(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
ソーシャル企業間マーケットプレイスシステムに第2のカンパニーを招待するようにカンパニーを助けるための推奨エンジンを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
各購入者が、カンパニーであり、該カンパニーは、前記マーケットプレイスのユーザである1人又はそれよりも多くのエンプロイーを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
各販売者が、カンパニーであり、該カンパニーは、前記マーケットプレイスのユーザである1人又はそれよりも多くのエンプロイーを有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
前記ソーシャルフィードシステムは、前記購入者及び前記ユーザがチェックアウト処理中に相互にコミュニケーションを取ることを可能にするソーシャルショッピングカートを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
前記ソーシャルフィードシステムは、該ソーシャルフィードシステムの前記メッセージをフィルタリングするフィルタを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
前記ソーシャルフィードシステムは、該ソーシャルフィードシステムの1人又はそれよりも多くのユーザがプライベートネットワーク関係を用いてプライベートに相互にコミュニケーションを取ることを可能にするプライベートメッセージングシステムを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
接続要求が確認されると直ちに、前記ソーシャルフィード構造は、前記2つの接続したカンパニー間及び該2つの接続したカンパニーのコワーカー間で利用可能であることを特徴とする請求項13に記載のシステム。
前記システムの推奨エンジンを用いて、前記ソーシャル企業間マーケットプレイスシステムに第2のカンパニーを招待する段階を更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
各購入者が、カンパニーであり、該カンパニーは、前記マーケットプレイスのユーザである1人又はそれよりも多くのエンプロイーを有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
各販売者が、カンパニーであり、該カンパニーは、前記マーケットプレイスのユーザである1人又はそれよりも多くのエンプロイーを有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
ソーシャルショッピングカートを用いて、チェックアウト処理中に購入者及び販売者の間でコミュニケーションを取る段階を更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
前記ソーシャルフィードシステムの1人又はそれよりも多くのユーザがプライベートネットワー関係を用いてプライベートに相互にコミュニケーションを取ることを可能にするプライベートメッセージングシステムを準備する段階を更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
接続要求が確認されると直ちに、前記ソーシャルフィード構造は、前記2つの接続したカンパニー間及び該2つの接続したカンパニーのコワーカー間で利用可能であることを特徴とする請求項25に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【
図1】ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスプラットフォームを示す図である。
【
図2】1つのプライベートb2bネットワークのソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスのより詳細な図である。
【
図3】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを管理するのに用いられるソーシャルマーケットプレイスユニットのブロック図である。
【
図4】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのメッセージングを可能にするデータベーススキーマの例を示す図である。
【
図5】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのマルチレベルのフィード機能システムを示す図である(Homeをカンパニー・ウォール内にマージしたもの)。
【
図6】プライバシーフィルタ設定が「パートナー」(企業対多数企業共有)のソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの一部分であるニュースフィードの例を示す図である(このページはカンパニー・ウォールとマージされたので)。
【
図7】基本的に販売者と購入者の間のトランザクション関連の会話を可能にするショッピングカートに添付されたソーシャルフィード構造を示す(販売者は、ショッピングカートが保存された後は、オポチュニティ内にフィードを見出すことになる)ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの様々なソーシャル電子商取引態様を示す図である。
【
図8】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのカンパニー・ウォール部分の例を示す図である(例、パブリックB2B会話)
【
図9】ソーシャルCRM部分を含むソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの様々なソーシャル電子商取引態様を示す図である。
【
図10】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの電子商取引及びCRM部分を可能にするデータベーススキーマの例を示す図である。
【
図11】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスにおいてメッセージを読み取り/ポストするための様々な方法の連結リストである。
【
図12】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスにおいてメッセージを読み取り/ポストするための様々な方法の連結リストである。
【
図13】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスにおける様々な活動ストリームのリストである。
【
図14】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスにおいてメッセージを読み取り/ポストするための(活動ストリームを含む)様々な方法のリストである。
【
図15】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのHome及びMyCompany部分のためのフィルタリングの例を示す図である。
【
図16】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのMyPartners部分のためのフィルタリングの例を示す図である。
【
図17】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのコワーカーのプライバシーフィルタ設定によるカンパニー・ウォールの例を示す図である。
【
図18】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのマイ・コワーカー・ウォールの例を示す図である。
【
図19】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの活動ストリームの例を示す図である。
【
図20】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの活動ストリームの例を示す図である。
【
図21】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスによって提供されるプライベートメッセージングの例を示す図である。
【
図22】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスによって提供されるプライベートの1対1のメッセージ会話の例を示す図である。
【
図23】特定のユーザのためのソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのプライベートメッセージングツールのユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図24】特定のユーザのためのソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのプライベートメッセージングツールのユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図25】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いた2人の個人間のプライベート会話のユーザインタフェースを示す図である。
【
図26】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートグループ会話のユーザインタフェースを示す図である。
【
図27】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたパートナー間のプライベートメッセージのユーザインタフェースを示す図である。
【
図28】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージのメッセージ受信ステータスのユーザインタフェースを示す図である。
