(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6187869
(24)【登録日】2017年8月10日
(45)【発行日】2017年8月30日
(54)【発明の名称】鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置
(51)【国際特許分類】
B22C 21/12 20060101AFI20170821BHJP
B22C 11/10 20060101ALI20170821BHJP
B22C 23/00 20060101ALI20170821BHJP
【FI】
B22C21/12
B22C11/10
B22C23/00 Z
【請求項の数】10
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-241624(P2013-241624)
(22)【出願日】2013年11月22日
(65)【公開番号】特開2015-100799(P2015-100799A)
(43)【公開日】2015年6月4日
【審査請求日】2016年5月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】000191009
【氏名又は名称】新東工業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】野口 昌秀
(72)【発明者】
【氏名】小倉 和憲
【審査官】
荒木 英則
(56)【参考文献】
【文献】
実開平06−048937(JP,U)
【文献】
特開平01−066045(JP,A)
【文献】
特開平11−281665(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2008/0135205(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B22C 11/00−11/10
B22C 21/00−21/12
B22C 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁石部材の一方面側に配設されると共に移動部材に装着され、非磁性材料で形成される第1支持部材と、
前記磁石部材の他方面側に配設され、非磁性材料で形成される第2支持部材と、
前記磁石部材との間に隙間を設けて配置される検出部を有し、前記磁石部材から発生する磁界により前記移動部材の移動量を検出する移動量検出ユニットと、
を備え、
前記第1支持部材と前記第2支持部材同士を締結具で固定することにより、前記磁石部材を前記第1支持部材と前記第2支持部材とで挟持して固定することを特徴とする鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項2】
前記第1支持部材が前記検出部との間に隙間を設けて配置され、前記第1支持部材における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間が前記磁石部材における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間より小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項3】
前記第2支持部材が前記検出部との間に隙間を設けて配置され、前記第2支持部材における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間が前記磁石部材における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間より小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項4】
前記第1支持部材、前記磁石部材及び前記第2支持部材は、複数の位置決めピンで位置決めされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項5】
前記第1支持部材及び前記第2支持部材が形成される前記非磁性材料が、樹脂材料であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項6】
前記樹脂材料が、超高分子量ポリエチレンであることを特徴とする請求項5に記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項7】
前記磁石部材が、平らな厚板状平面部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項8】
前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、前記締結具で固定するための締結穴が穿設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項9】
前記鋳型造型装置が枠付鋳型造型装置であって、前記移動部材が、盛枠又は鋳枠であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【請求項10】
