(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6180949
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】ジューサー用搾汁モジュール
(51)【国際特許分類】
A47J 19/00 20060101AFI20170807BHJP
B02C 18/08 20060101ALI20170807BHJP
B02C 18/18 20060101ALI20170807BHJP
【FI】
A47J19/00 A
B02C18/08 B
B02C18/18 Z
【請求項の数】15
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-10847(P2014-10847)
(22)【出願日】2014年1月23日
(62)【分割の表示】特願2013-93511(P2013-93511)の分割
【原出願日】2013年4月26日
(65)【公開番号】特開2014-94310(P2014-94310A)
(43)【公開日】2014年5月22日
【審査請求日】2016年3月30日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0126516
(32)【優先日】2012年11月9日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2012-0148417
(32)【優先日】2012年12月18日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】513042436
【氏名又は名称】エヌユーシー エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】513105373
【氏名又は名称】キム,ユイジュ
(74)【代理人】
【識別番号】110000305
【氏名又は名称】特許業務法人青莪
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジョンブ
【審査官】
土屋 正志
(56)【参考文献】
【文献】
特公平02−006522(JP,B2)
【文献】
米国特許第08181567(US,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 19/00
B02C 18/08
B02C 18/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
汁排出口が形成される容器と、前記容器の内部に位置する網体と、前記網体の内部に位置し、材料を搾汁するスクリューと、前記容器の上端に連結され、材料が投入される投入口が形成される蓋とを含むジューサー用搾汁モジュールであって、
上部に向かって細くなる形態で前記スクリューの上端に形成され、破砕刃が形成される破砕部と、
前記投入口から材料案内面及び破砕加工面が連続して繋がるように設けられる破砕加工部とを更に含み、
前記投入口は、前記スクリューの中心軸線と平行に且つ当該中心軸線から外方に偏って配置され、前記スクリューの中心軸線から前記網体の上端の内周面に至る最短距離よりも大きい幅を有し、
前記破砕刃が前記破砕加工部内で材料を予め破砕することを特徴とするジューサー用搾汁モジュール。
【請求項2】
前記破砕加工部は、前記蓋の下部に形成され、前記破砕部に対応して凹設されることを特徴とする請求項1に記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項3】
前記破砕刃は、前記投入口を介して投入される材料の側面を外側へ押しながら破砕するように形成され、前記破砕加工部は、前記破砕刃により外側へ押される材料を阻止するように設けられ、前記破砕刃と前記破砕加工部との間で材料を破砕するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項4】
前記破砕加工面は、前記破砕刃が回転することにより前記破砕刃が徐々に接近するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項5】
前記材料案内面は、前記破砕部の中心軸に対して傾斜して形成され、材料の側面が前記破砕刃によって粉砕が開始されるように案内することを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項6】
前記材料案内面の先端は、前記網体の内側面と一致することを特徴とする請求項5記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項7】