【
図29】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージへのコメントのユーザインタフェースを示す図である。
【
図30】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージのメッセージ受信ステータスのユーザインタフェースを示す図である。
【
図31】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージへの別のコメントのユーザインタフェースを示す図である。
【
図32】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのプライベートメッセージを受信した第3者のユーザインタフェースを示す図である。
【
図33】ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージへの別のコメントのユーザインタフェースを示す図である。
【
図34】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図35】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図36】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図37】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図38】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図39】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図40】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図41】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図42】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図43】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【
図44】カンパニーが相互に接続して相互に接続解消する時のユーザインタフェースの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
本発明の開示は、サービスアーキテクチャソーシャルB2Bネットワークマーケットプレイスシステム及び方法としてソフトウエアに特に適用可能であり、本発明の開示を説明するのは、この関連においてである。しかし、本発明の開示によるソーシャルB2Bネットワークマーケットプレイスシステム及び方法は、以下に特に示して説明するもの以外の他のアーキテクチャを用いて他の構成要素/要素を用いて実施することができるので、より多大な実用性を有し、本発明の開示は、以下に示して説明するアーキテクチャ及び構成要素/要素に限定されない。
【0006】
図1は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイス100を示しており、複数のソーシャルB2Bネットワーク102(典型的なB2Bネットワーク又は他のタイプのB2Bマーケットネットワークとすることができる)がソーシャル態様と共に結合され(以下で説明)、ソーシャルB2Bマーケットプレイスネットワーク102の各々内の参加者間、及び一方の参加者と他方の参加者の間の社会的対話を容易にする。
図2は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークのより詳細な図であり、特に、
図1に示す1つのソーシャルB2Bネットワーク102の例を示している。各ソーシャルB2Bネットワーク102は、ソーシャルネットワークマーケットプレイスユニット、及びプライベートB2Bネットワーク108内の1つ又はそれよりも多くの参加者106を相互接続する接続/リンク104を有する。各ソーシャルB2Bマーケットプレイスネットワーク102がソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイス100で相互に接続されると、専用プライベートネットワーク102は維持されるが、以下でより詳細に説明するように、プライベートB2Bネットワーク102を維持しながら、ソーシャルネットワークマーケットプレイスユニット及び接続/リンク104を用いて社会的対話を可能にするパブリックフォーラム(各参加者が、様々なレベルで参加しようとする)も構築される。
【0007】
その結果として生じるシステム100は、以下を含む社会的対話及び会話のマルチレベルのフィード機能を提供し、企業対他の多くの企業の会話/活動(パブリック及びプライベート)、プライベートB2Bネットワークを用いたカンパニー内会話/活動、プライベートネットワーク内の個人間の又は個人対多人数の会話/活動、プライベートネットワーク上でのプライベートの企業間会話/活動、プライベートネットワーク上でのプライベートの企業間の個人的会話/活動、交渉、購入、又は販売される商品/サービスに関するプライベートB2Bネットワークを用いた物品関連のプライベートの企業間会話/活動、商機に関するプライベートB2Bネットワークを用いた物品関連のプライベートの企業間会話、サービス/商品注文に関するプライベートB2Bネットワークを用いた物品関連のプライベートの企業間会話、商品/サービス注文の管理に関するプライベートB2Bネットワークを用いた物品関連のプライベートの企業間会話、及び/又はカスタマー・サービスに関するプライベートB2Bネットワークを用いた物品関連のプライベートの企業間会話を含む。これらの異なるタイプの会話/対話の各々は、本明細書でより詳細に説明するシステム及び方法によって容易にされる。プライベートメッセージング形式でコミュニケーションを取るために(Facebook又はlinkedinのメッセージングサービスに類似)、接続したカンパニーにわたるプライベートメッセージシステムも有効にされ、参加者がソーシャルB2B関係を利用することによってソーシャルフィードの外部でプライベートメッセージを書き込むことを可能にする。
【0008】
ソーシャルB2Bネットワークマーケットプレイスシステムは、更に、販売カンパニーには売るためのかつ購入カンパニーには買うためのストアフロントコンセプトの他に、ソーシャルマーケットプレイスB2Bシステムの全参加者にミニブログ機能を提供する。ミニブログ機能により、参加者は、コミュニケーション、業務提携、協力、活動、及び上述の会話を相互に有することができる。ミニブログ機能を可能にするシステム及びユニットについて、ここでより詳細に説明する。
【0009】
図3は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスを管理するのに用いられるソーシャルマーケットプレイスユニット104のブロック図である。1つ又はそれよりも多くのコンピュータデバイス110(販売者アカウントコンピュータデバイス110b及び購入者アカウントコンピュータデバイス110aのような)は、公知のプロトコル(セキュアであろうとなかろうと)を用いて、有線又は無線とすることができるリンク上でソーシャルマーケットプレイスユニット104に接続することができる。一部の実施形態において、各販売者アカウントには、販売者の1人又はそれよりも多くのエンプロイー(エンプロイー1、エンプロイー2、・・・エンプロイーn)によってアクセスすることができ、各エンプロイーは、自己自身のコンピュータデバイス110を有することができる。同様に、各購入者アカウントには、購入者の1人又はそれよりも多くのエンプロイー(エンプロイー1、エンプロイー2、・・・エンプロイーn)によってアクセスすることができ、各エンプロイーは、自己自身のコンピュータデバイス110を有することができる。従って、ソーシャルマーケットプレイスユニット104には、複数の販売者及び購入者、並びに複数のコンピュータデバイス110によって接続することができる。各コンピュータデバイス110は、ソーシャルマーケットプレイスユニット104と対話することができるようにディスプレイ、処理電力、及びメモリを含む処理ユニットベースのデバイスとすることができる。例えば、各コンピュータデバイスは、パーソナルコンピュータ、端末、ラップトップコンピュータ、スマートフォン(Apple iPhone、RIM Blackberryデバイス、HTCデバイス、又はPalmデバイス)、デジタルデータ機能を備えた携帯電話、タブレットコンピュータなどとすることができる。一実施形態において、コンピュータデバイスは、オペレーティングシステムを有し、コンピュータデバイスの機能を管理し、コンピュータデバイスはまた、ソーシャルマーケットプレイスユニット104との接続を確立し、データ、画像、ビデオ、ウェブページなどをやり取りすることによってソーシャルマーケットプレイスユニット104と対話するために、コンピュータデバイスのメモリに格納されてコンピュータデバイスのプロセッサによって実行される公知のブラウザアプリケーション(Mozilla、Safari、その他)も有することができる。
【0010】
ソーシャルマーケットプレイスユニット104は、拡張性、トラブルシューティング、及びセキュリティ上の理由から、1つ又はそれよりも多くの公知のデータベースサーバ114と共に1つ又はそれよりも多くの公知のアプリケーションサーバ112を更に含むことができる。上述の構成要素はまた、公知のように負荷バランシングも提供する。一実施形態において、データベース及びアプリケーションサーバ112、114の両方が、図示のようにLinux―Red Hatカンパニーのオペレーティングシステムソフトウエア116を実行することができる。ソーシャルb2bネットワークマーケットプレイスユニット104は、公知のApacheウェブサーバ118、インストールされた公知のPHP5.2.13 120、並びに公知のMySQL5.0.77 122を更に含むことができ、これらは、ソーシャル統合データベース124を実行しているソーシャルB2Bネットワークマーケットプレイスのための作動環境をもたらし、それによってシステムは、トランザクション対応型ストアフロント及びマーケットプレイスを社会的接続性及びコミュニケーション構造と組み合わせて一体化したものを提供し、カンパニー間の統合接続性サービスをかつシステム上のカンパニーのアカウント内だけでなくカンパニー間のコミュニケーションサービスを提供することができ、これは、プライバシー及び完全性のレベルの需要に応じてフィルタリングされる。
