特許第6185887号(P6185887)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6185887
(24)【登録日】2017年8月4日
(45)【発行日】2017年8月23日
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/00 20060101AFI20170814BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20170814BHJP
   B41J 29/42 20060101ALI20170814BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20170814BHJP
   G06F 1/26 20060101ALI20170814BHJP
【FI】
   H04N1/00 C
   B41J29/38 Z
   B41J29/38 D
   B41J29/42 F
   G06F3/12 337
   G06F1/26 334Z
【請求項の数】20
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2014-130859(P2014-130859)
(22)【出願日】2014年6月26日
(65)【公開番号】特開2016-10087(P2016-10087A)
(43)【公開日】2016年1月18日
【審査請求日】2016年8月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】591044164
【氏名又は名称】株式会社沖データ
(74)【代理人】
【識別番号】100083840
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 実
(74)【代理人】
【識別番号】100116964
【弁理士】
【氏名又は名称】山形 洋一
(74)【代理人】
【識別番号】100135921
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 昌彦
(72)【発明者】
【氏名】山下 誠
【審査官】 橋爪 正樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−001070(JP,A)
【文献】 特開2014−071471(JP,A)
【文献】 特開2011−254205(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/00
B41J29/38
B41J29/42
G06F 1/26− 1/32
G06F 3/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶部と、
前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示部と、
前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付部と、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態として有効状態であること及び前記設定値を前記表示部に表示させる制御部と、を備え
前記第1の画面は、複数の設定項目の中から、前記予め定められた設定項目を選択する領域を有し、
前記予め定められた設定項目が有効であることを前記選択値が示す場合に、前記予め定められた設定項目が有効であることを示す情報が前記領域に表示されること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶部と、
前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示部と、
前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付部と、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態として有効状態であること及び前記設定値を前記表示部に表示させる制御部と、を備え
前記第2の画面は、前記予め定められた設定項目に対して有効の選択を入力するために使用される第1の領域、及び、前記予め定められた設定項目に対して無効の選択を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が入力された場合に、前記制御部は、前記第1の領域が選択された状態で前記第2の画面を前記表示部に表示させること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶部と、
前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示部と、
前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付部と、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態として有効状態であること及び前記設定値を前記表示部に表示させる制御部と、を備え
前記第2の画面は、前記予め定められた設定項目を有効とする第1の選択を入力するために使用される第1の領域、及び、前記予め定められた設定項目を無効とする第2の選択を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記受付部が前記第2の選択の入力を受けた場合に、前記制御部は、前記表示部に、前記第2の画面から前記設定項目が無効であることを示す前記第1の画面に切り換えさせること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶部と、
