(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記プロセッサにより送信されたデジタルデータに基づいて、メッセージリマインダーを前記ユーザーに表示することができるユーザーインターフェースを更に備える、請求項2又は7に記載の装置。
前記プロセッサは、実行可能なソフトウェアを使用して、前記センサにより収集されたデータ、設定優先事項、及び前記実行可能なソフトウェアによる分析から保存及び分析することができる、請求項3〜6、8〜11のいずれか一項に記載の装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、例えば、残りの使用サイクル、現在のレンズ状態、アイケアの専門家のアポイントメントデータ及び上記のレンズの品目一覧など、複数の要因に基づいたコンタクトレンズの使用及び注文をモニタする新しい方法及び手法が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、本発明は、1つ又は複数の眼用レンズを保管する装置であって、1つ又は複数の眼用レンズを消毒するプログラム可能な眼用レンズ保管ユニットを備え、眼用レンズ保管ユニットは、デジタル記憶装置と論理通信を行うプロセッサを含み、デジタル記憶装置内に保存され、プロセッサと共に動作する実行可能なソフトウェアを使用して、眼用レンズ保管ユニットと関連のネットワーク装置との間の接続を確立し、接続は、デジタルデータの通信に適し、消毒ベースユニットは、1つ又は複数の眼用レンズを保管し、1つ又は複数の眼用レンズが消毒ベースユニットにより受けた消毒サイクル数を記述するデジタルデータを含む記録を保存し、保存されたデジタルデータに基づいて更なる眼用レンズ及び眼用レンズ保管ユニットの構成部品の一方又は両方の自動化された注文を生成し、関連のネットワーク装置を介して前記自動化された注文を送信する、装置を提供する。
【0007】
注文は、ユーザーの入力の受信に基づいて送信することができる。
【0008】
記憶装置は、消毒されているレンズの状態を記述するデジタルデータを測定及び保存するセンサを更に備えることができる。
【0009】
保管ユニットは、ネットワークを介してレンズ製品を特定する、対応するデータをダウンロード及び処理することができるバーコードリーダを更に備えることができる。
【0010】
対応するデータは、レンズ固有の仕様を含むことができる。
【0011】
対応するデータは、保管ユニット内のセンサにより検出することができる認証上の特徴を記述するデータを含むことができる。
【0012】
保管ユニットは、眼用レンズ内の認証上の特徴の確認と同時に認証確認メッセージをユーザー又は第三者に送ることができる。
【0013】
センサは、消毒中に眼用レンズの光学特性を記述するデータを生成するために光の強度及びベクトルの方向の一方又は両方を検出する装置を含むことができる。
【0014】
眼用レンズの光学特性を記述するデータが、レンズの屈折力及びベースカーブを含む。
【0015】
測定された光学特性が、眼用レンズの実際の性能をモニタするためにレンズ仕様と比較され得る。
【0016】
実際の性能データは、設定された閾値を超える性能の変化を検出するために、今後の分析に向けて消毒中に取り出されて保存することができる。
【0017】
センサは、レンズが保管される溶液の温度を測定する装置を含むことができる。
【0018】
ベースユニットは、プロセッサにより送信されたデジタルデータに基づいて、メッセージリマインダーをユーザーに表示することができるユーザーインターフェースを更に備えることができる。
【0019】
ベースユニットは、メッセージを、メッセージを受信してユーザー及び第三者の一方又は両方にメッセージを表示するのに使用される、関連の処理装置に送ることができる通信要素を更に備えることができる。
【0020】
ベースユニットは、ユーザー及び関連の第三者の一方又は両方がメッセージについて設定優先事項を入力する手段を更に備えることができる。
【0021】
ベースユニットは、消毒プロセスに関係する情報を保存するデジタル記憶装置を更に備えることができる。
【0022】
プロセッサは、実行可能なソフトウェアを使用して、センサにより収集されたデータ、設定優先事項、及び実行可能なソフトウェアによる分析から保存及び分析することができる。
【0023】
ベースユニットは、プロセッサ及びデジタル記憶装置の一方又は両方と処理装置との間の論理通信を行うユニバーサルシリアルバスコネクタを更に備えることができる。
【0024】
プロセッサは、更に、ベースのプロセッサと論理通信を行う更なる装置から収集されたデータを使用することができる。
【0025】
プロセッサは、更に、更なる装置から収集されたデータを使用して、第三者に送ることができる自動化された注文を生成することができる。
【0026】
自動化された注文は、ユーザーの所定の設定に基づいて送ることができる。
【0027】
自動化された注文は、ユーザーの確認と同時に送ることができる。
【0028】
自動化された注文は、アイケアの専門家からの処方箋確認と同時に送ることができる。
【0029】
自動化された注文は、コンタクトレンズ用とすることができる。
【0030】
自動化された注文は、消毒放射線源用とすることができる。
【0031】
自動化された注文は、消毒溶液用とすることができる。
【0032】
ベースユニットは、記憶装置ベースを操作する電力を貯蔵する蓄電部(electrical storage)を更に含むことができる。
【0033】
蓄電部は、1つ又は複数の充電式電池を含むことができる。
【0034】
蓄電部は、1つ又は複数のリチウム電池を含むことができる。
【0035】
レンズ保管ユニットは、コンタクトレンズ上の望ましくないバクテリア、ウイルス、カビ、真菌などを殺滅させるために、消毒放射線を使用して保管中にレンズを消毒し、上記のレンズの状態及び使用をモニタリングしながら再使用可能なコンタクトレンズを保管することができる。
【0036】
眼用レンズ保管ユニットは、論理を含み、データを記録及び分析し、眼用レンズ保管ユニットの機能を制御し、レンズ使用をモニタし、関連のメッセージを表示するか、又はネットワーク関連の装置に使用者及び第三者の一方若しくは両方にメッセージを送らせることができる。
【0037】
ユニットは、レンズの状態を記述するデータを測定及び保存する1つ又は複数のセンサを含むことができる。例えば、センサは光学特性を測定し、レンズの光学特性を追跡して、レンズを交換しなければならないことをユーザーに警告するメッセージを生成することができる。
【0038】
更に、レンズが収容されているパッケージのスキャンを可能にするために、バーコードリーダを含めることができる。パッケージング内のバーコードのスキャンと同時に、ユニットは、ネットワークを使用してそれらのレンズに対応するデータをダウンロードすることができる。例えば、データには、パッケージ内に含まれるレンズの数、レンズを交換前に使用することができる推奨される時間の長さ又は装用サイクル、製造元(origin)及びレンズのロット番号、処方箋情報などを含めることができる。
【0039】
更に、プロセッサ及びセンサを使用して、レンズの使用及び使用前後の状態をモニタすることができる。例えば、発光体及び検出器を使用して、レンズの光学効果を測定することができる。光学効果をレンズ消毒完了前、最中及び後に測定して、装用中にレンズ内に蓄積した粒子の数と、粒子がレンズ性能において及び洗浄中に与える影響と、をモニタすることができる。粒子蓄積及びレンズの状態の変化を保存して、異常な変化を検出し、その後、例えば、眼感染などの事態を防止するためにユーザーの注意を喚起することもできる。
