特許第6181690号(P6181690)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6181690
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】健康寿命の評価方法
(51)【国際特許分類】
   A61B 10/00 20060101AFI20170807BHJP
   G06Q 50/22 20120101ALI20170807BHJP
【FI】
   A61B10/00 G
   G06Q50/22
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-56910(P2015-56910)
(22)【出願日】2015年3月19日
(65)【公開番号】特開2016-174715(P2016-174715A)
(43)【公開日】2016年10月6日
【審査請求日】2016年5月25日
【早期審査対象出願】
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】509111744
【氏名又は名称】地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター
(73)【特許権者】
【識別番号】515075555
【氏名又は名称】健康増進事業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100139594
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 健次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100185915
【弁理士】
【氏名又は名称】長山 弘典
(74)【代理人】
【識別番号】100194973
【弁理士】
【氏名又は名称】尾崎 祐朗
(74)【代理人】
【識別番号】100090251
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 憲一
(72)【発明者】
【氏名】杉江 正光
(72)【発明者】
【氏名】高橋 哲也
(72)【発明者】
【氏名】大渕 修一
(72)【発明者】
【氏名】原田 和昌
(72)【発明者】
【氏名】大西 達夫
(72)【発明者】
【氏名】奈良 毬那
【審査官】 田邉 英治
(56)【参考文献】
【文献】 特開平02−140153(JP,A)
【文献】 特開2005−228305(JP,A)
【文献】 特開平5−250423(JP,A)
【文献】 特開2004−46560(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 10/00−10/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の評価項目の総合的評価によって健康寿命の延伸効果を把握するために、(1)身体機能、(2)記憶、(3)気持ちや気分、(4)介護予防点数、(5)健康感、(6)運動に対する自信、から選択した少なくとも5つの評価項目の各々に関して、同一スケールによスコア化する方法。
【請求項2】
老年症候群に関する体調を評価項目として追加する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
少なくとも二回実施し、それらのスコアを比較する、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
各実施の間に、健康寿命延伸効果のある非医療行為を行う、請求項3に記載の方法であって、前記非医療行為が、運動プログラムサービス又は遠赤外線低温サウナプログラムサービスである、前記方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、健康寿命の評価方法、特には、健康寿命の延伸効果の評価方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本出願人は、先の出願(特願2005−7299号)において、「老年症候群の危険性の判定方法」を提案している(特許文献1)。
前記出願は、身体虚弱、転倒、尿失禁、低栄養、及び軽度の痴呆を含む老年症候群について、その危険性を有するか否かを、包括的に且つ簡易に判定する方法を提供することにより、老年症候群の危険性が生じる初動段階において、前記判定結果を利用して、医師の指導に基づく危険性回避処方(すなわち、医療機関または医療・介護従事者による行為)による改善を図ることを目的としている。
【0003】
一方、超高齢化社会の到来や、それに伴う医療費・介護費の増大に伴い、老年症候群の危険性が生じる前記初動段階よりも前の健康状態において、その状態を維持する要請、すなわち、健康寿命の延伸を求めるニーズが高まっている。このようなニーズに応える非医療民間事業者として、従来、フィットネス産業などがその役目を担っていたが、ヘルスケアビジネスとして更なる広がりをみせている。