前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示部と、
前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付部と、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態として有効状態であること及び前記設定値を前記表示部に表示させる制御部と、を備え
前記第2の画面は、前記設定値をキャンセルする第1の指示を入力するために使用される第1の領域、及び、前記設定値を確定する第2の指示を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記受付部が前記第1の指示の入力を受けた場合に、前記制御部は、前記表示部に、前記第2の画面から前記設定項目が無効であることを示す前記第1の画面に切り換えさせること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶部と、
前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示部と、
前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付部と、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態として有効状態であること及び前記設定値を前記表示部に表示させる制御部と、を備え
前記第2の画面は、前記設定値をキャンセルする第1の指示を入力するために使用される第1の領域、及び、前記設定値を確定する第2の指示を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記受付部が前記第2の指示の入力を受けた場合に、前記制御部は、前記表示部に、前記第2の画面から前記設定項目が有効であることを示す前記第1の画面に切り換えさせること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶部と、
前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示部と、
前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付部と、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態として有効状態であること及び前記設定値を前記表示部に表示させる制御部と、を備え
前記予め定められた設定項目が有効であることを示す前記第1の画面において、前記指示が受け付けられた場合に、前記制御部は、前記予め定められた設定項目が有効であること及び前記設定値を示す前記第2の画面を前記表示部に表示させること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
前記情報は、前記設定値をさらに示すこと
を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記受付部は、前記第2の画面において、少なくとも前記予め定められた設定項目の選択値として有効が選択されている場合に、前記予め定められた設定項目の設定値の入力を受け付けること
を特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記設定値の初期値は、以前に設定された値であること
を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記予め定められた設定項目は、画像形成に関する項目であること
を特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記予め定められた設定項目は、画像を形成する媒体の端に余白を形成する枠消去機能を設定する項目であって、
前記予め定められた設定項目の選択値は、前記枠消去機能を有効にするか否かを選択する値であって、
前記予め定められた設定項目の設定値は、前記枠消去機能を有効にした場合における前記余白の大きさを示す値であること
を特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記予め定められた設定項目は、省電力機能に関する項目であること
を特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記予め定められた設定項目は、前記情報処理装置の不使用期間が予め定められた閾値時間を超えた場合に、前記情報処理装置を省電力状態に移行させるスリープ機能を設定する項目であって、
前記予め定められた設定項目の選択値は、前記スリープ機能を有効にするか否かを選択する値であって、
前記予め定められた設定項目の設定値は、前記スリープ機能を有効にした場合における前記閾値時間を示す値であること
を特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記第2の画面は、前記第1の画面の代わりに表示されること
を特徴とする請求項1から13の何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記第2の画面は、前記予め定められた設定項目に対して有効の選択を入力するために使用される第1の領域、及び、前記予め定められた設定項目に対して無効の選択を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が入力された場合に、前記制御部は、前記第1の領域が選択された状態で前記第2の画面を前記表示部に表示させること
