特許第6183888号(P6183888)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6183888コンテンツサーバ装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6183888
(24)【登録日】2017年8月4日
(45)【発行日】2017年8月23日
(54)【発明の名称】コンテンツサーバ装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラム
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/258 20110101AFI20170814BHJP
   H04N 21/25 20110101ALI20170814BHJP
   H04N 21/2387 20110101ALI20170814BHJP
   G06F 17/30 20060101ALI20170814BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20170814BHJP
【FI】
   H04N21/258
   H04N21/25
   H04N21/2387
   G06F17/30 170D
   G06F17/30 360Z
   G06F13/00 540R
【請求項の数】11
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2013-85059(P2013-85059)
(22)【出願日】2013年4月15日
(65)【公開番号】特開2014-207612(P2014-207612A)
(43)【公開日】2014年10月30日
【審査請求日】2016年1月13日
(73)【特許権者】
【識別番号】500197143
【氏名又は名称】株式会社NTTぷらら
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 隆治
(72)【発明者】
【氏名】添田 卓弘
(72)【発明者】
【氏名】浅田 学
(72)【発明者】
【氏名】小島 法夫
【審査官】 古川 哲也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−033375(JP,A)
【文献】 特開2005−223534(JP,A)
【文献】 特開2012−155695(JP,A)
【文献】 特開2012−049995(JP,A)
【文献】 特開2003−163911(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 − 21/858
G06F 13/00
G06F 17/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部と、
前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する生成部と、
前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供する提供部と、
を備え
前記生成部は、再生されずにスキップされた前記チャプターであるか否かを示す信号を他装置から取得し、再生されずにスキップされた前記チャプターであるか否かを示す信号に基づいて、再生されずにスキップされた前記チャプターの前記特徴量の順位を下げ、
前記提供部は、前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある前記チャプターを提供することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
【請求項2】
前記生成部は、所定閾値以上の前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツサーバ装置。
【請求項3】
前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある前記チャプターを示す画像を、前記特徴量のグラフに付加する付加部
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテンツサーバ装置。
【請求項4】
前記設定部は、投稿数に基づいて、前記特徴量を定めることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンテンツサーバ装置。
【請求項5】
前記設定部は、前記コンテンツの再生時間を等分することにより、前記コンテンツに前記チャプターを定めることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンテンツサーバ装置。
【請求項6】
前記生成部は、前記コンテンツのうちで最上位の前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフの上限値を定めることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコンテンツサーバ装置。
【請求項7】
前記提供部は、予め定められた操作入力を示す情報が入力された場合、提供中の前記チャプターをスキップし、前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある他の前記チャプターを提供することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコンテンツサーバ装置。
【請求項8】
コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部と、前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する生成部と、前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供させる提供部と、を有するコンテンツサーバ装置から、前記コンテンツを示す情報と、前記特徴量のグラフを示す情報と、を受信する通信部と、
受信した前記コンテンツと、受信した前記特徴量のグラフと、を提供するコンテンツ提供部と、
を備え
前記通信部は、再生されずにスキップされた前記チャプターであるか否かを示す信号を前記コンテンツサーバ装置に送信することを特徴とするコンテンツ提供装置。
【請求項9】
コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部と、
前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する生成部と、
前記コンテンツを示す情報と、前記特徴量のグラフを示す情報と、を送信する提供部と、
前記コンテンツを示す情報と、前記特徴量のグラフを示す情報と、を受信する通信部と、
受信した前記コンテンツと、受信した前記特徴量のグラフと、を提供するコンテンツ提供部と、
を備え
前記生成部は、再生されずにスキップされた前記チャプターであるか否かを示す信号に基づいて、再生されずにスキップされた前記チャプターの前記特徴量の順位を下げ、
前記提供部は、前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある前記チャプターを提供することを特徴とするコンテンツ提供システム。
【請求項10】
コンテンツサーバ装置におけるコンテンツ提供方法であって、
設定部が、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定めるステップと、
生成部が、前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成するステップと、
提供部が、前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供するステップと、
を有し、
