特許第6181390号(P6181390)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6181390
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】刈刃保護カバー
(51)【国際特許分類】
   A01D 34/68 20060101AFI20170807BHJP
【FI】
   A01D34/68 C
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-47416(P2013-47416)
(22)【出願日】2013年3月9日
(65)【公開番号】特開2014-171438(P2014-171438A)
(43)【公開日】2014年9月22日
【審査請求日】2016年2月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】592013325
【氏名又は名称】ダイアトップ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100137327
【弁理士】
【氏名又は名称】松井 勝義
(72)【発明者】
【氏名】杉原智仁
(72)【発明者】
【氏名】杉原勇気
【審査官】 中村 圭伸
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−078532(JP,A)
【文献】 特開2006−230293(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3009429(JP,U)
【文献】 特開2004−357655(JP,A)
【文献】 特開昭53−048822(JP,A)
【文献】 国際公開第2005/077144(WO,A1)
【文献】 特表昭62−500770(JP,A)
【文献】 特許第2893397(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01D 7/00 − 7/10
A01D 34/68
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
刈払機の操作棹の先端部に取付けられた刈刃の上面に離間して設けられる刈刃保護カバーにおいて、
該操作棹の先端部に固着されるカバー本体と、該カバー本体から該刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起と、を有する刈刃保護カバーであって、
該各保護突起の断面は、逆V字形状であり、且つ、該刈刃の径方向外側に向かって次第に小さくなることを特徴とする刈刃保護カバー。
【請求項2】
刈払機の操作棹の先端部に取付けられた刈刃の上面に離間して設けられる刈刃保護カバーにおいて、
該操作棹の先端部に固着されるカバー本体と、該カバー本体から該刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起と、を有する刈刃保護カバーであって、
該各保護突起の断面は、逆U字形状であり、且つ、該刈刃の径方向外側に向かって次第に小さくなることを特徴とする刈刃保護カバー。
【請求項3】
前記各保護突起は、前記刈刃の回転方向に湾曲する略鎌形状をなすことを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2記載の刈刃保護カバー。
【請求項4】
前記各保護突起の先端部には、該先端部から少なくとも前記刈刃の回転方向に膨出する膨大部を有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の刈刃保護カバー。
【請求項5】
前記各保護突起の先端部は、前記刈刃方向に屈曲する鉤状をなすことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の刈刃保護カバー。
【請求項6】
前記各保護突起の前記刈刃に垂直方向の長さは、10mm以上、30mm以下であることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の刈刃保護カバー。
【請求項7】
前記カバー本体は、刈り取った草を寄せる草寄せ板が取付け可能であることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の刈刃保護カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、刈払機の操作棹の先端部に取付けられる刈刃保護カバーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、刈払機の操作棹の先端部に取付けられる刈刃保護カバーとして特許文献1に記載されたものが知られている。この刈刃保護カバーは、図9及び図10に示すように、刈払機の操作棹90の先端に固着されたギアボックス91に回転可能に取付けられた刈刃92の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバーは、操作棹90の先端部に固着されるカバー本体(基盤93)と、カバー本体(基盤93)から刈刃92の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起(縦型保護板94、横型保護板95)とを有している。