(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6181223
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】インタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法
(51)【国際特許分類】
A63H 5/00 20060101AFI20170807BHJP
G10K 15/04 20060101ALI20170807BHJP
A63H 33/38 20060101ALI20170807BHJP
【FI】
A63H5/00 C
G10K15/04 302F
A63H33/38 C
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-35877(P2016-35877)
(22)【出願日】2016年2月26日
(65)【公開番号】特開2017-86852(P2017-86852A)
(43)【公開日】2017年5月25日
【審査請求日】2016年2月26日
(31)【優先権主張番号】201510777682.1
(32)【優先日】2015年11月13日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516040084
【氏名又は名称】利奥紙袋(1982)有限公司
(73)【特許権者】
【識別番号】516039952
【氏名又は名称】鶴山雅図仕印刷有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】林 ▲暉▼▲てい▼
(72)【発明者】
【氏名】楊 年康
【審査官】
古川 直樹
(56)【参考文献】
【文献】
特開昭62−217987(JP,A)
【文献】
実開昭60−094288(JP,U)
【文献】
特開2004−287128(JP,A)
【文献】
特開2004−112413(JP,A)
【文献】
特開平07−213751(JP,A)
【文献】
実公平01−036557(JP,Y2)
【文献】
登録実用新案第3151993(JP,U)
【文献】
特開昭62−097588(JP,A)
【文献】
特表2005−509501(JP,A)
【文献】
特開2006−047419(JP,A)
【文献】
特開2003−236261(JP,A)
【文献】
米国特許第4348191(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63H 1/00 − 37/00
G10K 15/04
H04R 3/00 − 3/14
A63F 9/00 − 13/98
G09B 1/00 − 9/56
G09B 17/00 − 19/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声を同期発生及び誘発再生するための音声発生インタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法であって、
前記音声発生インタラクティブプラットフォームは、
プラットフォーム本体と、当該プラットフォーム本体に設けられた音声発生装置及びキー装置を含み、
前記音声発生装置は、電源モジュール及び前記電源モジュールにそれぞれ接続されるスピーカー、音声チップ、センシング基板を含み、前記スピーカーの入力端子と前記音声チップの出力端子が接続され、前記センシング基板の出力端子と前記音声チップの入力端子が接続され、前記音声チップにはN種類の音源が予め保存されており、前記センシング基板には、前記N種類の音源と一対一で対応するとともに、対応する前記音源を前記スピーカーに出力して再生するよう前記音声チップを誘発するN個のセンシング領域が設けられ、前記キー装置には、前記N個のセンシング領域に一対一で対応し、且つ対応する前記センシング領域が反応するよう誘発するためのN個のキーが含まれており、N≧2であり、
前記N個のセンシング領域の各々は、電気的に導電性の材料から成る独立した視覚的に区別可能なコードパターンを有し、
前記N個のキーの各々もまた、電気的に導電性の材料から成る独立した視覚的に区別可能なパターンを有し、
前記N個のキーの各々の前記パターンの形状は、それぞれ、前記N個のセンシング領域の各々の前記コードパターンの形状と一対一で対応し、
(A)電源が起動して、前記センシング基板上の前記N個のセンシング領域が待機モードに入るステップと、
(B)前記N個のキーの何れかが対応する前記センシング領域に載置されると、前記センシング基板と前記音声チップ間におけるN本の音源チャンネルが全て起動し、前記キーを載置された前記センシング領域に反応した前記音源チャンネルが、対応する前記音源を前記スピーカーに出力して有声再生させるとともに、残りの前記音源チャンネルについては無声再生するステップと、
(C)残りの前記センシング領域が対応する前記キーによって誘発されると、誘発された前記センシング領域に対応する前記音源チャンネルが有声再生に転じ、先のステップにおいて出力されている前記音源に同期させて、対応する前記音源を前記スピーカーに出力して音声再生させるステップと
を備え、
前記ステップ(B)及び(C)において、音声が発生している前記音源に対応する前記キーが前記センシング領域を離れると、当該音源は無声再生となる
インタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法。
【請求項2】
前記プラットフォーム本体は、電子書籍の書籍本体又はステージ本体である請求項1に記載のインタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法。
【請求項3】
前記センシング領域の前記コードパターンの材料は、印刷導電インク、コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は硬質PCBであり、前記キーの前記パターンの材料は、印刷導電インク、コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は硬質PCBであり、前記キーの前記パターンは前記キーの底部に設けられる、請求項1又は2に記載のインタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法。
【請求項4】
前記キーの前記底部に設けられる前記パターンの外側には、前記パターンを遮蔽するための表装が設けられている請求項3に記載のインタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法。
【請求項5】
前記キーは、パズル、カード又はプラスチック人形である請求項1から4の何れか一項に記載のインタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法。
【請求項6】
前記コードパターンは、ハート型、円形、矩形、楕円形又は三角形である請求項1から5の何れか一項に記載のインタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は音声発生インタラクティブプラットフォームに関し、特に、音声を同期発生及び誘発再生するための音声発生インタラクティブプラットフォームと音声の同期発生方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子音声発生書籍は、児童の視覚、聴覚、動作の成長に有益な知育製品である。児童は、キーを押下することで本の内容に対応する音声又は音楽を再生できる。市販の音声発生インタラクティブプラットフォーム類製品の大部分は、キーにより単一の再生スイッチを制御するものであり、設計が単純でプレイアビリティが低い。また、この種の製品はインタラクティブ性に劣り、使用者による操作制御が不可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の技術的課題を解決するために、本発明は、低コストで簡単にキー押下及び/又は自動センシングが可能であり、組み立てが容易なほか、軽重量で、キー部分を取り付け空間に応じて臨機応変に配置可能な音声発生インタラクティブプラットフォーム及び音声の同期発生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明では、以下の技術方案を用いた。
【0005】
音声を同期発生及び誘発再生するための音声発生インタラクティブプラットフォームであって、プラットフォーム本体と、当該プラットフォーム本体に設けられた音声発生装置及びキー装置を含み、前記音声発生装置は、電源モジュール及び電源モジュールにそれぞれ接続されるスピーカー、音声チップ、センシング基板を含み、当該スピーカーの入力端子と音声チップの出力端子が接続され、当該センシング基板の出力端子と音声チップの入力端子が接続され、当該音声チップにはN種類の音源が予め保存されており、センシング基板には、前記N種類の音源と一対一で対応するとともに、対応する音源をスピーカーに出力して再生するよう音声チップを誘発するN個のセンシング領域が設けられ、前記キー装置には、前記N個のセンシング領域に一対一で対応し、且つ対応するセンシング領域が反応するよう誘発するためのN個のキーが含まれており、N≧2である。
【0006】
好ましくは、前記プラットフォーム本体は電子書籍の書籍本体又はステージ本体、或いはその他異なる形式の装置である。
【0007】
更に、前記センシング領域は、独立したコードパターンを有する印刷導電インク、コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は硬質PCB等であるが、これらに限らない。前記キーの底部には、センシング領域のコードパターンに対応する印刷導電インク、コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は硬質PCBが設けられるが、これらに限らない。
【0008】
更に、前記キーは、パズル、カード又はプラスチック人形等であるが、これらに限らない。
【0009】
更に、前記コードパターンは、ハート型、円形、矩形、楕円形又は三角形、或いは規則的又は不規則な任意の形状である。
【0010】
更に、前記キー底部の導電インクの外側には、導電インクを遮蔽するための表装が設けられている。いうまでもなく、導電インクを遮蔽する表装を設けなくてもよく、これにより機能が左右されることはない。
【0011】
