(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記位相制御手段は、前記パルス発生回路が出力するパルスに同期した所定時間内に前記ノイズ検出回路からの前記ノイズ検出情報が出力される頻度が一定値以上となるように前記パルス発生回路が出力するパルスの位相を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
前記位相制御手段は、前記所定時間を前半期間および後半期間の2つの期間に分けて、前記前半期間に前記ノイズ検出回路からの前記ノイズ検出情報が出力された際に前記前進情報を出力し、前記後半期間に前記ノイズ検出回路からの前記ノイズ検出情報が出力された際に前記遅延情報を出力するようにした
ことを特徴とする請求項3に記載の位置検出装置。
前記開口部は、前記表示装置の横方向または縦方向の電極線の全て、又は一部を含む領域に対応して設けられており、前記ノイズセンサーは、前記表示装置の電極線からのノイズを検出するようにする
ことを特徴とする請求項6に記載の位置検出装置。
【発明を実施するための形態】
【0018】
[第1の実施形態]
図1は本発明による位置検出装置の第1の実施形態の構成図である。
図1において11は透明センサーで、ITO(Indium Tin Oxide)のラインが、透明センサー11のX,Y座標のX軸方向に複数配列してなるX電極と、ITOのラインがX,Y座標のY軸方向に複数配列してなるY電極とが設けられている。透明センサー11は図示しないLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)パネルと一体に配置され、透明センサー11の位置検出領域がLCDパネルの表示領域とちょうど重なるようになっている。なお透明センサー11上のX電極およびY電極はACF(Anisotropic conductive film)接続により図示しないフレキシブル基板を経由して図示しないプリント基板に接続されている。
【0019】
12は透明センサー11の位置検出領域の外に設けられたノイズセンサーの例としてのノイズ検出電極で、前述したフレキシブル基板を経由してプリント基板に接続されている。ノイズ検出電極12は、
図1において点線で示すように、透明センサー11の長辺および短辺に沿うように設けられてもよいし、またL字型に延長しておくようにしてもよい。この場合に、ノイズ検出電極12のL字型の延長部分のうち、長辺および短辺の一方または両方が、透明センサー11の位置検出領域と重なっていてもよい。
【0020】
13は増幅回路およびコンパレータによって構成されるノイズ検出回路である。このノイズ検出回路13はノイズ検出電極12に接続されてノイズ検出電極12に誘導されるノイズ電圧が所定のレベルを超えた際に出力をハイレベルとする。本実施形態では透明センサー11がLCDパネルと一体に構成されているので、ノイズ検出回路13からハイレベルとして出力されるのは主にLCDパネルからのノイズによるものである。また多くの場合、ノイズ検出回路13から検出されるノイズと同一のタイミングに透明センサー11のX電極およびY電極にも強いノイズが発生する。
【0021】
14はパルス発生回路で、LCDパネルの水平同期パルスの周期と同一周期のパルスを継続的に発生させる回路である。LCDパネルからのノイズの多くは水平同期パルスの周期と同一周期にて発生するが、本実施形態ではLCDパネルの水平同期パルスの周期(水平同期周波数)が予め既知であるものとする。
【0022】
15は位相制御回路で、パルス発生回路14から出力されるパルスがノイズ検出回路13によって検出されるノイズのタイミングと一致するように、パルス発生回路14から出力されるパルスの位相を制御する。
【0023】
16はスタイラスで、一定周波数の信号が先端部の電極およびそれを取り囲む外周電極との間に供給されており、スタイラス16と透明センサー11との間の静電結合により透明センサー11のX電極およびY電極には信号が発生するようになっている。
【0024】
17は透明センサー11のX電極に接続されてX電極の中から2組の電極を+端および−端として選択するX選択回路、18は透明センサー11のY電極に接続されてY電極の中から2組の電極を+端および−端として選択するY選択回路である。
【0025】
19は切替回路で、X選択回路17により選択された+端および−端またはY選択回路18により選択された+端および−端、のどちらかを選択して差動増幅回路20に接続する。即ち、スタイラス16による指示位置のX軸座標を求めるときは、コントロール回路21からの制御信号aをロウレベル「0」として、X選択回路17側を選択する。また、スタイラス
16による指示位置のY軸座標を求めるときは、制御信号aをハイレベル「1」として、Y選択回路18側を選択する。この場合に、X選択回路17またはY選択回路18の+端側は、差動増幅回路20の非反転入力端子(+側)に接続され、X選択回路17またはY選択回路18の−端側は、差動増幅回路20の反転入力端子(−側)に接続される。
【0026】