しかし、これらの非医療民間事業者にとっては、医療機関または医療・介護従事者の関与を必ずしも必要としない評価方法、あるいは、その評価後の改善方法が求められているが、従来の評価方法は、本質的に、医師の指導を前提とするものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−228305号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従って、本発明の課題は、これまでの医療・介護分野だけではなく、その周辺のヘルスケアビジネス分野においても、医療機関や医療・介護従事者でない非医療民間事業者も利用可能である、健康寿命の延伸効果の評価方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題に対して、本発明者は、これまで、例えば、運動機能領域のみ、認知機能のみ、鬱のみといった、それらを専門とする医療・介護領域の従事者が単体で用いていた評価方法を、「総合的」に組み合わせることにより、非医療民間事業者も利用できる、「全人的」な健康寿命の延伸効果の評価方法を提供可能としたものである。
【0007】
従って、本発明は、
[1]身体機能、記憶、気持ちや気分、介護予防点数、健康感、運動に対する自信、から選択した2以上の評価項目の各々に関して、同一スケールによるスコア化を実施し、その総合的評価により、健康寿命の延伸効果を評価する方法、
[2]老年症候群に関する体調を評価項目として追加する、[1]の方法、
[3]少なくとも二回実施し、それらのスコアを比較する、[1]又は[2]の方法、
[4]各実施の間に、健康寿命延伸効果のある非医療行為を行う、[3]の方法、
に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、「全人的」、すなわち、身体・心理・社会的側面や健康感をも含む健康寿命の延伸効果の評価に利用することができ、これまでの医療・介護分野だけではなく、その周辺のヘルスケアビジネス分野においても、医療・介護従事者や医療機関でない非医療民間事業者も利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】介護予防点数を算出するために用いる厚生労働省作成の基本チェックリストである。
図2】本発明における点数変換の一例(男性用)を示す説明図である。
図3】本発明における点数変換の一例(女性用)を示す説明図である。
図4】本発明で用いることのできるレーダーチャートの一例を示す説明図である。
図5】本発明で用いることのできるレーダーチャートの別の一例を示す説明図である。
図6】本発明において体調面を評価するための質問シートの一例(第1頁)を示す説明図である。
図7】本発明において体調面を評価するための質問シートの一例(第2頁)を示す説明図である。
図8】本発明において体調面を評価するための質問シートの一例(第3頁)を示す説明図である。
図9】本発明において体調面を評価するための質問シートの一例(第4頁)を示す説明図である。
図10】本発明において体調面を評価するための質問シートの一例(第5頁)を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書において「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間(平成26年版厚生労働白書)を意味する。
【0011】
本発明では、身体機能、記憶、気持ちや気分、介護予防点数、健康感、運動に対する自信、から選択した、少なくとも2つの評価項目(好ましくは少なくとも3つ〜6つの評価項目、より好ましくは6つの評価項目の全て)により、健康寿命の延伸効果を評価することができる。
【0012】
本発明においては、「身体機能」は、以下に限定されるものではないが、例えば、握力、歩行速度(例えば、5m通常歩行速度)、俊敏性(例えば、Timed Up and Go (TUG)テスト)により評価することができる。本発明では、これらの内、少なくとも1つを用いることができ、好ましくは3つの全てを使用することができる。
【0013】
「握力」は、筋力の指標として用いることができ、例えば、アジア人の男性においては26kg未満を、アジア人の女性においては18kg未満を、筋力が低下した状態と判断することができる(Arai, H. et al., Geriatr Gerontol Int 2014; 14 (Suppl. 1): 1-7)。本発明では、26kg(男性)及び18kg(女性)を、それぞれ、標準値(又は目標値)として使用することができ、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0014】
「歩行速度」としては、例えば、5m通常歩行速度を用いることができ、アジア人においては、男女を問わず、1m/s以下を、歩行速度が低下いた状態と判断することができる(Arai, H. et al., Geriatr Gerontol Int 2014; 14 (Suppl. 1): 1-7)。本発明では、1m/sを標準値(又は目標値)として使用することができ、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0015】