前記破砕加工面は、前記破砕刃が回転することにより前記破砕刃が徐々に接近するように形成され、前記材料案内面は、前記破砕部の中心軸に対して傾斜して形成され、材料の側面が前記破砕刃によって粉砕が開始されるように案内することを特徴とする請求項1記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項8】
前記破砕部は、前記網体の上端を越えて延び、前記破砕加工部の内部に収容されることを特徴とする請求項1に記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項9】
前記破砕加工面には、少なくとも1つの粉砕刃が形成されることを特徴とする請求項1に記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項10】
汁排出口が形成される容器と、
前記容器の内部に位置する網体と、
前記網体の内部に位置し、材料を搾汁するスクリューと、
前記容器の上端に連結され、材料が投入される投入口が形成される蓋とを含み、
前記投入口は、前記スクリューの中心軸線と平行に且つ当該中心軸線から外方に偏って配置され、前記スクリューの中心軸線から前記網体の上端の内周面に至る最短距離よりも大きい幅を有し、
前記スクリューの上端には、破砕刃を備える破砕部が形成され、
前記蓋には、前記投入口からのびて前記投入口から前記網体に材料を案内する材料案内面及び破砕加工面を有する破砕加工部が形成されることを特徴とするジューサー用搾汁モジュール。
【請求項11】
前記破砕刃と前記破砕加工部は、前記破砕刃が回転することにより前記破砕加工部の内面に前記破砕刃が徐々に接近するように形成されることを特徴とする請求項10に記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項12】
前記破砕加工面には、少なくとも1つの粉砕刃が形成されることを特徴とする請求項10に記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項13】
汁排出口が形成される容器と、
前記容器の内部に位置する網体と、
前記網体の内部に位置するスクリューであって、当該スクリューの中心軸線の周りを回転して材料を搾汁し、破砕刃が形成された上端に破砕部が形成されるスクリューと、
前記容器の上端に連結される蓋であって、材料が投入される投入口と、前記投入口からのびて前記投入口から前記網体に材料を案内する材料案内面及び破砕加工面を有する破砕加工部とを含む蓋と、
前記投入口は、前記スクリューの中心軸線と平行に且つ当該中心軸線から外方に偏って配置され、前記スクリューの中心軸線から前記網体の上端の内周面に至る最短距離よりも大きい幅を有することを特徴とするジューサー用搾汁モジュール。
【請求項14】
前記破砕加工面は、前記破砕刃が回転することにより前記破砕刃が徐々に接近するように形成されていることを特徴とする請求項13記載のジューサー用搾汁モジュール。
【請求項15】
前記材料案内面は、前記破砕部の中心軸に対して傾斜して形成され、材料の側面が前記破砕刃によって粉砕が開始されるように案内することを特徴とする請求項13記載のジューサー用搾汁モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ジューサー用搾汁モジュールに関し、より詳しくは、材料投入の前に、予め材料を切断しなければならないという不便を解消した、改善された構造のジューサー用搾汁モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、ジューサーは、胴体(本体)と、胴体上に載置される搾汁モジュールとを含む。搾汁モジュールは、搾汁スペースを有する容器と、容器内に材料を投入するための投入口を備える蓋と、容器内で材料を搾汁するスクリューと、汁と搾り滓とを分離する網体とを含む。
【0003】
胴体は、スクリューを回転させるための駆動モーターを含み、駆動モーターの軸は、搾汁モジュール内のスクリューに接続される。従来のジューサーは、スクリューが搾汁可能なサイズに材料を切断しなければならない。
【0004】
一例として、韓国登録特許第10−0793852号公報は、スクリューの中心軸から最上端の側面に突出したスクリュー刃により材料を切断または切削するように構成されるジューサーの技術を開示する。
【0005】
しかし、この技術は、スクリュー刃の長さより大きい材料の場合、投入前に、スクリュー刃の長さよりも小さく予め切断しなければならない。
【0006】
また、韓国登録特許第10−0966607号公報は、スクリューの上部面の全体におろし金を設け、搾汁の直前に材料を破砕するジューサーの技術を開示する。
【0007】
しかし、おろし金を用いる破砕は、ジューサー固有の低速ではなく、高速で行わなければならないという問題点があり、また、高速のおろし金によって材料が回転することを抑えるために、ユーザーが多大な力で材料をおろし金に押し付けなければならないという問題点がある。