22はスタイラス16が出力する信号周波数を中心とした所定の帯域幅を有するバンドパスフィルター回路で、スイッチ23を介して差動増幅回路20からの出力信号が供給される。スイッチ23はコントロール回路21からの制御信号bによってオンまたはオフ状態に制御される。即ち、制御信号bがハイレベル「1」のときにはスイッチ23はオン状態とされ、差動増幅回路20からの出力信号はバンドパスフィルター回路22に供給され、制御信号bがロウレベル「0」のときには、スイッチ23はオフ状態とされ、差動増幅回路20からの出力信号はバンドパスフィルター回路22に供給されない。
【0027】
バンドパスフィルター回路22の出力信号は検波回路24によって検波され、コントロール回路21からの制御信号cに基づきアナログ−デジタル変換回路(以下、AD変換回路と略称する)25によってデジタル値に変換される。このAD変換回路25からのデジタルデータdはマイクロプロセッサ26(MCU)によって読み取られ処理される。
【0028】
コントロール回路21は制御信号eをX選択回路17に供給することにより、X選択回路17は2組のX電極を+端および−端として選択する。また、コントロール回路21は制御信号fをY選択回路18に供給することにより、Y選択回路18は2組のY電極を+端および−端として選択する。
【0029】
26はマイクロプロセッサ(MCU)で、内部にROMおよびRAMを備えるとともにROMに格納されたプログラムによって動作する。
【0030】
マイクロプロセッサ26は、内部にROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を備えるとともにROMに格納されたプログラムによって動作する。
【0031】
マイクロプロセッサ26は、コントロール回路21が所定のタイミングに制御信号a〜fを出力するように、ROMに格納されたプログラムに基づき制御信号gを出力してコントロール回路21を制御する。
【0032】
パルス発生回路14から出力されるパルスhはコントロール回路21およびマイクロプロセッサ26に供給されており、全体の動作がパルスh、即ちLCDパネルの水平同期パルス(水平同期周波数)の周期で行われる。
図2はX選択回路17またはY選択回路18がスタイラス16に近い電極を選択した状態での受信信号波形とAD変換動作のタイミングを示した図である。
図2において、h、b、j、k、c、dは
図1に同一符号で示した箇所の信号波形である。なお、jは差動増幅回路20の出力信号波形、kは検波回路24の出力信号波形である。差動増幅回路20の出力jにはスタイラス16から送信された信号が現れるが、パルス発生回路14から出力されるパルスhのタイミングでLCDパネルからの強いノイズが発生する。このLCDパネルからのノイズを避けて信号検出(AD変換)を行うことが本実施形態の特徴である。
【0033】
即ち、パルスhに同期したタイミングでスイッチ23をオフとすることにより差動増幅回路20の出力に現れるノイズはバンドパスフィルター回路22には入力されないため、AD変換回路25による変換結果dはノイズの影響を受けない。
【0034】
本実施形態では、切替回路19がX側を選択した状態でX選択回路17により選択する電極を前述したパルスhのタイミングで順次切替えて信号の検出を行い、AD変換回路25による変換結果dの分布よりスタイラス16による指示位置のX座標を求める。また、切替回路19がY側を選択した状態でY選択回路18により選択する電極を前述したパルスhのタイミングで順次切替えて信号の検出を行い、AD変換回路25による変換結果dの分布よりスタイラス16による指示位置のY座標を求める。
【0035】
それでは前述した位相制御回路15がどのようにしてパルス発生回路14から出力されるパルスとノイズ検出回路13によって検出されるノイズとのタイミングを一致させるのか、について説明する。
【0036】
図3は
図1における位相制御回路15の具体的な回路構成について示した図である。
図3においてノイズ検出回路13とパルス発生回路14は
図1と同じものである。27はCPU、28および29はアンドゲートである。
【0037】
アンドゲート28と29は各1つの入力端子にノイズ検出回路13からの出力信号noが共通に供給されている。アンドゲート28のもう一方の入力端子にはパルス発生回路14から出力される前述したパルスhの前半に相当する期間をハイレベルとして出力する信号haが供給され、アンドゲート29のもう一方の入力端子にはパルス発生回路14から出力されるパルスhの後半に相当する期間をハイレベルとして出力する信号hbが供給されている。
【0038】
CPU27にはA、B、Cの割込み入力端子が設けられており、割込み入力端子Aにはアンドゲート28からの出力信号paが、割込み入力端子Bにはアンドゲート29からの出力信号pbが、割込み入力端子Cにはパルス発生回路14から出力されるパルスhがそれぞれ供給されており、各割込み入力端子A,B,Cに入力される信号の立ち上がりエッジが発生する毎に所定の割込み処理動作が行われるようにCPU27はプログラムされている。
図4は、
図3の位相制御回路に示した各部の信号波形の一例を示したものである。
【0039】