前記鋳型造型装置が抜枠鋳型造型装置であって、前記移動部材が、造型テーブル又は上枠リフタであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鋳型造型装置において、移動部材の移動量検出装置として一般的なエンコーダを用いることは、特許文献1に開示されている。しかし、本願の
図6に例示するエンコーダ100を仮に用いる場合、次のような問題がある。
【0003】
図6について説明すると、磁石部材110と支持部材120は、
図6(B)に示すように、締結具140によって、移動部材101に固定している。移動部材101は、鋳型造型装置において、駆動源により往復運動する部材のことを指し、例えば盛枠のことを指す。
【0004】
支持部材120は、樹脂材料で形成されている。また移動量検出ユニット130は、鋳型造型装置における不動構造部材102に固定されている。ここで不動構造部材102とは、鋳型造型装置において動かない部材のことを指し、例えば、鋳型造型装置における固定フレームのことを指す。移動量検出ユニット130は、棒形状の検出部131を有する。そして、検出部131の検出方向(
図6(B)におけるY2方向)と移動部材101の移動方向とは同じである。移動部材101が移動すると、検出部131が、磁石部材110から発生する磁界を検出し、磁石部材110の移動量を特定することにより、磁石部材110が固定された移動部材101の移動量を特定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開平6−48937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
移動部材101に固定された、磁石部材110と支持部材120は、検出部131に対して、隙間を設けて配置している。しかし、移動部材101の移動中に、支持部材120又は磁石部材110が検出部131に接触してしまうことがあり、接触した際、磁石部材110と締結具140が接触している箇所に衝撃力が局所的に伝わってしまう。結果として、磁石部材110が破損してしまい、エンコーダ100として機能しなくなってしまう問題があった。
【0007】
本発明では、上記問題点に鑑み、移動部材の移動量検出装置を構成する磁石部材の破損を防止し、安定して使用できる鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、磁石部材の一方面側に配設されると共に前記移動部材に装着され、非磁性材料で形成される第1支持部材と、前記磁石部材の他方面側に配設され、非磁性材料で形成される第2支持部材と、前記磁石部材との間に隙間を設けて配置される検出部を有し、前記磁石部材から発生する磁界により前記移動部材の移動量を検出する移動量検出ユニットと、を備え、前記第1支持部材と前記第2支持部材同士を締結具で固定することにより、前記磁石部材を前記第1支持部材と前記第2支持部材とで挟持して固定することを特徴とする。
【0009】
本構成によれば、磁石部材は、該磁石部材の一方面側に、移動部材に装着されて非磁性材料で形成された第1支持部材を配設し、他方面側に、非磁性材料で形成された第2支持部材を配設する。また磁石部材は、第1支持部材と第2支持部材同士を締結具(例えば、ボルト及びナット)で固定することにより、第1支持部材と第2支持部材とで挟持され、固定される。このため、第1支持部材、第2支持部材、又は磁石部材のいずれか1つの部材と、検出部が接触しても、接触した際に生じる衝撃力は、第1支持部材と磁石部材の接触面及び、第2支持部材と磁石部材の接触面という広い面積で受けることができる。また、磁石部材と締結具は直接接触していない。これらの理由により、局所的な衝撃力が磁石部材に伝わることがなくなり、磁石部材の破損を防止できる。ここで、「移動部材」とは、鋳型造型装置において駆動源(例えばシリンダ、モータ)により往復運動する部材のことを指し、例えば盛枠や鋳枠が挙げられる。また、磁石部材と検出部の隙間は、検出部が、磁石部材から発生する磁界を検出できる程度の大きさである。
【0010】
また本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記第1支持部材が前記検出部との間に隙間を設けて配置され、前記第1支持部材
における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間が前記磁石部材
における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間より小さくなっていることを特徴とする。本構成によれば、検出部や移動部材に揺れが生じた場合でも、第1支持部材が磁石部材よりも先に検出部に接触する。したがって、磁石部材が傷つくことによる劣化を防止できる。
【0011】
さらに本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記第2支持部材が前記検出部との間に隙間を設けて配置され、前記第2支持部材
における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間が前記磁石部材
における前記検出部と向かい合う面の円弧部分と前記検出部との隙間より小さくなっていることを特徴とする。本構成によれば、検出部や移動部材に揺れが生じた場合でも、第2支持部材が磁石部材よりも先に検出部に接触する。したがって、磁石部材が傷つくことによる劣化を防止できる。
【0012】
