特許第6186495号(P6186495)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6186495CETP抑制活性を有する新規なオキサゾリジノン誘導体、その製造方法およびこれを含む薬学組成物
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6186495
(24)【登録日】2017年8月4日
(45)【発行日】2017年8月23日
(54)【発明の名称】CETP抑制活性を有する新規なオキサゾリジノン誘導体、その製造方法およびこれを含む薬学組成物
(51)【国際特許分類】
   C07D 413/06 20060101AFI20170814BHJP
   C07D 413/14 20060101ALI20170814BHJP
   C07D 417/14 20060101ALI20170814BHJP
   A61K 31/497 20060101ALI20170814BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20170814BHJP
   A61P 3/06 20060101ALI20170814BHJP
   A61P 9/10 20060101ALI20170814BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20170814BHJP
【FI】
   C07D413/06CSP
   C07D413/14
   C07D417/14
   A61K31/497
   A61K31/5377
   A61P3/06
   A61P9/10
   A61P9/10 101
   A61P43/00 111
【請求項の数】19
【全頁数】156
(21)【出願番号】特願2016-505408(P2016-505408)
(86)(22)【出願日】2014年3月28日
(65)【公表番号】特表2016-515573(P2016-515573A)
(43)【公表日】2016年5月30日
(86)【国際出願番号】KR2014002677
(87)【国際公開番号】WO2014157994
(87)【国際公開日】20141002
【審査請求日】2015年9月25日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0034713
(32)【優先日】2013年3月29日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2014-0036344
(32)【優先日】2014年3月27日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】513131590
【氏名又は名称】ドン−ア エスティ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100077012
【弁理士】
【氏名又は名称】岩谷 龍
(72)【発明者】
【氏名】パク,チャンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】ソン,スンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】チュン,ハンコック
(72)【発明者】
【氏名】キム,フンジェ
(72)【発明者】
【氏名】イ,ジヘ
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,ビュンジュン
(72)【発明者】
【氏名】キム,ウンジョン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ヘヒュム
(72)【発明者】
【氏名】リュ,チェリム
(72)【発明者】
【氏名】ファン,ジェソン
(72)【発明者】
【氏名】イ,ヒョンキ
(72)【発明者】
【氏名】カン,ギョンク
(72)【発明者】
【氏名】キム,スンフェ
【審査官】 山本 昌広
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−522293(JP,A)
【文献】 特表2009−522291(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D 413/00−413/14
C07D 417/00−417/14
A61K 31/00−31/80
A61P 1/00−43/00
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の化学式1の化合物、その光学異性体、またはこれらの薬剤学的に許容される塩:
【化1】
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上記の式において、
XがNであり、YはNであり;
は、水素、シアノ、ハロゲン、ハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至6のアルキル、−NR、炭素数1乃至4のアルキルで置換もしくは非置換の−(O)SO、置換もしくは非置換の炭素数3乃至20のシクロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数3乃至20のヘテロサイクリック、置換もしくは非置換の炭素数6乃至40のアリール、および置換もしくは非置換の炭素数3乃至40のヘテロアリールからなる群より選択され;
およびRは、それぞれ独立して、水素、炭素数1乃至4のアルキル、および炭素数3乃至6のシクロアルキルからなる群より選択され、前記RおよびRが炭素数1乃至4のアルキルであればRおよびRが互いに連結されてNを含むヘテロ環を形成することができ;
の置換された炭素数3乃至20のシクロアルキルまたは置換された炭素数3乃至20のヘテロサイクリックは、ハロゲン、ハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、および−(CH)nCOR、−(CH)nCO(O)Rからなる群より選択される官能基で置換され;
の置換された炭素数6乃至40のアリールは、ハロゲン、シアノ、ニトリル、炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、および炭素数1乃至4のアルコキシからなる群より選択される官能基で置換され;
の置換された炭素数3乃至40のヘテロアリールは、シアノ、ニトリル、オキソ、−NR、ハロゲン、ハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、炭素数1乃至4のアルコキシ、および−(CH)nCOR10、−(CH)nCO(O)R10からなる群より選択される官能基で置換され;
は、水素、ヒドロキシで置換もしくは非置換の炭素数1乃至6のアルキル、炭素数3乃至7のシクロアルキル、および−(CH)nCO(O)R11からなる群より選択され;
は、置換もしくは非置換の炭素数3乃至7のシクロアルキルで置換もしくは非置換の炭素数1乃至6のアルキル、置換もしくは非置換の炭素数3乃至7のシクロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数3乃至20のヘテロサイクリック、および置換もしくは非置換の炭素数6乃至20のスピロサイクリックヘテロサイクリックからなる群より選択され;
およびRが互いに連結されてNを含むヘテロ環を形成することができ、前記ヘテロ環はハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキルで置換または非置換され;
の置換された炭素数3乃至7のシクロアルキルは、オキソ、−NR1213、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、および−(CH)nCO(O)R14からなる群より選択される官能基で置換され;
の置換された炭素数3乃至20のヘテロサイクリックおよび置換された炭素数6乃至20のスピロサイクリックヘテロサイクリックは、それぞれ独立して、オキソ、炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のアルコキシ、−(CH)nCO(O)R15、−COR16、および−SO17からなる群より選択される官能基で置換され;
16およびR17は、それぞれ独立して、炭素数1乃至4のアルキルまたは−NR1819であり;
、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R18およびR19は、それぞれ独立して、水素または炭素数1乃至4のアルキルであり;
nは、0、1または2の整数である。
【請求項2】
は、非置換された炭素数3乃至20のシクロアルキルまたは炭素数1乃至4のアルキルで置換された炭素数3乃至40のヘテロアリールであり;
は、炭素数1乃至6のアルキルまたは炭素数3乃至7のシクロアルキルであり、Rは炭素数3乃至7のシクロアルキル、または置換された炭素数3乃至7のシクロアルキルで置換された炭素数1乃至6のアルキルであるか;
およびRが互いに連結されてハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキルで置換もしくは非置換のヘテロ環を形成する請求項1に記載の化合物、その光学異性体、またはこれらの薬剤学的に許容される塩。
【請求項3】
下記の化合物94乃至131からなる群より選択される請求項1に記載の化合物、その光学異性体、またはこれらの薬剤学的に許容される塩:
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【請求項4】
化学式2−1の化合物に脱離基を導入して化学式2−2の化合物を形成する段階;
化学式2−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3の化合物を形成する段階;および
化学式3の化合物にアミン基(−NR)を導入する段階を含む請求項1の化合物の製造方法:
【化2】
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【化3】
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【化4】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【請求項5】
前記化学式2−1の化合物は、下記の化学式2の化合物を還元して形成される請求項4に記載の製造方法:
【化5】
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上記の式において、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシであり、HalおよびRは化学式2−1で定義されたとおりである。
【請求項6】
化学式4−1の化合物に脱離基を導入して化学式4−2の化合物を形成する段階;および
化学式4−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させる段階を含む請求項1の化合物の製造方法:
【化6】
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【化7】
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上記の式において、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【請求項7】
前記化学式4−2の化合物形成段階の前に、
化学式2の化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式4の化合物を形成する段階;および
化学式4の化合物を還元して化学式4−1の化合物を形成する段階をさらに含む請求項6に記載の製造方法:
【化8】
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【化9】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシであり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【請求項8】
前記化学式4−2の化合物形成段階の前に、
化学式5の化合物のアミン基にRまたはRの一つ以上を導入して化学式6の化合物を形成する段階;
化学式6の化合物に対してアシル基置換反応を行って化学式4の化合物を形成する段階;および
化学式4の化合物を還元して化学式4−1の化合物を形成する段階をさらに含む請求項6に記載の製造方法:
【化10】
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【化11】
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【化12】
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【化13】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシであり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【請求項9】
前記化学式4−2の化合物形成段階の前に、
化学式2bの化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式4b’の化合物を形成する段階;
化学式4b’の化合物にRを導入して化学式4の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階;および
化学式4の化合物を還元して化学式4−1の化合物を形成する段階をさらに含む請求項6に記載の製造方法:
【化14】
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【化15】
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【化16】
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【化17】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシであり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【請求項10】
化学式2a−1の化合物に脱離基を導入して化学式2a−2の化合物を形成する段階;
化学式2a−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3aの化合物を形成する段階;
化学式3aの化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式1a’の化合物を形成する段階;および
化学式1a’の化合物にRを導入して化学式1の化合物(但し、Rは水素である場合を除く)を形成する段階を含む請求項1の化合物の製造方法:
【化18】
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【化19】
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【化20】
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【化21】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素である場合を除く。
【請求項11】
化学式4a−1の化合物に脱離基を導入して化学式4a−2の化合物を形成する段階;
化学式4a−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式1a’の化合物を形成する段階;および
化学式1a’の化合物にRを導入して化学式1の化合物(但し、Rは水素である場合を除く)を形成する段階を含む請求項1の化合物の製造方法:
【化22】
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【化23】
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【化24】
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上記の式において、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素である場合を除く。
【請求項12】
前記Rの導入段階は、
前記化学式1a’の化合物をハロゲン化して化学式1b’の化合物を形成する段階;および
化学式1b’の化合物のハロゲンをRに置換する段階を含む請求項10または11に記載の製造方法。
【化28】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素である場合を除く。
【請求項13】
化学式4b’−1の化合物に脱離基を導入して化学式4b’−2の化合物を製造する段階;
化学式4b’−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式1b’の化合物を形成する段階;および
化学式1b’の化合物のハロゲンをRに置換して化学式1の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階を含む請求項1の化合物の製造方法:
【化29】
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【化30】
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【化31】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【請求項14】
化学式2b−1の化合物に脱離基を導入して化学式2b−2の化合物を形成する段階;
化学式2b−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3b’の化合物を形成する段階;
化学式3b’の化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式1b’の化合物を製造する段階;
化学式1b’の化合物のハロゲンをRに置換して化学式1の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階を含む請求項1の化合物の製造方法:
【化32】
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【化33】
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【化34】
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【化35】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【請求項15】
化学式2b−1化合物に脱離基を導入して化学式2b−2の化合物を形成する段階;
化学式2b−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3b’の化合物を形成する段階;
化学式3b’の化合物のハロゲンをRに置換して化学式3の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階;
化学式3の化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式1の化合物を形成する段階を含む請求項1の化合物の製造方法:
【化36】
[この文献は図面を表示できません]

【化37】
[この文献は図面を表示できません]

【化38】
[この文献は図面を表示できません]

【化39】
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上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【請求項16】
アミン基(−NR)の導入段階は、
NHRを反応物として使用するアミン基導入段階を含むか、
NHRまたはNHRを反応物として使用するアミン基導入段階と、RまたはRの追加導入段階を含む請求項4、7、9、10、14および15のうちのいずれか一項に記載の製造方法。
【請求項17】
はヒドロキシ基を含み、
前記ヒドロキシ基に保護基を導入する段階と、前記保護基を除去する最終段階をさらに含む請求項4、6、10、11および13乃至15のうちのいずれか一項に記載の製造方法。
【請求項18】
請求項1の化合物、その光学異性体、またはこれらの薬剤学的に許容される塩を含み、CETP抑制活性を示す薬学組成物。
【請求項19】
脂質異常症、アテローム性動脈硬化症または冠状動脈性心疾患の予防または治療に使用される請求項18に記載の薬学組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はCETP抑制活性を示す新規なオキサゾリジノン誘導体、その製造方法およびこれを含む薬学組成物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
冠状動脈性心疾患(Coronary Heart Disease:CHD)は心臓血管疾患の代表的な形態であって、冠状動脈血管内にコレステロールや脂肪酸など脂質、カルシウムおよびフィブリンから構成されたプラークが形成/沈着されるアテローム性動脈硬化症などから主に誘発され、喫煙、運動不足、肥満、糖尿、高血圧、脂質異常症などがその発生危険を増加させると知られている。このようなCHDは米国のみで約1580万人の患者が存在し、毎年心臓麻痺で約50万人が死亡するなど性別に関係なく高い死亡原因の一つとして報告されている。
【0003】
NCEP(National Cholesterol Education Program)ATP−III(Adult Treatment Panel III)の報告によれば、血中コレステロール数値を管理することがCHDの予防や改善に非常に重要である。NCEPは、CHD病歴があるか、CHD病歴はなくてもそれに準ずる危険要素を有している人を10年内CHD発生危険程度によって3つのグループ(<10%、10−20%、>20%)に分離し、各グループごとにLDL−コレステロールを減少させるための生活改善または薬物治療の基準/目標をそれぞれ提示したことがある(JAMA 2001;285:2486−2497、AAOHN J 2002;50:360−364、Vascular Medicine 2002;7:187−194)。スタチンのような3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル−CoA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤系の薬物は、コレステロール合成減少およびLDL受容体発現増加機序を通じて血中コレステロール濃度を低め心臓関連疾病発生率を約30%ほど減少させるなど性別や年齢に関係なく心血管疾患の治療または予防に有益であると報告された(Lancet 1994;344:1383−1389、Lancet 2002;360:7−22、Lancet 2004;364:7−22、JAMA 1999;282:2340−2346)。しかし、このようなスタチン系薬物もアテローム性動脈硬化症によるCHDの治療や予防にはその効果が十分にあるのではない状態である。
【0004】
一方、HDLコレステロールの数値が低いほどCHDの発病危険性が大きいという点が報告された以後(N.Engl.J.Med.1976;294:293−298、Lancet.1977;1:965−968、Am.J.Med.1977;62:707−714)、フィブラートやナイアシンのようなHDLコレステロール増加薬物が開発されたことがある(Vasc Med 2002;7:187−194、JAMA 2001;285:2486−2497)。特に、HDLがコレステロール逆輸送機能以外に、LDL酸化抑制(Free Radic.Biol.Med.41:1031−1040)、抗血栓/抗炎症作用(Circ.Res.98:1352−1364、Arterioscler.Thromb.Vasc.Biol.15:1987−1994)、動脈硬化予防および改善作用(Circulation.100:1816−1822)などの多様な効果を示すという点が追加的に明らかになることにより、CHDなどの新たな治療方法としてHDLコレステロール増加薬物単独またはスタチン系薬物との併用を通じたCHD治療法に対する期待が高まってきた。しかし、このような治療法また薬物耐性などの安全性問題が報告されたり効果が期待に達しないため、より強力なHDLコレステロール増加薬物の開発が要求されている。
【0005】
CETP阻害剤は、このような要求に合わせて開発されている新たな機序のHDLコレステロール増加剤である。CETPは、生体内に存在する疎水性糖タンパク質であって主にHDLに結合した状態で血中循環し(Tall AR et al.、J Lipid Res.1993;34:1255−1274)、HDLから超低密度リポタンパク質(Very Low Density Lipoprotein:VLDL)およびLDLなどでコレステリルエステルを運搬する代わりに中性脂肪を受ける形態のヘテロ交換をすることによってコレステロールの再分配およびリポタンパク質のリモデルリングに寄与することができる。このような体内作用により血中CETPの活性や発現が高ければHDLコレステロール濃度が低いという点が報告されたことがあり(Curr.Opin.Lipidol.11;4:389−396)、逆にCETP活性阻害がHDLコレステロールを増加させる一方、増加されたHDL−コレステロールによるコレステロール逆輸送機能が抗動脈硬化効果を示すという点などが報告されたこともある(Philip Jetal.、Arterioscler Thromb Vasc Biol.2003;23:160−167)。このように、CETP活性阻害を通じたHDLコレステロール改善薬物の開発の可能性が提示されることによって、メルク(Merck)社のアナセトラピブ(anacetrapib)、ファイザー(Pfizer)社のトルセトラピブ(torcetrapib)またはロシュ(Roche)社のダルセトラピブ(dalcetrapib)をはじめとするいくつかのCETP活性阻害機序の薬物がCHDの予防または治療剤として臨床実験されたことがある。しかし、トルセトラピブ(torcetrapib)が安全性問題のために一番先に開発中断され、多少弱いCETP活性抑制効果を示すダルセトラピブ(dalcetrapib)も結局は臨床での効力検証不足で開発が中断された。
【0006】
従って、より安全で強力なCETP抑制剤の開発要求が高い状況であり、これを通じてより優れた効能を示すCHDなどの予防または治療薬物が継続的に要求されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、CETP抑制活性を示す新規なオキサゾリジノン誘導体、その製造方法およびこれを含む薬学組成物を提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
ここに、本発明は、下記の化学式1の化合物、その異性体、またはこれらの薬剤学的に許容される塩を提供する:
【0009】
【化1】
[この文献は図面を表示できません]
【0010】
上記の式において、
XがNであり、YはNまたはCHであり;
は、水素、シアノ、ハロゲン、ハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至6のアルキル、−NR、炭素数1乃至4のアルキルで置換もしくは非置換の−(O)SO、置換もしくは非置換の炭素数3乃至20のシクロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数3乃至20のヘテロサイクリック、置換もしくは非置換の炭素数6乃至40のアリール、および置換もしくは非置換の炭素数3乃至40のヘテロアリールからなる群より選択され;
およびRは、それぞれ独立して、水素、炭素数1乃至4のアルキル、および炭素数3乃至6のシクロアルキルからなる群より選択され、前記RおよびRが炭素数1乃至4のアルキルであればRおよびRが互いに連結されてNを含むヘテロ環を形成することができ;
の置換された炭素数3乃至20のシクロアルキルまたは置換された炭素数3乃至20のヘテロサイクリックは、ハロゲン、ハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、および−(CH)nCOR、−(CH)nCO(O)Rからなる群より選択される官能基で置換されてもよく;
の置換された炭素数6乃至40のアリールは、ハロゲン、シアノ、ニトリル、炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、および炭素数1乃至4のアルコキシからなる群より選択される官能基で置換されてもよく;
の置換された炭素数3乃至40のヘテロアリールは、シアノ、ニトリル、オキソ、−NR、ハロゲン、ハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、炭素数1乃至4のアルコキシ、および−(CH)nCOR10、−(CH)nCO(O)R10からなる群より選択される官能基で置換されてもよく;
は、水素、ヒドロキシで置換もしくは非置換の炭素数1乃至6のアルキル、炭素数3乃至7のシクロアルキル、および−(CH)nCO(O)R11からなる群より選択され;
は、置換もしくは非置換の炭素数3乃至7のシクロアルキルで置換もしくは非置換の炭素数1乃至6のアルキル、置換もしくは非置換の炭素数3乃至7のシクロアルキル、置換もしくは非置換の炭素数3乃至20のヘテロサイクリック、および置換もしくは非置換の炭素数6乃至20のスピロサイクリックヘテロサイクリックからなる群より選択され;
およびRが互いに連結されてNを含むヘテロ環を形成することができ、前記ヘテロ環はハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキルで置換または非置換されてもよく;
の置換された炭素数3乃至7のシクロアルキルは、オキソ、−NR1213、炭素数1乃至4のヒドロキシアルキル、および−(CH)nCO(O)R14からなる群より選択される官能基で置換されてもよく;
の置換された炭素数3乃至20のヘテロサイクリックおよび置換された炭素数6乃至20のスピロサイクリックヘテロサイクリックは、それぞれ独立して、オキソ、炭素数1乃至4のアルキル、炭素数1乃至4のアルコキシ、−(CH)nCO(O)R15、−COR16、および−SO17からなる群より選択される官能基で置換されてもよく;
16およびR17は、それぞれ独立して、炭素数1乃至4のアルキルまたは−NR1819であり;
、R、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R18およびR19は、それぞれ独立して、水素または炭素数1乃至4のアルキルであり;
nは、0、1または2の整数である。
【0011】
本発明はまた、前記化学式1の新規化合物の製造方法と、前記化学式1の新規化合物を含み、CETP抑制活性を示す薬学組成物を提供する。
【0012】
以下の実施例でも裏付けられるように、前記化学式1の化合物はオキサゾリジノン誘導体形態の新規化合物であって、以前に知られたCETP阻害剤に比べて、優れたCETP抑制活性を示すと確認された。したがって、このような化学式1の化合物およびこれを含む薬学組成物は、脂質異常症、アテローム性動脈硬化症または冠状動脈性心疾患(CHD)などのようにCETP酵素活性またはHDLコレステロール水準に関連する各種疾患の予防または治療に効果的に使用できる。
【0013】
以下、発明の一実施形態による新規化合物、その製造方法およびこれを含む薬学組成物についてより具体的に説明する。
【0014】
発明の一実施形態によれば、CETP抑制活性を示す前記化学式1の新規化合物、その異性体またはこれらの薬剤学的に許容される塩が提供される。
【0015】
このような化学式1の化合物は、XがNであり、YはNまたはCHであるヘテロ環構造を有し、このような特定のヘテロ環構造が化学式1の化合物のCETP抑制活性または安全性などに影響を与えることができる。したがって、特定のヘテロ環構造を有する化学式1の化合物は、これを有しない化合物に比べて、CETP酵素活性またはHDLコレステロール水準に関連する各種疾患の予防または治療により効果的に使用できる。
【0016】
前記CETP抑制活性または安全性などの側面から、前記XはNであり、YはNであるのがさらに好ましく、この時、前記化学式1において、Rは非置換された炭素数3乃至20のシクロアルキルまたは炭素数1乃至4のアルキルで置換された炭素数3乃至40のヘテロアリールであり;Rは炭素数1乃至6のアルキルまたは炭素数3乃至7のシクロアルキルであり、Rは炭素数3乃至7のシクロアルキル、または置換された炭素数3乃至7のシクロアルキルで置換された炭素数1乃至6のアルキルであるか;RおよびRが互いに連結されてハロゲンで置換もしくは非置換の炭素数1乃至4のアルキルで置換もしくは非置換のヘテロ環を形成するものであり得る。
【0017】
一方、前述の一実施形態の新規化合物は不斉炭素中心を有してもよく、ラセミ体、あるいは個々の光学異性体形態で存在してもよい。このような光学異性体を含んで任意の形態の異性体も一実施形態の化合物の範疇に属することができるのはもちろんである。以下で使用された用語“異性体”は同一の分子式を有する互いに異なる化合物を総称することができ、“光学異性体”は同一の幾何異性体を含んで一実施形態の化合物に対して存在可能な任意の立体異性体を総称することができる。
【0018】
一実施形態による化学式1の化合物において、各置換基は炭素原子のキラル中心に付着できると理解される。そして、前記一実施形態の化合物上の任意の不斉炭素原子は(R)−、(S)−または(R、S)−配位のいかなる形態でも存在可能であり、好ましくはそれぞれの分離された形態の(R)−または(S)−配位で存在可能である。また、一実施形態の化合物は可能な任意の異性体またはこれらの混合物のうちのいかなる形態でも存在可能であり、例えば、純粋な幾何異性体、部分立体異性体、光学異性体、ラセミ体またはこれらの混合物の任意の形態で存在可能である。付加して、一実施形態の化合物が二重結合を有する場合、二重結合に結合された各置換基はEまたはZ配列であり得る。また、一実施形態の化合物が二置換されたシクロアルキルを含有する場合、このようなシクロアルキルの各置換基はシスまたはトランス配列を有し得る。
【0019】
一方、以下で使用された用語“薬剤学的に許容される塩”は一実施形態による化学式1の化合物の生物学的有効性および特性を同等に保有し、薬剤学的、生物学的または他の特性の観点から好ましい任意の塩を総称することができる。このような塩の非制限的な例としては、化学式1の化合物に無機塩基または有機塩基が付加された塩、あるいは酸付加塩が挙げられる。より具体的に、前記化学式1が有するアミン基またはこれと類似の塩基性官能基の存在によって、前記塩は有機酸または無機酸が付加された酸付加塩であり得る。このような酸付加塩を形成できる有機酸の例としては、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸またはサリチル酸などが挙げられ、無機酸の例としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸またはリン酸などが挙げられる。その他の薬剤学的に許容される塩の適した目録は、例えば、[Remington’s Pharmaceutical Sciences、20th ed.、Mack Publishing Company、Easton、Pa.、(1985)]などの先行文献などを通じて知られている。
【0020】
前述の一実施形態の化合物の薬剤学的に許容される塩は、通常の化学的方法によって、ガラス塩基形態の化合物や、これから誘導された任意の塩基性または酸性残基から合成することができる。追加的に、第1の薬剤学的に許容される塩から第2の薬剤学的に許容される塩を合成することもできる。具体的な例として、ガラス塩基形態の化合物と、化学量論的量の適切な酸と反応させて一実施形態の化合物の酸付加塩を得ることができる。この時、前記反応は、水、有機溶媒、またはこれらの混合物中で行われてもよく、具体的にエーテル、エチルアセテート、エタノール、イソプロパノールまたはアセトニトリルなどの非−水性媒質中で行われてもよい。その他にも薬剤学的に許容される塩の形態により、当業者に自明な通常の反応によって各形態の塩を得ることができる。
【0021】
一方、前述の化学式1の化合物の最も具体的な例としては、下記表1に羅列された化合物1乃至131からなる群より選択される化合物、その異性体、またはこれらの薬剤学的に許容される塩が挙げられる。これらのうち、化合物1乃至93はXがNでありYはCHであるヘテロ環構造を有し得、化合物94乃至131はXがNでありYはNであるヘテロ環構造を有し得る。これら化学式1の化合物の具体的な例は、より優れたCETP活性などによってCETP酵素活性またはHDLコレステロール水準に関連する各種疾患の予防または治療にさらに効果的に使用され、この中でもXがNでありYはNである化合物が適切に使用できる:
【0022】
【表1】
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【0023】
