(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記通信アカウントを使用して前記通信プラットフォームにログインした複数のアクティブな端末であって、前記アクティブな端末の各々が、ステータス情報を前記通信プラットフォームに送信するように構成されており、前記ステータス情報が、対応する前記アクティブな端末がアクティブであることを示す、複数のアクティブな端末をさらに備え、
前記通信プラットフォームが、
前記通信プラットフォームが、対応する前記アクティブな端末によって送信された前記ステータス情報を受信する受信時刻と、前記通信プラットフォームが、前記通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻との間の時間差を取得して、
対応する前記時間差に従って、前記アクティブな端末ごとに第1の通知命令情報を構成するようにさらに構成されており、
対応する前記第1の通知命令情報によって命令されたように出力された前記強力な通知メッセージの強度が、対応する前記時間差に逆比例する、請求項9に記載のシステム。
前記通信プラットフォームが、前記アクティブな端末の各々に、対応する前記第1の通知命令情報を搬送する対応する前記メッセージを送信するようにさらに構成されており、
対応する前記第1の通知命令情報に従って、前記アクティブな端末の各々が前記強力な通知メッセージを出力するようにさらに構成されている、請求項10に記載のシステム。
前記通信プラットフォームが、前記非アクティブな端末の各々に、対応する前記第2の通知命令情報を搬送する対応する前記メッセージを送信するようにさらに構成されており、
対応する前記第2の通知命令情報に従って、前記非アクティブな端末の各々が、対応する前記弱い通知メッセージを出力するようにさらに構成されている、請求項13に記載のシステム。
通信アカウントのためのメッセージ通知デバイスであって、前記メッセージ通知デバイスは、通信ユーザを一意に識別する前記通信アカウントを使用して、通信プラットフォームにログインし、
ステータス情報が送信されるときに前記デバイスがアクティブであることを示す前記ステータス情報を送信するように構成された送信ユニットと、
前記通信プラットフォームが前記通信アカウントにメッセージを送信する必要があるとともに前記デバイスがアクティブであるときに、通信プラットフォームによって送信された前記メッセージと第1の通知命令情報とを受信するように構成された第1の受信ユニットであって、前記第1の通知命令情報が、強力な通知メッセージを出力するように命令する第1の受信ユニットと、
前記第1の通知命令情報に従って前記強力な通知メッセージを出力するように構成された第1の出力ユニットと、
前記通信プラットフォームが前記通信アカウントにメッセージを送信する必要があるとともに前記デバイスが非アクティブになるときに、前記通信プラットフォームによって送信された前記メッセージと第2の通知命令情報とを受信するように構成された第2の受信ユニットであって、前記第2の通知命令情報が、弱い通知メッセージを出力するように命令する第2の受信ユニットとを備え、前記強力な通知メッセージは、前記弱い通知メッセージよりも大きな電力を消費し、且つ、前記強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、および画像通知を含み、前記弱い通知メッセージは、テキスト通知または画像通知を含む、デバイス。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示と一致する実施形態は、通信アカウントのためのメッセージ通知方法、システム、およびデバイスを含む。
【0014】
本開示と一致して、端末は、たとえば、タブレットコンピュータ、モバイル電話、電子リーダー、リモートコントローラ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、自動車機器、ネットワークテレビ、またはウェアラブルデバイスなどの、ネットワーク機能を有するスマートデバイスなどの任意の通信デバイスでよい。通信アカウントは、たとえば、通信ユーザを一意に識別するために使用される、インスタントメッセージングアカウント、ソーシャルネットワークサービス(SNS)アカウント、モバイル電話番号、または電子メールアドレスでよい。通信プラットフォームは、通信システム内のサーバでもよく、サーバおよび端末以外の独立したデバイスでもよい。
【0015】
図1は、本開示の実施形態と一致する、通信アカウントのための例示的なメッセージ通知方法の流れ図である。
図1に示されるように、S101で、複数の端末が、通信アカウントを使用して通信プラットフォームにログインする。
【0016】
S102で、端末の中で、アクティブな端末がステータス情報を通信プラットフォームに送信する。ステータス情報は、アクティブな端末の状態がアクティブな状態であることを示している。
【0017】
具体的には、アクティブな端末は、たとえば、スクリーンがロックされていない端末、フルスクリーン動作中の端末、通信クライアントがアンロックされた端末、またはあらかじめ定められた時間内にユーザによる動作入力を受信する端末などの、現在ユーザによって使用されている可能性がある端末であり得る。
【0018】
いくつかの実施形態では、複数の端末の各々は、それがアクティブかどうかを個別に決定する。アクティブである場合、端末は、端末がアクティブであることを示すステータス情報を通信プラットフォームに送信する。上述のように、端末がアクティブであるかどうかを決定するために様々な方法を使用することができる。たとえば、端末のスクリーンがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、端末はアクティブな端末であると決定される。別の例では、端末がフルスクリーン動作中であるかどうかが検査される。フルスクリーン動作中である場合、端末はアクティブな端末であると決定される。フルスクリーン動作中ではない場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。さらなる例として、端末上の通信クライアントがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、端末はアクティブな端末であると決定される。さらなる例として、端末が、あらかじめ定められた時間(たとえば、5分等)内にユーザによる動作入力を受信したかどうかが検査される。受信した場合、端末はアクティブな端末であると決定される。受信していない場合、端末はアクティブな端末であると決定される。
【0019】
いくつかの実施形態では、端末がアクティブであるかどうかを決定するステップと、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信するステップとは、定期的に実行することができる。たとえば、端末の状態は、5分ごとに検査される。端末がアクティブであると決定されると、上記のステータス情報が通信プラットフォームに送信される。
【0020】