を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項16】
前記第2の画面は、前記予め定められた設定項目を有効とする第1の選択を入力するために使用される第1の領域、及び、前記予め定められた設定項目を無効とする第2の選択を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記受付部が前記第2の選択の入力を受けた場合に、前記制御部は、前記表示部に、前記第2の画面から前記設定項目が無効であることを示す前記第1の画面に切り換えさせること
を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記第2の画面は、前記設定値をキャンセルする第1の指示を入力するために使用される第1の領域、及び、前記設定値を確定する第2の指示を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記受付部が前記第1の指示の入力を受けた場合に、前記制御部は、前記表示部に、前記第2の画面から前記設定項目が無効であることを示す前記第1の画面に切り換えさせること
を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項18】
前記第2の画面は、前記設定値をキャンセルする第1の指示を入力するために使用される第1の領域、及び、前記設定値を確定する第2の指示を入力するために使用される第2の領域を含み、
前記受付部が前記第2の指示の入力を受けた場合に、前記制御部は、前記表示部に、前記第2の画面から前記設定項目が有効であることを示す前記第1の画面に切り換えさせること
を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項19】
前記予め定められた設定項目が有効であることを示す前記第1の画面において、前記指示が受け付けられた場合に、前記制御部は、前記予め定められた設定項目が有効であること及び前記設定値を示す前記第2の画面を前記表示部に表示させること
を特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項20】
予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶ステップと、
前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示ステップと、
前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付ステップと、
前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態が有効であること及び前記設定値を前記表示ステップで表示させる制御ステップと、を備え
前記第1の画面は、複数の設定項目の中から、前記予め定められた設定項目を選択する領域を有し、
前記予め定められた設定項目が有効であることを前記選択値が示す場合に、前記予め定められた設定項目が有効であることを示す情報が前記領域に表示されること
を特徴とする情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
情報処理装置において、入力された数値に基づいて特定の処理を行うことがある。このため、数値の入力を受け付ける手段を備える情報処理装置が一般的に知られている。
特許文献1には、複数の数値を表示可能な表示部と、選択切換の第1の操作部と、数値変更の第2の操作部と、装置内部に登録される設定数値は数値変更操作直後から予め規定された一定時間経過後に設定変更が確定し、数値変更操作直後から一定時間経過後の設定変更が確定するまでの時間帯においては、上記第2の操作部からの信号入力のみ有効とし、画面上に表示される変更可能な複数の数値は、全て上記第1の操作部および上記第2の操作部だけで任意の値に変更するように制御する制御部とを備える数値設定装置が記載されている。即ち、従来から、数値変更に係る操作ミスを低減させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001―154786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
情報処理装置では、オン状態とオフ状態とがあり、オン状態のときに数値が有効となる設定項目を扱うことがよくある。例えば、目覚まし時計のアラームは、オン状態にアラーム鳴動時刻が有効となる。以降、こういった設定項目を、オン状態に数値が付随する設定項目という。こういった情報処理装置では、オン状態に数値が付随する設定項目を扱う場合に、オン状態及びオフ状態の切り替え操作及び数値入力操作を個別の設定画面上で行わせることが一般的である。
この場合、設定画面を表示した時点で、ユーザはその設定項目を使用する意図があるにも関わらず、別途、オン状態及びオフ状態の切り替え操作を行わなければならい。さらに、そのような設定画面上でオフ状態に切り替えた場合、ユーザは、既にその設定項目を使用する意図がないにも関わらず、そのような設定画面が表示し続けられる。即ち、従来の技術においては、操作効率の面において、課題があると考えられる。
【0005】
