(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、第1端末側の無線接続を切断しないことを前提にして、第1端末と第2端末との間の接続過程を簡単化する接続方法
、装置
、プログラム及び記録媒体を提供した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例における第1方面によると、第1端末に用いられる接続方法が提供され、該方法は、
P2Pグループを構築することと、
前記P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定することと、
前記第2端末が前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に接続するように前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信することと、を含む。
【0006】
また、前記P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定することは、
前記P2Pグループを構築する時にランダムに生成されたSSID及び接続パスワードを取得し、
前記ランダムに生成されたSSID及び接続パスワードを前記P2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定すること、或いは、
ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを取得し、
前記ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを前記P2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定することを含むことが好ましい。
【0007】
また、前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信することは、
同じLAN介して前記SSID及び接続パスワードを直接に第2端末に送信すること、或いは、
ブルートゥース介して前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信すること、或いは、
NFCで前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信すること、或いは、
WIFIフレームを放送することにより前記WIFIフレームの予定フィールド内に付加されている前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信することを含むことが好ましい。
【0008】
本発明の実施例における第2方面によると、第2端末に用いられる接続方法が提供され、該方法は、
第1端末から送信された、前記第1端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードとするSSID及び接続パスワードを受信することと、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に接続することと、を含む。
【0009】
また、第1端末から送信されたSSID及び接続パスワードを受信することは、
同じLAN介して前記第1端末から直接に送信された前記SSID及び接続パスワードを受信すること、或いは、
ブルートゥース介して前記SSID及び接続パスワードを受信すること、或いは、
NFCで前記SSID及び接続パスワードを受信すること、或いは、
WIFIフレームをモニタリングし、モニタリングされたWIFIフレームを解析することにより前記WIFIフレームの予定フィールド内に付加されている前記SSID及び接続パスワードを取得することを含むことが好ましい。
【0010】
本発明の実施例における第3方面によると、第2端末に用いられる接続方法が提供され、該方法は、
SSID及び接続パスワードを生成することと、
第1端末が前記SSID及び接続パスワードを取得するとともに、前記SSID及び接続パスワードによってP2Pグループを構築するように、前記SSID及び接続パスワードを予定の方式で表示することと、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に構築されたP2Pグループに接続することと、を含む。
【0011】
また、前記SSID及び接続パスワードを予定の方式で表示することは、
前記SSID及び接続パスワードを二次元コード形式で前記第2端末のスクリーンに表示することを含むことが好ましい。
【0012】
本発明の実施例における第4方面によると、第1端末に用いられる接続方法が提供され、該方法は、
第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得することと、
P2Pグループを構築することと、
前記第2端末が前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に接続するように、前記P2PグループのSSID及び接続パスワードを前記第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードに設定することと、を含む。
【0013】
また、前記第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得することは、
第2端末のスクリーンにおいて予定の方式で表示されている、前記第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを指示するための図形を撮影することと、
撮影された前記図形から前記SSID及び接続パスワードを抽出することと、を含むことが好ましい。
【0014】
また、前記図形が二次元コードであることが好ましい。
【0015】
本発明の実施例における第5方面によると、第1端末に用いられる接続装置が提供され、該装置は、
P2Pグループを構築するための構築モジュールと、
前記P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定するための確定モジュールと、