S103で、通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある場合、通信プラットフォームは、ステータス情報に従ってメッセージを送信する。つまり、アクティブな端末に送信されたメッセージは、強力な通知メッセージを出力するように命令する第1の通知命令情報を搬送し、非アクティブな端末に送信されたメッセージは、弱い通知メッセージを出力するように、または通知メッセージを出力しないように命令する第2の通知命令情報を搬送する。
【0021】
端末に送信された上記のメッセージは、通信プラットフォームが上述の通信アカウントに送信する必要があるメッセージ、たとえば、システムメッセージであってもよく、通信プラットフォームによって、別の通信アカウントから上述の通信アカウントに転送されるメッセージであってもよい。
【0022】
いくつかの実施形態では、上記の非アクティブな端末は、現在ユーザによって使用されていない可能性がある端末か、あらかじめ定められた時間(たとえば、10分等)内に上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信していない端末である。たとえば、非アクティブな端末は、スクリーンがロックされた端末、フルスクリーン動作中ではない端末、通信クライアントがロックされた端末、またはあらかじめ定められた時間内にユーザによる動作入力を受信していない端末であり得る。いくつかの実施形態では、上記の非アクティブな端末はまた、S102における手順の前にアクティブな端末であり得、その時点で、そのような端末は依然として、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信することができる。すなわち、通信プラットフォームは、アクティブであったが現在は非アクティブである端末からステータス情報を受信した可能性がある。通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある場合、通信プラットフォームはまた、端末がステータス情報を送信する時刻に応じて、端末がアクティブか非アクティブかを決定することができる。たとえば、あらかじめ定められた時間内にステータス情報を送信した端末は、アクティブな端末であると決定され、あらかじめ定められた時間内にステータス情報を送信しなかった端末は、非アクティブな端末であると決定される。
【0023】
いくつかの実施形態では、強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも、ユーザに対してより大きい通知効果がある。強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも大きな電力を消費する場合がある。たとえば、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、および画像通知を含むことができる。すなわち、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、および画像通知等の同時出力を含むことができる。弱い通知メッセージは、単なるテキスト通知または画像通知であり得る。すなわち、弱い通知メッセージは、テキスト通知または画像通知だけを出力する。
【0024】
S104で、メッセージ内で搬送された第1の通知命令情報に従って、アクティブな端末が強力な通知メッセージを出力する。すなわち、メッセージを受信する場合、アクティブな端末は、第1の通知命令情報を取得して、第1の通知命令情報に従って強力な通知メッセージを出力する。たとえば、アクティブな端末は、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、画像通知等を出力する。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の端末がアクティブである。
【0025】
上述のように、アクティブな端末がステータス情報を通信プラットフォームに送信する。ステータス情報は、端末がアクティブであることを示す。すなわち、アクティブな端末の状態はアクティブな状態である。受信されたステータス情報に従って、通信プラットフォームが、第1の通知命令情報を搬送するメッセージをアクティブな端末に送信して、第2の通知命令情報を搬送するメッセージを複数の端末の中の非アクティブな端末に送信する。第1の通知命令情報に従って、アクティブな端末が強力な通知メッセージを出力する。したがって、本開示と一致して、異なる状態を有する端末は、異なる通知メッセージを出力することができる。
【0026】
図2は、本開示の実施形態と一致する、通信アカウントのための別の例示的なメッセージ通知方法の流れ図である。
図2に示されるように、S201で、複数の端末が、通信アカウントを使用して通信プラットフォームにログインする。
【0027】
S202で、端末の中で、アクティブな端末がステータス情報を通信プラットフォームに送信する。ステータス情報は、アクティブな端末の状態がアクティブな状態であることを示している。
【0028】
具体的には、アクティブな端末は、たとえば、スクリーンがロックされていない端末、フルスクリーン動作中の端末、通信クライアントがアンロックされた端末、またはあらかじめ定められた時間内にユーザによる動作入力を受信する端末などの、現在ユーザによって使用されている可能性がある端末であり得る。
【0029】
いくつかの実施形態では、複数の端末の各々は、それがアクティブかどうかを個別に決定する。アクティブである場合、端末は、端末がアクティブであることを示すステータス情報を通信プラットフォームに送信する。上述のように、端末がアクティブであるかどうかを決定するために様々な方法を使用することができる。たとえば、端末のスクリーンがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、端末はアクティブな端末であると決定される。別の例では、端末がフルスクリーン動作中であるかどうかが検査される。フルスクリーン動作中である場合、端末はアクティブな端末であると決定される。フルスクリーン動作中ではない場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。さらなる例として、端末上の通信クライアントがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、端末はアクティブな端末であると決定される。さらなる例として、端末が、あらかじめ定められた時間(たとえば、5分等)内にユーザによる動作入力を受信したかどうかが検査される。受信した場合、端末はアクティブな端末であると決定される。受信していない場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。
【0030】
いくつかの実施形態では、端末がアクティブであるかどうかを決定するステップと、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信するステップとは、定期的に実行することができる。たとえば、端末の状態は、5分ごとに検査される。端末がアクティブであると決定されると、上記のステータス情報が通信プラットフォームに送信される。