図4においては、パルス発生回路14からの水平周期のパルスhと、このパルスhのパルス幅期間の前半の期間をパルス幅期間とするパルスhaと、パルスhのパルス幅期間の後半の期間をパルス幅期間とするパルスhbと、ノイズ検出回路13の入力信号niと、出力信号noと、アンドゲート28の出力信号paと、アンドゲート29の出力信号pbとを示している。
【0040】
図4(A)はパルス発生回路14からの出力パルスhのパルス幅期間以外の期間にノイズ検出回路13からの出力信号(ノイズ)noが現れる場合で、主に、ノイズは位置検出装置を起動した直後において位相制御回路の動作が定常状態となる以前に現れる。
【0041】
図4(B)はパルス発生回路14からの出力パルスhのパルス幅期間の前半の期間(パルスhaのパルス幅期間)にノイズ検出回路13からの出力信号noが現れる場合を示したものである。また、
図4(C)はパルス発生回路14からの出力パルスhのパルス幅期間の後半の期間(パルスhbのパルス幅期間)にノイズ検出回路13からの出力信号noが現れる場合を示したものである。
【0042】
位相制御回路においては、CPU27は、パルス発生回路14が出力するパルスhに同期した所定時間内、この例では、パルスhのパルス幅期間内、にノイズ検出回路13からの出力信号no(ノイズ検出情報)が出力される頻度が一定値以上となるようにパルス発生回路14が出力するパルスhの位相を制御する。
【0043】
より具体的には、CPU27は、パルス発生回路14が出力するパルスhのタイミングに対してノイズ検出回路13からの出力信号no(ノイズ検出情報)が出力されるタイミングが、一定時間内の差で早く現れた際に制御信号mとして前進情報をパルス発生回路14に出力し、パルス発生回路14が出力するパルスhのタイミングに対してノイズ検出回路13からのノイズ検出情報が出力されるタイミングが、一定時間内の差で遅れて現れた際に制御信号mとして遅延情報をパルス発生回路14に出力する。これにより、遅延情報が現れる頻度に対して前進情報が現れる頻度が高い場合には、パルス発生回路14が出力するパルスhの周期は僅かに短く調整され、前進情報が現れる頻度に対して遅延情報が現れる頻度が高い場合には、パルス発生回路14が出力するパルスhの周期が僅かに長く調整される。
【0044】
図5およびその続きである
図6は、CPU27におけるプログラムのフローチャートを示したものである。位置検出装置の電源が投入されると、CPU27は、割込み入力端子Cによる割込み発生回数Nh、割込み入力端子Aによる割込み発生回数Naおよび割込み入力端子Bによる割込み発生回数Nbの値を全てクリアする(ステップS1)。
【0045】
次にCPU27は、割込み入力端子Cによる割込みが発生するまで待ち(ステップS2)、割込み入力端子Cによる割込みが発生したら割込み発生回数Nhの値を1加算する(ステップS3)。
【0046】
次にCPU27は、割込み入力端子Aによる割込みが発生していたかどうかを調べて(ステップS4)、割込み入力端子Aによる割込みが発生していたら割込み発生回数Naの値を1加算する(ステップS5)。
【0047】
次にCPU27は、割込み入力端子Bによる割込みが発生していたかどうかを調べて(ステップS6)、割込み入力端子Bによる割込みが発生していたら割込み発生回数Nbの値を1加算する(ステップS7)。
【0048】
次にCPU27は、割込み発生回数Nhの値を調べて(ステップS8)、割込み発生回数Nhの値が100になっていなければ処理をステップS2に戻して、割込み発生回数Nh=100となるまでステップS2からステップS8までを繰り返し行う。割込み発生回数Nhの値が100となったら割込み発生回数Nhの値をクリア(Nh=0)する(ステップS9)。
【0049】
次にCPU27は、割込み発生回数Naおよび割込み発生回数Nbの値を調べて、割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの合計が所定値(ここでは50)以上となっているか否か判別する(
図6のステップS11)。ここで割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの合計が所定値の50に達していない場合は、CPU27は、割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの値をクリア(Na=0、Nb=0)してから(ステップS12)、処理をステップS2に戻す。また、割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの合計が所定値の50以上であれば、CPU27は、パルス発生回路14が出力するパルスのタイミングがノイズ検出回路13によって検出されるノイズのタイミングとおよそ一致していると判断して位相の詳細な制御を行うための次のステップS13へ処理を移す。
【0050】
前述したステップS11において割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの合計が所定値に達しないのは電源を投入した直後のみであり、定常状態では割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの合計が常に所定値以上となる。また、定常状態では必ず所定値以上となるように前記所定値を決定することが好ましい。この所定値は、パルス発生回路14が通常(後述する位相制御を行わないとき)出力するパルス発生の周期とLCDパネルの水平同期周波数の水平同期パルスの周期とのずれ、およびノイズ検出回路13によって検出されるノイズがLCDパネルの水平同期パルスのタイミングとどれだけ正確に対応しているか、などによって決定されるものである。即ち、電源投入直後はパルス発生回路14が出力するパルスとノイズ検出回路13が出力するパルスとは大きくずれているが、時間が経過するといつかはノイズ検出回路13からの出力noは
