特許第6187798号(P6187798)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6187798
(24)【登録日】2017年8月10日
(45)【発行日】2017年8月30日
(54)【発明の名称】水系ゴルフグリップ取着用溶剤
(51)【国際特許分類】
   A63B 53/14 20150101AFI20170821BHJP
   C09J 11/06 20060101ALI20170821BHJP
   C09J 201/00 20060101ALI20170821BHJP
   C09J 5/00 20060101ALI20170821BHJP
【FI】
   A63B53/14 Z
   C09J11/06
   C09J201/00
   C09J5/00
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-255666(P2012-255666)
(22)【出願日】2012年11月6日
(65)【公開番号】特開2014-91032(P2014-91032A)
(43)【公開日】2014年5月19日
【審査請求日】2015年10月22日
(73)【特許権者】
【識別番号】512301330
【氏名又は名称】大道 浩一
(72)【発明者】
【氏名】大道 浩一
【審査官】 宮本 昭彦
(56)【参考文献】
【文献】 特表2001−516632(JP,A)
【文献】 特表平08−511822(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 49/00 − 60/64
C09J 1/00 − 5/00
C09J 9/00 − 201/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
粘着テープ及び第一石油類の溶剤を使用せずに金属製またはカーボン製のゴルフシャフト(3)にゴムまたは合成樹脂製のゴルフグリップ(2)を常温にて取着するゴルフクラブ(1)の製造工程に使用するゴルフグリップ取着用溶剤において、
前記シャフトに前記グリップを挿入する前に前記シャフト及び前記グリップの両方またはどちらか一方に塗布することにより前記グリップと前記シャフトの摩擦を低減させて、前記グリップを前記シャフトに人力で挿入することができる潤滑作用と、
塗布後、常温においても揮発とする揮発作用と、
前記グリップを前記シャフトに挿入した状態において、常温にて所定時間放置することにより、前記シャフトに前記グリップを強固に取着する接着作用と、
これら前記潤滑作用と、揮発作用と、接着作用の三つの作用を有する水系の溶剤(30)を使用し、前記溶剤は、潤滑作用を有する界面活性剤を含む水と、含有率が10%以上40%未満の揮発作用を有する第二石油類であるアルコール成分と、含有率5%未満の接着作用を有する接着剤成分と、からなることを特徴とする水系ゴルフグリップ取着用溶剤。
【請求項2】
前記水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、前記グリップの内径がφ14.2mmないしφ15.7mmの範囲のいずれかと、前記シャフトの外径φ14.9mmないしφ15.9mmの範囲内のいずれかとの組み合わせで使用可能であることを特徴とする請求項1に記載の水系ゴルフグリップ取着用溶剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャフトにグリップを取着するゴルフクラブの製造工程に使用するグリップ取着用溶剤において、潤滑作用と、揮発作用と、接着作用とを有する水系ゴルフグリップ取着用溶剤に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、一般的なゴルフクラブの製造工程においては、両面粘着テープをシャフトに巻きつけ、その後、両面粘着テープを巻きつけたシャフト及びグリップに潤滑作用を得るために第一石油類であるガソリン(一般的にはホワイトガソリン)等の揮発性の有機溶剤を大量に塗布し、前記シャフトに巻きつけた両面粘着テープの表面を一時的に溶かし粘着力を下げることにより摩擦力を低減させ、前記シャフトにグリップを挿入していた。その状態で一定時間放置するとガソリン等の揮発性有機溶剤が揮発し、前記シャフトに巻きつけた両面粘着テープの粘着力により前記グリップはシャフトに取着される。
【0003】
例えば、特許文献1には、上述したようにシャフトに両面テープを巻きつけ、揮発性の強いガソリン等の有機溶剤を前記シャフトとグリップに吹きつけて行うゴルフクラブの製造方法(工程)が開示されている。
この場合、揮発性の強いガソリン等の有機溶剤を使用するため、作業者が安全に作業できるように、すなわち、人体に影響がでないように環境を整備しなければならず、設備や作業効率が悪いという問題があった。また、近年は環境保護の観点からも有機溶剤の使用を抑制する傾向にある。