前記インタラクティブプラットフォームを用いた音声の同期発生方法は、(A)電源が起動して、センシング基板上のN個のセンシング領域が待機モードに入るステップと、(B)いずれかのキーが対応するセンシング領域に載置されると、センシング基板と音声チップ間におけるN本の音源チャンネルが全て起動し、センシング領域が反応した音源チャンネルが、対応する音源をスピーカーに出力して有声再生させるとともに、残りのチャンネルについては無声再生するステップと、(C)残りのセンシング領域が対応するキーによって誘発されると、対応するチャンネルが有声再生に転じて、対応する音源を先のステップの出力音源に同期させて音声を発生させるステップと、を含む。
【0012】
更に、前記ステップ(B)及び(C)において、音声が発生している音源に対応するキーがセンシング領域を離れると、当該音源は無声再生となる。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、以下のような有益な効果を有する。
【0014】
1)本発明のインタラクティブプラットフォーム及び音声の同期発生方法では、特定のパターンを有するパズルをスイッチの接続点として用いており、ユーザはパズルを組み合わせて使用することでプラットフォームに異なる音声を発生させられるため、面白さとインタラクティブ性が高まる。
【0015】
2)本発明のセンシング基板は、パズルに対応する音声を正確に識別可能である。センシングチップは、パズル、カード又はプラスチック人形に特有の導電インク、コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は硬質PCB等の導電性媒体の静電容量値を感知及び検出することで、媒体における導電パターンの読み取りを実現する。よって、パズルを別の位置に載置したとしても正確に音声を発生させられる。
【0016】
3)本発明は印刷技術を用いており、内容の異なるパズルを印刷によって表現するため、操作が簡単でインタラクティブ性に優れている。
【0017】
以下に、図面を組み合わせて本発明の具体的実施形態について更に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】
図1は、本発明におけるインタラクティブプラットフォームの第1実施例の構造を示す図である。
【
図2】
図2は、本発明における第1実施例の音声発生装置の原理ブロック図である。
【
図3】
図3は、本発明における第1実施例のセンシング基板の分解図である。
【
図4】
図4は、本発明における第1実施例のセンシング領域形状を示す図である。
【
図5】
図5は、本発明における第1実施例の複数組のセンシング領域を示す図である。
【
図6】
図6は、本発明における第1実施例の拡大型センシング領域を示す図である。
【
図7】
図7は、本発明における第1実施例のパズルの分解図である。
【
図8】
図8は、本発明における第2実施例の構造を示す図である。
【
図9】
図9は、本発明における第2実施例のキー及びそのコードパターンを示す図である。
【
図10】
図10は、本発明における第2実施例のキーのその他形状を示す図である。
【
図11】
図11は、本発明における第2実施例のキーのその他形状を示す図である。
【
図12】
図12は、本発明における第2実施例のキーのその他形状を示す図である。
【
図13】
図13は、本発明における第2実施例のキーのその他形状を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1〜7を参照して、本発明の音声を同期発生及び誘発再生する電子音声発生書籍は、書籍本体と、当該書籍本体に設けられる音声発生装置20及びキー装置を含む。当該書籍本体には、書籍表面、書籍底及び複数のページが設けられ、前記音声発生装置20は書籍底の内部又は書籍側に取り付けられて固定されている。
【0020】
図2に示すように、前記音声発生装置20は、電源モジュール及び電源モジュールにそれぞれ接続されるスピーカー201、音声チップ202及びセンシング基板203を含む。本実施例において、電源モジュールは電池204である。当該スピーカー201の入力端子と音声チップ202の出力端子が接続され、当該センシング基板203の出力端子と音声チップ202の入力端子が接続されている。当該音声チップ202には、音源A,B,C,Dが予め保存されている。
【0021】
センシング基板203には、4種類の音源と一対一で対応するとともに、対応する音源をスピーカー201に出力して再生するよう音声チップ202を誘発するA,B,C,Dのセンシング領域205が設けられている。前記キー装置には、前記4つのセンシング領域205に一対一で対応し、且つ対応するセンシング領域205が反応するよう誘発するための4つのキー206が含まれる。本実施例においてキー206はパズルであり、
図3に示すように、それぞれパズルA、パズルB、パズルC、パズルDとされる。
【0022】
また、前記インタラクティブプラットフォームにおける音声の同期発生方法としては、(A)電源が起動して、センシング基板203上のN個のセンシング領域205が待機モードに入るステップと、(B)いずれかのキー206が対応するセンシング領域205に載置されると、センシング基板203と音声チップ202間におけるN本の音源チャンネルが全て起動し、センシング領域205が反応した音源チャンネルが、対応する音源をスピーカー201に出力して有声再生させるとともに、残りのチャンネルについては無声再生するステップと、(C)残りのセンシング領域205が対応するキー206によって誘発されると、対応するチャンネルが有声再生に転じて、対応する音源を先のステップの出力音源に同期させて音声を発生させるステップと、を含む。
