【実施例】
【0133】
[実施例1](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[2−(メチル(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン
【0134】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0135】
[段階1]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドの製造
【0136】
[段階1−1]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドの製造
【0137】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0138】
3−ブロモ−2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(20.00g、0.077mol)をトルエン(400ml)に溶かした後、−65℃でDMF(ジメチルホルムアルデヒド)(7.72ml、0.10mol)を滴加した後、n−BuLi(1.57M solution in hexane;64ml、0.10mol)滴加した。30分間攪拌した後、1N塩酸を加えて反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。有機層を水で洗浄した後に無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧濃縮して2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドを得た。追加精製過程なく後続反応に用いた。
【0139】
[段階1−2]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノールの製造
【0140】
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0141】
段階1−1の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドをエタノール(60ml)に溶かした後、NaBH
4(2.90g、0.077mol)を滴加した後に30分間常温で攪拌した。飽和アンモニウム溶液で反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノール(12.3g、76%)を得た。
【0142】
[段階1−3]2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドの製造
【0143】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0144】
段階1−2の2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノール(46g、135.0mol)をDMF(300ml)で溶かした後、0℃に冷却した。反応混合液にSOCl
2(チオニルクロリド)(17.6g、148mol)を徐々に滴加した後、1時間攪拌した。反応混合液を酢酸エチル(200ml)で希釈した後に水を加えて反応を終結した。有機層を得た後、Na
2SO
4乾燥後に減圧濃縮して2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドを得た後、追加精製なく後続反応に直ちに用いた。
【0145】
[段階2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0146】
[段階2−1](S)−ベンジル1−(N,O−ジメチルヒドロキシルアミン)−1−オキソプロパン−2−イルカルバメートの製造
【0147】
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0148】
Cbz−L−アラニン(21.38g、95.78mmol)をテトラヒドロフラン(THF)(200ml)に溶かした後、HOBT.H
2O(17.60g、114.93mmol)、ワインレブアミン.HCl(Weinreb’s amine.HCl)(12.15g、124.51mmol)、ヒューニッヒ塩基(Hunig’s base)(30.95g、239.45mmol)、そしてEDC.HCl(23.87g、124.51mmol)を0℃で滴加した。常温で18時間攪拌した後、0℃に冷却した後に2N塩酸を加えて反応を終結した。反応液をエチル酢酸で抽出した後、有機層を1N塩酸水溶液と飽和炭酸ナトリウム水溶液で1回ずつ洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過、減圧乾燥した。得られた固体をヘキサンで再結晶した後に減圧ろ過して表題の化合物(23.39g、92%)を得た。
【0149】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ7.21−7.35(m、5H)、5.55(m、1H)、5.07(m、2H)、4.72(m、1H)、3.75(s、3H)、3.18(s、3H)、1.32(d、J=7.2Hz、3H)。
【0150】
[段階2−2](S)−ベンジル−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−オキソプロパン−2−イルカルバメートの製造
【0151】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0152】
段階2−1で合成された(S)−ベンジル−1−(N,O−ジメチルヒドロキシルアミン)−1−オキソプロパン−2−イルカルバメート(1.00g、3.75mmol)をTHF(テトラヒドロフラン)(10ml)に溶かした後、0℃で3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルMgBr(0.5M in THF、18.8mL、9.38mmol)を徐々に滴加した。常温で2時間攪拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水した後、ろ過、減圧乾燥した。得られた残渣はクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(1.2g、76%)を得た。
【0153】
1H NMR(400MHz、CDCl3)δ8.32−8.40(m、2H)、8.09(brs、1H)、7.21−7.38(m、5H)、5.66(m、1H)、5.34(m、1H)、5.12(s、2H)、1.44(d、J=7.2Hz、3H)。
【0154】
[段階2−3](1R、2S)−ベンジル−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメートの製造
【0155】
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0156】
段階2−2で得られた(S)−ベンジル−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−オキソプロパン−2−イルカルバメート(0.3g、0.72mmol)をトルエン(5.4mL)とイソプロピルアルコール(3.6mL)に溶かした後、Al(OPri)
3(0.22g、1.08mmol)を常温で滴加した後、50℃で15時間還流攪拌した。常温に冷却した後、2N塩酸を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過、減圧乾燥した。得られた残渣をヘキサンで再結晶した後、減圧ろ過して表題の化合物(0.3g、99%)を得た。
【0157】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ7.75−7.82(m、3H)、7.26−7.40(m、5H)、5.12(s、2H)、5.03(brs、1H)、4.85(d、J=7.2Hz、1H)、4.04(m、1H)、3.24(brs、1H)、0.99(d、J=7.2Hz、3H)。
【0158】
[段階2−4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0159】
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0160】
段階2−3の(1R、2S)−ベンジル−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ヒドロキシプロパン−2−イルカルバメート(0.3g、0.71mmol)をイソプロピルアルコール5mLに溶かした後、KOH(0.1g、1.78mmol)を滴加した後に常温で4時間攪拌した。水を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過、減圧乾燥した。得られた残渣をヘキサンで再結晶した後、減圧ろ過して表題の化合物(0.28g、90%)を得た。
【0161】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)δ7.88(brs、1H)、7.77(brs、2H)、5.81(d、J=8.0Hz、1H)、5.32(brs、1H)、4.29(m、1H)、0.82(d、J=6.4Hz、3H)。
【0162】
[段階3](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0163】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0164】
段階2で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(46g、147mol)をDMF(150ml)に溶かした後、NaHMDS(ナトリウムヘキサメチルジシラジド)(176ml、176mol)を−40℃で滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、段階1で得られた2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタンクロリドをDMF(30ml)に希釈した後、反応混合液に徐々に滴加した。常温に上げた後、3時間攪拌した後に酢酸エチル(200ml)で希釈した後、水(500ml)を加えて反応を終結した。有機層を取った後、水(2.5l)で洗浄した後にシリカ−セライトパッド(silica−celite pad)で減圧ろ過して表題化合物(60g、67%)を得た。
【0165】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.64(s、1H)、8.01(s、1H)、7.90(s、1H)、7.82(s、2H)、5.76(d、J=8.0Hz、1H)、4.84(d、J=16.0Hz、1H)、4.47(d、J=16.4Hz、1H)、4.22(m、1H)、083(d、3H)。
【0166】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0167】
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0168】
段階3で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンにテトラヒドロフランアミン(198mg、1.92mmol)を滴加した。反応混合液を130℃で4時間還流攪拌した後、常温に冷却した後、エチル酢酸で希釈した後、水を加えた後に抽出した。得られた有機層を塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過、減圧乾燥した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(130mg、36%)を得た。
【0169】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.36(s、1H)、7.89(s、1H)、7.71(d、J=2.8Hz、2H)、7.36(s、1H)、5.71(d、J=8.0Hz、1H)、4.68(m、2H)、4.13−3.97(m、4H)、3.90(m、2H)、3.76(m、2H)、2.33(m、1H)、1.99(m、1H)、0.88(t、3H)、0.80(m、3H)。
【0170】
[段階5](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(メチル(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0171】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0172】
段階4で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン化合物(70mg、0.13mmol)をDMF(1ml)に溶かした後、0℃に冷却した。反応混合液にNaH(15mg、0.38mmol)を加えた後、5分間攪拌した。ここにヨウ化メチル27mg(0.19mmol)を加えた後、常温で2時間攪拌した。反応溶液に飽和アンモニウム水溶液を加えて反応を終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を脱水ろ過および減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(65mg、90%)を得た。
【0173】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.46(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(d、J=2.0Hz、1H)、7.73(s、2H)、5.72(t、J=6.8Hz、1H)、4.84(m、1H)、4.34−4.24(m、2H)、4.01−3.85(m、4H)、3.75(m、2H)、3.63(m、1H)、2.80(s、3H)、2.79(s、3H)、2.27(m、2H)、1.99(m、2H)、0.66(m、3H)
【0174】
[実施例2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{(2−[エチル(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル}−オキサゾリジン−2−オン
【0175】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0176】
実施例1と同様な製造方法で段階5のヨウ化メチルの代わりにヨウ化エチルを用いて表題の化合物38mg(93%)を得た。
【0177】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H、major)、8.47(s、1H、minor)、7.89(s、1H、minor)、7.81(s、1H、major)、7.80(s、1H、minor)、7.76(s、2H、minor)、7.74(s、2H、major)、5.74(d、1H、minor)、5.71(d、1H、major)、4.83(d、1H、minor)、4.78(d、1H、major)、4.33(m、1H)、4.29(m、1H)、3.99(m、4H)、3.76(m、2H)、3.63(m、1H、minor)、3.49(m、1H、major)、3.30(m、3H)、2.24(m、1H)、1.98(m、2H)、0.94(t、6H)、0.62(d、3H、major)、0.63(d、3H、minor)。
【0178】
[実施例3](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(3R,4R)−4−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0179】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0180】
[段階1]3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンの製造
【0181】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0182】
2−クロロ−3−ブロモ−5−トリフルオロメチルピリジン(1.17g、4.48mmol)をDMF(4ml)に溶かした後、TEA(トリエチルアミン)(1.24ml、8.96mmol)を滴加した。反応混合液に(4R)−3−エトキシ−4−テトラヒドロフランアミン(824mg、4.93mmol)を加えた後、110℃で5時間還流攪拌した後、常温に冷却して水を加えた後にエチル酢酸で抽出した。有機層を脱水ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(537mg、34%)を得た。
【0183】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.32(s、1H)、7.80(s、1H)、5.41(d、J=6.0Hz、1H)、5.58(t、J=5.2Hz、1H)、4.11−4.07(m、2H)、3.93(d、J=4.4Hz、1H)、3.86−3.78(m、2H)、3.74(d、J=8.4Hz、1H)、3.62(ddd、J=7.2、6.0、6.0Hz、1H)、1.23(t、3H)。
【0184】
[段階2]3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンの製造
【0185】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0186】
段階1で得られた3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン化合物537mgをDMF(6ml)に溶かした後、NaH(2.0eq)、ヨウ化メチル(1.5eq)を加えて常温で1時間攪拌した後、アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。有機溶液を脱水、ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(470mg、79%)を得た。
【0187】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.38(s、1H0、7.94(d、J=1.2Hz、1H)、4.57(ddd、J=6.8、6.8、4.0Hz、1H)、4.26−4.17(m、H)、4.11(dd、J=10.0、4.8Hz、1H)、3.86(dd、J=10.0、4.8Hz、1H)、3.73(dd、J=10.0、4.4Hz、1H)、3.49−3.39(m、1H)、3.0(s、3H)、1.15(t、3H)。
【0188】
[段階3]2−[(4R−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノールの製造
【0189】
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
【0190】
段階2で得られた3−ブロモ−N−(4R−エトキシ−テトラヒドロフラン−3−イル)−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミン(100mg、0.27mmol)をDMF(30mg、1.23mmol)とトルエン(0.5ml)に溶かした後、−78℃でn−BuLi(0.6ml、1.23mmol)を加えた。3時間攪拌後に飽和アンモニウム水溶液を用いて反応を終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を脱水ろ過および減圧乾燥した後、エタノール(2ml)に溶かした。反応混合液を0℃に冷却した後、NaBH
4(20mg、0.54mmol)を滴加した。30分後に飽和アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出して有機層を得た。有機溶液は脱水ろ過および減圧乾燥した後、残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(33mg、38%)を得た。
【0191】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.43(s、1H)、7.89(s、1H)、4.73(q、2H)、4.25(m、1H)、4.22(m、1H)、4.15−4.01(m、2H)、3.78−3.68(m、2H)、3.53(m、2H)、2.86(s、3H)、1.18(t、3H)。
【0192】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(3R,4R)−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0193】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0194】
段階3の化合物の2−[(4R−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル−メタノール33mgをSOCl
2(thionyl chloride)とDMF(1ml)下で反応させた後、実施例1の段階3と同様な方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンと反応させて表題の化合物(14.7mg、23%)を得た。
【0195】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75−7.73(m、3H)、5.72(d、1H)、4.91(d、1H)、4.21−4.06(m、4H)、3.87(m、1H)、3.77(m、1H)、3.70(m、1H)、3.50(m、2H)、2.87(s、3H)、1.14(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0196】
[実施例4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(3S,4R)−エトキシテトラヒドロフラン−3−イル)(メチル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0197】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0198】
実施例3の製造方法と同様な方法で表題の化合物(35.6mg、57%)を得た。
【0199】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.69(d、1H)、4.85(d、1H)、4.35(d、1H)、4.28(m、4H)、3.89(m、1H)、3.72(m、2H)、3.55(m、2H)、2.85(s、3H)。
【0200】
[実施例5](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0201】
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0202】
実施例1の段階3で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン(500mg、0.99mmol)とTEA(270mg、1.98mmol)をDMF(3ml)に溶かした後、テトラヒドロピランアミン(0.3ml、2.96mmol)を滴加した。反応混合物は120℃で48時間還流した後、常温に冷却した。冷却された混合物を塩化酢酸50mlで希釈、塩水で2回洗浄した後、有機層を硫酸マグネシウムで脱水ろ過および濃縮した。残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(368mg、65%)を得た。
【0203】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.334(d、J=0.8Hz、1H)、7.88(s、1H)、7.70(s、2H)、7.34(d、J=4.0Hz、1H)、6.17(d、J=8.0Hz、1H)、5.69(d、J=8.0Hz、1H)、4.64(AB、J
AB=14.8Hz、Δ
AB=215.4、1H)、4.24−4.20(m、1H)、4.11−4.04(m、2H)、4.01−3.98(m、2H)、3.58−3.53(m、2H)、2.05−1.68(m、2H)、1.68−1.51(m、2H)、0.80(d、J=6.0Hz、3H)。
【0204】
[実施例6](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0205】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0206】
実施例5の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(214mg、0.37mmol)をDMSO(dimethyl sulfoxide)(10ml)に溶かした後、0℃に冷却した。反応混合物にNaH(22.4mg、0.56mmol)を滴加して5分間攪拌した後、ヨウ化メチル(68.27mg、0.48mmol)を滴加した。混合物は30分間攪拌した後に塩水で反応を中断した後、酢酸エチル50mlで希釈した。有機層を塩水で2回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで脱水および乾燥した。残渣はクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(190mg、88%)を得た。
【0207】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.442(s、1H)、7.88(s、1H)、7.73(s、3H)、5.70(d、J=8.0Hz、1H)、4.82(AB、J
AB=15.6Hz、Δ
AB=222.8、1H)、4.26(AB、J
AB=15.6Hz、Δ
AB=222.8、1H)、4.06−3.978(m、2H)、3.89(dddd、J=6.4、13.2、13.2Hz、1H)、3.49−3.37(m、2H)、2.82(s、3H)、1.96−1.74(m、3H)、1.62−1.58(m、1H)、0.63(d、J=6.8Hz、3H)。
【0208】
[実施例7](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0209】
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0210】
[方法1]
【0211】
実施例6と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンにヨウ化メチルの代わりにヨウ化エチルを反応させて表題の化合物(6mg、15%)を得た。
【0212】
[方法2]
【0213】
[段階1]2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒドの製造
【0214】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0215】
実施例1の段階1−1で得られた2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンカルバルデヒド(1.2g、5.5mmol)にN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミン(1.3g、16.5mmol)とK
2CO
3(3.03g、22mmol)をトルエン(15ml)に溶かした後、130℃で48時間還流攪拌した。常温に冷却した後、水を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した。有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(1.1g、50%)を得た。
【0216】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(d、J=2.0Hz、1H)、7.77(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.0Hz、1H)、4.34(d、J=16.0Hz、1H)、4.00(m、2H)、3.46(m、6H)、1.86(m、4H)、0.93(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0217】
[段階2](2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタノールの製造
【0218】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0219】
段階1の2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒド化合物(1.0g、3.31mmol)をメタノール(10ml)に溶かした後、0℃に冷却した後、NaBH
4(188mg、4.96mmol)を滴加した。30分後に飽和アンモニウム水溶液で反応終結した後、エチル酢酸で抽出して有機層を得た。有機溶液は脱水ろ過および減圧乾燥した後に残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(986mg、98%)を得た。
【0220】
[段階3]3−(クロロメチル)−N−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンの製造
【0221】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0222】
段階2の(2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタノール(1.57g、5.16mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、0℃でSOCl