前記第2端末が前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に接続するように前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信するための送信モジュールと、を含む。
【0016】
また、前記確定モジュールは、
前記P2Pグループを構築する時にランダムに生成されたSSID及び接続パスワードを取得するための第1取得サブモジュールと、
前記ランダムに生成されたSSID及び接続パスワードを前記P2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定するための第1確定サブモジュールとを含み、或いは、
ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを取得するための第2取得サブモジュールと、
前記ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを前記P2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定するための第2確定サブモジュールとを含むことが好ましい。
【0017】
また、前記送信モジュールは、
同じLAN介して前記SSID及び接続パスワードを直接に第2端末に送信し、或いは、
ブルートゥース介して前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信し、或いは、
NFCで前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信し、或いは、
WIFIフレームを放送することにより前記WIFIフレームの予定フィールド内に付加されている前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信するように用いられることが好ましい。
【0018】
本発明の実施例における第6方面によると、第2端末に用いられる接続装置が提供され、該装置は、
第1端末から送信された、前記第1端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードとするSSID及び接続パスワードを受信するための受信モジュールと、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に接続するための第1接続モジュールとを含む。
【0019】
また、前記受信モジュールは、
同じLAN介して前記第1端末から直接に送信された前記SSID及び接続パスワードを受信し、或いは、
ブルートゥース介して前記SSID及び接続パスワードを受信し、或いは、
NFCで前記SSID及び接続パスワードを受信し、或いは、
WIFIフレームをモニタリングし、モニタリングされたWIFIフレームを解析することにより前記WIFIフレームの予定フィールド内に付加されている前記SSID及び接続パスワードを取得するように用いられることが好ましい。
【0020】
本発明の実施例における第7方面によると、第2端末に用いられる接続装置が提供され、該装置は、
生成されたSSID及び接続パスワードを取得するための第1取得モジュールと、
前記SSID及び接続パスワードによって予定の方式で図形を生成するための生成モジュールと、
第1端末が前記SSID及び接続パスワードを取得するとともに、前記SSID及び接続パスワードによってP2Pグループを構築するように前記図形を前記第2端末のスクリーンに表示するための表示モジュールと、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に構築されたP2Pグループに接続するための第2接続モジュールと、を含む。
【0021】
また、前記図形が二次元コードであることが好ましい。
【0022】
本発明の実施例における第8方面によると、第1端末に用いられる接続装置が提供され、該装置は、
P2Pグループを構築するための構築モジュールと、
第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得するための第2取得モジュールと、
前記第2端末が前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に接続するように、前記P2PグループのSSID及び接続パスワードを前記第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードに設定するための設定モジュールと、を含む。
【0023】
また、前記第2取得モジュールは、
第2端末のスクリーンにおいて予定の方式で表示されている、前記第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを指示するための図形を撮影するための撮影サブモジュールと、
撮影された前記図形から前記SSID及び接続パスワードを抽出するための抽出サブモジュールと、を含むことが好ましい。
【0024】
また、前記図形が二次元コードであることが好ましい。
【0025】
本発明の実施例における第9方面によると、接続装置が提供され、該装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーと、を含み、
その中に、前記プロセッサーは、
P2Pグループを構築し、
前記P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定し、
第2端末が前記SSID及び接続パスワードによって前記装置に接続するように、前記SSID及び接続パスワードを第2端末に送信するように配置されている。
【0026】
本発明の実施例における第10方面によると、接続装置が提供され、該装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーと、を含み、
その中に、前記プロセッサーは、
第1端末から送信された、前記第1端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードとするSSID及び接続パスワードを受信し、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に接続するように配置されている。
