(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第1管状部材が接続される第1接続部と第2管状部材が接続される第2接続部とを有し両管状部材を接続するコネクタの周囲を覆って該コネクタを保護するコネクタカバーであって、
上記コネクタを収容する収容凹部が形成されたカバー本体と、該収容凹部の開口の少なくとも一部を塞ぐ蓋体と、を備え、
上記カバー本体は、上記収容凹部を形成する互いに対向する一対の側壁部を有し、
上記蓋体は、上記一対の側壁部の対向方向にスライド移動し、該一対の側壁部を橋絡して該一対の側壁部に取り付けられることを特徴とするコネクタカバー。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のコネクタカバーにおいて、外部から衝撃を受けた場合、両カバー部はコネクタ本体の取付凸部が各カバー部のボス穴部に嵌め込まれているものの、互いに係わり合っていないため、取付凸部がボス穴部から外れると、各カバー部がコネクタ本体から外れてコネクタ本体が保護されなくなるという問題がある。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、衝撃荷重作用時にコネクタを確実に保護することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明は、コネクタを収容する収容凹部が形成されたカバー本体と、収容凹部の開口を塞ぐ蓋体と、を備え、この蓋体をコネクタの抜ける方向と交差する方向にスライド移動させてカバー本体に取り付けられたものである。
【0008】
具体的には、本発明は、第1管状部材が接続される第1接続部と第2管状部材が接続される第2接続部とを有し両管状部材を接続するコネクタの周囲を覆って該コネクタを保護するコネクタカバーを対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0009】
すなわち、第1の発明は、上記コネクタを収容する収容凹部が形成されたカバー本体と、該収容凹部の開口の少なくとも一部を塞ぐ蓋体と、を備え、上記カバー本体は、上記収容凹部を形成する互いに対向する一対の側壁部を有し、上記蓋体は、上記一対の側壁部の対向方向にスライド移動し、該一対の側壁部を橋絡して該一対の側壁部に取り付けられることを特徴とする。
【0010】
第1の発明によれば、蓋体が一対の側壁部の対向方向、即ち両側壁部と交差する方向にスライド移動して該一対の側壁部を橋絡し、コネクタが収容される収容凹部の開口を塞いでいる。つまり、蓋体は、開口を横切るようにしてスライド移動させることによって両側壁部に取り付けられるようになっている。したがって、コネクタカバーに衝撃荷重が作用する際には、コネクタカバーからコネクタに衝撃荷重が作用し、コネクタが収容凹部の開口に向かって移動して蓋体に衝突する。すると、その衝撃荷重は、蓋体のスライド方向と交差する方向に作用する。したがって、この衝撃荷重によって蓋体がスライド方向にスライド移動することがない。よって、蓋体が両側壁部から外れない。結果、コネクタカバーからコネクタが外れることがない。そのため、衝撃荷重作用時にコネクタを確実に保護することができる。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、上記一対の側壁部の少なくとも一方には、上記蓋体のスライド方向端部が嵌め込まれる嵌込部が形成され、上記蓋体は、上記対向方向にスライド移動して上記嵌込部に嵌め込まれることにより、上記一対の側壁部を橋絡することを特徴とする。
【0012】
第2の発明によれば、両側壁部の少なくとも一方に嵌込部が形成され、蓋体のスライド方向端部がこの嵌込部に嵌め込まれている。したがって、コネクタカバーに衝撃荷重が作用する際にコネクタが収容凹部の開口側に移動し、コネクタが蓋体に衝突しても、蓋体のスライド方向端部が嵌込部の外周りに当接し、該蓋体が側壁部から外れるのを確実に防止することができる。
【0013】
第3の発明は、第2の発明において、上記嵌込部は、上記一対の側壁部にそれぞれ形成された貫通孔で構成され、上記蓋体は、上記両貫通孔を通って上記一対の側壁部を貫通することにより、該一対の側壁部を橋絡することを特徴とする。
【0014】
第3の発明によれば、コネクタカバーに衝撃荷重が作用する際にコネクタが収容凹部の開口側に移動し、コネクタが蓋体に衝突すると、蓋体のスライド方向両端部2箇所で貫通孔の外周りに当接する。よって、蓋体が両側壁部から外れるのをより一層確実に防止することができる。
【0015】