2(739mg、6.19mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、水を加えて反応を終結した。反応混合液をエチル酢酸で抽出した後に脱水および減圧濃縮した。得られた残渣を追加精製過程なく後続反応に用いた。
【0223】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0224】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0225】
実施例1の段階2の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オン(1.78g、5.68mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、−40℃でNaHMDS(5.16ml、5.16mmol)を滴加した。30分間攪拌した後、段階3で得られた3−(クロロメチル)−N−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−アミンをDMF(5ml)に溶かした後に徐々に滴加した。反応混合物を常温で2時間攪拌した後、飽和アンモニウム水溶液を加えて反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(1.92g、64%)を得た。
【0226】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(d、J=2.0Hz、1H)、7.77(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.0Hz、1H)、4.34(d、J=16.0Hz、1H)、4.00(m、2H)、3.46(m、6H)、1.86(m、4H)、0.93(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0227】
[実施例8](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(プロピル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0228】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンとN−プロピル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミン(2.36g、16.5mmol)を用いて表題の化合物(2.4g、58%)を得た。
【0230】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.74(s、2H)、5.73(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.4Hz、1H)、4.33(d、J=16.4Hz、1H)、4.03(m、3H)、3.46−3.27(m、4H)、3.18(m、1H)、3.08(m、1H)、1.92(m、1H)、1.82(m、2H)、1.35(m、2H)、0.86(s、3H)、0.62(d、3H)。
【0231】
[実施例9](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(ブチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0232】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0233】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−ブチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(84.6mg、90%)を得た。
【0234】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.77−7.71(m、4H)、5073(d、J=8.0Hz、1H)、4.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.32(d、J=16.0Hz、1H)、4.04(m、3H)、3.47−3.06(m、5H)、1.92−1.71(m、4H)、0.81(t、3H)、0.61(d、J=6.8Hz、3H)。
【0235】
[実施例10](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロプロピル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0236】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0237】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−シクロプロピル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(50mg、45%)を得た。
【0238】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.53(s、1H)、7.90(s、1H)、7.78(s、1H)、7.75(s、2H)、5.73(d、1H)、4.84(d、1H)、4.32(d、1h)、4.04(m、2H)、3.91(m、1H)、3.6(m、3H)、2.83(m、1H)、2.13(m、2h)、1.89(m、2H)、1.78(m 2H)、0.82(m、3H)、0.65(d、3H)。
【0239】
[実施例11](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(シクロブチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロ)メチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0240】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0241】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−シクロブチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(22mg、70%)を得た。
【0242】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.57(s、1H)、7.89(s、1H)、7.83(s、1H)、7.76(s、2H)、5.74(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.4Hz、1H)、4.50(d、J=16.4Hz、1H)、4.13(m、1H)、3.97(m、3H)、3.34(m、2H)、3.08(m、1H)、2.15(m、2H)、1.81−1.40(m、8H)、0.73(d、3H)。
【0243】
[実施例12]t−ブチル[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−カルバメート
【0244】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0245】
実施例5で得られた(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(30mg、0.09mmol)をTHF(0.5ml)に溶かした後、−10℃でNaHMDS(0.13ml)を滴加した。10分間攪拌した後、(BOC)
2O(di−t−butyl dicarbonate)(29mg、0.131mmol)を加えた後に4時間攪拌した。反応混合液を水を加えて反応終結した後、エチル酢酸で抽出した後、有機溶液を硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物13.3mg(23%)を得た。
【0246】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.46(s、1H)、7.75(s、3H)、7.51(s、1H)、5.87(d、J=6.0Hz、1H)、4.76(m、1H)、4.62(m、1H)、4.26(q、2H)、4.09(m、2H)、3.51(m、2H)、2.88(m、2H)、1.32−1.23(m、14H)。
【0247】
[実施例13]エチル[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル]ピリジン−2−イル]−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−カルバメート
【0248】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0249】
実施例12と同様な製造方法で(BOC)
2Oの代わりにジエチルピロカーボネートを加えて表題の化合物(11.2mg、20%)を得た。
【0250】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.46(s、1H)、7.76(s、3H)、7.50(s、1H)、5.95(d、J=6.0Hz、1H)、4.78(m、1H)、4.62(m、1H)、4.25(m、8H)、3.51(m、2H)、2.87(m、2H)、1.31(m、6H)。
【0251】
[実施例14](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0252】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0253】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンカルバルデヒドの代わりに2−クロロ−ピリジンカルバルデヒドを用いて表題の化合物(15mg、9%)を得た。
【0254】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.32(dd、J=4.8、1.6Hz、1H)、7.87(s、1H)、7.73(s、2H)、7.67(d、J=7.8Hz、1H)、7.05(dd、J=7.2、4.8Hz、1H)、5.69(d、J=8.0Hz、1H)、4.73(d、J=16.4Hz、1H)、4.42(d、J=16.4Hz、1H)、3.94(m、3H)、3.37(m、3H)、3.13(m、2H)、1.75(m、2H)、1.64(m、2H)、0.90(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0255】
[実施例15](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0256】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0257】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)−アミンを用いて表題の化合物(70mg、45%)を得た。
【0258】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.50(s、1H)、7.87(s、1H)、7.80(m、1H)、7.74(s、2H)、5.71(d、J=8.4Hz、1H)、4.78(m、1H)、4.34(m、1H)、3.94−3.79(m、3H)、3.52−3.14(m、6H)、1.93−1.59(m、4H)、0.93(m、3H)、0.64(m、3H)。
【0259】
[実施例16](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−フルオロピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0260】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0261】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンカルバルデヒドの代わりに2−クロロ−5−フルオロピリジンカルバルデヒドを用いて表題の化合物(100mg、47%)を得た。
【0262】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.18(d、1H、J=3.2Hz)、7.87(s、1H)、7.74(s、2H)、7.43−7.40(m、1H)、5.72(d、1H、J=8.0Hz)、4.70(d、1H、J=16.4Hz)、4.63(d、1H、J=16.4Hz)、4.01−3.90(m、3H)、3.39−3.22(m、4H)、3.12−3.04(m、2H)、1.74−1.69(m、2H)、1.61−1.57(m、2H)、0.84(t、3H、J=7.2Hz)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。
【0263】
[実施例17]t−ブチル2−([3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−アセテート
【0264】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0265】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにt−ブチル2−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−アセテートを用いて表題の化合物(70mg、45%)を得た。
【0266】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.42(s、1H)、7.85(s、1H)、7.76(s、2H)、5.78(d、J=7.8Hz、1H)、4.98(d、J=15.6Hz、1H)、4.36(d、J=15.6Hz、1H)、4.06−3.99(m、5H)、3.41(m、3H)、1.74(m、2H)、1.8(s、9H)、0.56(d、3H)。
【0267】
[実施例18](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(ヒドロキシエチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0268】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0269】
[段階1]2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒドの製造
【0270】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0271】
実施例7の方法2の段階1と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンの代わりにN−[(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(110mg、58%)を得た。
【0272】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)9.90(s、1H)、8.50(s、1H)、8.15(s、1H)、4.04(m、2H)、3.71(m、3H)、3.39(m、2H)、2.03(m、2H)、1.77(m、2H)、0.82(s、9H)、−0.05(s、6H)。
【0273】
[段階2][2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチルメタンスルホネートの製造
【0274】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0275】
段階1の2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ニコチンアルデヒド(50mg、0.12mmol)をエタノール(2ml)に溶かした後、0℃でNaBH
4(5.2mg)を滴加した。常温で1時間攪拌した後、飽和アンモニウム水溶液で反応終結した後にエチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過および減圧濃縮した。得られた反応混合物をジクロロメタン(ジクロロメタン)2mlに溶かした後、TEA14mg(0.14mmol)を加えた後にMsCl16mg(0.14mmol)を滴加した。常温で1時間攪拌した後、水を加えて反応を終結した。反応混合物をエチル酢酸で希釈した後に抽出した。得られた有機溶液を硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣は追加精製過程なく後続反応を行った。
【0276】
[段階3](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−4−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0277】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0278】
実施例3の段階4と同様な製造方法で段階2の[2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチルメタンスルホネートと(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル])−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを用いて表題の化合物(55mg、63%)を得た。
【0279】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.46(s、1H)、7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.75(d、J=16.0Hz、1H)、4.33(d、J=16.0Hz、1H)、4.04−3.87(m、3H)、3.67(m、1H)、3.50(m、2H)、3.38−3.17(m、6H)、1.91−1.72(m、4H)、0.78(s、9H)、0.61(d、3H)、−0.03(d、3H)。
【0280】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(ヒドロキシエチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0281】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
段階3の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[2−{[2−(t−ブチルジメチルシロキシ)エチル](テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ}−4−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オン(28mg、0.038mmol)をTHF/H
2O(1/3、2ml)に溶かした後、TFA(22mg、0.38mmol)を0℃で滴加した。常温で1時間攪拌した後、エチル酢酸で希釈した後、水を加えて反応終結した後に抽出した。有機溶液を飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した後、有機溶液を取って無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過および減圧乾燥して表題の化合物(24mg、100%)を得た。
【0283】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.80(d、J=1.6Hz、1H)、7.74(s、2H)、5.75(d、J=8.0Hz、1H)、4.82(d、J=16.0Hz、1H)、4.31(d、J=16.0Hz、1H)、4.03(m、3H)、3.66−3.46(m、4H)、3.39(m、2H)、3.13(m、1H)、1.95(m、2H)、1.69(m、2H)、0.68(d、3H)。
【0284】
[実施例19](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(オキセパン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0285】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0286】
実施例1の段階4と同様な製造方法でテトラヒドロフラン−3−アミンの代わりにオキセパン−4−アミンを使用して表題の化合物(26mg、68%)を得た。
【0287】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.37(s、1H)、8.03(s、1H)、7.79(s、2H)、7.36(s、1H)、6.13(dd、1H)、5.73(dd、1H)、4.70(dd、1H)、4.09(m、3H)、3.86(m、4H)、2.04(m、2H)、1.89(m、2H)、1.60(m、2H)、0.99(d、3H)。
【0288】
[実施例20](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(オキセペン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0289】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0290】
実施例1の段階5と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(2−(テトラヒドロフラン−3−イル)アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの代わりに(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(オキセパン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンを使用して表題の化合物(3.4mg、28%)を得た。
【0291】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.45(s、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、7.72(m、1H)、5.71(dd、1H)、4.84(dd、1H)、4.26(dd、1H)、3.83(m、3H)、3.66(m、2H)、2.83(s、3H)、2.07(m、4H)、1.84(m、2H)、1.02(d、3H)。
【0292】
[実施例21](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0293】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0294】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミンの代わりにN−エチル−N−(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)−アミンを用いて表題の化合物(1.39g、80%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.70(d、1H、J=8.0Hz)、4.71(d、1H、J=15.6Hz)、4.29(d、1H、J=15.6Hz)、3.92(s、5H)、3.49(m、1H)、3.18(m、1H)、3.03(m、1H)、1.43〜2.00(m、8H)、0.90(m、3H)、0.60(m、3H)。
【0295】
[実施例22](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−オキソシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0296】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0297】
実施例21の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン−8−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(820mg、1.25mmol)を1,4−ジオキサン(6ml)に溶かした後、2N塩酸(3ml)を滴加した後に70℃で4時間還流攪拌した。常温に冷却した後、エチル酢酸と水で抽出した後に脱水ろ過および減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題化合物(650mg、85%)を得た。
【0298】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.55(s、1H)、7.90(s、1H)、7.82(s、1H)、7.76(s、2H)、5.74(d、1H、J=8.0Hz)、4.80(d、1H、J=16.0Hz)、4.37(d、1H、J=16.0Hz)、3.93(m、1H)、3.62(m、1H)、3.45(m、1H)、3.19(m、1H)、2.29〜2.50(m、4H)、1.90〜2.21(m、4H)、0.97(m、3H)、0.62(m、3H)。
【0299】
[実施例23](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−エチルアミノシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0300】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0301】
実施例22の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−オキソシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(160mg、0.26mmol)をジクロロメタン(10ml)に溶かした後、エチルアミン塩酸塩(32mg、0.392mmol)とNaBH(OAc)
3(110mg、0.52mmol)を加えた後に常温で24時間攪拌した。水を加えて反応終結した後、ジクロロメタンで抽出した後に硫酸マグネシウムで脱水およびろ過を行った。得られた有機溶液を減圧濃縮した後、n−ヘキサンで再結晶して表題の化合物(100mg、52%)を得た。
【0302】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、5.70(m、1H)、4.73(m、1H)、4.33(m、1H)、3.87(m、1H)、3.50(m、1H)、3.14(m、1H)、2.93(m、1H)、2.66(m、2H)、2.42(m、1H)、2.03(m、4H)、1.84−1.23(m、4H)、1.23(m、3H)、0.93(m、3H)、0.62(d、3H)。
【0303】
[実施例24]メチル2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}シクロヘキシル)アセテート
【0304】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
実施例22の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(4−オキソシクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(86mg、14.0mmol)をTHF(1ml)に溶かした後、(カルボメトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(73mg、0.21mmol)を加えた後に常温で3日間攪拌した。反応混合液に水を加えて反応終結した後、ジクロロメタンで抽出した後に無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過した。減圧濃縮した後に得られた残渣はクロマトグラフィーで精製した後、メタノール(1ml)を加えて溶かす。反応混合液に10%Pd/Cを加えた後、水素風船ガスを通じて水素ガスを加える。常温で6時間攪拌した後、セライトパッド(Celite pad)でろ過した後に濃縮して表題の化合物(20mg、30%)を得た。
【0306】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.50(s、1H)、7.90(s、1H)、7.70〜7.89(m、3H)、5.73(m、1H)、4.72(m、1H)、4.30(m、1H)、4.04〜4.20(m、4H)、3.89(m、1H)、3.42〜3.61(m、2H)、3.16(m、2H)、2.87(m、1H)、2.17(m、1H)、1.40〜1.90(m、6H)、1.22(m、3H)、0.96(m、3H)、0.62(m、3H)。
【0307】
[実施例25](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0308】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0309】
実施例7の方法2と同様な製造方法で段階1のN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミンの代わりにN−(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(450mg、58%)を得た。
【0310】
1H NMR(400MHz、CDCl3)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、4.69(d、1H)、4.24(d、1H)、3.88−3.48(m、1H)、3.57−3.52(m、1H)、3.20−3.15(m、1H)、2.86−2.83(m、1H)、2.73−2.59(m、4H)、2.05−1.89(m、4H)、0.92−0.86(m、3H)、0.60(d、3H)。