【0008】
また、従来のジューサーは、材料を切削した後、搾汁過程において、切削した塊が網体に押し付けられながら粉砕されるので、その切削した塊の押付により網体が瞬間的に変形する現象が発生する。
【0009】
このような現象は、網体の形状を維持する射出物を破壊させたり、射出物と網体との結束力を低下させたりするため、射出物と網体との間に搾り滓の流出や搾汁率の低下を起こす隙間が発生し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】韓国登録特許第10−0793852号公報
【特許文献2】韓国登録特許第10−0966607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
よって、本発明が解決しようとする課題は、蓋とスクリューに材料を予め破砕する構造を設け、材料を投入する前に、予め切断または切削する煩わしい過程を省略したジューサー用搾汁モジュールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するために、本発明の一態様により、汁排出口101が形成される容器100と、前記容器100の内部に位置する網体200と、前記網体200の内部に位置し、材料を搾汁するスクリュー300と、前記容器100の上端に連結され、材料が投入される投入口410が形成される蓋400とを含むジューサー用搾汁モジュールが提供される。
【0013】
前記搾汁モジュールは、上部に向かって細くなる形態で前記スクリュー300の上端に形成され、破砕刃510が形成される破砕部500と、前記投入口410に連結され、前記破砕部500を収容するように前記蓋400の下面に凹設される破砕加工部600とを含み、前記破砕刃510が前記破砕加工部600内で材料を予め破砕する。
【0014】
本発明において、前記破砕刃510は、前記投入口410を介して投入される材料の側面を外側へ押しながら破砕するように形成され、前記破砕加工部600の内面は、前記破砕刃510により外側へ押される材料を阻止するように設けられ、前記破砕刃510と前記破砕加工部600の内面との間で材料を破砕するようにすることができる。
【0015】
本発明において、前記破砕加工部600は、前記投入口410の下端に連結される高さにおいて、前記投入口410の下端の全領域を覆うように形成される。
【0016】
本発明において、前記投入口410の下端領域は、前記スクリュー300の中心軸310を中心とする前記破砕加工部600の直径に相応する円の半円領域内に偏って位置する。
【0017】
本発明において、前記破砕加工部600の内面は、前記破砕刃510が回転することにより、前記破砕刃510が徐々に接近するように形成される破砕加工面610を含む。
【0018】
本発明において、前記破砕加工部600の内面は、前記投入口410から連続するように続き、前記破砕部500の中心軸に対して傾斜して形成され、材料の側面が前記破砕刃510によって粉砕を開始するように補助して案内する材料案内面620を含む。
前記材料案内面620の先端は、前記網体200の内側面と一致することができる。
【0019】
本発明において、前記破砕部500は、前記容器100及び前記網体200の上端を越えて前記破砕加工部600内に収容され、前記破砕刃510が前記破砕加工部600と協働して前記材料を破砕する。
【0020】
本発明の他の態様によるジューサー用搾汁モジュールは、搾り滓排出口102と汁排出口101とが形成される容器100と、前記容器100の内部に位置する網体200と、前記網体200の内部に位置し、材料を搾汁するスクリュー300と、前記容器100の上端に結合され、材料が投入される投入口410が形成される蓋400とを含み、前記スクリュー300の上端には、破砕刃510を備え、上部に向かって細くなる形態で形成される破砕部500が形成され、前記蓋400には、前記投入口410に連結され、前記破砕部500を収容する破砕加工部600が形成され、前記投入口410は、前記スクリュー300の中心軸線から外方に偏って配置され、前記スクリュー300の中心軸線から前記網体200の上端の内周面に至る最短距離よりも大きい幅を有し、前記破砕加工部600には、前記投入口410から前記網体200まで材料の案内を助ける材料案内面が形成される。
【0021】
前記破砕刃510の回転により、前記破砕刃510と前記破砕加工部600の内面との間の距離が徐々に短くなるように、前記破砕刃510と前記破砕加工部600とが形成される。前記破砕加工部600は、破砕加工面610を含み、前記破砕加工面610には、少なくとも一つの粉砕刃630が形成される。
【発明の効果】
【0022】