この刈刃保護カバーでは、保護突起(縦型保護板94、横型保護板95)が櫛歯状に設けられているため、その隙間から刈刃92や周辺を確認しながら作業することができ、石等の硬質物を早期に発見して回避し易い。また、櫛歯状の保護突起(縦型保護板94、横型保護板95)の間に草を導入することができるため、作業効率を高めることができる。さらに、刈刃92が小石等に当った場合、小石等の飛散を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−357655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1記載の刈刃保護カバーでは、保護突起(縦型保護板94、横型保護板95)が樹脂製やアルミニウム製等である場合、作業中に石等の硬質物に当ると不具合を生じ易い。すなわち、縦型保護板94の場合は、図9に示すように、縦型保護板94が刈刃92の周方向に変形し易く、刈刃92の刃先の破損を招く虞がある。また、横型保護板95場合は、図10に示すように、横型保護板95が上下方向に変形し易く、この場合においても刈刃92の刃先の破損を招く虞がある。
【0005】
これに対し、保護突起を金属製にすることが考えられる。しかし、この場合、刈刃カバーの重量が増して操作性が悪くなるのみならず、作業者が直ぐに疲労してしまう。また、保護突起の肉厚を増して強度を上げることも考えられるが、この場合も同様の結果となる。さらに、保護突起と刈刃との間にリング状の補強板を設けて、保護突起を補強することも考えられる(例えば、特開2001−78532号公報、図4)。しかし、この場合は、保護突起がわずかに変形することにより、刈刃が補強板と接触して異音を発生する。特に、補強板が金属製である場合は、異音の発生のみならず、刈刃の摩耗、破損、飛散の原因となる。
【0006】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、刈刃の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる刈刃保護カバーを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1に係る刈刃保護カバーの特徴は、刈払機の操作棹の先端部に取付けられた刈刃の上面に離間して設けられる刈刃保護カバーにおいて、該操作棹の先端部に固着されるカバー本体と、該カバー本体から該刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起と、を有する刈刃保護カバーであって、該各保護突起の断面は、逆V字形状であり、且つ、該刈刃の径方向外側に向かって次第に小さくなることである。
【0008】
請求項2に係る刈刃保護カバーの特徴は、刈払機の操作棹の先端部に取付けられた刈刃の上面に離間して設けられる刈刃保護カバーにおいて、該操作棹の先端部に固着されるカバー本体と、該カバー本体から該刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起と、を有する刈刃保護カバーであって、該各保護突起の断面は、逆U字形状であり、且つ、該刈刃の径方向外側に向かって次第に小さくなることである。
【0009】
請求項3に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記各保護突起は、前記刈刃の回転方向に湾曲する略鎌形状をなすことを特徴とすることである。
【0010】
請求項4に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記各保護突起の先端部には、該先端部から少なくとも前記刈刃の回転方向に膨出する膨大部を有することである。
【0011】
請求項5に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記各保護突起の先端部は、前記刈刃方向に屈曲する鉤状をなすことである。
【0012】
請求項6に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記各保護突起の前記刈刃に垂直方向の長さは、10mm以上、30mm以下であることである。
【0013】
請求項7に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記カバー本体は、刈り取った草を寄せる草寄せ板が取付可能であることである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に係る刈刃保護カバーでは、カバー本体から刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起の断面が逆V字形状であり、且つ、刈刃の径方向外側に向かって次第に小さくなるため強度を増すことができ、作業中に保護突起が石等の硬質物に当った場合であっても容易に変形することはない。そのため、刈刃の刃先の摩耗、破損を抑制することができる。また、保護突起の重量の増加はそれほどでもないため、刈払機の操作性を低下させることはない。さらに、保護突起の隙間から刈刃や周辺を確認しながら作業することができるのみならず、保護突起の間に草を導入することができる。したがって、この刈刃保護カバーによれば、刈刃の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる。
【0015】
