(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6181709
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】工作機械の制御装置
(51)【国際特許分類】
B23Q 3/155 20060101AFI20170807BHJP
B23Q 11/10 20060101ALI20170807BHJP
【FI】
B23Q3/155 F
B23Q11/10 F
B23Q11/10 D
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-120645(P2015-120645)
(22)【出願日】2015年6月15日
(65)【公開番号】特開2017-1167(P2017-1167A)
(43)【公開日】2017年1月5日
【審査請求日】2016年9月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】390008235
【氏名又は名称】ファナック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】藤井 隆亮
【審査官】
永石 哲也
(56)【参考文献】
【文献】
特開2000−126984(JP,A)
【文献】
特開2000−5975(JP,A)
【文献】
特開2000−126983(JP,A)
【文献】
特開2014−151387(JP,A)
【文献】
特開平11−333662(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23Q 3/155
B23Q 11/10
DWPI(Thomson Innovation)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
クーラントを貯蔵するクーラント装置と、オイルミストエアーを生成するオイルミストエアー装置を備え、前記クーラントと前記オイルミストエアーの両方が同一の主軸へ供給されるように配管がなされ、前記主軸に装着された工具に設けられた貫通穴からクーラント液とオイルミストエアーの両方を吐出することが可能であって、前記クーラント液と前記オイルミストエアーの何れか一方の吐出を加工プログラムで指令可能な工作機械の制御装置において、
前記加工プログラム中の工具交換指令の有無を確認する工具交換確認手段と、
前記工具交換指令時に次の工具交換指令との間のオイルミストエアー吐出指令の有無を確認するオイルミストエアー指令確認手段と、
前記オイルミストエアー指令確認手段により前記オイルミストエアー吐出指令を確認した場合、工具交換時に、予め定められた時間、前記工具が前記主軸から離れた状態を維持するとともに、前記オイルミストエアー装置から前記オイルミストエアーを吐出し、前記配管内のクーラントを該予め定められた時間に除去する工具交換時吐出手段と、
を有することを特徴とする工作機械の制御装置。
【請求項2】
クーラントを貯蔵するクーラント装置と、オイルミストエアーを生成するオイルミストエアー装置を備え、前記クーラントと前記オイルミストエアーの両方が同一の主軸へ供給されるように配管がなされ、前記主軸に装着された工具に設けられた貫通穴からクーラント液とオイルミストエアーの両方を吐出することが可能であって、前記クーラント液と前記オイルミストエアーの何れか一方の吐出を加工プログラムで指令可能な工作機械の制御装置において、
前記配管に残留した前記クーラントを吸引することが可能な吸引装置と、
前記加工プログラム中の工具交換指令の有無を確認する工具交換確認手段と、
前記工具交換指令時に次の工具交換指令との間のオイルミストエアー吐出指令の有無を確認するオイルミストエアー指令確認手段と、
前記オイルミストエアー指令確認手段により前記オイルミストエアー吐出指令を確認した場合、工具交換時に、予め定められた時間、前記工具が前記主軸から離れた状態を維持するとともに、前記吸引装置により前記配管内のクーラントを吸引し、前記配管内のクーラントを該予め定められた時間に除去する工具交換時吸引手段と、
を有することを特徴とする工作機械の制御装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械を用いた切削加工における内部給油式オイルミストエアーとセンタースルークーラント併用時の工具交換制御を行う工作機械の制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
工作機械を用いた切削加工において、特許文献1に示すようなセンタースルー主軸を経由して工具先端の貫通孔(油穴、オイルホールと呼ばれるもの)からクーラントを直接刃先に供給する切削方法があり、一般的にセンタースルー加工と呼ばれる。センタースルー加工は切削点における冷却性と潤滑性を飛躍的に向上させることが可能であり、工作機械によってはセンタースルー主軸の配管内にクーラントではなく、特許文献2に示すようなオイルミストエアーを供給し、オイルミストエアーを刃先に供給することも可能である。一方、特許文献3(
図2(d)のターレット式工具交換装置)、特許文献4(