【0011】
一実施形態において、システムは、クラウド内のsoftware−as−a−service(Saas)とすることができ、ファイアウォール及びSSL暗号化によって保護される。ファイアウォールは、Cisco ASA5500シリーズのファイアウォールとすることができ、SSLサービスは、Versign SSL暗号化ライセンスであり、セキュリティ上の理由からソーシャルB2Bマーケットプレイスの1つ1つのページを暗号化することができる。システムはまた、クライアントサーバモデル、ホスト化モデル、クラウドサーバモデル、メインフレーム/端末モデルなどのような他のアーキテクチャを用いて実施することができ、いずれかの特定のアーキテクチャに制限されない。
【0012】
ソーシャルコミュニケーション構造と組み合わされたトランザクション対応型ストアフロント及びマーケットプレイスを準備するために、ソーシャルネットワーク及びマーケットプレイスユニット104は、サービス及び機能を提供する1つ又はそれよりも多くのユニット126及び実行サービスユニット128を更に含むことができる。一実施形態において、ユニット126及び実行サービスユニット128の各々は、システムの1つ又はそれよりも多くのアプリケーションサーバ及びデータベースサーバによって実行される複数の一連のコンピュータコードとして実施することができる。ユニット126は、カンパニーのアカウント及びシステムのアカウント毎に1対多数のユーザの登録を処理する登録ユニット126aと、Balluun上の1つ又はそれよりも多くのカンパニー間の接続を処理してプライベートB2Bネットワーク102を構築する接続性ユニット126bと、以下で説明するようにカンパニープロフィールを処理するプロフィールページユニット126cと、以下でより詳細に説明するようにマルチレベルフィードを処理するマルチレベルフィードユニット126dと、ソーシャルB2Bマーケットプレイス上で各カンパニーのストアフロントを構築して管理するストアフロントユニット126eと、カンパニーのストアフロントの製品及びその在庫を管理する在庫管理ユニット126fと、購入者がballuun上の専用販売カンパニーのストアフロントから購入することができるように、購入者アカウントと販売者アカウントの間にショッピングカートを生成して管理するショッピングカートユニット126gと、専用販売者ストアフロントからの購入者のショッピングカートのチェックアウト処理を生成して管理するチェックアウトユニット126hと、以下で説明するように自己のストアフロントに基づいて販売者アカウントにCRMサービス及び機能を提供するCRMユニット126iと、トランザクションのサービス及び商品の注文を管理して(販売者及び購入者ビュー)注文のための動的な注文テンプレートを提供する注文管理ユニット126jと、第三者の支払い方法(PayPal及び他の互換性のある第三者支払い方法)へのAPIにより、ソーシャルB2Bマーケットプレイス上の販売者と購入者の間の支払い処理を管理する支払いユニット126kと、マーケットプレイスに典型的なビジネス情報機能を提供するビジネス情報ユニット126lと、データベース記録に基づいてカンパニーを互いにマッチさせる推奨エンジンとを含むことができる。例えば、推奨エンジンは、推奨アルゴリズムに基づいてカンパニーのマッチングを提供する(例えば、推奨サービスを構築−例えば、販売者>衣料品>ストリートウェアから購入者>衣料品>ストリートウェアへ、+第1、第2、第3位の関係の社会的関係(ソーシャルグラフ))。ユニット126は、活動ストリーム(
図13及び19−20を参照して以下でより詳細に説明する)を生成して管理する活動ストリームユニット126mと、
図21−33を参照して以下でより詳細に説明するプライベートメッセージングを生成して管理するプライベートメッセージングユニット126nとを更に含むことができる。ユニット126及び実行ユニット128は、特徴及び機能性の組合せを結合してサービスを提供する。特徴及び機能性の各々は、ソーシャル、カンパニー、製品、及びトランザクション関連のデータの統合ソーシャルデータベースを利用して、要求される機能出力をユーザへのユーザインタフェースとして配信する。構造は、サービスをフィルタリングして、機能の要求された一部分を購入者アカウント、販売者アカウント、及びマスター/管理アカウント(balluunマスターアカウント)として、又は単に申し込まれた機能に基づいて提供し、これについては、以下でより詳細に説明する。
【0013】
ソーシャルB2Bネットワークマーケットプレイスを使用して、カンパニー又はカンパニーの部門は、このカンパニーアカウントの下で1対多数(MANY)のエンプロイーによりカンパニーアカウントを作成することができる。言い換えれば、システム上の各カンパニーアカウントは、カンパニープロフィール及び1人1人のエンプロイーのサブプロフィール構造から構成される。従って、1カンパニー内のエンプロイー間の関係は、全て相互に関連し、システム上では1つのカンパニーを表している。カンパニーアカウントにはいつでもエンプロイーを追加することができる。更に、カンパニーは、ソーシャルB2Bシステム上にアカウントを有するいずれのカンパニーも招待してこれと接続することができる。例えば、システムは、製造業者−製造業者関係、製造業者−卸売業者関係、卸売業者−卸売業者関係、卸売業者−小売業者関係、卸売業者−再販売業者関係、小売業者−小売業者関係、再販売業者−再販売業者関係、及び/又は卸売業者−小売業者/再販売業者関係を接続することができる。
【0014】
接続は、1つのカンパニーが1つのカンパニーを招待し、これが別のカンパニーを招待することによって機能し(新しいカンパニーを招待するための処理の例については
図34−39を参照されたい)、招待されたカンパニーは、招待状要求を確認する(この処理の例については
図40−42を参照されたい)。
図43は、招待状が受け入れられた後の各カンパニーのユーザインタフェースの例を示している。
図44は、1つのカンパニーがあるカンパニーと提携しない時のユーザインタフェースの例を示している。システムでは、2つのカンパニーが接続されると直ちに、マルチレベルのフィード機能構造及び/又はプライベートメッセージングを用いて相互にコミュニケーションを取ることができ、又は相互にビジネスを行うことができる(電子商取引)。更に、複数のカンパニーを自己のネットワークに加わるように招待したカンパニーは、システム上で自己自体のB2Bコミュ二ティも同様に維持している。更に、所定のカンパニーに関連する独立した多くのB2Bコミュニティが存在することができる。コミュニティは、接続した全ての企業、又は専用グループにグループ分けされたコワーカー及び/又はエンプロイーのサブグループとすることができる。
【0015】
B2Bネットワークマーケットプレイスは、マルチレベルのフィード機能構造を有する。B2Bネットワークマーケットプレイスの(カンパニー間及びカンパニー内会話のための)カンパニー・ウォールにおいて、システムは、ポストするために、Balluun上のあらゆる個人に関してフィルタリングするパブリックフィルタ(ツイッターのような広告/ブログ)と、企業対多数企業のためのパートナーフィルタ(自己の全ての企業接続)と、カンパニー内会話のためのコワーカーフィルタ(自己の全てのコワーカー)とを提供することができる。B2Bネットワークマーケットプレイスのポストのためのマイ・ウォール部分(相互&内部会話(P2P、P2多P)のための)では、システムは、Balluun上のあらゆる個人に関してフィルタリングするパブリックフィルタ(ツイッターのような広告/ブログ)と、企業対多数企業に関してフィルタリングするパートナーフィルタ(自己の全ての企業接続)と、カンパニー内会話に関してフィルタリングするコワーカーフィルタ(自己の全てのコワーカー)とを提供することができる。B2Bネットワークマーケットプレイスのマイ・コワーカー・ウォール部分は、相互&内部会話(P2P、P2多P)のためのものであり、介入する特定のコワーカーに向けた又はコワーカーとのスレッドのみを含む。システムはまた、マイ・パートナー部分において、相互会話(プライベートB2B)のためのパートナー・ウォールも提供し、これは、自己又は自己のカンパニーと特定のパートナーの間のスレッドのみである。システムはまた、システムのマイ・パートナー部分の一部分であり、相互会話(プライベートB2B個人)に関するメッセージを含むエンプロイー・ウォールも有し、これは、自己又は自己のコワーカーと特定のパートナーエンプロイーの間のスレッドのみである。システムはまた、トランザクションに関する販売者と購入者の間の会話である相互会話(プライベートB2B物品関連)を提供する電子商取引のショッピングカートチェックアウト処理を有する。システムはまた、オポチュニティに関する販売者と購入者の間の会話である相互会話(プライベートB2B物品関連)を提供するマイ・カンパニー・オポチュニティも提供する。システムはまた、注文に関する販売者と購入者の間の相互会話(プライベートB2B物品関連)である電子商取引のマイ・オーダーズ・フィード、並びに注文に関する販売者と購入者の間の相互会話(プライベートB2B物品関連)である注文/注文管理フィードも有する。システムはまた、トランザクションに関する販売者と購入者の間の相互会話(プライベートB2B物品関連)であるカスタマー・サービスフィードも有することができる。システムはまた、
図15−16を参照して以下で説明するメッセージのフィルタリングも提供することができる。
【0016】
