(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記制御部は、前記予め格納された単語又はイメージの少なくとも一つが選択された時、前記文字入力ウィンドウに前記選択された単語又はイメージを表示することを特徴とする請求項1に記載のクリップボード提供装置。
前記格納された単語又はイメージの少なくとも一つが選択された場合、前記文字入力ウィンドウに前記選択された単語又はイメージを表示するステップをさらに有することを特徴とする請求項7に記載のクリップボード提供方法。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、本発明に係るクリップボード提供装置及びその方法を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
【0013】
ここで、公知の機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合、明瞭性と簡潔性のために、その詳細な説明を省略する。
【0014】
本発明の実施形態による携帯端末機は、画像電話機、携帯電話、スマートフォン、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000端末機、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)端末機、UMTS(Universal Mobile Telecommunication Service)端末機、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)端末機、E−ブック、携帯用コンピュータ(例えば、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、及びデジタルカメラを含む携帯可能な電子機器及びデュプレックスシステムを含むことができる。
【0015】
図1は、本発明の実施形態による携帯端末機の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、携帯端末機は、制御部101、ディスプレイ部103、キー入力部105、メモリ部107、RF(Radio Frequency)部109、データ処理部111、及びオーディオプロセッサ113を含む。
【0016】
動作において、RF部109は、携帯端末機の無線通信機能を遂行する。
このために、RF部109は、送信される信号の周波数をアップコンバートして増幅する無線送信器と、受信される信号を低雑音増幅して周波数をダウンコンバートする無線受信器を含む。
【0017】
データ処理部111は、送信される信号を符号化及び変調する送信器及び受信される信号を復調及び復号化する受信器を含む。
データ処理部111は、モデム(MODEM)及びコーデック(CODEC)をさらに含むことができる。コーデックは、パケットデータのようなデータ信号を処理するデータコーデックと、音声のようなオーディオ信号を処理するオーディオコーデックを含むことができる。
【0018】
オーディオプロセッサ113は、データ処理部111から出力された受信オーディオ信号をスピーカによって再生し、マイクロホンにより発生する送信オーディオ信号をデータ処理部111に伝送する。
キー入力部105は、数字及び文字情報を入力するためのキー及び各種機能を設定するための機能キーを含む。
【0019】
ディスプレイ部103は、画像信号を画面に表示(ディスプレイ)し、制御部101から出力要求されたデータを表示する。
ディスプレイ部103が静電容量式又は感圧式のタッチスクリーン方式を含む形で実現される場合、キー入力部105は、予め設定された最小限のキーを含むことができる。このディスプレイ部103は、タッチスクリーンで実現される場合、キー入力部105のキー入力機能の一部を代替することができる。
【0020】
メモリ部107は、プログラムメモリとデータメモリを含む。
プログラムメモリは、携帯端末機の一般的な動作を制御するためのブーティング(booting)プログラム及びオペレーションシステム(Operating System:OS)を格納し、データメモリは、携帯端末機の動作中に発生する各種データを格納する。
【0021】
制御部101は、携帯端末機の全体的な動作を制御する。
特に、制御部101は、単語とイメージを表示及び格納し、格納された単語とイメージを簡単にコピーできるスマートクリップボードを提供する。
より詳細に説明すれば、制御部101は、ディスプレイ部103に文字入力ウィンドウが出力される場合にクリップボード機能を提供する第1の方法と、ディスプレイ部103にキーパッドが出力される場合にクリップボード機能を提供する第2の方法を実行する。
ここで、使用される‘文字入力ウィンドウ’は、ユーザーが文字を入力できるウィンドウを意味する。