【0040】
最後に、ユニットは、装置の機能性及び装置の動作モードに関連した優先事項のプログラミングを可能にするユーザーインターフェースの役目をするタッチスクリーンを含むことができる。
【発明を実施するための形態】
【0042】
本開示は、眼用レンズの消毒に関係するデータを保存及び分析し、眼用レンズ保管ユニットの機能を制御し、関連のユーザーメッセージを表示する方法及び装置を含む。眼用レンズ保管ユニットをプログラムする選択肢も含まれる。更に、通信選択肢は、データを様々な目的に向けて、眼用レンズ保管ユニットと外部の装置又はエンティティとの間で伝達することを可能にする。例えば、新しい注文を容易にしてレンズを追跡するためなど。
【0043】
以下のセクションでは、本発明の1つ又は複数の実施形態の詳細な説明を行う好ましい実施形態及び代替的な実施形態のいずれの説明もあくまで代表的な実施形態に過ぎないものであり、変形、改変、及び変更が可能である点は当業者であれば理解されるところである。したがって、これらの代表的な実施形態は、基礎をなす発明の範囲を限定するものではない点は理解されるはずである。
【0044】
用語集
この説明及び請求項では、以下の定義が適用される様々な用語が使用され得る
本明細書において使用するところの「関連の第三者」とは、情報にアクセスするか、又は情報を記憶装置に送ることができる第三者のことを指す。例えば、第三者には、アイケアの専門家の診察室、コンタクトレンズメーカ、又は小売業者を含めることができる。
【0045】
本明細書において使用するところの「認証上の特徴」とは、偽造製品がユーザーにより使用されるのを防止するためにレンズにおいて使用される読取り可能な特徴のことを指す。例えば、読取り可能な特徴は、構造上の特徴、印刷された記号又はコードとすることができる。
【0046】
本明細書において使用するところの「自動化された注文」とは、例えば、レンズ使用頻度、使用されたレンズの状態、ユーザー優先度、第三者入力データ、及び購入されたレンズの数を含め、複数の要因に基づいてプロセッサにより生成された注文のことを指す。
【0047】
本明細書において使用するところの「消毒放射線」とは、消毒放射線量を受ける生命体の、期待寿命を減少させるために十分な、放射の周波数及び強度のことを指す。
【0048】
本明細書において使用するところの「消毒放射線量」とは、細菌、ウイルス、カビ及び真菌を少なくとも含む生物の量を、対数スケールで少なくとも2Logだけ、好ましくは3Log以上低減させる放射線の量のことを指す。
【0049】
「レンズ」とは、眼内又は眼の表面上に置かれるあらゆる眼用装置のことを指す。これらの装置は、光学的補正を与えるものであってもよく、あるいは美容的なものであってもよい。例えば、レンズなる用語は、コンタクトレンズ、眼内レンズ、オーバーレイレンズ、眼球インサート、光学インサート、又はそれによって視力が矯正若しくは改変されるか若しくはそれによって眼の生理学的特性が視力を妨げることなく美容的に強調される(例えば、虹彩の色)ような他の同様の装置のことを指し得る。レンズは、シリコーンエラストマー又はハイドロゲルから作製される、ソフトコンタクトレンズを含むことができ、それらのシリコーンエラストマー又はハイドロゲルには、シリコーンハイドロゲル及びフルオロハイドロゲルが含まれるが、これらに限定されない。
【0050】
本明細書において使用するところの「眼用レンズ保管ユニット」とは、再使用可能なコンタクトレンズを保管して保管中にレンズを消毒する消毒ベースユニット、消毒保管ユニット、又はその組み合わせを指す。例えば、溶液の使用を介して、及び/又はコンタクトレンズ上の望ましくないバクテリア、ウイルス、カビ、真菌などを殺滅させるのに適切な波長及び強度の消毒放射線を受けることにより。眼用レンズ保管ユニットは、消毒のために2つ以上の保管ケースを含むことができる。
【0051】
本明細書において使用するところの「放射線消毒ベースユニット」とは、1つ又は複数のコンタクトレンズ上の、必要に応じて、更に消毒保管装置の表面上の望ましくない細菌、ウイルス、カビ、真菌などを殺滅するのに適した波長、持続時間、及び強度の消毒放射線を与えるために1つ又は複数の放射線消毒保管ケースを受容することが可能な装置を指す。
【0052】
本明細書において使用するところの「放射線消毒保管ケース」とは、再利用可能なコンタクトレンズを保管し、コンタクトレンズ上の望ましくない細菌、ウイルス、カビ、真菌などを殺滅するのに適した波長及び強度の消毒放射線を受容することによって、保管中にレンズを消毒することが可能なレンズ保管ケースのことを指す。
【0053】
ここで
図1を参照して、フローチャートによって、使用することができる代表的な工程を例示する。101において、ユーザーは、眼用レンズ消毒ユニットの放射線消毒ベースユニットに影響を与える動作を行う。このような動作には、例えば、放射線消毒ベースユニットを開くこと、放射線消毒ベースユニットを閉じること、放射線消毒保管ケースを挿入すること、放射線消毒保管ケースを取り出すこと、又はボタンを押すことなどが含まれ得る。
【0054】
102において、ユーザーの動作から得られたデータがプロセッサボードに送信される。データ送信には、例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)などによる直接的電気接続、又は無線周波数送信(RF送信)、ブルートゥース
(登録商標)などの無線送信、又は他のロジック通信の機構が含まれ得る。
【0055】
103において、プロセッサボードは、実行可能なソフトウェアを実行してユーザーの動作から得られたデータを処理する。実行可能なソフトウェアは、新しいレンズが使用されていることを示すために、ユーザーが放射線消毒ベースユニット上のリセットボタンを押した後に、レンズ消毒サイクルカウンターをリセットすることができる。更に又はあるいは、実行可能なソフトウェアは、眼用レンズ保管ユニットが交換されたことを示すために、ユーザーが放射線消毒ベースユニット上のリセットボタンを押した後に、放射線消毒保管ケースタイマーをリセットすることができる。実行可能なソフトウェアは、洗浄サイクルのカウンターと、レンズ及び保管ケースの使用のタイマーと、レンズ及び保管ケースの使用及び消毒に関連した他の機能と、をインクリメントすることができる。
【0056】
104において、実行可能なソフトウェアは、プロセッサボードにデータをデジタル記憶装置に保存させる。保存されるデータには、ユーザーの動作、センサからの測定値に基づくデータ、並びにカウンター及びタイマーをリセットすることなどの実行可能なソフトウェアの機能に基づく変化が含まれ得る。保存されるデータには、ユーザーの動作又は実行可能なソフトウェアの動作に関連付けられた日付及び時間を含めることができる。データ保管には、例えば、ユーザーの好みの設定値、履歴データのログ、現在のレンズのデータログ、及び現在の放射線消毒保管ケースのデータログのうちの1つ又は複数の記憶装置が含まれ得る。
【0057】
ここで