そして本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記第1支持部材、前記磁石部材及び前記第2支持部材は、複数の位置決めピンで位置決めされていることを特徴とする。本構成によれば、簡便な構造で、第1支持部材及び第2支持部材と、磁石部材との位置ずれを防止することができる。
【0013】
また本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記第1支持部材及び前記第2支持部材が形成される前記非磁性材料が、樹脂材料であり、更に好ましくは超高分子量ポリエチレンであることを特徴とする。第1支持部材及び第2支持部材が形成される材料は非磁性材料であればよいが、樹脂材料が好適である。その中でもとりわけ、高い耐衝撃性を有する超高分子量ポリエチレンが特に好適である。さらに超高分子量ポリエチレンは摩擦抵抗が少なく、検出部の傷つきを防止できるという利点がある。
【0014】
さらに本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記磁石部材が、平らな厚板状平面部を有することを特徴とする。本構成によれば、磁石部材を安定して挟持することが可能である。
【0015】
そして本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記第1支持部材及び前記第2支持部材に、前記締結具で固定するための締結穴が穿設されていることを特徴とする。
【0016】
また本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記鋳型造型装置が枠付鋳型造型装置であって、前記移動部材が、盛枠又は鋳枠であることを特徴とする。
【0017】
さらに本発明の鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置は、前記鋳型造型装置が抜枠鋳型造型装置であって、前記移動部材が、造型テーブル又は上枠リフタであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、移動部材の移動量検出装置を構成する磁石部材の破損を防ぐことができる。このため、安定して使用できる、鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】実施形態における本発明の移動部材の移動量検出装置の構成を示す説明図である。
図1(A)は上面から見た外形を示す模式図、
図1(B)は正面から見た外形を示す模式図、
図1(C)は
図1(B)におけるA−A方向からの矢視を示す模式図である。
【
図3】実施形態における第1支持部材の上面図である。
【
図4】実施形態における第2支持部材の模式図である。
図4(A)は上面から見た外形を示す模式図、
図4(B)は正面から見た外形を示す模式図である。
【
図5】実施形態における検出部と第1支持部材、磁石部材又は第2支持部材との関係を示す模式図である。
図5(A)は上面から見た検出部と第1支持部材の関係を示す模式図、
図5(B)は上面から見た検出部と磁石部材の関係を示す模式図、
図5(C)は上面から見た検出部と第2支持部材の関係を示す模式図である。
【
図6】従来技術における移動部材の移動量検出装置(エンコーダ)の構成を示す説明図である。
図6(A)は上面から見た外形を示す模式図、
図6(B)は正面から見た外形を示す模式図、
図6(C)は
図6(B)におけるB−B方向からの矢視を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の移動部材の移動量検出装置における実施形態の一例を、添付図面を参照して説明する。なお、本発明は本実施形態の構成に限られず、必要に応じて適宜変更することができる。
【0021】
本実施形態では、
図1に示す、枠付鋳型の造型装置における移動量検出装置の例について記載する。また、移動部材2は、本実施形態では盛枠である。さらに移動部材2には、連結部材70が固定されている。この連結部材70には、後述する第1支持部材20が固定される。
【0022】
磁石部材10の一方面側には、前述した第1支持部材20が配設されている。また、磁石部材10は、
図2に示すように、位置決めピン60を入れるための、貫通した穴である、位置決め穴12が穿設されている。さらに、磁石部材10は、平らな厚板状平面部を有する。ここで、平らな厚板状平面部は磁石部材10の上下面である。上面とは第1支持部材20と接触する面を指し、下面とは第2支持部材30と接触する面を指す。
【0023】
前述した第1支持部材20は、
図3に示すように、締結具50(本実施形態ではボルト及びナット)を通すための貫通した穴である、締結穴21が穿設されている。また、位置決めピン60を入れるための貫通していない穴である、位置決め穴22が穿設されている。さらに、第1支持部材20と連結部材70とを固定する連結具51(本実施形態ではボルト及びナット)を入れるための貫通した穴である、長穴23が穿設されている。
【0024】
第1支持部材20は、非磁性材料であればよいが、樹脂材料で形成されるのが好適であり、本実施形態では超高分子量ポリエチレン(例えば、作新工業株式会社製「Saxinニューライト」)で形成されている。
【0025】
また第1支持部材20は、