【0022】
以下、上記第1の方法についてより詳細に説明する。
制御部101は、携帯端末機のユーザーにより選択された複数のアプリケーションの中から特定アプリケーションを実行する。
制御部101は、特定アプリケーションの実行に応答してディスプレイ部103に出力される画面データを分析することにより、どのようなウィンドウがディスプレイ部103に出力されたかを判断する。
【0023】
文字入力ウィンドウが表示されたと判断された場合、制御部101は、スマートクリップボードを自動的に活性化し、ディスプレイ部103にスマートクリップボードが活性化されることを示す表示を行う。
スマートクリップボードの活性化を示す表示は、シンボル、アイコン、ウィジェットなどである。例えば、制御部101は、スマートクリップボードの活性化を示すためにディスプレイ部103の右側に矢印を表示できる。
【0024】
その後、制御部101は、ディスプレイ部103にユーザーのタッチモーション(touch motion)を感知し、感知したユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードオープン要求に対応するか否かを判定する。
例えば、スマートクリップボードの活性化を示す矢印がディスプレイ部103に出力されている場合、スマートクリップボードオープン要求を表すタッチモーションは、ディスプレイ部103に矢印が表示される領域をクリック(click)するモーションとなり得る。
【0025】
ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードオープン要求に対応する場合、制御部101は、ディスプレイ部103にスマートクリップボードに予め格納された単語又はイメージを含むスマートクリップボードウィンドウを出力する。
ここで、制御部101は、ディスプレイ部103の右側又は左側(あるいは上側又は下側)で特定領域を占めるスマートクリップボードウィンドウを出力できる。
【0026】
一方、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードオープン要求に対応しない場合、制御部101は、ユーザーのタッチモーションに対応する携帯端末機の機能を実行する。例えば、実行されたアプリケーションがインターネット検索を実行する検索エンジンアプリケーションである場合、携帯端末機の該当機能は、文字入力ウィンドウに入力される単語に関連したウェブページの検索機能であり得る。
【0027】
制御部101は、ディスプレイ部103にユーザーのタッチモーションを感知し、感知されたユーザーのタッチモーションが文字入力ウィンドウのスマートクリップボードに含まれた単語のうちいずれか一つをコピーするための要求に対応するか否かを判定する。
例えば、単語コピー要求を表すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードウィンドウに含まれた単語のうちいずれか一つを選択し、選択された単語を文字入力ウィンドウにドラッグするモーションであり得る。
【0028】
ユーザーのタッチモーションが単語コピー要求に対応する場合、制御部101は、文字入力ウィンドウに関連した単語を表示する。
例えば、単語‘FMD(Foot−and−Mouth Disease)’、‘安東(Andong)’、及び‘湖南地方(Southwestern Region)’がスマートクリップボードウィンドウに含まれ、これら単語のうち‘FMD’が文字入力ウィンドウにコピー要求される場合、制御部101は、文字入力ウィンドウ内に単語‘FMD’を表示する。
【0029】
一方、ユーザーのタッチモーションが単語コピー要求に対応しない場合、制御部101は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードに単語を格納するために要求されるか否かを判定する。
例えば、単語格納要求を表すユーザーのタッチモーションは、ユーザーにより選択された単語をスマートクリップボードウィンドウにドラッグするモーションであり得る。
【0030】
ユーザーのタッチモーションが単語格納要求に該当する場合、制御部101は、予め格納された単語又はイメージとともに該当単語をスマートクリップボードに格納し、スマートクリップボードウィンドウに格納された単語を出力する。
例えば、単語‘FMD’がユーザーによりスマートクリップボードに格納要求される場合、制御部101は、この‘FMD’をスマートクリップボードに格納してスマートクリップボードウィンドウに表示する。
【0031】
一方、ユーザーのタッチモーションが単語格納要求に該当しない場合、制御部101は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に該当するか否かを判定する。