図10のスイングアーム式工具交換装置)には工作機械に備わった工具交換装置の例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平2−250702号公報
【特許文献2】WO98/23384号公報
【特許文献3】特開2007−290113号公報
【特許文献4】特開2008−296322号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クーラントとオイルミストエアーを併用する配管を用いた場合、オイルミストエアー吐出時に、配管内に残存したクーラントが工具先端の貫通孔から先に吐出されてしまい、オイルミストエアー用の切削条件にもかかわらずクーラントで加工してしまう問題がある。オイルミストエアーはクーラントでの加工と切削条件が異なることが多いため、配管内のクーラントが吐出されている状態でオイルミストエアー用の切削条件(クーラントに適合しない切削条件)で加工してしまうと、結果として刃先を傷めてしまうことになる。
【0005】
この問題を解決するために、従来は残存クーラントを吐出しきるまで一定時間加工を待機する手法が取られていたが、配管の長さと工具の油穴径次第では長時間に渡り残存クーラントが吐出されてしまい、待機時間が長くなる。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、クーラントとオイルミストエアーの両方を同一の主軸に供給できるように配管を併用する工作機械において、クーラントからオイルミストエアーに交換する際に前記配管内に残留するクーラントを、工具交換に連動して除去可能な工作機械の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の請求項1に係る発明は、クーラントを貯蔵するクーラント装置と、オイルミストエアーを生成するオイルミストエアー装置を備え、前記クーラントと前記オイルミストエアーの両方が同一の主軸へ供給されるように配管がなされ、前記主軸に装着された工具に設けられた貫通穴からクーラント液とオイルミストエアーの両方を吐出することが可能であって、前記クーラント液と前記オイルミストエアーの何れか一方の吐出を加工プログラムで指令可能な工作機械の制御装置において、前記加工プログラム中の工具交換指令の有無を確認する工具交換確認手段と、前記工具交換指令時に次の工具交換指令との間のオイルミストエアー吐出指令の有無を確認するオイルミストエアー指令確認手段と、前記オイルミストエアー指令確認手段により前記オイルミストエアー吐出指令を確認した場合、工具交換時に、予め定められた時間、前記工具が前記主軸から離れた状態を維持するとともに、前記オイルミストエアー装置から前記オイルミストエアーを吐出し、前記配管内のクーラントを該予め定められた時間に除去する工具交換時吐出手段と、を有することを特徴とする工作機械の制御装置である。
【0008】
請求項2に係る発明は、クーラントを貯蔵するクーラント装置と、オイルミストエアーを生成するオイルミストエアー装置を備え、前記クーラントと前記オイルミストエアーの両方が同一の主軸へ供給されるように配管がなされ、前記主軸に装着された工具に設けられた貫通穴からクーラント液とオイルミストエアーの両方を吐出することが可能であって、前記クーラント液と前記オイルミストエアーの何れか一方の吐出を加工プログラムで指令可能な工作機械の制御装置において、前記配管に残留した前記クーラントを吸引することが可能な吸引装置と、前記加工プログラム中の工具交換指令の有無を確認する工具交換確認手段と、前記工具交換指令時に次の工具交換指令との間のオイルミストエアー吐出指令の有無を確認するオイルミストエアー指令確認手段と、前記オイルミストエアー指令確認手段により前記オイルミストエアー吐出指令を確認した場合、工具交換時に、予め定められた時間、前記工具が前記主軸から離れた状態を維持するとともに、前記吸引装置により前記配管内のクーラントを吸引し、前記配管内のクーラントを該予め定められた時間に除去する工具交換時吸引手段と、を有することを特徴とする工作機械の制御装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、クーラントとオイルミストエアーの両方を同一の主軸に供給できるように配管を併用する工作機械において、クーラントからオイルミストエアーに交換する際に前記配管内に残留するクーラントを、工具交換に連動して除去可能な工作機械の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】センタースルークーラントとオイルミストエアーを併用する配管経路を有し、配管内のクーラントを吐出する場合の構成を説明する図である。
【
図2】工具交換中にセンタースルークーラント配管内のクーラントを吐出する制御を行うフローチャートである。
【
図3】センタースルークーラントとオイルミストエアーを併用する配管経路を有し、配管内のクーラントを吸引する場合の構成を説明する図である。
【