そこで、本発明は、操作入力を行う場合に、操作効率を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶部と、前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示部と、前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付部と、前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態として有効状態であること及び前記設定値を前記表示部に表示させる制御部と、を備え、前記第1の画面は、複数の設定項目の中から、前記予め定められた設定項目を選択する領域を有し、前記予め定められた設定項目が有効であることを前記選択値が示す場合に、前記予め定められた設定項目が有効であることを示す情報が前記領域に表示されることを特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及び当該予め定められた設定項目が有効である場合の設定値を記憶する記憶ステップと、前記予め定められた設定項目が有効であるか無効であるかを示す第1の画面、及び、当該第1の画面において前記予め定められた設定項目が選択された際に表示され、前記予め定められた設定項目の設定状態を示す第2の画面を表示する表示ステップと、前記第1の画面において、前記予め定められた設定項目を選択する指示を受け付ける受付ステップと、前記予め定められた設定項目が無効であることを示す前記第1の画面において前記指示が受け付けられた場合に、前記第2の画面において、前記設定状態が有効であること及び前記設定値を前記表示ステップで表示させる制御ステップと、を備え、前記第1の画面は、複数の設定項目の中から、前記予め定められた設定項目を選択する領域を有し、前記予め定められた設定項目が有効であることを前記選択値が示す場合に、前記予め定められた設定項目が有効であることを示す情報が前記領域に表示されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、操作入力を行う場合に、操作効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施の形態1に係る情報処理装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図2】実施の形態1における設定記憶部が記憶する設定情報の一例を示す概略図である。
図3】実施の形態1において、タッチパネルに表示されるコピー機能設定画面の第1の例を示す概略図である。
図4】実施の形態1における枠消去の設定画面の第1の例を示す概略図である。
図5】実施の形態1における枠消去の設定画面の第2の例を示す概略図である。
図6】実施の形態1におけるコピー機能設定画面の第2の例を示す概略図である。
図7】実施の形態1における枠消去の設定画面を読み出す動作を示すフローチャートである。
図8】実施の形態1における枠消去の設定画面での動作を示すフローチャートである。
図9】実施の形態1における枠消去幅加算処理を示すフローチャートである。
図10】実施の形態1における枠消去幅減算処理を示すフローチャートである。
図11】実施の形態1における確定処理を示すフローチャートである。
図12】実施の形態1におけるOFF処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
(構成の説明)
図1は、実施の形態1に係る情報処理装置100の構成を概略的に示すブロック図である。情報処理方法は、情報処理装置100により実行される。
情報処理装置100は、記憶部110と、タッチパネル120と、操作制御部130とを備える。
【0011】
記憶部110は、情報処理装置100での処理に必要な情報を記憶する。
記憶部110は、設定記憶部111と、表示用データ記憶部112とを備える。
設定記憶部111は、予め定められた設定項目において、有効及び無効の何れか一方を示す選択値及びこの選択値が有効を示す場合の設定値を含む設定情報を記憶する。予め定められた設定項目は、例えば、画像形成に関する項目又は省電力機能に関する項目等である。
図2は、設定記憶部111が記憶する設定情報の一例を示す概略図である。
図2では、設定情報の一例として、設定項目としての枠消去機能に関する設定テーブル111aが示されている。
ここで、枠消去機能は、例えば、コピーを実行する際に、読み取られた画像において、その端から予め定められた幅分の画素を白画素へ変換する広く公知の機能及び技術である。
設定テーブル111aは、枠消去オンオフ値欄111bと、枠消去幅欄111cと、一時枠消去オンオフ値欄111dと、一時枠消去幅欄111eとを有する。
枠消去オンオフ値欄111bは、枠消去機能の選択値として、枠消去機能を使用するか否かを示す枠消去オンオフ値を格納する。「オン」は、枠消去機能を有効にすることを示し、「オフ」は、枠消去機能を無効にすることを示す。
枠消去幅欄111cは、枠消去機能の設定値として、枠消去機能が有効である場合に、画像の端から白画素へ変換する幅の値(枠消去幅)を格納する。
一時枠消去オンオフ値欄111dは、設定画面に表示するための一時的な枠消去オンオフ値を格納する。一時枠消去オンオフ値欄111dに格納される値は、設定画面において枠消去オンオフ値を変更するために用いられる。
一時枠消去幅欄111eは、設定画面に表示するための一時的な枠消去幅を格納する。一時枠消去幅欄111eに格納される値は、設定画面において枠消去幅を変更するために用いられる。
【0012】
図1の説明に戻り、表示用データ記憶部112は、タッチパネル120に画面を表示するための表示用データを記憶する。表示用データは、例えば、タッチパネル120に表示する画面を描画するためのプログラム及びタッチパネル120に表示する画面に組み込まれる部分画像データを含む。
【0013】