図4(C)に示すように、パルス発生回路14から出力されるパルスhのパルス幅期間に入るようになる。
【0051】
ステップS11において割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの合計が所定値であれば、割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの値を比較して位相制御を行う。まず、ステップS13では、割込み発生回数Naが割込み発生回数Nbに比べて十分大きい(ここでは2倍以上)か否か判別する。
【0052】
ステップS13で、割込み発生回数Naが割込み発生回数Nbに比べて十分大きいと判別したときは、CPU27は、パルス発生回路14から出力されるパルスhの周期を1回だけ僅かに短くするように制御信号mを送出してパルス発生回路14を制御する。また、CPU27は、割込み発生回数Naおよび割込み発生回数Nbの値をクリアする(ステップS14)。そして、CPU27は、処理をステップS2に戻す。
【0053】
ステップS13で、割込み発生回数Naが割込み発生回数Nbに比べて大きくはないと判別したときには、CPU27は、逆に割込み発生回数Nbが割込み発生回数Naに比べて十分大きい(ここでは2倍以上)か否か判別する(ステップS15)。割込み発生回数Nbが割込み発生回数Naに比べて十分大きいと判別したときは、CPU27は、パルス発生回路14の周期を1回だけ僅かに長くするように、制御信号mを送出してパルス発生回路14を制御する。また、CPU27は、割込み発生回数Naおよび割込み発生回数Nbの値をクリアする(ステップS16)。そして、CPU27は、処理をステップS2に戻す。
【0054】
ステップS15で割込み発生回数Nbが割込み発生回数Naに比べて大きくはないと判別したときには、すなわち、割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbとを比較して比率が低い(ここでは2倍以下)と判別したときには、CPU27は、ノイズ検出回路13からの出力noのパルスがちょうどパルス発生回路14からの出力パルスhのパルス幅期間の中央付近であるため位相の制御は行わず、割込み発生回数Naおよび割込み発生回数Nbの値をクリアして(ステップS17)、処理をステップS2に戻す。
【0055】
前述したステップ13およびステップ15の処理についてもう少し詳しく説明する。ステップS13において、割込み発生回数Naが割込み発生回数Nbの2倍以上ということは、
図4(B)の状態となる頻度が高いということを示しているので、CPU27は、パルス発生回路14から出力されるパルスhの周期を1回だけ僅かに短くして、パルスhの位相を進ませることにより割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの値が均等になるように制御を行う。また、ステップS15において、割込み発生回数Nbが割込み発生回数Naの2倍以上ということは、
図4(C)の状態となる頻度が高いということを示しているので、CPU27は、パルス発生回路14から出力されるパルスhの周期を1回だけ僅かに長くして、パルスhの位相を遅らせることにより割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbの値が均等になるように制御を行う。
【0056】
ステップS13およびステップS15において割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbとを比較して判定する比率は、前述したパルス発生回路14から出力されるパルスhの周期を僅かに調整する際の時間の細かさに対応して決定することが好ましい。即ち、前記調整の際の時間が僅かであれば割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbとの判定比率を小さくして良いが、調整時間が大まかであれば割込み発生回数Naと割込み発生回数Nbとの判定比率を大きくしなければならない。
【0057】
なお、CPU27は、MCU26で代用してもよいことは言うまでもない。
【0058】
[位相制御回路の他の例]
図7は、位相制御回路の他の例を示した図で、
図3と同一構成の部分は同一符号にて示す。27aはCPU、30および31はフリップフロップである。
【0059】
フリップフロップ30とフリップフロップ31のデータ端子Dにはノイズ検出回路13からの出力信号noが共通に供給されている。フリップフロップ30のクロック入力にはパルス発生回路14aからのパルスhが供給され、フリップフロップ31のクロック入力にはパルス発生回路14aからのパルスhの反転信号が供給されている。