【0311】
[実施例26](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−オキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0312】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0313】
実施例25の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をジクロロメタン(20ml)に溶かした後、0℃でH
2O
2(54mg、0.48mmol)を滴加した。常温で4日間攪拌した後、ジクロロメタンで抽出した。抽出後に得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(80mg、78%)を得た。
【0314】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.52(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、3H)、5.73(d、1H)、4.76−4.70(m、1H)、4.30−4.24(m、1H)、3.93−3.92(m、1H)、3.37−3.04(m、4H)、2.74−2.36(m、4H)、2.22−1.87(m、3H)、0.86(d、3H)、0.66−0.62(m、3H)。
【0315】
[実施例27]t−ブチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレート
【0316】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミンの代わりにt−ブチル4−(エチルアミノ)ピペリジン−1−カルボキシレートを用いて表題の化合物(80mg、46%)を得た。
【0318】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.50(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(d、J=2.0Hz、1H)、7.73(s、2H)、5.71(d、J=8.0Hz、1H)、4.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.32(d、J=16.0Hz、1H)、4.13(m、2H)、3.90(m、1H)、3.47(m、1H)、3.17(m、2H)、2.71(m、2H)、1.76(m、4H)、1.43(s、9H)、0.93(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0319】
[実施例28](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0320】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0321】
実施例27のt−ブチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレートをジクロロメタン(0.75ml)に溶かした後、TFA(トリフルオロ酢酸)(0.25ml、0.36mmol)を滴加した。常温で2時間攪拌した後、ジクロロメタンで希釈した後に水を加えて反応を終結した。有機層を抽出によって得た後、無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過、減圧濃縮して表題の化合物(48mg、82%)を得た。
【0322】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.73(s、2H)、5.71(d、J=8.0Hz、1H)、4.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.32(d、J=16.0Hz、1H)、3.87(m、1H)、3.54(m、1H)、3.20(m、4H)、2.62(m、2H)、1.78(m、4H)、0.94(t、3H)、0.62(d、3H)。
【0323】
[実施例29](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0324】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0325】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(35mg、0.058mmol)をTHF(0.5ml)に溶かした後、TEA(8.8mg、0.09mmol)とヨウ化メチル(12.4mg、0.09mmol)を加えた。常温で2時間攪拌した後、エチル酢酸と水で抽出して有機層を得た後に無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過した。得られた溶液を減圧濃縮してクロマトグラフィー精製を通じて表題化合物(7mg、2%)を得た。
【0326】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.50(s、1H)、7.87(s、1H)、7.79(s、1H)、7.74(s、2H)、5.73(d、J=8.4Hz、1H)、4.72(d、J=15.6Hz、1H)、4.32(d、J=15.6Hz、1H)、3.91(m、1H)、3.47(m、1H)、3.47(m、1H)、3.21−3.00(m、4H)、2.34(bs、3H)、2.02−1.65(m、6H)、0.92(t、3H)、0.63(d、3H)。
【0327】
[実施例30](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1,1−ジメチルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0328】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0329】
実施例29と同様な製造方法でクロマトグラフィー精製を通じて表題の化合物(20mg、57%)を得た。
【0330】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(s、1H)、7.87(s、1H)、7.79(s、2H)、7.77(s、2H)、5.90(d、J=8.0Hz、1H)、4.81(d、J=16.4Hz、1H)、4.44(d、J=16.4Hz、1H)、4.28(m、1H)、4.02−3.71(m、5H)、3.46(s、3H)、3.37(s、3H)、3.26(m、2H)、2.44(m、2H)、2.17(m、2H)、1.03(t、3H)、0.53(d、3H)。
【0331】
[実施例31]((4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−プロピルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0332】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0333】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(70mg、0.12mol)をジクロロメタン(2ml)に溶かした後、プロピオンアルデヒド(14mg、0.234mmol)とNaBH(OAc)
3(50mg、0.234mmol)を加えた。常温で4時間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後にジクロロメタンで抽出した。得られた溶液を脱水乾燥および減圧濃縮した後に得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(22mg、29%)を得た。
【0334】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.74(s、2H)、5.71(d、1H)、4.70(d、1H)、4.29(d、1H)、4.15−4.12(m、1H)、3.90−3.84(m、1H)、3.52−3.44(m、1H)、3.22−3.14(m、1H)、3.04−2.86(m、4H)、2.32−2.22(m、2H)、1.78−1.47(m、5H)、0.97−0.79(m、6H)、0.68(d、3H)。
【0335】
[実施例32](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−メタンスルホニルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0336】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0337】
実施例18の段階2と同様な製造方法で実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オンとMsClを用いて表題の化合物(20mg、35%)を得た。
【0338】
1H NMR(400MHz、CDCl3)8.53(s、1H)、7.91(s、1H)、7.80(s、1H)、7.76(s、2H)、5.74(d、1H、J=8.0Hz)、4.73(d、1H、J=16.0Hz)、4.31(d、1H、J=16.0Hz)、3.95−3.83(m、3H)、3.49−3.44(m、1H)、3.21−3.16(m、2H)、2.79(s、3H)、2.76−2.60(m、2H)、1.95−1.78(m、4H)、0.94(t、3H、J=6.8Hz)、0.64(d、3H、J=6.8Hz)。
【0339】
[実施例33](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−アセチルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル}ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0340】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0341】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(50mg、0.084mmol)をジクロロメタン(0.5ml)に溶かした後、TEA(13mg、0.126mmol)を加えた後、アセチルクロリド(7.9mg、0.10mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後にジクロロメタンを用いて抽出した。得られた有機層を飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを用いて脱水した後にろ過した。ろ過された溶液を減圧濃縮して表題の化合物(46mg、86%)を得た。
【0342】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.73(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.86(m、2H)、4.34(m、1H)、3.91(m、3H)、3.45−2.97(m、4H)、2.53(m、2H)、2.07(s、3H)、1.85−1.60(m、2H)、0.91(m、3H)、0.60(bs、3H)。
【0343】
[実施例34](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(1−プロピオニルピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0344】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0345】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにプロピオニルクロリドを用いて表題の化合物(48mg、90%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.74(s、2H)、5.72(d、J=8.0Hz、1H)、4.72(m、2H)、4.30(m、1H)、3.91(m、2H)、3.46−2.90(m、4H)、2.55(m、2H)、2.36(m、2H)、1.85(m、4H)、1.18(m、3H)、0.96(m、3H)、0.55(m、3H)。
【0346】
[実施例35]メチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレート
【0347】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
【0348】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにメチルクロロホルメートを用いて表題の化合物(480mg、65%)を得た。
【0349】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.52(s、1H)、7.90(s、1H)、7.81(d、J=2.0Hz、1H)、7.53(s、2H)、5.74(d、J=16.0Hz、1H)、4.34(d、J=16.0Hz、1H)、3.92(m、1H)、3.69(s、3H)、3.4(m、1H)、3.19(m、2H)、2.79(m、2H)、1.80(m、4H)、0.94(t、3H)、0.64(d、3H)。
【0350】
[実施例36]エチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−カルボキシレート
【0351】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0352】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにエチルクロロホルメートを用いて表題の化合物(20mg、36%)を得た。
【0353】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.50(s、1H)、7.88(s、1H)、7.78(s、1H)、7.73(s、2H)、5.70(d、1H、J=8.0Hz)、4.71(d、1H、J=16.0Hz)、4.29(d、1H、J=16.0Hz)、4.18−4.08(m、4H)、3.90−3.86(m、1H)、3.48−3.39(m、1H)、3.16−3.11(m、2H)、2.80−2.60(m、2H)、1.84〜1.68(m、2H)、1.68−1.56(m、2H)、1.25−1.22(m、3H)、0.90(t、3H、J=10.8Hz)、0.61(d、3H、J=6.4Hz)。
【0354】
[実施例37]メチル4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}−N,N−ジメチルピペリジン−1−カルボキサミド
【0355】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0356】
実施例33と同様な製造方法でアセチルクロリドの代わりにジメチルカルバミッククロリドを用いて表題の化合物(40mg、71%)を得た。
【0357】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.52(s、1H)、7.90(s、1H)、7.80(s、1H)、7.76(s、2H)、5.73(d、1H)、4.74(d、1H)、4.38(d、1H)、3.92−3.89(m、1H)、3.77−3.68(m、2H)、3.52−3.43(m、1H)、3.20−3.15(m、2H)、2.78−2.66(m、4H)、2.81(s、6H)、1.81−1.66(m、4H)、0.94−0.91(m、3H)、0.64(d、3H)。
【0358】
[実施例38]メチル2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−イル)アセテート
【0359】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
【0360】
実施例28の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(ピペリジン−4−イル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(100mg、0.167mmol)をDMF(1ml)に溶かした後、K
2CO
3(46mg、0.334mmol)とメチルブロモアセテート(26mg、0.167mmol)を滴加した。常温で6時間攪拌した後、エチル酢酸と水を加えて抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸ナトリウムで脱水ろ過および減圧濃縮した後、残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(53mg、47%)を得た。
【0361】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H)、7.89(s、1H)、7.79(s、1H)、7.75(s、2H)、5.72(d、1H、J=8.0Hz)、4.72(d、1H、J=15.6Hz)、4.31(d、1H、J=15.6Hz)、4.13−4.11(m、1H)、3.91−3.87(m、1H)、3.72(s、2H)、3.53−3.47(m、1H)、3.22−3.17(m、2H)、3.02−2.94(m、4H)、2.24−1.78(m、5H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)、0.62(d、3H、J=6.8Hz)。
【0362】
[実施例39]2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−イル)アセティックアシッド
【0363】
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
【0364】
実施例38のメチル2−(4−{[3−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル](エチル)アミノ}ピペリジン−1−イル)アセテート(25mg、0.037mmol)をTHF/H
2O(2/1、0.75ml)に溶かした後、LiOH(1.79mg、0.07mmol)を加えた。反応混合液を常温で6時間攪拌した後、2N塩酸で中和した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を脱水減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題化合物(10mg、40%)を得た。
【0365】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H)、7.89(s、1H)、7.79(s、1H)、7.75(s、2H)、5.72(d、1H、J=8.0Hz)、4.72(d、1H、J=15.6Hz)、4.31(d、1H、J=15.6Hz)、4.13−4.11(m、1H)、3.91−3.87(m、1H)、3.72(s、2H)、3.53−3.47(m、1H)、3.22−3.17(m、2H)、3.02−2.94(m、4H)、2.24−1.78(m、5H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)、0.62(d、3H、J=6.8Hz)。
【0366】
[実施例40](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0367】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
【0368】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン3−カルバルデヒドの代わりに2−クロロ−5−ブロモ−ピリジンカルバルデヒドとN−エチル−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−アミンを用いて表題の化合物(3.5g、68%)を得た。
【0369】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.53(s、1H)、7.90(s、1H)、7.81−7.77(m、3H)、5.74(d、1H)、4.71(d、1H)、4.35(d、1H)、4.14−4.09(m、1H)、4.02−3.94(m、3H)、3.41−3.28(m、3H)、3.12−3.06(m、2H)、1.81−1.62(m、3H)、0.90−0.87(m、3H)、0.68(d、3H)。
【0370】
[実施例41](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0371】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
【0372】
実施例40の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をトルエン4mlに溶かした後、ピロリジン(60ul、0.64mmol)、BINAP(20mg、0.032mmol)、NatOBu(22mg、0.22mmol)とPd
2(dba)
3(219.8、0.24mmol)を加えた。反応混合液を窒素で置換した後、100℃で3時間攪拌した後に常温に冷却した。セライトパッド(Celite−pad)ろ過後にジクロロメタンで抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水およびろ過、減圧濃縮した後に得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(60mg、60%)を得た。
【0373】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.89(s、1H)、7.79−7.77(m、3H)、6.82(d、1H)、5.68(d、1H)、4.52(d、1H)、4.01−3.91(m、3H)、3.35−3.18(m、6H)、3.05−3.02(m、2H)、2.04−2.02(m、3H)、1.69−1.50(m、6H)、0.87−0.80(m、3H)、0.73(d、3H)。
【0374】
[実施例42]メチル2−(4−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}ピペラジン−1−イル)アセテート
【0375】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
【0376】
[段階1]t−ブチル4−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボキシレートの製造
【0377】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0378】
実施例41と同様な製造方法でピロリジンの代わりに1−t−Boc−ピペラジンを用いて表題の化合物(60mg、54%)を得た。
【0379】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.04(s、1H)、7.89(s、1H)、7.76(s、3H)、5.70(d、1H)、4.67(d、1H)、4.47(d、1H)、4.00−3.95(m、2H)、3.65−3.58(m、4H)、3.37−3.29(m、4H)、3.18−3.12(m、6H)、1.75−1.37(m、12H)、1.49(s、9H)、0.89(m、3H)、0.72(d、3H)。
【0380】
[段階2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0381】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0382】
段階1のt−ブチル4−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル]ピペラジン−1−カルボキシレート(60mg、0.08mmol)をジクロロメタンに溶かした後、実施例33と同様な方法で表題の化合物(52mg、100%)を得た。
【0383】
1H NMR(400MHz、CDCl3)8.48(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.73(s、2H)、4.69(d、1H)、4.24(d、1H)、3.88−3.48(m、1H)、3.57−3.52(m、1H)、3.20−3.15(m、1H)、2.86−2.83(m、1H)、2.73−2.59(m、4H)、2.05−1.89(m、4H)、0.92−0.86(m、3H)、0.60(d、3H)。
【0384】
[段階3]メチル2−(4−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]ピリジン−3−イル}ピペラジン−1−イル)アセテートの製造
【0385】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
【0386】
段階2の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンを用いて実施例43と同様な製造方法でメチルブロモアセテートを用いて表題の化合物(29mg、50%)を得た。
【0387】
1H NMR(400MHz、CDCl3)8.04(s、1H)、7.89(s、1H)、7.76(s、2H)、7.23(s、1H)、5.69(d、1H)、4.69(d、1H)、4.46(d、1H)、3.99−3.61(m、2H)、3.81(s、3H)、3.37−3.24(m、6H)、2.77(m、4H)、1.71−1.62(m、13H)、0.86(s、3H)、0.72(d、3H)。
【0388】
[実施例43](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(アゼチジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0389】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
【0390】
実施例41と同様な製造方法でピロリジンの代わりにアゼチジンを用いて表題の化合物(18mg、8%)を得た。
【0391】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.89(s、1H)、7.76(s、2H)、7.64(s、1H)、6.73(s、1H)、5.68(d、1H、J=8.0Hz)、4.67(d、1H、J=16.0Hz)、4.49(d、1H、J=16.0Hz)、3.80〜4.05(m、6H)、3.33(m、2H)、3.22(m、1H)、3.03(m、2H)、2.41(m、2H)、1.48〜1.72(m、5H)、0.84(m、3H)、0.67(m、3H)。
【0392】
[実施例44](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0393】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0394】
実施例41と同様な製造方法でピロリジンの代わりにピペリジンを用いて表題の化合物(19mg、13%)を得た。
【0395】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.04(s、1H)、7.87(s、1H)、7.74(s、2H)、7.20(s、1H)、5.67(d、1H、J=8.0Hz)、4.66(d、1H、J=15.2Hz)、4.45(d、1H、J=15.6Hz)、3.83〜4.00(m、3H)、2.93〜3.38(m、9H)、1.48〜1.78(m、10H)、0.84(t、3H、J=6.8Hz)、0.69(d、3H、J=6.4Hz)。
【0396】
[実施例45](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−フェニルピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0397】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0398】
実施例40の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をH
2O/1,4−ジオキサン(1/2、3ml)に溶かした後、Na
2CO
3(52.15mg、0.49mol)、フェニルボロン酸(30mg、0.25mol)とPd(PPh
3)
4(19mg、0.02mmol)を加えた。反応混合液を40℃で24時間攪拌した後、常温に冷却、エチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(70mg、70%)を得た。
【0399】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.57(s、1H)、7.86(d、2H、J=11.6Hz)、7.75(s、2H)、7.56〜7.57(m、2H)、7.49(t、2H、J=7.6Hz)、7.41(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.0Hz)、4.82(d、1H、J=15.6Hz)、4.45(d、1H、J=15.6Hz)、4.03(m、1H)、3.94(m、2H)、3.42(m、2H)、3.32(m、1H)、3.15(m、2H)、1.81(m、2H)、1.69(m、2H)、0.95(m、3H)、0.69(m、3H)。
【0400】
[実施例46](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3−メチルフェニル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0401】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0402】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに2−メチルトルエンボロン酸を用いて表題の化合物(80mg、51%)を得た。
