(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6186321
(24)【登録日】2017年8月4日
(45)【発行日】2017年8月23日
(54)【発明の名称】変速機コントローラ及びその電流制御方法
(51)【国際特許分類】
F16H 61/12 20100101AFI20170814BHJP
【FI】
F16H61/12
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-163505(P2014-163505)
(22)【出願日】2014年8月11日
(65)【公開番号】特開2016-38075(P2016-38075A)
(43)【公開日】2016年3月22日
【審査請求日】2015年3月27日
【審判番号】不服2016-16430(P2016-16430/J1)
【審判請求日】2016年11月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000231350
【氏名又は名称】ジヤトコ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】特許業務法人後藤特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100075513
【弁理士】
【氏名又は名称】後藤 政喜
(74)【代理人】
【識別番号】100120260
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅昭
(72)【発明者】
【氏名】木下 美樹
【合議体】
【審判長】
冨岡 和人
【審判官】
滝谷 亮一
【審判官】
小関 峰夫
(56)【参考文献】
【文献】
特開2012−167722(JP,A)
【文献】
特開2006−278238(JP,A)
【文献】
特開2009−232550(JP,A)
【文献】
特開2007−118715(JP,A)
【文献】
特開2011−191152(JP,A)
【文献】
特開2009−085137(JP,A)
【文献】
特開2009−014138(JP,A)
【文献】
特開2008−169938(JP,A)
【文献】
特開平4−171509(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16H 59/00 - 61/12
F16H 61/16 - 61/24
F16H 61/66 - 61/70
F16H 63/40 - 63/50
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
変速機に取り付けられた複数の電子デバイスに電流を供給する変速機コントローラであって、
前記変速機コントローラの温度が前記変速機コントローラの動作温度範囲を超えているか判断し、前記変速機コントローラの温度が前記変速機コントローラの動作温度範囲を超えていると判断した場合は、前記複数の電子デバイスのうち供給電流を減少させても前記変速機の変速比に影響を及ぼさない特定の電子デバイスに供給する電流を減少させる、
ように構成されることを特徴とする変速機コントローラ。
【請求項2】
請求項1に記載の変速機コントローラであって、
前記特定の電子デバイスは、前記変速機の元圧であるライン圧を調整するソレノイドバルブであり、前記変速機コントローラから供給される電流が小さいほど前記ライン圧が高くなる特性を有する、
ことを特徴とする変速機コントローラ。
【請求項3】
請求項1に記載の変速機コントローラであって、
前記特定の電子デバイスは、前記変速機のロックアップクラッチに供給するロックアップ圧を調整するソレノイドバルブであり、供給電流が小さいほど前記ロックアップクラッチに供給される油圧が低くなる特性を有する、
ことを特徴とする変速機コントローラ。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の変速機コントローラであって、
前記変速機コントローラの温度が前記変速機コントローラの動作温度範囲を超えており、かつ、車両がコースト走行状態である状況において、前記特定の電子デバイスに供給する電流を減少させる、
ように構成されることを特徴とする変速機コントローラ。
【請求項5】
変速機に取り付けられた複数の電子デバイスに電流を供給する変速機コントローラにおける電流制御方法であって、
前記変速機コントローラの温度が前記変速機コントローラの動作温度範囲を超えているか判断し、
前記変速機コントローラの温度が前記変速機コントローラの動作温度範囲を超えていると判断した場合は、前記複数の電子デバイスのうち供給電流を減少させても前記変速機の変速比に影響を及ぼさない特定の電子デバイスに供給する電流を減少させる、
ことを特徴とする変速機コントローラにおける電流制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、変速機コントローラにおける電流制御技術に関する。
【背景技術】
【0002】
変速機コントローラの誤動作を防止するためには、変速機コントローラを適正な温度範囲で使用する必要がある。
【0003】