「俊敏性」は、例えば、TUG(Timed Up and Go)テスト(Podsiadlo D. et al., The timed “Up & Go”: a test of basic functional mobility for frail elderly persons. J Am Geriatr Soc.1991 ;39:142-148.)により評価することができる。前記テストは、椅子に座った状態から立ち上がり、3mを歩き、反転して再び着座するまでの時間を測定するものである。TUGテストでは、13.5秒以上で、転倒の可能性が高くなると判断することができる(Shumway-Cook, A. et al., PHYS THER. 2000; 80:896-903.)。本発明では、13.5秒を標準値(又は目標値)として使用することができ、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0016】
本発明において、「記憶」は、以下に限定されるものではないが、例えば、認知機能検査により評価することができる。前記認知機能検査としては、例えば、日本語版MoCA(Instruction manual of Japanese version of Montreal Cognitive Assessment (MoCA-J);作成:鈴木宏幸、監修:藤原佳典;東京都健康長寿医療センター研究所)、MMSE(Mini-Mental State Examination)、改定長谷川式簡易知能評価スケールHDS−R(Revised version of Hasegawa’s dementia Scale)等を用いることができ、MoCA−Jが好ましい。これらの認知機能検査は、いずれも30点満点であり、MoCA−Jでは26点以上であれば、健常範囲と考えられる。MoCA−Jは、軽度認知機能低下のスクリーニングツールであり、多領域の認知機能(注意機能、集中力、実行機能、記憶、言語、視空間認知、概念的思考、計算、見当識)について、短時間(約10分間)で評価することができる(Fujiwara Y., Suzuki H., Yasunaga M., et al. Brief screening tool for mild cognitive impairment in older Japanese: Validation of the Japanese version of the Montreal Cognitive Assessment. Geriatrics & Gerontology International, 2010; l0. 225-232)。本発明では、26点を標準値(又は目標値)として使用することができ、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0017】
本発明において、「気持ちや気分」は、以下に限定されるものではないが、例えば、うつ病検査により評価することができる。前記うつ病検査としては、例えば、老年期うつ病評価尺度GDS15(Geriatric Depression Scale 15)(原版は、Sheikh JI, Yesarage JA: Geriatric Depression Scale (GDS); Recent evidence and development of a shorter version. Clinical Gerontology 1986; 5 (1/2): 165-173。日本語版は、日本老年医学会編集/発行, 健康長寿診療ハンドブック, 2011,第140頁)、HADS(Hospital Anxiety and Depression Scale)、BDI(Beck Depression Inventory)等を用いることができ、GDS15が好ましい。GDS15は15点満点であり、5点以上がうつ傾向、10点以上がうつ状態とされている。本発明では、GDS15を使用する場合、5点を標準値(又は目標値)として使用することができ(5点以上で、気持ちや気分が低下気味と判断できる)、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0018】
本発明において、「介護予防点数」は、以下に限定されるものではないが、例えば、厚生労働省公表の「介護予防のための生活機能評価に関するマニュアル(改訂版)平成21年3月」に記載の基本チェックリストにより評価することができる。厚生労働省作成の基本チェックリストを図1に示す。基本チェックリストは25問で構成されるが、問1から問20までの20問で評価し、10点以上が介護予防事業を利用できる(介護予防が必要な状態)とされている。本発明では、基本チェックリストを使用する場合、10点を標準値(又は目標値)として使用することができ、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0019】
本発明において、「健康感」は、以下に限定されるものではないが、例えば、健康関連QOL検査により評価することができる。前記健康関連QOL検査としては、例えば、健康関連QOL(HRQOL:Health Related Quality of Life)尺度SF−8TM(iHope International株式会社)、SF−36(登録商標)(MOS Short-Form 36-Item Health Survey)、WHOQOL(The World Health Organization Quality of Life)等を用いることができ、SF−8が好ましい。SF−8は8点〜42点で評価しており、低得点ほど健康感に優れた状態とされている。本発明では、SF−8を使用する場合、18点を標準値(又は目標値)として使用することができ、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0020】