請求項2に係る刈刃保護カバーでは、カバー本体から刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起の断面が逆U字形状であり、且つ、刈刃の径方向外側に向かって次第に小さくなるため強度を増すことができ、作業中に保護突起が石等の硬質物に当った場合であっても容易に変形することはない。そのため、刈刃の刃先の摩耗、破損を抑制することができる。また、保護突起の重量の増加はそれほどでもないため、刈払機の操作性を低下させることはない。さらに、保護突起の隙間から刈刃や周辺を確認しながら作業することができるのみならず、保護突起の間に草を導入することができる。したがって、この刈刃保護カバーによっても、刈刃の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる。
【0016】
請求項3に係る刈刃保護カバーでは、各保護突起が刈刃の回転方向に湾曲する略鎌形状をなすため、草を掻き集め易くなり、作業効率をさらに高めることができる。
【0017】
請求項4に係る刈刃保護カバーでは、各保護突起の先端部には、先端部から、少なくとも刈刃の回転方向に膨出する膨大部を有しているため、保護突起の先端の摩耗を抑制することができるとともに、刈刃の刃先が石等の硬質物に当ることを抑制することができる。
【0018】
請求項5に係る刈刃保護カバーでは、各保護突起の先端部が刈刃方向に屈曲する鉤状をなすため、保護突起の先端の摩耗を抑制することができるとともに、刈刃の刃先が石等の硬質物に当ることをさらに抑制することができる。これにより、壁際や石垣際の草刈作業をより安心して行うことができる。
【0019】
請求項6に係る刈刃保護カバーでは、各保護突起の刈刃に垂直方向の長さが10mm以上、30mm以下であるため、保護突起の剛性を高める効果、及び刈り取った草を寄せ集める効果を特に発揮することができる。すなわち、各保護突起の刈刃に垂直方向の長さが10mm未満である場合は上記効果を発揮し難くなり、30mmより大きい場合は刈刃カバーの重量が増加して操作性が悪くなってしまう。
【0020】
請求項7に係る刈刃保護カバーでは、刈り取った草を寄せる草寄せ板が取付可能であるため、更に作業効率を高めることができる。すなわち、草寄せ板がない場合は刈り取った草が散らばり易く、これが未だ刈り取っていない草の上に乗ると草刈作業がし難くなる。また、散らばった草を後で集める手間も生じる。しかし、草寄せ板を取付けることにより、刈り取った草を寄せることができるため、これらのことが防止できる上、長丈の草も寄せることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】実施形態の刈刃保護カバーの正面図。
図2】実施形態の刈刃保護カバーに係り、図1のII―II矢視断面図。
図3】実施形態の刈刃保護カバーに係り、保護突起の断面図。
図4】実施形態の刈刃保護カバーに係り、保護突起の断面図。
図5】実施形態の刈刃保護カバーに係り、保護突起の斜視図。
図6】実施形態の刈刃保護カバーに係り、取付け前の刈刃保護カバーの斜視図。
図7】実施形態の刈刃保護カバーの取付け図。
図8】実施形態の刈刃保護カバーに係り、草寄せ板を取付けた刈刃保護カバーの斜視図。
図9】従来の刈刃保護カバーに係り、作業中の刈払機の正面図。
図10】従来の刈刃保護カバーに係り、作業中の刈払機の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明に係る刈刃保護カバーを具体化した実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、図9及び図10に示す従来の構成と同様の構成については同じ符号を用いるものとする。図1に示すように、この刈刃保護カバー3は、カバー本体1と、カバー本体1から刈刃92の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起2とを有している。
【0023】
カバー本体1には、ギアボックス91が貫通するギアボックス孔11が設けられている。また、カバー本体1にはクリップばね孔12が設けられ、後述するクリップばね30(図6参照)をクリップばね孔12に挿入して、刈刃保護カバー3を操作棹90に固着させることができるようになっている。さらに、カバー本体1には、後述する草寄せ板7(図8参照)を取付けるための差込口13,14、及びボルト孔15が設けられている。また、カバー本体1には、カバー本体1を操作棹90に固着させるための取付部16が設けられている。
【0024】
保護突起2の先端部には円盤状の膨大部5が一体として形成されている。なお、膨大部5としては、先端部から少なくとも刈刃92の回転方向に膨出するものであればよい。さらに、刈刃92方向へ膨出すれば、刈刃92の刃先が石等の硬質物に当ることを更に抑制することができる。また、保護突起2は、刈刃92の回転方向(図1、反時計回転方向)に湾曲する略鎌形状をなしている。
【0025】
図2に示すように、この保護突起2の断面は逆V字形状をなし、高さh1(刈刃92に垂直方向の長さ)は10mm以上、30mm以下である。なお、図3に示すように、保護突起21の頂部21aのR形状が多少大きくなっているものも逆V字形状に含まれ、保護突起2の代わりに保護突起21を採用することもできる。この場合の高さh2(刈刃92に垂直方向の長さ)も10mm以上、30mm以下である。また、図4に示す保護突起22を保護突起2の代わりに採用してもよい。保護突起22の断面は逆U字形状をなし、高さh3(刈刃92に垂直方向の長さ)は10mm以上、30mm以下である。なお、保護突起21、22を採用した場合、膨大部5の形成、及び保護突起21、22の略鎌形状についても保護突起2の場合と同様である。