【0031】
S203で、通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある場合、通信プラットフォームは、ステータス情報に従ってメッセージを送信する。つまり、アクティブな端末に送信されたメッセージは、強力な通知メッセージを出力するように命令する第1の通知命令情報を搬送し、非アクティブな端末に送信されたメッセージは、弱い通知メッセージを出力するように、または通知メッセージを出力しないように命令する第2の通知命令情報を搬送する。
【0032】
いくつかの実施形態では、上記の非アクティブな端末は、現在ユーザによって使用されていない可能性がある端末か、あらかじめ定められた時間(たとえば、10分等)内に上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信していない端末である。たとえば、非アクティブな端末は、スクリーンがロックされた端末、フルスクリーン動作中ではない端末、通信クライアントがロックされた端末、またはあらかじめ定められた時間内にユーザによる動作入力を受信していない端末であり得る。いくつかの実施形態では、上記の非アクティブな端末はまた、S202における手順の前にアクティブな端末であり得、その時点で、そのような端末は依然として、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信することができる。すなわち、通信プラットフォームは、アクティブであったが現在は非アクティブである端末からステータス情報を受信した可能性がある。通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある場合、通信プラットフォームはまた、端末がステータス情報を送信する時刻に応じて、端末がアクティブか非アクティブかを決定することができる。たとえば、あらかじめ定められた時間内にステータス情報を送信した端末は、アクティブな端末であると決定され、あらかじめ定められた時間内にステータス情報を送信しなかった端末は、非アクティブな端末であると決定される。
【0033】
いくつかの実施形態では、複数の通知メッセージは、たとえば、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、画像通知など、端末および通信プラットフォーム内であらかじめ設定されていてよい。第1の通知命令情報は、複数の通知メッセージにマーク付けするタグ情報を含むことができる。たとえば、第1の通知命令情報のタグ情報は、上記の通知メッセージのすべてにマーク付けすることができる。すなわち、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知などを含む、上記の複数の通知メッセージを含む。第2の通知命令情報は、複数の通知メッセージにマーク付けするタグ情報を含むことができる。たとえば、第2の通知命令情報のタグ情報は、1つまたは複数の通知メッセージにマーク付けすることができる。すなわち、弱い通知メッセージは、振動通知、テキスト通知、または画像通知などを含む、上記の複数の通知メッセージのうちの1つまたは複数を含む。
【0034】
第2の通知命令情報が通知メッセージを出力しないように命令すると、上記のメッセージを受信する非アクティブな端末は、どの通知メッセージも出力しない。すなわち、非アクティブな端末が上記のメッセージを受信すると、非アクティブな端末は応答しない。
【0035】
S204で、第1の通知命令情報に従って、アクティブな端末が強力な通知メッセージを出力する。たとえば、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、画像通知等を含むことができる。
【0036】
いくつかの実施形態では、第2の通知命令情報が、弱い通知メッセージを出力するように命令すると、
図2のS205に示されるように、第2の通知命令情報に従って、非アクティブな端末が弱い通知メッセージを出力する。たとえば、非アクティブな端末は、振動通知、テキスト通知、または画像通知を出力する。
【0037】
いくつかの実施形態では、複数の端末は、複数のアクティブな端末を含む。通信プラットフォームによって、第1の通知命令情報を搬送するメッセージをアクティブな端末に送信するS203における手順は、通信プラットフォームが、各アクティブな端末の時間差を取得するステップと、アクティブな端末の時間差に対応するアクティブな端末のための第1の通知命令情報を構成するステップとを含むことができる。アクティブな端末の時間差は、アクティブな端末によって送信されたステータス情報が通信プラットフォームによって受信される受信時刻と、通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻との間の差を指す。時間差に対応する第1の通知命令情報によって命令されたように出力された強力な通知メッセージの強度は、時間差の時間値に逆比例する。
【0038】
通信プラットフォームは、アクティブな端末のために構成された第1の通知命令情報を搬送するメッセージを、各アクティブな端末に送信する。
【0039】
異なるアクティブな端末は、異なる送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信することができる。たとえば、第1のアクティブな端末は、10時00分00秒の送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信する。第1のアクティブな端末から通信プラットフォームによる上記のステータス情報の受信時刻は、10時00分00秒であることが理解され得る。一方、第2のアクティブな端末から通信プラットフォームへの上記のステータス情報の送信時刻は10時01分00秒である。通信プラットフォームは、10時02分00秒に通信アカウントにメッセージを送信する必要があると仮定する。すなわち、第1のアクティブな端末の時間差は2分であり、第2のアクティブな端末の時間差は1分である。結果として、第1のアクティブな端末のために、通信プラットフォームは、強力な通知メッセージをより低い強度で出力するように命令する第1の通知命令情報を割り当てることができ、第2のアクティブな端末のために、通信プラットフォームは、強力な通知メッセージをより高い強度で出力するように命令する第1の通知命令情報を割り当てることができる。
【0040】
たとえば、通信プラットフォームによって第1のアクティブな端末に割り当てられた第1の通知命令情報は、振動通知、テキスト通知、および画像通知を含む強力な通知メッセージを出力するように命令する。通信プラットフォームによって第2のアクティブな端末に割り当てられた第1の通知命令情報は、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知を含む強力な通知メッセージを出力するように命令する。
【0041】
