特許第6180967号(P6180967)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6180967
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20170807BHJP
【FI】
   G06F13/00 601B
【請求項の数】2
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2014-43898(P2014-43898)
(22)【出願日】2014年3月6日
(65)【公開番号】特開2015-170089(P2015-170089A)
(43)【公開日】2015年9月28日
【審査請求日】2016年4月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000235
【氏名又は名称】特許業務法人 天城国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】浅田 敏弘
【審査官】 木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−026408(JP,A)
【文献】 特開2006−180276(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報を入出力する入出力部と、
通信を行う通信部と、
メールを格納するメール格納部と、
アドレスを格納するアドレス格納部と、
メールアドレスが記載された参加者情報を含む予定情報を格納する予定表格納部と、
予め指定された期間である期日範囲に基づいて予定表格納部を検索して前記予定情報からメールアドレスを読み出し、前記入出力部に表示されるメール作成画面に表示させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記参加者情報にメールアドレスが記載されていない場合、前記予定情報の本文からメールアドレスを読み出す情報処理装置。
【請求項2】
情報を入出力する入出力部と、
通信を行う通信部と、
メールを格納するメール格納部と、
アドレスを格納するアドレス格納部と、
メールアドレスが記載された参加者情報を含む予定情報を格納する予定表格納部と、を備える情報処理装置を、
予め指定された期間である期日範囲に基づいて予定表格納部を検索して前記予定情報からメールアドレスを読み出す第1メールアドレス取り込み手段と、
前記予定情報から読み出した前記メールアドレスを前記入出力部に表示されるメール作成画面に表示させるアドレス表示手段と、
前記参加者情報にメールアドレスが記載されていない場合、前記予定情報の本文からメールアドレスを読み出す第2メールアドレス取り込み手段と、として機能させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
今日ではメールを送受信するメールソフトが一般に使用されるに至っている。このメールソフトは、新規にメールを作成する場合、及び受信したメールに返信する場合に宛先のメールアドレスを追加する必要があると、メールアドレスを格納するアドレス帳を開き、このアドレス帳から追加するアドレスを探し出して作成中のメールに追加する必要がある。
【0003】
このアドレスの追加に際して、アドレス帳に多数のアドレスが格納されている場合、目的のアドレスを探すのに苦労する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−180276号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、メールの作成や返信の際により簡便にアドレスを追加できる情報処理装置及び情報処理プログラムが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、情報を入出力する入出力部と、通信を行う通信部と、メールを格納するメール格納部と、アドレスを格納するアドレス格納部と、メールアドレスが記載された参加者情報を含む予定情報を格納する予定表格納部と、予め指定された期間である期日範囲に基づいて予定表格納部を検索して予定情報からメールアドレスを読み出し、入出力部に表示されるメール作成画面に表示させる制御部と、を備え、制御部は、参加者情報にメールアドレスが記載されていない場合、予定情報の本文からメールアドレスを読み出す
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図2】メール格納部のデータ構成を示す図である。
図3】アドレス格納部のデータ構成を示す図である。
図4】予定表格納部のデータ構成を示す図である。
図5】情報処理装置の制御部によるメールアドレス取得動作を示す図である。
図6】情報処理装置が入出力部のディスプレイに表示するメール作成画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、情報処理装置及び情報処理プログラムの一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施形態の情報処理装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置1は、演算装置であるCPU(central processing unit)を含む制御部101と、メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む記憶部102と、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの情報を入出力する入出力部103と、通信を行う通信部104と、を備える。
【0010】
記憶部102は、送受信するメールを格納するメール格納部102Aと、アドレスを格納するアドレス格納部102Bと、予定情報を格納する予定表格納部102Cと、を格納する。
【0011】
また、記憶部102は、情報処理プログラムを格納し、制御部101は記憶部102から情報処理プログラムを順次読みだして実行する。
