特許第6182703号(P6182703)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6182703増改築工事で骨組みを損傷せず手でも開閉できる電動片開き戸。
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6182703
(24)【登録日】2017年7月28日
(45)【発行日】2017年8月16日
(54)【発明の名称】増改築工事で骨組みを損傷せず手でも開閉できる電動片開き戸。
(51)【国際特許分類】
   E05F 15/627 20150101AFI20170807BHJP
   E05F 1/02 20060101ALI20170807BHJP
【FI】
   E05F15/627
   E05F1/02 A
【請求項の数】1
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2017-42529(P2017-42529)
(22)【出願日】2017年3月7日
【審査請求日】2017年3月7日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】391014527
【氏名又は名称】中島 秀夫
(72)【発明者】
【氏名】中島 秀夫
【審査官】 家田 政明
(56)【参考文献】
【文献】 特許第6085052(JP,B1)
【文献】 実開平05−019484(JP,U)
【文献】 特開2006−348602(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3108694(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05F 1/00−17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
角柱と直角に位置する間柱Bと間柱Cとの間それぞれに2本ずつの支え柱を直立固定し、それら支え柱の上端面に基盤を固定し、片開き戸枠組の旋回縦辺を挟み留めるU字状チャンネル材内の下部分に槍パイプを固着し、その槍先部分を受け支える受け部品を固着させた短尺アングルを角柱に固定し、U字状チャンネル材内の上部分に軸パイプを固着し、その軸パイプ内に入れてネジ固定する支点パイプを天井板上に差し上げしその上端に固着する第1部品は基盤に付けたベアリングに固定し、その第1部品に第1平角棒の一端を固着し、その第1部品と基盤上に固着する直立棒とを角柱の角と角との対称位置にし、その直立棒にニードルローラベアリング2個を重ね嵌めし、ニードルローラベアリングの外径に嵌める第2パイプに第2縦平角棒の一端を固着し、第2縦平角棒の中程には水平平角棒の一端を固着し、その水平平角棒の先端部と第1平角棒の先端部とを連結平角棒で連結させて片開き戸と第2縦平角棒とを連動させ、その第2平角棒の先端に取り付けた紐を右方向と左方向とに分け左方向の紐は間柱C近くの外輪溝付きリングに架け下げて重しCGを吊り下げし、右方向の紐は間柱B近くの外輪溝付きリングに架け下げて重しBGを吊り下げし、この重しBGを重しCGよりWkg重くし、さらに基盤上の電磁ブレーキ付きギヤモータの出力軸に付けた回転ドラムに巻く動力紐を付けた重しBGを巻き上げる事で重しCGの重さの力は第2縦平角棒の先端を外輪溝付きリング上のZ位置近くに移動させ、そのZ位置近くで重しBGが位置決めスイッチに当る事で電磁ブレーキ付きギヤモータと第2縦平角棒の先端とが停止し電動片開き戸も開いて停止し、その状態で電磁ブレーキ解除スイッチを押す事で重しBGは落下し重量差Wkgの力が第2縦平角棒の先端を間柱Bの方向に移動させ重しBGの重さの力が間柱Bの方向に引き寄せる力が弱まるSの位置より手前のSTの位置で第2縦平角棒はスポンジストッパーに当り片開き戸は戸当りに当って閉まるようにした電動片開き戸。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
介護施設又は在宅介護用の電動片開き戸。
【背景技術】
【0002】
介護者が不在な場合は特に被介護者は排便で不快な思いをする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6085052
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