S204での手順は、受信された第1の通知命令情報によって命令されたように、各アクティブな端末が、強力な通知メッセージを出力することを含むことができる。たとえば、第1のアクティブな端末が、振動通知、テキスト通知、および画像通知を出力して、第2のアクティブな端末が、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知を出力する。
【0042】
いくつかの実施形態では、複数の端末は、複数の非アクティブな端末を含む。通信プラットフォームによって、第2の通知命令情報を搬送するメッセージを非アクティブな端末に送信するS203における手順は、通信プラットフォームが、各非アクティブな端末の時間差を取得するステップと、非アクティブな端末の時間差に対応する非アクティブな端末のための第2の通知命令情報を構成するステップとを含むことができる。非アクティブな端末の時間差は、非アクティブな端末によって送信されたステータス情報が通信プラットフォームによって受信される受信時刻と、通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻との間の差を指す。時間差に対応する第2の通知命令情報によって命令されたように出力された弱い通知メッセージの強度は、時間差の時間値に逆比例する。
【0043】
通信プラットフォームは、非アクティブな端末のために構成された第2の通知命令情報を搬送するメッセージを、各非アクティブな端末に送信する。
【0044】
すなわち、S202での手順の前に、非アクティブな端末はまた、ステータス情報を通信プラットフォームに送信した可能性があり、すなわち、非アクティブな端末は、S202での手順の前はアクティブな端末であった可能性がある。異なる非アクティブな端末は、異なる送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信することができる。たとえば、第1の非アクティブな端末は、09時00分00秒の送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信する。第1の非アクティブな端末から通信プラットフォームによる上記のステータス情報の受信時刻は、09時00分00秒であることが理解され得る。一方、第2の非アクティブな端末から通信プラットフォームへの上記のステータス情報の送信時刻は09時01分00秒である。通信プラットフォームは、10時02分00秒に通信アカウントにメッセージを送信する必要があると仮定する。すなわち、第1の非アクティブな端末の時間差は1時間2分であり、第2の非アクティブな端末の時間差は1時間1分である。結果として、第1の非アクティブな端末のために、通信プラットフォームは、弱い通知メッセージをより低い強度で出力するように命令する第2の通知命令情報を割り当てることができ、第2の非アクティブな端末のために、通信プラットフォームは、弱い通知メッセージをより高い強度で出力するように命令する第2の通知命令情報を割り当てることができる。
【0045】
たとえば、通信プラットフォームによって第1の非アクティブな端末に割り当てられた第2の通知命令情報は、画像通知を含む弱い通知メッセージを出力するように命令する。通信プラットフォームによって第2の非アクティブな端末に割り当てられた第2の通知命令情報は、テキスト通知と画像通知とを含む弱い通知メッセージを出力するように命令する。
【0046】
S205での手順はまた、受信された第2の通知命令情報によって命令されたように、各非アクティブな端末が、弱い通知メッセージを出力することを含むことができる。たとえば、第1の非アクティブな端末が、画像通知を出力して、第2の非アクティブな端末が、テキスト通知および画像通知を出力する。
【0047】
上述の実施形態によれば、異なる状態を有する端末は、異なる通知メッセージを出力することができる。
【0048】
図3は、本開示の実施形態と一致する、通信アカウントのためのさらなる例示的なメッセージ通知方法の流れ図である。本方法は、複数の端末のうちの1つであるターゲット端末に適用される。
図3に示されるように、S301で、ターゲット端末が、ステータス情報を通信プラットフォームに送信する。ステータス情報は、ターゲット端末の状態がアクティブな状態であることを示している。
【0049】
すなわち、ターゲット端末は、アクティブな端末であるか、ユーザによって使用されている。ターゲット端末は、ターゲット端末の状態がアクティブな状態であることを示すステータス情報を通信プラットフォームに送信する。たとえば、ターゲット端末はそのスクリーンがロックされていない端末であり、ターゲット端末はフルスクリーン動作中であり、ターゲット端末上の通信クライアントがアンロックされており、またはターゲット端末は、あらかじめ定められた時間内にユーザによる動作入力を受信する。
【0050】
いくつかの実施形態では、ターゲット端末は、それがアクティブな端末かどうかを決定する。アクティブな端末である場合、ターゲット端末は、ターゲット端末がアクティブであることを示すステータス情報を通信プラットフォームに送信する。上述のように、ターゲット端末がアクティブであるかどうかを決定するために様々な方法を使用することができる。たとえば、ターゲット端末のスクリーンがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、ターゲット端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、ターゲット端末はアクティブな端末であると決定される。別の例では、ターゲット端末がフルスクリーン動作中であるかどうかが検査される。フルスクリーン動作中である場合、ターゲット端末はアクティブな端末であると決定される。フルスクリーン動作中ではない場合、ターゲット端末は非アクティブな端末であると決定される。さらなる例として、ターゲット端末上の通信クライアントがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、ターゲット端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、ターゲット端末はアクティブな端末であると決定される。さらなる例として、ターゲット端末が、あらかじめ定められた時間(たとえば、5分等)内にユーザによる動作入力を受信したかどうかが検査される。受信した場合、ターゲット端末はアクティブな端末であると決定される。受信していない場合、ターゲット端末は非アクティブな端末であると決定される。
【0051】
いくつかの実施形態では、ターゲット端末がアクティブであるかどうかを決定するステップと、上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信するステップとは、定期的に実行することができる。たとえば、ターゲット端末の状態は、5分ごとに検査される。ターゲット端末がアクティブであると決定されると、上記のステータス情報が通信プラットフォームに送信される。
【0052】
S302で、ターゲット端末の状態がアクティブな状態である場合、ターゲット端末は、通信プラットフォームによって送信された、強力な通知メッセージを出力するように命令する第1の通知命令情報を含むメッセージを受信する。
