特許6183071IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、打込み工具に関し、特に、ファスナーの打ち込み姿勢をガイドする手段を有する打込み工具

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、した特許文献1記載の構造は、インサイドガイドがコンタクトノーズに固定された構造であり、コンタクトノーズを被打ち込み材に対して押し付けたときにインサイドガイドがコンタクトノーズと一緒に摺動する構造であった。 このような構造においては、ノーズ部の内部を開放することができないため、ノーズ部の内部でファスナーが詰まった場合に、詰まったファスナーを取り除きにくいという問題があった。
また、コンタクトノーズに変形や破損などが生じた場合にはインサイドガイドも併せて分解等しなければならず、メンテナンス性が悪いという問題があった。 また、この種の打込み工具においてはドライバガイドに対するコンタクトノーズの摺動位置を変更することで、ファスナーの打ち込み深さが変更されるが、インサイドガイドがコンタクトノーズと一緒に摺動する構造の場合、打ち込み深さに応じてインサイドガイドの位置が変更されるので、ファスナーに対するインサイドガイドの位置が一定しない。特に、ファスナーの足先よりもインサイドガイドが下方に位置する場合に、ガイド性能を十分発揮できないことがあった。 そこで、本発明は、ファスナーの座屈を確実に防止することができるとともに、ファスナーが詰まった場合でも容易に取り除くことができ、かつ、メンテナンス性も向上することができる打込み工具を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
【発明の効果】
請求項1に記載の発明はの通りであり、マガジンに連結されたウェアプレートと、前記ウェアプレートに対して開閉可能に配置されたドライバガイドと、によって前記ノーズ部に射出経路を形成し、前記射出経路に対して出没自在なインサイドガイドを前記ドライバガイドにオーバーラップして設けたので、ノーズ部にファスナーが詰まった場合でも、ドライバガイドを開放することでインサイドガイドを露出させて容易に詰まったファスナーを取り除くことができる。 また、インサイドガイドとコンタクト部材とが一体化した構造ではないため、機械の落下などによってコンタクト部材に変形や破損などが生じた場合でもインサイドガイドが影響を受けにくいので、メンテナンス性を向上させることができる。 また、インサイドガイドがコンタクト部材と一体的に摺動しないため、ファスナーの打ち込み深さを変更した場合でもマガジン内のファスナーに対してインサイドガイドの高さ位置を一定とすることができる。よって、インサイドガイドでファスナーをサポートする位置を一定に保つことができるので、ファスナーの座屈を確実に防止することができる。
また、前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに対して回動させるための回動軸と、所定の固定箇所において前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに圧接させて固定する固定手段と、を備え、ファスナーの打ち出し方向に見たときに、前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部が、前記ドライバガイドの回動軸と前記所定の固定箇所との間に配置されている。すなわち、ドライバガイドを支持する2箇所の間にインサイドガイドの支持部が設けられているので、ファスナーの打ち出し時にインサイドガイドに荷重がかかった場合でも、その荷重をドライバガイドで確実に受け止めることができる。すなわち、ドライバガイドが荷重を吸収できずに動いてしまうことがなく、ファスナーのガイドが不十分となる問題が発生しない。 また、請求項2に記載の発明はの通りであり、前記インサイドガイドは、前記ノーズ部の先端と前記ボディの前面とを結ぶ接線から突出しないように配設されているので、インサイドガイドを有していない機械と同じ位置まで壁に接近した打込みが可能であり、打込み位置に関して、インサイドガイドを前面に設けたことによる制約がない。また、工具の上方から打ち込み位置を確認する際に、ノーズ部の先端を視認することができる(インサイドガイドによって視線が遮られない)ので、打ち込み位置を容易に確認することができる。 また、請求項3に記載の発明はの通りであり、前記インサイドガイドは前記ドライバガイドに対して揺動可能に設けられ、前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部は、前記ドライバガイドの回動軸と前記所定の固定箇所との間に配置されている。すなわち、ドライバガイドを支持する2箇所の間にインサイドガイドの揺動軸が設けられているので、ファスナーの打ち出し時にインサイドガイドに荷重がかかった場合でも、その荷重をドライバガイドで確実に受け止めることができる。すなわち、ドライバガイドが荷重を吸収できずに動いてしまうことがなく、ファスナーのガイドが不十分となる問題が発生しない。 また、請求項4に記載の発明はの通りであり、前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部は、前記ドライバガイドの回動軸までの距離よりも前記所定の固定箇所までの距離が短くなるように配置されているので、主に固定箇所で荷重を受け止めることができるので、ドライバガイドが荷重を吸収できずに動いてしまうことがなく、ファスナーのガイドが不十分となる問題が発生しない。 また、請求項5に記載の発明はの通りであり、前記インサイドガイドの両側に立設する側壁部を設け、前記インサイドガイドが最大変位したときでも前記インサイドガイドが前記側壁部から突出しないようにしたので、ファスナーの打ち出し時にインサイドガイドが揺動したとしても工具の外形から突出しないので、揺動したインサイドガイドが室内壁面などに当たって傷を付けるといった問題を防止することができる。 また、請求項6に記載の発明はの通りであり、前記ドライバガイドの両側に臨む移動規制部を設け、前記移動規制部によって前記ドライバガイドの位置を規制したので、開閉可能なドライバガイドにインサイドガイドを設けた場合でも、ウェアプレートに対するインサイドガイドの位置を適正な位置に固定し、保つことができるので、ファスナーを確実にガイドして座屈を防止することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の打込み工具の側面図である。

