(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の技術的課題は、使用者が活動する間に使用者の両手が使用される状況の映像を撮影できるカメラを具備した端末機用据置台を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台は、カメラを具備した端末機用据置台であり、使用者の首にかけることができるようにベンディングされた形状をしたかけ台と、前記端末機を装着する装着台と、及び前記かけ台と前記装着台を連結する連結部と、を含む。
【0007】
前記かけ台は、使用者の首の後部分を囲むように湾曲された形状をした中心部と、及び前記中心部の両端にそれぞれ延長されて使用者の肩と胸を囲むように湾曲された形状をした第1及び第2端部を含むことができる。
【0008】
前記第1端部、前記中心部、そして前記第2端部は順次につながって第1及び第2面を有する一つの板形部材でなされることができるし、前記中心部の前記第1面が使用者の首を向けて置かれる場合、前記第1端部の前記第1面が使用者の一側の肩と胸を向けて置かれるように前記第1端部は前記中心部に対して拗じれた形状を有して、前記第2端部の前記第1面が使用者の他側の肩と胸を向けて置かれるように前記第2端部は、前記中心部に対して拗じれた形状を有することができる。
前記中心部は使用者の首の後部分にかかって、前記第1及び第2端部は使用者の肩と胸に支持されることができる。
前記かけ台にはその長さ方向に長く一つ以上の第1バンドホールが形成されることができる。
前記第1バンドホールには使用者の身体に接触されるクッション部材が具備されることができる。
【0009】
前記連結部は、前記装着台の一端と前記第1端部を連結する第1連結台と、前記装着台の他端と前記第2端部を連結する第2連結台と、前記第1連結台と前記第1端部を回動可能に連結する第1回動部と、及び前記第2連結台と前記第2端部を回動可能に連結する第2回動部と、を含むことができる。
前記かけ台、前記連結部、そして前記装着台はお互いに連結されて閉曲線形態の掛けがね形状をなすことができる。
【0010】
前記第1及び第2連結台は板形部材でなされることができるし、前記第1及び第2連結台の間隔が前記第1及び第2端部で前記装着台に向けてますます小くなるように前記第1及び第2連結台は、その幅方向に湾曲された形状を有することができる。
前記第1及び第2連結台にはその長さ方向で長く一つ以上の第2バンドホールが形成されることができる。
【0011】
前記装着台は、前記連結部の中心に具備されて前記端末機が装着される長長しい形状の装着胴体と、及び前記装着胴体に貫通されてその長さ方向に長く形成されてその長さ方向に前記端末機の位置を調節するための一つ以上の位置調節孔を含むことができる。
【0012】
前記装着胴体は長長しい六面体形状をすることができて、前記一つ以上の位置調節孔は、前記装着胴体の上下方向に貫通される第1位置調節孔と、及び前記装着胴体の前後方向に貫通される第2位置調節孔を含むことができる。
前述した本発明の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台は、前記装着台に前記端末機を着脱可能に具備する着脱ユニットをさらに含むことができる。
【0013】
前記着脱ユニットは、前記位置調節孔に挿入されるボルトと、及び前記ボルトに締結されるナットを含むことができるし、この場合前記端末機は前記ボルトまたは前記ナットに具備されることができる。
【0014】
前記着脱ユニットは、前記ボルトまたは前記ナットに具備される球形収容部と、前記球形収容部に収容されるボール部材と該ボール部材の一側に突出形成される固定ねじを含むボールコネクターと、及び前記球形収容部に具備されて前記ボール部材の移動を遮断するか、または許可するロックねじをさらに含むことができるし、この場合前記端末機は前記固定ねじに螺合されることができる。
【0015】
前記着脱ユニットは、前記固定ねじに締結されて案内溝が形成されて第1係止突起を有する固定把持部材と、及び前記案内溝にスライディング可能に具備されると共に弾性体によって前記固定把持部材に弾性結合されるか、または螺合されて第2係止突起を有する移動把持部材をさらに含むことができるし、この場合前記端末機は前記第1及び第2係止突起の間に位置されて前記弾性体の復元力で把持されることができる。
【0016】
前述した本発明の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台は、前記ボルトまたは前記ナットに具備されるヘッドと、該ヘッドに凹入形成されて内周面に螺糸山が形成される螺合孔と、及び前記螺合孔に締結されて前記据置台の重心を取った後把持時にその重心を維持させるスタビライザーをさらに含むことができる。
【0017】
前記連結部は、前記第1連結台と前記装着台の一端の間を連結する第3連結台と、前記第2連結台と前記装着台の他端の間を連結する第4連結台と、前記第1連結台と前記第3連結台を回動可能に連結する第3回動部と、及び前記第2連結台と前記第4連結台を回動可能に連結する第4回動部からねをさらに含むことができる。
【0018】