増改築等で骨組みを損傷せずに取り付けできる電動片開き戸が強く希望された。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために本発明に係る電動片開き戸を説明する、便所入口の角柱と直角に位置する間柱Bと間柱Cとの間それぞれに支え柱を2本ずつ直立固定し、それら4本の支え柱の上端面に基盤を固定した。
【0006】
片開き戸枠組み吊り元の軸パイプを挟み固定するU字状チャンネル材内の下部分に槍パイプを固着し、その槍パイプの槍先部分を受け支える受け部を付けた短尺アングルを角柱に固定し、さらにU字状チャンネル材内の上部分に固着する軸パイプ内に差し入れてネジ固定する支点パイプを天井板上に差し上げ、その支点パイプ内の上端に固着させた第1部品を基盤に固定するベアリングの内径内に保持し、その第1部品に第1平角棒の一端を水平に固着した。
【0007】
基盤に固着する直立棒と第1部品とは角柱の角と角との対称位置にし、その直立棒の外径にニードルローラベアリング2個を重ね嵌めし、それらニードルローラベアリングの外径には第2パイプを嵌め被せ、その第2パイプに第2縦平角棒の一端を固着し、その第2縦平角棒の中程には水平平角棒の一端を固着し、この水平平角棒の先端部と第1平角棒の先端部とを連結平角棒で連結させて第2縦平角棒の先端が左右に旋回移動する事で連結し連動する片開き戸を開閉させた。
【0008】
第2縦平角棒の先端に取り付けた紐を左方向と右方向とに別け、左方向の紐HCは間柱Cに隣接配置する外輪溝付きリングCRに架け下げて重しCGを吊り下げし、右方向の紐HBは間柱Bに隣接配置する外輪溝付きリングBRに架け下げて重しBGを吊り下げし、この重しBGを重しCGよりWkg重くし、その重量差Wkgの力で第2平角棒の先端が間柱Bの方向に寄せられてSTの位置で片開き戸は閉まる。
【0009】
基盤上に固定する電磁ブレーキ付きギヤモータの出力軸に付けた回転ドラムに巻く動力紐を重しBGに取り付けし、その動力紐を巻き上げる事で重しCGの重さの力が第2縦平角棒の先端を外輪溝付きリングCR上のZ位置近くに移動させ、そのZ位置で重しBGは位置決めスイッチに当って電磁ブレーキ付きギヤモータと第2縦平角棒の先端とが停止し電動片開き戸は開いて停止する。
【0010】
巻き上げて停止状態の重しBGは電磁ブレーキ解除スイッチを押す事で落下し、重量差Wkgの力は第2縦平角棒の先端を間柱Bの方向に移動し、その移動する力が弱くなるS位置より手前のST位置で第2縦平角棒はスポンジストッパーに当り開き戸は戸当りに当って閉まるようにした電動片開き戸。
【発明の効果】
【0011】
介護者と家族とが不在な時でも被介護者が廊下のスイッチで便所の片開き戸を開いた状態で停止させ、そこで身体移動機で体を廊下から便器に移動させて着座し、さらに便所内の電磁ブレーキ解除スイッチを押して閉める事ができる電動片開き戸を増改築工事で骨組みを損傷せずに取り付けできるようにした
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】電動片開き戸を閉めた状態の平面図。
図2】電動片開き戸を開けた状態の平面図。
図3】第2縦平角棒と第1平角棒と連結平角棒との斜視図で一部は断面図。
図4】重しCGと重しBGとのバランス操作で移動する第2縦平角棒と電動紐との配置図。
図5】第1平角棒と支点パイプと軸パイプとU字状チャンネル材と片開き戸との断面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一実施形態に係る電動片開き戸を説明する、便所入口の角柱Aと直角位置の間柱Bとの間に支え柱AMとBMとを直立固定し、その角柱Aと直角位置の間柱Cとの間に支え柱AMとCMとを直立固定し、それら4本の支え柱の上端面に基盤Qを載せて木ネジで固定した。
【0014】
片開き戸Vの枠組み吊り元の軸パイプJを包み挟み固着するU字状チャンネル材U内の下部分に槍パイプYを固着し、その槍パイプY内に固着させた槍先部分YSを受け支える受け部品YUを固着させた短尺アングルYTを床面に置いた状態で角柱Aに木ネジで固定し、さらにU字状チャンネル材U内の上部分に固着する軸パイプJ内に差し入れてネジ固定する支点パイプJPを天井板上に差し上げし、その支点パイプJPの上端に固着する第1部品JHを基盤Qに固定するベアリングQBの内径内に保持し、その第1部品JHに第1平角棒Lの一端を水平に固着した。
【0015】
基盤Qに固着する直立棒Fと第1部品JHとを角柱Aの角と角との対称に配置し、その直立棒Fの外径にニードルベアリングN2個を重ね嵌めし、それらニードルベアリングNの外径に第2パイプNPを嵌め被せ、その第2パイプNPに第2縦平角棒Tの一端を固着し、その第2縦平角棒Tの中程に水平平角棒SHの一端を水平に固着し、この水平平角棒SHの先端部と第1平角棒Lの先端部とを連結平角棒Rで連結させて連動可能にし、その直立棒Fを支点に第2縦平角棒Tの先端が左右に旋回移動する事で連結し連動する片開き戸Vを開閉できるようにした。