【0053】
いくつかの実施形態では、通信プラットフォームは、ターゲット端末によって送信されたステータス情報を通信プラットフォームが受信する受信時刻に従って、ターゲット端末が現在アクティブであることを決定することができ、すなわち、通信プラットフォームは、ターゲット端末が現在アクティブな端末であると決定することができる。たとえば、通信プラットフォームは、ターゲット端末によって送信された上記のステータス情報を通信プラットフォームが受信する受信時刻と、通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻との間の差が、あらかじめ定められた時間内である場合、ターゲット端末がアクティブな端末であると決定する。たとえば、通信プラットフォームがメッセージを10時02分00秒に通信アカウントに送信する必要があるときに、ターゲット端末が上記のステータス情報を10時00分00秒に通信プラットフォームに送信する場合、通信プラットフォームは、ターゲット端末が現在アクティブな端末であると決定することができる。
【0054】
いくつかの実施形態では、上記のメッセージは、通信プラットフォームが上記の通信アカウントに送信する必要があるメッセージ、たとえば、システムメッセージであってもよい。上記のメッセージはまた、通信プラットフォームによって、別の通信アカウントから上述の通信アカウントに転送されるメッセージであってもよい。いくつかの実施形態では、上記の強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、画像通知等を含む。他の端末によって出力される通知メッセージは、テキスト通知でもよく、画像通知でもよい。
【0055】
S303で、第1の通知命令情報に従って、ターゲット端末が強力な通知メッセージを出力する。すなわち、上記のメッセージを受信する場合、ターゲット端末は、第1の通知命令情報を取得して、第1の通知命令情報に従って強力な通知メッセージを出力する。
【0056】
S304で、ターゲット端末の状態が非アクティブな状態である場合、ターゲット端末は、通信プラットフォームによって送信された、第2の通知命令情報を搬送するメッセージを受信する。第2の通知命令情報は、弱い通知メッセージを出力するように命令するか、通知メッセージを出力しないように命令する。
【0057】
たとえば、通信プラットフォームがメッセージを10時00分00秒にターゲット端末に送信する必要があるときに、ターゲット端末が上記のステータス情報を09時00分00秒に通信プラットフォームに送信する場合、通信プラットフォームは、ターゲット端末が非アクティブな端末であると決定する。いくつかの実施形態では、S302での手順において受信されたメッセージと、S304での手順において受信されたメッセージとは、2つの異なるメッセージであり得る。
【0058】
いくつかの実施形態では、強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも、ユーザに対してより大きい通知効果がある。強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも大きな電力を消費する場合がある。いくつかの実施形態では、複数の通知メッセージは、たとえば、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知など、ターゲット端末および通信プラットフォーム内であらかじめ設定されていてよい。第1の通知命令情報は、複数の通知メッセージにマーク付けするタグ情報を含むことができる。たとえば、第1の通知命令情報のタグ情報は、上記の通知メッセージのすべてにマーク付けすることができる。すなわち、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知などを含む、上記の複数の通知メッセージを含む。第2の通知命令情報は、複数の通知メッセージにマーク付けするタグ情報を含むことができる。たとえば、第2の通知命令情報のタグ情報は、1つまたは複数の通知メッセージにマーク付けすることができる。すなわち、弱い通知メッセージは、振動通知、テキスト通知、または画像通知などを含む、上記の複数の通知メッセージのうちの1つまたは複数を含む。
【0059】
第2の通知命令情報が通知メッセージを出力しないように命令すると、上記のメッセージを受信する非アクティブな端末は、どの通知メッセージも出力しない。すなわち、非アクティブな端末が上記のメッセージを受信すると、非アクティブな端末は応答しない。
【0060】
第2の通知命令情報が、弱い通知メッセージを出力するように命令すると、本方法は、第2の通知命令情報に従って、ターゲット端末が弱い通知メッセージを出力することをさらに含む(
図3のS305)。たとえば、ターゲット端末は、振動通知、テキスト通知、または画像通知を出力する。
【0061】
上述のように、ターゲット端末が、ステータス情報を通信プラットフォームに送信する。ステータス情報は、ターゲット端末の状態がアクティブな状態であることを示している。ターゲット端末がアクティブである場合、ターゲット端末は、第1の通知命令情報を含む、通信プラットフォームによって送信された受信されたメッセージに従って強力な通知メッセージを出力する。ターゲット端末の状態が非アクティブである場合、ターゲット端末は、第2の通知命令情報を含む、通信プラットフォームによって送信されたメッセージを受信する。本開示によれば、異なる状態を有する端末は、異なる通知メッセージを出力することができる。
【0062】
本開示の実施形態と一致するデバイスが以下に説明されており、上述の方法、および本開示の実施形態と一致する他の方法を実行するために使用することができる。
【0063】
図4は、本開示の実施形態と一致する、通信アカウントのための例示的なメッセージ通知システムの構造を概略的に示す図である。
図4に示されるシステムは、複数の端末と通信プラットフォーム42とを含む。複数の端末は、通信アカウントを使用して通信プラットフォーム42にログインする。複数の端末は、少なくとも1つのアクティブな端末411と、少なくとも1つの非アクティブな端末412とを含む。
【0064】
アクティブな端末411が、アクティブな端末411のアクティブな状態を示すステータス情報を通信プラットフォーム42に送信する。いくつかの実施形態では、アクティブな端末411は、たとえば、スクリーンがロックされていない端末、フルスクリーン動作中の端末、通信クライアントがアンロックされた端末、またはあらかじめ定められた時間内にユーザによる動作入力を受信する端末などの、現在ユーザによって使用されている可能性がある端末である。
【0065】