前述した本発明の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台は、前記連結部またはかけ台に挿入される帯形状の二次電池と、及び前記装着台に具備されて前記二次電池と電気的に連結される充電端子をさらに含むことができる。
【0019】
前述した本発明の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台は、前記かけ台または連結部に挿入されて外部機器と通信が可能な通信モジュールと、及び前記かけ台または連結部に具備されて前記通信モジュールと外部イヤホンを電気的に連結するイヤホン端子をさらに含むことができる。
【0020】
前述した本発明の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台は、前記かけ台または連結部に挿入されて外部機器と通信が可能な通信モジュールと、及び前記かけ台または連結部に具備されて前記通信モジュールと電気的に連結されて前記外部機器を制御するリモコンをさらに含むことができる。
前記かけ台と前記連結部は金属プレートと金属プレートを囲む柔軟性ポリマーまたは皮を含むことができる。
【0021】
一方、他の例で、前記装着台は、前記連結部の中心に具備される長長しい円筒形状の円筒バーと、及び前記円筒バーと前記端末機を連結する連結ユニットを含んで、前記連結ユニットは、前記円筒バーを収容する英文アルファベット“U”字形状の連結ブラケットと、前記連結ブラケットの両端部を貫通して具備されて前記連結ブラケットの両端部をお互いに向い合う方向に締めるか、またはその反対に解く両端絞りボルトと、及び前記連結ブラケットの中心部の外側に具備されて前記端末機と締結される端末機締結ボルトを含むことができる。
【発明の効果】
【0022】
以上でのように、本発明の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台は次のような効果を有することができる。
【0023】
本発明の実施例によれば、かけ台と、装着台と、そして連結部を含む技術構成を提供するので、使用者が運動や料理などのような活動をするうちに使用者の両手が使用される状況である運動する状況や料理する状況などの映像を撮影することができる。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例に対して本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者が容易に実施できるように詳しく説明する。しかし、本発明はいろいろの相異な形態で具現されることができるし、ここで説明する実施例に限定されない。
【0026】
図1は、本発明の一実施例によるカメラを具備した端末機用据置台を概略的に示した側面斜視図であり、
図2は本発明の一実施例によるカメラを具備した端末機用据置台を概略的に示した正面斜視図である。
【0027】
図3は、本発明の一実施例によるカメラを具備した端末機用据置台が底に置かれた状態を概略的に示した斜視図であり、
図4は本発明の一実施例によるカメラを具備した端末機用据置台が折畳まれた状態を概略的に示した斜視図である。
【0028】
図5は
図3の“A”部拡大図であり、
図6は本発明の一実施例によるカメラを具備した端末機用据置台が使用者の身体に着用された状態を概略的に示した図面である。
【0029】
本発明の一実施例によるカメラを具備した端末機用据置台100は、
図1乃至
図6に示されたように、かけ台110と、装着台120と、そして連結部130を含む。以下、
図1乃至
図6を続いて参照して、各構成要素に対して詳しく説明する。
【0030】
かけ台110は、
図1及び
図6に示されたように使用者の首にかけることができるようにベンディング(bending)された形状を有する構成要素である。よって、かけ台110を通じて本発明の端末機用据置台100を首にかけることができて、使用者の両手が自由になることができる。
【0031】
具体的に、かけ台110は、
図1、
図2、
図3及び
図6に示されたように、中心部111と、そして第1及び第2端部112、113を含むことができる。中心部111は使用者の首の後部分を囲むように湾曲された形状を有することができるし、第1及び第2端部112、113は中心部111の両端にそれぞれ延長されて使用者の肩と胸を囲むように湾曲された形状を有することができる。よって、中心部111を通じて本発明の端末機用据置台100を使用者の首にかけることができるし、これと共に第1及び第2端部112、113を通じて本発明の端末機用据置台100を使用者の肩と胸に支持することができる。特に、該当身体部分を囲むとか密着されるように湾曲された形状を有するので身体との接触を最大にすることができて、すなわち、身体と一身になる効果を与えることができて、使用者が料理などをする場合使用者に安定的で楽な活動を保障することができる。
【0032】
延いては、
図1、
図2、
図3及び