B2Bネットワークマーケットプレイスはまた、マルチレベルの活動ストリームも有する。活動ストリームとは、ソーシャルフィード内に組み込まれたユーザが生じさせる活動である。ユーザは、ポスティングに応答するように活動ストリームに応答することができ、これが、活動ストリームをソーシャルフィードの統合部分にし、介入を可能にする。より詳細には、ユーザが何かをする又は2つのカンパニーが接続し又は取引する時に、システムは、ソーシャルフィード構造に流入する活動ストリームを形成し、活動に基づいてシステム上で何が起こっているかを示す。活動ストリームは、ソーシャルフィード構造の一部分であり、ユーザが応答フィードにより活動ストリームに対して応答を戻して他のユーザとの対話を生じることさえ可能にする。マルチレベルの活動ストリームの例は、以下の通りである。
・カンパニー・ウォール
−グローバルB2B−「カンパニーX」がBalluunに今、加わった」−「カンパニーXが自己のストアフロントに今、製品を追加した」(製品のプライバシー設定は「パブリック」)、「カンパニーYが自己のストアフロントを今、起動した」
−パートナー−「カンパニーXが自己のストアフロントに今、製品を追加した(製品のプライバシー設定は「パートナー」)」
−トランザクション−「カンパニー」Aがあなたとのショッピングカートを今、作成した」、「カンパニーAがあなたに今、発注した」、その他
−カンパニー−「コワーカーBがBalluun上のあなたのチームに今、加わった」、「カンパニーXが自己のストアフロントに今、製品を追加した」(製品のプライバシー設定は「コワーカー」、「コワーカーBがあなたのカンパニーの新しいロゴを今、アップロードした」
・マイ・ウォール
−「あなたはBalluun上のカンパニーZに今、加わった」
・コ・ワーカー・ウォール
−「コワーカーBがBalluun上のあなたのチームに今、加わった」、「コワーカーBがあなたのカンパニーの新しいロゴを今、アップロードした」
・マイ・パートナー>パートナー・ウォール
−「カンパニーXが自己のストアフロントに今、製品を追加した(製品のプライバシー設定は「パートナー」)」
・マイ・パートナー>エンプロイー・ウォール唯一のスレッド
−「パートナーエンプロイー名」が新しい画像を自身のウォールにアップロードした」
・電子商取引>ショッピングカート/チェックアウト処理
−「あなたはカンパニーAにあるあなたのショッピングカートに製品xyzを追加した」
・マイ・カンパニー>オポチュニティ
−「カンパニーXがあなたのストアフロントでショッピングカートを今、作成した」
・電子商取引>マイ・オーダーズ
−「カンパニーXがあなたに今、発注した」
・注文>注文管理
−「カンパニーXが注文xyzを購入するために今、支払いした」
・カスタマー・サービス(将来)
−「カンパニーXが、カスタマー・サービスレビューに関して今、トランザクションにフラグを設定した」
【0017】
ソーシャルネットワークマーケットプレイスユニットは、ソーシャルマーケットプレイスユニットのユーザ/パートナー/購入者/販売者、並びにソーシャルマーケットプレイスユニットの他のユーザ/パートナー/購入者/販売者の全ての中及びそれらの間でソーシャルネットワーキングを提供する。ソーシャルマーケットプレイスユニットは、関係者の1つ又はそれよりも多くの間でのプライベートメッセージを可能にする。ソーシャルマーケットプレイスユニットは、「同じく」ユーザの全パートナーへのメッセージ同報も可能にし、従って、例えば、カンパニーAは、カンパニーB、カンパニーC、及びカンパニーDにメッセージを同報することができ、これらは、同報メッセージに含まれた関係者の全てが、他の関係者の全てに応答することができるようにもする。
【0018】
ソーシャルネットワークマーケットプレイスユニットはまた、パートナーと別のパートナーの間のコミュニケーションも可能にする。例えば、カンパニーAはカンパニーBとコミュニケーションを取ることができるが、カンパニーCは、カンパニーAとカンパニーBの間のメッセージへのアクセスを取得することはできない。従って、ソーシャルマーケットプレイスユニットは、ソーシャルマーケットプレイスユニットのユーザ間のプライベート会話を可能にする(プライベートの企業間)。
【0019】
図4は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスのメッセージングを可能にするデータベーススキーマの例を示している。マーケットプレイスシステムは、本発明の開示の範囲の他のデータベーススキーマを使用することができ、
図4の例は、例証目的に過ぎないことを理解すべきである。
図4に示す例では、相互に関係を有する複数のデータベース記録を含むリレーショナルデータベースを使用する。例えば、データベーススキーマは、ユーザデータベース記録130と、カンパニーデータベース記録132と、パートナーデータベース記録134と、ユーザメッセージデータベース記録136と、ユーザメッセージ詳細データベース記録138と、メッセージデータベース記録140と、メッセージ詳細データベース記録142と、コメントデータベース記録144とを含むことができる。
図4に示すように、ユーザ及びカンパニーデータベース記録は、1対多数の関係を有し、ユーザメッセージ及びユーザメッセージ詳細データベース記録も関連付けられる。これも図示のように、メッセージ及びメッセージ詳細データベース記録は、1対1の関係を有し、コメントデータベース記録は、メッセージ詳細データベース記録への関係を有する。上述のデータベーススキーマを使用すれば、マーケットプレイスシステムは、システムの様々なメッセージングを可能にするためのデータを格納する。例えば、パートナーメッセージングは、各パートナー及び各パートナーの一部分である各カンパニーに関するデータを格納するパートナーデータベース記録によって可能にされる。メッセージングスキーマはまた、プライベートメッセージ記録146と、プライベートメッセージ詳細記録147と、プライベートメッセージ応答記録148とを同じく含むことができる。これらは、上述のメッセージ及びメッセージ詳細記録と同じ関係及び類似のフィールドを有する。
【0020】
図5は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのマルチレベルのフィード機能システム126dを示している。システム/ユニットは、企業対多数企業会話/コミュニケーションを可能にするB2Bニュースフィード(b2多数パートナー会話に関してはプライバシーフィルタ「パブリック」及び「パートナー」)部分150aと、マーケットプレイスを用いて購入される物品/サービスに関連する2つのカンパニー間でプライベートであるチェックアウト処理及びカンパニー間会話/コミュニケーションを可能にする電子商取引>ショッピングカート部分150bとを含むことができる。システム/ユニットはまた、マーケットプレイスの電子商取引システムの一部分である注文に関する物品関連のプライベートの企業間会話/コミュニケーションとすることができるカンパニー/参加者間会話/コミュニケーションを可能にする電子商取引>マイ・オーダーズ部分150kも含むことができる。システム/ユニットはまた、カスタマー・サービス問題に関する物品関連のプライベートの企業間会話/コミュニケーションとすることができるカンパニー/参加者間会話/コミュニケーションを可能にするカスタマー・サービス部分150fも含むことができる。システムはまた、カンパニー内会話を可能にするカンパニー内部分も含むことができる。システムはまた、コワーカー間の会話を可能にするコワーカー間部分も含むことができる。
【0021】
図6は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスの一部分であるニュースフィード部分150aの例を示している。一実施形態において、ウェブページのような各カンパニー106のページ152は、企業対他の多くの企業とのコミュニケーション(パブリック及びプライベートB2多数B)を容易にするが、
図6には3つのカンパニーのみを示している。場所は、カンパニー・ウォール上であり、プライバシーフィルタは、「パブリック」又は「パートナー」フィルタであり、この場合、カンパニーは、自己の業務パートナー又はフィードをフォローしているいずれかのカンパニーに外部向けコンテンツをポストすることができ、その結果、ビジネスネットワークの内外の企業は、カンパニー・ウォール上でポスティングをカンパニーの告知/ポスティングと見なすことになる(グローバルB2B/パブリックフィルタ又はパートナーフィルタの下で)。ニュースフィードはまた、例えば、カンパニーニュース、製品ニュース、及びイベントニュースをカンパニーの業務パートナーにポストするために用いることができる。フィードに画像又はファイルを追加することも可能なので、ニュースフィードにより、カンパニーは、マスマーケティング/ポスティング主導で業務パートナーにコラテラルを送信することができる。
【0022】
ソーシャルネットワークマーケットプレイスシステムはまた、システム所有者及び管理者のためのスーパーユーザニュースフィードも有することができる。スーパーユーザは、全ての顧客に常に接続することができ、及び/又はスーパーユーザニュースウォールは、システムクライアントのユーザに、例えば、マーケットプレイスシステムのイベント、将来的な告知、製品レッスン、及び価値命題、その他に関する告知を送出するのに使用される。
【0023】
ニュースフィードへのポスティングはまた、同じフィードをカンパニー・ウォール及びあなたのプロフィールページに(あなたがメッセージを送信した個人の場合)又はメッセージをポストしたコワーカー(個人)にも表示させることになる。これは、各個人が何をフィードしたかの情報をカンパニーに与えるだけでなく、同じくコワーカーとしてあなたのチームから誰がB2Bニュースフィードにフィードしたかの情報も個人に与える。ポストされたフィードは、このサービスをフォローする全員に又は接続した全ての業務パートナーにパブリックである。ここで、システムのソーシャル電子商取引態様について、より詳細に説明する。
【0024】
図7は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスの専用ストアフロントの様々なソーシャル電子商取引態様150b、f、kを示している。