【0004】
さらに、シャフトとグリップとの固着は、両面テープの粘着力を利用しなければならず、両面テープを欠かすことはできなかった。しかし、この両面テープは、テープを大量に使用するためテープ自体のコストがかかる上、シャフトに巻きつける際の作業が難しく、作業効率の面でもコストがかかっていた。また、両面テープの重量はおよそ2gあり、少しでも軽量化したいゴルフクラブの設計の足かせとなっていた。
【0005】
このような問題を解決するものとして、溶剤や潤滑剤を用いることなく、シャフトへグリップを取着するグリップ装着装置が提案されている。
【0006】
例えば、特許文献2には、次のようなグリップ装着装置が開示されている。すなわち、グリップ装着装置にグリップを装着し、該グリップの内径を空気により一時的に拡張し、その間にシャフトを挿入する装置が開示されている。
しかし、このようなグリップ装着装置であると、装置自体が大きく高額となり、配置する場所の確保や先行設備投資が必要となり、一般的なグリップ取着作業ではなかった。また、このようなグリップ装着装置を活用すると潤滑剤は不要となるものの、前記シャフトと前記グリップの固着は両面粘着テープの粘着力を利用しなければならず、両面粘着テープを使用しないことにはならない。さらに、このようにグリップの内径を空気により拡張するには、市販の既製グリップでは行えず、この装置専用のグリップを用意しなければならないという問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開昭56−85367号公報
【特許文献2】特開2005−192749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上述した問題を解決するためになされたもので、粘着テープ及び第一石油類の溶剤を使用せず、大型な装置も不要で、市販のグリップやシャフトを使用でき、有機溶剤を使用しない、安価で、軽量化が可能で、作業性に優れ、汎用性にも優れた、環境にやさしい水系ゴルフグリップ取着用溶剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、粘着テープ及び第一石油類の溶剤を使用せず、シャフトにグリップを挿入する前に前記シャフト及び前記グリップの両方またはどちらか一方に塗布することにより前記グリップと前記シャフトの摩擦を低減させて、前記グリップを前記シャフトに人力で挿入することができる潤滑作用と、塗布後、常温においても揮発する揮発作用と、前記グリップを前記シャフトに挿入した状態において、常温にて所定時間放置することにより、前記シャフトに前記グリップを強固に取着する接着作用と、これら前記潤滑作用と、揮発作用と、接着作用の三つの作用を有することを特徴としている。
【0010】
また、前記水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、潤滑作用を有する界面活性剤を含む水と、含有率が10%以上40%未満の揮発作用を有する第二石油類であるアルコール成分と、含有率5%未満の接着作用を有する接着剤成分と、からなることを特徴としている。
【0011】
さらに、前記水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、市販されている既製品のグリップの内径がΦ0.56インチないしΦ0.62インチの範囲のいずれかと、市販されている既製品のシャフトの外形φ14.9mmないしφ15.9mmの範囲内のいずれかとの組み合わせで使用可能であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0012】
本発明の水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、粘着テープ及び第一石油類の溶剤を使用せず、前記シャフトに前記グリップを挿入する前に前記シャフト及び前記グリップの両方またはどちらか一方に塗布することにより前記グリップと前記シャフトの摩擦を低減させて、前記グリップを前記シャフトに人力で挿入することができる潤滑作用と、塗布後、常温においても揮発する揮発作用と、前記グリップを前記シャフトに挿入した状態において、常温で所定時間放置することにより、前記シャフトに前記グリップを強固に取着する接着作用と、これら前記潤滑作用と、揮発作用と、接着作用の三つの作用を有することにより、粘着テープ及び第一石油類の溶剤を使用せず、安全性が高く、安価で、軽量化が可能で、簡単な作業で、シャフトにグリップを取着することができる。
【0013】
また、前記水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、潤滑作用を有する界面活性剤を含む水と、含有率が40%未満の揮発作用を有する第二石油類であるアルコール成分と、含有率5%未満の接着作用を有する接着剤成分と、からなることにより、環境にやさしい溶剤にすることができる。