一方、発明の他の実施形態によれば、前述の化学式1の化合物の製造方法が提供される。このような製造方法の一例は、化学式2−1の化合物に脱離基を導入して化学式2−2の化合物を形成する段階;化学式2−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3の化合物を形成する段階;および化学式3の化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式1の化合物を形成する段階を含むことができる:
【0024】
【化2】
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【0025】
【化3】
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【0026】
【化4】
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【0027】
上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【0028】
このような製造方法で、前記化学式2−1の化合物は、下記の化学式2の化合物を還元して形成することができる:
【0029】
【化5】
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【0030】
上記の式において、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシ、例えば、メトキシであり、HalおよびRは化学式2−1で定義されたとおりである。
【0031】
前述の製造方法の一例は、下記の反応式1のように整理できる:
【0032】
【化6】
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【0033】
このような製造方法で、前記アミン基(−NR)の導入段階は、NHRを反応物として使用する単一のアミン基導入段階で行われてもよいが、NHRまたはNHRを反応物として使用するアミン基導入段階と、RまたはRの追加導入段階を含む複数の段階で行われてもよい。この時、RまたはRの追加導入段階は各置換基の種類によって当業者によく知られたアルキル化反応またはその他のシクロアルキルまたはヘテロサイクリックの導入反応によって行われてもよい。そして、Rがヒドロキシ基を含む置換基、例えば、ヒドロキシ基で置換された炭素数1乃至6のアルキルなどである場合、前述の製造方法はこのようなヒドロキシ基に、例えば、t−ブチルジメチルシリル基のような保護基を導入する段階をさらに含むことができ、このようなヒドロキシ基の保護基を除去する段階を最終的に行って化学式1の化合物を製造することもできる。
【0034】
一方、化学式1の化合物の他の製造方法は、化学式4−1の化合物に脱離基を導入して化学式4−2の化合物を形成する段階;および化学式4−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させる段階を含んでもよい:
【0035】
【化7】
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【0036】
【化8】
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【0037】
上記の式において、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【0038】
このような製造方法は、前記化学式4−2の化合物形成段階の前に、化学式2の化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式4の化合物を形成する段階;および化学式4の化合物を還元して化学式4−1の化合物を形成する段階をさらに含むことができる:
【0039】
【化9】
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【0040】
【化10】
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【0041】
上記の式において、Halはハロゲンであり、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシであり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【0042】
このような製造方法は、例えば、下記の反応式2のように整理できる:
【0043】
【化11】
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【0044】
他の例で、前述の製造方法は、前記化学式4−2の化合物形成段階の前に、化学式5の化合物のアミン基にRまたはRの一つ以上を導入して化学式6の化合物を形成する段階;化学式6の化合物に対してアシル基置換反応を行って化学式4の化合物を形成する段階;および化学式4の化合物を還元して化学式4−1の化合物を形成する段階をさらに含んでもよい。この時、前記アシル基置換反応段階では、前記化学式6の化合物のハロゲンがアルデヒド基またはアルキルカルボニル基に置換されてもよい:
【0045】
【化12】
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【0046】
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
【0047】
【化14】
[この文献は図面を表示できません]
【0048】
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
【0049】
上記の式において、Halはハロゲンであり、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシであり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりである。
【0050】
このような製造方法は、例えば、下記の反応式3のように整理できる:
【0051】
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
【0052】
一方、また他の例で、前述の製造方法は、前記化学式4−2の化合物形成段階の前に、化学式2bの化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式4b’の化合物を形成する段階;化学式4b’の化合物にRを導入して化学式4の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階;および化学式4の化合物を還元して化学式4−1の化合物を形成する段階をさらに含んでもよい:
【0053】
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
【0054】
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
【0055】
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
【0056】
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
【0057】
上記の式において、Halはハロゲンであり、Rは水素または炭素数1乃至4のアルコキシであり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【0058】
このような製造方法は、例えば、下記の反応式4のように整理でき、このような方法によって、Rは水素またはハロゲンでない化学式1の化合物を適切に製造することができる:
【0059】
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
【0060】
前記反応式4において、R1bは水素およびハロゲンを除いてRと同様に定義される。
【0061】
前述の反応式2乃至4に例示された製造方法においても、アミン基(−NR)の導入段階は、NHRを反応物として使用する単一のアミン基導入段階、あるいはNHRまたはNHRを反応物として使用するアミン基導入段階と、RまたはRの追加導入段階を含む複数の段階で行われてもよい。また、これら製造方法でも、Rがヒドロキシ基を含む置換基である場合、このようなヒドロキシ基に、例えば、t−ブチルジメチルシリル基のような保護基を導入する段階をさらに含んでもよく、このようなヒドロキシ基の保護基を除去する段階を最終的に行って化学式1の化合物を製造することもできる。
【0062】
一方、発明のまた他の実施形態によれば、Rは水素でない化学式1の化合物を適切に製造することができる製造方法が提供される。
【0063】
このような製造方法の一例は、化学式2a−1の化合物に脱離基を導入して化学式2a−2の化合物を形成する段階;化学式2a−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3aの化合物を形成する段階;化学式3aの化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式1a’の化合物を形成する段階;および化学式1a’の化合物にRを導入して化学式1の化合物(但し、Rは水素である場合を除く)を形成する段階を含むことができる:
【0064】
【化22】
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【0065】
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
【0066】
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
【0067】
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
【0068】
上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素である場合を除く。
【0069】
このような製造方法のより具体的な一例は、下記の反応式5のように整理できる:
【0070】
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
【0071】
上記反応式5において、R1aは水素を除いてRと同様に定義される。
【0072】
このような反応式5の製造方法で、化学式2aの化合物を還元して化学式2a−1の化合物を製造することができ、既に前述の以後の段階を経て化学式1a’の化合物を製造することができる。また、このような化学式1a’の化合物にR(例えば、水素を除いたR1a)を導入することにおいては、前記化学式1a’の化合物をハロゲン化して化学式1b’の化合物を形成し、化学式1b’の化合物のハロゲンをR(例えば、水素を除いたR1a)に置換することができる。
【0073】
また、Rは水素でない化学式1の化合物を適切に製造できる製造方法の他の例は、化学式4a−1の化合物に脱離基を導入して化学式4a−2の化合物を形成する段階;化学式4a−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式1a’の化合物を形成する段階;および化学式1a’の化合物にRを導入して化学式1の化合物(但し、Rは水素である場合を除く)を形成する段階を含むことができる:
【0074】
【化27】
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【0075】
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
【0076】
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
【0077】
上記の式において、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素である場合を除く。
【0078】
このような製造方法のより具体的な一例は、下記の反応式6のように整理できる:
【0079】
【化30】
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【0080】
上記反応式6において、R1aは反応式5と同様に定義される。
【0081】
このような反応式6の製造方法で、化学式2aの化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式4aの化合物を形成し、化学式4aの化合物を還元して化学式4a−1の化合物を形成することができる。その後、既に前述した以後の段階を経て化学式1a’の化合物を製造することができる。また、前記反応式6の製造方法でも、化学式1a’の化合物をハロゲン化して化学式1b’の化合物を形成し、化学式1b’の化合物のハロゲンをR(例えば、水素を除いたR1a)に置換する方法で化学式1a’の化合物にR(例えば、水素を除いたR1a)を導入することができ、これによってRが水素でない化学式1の化合物(反応式6の化学式1aの化合物)を適切に製造することができる。
【0082】
そして、Rは水素でない化学式1の化合物を適切に製造できる製造方法の他の例は、化学式4a−1化合物に脱離基を導入して化学式4a−2の化合物を形成する段階;化学式4a−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式1a’の化合物を形成する段階;および化学式1a’の化合物にRを導入して化学式1の化合物(但し、Rは水素である場合を除く)を形成する段階を含んでもよい:
【0083】
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【0084】
【化32】
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【0085】
【化33】
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【0086】
上記の式において、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素である場合を除く。
【0087】
このような製造方法のより具体的な一例は、下記の反応式7のように整理できる:
【0088】
【化34】
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【0089】
上記反応式7において、R1aは反応式5と同様に定義される。
【0090】
このような反応式7の製造方法で、化学式5aの化合物のアミン基にRまたはRの一つ以上、例えば、Rと選択的に水素でないRを導入して化学式6aの化合物を形成することができ、化学式6の化合物のハロゲンを置換して化学式4aの化合物を形成することができる。その次に、化学式4aの化合物を還元して化学式4a−1の化合物を形成し、既に前述した以後の段階を経て化学式1a’の化合物を製造することができる。また、前記反応式7の製造方法でも、化学式1a’の化合物をハロゲン化して化学式1b’の化合物を形成し、化学式1b’の化合物のハロゲンをR(例えば、水素を除いたR1a)に置換する方法で化学式1a’の化合物にR(例えば、水素を除いたR1a)を導入することができ、これによってRが水素でない化学式1の化合物(反応式7の化学式1aの化合物)を適切に製造することができる。
【0091】
付加して、前述の反応式5乃至7に例示された製造方法においても、アミン基(−NR)の導入段階は、NHRを反応物として使用する単一のアミン基導入段階、あるいはNHRまたはNHRを反応物として使用するアミン基導入段階と、RまたはRの追加導入段階を含む複数段階で行われてもよい。また、これら製造方法でも、Rがヒドロキシ基を含む置換基である場合、このようなヒドロキシ基に、例えば、t−ブチルジメチルシリル基のような保護基を導入する段階をさらに含むことができ、このようなヒドロキシ基の保護基を除去する段階を最終的に行って化学式1の化合物を製造することができる。
【0092】
一方、発明のまた他の実施形態によれば、Rは水素またはハロゲンでない化学式1の化合物を適切に製造できる製造方法が提供される。
【0093】
このような製造方法の一例は、化学式4b’−1の化合物に脱離基を導入して化学式4b’−2の化合物を製造する段階;化学式4b’−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式1b’の化合物を形成する段階;および化学式1b’の化合物のハロゲンをRに置換して化学式1の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階を含むことができる:
【0094】
【化35】
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【0095】
【化36】
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【0096】
【化37】
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【0097】
上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【0098】
このような製造方法のより具体的な一例は、下記の反応式8のように整理できる:
【0099】
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
【0100】
上記反応式8において、R1bは水素およびハロゲンを除いてRと同様に定義される。
【0101】
このような反応式8の製造方法で、化学式2bの化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式4b’の化合物を形成し、化学式4b’の化合物を還元して化学式4b’−1の化合物を形成することができる。その後、既に前述した段階を経て化学式1b’の化合物を製造することができる。このような化学式1b’の化合物で、ハロゲンをR(例えば、水素またはハロゲンを除いたR1b)に置換する方法でRが水素またはハロゲンでない化学式1の化合物(反応式8の化学式1bの化合物)を適切に製造することができる。
【0102】
また、Rは水素またはハロゲンでない化学式1の化合物を適切に製造できる製造方法の他の例は、化学式2b−1の化合物に脱離基を導入して化学式2b−2の化合物を形成する段階;化学式2b−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3b’の化合物を形成する段階;化学式3b’の化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式1b’の化合物を製造する段階;化学式1b’の化合物のハロゲンをRに置換して化学式1の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階を含むことができる:
【0103】
【化39】
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【0104】
【化40】
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【0105】
【化41】
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【0106】
【化42】
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【0107】
上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【0108】
このような製造方法の具体的な一例は、下記の反応式9のように整理できる:
【0109】
【化43】
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【0110】
上記反応式9において、R1bは反応式8と同様に定義される。
【0111】
このような製造方法では、化学式2bの化合物を還元して化学式2b−1の化合物を形成することができ、既に前述した以後の段階を経て化学式2b−1化合物から化学式1b’の化合物を形成することができる。また、このような製造方法でも、化学式1b’の化合物で、ハロゲンをR(例えば、水素またはハロゲンを除いたR1b)に置換する方法でRが水素またはハロゲンでない化学式1の化合物(反応式9の化学式1bの化合物)を適切に製造することができる。
【0112】
一方、Rは水素またはハロゲンでない化学式1の化合物を適切に製造できる製造方法のまた他の例は、化学式2b−1化合物に脱離基を導入して化学式2b−2の化合物を形成する段階;化学式2b−2の化合物および(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを反応させて化学式3b’の化合物を形成する段階;化学式3b’の化合物のハロゲンをRに置換して化学式3の化合物(但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く)を形成する段階;化学式3の化合物にアミン基(−NR)を導入して化学式1の化合物を形成する段階を含んでもよい:
【0113】
【化44】
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【0114】
【化45】
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【0115】
【化46】
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【0116】
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
【0117】
上記の式において、Halはハロゲンであり、LGはハロゲンまたはメタンスルホニルの脱離基であり、X、Y、R、RおよびRは化学式1で定義したとおりであり、但し、Rは水素またはハロゲンである場合を除く。
【0118】
このような製造方法のより具体的な例は、下記の反応式10のように整理できる:
【0119】
【化48】
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【0120】
上記反応式10において、R1bは反応式8と同様に定義される。
【0121】
このような製造方法では、化学式2bの化合物を還元して化学式2b−1の化合物を形成することができ、既に前述した以後の段階を経て化学式2b−1化合物から化学式3b’の化合物を形成することができる。その次に、化学式3b’の化合物で、ハロゲンをR(例えば、水素またはハロゲンを除いたR1b)に置換する方法でRが水素またはハロゲンでない化学式3の化合物(反応式10の化学式3bの化合物)を形成することができ、最後にアミン基(−NR)を導入して化学式1の化合物(反応式10の化学式1bの化合物)を適切に製造することができる。
【0122】
前述の反応式8乃至10に例示された製造方法においても、アミン基(−NR)の導入段階は、NHRを反応物として使用する単一のアミン基導入段階、あるいはNHRまたはNHRを反応物として使用するアミン基導入段階と、RまたはRの追加導入段階を含む複数の段階で行われてもよい。また、これら製造方法でも、Rがヒドロキシ基を含む置換基である場合、このようなヒドロキシ基に、例えば、t−ブチルジメチルシリル基のような保護基を導入する段階をさらに含むことができ、このようなヒドロキシ基の保護基を除去する段階を最終的に行って化学式1の化合物を製造することができる。
【0123】
一方、前述の反応式1乃至10に例示された製造方法で、最終生成物である化学式1の化合物(あるいは化学式1aまたは1bの化合物)は任意の異性体またはこれらの混合物状態で収得可能であるのはもちろんであり、純粋な異性体分離のための追加工程が行われてもよい。このような異性体分離のための反応工程の方法および条件は当業者に広く知られた方法および条件によってもよい。
【0124】
そして、前述の各製造方法で反応物として使用された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンは既に公知された方法で製造でき、例えば、米国登録特許第7781426号に開示された方法によって製造できる。このような化合物の製造方法は、例えば、下記の反応式11のように整理される:
【0125】
【化49】
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【0126】
上記反応式11において、PGはアミン基の保護基、例えば、t−BocまたはCbzであってもよい。
【0127】
前記反応式11を参照すれば、前記(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンは、アミン基が保護された2−アミノプロピオン酸を出発物質にしてジメチルヒドロキシルアミンとカップリングする段階、グリニャール(Grignard)反応段階、還元段階、および塩基で処理してオキサゾリジノン環を形成する段階を含む方法で製造することができる。
【0128】
一方、発明のまた他の実施形態によれば、前述の化学式1の化合物、その異性体、またはこれらの薬剤学的に許容される塩を有効成分として含み、CETP抑制活性を示す薬学組成物が提供される。このような薬学組成物は、優れたCETP抑制活性を示し、CETP酵素活性またはHDLコレステロール水準に関連する任意の疾患、例えば、脂質異常症、アテローム性動脈硬化症または冠状動脈性心疾患(CHD)などの予防や治療に適切に使用することができる。
【0129】
このような薬学組成物は通常の医薬品製剤の形態で使用されてもよい。即ち、前記薬学組成物は実際臨床投与時に経口または非経口の多様な剤形で投与されてもよく、好ましくは経口剤形で投与される。また、各剤形によって通常の充填剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤または界面活性剤などの希釈剤や賦形剤がさらに含まれて製剤化することができる。
【0130】
経口投与のための固形製剤としては錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤またはカプセル剤などが挙げられ、このような固形製剤はデンプン、カルシウムカーボネート(Calcium carbonate)、スクロース(Sucrose)またはラクトース(Lactose)、ゼラチンなどを有効成分と混合して提供されてもよい。また、賦形剤以外にもマグネシウムステアレートまたはタルクなどの潤滑剤が使用されてもよい。そして、経口投与のための液状製剤としては懸濁剤、内用液剤、乳剤またはシロップ剤などが挙げられ、このような液状製剤は単純希釈剤である水、または流動パラフィン以外にも様々な賦形剤、例えば、湿潤剤、甘味剤、芳香剤または保存剤などを含むことができる。さらに、非経口投与のための製剤としては、滅菌された水溶液、非水性溶剤、懸濁剤、乳剤、凍結乾燥製剤または坐剤などが挙げられる。このような非経口製剤には非水性溶剤が含まれてもよく、懸濁溶剤としてはプロピレングリコール(Propylene glycol)、ポリエチレングリコール、オリーブオイルのような植物性油、またはエチルオレートのような注射可能なエステルを使用することができる。坐剤の基剤としては、ウィテプゾール(witepsol)、マクロゴール、トゥイーン(tween)61、カカオ脂、ラウリン脂、またはグリセロゼラチンなどを使用することができる。
【発明の効果】
【0131】
本発明は、優れたCETP酵素活性抑制を通じて脂質異常症、アテローム性動脈硬化症または冠状動脈性心疾患などの治療や予防に有用に使用される新規な化合物、その製造方法およびこれを含む薬学組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0132】
以下、本発明の理解のために好ましい実施例および実験例を提示する。しかし、下記の実施例および実験例は本発明をより容易に理解するために提供されるものに過ぎず、これらによって本発明の内容が限定されるのではない。
【実施例】
【0133】
[実施例1](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[2−(メチル(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン
【0134】
【化50】
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【0135】
[段階1]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドの製造
【0136】
[段階1−1]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドの製造
【0137】
【化51】
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【0138】
3−ブロモ−2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(20.00g、0.077mol)をトルエン(400ml)に溶かした後、−65℃でDMF(ジメチルホルムアルデヒド)(7.72ml、0.10mol)を滴加した後、n−BuLi(1.57M solution in hexane;64ml、0.10mol)滴加した。30分間攪拌した後、1N塩酸を加えて反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。有機層を水で洗浄した後に無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧濃縮して2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドを得た。追加精製過程なく後続反応に用いた。
【0139】
[段階1−2]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノールの製造
【0140】
【化52】
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【0141】
段階1−1の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドをエタノール(60ml)に溶かした後、NaBH(2.90g、0.077mol)を滴加した後に30分間常温で攪拌した。飽和アンモニウム溶液で反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノール(12.3g、76%)を得た。
【0142】
[段階1−3]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドの製造
【0143】
【化53】
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【0144】
段階1−2の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノール(46g、135.0mol)をDMF(300ml)で溶かした後、0℃に冷却した。反応混合液にSOCl(チオニルクロリド)(17.6g、148mol)を徐々に滴加した後、1時間攪拌した。反応混合液を酢酸エチル(200ml)で希釈した後に水を加えて反応を終結した。有機層を得た後、NaSO乾燥後に減圧濃縮して2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドを得た後、追加精製なく後続反応に直ちに用いた。
【0145】
[段階2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0146】
[段階2−1](S)−ベンジル1−(N,O−ジメチルヒドロキシルアミン)−1−オキソプロパン−2−イルカルバメートの製造
【0147】
【化54】
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【0148】
Cbz−L−アラニン(21.38g、95.78mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(200ml)に溶かした後、HOBT.HO(17.60g、114.93mmol)、ワインレブアミン.HCl(Weinreb’s amine.HCl)(12.15g、124.51mmol)、ヒューニッヒ塩基(Hunig’s base)(30.95g、239.45mmol)、そしてEDC.HCl(23.87g、124.51mmol)を0℃で滴加した。常温で18時間攪拌した後、0℃に冷却した後に2N塩酸を加えて反応を終結した。反応液をエチル酢酸で抽出した後、有機層を1N塩酸水溶液と飽和炭酸ナトリウム水溶液で1回ずつ洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過、減圧乾燥した。得られた固体をヘキサンで再結晶した後に減圧ろ過して表題の化合物(23.39g、92%)を得た。
【0149】
H NMR(400MHz、CDCl)δ7.21−7.35(m、5H)、5.55(m、1H)、5.07(m、2H)、4.72(m、1H)、3.75(s、3H)、3.18(s、3H)、1.32(d、J=7.2Hz、3H)。
【0150】
[段階2−2](S)−ベンジル−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−オキソプロパン−2−イルカルバメートの製造
【0151】
【化55】
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【0152】
段階2−1で合成された(S)−ベンジル−1−(N,O−ジメチルヒドロキシルアミン)−1−オキソプロパン−2−イルカルバメート(1.00g、3.75mmol)をTHF(テトラヒドロフラン)(10ml)に溶かした後、0℃で3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルMgBr(0.5M in THF、18.8mL、9.38mmol)を徐々に滴加した。常温で2時間攪拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水した後、ろ過、減圧乾燥した。得られた残渣はクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(1.2g、76%)を得た。
【0153】
1H NMR(400MHz、CDCl3)δ8.32−8.40(m、2H)、8.09(brs、1H)、7.21−7.38(m、5H)、5.66(m、1H)、5.34(m、1H)、5.12(s、2H)、1.44(d、J=7.2Hz、3H)。
【0154】
[段階2−3](1R、2S)−ベンジル−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメートの製造
【0155】
【化56】
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【0156】
段階2−2で得られた(S)−ベンジル−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−オキソプロパン−2−イルカルバメート(0.3g、0.72mmol)をトルエン(5.4mL)とイソプロピルアルコール(3.6mL)に溶かした後、Al(OPri)(0.22g、1.08mmol)を常温で滴加した後、50℃で15時間還流攪拌した。常温に冷却した後、2N塩酸を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過、減圧乾燥した。得られた残渣をヘキサンで再結晶した後、減圧ろ過して表題の化合物(0.3g、99%)を得た。
【0157】
H NMR(400MHz、CDCl)δ7.75−7.82(m、3H)、7.26−7.40(m、5H)、5.12(s、2H)、5.03(brs、1H)、4.85(d、J=7.2Hz、1H)、4.04(m、1H)、3.24(brs、1H)、0.99(d、J=7.2Hz、3H)。
【0158】
[段階2−4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0159】
【化57】
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【0160】
段階2−3の(1R、2S)−ベンジル−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(0.3g、0.71mmol)をイソプロピルアルコール5mLに溶かした後、KOH(0.1g、1.78mmol)を滴加した後に常温で4時間攪拌した。水を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過、減圧乾燥した。得られた残渣をヘキサンで再結晶した後、減圧ろ過して表題の化合物(0.28g、90%)を得た。
【0161】
H NMR(400MHz、CDCl)δ7.88(brs、1H)、7.77(brs、2H)、5.81(d、J=8.0Hz、1H)、5.32(brs、1H)、4.29(m、1H)、0.82(d、J=6.4Hz、3H)。