例えば、スマートクリップボードクローズ要求を表すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードウィンドウをダブルクリックするモーションであり得る。
【0032】
ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に該当する場合、制御部101は、ディスプレイ部103に出力されるスマートクリップボードウィンドウを閉じ、スマートクリップボードを不活性化する。
一方、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に該当しない場合、制御部101は、ユーザーのタッチモーションに対応する携帯端末機の該当機能を遂行する。例えば、実行されたアプリケーションがインターネット検索を実行する検索エンジンアプリケーションである場合、携帯端末機の該当機能は、文字入力ウィンドウに入力される単語に関連したウェブページの検索機能であり得る。
【0033】
次に、上記第2の方法についてより詳細に説明する。
制御部101は、携帯端末機により提供される複数のアプリケーションの中からユーザーにより特定アプリケーションが選択される場合、特定アプリケーションを実行する。
制御部101は、特定アプリケーションの実行によりディスプレイ部103に出力される画面データを分析することによってディスプレイ部103にどのようなウィンドウが表示されたかを判定する。
【0034】
キーパッドが表示されたと判定される場合、制御部101は、スマートクリップボードを自動的に活性化してディスプレイ部103にスマートクリップボードに予め格納された単語又はイメージを含むスマートクリップボードウィンドウを出力する。
制御部101は、ディスプレイ部103の右側又は左側(あるいは上側又は下側)に特定領域を占めるスマートクリップボードウィンドウを出力できる。すなわち、本発明において、制御部101は、キーパッドのみを出力する代わりに、キーパッドと文字入力ウィンドウを共に出力することができる。
【0035】
制御部101は、ディスプレイ部103にユーザーのタッチモーションを感知し、感知されたユーザーのタッチモーションが文字入力ウィンドウにスマートクリップボードウィンドウに含まれた単語のうちいずれか一つをコピーするための要求に該当するか否かを判定する。
例えば、単語コピー要求を表すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードウィンドウに含まれた単語のうちいずれか一つを選択し、選択された単語を文字入力ウィンドウにドラッグするモーションであり得る。
【0036】
ユーザーのタッチモーションが単語コピー要求である場合、制御部101は、文字入力ウィンドウに該当単語を表示する。
例えば、スマートクリップボードウィンドウに単語‘FMD’、‘安東’、及び‘湖南地方’が含まれ、これら単語のうち‘FMD’が文字入力ウィンドウにコピー要求される場合、制御部101は、文字入力ウィンドウに‘FMD’を表示する。
【0037】
一方、ユーザーのタッチモーションが単語コピー要求に該当しない場合、制御部101は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードに単語を格納するための要求に対応するか否かを判定する。
例えば、単語格納要求を表すユーザーのタッチモーションは、ディスプレイ部103に表示される単語の中からユーザーにより選択された単語をスマートクリップボードウィンドウにドラッグするモーションであり得る。
【0038】
ユーザーのタッチモーションが単語格納要求に対応する場合、制御部101は、予め格納された単語又はイメージと共にスマートクリップボードに該当単語を格納し、スマートクリップボードウィンドウに格納された単語を出力する。
例えば、ユーザーにより単語‘FMD’がスマートクリップボードに格納要求される場合、制御部101は、‘FMD’をスマートクリップボードに格納し、スマートクリップボードウィンドウに単語‘FMD’を表示する。
【0039】
一方、ユーザーのタッチモーションが単語格納要求でない場合、制御部101は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に該当するか否かを判定する。
例えば、スマートクリップボードクローズ要求を表すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードウィンドウをダブルクリックするモーションであり得る。
【0040】
ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求である場合、制御部101は、ディスプレイ部103に出力されたスマートクリップボードウィンドウを閉じ、スマートクリップボードを不活性化する。