【0027】
本発明の実施例における第11方面によると、接続装置が提供され、該装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーと、を含み、
その中に、前記プロセッサーは、
SSID及び接続パスワードを生成し、
第1端末が前記SSID及び接続パスワードを取得するとともに、前記SSID及び接続パスワードによってP2Pグループを構築するように、前記SSID及び接続パスワードを予定の方式で表示し、
SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に構築されたP2Pグループに接続するように配置されている。
【0028】
本発明の実施例における第12方面によると、接続装置が提供され、該装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーと、を含み、
その中に、前記プロセッサーは、
第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得し、
P2Pグループを構築し、
前記第2端末が前記SSID及び接続パスワードによって前記装置に接続するように、前記P2PグループのSSID及び接続パスワードを前記第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードに設定するように配置されている。
【0029】
本発明のその他の局面は、
プロセッサに実行されることにより、前記方法を実現することを特徴とするプログラムを提供する。
【0030】
本発明のその他の局面は、
前記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
【発明の効果】
【0031】
本発明の実施例により提供された技術方案は、下記の有益な効果を含む。
【0032】
本発明の実施例において、第1端末(移動端末を例とする。)がP2Pグループ(P2P group)を構築した後、該P2PグループのSSID及び接続パスワードを第2端末(スマートテレビを例とする。)に送信し、或いは、該P2PグループのSSID及び接続パスワードをスマートテレビにより提供されたSSID及び接続パスワードに設定する。このようにして、接続の前に、SSID及び接続パスワードという情報が既に伝送され、スマートテレビが移動端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードを取得できるため、該SSID及び接続パスワードを使用して該端末機器に直接に接続できるが、伝統的なP2P接続を確立する時に複雑な検知、協議などの過程が必要なく、さらに、構築するのがP2Pグループであるため、移動端末側が元の無線接続を切断する必要がない。
【0033】
理解すべきは、上記の一般的な説明及び後述の詳細な説明は、例示及び解釈のためのものだけであり、本発明を限定するためのものではない。
【発明を実施するための形態】
【0035】
ここで例示するための実施例を詳細に説明し、その例示が図面に示された。以下の説明が図面に係る時に、別途に特に示されているもの以外に、異なる図面における同じ符号が相同又は類似する要素を表す。以下の例示するための実施例に記載の実施の形態が本発明と一致する全ての実施の形態を代表するものではない。逆に、これらが特許請求の範囲に記載の本発明の一部の方面と一致する装置及び方法の例だけである。
【0036】
図1は、1つの例示するための実施例により示された接続方法のフローチャートである。該方法が第1端末、例えば、携帯電話、タブレットPCなどの移動端末に用いられることが可能である。
図1に示すように、該方法は、ステップS101と、ステップS102と、ステップS103とを含む。
【0037】
ステップS101において、第1端末がP2Pグループを構築する。
【0038】
本実施例において、第1端末側が先にP2Pグループ(P2P group)を構築する必要がある。P2P groupがホットスポットとして理解されてもよい。但し、P2P groupを構築するには元の無線接続を切断する必要がない。例えば、1つのシーンにおいて、第1端末がインターネットビデオを第2端末に共有するためにWiFIを介してインターネットに接続される。第1端末がAPを構築して第2端末を登録させる場合、第1端末が元に接続されているインターネットを切断するので、ビデオの共有の意味がなくなる。本実施例において、第1端末の構築するものがP2Pグループであるため、ネットワークを切断することがなくなるので、ビデオの共有に影響を与えない。
【0039】
ステップS102において、第1端末がP2PグループのSSID(Service Set Identifier、サービスセット識別子)及び接続パスワードを確定する。
【0040】
図2〜
図3に示すように、本実施例或は本発明の他の一部の実施例において、P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定することは、
第1端末が、P2Pグループを構築する時にランダムに生成されたSSID及び接続パスワードを取得するステップS201と、
第1端末が、ランダムに生成されたSSID及び接続パスワードをP2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定するステップS202とを含む。
【0041】
或いは、
第1端末が、ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを取得するステップS301と、
第1端末が、ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードをP2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定するステップS302とを含む。
【0042】
ステップS103において、第2端末がSSID及び接続パスワードによって第1端末に接続するように、第1端末がSSID及び接続パスワードを第2端末に送信する。