図4】工具交換中にセンタースルークーラント配管内のクーラントを吸引する制御を行うフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1はセンタースルークーラントとオイルミストエアーを併用する配管経路を有し、配管内のクーラントを吐出する場合の構成を説明する図である。工作機械本体1に隣接して設置されたクーラントタンク2には、センタースルークーラントポンプ3が備え付けられており、クーラントタンク2に充填されたクーラント液を吸い上げることができる。制御装置14は、工作機械本体1を制御し加工プログラムに従って、ワークの加工を行う。また、制御装置14は、工具交換装置13、センタースルークーラントポンプ3、オイルミストエアー装置4などの周辺装置を全体的に制御する。
【0012】
加工プログラムによりセンタースルークーラント指令を行うことで、制御装置14は、センタースルークーラントポンプ3が回転駆動し、クーラントタンク2内のクーラント液を吸い上げ、吸い上げられたクーラント液は第1逆止弁6と第1電磁弁5を経由し、センタースルークーラント配管10に至る。
【0013】
センタースルークーラント指令を実行する時は、オイルミストエアー装置4側のオイルミストエアー配管9に備え付けられた第2電磁弁7を閉じる制御を行い、オイルミストエアー装置4への逆流を防止する。念のため、オイルミストエアー配管9上に第2逆止弁8を取り付けることで、万が一第2電磁弁7が動作不良を起こしても逆流を防止することができる。クーラントタンク2から吸い上げられたクーラント液は、主軸11内の配管を経由して工具12の先端から吐出される。
【0014】
オイルミストエアー指令を実行する時は、センタースルークーラントポンプ3側のセンタースルークーラント配管10に備え付けられた第1電磁弁5を閉じる制御を行い、センタースルークーラントポンプ3への逆流を防止した上で、オイルミストエアー装置4からオイルミストエアーを吐出する。念のため、センタースルークーラント配管10上に第1逆止弁6を取り付けることで、万が一第1電磁弁5が動作不良を起こしても逆流を防止することができる。
【0015】
オイルミストエアー装置4から供給されたオイルミストエアーは、主軸11内の配管を経由して工具12の先端から吐出される。但し、オイルミストエアー指令時は、直前の加工がセンタースルークーラント加工である場合、配管内にクーラント液が残存している可能性が高く、暫くの間は残存クーラントが吐出されてしまう。
【0016】
この問題を解決するため、本発明では、クーラントとオイルミストエアーの両方を同一の主軸に供給できるように配管を併用する工作機械において、クーラントからオイルミストエアーに交換する際に前記配管内に残留するクーラントを、工具交換に連動して除去する。以下、前記配管内に残留するクーラントを工具交換装置13による工具交換に連動して除去する例を説明する。
【0017】
オイルミストエアー装置4から供給されたオイルミストエアーにより、センタースルークーラント配管10からクーラントを除去するために必要な予め定められた時間である第1所定時間(T1)、工具交換サイクル中に工具12が主軸11から離れた状態を維持するように工具交換装置13を制御する。工具12が主軸11から離れた状態を第1所定時間(T1)維持するには、工具12が主軸11から離れている状態で工具の相対的な移動が停止したり、工具12の相対的な移動が通常の工具交換の動作より遅くすることでもよい。工具12が主軸11から離れた状態とは、これまで使っていた工具12を主軸11から取り外す時、あるいは、これから使う工具12を主軸11に取り付ける時でもよい。
【0018】
工具12が主軸11からいつ離れた状態となったと制御装置14が認識するには、主軸内に設けられた工具近傍の近接スイッチによる信号や、工具交換装置のターレットの角度を表す信号などを用いることで可能である。
少なくともその間(第1所定時間(T1))、オイルミストエアー装置4はオイルミストエアーをセンタースルークーラント配管10内に供給する。センタースルークーラント配管10に供給されたオイルミストエアーにより、センタースルークーラント配管10内の残存クーラントを管外に吐出させる。主軸11に工具12が取り付けられていないため、工具12内の配管の管径よりセンタースルークーラント配管10の管径が大きいので、主軸11の配管の開口部から一気に吐出される。
【0019】
クーラントからオイルミストに変更する場合は、少なくとも第1所定時間(T1)経過後、工具12が主軸11に装着される。なお、オイルミストエアー装置4は、第1所定時間(T1)経過後、オイルミストエアーの供給を一旦停止してもよいし、オイルミストエアーの供給を継続してもよい。第1所定時間(T1)は予め定められた時間である。
【0020】
ここで、第1所定時間(T1)について説明する。クーラントを用いる加工からオイルミストエアーを用いる加工に移行する場合、主軸11から工具12を離した状態で、オイルミストエアー装置4から吐出されるオイルミストエアーにより、センタースルークーラント配管10内に溜まったクーラントを、管路外に吐出するのに必要な時間である。
【0021】
図2は工具交換中にセンタースルー配管内のクーラントを吐出する制御を行うフローチャートである。このフローチャートに基づく制御を用いることにより、工具交換中にセンタースルー配管10内に残存するクーラントを吐出する必要があるかどうかを判定することが可能となる。