図2を参照して、フローチャートによって、使用することができる代表的な工程を例示する。201において、放射線消毒ベースユニット又は放射線消毒保管ケース内のセンサは、情報を検出する。センサには、例えば、LEDセンサ、電荷結合素子(CCD)アレイ、CCDカメラ、バーコードスキャナー、又は特定の波長の放射線に対する曝露の光の強度及び持続時間の一方若しくは両方、レンズが保管される溶液の温度、レンズが保管される溶液のpH、水分、レンズ内のタンパク質の蓄積量、又は他の条件を検出するための装置などの他の公知のセンサが含まれ得る。202において、センサのデータはプロセッサボードに送信される。データ送信には、直接的電気接続、無線周波数送信、又はロジック通信若しくは送信の他の機構が含まれ得る。「送信される」なる用語は、センサからプロセッサボードへのデータの転送について述べるために用いられるが、データは、センサからポーリングされるか又は他の何らかの方法で通信されてもよい。それぞれの各通信媒体には、適当な送信装置が付属する。例えば、RF送信には、保管ケース内に置かれたRF送信機及びベース内に置かれたRF受信機が含まれる。ベース及び保管ケース内にRF送信機及び受信機の両方を含めることができる。直接的電気通信には、保管ケース内のセンサとベース内のプロセッサとの間に導電路が含まれる。
【0058】
203において、プロセッサボードは、実行可能なソフトウェアを実行してセンサデータを処理する。センサデータは、コンタクトレンズ又は保管ケースの清浄度を決定するために履歴データと比較することができる。また、センサデータを保存されたベースラインデータと比較することができることによって、放射線消毒保管ケースが放射線消毒ベースユニット内にあるか否か、及びコンタクトレンズが放射線消毒保管ケース内にあるか否かが検出される。センサデータを、保存されたレンズプロファイルデータと比較することよって、コンタクトレンズの固有の銘柄が識別され得る。センサデータを、保存されたレンズデータと比較することによって、それぞれのコンタクトレンズの屈折力が検出され、これにより、右
のコンタクトレンズ及び
左のコンタクトレンズが識別されることで消毒ユニットのユーザーの助けとなることができる。
【0059】
例えば、既定量の紫外線(UV)放射を、保管ケース内に保管されたコンタクトレンズに透過させることができる。1つ又は複数のセンサを使用して、コンタクトレンズの1つ又は複数の部分を透過する紫外線放射の量を検出することができる。このような1つ又は複数の部分を透過する放射線の量のプロファイルを生成することができる。特定のレンズの種類は、このプロファイルにおいて識別可能なパターンを生成する。パターンは、レンズの形式又は特定のレンズさえも特定するために使用することができる。
【0060】
204において、実行可能なソフトウェアは、プロセッサボードにデータをデジタル記憶装置に保存させる。保存されたデータには、センサによって集められたデータ、並びに、例えば、レンズの交換が必要となるまでの日数、保管ケースの交換が必要となるまでの日数、レンズの清浄度を示すレンズ不透明度の比率(%)、放射線消毒保管ケースの清浄度を示す放射線消毒保管ケース不透明度の比率(%)、放射線消毒保管ケースの有無、コンタクトレンズの有無、識別されたレンズの銘柄、及び識別されたレンズの屈折力などの、実行可能なソフトウェア分析により得られるデータが含まれ得る。保存されるデータには、センサデータ又は実行可能なソフトウェアからの結果に関連付けられた日付及び時間を含めることができる。データ保管には、例えば、履歴データのログ、現在のレンズのデータログ、現在の放射線消毒保管ケースのデータログ、及びセンサに固有のデータログのうちの1つ又は複数の記憶装置が含まれ得る。
【0061】
ここで
図3を参照して、フローチャートによって、使用することができる代表的な工程を例示する。301において、プロセッサ基板は、実行可能なソフトウェアを実行して、以前に保存されたデータを分析して適切な動作を判断する。実行可能なソフトウェアは、放射線消毒ベースユニットが最近プラグが差し込まれたか、又は閉鎖状態かどうか分析することができる。実行可能なソフトウェアは、保存されたデータを分析して洗浄サイクルがいつ開始されるべきかを決定することができる洗浄サイクルにおいて用いられる消毒放射線の持続時間、パターン、及び強度などの具体的な詳細を計算又は選択することができる。実行可能なソフトウェアは、放射線消毒ベースユニットが、外部電源に現在プラグが差し込まれているかどうか特定することができる。
【0062】
302において、プロセッサボードは、非限定的な例として、放射線消毒ベースケースの初期化ルーチン及び放射線消毒洗浄サイクルなどによってプロセス又は動作を実行する。動作には、放射線消毒ベースユニット内の電池の充電、電池電力からの放射線消毒ベースユニットの実行、又は直接電源からのベースユニットの実行などの電力管理動作を含めることができる。
【0063】
303において、実行可能なソフトウェアは、プロセッサボードがプロセス完了データをデジタル記憶装置に保存するようにさせる。プロセス完了データには、例えば、LEDの強度の検出、放射線消毒保管ケースが存在することの検出、放射線消毒保管ケース内のコンタクトレンズの検出、及び放射線消毒保管ケースの各ウェル内の適正なレンズ度数の検出などのケース初期化プロセスに関するデータが含まれ得る。保存されるデータは、放射線の持続時間、放射線タイミングのパターン、放射線強度、並びにコンタクトレンズ及び放射線消毒保管ケースに関係する消毒後の清浄度のデータを含む、放射線消毒洗浄サイクルに関連づけることができる。完了データには、電池充電時間、電池充電率(%)、電池を使用してベースケースが動作される時間、及び直接電源を使用してベースケースが動作される時間を含めることができる。保存されるデータには、プロセス完了データに関連した日時を含めることができる。データ保管には、例えば、履歴データのログ、現在のレンズのデータログ、及び現在の放射線消毒保管ケースのデータログのうちの1つ又は複数の記憶装置が含まれ得る。
【0064】
ここで
図4を参照して、フローチャートによって、使用することができる代表的なステップを例示する。401において、プロセッサボードは、実行可能なソフトウェアを実行して予め保存されたデータを分析し、表示される適切なユーザーメッセージを決定する。実行可能なソフトウェアは、例えば、レンズの残りの寿命、アイケアの専門家とのアポイントメントをとる必要性、残りのレンズ、注文情報及び自動注文、レンズが偽物のレンズでないことを確認するためのバーコードを使用したレンズのトラッキング、並びに特定のユーザーに対する新製品の推奨を分析する。
【0065】
402において、プロセッサボードは、ユーザーメッセージを放射線消毒ベースユニットのメッセージ表示領域に表示させる。プロセッサボードは、コンタクトレンズを挿入して消毒する時期であること、新しいコンタクトレンズを使い始める時期であること、新しい放射線消毒保管ケースを使い始める時期であること、ユーザーのアイケアの専門家と毎年のアポイントメントをとる時期であること、新しいレンズを注文する時期であること、及びそのユーザーに固有の新製品情報を示すメッセージを表示させることができる。例えば、消毒サイクルが中断されたこと、消毒サイクルが正しく終了しなかったこと、バーコードが認識されない/データベースに基づいたレンズと一致していないため、ユーザーがカスタマーサービス窓口に相談する必要があること、ユーザーが、放射線消毒保管ケースの誤ったウェルにレンズを入れたことにより、左右のコンタクトレンズを取り違えていること、例えば、レンズ上に異常に大量の微生物の蓄積が検出された場合のように、ユーザーが直ぐにアイケアの専門家を受診する必要があること、などのような警告メッセージを表示することができる。プロセッサボードは、例えば、現時点での電池残量、電池の再充電が必要であること、洗浄サイクルを完了させるだけの充分な電池残量がなく、ユニットをコンセントに接続する必要があること、電池が再充電できなくなっており、放射線消毒ベースユニットを交換する時期であること、1つ又は複数のLEDが弱っており、放射線消毒ベースユニットを交換する時期であることなどの、ベースユニットの状態のメッセージを表示させることができる。プロセッサボードは、消毒サイクルの再開の仕方、消毒サイクルの再スタートの仕方、放射線消毒ベースユニットの再プログラムの仕方、コンピュータ又は他の外部装置へのデータの保存の仕方、及びアイケアの専門家又は他の相手へのデータの送信の仕方などの指示メッセージを表示させることができる。