【0162】
[段階3](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0163】
【化58】
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【0164】
段階2で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(46g、147mol)をDMF(150ml)に溶かした後、NaHMDS(ナトリウムヘキサメチルジシラジド)(176ml、176mol)を−40℃で滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、段階1で得られた2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドをDMF(30ml)に希釈した後、反応混合液に徐々に滴加した。常温に上げた後、3時間攪拌した後に酢酸エチル(200ml)で希釈した後、水(500ml)を加えて反応を終結した。有機層を取った後、水(2.5l)で洗浄した後にシリカ−セライトパッド(silica−celite pad)で減圧ろ過して表題化合物(60g、67%)を得た。
【0165】
1H NMR(400MHz、CDCl)8.64(s、1H)、8.01(s、1H)、7.90(s、1H)、7.82(s、2H)、5.76(d、J=8.0Hz、1H)、4.84(d、J=16.0Hz、1H)、4.47(d、J=16.4Hz、1H)、4.22(m、1H)、083(d、3H)。
【0166】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0167】
【化59】
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【0168】
段階3で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンにテトラヒドロフランアミン(198mg、1.92mmol)を滴加した。反応混合液を130℃で4時間還流攪拌した後、常温に冷却した後、エチル酢酸で希釈した後、水を加えた後に抽出した。得られた有機層を塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過、減圧乾燥した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(130mg、36%)を得た。
【0169】
1H NMR(400MHz、CDCl)8.36(s、1H)、7.89(s、1H)、7.71(d、J=2.8Hz、2H)、7.36(s、1H)、5.71(d、J=8.0Hz、1H)、4.68(m、2H)、4.13−3.97(m、4H)、3.90(m、2H)、3.76(m、2H)、2.33(m、1H)、1.99(m、1H)、0.88(t、3H)、0.80(m、3H)。
【0170】
[段階5](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(メチル(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0171】
【化60】
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【0172】
段階4で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン化合物(70mg、0.13mmol)をDMF(1ml)に溶かした後、0℃に冷却した。反応混合液にNaH(15mg、0.38mmol)を加えた後、5分間攪拌した。ここにヨウ化メチル27mg(0.19mmol)を加えた後、常温で2時間攪拌した。反応溶液に飽和アンモニウム水溶液を加えて反応を終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を脱水ろ過および減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(65mg、90%)を得た。
【0173】
H NMR(400MHz、CDCl)8.46(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(d、J=2.0Hz、1H)、7.73(s、2H)、5.72(t、J=6.8Hz、1H)、4.84(m、1H)、4.34−4.24(m、2H)、4.01−3.85(m、4H)、3.75(m、2H)、3.63(m、1H)、2.80(s、3H)、2.79(s、3H)、2.27(m、2H)、1.99(m、2H)、0.66(m、3H)
【0174】
[実施例2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{(2−[エチル(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル}−オキサゾリジン−2−オン
【0175】
【化61】
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【0176】
実施例1と同様な製造方法で段階5のヨウ化メチルの代わりにヨウ化エチルを用いて表題の化合物38mg(93%)を得た。
【0177】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H、major)、8.47(s、1H、minor)、7.89(s、1H、minor)、7.81(s、1H、major)、7.80(s、1H、minor)、7.76(s、2H、minor)、7.74(s、2H、major)、5.74(d、1H、minor)、5.71(d、1H、major)、4.83(d、1H、minor)、4.78(d、1H、major)、4.33(m、1H)、4.29(m、1H)、3.99(m、4H)、3.76(m、2H)、3.63(m、1H、minor)、3.49(m、1H、major)、3.30(m、3H)、2.24(m、1H)、1.98(m、2H)、0.94(t、6H)、0.62(d、3H、major)、0.63(d、3H、minor)。
【0178】
[実施例3](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(3R,4R)−4−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0179】
【化62】
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【0180】
[段階1]3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンの製造
【0181】
【化63】
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【0182】
2−クロロ−3−ブロモ−5−トリフルオロメチルピリジン(1.17g、4.48mmol)をDMF(4ml)に溶かした後、TEA(トリエチルアミン)(1.24ml、8.96mmol)を滴加した。反応混合液に(4R)−3−エトキシ−4−テトラヒドロフランアミン(824mg、4.93mmol)を加えた後、110℃で5時間還流攪拌した後、常温に冷却して水を加えた後にエチル酢酸で抽出した。有機層を脱水ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(537mg、34%)を得た。
【0183】
H NMR(400MHz、CDCl)8.32(s、1H)、7.80(s、1H)、5.41(d、J=6.0Hz、1H)、5.58(t、J=5.2Hz、1H)、4.11−4.07(m、2H)、3.93(d、J=4.4Hz、1H)、3.86−3.78(m、2H)、3.74(d、J=8.4Hz、1H)、3.62(ddd、J=7.2、6.0、6.0Hz、1H)、1.23(t、3H)。
【0184】
[段階2]3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンの製造
【0185】
【化64】
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【0186】
段階1で得られた3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン化合物537mgをDMF(6ml)に溶かした後、NaH(2.0eq)、ヨウ化メチル(1.5eq)を加えて常温で1時間攪拌した後、アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。有機溶液を脱水、ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(470mg、79%)を得た。
【0187】
H NMR(400MHz、CDCl)8.38(s、1H0、7.94(d、J=1.2Hz、1H)、4.57(ddd、J=6.8、6.8、4.0Hz、1H)、4.26−4.17(m、H)、4.11(dd、J=10.0、4.8Hz、1H)、3.86(dd、J=10.0、4.8Hz、1H)、3.73(dd、J=10.0、4.4Hz、1H)、3.49−3.39(m、1H)、3.0(s、3H)、1.15(t、3H)。
【0188】
[段階3]2−[(4R−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノールの製造
【0189】
【化65】
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【0190】
段階2で得られた3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(100mg、0.27mmol)をDMF(30mg、1.23mmol)とトルエン(0.5ml)に溶かした後、−78℃でn−BuLi(0.6ml、1.23mmol)を加えた。3時間攪拌後に飽和アンモニウム水溶液を用いて反応を終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を脱水ろ過および減圧乾燥した後、エタノール(2ml)に溶かした。反応混合液を0℃に冷却した後、NaBH(20mg、0.54mmol)を滴加した。30分後に飽和アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出して有機層を得た。有機溶液は脱水ろ過および減圧乾燥した後、残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(33mg、38%)を得た。
【0191】
H NMR(400MHz、CDCl)8.43(s、1H)、7.89(s、1H)、4.73(q、2H)、4.25(m、1H)、4.22(m、1H)、4.15−4.01(m、2H)、3.78−3.68(m、2H)、3.53(m、2H)、2.86(s、3H)、1.18(t、3H)。
【0192】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(3R,4R)−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0193】
【化66】
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【0194】
段階3の化合物の2−[(4R−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノール33mgをSOCl(thionyl chloride)とDMF(1ml)下で反応させた後、実施例1の段階3と同様な方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンと反応させて表題の化合物(14.7mg、23%)を得た。
【0195】
H NMR(400MHz、CDCl)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75−7.73(m、3H)、5.72(d、1H)、4.91(d、1H)、4.21−4.06(m、4H)、3.87(m、1H)、3.77(m、1H)、3.70(m、1H)、3.50(m、2H)、2.87(s、3H)、1.14(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0196】
[実施例4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(3S,4R)−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0197】
【化67】
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【0198】
実施例3の製造方法と同様な方法で表題の化合物(35.6mg、57%)を得た。
【0199】
H NMR(400MHz、CDCl)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.69(d、1H)、4.85(d、1H)、4.35(d、1H)、4.28(m、4H)、3.89(m、1H)、3.72(m、2H)、3.55(m、2H)、2.85(s、3H)。
【0200】
[実施例5](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0201】
【化68】
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【0202】
実施例1の段階3で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン(500mg、0.99mmol)とTEA(270mg、1.98mmol)をDMF(3ml)に溶かした後、テトラヒドロピランアミン(0.3ml、2.96mmol)を滴加した。反応混合物は120℃で48時間還流した後、常温に冷却した。冷却された混合物を塩化酢酸50mlで希釈、塩水で2回洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで脱水ろ過および濃縮した。残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(368mg、65%)を得た。
【0203】
H NMR(400MHz、CDCl)8.334(d、J=0.8Hz、1H)、7.88(s、1H)、7.70(s、2H)、7.34(d、J=4.0Hz、1H)、6.17(d、J=8.0Hz、1H)、5.69(d、J=8.0Hz、1H)、4.64(AB、JAB=14.8Hz、ΔAB=215.4、1H)、4.24−4.20(m、1H)、4.11−4.04(m、2H)、4.01−3.98(m、2H)、3.58−3.53(m、2H)、2.05−1.68(m、2H)、1.68−1.51(m、2H)、0.80(d、J=6.0Hz、3H)。
【0204】
[実施例6](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0205】
【化69】
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【0206】
実施例5の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(214mg、0.37mmol)をDMSO(dimethyl sulfoxide)(10ml)に溶かした後、0℃に冷却した。反応混合物にNaH(22.4mg、0.56mmol)を滴加して5分間攪拌した後、ヨウ化メチル(68.27mg、0.48mmol)を滴加した。混合物は30分間攪拌した後に塩水で反応を中断した後、酢酸エチル50mlで希釈した。有機層を塩水で2回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで脱水および乾燥した。残渣はクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(190mg、88%)を得た。
【0207】
H NMR(400MHz、CDCl)8.442(s、1H)、7.88(s、1H)、7.73(s、3H)、5.70(d、J=8.0Hz、1H)、4.82(AB、JAB=15.6Hz、ΔAB=222.8、1H)、4.26(AB、JAB=15.6Hz、ΔAB=222.8、1H)、4.06−3.978(m、2H)、3.89(dddd、J=6.4、13.2、13.2Hz、1H)、3.49−3.37(m、2H)、2.82(s、3H)、1.96−1.74(m、3H)、1.62−1.58(m、1H)、0.63(d、J=6.8Hz、3H)。
【0208】
[実施例7](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0209】
【化70】
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【0210】
[方法1]
【0211】
実施例6と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンにヨウ化メチルの代わりにヨウ化エチルを反応させて表題の化合物(6mg、15%)を得た。
【0212】
[方法2]
【0213】
[段階1]2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒドの製造
【0214】
【化71】
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【0215】
実施例1の段階1−1で得られた2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンカルバルデヒド(1.2g、5.5mmol)にN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミン(1.3g、16.5mmol)とKCO(3.03g、22mmol)をトルエン(15ml)に溶かした後、130℃で48時間還流攪拌した。常温に冷却した後、水を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(1.1g、50%)を得た。
【0216】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(d、J=2.0Hz、1H)、7.77(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.0Hz、1H)、4.34(d、J=16.0Hz、1H)、4.00(m、2H)、3.46(m、6H)、1.86(m、4H)、0.93(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0217】
[段階2](2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタノールの製造
【0218】
【化72】
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【0219】
段階1の2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒド化合物(1.0g、3.31mmol)をメタノール(10ml)に溶かした後、0℃に冷却した後、NaBH(188mg、4.96mmol)を滴加した。30分後に飽和アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出して有機層を得た。有機溶液は脱水ろ過および減圧乾燥した後に残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(986mg、98%)を得た。
【0220】
[段階3]3−(クロロメチル)−N−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンの製造
【0221】
【化73】
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【0222】
段階2の(2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタノール(1.57g、5.16mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、0℃でSOCl(739mg、6.19mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、水を加えて反応を終結した。反応混合液をエチル酢酸で抽出した後に脱水および減圧濃縮した。得られた残渣を追加精製過程なく後続反応に用いた。
【0223】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0224】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0225】
実施例1の段階2の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オン(1.78g、5.68mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、−40℃でNaHMDS(5.16ml、5.16mmol)を滴加した。30分間攪拌した後、段階3で得られた3−(クロロメチル)−N−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンをDMF(5ml)に溶かした後に徐々に滴加した。反応混合物を常温で2時間攪拌した後、飽和アンモニウム水溶液を加えて反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(1.92g、64%)を得た。
【0226】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(d、J=2.0Hz、1H)、7.77(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.0Hz、1H)、4.34(d、J=16.0Hz、1H)、4.00(m、2H)、3.46(m、6H)、1.86(m、4H)、0.93(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0227】
[実施例8](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(プロピル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0228】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンとN−プロピル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミン(2.36g、16.5mmol)を用いて表題の化合物(2.4g、58%)を得た。
【0230】
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.74(s、2H)、5.73(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.4Hz、1H)、4.33(d、J=16.4Hz、1H)、4.03(m、3H)、3.46−3.27(m、4H)、3.18(m、1H)、3.08(m、1H)、1.92(m、1H)、1.82(m、2H)、1.35(m、2H)、0.86(s、3H)、0.62(d、3H)。
【0231】
[実施例9](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(ブチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0232】
【化76】
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【0233】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−ブチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(84.6mg、90%)を得た。
【0234】
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.77−7.71(m、4H)、5073(d、J=8.0Hz、1H)、4.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.32(d、J=16.0Hz、1H)、4.04(m、3H)、3.47−3.06(m、5H)、1.92−1.71(m、4H)、0.81(t、3H)、0.61(d、J=6.8Hz、3H)。
【0235】
[実施例10](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロプロピル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0236】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0237】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−シクロプロピル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(50mg、45%)を得た。
【0238】
H NMR(400MHz、CDCl)8.53(s、1H)、7.90(s、1H)、7.78(s、1H)、7.75(s、2H)、5.73(d、1H)、4.84(d、1H)、4.32(d、1h)、4.04(m、2H)、3.91(m、1H)、3.6(m、3H)、2.83(m、1H)、2.13(m、2h)、1.89(m、2H)、1.78(m 2H)、0.82(m、3H)、0.65(d、3H)。
【0239】
[実施例11](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(シクロブチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロ)メチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0240】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0241】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−シクロブチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(22mg、70%)を得た。
【0242】
H NMR(400MHz、CDCl)8.57(s、1H)、7.89(s、1H)、7.83(s、1H)、7.76(s、2H)、5.74(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.4Hz、1H)、4.50(d、J=16.4Hz、1H)、4.13(m、1H)、3.97(m、3H)、3.34(m、2H)、3.08(m、1H)、2.15(m、2H)、1.81−1.40(m、8H)、0.73(d、3H)。
【0243】
[実施例12]t−ブチル[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−カルバメート
【0244】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0245】
実施例5で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(30mg、0.09mmol)をTHF(0.5ml)に溶かした後、−10℃でNaHMDS(0.13ml)を滴加した。10分間攪拌した後、(BOC)O(di−t−butyl dicarbonate)(29mg、0.131mmol)を加えた後に4時間攪拌した。反応混合液を水を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した後、有機溶液を硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物13.3mg(23%)を得た。
【0246】
H NMR(400MHz、CDCl)8.46(s、1H)、7.75(s、3H)、7.51(s、1H)、5.87(d、J=6.0Hz、1H)、4.76(m、1H)、4.62(m、1H)、4.26(q、2H)、4.09(m、2H)、3.51(m、2H)、2.88(m、2H)、1.32−1.23(m、14H)。
【0247】
[実施例13]エチル[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル]ピリジン−2−イル]−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−カルバメート
【0248】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0249】
実施例12と同様な製造方法で(BOC)Oの代わりにジエチルピロカーボネートを加えて表題の化合物(11.2mg、20%)を得た。
【0250】
H NMR(400MHz、CDCl)8.46(s、1H)、7.76(s、3H)、7.50(s、1H)、5.95(d、J=6.0Hz、1H)、4.78(m、1H)、4.62(m、1H)、4.25(m、8H)、3.51(m、2H)、2.87(m、2H)、1.31(m、6H)。
【0251】
[実施例14](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0252】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0253】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンカルバルデヒドの代わりに2−クロロ−ピリジンカルバルデヒドを用いて表題の化合物(15mg、9%)を得た。
【0254】
H NMR(400MHz、CDCl)8.32(dd、J=4.8、1.6Hz、1H)、7.87(s、1H)、7.73(s、2H)、7.67(d、J=7.8Hz、1H)、7.05(dd、J=7.2、4.8Hz、1H)、5.69(d、J=8.0Hz、1H)、4.73(d、J=16.4Hz、1H)、4.42(d、J=16.4Hz、1H)、3.94(m、3H)、3.37(m、3H)、3.13(m、2H)、1.75(m、2H)、1.64(m、2H)、0.90(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0255】
[実施例15](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0256】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0257】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)−アミンを用いて表題の化合物(70mg、45%)を得た。
【0258】
H NMR(400MHz、CDCl)8.50(s、1H)、7.87(s、1H)、7.80(m、1H)、7.74(s、2H)、5.71(d、J=8.4Hz、1H)、4.78(m、1H)、4.34(m、1H)、3.94−3.79(m、3H)、3.52−3.14(m、6H)、1.93−1.59(m、4H)、0.93(m、3H)、0.64(m、3H)。
【0259】
[実施例16](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0260】
【化83】
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【0261】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンカルバルデヒドの代わりに2−クロロ−5−フルオロピリジンカルバルデヒドを用いて表題の化合物(100mg、47%)を得た。
【0262】
H NMR(400MHz、CDCl)8.18(d、1H、J=3.2Hz)、7.87(s、1H)、7.74(s、2H)、7.43−7.40(m、1H)、5.72(d、1H、J=8.0Hz)、4.70(d、1H、J=16.4Hz)、4.63(d、1H、J=16.4Hz)、4.01−3.90(m、3H)、3.39−3.22(m、4H)、3.12−3.04(m、2H)、1.74−1.69(m、2H)、1.61−1.57(m、2H)、0.84(t、3H、J=7.2Hz)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。
【0263】
[実施例17]t−ブチル2−([3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−アセテート
【0264】
【化84】
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【0265】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにt−ブチル2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−アセテートを用いて表題の化合物(70mg、45%)を得た。
【0266】
H NMR(400MHz、CDCl)8.42(s、1H)、7.85(s、1H)、7.76(s、2H)、5.78(d、J=7.8Hz、1H)、4.98(d、J=15.6Hz、1H)、4.36(d、J=15.6Hz、1H)、4.06−3.99(m、5H)、3.41(m、3H)、1.74(m、2H)、1.8(s、9H)、0.56(d、3H)。
【0267】
[実施例18](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(ヒドロキシエチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0268】
【化85】
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【0269】
[段階1]2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒドの製造
【0270】
【化86】
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【0271】
実施例7の方法2の段階1と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−[(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(110mg、58%)を得た。
【0272】
H NMR(400MHz、CDCl)9.90(s、1H)、8.50(s、1H)、8.15(s、1H)、4.04(m、2H)、3.71(m、3H)、3.39(m、2H)、2.03(m、2H)、1.77(m、2H)、0.82(s、9H)、−0.05(s、6H)。
【0273】
[段階2][2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチルメタンスルホネートの製造
【0274】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0275】
段階1の2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒド(50mg、0.12mmol)をエタノール(2ml)に溶かした後、0℃でNaBH(5.2mg)を滴加した。常温で1時間攪拌した後、飽和アンモニウム水溶液で反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過および減圧濃縮した。得られた反応混合物をジクロロメタン(ジクロロメタン)2mlに溶かした後、TEA14mg(0.14mmol)を加えた後にMsCl16mg(0.14mmol)を滴加した。常温で1時間攪拌した後、水を加えて反応を終結した。反応混合物をエチル酢酸で希釈した後に抽出した。得られた有機溶液を硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣は追加精製過程なく後続反応を行った。
【0276】
[段階3](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−4−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0277】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0278】