一方、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求でない場合、制御部101は、ユーザーのタッチモーションに対応する携帯端末機の該当機能を遂行する。
【0041】
例えば、ユーザーのタッチモーションがキーパッドに表示されるキーのうちいずれか一つをタッチするモーションである場合、制御部101は、文字入力ウィンドウにタッチされたキーに対応する文字を表示する。
もう一つの例では、実行されたアプリケーションがメッセージ作成アプリケーションであり、ユーザーのタッチモーションがメッセージ伝送要求である場合、制御部101は、文字入力ウィンドウに出力されるすべての文字を含むメッセージを生成して送信する。
【0042】
上記第1及び第2の方法において、スマートクリップボードのウインドウが表示された後に、ユーザーにより単語又はイメージがコピー要求される場合、制御部101は、スマートクリップボードにコピー要求された単語又はイメージを格納する。
しかしながら、制御部101は、異なる方式で単語又はイメージを格納することができる。
【0043】
より詳細に説明すると、スマートクリップボードのウインドウが表示される前に、ユーザーにより単語又はイメージが要求される場合、制御部101は、スマートクリップボードを表示し、表示されたスマートクリップボードにコピー要求されたイメージ又は単語を格納することができる。
【0044】
図2は、本発明の第1の実施形態による携帯端末機でクリップボードを提供するプロセスを説明するためのフローチャートである。
図2を参照すると、ステップS201において、携帯端末機は、携帯端末機により提供される複数のアプリケーションの中からユーザーにより特定アプリケーションが選択された場合、特定アプリケーションを実行する。
【0045】
その後、ステップS203において、携帯端末機は、特定アプリケーションの実行により出力される画面データを分析することによって、文字入力ウィンドウが表示されたか否かを判定する。
文字入力ウィンドウが表示される場合、携帯端末機は、ステップS205に進行する。そうでない場合、携帯端末機は、ステップS203を反復して遂行する。
【0046】
ステップS205において、携帯端末機は、スマートクリップボードを活性化し、スマートクリップボードの活性化を示す表示を行う。
例えば、携帯端末機は、スマートクリップボードの活性化を示すためにディスプレイ部103の右側に矢印を表示する。
【0047】
ステップS207において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションを感知する。
ステップS209において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードオープン要求であるか否かを判定する。
例えば、スマートクリップボードの活性化を示す矢印がディスプレイ部103に出力されている場合、スマートクリップボードオープン要求を表すタッチモーションはディスプレイ部103で矢印が表示されている領域をクリックするモーションであり得る。
ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードオープン要求である場合、携帯端末機は、ステップS211に進行する。そうでない場合、携帯端末機は、ステップS213に進行する。
【0048】
ステップS211において、携帯端末機は、ディスプレイ部103で、スマートクリップボードに予め格納された単語又はイメージを含むスマートクリップボードのウィンドウを出力する。
携帯端末機は、ディスプレイ部103の右側又は左側に特定領域を占めるスマートクリップボードウィンドウを出力する。
【0049】
ステップS213において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションに対応する該当機能を実行する。
例えば、実行されたアプリケーションがインターネット検索を実行する検索エンジンアプリケーションである場合、携帯端末機の該当機能は、文字入力ウィンドウに入力される単語に関連したウェブページの検索機能であり得る。
【0050】
ステップS215において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションを感知する。
ステップS217において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションが文字入力ウィンドウに、スマートクリップボードウィンドウに含まれた単語のうちいずれか一つのコピーを要求したか否かを判定する。
例えば、単語コピー要求を表すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードウィンドウに含まれた単語のうちいずれか一つを選択し、選択された単語を文字入力ウィンドウにドラッグする。
【0051】