図6に示されたように、第1端部112、中心部111、そして第2端部113は順次につながって第1及び第2面110a、110bを有する一つの板形部材(plate member)でなされることができる。特に、中心部111の第1面110aが使用者の首を向けて置かれる場合、第1端部112の第1面110aが使用者の一側の肩と胸を向けて置かれるように第1端部112は中心部111に対して拗じれた形状を有することができるし、第2端部113の第1面110aが使用者の他側の肩と胸を向けて置かれるように第2端部113は中心部111に対して拗じれた形状を有することができる。よって、かけ台110が板形部材で作られながらも、このような拗じれ形状を通じて襟のように柔らかく首に繰り合わせて胸で下ることができるようになって、身体に対してより安定的で楽に着用されることができる。
【0033】
このような構成で、
図6に示されたように、中心部111は使用者の首の後部分にかかって、第1及び第2端部112、113は使用者の肩と胸に支持されることができる。
【0034】
これと併せて、かけ台110にはその長さ方向に長く一つ以上の第1バンドホール(first band hole)110cが形成されることができる。このような第1バンドホール110cは拗じれ強度や撓め強度を補強して使用や保管中にかけ台110が拗じれるか、または撓う現象を阻む役割をする。
【0035】
延いては、図示されなかったが、第1バンドホール110cには使用者の身体に接触されるクッション部材(cushion member)(図示せず)が具備されることができる。よって、かけ台110が身体に接しながら身体に加えられる力をこのクッション部材を通じて分散させることができて、かけ台110をより柔らかくて楽に身体に着用することができる。
【0036】
装着台120は、端末機10が装着される構成要素であり、
図1乃至
図6に示されたように装着胴体121及び一つ以上の位置調節孔122を含むことができる。
【0037】
装着胴体121は端末機10が装着される所であり、連結部130の中心に長長しい形状を持てば具備されることができるし、一つ以上の位置調節孔122は装着胴体121に貫通されて装着胴体121の長さ方向に長く形成されることができる。よって、一つ以上の位置調節孔122を通じて装着胴体121の長さ方向に端末機10の位置が調節されることができる。
【0038】
延いては、
図1、
図2、
図3及び
図4に示されたように、装着胴体121は長長しい六面体形状をすることができる。一つ以上の位置調節孔122は、装着胴体121の上下方向に貫通される第1位置調節孔122aと、装着胴体121の前後方向に貫通される第2位置調節孔122bを含むことができる。よって、端末機10を装着するために第1及び第2位置調節孔122a、122bを選択することができて端末機10の位置に対する自由度を向上させることができる。
【0039】
連結部130は、
図1乃至
図3に示されたように、かけ台110と装着台120を連結する構成要素である。例えば、
図1乃至
図3に示されたように、連結部130は第1連結台131、第2連結台132、第1回動部133、そして第2回動部134を含むことができる。
【0040】
第1連結台131は装着台120の一端と第1端部112を連結して、第2連結台132は装着台120の他端と第2端部113を連結する。第1回動部133は第1連結台131と第1端部112を回動可能に連結して、第2回動部134は第2連結台132と第2端部113を回動可能に連結する。よって、第1及び第2連結台131、132を通じて端末機10が装着される装着台120がかけ台110から設定距離が離隔されることができて、
図6に示されたように端末機10と使用者の身体が干渉される現象を阻むことができるし、第1及び第2回動部133、134を通じて端末機10の位置に対する自由度を向上させることができる。特に、このような構成を通じて
図3に示されたように本願の据置台100を底に建てて使用することもできる。
【0041】
特に、連結部130は上述したかけ台110及び上述した装着台120と共に連結されて閉曲線形態の掛けがね形状(loop shape)をなすことができる。よって、このような掛けがね形状を通じて外部衝撃や激しい運動時にも身体に離脱される憂慮を阻むことができる。
【0042】
延いては、第1及び第2連結台131、132も板形部材(plate member)でなされることができる。この場合、第1及び第2連結台131、132の間隔が第1及び第2端部112、113から装着台120に向けてますます小くなるように第1及び第2連結台131、132はその幅方向に湾曲された形状を有することができる。よって、
図4に示されたように、第1及び第2回動部133、134を利用して第1及び第2連結台131、132を第1及び第2端部112、113でそれぞれ折った時第1及び第2連結台131、132が平たく横になった形状で置かれるようになるので、十分な角度で折畳まれることができる。
【0043】
また、第1及び第2連結台131、132にはその長さ方向に長く一つ以上の第2バンドホール(second band hole)130aが形成されることができる。このような第2バンドホール130aは拗じれ強度や撓め強度を補強して使用や補強中に第1及び第2連結台131、132が拗じれるか、または撓う現象を阻む役割をする。
【0044】
また、かけ台110と連結部130は、金属プレート(metal plate)の骨組みと金属プレートを囲む柔軟性ポリマー(polymer)または皮のカバーを含むことができる。前記柔軟性ポリマーはゴムまたはシリコンでなされることができる。