実施例3の段階4と同様な製造方法で段階2の[2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチルメタンスルホネートと(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを用いて表題の化合物(55mg、63%)を得た。
【0279】
H NMR(400MHz、CDCl)8.46(s、1H)、7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.0Hz、1H)、4.33(d、J=16.0Hz、1H)、4.04−3.87(m、3H)、3.67(m、1H)、3.50(m、2H)、3.38−3.17(m、6H)、1.91−1.72(m、4H)、0.78(s、9H)、0.61(d、3H)、−0.03(d、3H)。
【0280】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(ヒドロキシエチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0281】
【化89】
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【0282】
段階3の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−4−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オン(28mg、0.038mmol)をTHF/HO(1/3、2ml)に溶かした後、TFA(22mg、0.38mmol)を0℃で滴加した。常温で1時間攪拌した後、エチル酢酸で希釈した後、水を加えて反応終結した後に抽出した。有機溶液を飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した後、有機溶液を取って無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過および減圧乾燥して表題の化合物(24mg、100%)を得た。
【0283】
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.80(d、J=1.6Hz、1H)、7.74(s、2H)、5.75(d、J=8.0Hz、1H)、4.82(d、J=16.0Hz、1H)、4.31(d、J=16.0Hz、1H)、4.03(m、3H)、3.66−3.46(m、4H)、3.39(m、2H)、3.13(m、1H)、1.95(m、2H)、1.69(m、2H)、0.68(d、3H)。
【0284】
[実施例19](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(オキセパン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0285】
【化90】
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【0286】
実施例1の段階4と同様な製造方法でテトラヒドロフラン−3−アミンの代わりにオキセパン−4−アミンを使用して表題の化合物(26mg、68%)を得た。
【0287】
H NMR(400MHz、CDCl)8.37(s、1H)、8.03(s、1H)、7.79(s、2H)、7.36(s、1H)、6.13(dd、1H)、5.73(dd、1H)、4.70(dd、1H)、4.09(m、3H)、3.86(m、4H)、2.04(m、2H)、1.89(m、2H)、1.60(m、2H)、0.99(d、3H)。
【0288】
[実施例20](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(オキセペン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0289】
【化91】
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【0290】
実施例1の段階5と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの代わりに(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(オキセパン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンを使用して表題の化合物(3.4mg、28%)を得た。
【0291】
H NMR(400MHz、CDCl)8.45(s、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、7.72(m、1H)、5.71(dd、1H)、4.84(dd、1H)、4.26(dd、1H)、3.83(m、3H)、3.66(m、2H)、2.83(s、3H)、2.07(m、4H)、1.84(m、2H)、1.02(d、3H)。
【0292】
[実施例21](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0293】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0294】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミンの代わりにN−エチル−N−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)−アミンを用いて表題の化合物(1.39g、80%)を得た。
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.70(d、1H、J=8.0Hz)、4.71(d、1H、J=15.6Hz)、4.29(d、1H、J=15.6Hz)、3.92(s、5H)、3.49(m、1H)、3.18(m、1H)、3.03(m、1H)、1.43〜2.00(m、8H)、0.90(m、3H)、0.60(m、3H)。
【0295】
[実施例22](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−オキソシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0296】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
実施例21の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(820mg、1.25mmol)を1,4−ジオキサン(6ml)に溶かした後、2N塩酸(3ml)を滴加した後に70℃で4時間還流攪拌した。常温に冷却した後、エチル酢酸と水で抽出した後に脱水ろ過および減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題化合物(650mg、85%)を得た。
【0298】
H NMR(400MHz、CDCl)8.55(s、1H)、7.90(s、1H)、7.82(s、1H)、7.76(s、2H)、5.74(d、1H、J=8.0Hz)、4.80(d、1H、J=16.0Hz)、4.37(d、1H、J=16.0Hz)、3.93(m、1H)、3.62(m、1H)、3.45(m、1H)、3.19(m、1H)、2.29〜2.50(m、4H)、1.90〜2.21(m、4H)、0.97(m、3H)、0.62(m、3H)。
【0299】
[実施例23](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−エチルアミノシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0300】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0301】
実施例22の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−オキソシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(160mg、0.26mmol)をジクロロメタン(10ml)に溶かした後、エチルアミン塩酸塩(32mg、0.392mmol)とNaBH(OAc)(110mg、0.52mmol)を加えた後に常温で24時間攪拌した。水を加えて反応終結した後、ジクロロメタンで抽出した後に硫酸マグネシウムで脱水およびろ過を行った。得られた有機溶液を減圧濃縮した後、n−ヘキサンで再結晶して表題の化合物(100mg、52%)を得た。
【0302】
H NMR(400MHz、CDCl)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.70(m、1H)、4.73(m、1H)、4.33(m、1H)、3.87(m、1H)、3.50(m、1H)、3.14(m、1H)、2.93(m、1H)、2.66(m、2H)、2.42(m、1H)、2.03(m、4H)、1.84−1.23(m、4H)、1.23(m、3H)、0.93(m、3H)、0.62(d、3H)。
【0303】
[実施例24]メチル2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}シクロヘキシル)アセテート
【0304】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
実施例22の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−オキソシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(86mg、14.0mmol)をTHF(1ml)に溶かした後、(カルボメトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(73mg、0.21mmol)を加えた後に常温で3日間攪拌した。反応混合液に水を加えて反応終結した後、ジクロロメタンで抽出した後に無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過した。減圧濃縮した後に得られた残渣はクロマトグラフィーで精製した後、メタノール(1ml)を加えて溶かす。反応混合液に10%Pd/Cを加えた後、水素風船ガスを通じて水素ガスを加える。常温で6時間攪拌した後、セライトパッド(Celite pad)でろ過した後に濃縮して表題の化合物(20mg、30%)を得た。
【0306】
H NMR(400MHz、CDCl)8.50(s、1H)、7.90(s、1H)、7.70〜7.89(m、3H)、5.73(m、1H)、4.72(m、1H)、4.30(m、1H)、4.04〜4.20(m、4H)、3.89(m、1H)、3.42〜3.61(m、2H)、3.16(m、2H)、2.87(m、1H)、2.17(m、1H)、1.40〜1.90(m、6H)、1.22(m、3H)、0.96(m、3H)、0.62(m、3H)。
【0307】
[実施例25](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0308】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0309】
実施例7の方法2と同様な製造方法で段階1のN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミンの代わりにN−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(450mg、58%)を得た。
【0310】
H NMR(400MHz、CDCl3)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、4.69(d、1H)、4.24(d、1H)、3.88−3.48(m、1H)、3.57−3.52(m、1H)、3.20−3.15(m、1H)、2.86−2.83(m、1H)、2.73−2.59(m、4H)、2.05−1.89(m、4H)、0.92−0.86(m、3H)、0.60(d、3H)。
【0311】
[実施例26](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−オキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0312】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0313】
実施例25の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をジクロロメタン(20ml)に溶かした後、0℃でH(54mg、0.48mmol)を滴加した。常温で4日間攪拌した後、ジクロロメタンで抽出した。抽出後に得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(80mg、78%)を得た。
【0314】
H NMR(400MHz、CDCl)8.52(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、3H)、5.73(d、1H)、4.76−4.70(m、1H)、4.30−4.24(m、1H)、3.93−3.92(m、1H)、3.37−3.04(m、4H)、2.74−2.36(m、4H)、2.22−1.87(m、3H)、0.86(d、3H)、0.66−0.62(m、3H)。
【0315】
[実施例27]t−ブチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレート
【0316】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミンの代わりにt−ブチル4−(エチルアミノ)ピペリジン−1−カルボキシレートを用いて表題の化合物(80mg、46%)を得た。
【0318】
H NMR(400MHz、CDCl)8.50(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(d、J=2.0Hz、1H)、7.73(s、2H)、5.71(d、J=8.0Hz、1H)、4.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.32(d、J=16.0Hz、1H)、4.13(m、2H)、3.90(m、1H)、3.47(m、1H)、3.17(m、2H)、2.71(m、2H)、1.76(m、4H)、1.43(s、9H)、0.93(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0319】
[実施例28](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0320】
【化99】
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【0321】
実施例27のt−ブチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレートをジクロロメタン(0.75ml)に溶かした後、TFA(トリフルオロ酢酸)(0.25ml、0.36mmol)を滴加した。常温で2時間攪拌した後、ジクロロメタンで希釈した後に水を加えて反応を終結した。有機層を抽出によって得た後、無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過、減圧濃縮して表題の化合物(48mg、82%)を得た。
【0322】
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.73(s、2H)、5.71(d、J=8.0Hz、1H)、4.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.32(d、J=16.0Hz、1H)、3.87(m、1H)、3.54(m、1H)、3.20(m、4H)、2.62(m、2H)、1.78(m、4H)、0.94(t、3H)、0.62(d、3H)。
【0323】
[実施例29](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0324】
【化100】
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【0325】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(35mg、0.058mmol)をTHF(0.5ml)に溶かした後、TEA(8.8mg、0.09mmol)とヨウ化メチル(12.4mg、0.09mmol)を加えた。常温で2時間攪拌した後、エチル酢酸と水で抽出して有機層を得た後に無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過した。得られた溶液を減圧濃縮してクロマトグラフィー精製を通じて表題化合物(7mg、2%)を得た。
【0326】
H NMR(400MHz、CDCl)8.50(s、1H)、7.87(s、1H)、7.79(s、1H)、7.74(s、2H)、5.73(d、J=8.4Hz、1H)、4.72(d、J=15.6Hz、1H)、4.32(d、J=15.6Hz、1H)、3.91(m、1H)、3.47(m、1H)、3.47(m、1H)、3.21−3.00(m、4H)、2.34(bs、3H)、2.02−1.65(m、6H)、0.92(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0327】
[実施例30](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1,1−ジメチルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0328】
【化101】
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【0329】
実施例29と同様な製造方法でクロマトグラフィー精製を通じて表題の化合物(20mg、57%)を得た。
【0330】
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(s、1H)、7.87(s、1H)、7.79(s、2H)、7.77(s、2H)、5.90(d、J=8.0Hz、1H)、4.81(d、J=16.4Hz、1H)、4.44(d、J=16.4Hz、1H)、4.28(m、1H)、4.02−3.71(m、5H)、3.46(s、3H)、3.37(s、3H)、3.26(m、2H)、2.44(m、2H)、2.17(m、2H)、1.03(t、3H)、0.53(d、3H)。
【0331】
[実施例31]((4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−プロピルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0332】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0333】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(70mg、0.12mol)をジクロロメタン(2ml)に溶かした後、プロピオンアルデヒド(14mg、0.234mmol)とNaBH(OAc)(50mg、0.234mmol)を加えた。常温で4時間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後にジクロロメタンで抽出した。得られた溶液を脱水乾燥および減圧濃縮した後に得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(22mg、29%)を得た。
【0334】
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.74(s、2H)、5.71(d、1H)、4.70(d、1H)、4.29(d、1H)、4.15−4.12(m、1H)、3.90−3.84(m、1H)、3.52−3.44(m、1H)、3.22−3.14(m、1H)、3.04−2.86(m、4H)、2.32−2.22(m、2H)、1.78−1.47(m、5H)、0.97−0.79(m、6H)、0.68(d、3H)。
【0335】
[実施例32](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−メタンスルホニルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0336】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0337】
実施例18の段階2と同様な製造方法で実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オンとMsClを用いて表題の化合物(20mg、35%)を得た。
【0338】
H NMR(400MHz、CDCl3)8.53(s、1H)、7.91(s、1H)、7.80(s、1H)、7.76(s、2H)、5.74(d、1H、J=8.0Hz)、4.73(d、1H、J=16.0Hz)、4.31(d、1H、J=16.0Hz)、3.95−3.83(m、3H)、3.49−3.44(m、1H)、3.21−3.16(m、2H)、2.79(s、3H)、2.76−2.60(m、2H)、1.95−1.78(m、4H)、0.94(t、3H、J=6.8Hz)、0.64(d、3H、J=6.8Hz)。
【0339】
[実施例33](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−アセチルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル}ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0340】
【化104】
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【0341】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(50mg、0.084mmol)をジクロロメタン(0.5ml)に溶かした後、TEA(13mg、0.126mmol)を加えた後、アセチルクロリド(7.9mg、0.10mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後にジクロロメタンを用いて抽出した。得られた有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを用いて脱水した後にろ過した。ろ過された溶液を減圧濃縮して表題の化合物(46mg、86%)を得た。
【0342】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.73(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.86(m、2H)、4.34(m、1H)、3.91(m、3H)、3.45−2.97(m、4H)、2.53(m、2H)、2.07(s、3H)、1.85−1.60(m、2H)、0.91(m、3H)、0.60(bs、3H)。
【0343】
[実施例34](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−プロピオニルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0344】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0345】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにプロピオニルクロリドを用いて表題の化合物(48mg、90%)を得た。H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.74(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.72(m、2H)、4.30(m、1H)、3.91(m、2H)、3.46−2.90(m、4H)、2.55(m、2H)、2.36(m、2H)、1.85(m、4H)、1.18(m、3H)、0.96(m、3H)、0.55(m、3H)。
【0346】
[実施例35]メチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレート
【0347】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0348】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにメチルクロロホルメートを用いて表題の化合物(480mg、65%)を得た。
【0349】
H NMR(400MHz、CDCl)8.52(s、1H)、7.90(s、1H)、7.81(d、J=2.0Hz、1H)、7.53(s、2H)、5.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.34(d、J=16.0Hz、1H)、3.92(m、1H)、3.69(s、3H)、3.4(m、1H)、3.19(m、2H)、2.79(m、2H)、1.80(m、4H)、0.94(t、3H)、0.64(d、3H)。
【0350】
[実施例36]エチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレート
【0351】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0352】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにエチルクロロホルメートを用いて表題の化合物(20mg、36%)を得た。
【0353】
H NMR(400MHz、CDCl)8.50(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.73(s、2H)、5.70(d、1H、J=8.0Hz)、4.71(d、1H、J=16.0Hz)、4.29(d、1H、J=16.0Hz)、4.18−4.08(m、4H)、3.90−3.86(m、1H)、3.48−3.39(m、1H)、3.16−3.11(m、2H)、2.80−2.60(m、2H)、1.84〜1.68(m、2H)、1.68−1.56(m、2H)、1.25−1.22(m、3H)、0.90(t、3H、J=10.8Hz)、0.61(d、3H、J=6.4Hz)。
【0354】
[実施例37]メチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}−N,N−ジメチルピペリジン−1−カルボキサミド
【0355】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0356】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにジメチルカルバミッククロリドを用いて表題の化合物(40mg、71%)を得た。
【0357】
H NMR(400MHz、CDCl)8.52(s、1H)、7.90(s、1H)、7.80(s、1H)、7.76(s、2H)、5.73(d、1H)、4.74(d、1H)、4.38(d、1H)、3.92−3.89(m、1H)、3.77−3.68(m、2H)、3.52−3.43(m、1H)、3.20−3.15(m、2H)、2.78−2.66(m、4H)、2.81(s、6H)、1.81−1.66(m、4H)、0.94−0.91(m、3H)、0.64(d、3H)。
【0358】
[実施例38]メチル2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−イル)アセテート
【0359】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0360】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(100mg、0.167mmol)をDMF(1ml)に溶かした後、KCO(46mg、0.334mmol)とメチルブロモアセテート(26mg、0.167mmol)を滴加した。常温で6時間攪拌した後、エチル酢酸と水を加えて抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸ナトリウムで脱水ろ過および減圧濃縮した後、残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(53mg、47%)を得た。
【0361】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H)、7.89(s、1H)、7.79(s、1H)、7.75(s、2H)、5.72(d、1H、J=8.0Hz)、4.72(d、1H、J=15.6Hz)、4.31(d、1H、J=15.6Hz)、4.13−4.11(m、1H)、3.91−3.87(m、1H)、3.72(s、2H)、3.53−3.47(m、1H)、3.22−3.17(m、2H)、3.02−2.94(m、4H)、2.24−1.78(m、5H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)、0.62(d、3H、J=6.8Hz)。
【0362】
[実施例39]2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−イル)アセティックアシッド
【0363】
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0364】
実施例38のメチル2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−イル)アセテート(25mg、0.037mmol)をTHF/HO(2/1、0.75ml)に溶かした後、LiOH(1.79mg、0.07mmol)を加えた。反応混合液を常温で6時間攪拌した後、2N塩酸で中和した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を脱水減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題化合物(10mg、40%)を得た。
【0365】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H)、7.89(s、1H)、7.79(s、1H)、7.75(s、2H)、5.72(d、1H、J=8.0Hz)、4.72(d、1H、J=15.6Hz)、4.31(d、1H、J=15.6Hz)、4.13−4.11(m、1H)、3.91−3.87(m、1H)、3.72(s、2H)、3.53−3.47(m、1H)、3.22−3.17(m、2H)、3.02−2.94(m、4H)、2.24−1.78(m、5H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)、0.62(d、3H、J=6.8Hz)。
【0366】
[実施例40](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0367】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
【0368】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン3−カルバルデヒドの代わりに2−クロロ−5−ブロモ−ピリジンカルバルデヒドとN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(3.5g、68%)を得た。
【0369】
H NMR(400MHz、CDCl)8.53(s、1H)、7.90(s、1H)、7.81−7.77(m、3H)、5.74(d、1H)、4.71(d、1H)、4.35(d、1H)、4.14−4.09(m、1H)、4.02−3.94(m、3H)、3.41−3.28(m、3H)、3.12−3.06(m、2H)、1.81−1.62(m、3H)、0.90−0.87(m、3H)、0.68(d、3H)。
【0370】
[実施例41](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0371】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
【0372】
実施例40の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をトルエン4mlに溶かした後、ピロリジン(60ul、0.64mmol)、BINAP(20mg、0.032mmol)、NatOBu(22mg、0.22mmol)とPd(dba)(219.8、0.24mmol)を加えた。反応混合液を窒素で置換した後、100℃で3時間攪拌した後に常温に冷却した。セライトパッド(Celite−pad)ろ過後にジクロロメタンで抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過、減圧濃縮した後に得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(60mg、60%)を得た。
【0373】
H NMR(400MHz、CDCl)7.89(s、1H)、7.79−7.77(m、3H)、6.82(d、1H)、5.68(d、1H)、4.52(d、1H)、4.01−3.91(m、3H)、3.35−3.18(m、6H)、3.05−3.02(m、2H)、2.04−2.02(m、3H)、1.69−1.50(m、6H)、0.87−0.80(m、3H)、0.73(d、3H)。
【0374】
[実施例42]メチル2−(4−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}ピペラジン−1−イル)アセテート
【0375】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
【0376】
[段階1]t−ブチル4−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボキシレートの製造
【0377】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0378】
実施例41と同様な製造方法でピロリジンの代わりに1−t−Boc−ピペラジンを用いて表題の化合物(60mg、54%)を得た。
【0379】
H NMR(400MHz、CDCl)8.04(s、1H)、7.89(s、1H)、7.76(s、3H)、5.70(d、1H)、4.67(d、1H)、4.47(d、1H)、4.00−3.95(m、2H)、3.65−3.58(m、4H)、3.37−3.29(m、4H)、3.18−3.12(m、6H)、1.75−1.37(m、12H)、1.49(s、9H)、0.89(m、3H)、0.72(d、3H)。
【0380】
[段階2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0381】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0382】
段階1のt−ブチル4−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボキシレート(60mg、0.08mmol)をジクロロメタンに溶かした後、実施例33と同様な方法で表題の化合物(52mg、100%)を得た。
【0383】
H NMR(400MHz、CDCl3)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、4.69(d、1H)、4.24(d、1H)、3.88−3.48(m、1H)、3.57−3.52(m、1H)、3.20−3.15(m、1H)、2.86−2.83(m、1H)、2.73−2.59(m、4H)、2.05−1.89(m、4H)、0.92−0.86(m、3H)、0.60(d、3H)。
【0384】
[段階3]メチル2−(4−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}ピペラジン−1−イル)アセテートの製造
【0385】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
【0386】
段階2の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンを用いて実施例43と同様な製造方法でメチルブロモアセテートを用いて表題の化合物(29mg、50%)を得た。
【0387】
H NMR(400MHz、CDCl3)8.04(s、1H)、7.89(s、1H)、7.76(s、2H)、7.23(s、1H)、5.69(d、1H)、4.69(d、1H)、4.46(d、1H)、3.99−3.61(m、2H)、3.81(s、3H)、3.37−3.24(m、6H)、2.77(m、4H)、1.71−1.62(m、13H)、0.86(s、3H)、0.72(d、3H)。
【0388】