【0060】
即ち、フリップフロップ30はパルスhの立上がりエッジでノイズ検出回路13からの出力noの値を保持してその結果を信号saとしてCPU27aの入力端子Aに供給する。また、フリップフロップ31はパルスhの立下がりエッジでノイズ検出回路13からの出力noの値を保持してその結果を信号sbとしてCPU27aの入力端子Bに供給する。
【0061】
またCPU27aの割込み入力端子Cにはパルス発生回路14aからのパルスhが入力され、パルスhの立下りエッジで所定の割込み処理動作が行われる。
図8は、
図7の位相制御回路に示した各部の信号波形の一例を示したものである。
【0062】
図8(A)はパルス発生回路14aからの出力パルスh以外のパルス幅期間にノイズ検出回路13からの出力信号noが現れる場合で、主に位置検出装置を起動した直後において位相制御回路の動作が定常状態となる以前に現れる。
【0063】
図8(B)はパルス発生回路14aからのパルスhのパルス幅期間のちょうど中間付近でノイズ検出回路13からの出力信号noが現れる場合で、定常状態では
図8(B)に示した動作が多く現れる。
【0064】
図8(C)はパルス発生回路14aからのパルスhのちょうど立上がりエッジのタイミングにノイズ検出回路13からの出力信号noがハイレベルとなる場合を示したもので、
図8(D)はパルス発生回路14aからのパルスhのちょうど立下がりエッジのタイミングにノイズ検出回路13からの出力信号noがハイレベルとなる場合を示したものである。
【0065】
この
図7の例の位相制御回路においても、CPU27aは、パルス発生回路14が出力するパルスhに同期した所定時間内、この例では、パルスhのパルス幅期間内、にノイズ検出回路13からの出力信号no(ノイズ検出情報)が出力される頻度が一定値以上となるようにパルス発生回路14が出力するパルスhの位相を制御する。
【0066】
図9およびその続きである
図10はCPU27aにおけるプログラムのフローチャートを示したものである。位置検出装置の電源が投入されると、CPU27aは、割込み入力端子Cによる割込み発生回数Nh、割込み入力端子Cの割込発生時に入力端子Aがハイレベルとなっている回数Naおよび割込み入力端子Cの割込発生時に入力端子Bがハイレベルとなっている回数Nbの値を全てクリアする(ステップS21)。
【0067】
次にCPU27aは、割込み入力端子Cによる割込みが発生するまで待ち(ステップS22)、割込み入力端子Cによる割込みが発生したら割込み発生回数Nhの値を1加算して次のステップ24へ処理を進める(ステップS23)。
【0068】
次にCPU27aは、入力端子Aがハイレベルかどうかを調べて(ステップS24)、入力端子Aがハイレベルとなっていたら回数Naの値を1加算する(ステップS25)。
【0069】
次にCPU27aは、入力端子Bがハイレベルかどうかを調べて(ステップS26)、入力端子Bがハイレベルとなっていたら回数Nbの値を1加算する(ステップS27)。
【0070】
CPU27aはステップS26またはステップS27までを終えると、端子Rよりリセットパルスrを出力する(ステップS28)。このリセットパルスrによりフリップフロップ30およびフリップフロップ31の出力(QaおよびQb)がクリアされる。
【0071】
次にCPU27aは、割込み発生回数Nhの値を調べて割込み発生回数Nhの値が100になったか否か判別し(ステップS29)、割込み発生回数Nhの値が100になっていなければ処理をステップS22に戻して、割込み発生回数Nh=100となるまでステップS22からステップS29までを繰り返し行う。
【0072】
CPU27aは、ステップS29で割込み発生回数Nhの値が100となったと判別したときには、割込み発生回数Nhの値をクリアする(
図10のステップS31)。
【0073】
次にCPU27aは回数Naおよび回数Nbの値を調べて位相制御を行う。まず、CPU27aは、回数Naが所定値(ここでは10)以上であるか否か判別し(ステップS32)、回数Naが所定値(ここでは10)以上であればパルス発生回路14aからのパルスhの周期を1回だけ僅かに短くするように制御信号mを送出してパルス発生回路14aを制御する。また、回数Naおよび回数Nbの値をクリアする(ステップS33)。そして、CPU27aは、処理をステップ22に戻す。
【0074】
次に、ステップS32で、回数Naが所定値(ここでは10)以下であると判別したときには、CPU27aは、回数Nbが所定値(ここでは10)以上であるか否か判別し(ステップS34)、回数Nbが所定値(ここでは10)以上であればパルス発生回路14aからのパルスhの周期を1回だけ僅かに長くするように制御信号mを送出してパルス発生回路14aを制御する。また、回数Naおよび回数Nbの値をクリアする(ステップS35)。そして、CPU27aは、処理をステップ22に戻す。
【0075】
前述したステップS32〜ステップS35の処理についてもう少し詳しく説明する。ステップS32において回数Naが所定数(ここでは10)以上であったということは、ノイズ検出回路13からの出力パルスnoのタイミングに比較してパルス発生回路14aが出力するパルスhの位相が遅れているということを示しているから、パルス発生回路14aが出力するパルスhの周期を1回だけ僅かに短くして出力パルスhの位相を進ませることにより、