また、第3の発明によれば、蓋体をカバー本体に取り付ける際には、蓋体を一方の側壁部の外側から該側壁部の貫通孔に差し込み、そのまま両側壁部の対向方向にスライド移動させ、先端部をもう一方の側壁部の貫通孔に差し込んで蓋体を両側壁部に橋絡させる。このように、蓋体スライド移動させて両貫通孔を差し込むだけなので、蓋体を簡単にカバー本体に取り付けることができる。
【0016】
第4の発明は、第3の発明において、上記蓋体は、一方の上記側壁部の外周面における上記貫通孔外周縁に当接する当接部と、該一方の側壁部の内周面における上記貫通孔外周縁に係止する係止部と、を有することを特徴とする。
【0017】
第4の発明によれば、当接部が一方の側壁部の外周面における貫通孔の外周りに当接するので、蓋体が他方の側壁部側にスライド移動するのを規制することができる。また、係止部が一方の側壁部の内周面における貫通孔の外周りに係止するので、蓋体が一方の側壁部の外側にスライド移動するのを規制することができる。したがって、蓋体が両側壁部の対向方向にスライド移動するのを規制し、蓋体がカバー本体から抜けるのをより確実に防ぐことができる。
【0018】
第5の発明は、第3又は第4の発明において、上記蓋体における上記収容凹部側の面には、上記コネクタを該収容凹部底面に向かって押圧する押圧部が形成されていることを特徴とする。
【0019】
第5の発明によれば、押圧部がコネクタを収容凹部の底面に向かって押圧しているので、コネクタと蓋体との間に隙間が形成されず、コネクタが蓋体に向かって移動するのを規制することができる。そのため、衝撃荷重作用時に、コネクタが移動する余地がなく、コネクタが蓋体に向かって勢い良く衝突せず、蓋体の破損等を防止することができる。
【0020】
第6の発明は、第2の発明において、上記嵌込部は、上記一対の側壁部の一方に形成された貫通孔で構成され、上記一対の側壁部の他方における外周面には、外方に張り出す鍔部が形成され、上記蓋体の上記鍔部対応箇所には、該鍔部が嵌め込まれる嵌込溝が形成され、上記蓋体は、上記他方の側壁部側からスライド移動して、一端部が上記貫通孔を貫通すると共に、上記嵌込溝に上記鍔部が嵌め込まれることにより、上記一対の側壁部を橋絡することを特徴とする。
【0021】
第6の発明によれば、コネクタカバーに衝撃荷重が作用する際、コネクタが収容凹部の開口側に移動してコネクタが蓋体に衝突すると、蓋体の貫通孔を貫通している部分が貫通孔の外周りに当接すると共に、嵌込溝の内周面がカバー本体の鍔部に当接する。よって、蓋体が両側壁部から外れるのをより確実に防止することができる。
【0022】
また、第6の発明によれば、蓋体を両側壁部の先端側をスライド移動させて、貫通孔に貫通させると共に、嵌込溝に鍔部を嵌め込み、蓋体を両側壁部に橋絡させる。このように、蓋体を両側壁部の対向方向にスライド移動させるだけなので、蓋体をカバー本体に簡単に取り付けることができる。
【発明の効果】
【0023】
以上、本発明によれば、衝撃荷重作用時にコネクタを確実に保護することができる。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0026】
以下の実施形態では、例えば自動車等の車両の燃料タンクに設けられたパイプと、燃料配管系のチューブとを接続するコネクタを保護するコネクタカバーについて例示する。
【0027】
《発明の実施形態1》
本実施形態に係るコネクタカバー1は、車両の燃料タンクに設けられたパイプ3(第1管状部材)と燃料配管系のチューブ5(第2管状部材)とを接続するコネクタ7の周囲を覆って該コネクタ7を保護するものである。
【0028】
図1は、上記パイプ3、チューブ5及びコネクタ7の分解斜視図である。上記パイプ3は、例えば金属製であって、円筒状のパイプ本体3aを有し、このパイプ本体3aの外周面における先端から所定間隔を隔てた位置には、フランジ状のバルジ部3bが周方向全周に亘って形成されている。なお、上記パイプ3は、樹脂製でもよい。
【0029】
上記チューブ5は、二層構造であって、円筒状の樹脂製内チューブ部材9と、該内チューブ部材9の径方向外側に隣接して積層された円筒状のゴム製外チューブ部材11と、を有している。なお、上記チューブ5は、二重構造に限定されず、単層構造又は三層以上の多層構造であってもよい。
【0030】
上記コネクタ7は、上記パイプ3及びチューブ5が接続されるコネクタ本体13(コネクタ)と、リテーナ15と、を備えている。
【0031】
上記コネクタ本体13は、例えば樹脂製であって、エルボ管状に形成されている。該コネクタ本体13は、上記パイプ3が接続される略円筒状のパイプ接続部17(第1接続部)と、該パイプ接続部17の一端部から該パイプ接続部17と直交するように延びて、上記チューブ5が接続される略円筒状のチューブ接続部19(第2接続部)と、を有する。
【0032】