[実施例43](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(アゼチジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0389】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
【0390】
実施例41と同様な製造方法でピロリジンの代わりにアゼチジンを用いて表題の化合物(18mg、8%)を得た。
【0391】
H NMR(400MHz、CDCl)7.89(s、1H)、7.76(s、2H)、7.64(s、1H)、6.73(s、1H)、5.68(d、1H、J=8.0Hz)、4.67(d、1H、J=16.0Hz)、4.49(d、1H、J=16.0Hz)、3.80〜4.05(m、6H)、3.33(m、2H)、3.22(m、1H)、3.03(m、2H)、2.41(m、2H)、1.48〜1.72(m、5H)、0.84(m、3H)、0.67(m、3H)。
【0392】
[実施例44](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0393】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0394】
実施例41と同様な製造方法でピロリジンの代わりにピペリジンを用いて表題の化合物(19mg、13%)を得た。
【0395】
H NMR(400MHz、CDCl)8.04(s、1H)、7.87(s、1H)、7.74(s、2H)、7.20(s、1H)、5.67(d、1H、J=8.0Hz)、4.66(d、1H、J=15.2Hz)、4.45(d、1H、J=15.6Hz)、3.83〜4.00(m、3H)、2.93〜3.38(m、9H)、1.48〜1.78(m、10H)、0.84(t、3H、J=6.8Hz)、0.69(d、3H、J=6.4Hz)。
【0396】
[実施例45](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−フェニルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0397】
【化119】
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【0398】
実施例40の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をHO/1,4−ジオキサン(1/2、3ml)に溶かした後、NaCO(52.15mg、0.49mol)、フェニルボロン酸(30mg、0.25mol)とPd(PPh(19mg、0.02mmol)を加えた。反応混合液を40℃で24時間攪拌した後、常温に冷却、エチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(70mg、70%)を得た。
【0399】
H NMR(400MHz、CDCl)8.57(s、1H)、7.86(d、2H、J=11.6Hz)、7.75(s、2H)、7.56〜7.57(m、2H)、7.49(t、2H、J=7.6Hz)、7.41(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.0Hz)、4.82(d、1H、J=15.6Hz)、4.45(d、1H、J=15.6Hz)、4.03(m、1H)、3.94(m、2H)、3.42(m、2H)、3.32(m、1H)、3.15(m、2H)、1.81(m、2H)、1.69(m、2H)、0.95(m、3H)、0.69(m、3H)。
【0400】
[実施例46](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0401】
【化120】
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【0402】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに2−メチルトルエンボロン酸を用いて表題の化合物(80mg、51%)を得た。
【0403】
H NMR(400MHz、CDCl)8.56(s、1H)、7.87(s、1H)、7.83(s、1H)、7.74(s、2H)、7.37(s、3H)、7.23(s、1H)、5.68(d、1H、J=7.6Hz)、4.82(d、1H、J=15.6Hz)、4.44(d、1H、J=15.6Hz)、3.87〜4.05(m、3H)、3.24〜3.50(m、3H)、3.07〜3.23(m、2H)、2.41(s、3H)、1.52〜1.90(m、4H)、0.94(m、3H)、0.69(m、3H)。
【0404】
[実施例47](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0405】
【化121】
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【0406】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに3−フルオロフェニルボロン酸を用いて表題の化合物(79mg、50%)を得た。
【0407】
H NMR(400MHz、CDCl)8.52(s、1H)、7.86(s、1H)、7.80(s、1H)、7.73(s、3H)、7.44(m、1H)、7.31(s、1H)、7.08(m、1H)、5.68(d、1H、J=7.6Hz)、4.79(d、1H、J=15.6Hz)、4.41(d、1H、J=15.2Hz)、3.83〜4.02(m、3H)、3.22〜3.50(m、3H)、3.16(m、2H)、1.60〜1.89(m、4H)、0.93(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0408】
[実施例48](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3−エトキシフェニル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0409】
【化122】
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【0410】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに3−エトキシフェニルボロン酸を用いて表題の化合物(75.9mg、71%)を得た。
【0411】
H NMR(400MHz、CDCl)8.56(s、1H)、7.88(s、1H)、7.83(s、1H)、7.75(s、2H)、7.49(m、1H)、7.03〜7.16(m、2H)、6.93(m、1H)、5.69(d、1H、J=7.2Hz)、4.82(d、1H、J=15.6Hz)、4.43(d、1H、J=15.6Hz)、3.86〜4.16(m、5H)、3.26〜3.50(m、3H)、3.08〜3.26(m、2H)、1.40〜1.90(m、4H)、1.25(m、3H)、0.91(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0412】
[実施例49](4S、5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(フラン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0413】
【化123】
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【0414】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに1−フラニルボロン酸を用いて表題の化合物(33.8mg、34%)を得た。
【0415】
H NMR(400MHz、CDCl)8.62(s、1H)、7.84〜7.92(m、2H)、7.74(s、2H)、7.50(s、1H)、6.66(d、1H、J=2.8Hz)、6.49(s、1H)、5.70(d、1H、J=8.4Hz)、4.76(d、1H、J=16.4Hz)、4.40(d、1H、J=15.6Hz)、3.89〜4.02(m、3H)、3.24〜3.42(m、3H)、3.05〜3.21(m、2H)、1.50〜1.82(m、4H)、0.90(m、3H)、0.66(m、3H)。
【0416】
[実施例50](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0417】
【化124】
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【0418】
実施例40の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をトルエン4mlに溶かした後、1−メチル−2−(トリブチルスタンニル)−1H−ピロール(90mg、0.24mmol)とP(PPh(23mg、0.02mmol)を滴加した。100℃で24時間攪拌した後、常温に冷却した。反応混合液を酢酸エチルと水を用いて抽出した後、無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(33.8mg、34%)を得た。
【0419】
H NMR(400MHz、CDCl)8.41(s、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、7.68(s、1H)、6.78(s、1H)、6.21〜6.29(m、2H)、5.70(d、1H、J=7.6Hz)、4.79(d、1H、J=16.0Hz)、4.41(d、1H、J=16.8Hz)、3.89〜4.03(m、3H)、3.70(s、3H)、3.26〜3.43(m、3H)、3.07〜3.23(m、2H)、1.62〜1.86(m、4H)、0.95(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0420】
[実施例51](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0421】
【化125】
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【0422】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソオキサゾールを用いて表題の化合物(18mg、17%)を得た。
【0423】
H NMR(400MHz、CDCl)8.24(s、1H)、7.87(s、1H)、7.67(s、2H)、7.58(s、1H)、5.68(d、1H、J=8.4Hz)、4.74(d、1H、J=15.6Hz)、4.40(d、1H、J=15.6Hz)、3.84〜4.03(m、3H)、3.24〜3.42(m、4H)、3.14(m、1H)、2.44(s、3H)、2.29(s、3H)、1.49〜2.88(m、4H)、0.92(m、3H)、0.67(m、3H)。
【0424】
[実施例52](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0425】
【化126】
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【0426】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンカルバルデヒドの代わりに2−クロロニコチンアルデヒドを用いて表題の化合物(15mg、9%)を合成した。
【0427】
H NMR(400MHz、CDCl)8.31(dd、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.66(d、1H)、7.00(dd、1H)、5.69(d、1H)、4.71(d、1H)、4.39(d、1H)、3.92(m、1H)、3.50(m、1H)、3.11(m、1H)、2.74(m、1H)、1.86−1.05(m、10H)、0.90(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0428】
[実施例53](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0429】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
【0430】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミンの代わりにN−エチル−N−シクロヘキシルアミンを用いて表題の化合物(160mg、32%)を得た。
【0431】
H NMR(400MHz、CDCl)8.47(s、1H)、7.87(s、1H)、7.76(s、2H)、7.24(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.0Hz)、4.70(d、1H、J=15.6Hz)、4.27(d、1H、J=15.6Hz)、3.84(m、1H)、3.55(m、1H)、3.15(m、1H)、2.82(m、1H)、1.38〜1.81(m、6H)、1.00〜1.36(m、4H)、0.92(m、3H)、0.80(m、3H)。
【0432】
[実施例54]5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ニコチンニトリル
【0433】
【化128】
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【0434】
[段階1]メチル5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]二コチネートの製造
【0435】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
メチル2−クロロ−5−ブロモ二コチネート(100g、399mol)をトルエン(400ml、1M)に溶かした後、N−エチル−N−シクロヘキシルアミン(62.2g、489mol)を常温で滴加した。反応溶液を140℃で6時間還流した後、N−エチル−N−シクロヘキシルアミン(62.2g、489mol)追加滴加した。反応溶液を20時間還流した後、常温に冷却した後にエチルアセテートで希釈した後、水と塩化アンモニウム、2N塩酸水溶液で洗浄した。減圧濃縮した後、表題の化合物(130g、95.5%)を得た。
【0437】
H NMR(400MHz、CDCl)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、3.86(s、3H)、3.41(m、2H)、3.34(m、1H)、1.78(m、2H)、1.46〜1.69(m、4H)、1.18〜1.29(m、4H)、1.80(t、3H、J=6.8Hz)。
【0438】
[段階2]{5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メタノールの製造
【0439】
【化130】
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【0440】
段階1のメチル5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]二コチネート(226g、662mol)をテトラヒドロフラン(700ml、0.9M)に溶かした後、0℃に冷却した後、LAH(25g、662mol)を徐々に滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、酢酸エチルで希釈した後、NaSO10水和物(430g)を滴加した後、常温で24時間攪拌した後、減圧ろ過した後に減圧濃縮して表題の化合物(201g、97%)を得た。
【0441】
H NMR(400MHz、CDCl)8.33(d、1H、J=2.4Hz)、7.65(s、1H、J=2.4Hz)、4.69(s、2H)、3.22(m、2H)、2.92(m、1H)、1.69〜1.83(m、3H)、1.62(m、1H)、1.30〜1.50(m、2H)、1.08〜1.30(m、4H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)。
【0442】
[段階3]5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンの製造
【0443】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0444】
段階2で得られた{5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メタノール(46g、135mol)をDMF(300ml)に溶かした後、0℃に冷却した。反応混合液にSOCl(17.6g、148mol)を徐々に滴加した後、1時間攪拌した。反応混合液を酢酸エチル(200ml)で希釈した後、水を加えて反応を終結する。有機層を得た後、無水NaSO乾燥した後に減圧濃縮して5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンを得た後、追加精製過程なく後続反応に直ちに用いた。
【0445】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0446】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0447】
(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(46g、147mol)をDMF(150ml)に溶かした後、NaHMDS(176ml、176mol)を−40℃で滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、段階3で得られた5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンをDMF(30ml)で希釈した後、反応混合液に徐々に滴加した。常温に上げた後、3時間攪拌した後、酢酸エチル(200ml)で希釈した後に水(500ml)を加えて反応を終結した。有機層を取った後、水(1.5L)で洗浄した後、シリカ−セライトパッド(silica−celite pad)で減圧ろ過して表題化合物(60g、67%)を得た。
【0448】
H NMR(400MHz、CDCl)8.31(s、1H)、7.89(s、1H)、7.76(s、2H)、7.74(s、1H)、5.73(d、1H、J=8.0Hz)、4.68(d、1H、J=16.0Hz)、4.30(d、1H、J=16.0Hz)、3.93(m、1H)、3.44(m、1H)、3.03(m、1H)、2.68(m、1H)、1.44〜1.86(m、5H)、1.02〜1.44(m、5H)、0.86(t、3H、J=6.8Hz)、0.66(d、3H、J=6.4Hz)。
【0449】
[段階5]5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ニコチンニトリルの製造
【0450】
【化133】
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【0451】
段階4の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(500mg、0.82mmol)をDMF(3ml)に溶かした後、CuCN(147mg、1.64mmol)とCuI(232mg、1.23mmol)を加えた後に24時間還流攪拌した。常温に冷ました後、エチル酢酸と水で抽出した後、無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過および減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(200mg、44%)を得た。
【0452】
H NMR(400MHz、CDCl)8.47(s、1H)、7.90(s、1H)、7.79(s、1H)、7.76(s、2H)、5.75(d、1H、J=8.0Hz)、4.75(d、1H、J=15.6Hz)、4.13(d、1H、J=16.4Hz)、3.84(m、1H)、3.62(m、1H)、3.17(m、1H)、2.98(m、1H)、1.72〜1.90(m、2H)、1.42〜1.71(m、4H)、1.02〜1.40(m、4H)、0.96(t、3H、J=6.4Hz)、0.63(d、3H、J=6.0Hz)。
【0453】
[実施例55]5−{[(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル]メチル}−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]−ピリジン−3−イルメタンスルホネート
【0454】
【化134】
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【0455】
[段階1](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−5−ヒドロキシピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0456】
【化135】
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【0457】
実施例54の段階4の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(500mg、0.8mmol)を1,4−ジオキサン/HO(1/1、8ml)に溶かした後、Pd(dba)(90mg、0.08mmol)、KOH(135mg、2.4mmol)と2−ジ−t−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1'−ビフェニル(100mg、0.16mmol)を加えた。反応混合液を100℃で3時間還流攪拌した後、常温に冷却した。ジクロロメタンと水で抽出した後に得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(200mg、45%)を得た。
【0458】
H NMR(400MHz、CDCl)8.03(d、1H)、7.87(s、1H)、7.72(s、2H)、7.25(m、1H)、5.84(d、1H)、4.68(d、1H)、4.46(d、1H)、4.0(m、1H)、3.37(m、1H)、3.03(m、1H)、2.64(m、1H)、1.79(m、4H)、1.41(m、2H)、1.28(m、4H)、0.86(t、3H)、0.73(d、3H)。
【0459】
[段階2]5−{[(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル]メチル}−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]−ピリジン−3−イルメタンスルホネートの製造
【0460】
【化136】
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【0461】
実施例32と同様な製造方法で段階1の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−5−ヒドロキシピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとMsClを用いて表題の化合物(18mg、12%)を得た。
【0462】
H NMR(400MHz、CDCl)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、7.56(s、2H)、7.59(s、1H)、5.74(d、1H、J=8.4Hz)、4.73(d、1H、J=16.0Hz)、4.29(d、1H、J=16.0Hz)、3.90(m、1H)、3.50(m、1H)、3.34(s、3H)、3.07(m、1H)、2.74(m、1H)、1.06〜1.84(m、10H)、0.90(t、3H、J=7.0Hz)、0.62(d、3H、J=6.8Hz)。
【0463】
[実施例56](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0464】
【化137】
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【0465】
実施例50と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−2−(トリブチルスタンニル)−1H−ピロール(137mg、0.37mmol)を用いて表題化合物(45mg、30%)を得た。
【0466】
H NMR(400MHz、CDCl)8.37(s、1H)、7.87(s、1H)、7.74(s、2H)、7.66(s、1H)、6.77(s、1H)、6.24(m、2H)、5.68(d、1H、J=7.6Hz)、4.74(m、1H)、4.38(m、1H)、3.90(m、1H)、3.69(s、3H)、3.54(m、1H)、3.06(m、1H)、2.76(m、1H)、1.50〜1.92(m、5H)、1.06〜1.50(m、5H)、0.93(m、3H)、0.66(m、3H)。
【0467】
[実施例57](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0468】
【化138】
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【0469】
実施例53と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミンの代わりにN−メチル−N−シクロヘキシルアミンを使用して反応を行った後、得られた5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(メチル)アミノ]ニコチンアルデヒドを使用して実施例56と同様な製造方法で3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを1,4−ジオキサン/HOの代わりにDME/HO(2/1)条件で反応して表題の化合物(85mg、42%)を得た。
【0470】
H NMR(400MHz、CDCl)8.18(s、1H)、7.88(s、1H)、7.73(s、2H)、7.53(s、1H)、5.68(d、1H)、4.78(d、1H)、4.33(d、1H)、3.92(m、1H)、3.00(m、1H)、2.79(s、3H)、2.44(s、3H)、2.29(s、3H)、1.83−1.13(m、10H)、0.70(d、3H)。
【0471】
[実施例58](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0472】
【化139】
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【0473】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを使用して実施例56と同様な製造方法で表題の化合物(85mg、42%)を得た。
【0474】
H NMR(400MHz、CDCl)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.57(s、1H)、5.68(d、1H、J=8.0Hz)、4.73(d、1H、J=15.6Hz)、4.37(d、1H、J=15.6Hz)、3.94(m、1H)、3.52(m、1H)、3.11(m、1H)、2.78(m、1H)、2.50(s、3H)、2.31(s、3H)、1.50〜1.90(m、4H)、1.43(m、2H)、1.25(m、2H)、1.12(m、2H)、0.95(t、3H、J=7.2Hz)、0.70(d、3H、J=6.8Hz)。
【0475】
[実施例59](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0476】
【化140】
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【0477】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(300mg、90%)を得た。
【0478】
H NMR(400MHz、CDCl)8.37(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.69(s、1H)、7.55(s、1H)、6.34(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.0Hz)、4.76(d、1H、J=15.6Hz)、4.35(d、1H、J=16.0Hz)、3.92(s、4H)、3.58(m、1H)、3.11(m、1H)、2.80(m、1H)、1.40〜1.92(m、6H)、1.04〜1.40(m、4H)、0.97(m、3H)、0.88(m、3H)。
【0479】
[実施例60](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−3−(トリフルオロメチル)−ピラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0480】
【化141】
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【0481】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−3−トリフルオロメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(160mg、50%)を得た。
【0482】
H NMR(400MHz、CDCl)8.34(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、7.68(s、1H)、6.57(s、1H)、5.70(d、1H、J=7.6Hz)、4.74(d、1H、J=16.4Hz)、4.34(d、1H、J=15.6Hz)、2.85〜4.00(m、4H)、3.56(m、1H)、3.16(m、1H)、2.84(m、1H)、1.40〜1.90(m、6H)、1.03〜1.39(m、4H)、0.98(m、3H)、0.97(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0483】
[実施例61]エチル(2−{4−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)]−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)アセテート
【0484】
【化142】
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【0485】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとメチル3−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−プロピオネートを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(15mg、5%)を得た。
【0486】
H NMR(400MHz、CDCl)8.46(s、1H)、7.87(s、1H)、7.82(s、1H)、7.71〜7.45(m、4H)、5.70(d、1H、J=8.4Hz)、4.97(s、2H)、4.75(d、1H、J=15.6Hz)、4.38(d、1H、J=15.2Hz)、4.28(t、2H、J=7.2Hz)、3.89(m、1H)、3.53(m、1H)、3.05(m、1H)、2.72(m、1H)、1.08〜1.91(m、13H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)、0.69(d、3H、J=6.4Hz)。
【0487】
[実施例62](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0488】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0489】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(100mg、50%)を得た。
【0490】
H NMR(400MHz、CDCl)8.43(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、3H)、7.69(s、1H)、7.62(s、1H)、5.67(d、1H、J=8.0Hz)、4.72(d、1H、J=16.4Hz)、4.39(d、1H、J=15.6Hz)、3.97(s、3H)、3.92(m、1H)、3.51(m、1H)、3.06(m、1H)、2.74(m、1H)、1.31〜1.90(m、6H)、1.04〜1.31(m、4H)、0.92(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0491】
[実施例63](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−チオフェン−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0492】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0493】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−チオフェンを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(50mg、25%)を得た。
【0494】
H NMR(400MHz、CDCl)8.52(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、3H)、7.09(s、1H)、6.89(s、1H)、5.71(d、1H、J=8.4Hz)、4.75(d、1H、J=16.0Hz)、4.35(d、1H、J=16.0Hz)、3.90(m、1H)、3.53(m、1H)、3.06(m、1H)、2.70(m、1H)、2.04(s、3H)、1.09〜1.80(m、10H)、0.91(m、3H)、0.67(m、3H)。
【0495】
[実施例64](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル}ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0496】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0497】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1,3,5−トリメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、8%)を得た。
【0498】
H NMR(400MHz、CDCl)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.53(s、1H)、5.66(d、1H、J=7.6Hz)、4.74(d、1H、J=15.6Hz)、4.38(d、1H、J=15.2Hz)、3.94(m、1H)、3.80(s、3H)、3.51(m、1H)、3.08(m、1H)、2.76(m、1H)、2.27(s、6H)、1.03〜1.92(m、10H)、0.94(m、3H)、0.69(m、3H)。
【0499】
[実施例65](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0500】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレートを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(42mg、35%)を得た。
【0502】
H NMR(400MHz、CDCl)8.25(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.58(s、1H)、5.83(bs、1H)、5.68(d、1H)、4.77(d、1H)、4.41(d、1H)、3.94(m、1H)、3.52(m、1H)、3.08(m、1H)、2.76(m、1H)、2.33(s、6H)、1.87−1.13(m、10H)、1.02(m、3H)、0.71(m、3H)。
【0503】
[実施例66](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0504】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
[段階1](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0506】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(1.0g、1.64mmol)をトルエン(4ml)に溶かした後、Pd(dppf)Cl(134mg、0.164mmol)、KOAc(483mg、4.92mmol)と4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(500mg、1.97mmol)を滴加した。反応混合液を100℃で5時間還流攪拌した後、常温に冷却した。反応混合液をジクロロメタンで抽出した後、無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧濃縮した後に残渣をクロマトグラフィーで精製してジオキサボロラン化合物(750mg、70%)を得た。