図8(B)の状態に近づけることができる。
【0076】
また、ステップS34において回数Nbが所定数(ここでは10)以上であったということは、ノイズ検出回路13からの出力パルスnoのタイミングに比較してパルス発生回路14aが出力するパルスhの位相が進んでいるということを示しているから、パルス発生回路14aが出力するパルスの周期を1回だけ僅かに長くして出力パルスhの位相を遅らせることにより、
図8(B)の状態に近づけることができる。
【0077】
ステップS32およびステップS34において回数Naおよび回数Nbにより判定する値をここでは10としたが、この値は前述したパルス発生回路14aが出力するパルスhの周期を僅かに調整する際の時間の細かさや、LCDパネルが出すノイズレベルのばらつきや頻度、などに対応して決定することが好ましい。
【0078】
本実施形態では、パルス発生回路14およびパルス発生回路14aが100回パルスを出力する間に前述したpa、sa、pb、sbが出力される頻度により処理を行ったが、この回数は100回以外の他の回数としても良い。
【0079】
本実施形態では、ノイズ検出電極12によりノイズセンサーを構成したが、例えば
図11に示すように、透明センサー11の周囲を囲むようなループ状のコイル12Lによりノイズセンサーを構成して、このコイル12Lによりノイズを検出するようにしても良い。
【0080】
本実施形態では、透明センサー11との間の静電結合によりスタイラス16の指示位置を求めたが、透明センサーにループコイルを設けるとともにスタイラスにもコイルを設けて電磁誘導によりスタイラスの指示位置を求める場合にも適用することができる。
【0081】
本実施形態においてコントロール回路21は、マイクロプロセッサ26の処理が集中することを避けるためであり、コントロール回路21は無くても良い。
【0082】
本実施形態ではX軸側の座標検出とY軸側の座標検出とを切替回路19により切替えて行っているが、X軸側とY軸側とで差動増幅回路やAD変換回路などを別々に設けて、同時に受信処理を行うようにしても良い。
【0083】
なお、上述の実施形態のCPU27aは、MCU26で代用してもよいことは言うまでもない。
【0084】
[第2の実施形態]
図12は本発明の第2の実施形態による位置検出装置の構成図で、指によるタッチ位置を検出して入力する場合の例について示したものである。
図12において
図1と同一構成要素は同一符号にて示す。即ち、11は透明センサー、12はノイズ検出電極、13はノイズ検出回路、14はパルス発生回路、15は位相制御回路、21はコントロール回路、22はバンドパスフィルター回路、23はスイッチ、24は検波回路、25はAD変換回路、26はマイクロプロセッサである。
【0085】
32は透明センサー11のX電極の中から1つの電極を選択するX選択回路、33は透明センサー11のY電極の中から1つの電極を選択するY選択回路である。34は一定周波数の信号を生成して出力する発信器である。発信器34の出力信号はY選択回路33に供給されてY選択回路33によって選択された透明センサー11のY電極を駆動する。
【0086】
35は増幅回路でX選択回路32に接続されてX選択回路32によって選択された透明センサー11のX電極に発生する信号を増幅する。
【0087】
この第2の実施形態はX電極とY電極とのクロスポイントにおける結合容量が指が接近した際に変化することを利用して指のタッチ位置を求めるマルチタッチセンサーである。この種の位置検出装置においても従来は表示装置からのノイズが混入するため駆動電圧を高くしなければならないなどの問題があった。
【0088】
本実施形態においても
図12の各部に示した信号波形は
図2と同じようなり、透明センサー11のX電極から検出される信号を表示装置からの強いノイズが発生する期間を避けて検出することができるので、発信器34の出力電圧をあまり高くすることなく安定にタッチ位置を検出することができる。
【0089】
[実施形態の効果]
本発明によれば、表示装置が発生するノイズを検出して、予め判っている表示装置の水平同期周波数に対応した周期で動作するパルス発生回路を設けて、パルス発生回路が出力するパルスのタイミングと表示装置が発生するノイズのタイミングとが一致するように制御するとともに、パルス発生回路が出力するパルスに同期して信号検出を行うようにしたので、表示装置が発生するノイズの影響を受けることなくスタイラスや指による座標位置を正確に検出して入力することができる。
【0090】
なお、上述した第1の実施形態においては、差動増幅回路20を用いることで2本の受信電極に同様に重畳されるノイズをキャンセルするようにした。しかし、表示装置がノイズを発する期間はスイッチ23をオフにすることによりバンドバスフィルタ22に供給しないようになるので、
図13に示すように、差動増幅回路
20を用いずに、増幅回路20´を用いるように構成してもよい。その場合には、
図13に示すように、X選択回路17´、Y選択回路18´は、それぞれ1本のX電極、1本のY電極を選択する構成となり、また、切替回路19´は、X選択回路17´で選択された1本ずつのX電極と、Y選択回路18´で選択された1本ずつのY電極とのいずれかを選択する構成となる。