上記パイプ接続部17は、上記パイプ3を同軸上に挿入可能に形成されており、その先端部には、上記リテーナ15が取り付けられている。
【0033】
上記チューブ接続部19の外周面は、波形状をなし、その先端部は、先端に行くに従って細くなっている。そして、上記チューブ接続部19が上記チューブ5に圧入されることによって、該チューブ5が上記チューブ接続部19に接続される。上記チューブ5の上記チューブ接続部19に接続している先端部において、上記内チューブ部材9は、上記外チューブ部材11の先端から露出している。
【0034】
上記リテーナ15は、上記パイプ接続部17の先端部に対して直交する方向にスライド移動可能に装着されている。該リテーナ15は、上記パイプ接続部17に上記パイプ3を正規の接続位置まで挿入した状態で、仮止め位置からロック位置へスライド移動させることによって、上記パイプ3のバルジ部3bの移動を規制し、該パイプ3が上記パイプ接続部17から抜けるのを防止する。
【0035】
次に、上記コネクタカバー1について
図2乃至
図5を参照して説明する。
図2はコネクタカバー1をコネクタ7に装着した状態で示す斜視図であって、(a)は上方から見た図であり、(b)は下方から見た図である。また、
図3乃至
図5は、コネクタカバー1をコネクタ7に装着した状態を示す図であって、
図3(a)は平面図、
図3(b)は底面図、
図4(a)は正面図、
図4(b)は背面図、
図5(a)は右側面図、
図5(b)は左側面図である。なお、
図2乃至
図5では、上記パイプ3及びチューブ5を簡略化して図示している。
【0036】
上記コネクタカバー1は、上記チューブ5が接続された上記コネクタ本体13に装着される。該コネクタカバー1は、上記コネクタ本体13に装着された状態で、上記リテーナ15の周辺部を除く上記パイプ接続部17、上記チューブ接続部19及び該チューブ接続部19に接続された上記チューブ5の接続部分を覆っている。なお、本実施形態では、上記コネクタ7に対する上記パイプ3の接続は、上記コネクタカバー1装着後に行うものとするが、該コネクタカバー1装着前に行ってもよい。
【0037】
上記コネクタカバー1は、上記コネクタ本体13等を収容する収容凹部21が形成されたカバー本体23と、該カバー本体23に取り付けられ、上記収容凹部21の開口の一部を塞ぐ蓋体25と、を備えている。
【0038】
上記カバー本体23は、樹脂製であり、一端が開口した袋状部材を分割した形状を有しており、上記パイプ接続部17を収容するパイプ側収容部27と、上記チューブ接続部19を収容するチューブ側収容部29と、によって構成されている。
【0039】
ここで、上記パイプ接続部17が延びる方向を上下方向とし、該パイプ接続部17の先端側及び基端側をそれぞれ上側及び下側とする。また、上記チューブ接続部19が延びる方向を前後方向とし、該チューブ接続部19の先端側及び基端側をそれぞれ上側及び下側とする。さらに、上記パイプ接続部17及びチューブ接続部19と直交する方向を左右方向とする。
【0040】
図6は上記カバー本体23を示す斜視図であって、(a)は前上方から見た図であり、(b)は前下方から見た図である。また、
図7は上記カバー本体23を示す図であって、(a)は右側面図、(b)は左側面図である。
【0041】
上記チューブ側収容部29は、断面U字状をなし、上方に開口している。該チューブ側収容部29は、断面円弧状の底壁部29aと、該底壁部29aの上端から上方に立ち上がって互いに対向する一対の側壁部29b,29bと、を有している。上記一対の側壁部29b,29b間の幅は、上記チューブ接続部19が圧入されて膨らんだ上記チューブ5の形状に沿っていて、後端から前後方向中央前寄りの位置まで一定幅であり、この前後方向中央前寄り部分において前側に行くに従って細幅となり、さらに、前端部が一定幅となっている。上記各側壁部29bは、左右方向から見て前後方向に長い長方形状をなし、その上下方向中央部には、上記蓋体25が貫通する貫通孔31(嵌込部)が形成されている。
【0042】
上記貫通孔31は、左右方向から見て下方に開口するコ字状をなし、前後方向に直線状に延びる貫通孔本体31aと、該貫通孔本体31aの前後両端から下方に僅かに延びる貫通孔端部31b,31bと、によって構成されている。上記貫通孔本体31aの上側外周縁の前後方向中央前寄りには、左右方向に延びる溝33が形成されている。
【0043】
上記各側壁部29bの外周面には、上記貫通孔31の上側及び前後両側を囲むようにリブ35が形成されている。該リブ35は、
図7に示すように、上記貫通孔31の後側外周縁から上方に延びて該貫通孔31の後上側のコーナー部から前方に延び、上記側壁部29bの前端に達すると下方に折れ曲がって該側壁部29bの下端まで延びている。該リブ35の前後方向に延びる部分の下端における前後方向中央前寄りには、上記溝33が位置している。また、上記リブ35には、ヒケ防止を目的としてL字状の肉抜き溝35aが形成されている。