いくつかの実施形態では、複数の端末の各々は、それがアクティブな端末411であるかどうかを個別に決定する。アクティブな端末411である場合、アクティブな端末411は、端末411がアクティブであることを示すステータス情報を通信プラットフォーム42に送信する。上述のように、端末がアクティブであるかどうかを決定するために様々な方法を使用することができる。たとえば、端末のスクリーンがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、端末はアクティブな端末411であると決定される。別の例では、端末がフルスクリーン動作中であるかどうかが検査される。フルスクリーン動作中である場合、端末はアクティブな端末411であると決定される。フルスクリーン動作中ではない場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。さらなる例として、端末上の通信クライアントがロックされているかどうかが検査される。ロックされている場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。ロックされていない場合、端末はアクティブな端末411であると決定される。さらなる例として、端末が、あらかじめ定められた時間(たとえば、4分等)内にユーザによる動作入力を受信したかどうかが検査される。受信した場合、端末はアクティブな端末411であると決定される。受信していない場合、端末は非アクティブな端末であると決定される。
【0066】
いくつかの実施形態では、端末がアクティブな端末411であるかどうかを決定するステップと、上記のステータス情報を通信プラットフォーム42に送信するステップとは、定期的に実行することができる。たとえば、端末がアクティブな端末411であるかどうかを確認するために、端末の状態は4分ごとに検査される。端末がアクティブな端末411であると決定されると、上記のステータス情報が通信プラットフォーム42に送信される。
【0067】
通信プラットフォーム42が通信アカウントにメッセージを送信する必要がある場合、通信プラットフォーム42は、受信されたステータス情報に従って、第1の通知命令情報を搬送するメッセージをアクティブな端末411に送信して、第2の通知命令情報を搬送するメッセージを非アクティブな端末412に送信する。いくつかの実施形態では、第1の通知命令情報は、強力な通知メッセージを出力するように命令して、第2の通知命令情報は、弱い通知メッセージを出力するように命令するか、通知メッセージを出力しないように命令する。
【0068】
上記のメッセージは、通信プラットフォーム42が上述の通信アカウントに送信する必要があるメッセージ、たとえば、システムメッセージであってもよく、通信プラットフォーム42によって、別の通信アカウントから上述の通信アカウントに転送されるメッセージであってもよい。
【0069】
いくつかの実施形態では、上記の非アクティブな端末412は、現在ユーザによって使用されていない可能性がある端末か、あらかじめ定められた時間(たとえば、10分等)内に上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信していない端末である。たとえば、非アクティブな端末412は、スクリーンがロックされた端末、フルスクリーン動作中ではない端末、通信クライアントがロックされた端末、またはあらかじめ定められた時間内にユーザによる動作入力を受信していない端末であり得る。いくつかの実施形態では、上記の非アクティブな端末はまた、アクティブな端末411がステータス情報を通信プラットフォーム42に送信する前のアクティブな端末であり得、その時点で、非アクティブな端末412はアクティブであり、依然として、上記のステータス情報を通信プラットフォーム42に送信することができる。すなわち、通信プラットフォーム42は、アクティブな端末411からステータス情報を受信する前に、非アクティブな端末412からステータス情報を受信した可能性がある。通信プラットフォーム42が通信アカウントにメッセージを送信する必要がある場合、通信プラットフォームはまた、端末がステータス情報を送信する時刻に応じて、端末がアクティブな端末411か非アクティブな端末412かを決定することができる。たとえば、あらかじめ定められた時間内にステータス情報を送信した端末は、アクティブな端末411であると決定され、あらかじめ定められた時間内にステータス情報を送信しなかった端末は、非アクティブな端末412であると決定される。
【0070】
いくつかの実施形態では、強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも、ユーザに対してより大きい通知効果がある。強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも大きな電力を消費する場合がある。たとえば、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、画像通知等を含むことができる。すなわち、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、画像通知等の同時出力を含むことができる。弱い通知メッセージは、単なるテキスト通知または画像通知であり得る。すなわち、弱い通知メッセージは、テキスト通知または画像通知だけを出力する。
【0071】
アクティブな端末411は、第1の通知命令情報に従って強力な通知メッセージを出力するようにさらに構成される。
【0072】
上記のメッセージを受信する場合、アクティブな端末411は、第1の通知命令情報を取得して、第1の通知命令情報に従って強力な通知メッセージを出力する。たとえば、アクティブな端末411は、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、画像通知等を出力することができる。
【0073】
本開示の実施形態と一致して、複数のアクティブな端末411があり得、複数のアクティブな端末411の各々は、上述のように構成され得る。
【0074】
いくつかの実施形態では、第2の通知命令情報が弱い通知メッセージを出力するように命令すると、非アクティブな端末412は、第2の通知命令情報に従って弱い通知メッセージを出力するように構成される。たとえば、非アクティブな端末412は、振動通知、テキスト通知、または画像通知を出力することができる。
【0075】
いくつかの実施形態では、複数の端末は、複数のアクティブな端末411を含む。
【0076】
通信プラットフォーム42は、各アクティブな端末411の時間差を取得して、アクティブな端末411のためのその端末の時間差に対応する第1の通知命令情報を構成するようにさらに構成される。アクティブな端末411の時間差は、通信プラットフォーム42が、そのアクティブな端末411からステータス情報を受信する受信時刻と、通信プラットフォーム42が通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻との間の差を指す。時間差に対応する第1の通知命令情報によって命令されたように出力された強力な通知メッセージの強度は、時間差の時間値に逆比例する。
【0077】
通信プラットフォーム42は、各アクティブな端末411に、そのアクティブな端末411のために構成された第1の通知命令情報を搬送するメッセージを送信するようにさらに構成される。
【0078】
アクティブな端末411は、アクティブな端末411によって受信された第1の通知命令情報に従って、第1の通知命令情報によって命令されたように、強力な通知メッセージを出力するようにさらに構成される。