【0066】
403において、実行可能なソフトウェアは、プロセッサボードにユーザーメッセージデータをデジタル記憶装置に保存させる。ユーザーメッセージデータには、例えば、表示される特定のメッセージの指示、及びその特定のメッセージが呼び出された理由が含まれる。例えば、期限が切れたことにより、又はセンサが放射線消毒保管ケースの交換インジケータを検出したことにより、コンタクトの放射線消毒保管ケースを交換するというメッセージが呼び出され得る。保存されるデータには、ユーザーメッセージ表示に関連した日時を含めることができる。データ保管には、例えば、履歴データのログ、現在のレンズのデータログ、及び現在の放射線消毒保管ケースのデータログのうちの1つ又は複数の記憶装置が含まれ得る。
【0067】
ここで
図5を参照して、フローチャートによって、使用することができる代表的なステップを例示する。501において、ユーザーは、特定の設定オプションを選択することによって、眼用レンズ消毒ユニットをどのようにプログラムするかを決定する。ユーザーによる決定は、眼用レンズ消毒ユニットで与えられる情報、ウェブサイトで得られる情報、ユーザーのアイケアの専門家からの情報、レンズ製造者又は他の情報源からの情報に基づいたものでよい。ユーザーによる決定は、502、503、506又は509につながる。ユーザーは、予め設定されるか又はカスタマイズされた異なるソフトウェアをいつでもダウンロードすることができる。ユーザーのレンズの銘柄又はレンズのパラメータが変わった場合、プログラムのエラーを修正するための更新ソフトウェアが入手可能である場合、ユーザーが眼用レンズ消毒ユニットからのより多く又はより少ない機能を望む場合、及び他の理由で、新しいソフトウェアをダウンロードすることが望ましい場合がある。予め設定された、又はカスタマイズされたプログラムをロードした後、ユーザーには、眼用レンズ消毒ユニットをその基本動作状態に戻すオプションが与えられても与えられなくてもよい。
【0068】
502において、ユーザーは、眼用レンズ消毒ユニットによって与えられる基本的保管機能のみを使用することを決定する。基本的機能でユニットを使用するためには、更なるステップ、プログラミング、又は構成は必要とされない。基本的動作には、非限定的な例として、ユーザーがケースを閉じる際の初期化ルーチン、多くの使い捨てレンズに適した一般的な放射線消毒サイクル、及び基本的ユーザーメッセージが含まれ得る。
【0069】
503において、ユーザーは、特定の眼用レンズ消毒ユニットに対して限られた数の予め設定されたソフトウェアオプションから選択する。予め設定されたソフトウェアは、例えば、ユーザーにより装用されるレンズの銘柄に基づき、所望のケースの機能に基づき、また、他の基準に基づいて選択することができる。504において、選択された予め設定されたソフトウェアが、ウェブサイトから、スマートフォンアプリケーションから、眼用レンズ消毒ユニットとともに提供されるCDを使用してPCから、又は他の公知のソフトウェア配布の方法によって眼用レンズ消毒ユニットにダウンロードされる。505において、眼用レンズ消毒ユニットは、予め設定されたソフトウェアを用いて制御される。基本的動作において利用可能な機能以外に、予め設定されたソフトウェアは、非限定的な例として、コンタクトレンズの銘柄及び装用スケジュールに固有の放射線消毒サイクル、標準的なレンズの装用スケジュールに基づいたカウンター及びリマインダー、分析用に後で眼用レンズ消毒ユニットからデータをアップロードする機能、拡張されたユーザーメッセージ、及び他の機能を支持することができる。
【0070】
506において、ユーザーは眼用レンズ消毒ユニットのソフトウェアの構成をカスタマイズする。ソフトウェアは、例えば、ユーザーのそれぞれの眼に装用される特定の銘柄及びレンズパラメータを選択することにより、顧客別の装用スケジュールを選択することにより、カウンター及びリマインダーなどの機能を選択又はブロックすることにより、前回の眼の検査又はレンズの購入の日付を入力することで次回の眼の検査及びレンズの購入のリマインダーとすることにより、名前又は他の識別情報を入力することにより、データ通信のオプションを選択することにより、レンズのパッケージのバーコードをスキャンしてレンズについての詳しい情報をダウンロードすることにより、及び他の機能により、カスタマイズすることができる。507において、カスタマイズされたソフトウェアが、ウェブサイトから、スマートフォンアプリケーションから、眼用レンズ消毒ユニットとともに提供されるCDを使用してPCから、又は他のソフトウェア配布の方法によって、眼用レンズ消毒ユニットにダウンロードされる。508において、眼用レンズ消毒ユニットは、カスタマイズされたソフトウェアを用いて制御される。基本的動作において利用可能な機能以外に、カスタマイズされたソフトウェアは、非限定的な例として、ユーザーにより装用されるコンタクトレンズの銘柄及びパラメータに固有の放射線消毒サイクル、ユーザーによって示されるレンズの装用スケジュールに基づいたカウンター及びリマインダー、保管ケースの誤ったウェル内の誤ったコンタクトレンズの度数を識別する機能、分析用に後で眼用レンズ消毒ユニットからデータをアップロードする機能、カスタマイズされたユーザーメッセージ、ユーザー名若しくは他の識別情報の表示、他の装置とのデータの通信、及び他の機能を支持することができる。
【0071】
509において、アイケアの専門家(ECP)が、診察室においてユーザーについて眼用レンズ消毒ユニットをプログラムする。ECPは、ステップ503で始まる経路で述べたように、予め設定されたソフトウェアを使用するか、又はステップ506で始まる経路で述べたように、カスタマイズされたソフトウェアの構成を使用することができる。510において、予め設定された又はカスタマイズされたソフトウェアが、ウェブサイトから、スマートフォンアプリケーションから、眼用レンズ消毒ユニットとともに提供されるCDを使用してPCから、又は他の公知のソフトウェア配布の方法によって、眼用レンズ消毒ユニットにダウンロードされる。511において、眼用レンズ消毒ユニットは、ステップ505において上記で述べたような予め設定されたソフトウェア、又はステップ508において上記で述べたようなカスタマイズされたソフトウェアを使用して制御することができる。
【0072】
ここで
図6を参照して、フローチャートによって、使用することができる代表的なステップを例示する。601において、ユーザーは、眼用レンズ消毒ユニットからデータを通信することについて決定することができる。また、デフォルトの通信を実行してもよい。ユーザーによる決定は、例えば、眼用レンズ消毒ユニットにより与えられる情報、ウェブサイトで得られる情報、ユーザーのアイケアの専門家からの情報、又は他の情報源からの情報に基づいたものでよい。ユーザーによる決定及びデフォルトの通信モードの一方又は両方は、最終的に602、603、607又は610につながり得る。