【0045】
これと併せて、前述した本発明の一実施例によるカメラを具備した端末機用据置台100は、
図1乃至
図5に示されたように、装着台120に端末機10を着脱可能に具備する着脱ユニット140をさらに含むことができる。
【0046】
着脱ユニット140は、
図1及び
図5に示されたように、位置調節孔122に挿入されるボルト141と、そしてボルト141に締結されるナット142を含むことができる。この場合、端末機10はボルト141またはナット142に具備されることができる。一つの例で、
図1及び
図5には端末機10がナット142上に具備されたことを見せている。
【0047】
延いては、着脱ユニット140は、
図2乃至
図5に示されたように、球形収容部143、ボールコネクター144、そしてロックねじ145をさらに含むことができる。球形収容部143はナット142に具備されることもできて、図示されなかったがボルト141に具備されることもできる。ボールコネクター144は球形収容部143に収容されるボール部材144aとボール部材144aの一側に突出形成される固定ねじ144bを含むことができる。ロックねじ145は球形収容部143に具備されて、その締めによってボール部材144aの移動を遮断するか、または許可することができる。この場合、端末機10は固定ねじ144bに螺合されることができる。よって、ロックねじ145を解くか、または締める方式で球形収容部143に収容されたボールコネクター144のボール部材144aの移動を遮断するか、または許可することができて、端末機10の位置に対する自由度を向上させることができる。
【0048】
延いては、着脱ユニット140は、
図2及び
図3に示されたように、固定把持部材146と移動把持部材147をさらに含むことができる。固定把持部材146は固定ねじ144bに締結されて案内溝(図示せず)が形成されて第1係止突起146aを有することができるし、移動把持部材147は案内溝にスライディング可能に具備されると共に弾性体(図示せず)によって固定把持部材146に弾性結合されて第2係止突起147aを有することができる。この場合、端末機10は第1及び第2係止突起146a、147aの間に位置されて弾性体の復元力で把持されることができる。また、移動把持部材147は固定把持部材146に螺合されることもできる。 以下、
図7を参照して、本発明の他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台200に対して詳しく説明する。
図7は、本発明の他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台を概略的に示した図面である。
【0049】
本発明の他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台200は、
図7に示されたように、電子部品ら210、220、230、240、そして250がさらに付加されることを除いては上述した本発明の一実施例と同一であるので、以下では電子部品ら210、220、230、240、そして250を主に説明する。
【0050】
電子部品らのうちで二次電池210は、帯形状を有して連結部130またはかけ台110に挿入されることができるし、充電端子220は装着台120に具備されて二次電池210と電気的に連結されることができる。よって、充電端子220と二次電池210を通じて端末機10を充電することができる与件が設けられることができる。
【0051】
また、電子部品らのうちで通信モジュール230は、外部機器(図示せず)と通信が可能になるようにかけ台110または連結部130に挿入されることができるし、イヤホン端子240はかけ台110または連結部130に具備されて通信モジュール230と外部イヤホン(図示せず)を電気的に連結することができる。ここで、通信モジュール230ではブルートゥースなどが使用されることができる。よって、料理や運動などの活動中に通信モジュール230で連結された外部機器から音声情報や音楽などを聞くことができる。
【0052】
また、電子部品らのうちでリモコン250は、かけ台110または連結部130に具備されて、通信モジュール230と電気的に連結されて外部機器を制御することができる。 以下、
図8を参照して、本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台300に対して詳しく説明する。
図8は、本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台を概略的に示した図面である。
【0053】
本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台300は、
図8に示されたように、第3連結台331、第4連結台332、第3回動部333、そして第4回動部334をさらに含むことを除いては上述した本発明の一実施例と同一であるので、以下では第3連結台331、第4連結台332、第3回動部333、そして第4回動部334を主に説明する。
【0054】
第3連結台331は、第1連結台131と装着台120の一端の間を連結して、第4連結台332は第2連結台132と装着台120の他端との間を連結する。第3回動部333は第1連結台131と第3連結台331を回動可能に連結して、第4回動部334は第2連結台132と第4連結台332を回動可能に連結する。