【0016】
第2縦平角棒Tの先端に取り付けた紐を左方向と右方向とに別け、左方向の紐HCは間柱Cに隣接配置する外輪溝付きリングCRに架け下げて重しCGを吊り下げし、右方向の紐HBは間柱Bに隣接配置する外輪溝付きリングBRに架け下げて重しBGを吊り下げし、この重しBGを重しCGよりWkg重くし、その重量差Wkgの重さの力で第2縦平角棒Tの先端を間柱Bの方向に引き寄せ外輪溝突きリングBR上のSTの位置で第2縦平角棒TがスポンジストッパーEに当り片開き戸Vが戸当りETに当たるようにした。
【0017】
基盤Q上に固定する電磁ブレーキ付きギヤモータMの出力軸MJに付けた回転ドラムD巻き下げる動力紐MH重しBG取り付けし、その動力紐MHを巻き上げる事で第2縦平角棒Tの先端は間柱Cの方向に移動し、その第2縦平角棒Tの先端が外輪溝付きリングCR上のZ位置近くで重しBGが位置決めスイッチXに当たり、当る事で電磁ブレーキ付き小型ギヤモータMと第2縦平角棒Tの先端とは停止し電動片開き戸は開いた状態で停止した。
【0018】
巻き上げられて停止状態の重しBGは電磁ブレーキ解除スイッチを押す事で落下し、重しBGが落下する事で重量差Wkgの力は第2縦平角棒Tの先端を間柱Bの方向に水平移動、第2縦平角棒Tの先端がS位置より手前のST位置で第2縦平角棒TはスポンジストッパーEに当り片開き戸は戸当りETに当って閉まるようにした電動片開き戸。
【符号の説明】
【0019】
A 角柱
AA 便所の入口の柱
B 間柱
C 間柱
AM 角柱と間柱B又は間柱Cとの間に直立固定する支え柱
BM 角柱と間柱Bとの間に直立固定する支え柱
CM 角柱と間柱Cとの間に直立固定する支え柱
VP 硬質発泡板
VM 面板(メラミン化粧板)(プリント板)
V 方開き戸アルミ枠
PY 床板
PT 天井板
P 石膏板又は合板
U U字状チャンネル材
Y 槍パイプ
YS 槍先部分
YU 受け部品
J 軸パイプ
JP 支点パイプ
JK 補強管
Q 基盤
M 電磁ブレーキ付きギヤモータ
MJ 出力軸
D 回転ドラム
MH 動力紐
JH 第1部品
L 第1平角棒
QB 基盤に固定するベアリング
F 直立棒
N ニードルローラベアリング
NP 第2パイプ
T 第2縦平角棒
SH 水平平角棒
R 連結平角棒
HC 第2縦平角棒の先端の左側に取り付けた紐
HB 第2縦平角棒の先端の右側に取り付けた紐
CR 間柱Cの近くで基盤に固させた外輪枠内の外輪溝付きリング
BR 間柱Bの近くで基盤に固させた外輪枠内の外輪溝付きリング
BG 間柱Bの側面近くに吊り下がる重し
CG 間柱Cの側面近くに吊り下がる重し
KG 重しBGと重しCGとに載せ重ねる小重し
W 重しBGと重しCGとの重量差
Z 重しCGの重さの力で第2縦平角棒を間柱Cの方向へ引き寄せる力がゼロ近くになる位置
S 重しBGの重さの力で第2縦平角棒の先端を間柱Bの方向に引き寄せる力が弱くなる位置
ST 第2平角棒がスポンジストッパーEに当り片開き戸が戸当りに当る位置
E スポンジストッパー
ET 戸当り
X 位置決めスイッチ
【要約】
【課題】増改築工事等で骨組み強度に悪影響なく設置できる電動開き戸が希望された為。
【解決手段】
角柱と直角に位置する間柱BとCとのそれぞれの間に支え柱を2本ずつ直立固定し、それら4本の支え柱の上端面に基盤を固定し、角柱の角に位置する基盤に支点パイプを旋回自在に固定し、その支点パイプの外径に軸パイプを嵌め、軸パイプを挟み留めて固着するU字状チャンネル材に片開き戸枠組みを取り付けし、さらに支点パイプが位置する角柱の角と対称位置の角にニードルローラベアリングを配置し、ニードルローラベアリングに嵌め被せる第2パイプに第2縦平角棒の一端を固着し、その第2縦平角棒と支点パイプに固着する第1平角棒とを連動させ第2縦平角棒の先端に取り付ける紐を左方向と右方向とに別け、左方向の紐は間柱Cに隣接固定する外輪溝付きリングに架け下げて重しCGを吊り下げ右方向の紐は間柱Bに隣接固定する外輪溝付きリングに架け下げて重しBGを吊り下げし重しBGを重しCGよりWkg重くし、基盤上の電動機が巻き下げる動力紐に付けた重しBGを吊り上げる事で第2平角棒の先端は間柱Bの近くで位置決めスイッチに当って電動機が止まって片開き戸は開いて停止し、さらに電磁ブレーキ解除スイッチを押す事で重量差Wkgの力が片開き戸を閉める電動片開き戸。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5