【0073】
602において、ユーザーは眼用レンズ消毒ユニットをスタンドアローンの方法で使用することを決定する。データは、後の分析用に保存されないか又は単純に記録されなくてもよい。
【0074】
603において、ユーザーは、眼用レンズ消毒ユニットと、PC、スマートフォン、又は眼用レンズ消毒ユニットのデータを受信することが可能な他の装置との間の通信を可能とする。PC、スマートフォン、又は他の装置を介して入手可能な眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションによって、データの共有を容易にすることができる。眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションは、演算装置上で実行されるスタンドアローン型のアプリケーションであってもよく、演算装置を使用してアクセスされるウェブサイト上で入手可能なアプリケーションであってもよく、又はスタンドアローン型の演算装置及びウェブサイトの両方で実行される機能を有する配布されるアプリケーションであってもよい。
【0075】
604において、眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションを使用して、眼用レンズ保管ユニットのデータが可視化され分析される。データには、テキスト、チャート、グラフ、及び他の表現を含めることができる。データには、非限定的な例として、コンタクトレンズの銘柄及びパラメータ、コンタクトレンズの装用スケジュール、ユーザーに固有の情報、洗浄サイクルの詳細、コンタクトレンズの清浄度データ、コンタクトレンズ及び放射線消毒保管ケースの交換履歴、推奨されるコンタクトレンズの交換までの日数、推奨される放射線消毒保管ケースの交換までの日数が含まれ得る。共有されるデータには、例えば、電池情報、LED情報、センサ情報、及び通信の詳細などの眼用レンズ消毒ユニットの診断情報を含むことができる。
【0076】
605において、ユーザーは、眼用レンズ消毒ユニットのデータをアイケアの専門家に送信することを決定する。眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションは、例えば、テキスト情報を含んだ電子メールを送信すること、データファイルを含んだ電子メールを送信すること、アイケアの専門家がアクセスできるウェブサイト上でファイル若しくはデータを利用可能とすること、又は他の手段などの周知のデータ送信方法を用いてアイケアの専門家とのデータの共有を容易にすることができるアイケアの専門家と共有される眼用レンズ消毒ユニットのデータには、非限定的な例として、コンタクトレンズの銘柄及びパラメータ、コンタクトレンズの装用スケジュール、ユーザーに固有の情報、洗浄サイクルの詳細、コンタクトレンズの清浄度データ、コンタクトレンズ及び放射線消毒保管ケースの交換履歴、推奨されるコンタクトレンズの交換までの日数、推奨される放射線消毒保管ケースの交換までの日数が含まれ得る。共有されるデータには、例えば、電池情報、LED情報、センサ情報、及び通信の詳細などの眼用レンズ消毒ユニットの診断情報を含むことができる。共有されるデータは、テキスト、チャート、グラフ、及び他の表現形式の形態であってよい。アイケアの専門家は、ユーザーの眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションにメッセージ及びデータを送信することが可能であってもよく、その場合、メッセージ及びデータはアプリケーションで見ることができるか、又は眼用レンズ消毒ユニットに送信されて表示領域に表示されてもよい。アイケアの専門家のメッセージ及びデータには、例えば、眼の検査のリマインダー、コンタクトレンズの購入のリマインダー、販売情報、注文情報、又は他の情報が含まれ得る。
【0077】
606において、ユーザーは、眼用レンズ消毒ユニットのデータをコンタクトレンズ製造者又はコンタクトレンズの他の供給業者に送信することを決定する。眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションは、例えば、テキスト情報を含んだ電子メールを送信すること、データファイルを含んだ電子メールを送信すること、製造者若しくは他のコンタクトレンズの供給業者がアクセスできるウェブサイト上でファイル若しくはデータを利用可能とすること、又は他の手段などの周知のデータ送信方法を用いて製造者若しくは他のコンタクトレンズの供給業者とのデータの共有を容易にすることができる。製造者又は他のコンタクトレンズの供給業者と共有される眼用レンズ消毒ユニットのデータには、非限定的な例として、コンタクトレンズの銘柄及びパラメータ、コンタクトレンズの装用スケジュール、ユーザーに固有の情報、洗浄サイクルの詳細、コンタクトレンズの清浄度データ、コンタクトレンズ及び放射線消毒保管ケースの交換履歴、推奨されるコンタクトレンズの交換までの日数、推奨される放射線消毒保管ケースの交換までの日数が含まれ得る。例えば、電池情報、LED情報、センサ情報、及び通信の詳細などの眼用レンズ消毒ユニットの診断情報を共有することができる。共有されるデータは、テキスト、チャート、グラフ、及び他の表現形式の形態であってよい。製造者若しくは他のコンタクトレンズの供給業者は、ユーザーの眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションにメッセージ及びデータを送信することが可能であってもよく、その場合、メッセージ及びデータはアプリケーションで見ることができるか、又は眼用レンズ消毒ユニットに送信されて表示領域に表示されてもよい。製造者のメッセージ及びデータには、例えば、眼の検査のリマインダー、コンタクトレンズの購入のリマインダー、注文情報、及び自動化された発注用インターフェース、コンタクトレンズの割引情報、コンタクトレンズの購入クーポン、又は他の情報が含まれ得る。
【0078】
607において、ユーザーは眼用レンズ消毒ユニットをアイケアの専門家に提供し、アイケアの専門家は眼用レンズ消毒ユニットから、PC、スマートフォン、又は眼用レンズ消毒ユニットのデータを受信することが可能な他の装置などのアイケアの専門家の診察室内の装置への通信を行う。PC、スマートフォン、又は他の装置を介して入手可能な眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションによってデータの共有を容易にすることができる。眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションは、演算装置上で実行されるスタンドアローン型のアプリケーションであってもよく、演算装置を使用してアクセスされるウェブサイト上で入手可能なアプリケーションであってもよく、又はスタンドアローン型の演算装置及びウェブサイトの両方で実行される機能を有する配布されるアプリケーションであってもよい。608において、眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションを使用して、眼用レンズ保管ユニットのデータが可視化され分析される。データには、テキスト、チャート、グラフ、及び他の表現を含めることができる。データには、非限定的な例として、コンタクトレンズの銘柄及びパラメータ、コンタクトレンズの装用スケジュール、ユーザーに固有の情報、洗浄サイクルの詳細、コンタクトレンズの清浄度データ、コンタクトレンズ及び放射線消毒保管ケースの交換履歴、推奨されるコンタクトレンズの交換までの日数、推奨される放射線消毒保管ケースの交換までの日数が含まれ得る。例えば、電池情報、LED情報、センサ情報、及び通信の詳細などの眼用レンズ消毒ユニットの診断情報を共有することができる。アイケアの専門家は、ユーザーの眼用レンズ消毒ユニットにメッセージ及びデータを送信することが可能であってもよく、その場合、メッセージ及びデータを表示領域に表示することができる。アイケアの専門家のメッセージ及びデータには、例えば、眼の検査のリマインダー、コンタクトレンズの購入のリマインダー、販売情報、又は他の情報が含まれ得る。