ユーザーのタッチモーションが単語コピー要求である場合、携帯端末機は、ステップS219に進行する。
そうでない場合には、携帯端末機は、ステップS221に進行する。
【0052】
ステップS219において、携帯端末機は、文字入力ウィンドウに要求された単語を表示する。
例えば、単語‘FMD’、‘安東’、及び‘湖南地方’がスマートクリップボードウィンドウに含まれ、これら単語の中で‘FMD’が文字入力ウィンドウにコピー要求される場合、携帯端末機は、文字入力ウィンドウに単語‘FMD’を表示する。
【0053】
ステップS221において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードに単語の格納を要求したか否かを判定する。
例えば、単語格納要求を示すユーザーのタッチモーションは、ユーザーにより選択された単語をスマートクリップボードのウィンドウにドラッグするモーションである。
ユーザーのタッチモーションが単語格納要求に対応する場合、携帯端末機は、ステップS223に進行する。そうでない場合、携帯端末機は、ステップS225に進行する。
【0054】
ステップS223において、携帯端末機は、スマートクリップボードに要求された単語を格納し、スマートクリップボードのウィンドウに格納された単語を表示する。
例えば、ユーザーにより、単語‘FMD’がスマートクリップボードに格納するように要求される場合、携帯端末機は、単語‘FMD’をスマートクリップボードに格納してスマートクリップボードのウィンドウに表示する。
【0055】
ステップS225において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に対応するか否かを判定する。
例えば、スマートクリップボードクローズ要求を示すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードのウィンドウをダブルクリックするモーションであり得る。
ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に対応する場合、携帯端末機は、ステップS227に進行する。そうでない場合、携帯端末機は、ステップS229に進行する。
【0056】
ステップS227において、携帯端末機は、スマートクリップボードのウィンドウを閉じ、スマートクリップボードを不活性化する。
ステップS229において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションに対応する該当機能を遂行する。
例えば、実行されたアプリケーションがインターネット検索を実行する検索エンジンアプリケーションである場合、携帯端末機の該当機能は、文字入力ウィンドウに入力された単語に関連したウェブページの検索機能であることができる。
【0057】
図3は、本発明の第2の実施形態による携帯端末機でクリップボードを提供するプロセスを説明するためのフローチャートである。
図3を参照すると、ステップS301において、携帯端末機は、携帯端末機により提供される複数のアプリケーションの中からユーザーにより特定アプリケーションが選択された場合に特定アプリケーションを実行する。
【0058】
ステップS303において、携帯端末機は、特定アプリケーションの実行により出力される画面データを分析することによって、キーパッドがディスプレイ部103に表示されるか否かを判定する。
キーパッドが表示される場合、携帯端末機は、ステップS305に進行する。そうでない場合には、携帯端末機は、ステップS303を繰り返す。携帯端末機は、キーパッドだけを出力することだけでなく、キーパッドと文字入力ウィンドウを共に出力できる。
【0059】
ステップS305において、携帯端末機は、スマートクリップボードを活性化し、ディスプレイ部103にスマートクリップボードに予め格納された単語又はイメージを含むスマートクリップボードのウィンドウを出力する。
携帯地端末機は、ディスプレイ部103の右側又は左側に特定領域を占めるスマートクリップボードのウィンドウを出力できる。
【0060】
ステップS307において、携帯端末機は、ディスプレイ部103上でユーザーのタッチモーションを感知する。
その後、ステップS309において、携帯端末機は、感知されたユーザーのタッチモーションが文字入力ウィンドウに、スマートクリップボードのウィンドウに含まれた単語のうちいずれか一つをコピーすることを要求したか否かを判定する。
【0061】
例えば、単語コピー要求を示すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードウィンドウに含まれた単語のうちいずれか一つを選択し、選択された単語を文字入力ウィンドウにドラッグするモーションであり得る。
ユーザーのタッチモーションが単語コピー要求に対応する場合、携帯端末機は、ステップS311に進行する。そうでない場合、携帯端末機は、ステップS313に進行する。