従来のジューサーにおいて、スクリュー刃の長さの増加は、スクリューの全外径を増加させ、網体、容器及び蓋をスクリューに合わせて大きく製作しなければならないという不便及び困難性が伴っていたが、本発明によれば、スクリュー刃の長さよりも大きい径の材料を使用することができ、蓋の下面に凹設される破砕加工部と、前記破砕加工部に収容されたまま前記破砕加工部と協働する破砕部とにより、スクリューの外径を増加することなく、搾汁に適合したサイズに材料を破砕することができる。これは、材料を投入する前に材料を切断しなければならないというユーザーの不便及び煩わしさを解消する。
【0023】
また、前記破砕刃と前記破砕加工部との間のスペースが徐々に狭くなり、材料が、その破砕刃と破砕加工部との間に挟まれるとともに巻き込まれることにより、材料を押さなければならないという不便をなくし、自動的にスクリューに供給されるとともに破砕されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明の一実施形態によるジューサー用搾汁モジュールを示す斜視図。
【
図2】本発明の一実施形態によるジューサー用搾汁モジュールを示す断面図。
【
図3】
図1に示した搾汁モジュールの蓋を上方から見た平面図。
【
図6】
図1に示した搾汁モジュールの一部であって、破砕部を上端に一体に備えたスクリューを示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳述する。以下に説明する実施形態は、当業者に本発明の思想を十分に伝達することができるようにするための例として提供されるものである。このため、本発明は、以下に説明する実施形態に限られず、他の態様で具体化することもできる。また、図面において、構成要素の幅、長さ、厚さなどは、便宜のために誇張して表現されることがある。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態によるジューサー用搾汁モジュールを示す斜視図であり、
図2は、本発明の一実施形態によるジューサー用搾汁モジュールを示す断面図であり、
図3は、
図1に示した搾汁モジュールの蓋を、上方から見た平面図であり、
図4は、
図3のA−A線に沿った蓋の断面図であり、
図5は、
図3のB−B線に沿った蓋の断面図であり、
図6は、
図1に示した搾汁モジュールの一部であって、破砕部を上端に一体に備えるスクリューを示す正面図である。
【0027】
図1〜
図6を参照すると、本発明の一実施形態によるジューサー用搾汁モジュールは、内部に搾汁スペースを有し、外面の一側及び他側に汁排出口101及び搾り滓排出口102が形成される容器100と、前記容器100の内部に設けられ、搾汁時に発生した材料の滓から汁を分離する網体200と、前記網体200の内部に設けられ、材料を搾汁するスクリュー300と、前記容器100の上端に設けられ、材料が投入される投入口410が形成される蓋400とを含む。
【0028】
図示しないが、前記搾汁モジュールには、前記容器100の汁排出口101を選択的に開閉するために、開閉手段を適用し得る。この開閉手段としては、コック弁を用いることができ、そのコック弁は、前記汁排出口101を前進または後退する弁体を含み、その弁体の先端が、前記汁排出口101に向かって配置される構造が望ましい。また、前記コック弁は、弁体により、前記汁排出口101に選択的に連結され得る汁排出栓を含むことができる。前記汁排出口101を開閉する手段は、上記構造以外に多様なものを採用することができる。
【0029】
前記スクリュー300の上端には、上部に向かって細くなる形態で破砕部500が形成されている。この破砕部500には、破砕刃510がさらに形成され、前記破砕刃510は、上部に向かって、より好ましくは、前記破砕部500の上端頂点に向かって徐々に狭くなる幅を有して螺旋状に延びる。前記破砕部500の上端頂点には、前記スクリュー300の中心軸310が形成され得る。
【0030】
前記蓋400は、前記破砕部500を収容するように、容器100と連結される面から上方に凹設される破砕加工部600を下面に含む。前記破砕加工部600は、前記破砕部500に対応するように上端頂点に向かって徐々に狭くなる形状を有する。前記破砕加工部600の上端頂点には、前記スクリュー300の中心軸310が回転可能に挿通される軸孔が形成され得る。
【0031】
前記破砕加工部600は、前記投入口410に連結され、前記破砕部500と協働して、前記投入口410を介して投入された材料を破砕する役割を果たす。前記破砕加工部600内に前記破砕刃510が挿入されて位置し、前記破砕刃510は、前記破砕加工部600の内面の特定の形状と協働して材料を破砕する。
【0032】
前記投入口410は、前記スクリュー300の中心軸線に対して一側に偏っているとともに、りんごなど、大きい材料が切断されることなく投入できるように、大きい下端幅(W;または内径)を有さなければならない。