【0079】
609において、アイケアの専門家は、眼用レンズ消毒ユニットデータをコンタクトレンズの製造者又はコンタクトレンズの他の供給業者に送ることを決定する。眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションは、例えば、テキスト情報を含んだ電子メールを送信すること、データファイルを含んだ電子メールを送信すること、製造者若しくは他のコンタクトレンズの供給業者がアクセスできるウェブサイト上でファイル若しくはデータを利用可能とすること、又は他の手段などの周知のデータ送信方法を用いて製造者若しくは他のコンタクトレンズの供給業者とのデータの共有を容易にすることができる。製造者又は他のコンタクトレンズの供給業者と共有される眼用レンズ消毒ユニットのデータには、非限定的な例として、コンタクトレンズの銘柄及びパラメータ、コンタクトレンズの装用スケジュール、ユーザーに固有の情報、洗浄サイクルの詳細、コンタクトレンズの清浄度データ、コンタクトレンズ及び放射線消毒保管ケースの交換履歴、推奨されるコンタクトレンズの交換までの日数、推奨される放射線消毒保管ケースの交換までの日数が含まれ得る。例えば、電池情報、LED情報、センサ情報、及び通信の詳細などの眼用レンズ消毒ユニットの診断情報を共有することができる。共有されるデータは、テキスト、チャート、グラフ、及び他の表現形式の形態であってよい。
【0080】
610において、ユーザーは眼用レンズ消毒ユニットを製造者若しくは他のコンタクトレンズの供給業者アイケアの専門家に提供し、製造者若しくは他のコンタクトレンズの供給業者は、眼用レンズ保管ユニットから、PC、スマートフォン、又は眼用レンズ消毒ユニットのデータを受信することが可能な他の装置などの製造者のオフィス内の装置への通信を行う。PC、スマートフォン、又は他の装置を介して入手可能な眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションによってデータの共有を容易にすることができる。眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションは、演算装置上で実行されるスタンドアローン型のアプリケーションであってもよく、演算装置を使用してアクセスされるウェブサイト上で入手可能なアプリケーションであってもよく、又はスタンドアローン型の演算装置及びウェブサイトの両方で実行される機能を有する配布されるアプリケーションであってもよい。611において、眼用レンズ消毒ユニットのアプリケーションを使用して、眼用レンズ消毒ユニットのデータが可視化され分析される。データには、テキスト、チャート、グラフ、及び他の表現を含めることができる。データには、非限定的な例として、コンタクトレンズの銘柄及びパラメータ、コンタクトレンズの装用スケジュール、ユーザーに固有の情報、洗浄サイクルの詳細、コンタクトレンズの清浄度データ、コンタクトレンズ及び放射線消毒保管ケースの交換履歴、推奨されるコンタクトレンズの交換までの日数、推奨される放射線消毒保管ケースの交換までの日数が含まれ得る。例えば、電池情報、LED情報、センサ情報、及び通信の詳細などの眼用レンズ消毒ユニットの診断情報を共有することができる。製造者又は他のコンタクトレンズの供給業者は、ユーザーの眼用レンズ消毒ユニットにメッセージ及びデータを送信することが可能であってもよく、その場合、メッセージ及びデータは表示領域に表示することができる。製造者のメッセージ及びデータには、例えば、眼の検査のリマインダー、コンタクトレンズの購入のリマインダー、コンタクトレンズの割引情報、コンタクトレンズの購入クーポン、又は他の情報が含まれ得る。
【0081】
ここで
図7を参照して、制御装置700を例示する。コントローラ700は、通信装置720に結合する、1つ又は複数のプロセッサ構成要素を含み得るプロセッサ710を含む。通信装置720は、情報を通信チャネルによって伝達して、本明細書に記載される機能と関連したデジタルデータを電子的に送受信するように構成され得る。
【0082】
通信装置720はまた、例えば、LCDパネル、LEDディスプレイ、又は他の表示装置若しくはプリンタなどの1つ若しくは複数の人間に読み取り可能な表示装置と通信するために使用されてもよい。一部の好適な人間と消毒ベースユニットとのインターフェースをもたらすタッチスクリーンが利用される。
【0083】
プロセッサ710はまた、記憶装置730と通信してもよい。記憶装置730は、磁気記憶装置(例えば、磁気テープ、RFタグ、及びハードディスクドライブ)、光学式記憶装置、及び/又はランダムアクセスメモリ(RAM)装置、読み取り専用メモリ(ROM)装置などの半導体記憶装置を含む、任意の適切な情報記憶装置を備えてもよい。
【0084】
記憶装置730は、プロセッサ710を制御するためのプログラム740を保存することができる。プロセッサ710は、プログラム740の命令を実行する。例えば、プロセッサ710は、レンズを記述する情報、レンズ在庫、アイケアの専門家診察室処方箋又はアポイントメント情報、ユーザー優先事項などを受信することができる。記憶装置730は、アイケアの専門家の診察室などのソースから、製造のネットワーク、第三者から直接受信されるか、又はユーザーにより帰される患者関連のデータを1つ若しくは複数のデータベース750及び760に保存することもできる。
【0085】
ここで
図8を参照して、ネットワーク図に、眼用レンズ保管ユニット801を、例えば、インターネット、セルラーリンク、仮想プライベートネットワーク、又はデジタルデータを伝達する他の手段など、製造のネットワーク807を介してどのように接続することができるかを例示する。眼用レンズ保管ユニットは、センサ、通信デバイス、及び、本出願で記述するものなどのプログラムされた能力を含むことができる。更に、装置は、
図7に関して以下で更に論じるように、人間可読表示機器に接続されたプログラマブルプロセッサ及び記憶装置を含むことができる。
【0086】
通常、眼用レンズ保管ユニット801は、眼用レンズ保管ユニット801によりアクセス可能な在庫を追跡し、メモリ内の複数の保存された入力に基づいて眼用レンズについて自動化された注文を生成するように機能することができる。自動化された注文は、ユーザーによる確認と同時に、例えば、メーカプラントに、又は小売業者、支払い情報とともに送られるようにプログラムすることができる。消毒ベースユニット801内のメモリは、ユーザー、ユーザーのアイケアの専門家、ユーザーの購入されたレンズ、残りのレンズの数、天気、及びユーザーの処方箋に関する情報を含むことができる。更に、レンズがユーザーにより受領されたとき、パッケージング内のバーコードを何らかの消毒ベースユニットでスキャンして、レンズ/注文を記述するデジタルデータを供給することができる。
【0087】