前記特徴量を定めるステップでは、前記生成部は、再生されずにスキップされた前記チャプターであるか否かを示す信号に基づいて、再生されずにスキップされた前記チャプターの前記特徴量の順位を下げ、
前記提供するステップでは、前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある前記チャプターを提供することを特徴とするコンテンツ提供方法。
【請求項11】
コンテンツサーバ装置のコンピュータに、
コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める手順と、
前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する手順と、
前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供する手順と、
を実行させ
前記特徴量を定める手順では、再生されずにスキップされた前記チャプターであるか否かを示す信号に基づいて、再生されずにスキップされた前記チャプターの前記特徴量の順位を下げ、
前記提供する手順では、前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある前記チャプターを提供するためのコンテンツ提供プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツサーバ装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
素材動画を視聴したユーザによるコメント数に基づいて、盛況度が高い素材動画を組み合わせることにより、動画コンテンツを合成する動画合成システム(装置)が、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−182724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された装置は、盛況度が高い箇所であるか否かがユーザにとって一目瞭然となるようには、コンテンツを提供することができない、という問題がある。
【0005】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、盛況度が高い箇所であるか否かがユーザにとって一目瞭然となるように、コンテンツを提供することができるコンテンツサーバ装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部と、前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する生成部と、前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供する提供部と、を備えることを特徴とするコンテンツサーバ装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、前記生成部が、所定閾値以上の前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成することを特徴とするコンテンツサーバ装置である。
【0008】
また、本発明の一態様は、前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある前記チャプターを示す画像を、前記特徴量のグラフに付加する付加部を備えることを特徴とするコンテンツサーバ装置である。
【0009】
また、本発明の一態様は、前記設定部が、前記投稿数に基づいて、前記特徴量を定めることを特徴とするコンテンツサーバ装置である。
【0010】
また、本発明の一態様は、前記設定部が、前記コンテンツの再生時間を等分することにより、前記コンテンツに前記チャプターを定めることを特徴とするコンテンツサーバ装置である。
【0011】
また、本発明の一態様は、前記生成部が、前記コンテンツのうちで最上位の前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフの上限値を定めることを特徴とするコンテンツサーバ装置である。
【0012】
また、本発明の一態様は、前記提供部が、予め定められた操作入力を示す情報が入力された場合、提供中の前記チャプターをスキップし、前記コンテンツのうちで前記特徴量が上位にある他の前記チャプターを提供することを特徴とするコンテンツサーバ装置である。
【0013】
また、本発明の一態様は、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部と、前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する生成部と、前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供させる提供部と、を有するコンテンツサーバ装置から、前記コンテンツを示す情報と、前記特徴量のグラフを示す情報と、を受信する通信部と、受信した前記コンテンツと、受信した前記特徴量のグラフと、を提供するコンテンツ提供部と、を備えることを特徴とするコンテンツ提供装置である。
【0014】
また、本発明の一態様は、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部と、前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する生成部と、前記コンテンツを示す情報と、前記特徴量のグラフを示す情報と、を送信する提供部と、前記コンテンツを示す情報と、前記特徴量のグラフを示す情報と、を受信する通信部と、受信した前記コンテンツと、受信した前記特徴量のグラフと、を提供するコンテンツ提供部と、を備えることを特徴とするコンテンツ提供システムである。
【0015】
また、本発明の一態様は、コンテンツサーバ装置におけるコンテンツ提供方法であって、設定部が、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定めるステップと、生成部が、前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成するステップと、提供部が、前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供するステップと、を有することを特徴とするコンテンツ提供方法である。
【0016】
また、本発明の一態様は、コンテンツサーバ装置のコンピュータに、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める手順と、前記チャプター毎に定められた前記特徴量に基づいて、前記特徴量のグラフを生成する手順と、前記コンテンツと、前記特徴量のグラフと、を提供する手順と、を実行させるためのコンテンツ提供プログラムである。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、提供部は、コンテンツと、コンテンツのチャプター毎に定められた特徴量のグラフと、を提供する。これにより、コンテンツサーバ装置、コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムは、盛況度が高い箇所であるか否かがユーザにとって一目瞭然となるように、コンテンツを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の第1実施形態における、コンテンツ提供システムの構成例を示すブロック図である。
図2】本発明の第1実施形態における、作品紹介画像からの画像の遷移例を示す図である。
図3】本発明の第1実施形態における、ポップアップ画像の例を示す図である。
図4】本発明の第1実施形態における、コンテクストメニュー画像の例を示す図である。
図5】本発明の第1実施形態における、ソーシャルモード画像の例を示す図である。
図6】本発明の第1実施形態における、アイコン画像を選択するためのアイコン選択画像の例を示す図である。
図7】本発明の第1実施形態における、ソーシャルモード画像の遷移例を示す図である。