【0022】
以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA01]加工プログラムを起動する。つまり、工作機械でワークの加工を開始する。
●[ステップSA02]1ブロック毎に工具交換指令かどうかを判定する。工具交換指令の場合ステップSA03へ移行する。工具交換指令ではない場合ステップSA06へ移行する。
●[ステップSA03]工具交換指令の場合は、次の工具交換指令との間にオイルミストエアーONの指令があるかどうかを判定する。オイルミストエアーON指令がある場合はステップSA04へ移行する。オイルミストエアーON指令がない場合はステップSA05へ移行する。
●[ステップSA04]工具交換サイクル中に、予め定められた第1所定時間(T1)工具が主軸から離れた状態を維持しつつ、その間にオイルミストエアーを吐出し、工具交換を完了する。
●[ステップSA05]通常の工具交換サイクルで工具交換を行い、ステップSA06へ移行する。
●[ステップSA06]プログラム終了かどうかを判定し、プログラム終了の場合はサイクルを終了、終了ではない場合はステップSA02へ移行し、再度、工具交換指令かどうかを判定する。
【0023】
図3はセンタースルークーラントとオイルミストエアーを併用する配管経路を有し、配管内のクーラントを吸引する場合の構成を説明する図である。
図1と相違する点のみを記載する。
図3の構成では、配管内のクーラントを吸引する吸引装置15がセンタースルークーラント配管10に接続されている。
図3に示される構成では、オイルミストエアーの吐出ではなく、吸引装置15などの既知の吸引方法で、第2所定時間(T2)、残存クーラントを吸引することにより、センタースルークーラント配管10内からクーラントを除去することができる。
【0024】
ここで、第2所定時間(T2)について説明する。クーラントを用いる加工からオイルミストエアーを用いる加工に移行する場合、主軸11から工具12を離した状態で、吸引装置15によりセンタースルークーラント配管10内に溜まったクーラントを吸引し、管路内から除去するのに必要な時間である。
【0025】
図4は工具交換中にセンタースルー配管内のクーラントを吸引する制御を行うフローチャートである。このフローチャートに基づく制御を用いることにより、工具交換中にセンタースルークーラント配管内に残存するクーラントを吸引する必要があるかどうかを判定することが可能となる。
【0026】
以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSB01]加工プログラムを起動する。つまり、工作機械でワークの加工を開始する。
●[ステップSB02]1ブロック毎に工具交換指令かどうかを判定する。工具交換指令の場合ステップSB03へ移行する。工具交換指令ではない場合ステップSB06へ移行する。
●[ステップSB03]工具交換指令の場合は、次の工具交換指令との間にオイルミストエアーONの指令があるかどうかを判定する。オイルミストエアーON指令がある場合はステップSB04へ移行する。オイルミストエアーON指令がない場合はステップSB05へ移行する。
●[ステップSB04]工具交換サイクル中に、予め定められた第2所定時間(T)工具12が主軸11から離れた状態を維持し、その間にクーラントを吸引し、工具交換を完了し、ステップSB06へ移行する。
●[ステップSB05]通常の工具交換サイクルで工具交換を行い、ステップSB06へ移行する。
●[ステップSB06]プログラム終了かどうかを判定し、プログラム終了の場合はサイクルを終了し、終了ではない場合はステップSB02へ移行し、再度、工具交換指令かどうかを判定する。
【0027】
本発明により、配管内に残留したクーラントを工具交換時に自動的に吐出することが出来るため、吐出のためにプログラミングに費やす手間と時間を省くことが出来る。また、前述のように、プログラミングミスなどで、配管内のクーラントを抜くための指令を入れ忘れた場合、オイルミストエアーを指令しても、暫くの間は配管内に留まっているクーラントが吐出されてしまう問題を防ぐことが出来る。工具交換時に、工具が外れた状態で一定時間だけオイルミストエアーを吐出するか、配管内の残存クーラントを吸引することで、吐出や吸引に掛かる時間を短縮して配管内を空にすることができ(主軸の配管の口径が工具の貫通孔の口径より大きいため)、トラブルを回避することが出来る。
工作機械の工具交換装置としては特許文献3(ターレット式)や特許文献4(スイングアーム式)に開示されるように種々の構成のものが存在する。本発明はいずれの工具交換装置にも適用でき、工具が主軸から離れた状態で、配管内の残留クーラントを除去することで、本発明の効果を達成できる。
【符号の説明】
【0028】
1 工作機械本体
2 クーラントタンク
3 センタースルークーラントポンプ
4 オイルミストエアー装置
5 第1電磁弁
6 第1逆止弁
7 第2電磁弁
8 第2逆止弁
9 オイルミストエアー配管
10 センタースルークーラント配管
11 主軸
12 工具
13 工具交換装置
14 制御装置
15 吸引装置