【0023】
前記ステップ(B)及び(C)において、音声が発生している音源に対応するキー206がセンシング領域205を離れると、当該音源は無声再生となる。
【0024】
本実施例のパズル本の場合には、4つの異なるパズル(パズルA、パズルB、パズルC、パズルD)を有し、それぞれが4つの異なる音源(音源A、音源B、音源C、音源D)を制御する。パズルAをセンシング領域205Aに載置するだけで、音源Aが音声を再生し、更にパズルBをセンシング領域205Bに載置すると、音源Aと音源Bが同期して音声を再生する。このようにして、全てのパズル(パズルA、パズルB、パズルC、パズルD)がセンシング領域205A、センシング領域205B、センシング領域205C、センシング領域205Dに載置されると、音源A、音源B、音源C及び音源Dが同期して音声を再生する。途中でパズルBがセンシング領域205Bから持ち去られた場合、音源Bは音声を発生しなくなり、残りの音源A、音源C及び音源Dだけが音声を同期発生させる。
【0025】
本実施例において、センシングプレートはフレキシブルプリント基板とし、プリント基板は導電インクを媒体面に印刷してなる。媒体としては、PET、ゴム、木、紙等があるが、これらに限らない。また、センシングプレートはフレキシブルプリント基板に限らず硬質PCB等としてもよいが、これに限らない。前記センシング領域205は、独立したコードパターンを有する印刷導電インクからなり、前記キー206の底部には、センシング領域205のコードパターンに対応する印刷導電インクが設けられている(コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は硬質PCB等としてもよいが、これらに限らない)。また、
図7に示すように、キー206底部の導電インク外側には、導電インクを遮蔽するための表装207を設けてもよい。導電インクは、パズルの底部全体にわたって印刷してもよいし、なんらかのパターン又は形状を印刷してもよいが、パターン又は形状はセンシング領域205のパターン又は形状と略一致していなければならない。ただし、完全に一致させる必要はない。
【0026】
本実施例において、センシング領域205の形状は正方形であり、且つグリッド状とされる。ただし、センシング領域205の形状は、正方形、矩形、円形又はどのような形状であってもよい(
図4)。更に、センシング領域205はグリッド状であってもよいし、ベタ塗りとしてもよい。各音源チャンネルは、2つのセンシング領域205によって誘発される(1つのセンシング領域205又は複数のセンシング領域205としてもよい(
図5))。センシング領域205の寸法や形態は調整可能であるが(
図6)、一般的には表装の厚み、導電インクのインピーダンス等の要素によって決定される。
【0027】
図8〜
図13に示すように、本発明の第2実施例において、音声を同期発生又は誘導再生するためのインタラクティブステージは、ステージ本体30及び音声発生装置20、キーモジュールを含む。当該電源モジュールは、商用電源を変換するための駆動装置であればよい。本実施例における音声発生装置20は、当該ステージにおいて4つの円型センシングプレート207を有する。センシングプレート207としては、印刷導電インク、コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は従来のPCB等が可能であるが、これらに限らず、各センシングプレートは独立したリーダーとしてもよい(
図8)。
【0028】
リーダー上に載置されるキー206としては、カード、プラスチック人形等が可能であるが、これらに限らない。キー206の底部には独立したコード(
図9)が印刷されており、印刷導電インク、コールドフォイル金属、ホットスタンプ金属又は従来のPCB等が可能であるが、これらに限らない。また、図例では円型としているが、例えばハート型、矩形又は規則的又は不規則な任意の形状というように、その他の異なる形状としてもよい(
図10〜
図13)。独立したコードを備えた任意のカード又は人形を任意のリーダー上に載置するだけで、当該リーダーは当該カード又は人形(識別コードA)の特性を識別し、対応する音源の音声を再生するよう電子部品に通知する(音源Aの音声を再生する)。一方、残りの音源は再生されるが音声は発生しない(音源B,C,Dは再生されるが音声は発生しない)。
【0029】
続いて、独立したコードを備えた別のカード又は人形(識別コードB)を残りの任意のリーダー上に載置すると、当該リーダーは当該カード又は人形の特性を識別し、対応する音源の音声を再生するよう電子部品に通知する(音源Bの音声を再生する)。一方、残りの音源は再生されるが音声は発生しない(音源C,Dは再生されるが音声は発生しない)。2つのカード又は人形(識別コードA及びB)が2つの異なるリーダー上に載置されていることから、音源A及び音源Bは同時に音声を再生する。
【0030】
同様に、識別コードC、識別コードDのカード又は人形を異なるリーダー上に載置すれば、更に多くの音源を同期させられる。なお、当該技術における識別コード及びリーダーは無限に拡張可能である。
【0031】
以上は本発明の好ましい実施形態にすぎない。本発明は上記の実施形態に限定されず、同様の手段で本発明の目的を実現可能な技術方案であれば、いずれも本発明の保護の範囲とみなされる。