特許文献1は、変速機コントローラを変速機のオイルパン内に収容し、変速機の作動油によって変速機コントローラが冷却されるようにすることで、変速機コントローラの温度が予め定められた動作温度範囲に収まるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−257483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、変速機コントローラが制御するソレノイドバルブ、ステップモータ等の電子デバイスの数が増加し、また、変速機コントローラに要求される演算処理能力の高まりにより、変速機コントローラの消費電力が増加傾向にある。
【0006】
変速機コントローラの発熱量が放熱量を上回ると、変速機コントローラの温度が上昇し続け、最終的には動作温度範囲を超えてしまうので、このような状況では変速機コントローラの温度を下げるための対策が必要になる。
【0007】
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、変速機コントローラの温度が動作温度範囲に収まるよう、変速機コントローラの発熱量を制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様によれば、変速機に取り付けられた複数の電子デバイスに電流を供給する変速機コントローラであって、前記変速機コントローラの温度が前記変速機コントローラの動作温度範囲を超えているか
判断し、前記変速機コントローラの温度が前記変速機コントローラの動作温度範囲を超えていると判断した場合は、前記複数の電子デバイスのうち供給電流を減少させても前記変速機の変速比に影響を及ぼさない特定の電子デバイスに供給する電流を減少させる、ように構成される変速機コントローラが提供される。
【0009】
また、これに対応する変速機コントローラの電流制御方法が提供される。
【発明の効果】
【0010】
これらの態様によれば、運転者に違和感を与える変速比変化を引き起こすことなく、変速機コントローラの温度を下げ、動作温度範囲に収めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の実施形態に係る変速機コントローラが適用される変速機の概略構成図である。
【
図3】ソレノイドバルブの出力特性図の別の例である。
【
図4】目標プライマリ圧、目標セカンダリ圧及び目標ライン圧を設定するためのテーブルである。
【
図5】変速機コントローラが実行する電流制御の内容を示したフローチャートである。
【
図6】変速機コントローラが実行する電流制御が行われる様子を示したタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態に係る変速機コントローラ10が適用される変速機1の概略構成を示している。
【0014】
変速機1は、トルクコンバータ2と、前後進切換機構3と、バリエータ4と、油圧回路5を備える。変速機1は、エンジン20から入力される回転を無段階に変速して図示しない終減速装置、デファレンシャルユニットを介して図示しない駆動輪へと伝達する。
【0015】
トルクコンバータ2は、ロックアップクラッチ21を備える。ロックアップクラッチ21に後述するロックアップ圧が供給されると、ロックアップクラッチ21が締結してポンプインペラ−タービンランナ間の滑りが無くなり、トルクコンバータ2における伝達効率が向上する。
【0016】
前後進切換機構3は、遊星歯車機構と、前進クラッチと、後進ブレーキと、とで構成される。前進クラッチ及び後進ブレーキを締結/解放することにより、変速機1は前進状態と後進状態とを切り換えることができる。
【0017】
バリエータ4は、プライマリプーリ41と、セカンダリプーリ42と、これらプーリ41、42の間に巻き掛けられるベルト43とを備える。これらプーリ41、42は、それぞれシーブ面を対向させて配置される固定シーブと可動シーブとを備え、可動シーブは可動シーブに配置される油圧シリンダに供給される油圧を調整すると軸方向に変位する。
【0018】
これらプーリ41、42の可動シーブをそれぞれ変位させると、これらプーリ41、42の溝幅が変化し、これらプーリ41、42とベルト43との接触半径が変化し、これらプーリ41、42間の回転速度比、すなわち変速機1の変速比が変化する。
【0019】
油圧回路5は、ロックアップクラッチ21、プライマリプーリ41及びセカンダリプーリ42、変速機1のその他の部位(前後進切換機構3等)に供給する油圧を調整する油圧回路であり、以下に説明する複数のソレノイドバルブ51〜54の他、図示しない複数のコントロールバルブで構成される。
【0020】
ライン圧ソレノイドバルブ51(図中、「PL圧SOL」)、プライマリ圧ソレノイドバルブ52(図中、「PL圧SOL」)及びセカンダリ圧ソレノイドバルブ53(図中、「SEC圧SOL))は、それぞれエンジン20によって駆動されるオイルポンプ55の吐出圧を元圧としてライン圧PLを調整するバルブ、ライン圧PLを元圧としてプライマリプーリ41に供給されるプライマリ圧Ppを調整するバルブ、ライン圧PLを元圧としてセカンダリプーリ42に供給されるセカンダリ圧Psを調整するバルブである。ライン圧ソレノイドバルブ51、プライマリ圧ソレノイドバルブ52及びセカンダリ圧ソレノイドバルブ53は、