図7は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスの電子商取引処理の例を示している。
【0025】
ショッピングカート部分150bにおいて、購入者が販売者のためのストアフロントの製品をショッピングカートに追加すると直ちに、システムは、特定の販売者に対してこの購入者のショッピングカートを作成し、システムは、ショッピングカートIDへのソーシャルフィードを作成する。システムでは、購入者に、各販売者のためのストアフロント毎に別々のショッピングカートを提供する。販売者のためのストアフロント上での買い物めぐりの間中、購入者は、ショッピングカートに製品を追加、削除、変更することができ、購入者は、販売者とコミュニケーションを取ることができる。例えば、購入者は、質問をして又は質問に回答し、販売者と品目について議論することができる。購入者は、買い物過程の間にこの販売者との議論及び/又は交渉に従事し続けることができる。購入者がショッピングカートをチェックアウトする時でさえ、購入者及びそのコワーカーは、住所情報、発送条件、支払い条件、その他を議論するために販売者とコミュニケーションを取ることができる。発注後、特定の販売者のショッピングカートが閉じられ、オーダーズ・ツール下のオーダー・ディテールズが利用可能になる。そこから、購入者は、注文明細を確認し、この購入に関する会話痕跡を検証し、並びに販売後の活動(発送、その他)について販売者と新しい会話を有することができる。
【0026】
マイ・オーダーズ部分150kでは、購入者は(マイ・オーダーズタブの下で)、自己の最新の又は以前の注文をレビューすることができ、ユーザインタフェースから、トランザクション内の会話痕跡全体をレビューすることができる。このユーザインタフェースから、ユーザは、注文/トランザクションに関する新しい会話を開始することができる。
【0027】
システムのオーダーズ部分は、製品単位の属性設定に基づいて生成される動的な注文テンプレートを提供することができる。例えば、衣料品では、サイズ及び色になり、プロのバイヤーに対しては、必要なサイズ及び色の組合せ毎に大量購入するために2次元の注文テンプレートフォームで表示される。テンプレートは、ただ1つの数量ボックスとすることができ、製品毎に注文することができる複数のサイズを示すために1次元とすることができ、又は2次元注文テンプレートでは、製品毎に選択された属性に基づいて、注文テンプレートが動的に生成される。
【0028】
カスタマー・サービス部分150fでは、システムは、独特なカスタマー・サービスを提供することができる。特に、ショッピングカート/オポチュニティ(販売前)からマネージ・オーダー/マイ・オーダーズの販売後の処理までに至るシステムのソーシャルフィード構造に基づく関連の会話痕跡との関係を有することにより、システムは、販売者及び購入者の関係に更に深く会話を取り入れる独特な分散型カスタマー・サービス機能を構築することができる。システムを用いて、システムは、カスタマー・サービスツールを修理から販売者に提供することができ、未到の顧客満足のためのより強固な業務関係のために最高の(BEST)カスタマー・サービスを提供するところまで戻る。
【0029】
システムでは、ソーシャルb2bネットワークマーケットプレイスのユーザである各カンパニーは、MyCompanyとして公知である場合があるマーケットプレイスの自己自身のエリア(アプリケーション)を有することができる。マーケットプレイスのMyCompany部分では、各カンパニーが、プライベートであるカンパニー内会話/コミュニケーションを可能にするカンパニー・ウォール部分150cと、カンパニー内のエンプロイー間及び/又はカンパニー内のエンプロイー対多数エンプロイーであるカンパニー内会話/コミュニケーションを可能にするmyprofile(mywall)部分150dと、カンパニー内のエンプロイー間及び/又はカンパニー内のエンプロイー対多数エンプロイーの場合があるカンパニー内会話/コミュニケーションを可能にするコワーカープロフィール部分150gとを更に有することができる。カンパニー内の告知をポストするために、ユーザは、mywallビュー又はカンパニー・ウォールビューを使用することができ(プライバシーフィルタは「コワーカー」を選択)、このカンパニーアカウントの下でアカウントを有する全てのコワーカーにポストすることができる。別のコワーカーのウォール上に書き込みたい場合には、ユーザは、コワーカー概要ページに行き、書き込みたいコワーカーを選択し、そのコワーカーのウォールにクリックすることができる。これは、ウォールからウォールへのコワーカー間ポストと見なされる。
【0030】
図8は、ソーシャル企業間(B2B)ネットワークマーケットプレイスのカンパニー・ウォール部分150cの例を示している。一実施形態において、ウェブページのような各カンパニー/参加者106のページ154が、内部及び外部会話を容易にする。ページは、カンパニーの内部及び外部会話のための場所である。例えば、フィルタ「コワーカー」を選択した後は、カンパニーのエンプロイーは、全ての会話及び議論を共有することができ、及び/又は、メッセージは、ソーシャルマーケットプレイスシステム上の同じチーム/カンパニー内の全員によって読むことができる。ソーシャルマーケットプレイスシステムは、各カンパニー毎に1人から多くのエンプロイーまで拡張可能である。この部分では、情報を、カンパニー・ウォール上のチームの会話として(ページ上の同じカンパニーの少数の人々)、又は全てのフィードがポストされるカンパニー関連の会話として(カンパニー内の多数の人々)見なすことができる。カンパニーのユーザは、この場所からカンパニーの告知を共有することができ、それは、「パートナー」を選択することにより、プライバシーフィルタを自己の接続した業務パートナーに選択することにより、又はメッセージをポストする前に、スクロールダウンメニューで「パブリック」を選択することによって自己のポストをフォローする場合があるより多くのカンパニーにポストすることによって行うことができる。コワーカー、接続した業務パートナー、又はパブリックポストから来てカンパニー・ウォール上に現れるメッセージには、パートナー間のシンボルである「錠」のマーク、及びパブリックにポストされたメッセージのパブリックの性質を示すために地球アイコンのマークが付けられる。誰か又はあなたが自己の又は彼のパートナーウォールに直接にポストする場合、メッセージは、プライベートのb2b会話として表示されて現れる(The GalaのDebbie Lim>Hugo Boss)。カンパニー・ウォールはまた、メッセージ量を関連性にフィルタリングしていくための「フィルタ」も有する。例えば、あなたは、より多くの外観のための関連性にメッセージ量を制限するために「全て」、「カンパニー」、「パートナー」、「トランザクション」、及び「グローバルB2B」フィルタを有する。
【0031】
システムはまた、パブリック告知のための「パブリック」ポスティングも有する。これは、カンパニーが外部向けのコンテンツをこのカンパニーに接続した又は未接続のBalluun上の全ユーザにポストすることができるフィルタ機能である。カンパニーは、以下に関する告知を潜在的企業に対して外部に伝達するために主にこのページを使用することができる。
・イベント
・製品告知
・問い合わせ
【0032】
プライバシーフィルタ「パブリック」又は「パートナー」フィルタでのポスティングは、「カンパニー・ウォール」及び「ユア・ウォール」(あなたがメッセージを送信した個人の場合)内にも同じフィードを表示することになる。メッセージにはまた、他の人々のウォール上のこれらの人々へのポストを参照するために、個人名、カンパニー名、及びカンパニーのサムネイルのマークも付けられる。パブリックにポストされたフィードは、(パブリック)としてマーク付けされる。
【0033】
このページ上にポストされるフィード量は、非常に多くなることがあり、ソーシャルマーケットプレイスシステムは、情報を特定のエンプロイー、その他により多く関連させるためにこのページ上で「フィルタ」を有することができる。例えば、ソーシャルネットワーキングマーケットプレイスシステムは、以下に基づいてフィード/メッセージをフィルタリングすることができ、すなわち、1)グローバルB2Bとしてポストされたメッセージをフィルタリングし、つまりこれは、ユーザがデフォルトによりこれらの情報を見ないであろうが、関連のフィルタボタンを押下すると現れることを意味し、2)内部会話のみ(デフォルト)、3)特定のチームの一員であるエンプロイーのためのチーム関連会話(Filterボタン)、及び/又は4)あなたのカンパニー・ウォール(フィルタ)上のパートナーフィードがある。
【0034】
上述のように、ソーシャルマーケットプレイスシステムにより、ユーザは、このページ上のフィードに画像及びファイルも同様に添付することができる。それによって例えばユーザは、意図する視聴者(コワーカー、パートナー、一般の人々)宛てにファイル又は画像を届けることができる。
【0035】
カンパニー・ウォール上の別の機能は、パートナーがカンパニー・ウォールに直接にメッセージをポストすることができることである。パートナーは、あなたのカンパニー・ウォールをパートナー・ウォールとして見ており、自身のパートナーカンパニー内のいずれの会話も見ることなく、別のカンパニーがあなたのカンパニーの掲示板で行っていた会話も見ることはない。
【0036】
システム/ユニットは、購入者が販売者のためのストアフロントから購入者のショッピングカートに製品を追加したら直ちに、販売者側でオポチュニティをまず作成するCRM>オポチュニティ部分150eを含むことができる。販売者は、購入者が何を買う予定であるかを見ることができ、積極的に介入することができる。これは、特定のオポチュニティに関する物品関連のプライベートの企業間会話/コミュニケーションとすることができるカンパニー/参加者間会話/コミュニケーションを可能にする。ショッピングカートがチェックアウトを通過して、購入者が発注したら、オポチュニティは自動的に消滅し、注文管理下の販売者のための注文に変換される。販売者はそこで、購入者から受け取った注文を管理することができる。注文明細内で、販売者は、購入者と連絡を取り、注文(物品)に関連してコミュニケーションを取ることができる。システム/ユニットはまた、マーケットプレイスの注文管理システムを用いて管理される注文の管理に関する物品関連のプライベートの企業間会話/コミュニケーションとすることができるカンパニー/参加者間会話/コミュニケーションを可能にするオーダーズ>マネージ・オーダー部分150hも含むことができる。