【0062】
ステップS311において、携帯端末機は、文字入力ウィンドウにコピー要求された単語を表示する。
例えば、単語‘FMD’、‘安東’、及び‘湖南地方’がスマートクリップボードのウィンドウに含まれ、これら単語の中で単語‘FMD’が文字入力ウィンドウにコピー要求される場合、携帯端末機は、文字入力ウィンドウに単語‘FMD’を表示する。
【0063】
ステップS313において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードに単語の格納を要求したか否かを判定する。
例えば、単語格納要求を示すユーザーのタッチモーションは、ディスプレイ部103に表示される単語の中からユーザーにより選択された単語をスマートクリップボードのウィンドウにドラッグするモーションであり得る。
ユーザーのタッチモーションが単語格納要求される場合、携帯端末機は、ステップS315に進行する。そうでない場合、携帯端末機は、ステップS317に進行する。
【0064】
ステップS315において、携帯端末機は、スマートクリップボードにユーザーにより選択された該当単語を格納してマートクリップボードのウィンドウに格納された単語を出力する。
例えば、ユーザーにより単語‘FMD’がスマートクリップボードに格納要求される場合、携帯端末機は、単語‘FMD’をスマートクリップボードに格納してスマートクリップボードのウィンドウに単語‘FMD’を表示する。
【0065】
ステップS317において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に対応するか否かを判定する。
例えば、スマートクリップボードクローズ要求を示すユーザーのタッチモーションは、スマートクリップボードウィンドウをダブルクリックするモーションであることができる。
ユーザーのタッチモーションがスマートクリップボードクローズ要求に対応する場合、携帯端末機は、ステップS319に進行する。そうでない場合、携帯端末機は、ステップS321に進行する。
【0066】
ステップ319において、携帯端末機は、ディスプレイ部103に出力されたスマートクリップボードのウィンドウを閉じ、スマートクリップボードを不活性化する。
一方、ステップS321において、携帯端末機は、ユーザーのタッチモーションに対応する携帯端末機の該当機能を遂行する。
【0067】
例えば、ユーザーのタッチモーションがキーパッドに表示されるキーのうちいずれか一つをタッチしたモーションである場合、携帯端末機は、文字入力ウィンドウにタッチされたキーに対応する文字を表示する。
もう一つの例では、実行されたアプリケーションがメッセージ作成アプリケーションであり、ユーザーのタッチモーションがメッセージ伝送要求に対応する場合、携帯端末機は、文字入力ウィンドウに出力されるすべての文字を含むメッセージを生成して伝送できる。
【0068】
図2及び
図3は、スマートクリップボードのウインドウが表示された後に、ユーザーにより単語又はイメージがコピー要求される場合、携帯端末機がスマートクリップボードに要求された単語又はイメージを格納するプロセスを示す。
しかしながら、携帯端末機は、異なる方式で単語又はイメージを格納することができる。
より詳細に説明すると、スマートクリップボードのウインドウが表示される前に、ユーザーにより単語又はイメージがコピー要求される場合、携帯端末機は、スマートクリップボードを表示し、表示されたスマートクリップボードに要求されたイメージ又は単語を格納することができる。
【0069】
図4は、本発明の第1の実施形態によりクリップボードを提供する画面を示す。
図4を参照すると、符号401は、スマートクリップボードの活性化を示す画面を示し、符号407はスマートクリップボードオープン要求が実行される画面を示し、符号411は、スマートクリップボードのウインドウが表示される画面を示す。
符号415は、ユーザーにより単語コピー要求が実行される画面を示し、符号423は、ユーザーによりスマートクリップボードクローズ要求が実行される画面を示し、符号427はスマートクリップボードのウィンドウが終了する画面を示す。
【0070】
動作において、携帯端末機は、インターネット検索エンジンアプリケーション(例えば、Naver(登録商標) application)が実行される場合、ディスプレイ部103に出力される画面データを分析することによって文字入力ウィンドウ403が出力されるか否かを判定する。
文字入力ウィンドウ403が出力されると判定される場合、携帯端末機は、スマートクリップボード活性化を示す矢印405と文字入力ウィンドウ403を含む画面401を表示する。
クリップボード活性化表示の矢印409がユーザーによりタッチされる場合、携帯端末機は、以前に格納された単語を含むスマートクリップボードのウィンドウ413を表示する。