図8】本発明の第1実施形態における、所定閾値以上の特徴量を示すチャプターが無い場合のソーシャルモード画像の例を示す図である。
図9】本発明の第1実施形態における、盛り上がり度グラフの生成手順の例を示す図である。
図10】本発明の第1実施形態における、チャプターの生成手順の例を示す図である。
図11】本発明の第1実施形態における、所定閾値以上の特徴量を示すチャプターが10件未満である場合のソーシャルモード画像の例を示す図である。
図12】本発明の第1実施形態における、所定閾値以上の特徴量を示すチャプターが10件である場合のソーシャルモード画像の例を示す図である。
図13】本発明の第1実施形態における、コンテンツサーバ装置の動作手順例を示すフローチャートである。
図14】本発明の第2実施形態における、コンテンツ提供システムの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1には、コンテンツ提供システムの構成例が、ブロック図により示されている。コンテンツ提供システム600は、ソーシャル・ビデオオンデマンド(Social VOD:Social Video On Demand)のサービスとして、コンテンツ(例えば、動画コンテンツ、音楽コンテンツ)と、コンテンツのチャプター毎に定められた特徴量のグラフとを提供する。
【0020】
コンテンツ提供システム600は、盛況度が高い箇所であるか否かがユーザにとって一目瞭然となるように、コンテンツを提供することができる。また、コンテンツ提供システム600は、同じソーシャルに属する他のユーザと一緒にコンテンツを視聴しているかのような臨場感及び一体感を、ユーザに演出することができる。
【0021】
コンテンツ提供システム600は、操作装置10aと、コンテンツ提供装置30と、表示装置40と、中継装置20と、コンテンツサーバ装置200と、電子機器300とを備える。ここで、操作装置10a、中継装置20、コンテンツ提供装置30、及び、表示装置40は、同一の宅内100aに備えられてもよい。
【0022】
まず、操作装置10a及びコンテンツ提供装置30の構成例について説明する。
操作装置10aは、コンテンツ提供装置30を遠隔操作(リモートコントロール)する装置である。操作装置10aは、操作部11と、通信部12とを備える。
【0023】
操作部11は、ユーザによる操作入力を受け付け、操作入力に応じた情報を通信部12に出力する。操作部11は、操作入力を受け付けるための操作手段、例えば、再生ボタン、停止ボタン、正方向早送り再生ボタン、逆方向早送り再生ボタン、正方向スキップ再生ボタン、逆方向スキップ再生ボタン、決定ボタン、戻るボタン、メニューボタン、赤ボタン(赤色のボタン)、青ボタン(青色のボタン)、及び、方向ボタン(上ボタン、下ボタン、左ボタン、右ボタン)を備える。
【0024】
ユーザは、操作装置10aの方向ボタンを操作することにより、表示装置40の画面に表示されたカーソルを、移動させることができる。また、ユーザは、操作装置10aを操作することにより、コンテンツ提供装置30を介してコンテンツサーバ装置200に、スタンプを示す識別情報を投稿することができる。例えば、ユーザは、操作装置10を操作することにより、文字列を表示する吹き出し型スタンプを示す識別情報を投稿することができる。また、ユーザは、操作装置10aを操作することにより、自らを示すアイコン画像(例えば、顔が描かれた画像)を選択することができる。なお、選択したアイコン画像は、コンテンツを視聴している期間のみ有効とされてもよい。
【0025】
通信部12は、操作入力に応じた情報を、コンテンツ提供装置30に送信する。通信部12は、操作入力に応じた情報を、所定の通信規格(例えば、赤外線を用いる通信規格)により送信する。
【0026】
コンテンツ提供装置30(セットトップボックス)(STB:Set Top Box)は、通信部31と、コンテンツ提供部32と、記憶部33とを備える。通信部31は、操作入力に応じた情報を、操作装置10aの通信部12から受信する。通信部31は、操作入力に応じた情報を、コンテンツ提供部32に転送する。
【0027】
通信部31には、コンテンツの内容を示す情報と、コンテンツのチャプター(ソーシャル・チャプター)毎に定められた特徴量のグラフを示す情報とが、通信回線400及び中継装置20を介して、コンテンツサーバ装置200から入力される。ここで、特徴量は、同じソーシャルに属するユーザにより定まる特徴量であり、例えば、コンテンツの視聴したユーザによるコメントの投稿数、コンテンツの視聴したユーザによるスタンプの投稿数である。コンテンツのチャプター毎に定められた特徴量のグラフの詳細については、図9を用いて後述する。
【0028】
通信部31には、コンテンツ提供部32から、所定の情報が入力される。通信部31は、入力された当該所定の情報を、中継装置20を介してコンテンツサーバ装置200に送信する。当該所定の情報は、例えば、スタンプを示す識別情報、コンテンツの送信を要求するための送信要求情報、コンテンツを変速再生又はスキップ再生させるための操作情報、及び、コンテンツ提供装置30を示す識別情報である。また、例えば、通信部31は、操作入力に応じた情報を、コンテンツ提供部32による制御に応じて、中継装置20を介してコンテンツサーバ装置200に送信する。
【0029】
記憶部33は、各種の情報を記憶する。当該各種の情報は、例えば、スタンプ画像情報、アイコン画像情報、テキスト情報、及び、プログラム情報である。記憶部33は、コンテンツ提供部32から要求された当該各種の情報を、コンテンツ提供部32に出力する。
【0030】
コンテンツ提供部32には、当該各種の情報が、記憶部33から入力される。コンテンツ提供部32は、記憶部33に記憶されたプログラム情報に基づいて、動作してもよい。コンテンツ提供部32には、通信部31により受信されたコンテンツの内容を示す情報と、通信部31により受信されたコンテンツのチャプター毎に定められた特徴量のグラフを示す情報とが、通信部31から入力される。コンテンツ提供部32は、通信部31により受信されたコンテンツの内容と、通信部31により受信されたコンテンツのチャプター毎に定められた特徴量のグラフとを、表示装置40に表示させる。これらの表示形態の詳細については、図8図11及び図12を用いて後述する。
【0031】
コンテンツ提供部32には、スタンプ画像情報、アイコン画像情報、及び、電子機器300のユーザが投稿したコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像情報が、通信部31から入力される。コンテンツ提供部32は、スタンプ画像、アイコン画像、及び、電子機器300のユーザが投稿したコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像を、表示装置40に表示させる。
【0032】
コンテンツ提供部32は、予め定められた操作入力(例えば、正方向スキップ再生ボタンの操作入力)を示す情報が入力された場合、コンテンツサーバ装置200が提供中のチャプターをスキップし、コンテンツのうちで特徴量が上位にある他のチャプターを提供するよう、操作入力に応じた情報を通信部31に送信する。
【0033】
表示装置40(提示装置)は、コンテンツ提供部32による制御に基づいて、コンテンツの内容に応じた動画と、コンテンツのチャプター毎に定められた特徴量のグラフとを、画面に表示する。表示装置40は、スタンプ画像(例えば、吹き出し型スタンプ画像)、アイコン画像、及び、電子機器300のユーザが投稿したコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像を、画面に表示してもよい。また、表示装置40は、スピーカを有していてもよい。表示装置40は、コンテンツの内容に応じた音を、スピーカから出力してもよい。
【0034】
中継装置20(アクセスポイント)は、コンテンツ提供装置30の通信部31と、コンテンツサーバ装置200との間の通信を、通信回線400を介して中継する。ここで、中継装置20は、有線又は無線の通信規格により通信を中継してもよい。