【0037】
図9は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのソーシャルCRM/オポチュニティ部分150eを含むソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの様々なソーシャル電子商取引態様を示している。特に、購入者が自己の供給者のストアフロントの製品をショッピングカートに追加すると直ちに、ソーシャルマーケットプレイスシステムは、ショッピングカートにソーシャルフィードを追加するだけでなく、販売者のオポチュニティ・マネージメント・ツール内にオポチュニティ及びオポチュニティ関連のソーシャルフィードも作成する。オポチュニティのアイデンティティ(ID)及びショッピングカートが関連付けられ、オポチュニティ及びショッピングカートの両方のソーシャルフィードが、「ソーシャル」CRM体験のために結び付けられる。次に、販売者は、関心がある購入者との会話を開始し、又は購入者が買い物めぐり中に有する質問に応答することができる。購入者が発注後、オポチュニティ・ツール内のオポチュニティは自動的に閉じられ、マネージ・オーダー部分に移動する。マネージ・オーダーズタブの下で、販売者は、自己の購入者の購入注文へのアクセスを取得することができる。販売者が特定の注文にアクセスすると、販売者は、発送情報を管理して、支払い済み、発送済み、その他にステータスを変更することができる。オーダー・オーバービュー内で、販売者はまた、注文に関するソーシャルフィードを見出して、販売者は、このオポチュニティ(販売前)及びオーダー(販売後)に関する会話をレビューすることができる。ユーザはまた、同じソーシャルフィード構造に基づいて、注文に対するより多くのコミュニケーション関連の会話を開始することができる。
【0038】
そこから、購入者は、このオポチュニティに関する会話痕跡を検証することができ、並びに発送ステータス、カスタマー・サービスなどのような販売後の活動について自己の購入者とこの注文に関する付加的な会話を有することができる。トランザクション関連の会話はまた、カンパニー・ウォール内にも現れ、ユーザがカンパニー・ウォール内でトランザクション関連の会話(販売者及び購入者)を容易に識別することができるようにトランザクションIDが添付される。カンパニー・ウォール上のトランザクションフィルタにより、トランザクション関連の全ての会話をフィルタリングすることができる。
【0039】
購入者が自己の供給者のストアフロントの製品をショッピングカートに追加すると直ちに、購入者は、販売者とのショッピングカートを作成し、システムは、ショッピングカートにソーシャルフィードを追加するだけでなく、販売者のオポチュニティ・マネージメント・ツール内にオポチュニティ及びオポチュニティ関連のソーシャルフィードも作成する。オポチュニティのトランザクションID及びショッピングカートが関連付けられ/同じであり、オポチュニティ及びショッピングカートの両方のソーシャルフィードが、「ソーシャル」CRM体験のために結び付けられ(プライベートの購入者/販売者会話)、その結果、販売者は、関心がある購入者との会話を開始し、又は購入者が買い物中に尋ねる質問に応答することができる。購入者が発注後、オポチュニティ・ツール内のオポチュニティは自動的に閉じられ、パーチェス・オーダーとしてのマネージ・オーダー部分に移動する。そこから、販売者は、この注文に関する会話痕跡を検証することができ、並びに販売後の活動(発送ステータス、カスタマー・サービス、その他)について、購入者とこのトランザクションに関する付加的な会話を有することができる。
【0040】
オーダーズ>マネージ・オーダー部分150hにより、販売者は、自己の購入者の発注済み注文へのアクセスを取得することができる。販売者がオーダーに入ると、販売者は、発送情報を管理して、発送ステータス、及び支払いを受領したか否か(統合支払いシステムによって自動的に承認されない場合)、その他を変更することができる。オーダー内で、販売者はまた、この注文に関するソーシャルフィードを通じて購入者に連絡を取ることができ、その結果、販売者は、このオポチュニティ(販売前)及びオーダー(販売後)に関する会話をレビューすることができる。この構造により、販売者だけでなく購入者も、この注文に関する会話痕跡全体を最初から最後までレビューすることができるようになる。
【0041】
システムにおいて、各カンパニーは、MyPartenersストアフロントとして公知である場合があるストアフロントの独自のエリアを有することができる1つ又はそれよりも多くのカンパニー間で提携を有する。マーケットプレイスのMyPartners部分では、接続した各パートナーが、カンパニーによってアクセス可能であり、パートナー・ウォール、パートナーのエンプロイー・ウォール、又は利用可能な場合はStorefrontにさえ行くことができる。各パートナーは、プライベートの企業間会話/コミュニケーションとすることができるカンパニー/参加者間会話/コミュニケーションを可能にするパートナー・ウォール部分150iを更に含むことができる。MyPartners部分はまた、プライベートの個人的な企業間コミュニケーションとすることができるカンパニー/参加者間会話/コミュニケーションを可能にするエンプロイー・プロフィール)部分150jも有することができる。接続を通じて、カンパニーは、パートナープロフィール及びストアフロントを訪れることができ、そこが、ユーザがパートナーのストアフロントから製品を購入し始めるために行く場所になる。
【0042】
Balluun上の販売カンパニーアカウントは、ソーシャルストアフロントを構築することができる。ストアフロントには、関心がある業務パートナーに製品を表示するためにアクセス可能である。ただし、これは、ソーシャルネットワーク関連のマーケットプレイスなので、販売者及び購入者が相互にビジネスを行うためには接続すべきである。接続要求が行われた時にのみ、接続により、購入者は販売者の価格情報を見ることができるようになり、それによって販売者とのショッピングカートを作成することができる。販売者は、ストアフロントを構築するために在庫管理ツール及び製品追加ツールを有する。ストアフロントは、カンパニーアカウント下の販売者自体のストアフロントなので、販売者は、資金を受け取ることができるように、自己のストアフロントをPayPalアカウントと接続すべきである。販売者はまた、購入者がチェックアウトで販売者の販売条件を承認する必要があるので、自己自身の販売条件を入力する必要もある。販売者はまた、システムの送料モジュールを用いて送料を定義する必要もあり、購入者が販売者の製品をチェックアウトする時に、このモジュールが、所定の関係送料をショッピングカートに割り当てることになる。販売者はまた、製品が、表示されることなく在庫管理に留まるべきか、製品が、接続した業務パートナーにのみ見えるようにすべきか、又はパブリックにされた全ての製品が業界カテゴリに分けられて無作為の順序で示される場所であるBaluunnマーケットプレイスにまで製品を表示すべきかについても判断することができる。
【0043】
図10は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの電子商取引及びCRM部分を可能にするデータベーススキーマの例を示している。マーケットプレイスシステムは、本発明の開示の範囲内である他のデータベーススキーマを使用することができ、
図10の例は、例証目的に過ぎないことを理解すべきである。
図10に示す例では、相互に関係を有する複数のデータベース記録を含むリレーショナルデータベースを使用する。例えば、データベーススキーマは、
図10に示すように相互に関連する製品データ記録160と、製品明細記録162と、製品注文記録164と、カンパニー記録166と、ステータス記録168と、製品発送先住所記録170と、製品注文支払い記録172と、支払い明細記録174とを含むことができ、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの電子商取引、ストアフロント、及びCRM部分を可能にする。
【0044】
図11及び12は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスにおいてメッセージを読み取り/ポストするための様々な方法の連結リストである。特に、リストは、異なるタイプのコミュニケーション(例えば、企業対多数企業、その他)を示しており、ソーシャルB2Bマーケットプレイスシステムでは、ユーザがこのタイプのコミュニケーションに関してメッセージをポスト/読み取ることができ、他のユーザ/参加者は、(ソーシャルB2Bマーケットプレイスシステムのプライバシー/セキュリティ設定に基づいて)このコミュニケーションを閲覧することができ、何のタイプの情報かは、特定のタイプのコミュニケーションを用いて伝達することができる。
【0045】
図13は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスにおける様々な活動ストリームのリストである。活動ストリームは、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスで特定の活動が発生する時に生成される。例えば、
図13に示すように、新しいカンパニーがソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスに加わる時に、