【0403】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.56(s、1H)、7.87(s、1H)、7.83(s、1H)、7.74(s、2H)、7.37(s、3H)、7.23(s、1H)、5.68(d、1H、J=7.6Hz)、4.82(d、1H、J=15.6Hz)、4.44(d、1H、J=15.6Hz)、3.87〜4.05(m、3H)、3.24〜3.50(m、3H)、3.07〜3.23(m、2H)、2.41(s、3H)、1.52〜1.90(m、4H)、0.94(m、3H)、0.69(m、3H)。
【0404】
[実施例47](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0405】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0406】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに3−フルオロフェニルボロン酸を用いて表題の化合物(79mg、50%)を得た。
【0407】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.52(s、1H)、7.86(s、1H)、7.80(s、1H)、7.73(s、3H)、7.44(m、1H)、7.31(s、1H)、7.08(m、1H)、5.68(d、1H、J=7.6Hz)、4.79(d、1H、J=15.6Hz)、4.41(d、1H、J=15.2Hz)、3.83〜4.02(m、3H)、3.22〜3.50(m、3H)、3.16(m、2H)、1.60〜1.89(m、4H)、0.93(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0408】
[実施例48](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3−エトキシフェニル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0409】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0410】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに3−エトキシフェニルボロン酸を用いて表題の化合物(75.9mg、71%)を得た。
【0411】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.56(s、1H)、7.88(s、1H)、7.83(s、1H)、7.75(s、2H)、7.49(m、1H)、7.03〜7.16(m、2H)、6.93(m、1H)、5.69(d、1H、J=7.2Hz)、4.82(d、1H、J=15.6Hz)、4.43(d、1H、J=15.6Hz)、3.86〜4.16(m、5H)、3.26〜3.50(m、3H)、3.08〜3.26(m、2H)、1.40〜1.90(m、4H)、1.25(m、3H)、0.91(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0412】
[実施例49](4S、5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(フラン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0413】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0414】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに1−フラニルボロン酸を用いて表題の化合物(33.8mg、34%)を得た。
【0415】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.62(s、1H)、7.84〜7.92(m、2H)、7.74(s、2H)、7.50(s、1H)、6.66(d、1H、J=2.8Hz)、6.49(s、1H)、5.70(d、1H、J=8.4Hz)、4.76(d、1H、J=16.4Hz)、4.40(d、1H、J=15.6Hz)、3.89〜4.02(m、3H)、3.24〜3.42(m、3H)、3.05〜3.21(m、2H)、1.50〜1.82(m、4H)、0.90(m、3H)、0.66(m、3H)。
【0416】
[実施例50](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0417】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0418】
実施例40の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−ブロモピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(100mg、0.16mmol)をトルエン4mlに溶かした後、1−メチル−2−(トリブチルスタンニル)−1H−ピロール(90mg、0.24mmol)とP(PPh
3)
4(23mg、0.02mmol)を滴加した。100℃で24時間攪拌した後、常温に冷却した。反応混合液を酢酸エチルと水を用いて抽出した後、無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧乾燥して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(33.8mg、34%)を得た。
【0419】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.41(s、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、7.68(s、1H)、6.78(s、1H)、6.21〜6.29(m、2H)、5.70(d、1H、J=7.6Hz)、4.79(d、1H、J=16.0Hz)、4.41(d、1H、J=16.8Hz)、3.89〜4.03(m、3H)、3.70(s、3H)、3.26〜3.43(m、3H)、3.07〜3.23(m、2H)、1.62〜1.86(m、4H)、0.95(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0420】
[実施例51](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0421】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0422】
実施例45と同様な製造方法でフェニルボロン酸の代わりに3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソオキサゾールを用いて表題の化合物(18mg、17%)を得た。
【0423】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.24(s、1H)、7.87(s、1H)、7.67(s、2H)、7.58(s、1H)、5.68(d、1H、J=8.4Hz)、4.74(d、1H、J=15.6Hz)、4.40(d、1H、J=15.6Hz)、3.84〜4.03(m、3H)、3.24〜3.42(m、4H)、3.14(m、1H)、2.44(s、3H)、2.29(s、3H)、1.49〜2.88(m、4H)、0.92(m、3H)、0.67(m、3H)。
【0424】
[実施例52](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0425】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0426】
実施例7の方法2と同様な製造方法で2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジンカルバルデヒドの代わりに2−クロロニコチンアルデヒドを用いて表題の化合物(15mg、9%)を合成した。
【0427】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.31(dd、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.66(d、1H)、7.00(dd、1H)、5.69(d、1H)、4.71(d、1H)、4.39(d、1H)、3.92(m、1H)、3.50(m、1H)、3.11(m、1H)、2.74(m、1H)、1.86−1.05(m、10H)、0.90(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0428】
[実施例53](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0429】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
【0430】
実施例7の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミンの代わりにN−エチル−N−シクロヘキシルアミンを用いて表題の化合物(160mg、32%)を得た。
【0431】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.47(s、1H)、7.87(s、1H)、7.76(s、2H)、7.24(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.0Hz)、4.70(d、1H、J=15.6Hz)、4.27(d、1H、J=15.6Hz)、3.84(m、1H)、3.55(m、1H)、3.15(m、1H)、2.82(m、1H)、1.38〜1.81(m、6H)、1.00〜1.36(m、4H)、0.92(m、3H)、0.80(m、3H)。
【0432】
[実施例54]5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ニコチンニトリル
【0433】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0434】
[段階1]メチル5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]二コチネートの製造
【0435】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
メチル2−クロロ−5−ブロモ二コチネート(100g、399mol)をトルエン(400ml、1M)に溶かした後、N−エチル−N−シクロヘキシルアミン(62.2g、489mol)を常温で滴加した。反応溶液を140℃で6時間還流した後、N−エチル−N−シクロヘキシルアミン(62.2g、489mol)追加滴加した。反応溶液を20時間還流した後、常温に冷却した後にエチルアセテートで希釈した後、水と塩化アンモニウム、2N塩酸水溶液で洗浄した。減圧濃縮した後、表題の化合物(130g、95.5%)を得た。
【0437】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、3.86(s、3H)、3.41(m、2H)、3.34(m、1H)、1.78(m、2H)、1.46〜1.69(m、4H)、1.18〜1.29(m、4H)、1.80(t、3H、J=6.8Hz)。
【0438】
[段階2]{5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メタノールの製造
【0439】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0440】
段階1のメチル5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]二コチネート(226g、662mol)をテトラヒドロフラン(700ml、0.9M)に溶かした後、0℃に冷却した後、LAH(25g、662mol)を徐々に滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、酢酸エチルで希釈した後、Na
2SO
410水和物(430g)を滴加した後、常温で24時間攪拌した後、減圧ろ過した後に減圧濃縮して表題の化合物(201g、97%)を得た。
【0441】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.33(d、1H、J=2.4Hz)、7.65(s、1H、J=2.4Hz)、4.69(s、2H)、3.22(m、2H)、2.92(m、1H)、1.69〜1.83(m、3H)、1.62(m、1H)、1.30〜1.50(m、2H)、1.08〜1.30(m、4H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)。
【0442】
[段階3]5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンの製造
【0443】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0444】
段階2で得られた{5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メタノール(46g、135mol)をDMF(300ml)に溶かした後、0℃に冷却した。反応混合液にSOCl
2(17.6g、148mol)を徐々に滴加した後、1時間攪拌した。反応混合液を酢酸エチル(200ml)で希釈した後、水を加えて反応を終結する。有機層を得た後、無水Na
2SO
4乾燥した後に減圧濃縮して5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンを得た後、追加精製過程なく後続反応に直ちに用いた。
【0445】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0446】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0447】
(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(46g、147mol)をDMF(150ml)に溶かした後、NaHMDS(176ml、176mol)を−40℃で滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、段階3で得られた5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンをDMF(30ml)で希釈した後、反応混合液に徐々に滴加した。常温に上げた後、3時間攪拌した後、酢酸エチル(200ml)で希釈した後に水(500ml)を加えて反応を終結した。有機層を取った後、水(1.5L)で洗浄した後、シリカ−セライトパッド(silica−celite pad)で減圧ろ過して表題化合物(60g、67%)を得た。
【0448】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.31(s、1H)、7.89(s、1H)、7.76(s、2H)、7.74(s、1H)、5.73(d、1H、J=8.0Hz)、4.68(d、1H、J=16.0Hz)、4.30(d、1H、J=16.0Hz)、3.93(m、1H)、3.44(m、1H)、3.03(m、1H)、2.68(m、1H)、1.44〜1.86(m、5H)、1.02〜1.44(m、5H)、0.86(t、3H、J=6.8Hz)、0.66(d、3H、J=6.4Hz)。
【0449】
[段階5]5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ニコチンニトリルの製造
【0450】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0451】
段階4の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(500mg、0.82mmol)をDMF(3ml)に溶かした後、CuCN(147mg、1.64mmol)とCuI(232mg、1.23mmol)を加えた後に24時間還流攪拌した。常温に冷ました後、エチル酢酸と水で抽出した後、無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過および減圧濃縮して得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(200mg、44%)を得た。
【0452】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.47(s、1H)、7.90(s、1H)、7.79(s、1H)、7.76(s、2H)、5.75(d、1H、J=8.0Hz)、4.75(d、1H、J=15.6Hz)、4.13(d、1H、J=16.4Hz)、3.84(m、1H)、3.62(m、1H)、3.17(m、1H)、2.98(m、1H)、1.72〜1.90(m、2H)、1.42〜1.71(m、4H)、1.02〜1.40(m、4H)、0.96(t、3H、J=6.4Hz)、0.63(d、3H、J=6.0Hz)。
【0453】
[実施例55]5−{[(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル]メチル}−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]−ピリジン−3−イルメタンスルホネート
【0454】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0455】
[段階1](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−5−ヒドロキシピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0456】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0457】
実施例54の段階4の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(500mg、0.8mmol)を1,4−ジオキサン/H
2O(1/1、8ml)に溶かした後、Pd
2(dba)
3(90mg、0.08mmol)、KOH(135mg、2.4mmol)と2−ジ−t−ブチルホスフィノ−3,4,5,6−テトラメチル−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1'−ビフェニル(100mg、0.16mmol)を加えた。反応混合液を100℃で3時間還流攪拌した後、常温に冷却した。ジクロロメタンと水で抽出した後に得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(200mg、45%)を得た。
【0458】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.03(d、1H)、7.87(s、1H)、7.72(s、2H)、7.25(m、1H)、5.84(d、1H)、4.68(d、1H)、4.46(d、1H)、4.0(m、1H)、3.37(m、1H)、3.03(m、1H)、2.64(m、1H)、1.79(m、4H)、1.41(m、2H)、1.28(m、4H)、0.86(t、3H)、0.73(d、3H)。
【0459】
[段階2]5−{[(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル]メチル}−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]−ピリジン−3−イルメタンスルホネートの製造
【0460】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0461】
実施例32と同様な製造方法で段階1の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−5−ヒドロキシピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとMsClを用いて表題の化合物(18mg、12%)を得た。
【0462】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、7.56(s、2H)、7.59(s、1H)、5.74(d、1H、J=8.4Hz)、4.73(d、1H、J=16.0Hz)、4.29(d、1H、J=16.0Hz)、3.90(m、1H)、3.50(m、1H)、3.34(s、3H)、3.07(m、1H)、2.74(m、1H)、1.06〜1.84(m、10H)、0.90(t、3H、J=7.0Hz)、0.62(d、3H、J=6.8Hz)。
【0463】
[実施例56](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0464】
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0465】
実施例50と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−2−(トリブチルスタンニル)−1H−ピロール(137mg、0.37mmol)を用いて表題化合物(45mg、30%)を得た。
【0466】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.37(s、1H)、7.87(s、1H)、7.74(s、2H)、7.66(s、1H)、6.77(s、1H)、6.24(m、2H)、5.68(d、1H、J=7.6Hz)、4.74(m、1H)、4.38(m、1H)、3.90(m、1H)、3.69(s、3H)、3.54(m、1H)、3.06(m、1H)、2.76(m、1H)、1.50〜1.92(m、5H)、1.06〜1.50(m、5H)、0.93(m、3H)、0.66(m、3H)。
【0467】
[実施例57](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0468】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0469】
実施例53と同様な製造方法でN−エチル−N−(テトラヒドロピラン−4−イル)アミンの代わりにN−メチル−N−シクロヘキシルアミンを使用して反応を行った後、得られた5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(メチル)アミノ]ニコチンアルデヒドを使用して実施例56と同様な製造方法で3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを1,4−ジオキサン/H
2Oの代わりにDME/H
2O(2/1)条件で反応して表題の化合物(85mg、42%)を得た。
【0470】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.18(s、1H)、7.88(s、1H)、7.73(s、2H)、7.53(s、1H)、5.68(d、1H)、4.78(d、1H)、4.33(d、1H)、3.92(m、1H)、3.00(m、1H)、2.79(s、3H)、2.44(s、3H)、2.29(s、3H)、1.83−1.13(m、10H)、0.70(d、3H)。
【0471】
[実施例58](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0472】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0473】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを使用して実施例56と同様な製造方法で表題の化合物(85mg、42%)を得た。
【0474】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.57(s、1H)、5.68(d、1H、J=8.0Hz)、4.73(d、1H、J=15.6Hz)、4.37(d、1H、J=15.6Hz)、3.94(m、1H)、3.52(m、1H)、3.11(m、1H)、2.78(m、1H)、2.50(s、3H)、2.31(s、3H)、1.50〜1.90(m、4H)、1.43(m、2H)、1.25(m、2H)、1.12(m、2H)、0.95(t、3H、J=7.2Hz)、0.70(d、3H、J=6.8Hz)。
【0475】
[実施例59](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0476】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0477】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(300mg、90%)を得た。
【0478】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.37(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.69(s、1H)、7.55(s、1H)、6.34(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.0Hz)、4.76(d、1H、J=15.6Hz)、4.35(d、1H、J=16.0Hz)、3.92(s、4H)、3.58(m、1H)、3.11(m、1H)、2.80(m、1H)、1.40〜1.92(m、6H)、1.04〜1.40(m、4H)、0.97(m、3H)、0.88(m、3H)。
【0479】
[実施例60](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−3−(トリフルオロメチル)−ピラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0480】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0481】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−3−トリフルオロメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(160mg、50%)を得た。
【0482】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.34(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、7.68(s、1H)、6.57(s、1H)、5.70(d、1H、J=7.6Hz)、4.74(d、1H、J=16.4Hz)、4.34(d、1H、J=15.6Hz)、2.85〜4.00(m、4H)、3.56(m、1H)、3.16(m、1H)、2.84(m、1H)、1.40〜1.90(m、6H)、1.03〜1.39(m、4H)、0.98(m、3H)、0.97(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0483】
[実施例61]エチル(2−{4−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)]−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)アセテート
【0484】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0485】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとメチル3−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−プロピオネートを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(15mg、5%)を得た。
【0486】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.46(s、1H)、7.87(s、1H)、7.82(s、1H)、7.71〜7.45(m、4H)、5.70(d、1H、J=8.4Hz)、4.97(s、2H)、4.75(d、1H、J=15.6Hz)、4.38(d、1H、J=15.2Hz)、4.28(t、2H、J=7.2Hz)、3.89(m、1H)、3.53(m、1H)、3.05(m、1H)、2.72(m、1H)、1.08〜1.91(m、13H)、0.92(t、3H、J=7.2Hz)、0.69(d、3H、J=6.4Hz)。
【0487】
[実施例62](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0488】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0489】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(100mg、50%)を得た。
【0490】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.43(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、3H)、7.69(s、1H)、7.62(s、1H)、5.67(d、1H、J=8.0Hz)、4.72(d、1H、J=16.4Hz)、4.39(d、1H、J=15.6Hz)、3.97(s、3H)、3.92(m、1H)、3.51(m、1H)、3.06(m、1H)、2.74(m、1H)、1.31〜1.90(m、6H)、1.04〜1.31(m、4H)、0.92(m、3H)、0.68(m、3H)。
【0491】