デジタルデータは、消毒ベースユニット801内のデータを保存することにより処理するか、又は分散ネットワーク807に接続された転送先802〜806に送信することができる。このデータは、レンズの特定の注文を追跡し、ユーザーに有害であり得る偽のレンズの任意の使用を防止し、特定のレンズに関連するユーザーフィードバックを追跡し、任意のマイナスの結果が発生し得る前にユーザーに警告することにより任意の特定の製品の回収を容易にし、アイケアの専門家の所定の製品との整合性を確保し、及び特定のレンズとの気象状況の効果を追跡するために有用であり得る。更に、天気情報及びアレルギー警報データは、メッセージ生成及びデータ分析に向けて装置によりダウンロードすることができる。データ分析には、例えば、異常な蛋白質又は微生物蓄積との天気及びアレルギー情報の相関づけを含めることができる。
【0088】
転送先802〜806には、例えば、プロセッサの管理下の分散ネットワーク807にアクセスする、表示及びキー基板を含むネットワークアクセス装置802を含めることができる。したがって、ネットワークアクセス装置には、パーソナルコンピュータ、モバイル装置、ラップトップ、又は端末を含めることができる。他のネットワークアクセス装置803は、性質はモバイルとすることができ、個人用携帯情報端末(「PDA」)、ネットワークアクセス能力を有する携帯電話、ネットブック、又はネットワーク全体にわたってデジタルデータを送受信する能力を有する他の相対的に小さいプロセッサ実行型の家庭電化製品が含まれる。
【0089】
プロセッサボードは、眼用レンズ及び溶液の店舗、眼用レンズ及び溶液用倉庫、及び眼用レンズ及び溶液製造施設に関連したネットワークアクセス装置804〜805を含むことができる。
【0090】
したがって、消毒ベースユニット801は、眼用レンズ及び溶液に関する情報を受信して、装置のユーザーが、レンズの使用を追跡し、製造施設に直接に自動化された注文をし、アイケアの専門家(「ECP」)アポイントメントを追跡し、健康規格を満たさずに有意な眼に問題を引き起こす場合がある偽のレンズを検出して知らせるために、バーコードデータ及びレンズ整合性を比較するのを支援することができる。例えば、レンズの製造工場、使用期限、及び屈折力仕様を記述するデジタルデータ。自動化された発注を消毒ベースユニット801から、及び任意のネットワークアクセス装置802〜806に送信することもできる。デジタルデータは、人工的な遅延なしが誘発されずに(リアルタイム)、又は周期的に
、送信することができる。
【0091】
眼用レンズ保管ユニット801は、ユーザーにより使用されるレンズの集計を記述する報告書をコンパイルすることができ、報告書を関連したエンティティに関連したネットワークアクセス装置に送信する。関連したエンティティは、例えば、レンズメーカ、マーケットアナリスト、眼用レンズ小売業者、眼用レンズ倉庫、又は他の興味があるエンティティであり得る。
【0092】
消毒ベースユニット801は、ユーザー固有のデータを分析して、例えば、より多くの試用レンズ及び溶液を患者に提案し、更には、市販のレンズの注文を開始するように機能することができる。注文の開始には、患者及び患者に出荷されるべきレンズ及び溶液を記述するデジタルデータの送信を含めることができる。開始するデジタル情報には、以下、即ち、患者氏名と住所、請求書送付情報、支払い情報、レンズSKU、レンズの数量、レンズの処方箋を出すアイケアの専門家、天気及びアレルギーデータ、及びレンズ販売を対象とするオンライン小売サイトにより通常受け取る任意の他の情報のいずれか又は全てを含めることができる。1つの代表的なオンライン販売手段には、インターネットを含む分散型ネットワーク807を介して、眼用レンズの注文を処理するAcuvue−Direct(商標)が含まれる。
【0093】
眼用レンズ保管ユニット801は、推奨される装用の期間が完了した後に、患者のコンタクトレンズを交換するために、ACUMINDER(商標)など、自動化されたリマインダーを開始するように機能することができる。スケジュールは、分注されるレンズの形式及び提案されるレンズ装用スケジュールに基づいて、又は消毒ベースユニット内のセンサの測定から収集されたデータに基づいて開始することができる。その後、消毒ベースユニット801は、例えば、電子メール、テキストメッセージ、ソーシャルメディア、RSS、及び電話の1つ又は複数を介してなど、ユーザー中間期において自動的にリマインダーを表示させること又はリマインダーを送信させることができる。リマインダーは、レンズを交換するなどの特定の動作をするように指示する、ヒトが解釈可能なメッセージを含むことができる。
【0094】
ここで
図9を参照して、眼用レンズ保管ユニットのタッチスクリーンディスプレイの代表的なスクリーンショットを示す。消毒ベースユニットディスプレイのスクリーンショット900Aは、ユーザーがレンズ消毒サイクルにわたってディスプレイ内に見る代表的な選択肢を示す。消毒ベースユニット内のソフトウェアは、この前の洗浄がいつだったか、及び特定のレンズについての有効期間においてサイクルがいくつ残っているかをユーザーに示すことができる。更に、ユーザーは、消毒ベースユニット内に残っている電池寿命、UVの強度、及び露光の時間、更には、ユーザー設定を装置内でプログラムすることができる他の機能を変えることにより、指定の時間に消毒プロセスを制御することができるユーザー設定を見ることができる。更に、各プロセスに関する詳細な情報、操作情報、又は有益なデータをユーザーに供給することができる。例えば、スクリーンショット900Bに示すように、消毒ユニットの異なる機能性を含むことができる操作指示。
【0095】
ここで
図10を参照して、測定後の予め洗浄済みのレンズ及び洗浄後のレンズを示す眼用レンズ保管ユニット装置の代表的なスクリーンショットを示す。1000Aにおいて、センサ及びプログラムは、ユーザーが見る、消毒の前の左のレンズ及び右のレンズを示す、眼用レンズ保管ユニットのタッチスクリーン内に投影される画像を生成することができる。より重要なことに、プログラムでは、センサにより収集されたデジタルデータを取って洗浄前に存在する蛋白質蓄積又は細菌の量を追跡することができる。この保存されたデジタルデータを分析して、予めプログラムされた閾値に関連して正常だと思われるものを上回る蛋白質蓄積又は特定の細菌の変化があるときに、ユーザーに警告することができる。消毒ベースユニットは、レンズ内の蛋白質蓄積又は細菌の異常な量を検出すると即座に、ユーザーに警告するか、アイケアの専門家に画像を直接送るか、又は
図8で論じた関連のネットワーク装置の1つを介して特定のメッセージをユーザーに送ることができる。
【0096】
更に、スクリーンショット1000Bが示すように、消毒ベースユニットは、デジタルデータを分析及び生成して、いつレンズが所望の洗浄を受けていないかを決定することもできる。例えば、これは、レンズに欠陥が生じたとき、レンズの寿命が終ったとき、又はレンズが期限切れとなったときに発生する場合がある。
【0097】
ここで
図11を参照して、装置内に含めることができる更なるユーザー設定を示す眼用レンズ保管ユニットの代表的なスクリーンショットを示す。1100Aにおいて、ユーザー中間期により示すように、レンズ装用サイクルに関連した代表的な設定が図示されている。これらの設定には、サイクルの持続時間に関するユーザーの優先事項を含めることができる。本開示の他のセクションで説明するように、これは、プログラムに、消毒放射線の強度、放射線の各線量の持続時間、及び放射線の上記の線量間の頻度を変えさせることができる。
【0098】
1100Bにおいて、