【0035】
電子機器300は、宅内100aとは異なる宅内(例えば、コンテンツ提供装置30のユーザと同じソーシャルに属する他のユーザの宅内)に備えられてもよい。また、電子機器300の構成は、操作装置10a、中継装置20、コンテンツ提供装置30、及び、表示装置40と同じ構成を含んでいてもよい。電子機器300は、通信回線400を介して、コンテンツサーバ装置200と通信する。例えば、電子機器300は、通信回線400を介してコンテンツサーバ装置200に、コメントを示すテキスト情報を投稿する。なお、電子機器300は、複数でもよい。
【0036】
次に、表示装置40に表示される画像の遷移例について説明する。
図2には、作品紹介画像からの画像の遷移例が示されている。作品紹介画像は、動画コンテンツを紹介するための画像である。コンテンツサーバ装置200は、操作入力に応じた情報に基づいて表示装置40に表示される画像が遷移するよう、コンテンツの内容を示す情報を生成する。コンテンツ提供部32は、コンテンツサーバ装置200により生成されたコンテンツの内容を示す情報に基づいて、表示装置40に画像を表示させる。
【0037】
具体的には、作品紹介画像1000には、キー画像の一つとして、視聴キーが表示されている。作品紹介画像1000が表示されている状態で、視聴キーが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ポップアップ画像1100を、表示装置40に表示させる。
【0038】
図3には、ポップアップ画像の例が示されている。ポップアップ画像1100には、操作を案内するための文字列を示す画像「ソーシャル視聴確認 本作品はソーシャル視聴に対応しています。再生モードを選択してください。」が表示されている。また、ポップアップ画像1100には、再生モードを選択させるためのキー画像として、ソーシャル視聴キー画像1110と、通常視聴キー画像1120とが表示されている。
【0039】
図2に戻り、画像の遷移例の説明を続ける。ポップアップ画像1100が表示されている状態で、通常視聴キー画像1120が押下された場合、コンテンツ提供部32は、通常視聴画像1200(ビデオスクリーン)、すなわち、受信したコンテンツの内容が示す動画コンテンツを、全画面で表示装置40に表示させる。一方、ポップアップ画像1100が表示されている状態で、ソーシャル視聴キー画像1110が押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400を、表示装置40に表示させる。
【0040】
通常視聴画像1200が表示されている状態で、メニューボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、コンテクストメニュー画像1300を、表示装置40に表示させる。一方、通常視聴画像1200が表示されている状態で、赤ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400を、表示装置40に表示させる。ソーシャルモード画像1400の詳細については、図5図8図11及び図12を用いて後述する。
【0041】
図4には、コンテクストメニュー画像の例が示されている。コンテクストメニュー画像1300には、ソーシャルモード画像を表示させるためのソーシャルモードキー画像1310が、コンテクストメニューの一つとして表示されている。
【0042】
図2に戻り、画像の遷移例の説明を続ける。コンテクストメニュー画像1300が表示されている状態で、ソーシャルモードキー画像1310が押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400を、表示装置40に表示させる。
【0043】
図5には、ソーシャルモード画像の例が示されている。ソーシャルモード画像1400には、その一部(図5では、一例として、左上)に、コンテンツの内容に応じた動画が表示されている。また、ソーシャルモード画像1400には、アイコン選択キー画像1411と、アイコン選択領域1412と、スタンプ選択キー画像1413と、スタンプ履歴選択キー画像1414と、吹き出し型スタンプ選択キー画像1415とが表示されている。吹き出し型スタンプ選択キー画像1415は、文字列を表示する吹き出し型スタンプ画像の候補を表示させるためのキー画像である。また、ソーシャルモード画像1400には、下キー画像1421と、上キー画像1431とが表示されている。
【0044】
また、図5では、ソーシャルモード画像1400には、アイコン画像2000、アイコン画像2100、アイコン画像2200、スタンプ画像3000、スタンプ画像3100、及び、コメント画像4000が、タイムライン表示領域に、タイムラインに従って表示されている。
【0045】
ここで、スタンプ画像3000、スタンプ画像3100、及び、コメント画像4000は、電子機器300のユーザによって、コンテンツサーバ装置200(図1を参照)に投稿された画像である。また、スタンプ画像3000、スタンプ画像3100、及び、コメント画像4000は、コンテンツ提供装置30のユーザによって、コンテンツサーバ装置200に投稿された画像でもよい。
【0046】
図2に戻り、画像の遷移例の説明を続ける。ソーシャルモード画像1400が表示されている状態で、赤ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、通常視聴画像1200を、表示装置40に表示させる。また、ソーシャルモード画像1400が表示されている状態で、メニューボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、コンテクストメニュー画像1300を、表示装置40に表示させる。また、ソーシャルモード画像1400が表示されている状態で、停止ボタン又は戻るボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、作品紹介画像1000を、表示装置40に表示させる。
【0047】
ソーシャルモード画像1400が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択キー画像1411に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像の一形態としてのアイコン選択画像1410を、表示装置40に表示させる。
【0048】
図6には、アイコン画像を選択するためのアイコン選択画像の例が示されている。アイコン選択画像1410には、コンテンツの内容に応じた動画が表示されている。アイコン選択画像1410には、アイコン選択キー画像1411が、フォーカス表示されている。また、アイコン選択画像1410には、アイコン選択領域1412と、スタンプ選択キー画像1413と、スタンプ履歴選択キー画像1414と、吹き出し型スタンプ選択キー画像1415とが表示されている。また、アイコン選択領域1412には、複数のアイコン画像が選択可能に表示されている。
【0049】
図2に戻り、画像の遷移例の説明を続ける。ソーシャルモード画像1400が表示されている状態で、下ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像の一形態としての下キー・フォーカス画像1420を、表示装置40に表示させる。下キー・フォーカス画像1420では、下キー画像1421(例えば、図5を参照)が、フォーカス表示される。
【0050】
下キー・フォーカス画像1420が表示されている状態で、上ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400を、表示装置40に表示させる。また、下キー・フォーカス画像1420が表示されている状態で、右ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、上キー・フォーカス画像1430を、表示装置40に表示させる。上キー・フォーカス画像1430では、上キー画像1431(例えば、図5を参照)が、フォーカス表示される。また、下キー・フォーカス画像1420が表示されている状態で、停止ボタン又は戻るボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、作品紹介画像1000を、表示装置40に表示させる。