[実施例63](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−チオフェン−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0492】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0493】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−チオフェンを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(50mg、25%)を得た。
【0494】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.52(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、3H)、7.09(s、1H)、6.89(s、1H)、5.71(d、1H、J=8.4Hz)、4.75(d、1H、J=16.0Hz)、4.35(d、1H、J=16.0Hz)、3.90(m、1H)、3.53(m、1H)、3.06(m、1H)、2.70(m、1H)、2.04(s、3H)、1.09〜1.80(m、10H)、0.91(m、3H)、0.67(m、3H)。
【0495】
[実施例64](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル}ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0496】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0497】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1,3,5−トリメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、8%)を得た。
【0498】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.21(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.53(s、1H)、5.66(d、1H、J=7.6Hz)、4.74(d、1H、J=15.6Hz)、4.38(d、1H、J=15.2Hz)、3.94(m、1H)、3.80(s、3H)、3.51(m、1H)、3.08(m、1H)、2.76(m、1H)、2.27(s、6H)、1.03〜1.92(m、10H)、0.94(m、3H)、0.69(m、3H)。
【0499】
[実施例65](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル−4−イル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0500】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボキシレートを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(42mg、35%)を得た。
【0502】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.25(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.58(s、1H)、5.83(bs、1H)、5.68(d、1H)、4.77(d、1H)、4.41(d、1H)、3.94(m、1H)、3.52(m、1H)、3.08(m、1H)、2.76(m、1H)、2.33(s、6H)、1.87−1.13(m、10H)、1.02(m、3H)、0.71(m、3H)。
【0503】
[実施例66](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0504】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
[段階1](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0506】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(1.0g、1.64mmol)をトルエン(4ml)に溶かした後、Pd(dppf)Cl(134mg、0.164mmol)、KOAc(483mg、4.92mmol)と4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(500mg、1.97mmol)を滴加した。反応混合液を100℃で5時間還流攪拌した後、常温に冷却した。反応混合液をジクロロメタンで抽出した後、無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧濃縮した後に残渣をクロマトグラフィーで精製してジオキサボロラン化合物(750mg、70%)を得た。
【0508】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.61(s、1H)、7.95(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.70(d、1H)、4.78(d、1H)、4.28(d、1H)、3.83(m、1H)、3.59(m、1H)、3.08(m、1H)、2.78(m、1H)、1.95(m、5H)、1.34(m、5H)、1.24(s、12H)、0.92(t、3H)、0.64(d、3H)。
【0509】
[段階2](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0510】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0511】
段階1の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−4−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン(200mg、0.30mmol)をDME/H
2O(2/1、4.5ml)に溶かした後、1−メチル−5−ヨード−テトラゾール(90mg、0.46mmol)、K
2CO
3(82mg、0.6mmol)とPd(PPh
3)
4(50mg、0.03mmol)を滴加した後、90℃で62時間還流攪拌した。常温に冷却した後、エチル酢酸で抽出した後に得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水、ろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(17mg、9%)を得た。
【0512】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.63(d、1H)、8.04(d、1h)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、5.76(d、1H)、4.84(d、1H)、4.28(d、1H)、4.22(s、3H)、3.95(m、1H)、3.67(m、1H)、3.19(m、1H)、2.94(m、1H)、1.87(m、1H)、1.79(m、1H)、1.67(m、4H)、1.34(m、4H)、1.00(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0513】
[実施例67](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1−イソブチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0514】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0515】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1−イソブチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(60mg、28%)を得た。
【0516】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.46(d、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、1H)、7.74(s、2H)、7.71(d、1H)、7.62(s、1H)、5.69(d、1H)、4.75(d、1H)、4.41(d、1H)、4.41(d、1H)、3.97(m、3H)、3.53(m、1H)、3.08(m、1H)、2.71(m、1H)、2.28(m、1H)、2.17−1.24(m、10H)、0.96(m、12H)、0.70(d、3H)。
【0517】
[実施例68](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0518】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1H−ピラゾール−4−イルボロン酸を使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(50mg、25%)を得た。
【0520】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.49(d、1H)、7.87(s、2H)、7.74(s、3H)、7.63(s、1H)、6.37(bs、1H)、5.69(d、1H)、4.77(d、1H)、4.42(d、1H)、3.93(m、1H)、3.54(m、1H)、3.09(m、1H)、2.73(m、1H)、1.88−1.50(m、6H)、1.40(m、2H)、1.14(m、2H)、0.94(t、3H)、0.70(d、3H)。
【0521】
[実施例69](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0522】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0523】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと1,3−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(56mg、54%)を得た。
【0524】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.36(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.64(s、1H)、7.45(s、1H)、4.75(d、1H)、4.41(d、1H)、3.90(s、3H)、3.50(m、1H)、3.06(m、1H)、2.73(m、1H)、2.41(m、3H)、1.93−1.13(m、10H)、093(m、3H)、0.70(d、3H)。
【0525】
[実施例70](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メトキシ−チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0526】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0527】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−メトキシ−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)−チオフェンを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(55mg、55%)を得た。
【0528】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.64(d、1H)、8.00(s、1H)、7.87(s、1H)、7.76(s、2H)、7.20(d、1H)、6.96(d、1H)、5.69(d、1H)、4.79(d、1H)、4.36(d、1H)、3.94(m、4H)、3.56(m、1H)、3.07(m、1H)、2.75(m、1H)、1.87−1.33(m、7H)、1.14(m、3H)、0.94(m、3H)、0.68(d、3H)。
【0529】
[実施例71]5−{5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−チオフェン−2−カルボニトリル
【0530】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0531】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2−シアノ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)−チオフェンを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(78mg、76%)を得た。
【0532】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.52(d、1H)、7.88(s、1H)、7.80(d、1H)、7.74(s、2H)、7.62(d、1H)、7.24(d、1H)、5.70(d、1H)、4.76(d、1H)、4.34(d、1H)、3.92(m、1H)、3.58(m、1H)、3.58(m、1H)、3.15(m、1H)、2.84(m、1H)、1.84(m、2H)、1.64(m、2H)、1.49(m、2H)、1.30(m、2H)、1.20(m、2H)、0.96(t、3H)、0.68(d、1H)。
【0533】
[実施例72](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0534】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0535】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−(トリフルオロメチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(40mg、18%)を得た。
【0536】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.32(s、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、3H)、7.72(d、1H)、5.72(d、1H)、4.78(d、1H)、4.37(d、1H)、3.94(m、1H)、3.57(m、1H)、3.12(m、1H)、2.78(m、1H)、1.87−1.00(m、10H)、0.96(t、3H)、0.67(d、3H)。
【0537】
[実施例73]エチル4−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ)]ピリジン−3−イル}−3−メチルイソオキサゾール−5−カルボキシレート
【0538】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0539】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりにエチル4−ブロモ−3−メチルイソオキサゾール−5−カルボキシレートを使用して表題の化合物(30mg、14%)を得た。
【0540】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.69(d、1H)、8.30(d、1H)、7.87(s、1H)、7.81(s、2H)、5.98(d、1H)、7.87(d、1H)、4.36(q、2H)、4.23(d、1H)、4.15(m、1H)、3.73(m、1H)、3.11(m、1H)、2.96(m、1H)、2.52(s、3H)、1.94(m、1H)、1.69(m、9H)、1.40(t、3H)、0.98(t、3H)、0.65(d、3H)。
【0541】
[実施例74]エチル5−{5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ)]ピリジン−3−イル}−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキシレート
【0542】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0543】
実施例66と同様な方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりにエチル5−ブロモ−3−メチルイソオキサゾール−4−カルボキシレートを使用して表題の化合物(15mg、15%)を得た。
【0544】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.69(d、1H)、7.88(s、2H)、7.82(s、1H)、7.75(s、1H)、5.69(d、1H)、4.71(d、1H)、4.42(m、2H)、4.15(m、1H)、3.92(m、1H)、3.70(m、1H)、3.50(m、1H)、2.40(s、3H)、1.82(m、10H)、1.43(t、3H)、0.94(t、3H)、0.66(d、3H)。
【0545】
[実施例75](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−メチル−フラン−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0546】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0547】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと5−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−フランを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、15%)を得た。
【0548】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.56(d、1H)、7.87(s、1H)、7.83(d、1H)、7.75(s、2H)、6.54(d、1H)、6.08(d、1H)、5.71(d、1H)、4.78(d、1H)、4.39(d、1H)、3.90(m、1H)、3.55(m、1H)、3.07(m、1H)、2.73(m、1H)、1.82−1.05(m、10H)、0.93(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0549】
[実施例76]t−ブチル2−{5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−1H−ピロール−1−カルボキシレート
【0550】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0551】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとt−ブチル2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロール−1−カルボキシレートを使用して実施例45と同様な方法で表題の化合物(350mg、47%)を得た。
【0552】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.27(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、7.72(s、1H)、7.38(m、1H)、6.26(m、1H)、5.77(d、1H)、4.88(d、1H)、4.32(d、1H)、3.99(m、1H)、3.62(m、1H)、3.05(m、1H)、2.73(m、1H)、1.90(m、10H)、1.48(s、9H)、097(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0553】
[実施例77](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(チオフェン−3−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0554】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりにチオフェン−3−ボロン酸を使用して表題の化合物(130mg、64%)を得た。
【0556】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.56(s、1H)、7.87(s、1H)、7.82(s、1H)、7.74(s、2H)、7.46(m、2H)、7.37(d、1H)、5.69(d、1H)、4.79(d、1H)、4.40(d、1H)、3.91(m、1H)、3.57(m、1H)、3.09(m、1H)、2.78(m、1H)、1.89−1.06(m、10H)、0.95(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0557】
[実施例78](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0558】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3−メチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−チオフェンを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(110mg、53%)を得た。
【0560】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.41(d、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.71(s、1H)、7.26(d、1H)、6.97(d、1H)、5.70(d、1H)、4.79(d、1H)、4.38(d、1H)、3.94(m、1H)、3.58(m、1H)、3.11(m、1H)、2.78(m、1H)、2.35(s、3H)、1.72−1.07(m、10H)、0.96(t、3H)、0.70(d、3H)。
【0561】
[実施例79](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−メチル−チオフェン−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0562】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0563】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−チオフェニルを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、42%)を得た。
【0564】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.52(d、1H)、7.87(s、1H)、7.77(d、1H)、7.75(s、2H)、7.09(s、1H)、6.89(s、1H)、5.70(d、1H)、4.78(d、1H)、4.37(d、1H)、3.93(m、1H)、3.58(m、1H)、3.10(m、1H)、2.78(m、1H)、1.89−1.02(m、10H)、0.94(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0565】
[実施例80](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0566】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0567】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとトリブチル(チオフェン−2−イル)スタンナンを使用して実施例50と同様な製造方法で表題の化合物(33mg、16%)を得た。
【0568】
2
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.56(d、1H)、7.87(s、1H)、7.81(d、1H)、7.75(d、2H)、7.33(d、1H)、7.29(d、1H)、7.13(t、1H)、5.70(d、1H)、4.78(d、1H)、4.38(d、1H)、3.94(m、1H)、3.57(m、1H)、3.12(m、1H)、2.79(m、1H)、1.89−1.069(m、10H)、0.95(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0569】
[実施例81](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(チアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0570】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
実施例66と同様な製造方法で方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに4−ブロモチアゾールを使用して表題の化合物(85mg、45%)を得た。
【0572】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.91(d、1H)、8.83(d、1H)、8.17(d、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、7.54(d、1H)、5.72(d、1H)、4.82(d、1H)、4.40(d、1H)、3.94(m、1H)、3.59(m、1H)、3.12(m、1H)、2.83(m、1H)、1.90(m、4H)、1.46(m、2H)、1.34(m、2H)、1.16(m、2H)、0.96(t、3H)、0.68(d、3H)。
【0573】
[実施例82]3−{5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}−チオフェン−2−カルボニトリル
【0574】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0575】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに3−ブロモ−2−シアノチオフェンを使用して表題の化合物(80mg、38%)を得た。
【0576】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.45(s、1H)、8.07(s、1H)、7.86(s、1H)、7.81(s、2H)、7.68(d、1H)、7.30(d、1H)、6.06(d、1H)、4.88(d、1H)、4.32(d、1H)、4.12(m、1H)、3.65(m、1H)、3.06(m、1H)、2.85(m、1H)、1.95−1.13(m、10H)、1.11(m、3H)、0.67(d、3H)。
【0577】
[実施例83]t−ブチル4−[5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−5−メチルイソオキサゾール−3−イル−カルバメート
【0578】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとt−ブチル5−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾール−3−イル−カルボキシレートを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(50mg、16%)を得た。
【0580】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.35(d、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.65(d、1H)、5.70(d、1H)、4.76(d、1H)、4.37(d、1H)、3.96(m、1H)、3.57(m、1H)、3.15(m、1H)、2.81(m、1H)、2.07(s、3H)、2.48(s、3H)、1.89−1.07(m、10H)、0.96(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0581】
[実施例84](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2,4−ジメチル−チアゾール−5−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0582】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2,4−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−チアゾールを使用して実施例45と同様な製造方法で表題の化合物(70mg、33%)を得た。
【0584】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.35(d、1H)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.65(d、1H)、5.70(d、1H)、4.76(d、1H)、4.37(d、1H)、3.96(m、1H)、3.57(m、1H)、3.15(m、1H)、2.81(m、1H)、2.07(s、3H)、2.48(s、3H)、1.89−1.07(m、10H)、0.96(t、3H)、0.69(d、3H)。
【0585】