【0014】
さらに、前記水系ゴルフクラブ取着用溶剤は、市販されている既製品のグリップの内径がΦ0.56インチないしΦ0.62インチの範囲のいずれかと、市販されている既製品のシャフトの外径φ14.9mmないしφ15.9mmの範囲内のいずれかとの組み合わせで使用可能であるため、市販されている既製品を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明におけるゴルフクラブの構成を示した平面図
図2】本発明におけるグリップを示した断面図
図3】本発明におけるグリップを示した斜視図
図4】本発明におけるシャフトを示した斜視図
図5】本発明におけるグリップをシャフトに取着する工程を示す工程図
図6】本発明におけるグリップをシャフトに挿入する様子を示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。図1はゴルフクラブ1の構成を示した平面図である。図1の如く、ゴルフクラブ1は、グリップ2とシャフト3及びヘッド4で構成されている。
【0017】
図2及び図3は前記グリップ2の断面図及び斜視図であり、前記グリップ2は、ゴムまたは合成樹脂で形成されている。本実施の形態のグリップは、エラストマー樹脂で形成されているがこれに限定されるものではなく、ゴムまたは合成樹脂(発泡性のものも含む)であってもよい。前記グリップ2の形状は、図2及び図3に示す如く、円筒状をなし、長手方向の一方(図2左端)が開口した開口部10を有し、前記開口部10から他方(図2右端)に向けて内壁11を有し、他方(図2右端)には有底の有底部12を有している。前記有底部12の中央には、貫通された孔13が設けられている。
【0018】
前記開口部10の内径aは、市販されている既製品の内径に相当している。一般的に市販されているグリップの内径は、男性用でM56(Φ0.56インチ),M58(Φ0.58インチ)M60(Φ0.60インチ)及びM62(Φ0.62インチ)の4種類であり、女性用でL56(Φ0.56インチ)及びL58(Φ0.58インチ)の2種類である。
【0019】
図4は、前記シャフト3を示した斜視図であり、前記シャフト3は、鉄またはカーボン素材で形成されている。本実施の形態のシャフトでは、カーボン素材で厚さ0.2mm程度の板状の素材を円筒状に形成し、表面はニッケルクロムメッキ処理を施している。但し、これに限定されるものではなく、鉄製で同様のメッキ処理を施しているものであってもよい。図4の如く、図中下方の先端から前記グリップが挿入される。図中にある仮想線(二点鎖線)は、前記グリップが装着されるグリップ装着部15である。前記シャフト3の外径bは、市販されている既製品の外径に相当している。一般的に市販されているシャフトの外径は、14.9mmないし15.9mmの範囲で様々なサイズで形成されている。
【0020】
次に前記グリップ2を前記シャフト3に取着する工程を、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は前記グリップ2を前記シャフト3に取着する工程を示す工程図であり、図6は前記グリップ2を前記シャフト3に挿入する様子を示した平面図である。まず、図5に示すStep1を説明する。図6に示す如く、前記シャフト3を机20の万力21に固定する。前記シャフト3には、前工程ですでに前記ヘッド4が取り付けられた状態で、前記万力21に固定される。
【0021】
次に図5に示すStep2を説明する。図6に示す如く、前記シャフト3のグリップ装着部15にディスペンサ22で水系ゴルフグリップ取着用溶剤30を塗布する。なお、前記溶剤30の塗布量は8mlないし10ml程度である。本実施の形態では、前記溶剤30をディスペンサ22により塗布しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ハケや、先端にスポンジがついているブラシ等により塗布してもよい。
【0022】
また、本実施の形態では、前記シャフト3のグリップ装着部15に前記溶剤30を塗布しているが、これに限定されるものではなく、前記グリップ2の内壁11に溶剤30を塗布してもよいし、前記グリップ装着部15及び前記内壁11の両方に前記溶剤30を塗布してもよい。
【0023】
前記溶剤30は、潤滑作用を有する界面活性剤を含む水と、揮発作用を有する第二石油類であるアルコール成分と、接着作用を有する接着剤成分とで、構成されている。本実施の形態では、前記アルコール成分の含有率を35%、接着剤成分の含有率が5%、その他の成分は界面活性剤を含む水としている。しかし、配分はこれに限定されるものではなく、乾燥時間を早くしたい場合、アルコール成分を含有率10%以上40%未満の範囲内で多くしてもよいし、後述する接着剤成分の接着力を下げても良い場合は、接着剤成分を含有率5%未満の範囲内で少なくしてもよい。
【0024】