【0051】
上キー・フォーカス画像1430が表示されている状態で、左ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、下キー・フォーカス画像1420を、表示装置40に表示させる。また、上キー・フォーカス画像1430が表示されている状態で、停止ボタン又は戻るボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、作品紹介画像1000を、表示装置40に表示させる。
【0052】
アイコン選択画像1410が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択キー画像1411に合わされ、決定ボタンが押下された場合、又は、カーソルがアイコン選択領域1412のアイコン画像(例えば、図6を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400を、表示装置40に表示させる。また、アイコン選択画像1410が表示されている状態で、停止ボタン又は戻るボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、作品紹介画像1000を、表示装置40に表示させる。
【0053】
図7には、ソーシャルモード画像の遷移例が示されている。ソーシャルモード画像1400−1が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択キー画像1411(例えば、図5を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、アイコン選択画像1410−1を、表示装置40に表示させる。
【0054】
ソーシャルモード画像1400−1が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択キー画像1411(例えば、図5を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、アイコン選択画像1410を、表示装置40に表示させる。
【0055】
ソーシャルモード画像1400−1が表示されている状態で、カーソルがスタンプ選択キー画像1413(例えば、図5を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、アイコン画像が未選択であるか否かを判定する。アイコン画像が未選択である場合(Yes)、コンテンツ提供部32は、アイコン選択画像1410−2を、表示装置40に表示させる。一方、アイコン画像が未選択でない場合(No)、コンテンツ提供部32は、スタンプ選択画像1440を、表示装置40に表示させる。
【0056】
ソーシャルモード画像1400−1が表示されている状態で、カーソルがスタンプ履歴選択キー画像1414(例えば、図5を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、アイコン画像が未選択であるか否かを判定する。アイコン画像が未選択である場合(Yes)、コンテンツ提供部32は、アイコン選択画像1410−3を、表示装置40に表示させる。一方、アイコン画像が未選択でない場合(No)、コンテンツ提供部32は、スタンプ履歴選択画像1450を、表示装置40に表示させる。
【0057】
アイコン選択画像1410−1が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択領域1412のアイコン画像(例えば、図6を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−2を、表示装置40に表示させる。一方、アイコン選択画像1410−1が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択キー画像1411(例えば、図6を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−1を、表示装置40に表示させる。
【0058】
アイコン選択画像1410−2が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択領域1412のアイコン画像(例えば、図6を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、スタンプ選択画像1440を、表示装置40に表示させる。一方、アイコン選択画像1410−2が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択キー画像1411(例えば、図6を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−1を、表示装置40に表示させる。
【0059】
アイコン選択画像1410−3が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択領域1412のアイコン画像(例えば、図6を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、スタンプ履歴選択画像1450を、表示装置40に表示させる。一方、アイコン選択画像1410−3が表示されている状態で、カーソルがアイコン選択キー画像1411(例えば、図6を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−1を、表示装置40に表示させる。
【0060】
スタンプ選択画像1440が表示されている状態で、カーソルがスタンプ選択領域に表示されたスタンプ画像に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−2を、表示装置40に表示させる。一方、スタンプ選択画像1440が表示されている状態で、カーソルがスタンプ選択キー画像1413(例えば、図5を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−1を、表示装置40に表示させる。
【0061】
スタンプ履歴選択画像1450が表示されている状態で、カーソルがスタンプ選択領域に投稿履歴として表示されたスタンプ画像に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−2を、表示装置40に表示させる。一方、スタンプ履歴選択画像1450が表示されている状態で、カーソルがスタンプ履歴選択キー画像1414(例えば、図5を参照)に合わされ、決定ボタンが押下された場合、コンテンツ提供部32は、ソーシャルモード画像1400−1を、表示装置40に表示させる。
【0062】
次に、図1に戻り、コンテンツサーバ装置200の構成例について説明する。
コンテンツサーバ装置200は、設定部210と、生成部220と、提供部230と、付加部240と、記憶部250とを備える。
【0063】
記憶部250は、所定の情報を記憶する。当該所定の情報は、例えば、スタンプ画像情報、アイコン画像情報、キー画像情報、作品紹介画像情報、ポップアップ画像情報、コンテクストメニュー情報、アイコン選択画像情報、スタンプ選択画像情報、スタンプ履歴選択情報、テキスト情報、及び、プログラム情報である。また、記憶部250は、コンテンツ(例えば、動画コンテンツ、音楽コンテンツ)の内容を示す情報を記憶する。また、記憶部250は、コンテンツ提供装置30を示す識別情報、及び、電子機器300を示す識別情報などの装置(機器)識別情報を記憶してもよい。記憶部250は、提供部230から要求された当該所定の情報を、提供部230に出力する。
【0064】