【0044】
上記パイプ側収容部27は、上記チューブ側収容部29の両側壁部29b,29bの後端同士を連結する背壁部27aと、該背壁部27a下方を覆う底壁部27bと、を有している。該背壁部27aは、上下方向から見てU字状をなしている。一方、上記底壁部27bは、上記チューブ側収容部29の底壁部29aの後端から後方に延びて、後端部が徐々に上方に傾斜して上記背壁部27aの下端に繋がっている。
【0045】
図8は上記蓋体25を示す斜視図であって、(a)は前上方から見た図であり、(b)は前下方から見た図である。また、
図9は上記蓋体25を示す図であって、(a)は平面図、(b)は底面図である。
【0046】
上記蓋体25は、略正方形状の樹脂板からなり、後半部分が略矩形状をなし、その前端から前方に向かって左右幅が徐々に小さくなり、前端部が一定の左右幅で延びている。上記蓋体25の前後方向中央後寄りには、他の部分よりも薄肉の左右方向に延びる薄板部25aが形成されている。該薄板部25aは、上記蓋体25の左端から右方に水平に延び、右端が上記蓋体25の右端よりも左側に位置している。そして、上記薄板部25aの左側には、矩形状のスリット25bが形成されている。上記薄板部25aの左端には、矩形板状の係止爪37(係止部)が左側に向かって上方に傾斜するように形成されている。該係止爪37は、上記スリット25bの前後両端面との間に隙間が形成されているため、上下に撓むことができる。
【0047】
また、上記蓋体25上面の上記薄板部25a前側には、左右方向に直線状に延びる突条部39が形成されている。該突条部39は、上記カバー本体23の側壁部29b,29bに形成された溝33,33に嵌め込まれ、上記蓋体25が前後方向に位置ズレするのを防止する。
【0048】
一方、上記蓋体25下面における上記スリット25b左端の前後両側には、左側の上記一対の側壁部29b,29bの一方の上記貫通孔31外周縁に当接する当接片41,41が下方に向かって突設されている。
【0049】
また、上記蓋体25下面の前後両端には、上記カバー本体23に収容された上記チューブ接続部19を上記底壁部29aに向かって押圧する押圧片43,43(押圧部)が突設されている。該各押圧片43は、上記蓋体25下面の右端部から下方に延びる基端片部43aと、該基端片部43a先端から右側に向かって下方に傾斜する傾斜片部43bと、を有し、該傾斜片部43bが上下方向に撓むことが可能となっている。
【0050】
上記蓋体25を上記カバー本体23に取り付ける際には、該蓋体25が上記カバー本体23の左側から、左側の上記側壁部29bの貫通孔31に挿入され、右方に向かってスライド移動し、右端部が右側の上記側壁部29bの貫通孔31に挿通され、かつ上記当接片41,41が上記左側の側壁部29bの貫通孔31外周縁に当接する。
【0051】
このスライド移動の途中で、上記蓋体25は、上記各貫通孔31の貫通孔本体31aを通過すると共に、上記各押圧片43は、該各貫通孔31の貫通孔端部31bを通過する。それと同時に、上記突条部39は、上記貫通孔本体31aの上側外周縁に形成された溝33を通過する。さらに、上記係止爪37は、左側の貫通孔31を通過する際にその貫通孔本体31aの上側外周縁に当接して下方に撓み、該貫通孔本体31aを通過すると復帰する。
【0052】
この状態で、上記当接片41,41が上記左側の側壁部29bに当接することによって上記蓋体25が右方にスライド移動するのを規制すると共に、上記係止爪37が上記左側の側壁部29bの内周面に係止することによって上記蓋体25が左方にスライド移動するのを規制する。これにより、上記蓋体25が上記両貫通孔31,31から抜けるのを防ぐことができる。
【0053】
このようにして、上記蓋体25は、その左右両端部が上記カバー本体23の側壁部29b,29bに形成された上記貫通孔31,31を貫通することにより、該側壁部29b,29bを橋絡し、上記収容凹部21の開口のうち上記チューブ側収容部27に対応する部分を塞いでいる。
【0054】
次に、コネクタ7にコネクタカバー1を装着する際には、先ず、チューブ5が接続されたコネクタ7をカバー本体23の収容凹部21にその開口側から嵌め込む。この際、パイプ接続部17の基端部がパイプ側収容部27の底壁部27bに収容され、かつチューブ接続部19がチューブ側収容部29の底壁部29aに収容されるように嵌め込む。
【0055】