[実施例85](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−アミノ−5−メチル−イソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0586】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0587】
実施例83のt−ブチル4−[5−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−5−メチルイソオキサゾール−3−イル−カルバメートを用いて実施例28と同様な製造方法で表題の化合物(30mg、50%)を得た。
【0588】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.28(d、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、7.65(d、1H)、5.72(d、1H)、4.74(d、1H)、4.37(d、1H)、3.99(m、4H)、3.56(m、1H)、3.13(m、1H)、2.79(m、1H)、2.39(s、1H)、1.89−1.04(m、10H)、0.96(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0589】
[実施例86](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−チオフェン−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0590】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに3−ブロモ−4−メチルチオフェンを使用して表題の化合物(40mg、19%)を得た。
【0592】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.36(d、1H)、7.87(s、1H)、7.74(s、1H)、7.68(d、1H)、7.25(d、1H)、7.08(d、1H)、5.69(d、1H)、4.78(d、1H)、4.40(d、1H)、3.94(m、1H)、3.57(m、1H)、3.11(m、1H)、2.77(m、1H)、2.31(s、3H)、1.90−1.01(m、10H)、0.96(t、3H)、0.70(d、3H)。
【0593】
[実施例87](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3−メチル−イソチオオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0594】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
実施例66と同様な製造方法で1−メチル−5−ヨード−テトラゾールの代わりに4−ブロモ−3−メチルイソチアゾ−ルを使用して表題の化合物(70mg、34%)を得た。
【0596】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.53(s、1H)、8.35(d、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.69(d、1H)、5.69(d、1H)、4.78(d、1H)、4.40(d、1H)、3.97(m、1H)、3.57(m、1H)、3.16(m、1H)、2.82(m、1H)、2.58(s、3H)、1.90−1.08(m、10H)、0.97(t、3H)、0.71(d、3H)。
【0597】
[実施例88](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0598】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0599】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンとピロリジンを用いて実施例41と同様な製造方法で表題の化合物(60mg、60%)を得た。
【0600】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.88(s、1H)、7.76(s、3H)、6.84(s、1H)、5.66(d、1H、J=7.6Hz)、4.67(d、1H、J=15.2Hz)、4.49(d、1H、J=16.0Hz)、3.97(m、1H)、3.28(s、4H)、3.00(m、1H)、2.64(m、1H)、2.03(s、4H)、1.60〜1.83(m、5H)、0.98〜1.38(m、6H)、0.84(m、3H)、0.72(m、3H)。
【0601】
[実施例89](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0602】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0603】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと2−メチルピロリジンを用いて実施例41と同様な製造方法で表題の化合物(110mg、50%)を得た。
【0604】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.87(s、1H)、7.76〜7.78(m、3H)、6.85(s、1H)、5.68(m、1H)、4.67(d、1H、J=15.6Hz)、4.49(m、1H)、3.98(m、1H)、3.85(m、1H)、3.43(m、1H)、3.30(m、1H)、3.13(m、1H)、3.00(m、1H)、2.64(m、1H)、1.02〜2.07(m、14H)、1.18(d、3H、J=7.2Hz)、0.85(m、3H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)
【0605】
[実施例90](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−エチル−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0606】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
実施例88と同様な製造方法でピロリジンの代わりに2−エチルピロリジンを使用して表題の化合物(30mg、15%)を得た。
【0608】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.88(s、1H)、7.76(s、3H)、6.84(s、1H)、5.69(dd、1H)、4.69(d、1H)、4.50(dd、1H)、3.99(m、1H)、3.54(m、1H)、3.43(m、1H)、3.30(m、1H)、3.11(m、1H)、3.01(m、1H)、2.64(m、1H)、2.00(m、4H)、1.85(m、6H)、1.32(m、4H)、0.96(m、3H)、0.87(t、3H)、0.74(d、3H)。
【0609】
[実施例91](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,3−ジフルオロ−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0610】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0611】
実施例54の段階4を通じて製造された(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンと3,3−ジフルオロピロリジンを用いて実施例41と同様な製造方法で表題の化合物(110mg、50%)を得た。
【0612】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.88(s、1H)、7.76(m、3H)、6.90(d、1H)、5.68(d、1H)、4.68(d、1H)、4.50(d、1H)、3.99(m、1H)、3.70(t、2H)、3.55(m、2H)、3.36(m、1H)、3.05(m、1H)、2.66(m、1H)、2.56(m、2H)、1.83(m、6H)、1.42−1.00(m、4H)、0.88(t、3H)、0.73(d、3H)。
【0613】
[実施例92](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(2−(トリフルオロメチル)−ピロリジン−1−イル)ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0614】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0615】
実施例88と同様な製造方法でピロリジンの代わりに2−トリフルオロメチルピロリジンを使用して表題の化合物(140mg、70%)を得た。
【0616】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.94(d、1H、major)、7.91(d、1H、minor)、7.88(s、1H)、7.76(s、2H)、7.75(s、1H)、5.70(d、1H、major)、5.64(d、1H、minor)、4.72(m、1H)、4.50(m、1H)、4.20(m、1H)、4.04(m、1H)、3.92(m、1H、minor)、3.72(m、1H)、3.41(m、1H、minor)、3.31(m、2H)、3.11(m、1H)、2.98(m、1H、minor)、2.67(m、1H)、2.29(m、4H)、1.82(m、5H)、1.44(m、5H)、0.91(m、3H)、0.69(d、3H)。
【0617】
[実施例93]3−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5(4H)−オン
【0618】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0619】
[段階1](Z)−5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−N'−ヒドロキシニコチンアミドの製造
【0620】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0621】
実施例54の5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[(シクロヘキシル)(エチル)アミノ]ニコチンニトリル(200mg、0.36mmol)をIPA(2ml)に溶かした後、50%アンモニア溶液20当量を加えた後、80℃で24時間攪拌した後にエチル酢酸で抽出した。得られた有機溶液を脱水、ろ過および濃縮した後に残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(110mg、45%)を得た。
【0622】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(s、1H)、7.88(s、2H)、7.77(s、2H)、5.78(d、1H、J=7.6Hz)、4.93(s、2H)、4.77(d、1H、J=15.6Hz)、4.27(d、1H、J=15.2Hz)、3.86(m、1H)、3.56(m、1H)、3.04(m、1H)、2.78(m、1H)、1.60〜1.88(m、6H)、1.26(m、2H)、1.10(m、2H)、0.90(m、3H)、0.64(m、3H)。
【0623】
[段階2]3−[5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5(4H)−オンの製造
【0624】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0625】
段階1の(Z)−5−({(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキソオキサゾリジン−3−イル}メチル)−6−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−N'−ヒドロキシニコチンアミドをジクロロメタン(2ml)に溶かした後、CDI(カルボニルジイミダゾール)(61.6mg、0.38mmol)を滴加した後に80℃で2時間攪拌した。常温に冷却した後、水を加えて反応終結した後にジクロロメタンで抽出した。得られた有機溶液を無水硫酸マグネシウムで脱水した後、ろ過、減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(71mg、62%)を得た。
【0626】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.61(s、1H)、7.89(s、2H)、7.76(s、2H)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、5.23(s、1H)、4.75(d、1H、J=14.8Hz)、4.26(d、1H、J=14.2Hz)、3.90(m、1H)、3.59(m、1H)、3.12(m、1H)、2.85(m、1H)、1.51〜1.84(m、6H)、1.26(m、2H)、1.23(m、2H)、0.94(m、3H)、0.65(d、3H、J=6.4Hz)。
【0627】
[実施例94](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロヘキシルアミノ)−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オン
【0628】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0629】
[段階1](3−クロロピラジン−2−イル)メタノールの製造
【0630】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0631】
3−クロロピラジン−2−カルバルデヒド(700mg、4.91mmol)をメタノール(10ml)に溶かした後、NaBH
4(223mg、5.89mmol)を滴加した。常温で1時間攪拌した後、飽和アンモニウム水溶液で反応を終結しエチル酢酸で抽出した。有機溶液は無水硫酸マグネシウムで脱水してろ過および減圧濃縮した。
【0632】
[段階2]2−クロロ−3−(クロロメチル)ピラジンの製造
【0633】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0634】
段階1の(3−クロロピラジン−2−イル)メタノールにSOCl
2(700mg、5.89mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、0℃で滴加した。0℃で30分間攪拌した後、エチル酢酸で抽出した。有機層を飽和NaHCO
3で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで脱水後ろ過および減圧濃縮した。追加精製過程なく後続反応に用いた。
【0635】
[段階3](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(3−クロロピラジン−2−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0636】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0637】
(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチルオキサゾリジン−2−オン(1.84g、5.89mmol)をDMF(10ml)に溶かした後、NaHMDS(5.4ml、5.4mmol)を−40℃で滴加した。反応混合液を30分間攪拌した後、[段階2]で得られた2−クロロ−3−(クロロメチル)ピラジンをDMF(10ml)に希釈した後、反応混合液に徐々に滴加した。常温に上げた後、3時間攪拌した後、酢酸エチル200mlで希釈した後に水200mlを加えて反応を終結した。有機層を取った後、水で洗浄した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水した後にろ過および減圧濃縮した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(900mg、35%)を得た。
【0638】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.51(d、1H)、8.36(d、1H)、7.90(s、1H)、7.83(s、2H)、5.85(d、1H)、5.05(d、1H)、4.50(d、1H)、4.45(m、1H)、0.81(d、3H)。
【0639】
[段階4](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0640】
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0641】
段階3の(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−[(3−クロロピラジン−2−イル)メチル]−オキサゾリジン−2−オン(910mg、2.07mmol)にシクロヘキシルアミン(1ml、8.28mmol)を加えた後、100℃で4時間攪拌した。冷却した後にクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(650mg、75%)を得た。
【0642】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)7.97(s、1H)、7.87(s、1H)、7.70(s、2H)、7.60(d、1H)、5.82(d、1H)、5.69(d、1H)、4.68(d、1H)、4.32(d、1H)、4.14(m、1H)、3.89(m、1H)、2.03(m、2H)、1.76(m、2H)、1.61−1.24(m、6H)、0.79(d、3H)。
【0643】
[段階5](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[6−ブロモ−3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0644】
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0645】
段階4の(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オン(300mg、0.6mmol)をDMF(3ml)に溶かした後、NBS(N−ブロモスクシンイミド)(128mg、0.72mmol)を0℃で滴加した。2時間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後に抽出して表題の化合物(370mg、92%)を得た。
【0646】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.06(s、1H)、7.90(s、1H)、7.72(s、2H)、6.01(d、1H)、5.73(d、1H)、4.63(d、1H)、4.32(d、1H)、4.23(m、1H)、3.85(m、1H)、2.06(m、10H)、0.83(d、3H)。
【0647】
[段階6](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロヘキシルアミノ)−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0648】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0649】
実施例45と同様な製造方法で(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[6−ブロモ−3−(シクロヘキシルアミノ)ピラジン−2−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを使用して表題の化合物(340mg、72%)を得た。
【0650】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.06(s、1H)、7.90(s、1H)、7.72(s、2H)、6.02(bd、1H)、5.73(d、1H)、475(d、1H)、4.35(d、1H)、4.22(m、1H)、3.94(m、1H)、2.50(s、3H)、2.36(s、3H)、2.10(m、2H)、1.83(m、2H)、1.68(m、2H)、1.49(m、4H)、0.88(d、3H)。
【0651】
[実施例95](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(メチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0652】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0653】
実施例94の(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−{[2−(シクロヘキシルアミノ)−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル]メチル}−オキサゾリジン−2−オンとヨウ化メチルを用いて実施例6と同様な製造方法で表題の化合物(5mg、4%)を得た。
【0654】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.20(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(2H)、5.69(d、1H)、5.01(d、1H)、4.24(d、1H)、4.18(m、1H)、3.32(m、1H)、2.85(s、3H)、2.61(s、3H)、2.47(s、3H)、1.89−1.12(m、10H)、0.74(d、3H)。
【0655】
[実施例96](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0656】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0657】
[方法1]
【0658】
[段階1]6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルバルデヒドの製造
【0659】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0660】
2,5−ジブロモピラジンカルバルデヒド(300mg、1.13mmol)をトルエン(6ml)に溶かした後、K
2CO
3(314mg、2.26mmol)とN−エチル−N−シクロヘキシルアミン(0.26ml、1.69mmol)を滴加した。反応混合液を60℃で10分間攪拌した後、常温に冷却した。混合物を減圧濃縮した後、残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(80mg、23%)を得た。
【0661】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)9.85(s、1H)、8.18(s、1H)、3.87(m、1H)、3.58(m、2H)、1.88(m、2H)、1.68(m、4H)、1.36(m、2H)、1.03(t、3H)。
【0662】
[段階2]{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノールの製造
【0663】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0664】
段階1の6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルバルデヒド(80mg、0.26mmol)をメタノール(1ml)に溶かした後、NaBH
4(30mg、0.79mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、エチル酢酸で抽出した。得られた残渣をクロマトグラフィーで精製して表題の化合物(40mg、50%)を得た。
【0665】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.23(s、1H)、4.64(s、2H)、3.31(q、2H)、3.07(m、1H)、1.81−1.42(m、8H)、1.17(m、2H)、1.03(t、3H)。
【0666】
[段階3]5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピラジン−2−アミンの製造
【0667】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0668】
{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノール(40mg、0.127mmol)をDMF(1ml)に溶かした後、SOCl
2(18mg、0.153mmol)を滴加した。常温で30分間攪拌した後、水を加えて反応を終結した後にエチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過した。ろ過された有機層を減圧濃縮した後、追加精製過程なく後続段階に使用した。
【0669】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メチル)−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0670】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
実施例54の段階4と同様な製造方法で5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピリジン−2−アミンの代わりに5−ブロモ−3−(クロロメチル)−N−シクロヘキシル−N−エチルピラジン−2−アミンを使用して表題の化合物(150mg、80%)を得た。
【0672】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.79(s、1H)、5.82(d、1H)、4.91(d、1H)、4.28(m、1H)、4.21(d、1H)、3.42(m、1H)、3.23(m、1H)、3.03(m、1H)、1.83(m、10H)、0.96(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0673】
[段階5](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0674】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0675】
実施例58と同様な製造方法で(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({5−ブロモ−2−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピリジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの代わりに(4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メチル)−4−メチル−オキサゾリジン−2−オンを使用して表題の化合物(30mg、70%)を得た。
【0676】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.27(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.69(d、1H)、4.96(d、1H)、4.14(m、1H)、3.54(m、1H)、3.22(m、1H)、3.04(m、1H)、2.64(s、3H)、2.50(m、3H)、1.91−1.45(m、10H)、1.00(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0677】
[方法2]
【0678】
[段階1]メチル6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルボキシレートの製造
【0679】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0680】
メチル2,5−ジブロモピラジンカルボキシレート(40g、135mmol)をトルエン(300ml)に溶かした後、K
2CO
3(28g、202mmol)とN−エチル−N−シクロヘキシルアミン(35g、270mmol)を滴加した。120℃で3時間還流攪拌した後、常温に冷却した。エチル酢酸で抽出した後、得られた有機層を2N塩酸で洗浄した後に水でもう一度洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧乾燥して表題の化合物(46g、99%)得た。
【0681】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.15(s、1H)、3.92(s、3H)、3.50(、3H)、1.81(m、4H)、1.66(m、2H)、1.57(m、2H)、1.28(m2H)、1.12(t、3H)。
【0682】
[段階2]メチル3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−カルボキシレートの製造
【0683】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0684】
実施例45と同様な方法で段階1のメチル6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−カルボキシレートと3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−イソオキサゾールを用いて表題の化合物(33g、68%)得た。