【0043】
該シーンは、
図4に示すようである。
図4において、401が第1端末、具体的には携帯電話であり、402が第2端末、具体的にはスマートテレビボックスであり、403がスマートテレビボックス402と接続している伝統的なテレビである。携帯電話401がP2Pグループを構築した後、該P2PグループのSSID及び接続パスワードをスマートテレビボックス402に送信し、スマートテレビボックス402を該SSID及び接続パスワードによって携帯電話401に接続することができる。
【0044】
接続を確立した後、両者が標準化されたRTSP(リアルタイム・ストリーミング・プロトコル)などのやり取りが始まることができる。接続を確立した後の後続データ伝送プロセスについてMiracast技術を参照することができ、本実施例において説明を省略する。
【0045】
第1端末がどの方式でSSID及び接続パスワードを第2端末に送信するかについて、本実施例において特に限定されない。例えば、本実施例或は本発明の他の一部の実施例において、SSID及び接続パスワードを第2端末に送信することは、
第1端末が同じLAN介してSSID及び接続パスワードを直接に第2端末に送信すること、或いは、
第1端末がブルートゥース介してSSID及び接続パスワードを第2端末に送信すること、或いは、
第1端末がNFCでSSID及び接続パスワードを第2端末に送信すること、或いは、
第1端末がWIFIフレームを放送することにより、WIFIフレームの予定フィールド内に付加されているSSID及び接続パスワードを第2端末に送信することを含む。
【0046】
その最後の情況に対して、例示として、WIFIフレームがProbe Request(プローブ要求)である。Probe Requestが区域内で現在どのような802.11ネットワークを有するかをスキャンするように用いられ、機器はProbe Requestを主動的に送信して、AP(アクセスポイント)の該プローブフレームに対する応答(Probe Response)を待ち、この方式でAPに対する検知を実現する。第1端末がSSID及び接続パスワードをProbe RequestのSSIDフィールド内に付加した後に放送し、これにより第1端末と第2端末との間で事前に如何なる接続を確立する必要がなく、第2端末がモニタリングするだけでよく、第1端に送信されたProbe Requestをモニタリングした後、SSIDフィールド内からSSID及び接続パスワードを解析する。
【0047】
図5は、1つの例示するための実施例により示された接続方法のフローチャートである。該方法は、第2端末、例えば、スマートテレビ、スマートテレビボックス、インテリジェントスピーカーなどに用いられる。
図5に示すように、該方法は、ステップS501と、ステップS502とを含み、
ステップS501において、第2端末が、第1端末から送信された、第1端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードとするSSID及び接続パスワードを受信する。
【0048】
ステップS502において、第2端末がSSID及び接続パスワードによって第1端末に接続する。
【0049】
本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、第1端末から送信されたSSID及び接続パスワードを受信することは、
同じLAN介して第1端末から直接に送信されたSSID及び接続パスワードを受信すること、或いは、
ブルートゥース介してSSID及び接続パスワードを受信すること、或いは、
NFCでSSID及び接続パスワードを受信すること、或いは、
WIFIフレームをモニタリングし、モニタリングされたWIFIフレームを解析することによりWIFIフレームの予定フィールド内に付加されているSSID及び接続パスワードを取得する。
【0050】
図6は、1つの例示するための実施例により示された接続方法のフローチャートである。該方法が第2端末、例えばスマートテレビ、スマートテレビボックス、インテリジェントスピーカーなどに用いられる。
図6に示すように、該方法は、ステップS601と、ステップS602と、ステップS603とを含む。
【0051】
ステップS601において、第2端末がSSID及び接続パスワードを生成する。
【0052】
本実施例において、依然として第1端末によりP2Pグループが構築されて、第2端末を第1端末に接続させるようになる。但し、第1端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードが第1端末により決められるものではなく、第2端末により決められるものであり、言い換えれば、第1端末が第2端末により知られるSSID及び接続パスワードでP2Pグループを構築し、このようにして、第2端末が第1端末に直接に接続すればよく、両者の間の接続を確立する過程が簡単化され、検知、協議などのステップが要らない。
【0053】
第2端末のSSID及び接続パスワードがどうやって生成されたのかについて、例えば、予定のランダムアルゴリズムを採用してランダムに生成されてよく、本実施例において特に限定されない。
【0054】
例示として、本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、SSID及び接続パスワードを取得することは、
第2端末が、予め設定され、或はランダムに生成されたSSID及び接続パスワードを取得すること、或いは、
第2端末がユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを受信することを含む。
【0055】
言い換えれば、該SSID及び接続パスワードは、ユーザーにより第2端末において設定されるものであってもよく、第2端末の内部で予め設定されるものであってもよく、例えば、SSIDが第2端末のシリアル番号であり、接続パスワードが予め123456に設定されるなどのようにしてもよい。
【0056】
ステップS602において、第1端末が前記SSID及び接続パスワードを取得するとともに、前記SSID及び接続パスワードによってP2Pグループを構築するように、第2端末が前記SSID及び接続パスワードを予定の方式で表示する。
【0057】