【0091】
また、上述した実施形態は、静電方式のスタイラス(位置指示器)による指示位置の検出の場合について説明したが、電磁誘導方式のスタイラス(位置指示器)による指示位置を検出する位置検出装置においても、この発明は適用可能である。
【0092】
[ノイズセンサーの構成例]
上述の実施形態において説明したように、ノイズセンサー12、12Lは、透明センサーと一体に配置されたLCDパネルの周辺に配置している。以下に、ノイズセンサーの具体的な構成例及び配置位置の例について述べる。
【0093】
図14は、透明センサー11とLCDパネル41とを含んだ液晶ユニットの具体的な構成例を示す図である。この液晶ユニットは、位置検出装置ユニットをも構成しているものである。
図14に示すように、透明センサー11の下にはLCDパネル41が配置され、LCDパネル41の下には、バックライト42が配置されて、液晶ユニットを構成している。この例の液晶ユニットは、例えばスマートフォンと呼ばれる携帯電話端末などの携帯機器用である。
【0094】
そして、この例の液晶ユニットにおいては、液晶ユニットを構成する透明センサー11とLCDパネル41とバックライト42とは、例えば銅箔、アルミ箔などの導電部材からなるシールド部材43によって包み込まれている。このシールド部材43は、LCDパネル41から発生するノイズが携帯機器本体の回路部(図示は省略)に影響を与えないようにノイズを遮断する役割がある。また、バックライト42の発熱に対して、LCDパネル41の液晶画面への熱を遮断し、携帯機器本体の回路部へ放熱させるためにも利用されている。
【0095】
この
図14の例のようなシールド部材43が存在しない液晶ユニット(位置検出装置ユニット)の構成である場合には、
図13等に示した実施形態のごとく、ノイズセンサーは、LCDパネルの周辺に這わせる等して配設ことができる。しかし、
図14に示すように、シールド部材43により液晶ユニットを構成するLCDパネル41、透明センサー11及びバックライト42が包み込まれる構造の場合、シールド部材43により外部へのノイズが漏洩しないように構成されるために、ノイズセンサーを配置する構成に工夫が必要となる。
【0096】
この例においては、
図14に示すように、シールド部材43の底面部の一部分に開口部43Wが形成されている。この例のノイズセンサー12Cは、シールド部材43の外側の面(底面の裏側)に、この開口部43Wを通じてLCDパネル41から放出されるノイズを検知することができるように配置される。
【0097】
図15(A)は、この例のノイズセンサー12Cの構成例を示すものである。この例のノイズセンサー12Cは、フィルム状の絶縁体からなるフレキシブル基板121上に、導体パターンとして複数ターンのコイルパターン(アンテナコイル)122が形成されて構成されている。そして、コイルパターン122は、開口部43Wの形状に応じて、当該コイルパターン122の一部または全部が、当該開口部43Wからシールド部材43内を
臨むことができる大きさとして、フレキシブル基板121上に形成されている。
【0098】
そして、フレキシブル基板121が、シールド部材43の外側の面(底面の裏側)に、コイルパターン122の一部または全部が、開口部43Wから
臨むような状態で張り付けられて取り付けられる。したがって、シールド部材43の開口部43Wは、ノイズセンサー12Cのフレキシブル基板121により閉塞される。したがって、このノイズセンサー12Cにより、開口部43Wを通じて外部に漏洩するノイズは軽減される。
【0099】
ノイズセンサー12Cのコイルパターン122の一端122a及び他端122bは、
図14に示すように、例えば
図1に示した位置検出装置の内部回路構成におけるノイズ検出回路13に接続されている。
【0100】
以上説明したように、この
図14の例においては、シールド材43の一部に開口部43Wを開けて、この開口部43Wの部分にノイズセンサー12Cを貼り付けている。これにより、シールド部材43によるノイズ遮断を部分的に解放して、ノイズセンサー12Cによってノイズを検出することが可能となる。
【0101】
この場合に、ノイズセンサー12Cを張り付けるシールド部材43の位置、すなわち、開口部43Wの位置は、ノイズセンサー12Cにより、LCDパネル41からのノイズを、効率良く検出することが可能な位置とするのが理想である。
【0102】
LCDパネル41は、例えば良く知られているTFT液晶デバイスにおいては、
図16に示すように、縦及び横の複数個の画素のそれぞれを構成する液晶セル410に対して、当該液晶セル410のそれぞれを駆動するFET(図示は省略)が配されて構成されている。そして、TFT液晶デバイスにおいては、横方向の複数本のバス線(ゲート電極ライン)411と、縦方向の複数本のバス線(ソース電極ライン)412とが配置されており、横方向の一行の複数個の液晶セルのFETのゲートが、1本のゲート電極ライン411に共通に接続され、縦方向の一列の複数個の液晶セルのFETのソースが、1本のソース電極ライン412に共通に接続されている。各FETのドレインには液晶セル410の電極及びキャパシタが接続されている。