次いで、蓋体25を左側の側壁部29bの外側から右方にスライド移動させて、該左側の側壁部29bの貫通孔31に挿通させ、続いて右側の側壁部29bの貫通孔31に挿通させる。この状態で、蓋体25の左右両端部が両側壁部29b,29bを橋絡し、収容凹部21の開口におけるチューブ側収容部29に対応する部分を塞いでいる。そして、蓋体25下面に設けられた押圧片43がチューブ接続部19を底壁部29a側に押圧することにより、チューブ接続部19と該底壁部29a及び蓋体25との間に隙間が形成されない。
【0056】
このようにコネクタ7にコネクタカバー1が装着された状態で、カバー本体1に主に上下方向の衝撃荷重が作用すると、コネクタ7が収容凹部21の開口側に移動しようとする。その際、先ず、蓋体25の押圧片43,43によってコネクタ7のチューブ接続部19が底壁部29a側に押し付けられるため、蓋体25とチューブ接続部19との間に隙間が無く、コネクタ7が収容凹部21の開口側、即ち蓋体25側に移動し難い。したがって、コネクタ7は、蓋体25に大きな衝撃を与えることがない。また、外部からの衝撃荷重が比較的大きく、コネクタ7のチューブ接続部19が押圧片43,43の押圧力に抗して蓋体25側に移動し、蓋体25に衝撃荷重が作用しても、蓋体25が貫通孔31,31から抜ける方向がコネクタ7の移動方向と直交し、該蓋体25の左右両端部が両側壁部29b,29bの貫通孔31,31外周縁に当接するため、蓋体25がカバー本体23から外れることがない。
【0057】
一方、カバー本体23に主に左右方向の衝撃荷重が作用すると、該衝撃荷重は主にリブ35に作用する。また、上述の如く、蓋体25の当接片41,41及び係止片37によって蓋体25が両側壁部29b,29bの貫通孔31,31から抜けないため、蓋体25がカバー本体23から外れない。
【0058】
以上より、外部から衝撃荷重が作用しても、蓋体25がカバー本体23から外れないため、コネクタ7が確実に保護される。
【0059】
−発明の実施形態1の効果−
上記実施形態によれば、蓋体25が一対の側壁部29b,29bの対向方向、即ち両側壁部29b,29bと直交する方向、即ち、左右方向にスライド移動して該一対の側壁部29b,29bを橋絡し、コネクタ7が収容される収容凹部21の開口を塞いでいる。つまり、蓋体25は、収容凹部21の開口を横切るようにしてスライド移動させることによって両側壁部29b,29bから外れるようになっている。したがって、コネクタカバー1に衝撃荷重が作用する際には、コネクタカバー1からコネクタ7に衝撃荷重が作用し、コネクタ7が収容凹部21の開口に向かって移動して蓋体25に衝突する。すると、その衝撃荷重は、蓋体25にはスライド方向と直交する方向に作用する。したがって、この衝撃荷重によって蓋体25がスライド移動することがない。よって、蓋体25が両側壁部29b,29bに取り付けられるようになっている。結果、コネクタカバー1からコネクタ7が外れることがない。そのため、衝撃荷重作用時にコネクタ7を確実に保護することができる。
【0060】
また、上記実施形態によれば、両側壁部29b,29bに貫通孔31,31が形成され、蓋体25の左右両端部がこれら貫通孔31,31を貫通している。したがって、コネクタカバー1に衝撃荷重が作用する際にコネクタ7が収容凹部21の開口側に移動し、コネクタ7が蓋体25に衝突すると、蓋体25の左右両端部が貫通孔31の外周りに当接し、該蓋体25が側壁部29b,29bから外れるのを確実に防止することができる。
【0061】
さらに、上記実施形態によれば、コネクタカバー1に衝撃荷重が作用する際にコネクタ7が収容凹部21の開口側に移動し、コネクタ7が蓋体25に衝突すると、蓋体25の左右両端部2箇所で貫通孔31,31の外周りに当接する。よって、蓋体25が両側壁部29b,29bから外れるのをより確実に防止することができる。
【0062】
また、上記実施形態によれば、蓋体25をカバー本体23に取り付ける際には、蓋体25を左側の側壁部29bの外側から該左側の側壁部29bの貫通孔31に差し込み、そのまま右方にスライド移動させ、右端部を右側の側壁部29bの貫通孔31に差し込んで蓋体25を両側壁部29,29に橋絡させる。このように、蓋体25を差し込むだけなので、蓋体25を簡単にカバー本体23に取り付けることができる。
【0063】
また、上記実施形態によれば、当接片41,41が左側の側壁部29bの外周面における貫通孔31外周縁に当接するので、蓋体25が右側の側壁部29b側にスライド移動するのを規制することができる。また、係止爪37が左側の側壁部29bの内周面における貫通孔31外周縁に係止するので、蓋体25が左側の側壁部29bの外側にスライド移動するのを規制することができる。したがって、蓋体25が両側壁部29b,29bの対向方向にスライド移動するのを規制し、蓋体25が両貫通孔31,31から抜けるのを防ぐことができる。
【0064】