【0026】
膨大部5が形成された保護突起2の代わりに、図5に示す保護突起2を用いることもできる。この保護突起2の先端には、先端から連続して下方に垂下する垂下部6が形成されている。そして、垂下部6の断面は、保護突起2の断面と同一形状である。これにより、保護突起2の先端部は刈刃92方向に屈曲する鉤状になっている。なお、保護突起2の代わりに、保護突起21、22の断面と同一の形状の垂下部が形成された保護突起21、22を採用してもよい。
【0027】
刈刃保護カバー3は、図6に示すクリップばね30、取付板35、ボルト36を用いて操作棹90の先端部に取付けられる。クリップばね30は、両端が開放された円環状の本体部31と、本体部31の両端から外側へ延びる2つの保持部32とを有し、保持部32の先端32aは互いに離反して湾曲するフック状になっている。
【0028】
以上の構成の刈刃保護カバー3を操作棹90の先端部に取付けるには、まず、刈刃保護カバー3を刈刃92の上方の所定の位置に配置する。次に、クリップばね30をギアボックス91の円筒部91aと刈刃92との間から挿入する。そして、クリップばね30の2つの先端32aの間に円筒部91aを入れ、本体部31に円筒部91aを嵌入する。その後、先端32aが互いに近接するように2つの保持部32を押し、クリップばね孔12にクリップばね30の先端32aから保持部32を挿入する。クリップばね孔12に保持部32が所定の位置まで挿入されて、刈刃保護カバー3がクリップばね30により操作棹90の先端部に取付けられる。最後に、取付部16と取付板35とにより操作棹90を挟み込み、取付部16と取付板35とをボルト36で締め付けて、図7に示すように、刈刃保護カバー3の刈払機への取付が終了する。
【0029】
また、図8に示すように、刈刃保護カバー3の差込口13、14に草寄せ板7の所定の部分を差込み、ボルト37をボルト孔15に螺合させて草寄せ板7を締め付けることにより、草寄せ板7を刈刃保護カバー3に取付けることができる。
【0030】
実施形態の刈刃保護カバー3においては、カバー本体1から刈刃92の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起2の断面が逆V字形状、又は逆U字形状であるため強度を増すことができ、作業中に保護突起2が石等の硬質物に当った場合であっても容易に変形することはない。そのため、刈刃92の刃先の摩耗、破損を抑制することができる。また、保護突起2の重量の増加はそれほどでもないため、刈払機の操作性を低下させることはない。さらに、保護突起2の隙間から刈刃92や周辺を確認しながら作業することができるのみならず、保護突起2の間に草を導入することができる。したがって、この刈刃保護カバー3によれば、刈刃92の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる。
【0031】
また、この刈刃保護カバー3においては、各保護突起2が刈刃92の回転方向に湾曲する略鎌形状をなすため、草を掻き集め易くなり、作業効率をさらに高めることができる。さらに、この刈刃保護カバー3においては、各保護突起2の先端部には、その先端部から少なくとも刈刃92の回転方向に膨出する膨大部5を有しているため、保護突起2の先端の摩耗を抑制することができるとともに、刈刃92の刃先が石等の硬質物に当ることを抑制することができる。
【0032】
また、この刈刃保護カバー3においては、各保護突起2の先端部が刈刃92方向に屈曲する鉤状にすることもでき、これによっても保護突起2の先端の摩耗を抑制することができるとともに、刈刃92の刃先が石等の硬質物に当ることをさらに抑制することができる。これにより、壁際や石垣際の草刈作業をより安心して行うことができる。
【0033】
さらに、この刈刃保護カバー3においては、各保護突起2の刈刃92に垂直方向の長さが10mm以上、30mm以下であるため、保護突起2の剛性を高める効果、及び刈り取った草を寄せ集める効果を特に発揮することができる。すなわち、各保護突起2の刈刃に垂直方向の長さが10mm未満である場合は上記効果を発揮し難くなり、30mmより大きい場合は刈刃カバー3の重量が増加して操作性が悪くなってしまうからである。
【0034】
また、この刈刃保護カバー3においては、刈り取った草を寄せる草寄せ板7が取付可能であるため、更に作業効率を高めることができる。すなわち、草寄せ板7がない場合は刈り取った草が散らばり易く、これが未だ刈り取っていない草の上に乗ると草刈作業がし難くなる。また、散らばった草を後で集める手間も生じる。しかし、草寄せ板7を取付けることにより、刈り取った草を寄せることができるため、これらのことが防止できる上、長丈の草も寄せることができる。
【0035】
以上、本発明の刈刃保護カバーを実施形態に即して説明したが、本発明はこれらに制限されるものではなく、本発明の技術的思想に反しない限り、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0036】
1…カバー本体、2,21,22…保護突起、3…刈刃保護カバー、5…膨大部、6…垂下部、7…草寄せ板、11…ギアボックス孔、12…クリップばね孔、13、14…差込口、15…ボルト孔、16…取付金具、30…クリップばね、31…本体部、32…保持部、35…取付板、36,37…ボルト、90…操作棹、91…ギアボックス、92…刈刃。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10