【0079】
すなわち異なるアクティブな端末411は、異なる送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォーム42に送信することができる。たとえば、第1のアクティブな端末411は、10時00分00秒の送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォーム42に送信する。第1のアクティブな端末から通信プラットフォーム42による上記のステータス情報の受信時刻は、10時00分00秒であることが理解され得る。一方、第2のアクティブな端末411から通信プラットフォームへの上記のステータス情報の送信時刻は10時01分00秒である。通信プラットフォーム42は、10時02分00秒に通信アカウントにメッセージを送信する必要があると仮定する。すなわち、第1のアクティブな端末411の時間差は2分であり、第2のアクティブな端末411の時間差は1分である。結果として、第1のアクティブな端末411のために、通信プラットフォーム42は、強力な通知メッセージをより低い強度で出力するように命令する第1の通知命令情報を割り当てることができ、第2のアクティブな端末411のために、通信プラットフォーム42は、強力な通知メッセージをより高い強度で出力するように命令する第1の通知命令情報を割り当てることができる。たとえば、通信プラットフォーム42によって第1のアクティブな端末411に割り当てられた第1の通知命令情報は、振動通知、テキスト通知、および画像通知を含む強力な通知メッセージを出力するように命令する。通信プラットフォーム42によって第2のアクティブな端末411に割り当てられた第1の通知命令情報は、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知を含む強力な通知メッセージを出力するように命令する。
【0080】
たとえば、第1のアクティブな端末411は、振動通知、テキスト通知、および画像通知を出力する。第2のアクティブな端末411は、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知を出力する。
【0081】
いくつかの実施形態では、複数の非アクティブな端末412がある。
【0082】
通信プラットフォーム42は、各非アクティブな端末412の時間差を取得して、非アクティブな端末412の時間差に対応する、非アクティブな端末412のための第2の通知命令情報を構成する。非アクティブな端末412の時間差は、非アクティブな端末412によって送信されたステータス情報が通信プラットフォーム42によって受信される受信時刻と、通信プラットフォーム42が通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻との間の差を指す。時間差に対応する第2の通知命令情報によって命令されたように出力された弱い通知メッセージの強度は、時間差の時間値に逆比例する。
【0083】
通信プラットフォーム42は、各非アクティブな端末412に、その非アクティブな端末412のために構成された第2の通知命令情報を搬送するメッセージを送信するようにさらに構成される。
【0084】
非アクティブな端末412は、非アクティブな端末412によって受信された第2の通知命令情報に従って、第2の通知命令情報によって命令されたように、弱い通知メッセージを出力するようにさらに構成される。
【0085】
アクティブな端末411が上記のステータス情報を通信プラットフォーム42に送信する前に、複数の非アクティブな端末412はまた、ステータス情報を通信プラットフォーム42に送信した可能性があり、すなわち、非アクティブな端末412は、上記のアクティブな端末411がステータス情報を通信プラットフォーム42に送信する前はアクティブな端末411であった可能性がある。異なる非アクティブな端末412は、異なる送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォーム42に送信することができる。たとえば、第1の非アクティブな端末412は、09時00分00秒の送信時刻に、上記のステータス情報を通信プラットフォーム42に送信する。第1の非アクティブな端末412から通信プラットフォーム42による上記のステータス情報の受信時刻は、09時00分00秒であることが理解され得る。一方、第2の非アクティブな端末412から通信プラットフォーム42への上記のステータス情報の送信時刻は09時01分00秒である。通信プラットフォーム42は、10時02分00秒に通信アカウントにメッセージを送信する必要があると仮定する。すなわち、第1の非アクティブな端末412の時間差は1時間2分であり、第2の非アクティブな端末412の時間差は1時間1分である。結果として、第1の非アクティブな端末412のために、通信プラットフォーム42は弱い通知メッセージをより低い強度で出力するように命令する第2の通知命令情報を割り当てることができ、第2の非アクティブな端末412のために、通信プラットフォーム42は、弱い通知メッセージをより高い強度で出力するように命令する第2の通知命令情報を割り当てることができる。たとえば、通信プラットフォーム42によって第1の非アクティブな端末412に割り当てられた第2の通知命令情報は、画像通知を含む弱い通知メッセージを出力するように命令する。通信プラットフォーム42によって第2の非アクティブな端末412に割り当てられた第2の通知命令情報は、テキスト通知と画像通知とを含む弱い通知メッセージを出力するように命令する。
【0086】
たとえば、第1の非アクティブな端末412は画像通知を出力して、第2の非アクティブな端末412はテキスト通知と画像通知とを出力する。
【0087】
上述のように、アクティブな端末が、アクティブな端末のアクティブな状態を示すステータス情報を通信プラットフォームに送信する。受信されたステータス情報に従って、通信プラットフォームが、第1の通知命令情報を搬送するメッセージをアクティブな端末に送信して、第2の通知命令情報を搬送するメッセージを複数の端末の中の非アクティブな端末に送信する。第1の通知命令情報は強力な通知メッセージを出力するように命令し、第2の通知命令情報は弱い通知メッセージを出力する、または通知メッセージを出力しないように命令する。第1の通知命令情報に従って、アクティブな端末が強力な通知メッセージを出力する。したがって、異なる状態を有する端末は、異なる通知メッセージを出力することができる。
【0088】
図5は、本開示の実施形態と一致する、通信アカウントのための例示的なメッセージ通知デバイスの構造を概略的に示す図である。本開示によれば、複数の端末が、通信アカウントを使用して通信プラットフォームにログインできる。
図5のデバイスは、複数の端末のうちの1つにおいて実行する。
図5に示されるように、本デバイスは、送信ユニット51、第1の受信ユニット52、第1の出力ユニット53、および第2の受信ユニット54を含む。
【0089】
送信ユニット51は、ステータス情報を通信プラットフォームに送信するように構成されている。ステータス情報は、デバイスの状態がアクティブな状態であることを示している。