【図2】第1の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大斜視図である。

【図3】第1の打込み工具の側面図であって、ドライバガイドを開放した状態の図である。

【図4】第1の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大斜視図であって、ドライバガイドを開放した状態の図である。

【図5】第1の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、(a)正面図、(b)側面図である。

【図6】第1の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、A−A断面図である。

【図7】第1の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態の(a)正面図、(b)側面図である。

【図8】第1の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態のB−B断面図である。

【図9】第1の打込み工具のノーズ部付近の、コンタクト部材を取り除いた状態の一部拡大側面図である。

【図10】第1の打込み工具のノーズ部付近の、コンタクト部材を取り除いた状態のC−C断面図である。

【図11】第2の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大斜視図である。

【図12】第2の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、(a)正面図、(b)側面図である。

【図13】第2の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、D−D断面図である。

【図14】第2の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大斜視図であって、ドライバガイドを開放した状態の図である。

【図15】第2の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態の(a)正面図、(b)側面図である。

【図16】第2の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態のE−E断面図である。

【図17】第2の打込み工具のノーズ部付近の、コンタクト部材を取り除いた状態の一部拡大側面図である。

【図18】第2の打込み工具のノーズ部付近の、コンタクト部材を取り除いた状態のF−F断面図である。

【図19】第3の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、(a)斜視図、(b)正面図である。

【図20】第3の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、G−G断面図である。

【図21】第3の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態の(a)斜視図、(b)正面図である。

【図22】第3の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態のH−H断面図である。

【図23】第4の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大斜視図であって、(a)ドライバガイドを閉じた状態の図、(b)ドライバガイドを開放した状態の図である。

【図24】第5の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大斜視図であって、(a)ドライバガイドを閉じた状態の図、(b)ドライバガイドを開放した状態の図である。

【図25】第6の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、(a)正面図、(b)側面図である。

【図26】第6の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、I−I断面図である。

【図27】第7の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、(a)正面図、(b)側面図である。

【図28】第7の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、J−J断面図である。

【図29】第7の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態の(a)正面図、(b)側面図である。

【図30】第7の打込み工具のノーズ部付近の一部拡大図であって、ドライバガイドを開放した状態のK−K断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 打込み工具   11 ボディ   12 グリップ   13 マガジン   14 トリガレバー   15 アーム   16 射出口   17 ノーズ部   17a 射出経路   18 コンタクト部材   18a 先端部   18b 開口溝   19 ウェアプレート   19a 移動規制部   19b フック   19c ファスナー供給口   19d 受部   20 ドライバガイドユニット   21 固定プレート   21a フック   22 ボルト   23 ドライバガイド   23a 回動軸   23b 側壁部   23c 傾斜部   23d 固定箇所   23e 長孔   23f 係合部   24 固定手段   25 操作レバー   25a 操作片   25b 回転軸   25c スプリング孔   26 ロックスプリング   26a 端部   26b 引掛部   26c 押付部   27 インサイドガイド   27a 揺動軸   27b バネ受部   27c ガイド部   28 バネ   29 開閉用ボルト   30 一体型プレート   31 固定ボルト   L 接線   S 収容空間

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