図13に示す特性を有する活動ストリームが生成される。同様に、ユーザが、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスシステムの一部分であるカンパニーに加わる時に、活動ストリームが生成され、すなわち、カンパニーが新製品を自己のストアフロントにアップロードする時(コワーカー向け)、カンパニーが新製品を自己のストアフロントにアップロードする時(パートナー向け)、カンパニーが新製品を自己のストアフロントにアップロードする時(一般の人々向け)、及びカンパニーが別のカンパニーへの新しい接続を有する時に、異なる人々に対して(誰が見ることができるかコラムを参照)異なる場所に出現する(これがどこに現れるかコラムを参照)生成された全ての活動ストリームは、特定のメッセージインジケータ(メッセージインジケータコラムを参照)を有し、ユーザに対する異なる使用法を有する。
【0046】
図14は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスにおいてメッセージを読み取り/ポストするための様々な方法のリストである。メッセージタイプは、B2多数Bへの/からのメッセージ、B/EのプライベートのBメッセージ、「企業内」EのB/Eメッセージ、E2「プライベート」Eメッセージ、B2「プライベート」Bメッセージを含むことができ、システムの異なる部分に出現し(いつ行くかコラムを参照)、異なるユーザに対して出現する(誰が見ることができるかコラムを参照)活動ストリームは、異なるメッセージインジケータ及び異なる目的を有する。
【0047】
要約すれば、ソーシャルB2Bマーケットプレイスシステムは、上述のソーシャルフィードを利用することができるソーシャルネットワークモジュール/ユニットと、販売者ストアフロントユニット(B2Bのみ)と、ショッピングカートユニット(B2Bのみ)と、注文管理ユニットと、支払い管理ユニットとを有することができる。(ソーシャルB2Bマーケットプレイスシステムの各販売参加者(カンパニー)に利用可能な)販売者ストアフロントにより、販売者は、1つ又はそれよりも多くの製品/サービスを販売することができ、購入者は、複数の販売者とショッピングカートを作成することができ、ショッピングカートユニットから送りこまれる1つ又はそれよりも多くの注文を発注することができる。ショッピングカートユニットは、注文リスト及び発送を格納することができる。システムは、PayPalのマーケットプレイスAPIアプリケーションのような市販の支払いシステムと統合することができ、これを通じてユーザは支払いすることができ、資金は、Balluunストアフロントに接続した販売者のPaypalアカウントに直接流入する。支払いの一部分として、Balluun(B2Bソーシャルマーケットプレイスシステムをホストするカンパニー)は、支払いのごく一部分を受け取ることができ、これは、提供するサービスに対してBalluunのPayPalアカウントに直接に電信為替で送金することができる。購入者がショッピングカートで発注していずれかの質問がある時に、販売者及び購入者が上述のようなソーシャルネットワークユニットを通じて相互にコミュニケーションを取ることができるように、ソーシャルネットワークモジュールが、ショッピングカートモジュールに関連付けられる。ショッピングカートモジュール及び注文管理モジュールは、購入者がショッピングカートモジュールで発注する時に、注文管理が注文を処理するための情報を取得することができるように、相互に関連付けられる。システムでは、発注されると直ちに、購入者が後で支払うか又はPayPalで又はクレジットカードで支払うかを判断することができるので、支払い情報は支払いモジュール内には保存されない。ユーザは、今支払うボタンをクリックすることができ、支払いのためにPayPalの支払いシステムに向け直されることになる。支払いが行われたら、購入者は、Balluun確認ページに向け直され、販売者及び購入者の両方が、支払いが行われた又は受け取ったという確認を取得する。更に、注文のステータスが、未払いから「支払い済み」に変わり、注文ツールにおいて販売者及び購入者に見える。
【0048】
ソーシャルB2Bマーケットプレイスシステムは、フィルタリング機能を更に含むことができる。特に、統合データベースがソーシャルフィード全てを1つの場所に有するので、システムは、メッセージをメッセージが入力された場所及びメッセージが表示される場所に対してフィルタリングすることができる。Balluunウェブサイトは2つの異なるタイプのアカウントを有する。一方は販売者のため、かつ他方は購入者のためのものである。これらの2つの異なるタイプのアカウントを定義する方法は、申込みフォーム上にある。ユーザがアカウントを登録する時に、ユーザは「購入」又は「販売」を選択すべきである。
【0049】
ソーシャルフィードとは、Balluunウェブサイト内の主要機能の1つである。Balluunウェブサイトでは、これらのフィードは、「Home」、「MyCompany」、及び「MyPartners」である。これら全ての異なる目的に対して区別する方法は、「メッセージタイプ」を用いて全ての異なる目的をフィルタに掛けることである。メッセージタイプは、パートナー・パブリック、内部パブリック、エンプロイー自身、エンプロイーその他)、パートナー間、パートナーエンプロイー間、オポチュニティ、及び注文処理を含むことができる。これら全てのメッセージタイプは、ソーシャルフィードの全ての異なる方法を適用するための目的に基づくことになる。
【0050】
一実施形態において、システムは、マーケットプレイス上の場所に関連してメッセージを入力するための複数の場所を有する(カンパニー内のポスト(コワーカー)及びb2多数b会話(パートナー)及びパブリックポスト(パブリック)のためのプライバシーフィルタが「コワーカー」、「パートナー」、及び「パブリック」であるカンパニー・ウォール;Myprofile=自己自身のプロフィールページ(ウォール)への自己のポスト;パートナーエンプロイー又はコワーカーのプロフィールページ(ウォール)=この個人専用メッセージ;トランザクション関連のポスト及び活動ストリームの場所{ショッピングカート、オポチュニティ、注文管理、私の注文})。見える場所はこれらの場所でもあるが、フィルタ設定によっては、必要に応じて他の場所にも現れることができる。
【0051】
例えば、以下の表に示すように、システムは、カンパニー・ウォール上及びマイ・ウォール上にいくつかのフィルタ選択を有することができ、これらは、ユーザが自己のタスクを構成する必要がある関連メッセージにコンテンツを調整するためだけに、所定のソーシャルページ上で取得することになる。
マイ・カンパニー・ウォール
フィルタ:全て 組合せ:カンパニー、パートナー、トランザクション、及びグローバルB2Bフィルタ
フィルタ:カンパニー 全てのコワーカー間のメッセージ、パートナー間のメッセージ、全てのオポチュニティメッセージ、全てのトランザクションメッセージ、全てのパブリックメッセージ(グローバルB2Bメッセージ)
フィルタ:パートナー パートナー間のメッセージ、全てのパブリックメッセージ(グローバルB2Bメッセージ)、全てのオポチュニティメッセージ、全てのトランザクションメッセージ
フィルタ:トランザクション 全てのオポチュニティメッセージ、全てのトランザクションメッセージ
フィルタ:グローバルB2B 全てのパブリックメッセージ(グローバルB2Bメッセージ)
マイ・ウォール
フィルタ:My Posts ユーザによってポスト又は返信される全てのメッセージ
フィルタ:コワーカー
フィルタ:パートナー ユーザによってポスト又は返信されるパートナータイプのメッセージ
フィルタ:B2Bウォール ユーザによってポスト又は返信されるグローバルタイプのメッセージ
パートナー・ウォール 接続したパートナーに見せるパートナー、オポチュニティ、トランザクションタイプのメッセージ
パートナー・エンプロイー・ウォール 2カンパニーのエンプロイー間のメッセージ(例:カンパニーAの販売からカンパニーBの購入者へ)
コワーカー・ウォール メッセージをポスト又はこれに応答するコワーカー間のメッセージ
【0052】
図15は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのMyCompany部分上での「パブリック」、「パートナー」、及び「コワーカー」ポスティングのフィルタリングの例を示しており、
図16は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのMyPartners部分に関するフィルタリングの例を示している。ソーシャルB2Bマーケットプレイスシステムは、基本的に2つの異なるタイプのアカウントを有することができ、一方のアカウントは販売者アカウントであり、他方のアカウントは購入者アカウントである。これらの2つの異なるタイプのアカウントを定義する方法は、申込みフォーム上にある。例えば、ユーザがアカウントを登録する時に、ユーザは、ビジネスタイプ(製造業者、銘柄、卸売業者、小売業者、その他)を選択する必要があり、baluunnは、販売者又は購入者機能をビジネスタイプに関連付けて、システムはこれを使用して、新しいアカウントが「購入者」アカウントか又は「販売者」アカウントかを判断することになる。将来的な機能強化により、ユーザをアカウントタイプ、販売者、又は購入者とは無関係に、Balluun上で行うことから作成させることに至る場合がある。ストアフロントを構築する場合、販売者ステータスを取得することになる。構築しない場合、購入者ステータスに留まることになる(購入者ステータスは、販売者機能を除く、協調の必要性を中心とした僅かに少ない機能セットを有する)。上述のように、ソーシャルフィードとは、「MyCompany」(ここでは「Home」を削除した)(「myWall」、「コワーカー・ウォール」)、「MyPartners」部分(「パートナー・エンプロイー・ウォール」ショッピングカート/オポチュニティ関連のフィードを含む)で実施されるシステムの主要機能の1つである。これら全ての異なる目的に対して区別する方法は、「メッセージタイプ」及び「活動ストリームタイプ」を用いてメッセージの異なる目的をフィルタに掛けることである。システムでは、メッセージタイプは、パートナーズ、パブリック、内部、エンプロイー自身、エンプロイーその他、パートナー間、パートナーエンプロイー間、オポチュニティ、及び注文処理とすることができる。これら全てのメッセージタイプは、ソーシャルフィード及び活動ストリームのあらゆる方法を適用するための目的に基づくことになる。