タッチパネル120は、画面を表示する表示部及び入力を受け付ける受付部として機能する。例えば、タッチパネル120は、操作制御部130が生成した画面データを表示するとともに、抵抗膜により、押下された位置を検出する。なお、タッチパネル120は、後述のように、予め定められた設定項目に関する設定画面への画面遷移の指示を受け付け、その設定画面を表示する。そして、タッチパネル120は、その設定画面において、その設定項目の選択値として有効又は無効の選択を受け付け、また、少なくともその設定項目の選択値として有効が選択されている場合に、その設定項目の設定値の入力を受け付ける。一方、タッチパネル120は、その設定画面において、その設置項目の選択値として無効の選択を受け付けた場合には、その設定画面から別の画面に表示を切り替える。別の画面は、少なくともその設定項目の設定値の入力を受け付けることのできない画面であればよい。例えば、別の画面は、設定画面が表示される前に表示されていた画面であってもよく、複数の設定項目の中から、予め定められた設定項目を選択することのできる画面であってもよい。
操作制御部130は、情報処理装置100での処理を制御する制御部である。例えば、操作制御部130は、表示用データ記憶部112に記憶されている表示用データを用いて、画面データを生成する。そして、操作制御部130は、生成された画面データをタッチパネル120に送り、それに基づいてタッチパネル120に画面を表示させて、その画面を介して入力を受け付ける。これにより、操作制御部130は、タッチパネル120における画面遷移を制御するとともに、ユーザからの入力を基づいて、図示しない機能実行部における機能の実行を制御する。なお、操作制御部130は、タッチパネル120が予め定められた設定項目に関する設定画面への画面遷移の指示を受け付けた際に、記憶部110に記憶されている選択値が無効を示す場合に、予め定められた設定項目の選択値として有効が選択された設定画面をタッチパネル120に表示させる。また、図示しない機能実行部は、例えば、紙等の媒体に画像を形成する画像形成部であればよい。
【0014】
図3は、タッチパネル120に表示されるコピー機能設定画面の一例を示す概略図である。
図示するように、コピー機能設定画面140は、コピー機能に付随する設定項目を選択するための領域であるボタン141〜148を有する。これらのボタン141〜148が押下されると、操作制御部130は、押下されたボタン141〜148に対応する設定項目に関する設定画面を表示するための画面データを生成する。そして、操作制御部130は、生成された画面データをタッチパネル120に送り、選択された設定項目に関する設定画面を表示させる。
【0015】
図4は、枠消去の設定画面の一例を示す概略図である。
枠消去の設定画面150は、図3のコピー機能設定画面140において、枠消去機能を選択するための「Edge Erase」ボタン146が押下された際に表示される画面である。枠消去の設定画面150は、枠消去オンオフ値及び枠消去幅の値の設定を受け付ける。
枠消去の設定画面150は、ONボタン151と、OFFボタン152と、枠消去幅加算ボタン153と、枠消去幅減算ボタン154と、枠消去幅表示領域155と、OKボタン156と、Cancelボタン157とを有する。
ONボタン151は、枠消去機能を有効にすることを選択する領域であり、ONボタン151が押下された場合には、操作制御部130は、図2に示されている設定テーブル111aにおいて、一時枠消去オンオフ値欄111dを「オン」に設定する。
OFFボタン152は、枠消去機能を無効にすることを選択する領域であり、OFFボタン152が押下された場合には、操作制御部130は、設定テーブル111aにおいて、枠消去オンオフ値欄111bを「オフ」に設定するとともに、タッチパネル120に表示させる画面を、コピー機能設定画面に戻す。
枠消去幅加算ボタン153は、枠消去幅を「1」増やす指示を入力するための領域であり、枠消去幅加算ボタン153が押下された場合には、操作制御部130は、設定テーブル111aにおいて、一時枠消去幅欄111eに格納されている値に「1」を加算するとともに、枠消去幅表示領域155に表示されている値に「1」を加算する。
枠消去幅減算ボタン154は、枠消去幅を「1」減らす指示を入力するための領域であり、枠消去幅減算ボタン154が押下された場合には、操作制御部130は、設定テーブル111aにおいて、一時枠消去幅欄111eに格納されている値から「1」を減算するとともに、枠消去幅表示領域155に表示されている値から「1」を減算する。
枠消去幅表示領域155は、枠消去の設定画面150で設定された枠消去幅の値を表示する領域であり、設定テーブル111aの一時枠消去幅欄111eに格納されている値に対応する。
OKボタン156は、枠消去の設定画面150に表示されている枠消去オンオフ値(ここでは「オン」のみ)及び枠消去幅の値を確定する指示を入力する領域である。OKボタン156が押下された場合には、操作制御部130は、設定テーブル111aにおいて、一時枠消去オンオフ値欄111d及び一時枠消去幅欄111eに格納されている値を、枠消去オンオフ値欄111b及び枠消去幅欄111cにそれぞれコピーする。そして、操作制御部130は、タッチパネル120に表示させる画面を、コピー機能設定画面に戻す。
Cancelボタン157は、枠消去の設定画面150への入力をキャンセルする指示を入力する領域である。Cancelボタン157が押下された場合には、操作制御部130は、タッチパネル120に表示させる画面を、コピー機能設定画面に戻す。
【0016】
図5は、枠消去オンオフ値がオン、言い換えると、ONボタン151#が選択された状態で、枠消去幅加算ボタン153#が押下されて、枠消去幅の値が「10」となった場合の枠消去の設定画面150#を示す概略図である。
図6は、図4に示されている枠消去の設定画面150において、枠消去オンオフ値がオンの状態で、OKボタン156が押下されて、再度表示されたコピー機能設定画面140#を示す概略図である。図6では、枠消去オンオフ値がオンであることを示すために、「Edge Erase」ボタン146に「ON」が表示されている。
【0017】
(動作の説明)