【0012】
情報処理装置1は通信部104によって公衆通信回線網3を介してメールサーバ2に接続する。
【0013】
図2は、メール格納部102Aのデータ構成を示す図である。図2に示すように、メール格納部102Aは、送受信の日時を示す日時と、送受信の別を示す送受信別と、メールの宛先を示す宛先アドレスと、メールの送信元アドレスを示す送信元アドレスと、件名と、本文と、を格納する。
【0014】
各データの例は、日時が「201403051225」、送受信別が「受」、宛先アドレスが「mb01@abcd.com」、送信元アドレスが「mb02@abcd.com」、件名が「会議の件」、本文が「会議を行います。」である。なお、本文にはアドレスが含まれていることがある。
【0015】
図3は、アドレス格納部102Bのデータ構成を示す図である。図3に示すように、アドレス格納部102Bは、宛先アドレスと、メールにおける宛先アドレスの表示名である「表示名」と、を格納する。
【0016】
各データの例は、宛先アドレスが「mb01@abcd.com」、表示名が「○島△男」である。
【0017】
図4は、予定表格納部102Cのデータ構成を示す図である。図4に示すように、予定表格納部102Cは、予定の日時である「予定日時」と、会議等の開催者を示す「開催者」と、「件名」と、会議等の場所を示す「場所」と、「本文」と、参加者のメールアドレスを含む「参加者情報」と、を格納する。
【0018】
各データの例は、予定日時が「201403051225」、開催者が「○島△男」、件名が「会議の件」、場所が「会議室1」、本文が「会議を行います。」、参加者情報が「mb01@abcd.com」である。
【0019】
図5は、情報処理装置1の制御部101によるメールアドレス取得動作を示す図である。図5に示すように、ステップ501において、情報処理装置1は入出力部103からメール作成指示を入力する。
【0020】
ステップ502において、情報処理装置1は入出力部103からメールアドレスの取り込み指示があったかを判定する。情報処理装置1は入出力部103からメールアドレスの取り込み指示があったと判定した場合、ステップ503に進み、取り込み指示がったと判定しない場合、処理を終了して通常のメール作成動作に進む。
【0021】
ステップ503において、情報処理装置1は予定表格納部102Cから予定情報を読込む。情報処理装置1は、情報処理装置1のオペレーションシステムが供給する現在日時から予め定められた日数である期日範囲の日数分だけ遡って直近の予定情報を読込む。なお、このあらかじめ定められた日数は、設定ファイルを別途設けて格納し、ユーザが変更できるように構成してもよい。
【0022】
ステップ504において、情報処理装置1は予定表格納部102Cが格納する予定情報の参加者情報を抜き出し、参加者情報の中にアドレスが記載されているかを判定する。情報処理装置1は、参加者情報の中にアドレスが記載されていた場合、ステップ505に進み、記載されていない場合、ステップ506に進む。
【0023】
なお、参加者情報にメールアドレスが記載されていない場合、予定情報の本文からメールアドレスを読み出すように構成することもできる。
【0024】
ステップ505において、情報処理装置1はメールアドレスを含む参加者情報を作成中のメールに表示する。
【0025】
ステップ506において、情報処理装置1は期日範囲の中に次の予定があるかを判定する。情報処理装置1は、期日範囲の中に次の予定があると判定した場合、ステップ503に戻って次の予定を読み出し、次の予定がないと判定した場合、処理を終了して通常のメール作成動作に進む。
【0026】
図6は、情報処理装置1が入出力部103のディスプレイに表示するメール作成画面601の例を示す図である。図6に示すように、メール作成画面601は、予定情報からアドレスの取り込を指示する「アドレス取り込み」ボタン602と、予定情報から取り込んだアドレスを表示する「宛先の候補」欄603と、期日範囲変更手段として、期日範囲を広げてアドレスの再取り込を指示する「範囲を広げて探す」ボタン604、及び期日範囲を狭めてアドレスの再取り込を指示する「範囲を狭めて探す」ボタン605と、を備える。
【0027】
情報処理装置1は、「アドレス取り込み」ボタン602が押下されたと判定した場合、メールアドレス取得動作を実行する。
【0028】
情報処理装置1は、予定情報から取り込んだアドレスを「宛先の候補」欄603に表示する。情報処理装置1は、「宛先の候補」欄603に表示されたアドレスがダブルクリックなどにより指定されたと判定した場合、当該アドレスを宛先欄にコピーして貼り付ける。
【0029】
ユーザは、「宛先の候補」欄603に表示されたアドレスが多すぎる場合、「範囲を狭めて探す」ボタン605を押下して絞り込むことができ、「宛先の候補」欄603に表示されたアドレスが少なすぎる場合、「範囲を広げて探す」ボタン604を押下してさらに情報処理装置1に取り込ませて表示させることができる。
【0030】
従って、ユーザは直近の予定からアドレスが取り込まれて表示されるため、これらのアドレスをアドレス帳の中から探し出す手間を省くことが可能となる。
【0031】
以上のべたように、本実施形態の情報処理装置1は、情報を入出力する入出力部103と、通信を行う通信部104と、メールを格納するメール格納部102Aと、アドレスを格納するアドレス格納部102Bと、メールアドレスが記載された参加者情報を含む予定情報を格納する予定表格納部102Cと、予め指定された期間である期日範囲に基づいて予定表格納部102Cを検索して予定情報からメールアドレスを読み出し、メール作成画面601に表示させる制御部と、を備える。
【0032】
従って、メールの作成や返信の際により簡便にアドレスを追加できるという効果がある。
【0033】
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0034】
1:情報処理装置
102A:メール格納部
102B:アドレス格納部
102C:予定表格納部
図1
図2
図3
図4
図5
図6