【0103】
例えば、1980×1020ドットの画素を持つTFT液晶デバイスにおいては、ソース電極ライン412は、1980本、ゲート電極ライン411は、1020本となる。そして、TFT液晶デバイスにおいては、ゲート電極ライン411に加えられた電圧により、そのゲート電極ライン411に接続されている1行分の全てのFETがオンとなり、ソースとドレインとの間に電流が流れ、その時にソース電極ライン412に加えられている各々の電圧が液晶電極にかかり、キャパシタには電圧に応じた電荷が蓄積される。
【0104】
ゲート電極ライン411への電圧の印加は、ゲートドライバIC413により、1水平期間毎に切り替えられる。ソース電極ライン412のそれぞれには、ソースドライバIC414から各画素の濃度に応じた電圧が印加される。これが繰り返されることにより、TFT液晶デバイスでは、その表示画面に画像が表示される。
図16の例では、複数本のゲート電極ライン411毎に、1個のゲートドライバIC413が設けられていると共に、複数本のソース電極ライン412毎に、1個のソースドライバIC414が設けられている。
【0105】
ゲートドライバIC413は、1水平期間毎にゲート電極ライン411を切り替えるために、水平同期信号に同期したノイズを発生する。また、ソースドライバIC414も、1水平期間毎に異なる画素の電圧を供給するように動作するので、水平同期信号に同期したノイズを発生する。
【0106】
したがって、LCDパネル41からのノイズを検出しやすい部分としては、ゲートドライバIC413やソースドライバIC414の近辺、また、ゲート電極ライン411の全て、または一部を含むことができる領域や、ソース電極ライン412の全て、または一部を含むことができる領域などが考えられる。したがって、これらのノイズを検出しやすい部分において、シールド部材43に開口部43Wを設けて、ノイズセンサーを配置することで、効率良くノイズを検出することができる。
【0107】
図14の例は、
図16において点線43Waで囲んで示すように、一つのソースドライバIC414の近辺に、開口部43Wを設けた場合である。
図16において、点線43Wbで囲んで示すように、一つのゲートドライバIC413の近辺に、開口部43Wを形成して、ノイズセンサー12Cを、当該開口部43Wを閉塞するように、シールド部材43の外側に張り付けるようにしてもよい。
【0108】
なお、開口部43Wは、ゲートドライバIC413やソースドライバIC414の一つの近辺ではなく、全ゲートドライバIC413や全ソースドライバIC414の近辺を含むように形成しても勿論よい。
【0109】
また、例えば、LCDパネル41の周辺部が金属ベゼルで固定されている場合においては、LCDパネル41の周辺に配置されているゲートドライバIC413やソースドライバIC414は、金属ベゼルで覆われてしまう。この場合、これらゲートドライバIC413やソースドライバIC414の近辺にノイズセンサーを配置しても、ノイズを検出することはできない。
【0110】
そのような場合には、
図16において、点線43Wcに示すように、複数本のゲート電極ライン411の全体を含む領域に対応して、シールド部材43に開口部43Wを設け、その開口部43Wに応じた形状のノイズセンサーを配置することでノイズを検出することが可能である。
図15(B)は、点線43Wcに示すように、複数本のゲート電極ライン411の全体を含む領域に対応する開口部43Wに対して設けるノイズセンサー12C´の例を示すものである。
【0111】
すなわち、
図15(B)のノイズセンサー12C´は、複数本のゲート電極ライン411の全体を含む領域に対応する開口部43Wよりも大きい、又は同程度のフレキシブル基板121´の上に、複数本のゲート電極ライン411の全体を含む領域をカバーするように形成された複数ターンからなるコイルパターン122´が形成されたものである。そして、コイルパターン122´の一端122a´及び他端122b´が、ノイズ検出回路13に接続されるものである。この場合も、コイルパターン122´は、その一部または全部が、開口部43Wを通じてシールド部材43の内部に露呈するように構成されるものである。
【0112】
なお、複数本のソース電極ライン412の全体を含む領域に対応して、シールド部材43に開口部43Wを設け、その開口部43Wに応じた形状のノイズセンサーを配置することでノイズを検出することも可能である。また、上記の位置に限らず、LCDパネル41から、最もノイズが発生しやすい部分に、シールド部材43に開口部を設けて、その部分にノイズセンサーを貼り付けるようにするのは言うまでもない。
【0113】
また、上述の例では、ノイズセンサーは、シールド部材43の底面部の外側に設けるようにしたが、シールド部材43の底面部の周囲の壁部に開口部を設けることで、当該シールド部材43の底面部の周囲の壁部に設けるようにしてもよい。
【0114】
また、フレキシブル基板121、121´やコイルパターン122、122´が、透明素材で作られたノイズセンサーの場合は、LCDパネル41の裏面側やシールド部材43の底面の外側ではなく、LCDパネル41の表面に配置するようにしてもよい。