本発明において、「運動に対する自信」は、以下に限定されるものではないが、例えば、表1に示す質問により評価することができる。表1に示す各質問内容について、表2に示す配点表に従って配点し、それらを合計するため、25点満点である。本発明では、20点を標準値(又は目標値)として使用することができ(高得点ほど運動に対する自信が高いと判断できる)、例えば、最高点30点、最低点0点と定めた場合、前記標準値を20点と定めることができる。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
各評価項目では、異なる評価基準、例えば、身体機能であれば、具体的な測定値によって、あるいは、記憶、気持ちや気分、介護予防点数、健康感、運動に対する自信であれば、点数によって、それぞれ、被験者の状態が表されるため、そのままでは、最高値、最低値、標準値などが異なり、相互比較することが難しい。本発明では、各評価項目を同一スケールによるスコア化(点数変換)を実施することにより、各評価項目を相互に、且つ、総合的に評価することが可能である。本明細書では、点数変換を行う前の測定値又は点数を「素点」と、点数変換を行った後の点数を「評価点」と、それぞれ、称する。
【0024】
前記の点数変換は、以下に限定されるものではないが、例えば、最高点、最低点、標準点を定め、それらの間を等間隔に細分化して点数を割り振る方法、平均値及び標準偏差を求め、それに従って点数を割り振る方法などを挙げることができる。
【0025】
前者の方法として、例えば、最高点を30点、最低点を0点、標準点を20点と定めた場合の一態様を図2(男性用)及び図3(女性用)に示す。各評価項目において、左列が、点数変換を行う前の測定値又は点数(すなわち、素点)であり、右列が点数変換を行った後の点数(すなわち、評価点)である。本発明では、最高点をN点、最低点を0点と定めた場合、標準点を、例えば、N/3〜3N/4の範囲で、好ましくはN/2〜3N/4の範囲で、より好ましくは2N/3と定めることができる。
【0026】
後者の方法では、例えば、最高点をN点(例えば、30点)、最低点を0点と定めた場合、標準点を目標値として、N/2(例えば、15点)と定めることができる。これまでに報告されている論文や、自ら取得したデータ等を参照に標準偏差(SD)を求め、「目標値+n×SD」(nは1〜3の整数、好ましくは1又は2、より好ましくは1)を最高点N点に、「目標値−n×SD」を最低点0点に、各々対応させ、最高点と最低点との間の点数を段階Nで割り振ることにより、決定することができる。
【0027】
本発明では、評価点を評価項目別に被験者に提示することができるが、それに代えて、あるいは、それと併せて、図4に示すように、レーダーチャートの形で示すことが好ましい。レーダーチャートで示すと、各評価項目の中で改善すべき項目を視覚的に把握することができる。また、複数回(例えば、2回)の評価点を同時にレーダーチャートに示すことにより、面積の増減により、「全人的」な健康寿命の延伸効果を一目で把握することができる。
【0028】
本発明では、健康寿命の延伸効果を評価するための前記評価項目に加えて、体調面を評価するための評価項目を追加することができる。このような評価項目として、例えば、老年症候群、より具体的には、例えば、慢性的な冷え、むくみ、頭痛、息切れ(呼吸困難)、尿失禁、便秘(便通不良)、腰痛、慢性的な疼痛、痺れ、不眠、食欲(食が細い)、乾燥肌、皮疹(皮膚の湿疹)などを挙げることができる。これらの各評価項目は、同一スケールによる配点(例えば、0点〜10点)を行い、評価項目別に被験者に評価点を提示することができる。前記評価点は、評価項目別に被験者に配点のみを提示することもできるし、それに代えて、あるいは、それと併せて、図5に示すように、レーダーチャートの形で示すこともできる。
【0029】
体調面を評価するための質問シートの一例を図6図10に示し、その結果をまとめたレーダーチャートの一例を図5に示す。レーダーチャートで示すと、老年症候群の中で改善すべき項目を視覚的に把握することができる。また、複数回(例えば、2回)の評価点を同時にレーダーチャートに示すことにより、面積の増減により、老年症候群の改善の程度を一目で把握することができる。
【0030】
本発明では、初回のレーダーチャートにより改善すべき項目を把握した後、それに基づいて、健康寿命の延命効果のある非医療行為を選択・実施し、再度、レーダーチャートを作成することにより、前記非医療行為の効果を確認することができる。すなわち、本発明は、単回の実施により、或る時点での健康寿命を把握することもできるが、非医療行為を挟んで複数回実施することにより、健康寿命の延命効果を把握することができ、好ましい。
【0031】
前記の非医療行為としては、例えば、運動プログラムサービスや遠赤外線低温サウナプログラムサービスを挙げることができる。例えば、図4の評価項目の内、健康関連QOL、介護予防点数、気持ちや気分の項目が目標値を下回る場合、もしくは8項目中3項目以上が目標値を下回る場合には遠赤外線低温サウナプログラムサービスを行うことが好ましい。その後の非医療行為介入プログラムの選択は再評価後に行う。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、健康寿命の延伸効果の評価に利用することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10