また、上記実施形態によれば、押圧片43,43がコネクタ7を底壁部29aに向かって押圧しているので、コネクタ7と蓋体25との間に隙間が形成されず、コネクタ7が蓋体25に向かって移動するのを規制することができる。そして、衝撃荷重作用時に、コネクタ7が移動する余地がなく、コネクタ7が蓋体25に衝突し難いため、蓋体25の破損等を抑止することができる。
【0065】
《発明の実施形態2》
図10は本実施形態に係るコネクタカバー2をコネクタ7に装着した状態を示す図であって、(a)は前上方から見た図であり、(b)は前下方から見た図である。また、
図11及び
図12はコネクタカバー2をコネクタ7に装着した状態を示す図であって、
図11(a)は平面図、
図11(b)は底面図、
図12(a)は正面図、
図12(b)は背面図である。上記コネクタ7は、上記実施形態1のものと略同一なので、その詳細な説明は省略する。なお、
図10乃至
図12では、上記パイプ3及びチューブ5を簡略化して図示している。
【0066】
上記コネクタカバー2は、上記コネクタ本体13に装着された状態で、上記リテーナ15の周辺部を除く上記パイプ接続部17、上記チューブ接続部19及び該チューブ接続部19に接続された上記チューブ5の接続部分を覆っている。なお、本実施形態では、上記コネクタ7に対する上記パイプ3の接続は、上記コネクタカバー2装着後に行うものとするが、該コネクタカバー2装着前に行ってもよい。
【0067】
上記コネクタカバー2は、上記コネクタ本体13等を収容する収容凹部51が形成されたカバー本体53と、該カバー本体53に取り付けられ、上記収容凹部51の開口全体を塞ぐ蓋体55と、を備えている。
【0068】
上記カバー本体53は、断面略U字状をなす半円筒状の樹脂製部材である。該カバー本体53は、側面視L字状をなし、上下方向に延びる上記パイプ接続部17を収容するパイプ側収容部57と、前後方向に延びる上記チューブ接続部19を収容するチューブ側収容部59と、によって構成されている。
【0069】
図13は上記カバー本体53を示す斜視図であって、(a)は左下方から見た図であり、(b)は右上方から見た図である。また、
図14は上記カバー本体53を示す図であって、(a)は平面図、(b)は底面図である。
【0070】
上記チューブ側収容部59は、前後方向に延びて左方に開口する断面円弧状の底壁部59aと、該底壁部59aの上下両端から左方に延びて上下方向に互いに対向する一対の側壁部59b,59bと、を有している。
【0071】
上記底壁部59aは、上記チューブ接続部19が圧入されて膨らんだ上記チューブ5の形状に対応して、後半部分が前半部分より拡径している。
【0072】
上記一対の側壁部59b,59b間の幅は、上記底壁部59aの形状に対応して、後半部分が前半部分よりも太幅となっている。そして、該両側壁部59b,59bのうち上側の側壁部59bは、下側の側壁部59bよりも左方に突出している。この突出寸法は、上記蓋体55の厚みよりも大きい。
【0073】
上記上側の側壁部59bの左端部には、前後方向に間隔をあけて形成された一対の差込孔61,61(嵌込部)が形成されている。該各差込孔61は、前後方向に長い矩形状をなし、前側の上記差込孔61は、上記上側の側壁部59bの前半部分に形成されている一方、後側の上記差込孔61は、該上側の側壁部59bの後半部分に形成されている。また、上記上側の側壁部59bの左端全体には、上方に張り出す鍔部63が形成されている。さらに、上記上側の側壁部59bの下端外周面には、上方に張り出す三角形状のリブ65が形成されており、該リブ65は後方に向かって高さ寸法が大きくなっている。
【0074】
下側の上記側壁部59bには、左端に下方に張り出す鍔部67が形成されている一方、その外周面の上記上側の側壁部59bのリブ65と対応する位置に上記鍔部67よりも下方に突出するリブ69が形成されている。上記鍔部67の後半部分には、上下方向に延びる溝71が形成されている。
【0075】
また、上記下側の側壁部59b左端部の後半部分には、
図14(b)に示すように、前後方向に長い矩形状の係止孔73が形成されている。
【0076】
一方、上記パイプ側収容部57は、上下方向に延びて左方に開口する断面円弧状の底壁部57aと、該底壁部59aの前後両端から左方に延びて互いに前後方向に対向する一対の側壁部57b,57bと、を有している。
【0077】
上記底壁部57aは、上記パイプ接続部17と略同じ上下寸法を有し、その下端部は、上記チューブ側収容部59の底壁部59a後端に繋がっている。
【0078】
前側の上記側壁部57bは、下端が上記チューブ接続部19の上側の側壁部59b後端と繋がっていて、該前側の側壁部57b及び上側の側壁部59bの内周面コーナー部には、