図2に示すように、変速機コントローラ10から供給される電流が大きいほど出力される油圧が低くなる特性を有する。
【0021】
ロックアップ圧ソレノイドバルブ54(図中、「LU圧SOL))は、ライン圧PLを元圧としてロックアップクラッチ21に供給されるロックアップ圧LUを調整するバルブである。ロックアップ圧ソレノイドバルブ54は、
図3に示すように、変速機コントローラ10から供給される電流が大きいほど出力される油圧が高くなる特性を有する。
【0022】
変速機コントローラ10は、CPU、メモリ、入出力インターフェース等を備え、図示しない各種センサから入力される信号に基づき目標変速比を設定し、目標変速比が実現されるようプライマリ圧ソレノイドバルブ52及びセカンダリ圧ソレノイドバルブ53によってプライマリ圧Pp及びセカンダリ圧Psを調整する。
【0023】
具体的には、変速機コントローラ10は、
図4に示すテーブルを参照して目標プライマリ圧tPp及び目標セカンダリ圧tPsを設定し、プライマリ圧Pp及びセカンダリ圧Psが目標プライマリ圧tPp及び目標セカンダリ圧tPsとなるようにプライマリ圧ソレノイドバルブ52及びセカンダリ圧ソレノイドバルブ53に供給する電流を制御する。
【0024】
また、変速機コントローラ10は、
図4に示すように、目標プライマリ圧tPp及び目標セカンダリ圧tPsのうちいずれか高い方に所定の余裕代を加えた値を目標ライン圧tPLに設定し、ライン圧PLが目標ライン圧tPLとなるようにライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を制御する。これにより、ライン圧PLを目標プライマリ圧tPp及び目標セカンダリ圧tPsを実現できる最低レベルに抑え、オイルポンプ55の負荷を減らしてエンジン20の燃費を向上させる。
【0025】
また、変速機コントローラ10は、車両の運転状態に基づきロックアップクラッチ21の締結の要否を判断し、ロックアップクラッチ21の締結が必要と判断された場合にはロックアップ圧ソレノイドバルブ54を介してロックアップ圧LUを上昇させ、ロックアップクラッチ21を締結する。
【0026】
ところで、変速機コントローラ10からこれらのソレノイドバルブ51〜54に供給する電流が増大するにつれ、変速機コントローラ10の発熱量も増大する。そして、発熱量が変速機コントローラ10の形状、材質、周辺環境によって決まる放熱量を超えると、変速機コントローラ10の温度Tが上昇する。変速機コントローラ10には動作温度範囲が予め定められており、これを超えて変速機コントローラ10の温度Tが上昇する状況においては何らかの対策が必要になる。
【0027】
そこで、本実施形態ではこの点に鑑み、変速機コントローラ10が以下に説明する電流制御を行うようにし、これによって変速機コントローラ10の温度Tが動作温度範囲に収まるようにする。
【0028】
図5は、変速機コントローラ10が行う温度制御の内容を示したフローチャートである。これを参照しながら変速機コントローラ10が行う温度制御の内容について説明する。
【0029】
各ステップにおける処理について説明すると、S1では、変速機コントローラ10は、変速機コントローラ10の温度Tを取得する。変速機コントローラ10の温度Tは、変速機コントローラ10からこれらのソレノイドバルブ51〜54に供給する電流の積算値及びCPUの消費電力に基づき推定してもよいし、変速機コントローラ10に取り付けた温度センサによって検出するようにしてもよい。
【0030】
S2では、変速機コントローラ10は、変速機コントローラ10の温度Tが変速機コントローラ10の動作温度範囲の上限Tthを超えているか判断する。動作温度範囲は、例えば、−40℃〜100℃である。具体的には、変速機コントローラ10は、誤判断を防止するために、変速機コントローラ10の温度Tが上限Tthを超えている状態が所定時間(例えば、数秒間)継続した場合に変速機コントローラ10の温度Tが上限Tthを超えていると判断する。変速機コントローラ10の温度Tが上限Tthを超えていると判断された場合は処理がS3に進み、そうでない場合は処理が終了する。
【0031】
S3では、変速機コントローラ10は、車両がコースト走行状態か判断する。具体的にはアクセルペダルがOFFの状態で車両が惰性走行中である場合に車両がコースト走行状態であると判断される。車両がコースト走行状態であると判断された場合は処理がS4に進み、そうでない場合は処理が終了する。
【0032】
S4では、変速機コントローラ10は、ライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を目標ライン圧tPLを実現する電流値から減少させる。減少量は、少なくとも電流減少後の変速機コントローラ10の発熱量が変速機コントローラ10の放熱量を下回るように設定される。なお、供給電流を減少させることには供給電流をゼロにすることも含まれ、供給電流をゼロにすることによって変速機コントローラ10の発熱量を最大限下げることができる。
【0033】
S5では、変速機コントローラ10は、S1と同じ手順により、変速機コントローラ10の温度Tを再度取得する。
【0034】
S6では、変速機コントローラ10は、変速機コントローラ10の温度Tが上限Tthを下回ったか判断する。変速機コントローラ10の温度Tが上限Tthを下回ったと判断された場合は処理がS7に進み、そうでない場合はS5に処理が戻る。これにより、変速機コントローラ10の温度Tが上限Tthを下回るまでS5〜S6の処理が繰り返される。