【0033】
網体200は、上端において最も大きな内径を有し、それにより、網体200の上端において、スクリュー300の中心軸線から網体200の内周面に至る距離が最も大きくなるように設定されている。前記投入口410の下端幅は、前記スクリュー300の中心軸線から網体200の上端の内周面に至る最短距離よりも大きくなるように設定されている。
【0034】
よって、上からみたとき、前記投入口410の領域は、前記網体200の上端領域と一部重なりながら、前記網体200の上端領域から外方に外れている。既存のジューサーの投入口が、全体的に網体の領域の内側に位置するように小さなサイズを有することとは大きな差を有する。また、前記破砕加工部600は、前記投入口410の下端に連結された高さにおいて、前記投入口410の下端の全領域を覆うように形成される。
【0035】
さらに、投入口41は、前記スクリュー300の中心軸310を中心とする前記破砕加工部600の直径に相応する円領域内にあり、より好ましくは、前記中心軸310を通る線により分割される一側の半円領域内に偏って位置する。
【0036】
また、前記破砕加工部600の内面、特に、内側の破砕加工面610は、前記投入口410の下端から前記破砕刃510が回転することにより破砕部500の破砕刃510が徐々に接近するように形成される。
【0037】
これにより、材料が破砕刃510によって外側へ押し出される際に、材料は、破砕加工部600の内面によって阻止され、その破砕刃510により材料の側面が破砕されながら、その破砕部500の回転により徐々に巻き込まれる。これは、ユーザーが、投入口410に投入した材料をさらに押さなくとも、自動的に破砕されるという効果を奏する。
【0038】
前記破砕部500には、前記破砕刃510を補助することで材料をより効果的に破砕することができるように、一つ以上の補助破砕刃が更に形成され得る。この場合、前記破砕刃510が一次的に材料を破砕し、補助破砕刃が材料をさらに細かく破砕することができる。
【0039】
また、材料が破砕加工部に巻き込まれることにより、スクリューを下方に押し付ける力が発生し、材料の滓がスクリューの下面と容器の底面との間に浸透して発生するスクリューの上方への移動を抑えることができるという効果を奏する。
【0040】
前述のように、前記投入口410の一部が、前記網体200の上端領域から外方へ外れて拡張した構造を有するので、前記投入口410に投入される材料を前記網体200に案内することができるようにするため、破砕加工部600の内面には材料案内面620が提供される。言い換えれば、切断していないりんごを使用可能な程度に外方へ拡張した投入口410と網体200とを自然に連結するための要素として、材料案内面620が提供される。
【0041】
また、前記材料案内面620は、前記投入口410と重なったまま前記投入口410から連続するように続き、前記破砕部500の中心軸に対して傾斜して形成され、材料の側面が破砕刃510によって粉砕が開始されるようにする。破砕加工性がより向上するように、前記破砕加工面610には、一つ以上の粉砕刃630が更に形成され得る。
【0042】
本実施形態では、複数の粉砕刃630は、離隔した状態で前記破砕加工面610の上部から下部に長く延びたまま、粉砕刃630の各々は上部から下部に向かうほど前記破砕刃510に徐々に接近する。
【0043】
前記破砕部500は、前記容器100及び前記網体200の上端を越えて前記蓋400側に位置する前記破砕加工部600に収容されて位置し、前記投入口410を介して投入した材料を前記破砕部500と前記破砕加工部600とが協働して十分に破砕することにより、ユーザーが材料を予め切削することなく材料の円滑な搾汁が可能になる。
【0044】
上記のように十分に破砕した材料が前記網体200内で搾汁されることにより、前記網体200の変形を抑えることができるという効果を奏する。
【0045】
また、前記破砕刃510によって材料の側面が加工されることで、材料の高さに適合した長さに破砕部500を形成するだけで実施することができ、これは、材料自体を切削するためにスクリュー刃の突出した長さが延びなくともよいようにする。
【0046】
さらに、前記破砕加工部600の下端には、網体200の上端がほぼぴったり合うように(適合するように)挿入される網体挿入段420が形成され得る。
【0047】
前記材料案内面620は、先端において前記網体挿入段420と段差ができるように当接し、このとき、材料案内面620の先端が網体200の上端内側面と一致するように形成される。これにより、前記破砕加工部600を介して破砕した材料は、前記材料案内面620に沿って前記網体200の内部に円滑に案内される。
【符号の説明】
【0048】
100…容器、200…網体、300…スクリュー、400…蓋、500…破砕部、600…破砕加工部。