設定部210は、コンテンツの再生時間を分割(例えば、100等分)することにより、コンテンツにチャプターを定める。また、設定部210は、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める。ここで、特徴量は、例えば、盛り上がり度を示す量である。より具体的には、特徴量は、例えば、コメントの投稿数、スタンプの投稿数である。
【0065】
生成部220は、チャプター毎の特徴量(例えば、チャプター毎のコメントの投稿数)のうち、最上位の特徴量(例えば、最多の投稿数)を検出する。また、生成部220は、チャプター毎の特徴量に基づいて、最上位の特徴量を示したチャプターを検出する。
【0066】
生成部220は、チャプター毎に定められた特徴量に基づいて、特徴量のグラフを生成する。生成部220は、所定閾値以上の特徴量に基づいて、特徴量のグラフを生成する。ここで、生成部220は、コンテンツのうちで最上位の特徴量(例えば、最多の投稿数)に基づいて、特徴量のグラフの縦軸の長さの上限値を定めてもよい。また、生成部220は、検出した最多の投稿数と、特徴量のグラフの縦軸の長さの上限値とが等しくなるように、特徴量のグラフの縦軸の長さを定める。
【0067】
付加部240は、特徴量のグラフにおける、コンテンツの再生中(提供中)の位置に、画像を付加する。また、付加部240は、コンテンツのうちで特徴量が上位にある(例えば、投稿数が上位にある)チャプターを示す画像を、特徴量のグラフに付加する。ここで、付加部240は、投稿数が上位にあるチャプターが、投稿数が上位にないチャプターとは異なる態様(例えば、色違い)で表示されるよう、特徴量のグラフに、特徴量が上位にあるチャプターを示す画像を付加してもよい。
【0068】
提供部230は、コンテンツと、特徴量のグラフとを提供する。より具体的には、提供部230は、コンテンツの内容を示す情報と、特徴量のグラフを示す情報とを、中継装置20を介して、コンテンツ提供装置30に送信する。以下では、特徴量のグラフは、一例として、盛り上がり度グラフであるものとして説明を続ける。また、提供部230は、アイコン画像情報と、スタンプ画像情報と、電子機器300から投稿されたコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像情報とを、中継装置20を介して、コンテンツ提供装置30に送信する。
【0069】
図8には、所定閾値以上の特徴量を示すチャプターが無い場合のソーシャルモード画像の例が示されている。ソーシャルモード画像には、コンテンツの再生中の位置を示すチャプター位置表示画像5200が、盛り上がり度グラフ表示領域5000に表示されている。図8では、盛り上がり度グラフ表示領域5000は、一例として、コンテンツの内容に応じた動画の下側、且つ、ソーシャルモード画像の左側に定められている。
【0070】
コンテンツサーバ装置200から初めて送信されたコンテンツに対しては、コメント及びスタンプの投稿は、コンテンツサーバ装置200に蓄積されていない。このような場合、生成部220は、盛り上がり度グラフを生成しない。また、提供部230は、予め定められた操作入力(例えば、正方向スキップ再生ボタンの操作、逆方向スキップ再生ボタンの操作入力)を示す情報が入力されても、チャプター(ソーシャル・チャプター)間を移動するスキップ再生(チャプター送り、チャプター戻し)を実行しない。
【0071】
図9には、盛り上がり度グラフの生成手順の例が示されている。設定部210は、コンテンツの再生時間(収録時間)を100等分することにより、コンテンツにチャプターを定めてもよい。また、生成部220は、チャプター(等分された再生時間帯)毎のコメントの投稿数のうち、最多の投稿数を示したチャプターを検出してもよい。
【0072】
生成部220は、検出した最多の投稿数と、盛り上がり度グラフの縦軸の長さの上限値とが等しくなるように、盛り上がり度グラフの縦軸の長さを定める。また、生成部220は、盛り上がり度グラフを定めるドットとして、投稿数を示すドットを、チャプター毎にプロットする。
【0073】
生成部220は、所定閾値以上の投稿数を示すドット、例えば、値0以外の投稿数を示すドット(図9の最下段では、破線で囲まれた領域以外のドット)を、時間軸順(時系列)に繋ぐことにより、盛り上がり度グラフを生成する。
【0074】
図10には、チャプターの生成手順の例が示されている。設定部210(図1を参照)は、コンテンツの再生時間(収録時間)を100等分することにより、コンテンツにチャプターを定めてもよい。生成部220(図1を参照)は、チャプター(等分された再生時間帯)毎の特徴量を検出し、特徴量が上位を示したチャプター(ソーシャル・チャプター)を順位付けする。例えば、生成部220は、チャプター毎のコメントの投稿数を検出し、投稿数が上位を示したチャプターを順位付けする。図10では、一例として、1位から10位までの10件のチャプターが順位付けされている。
【0075】
なお、特徴量が上位を示したチャプターが所定件数(例えば、10件)未満である場合には、生成部220は、特徴量が上位を示した全てのチャプターに対して、当該所定件数未満の順位付けをすればよい。例えば、特徴量が上位を示したチャプターが9件しかない場合、生成部220は、特徴量が上位を示した9件のチャプターに対して、9位までの順位付けをすればよい。また、生成部220は、同率順位が発生した場合、コンテンツの再生時間(収録時間)における未来時刻に位置するチャプターを優先して、そのチャプターを上位に順位付けしてもよい。
【0076】
提供部230(図1を参照)は、予め定められた操作入力(例えば、正方向スキップ再生ボタンの操作入力、逆方向スキップ再生ボタンの操作入力)を示す情報が入力された場合、特徴量が上位を示したチャプター(チャプター番号)間を移動するスキップ再生を実行する。
【0077】
図11には、所定閾値以上の特徴量を示すチャプターが10件未満である場合のソーシャルモード画像の例が示されている。ソーシャルモード画像には、コンテンツの内容に基づく動画と、アイコン画像と、投稿されたコメントを示す画像と、投稿されたスタンプを示す画像とが表示されている。
【0078】
ソーシャルモード画像には、所定の位置(図11では、ソーシャルモード画像の動画の直下)に、盛り上がり度グラフ表示領域5000が定められている。また、盛り上がり度グラフ表示領域5000には、盛り上がり度グラフ5300が表示される。
【0079】
ここで、付加部240は、盛り上がり度グラフ5300の折れ線上において、再生中の位置に、再生位置表示画像5100(図11では、丸印)を付加する。また、付加部240(図1を参照)は、特徴量が上位を示したチャプターが、他のチャプターとは異なる態様(例えば、色違い)で表示されるよう、盛り上がり度グラフ5300に、チャプター位置表示画像5200(図11では、縦長の矩形)を付加する。図11では、盛り上がり度グラフ5300には、7個のチャプター位置表示画像5200が付加されている。なお、付加部240は、再生中のチャプターが、他のチャプターとは異なる態様(例えば、明るさ違い)で表示されるよう、盛り上がり度グラフ5300において再生中の位置に、他のチャプターとは異なる態様のチャプター位置表示画像5200を付加してもよい。また、付加部240は、盛り上がり度グラフ5300に、シークバーを示す画像を付加してもよい。
【0080】
提供部230(図1を参照)は、予め定められた操作入力(例えば、正方向スキップ再生ボタンの操作入力、逆方向スキップ再生ボタンの操作入力)を示す情報が入力された場合、特徴量が上位を示したチャプター(チャプター番号)間を移動するスキップ再生を実行する。
【0081】
具体的には、提供部230は、正方向スキップ再生ボタンの操作入力を示す情報が入力された場合、再生中のチャプターの位置から未来時刻(正方向)の位置にある、特徴量が上位を示したチャプターに、チャプター送りを実行することにより、スキップ再生を実行する。一方、提供部230は、逆方向スキップ再生ボタンの操作入力を示す情報が入力された場合、再生中のチャプターの位置から、過去時刻(逆方向)の位置にある、特徴量が上位を示したチャプターに、チャプター戻しを実行することにより、スキップ再生を実行する。なお、特徴量が上位を示すチャプターが移動先に無い場合、スキップ再生は実行されない。