【0055】
したがって、前述した本発明の一実施例でさらに付加される第3連結台331、第4連結台332、第3回動部333、そして第4回動部334を通じて端末機10の位置に対する自由度をさらに向上させることができる。
以下、
図9及び
図10を参照して、本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台400に対して詳しく説明する。
【0056】
図9は、本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台を概略的に示した図面であり、
図10は
図9のスタビライザーがボルトの頭に締結された状態を示した断面図である。
【0057】
本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台400は、
図9及び
図10に示されたように、スタビライザー(stabilizer)430が設置される構成がさらに含まれることを除いては上述した本発明の一実施例と同一であるので、以下ではスタビライザー430が設置される構成を主に説明する。
【0058】
スタビライザー430が設置される構成は、ヘッド410、螺合孔420、そしてスタビライザー430を含む。ヘッド410はボルト141またはナット142の頭をなす部分であり、螺合孔420はヘッド410に凹入形成されて、その内周面に螺糸山が形成される。スタビライザー430は、締結ボルト部431、ハンドル432、そして締結ボルト部431とハンドル432との間に具備されるボールベアリング433を含んで被装着物の重心を維持させてくれる公知された技術で、締結ボルト部431を螺合孔420に締結した後、使用者が据置台400の重心を取ってから手でハンドル432を把持する場合、ボールベアリング433を通じて据置台400の重心を維持させる役割をする。
以下、
図11及び
図12を参照して、本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台500に対して詳しく説明する。
【0059】
図11は、本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台のうち装着台を概略的に示した図面であり、
図12は
図11の装着台をXII-XII線で切って見た断面図である。
【0060】
本発明のまた他の実施例によるカメラを具備した端末機用据置台500は、
図11及び
図12に示されたように、装着台520を除いては上述した本発明の一実施例と同一であるので、以下では装着台520を主に説明する。
【0061】
装着台520は、
図11及び
図12に示されたように、円筒バー521と連結ユニット522を含むことができる。円筒バー521は長長しい円筒形状を有して連結部130の中心に具備されて、連結ユニット522は円筒バー521と端末機10を連結する。
【0062】
例えば、連結ユニット522は、
図11及び
図12に示されたように、円筒バー521を収容する英文アルファベット“U”字形状の連結ブラケット522aと、連結ブラケット522aの両端部を貫通して具備されて、連結ブラケット522aの両端部をお互いに向い合う方向で締めるか、またはその反対に解く両端絞りボルト522bと、そして連結ブラケット522aの中心部の外側に具備されて端末機10と締結される端末機締結ボルト522cを含むことができる。
【0063】
したがって、使用者が連結ブラケット522aを円筒バー521の長さ方向に沿って左右移動させて端末機10が所望の位置に位置されれば、両端絞りボルト522bを締めて端末機10をその位置に固定させることができる。
【0064】
一方、
図1に示されたように、かけ台110の中心部111とかけ台110の第2端部113(または、第1端部)の間に切開部(図示せず)を置いて第2端部113(または、第1端部)が第2回動部(または、第1回動部)134を基準に回転されて中心部111と分離される場合、本発明の据置台100を使用者の首の側部で首を向けて移動させて、第2端部113(または、第1端部)があった席を通じて使用者の首が挿入されるようにすることもできるであろう。 以上でのように、本発明の実施例らによるカメラを具備した端末機用据置台100、200、300、400、500は次のような効果を有することができる。
【0065】
本発明の実施例らによれば、かけ台110と、装着台120、520と、そして連結部130を含む技術構成を提供するので、使用者が運動や料理などのような活動をするうちに使用者の両手が使用される状況である運動する状況や料理する状況などの映像を撮影することができる。
【0066】
以上で本発明の望ましい実施例に対して詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されるものではなくて、次の請求範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多くの変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。