【0071】
図4に示すスマートクリップボードと矢印の方向及び位置は例示であり、このような図に示すもので本発明の範囲を限定するものではない。ディスプレイ部の他の位置に矢印と該当スマートクリップボードが表示され得る。
さらに、本発明では、一つ以上の矢印と一つ以上のスマートクリップボードが携帯端末機内で実現(表示)することができる。
【0072】
単語‘FMD’が‘FMD’を含むスマートクリップボードのウィンドウ419から文字入力ウィンドウにユーザーによりドラッグされる場合、携帯端末機は、符号423で示すように、‘FMD’がコピー要求されたと決定して文字入力ウィンドウ417に‘FMD’を表示する。
その後、スマートクリップボードのウィンドウ425がユーザーによりダブルクリックされる場合、携帯端末機は、スマートクリップボードクローズ要求を受信したと決定して、スマートクリップボードウィンドウが終了する画面427に表示する。
このように、携帯端末機は、スマートクリップボードを自動的に活性化することによってスマートクリップボードの便利さを向上させる効果を有する。
【0073】
図5は、本発明の第2の実施形態によりクリップボードを提供する画面を示す。
図5を参照すると、符号501は、スマートクリップボードが出力される画面を示し、符号505はスマートクリップボードのウィンドウに単語を格納する画面を示し、符号511は文字入力ウィンドウに単語をコピーする画面を示す。
符号517は、スマートクリップボードクローズ要求が実行される画面を示し、符号521は、スマートクリップボードが終了する画面を示す。
【0074】
メッセージ作成アプリケーションが実行される場合、携帯端末機は、ディスプレイ部103に出力される画面データを分析することによってキーパッドが出力されたか否かを判定する。
キーパッドが出力されたと判定される場合、携帯端末機は、以前に格納された単語又はイメージを含むスマートクリップボードのウィンドウ503を表示する。
【0075】
文字入力ウィンドウ507に表示された単語‘FMD’がスマートクリップボードのウィンドウ509にユーザーによりドラッグされる場合、携帯端末機は、単語‘FMD’を格納要求されたと判定して、スマートクリップボードのウィンドウ509に単語‘FMD’を表示する。
【0076】
図5に示すスマートクリップボードと矢印の方向及び位置は例示であり、このような図に示すもので本発明の範囲を限定するものではない。
ディスプレイ部の他の位置に矢印と該当スマートクリップボードが表示され得る。
さらに、本発明では、一つ以上の矢印と一つ以上のスマートクリップボードが携帯端末機内で実現(表示)することができる。
【0077】
携帯端末機は、スマートクリップボードのウィンドウ515に含まれた単語‘FMD’と‘翌日’の中で‘FMD’がユーザーにより文字入力ウィンドウ513にドラッグされる場合、‘FMD’という単語がコピー要求されたと決定し、文字入力ウィンドウ513に‘FMD’を表示する。
その後、スマートクリップボードのウィンドウ519がユーザーによりダブルクリックされる場合、携帯端末機は、スマートクリップボードのウィンドウが終了する画面521に表示する。
このように、携帯端末機は、第2の実施形態によりスマートクリップボードのウィンドウを表示してスマートクリップボードの便利性を増加させる。
【0078】
上記した本発明による携帯端末機におけるクリップボードを提供する方法は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体にコンピュータ読み取り可能なコードを記録することで実施することができる。このコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータを格納するデータストレージデバイスとなり得る。
【0079】
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random−Access Memory)、光ディスク、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、不揮発性メモリを含み、搬送波(例えば、インターネットを介する伝送)の形態で実現されることも含む。
また、このコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワーク接続されたコンピュータシステムにわたって分散されることによって、コンピュータ読み取り可能なコードは分散形態で格納及び遂行され得る。また、本発明を達成するための機能プログラム、コード、及びコードセグメントは、当該技術分野における熟練されたプログラマにとっては容易に理解できることである。
【0080】
尚、本発明は、上述の実施例形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。