【0082】
図12には、所定閾値以上の特徴量を示すチャプターが10件である場合のソーシャルモード画像の例が示されている。図12では、チャプター位置表示画像5200の個数が異なる点のみが、図11と相違する。具体的には、盛り上がり度グラフ5300には、10個のチャプター位置表示画像5200が付加されている。特徴量が上位を示すチャプターが、10個検出されたためである。
【0083】
次に、コンテンツサーバ装置の動作手順例を説明する。
図13は、コンテンツサーバ装置の動作手順例を示すフローチャートである。
(ステップS1)設定部210(図1を参照)は、コンテンツの再生時間(収録時間)を分割(例えば、100等分)することにより、コンテンツ(例えば、動画コンテンツ、音楽コンテンツ)にチャプターを定める。
【0084】
(ステップS2)生成部220(図1を参照)は、チャプター毎のコメントの投稿数(チャプター毎の特徴量)のうち、最多(最上位)の投稿数を検出する。
(ステップS3)生成部220は、検出した最多の投稿数と、盛り上がり度グラフ5300の縦軸の長さの上限値とが等しくなるように、盛り上がり度グラフ5300の縦軸の長さを定める。
【0085】
(ステップS4)生成部220は、所定閾値以上(例えば、値1以上)の投稿数を示すドット(図9の最下段に示すグラフでは、破線で囲まれた領域以外のドット)を、時間軸順(時系列)に繋ぐことにより、盛り上がり度グラフ5300を生成する。
【0086】
(ステップS5)付加部240(図1を参照)は、投稿数が上位にあるチャプターが、投稿数が上位にないチャプターとは異なる態様で表示されるよう、盛り上がり度グラフ5300に、チャプター位置表示画像5200を付加する。
(ステップS6)付加部240は、盛り上がり度グラフ5300における、コンテンツの再生中の位置に、再生位置表示画像5100を付加する。
【0087】
(ステップS7)提供部230(図1を参照)は、縦軸方向に定めた長さに基づいて盛り上がり度グラフ5300を表示させるよう、盛り上がり度グラフ5300を示す情報を、コンテンツ提供装置30に送信する。また、提供部230は、盛り上がり度グラフ5300に対応付けられたコンテンツの内容を示す情報を、コンテンツ提供装置30に送信する。
【0088】
以上のように、コンテンツサーバ装置200は、コンテンツのチャプター毎に特徴量(例えば、コメントの投稿数、スタンプの投稿数)を定める設定部210と、チャプター毎に定められた特徴量に基づいて、特徴量のグラフ(例えば、盛り上がり度グラフ5300)を生成する生成部220と、コンテンツ(例えば、動画コンテンツ、音楽コンテンツ)と、特徴量のグラフと、を提供する提供部230と、を備える。
【0089】
コンテンツ提供装置30は、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部210と、チャプター毎に定められた特徴量に基づいて、特徴量のグラフを生成する生成部220と、コンテンツと、特徴量のグラフと、を提供させる提供部230と、を有するコンテンツサーバ装置から、コンテンツを示す情報と、特徴量のグラフを示す情報と、を受信する通信部31と、受信したコンテンツと、受信した特徴量のグラフと、を提供するコンテンツ提供部32と、を備える。
【0090】
コンテンツ提供システム600は、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める設定部210と、チャプター毎に定められた特徴量に基づいて、特徴量のグラフを生成する生成部220と、コンテンツを示す情報と、特徴量のグラフを示す情報と、を送信する提供部230と、コンテンツを示す情報と、特徴量のグラフを示す情報と、を受信する通信部31と、受信したコンテンツと、受信した特徴量のグラフと、を提供するコンテンツ提供部32と、を備える。
【0091】
コンテンツ提供方法は、コンテンツサーバ装置200におけるコンテンツ提供方法であって、設定部210が、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定めるステップと、生成部220が、チャプター毎に定められた特徴量に基づいて、特徴量のグラフを生成するステップと、提供部230が、コンテンツと、特徴量のグラフと、を提供するステップと、を有する。
【0092】
コンテンツ提供プログラムは、コンテンツサーバ装置200のコンピュータに、コンテンツのチャプター毎に特徴量を定める手順と、チャプター毎に定められた特徴量に基づいて、特徴量のグラフを生成する手順と、コンテンツと、特徴量のグラフと、を提供する手順と、を実行させる。
【0093】
この構成により、提供部230は、コンテンツと、コンテンツのチャプター毎に定められた特徴量のグラフと、を提供する。
これにより、コンテンツサーバ装置200、コンテンツ提供装置30、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムは、盛況度が高い箇所であるか否かがユーザにとって一目瞭然となるように、コンテンツを提供することができる。
【0094】
つまり、他のユーザによるコメントの投稿数等に応じて、盛り上がり度グラフ5300が更新されるので、コンテンツサーバ装置200、コンテンツ提供装置30、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムは、本当に盛況度が高い箇所であるか否かがユーザにとって一目瞭然となるように、コンテンツを提供することができる。また、スタンプ画像、コメントテキスト等がコンテンツ提供システムに蓄積されることにより、ユーザは、コンテンツの盛り上がり箇所(見所)を、一目瞭然で認識することができる。また、ユーザは、盛り上がったチャプター(盛況度が高い再生時間帯)まで、コンテンツをスキップ再生させることができるので、短時間で効率よくコンテンツを楽しむことができる。
【0095】
また、コンテンツサーバ装置200、コンテンツ提供装置30、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムは、同じソーシャルに属する他のユーザと一緒にコンテンツを視聴しているかのような臨場感及び一体感を、ユーザに演出することができる。また、コンテンツサーバ装置200、コンテンツ提供装置30、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムは、コンテンツの視聴を促進させることができる。また、コンテンツサーバ装置200、コンテンツ提供装置30、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムは、ユーザが投稿した情報に基づいて、コンテンツを視聴したユーザの感情を、メタデータとして活用することができる。
【0096】
また、生成部220は、所定閾値(例えば、閾値1)以上の特徴量(例えば、コメントの投稿数、スタンプの投稿数)に基づいて、特徴量のグラフ(例えば、盛り上がり度グラフ5300)を生成してもよい。
この構成により、生成部220は、コメントの投稿数が少ないチャプター(再生時間帯)については、盛り上がり度グラフ5300(例えば、折れ線グラフ)を繋がない。
これにより、コンテンツサーバ装置200、コンテンツ提供装置30、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラムは、コンテンツの盛況感を、ユーザに演出することができる。
【0097】
また、コンテンツサーバ装置200は、コンテンツのうちで特徴量が上位にあるチャプター(例えば、最多の投稿数を示したチャプター)を示す画像を、特徴量のグラフに付加する付加部240を備えてもよい。
【0098】
また、設定部210は、投稿数(例えば、コメントの投稿数、スタンプの投稿数)に基づいて、特徴量を定めてもよい。
【0099】