【0685】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.15(s、1H)、3.96(s、3H)、3.54(m、3H)、2.49(s、3H)、2.39(s、3H)、1.85(m、4H)、1.67(m、2H)、1.59(m、2H)、1.31(m、2H)、1.16(t、3H)。
【0686】
[段階3]{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノールの製造
【0687】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0688】
段階2のメチル3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−カルボキシレート(4.0g、11.16mmol)をエチルエーテル(50ml)に溶かした後、0℃でメタノール(1ml)と2M LiBH
4(12.3ml、24.6mmol)を滴加した。1時間後にメタノール(1ml)とLiBH
4(12.3ml、24.6mmol)を追加して滴加した。反応混合液にメタノール(30ml)を加えた後、NaBH
4(422mg、11.26mmol)を加えた後に30分間常温で攪拌した。飽和アンモニウム水溶液で反応を終結した後、エチル酢酸で抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで脱水ろ過および減圧濃縮して得られた残渣はクロマトグラフィーを用いて精製して表題の化合物(2.5g、68%)を得た。
【0689】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.18(s、1H)、4.71(s、2H)、4.34(s、1H、exchanable proton)、3.39(q、2H)、3.19(m、1H)、2.58(s、3H)、2.44(s、3H)、1.81(m、4H)、1.68(m、4H)、1.31(m、2H)、1.03(t、3H)。
【0690】
[段階4](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−3−({[2−(エチル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オンの製造
【0691】
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0692】
段階3で収得した{6−ブロモ−3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]ピラジン−2−イル}メタノールに実施例7の方法2の段階3および段階4と同様な製造方法で(2−[エチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メタノールの代わりに{3−[シクロヘキシル(エチル)アミノ]−6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル}メタノールを使用して表題の化合物(5.0g、70%)を得た。
【0693】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.27(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.69(d、1H)、4.96(d、1H)、4.14(m、1H)、3.54(m、1H)、3.22(m、1H)、3.04(m、1H)、2.64(s、3H)、2.50(m、3H)、1.91−1.45(m、10H)、1.00(t、3H)、0.72(d、3H)。
【0694】
[実施例97](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[2−(シクロプロピル)(シクロヘキシル)アミノ]−5−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0695】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0696】
実施例96の方法1と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにN−シクロプロピル−N−シクロヘキシルアミンを用いて表題化合物(32mg、70%)を得た。
【0697】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.28(s、1H)、7.89(s、1H)、7.78(s、2H)、5.80(d、1H)、4.95(d、1H)、4.33(m、1H)、4.18(m、1H)、3.10(m、1H)、2.74(m、1H)、1.81−1.13(m、14H)、0.74(d、3H)。
【0698】
[実施例98](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−3−(ピペリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]メチル}−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0699】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0700】
実施例96の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにピペリジンを用いて表題化合物(520mg、74%)を得た。
【0701】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.24(s、1H)、7.89(s、1H)、7.75(s、2H)、5.71(d、1H)、5.03(d、1H)、4.29(d、1H)、4.23(m、1H)、3.24(m、2H)、3.16(m、2H)、2.60(s、3H)、2.46(s、3H)、1.80(m、6H)、0.77(d、3H)。
【0702】
[実施例99](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−3−(2,6−ジメチルモルホリノ)ピラジン−2−イル]メチル}−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0703】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0704】
実施例96の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりに2,6−ジメチルモルホリンを用いて表題化合物(510mg、71%)を得た。
【0705】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.26(s、1H)、7.90(s、1H)、7.75(s、2H)、5.72(d、1H)、5.05(d、1H)、4.27(m、2H)、3.94(m、1H)、3.83(m、1H)、3.43(dd、2H)、2.84(m、1H)、2.68(m、3H)、2.46(s、3H)、1.27(d、6H)、0.73(d、3H)。
【0706】
[実施例100](4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−3−[3−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]ピラジン−2−イル]メチル}−4−メチルオキサゾリジン−2−オン
【0707】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0708】
実施例96の方法2と同様な製造方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりに3−(2,2,2−トリフルオロメチル)ピペリジンを用いて表題化合物(50mg、48%)を得た。
【0709】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.29(s、1H)、8.28(s、1H)、7.75(s、2H)、5.71(d、1H)、5.03(d、1H)、4.29(m、2H)、3.75(m、1H)、3.48(m、1H)、3.05(m、2H)、2.82(m、1H)、2.63(m、8H)、2.13(m、2H)、1.94(m、2H)、1.61(m、8H)、0.79(m、6H)。
【0710】
[実施例101](4S,5R)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−3−({[3−(シクロペンチルメチル)(エチル)アミノ]−4−メチル6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピラジン−3−イル}メチル)−オキサゾリジン−2−オン
【0711】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0712】
実施例96の方法2と同様な方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにN−(シクロペンチルメチル)エタンアミンを用いて表題の化合物(100mg、30%)を得た。
【0713】
1H NMR(400MHz、CDCl
3)8.24(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.70(d、1H)、4.99(d、1H)、4.30(d、1H)、4.18(m、1H)、3.40(m、2H)、3.12(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、2.14(m、1H)、1.68(m、8H)、1.17(t、3H)、0.73(d、3H)。
【0714】
[実施例102]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0715】
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0716】
[段階1]エチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−ブロモ−ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートの製造
【0717】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0718】
実施例96の方法2と同様な方法でN−エチル−N−シクロヘキシルアミンの代わりにエチルtrans−{4−[(N−エチルアミノ)メチル]シクロヘキシル}アセテートを用いて表題の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−ブロモ−ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート(120mg、77%)に合成した。
【0719】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):8.16(s、1H)、7.87(s、1H)、7.77(s、2H)、5.78(d、1H、J=8.4Hz)、4.87(d、1H、J=16.8Hz)、4.31−4.27(m、1H)、4.15−4.05(m、3H)、3.23−3.01(m、4H)、2.11(d、2H、J=6.8Hz)、1.73−1.71(m、5H)、1.46−1.38(m、1H)、1.21(t、3H、J=7.2Hz)、1.10(t、3H、J=7.2Hz)、0.91−0.88(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.8Hz。
【0720】
[段階2]エチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートの製造
【0721】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0722】
実施例58と同様な方法で表題の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート(66mg、49%)を合成した。
【0723】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.68(d、1H、J=8.4Hz)、4.96(d、1H、J=16.8Hz)、4.26(d、1H、J=16.8Hz)、4.18−4.16(m、1H)、4.11−4.07(m、2H)、3.34−3.22(m、3H)、3.34−3.01(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、2.14(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.71(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.23(t、3H、J=7.2Hz)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.97−0.84(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0724】
[段階3]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッドの製造
【0725】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0726】
段階2の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート18mgをエタノール2mLに溶かした後、4N NaOH0.8mLを滴加した後、常温で6時間攪拌した。2N HClで中和した後、エチルアセテートで抽出、脱水した後に減圧濃縮した。得られた残渣をカラムで精製して表題の化合物(50mg、50%)を得た。
【0727】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.68(d、1H、J=8.4Hz)、4.96(d、1H、J=16.8Hz)、4.26(d、1H、J=16.8Hz)、4.18−4.16(m、1H)、3.34−3.22(m、3H)、3.34−3.01(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、2.14(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.71(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.97−0.84(m、H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0728】
[実施例103]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0729】
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0730】
[段階1]エチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートの製造
【0731】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
【0732】
実施例102の段階2のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテートを実施例88と同様な方法で表題の化合物のエチルtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセテート(35mg、51%)を得た。
【0733】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.60(s、2H)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、4.82(d、1H、J=16.8Hz)、4.36−4.30(m、2H)、4.10−4.07(m、2H)、3.51−3.42(m、4H)、2.96−2.88(m、3H)、2.74−2.71(m、1H)、2.12(d、2H、J=6.6Hz)、2.04−2.01(m、4H)、1.82−1.70(m、4H)、1.30−1.25(m、1H)、1.22(t、3H、J=7.2Hz)、0.97(t、3H、J=7.2Hz)、0.96−0.85(m、4H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)。
【0734】
[段階2]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッドの製造
【0735】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0736】
段階1の化合物を実施例102の段階3と同様な方法で表題の化合物(15mg、98%)を得た。
【0737】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):7.88(s、1H)、7.77(s、1H)、7.61(s、2H)、5.73(d、1H、J=9.0Hz)、4.83(d、1H、J=17.4Hz)、4.36−4.30(m、2H)、3.51−3.44(m、4H)、3.00−2.85(m、3H)、2.71−2.78(m、1H)、2.17(d、2H、J=7.2Hz)、2.04−2.01(m、4H)、1.82−1.69(m、5H)、0.98−0.85(m、7H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)。
【0738】
[実施例104]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0739】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0740】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(23mg、98%)を得た。
【0741】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.45(s、1H)、7.88(s、1H)、7.73(s、2H)、6.76(s、1H)、6.61−6.60(m、1H)、6.21−6.20(m、1H)、5.66(d、1H、J=8.4Hz)、4.92(d、1H、J=17.4Hz)、4.31(d、1H、J=16.2Hz)、4.14−4.09(m、1H)、3.96(s、3H)、3.35−3.12(m、3H)、3.11−2.88(m、1H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.63(m、5H)、1.48−1.42(m、1H)、1.10(t、3H、J=7.2Hz)、0.98−0.84(m、4H)、0.67(d、3H、J=6.6Hz)。*CO
2Hは観察されなかった。
【0742】
[実施例105]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チオフェン−3−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0743】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0744】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、78%)を得た。
【0745】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.50(s、1H)、7.88(s、1H)、7.82−7.81(m、1H)、7.76(s、2H)、7.62−7.61(m、1H)、7.43−7.42(m、1H)、5.74(d、1H、J=9.0Hz)、4.97(d、1H、J=16.8Hz)、4.27−4.21(m、2H)、3.35−3.19(m、3H)、3.02−2.98(m、1H)、2.18(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.65(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.12(t、3H、J=7.2Hz)、0.98−0.87(m、H)、0.72(d、3H、J=6.6Hz)。
【0746】
[実施例106]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0747】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
【0748】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(32mg、84%)を得た。
【0749】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.45(s、1H)、7.89(s、1H)、7.73(s、2H)、7.53(d、1H、J=1.8Hz)、7.59(d、1H、J=1.8Hz)、5.68(d、1H、J=9.0Hz)、4.98(d、1H、J=16.2Hz)、4.19(s、3H)、4.17−4.12(m、1H)、3.41−3.22(m、3H)、3.03−3.02(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.75(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.15(t、3H、J=7.2Hz)、099−0.85(m、4H)、0.69(d、3H、J=6.6Hz)。
【0750】
[実施例107]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0751】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0752】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、96%)を得た。
【0753】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):8.39(s、1H)、7.87(s、1H)、7.71(s、2H)、6.35(s、1H)、5.65(d、1H、J=8.0Hz)、4.95(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.8Hz)、4.10−4.04(m、6H)、3.39−3.18(m、3H)、3.00−2.95(m、1H)、2.30(s、3H)、2.11(d、2H、J=6.0Hz)、1.79−1.68(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.22−1.16(m、3H)、1.13(t、3H、J=6.8Hz)、0.98−0.85(m、4H)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。
【0754】
[実施例108]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0755】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
【0756】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(34mg、89%)を得た。
【0757】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):8.39(s、1H)、7.87(s、1H)、7.71(s、2H)、6.35(s、1H)、5.65(d、1H、J=8.0Hz)、4.95(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.8Hz)、4.10−4.04(m、6H)、3.39−3.18(m、3H)、3.00−2.95(m、1H)、2.30(s、3H)、2.11(d、2H、J=6.0Hz)、1.79−1.68(m、5H)、1.52−1.45(m、1H)、1.22−1.16(m、3H)、1.13(t、3H、J=6.8Hz)、0.98−0.85(m、4H)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.32(s、1H)、7.88(s、1H)、7.74(s、2H)、7.73(s、1H)、5.69(d、1H、J=8.4Hz)、4.94(d、1H、J=16.8Hz)、4.28(d、1H、J=16.8Hz)、4.17−4.12(m、1H)、3.90(s、3H)、3.31−3.13(m、3H)、2.95−2.92(m、1H)、2.31(s、3H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.70(m、5H)、1.48−1.42(m、1H)、1.10(t、3H、J=7.2Hz)、097−0.85(m、4H)、0.69(d、3H、J=6.6Hz)。
【0758】
[実施例109]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3−メトキシチオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0759】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0760】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(110mg、95%)を得た。
【0761】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.90(s、1H)、7.88(s、1H)、7.80(s、2H)、7.26(s、1H)、6.94(d、1H、J=5.4Hz)、5.88(d、1H、J=8.4Hz)、4.95(d、1H、J=16.2Hz)、4.43−4.38(m、2H)、4.20(d、1H、J=17.4Hz)、3.99(s、3H)、3.28−3.16(m、3H)、3.02−2.99(m、1H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.69(m、5H)、1.48−1.42(m、1H)、1.11(t、3H、J=7.2Hz)、0.96−0.84(m、4H)、0.74(d、3H、J=6.6Hz)。
【0762】
[実施例110]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(4−メチルチオフェン−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0763】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0764】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(140mg、95%)を得た。
【0765】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.47(s、1H)、7.88(s、1H)、7.80(s、2H)、7.31(s、1H)、6.95(s、1H)、5.87(d、1H、J=8.4Hz)、4.97(d、1H、J=17.4Hz)、4.43−4.40(m、1H)、4.20(d、1H、J=16.2Hz)、3.28−3.21(m、3H)、3.07−3.04(m、1H)、2.31(s、3H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.70(m、5H)、1.48−1.45(m、1H)、1.13(t、3H、J=6.6Hz)、0.93−0.88(m、4H)、0.75(d、3H、J=6.6Hz)。
【0766】
[実施例111]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3−メチルチオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0767】
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0768】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(35mg、99%)を得た。
【0769】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.45(s、1H)、7.88(s、1H)、7.79(s、2H)、7.27(s、1H)、6.94−6.93(m、1H)、5.87(d、1H、J=8.4Hz)、4.98(d、1H、J=16.8Hz)、4.45−4.42(m、1H)、4.21(d、1H、J=17.4Hz)、3.30−3.23(m、3H)、3.08−3.05(m、1H)、2.52(s、3H)、2.19(d、2H、J=6.6Hz)、1.78−1.71(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.14(t、3H、J=6.6Hz)、0.96−0.91(m、4H)、0.75(d、3H、J=6.6Hz)。
【0770】
[実施例112]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チアゾール−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0771】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【0772】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、93%)を得た。