なお、溶剤は、有機溶剤の含有率で3種類に分類される。まず、有機溶剤の含有率が0%から10%未満のものを水性と呼んでいる。次に有機溶剤の含有率が10%以上40%未満のものを水系(弱溶剤)と呼んでいる。次に有機溶剤の含有率が40%以上のものを強溶剤と呼んでいる。これらはそれぞれに利点と欠点を持ち合わせている。
【0025】
水性は、有機溶剤が含まれないもしくは微量であるため、人体及び環境への影響が極めて少ない。一方、有機溶剤が含まれないもしくは微量であるため、揮発性が悪く乾燥しにくい。さらに、今回のようにゴルフシャフトに使用する場合、鉄製のシャフトに塗布すると錆が発生し、その錆によりシャフトが破断する可能性がある。強溶剤は、水性の性質と逆になり、有機溶剤の含有率が高いため、揮発性が良く乾燥が早いという利点は有るが、人体及び環境への悪影響が大きい。また、当然、取り扱いに規制が多く、欠点が多い。
【0026】
本発明の水系溶剤は、これら水性と強溶剤の欠点を補う、すばらしい溶剤である。また、有機溶剤の中にも種類があり、危険な第一石油類としては、ガソリン(ホワイトガソリン)、ベンジン、アセトン等がある。一方、安全性で問題が少ない、第二石油類としては、アルコール、灯油等がある。本発明の水系溶剤は、第二石油類であるアルコールを使用しているため、安全性の観点からもすばらしい溶剤であることがわかる。
【0027】
上述した接着力は、前記グリップ2の内径と、前記シャフト3の外径のサイズにより変化するため、例えば、グリップの内径が小さく、シャフトの外径が大きい組み合わせの場合、接着剤成分の接着力が低くてもシャフトとグリップとの固着力を維持することができるため、接着剤の含有量を少なく設定することもできる。
【0028】
上述の如く、溶剤30の成分を、含有率10%以上40%未満のアルコール、5%未満の接着成分、その他の成分を、界面活性剤を含む水とで構成すると、アルコールの揮発作用によりグリップ装着後の固着までの放置時間を水性に比べて早くすることができる。また、界面活性剤を含む水の潤滑作用により人力でグリップをシャフトに挿入することができる。さらに、接着剤の接着作用によりグリップを強力にシャフトに固着することが可能となる。ちなみにこのアルコールを含む有機溶剤の含有率が40%を超えると、上述したように水系の溶剤の範囲から外れ、強溶剤となり、強溶剤として取り扱う必要がある。すると、溶剤の取り扱いが極めて難しくなってしまう。なお、本実施の形態の水系の溶剤であれば、既製のペットボトルに入れて保管することも可能である。
【0029】
図5に示すStep3を説明する。図6に示す如く、前記溶剤30を前記シャフト3のグリップ装着部15に塗布した後、作業者は前記グリップ3を図中矢印X方向に挿入する。このとき、前記溶剤30の界面活性剤を含む水の潤滑作用により、前記グリップ2は作業者の人力で前記シャフト2にスムーズに挿入される。なお、このときの前記グリップ2は、一般的な女性の作業者でも容易に挿入することができるくらいの挿入力ですむ。すなわち、グリップをシャフトに挿入する大型な装置も不要である。
【0030】
図5に示すSTEP4を説明する。前記グリップ2の挿入後は、前記万力21から前記ゴルフクラブ1を取り外し、常温で所定時間放置する。本実施の形態の放置時間は18時間から24時間程度としており、この間に前記溶剤30のアルコール成分の揮発作用により揮発し、接着剤の接着作用により前記グリップ3と前記シャフト2が強固に固着される。すると、図5に示すSTEP5のグリップ取着完了となる。グリップ2の固着力は、ゴルファー(ゴルフクラブ使用者)が、普通にゴルフクラブを使用し続けても前記シャフト3に対し前記グリップ2がズレない程度となっている。ちなみに従来技術である粘着テープの固着力と比較しても、本発明の前記溶剤30は同等もしくは同等以上である。
【0031】
以上によれば、本発明の前記水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、粘着テープ及び第一石油類を使用せず、安全性が高く、安価で、軽量化が可能で、簡単な作業で、シャフトにグリップを取着することができる。
【0032】
また、前記水系ゴルフグリップ取着用水系溶剤は、潤滑作用を有する界面活性剤を含む水と、含有率が10%以上40%未満の揮発作用を有する第二石油類であるアルコール成分と、含有率5%未満の接着作用を有する接着剤成分と、からなることにより、環境にやさしい溶剤である。
【0033】
また、前記水系ゴルフグリップ取着用溶剤は、市販されている既製品のグリップの内径がΦ0.56インチないしΦ0.62インチの範囲のいずれかと、市販されている既製品のシャフトの外形φ14.9mmないしφ15.9mmの範囲内のいずれかとの組み合わせで使用可能であるため、市販されている既製品を使用することができる。
【符号の説明】
【0034】
1 ゴルフクラブ
2 グリップ
3 シャフト
30 水系ゴルフグリップ取着用溶剤
図1
図2
図3
図4
図5
図6