【0090】
第1の受信ユニット52は、デバイスの状態がアクティブな状態である場合、通信プラットフォームによって送信された第1の通知命令情報を含むメッセージを受信するように構成されている。第1の通知メッセージは、強力な通知メッセージを出力するように命令する。
【0091】
いくつかの実施形態では、通信プラットフォームは、デバイスによって送信された上記のステータス情報が通信プラットフォームによって受信される受信時刻に従って、デバイスが現在アクティブであると決定する、すなわち、デバイスは現在アクティブな端末であると決定する。たとえば、デバイスによって送信された上記のステータス情報が通信プラットフォームによって受信される受信時刻と、通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻との間の差が、あらかじめ定められた時間内である場合、デバイスはアクティブな端末であると決定される。たとえば、通信プラットフォームが上記のステータス情報を通信アカウントに送信する必要がある時刻が10時02分00秒であるときに、デバイスによって通信プラットフォームに送信される上記のステータス情報の送信時刻が10時00分00秒である場合、通信プラットフォームは、デバイスが現在アクティブな端末であると決定する。
【0092】
上記のメッセージは、通信プラットフォームが上述の通信アカウントに送信する必要があるメッセージ、たとえば、システムメッセージであってもよく、通信プラットフォームによって、別の通信アカウントから上述の通信アカウントに転送されるメッセージであってもよい。強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、テキスト通知、画像通知等を含むことができる。別の端末によって出力される通知メッセージは、テキスト通知でもよく、画像通知でもよい。
【0093】
第1の出力ユニット53は、第1の通知命令情報に従って強力な通知メッセージを出力するように構成される。
【0094】
上記のメッセージを受信する場合、第1の出力ユニット53は、第1の通知命令情報を取得して、第1の通知命令情報に従って強力な通知メッセージを出力することができる。
【0095】
第2の受信ユニット54は、デバイスの状態が非アクティブな状態である場合、通信プラットフォームによって送信された第2の通知命令情報を搬送するメッセージを受信するように構成されている。第2の通知命令情報は、弱い通知メッセージを出力する、または通知メッセージを出力しないように命令する。
【0096】
たとえば、通信プラットフォームがメッセージを通信アカウントに送信する必要がある時刻が10時00分00秒であるときに、デバイスが上記のステータス情報を通信プラットフォームに送信する時刻が09時00分00である場合、通信プラットフォームは、デバイスが現在非アクティブな端末であると決定する。第1の受信ユニット52によって受信されたメッセージと、第2の送信ユニット54によって受信されたメッセージとは2つの異なるメッセージであり得る。
【0097】
いくつかの実施形態では、強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも、ユーザに対してより大きい通知効果がある。強力な通知メッセージは、弱い通知メッセージよりも大きな電力を消費する場合がある。いくつかの実施形態では、複数の通知メッセージは、たとえば、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知など、デバイスおよび通信プラットフォーム内であらかじめ設定されていてよい。第1の通知命令情報は、複数の通知メッセージにマーク付けするタグ情報を含むことができる。たとえば、第1の通知命令情報のタグ情報は、上記の通知メッセージのすべてにマーク付けすることができる。すなわち、強力な通知メッセージは、ウィンドウ通知、サウンド通知、振動通知、テキスト通知、および画像通知などを含む、上記の複数の通知メッセージを含む。第2の通知命令情報は、複数の通知メッセージにマーク付けするタグ情報を含むことができる。たとえば、第2の通知命令情報のタグ情報は、1つまたは複数の通知メッセージにマーク付けすることができる。すなわち、弱い通知メッセージは、振動通知、テキスト通知、または画像通知などを含む、上記の複数の通知メッセージのうちの1つまたは複数を含む。
【0098】
第2の通知命令情報が通知メッセージを出力しないように命令する場合、非アクティブな端末は、上記のメッセージを受信するときに、どの通知メッセージも出力しない。すなわち、非アクティブな端末は、上記のメッセージを受信するときに応答しない。
【0099】
いくつかの実施形態では、デバイスは、第2の通知命令情報が弱い通知メッセージを出力するように、たとえば、振動通知、テキスト通知、または画像通知を出力するように命令する場合、第2の通知命令情報に従って弱い通知メッセージを出力するように構成された第2の出力ユニット55をさらに含む。
【0100】
上述のように、本デバイスは、このアクティブな端末の状態がアクティブな状態であることを示すステータス情報を通信プラットフォームに送信する。前記デバイスの状態がアクティブな状態である場合、デバイスは、通信プラットフォームによって送信された第1の通知命令情報に従って、強力な通知メッセージを出力する。デバイスの状態が非アクティブな状態である場合、デバイスは、第2の通知命令情報を搬送する、通信プラットフォームによって送信されたメッセージを受信する。したがって、端末は、異なる状態にある場合、異なる通知メッセージを出力することができる。
【0101】
本開示で使用されるように、特に指定のない限り、「アクティブ」または「非アクティブ」は、たとえば、通信プラットフォームが、端末の状態を決定する時刻、またはほぼその時刻、あるいは、通信プラットフォームが通信アカウントにメッセージを送信する必要がある時刻の、端末の現在の状態を指す。アクティブな端末は、以前は非アクティブでよく、また後に非アクティブになり得る。同様に、非アクティブな端末は、以前はアクティブでよく、後にアクティブになり得る。
【0102】
当業者は、上述した処理のすべてまたは一部は、コンピュータプログラムによって制御される特定のハードウェアによって終了することができることを理解することができる。たとえば
図3に示される方法を実行するためのプログラムは、たとえば、コンピュータ可読記憶媒体、たとえば、端末の記憶媒体に記憶することができる。本プログラムは、たとえば
図3に示される手順を実現するために、端末の少なくとも1つのプロセッサによって実行することができる。記憶媒体は、たとえば、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク、または光ディスクでよい。
【0103】
本開示の他の実施形態は、本明細書に開示された本発明の仕様および実施を考慮すれば当業者には明らかであろう。本明細書および実施例は例示としてのみ考慮されるべきであることが意図され、本発明の真の範囲および趣旨は以下の特許請求の範囲によって示される。