ステップS603において、第2端末が前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に構築されたP2Pグループに接続する。
【0058】
例えば、前記SSID及び接続パスワードを予定の方式で表示することは、
前記SSID及び接続パスワードを二次元コードの形式で前記第2端末のスクリーンに表示することを含む。
【0059】
第2端末が二次元コードを自体のスクリーンに表示して、第1端末が該二次元コードを撮影して解析することにより、SSID及び接続パスワードを取得することができる。このような方式によって、2つの端末の間で事前に如何なる接続を確立する必要がなく、SSID及び接続パスワードを送信することができ、非常に便利である。
【0060】
例示として、該シーンが
図7に示すようである。
図7において、701が第1端末、具体的には携帯電話であり、702が第2端末、具体的にはスマートテレビボックスであり、703が伝統的なテレビである。スマートテレビボックス702が二次元コードを生成した後、該二次元コードがテレビ703に表示され、携帯電話701が該二次元コードを撮影することにより、SSID及び接続パスワードを取得できる。
【0061】
図8が1つの例示するための実施例により示された接続方法のフローチャートである。該方法が第1端末、例えば、携帯電話、タブレットPCなどの移動端末に用いられる。
図8に示すように、該方法は、ステップS801と、ステップS802と、ステップS803とを含む。
【0062】
ステップS801において、第1端末が第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得する。
【0063】
ステップS802において、第1端末がP2Pグループを構築する。
【0064】
説明すべきは、ステップS801、S802の前後順番は、本実施例において特に限定されない。
【0065】
ステップS803において、第2端末がSSID及び接続パスワードによって第1端末に接続するように、第1端末がP2PグループのSSID及び接続パスワードを第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードに設定する。
【0066】
図9に示すように、本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得することは、ステップS901と、ステップS902とを含む。
【0067】
ステップS901において、第1端末が第2端末のスクリーンにおいて予定の方式で表示された、第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを指示するための図形を撮影する。例示として、該図形が二次元コードである。
【0068】
ステップS902において、第1端末が撮影された図形からSSID及び接続パスワードを抽出する。
【0069】
以下、1つの具体的なシーンを結合しながら、本発明の方案を更に説明する。
【0070】
図10は、1つの例示するための実施例により示された接続方法のシグナルマップである。本実施例において、第1端末が具体的には携帯電話であり、第2端末が具体的にはスマートテレビである。
【0071】
ステップS1001において、携帯電話がP2P group 1を構築する。
【0072】
例えば、LinuxにおけるP2P_GROUP_ADD persistentコマンドを利用してP2P groupを構築することができる。androidシステムの携帯電話に対して、アッパーインターフェースp2pGroupAddを呼び出すことによりP2Pグループの構築を実現することができる。
【0073】
ステップS1002において、携帯電話がP2P group 1のSSID及び接続パスワードを確定する。
【0074】
ステップS1003において、携帯電話がP2P group 1のSSID及び接続パスワードをスマートテレビに送信する。
【0075】
ステップS1004において、スマートテレビが該SSID及び接続パスワードによって携帯電話との接続を確立する。
【0076】
ステップS1005において、もう1回接続する必要がある時に、携帯電話がP2P group 2を構築した。
【0077】
ステップS1006において、スマートテレビがP2P group 2のSSID及び接続パスワードを提供するとともに、それを二次元コードの形式で自体のスクリーンに表示する。
【0078】
ステップS1007において、携帯電話が該二次元コードを撮影することにより該SSID及び接続パスワードを取得した。
【0079】
ステップS1008において、携帯電話がP2P group 2を該SSID及び接続パスワードとして設定する。
【0080】
ステップS1009において、スマートテレビが該SSID及び接続パスワードによって携帯電話との接続を確立した。
【0081】
図11が1つの例示するための実施例により示された接続装置のブロック図である。該装置が第1端末に用いられる。
図11に示すように、該装置は、
P2Pグループを構築するための構築モジュール1101と、
P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定するための確定モジュール1102と、
第2端末がSSID及び接続パスワードによって第1端末に接続するように、SSID及び接続パスワードを第2端末に送信するための送信モジュール1103とを含む。
【0082】
図12及び
図13に示すように、本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、確定モジュールは、
P2Pグループを構築する時にランダムに生成されたSSID及び接続パスワードを取得するための第1取得サブモジュール1201と、
ランダムに生成されたSSID及び接続パスワードをP2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定するための第1確定サブモジュール1202とを含み、
或いは、
ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを取得するための第2取得サブモジュール1301と、
ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードをP2PグループのSSID及び接続パスワードとして確定するための第2確定サブモジュール1302とを含む。
【0083】
本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、送信モジュールは、
同じLAN介してSSID及び接続パスワードを直接に第2端末に送信し、或いは、
ブルートゥース介してSSID及び接続パスワードを第2端末送信し、或いは、
NFCでSSID及び接続パスワードを第2端末に送信し、或いは、
WIFIフレームを放送することによりWIFIフレームの予定フィールド内に付加されているSSID及び接続パスワードを第2端末に送信するように用いられる。
【0084】
上記した実施例における装置に関して、その各モジュールが操作を実行する具体的な方式が既に該方法に関する実施例において詳細に説明されたが、ここで詳細に説明しない。
【0085】
図14が1つの例示するための実施例により示された接続装置のブロック図である。該装置が第2端末に用いられる。
図14に示すように、該装置は、
第1端末から送信された、第1端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードとするSSID及び接続パスワードを受信するための受信モジュール1401と、
SSID及び接続パスワードによって第1端末に接続するための第1接続モジュール1402とを含む。
【0086】
本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、受信モジュールは、
同じLAN介して第1端末から直接に送信されたSSID及び接続パスワードを受信し、或いは、
ブルートゥース介してSSID及び接続パスワードを受信し、或いは、
NFCでSSID及び接続パスワードを受信し、或いは、
WIFIフレームをモニタリングし、モニタリングされたWIFIフレームを解析することによりWIFIフレームの予定フィールド内に付加されているSSID及び接続パスワードを取得するように用いられる。
【0087】
上記した実施例における装置に関して、その各モジュールが操作を実行する具体的な方式が既に該方法に関する実施例において詳細に説明されたが、ここで詳細に説明しない。
【0088】
図15が1つの例示するための実施例により示された接続装置のブロック図である。該装置が第2端末に用いられる。
図15に示すように、該装置は、
生成されたSSID及び接続パスワードを取得するための第1取得モジュール1501と、
前記SSID及び接続パスワードによって予定の方式で図形、例えば、二次元コードとする図形を生成するための生成モジュール1502と、
第1端末が前記SSID及び接続パスワードを取得するとともに、前記SSID及び接続パスワードによってP2Pグループを構築するように、該図形を前記第2端末のスクリーンに表示するための表示モジュール1503と、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に構築されたP2Pグループに接続するための第2接続モジュール1504とを含む。
【0089】
本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、第1取得モジュールは、
予め設定されたSSID及び接続パスワードを取得し、或いは、
ユーザーにより入力されたSSID及び接続パスワードを受信するように用いられる。
【0090】
上記した実施例における装置に関して、その各モジュールが操作を実行する具体的な方式が既に該方法に関する実施例において詳細に説明されたが、ここで詳細に説明しない。
【0091】
図16が1つの例示するための実施例により示された接続装置のブロック図である。該装置が第1端末に用いられる。
図16に示すように、該装置は、
P2Pグループを構築するための構築モジュール1601と、
第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得するための第2取得モジュール1602と、
第2端末がSSID及び接続パスワードによって第1端末に接続するように、P2PグループのSSID及び接続パスワードを第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードに設定するための設定モジュール1603とを含む。
【0092】
図17に示すように、本実施例或いは本発明の他の一部の実施例において、第2取得モジュールは、
第2端末のスクリーンにおいて予定の方式で表示されている、第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを指示するための図形を撮影するための撮影サブモジュール1701と、
撮影された図形からSSID及び接続パスワードを抽出するための抽出サブモジュール1702とを含む。
【0093】
上記した実施例における装置に関して、その各モジュールが操作を実行する具体的な方式が既に該方法に関する実施例において詳細に説明されたが、ここで詳細に説明しない。
【0094】
本発明には下記の接続装置がさらに公開されて、該接続装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーと、を含み、
その中に、プロセッサーが、
P2Pグループを構築し、
P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定し、
第2端末がSSID及び接続パスワードによって装置に接続するように、SSID及び接続パスワードを第2端末に送信するように配置されている。
【0095】
本発明には非一時的コンピュータ可読記憶媒体がさらに公開され、前記記憶媒体におけるコマンドが第1端末のプロセッサーにより実行される時に、第1端末が下記の方法を実行することができ、前記方法は、
P2Pグループを構築することと、
P2PグループのSSID及び接続パスワードを確定することと、
第2端末がSSID及び接続パスワードによって装置に接続するようにSSID及び接続パスワードを第2端末に送信することとを含む。
【0096】