図15及び16は、適用されるフィルタ、及びフィルタリングに基づいてシステムの各部分で見られるメッセージタイプを示している。
【0053】
システムのユーザインタフェースの付加的な例
図17は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのコワーカーのプライバシーフィルタ設定によるカンパニー・ウォールの例を示している。プライバシーフィルタ設定「コワーカー」でカンパニー・ウォールにポストすることは、カンパニー内の会話のためのものである。ここでこのプライバシー選択(コワーカー)により、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスシステム上のカンパニーのエンプロイーは、カンパニー内の全ての会話及び議論を共有することができる。ここで、メッセージは、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスシステム上の同じチーム/カンパニー内の全員によって読むことができる。システムは、1から多くのエンプロイーまで拡張可能である。情報は、カンパニー・ウォール上のチームの会話として(balluunウォール上の同じカンパニーの少数の人々)、又は全てのフィードがポストされたカンパニー関連の会話として(システム上のカンパニー内の多数の人々)見なすことができる。このページ上にポストされるフィード量が非常に多くなることがあり、システムは、カテゴリに基づいて情報をフィルタリングするための「フィルタ」を導入した。
フィルタ:
・全て(このフィルタは、内部的な場合はあなたのカンパニーに又はあなたが接続する業務パートナーに関連する全てのメッセージを見せる)
・カンパニー(全ての内部会話)
・パートナー(パートナー関連の全ての会話:1.企業対多数企業間ポスティング、2.プライベートの企業間(B2B)会話)
・トランザクション(チェックアウト、オポチュニティ、又は注文管理から生じるトランザクション関連の全ての会話)
・グローバルB2B(パブリック)は、プライバシーフィルタ「パブリック」で設定された全てのポスティング−全てのカンパニーがこの会話をフォローすることができる。
【0054】
フィードに画像又はファイルを追加することが可能なので(リッチメディアフィード)、これはまた、マスマーケティング主導でコラテラルを業務パートナー又は関心があるカンパニーに送信することも可能にする。カンパニー・ウォールとは、カンパニー内の会話のための場所であるが、接続した業務パートナーのポストが入ってくる場所でもある。パートナーは、あなたのカンパニー・ウォールをパートナーのウォールとして見ている。彼は、パートナーカンパニー内のいずれの会話も見ることなく、別のカンパニーがあなたのパートナーウォール上で行っている会話も見ることはない。
【0055】
図18は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのマイ・コワーカー・ウォールの例を示している。コワーカーの直接のウォール上へのポスティングは、個人間の会話のためのものである。誰かのウォール上で共有することにより、ユーザは、そのウォール上で自身のコワーカーとの直接の会話を開始することができる。メッセージには、「Claus Lahrs」から「Andreas Stockert」へとマークが付けられ、他のコワーカーさえもこのポストを見ることができる(例えば、コワーカーのウォールのうちの1つを見に行くことにより、この会話をフォロー又はこれに関わることができ、フィードに「コメント」を追加することができる)。これはコワーカー間のポストなので、このメッセージは、他のカンパニーに見えることはない。フィードに画像又はファイルを追加することが可能なので(リッチメディアフィード)、これはまた、マスマーケティング主導でコラテラルを業務パートナー又は関心があるカンパニーに送信することも可能にする。
【0056】
図19−20は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスの活動ストリームの例を示している。上述のように、活動ストリームは、カンパニー内の視聴者に対しての活動の秘匿性に基づいて、ページ関連性に関連し、業務パートナーが行っている活動について、接続した業務パートナーが知るべきなのが有用な時に、「又は」グローバルB2Bに現れることもある未接続のカンパニーに対してさえも活動が表示されることが有用な時には、よりオープンに出現することができるので、マルチレベルとすることができる。
図19は、活動ストリームのリスト(ニュース更新の形式の)を有するユーザインタフェースの例によるユーザインタフェースを示している。
図20は、
図19のこれらの活動ストリームがソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスシステムの活動に基づいてどのように生成されるかを示している。
【0057】
図21は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスによって提供されるプライベートメッセージングの例を示している。プライベートメッセージングにより、ユーザは、カンパニー内及び/又はカンパニー間で接続したあらゆる個人との間で1つ又はそれよりも多くのプライベートメッセージを送信することが可能になり、所定のネットワーク内の2ユーザ間で又はグループメッセージング構造では2人よりも多いユーザ間でプライベートメッセージを共有するための完全なプライベートユーティリティを提供する。プライベートメッセージングは、ソーシャルフィード構造が設定される同じ接続性処理に基づいて利用可能である。ユーザは、ユーザのウォールに行き、「メッセージ」タブを押下すると、プライベートメッセージポップアップに辿り着くことになり、それによってユーザは、この個人へのメッセージ(1対1)を入力することができるが、まさにプライベートである(この2ユーザ以外の他の誰もこのメッセージを見ることはできず、又はユーザはアプリケーションのメッセージセクションに行き、「新しいメッセージ」と入力して、自身がメッセージを送信したい個人を入力する)。自身のネットワーク内で利用可能なユーザ(及びこれらのユーザのみ)が、選択に利用可能であることになる。
図21に示すように、システムは、プライベートの1対1のメッセージ(StrellsonからMacy’sのエンプロイーへ)、並びに1人の個人(The Galaのエンプロイー)によって開始され、グループ形式でプライベート会話を維持することができる複数の他の人々(Strellson及びHugo Bossのエンプロイー)へのプライベートのグループメッセージを提供する。
【0058】
図22は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスによって提供されるプライベートの1対1のメッセージ会話の例を示している。図示のように、
図22に示すような新しいメッセージに関して、新規メッセージポップアップウィンドウが現れ、アドレスが自動的に読み込まれる。ユーザは、メッセージタブを押下することによってパートナーエンプロイーのウォールからSenkaへのようにプライベートメッセージを開始することができる。
図23及び24は、Senka及びTereraのためのプライベートメッセージングツールのユーザインタフェースの例を示しており、2人の個人間のメッセージの例を含む。更に、
図25は、返信がプライベートのままであるソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いた2人の個人間のプライベート会話のユーザインタフェースを示している。
【0059】
図26は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートグループ会話のユーザインタフェースを示している。
図26に示すように、新規グループメッセージウィンドウを用いて、ユーザは、接続したカンパニーへのプライベートグループメッセージを開始することができる(
図26には3人のグループメッセージを示している)。
図27は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いた業務パートナー間のプライベートメッセージのユーザインタフェースを示している。
図28は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージのメッセージ受信ステータスのユーザインタフェースを示している。
図29は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージへのコメントのユーザインタフェースを示している。
図30は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージのメッセージ受信ステータスのユーザインタフェースを示している。
図31は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージへの別のコメントのユーザインタフェースを示している。
図32は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスのプライベートメッセージを受信した第3者のユーザインタフェースを示している。
図33は、ソーシャル企業間(B2B)マーケットプレイスを用いたプライベートメッセージへの別のコメントのユーザインタフェースを示している。
【0060】
システムのソーシャルショッピングカート及びチェックアウトに戻れば、ソーシャルショッピングカート、ソーシャルチェックアウト、ソーシャルCRM/オポチュニティ、ソーシャルマネージ・オーダー)、ソーシャルマイ・オーダーズ、及びソーシャルカスタマー・サービスに基づくトランザクション関連の料金体系が課せられることになり、これらは、システム上のトランザクションベースのサービスへのミニブログ機能の一体化に基づいている。
【0061】
上記は、本発明の特定の実施形態を参照したが、その範囲が特許請求の範囲によって定義される本発明の開示の原理及び精神から逸脱することなく、実施形態に変更を加えることができることは当業者によって認められるであろう。