【0508】
H NMR(400MHz、CDCl)8.61(s、1H)、7.95(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.70(d、1H)、4.78(d、1H)、4.28(d、1H)、3.83(m、1H)、3.59(m、1H)、3.08(m、1H)、2.78(m、1H)、1.95(m、5H)、1.34(m、5H)、1.24(s、12H)、0.92(t、3H)、0.64(d、3H)。
【0509】
[段階2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0510】
【化149】
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【0511】
段階1の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(200mg、0.30mmol)をDME/HO(2/1、4.5ml)に溶かした後、1−メチル−5−ヨード−テトラゾール(90mg、0.46mmol)、KCO(82mg、0.6mmol)とPd(PPh(50mg、0.03mmol)を滴加した後、90℃で62時間還流攪拌した。常温に冷却した後、エチル酢酸で抽出した後に得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(17mg、9%)を得た。
【0512】
H NMR(400MHz、CDCl)8.63(d、1H)、8.04(d、1h)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、5.76(d、1H)、4.84(d、1H)、4.28(d、1H)、4.22(s、3H)、3.95(m、1H)、3.67(m、1H)、3.19(m、1H)、2.94(m、1H)、1.87(m、1H)、1.79(m、1H)、1.67(m、4H)、1.34(m、4H)、1.00(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0513】
[実施例67](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0514】
【化150】
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【0515】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−イソブチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(60mg、28%)を得た。
【0516】
H NMR(400MHz、CDCl)8.46(d、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.74(s、2H)、7.71(d、1H)、7.62(s、1H)、5.69(d、1H)、4.75(d、1H)、4.41(d、1H)、4.41(d、1H)、3.97(m、3H)、3.53(m、1H)、3.08(m、1H)、2.71(m、1H)、2.28(m、1H)、2.17−1.24(m、10H)、0.96(m、12H)、0.70(d、3H)。
【0517】
[実施例68](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0518】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1H−ピラゾール−4−イルボロン酸を使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(50mg、25%)を得た。
【0520】
H NMR(400MHz、CDCl)8.49(d、1H)、7.87(s、2H)、7.74(s、3H)、7.63(s、1H)、6.37(bs、1H)、5.69(d、1H)、4.77(d、1H)、4.42(d、1H)、3.93(m、1H)、3.54(m、1H)、3.09(m、1H)、2.73(m、1H)、1.88−1.50(m、6H)、1.40(m、2H)、1.14(m、2H)、0.94(t、3H)、0.70(d、3H)。
【0521】
[実施例69](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0522】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0523】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1,3−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(56mg、54%)を得た。
【0524】
H NMR(400MHz、CDCl)8.36(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.64(s、1H)、7.45(s、1H)、4.75(d、1H)、4.41(d、1H)、3.90(s、3H)、3.50(m、1H)、3.06(m、1H)、2.73(m、1H)、2.41(m、3H)、1.93−1.13(m、10H)、093(m、3H)、0.70(d、3H)。
【0525】
[実施例70](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メトキシ−チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0526】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0527】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−メトキシ−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)−チオフェンを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(55mg、55%)を得た。
【0528】
H NMR(400MHz、CDCl)8.64(d、1H)、8.00(s、1H)、7.87(s、1H)、7.76(s、2H)、7.20(d、1H)、6.96(d、1H)、5.69(d、1H)、4.79(d、1H)、4.36(d、1H)、3.94(m、4H)、3.56(m、1H)、3.07(m、1H)、2.75(m、1H)、1.87−1.33(m、7H)、1.14(m、3H)、0.94(m、3H)、0.68(d、3H)。
【0529】
[実施例71]5−{5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−チオフェン−2−カルボニトリル
【0530】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0531】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2−シアノ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)−チオフェンを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(78mg、76%)を得た。
【0532】
H NMR(400MHz、CDCl)8.52(d、1H)、7.88(s、1H)、7.80(d、1H)、7.74(s、2H)、7.62(d、1H)、7.24(d、1H)、5.70(d、1H)、4.76(d、1H)、4.34(d、1H)、3.92(m、1H)、3.58(m、1H)、3.58(m、1H)、3.15(m、1H)、2.84(m、1H)、1.84(m、2H)、1.64(m、2H)、1.49(m、2H)、1.30(m、2H)、1.20(m、2H)、0.96(t、3H)、0.68(d、1H)。
【0533】
[実施例72](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0534】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0535】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−(トリフルオロメチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(40mg、18%)を得た。
【0536】
H NMR(400MHz、CDCl)8.32(s、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、3H)、7.72(d、1H)、5.72(d、1H)、4.78(d、1H)、4.37(d、1H)、3.94(m、1H)、3.57(m、1H)、3.12(m、1H)、2.78(m、1H)、1.87−1.00(m、10H)、0.96(t、3H)、0.67(d、3H)。
【0537】
[実施例73]エチル4−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ)]ピリジン−3−イル}−3−メチルイソオキサゾール−5−カルボキシレート
【0538】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0539】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりにエチル4−ブロモ−3−メチルイソオキサゾール−5−カルボキシレートを使用して表題の化合物(30mg、14%)を得た。
【0540】
H NMR(400MHz、CDCl)8.69(d、1H)、8.30(d、1H)、7.87(s、1H)、7.81(s、2H)、5.98(d、1H)、7.87(d、1H)、4.36(q、2H)、4.23(d、1H)、4.15(m、1H)、3.73(m、1H)、3.11(m、1H)、2.96(m、1H)、2.52(s、3H)、1.94(m、1H)、1.69(m、9H)、1.40(t、3H)、0.98(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0541】
[実施例74]エチル5−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ)]ピリジン−3−イル}−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキシレート
【0542】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0543】
実施例66と同様な方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりにエチル5−ブロモ−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキシレートを使用して表題の化合物(15mg、15%)を得た。
【0544】
H NMR(400MHz、CDCl)8.69(d、1H)、7.88(s、2H)、7.82(s、1H)、7.75(s、1H)、5.69(d、1H)、4.71(d、1H)、4.42(m、2H)、4.15(m、1H)、3.92(m、1H)、3.70(m、1H)、3.50(m、1H)、2.40(s、3H)、1.82(m、10H)、1.43(t、3H)、0.94(t、3H)、0.66(d、3H)。
【0545】
[実施例75](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−メチル−フラン−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0546】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0547】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと5−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フランを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、15%)を得た。
【0548】
H NMR(400MHz、CDCl)8.56(d、1H)、7.87(s、1H)、7.83(d、1H)、7.75(s、2H)、6.54(d、1H)、6.08(d、1H)、5.71(d、1H)、4.78(d、1H)、4.39(d、1H)、3.90(m、1H)、3.55(m、1H)、3.07(m、1H)、2.73(m、1H)、1.82−1.05(m、10H)、0.93(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0549】
[実施例76]t−ブチル2−{5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1H−ピロール−1−カルボキシレート
【0550】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0551】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとt−ブチル2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロール−1−カルボキシレートを使用して実施例45と同様な方法で表題の化合物(350mg、47%)を得た。
【0552】
H NMR(400MHz、CDCl)8.27(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、7.72(s、1H)、7.38(m、1H)、6.26(m、1H)、5.77(d、1H)、4.88(d、1H)、4.32(d、1H)、3.99(m、1H)、3.62(m、1H)、3.05(m、1H)、2.73(m、1H)、1.90(m、10H)、1.48(s、9H)、097(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0553】
[実施例77](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(チオフェン−3−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0554】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりにチオフェン−3−ボロン酸を使用して表題の化合物(130mg、64%)を得た。
【0556】
H NMR(400MHz、CDCl)8.56(s、1H)、7.87(s、1H)、7.82(s、1H)、7.74(s、2H)、7.46(m、2H)、7.37(d、1H)、5.69(d、1H)、4.79(d、1H)、4.40(d、1H)、3.91(m、1H)、3.57(m、1H)、3.09(m、1H)、2.78(m、1H)、1.89−1.06(m、10H)、0.95(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0557】
[実施例78](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0558】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−チオフェンを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(110mg、53%)を得た。
【0560】
H NMR(400MHz、CDCl)8.41(d、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.71(s、1H)、7.26(d、1H)、6.97(d、1H)、5.70(d、1H)、4.79(d、1H)、4.38(d、1H)、3.94(m、1H)、3.58(m、1H)、3.11(m、1H)、2.78(m、1H)、2.35(s、3H)、1.72−1.07(m、10H)、0.96(t、3H)、0.70(d、3H)。
【0561】
[実施例79](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−メチル−チオフェン−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0562】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0563】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−チオフェニルを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、42%)を得た。
【0564】
H NMR(400MHz、CDCl)8.52(d、1H)、7.87(s、1H)、7.77(d、1H)、7.75(s、2H)、7.09(s、1H)、6.89(s、1H)、5.70(d、1H)、4.78(d、1H)、4.37(d、1H)、3.93(m、1H)、3.58(m、1H)、3.10(m、1H)、2.78(m、1H)、1.89−1.02(m、10H)、0.94(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0565】
[実施例80](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0566】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0567】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとトリブチル(チオフェン−2−イル)スタンナンを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(33mg、16%)を得た。
【0568】
H NMR(400MHz、CDCl)8.56(d、1H)、7.87(s、1H)、7.81(d、1H)、7.75(d、2H)、7.33(d、1H)、7.29(d、1H)、7.13(t、1H)、5.70(d、1H)、4.78(d、1H)、4.38(d、1H)、3.94(m、1H)、3.57(m、1H)、3.12(m、1H)、2.79(m、1H)、1.89−1.069(m、10H)、0.95(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0569】
[実施例81](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(チアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0570】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
実施例66と同様な製造方法で方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに4−ブロモチアゾールを使用して表題の化合物(85mg、45%)を得た。
【0572】
H NMR(400MHz、CDCl)8.91(d、1H)、8.83(d、1H)、8.17(d、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、7.54(d、1H)、5.72(d、1H)、4.82(d、1H)、4.40(d、1H)、3.94(m、1H)、3.59(m、1H)、3.12(m、1H)、2.83(m、1H)、1.90(m、4H)、1.46(m、2H)、1.34(m、2H)、1.16(m、2H)、0.96(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0573】
[実施例82]3−{5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−チオフェン−2−カルボニトリル
【0574】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0575】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに3−ブロモ−2−シアノチオフェンを使用して表題の化合物(80mg、38%)を得た。
【0576】
H NMR(400MHz、CDCl)8.45(s、1H)、8.07(s、1H)、7.86(s、1H)、7.81(s、2H)、7.68(d、1H)、7.30(d、1H)、6.06(d、1H)、4.88(d、1H)、4.32(d、1H)、4.12(m、1H)、3.65(m、1H)、3.06(m、1H)、2.85(m、1H)、1.95−1.13(m、10H)、1.11(m、3H)、0.67(d、3H)。
【0577】
[実施例83]t−ブチル4−[5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−5−メチルイソオキサゾール−3−イル−カルバメート
【0578】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとt−ブチル5−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イル−カルボキシレートを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(50mg、16%)を得た。
【0580】
H NMR(400MHz、CDCl)8.35(d、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.65(d、1H)、5.70(d、1H)、4.76(d、1H)、4.37(d、1H)、3.96(m、1H)、3.57(m、1H)、3.15(m、1H)、2.81(m、1H)、2.07(s、3H)、2.48(s、3H)、1.89−1.07(m、10H)、0.96(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0581】
[実施例84](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2,4−ジメチル−チアゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0582】
【化167】
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【0583】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2,4−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−チアゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(70mg、33%)を得た。
【0584】
H NMR(400MHz、CDCl)8.35(d、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.65(d、1H)、5.70(d、1H)、4.76(d、1H)、4.37(d、1H)、3.96(m、1H)、3.57(m、1H)、3.15(m、1H)、2.81(m、1H)、2.07(s、3H)、2.48(s、3H)、1.89−1.07(m、10H)、0.96(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0585】
[実施例85](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−アミノ−5−メチル−イソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0586】
【化168】
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【0587】
実施例83のt−ブチル4−[5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−5−メチルイソオキサゾール−3−イル−カルバメートを用いて実施例28と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、50%)を得た。
【0588】
H NMR(400MHz、CDCl)8.28(d、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、7.65(d、1H)、5.72(d、1H)、4.74(d、1H)、4.37(d、1H)、3.99(m、4H)、3.56(m、1H)、3.13(m、1H)、2.79(m、1H)、2.39(s、1H)、1.89−1.04(m、10H)、0.96(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0589】
[実施例86](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−チオフェン−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0590】
【化169】
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【0591】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに3−ブロモ−4−メチルチオフェンを使用して表題の化合物(40mg、19%)を得た。
【0592】
H NMR(400MHz、CDCl)8.36(d、1H)、7.87(s、1H)、7.74(s、1H)、7.68(d、1H)、7.25(d、1H)、7.08(d、1H)、5.69(d、1H)、4.78(d、1H)、4.40(d、1H)、3.94(m、1H)、3.57(m、1H)、3.11(m、1H)、2.77(m、1H)、2.31(s、3H)、1.90−1.01(m、10H)、0.96(t、3H)、0.70(d、3H)。
【0593】
[実施例87](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−イソチオオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0594】
【化170】
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【0595】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに4−ブロモ−3−メチルイソチアゾ−ルを使用して表題の化合物(70mg、34%)を得た。
【0596】
H NMR(400MHz、CDCl)8.53(s、1H)、8.35(d、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.69(d、1H)、5.69(d、1H)、4.78(d、1H)、4.40(d、1H)、3.97(m、1H)、3.57(m、1H)、3.16(m、1H)、2.82(m、1H)、2.58(s、3H)、1.90−1.08(m、10H)、0.97(t、3H)、0.71(d、3H)。
【0597】
[実施例88](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0598】
【化171】
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【0599】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとピロリジンを用いて実施例41と同様な製造方法で表題の化合物(60mg、60%)を得た。
【0600】
H NMR(400MHz、CDCl)7.88(s、1H)、7.76(s、3H)、6.84(s、1H)、5.66(d、1H、J=7.6Hz)、4.67(d、1H、J=15.2Hz)、4.49(d、1H、J=16.0Hz)、3.97(m、1H)、3.28(s、4H)、3.00(m、1H)、2.64(m、1H)、2.03(s、4H)、1.60〜1.83(m、5H)、0.98〜1.38(m、6H)、0.84(m、3H)、0.72(m、3H)。
【0601】
[実施例89](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0602】
【化172】
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【0603】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2−メチルピロリジンを用いて実施例41と同様な製造方法で表題の化合物(110mg、50%)を得た。
【0604】
H NMR(400MHz、CDCl)7.87(s、1H)、7.76〜7.78(m、3H)、6.85(s、1H)、5.68(m、1H)、4.67(d、1H、J=15.6Hz)、4.49(m、1H)、3.98(m、1H)、3.85(m、1H)、3.43(m、1H)、3.30(m、1H)、3.13(m、1H)、3.00(m、1H)、2.64(m、1H)、1.02〜2.07(m、14H)、1.18(d、3H、J=7.2Hz)、0.85(m、3H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)
【0605】
[実施例90](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−エチル−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0606】
【化173】
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【0607】
実施例88と同様な製造方法でピロリジンの代わりに2−エチルピロリジンを使用して表題の化合物(30mg、15%)を得た。
【0608】
H NMR(400MHz、CDCl)7.88(s、1H)、7.76(s、3H)、6.84(s、1H)、5.69(dd、1H)、4.69(d、1H)、4.50(dd、1H)、3.99(m、1H)、3.54(m、1H)、3.43(m、1H)、3.30(m、1H)、3.11(m、1H)、3.01(m、1H)、2.64(m、1H)、2.00(m、4H)、1.85(m、6H)、1.32(m、4H)、0.96(m、3H)、0.87(t、3H)、0.74(d、3H)。
【0609】
[実施例91](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,3−ジフルオロ−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0610】
【化174】
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【0611】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3,3−ジフルオロピロリジンを用いて実施例41と同様な製造方法で表題の化合物(110mg、50%)を得た。
【0612】
H NMR(400MHz、CDCl)7.88(s、1H)、7.76(m、3H)、6.90(d、1H)、5.68(d、1H)、4.68(d、1H)、4.50(d、1H)、3.99(m、1H)、3.70(t、2H)、3.55(m、2H)、3.36(m、1H)、3.05(m、1H)、2.66(m、1H)、2.56(m、2H)、1.83(m、6H)、1.42−1.00(m、4H)、0.88(t、3H)、0.73(d、3H)。
【0613】
[実施例92](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−(トリフルオロメチル)−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0614】
【化175】
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【0615】
実施例88と同様な製造方法でピロリジンの代わりに2−トリフルオロメチルピロリジンを使用して表題の化合物(140mg、70%)を得た。
【0616】
H NMR(400MHz、CDCl)7.94(d、1H、major)、7.91(d、1H、minor)、7.88(s、1H)、7.76(s、2H)、7.75(s、1H)、5.70(d、1H、major)、5.64(d、1H、minor)、4.72(m、1H)、4.50(m、1H)、4.20(m、1H)、4.04(m、1H)、3.92(m、1H、minor)、3.72(m、1H)、3.41(m、1H、minor)、3.31(m、2H)、3.11(m、1H)、2.98(m、1H、minor)、2.67(m、1H)、2.29(m、4H)、1.82(m、5H)、1.44(m、5H)、0.91(m、3H)、0.69(d、3H)。
【0617】
[実施例93]3−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5(4H)−オン
【0618】
【化176】
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【0619】
[段階1](Z)−5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−N'−ヒドロキシニコチンアミドの製造
【0620】
【化177】
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【0621】
実施例54の5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ニコチンニトリル(200mg、0.36mmol)をIPA(2ml)に溶かした後、50%アンモニア溶液20当量を加えた後、80℃で24時間攪拌した後にエチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を脱水、ろ過および濃縮した後に残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(110mg、45%)を得た。
【0622】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(s、1H)、7.88(s、2H)、7.77(s、2H)、5.78(d、1H、J=7.6Hz)、4.93(s、2H)、4.77(d、1H、J=15.6Hz)、4.27(d、1H、J=15.2Hz)、3.86(m、1H)、3.56(m、1H)、3.04(m、1H)、2.78(m、1H)、1.60〜1.88(m、6H)、1.26(m、2H)、1.10(m、2H)、0.90(m、3H)、0.64(m、3H)。
【0623】
[段階2]3−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5(4H)−オンの製造
【0624】
【化178】
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【0625】
段階1の(Z)−5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−N'−ヒドロキシニコチンアミドをジクロロメタン(2ml)に溶かした後、CDI(カルボニルジイミダゾール)(61.6mg、0.38mmol)を滴加した後に80℃で2時間攪拌した。常温に冷却した後、水を加えて反応終結した後にジクロロメタンで抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(71mg、62%)を得た。
【0626】
H NMR(400MHz、CDCl)8.61(s、1H)、7.89(s、2H)、7.76(s、2H)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、5.23(s、1H)、4.75(d、1H、J=14.8Hz)、4.26(d、1H、J=14.2Hz)、3.90(m、1H)、3.59(m、1H)、3.12(m、1H)、2.85(m、1H)、1.51〜1.84(m、6H)、1.26(m、2H)、1.23(m、2H)、0.94(m、3H)、0.65(d、3H、J=6.4Hz)。
【0627】
[実施例94](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロヘキシルアミノ)−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オン