本発明に下記の接続装置がさらに公開され、該接続装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーとを含み、
その中に、プロセッサーが、
第1端末から送信された、第1端末にセットカップされたP2PグループのSSID及び接続パスワードとするSSID及び接続パスワードを受信し、
SSID及び接続パスワードによって第1端末に接続するように配置されている。
【0097】
本発明に下記の非一時的コンピュータ可読記憶媒体がさらに公開され、前記記憶媒体におけるコマンドが第2端末のプロセッサーにより実行される時に、第2端末が下記の接続方法を実行することができ、前記方法は、
第1端末から送信された、第1端末に構築されたP2PグループのSSID及び接続パスワードとするSSID及び接続パスワードを受信することと、
SSID及び接続パスワードによって第1端末に接続することとを含む。
【0098】
本発明に下記の接続装置がさらに公開され、該接続装置が、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーとを含み、
その中に、プロセッサーが、
SSID及び接続パスワードを生成し、
第1端末が前記SSID及び接続パスワードを取得するとともに、前記SSID及び接続パスワードによってP2Pグループを構築するように、前記SSID及び接続パスワードを予定の方式で表示し、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に構築されたP2Pグループに接続するように配置されている。
【0099】
本発明に下記の非一時的コンピュータ可読記憶媒体がさらに公開され、前記記憶媒体におけるコマンドが第2端末のプロセッサーにより実行される時に、第2端末が下記の接続方法を実行することができ、前記方法は、
SSID及び接続パスワードを生成することと、
第1端末が前記SSID及び接続パスワードを取得するとともに、前記SSID及び接続パスワードによってP2Pグループを構築するように、前記SSID及び接続パスワードを予定の方式で表示することと、
前記SSID及び接続パスワードによって前記第1端末に構築されたP2Pグループに接続することとを含む。
【0100】
本発明に下記の接続装置がさらに公開され、該接続装置が、
プロセッサーと、
プロセッサーが実行可能なコマンドを記憶するためのメモリーとを含み、
その中に、プロセッサーが、
第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得し、
P2Pグループを構築し、
第2端末がSSID及び接続パスワードによって装置に接続するように、P2PグループのSSID及び接続パスワードを第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードに設定するように配置されている。
【0101】
本発明に下記の非一時的コンピュータ可読記憶媒体がさらに公開され、前記記憶媒体におけるコマンドが第1端末のプロセッサーにより実行される時に、第1端末が下記の接続方法を実行することができ、前記方法は、
第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードを取得することと、
P2Pグループを構築することと、
第2端末がSSID及び接続パスワードによって第1端末に接続するように、P2PグループのSSID及び接続パスワードを第2端末により提供されたSSID及び接続パスワードに設定することとを含む。
【0102】
図18が1つの例示するための実施例により示された接続するための装置のブロック図である。例えば、装置2800が携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、情報送受信機、ゲームコンソール、タブレット、医療機器、フィットネスマシン、携帯情報端末などであっても良い。
【0103】
図18に示すように、装置2800は、処理アセンブリー2802、メモリー2804、電力アセンブリー2806、マルチメディア・アセンブリー2808、オーディオ・アセンブリー2810、入力/出力(I/O)のポート2812、センサー・アセンブリー2814及び通信アセンブリー2816のうちの1つ又は複数を含むことが可能である。
【0104】
処理アセンブリー2802は、通常、装置2800の全体の操作、例えば、表示、電話の呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作と関連する操作をコントロールするものである。処理アセンブリー2802が1つ又は複数のプロセッサー2820を含むことが可能であり、上記の方法の全部又は一部のステップを行うようにコマンドを実行する。この以外に、処理アセンブリー2802が処理アセンブリー2802と他のアセンブリーとの間のやりとりを便利にするように1つ又は複数のモジュールを含むことが可能である。例えば、処理アセンブリー2802がマルチメディア・アセンブリー2808と処理アセンブリー2802との間のやりとりを便利にするようにマルチメディアモジュールを含むことが可能である。
【0105】
メモリー2804が装置2800の操作をサポートするように各種タイプのデータを記憶するように構成されている。これらのデータの例としては、装置2800において操作されるいずれのアプリケーションプログラム或いは方法のコマンド、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、ピクチャー、ビデオなどを含む。メモリー2804は、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリー(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリー(PROM)、リードオンリーメモリー(ROM)、磁気メモリー、フラッシュメモリー、磁気ディスク或いは光ディスクなど、いずれかのタイプの揮発性又は不揮発性メモリーデバイス或いはこれらの組合せにより実現できる。
【0106】