また、設定部210は、コンテンツの再生時間を等分(例えば、100等分)することにより、コンテンツにチャプターを定めてもよい。なお、チャプターの区切りは、コンテンツの内容に応じて変更されてもよい。例えば、設定部210は、動画コンテンツの出演者が話を終えていないシーンにチャプターの区切りを作らないように、チャプターの区切りを定めてもよい。
また、生成部220は、コンテンツのうちで最上位の特徴量(例えば、最多の投稿数)に基づいて、特徴量のグラフ(例えば、盛り上がり度グラフ5300)の上限値を定めてもよい。
【0100】
また、提供部230は、予め定められた操作入力を示す情報が入力された場合、提供中のチャプターをスキップし、コンテンツのうちで特徴量が上位にある他のチャプターを提供してもよい(正方向スキップ再生、逆方向スキップ再生)。
【0101】
なお、チャプターは、そのチャプターの再生開始時刻から所定時間だけ前の再生時刻(タイムスタンプ)から、再生が開始されてもよい。つまり、チャプターは、直前のチャプターのシーンを少しだけ再生してから、続けて再生されてもよい。
【0102】
[第2実施形態]
第2実施形態では、画像を表示する表示部を操作装置が有する点が、第1実施形態と相違する。第2実施形態では、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
【0103】
図14には、コンテンツ提供システムの構成例が、ブロック図により示されている。コンテンツ提供システム600は、操作装置10bと、コンテンツ提供装置30と、表示装置40と、中継装置20と、コンテンツサーバ装置200と、電子機器300と、中継サーバ500とを備える。ここで、操作装置10b、中継装置20、コンテンツ提供装置30、及び、表示装置40は、同一の宅内100bに備えられてもよい。
【0104】
中継サーバ500は、同一の宅内100bに属する各装置の対応付けを示す識別情報(グループ情報)を記憶する。例えば、中継サーバ500は、コンテンツ提供装置30と操作装置10bとの対応付けを示す識別情報を記憶する。中継サーバ500は、操作入力に応じた情報と、操作装置10bを識別するための識別情報とを、中継装置20及び通信回線400を介して、操作装置10bから受信する。中継サーバ500は、操作装置10bを識別するための識別情報に基づいて、操作装置10bに対応付けられているコンテンツ提供装置30を識別する。中継サーバ500は、操作装置10bに対応付けられているコンテンツ提供装置30に、通信回線400及び中継装置20を介して、操作入力に応じた情報を転送する。
【0105】
コンテンツサーバ装置200の提供部230は、特徴量のグラフを示す情報と、キー画像情報と、アイコン画像情報と、スタンプ画像情報と、コメント画像情報とを、中継装置20を介して、コンテンツ提供装置30に送信する。ここで、コメント画像情報は、コンテンツ提供装置30のユーザが投稿したコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像情報でもよいし、電子機器300のユーザが投稿したコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像でもよい。
【0106】
中継装置20は、特徴量のグラフ(盛り上がり度グラフ)を示す情報と、キー画像情報と、アイコン画像情報と、スタンプ画像情報と、コメント画像情報とを、操作装置10bに転送する。
【0107】
操作装置10bは、操作部11と、通信部12と、制御部13と、表示部14とを備える。ユーザは、操作装置10bを操作することにより、中継装置20を介してコンテンツサーバ装置200に、コメントを示すテキスト情報を投稿することができる。通信部12は、操作入力に応じた情報を、中継装置20及び通信回線400を介して、中継サーバ500に送信する。通信部12は、操作入力に応じた情報を、所定の通信規格(例えば、電波を用いる通信規格)により中継装置20に送信する。通信部12は、操作装置10bを識別するための識別情報を、所定の通信規格により中継装置20に送信する。操作装置10bは、情報通信端末でもよい。
【0108】
制御部13には、特徴量のグラフ(盛り上がり度グラフ)を示す情報と、キー画像情報と、アイコン画像情報と、スタンプ画像情報と、コメント画像情報とが、通信部12から転送される。制御部13は、特徴量のグラフ(盛り上がり度グラフ)と、キー画像と、アイコン画像と、スタンプ画像と、コメント画像とを、表示部14に表示させる。
【0109】
表示部14は、特徴量のグラフを表示する。また、表示部14は、アイコン画像と、投稿されたコメントを示す画像と、投稿されたスタンプを示す画像とを、制御部13による制御に応じて表示する。例えば、表示部14は、コンテンツ提供装置30のユーザが投稿したコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像を表示してもよいし、電子機器300のユーザが投稿したコメントを示すテキスト情報に基づくコメント画像を表示してもよい。
【0110】
表示装置40は、コンテンツ提供部32による制御に基づいて、コンテンツの内容に応じた動画を、全画面で表示してもよい。
【0111】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0112】
例えば、コンテンツサーバ装置200の生成部220(図1を参照)は、再生されずにスキップされたか否かを示す信号を、コンテンツ提供装置30から受信してもよい。また、生成部220は、再生されずにスキップされたチャプターを、再生されずにスキップされたか否かを示す信号に基づいて、コンテンツから抽出してもよい。また、生成部220は、再生されずにスキップされたチャプターについては、盛り上がり度グラフ5300の特徴量(例えば、コメントの投稿数)の順位を下げるようにしてもよい。再生されずにスキップされたチャプターは、ユーザが視聴しても盛り上がらない(特徴量が低い)チャプターである、と推定できるからである。
【0113】
なお、上記に説明したコンテンツサーバ装置、コンテンツ提供装置、及び、コンテンツ提供システムを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
【0114】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0115】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【符号の説明】
【0116】
10a…操作装置、10b…操作装置、11…操作部、12…通信部、13…制御部、14…表示部、20…中継装置、30…コンテンツ提供装置、31…通信部、32…コンテンツ提供部、33…記憶部、40…表示装置、100a…宅内、100b…宅内、200…コンテンツサーバ装置、210…設定部、220…生成部、230…提供部、240…付加部、250…記憶部、300…電子機器、400…通信回線、500…中継サーバ装置、600…コンテンツ提供システム、1000…作品紹介画像、1100…ポップアップ画像、1110…ソーシャル視聴キー画像、1120…通常視聴キー画像、1200…通常視聴画像、1300…コンテクストメニュー画像、1310…ソーシャルモードキー画像、1400…ソーシャルモード画像、1410…アイコン選択キー画像、1411…アイコン選択キー画像、1412…アイコン選択領域、1413…スタンプ選択キー画像、1414…スタンプ履歴選択キー画像、1415…吹き出し型スタンプ選択キー画像、1420…下キー・フォーカス画像、1421…下キー画像、1430…上キー・フォーカス画像、1431…上キー画像、1440…スタンプ選択画像、1450…スタンプ履歴選択画像、2000…アイコン画像、2100…アイコン画像、2200…アイコン画像、3000…スタンプ画像、3100…スタンプ画像、4000…コメント画像、5000…盛り上がり度グラフ表示領域、5100…再生位置表示画像、5200…チャプター位置表示画像、5300…盛り上がり度グラフ
図1
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