【0628】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0629】
[段階1](3−クロロピラジン−2−イル)メタノールの製造
【0630】
【化180】
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【0631】
3−クロロピラジン−2−カルバルデヒド(700mg、4.91mmol)をメタノール(10ml)に溶かした後、NaBH(223mg、5.89mmol)を滴加した。常温で1時間攪拌した後、飽和アンモニウム水溶液で反応を終結しエチル酢酸で抽出した。有機溶液は無水硫酸マグネシウムで脱水してろ過および減圧濃縮した。
【0632】
[段階2]2−クロロ−3−(クロロメチル)ピラジンの製造
【0633】
【化181】
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【0634】
段階1の(3−クロロピラジン−2−イル)メタノールにSOCl(700mg、5.89mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、0℃で滴加した。0℃で30分間攪拌した後、エチル酢酸で抽出した。有機層を飽和NaHCOで洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで脱水後ろ過および減圧濃縮した。追加精製過程なく後続反応に用いた。
【0635】
[段階3](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(3−クロロピラジン−2−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0636】
【化182】
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【0637】
(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(1.84g、5.89mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、NaHMDS(5.4ml、5.4mmol)を−40℃で滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、[段階2]で得られた2−クロロ−3−(クロロメチル)ピラジンをDMF(10ml)に希釈した後、反応混合液に徐々に滴加した。常温に上げた後、3時間攪拌した後、酢酸エチル200mlで希釈した後に水200mlを加えて反応を終結した。有機層を取った後、水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(900mg、35%)を得た。
【0638】
H NMR(400MHz、CDCl)8.51(d、1H)、8.36(d、1H)、7.90(s、1H)、7.83(s、2H)、5.85(d、1H)、5.05(d、1H)、4.50(d、1H)、4.45(m、1H)、0.81(d、3H)。
【0639】
[段階4](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0640】
【化183】
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【0641】
段階3の(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(3−クロロピラジン−2−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン(910mg、2.07mmol)にシクロヘキシルアミン(1ml、8.28mmol)を加えた後、100℃で4時間攪拌した。冷却した後にクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(650mg、75%)を得た。
【0642】
H NMR(400MHz、CDCl)7.97(s、1H)、7.87(s、1H)、7.70(s、2H)、7.60(d、1H)、5.82(d、1H)、5.69(d、1H)、4.68(d、1H)、4.32(d、1H)、4.14(m、1H)、3.89(m、1H)、2.03(m、2H)、1.76(m、2H)、1.61−1.24(m、6H)、0.79(d、3H)。
【0643】
[段階5](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[6−ブロモ−3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0644】
【化184】
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【0645】
段階4の(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オン(300mg、0.6mmol)をDMF(3ml)に溶かした後、NBS(N−ブロモスクシンイミド)(128mg、0.72mmol)を0℃で滴加した。2時間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後に抽出して表題の化合物(370mg、92%)を得た。
【0646】
H NMR(400MHz、CDCl)8.06(s、1H)、7.90(s、1H)、7.72(s、2H)、6.01(d、1H)、5.73(d、1H)、4.63(d、1H)、4.32(d、1H)、4.23(m、1H)、3.85(m、1H)、2.06(m、10H)、0.83(d、3H)。
【0647】
[段階6](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロヘキシルアミノ)−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0648】
【化185】
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【0649】
実施例45と同様な製造方法で(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[6−ブロモ−3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを使用して表題の化合物(340mg、72%)を得た。
【0650】
H NMR(400MHz、CDCl)8.06(s、1H)、7.90(s、1H)、7.72(s、2H)、6.02(bd、1H)、5.73(d、1H)、475(d、1H)、4.35(d、1H)、4.22(m、1H)、3.94(m、1H)、2.50(s、3H)、2.36(s、3H)、2.10(m、2H)、1.83(m、2H)、1.68(m、2H)、1.49(m、4H)、0.88(d、3H)。
【0651】
[実施例95](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0652】
【化186】
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【0653】
実施例94の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロヘキシルアミノ)−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンとヨウ化メチルを用いて実施例6と同様な製造方法で表題の化合物(5mg、4%)を得た。
【0654】
H NMR(400MHz、CDCl)8.20(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(2H)、5.69(d、1H)、5.01(d、1H)、4.24(d、1H)、4.18(m、1H)、3.32(m、1H)、2.85(s、3H)、2.61(s、3H)、2.47(s、3H)、1.89−1.12(m、10H)、0.74(d、3H)。
【0655】
[実施例96](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0656】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0657】
[方法1]
【0658】
[段階1]6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルバルデヒドの製造
【0659】
【化188】
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【0660】
2,5−ジブロモピラジンカルバルデヒド(300mg、1.13mmol)をトルエン(6ml)に溶かした後、KCO(314mg、2.26mmol)とN−エチル−N−シクロヘキシルアミン(0.26ml、1.69mmol)を滴加した。反応混合液を60℃で10分間攪拌した後、常温に冷却した。混合物を減圧濃縮した後、残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(80mg、23%)を得た。
【0661】
H NMR(400MHz、CDCl)9.85(s、1H)、8.18(s、1H)、3.87(m、1H)、3.58(m、2H)、1.88(m、2H)、1.68(m、4H)、1.36(m、2H)、1.03(t、3H)。
【0662】
[段階2]{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノールの製造
【0663】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0664】
段階1の6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルバルデヒド(80mg、0.26mmol)をメタノール(1ml)に溶かした後、NaBH(30mg、0.79mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、エチル酢酸で抽出した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(40mg、50%)を得た。
【0665】
H NMR(400MHz、CDCl)8.23(s、1H)、4.64(s、2H)、3.31(q、2H)、3.07(m、1H)、1.81−1.42(m、8H)、1.17(m、2H)、1.03(t、3H)。
【0666】
[段階3]5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピラジン−2−アミンの製造
【0667】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0668】
{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノール(40mg、0.127mmol)をDMF(1ml)に溶かした後、SOCl(18mg、0.153mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後にエチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過した。ろ過された有機層を減圧濃縮した後、追加精製過程なく後続段階に使用した。
【0669】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メチル)−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0670】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
実施例54の段階4と同様な製造方法で5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンの代わりに5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピラジン−2−アミンを使用して表題の化合物(150mg、80%)を得た。
【0672】
H NMR(400MHz、CDCl)8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.79(s、1H)、5.82(d、1H)、4.91(d、1H)、4.28(m、1H)、4.21(d、1H)、3.42(m、1H)、3.23(m、1H)、3.03(m、1H)、1.83(m、10H)、0.96(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0673】
[段階5](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0674】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0675】
実施例58と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの代わりに(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メチル)−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを使用して表題の化合物(30mg、70%)を得た。
【0676】
H NMR(400MHz、CDClH NMR(400MHz、CDCl)8.27(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.69(d、1H)、4.96(d、1H)、4.14(m、1H)、3.54(m、1H)、3.22(m、1H)、3.04(m、1H)、2.64(s、3H)、2.50(m、3H)、1.91−1.45(m、10H)、1.00(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0677】
[方法2]
【0678】
[段階1]メチル6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルボキシレートの製造
【0679】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0680】
メチル2,5−ジブロモピラジンカルボキシレート(40g、135mmol)をトルエン(300ml)に溶かした後、KCO(28g、202mmol)とN−エチル−N−シクロヘキシルアミン(35g、270mmol)を滴加した。120℃で3時間還流攪拌した後、常温に冷却した。エチル酢酸で抽出した後、得られた有機層を2N塩酸で洗浄した後に水でもう一度洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧乾燥して表題の化合物(46g、99%)得た。
【0681】
H NMR(400MHz、CDCl)8.15(s、1H)、3.92(s、3H)、3.50(、3H)、1.81(m、4H)、1.66(m、2H)、1.57(m、2H)、1.28(m2H)、1.12(t、3H)。
【0682】
[段階2]メチル3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−カルボキシレートの製造
【0683】
【化194】
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【0684】
実施例45と同様な方法で段階1のメチル6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルボキシレートと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを用いて表題の化合物(33g、68%)得た。
【0685】
H NMR(400MHz、CDCl)8.15(s、1H)、3.96(s、3H)、3.54(m、3H)、2.49(s、3H)、2.39(s、3H)、1.85(m、4H)、1.67(m、2H)、1.59(m、2H)、1.31(m、2H)、1.16(t、3H)。
【0686】
[段階3]{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノールの製造
【0687】
【化195】
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【0688】
段階2のメチル3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−カルボキシレート(4.0g、11.16mmol)をエチルエーテル(50ml)に溶かした後、0℃でメタノール(1ml)と2M LiBH(12.3ml、24.6mmol)を滴加した。1時間後にメタノール(1ml)とLiBH(12.3ml、24.6mmol)を追加して滴加した。反応混合液にメタノール(30ml)を加えた後、NaBH(422mg、11.26mmol)を加えた後に30分間常温で攪拌した。飽和アンモニウム水溶液で反応を終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧濃縮して得られた残渣はクロマトグラフィーを用いて精製して表題の化合物(2.5g、68%)を得た。
【0689】
H NMR(400MHz、CDCl)8.18(s、1H)、4.71(s、2H)、4.34(s、1H、exchanable proton)、3.39(q、2H)、3.19(m、1H)、2.58(s、3H)、2.44(s、3H)、1.81(m、4H)、1.68(m、4H)、1.31(m、2H)、1.03(t、3H)。
【0690】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0691】
【化196】
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【0692】
段階3で収得した{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノールに実施例7の方法2の段階3および段階4と同様な製造方法で(2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタノールの代わりに{3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル}メタノールを使用して表題の化合物(5.0g、70%)を得た。
【0693】
H NMR(400MHz、CDCl)8.27(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.69(d、1H)、4.96(d、1H)、4.14(m、1H)、3.54(m、1H)、3.22(m、1H)、3.04(m、1H)、2.64(s、3H)、2.50(m、3H)、1.91−1.45(m、10H)、1.00(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0694】
[実施例97](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(シクロプロピル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0695】
【化197】
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【0696】
実施例96の方法1と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにN−シクロプロピル−N−シクロヘキシルアミンを用いて表題化合物(32mg、70%)を得た。
【0697】
H NMR(400MHz、CDCl)8.28(s、1H)、7.89(s、1H)、7.78(s、2H)、5.80(d、1H)、4.95(d、1H)、4.33(m、1H)、4.18(m、1H)、3.10(m、1H)、2.74(m、1H)、1.81−1.13(m、14H)、0.74(d、3H)。
【0698】
[実施例98](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−3−(ピペリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]メチル}−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0699】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0700】
実施例96の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにピペリジンを用いて表題化合物(520mg、74%)を得た。
【0701】
H NMR(400MHz、CDCl)8.24(s、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、5.71(d、1H)、5.03(d、1H)、4.29(d、1H)、4.23(m、1H)、3.24(m、2H)、3.16(m、2H)、2.60(s、3H)、2.46(s、3H)、1.80(m、6H)、0.77(d、3H)。
【0702】
[実施例99](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−3−(2,6−ジメチルモルホリノ)ピラジン−2−イル]メチル}−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0703】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0704】
実施例96の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりに2,6−ジメチルモルホリンを用いて表題化合物(510mg、71%)を得た。
【0705】
H NMR(400MHz、CDCl)8.26(s、1H)、7.90(s、1H)、7.75(s、2H)、5.72(d、1H)、5.05(d、1H)、4.27(m、2H)、3.94(m、1H)、3.83(m、1H)、3.43(dd、2H)、2.84(m、1H)、2.68(m、3H)、2.46(s、3H)、1.27(d、6H)、0.73(d、3H)。
【0706】
[実施例100](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−3−[3−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]ピラジン−2−イル]メチル}−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0707】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0708】
実施例96の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりに3−(2,2,2−トリフルオロメチル)ピペリジンを用いて表題化合物(50mg、48%)を得た。
【0709】
H NMR(400MHz、CDCl)8.29(s、1H)、8.28(s、1H)、7.75(s、2H)、5.71(d、1H)、5.03(d、1H)、4.29(m、2H)、3.75(m、1H)、3.48(m、1H)、3.05(m、2H)、2.82(m、1H)、2.63(m、8H)、2.13(m、2H)、1.94(m、2H)、1.61(m、8H)、0.79(m、6H)。
【0710】
[実施例101](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[3−(シクロペンチルメチル)(エチル)アミノ]−4−メチル6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0711】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0712】
実施例96の方法2と同様な方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにN−(シクロペンチルメチル)エタンアミンを用いて表題の化合物(100mg、30%)を得た。
【0713】
H NMR(400MHz、CDCl)8.24(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.70(d、1H)、4.99(d、1H)、4.30(d、1H)、4.18(m、1H)、3.40(m、2H)、3.12(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、2.14(m、1H)、1.68(m、8H)、1.17(t、3H)、0.73(d、3H)。
【0714】
[実施例102]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0715】
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0716】
[段階1]エチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−ブロモ−ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートの製造
【0717】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0718】
実施例96の方法2と同様な方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにエチルtrans−{4−[(N−エチルアミノ)メチル]シクロヘキシル}アセテートを用いて表題の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−ブロモ−ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート(120mg、77%)に合成した。
【0719】
H NMR(400MHz、CDCl):8.16(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、2H)、5.78(d、1H、J=8.4Hz)、4.87(d、1H、J=16.8Hz)、4.31−4.27(m、1H)、4.15−4.05(m、3H)、3.23−3.01(m、4H)、2.11(d、2H、J=6.8Hz)、1.73−1.71(m、5H)、1.46−1.38(m、1H)、1.21(t、3H、J=7.2Hz)、1.10(t、3H、J=7.2Hz)、0.91−0.88(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.8Hz。
【0720】
[段階2]エチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートの製造
【0721】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0722】
実施例58と同様な方法で表題の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート(66mg、49%)を合成した。
【0723】
H NMR(600MHz、CDCl):8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.68(d、1H、J=8.4Hz)、4.96(d、1H、J=16.8Hz)、4.26(d、1H、J=16.8Hz)、4.18−4.16(m、1H)、4.11−4.07(m、2H)、3.34−3.22(m、3H)、3.34−3.01(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、2.14(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.71(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.23(t、3H、J=7.2Hz)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.97−0.84(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0724】
[段階3]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッドの製造
【0725】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0726】
段階2の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート18mgをエタノール2mLに溶かした後、4N NaOH0.8mLを滴加した後、常温で6時間攪拌した。2N HClで中和した後、エチルアセテートで抽出、脱水した後に減圧濃縮した。得られた残渣をカラムで精製して表題の化合物(50mg、50%)を得た。
【0727】
H NMR(600MHz、CDCl):8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.68(d、1H、J=8.4Hz)、4.96(d、1H、J=16.8Hz)、4.26(d、1H、J=16.8Hz)、4.18−4.16(m、1H)、3.34−3.22(m、3H)、3.34−3.01(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、2.14(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.71(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.97−0.84(m、H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0728】
[実施例103]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0729】
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0730】
[段階1]エチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートの製造
【0731】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
【0732】
実施例102の段階2のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートを実施例88と同様な方法で表題の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート(35mg、51%)を得た。
【0733】
H NMR(600MHz、CDCl):7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.60(s、2H)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、4.82(d、1H、J=16.8Hz)、4.36−4.30(m、2H)、4.10−4.07(m、2H)、3.51−3.42(m、4H)、2.96−2.88(m、3H)、2.74−2.71(m、1H)、2.12(d、2H、J=6.6Hz)、2.04−2.01(m、4H)、1.82−1.70(m、4H)、1.30−1.25(m、1H)、1.22(t、3H、J=7.2Hz)、0.97(t、3H、J=7.2Hz)、0.96−0.85(m、4H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)。
【0734】
[段階2]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッドの製造
【0735】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0736】
段階1の化合物を実施例102の段階3と同様な方法で表題の化合物(15mg、98%)を得た。
【0737】
H NMR(600MHz、CDCl):7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.61(s、2H)、5.73(d、1H、J=9.0Hz)、4.83(d、1H、J=17.4Hz)、4.36−4.30(m、2H)、3.51−3.44(m、4H)、3.00−2.85(m、3H)、2.71−2.78(m、1H)、2.17(d、2H、J=7.2Hz)、2.04−2.01(m、4H)、1.82−1.69(m、5H)、0.98−0.85(m、7H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)。
【0738】
[実施例104]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0739】
【化209】
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【0740】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(23mg、98%)を得た。
【0741】
H NMR(600MHz、CDCl):8.45(s、1H)、7.88(s、1H)、7.73(s、2H)、6.76(s、1H)、6.61−6.60(m、1H)、6.21−6.20(m、1H)、5.66(d、1H、J=8.4Hz)、4.92(d、1H、J=17.4Hz)、4.31(d、1H、J=16.2Hz)、4.14−4.09(m、1H)、3.96(s、3H)、3.35−3.12(m、3H)、3.11−2.88(m、1H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.63(m、5H)、1.48−1.42(m、1H)、1.10(t、3H、J=7.2Hz)、0.98−0.84(m、4H)、0.67(d、3H、J=6.6Hz)。*COHは観察されなかった。
【0742】
[実施例105]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チオフェン−3−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0743】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0744】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、78%)を得た。
【0745】
H NMR(600MHz、CDCl):8.50(s、1H)、7.88(s、1H)、7.82−7.81(m、1H)、7.76(s、2H)、7.62−7.61(m、1H)、7.43−7.42(m、1H)、5.74(d、1H、J=9.0Hz)、4.97(d、1H、J=16.8Hz)、4.27−4.21(m、2H)、3.35−3.19(m、3H)、3.02−2.98(m、1H)、2.18(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.65(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.12(t、3H、J=7.2Hz)、0.98−0.87(m、H)、0.72(d、3H、J=6.6Hz)。
【0746】
[実施例106]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0747】
【化211】
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【0748】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(32mg、84%)を得た。
【0749】
H NMR(600MHz、CDCl):8.45(s、1H)、7.89(s、1H)、7.73(s、2H)、7.53(d、1H、J=1.8Hz)、7.59(d、1H、J=1.8Hz)、5.68(d、1H、J=9.0Hz)、4.98(d、1H、J=16.2Hz)、4.19(s、3H)、4.17−4.12(m、1H)、3.41−3.22(m、3H)、3.03−3.02(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.75(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.15(t、3H、J=7.2Hz)、099−0.85(m、4H)、0.69(d、3H、J=6.6Hz)。
【0750】
[実施例107]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0751】
【化212】