電力アセンブリー2806は、装置2800の各種のアセンブリーに電力を提供するものである。電力アセンブリー2806が電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置2800のための電力の生成、管理及び分配に関連する他のアセンブリーを含むことが可能である。
【0107】
マルチメディア・アセンブリー2808は、装置2800とユーザーとの間で出力ポートを提供するスクリーンを含む。一部の実施例において、スクリーンが液晶表示器(LCD)とタッチパネル(TP)とを含むことが可能である。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンがユーザーからの入力信号を受取るようにタッチスクリーンとして実現されてもよい。タッチパネルは、タッチ、滑動及びタッチパネル上の手まねを感知するように1つ又は複数のタッチセンサーを含む。タッチセンサーとしては、タッチ又は滑動という動作の境界を感知できるだけではなく、タッチ又は滑動操作に関連する継続時間及び圧力を検出することもできる。一部の実施例において、マルチメディア・アセンブリー2808は、前置きカメラ及び/或は後置ききカメラを含む。装置2800が操作モード、例えば、撮像モード或はビデオモードになる時に、前置きカメラ及び/或は後置きカメラが外部のマルチメディア・データを受取ることが可能である。それぞれの前置きカメラ及び後置きカメラが一定の光学レンズシステムであってもよいし、或は焦点距離及び光学的焦点距離可変機能を備えるものであってもよい。
【0108】
オーディオ・アセンブリー2810がオーディオ信号を出力及び/或は入力するように配置されている。例えば、オーディオ・アセンブリー2810がマイク(MIC)を含み、装置2800が操作モード、例えば、呼び出すモード、記録モード或は音声識別モードになる時に、マイクが外部のオーディオ信号を受取るように配置されている。受取られたオーディオ信号がさらにメモリー2804に記憶され、或は通信アセンブリー2816を経由して送信する。一部の実施例において、オーディオ・アセンブリー2810がオーディオ信号を出力するためのスピーカーをさらに含む。
【0109】
I/Oポート2812は、処理アセンブリー2802と周辺のポート・モジュールとの間でポートを提供するためのものであり、上記の周辺のポート・モジュールがキーボード、クリックホイール、ボタンなどにしてもよい。これらのボタンがホームページボタンと、音量ボタンと、起動ボタンと、ロックボタンとを含むが、これに限らない。
【0110】
センサー・アセンブリー2814は、1つ又は複数のセンサーを含み、装置2800に様々な面の状態を評価するためのものである。例えば、センサー・アセンブリー2814が装置2800のON/OFF状態、例えばアセンブリーが装置2800の表示器及び小さいキーボードである場合のアセンブリーの相対的な位置決めを検出することができ、センサー・アセンブリー2814が装置2800或は装置2800における1つのアセンブリーの位置変化と、ユーザーが装置2800と接触することがあるか否かのことと、装置2800の方向と位置或は加速/減速及び装置2800の温度変化とを検出することもできる。センサー・アセンブリー2814が何れの物理接触のない時に付近の物品の存在を検出するために配置される近接センサーを含むことが可能である。センサー・アセンブリー2814が結像応用に用いられる、例えば、CMOS或はCCD図像センサーのような光センサーを含むことも可能である。一部の実施例において、該センサー・アセンブリー2814が加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、圧力センサー或は温度センサーを含むこともできる。
【0111】
通信アセンブリー2816は、装置2800と他の機器との間の有線或は無線方式での通信を便利にするために配置されている。装置2800が通信標準に準ずる無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、或はこれらの組合せに接続することが可能である。1つの例示するための実施例において、通信アセンブリー2816がラジオチャンネルによって外部のラジオ管理システムからのラジオ信号又はラジオ関連の情報を受取るようになる。1つの例示するための実施例において、通信アセンブリー2816が短距離通信を促進するための近距離無線通信(NFC)モジュールを含むことも可能である。例えば、NFCモジュールは、無線周波識別(RFID)技術、赤外線データ団体(IrDA)技術、超広帯域無線通信(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術及び他の技術で実現されることが可能である。
【0112】
例示するための実施例において、装置2800が1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサー或は他の電子素子で実現され、端末側の上記の方法を実行するために用いられる。
【0113】
例示するための実施例において、コマンドを含む非一時的コンピュータ可読記録媒体、例えば、コマンドを含むメモリー2804がさらに提供され、上記のコマンドは、上記方法を完成するように、装置2800のプロセッサー2820で実行される。前記非一時的コンピュータ可読記録媒体は、例えば、ROM、ランダムアクセスメモリー(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク及び光データ記憶装置などにしてもよい。
【0114】
当業者が明細書を考慮するとともに、ここで開示された発明を実行した後、本発明の他の実施の形態を容易に想到できる。本願が本発明の全ての変形、用途或は適応的な変化を全て包括するべきである。これらの変形、用途或は適応的な変化は、本発明において開示されていない本技術分野の公知常識又は慣用技術手段を含む本発明の一般的な原理に従うものである。明細書及び実施例は、例示のものだけであり、本発明の本当の範囲及び主旨が特許請求の範囲により現れるべきである。
【0115】
本発明は、上記により既に説明されて、且つ図面に示された具体的な構造に限定されていなく、その範囲から逸脱しない限り、各種の修正及び変更をすることができる。本発明の範囲がその特許請求の範囲により限定される。