図8で記述するように、消毒ベースユニットと関連づけることができるネットワークのユーザーの設定が含まれている。更に、ユーザーが時間及び日付のユーザー設定を手作業で変えるか、又は旅行中若しくは日中の時間節約のための変更中の自動的な日/時変更のためにネットワーク装置、例えば、携帯電話に時間及び日付のユーザー設定をリンクすることを可能にする時間及び日付のユーザー設定。更に、天気情報及びアレルギー警報データは、メッセージ生成及びデータ分析に向けて装置によりダウンロードすることができる。データ分析には、例えば、異常な蛋白質又は微生物蓄積との天気及びアレルギー情報の相関づけを含めることができる。警告を制御して、ユーザーへの望ましくない警報を防止することもできる。
【0099】
ここで
図12を参照して、アイケアの専門家のアポイントメント及び自動化されたレンズ発注に関連した眼用レンズ保管ユニットの代表的なスクリーンショットを示す。1200Aにおいて、画面は、予定の眼アポイントメントに対応するリマインダーを示している。消毒ベースユニットは、更に、ネットワーク関連の装置に、リマインダーに関する更なる情報、例えば、位置への方向、キャンセル情報などを送らせることができる。ユーザーは、アポイントメントに対応した後に、自分がアポイントメントに対応したことをインターフェースを介してチェック印を付けることができ、消毒ベースユニットは、このデータを記録及び使用して、今後のアポイントメントを追跡及び予定することができる。あるいは、情報を装置に関連した他のソースから受信することができる。例えば、情報をアイケアの専門家の診察室から、又はGPS対応携帯電話から直接受信することができる。その後、GPS内のソフトウェアは、例えば、スマートフォンアプリの使用を通じて、ユーザーが予定通りにその位置にいたことを反映するデジタルデータを記録して、ネットワーク又消毒ベースユニットに送ることができる。
【0100】
最後に、眼用レンズ保管ユニットは、例えば、所定の屈折力の変化などレンズ処方箋の変化を組み入れて、次の予定の自動化されたレンズ注文に含めるか、又はその時以来使用されるレンズは、新しい処方箋によるものであることを追跡することもできる。例えば、レンズの追跡及び確認は、レンズパッケージングにおけるバーコードの使用の結果として、又は先に説明したように、プログラムされたソフトウェアが特定のレンズの屈折力を判断する手助けとなり得るセンサから生成されたデータにより達成することができる。
【0101】
結論
本開示は、データを回収、保存及び分析して、ケース機能を制御し、ユーザーメッセージを表示し、眼用レンズ消毒ベースユニットをプログラムする方法を提供する。更に、通信選択肢は、データを、レンズモニタリング及びレンズの自動化された発注のため、ネットワークを介して、眼用レンズ保管ユニットと外部装置又はエンティティとの間で伝達することを可能にする。
【0102】
〔実施の態様〕
(1) 1つ又は複数の眼用レンズを保管する装置であって、
1つ又は複数の眼用レンズを消毒するプログラム可能な眼用レンズ保管ユニットを備え、前記眼用レンズ保管ユニットは、デジタル記憶装置と論理通信を行うプロセッサを含み、前記デジタル記憶装置内に保存され、前記プロセッサと共に動作する実行可能なソフトウェアを使用して、
前記眼用レンズ保管ユニットと関連のネットワーク装置との間の接続を確立し、前記接続は、デジタルデータの通信に適し、前記消毒ベースユニットは、1つ又は複数の眼用レンズを保管し、
前記1つ又は複数の眼用レンズが前記消毒ベースユニットにより受けた消毒サイクル数を記述するデジタルデータを含む記録を保存し、
前記保存されたデジタルデータに基づいて更なる眼用レンズ及び眼用レンズ保管ユニットの構成部品の一方又は両方の自動化された注文を生成し、
前記関連のネットワーク装置を介して前記自動化された注文を送信する、装置。
(2) 前記注文は、ユーザーの入力の受信に基づいて送信される、実施態様1に記載の装置。
(3) 消毒されているレンズの状態を記述するデジタルデータを測定及び保存するセンサを更に備える、実施態様1又は2に記載の装置。
(4) ネットワークを介してレンズ製品を特定する、対応するデータをダウンロード及び処理することができるバーコードリーダを更に備える、実施態様1〜3のいずれかに記載の装置。
(5) 前記対応するデータが、前記レンズ固有の仕様を含む、実施態様4に記載の装置。
【0103】
(6) 前記対応するデータは、前記保管ユニット内のセンサにより検出することができる認証上の特徴を記述するデータを含む、実施態様4に記載の装置。
(7) 前記保管ユニットは、前記眼用レンズ内の前記認証上の特徴の確認と同時に認証確認メッセージを前記ユーザー又は第三者に送ることができる、実施態様6に記載の装置。
(8) 前記センサは、消毒中に前記眼用レンズの光学特性を記述するデータを生成するために光の強度及びベクトルの方向の一方又は両方を検出する装置を含む、実施態様3〜7のいずれかに記載の装置。
(9) 前記眼用レンズの前記光学特性を記述する前記データが、前記レンズの屈折力及びベースカーブを含む、実施態様8に記載の装置。
(10) 前記測定された光学特性が、前記眼用レンズの実際の性能をモニタするために前記レンズ仕様と比較される、実施態様8に記載の装置。
【0104】
(11) 前記実際の性能データは、設定された閾値を超える性能の変化を検出するために、今後の分析に向けて消毒中に取り出されて保存される、実施態様8に記載の装置。
(12) 前記プロセッサにより送信されたデジタルデータに基づいて、メッセージリマインダーを前記ユーザーに表示することができるユーザーインターフェースを更に備える、実施態様1〜11のいずれかに記載の装置。
(13) メッセージを、前記メッセージを受信して前記ユーザー及び第三者の一方又は両方に前記メッセージを表示するのに使用される、関連の処理装置に送ることができる通信要素を更に備える、実施態様1〜12のいずれかに記載の装置。
(14) 前記ユーザー及び関連の第三者の一方又は両方が前記メッセージについて設定優先事項を入力する手段を更に備える、実施態様1〜13のいずれかに記載の装置。
(15) 前記プロセッサは、実行可能なソフトウェアを使用して、前記センサにより収集されたデータ、設定優先事項、及び前記実行可能なソフトウェアによる分析から(from the executable software analysis)保存及び分析することができる、実施態様1〜14のいずれかに記載の装置。
【0105】
(16) 前記プロセッサは、更に、前記ベースの前記プロセッサと論理通信を行う更なる装置から収集されたデータを使用することができる、実施態様15に記載の装置。
(17) 前記プロセッサは、更に、更なる装置から収集されたデータを使用して、第三者に送ることができる自動化された注文を生成することができる、実施態様16に記載の装置。
(18) 前記自動化された注文は、前記ユーザーの所定の設定に基づいて送られる、実施態様2に記載の装置。
(19) 前記自動化された注文は、前記ユーザーの確認と同時に送られる、実施態様2に記載の装置。
(20) 前記自動化された注文は、アイケアの専門家からの処方箋確認と同時に送られる、実施態様15に記載の装置。
【0106】
(21) 前記自動化された注文は、コンタクトレンズ用である、実施態様1〜20のいずれかに記載の装置。
(22) 前記自動化された注文は、消毒放射線源用である、実施態様1〜21のいずれかに記載の装置。
(23) 前記自動化された注文は、消毒溶液用である、実施態様1〜22のいずれかに記載の装置。