図7は、実施の形態1における枠消去の設定画面を読み出す動作を示すフローチャートである。
図7のフローチャートは、タッチパネル120に図3に示すようなコピー機能設定画面140が表示されているものとして説明する。
まず、操作制御部130は、コピー機能設定画面140において枠消去機能に対応するボタン146が押下されたか否かを判断する(S10)。枠消去機能に対応するボタン146が押下された場合(S10でYes)には、処理はステップS11に進む。
ステップS11では、操作制御部130は、枠消去機能がオフになっているか否かを判断する。具体的には、操作制御部130は、設定記憶部111に記憶されている設定テーブル111aを参照して、枠消去オンオフ値欄111bに格納されている値が「オフ」であるか否かを判断する。枠消去オンオフ値欄111bに格納されている値が「オフ」である場合(S11でYes)には、処理はステップS12に進む。枠消去オンオフ値欄111bに格納されている値が「オン」である場合(S11でNo)には、処理はステップS13に進む。
【0018】
ステップS12では、操作制御部130は、設定テーブル111aにおいて、一時枠消去オンオフ値欄111dに格納されている値を「オン」に設定し、一時枠消去幅欄111eに枠消去オンオフ値欄111bに格納されている値を設定する。ここで、情報処理装置100の電源投入時(使用開始時)には、枠消去オンオフ値欄111bに予め定められた初期値が格納されている。そして、処理はステップS14に進む。
【0019】
ステップS13では、操作制御部130は、設定テーブル111aにおいて、一時枠消去オンオフ値欄111dに枠消去オンオフ値欄111bに格納されている値を設定し、一時枠消去幅欄111eに枠消去幅欄111cに格納されている値を設定する。そして、処理はステップS14に進む。
【0020】
ステップS14では、操作制御部130は、表示用データ記憶部112に記憶されている表示用データ及び設定テーブル111aを用いて、枠消去の設定画面150の画面データを生成して、タッチパネル120に送る。そして、タッチパネル120は、受け取った画面データに基づいて、枠消去の設定画面150を表示する。ここで、枠消去の設定画面150では、一時枠消去オンオフ値欄111dに格納されている「オン」の値に基づいて、ONボタン151が選択された状態となっており、また、一時枠消去幅欄111eに格納されている値に基づいて、枠消去幅表示領域155に枠消去幅が表示される。
【0021】
図7のフローチャートによれば、枠消去機能の設定が「オフ」になっていたとしても、言い換えると、設定テーブル111aの枠消去オンオフ値欄111bに「オフ」の値が格納されていたとしても、枠消去の設定画面150を表示する際には、枠消去機能を「オン」に設定した状態、言い換えると、ONボタン151が選択された状態で表示される。このため、ユーザが、枠消去の設定画面150において、ONボタン151を押下する手間を削減することができる。
【0022】
図8は、実施の形態1における枠消去の設定画面での動作を示すフローチャートである。
図8のフローチャートは、タッチパネル120に図4に示すような枠消去の設定画面150が表示されているものとして説明する。
操作制御部130は、枠消去の設定画面150において、何れかのボタンが押下されたか否かを判断する(S20)。何れかのボタンが押下された場合(S20でYes)には、処理はステップS21に進む。
【0023】
ステップS21では、操作制御部130は、押下されたボタンが枠消去幅加算ボタン153であるか否かを判断する。押下されたボタンが枠消去幅加算ボタン153である場合(S21でYes)には、処理はステップS22に進み、押下されたボタンが枠消去幅加算ボタン153ではない場合(S21でNo)には、処理はステップS23に進む。
ステップS22では、操作制御部130は、枠消去幅加算処理を行う。この処理については、図9を用いて後述する。
【0024】
ステップS23では、操作制御部130は、押下されたボタンが枠消去幅減算ボタン154であるか否かを判断する。押下されたボタンが枠消去幅減算ボタン154である場合(S23でYes)には、処理はステップS24に進み、押下されたボタンが枠消去幅減算ボタン154ではない場合(S23でNo)には、処理はステップS25に進む。
ステップS24では、操作制御部130は、枠消去幅減算処理を行う。この処理については、図10を用いて後述する。
【0025】
ステップS25では、操作制御部130は、押下されたボタンがOKボタン156であるか否かを判断する。押下されたボタンがOKボタン156である場合(S25でYes)には、処理はステップS26に進み、押下されたボタンがOKボタン156ではない場合(S25でNo)には、処理はステップS27に進む。
ステップS26では、操作制御部130は、確定処理を行う。この処理については、図11を用いて後述する。
【0026】
ステップS27では、操作制御部130は、押下されたボタンがOFFボタン152であるか否かを判断する。押下されたボタンがOFFボタン152である場合(S27でYes)には、処理はステップS28に進む。押下されたボタンがOFFボタン152ではない場合(S27でNo)には、Cancelボタン157が押下されたことになるため、処理はステップS29に進む。
ステップS28では、操作制御部130は、OFF処理を行う。この処理については、図12を用いて後述する。
【0027】
ステップS29では、操作制御部130は、タッチパネル120に、枠消去の設定画面を消去させて、コピー機能設定画面140の表示に戻させる。具体的には、操作制御部130は、表示用データ記憶部112に記憶されている表示用データ及び設定テーブル111aを用いて、コピー機能設定画面の画面データを生成して、タッチパネル120に送る。そして、タッチパネル120は、受け取った画面データに基づいて、コピー機能設定画面を表示する。