図13(a)に示すように、上記コネクタ7の位置ズレを防止するための突条部75が左右方向に延びるように設けられている。また、上記前側の側壁部57bの左端には鍔部77が前方に張り出すように形成され、該鍔部77は上記上側の側壁部59bの鍔部63と繋がっている。さらに、該前側の側壁部57bの外周面における上記底壁部57aとの境界には、上記リブ65の後端が繋がっている。
【0079】
後側の上記側壁部57bは、側面視略L字状をなし、上記下側の側壁部59bの後端から後側に向かって上方に緩やかに傾斜し、その後、鉛直上方に延びている。該後側の側壁部59bの左端には、後方に張り出す鍔部79が形成され、該鍔部79の下端が上記下側の側壁部59bの鍔部67と繋がっている。また、上記後側の側壁部57bの外周面における上記底壁部57aとの境界には、上下方向に延びるリブ81が形成され、該リブ81は、上記下側の側壁部59bに形成されたリブ69と繋がっている。
【0080】
図15は上記蓋体55を示す斜視図であって、(a)は前上方から見た図であり、(b)は前下方から見た図である。また、
図16は上記蓋体55を示す図であって、(a)は平面図、(b)は右側面図である。
【0081】
上記蓋体55は、左右方向から見て略L字状の樹脂板で構成されており、前後方向に延びて上記チューブ側収容部59の開口を塞ぐ略矩形状のチューブ側蓋部83と、該チューブ側蓋部83の後端から上方に延びて上記パイプ側収容部57の開口を塞ぐ略矩形状のパイプ側蓋部85と、を有している。
【0082】
上記チューブ側蓋部83は、左右方向から見て上記チューブ側収容部59の上下両側壁部59b,59bの上下幅に合わせて後半部分が前半部分よりも太幅となっている。該チューブ側蓋部83の上端における上記上側の側壁部59bに形成された一対の差込孔61,61に対応する位置には、一対の矩形状の差込片87,87が上方に向かって突設されている。該各差込片87の前後両端面には、上記各差込孔61の前後両内周面に摺接する凸部87a,87aが形成されている。そして、上記チューブ側蓋部83の右側面における上記差込片87,87対応箇所には、上下方向に延びる直線状の突条部89,89が形成されている。
【0083】
また、上記チューブ側蓋部83の前端には、上記カバー本体53に収容された上記チューブ接続部19を上記底壁部59a側に押圧する押圧片91が形成されている。該押圧片91は、上記チューブ側蓋部83の前端右側面から右方に延びる基端片部91aと、該基端片部91a先端から下側に向かって右方に傾斜する傾斜片部91bと、を有し、該傾斜片部91bは、左方に撓むことができる。
【0084】
さらに、上記チューブ側蓋部83の下端には、右方に張り出す鍔部93が形成され、この鍔部93の先端部は、上方に折り曲げられており、この先端部と上記チューブ側蓋部83との間には、上記下側の側壁部59bの鍔部67が嵌め込まれる嵌込溝93aが形成されている。上記鍔部93先端部の上記下側の側壁部59bに形成された貫通孔対応箇所には、該係止孔73に係止する矩形状の係止片95が形成されている。該係止片95の先端には、上記係止孔73外周縁に係止する係止突起95aが形成されている一方、該係止片95の前後両側には、上記鍔部93先端部との間に隙間が形成されており、上記係止片95は、左右方向に撓むことができる。
【0085】
また、上記チューブ側蓋部83の右側面における上記下側の側壁部59bの鍔部67に形成された溝71に対応する箇所には、上下方向に延びる直線状の突条部97が形成され、該突条部97が上記溝71を通ることにより、上記蓋体55の位置決めがなされる。
【0086】
一方、上記パイプ側蓋部85は、右側面に上記パイプ接続部17を上記パイプ側収容部59の底壁部59a側に押圧するための一対の突条部99,99が上下方向に直線状に延びている。また、該パイプ側蓋部85の下端及び後端には、上記チューブ側蓋部83の鍔部93と繋がり且つ右方に張り出す鍔部101が形成されている。この鍔部101の先端部は、内側に向かって折り曲げられており、この先端部と上記パイプ側蓋部85との間には、上記後側の側壁部57bの鍔部79が嵌め込まれる嵌込溝101aが形成されている。
【0087】
上記蓋体55は、上記カバー本体53の下側から上方にスライド移動して、上記チューブ側蓋部83の突条部97が上記下側の側壁部59bの溝71に嵌まり、位置決めされる。そして、さらに上記蓋体55が上方にスライド移動して、上記チューブ側蓋部83の差込片87,87が上側の側壁部59bの差込孔61,61に挿入される。このとき、該各差込片87の前後両端面に形成された凸部87a,87aが上記各差込孔61の内周面に摺接し、かつ各差込片87の右側面に形成された上記突条部89が該各差込孔61の内周面に摺接することにより、該各差込片87が該各差込孔61内でのガタつきを防止することができる。これと同時に、上記嵌込溝93a,101aにそれぞれ上記鍔部67,79が嵌め込まれる。このとき、上記係止片95は、上記下側の側壁部59bに形成された係止孔73に挿入係止される。この挿入途中で、上記係止片95の係止突起95aが上記係止孔73の外周縁に当接して該係止片95が撓む。そして、上記係止突起95aが上記係止孔73を通過すると、上記係止片95が復帰して、該係止突起95aが該係止孔73の外周縁に係止する。
