この状態において、洗髪ボール1を被洗髪者側に洗髪者が押すと、載置台31に取付けられているスライド板32がロック板33に取付けられているローラが回転し移動が開始される。この移動状態を洗髪者が被洗髪者のネックとネック受け11との間隔を見て、被洗髪者のネックとネック受け11との間隔が最適であると判断した位置で洗髪ボールを停止し、かつ、握り部34bから手を離すとスプリングバネ33dのバネ力によってロック係合部34cが、ロック板33のロック溝33a側に回動されるので、洗髪者はロック係合部34cをロック溝33aに係合することでロックされて洗髪ボール1は停止するので、被洗髪者は安楽な状態での洗髪が行われることとなる(図9図10参照)。
【0036】
なお、前記した載置台31を図5において右方向に移動させてスライド板32がロック板33に対して移動するので、載置台31を必要以上に移動させるとスライド板32がロック板33より抜け出て載置台31に取付けられている洗髪ボール1が枠体26から落下する可能性があるので、スライド板32に図示しないストッパーを形成してスライド板32がロック板33より抜け出ないようにすることが望ましい。
【0037】
前記した油圧シリンダ等のアクチュエータを駆動する手段としては4節リンク23を覆うカバー等にスイッチを取付け、該スイッチを洗髪者が操作することで、洗髪ボール1を初期位置、フロントシャンプー位置、リアシャンプー位置に設定する場合について説明したが、前記フロントシャンプー位置、リアシャンプー位置で洗髪を行なう場合には、洗髪者は前記4節リンク23より離れた位置での洗髪作業となるので洗髪ボール1の移動操作が面倒である。
【0038】
そこで、洗髪者が無線送信機を所持し、該無線送信機よりの信号を前記カバー内にセットした受信機で受けて油圧シリンダ等のアクチュエータを駆動するようにすることで、無線送信機に洗髪ボールを期位置、フロントあるいはリアシャンプー位置で停止させるボタンを設定することで、洗髪ボールの設定位置への移動を短時間で、かつ正確な位置に移動させることができ、またフロントあるいはリアシャンプー洗髪において被洗髪者の頭部やネック位置と洗髪ボールとの位置を合わせて微調整が行なえるようにすることで、被洗髪者の洗髪作業を安全に、かつ短時間で洗髪作業を開始できる。
【符号の説明】
【0039】
1 洗髪ボール
11 ネック受け
23 4節リンク
24 油圧シリンダ装置
26 枠体
3 スライド機構
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10