【0035】
S7では、変速機コントローラ10は、ライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を目標ライン圧tPLを実現する電流値まで戻す復帰処理を行う。電流値の戻し方は、目標ライン圧tPLを実現する電流値までステップ的に戻してもよいし、制御の安定性を考慮して徐々に戻してもよい。
【0036】
したがって、上記電流制御によれば、変速機コントローラ10の温度Tが動作温度範囲を超え、かつ、車両がコースト走行状態であると、変速機コントローラ10からライン圧ソレノイドバルブ51に供給される電流が下げられる。これにより、変速機コントローラ10の発熱量が下げられ、変速機コントローラ10の温度上昇を抑制することができる。
【0037】
図6はこの時の様子を示している。変速機コントローラ10の温度Tが動作温度範囲の上限Tthを超え(時刻t1)、この状態が所定時間継続すると、ライン圧ソレノイドバルブ51に供給される電流が下げられる(時刻t2)。ライン圧ソレノイドバルブ51に供給される電流が下げられると変速機コントローラ10の発熱量が減少するので、時刻t2以降は変速機コントローラ10の温度Tが下がり、変速機コントローラ10の温度Tが上限Tthを下回ると通常の制御(目標ライン圧tPLに応じた電流供給)に復帰する(時刻t3)。
【0038】
ライン圧ソレノイドバルブ51が、
図2に示すように、供給される電流が低いほど出力油圧が高くなる特性を有するので、ライン圧ソレノイドバルブ51に供給される電流を下げても、ライン圧PLが目標ライン圧tPLを超えて上昇するだけであり、プライマリ圧Pp及びセカンダリ圧Psはプライマリ圧ソレノイドバルブ52及びセカンダリ圧ソレノイドバルブ53によって引き続き目標プライマリ圧tPp及び目標セカンダリ圧tPsに調整されるので、変速機1の変速比に対してはなんら影響を及ぼすことはない。
【0039】
したがって、上記電流制御によれば、運転者に違和感を与える変速比変化を引き起こすことなく、変速機コントローラ10の温度を下げ、動作温度範囲に収めることができる(請求項1、2、5に対応する効果)。
【0040】
また、ライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を下げてライン圧PLが上昇するとオイルポンプ55の負荷が上昇するが、本実施形態のように車両がコースト走行状態であるときに限ってライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を下げるようにすることで、エンジン20の燃費に与える影響を抑えることができる(請求項4に対応する効果)。
【0041】
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的に限定する趣旨ではない。
【0042】
例えば、上記実施形態では、燃費に与える影響を考慮して、車両がコースト走行状態にある場合に限定してライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を下げるようにしているが、変速機コントローラ10の温度上昇抑制を燃費よりも優先し、変速機コントローラ10の温度Tが動作温度範囲を超えている状況では、車両がコースト走行状態にあるか否かに関係無く、ライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を下げるようにしてもよい。
【0043】
また、上記実施形態では、変速機コントローラ10が自ら温度Tを判断し、判断結果に基づきライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を下げているが、変速機コントローラ10の温度に応じて自律的に動作する機械的スイッチ(バイメタルスイッチ等)を用いて、変速機コントローラ10の温度Tが動作温度範囲を超えると変速機コントローラ10の処理を必要とすることなくライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流が下げられるようにしてもよい。
【0044】
また、上記実施形態では、ライン圧ソレノイドバルブ51に供給する電流を下げる構成としているが、供給する電流を下げても変速機1の変速比に影響を及ぼさない電子デバイスであればよい。そのような電子デバイスには、ソレノイドバルブの他、ステップモータ、電動オイルポンプ等が考えられる。
【0045】
例えば、
図1に示した構成であればロックアップ圧ソレノイドバルブ54に供給する電流を下げるようにしてもよい。ロックアップ圧ソレノイドバルブ54に供給する電流を下げると、ロックアップクラッチ21が解放されることになるが、変速機1の変速比には影響がない。したがって、ロックアップ圧ソレノイドバルブ54に供給する電流を下げるようにしても上記実施形態と同様の作用効果を期待することができる(請求項3に対応する効果)。
【符号の説明】
【0046】
10 変速機コントローラ
51 ライン圧ソレノイドバルブ(特定の電子デバイス)
54 ロックアップ圧ソレノイドバルブ(特定の電子デバイス)