【0088】
このように、上記差込片87,87が上記差込孔61,61に差し込まれ、かつ上記鍔部67,79が上記嵌込溝93a,101aに嵌め込まれると共に、上記係止片95が上記係止孔73に係止することにより、上記蓋体55が上記カバー本体53に取り付けられ、上記収容凹部51の開口全体を塞ぐ。
【0089】
次に、コネクタ7にコネクタカバー2を装着する際には、先ず、チューブ5が接続されたコネクタ7をカバー本体53の収容凹部51にその開口側から嵌め込む。この際、パイプ接続部17の基端部がパイプ側収容部57の底壁部57aに収容され、かつチューブ接続部19がチューブ側収容部59の底壁部59aに収容されるように嵌め込む。
【0090】
次いで、蓋体55を下側の側壁部59aの下側から上方にスライド移動させて、差込片87,87を差込孔61,61に差し込み、かつ鍔部67,79を嵌込溝93a,101aに嵌め込むと共に、係止片95を係止孔73に係止する。この状態で、蓋体55が上下両側壁部59b,59bを橋絡すると共に前後両側壁部57b,57bを橋絡し、収容凹部51の開口全体を塞ぐ。そして、蓋体55に設けられた押圧片91がチューブ接続部19を底壁部59a側に押圧することにより、チューブ接続部19と該底壁部59a及び蓋体55との間に隙間が形成されない。
【0091】
このようにコネクタ7にコネクタカバー2が装着された状態で、カバー本体53に主に上下方向の衝撃荷重が作用すると、コネクタ7が収容凹部51内を上下方向のいずれか一方側に移動しようとする。しかしながら、コネクタ7は、上下の側壁部59b,59bによって上下方向への移動が規制され、また、該コネクタ7の移動方向が上記蓋体55の取付時におけるスライド方向と一致するため、該コネクタ7は蓋体55に平行に移動し、両者が衝突することがない。したがって、コネクタ7がコネクタカバー2から外れるのを防止することができる。
【0092】
一方、カバー本体53に主に左右方向の衝撃荷重が作用すると、先ず、蓋体55の押圧片91によってコネクタ7のチューブ接続部19が底壁部59a側に押し付けられるため、蓋体55とチューブ接続部19との間に隙間が無く、コネクタ7が収容凹部51の開口側、即ち蓋体55側に移動し難い。したがって、コネクタ7から蓋体55に大きな衝撃が与えられない。また、外部からの衝撃荷重が比較的大きく、コネクタ7のチューブ接続部19が押圧片91,91の押圧力に抗して蓋体55側に移動し、蓋体55に衝撃荷重が作用しても、蓋体55の抜け方向がチューブ接続部19の移動方向と直交するため、蓋体55がカバー本体53から外れることがない。
【0093】
以上より、外部から衝撃荷重が作用しても、蓋体55がカバー本体53から外れないため、コネクタ7が確実に保護される。
【0094】
−発明の実施形態2の効果−
上記実施形態によれば、コネクタカバー2に衝撃荷重が作用する際にコネクタ7が収容凹部51の開口側に移動し、コネクタ7が蓋体55に衝突しても、蓋体55が側壁部57b,59bから外れるのを確実に防止することができる。
【0095】
また、上記実施形態によれば、蓋体55を下側の側壁部59bの下側から上方にスライド移動させて、差込片87,87を差込孔61,61に差し込まれると共に、嵌込溝93a,101aに鍔部67,79を嵌め込み、蓋体55を側壁部57b,57b,59a,59bに橋絡させる。このように、蓋体55を上方にスライド移動させるだけなので、蓋体55を簡単にカバー本体53に取り付けることができる。
【0096】
(その他の実施形態)
上記実施形態では、蓋体25,55がそれぞれ側壁部29b,29b及び側壁部57b,57b,59a,59bの対向方向に直交するようにスライド移動させてカバー本体23,53に取り付けられているが、これら側壁部と交差するようにスライド移動させて取り付けられてもよい。
【0097】
また、上記実施形態では、嵌込部として側壁部29b,29bの貫通孔31,31または側壁部59bの貫通孔61,61で構成されているが、これに限定されず、蓋体25,55が嵌め込まれる構成であればよい。例えば、側壁部29b,29b,59bの内周面に形成された凹部でもよい。
【0098】
さらに、上記実施形態では、コネクタ本体13が燃料配管に設けられているが、これに限定されず、流体を流す配管に設けられる。