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【0752】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、96%)を得た。
【0753】
H NMR(400MHz、CDCl):8.39(s、1H)、7.87(s、1H)、7.71(s、2H)、6.35(s、1H)、5.65(d、1H、J=8.0Hz)、4.95(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.8Hz)、4.10−4.04(m、6H)、3.39−3.18(m、3H)、3.00−2.95(m、1H)、2.30(s、3H)、2.11(d、2H、J=6.0Hz)、1.79−1.68(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.22−1.16(m、3H)、1.13(t、3H、J=6.8Hz)、0.98−0.85(m、4H)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。
【0754】
[実施例108]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0755】
【化213】
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【0756】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(34mg、89%)を得た。
【0757】
H NMR(400MHz、CDCl):8.39(s、1H)、7.87(s、1H)、7.71(s、2H)、6.35(s、1H)、5.65(d、1H、J=8.0Hz)、4.95(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.8Hz)、4.10−4.04(m、6H)、3.39−3.18(m、3H)、3.00−2.95(m、1H)、2.30(s、3H)、2.11(d、2H、J=6.0Hz)、1.79−1.68(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.22−1.16(m、3H)、1.13(t、3H、J=6.8Hz)、0.98−0.85(m、4H)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。H NMR(600MHz、CDCl):8.32(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.73(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.4Hz)、4.94(d、1H、J=16.8Hz)、4.28(d、1H、J=16.8Hz)、4.17−4.12(m、1H)、3.90(s、3H)、3.31−3.13(m、3H)、2.95−2.92(m、1H)、2.31(s、3H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.70(m、5H)、1.48−1.42(m、1H)、1.10(t、3H、J=7.2Hz)、097−0.85(m、4H)、0.69(d、3H、J=6.6Hz)。
【0758】
[実施例109]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3−メトキシチオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0759】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0760】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(110mg、95%)を得た。
【0761】
H NMR(600MHz、CDCl):8.90(s、1H)、7.88(s、1H)、7.80(s、2H)、7.26(s、1H)、6.94(d、1H、J=5.4Hz)、5.88(d、1H、J=8.4Hz)、4.95(d、1H、J=16.2Hz)、4.43−4.38(m、2H)、4.20(d、1H、J=17.4Hz)、3.99(s、3H)、3.28−3.16(m、3H)、3.02−2.99(m、1H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.69(m、5H)、1.48−1.42(m、1H)、1.11(t、3H、J=7.2Hz)、0.96−0.84(m、4H)、0.74(d、3H、J=6.6Hz)。
【0762】
[実施例110]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(4−メチルチオフェン−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0763】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0764】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(140mg、95%)を得た。
【0765】
H NMR(600MHz、CDCl):8.47(s、1H)、7.88(s、1H)、7.80(s、2H)、7.31(s、1H)、6.95(s、1H)、5.87(d、1H、J=8.4Hz)、4.97(d、1H、J=17.4Hz)、4.43−4.40(m、1H)、4.20(d、1H、J=16.2Hz)、3.28−3.21(m、3H)、3.07−3.04(m、1H)、2.31(s、3H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.70(m、5H)、1.48−1.45(m、1H)、1.13(t、3H、J=6.6Hz)、0.93−0.88(m、4H)、0.75(d、3H、J=6.6Hz)。
【0766】
[実施例111]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3−メチルチオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0767】
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0768】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(35mg、99%)を得た。
【0769】
H NMR(600MHz、CDCl):8.45(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(s、2H)、7.27(s、1H)、6.94−6.93(m、1H)、5.87(d、1H、J=8.4Hz)、4.98(d、1H、J=16.8Hz)、4.45−4.42(m、1H)、4.21(d、1H、J=17.4Hz)、3.30−3.23(m、3H)、3.08−3.05(m、1H)、2.52(s、3H)、2.19(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.71(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.14(t、3H、J=6.6Hz)、0.96−0.91(m、4H)、0.75(d、3H、J=6.6Hz)。
【0770】
[実施例112]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チアゾール−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0771】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【0772】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、93%)を得た。
【0773】
H NMR(600MHz、CDCl):8.92(s、1H)、7.89(m、2H)、7.79(s、2H)、7.38(s、1H)、5.84(d、1H、J=7.8Hz)、4.97(d、1H、J=17.4Hz)、4.35−4.33(m、1H)、4.22(d、1H、J=16.2Hz)、3.39−3.32(m、3H)、3.18−3.15(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.60(m、5H)、1.58−1.52(m、1H)、1.18(t、3H、J=6.6Hz)、0.98−0.91(m、4H)、0.76(d、3H、J=6.6Hz)。
【0774】
[実施例113]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チアゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0775】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
【0776】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(160mg、95%)を得た。
【0777】
H NMR(600MHz、CDCl):8.95−8.91(m、2H)、7.95−7.79(m、2H)、7.75(s、2H)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、4.97(d、1H、J=16.8Hz)、4.28(d、1H、J=16.2Hz)、4.15−4.10(m、1H)、3.40−3.24(m、3H)、3.05−3.01(m、1H)、2.17(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.68(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.95−0.86(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.6Hz)。
【0778】
[実施例114]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0779】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0780】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(110mg、88%)を得た。
【0781】
H NMR(600MHz、CDCl):8.50(s、1H)、7.86(s、1H)、7.78(s、2H)、7.49(dd、J=1.2、4.2Hz)、7.34(d、1H、J=4.8Hz)、7.10(dd、1H、J=4.2、4.8Hz)、5.86(d、1H、J=8.4Hz)、4.95(d、1H、J=17.4Hz)、4.43〜4.38(m、1H)、4.19(d、1H、J=17.4Hz)、3.27〜3.19(m、3H)、3.06〜3.02(m、1H)、2.16(d、2H、J=7.2Hz)、1.77〜1.68(m、5H)、1.51〜1.43(m、1H)、1.12(t、3H、J=7.2Hz)、0.95〜0.86(m、4H)、0.74(d、3H、J=6.6Hz)
【0782】
[実施例115]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(5−アセチルチオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0783】
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0784】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(109mg、90%)を得た。
【0785】
H NMR(400MHz、CDCl):8.50(s、1H)、7.86(s、1H)、7.78(s、2H)、7.66(d、1H、J=4.0Hz)、7.46(d、1H、J=4.0Hz)、5.85(d、1H、J=8.4Hz)、4.96(d、1H、J=16.4Hz)、4.50〜4.45(m、1H)、4.15(d、1H、J=16.4Hz)、3.33〜3.14(m、4H)、2.55(s、3H)、2.15(d、2H、J=6.8Hz)、1.76〜1.64(m、5H)、1.54〜1.45(m、1H)、1.15(t、3H、J=6.8Hz)、0.77(d、3HJ=6.8Hz)。
【0786】
[実施例116]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−フェニルピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0787】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0788】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(112mg、78%)を得た。
【0789】
H NMR(600MHz、CDCl):8.60(s、1H)、7.95(d、2H、J=7.8Hz)、7.86(s、1H)、7.74(s、2H)、7.46(t、2H、J=7.8Hz)、7.38(t、1H、J=7.8Hz)、5.72(d、1H、J=9.0Hz)、4.99(d、1H、J=16.8Hz)、4.26(d、1H、J=16.2Hz)、4.25〜4.22(m、1H)、3.33〜3.21(m、3H)、3.05〜3.01(m、1H)、2.16(d、2H、J=6.6Hz)、1.78〜1.63(m、5H)、1.52〜1.45(m、1H)、1.12(t、3H、J=6.6Hz)、0.96〜0.85(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0790】
[実施例117]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(4−シアノフェニル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0791】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0792】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、45%)を得た。
【0793】
H NMR(600MHz、CDCl):8.62(s、1H)、8.07−8.06(m、2H)、7.89(s、1H)、7.76−7.74(m、4H)、5.71(d、1H、J=7.8Hz)、4.98(d、1H、J=16.2Hz)、4.26(d、1H、J=16.2Hz)、4.16−4.11(m、1H)、3.40−3.30(m、3H)、3.14−3.11(m、1H)、2.19(d、2H、J=6.6Hz)、1.77−1.66(m、5H)、1.54−1.50(m、1H)、1.17(t、3H、J=6.6Hz)、0.98−0.83(m、4H)、0.72(d、3H、J=6.0Hz)。
【0794】
[実施例118]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(4−ヒドロキシメチルフェニル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0795】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0796】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(25mg、16%)を得た。
【0797】
H NMR(600MHz、CDCl):8.61(s、1H)、7.97(d、2H、J=8.4Hz)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.48(d、2H、J=8.4Hz)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、5.00(d、1H、J=16.2Hz)、4.77(s、2H)、4.29−4.22(m、2H)、3.36−3.24(m、3H)、3.07−3.03(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.82−1.69(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.15(t、3H、J=7.2Hz)、0.99−0.87(m、4H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)。
【0798】
[実施例119]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0799】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0800】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(140mg、88%)を得た。
【0801】
H NMR(600MHz、CDCl):9.23(s、1H)、8.61(m、2H)、8.27(d、1H、J=7.8Hz)、7.88(s、1H)、7.77(s、2H)、7.46−7.43(m、1H)、5.80(d、1H、J=8.4Hz)、5.01(d、1H、J=16.2Hz)、4.33−4.19(m、2H)、3.37−3.27(m、3H)、3.13−3.10(m、1H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.82−1.68(m、5H)、1.56−1.50(m、1H)、1.17(t、3H、J=6.6Hz)、0.98−0.84(m、4H)、0.74(d、3H、J=6.6Hz)。
【0802】
*COHは観察されなかった。
【0803】
[実施例120]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(5−フルオロピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0804】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0805】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(140mg、91%)を得た。
【0806】
H NMR(600MHz、CDCl):9.01(s、1H)、8.60(s、1H)、8.47(s、1H)、7.95(d、1H、J=9.0Hz)、7.88(s、1H)、7.76(s、2H)、5.76(d、1H、J=8.4Hz)、5.00(d、1H、J=16.2Hz)、4.27−4.23(m、2H)、3.38−3.33(m、3H)、3.17−3.13(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.82−1.68(m、5H)、1.54−1.50(m、1H)、1.18(t、3H、J=6.6Hz)、0.97−0.87(m、4H)、0.75(d、3H、J=6.6Hz)。
【0807】
[実施例121]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロプロピルピラジン−2−イル)]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0808】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、91%)を得た。
【0810】
H NMR(400MHz、CDCl):8.07(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.70(d、1H、J=8.4Hz)、4.83(d、1H、J=16.8Hz)、4.21−4.09(m、2H)、3.18−3.03(m、3H)、2.92−2.87(m、1H)、2.16(d、2H、J=6.8Hz)、2.03−1.97(m、1H)、1.75−1.68(m、5H)、1.41−1.32(m、1H)、1.06−0.87(m、11H)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。
【0811】
[実施例122]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロブチルピラジン−2−イル)]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0812】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0813】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(100mg、90%)を得た。
【0814】
H NMR(600MHz、CDCl):7.96(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.75(d、1H、J=8.4Hz)、4.92(d、1H、J=16.2Hz)、4.28〜4.24(m、1H)、4.23(d、1H、J=16.8Hz)、3.66〜3.57(m、1H)、3.20〜3.09(m、3H)、2.95〜2.91(m、1H)、2.32〜2.27(m、4H)、2.15(d、2H、J=7.2Hz)、2.08〜2.03(m、1H)、1.96〜1.88(m、1H)、1.79〜1.62(m、5H)、1.41〜1.33(m、1H)、1.23〜1.18(m、1H)、1.06(t、3H、J=6.6Hz)、0.95〜0.80(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.6Hz)。
【0815】
[実施例123]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(プロピル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0816】
【化228】
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【0817】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(35mg、98%)を得た。
【0818】
H NMR(400MHz、CDCl):8.20(s、1H)、7.87(s、1H)、7.72(s、2H)、5.65(d、1H、J=8.4Hz)、4.94(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.4Hz)、4.17−4.07(m、1H)、3.32−3.02(m、4H)、2.60(s、3H)、2.46(s、3H)、2.17(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.48(m、9H)、0.92−0.81(m、7H)、0.99(d、3H、J=6.8Hz)。
【0819】
[実施例124]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(プロピル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0820】
【化229】
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【0821】
反応物のみを異にして、実施例103の方法と同様な方法で表題の化合物(90mg、98%)を得た。
【0822】
H NMR(600MHz、CDCl):7.88(s、1H)、7.77(s、2H)、7.59(s、1H)、5.74(d、1H、J=7.2Hz)、4.81(d、1H、J=16.8Hz)、4.37−4.30(m、2H)、3.57−3.43(m、4H)、2.92−2.17(m、4H)、2.11(d、2H、J=6.6Hz)、2.05−1.98(m、4H)、1.78−1.61(m、5H)、1.48−1.38(m、2H)、1.26−1.21(m、1H)、0.94−0.82(m、7H)、0.64(d、3H、J=7.2Hz)。
【0823】
[実施例125]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロヘキシルピラジン−2−イル)]{[N−(プロピル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0824】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0825】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(80mg、99%)を得た。
【0826】
H NMR(600MHz、CDCl):8.08(s、1H)、7.89(s、1H)、7.77(s、2H)、5.71(d、1H、J=7.8Hz)、4.85(d、1H、J=16.2Hz)、4.21−4.14(m、2H)、3.21−2.94(m、4H)、2.18(d、2H、J=6.0Hz)、2.04−2.01(m、1H)、1.77−1.65(m、5H)、1.58−1.38(m、3H)、1.01−0.82(m、11H)、0.68(d、3H、J=4.8Hz)。
【0827】
[実施例126]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0828】
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0829】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、99%)を得た。
【0830】
H NMR(400MHz、CDCl):8.17(s、1H)、7.87(s、1H)、7.72(s、2H)、5.66(d、1H、J=8.4Hz)、5.00(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.0Hz)、3.26〜3.06(m、2H)、2.94(s、3H)、2.58(s、3H)、2.44(s、3H)、2.20(d、2H、J=7.2Hz)、1.82〜1.58(m、6H)、1.03〜0.88(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.4Hz)。
【0831】
[実施例127]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0832】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【0833】
反応物のみを異にして、実施例103の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、92%)を得た。
【0834】
H NMR(400MHz、CDCl):7.87(s、1H)、7.76(s、2H)、7.55(s、1H)、5.72(d、1H、J=8.8Hz)、4.82(d、1H、J=17.2Hz)、4.36−4.28(m、2H)、3.52−3.38(m、4H)、2.86−2.78(m、1H)、2.74−2.66(m、1H)、2.59(s、3H)、2.18(d、2H、J=6.8Hz)、2.04−1.98(m、4H)、1.86−1.72(m、5H)、1.42−1.36(m、1H)、0.98−0.84(m、4H)、0.73(d、3H、J=6.4Hz)。
【0835】
[実施例128]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロブチルピラジン−2−イル)]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0836】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0837】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、92%)を得た。
【0838】
H NMR(400MHz、CDCl):7.93(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.75(d、1H、J=8.0Hz)、4.96(d、1H、J=16.8Hz)、4.30〜4.24(m、2H)、3.62〜3.57(m、1H)、3.12〜3.07(m、1H)、3.00〜2.93(m、1H)、2.83(s、3H)、2.32〜2.26(m、3H)、2.19(d、2H、J=6.4Hz)、2.11〜1.99(m、1H)、1.96〜1.89(m、1H)、1.81〜1.50(m、7H)、1.00〜0.82(m、4H)、0.72(d、3H、J=6.8Hz)。
【0839】
[実施例129]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロペンチルピラジン−2−イル)]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0840】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法でtrans−{4−[(N−メチルアミノ)メチル]シクロヘキシル}アセテートを用いて表題の化合物(50mg、79%)を得た。
【0842】
H NMR(400MHz、CDCl):7.97(s、1H)、7.86(s、1H)、7.74(s、2H)、5.71(d、1H、J=8.0Hz)、4.93(d、1H、J=16.8Hz)、4.23〜4.17(m、2H)、3.15〜3.05(m、2H)、2.98〜2.83(m、1H)、2.81(s、3H)、2.18(d、2H、J=6.8Hz)、2.08〜1.97(m、2H)、1.83〜1.56(m、12H)、1.00〜0.85(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.8Hz)。
【0843】
[実施例130]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}プロパノール
【0844】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0845】
実施例102で製造されたtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド(100mg、0.14mmol)をTHF2mLに溶かした後、0℃に冷却し、LAH(11mg、0.28mmol)を徐々に滴加した、反応混合液を1時間攪拌した後、ナトリウムスルフェート10水和物を滴加した後に常温で6時間攪拌した。反応混合液をセライトパッド(celite−pad)ろ過した後、減圧濃縮した後にカラムで精製して表題の化合物(25mg、26%)を得た。
【0846】
H NMR(600MHz、CDCl):8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.68(d、1H、J=9.0Hz)、4.97(d、1H、J=16.8Hz)、4.27(d、1H、J=16.8Hz)、4.18−4.15(m、1H)、3.69−3.65(m、2H)、3.33−3.21(m、3H)、3.04−3.00(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、1.78−1.74(m、5H)、1.45−1.30(m、3H)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.94−0.83(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0847】
[実施例131]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}プロパノール
【0848】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0849】
実施例130と同様な方法で実施例103の化合物を反応物として用いて表題の化合物(70mg、51%)を得た。
【0850】
H NMR(600MHz、CDCl):7.88(s、1H)、7.77(s、2H)、7.60(s、1H)、5.73(d、1H、J=9.0Hz)、4.83(d、1H、J=17.4Hz)、4.35(d、1H、J=16.8Hz)、4.33−4.30(m、1H)、3.65(t、2H、J=6.6Hz)、3.52−3.40(m、4H)、2.97−2.90(m、3H)、2.74−2.71(m、1H)、2.05−2.02(m、4H)、1.82−1.70(m、5H)、1.44−1.25(m、3H)、0.97(t、3H、J=7.2Hz)、0.90−081(m、4H)、0.73(d、3H、J=7.2Hz)。
【0851】
[実験例1]ヒト血漿で試験管内CETP活性抑制分析
【0852】
CETP活性キット(#RB−CETP)をロアーバイオケミカルインコーポレイテッド(Roar Biochemical, Inc.)から購入した。半球形態の黒色96ウェルプレート(Corning black round bottom plate#3792)の各ウェルに供与体および受容体(donor、acceptor、4ul)、分析緩衝剤(10 X assay buffer、177ul)、ジメチルスルホキシド(DMSO、sigma−aldrich)で希釈された化合物(0.01nM〜10000nM)を添加した。用意された壮健な男からのヒト血漿サンプルを分析緩衝剤で希釈(1:10=血漿:分析緩衝剤)し各ウェルに添加して反応を開始した。シーリングフィルム(sigma−aldrich、#Z369659)を用いて密封した後に37℃恒温マイクロプレート混合機(#SLST−3、ソリンバイオ)でインキュベーションした。3時間後、シーリングフィルムを除去し、励起波長465nmおよび放出波長535nmでの蛍光強度をSpectra Max Gemini EM(モレキュラーデバイス)を用いて測定した。測定値を次のような式によって計算した。
【0853】
算出値=(化合物および血漿を含む蛍光強度−化合物を含む、血漿を含まない蛍光強度)/(化合物を含まない、血漿を含む蛍光強度−化合物および血漿を含まない蛍光強度)
【0854】
求められた値をオリジンソフトウェア(OriginLab Corporation、バージョン8.0724)を用いてS字形曲線(y=start+(end−start)x/k+x)を算出してIC50値を測定した。実施例化合物のIC50値は表2に示されたとおりであり、約10μM以下、具体的に約0.5μM以下の優れた活性抑制を示した。
【0855】
【表2】
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【0856】
[実験例2]ハムスター単回投与時CETP活性に及ぼす影響評価
【0857】
群当り3匹の7週齢の雄ゴールデンシリアンハムスターを用いて各実施例化合物10mg/kg容量を経口投与し、投与前および投与後、0.5、1、2、4、6、8、24時間に眼窩静脈叢から経時的に採血してキット(Roar CETP Activity Assay Kit、Cat#:RB−CETP、Roar Biomedical Inc.)を用いて血漿内CETPの活性程度を測定した。
【0858】
表3に示されているように、実施例50、56、58、77、87、88、89、96、103、105、124および125で投与前に比べて最大45〜72%のCETP活性抑制を示し、実験例1の試験管内と同様に動物での優れたCETP活性抑制を確認した。
【0859】
【表3】
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【0860】
[実験例3]ハムスター反復投与時血中脂質分析および血中濃度など
【0861】
群当り10匹の7週齢の雄ゴールデンシリアンハムスターを用いて実施例58、96、103および125の化合物10mg/kg容量を2週間毎日経口投与した後、最終投与2時間後に採血および剖検を実施して血中脂質分析、血中薬物濃度、組織(脂肪および肝)内薬物濃度を分析した。
【0862】
表4に示されているように、実施例の化合物は優れた高密度脂質上昇効果を示した。
【0863】
【表4】
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【0864】
また、表5に示されているように、実施例58および実施例96の化合物は血中濃度および肝組織での分布は低いが、脂肪組織での薬物濃度は高く示され、脂肪親和的分布様相を示すことが分かる。大部分の動物種において脂肪はCETP発現の主要臓器と知られており、特にヒトとハムスターの脂肪組織と血中CETP発現に対する相関関係が報告されたことがあるので(Atherosclerosis、1998;139:369−376、J Lipid Res.34:845−852)、薬物の脂肪組織親和性によって脂肪組織内で生成され血中遊離されるCETPが効果的に抑制され、低い血中薬物露出にもかかわらず、前記表4に示された優れたHDL−C改善を示したと判断される。
【0865】
【表5】
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