【0028】
図9は、実施の形態1における枠消去幅加算処理を示すフローチャートである。
操作制御部130は、設定記憶部111に記憶されている設定テーブル111aの一時枠消去幅欄111eに格納されている値を判定する(S30)。この値が、予め定められた閾値である枠消去幅の上限値と等しい場合(S30でYes)には、操作制御部130は何もせずに、処理は図8のステップS20に進む。この値が、予め定められた閾値である枠消去幅の上限値未満である場合(S30でNo)には、処理はステップS31に進む。
ステップS31では、操作制御部130は、設定テーブル111aの一時枠消去幅欄111eに格納されている値に「1」を加算する。
そして、操作制御部130は、設定テーブル111aの一時枠消去幅欄111eに格納されている値を、枠消去の設定画面150の枠消去幅表示領域155に反映する(S32)。
次に、処理は、図8のステップS20に進む。
【0029】
図10は、実施の形態1における枠消去幅減算処理を示すフローチャートである。
操作制御部130は、設定記憶部111に記憶されている設定テーブル111aの一時枠消去幅欄111eに格納されている値を判定する(S40)。この値が、予め定められた閾値である枠消去幅の下限値と等しい場合(S40でYes)には、操作制御部130は何もせずに、処理は図8のステップS20に進む。この値が、予め定められた閾値である枠消去幅の下限値よりも大きい場合(S40でNo)には、処理はステップS41に進む。
ステップS41では、操作制御部130は、設定テーブル111aの一時枠消去幅欄111eに格納されている値から「1」を減算する。
そして、操作制御部130は、設定テーブル111aの一時枠消去幅欄111eに格納されている値を、枠消去の設定画面150の枠消去幅表示領域155に反映する(S42)。
次に、処理は、図8のステップS20に進む。
【0030】
図11は、実施の形態1における確定処理を示すフローチャートである。
操作制御部130は、設定記憶部111に記憶されている設定テーブル111aにおいて、一時枠消去オンオフ値欄111dに格納されている値を枠消去オンオフ値欄111bにコピーし、一時枠消去幅欄111eの値を枠消去幅欄111cにコピーする(S50)。そして、処理は図8のステップS29に進む。
【0031】
図12は、実施の形態1におけるOFF処理を示すフローチャートである。
操作制御部130は、設定記憶部111に記憶されている設定テーブル111aにおいて、枠消去オンオフ値欄111bに「オフ」を設定する(S60)。そして、処理は図8のステップS29に進む。
【0032】
図8及び図12のフローチャートによれば、枠消去の設定画面150においてOFFボタン152が押下された場合には、タッチパネル120の表示がコピー機能設定画面に戻るため、ユーザは、OKボタン156をさらに押下する等、コピー機能設定画面に戻る操作を重複して行う必要がなくなる。
【0033】
以上に記載された実施の形態によれば、コピー機能設定画面上で枠消去オンオフ値がオフの場合でも、枠消去機能に対応するボタンが押下されると、ユーザによる操作なしに枠消去の設定画面上で枠消去オンオフ値をオンにするとともに、枠消去の設定画面上で枠消去オンオフ値がオフにされたら即座に枠消去の設定画面が閉じられるため、操作効率を向上させることができる。
【0034】
以上に記載された実施の形態1における情報処理装置は、例えば、プリンタ、複写機、複合装置(MFP)又はファクシミリ装置等である。
【0035】
以上に記載された実施の形態1では、タッチパネルの実装方式として抵抗膜方式を用いる例を説明したが、代わりに静電容量方式を用いる構成も可能である。
【0036】
以上に記載された実施の形態1では、予め定められた設定項目は、画像を形成する媒体の端に余白を形成する枠消去機能を設定する項目であり、その選択値は、枠消去機能を有効にするか否かを選択する値であり、その設定値は、枠消去機能を有効にした場合における余白の大きさを示す値であったが、このような例に限定されるものではない。
例えば、予め定められた設定項目は、情報処理装置100の不使用期間が予め定められた閾値時間を超えた場合に、情報処理装置100を省電力状態に移行させるスリープ機能を設定する項目であり、その選択値は、スリープ機能を有効にするか否かを選択する値であり、その設定値は、スリープ機能を有効にした場合における閾値時間を示す値であってもよい。ここで、省電力状態は、情報処理装置100で情報を処理することのできる通常状態よりも省電力の状態である。
また、予め定められた設定項目は、選択値として、一枚の原稿から読み取られた画像を一枚の媒体(紙)に複数配置する機能であるリピート機能を設定する項目であり、その選択値は、リピート機能を有効にするか否かを選択する値であり、その設定値は、リピート機能を有効にした場合の原稿の配置数、例えば、「2UP(画像を2つ配置)」又は「4UP(画像を4つ配置)」を示す値であってもよい。
さらに、予め定められた設定項目は、綴じ代となる余白を配置する機能であるマージン機能を設定する項目であり、その選択値は、マージン機能を有効にするか否かを選択する値であり、その設定値は、マージン機能を有効にした場合の余白の大きさ(媒体の端からの幅)を示す値であってもよい。
【符号の説明】
【0037】
100 情報処理装置、 110 記憶部、 111 設定記憶部、 112 表示用データ記憶部、 120 タッチパネル、 130 操作制御部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
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図10
図11
図12