図1(B)に示すように、長穴23に連結具51を通して、連結部材70と固定される。なお長穴23により、第1支持部材20の位置を、若干調整できるようになっている。
【0026】
磁石部材10の他方面側には、第2支持部材30が配設されている。第2支持部材30は
図4(A)に示すように、締結具50を通すための貫通した穴である、締結穴31が穿設されている。また、位置決めピン60を入れるための貫通していない穴である、位置決め穴32が穿設されている。さらに、磁石部材10を配置させるための配置部35が形成されている。
【0027】
第2支持部材30は、非磁性材料であればよいが、樹脂材料で形成されるのが好適であり、本実施形態では超高分子量ポリエチレン(例えば、作新工業株式会社製「Saxinニューライト」)で形成されている。
【0028】
締結具50を、締結穴21及び締結穴31に通して締結固定することで、第1支持部材20と第2支持部材30同士が固定される。これにより、磁石部材10が第1支持部材20と第2支持部材30とで挟持され、固定される。
【0029】
また、磁石部材10を第1支持部材20と第2支持部材30とで挟持し、固定する際、位置決め穴12、位置決め穴22及び位置決め穴32に位置決めピン60を通して、位置決めを行う。
【0030】
移動量検出ユニット40は、鋳型造型装置における不動構造部材3に固定されている。ここで不動構造部材3とは、鋳型造型装置において動かない部材のことをいう。本実施形態では不動構造部材3は固定フレームである。また、移動量検出ユニット40は、棒形状の検出部41を有する。この検出部41は、磁界を検出する機能を有する。
【0031】
磁石部材10と検出部41は、
図5(B)に示すように隙間(S2)を設けて配置している。S2は、検出部41が、磁石部材10から発生する磁界を検出できる程度の大きさであり、具体的なS2の大きさは、1.0mm〜3.0mmの範囲内が好適で、1.5mm〜2.5mmの範囲内が特に好適である。本実施形態でのS2の大きさは2.0mmである。
【0032】
また、第1支持部材20と検出部41は、
図5(A)に示すように隙間(S1)を設けて配置している。さらに、S1がS2より小さくなっている。S2からS1を引いた値(S2−S1)は、0.1mm〜0.5mmの範囲内が好適であり、本実施形態では0.5mmである。なお本実施形態でのS1の大きさは1.5mmである。
【0033】
さらに、第2支持部材30と検出部41は、
図5(C)に示すように隙間(S3)を設けて配置している。さらに、S3がS2より小さくなっている。S2からS3を引いた値(S2−S3)は、0.1mm〜0.5mmの範囲内が好適であり、本実施形態では0.5mmである。なお本実施形態でのS3の大きさは1.5mmである。
【0034】
このように構成された移動部材2の移動量検出装置1の、作動について説明する。検出部41の検出方向(
図1(B)におけるY1方向)と移動部材2の移動方向とは同じである。また、検出部41は磁界を検出する機能を有する。さらに、移動量検出ユニット40は、検出部41が検出した磁界を基に、磁界の発生源(磁石部材10)の移動量を特定する機能を有する。
【0035】
移動部材2が移動すると、検出部41は、移動部材2側に固定する磁石部材10から発生する磁界を検出する。そして、移動量検出ユニット40が磁石部材10の移動量を特定し、移動部材2の移動量を特定することができる。
【0036】
本実施形態では、配置部35の高さT(
図4参照)は、磁石部材10の厚さより低くなっている。具体的には、本実施形態では配置部35の高さTが8.0mm、磁石部材10の厚さが8.1mmになっている。即ち、磁石部材10を第1支持部材20と第2支持部材30とで挟持して固定した際、第1支持部材20の下面と第2支持部材30の上面との間に0.1mmの隙間ができるようになっている。これにより、磁石部材10と第1支持部材20及び第2支持部材30との間に隙間を空けることなく、磁石部材10を挟持し、固定することができる。
【0037】
本実施形態では、移動部材2として、盛枠を示したが、これに限定されるものではなく、移動部材2は鋳枠であっても良い。
【0038】
(変更例)
本実施形態では、枠付鋳型造型装置における移動部材2の移動量検出装置1についての実施形態を記載したが、本発明は上記実施形態に限定されず、抜枠鋳型造型装置における移動部材の移動量検出装置について使用しても良い。抜枠鋳型造型装置において移動部材の移動量を検出する場合、移動部材としては例えば、鋳枠に充填された鋳物砂をスクイズする造型テーブルや、上枠を昇降させる上枠リフタが挙げられる。
【0039】
本実施形態では、第1支持部材20を、連結部材70を介して移動部材2に固定するようにしたが、これに限定されるものではなく、第1支持部材20を直接、移動部材2に固定するようにしても良い。
【符号の説明】
【0040】
1 移動量検出装置
2 移動部材
3 不動構造部材
10 磁石部材
12 位置決め穴
20 第1支持部材
21 締結穴
22 位置決め穴
23 長穴
30 第2支持部材
31 締結穴
32 位置決め穴
35 配置部
40 移動量検出ユニット
41 検出部
50 締結具
51 連結具
60 位置決めピン
70 連結部材
100 エンコーダ
101 移動部材
102 不動構造部材
110 磁石部材
120 支持部材
130 移動量検出ユニット
131 検出部
140 締結具