【0773】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.92(s、1H)、7.89(m、2H)、7.79(s、2H)、7.38(s、1H)、5.84(d、1H、J=7.8Hz)、4.97(d、1H、J=17.4Hz)、4.35−4.33(m、1H)、4.22(d、1H、J=16.2Hz)、3.39−3.32(m、3H)、3.18−3.15(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.79−1.60(m、5H)、1.58−1.52(m、1H)、1.18(t、3H、J=6.6Hz)、0.98−0.91(m、4H)、0.76(d、3H、J=6.6Hz)。
【0774】
[実施例113]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チアゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0775】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
【0776】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(160mg、95%)を得た。
【0777】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.95−8.91(m、2H)、7.95−7.79(m、2H)、7.75(s、2H)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、4.97(d、1H、J=16.8Hz)、4.28(d、1H、J=16.2Hz)、4.15−4.10(m、1H)、3.40−3.24(m、3H)、3.05−3.01(m、1H)、2.17(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.68(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.95−0.86(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.6Hz)。
【0778】
[実施例114]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(チオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0779】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0780】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(110mg、88%)を得た。
【0781】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.50(s、1H)、7.86(s、1H)、7.78(s、2H)、7.49(dd、J=1.2、4.2Hz)、7.34(d、1H、J=4.8Hz)、7.10(dd、1H、J=4.2、4.8Hz)、5.86(d、1H、J=8.4Hz)、4.95(d、1H、J=17.4Hz)、4.43〜4.38(m、1H)、4.19(d、1H、J=17.4Hz)、3.27〜3.19(m、3H)、3.06〜3.02(m、1H)、2.16(d、2H、J=7.2Hz)、1.77〜1.68(m、5H)、1.51〜1.43(m、1H)、1.12(t、3H、J=7.2Hz)、0.95〜0.86(m、4H)、0.74(d、3H、J=6.6Hz)
【0782】
[実施例115]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(5−アセチルチオフェン−2−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0783】
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0784】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(109mg、90%)を得た。
【0785】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):8.50(s、1H)、7.86(s、1H)、7.78(s、2H)、7.66(d、1H、J=4.0Hz)、7.46(d、1H、J=4.0Hz)、5.85(d、1H、J=8.4Hz)、4.96(d、1H、J=16.4Hz)、4.50〜4.45(m、1H)、4.15(d、1H、J=16.4Hz)、3.33〜3.14(m、4H)、2.55(s、3H)、2.15(d、2H、J=6.8Hz)、1.76〜1.64(m、5H)、1.54〜1.45(m、1H)、1.15(t、3H、J=6.8Hz)、0.77(d、3HJ=6.8Hz)。
【0786】
[実施例116]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−フェニルピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0787】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0788】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(112mg、78%)を得た。
【0789】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.60(s、1H)、7.95(d、2H、J=7.8Hz)、7.86(s、1H)、7.74(s、2H)、7.46(t、2H、J=7.8Hz)、7.38(t、1H、J=7.8Hz)、5.72(d、1H、J=9.0Hz)、4.99(d、1H、J=16.8Hz)、4.26(d、1H、J=16.2Hz)、4.25〜4.22(m、1H)、3.33〜3.21(m、3H)、3.05〜3.01(m、1H)、2.16(d、2H、J=6.6Hz)、1.78〜1.63(m、5H)、1.52〜1.45(m、1H)、1.12(t、3H、J=6.6Hz)、0.96〜0.85(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0790】
[実施例117]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(4−シアノフェニル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0791】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0792】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、45%)を得た。
【0793】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.62(s、1H)、8.07−8.06(m、2H)、7.89(s、1H)、7.76−7.74(m、4H)、5.71(d、1H、J=7.8Hz)、4.98(d、1H、J=16.2Hz)、4.26(d、1H、J=16.2Hz)、4.16−4.11(m、1H)、3.40−3.30(m、3H)、3.14−3.11(m、1H)、2.19(d、2H、J=6.6Hz)、1.77−1.66(m、5H)、1.54−1.50(m、1H)、1.17(t、3H、J=6.6Hz)、0.98−0.83(m、4H)、0.72(d、3H、J=6.0Hz)。
【0794】
[実施例118]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(4−ヒドロキシメチルフェニル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0795】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0796】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(25mg、16%)を得た。
【0797】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.61(s、1H)、7.97(d、2H、J=8.4Hz)、7.88(s、1H)、7.75(s、2H)、7.48(d、2H、J=8.4Hz)、5.73(d、1H、J=8.4Hz)、5.00(d、1H、J=16.2Hz)、4.77(s、2H)、4.29−4.22(m、2H)、3.36−3.24(m、3H)、3.07−3.03(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.82−1.69(m、5H)、1.52−1.48(m、1H)、1.15(t、3H、J=7.2Hz)、0.99−0.87(m、4H)、0.73(d、3H、J=6.0Hz)。
【0798】
[実施例119]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0799】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0800】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(140mg、88%)を得た。
【0801】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):9.23(s、1H)、8.61(m、2H)、8.27(d、1H、J=7.8Hz)、7.88(s、1H)、7.77(s、2H)、7.46−7.43(m、1H)、5.80(d、1H、J=8.4Hz)、5.01(d、1H、J=16.2Hz)、4.33−4.19(m、2H)、3.37−3.27(m、3H)、3.13−3.10(m、1H)、2.18(d、2H、J=7.2Hz)、1.82−1.68(m、5H)、1.56−1.50(m、1H)、1.17(t、3H、J=6.6Hz)、0.98−0.84(m、4H)、0.74(d、3H、J=6.6Hz)。
【0802】
*CO
2Hは観察されなかった。
【0803】
[実施例120]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(5−フルオロピリジン−3−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0804】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0805】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(140mg、91%)を得た。
【0806】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):9.01(s、1H)、8.60(s、1H)、8.47(s、1H)、7.95(d、1H、J=9.0Hz)、7.88(s、1H)、7.76(s、2H)、5.76(d、1H、J=8.4Hz)、5.00(d、1H、J=16.2Hz)、4.27−4.23(m、2H)、3.38−3.33(m、3H)、3.17−3.13(m、1H)、2.19(d、2H、J=7.2Hz)、1.82−1.68(m、5H)、1.54−1.50(m、1H)、1.18(t、3H、J=6.6Hz)、0.97−0.87(m、4H)、0.75(d、3H、J=6.6Hz)。
【0807】
[実施例121]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロプロピルピラジン−2−イル)]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0808】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0809】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、91%)を得た。
【0810】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):8.07(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.70(d、1H、J=8.4Hz)、4.83(d、1H、J=16.8Hz)、4.21−4.09(m、2H)、3.18−3.03(m、3H)、2.92−2.87(m、1H)、2.16(d、2H、J=6.8Hz)、2.03−1.97(m、1H)、1.75−1.68(m、5H)、1.41−1.32(m、1H)、1.06−0.87(m、11H)、0.67(d、3H、J=6.4Hz)。
【0811】
[実施例122]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロブチルピラジン−2−イル)]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0812】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0813】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(100mg、90%)を得た。
【0814】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):7.96(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.75(d、1H、J=8.4Hz)、4.92(d、1H、J=16.2Hz)、4.28〜4.24(m、1H)、4.23(d、1H、J=16.8Hz)、3.66〜3.57(m、1H)、3.20〜3.09(m、3H)、2.95〜2.91(m、1H)、2.32〜2.27(m、4H)、2.15(d、2H、J=7.2Hz)、2.08〜2.03(m、1H)、1.96〜1.88(m、1H)、1.79〜1.62(m、5H)、1.41〜1.33(m、1H)、1.23〜1.18(m、1H)、1.06(t、3H、J=6.6Hz)、0.95〜0.80(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.6Hz)。
【0815】
[実施例123]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(プロピル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0816】
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
【0817】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(35mg、98%)を得た。
【0818】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):8.20(s、1H)、7.87(s、1H)、7.72(s、2H)、5.65(d、1H、J=8.4Hz)、4.94(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.4Hz)、4.17−4.07(m、1H)、3.32−3.02(m、4H)、2.60(s、3H)、2.46(s、3H)、2.17(d、2H、J=7.2Hz)、1.78−1.48(m、9H)、0.92−0.81(m、7H)、0.99(d、3H、J=6.8Hz)。
【0819】
[実施例124]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(プロピル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0820】
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
【0821】
反応物のみを異にして、実施例103の方法と同様な方法で表題の化合物(90mg、98%)を得た。
【0822】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):7.88(s、1H)、7.77(s、2H)、7.59(s、1H)、5.74(d、1H、J=7.2Hz)、4.81(d、1H、J=16.8Hz)、4.37−4.30(m、2H)、3.57−3.43(m、4H)、2.92−2.17(m、4H)、2.11(d、2H、J=6.6Hz)、2.05−1.98(m、4H)、1.78−1.61(m、5H)、1.48−1.38(m、2H)、1.26−1.21(m、1H)、0.94−0.82(m、7H)、0.64(d、3H、J=7.2Hz)。
【0823】
[実施例125]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロヘキシルピラジン−2−イル)]{[N−(プロピル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0824】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0825】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(80mg、99%)を得た。
【0826】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.08(s、1H)、7.89(s、1H)、7.77(s、2H)、5.71(d、1H、J=7.8Hz)、4.85(d、1H、J=16.2Hz)、4.21−4.14(m、2H)、3.21−2.94(m、4H)、2.18(d、2H、J=6.0Hz)、2.04−2.01(m、1H)、1.77−1.65(m、5H)、1.58−1.38(m、3H)、1.01−0.82(m、11H)、0.68(d、3H、J=4.8Hz)。
【0827】
[実施例126]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0828】
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0829】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、99%)を得た。
【0830】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):8.17(s、1H)、7.87(s、1H)、7.72(s、2H)、5.66(d、1H、J=8.4Hz)、5.00(d、1H、J=16.8Hz)、4.23(d、1H、J=16.0Hz)、3.26〜3.06(m、2H)、2.94(s、3H)、2.58(s、3H)、2.44(s、3H)、2.20(d、2H、J=7.2Hz)、1.82〜1.58(m、6H)、1.03〜0.88(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.4Hz)。
【0831】
[実施例127]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−1−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0832】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【0833】
反応物のみを異にして、実施例103の方法と同様な方法で表題の化合物(70mg、92%)を得た。
【0834】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):7.87(s、1H)、7.76(s、2H)、7.55(s、1H)、5.72(d、1H、J=8.8Hz)、4.82(d、1H、J=17.2Hz)、4.36−4.28(m、2H)、3.52−3.38(m、4H)、2.86−2.78(m、1H)、2.74−2.66(m、1H)、2.59(s、3H)、2.18(d、2H、J=6.8Hz)、2.04−1.98(m、4H)、1.86−1.72(m、5H)、1.42−1.36(m、1H)、0.98−0.84(m、4H)、0.73(d、3H、J=6.4Hz)。
【0835】
[実施例128]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロブチルピラジン−2−イル)]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0836】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0837】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法で表題の化合物(60mg、92%)を得た。
【0838】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):7.93(s、1H)、7.87(s、1H)、7.75(s、2H)、5.75(d、1H、J=8.0Hz)、4.96(d、1H、J=16.8Hz)、4.30〜4.24(m、2H)、3.62〜3.57(m、1H)、3.12〜3.07(m、1H)、3.00〜2.93(m、1H)、2.83(s、3H)、2.32〜2.26(m、3H)、2.19(d、2H、J=6.4Hz)、2.11〜1.99(m、1H)、1.96〜1.89(m、1H)、1.81〜1.50(m、7H)、1.00〜0.82(m、4H)、0.72(d、3H、J=6.8Hz)。
【0839】
[実施例129]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(シクロペンチルピラジン−2−イル)]{[N−(メチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド
【0840】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
反応物のみを異にして、実施例102の方法と同様な方法でtrans−{4−[(N−メチルアミノ)メチル]シクロヘキシル}アセテートを用いて表題の化合物(50mg、79%)を得た。
【0842】
1H NMR(400MHz、CDCl
3):7.97(s、1H)、7.86(s、1H)、7.74(s、2H)、5.71(d、1H、J=8.0Hz)、4.93(d、1H、J=16.8Hz)、4.23〜4.17(m、2H)、3.15〜3.05(m、2H)、2.98〜2.83(m、1H)、2.81(s、3H)、2.18(d、2H、J=6.8Hz)、2.08〜1.97(m、2H)、1.83〜1.56(m、12H)、1.00〜0.85(m、4H)、0.70(d、3H、J=6.8Hz)。
【0843】
[実施例130]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}プロパノール
【0844】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0845】
実施例102で製造されたtrans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(3,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}アセティックアシッド(100mg、0.14mmol)をTHF2mLに溶かした後、0℃に冷却し、LAH(11mg、0.28mmol)を徐々に滴加した、反応混合液を1時間攪拌した後、ナトリウムスルフェート10水和物を滴加した後に常温で6時間攪拌した。反応混合液をセライトパッド(celite−pad)ろ過した後、減圧濃縮した後にカラムで精製して表題の化合物(25mg、26%)を得た。
【0846】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):8.23(s、1H)、7.89(s、1H)、7.74(s、2H)、5.68(d、1H、J=9.0Hz)、4.97(d、1H、J=16.8Hz)、4.27(d、1H、J=16.8Hz)、4.18−4.15(m、1H)、3.69−3.65(m、2H)、3.33−3.21(m、3H)、3.04−3.00(m、1H)、2.62(s、3H)、2.48(s、3H)、1.78−1.74(m、5H)、1.45−1.30(m、3H)、1.14(t、3H、J=7.2Hz)、0.94−0.83(m、4H)、0.71(d、3H、J=6.6Hz)。
【0847】
[実施例131]trans−4−({[3−({(4S,5S)−5−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−4−メチル−2−オキサゾリジン−3−イル}メチル)−5−(ピロリジン−4−イル)ピラジン−2−イル]{[N−(エチル)アミノメチル]シクロヘキシル)}プロパノール
【0848】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0849】
実施例130と同様な方法で実施例103の化合物を反応物として用いて表題の化合物(70mg、51%)を得た。
【0850】
1H NMR(600MHz、CDCl
3):7.88(s、1H)、7.77(s、2H)、7.60(s、1H)、5.73(d、1H、J=9.0Hz)、4.83(d、1H、J=17.4Hz)、4.35(d、1H、J=16.8Hz)、4.33−4.30(m、1H)、3.65(t、2H、J=6.6Hz)、3.52−3.40(m、4H)、2.97−2.90(m、3H)、2.74−2.71(m、1H)、2.05−2.02(m、4H)、1.82−1.70(m、5H)、1.44−1.25(m、3H)、0.97(t、3H、J=7.2Hz)、0.90−081(m、4H)、0.73(d、3H、J=7.2Hz)。
【0851】
[実験例1]ヒト血漿で試験管内CETP活性抑制分析
【0852】
CETP活性キット(#RB−CETP)をロアーバイオケミカルインコーポレイテッド(Roar Biochemical, Inc.)から購入した。半球形態の黒色96ウェルプレート(Corning black round bottom plate#3792)の各ウェルに供与体および受容体(donor、acceptor、4ul)、分析緩衝剤(10 X assay buffer、177ul)、ジメチルスルホキシド(DMSO、sigma−aldrich)で希釈された化合物(0.01nM〜10000nM)を添加した。用意された壮健な男からのヒト血漿サンプルを分析緩衝剤で希釈(1:10=血漿:分析緩衝剤)し各ウェルに添加して反応を開始した。シーリングフィルム(sigma−aldrich、#Z369659)を用いて密封した後に37℃恒温マイクロプレート混合機(#SLST−3、ソリンバイオ)でインキュベーションした。3時間後、シーリングフィルムを除去し、励起波長465nmおよび放出波長535nmでの蛍光強度をSpectra Max Gemini EM(モレキュラーデバイス)を用いて測定した。測定値を次のような式によって計算した。
【0853】
算出値=(化合物および血漿を含む蛍光強度−化合物を含む、血漿を含まない蛍光強度)/(化合物を含まない、血漿を含む蛍光強度−化合物および血漿を含まない蛍光強度)
【0854】
求められた値をオリジンソフトウェア(OriginLab Corporation、バージョン8.0724)を用いてS字形曲線(y=start+(end−start)x
n/k
n+x
n)を算出してIC
50値を測定した。実施例化合物のIC
50値は表2に示されたとおりであり、約10μM以下、具体的に約0.5μM以下の優れた活性抑制を示した。
【0855】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
[この文献は図面を表示できません]
【0856】
[実験例2]ハムスター単回投与時CETP活性に及ぼす影響評価
【0857】
群当り3匹の7週齢の雄ゴールデンシリアンハムスターを用いて各実施例化合物10mg/kg容量を経口投与し、投与前および投与後、0.5、1、2、4、6、8、24時間に眼窩静脈叢から経時的に採血してキット(Roar CETP Activity Assay Kit、Cat#:RB−CETP、Roar Biomedical Inc.)を用いて血漿内CETPの活性程度を測定した。
【0858】
表3に示されているように、実施例50、56、58、77、87、88、89、96、103、105、124および125で投与前に比べて最大45〜72%のCETP活性抑制を示し、実験例1の試験管内と同様に動物での優れたCETP活性抑制を確認した。
【0859】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0860】
[実験例3]ハムスター反復投与時血中脂質分析および血中濃度など
【0861】
群当り10匹の7週齢の雄ゴールデンシリアンハムスターを用いて実施例58、96、103および125の化合物10mg/kg容量を2週間毎日経口投与した後、最終投与2時間後に採血および剖検を実施して血中脂質分析、血中薬物濃度、組織(脂肪および肝)内薬物濃度を分析した。
【0862】
表4に示されているように、実施例の化合物は優れた高密度脂質上昇効果を示した。
【0863】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0864】
また、表5に示されているように、実施例58および実施例96の化合物は血中濃度および肝組織での分布は低いが、脂肪組織での薬物濃度は高く示され、脂肪親和的分布様相を示すことが分かる。大部分の動物種において脂肪はCETP発現の主要臓器と知られており、特にヒトとハムスターの脂肪組織と血中CETP発現に対する相関関係が報告されたことがあるので(Atherosclerosis、1998;139:369−376、J Lipid Res.34:845−852)、薬物の脂肪組織親和性によって脂肪組織内で生成され血中遊離されるCETPが効果的に抑制され、低い血中薬物露出にもかかわらず、前記表4に示された優れたHDL−C改善を示したと判断される。
【0865】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]