特許第6187956号(P6187956)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ▲高▼田 健の特許一覧

<>
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000002
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000003
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000004
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000005
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000006
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000007
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000008
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000009
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000010
  • 特許6187956-携帯端末用カバー 図000011
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6187956
(24)【登録日】2017年8月10日
(45)【発行日】2017年8月30日
(54)【発明の名称】携帯端末用カバー
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/11 20060101AFI20170821BHJP
【FI】
   H04M1/11 Z
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-47224(P2017-47224)
(22)【出願日】2017年3月13日
【審査請求日】2017年3月13日
(31)【優先権主張番号】特願2016-196025(P2016-196025)
(32)【優先日】2016年9月12日
(33)【優先権主張国】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】516296898
【氏名又は名称】▲高▼田 健
(74)【代理人】
【識別番号】110000039
【氏名又は名称】特許業務法人アイ・ピー・ウィン
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼田 健
【審査官】 松原 徳久
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−163009(JP,A)
【文献】 特表2009−515245(JP,A)
【文献】 特開2015−046712(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3200002(JP,U)
【文献】 特開2002−000329(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45C1/00−15/08
A45F3/00
3/02
3/04
3/12
G06F1/00
1/16−1/18
H04B1/38−1/58
H04M1/02−1/23
H05K5/00−5/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
折り畳み自在の材料で構成されたカバー本体部と、前記カバー本体部に装着されたバンド部とを有し、携帯端末と該携帯端末が固定される固定具との間に前記バンド部を挟み、前記固定具は側面と該側面に接続された背面を有し、前記固定具の側面及び背面と前記携帯端末との間に前記バンド部が挟まれて前記携帯端末が前記固定具に固定されることを特徴とする携帯端末用カバー。
【請求項2】
前記バンド部はゴムから構成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末用カバー。
【請求項3】
前記バンド部は布から構成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末用カバー。
【請求項4】
前記バンド部は輪状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の携帯端末用カバー。
【請求項5】
前記カバー本体部には孔が形成され、前記バンド部は前記孔に挿入されていることを特徴とする請求項4記載の携帯端末用カバー。
【請求項6】
前記カバー本体部と前記固定とは相対的に移動自在とし、前記携帯端末に設けられたカメ出可能とした請求項1乃至5いずれか記載の携帯端末用カバー。
【請求項7】
前記カバー本体部は変形自在とし、前記携帯端末に設けられたカメ出可能とした請求項1乃至5いずれか記載の携帯端末用カバー。
【請求項8】
前記カバー本体部は、複数の携帯端末が装着可能であるように構成されている請求項1乃至7いずれか記載の携帯端末用カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末用のカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末には、携帯端末用カバーが多く使われ、主なものは、ソフトケースやハードケース等のケース型と手帳型等である。手帳型には、例えば、下記特許文献1等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3197709号公報
【特許文献2】実用新案登録第3177647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記種々の携帯端末用カバーは同じ形状の携帯端末にしか使用出来ないことが多いという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上のような課題を解決するための手段として本発明は、折り畳み自在の材料で構成された携帯端末用カバー本体部と、前記携帯端末用カバー本体部に装着されたバンド部を有し、携帯端末と該携帯端末が着脱可能に装着される携帯端末ケースや固定具等との間に前記バンド部を挟むことを特徴とする携帯端末用カバーである。バンド部を介して、携帯端末用カバー本体部から携帯端末と携帯端末ケース等の固定と着脱を可能にさせた。また、バンド部によって携帯端末用カバー本体部にカメラホールを設置しなくても、携帯端末を携帯端末用カバー本体部に装着したまま外さず撮影することを可能にさせた。
なお、固定具とは、特許請求の範囲に記載された文言も含めて、携帯端末のみならず、少なくとも一部を抱えて携帯端末を固定するものをいう。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、携帯端末の大きさ、操作ボタン、カメラ位置等の形状が異なっても、携帯端末と携帯端末ケース等を一体に囲み使用しつづけることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の実施例1に係る携帯端末用カバーの内側斜視図である。
図2】実施例1に係る携帯端末用カバーバンド部の断面図である。
図3】実施例1に係る携帯端末用カバーの使用状態を示す内側斜視図である。
図4】実施例1に係る携帯端末用カバーの使用状態を示す内側斜視図である。
図5】実施例1に係る携帯端末用カバーを閉じた状態を示す外側斜視図である。
図6】実施例2に係る携帯端末用カバーの使用状態を示す内側斜視図である。
図7】実施例3に係る携帯端末用カバーの使用状態を示す内側斜視図である。
図8】実施例4に係る携帯端末用カバーの使用状態を示す内側斜視図である。
図9】実施例4に係る携帯端末用カバーのケースを装着した使用状態を示す内側斜視図である。
図10】実施例5に係る携帯端末用カバーの使用状態を示す内側斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明を実施例により以下に説明するが、これらの実施例によりこの発明が限定されるものではない。
【0009】
図1は、本発明の実施例1、手帳横型の携帯端末用カバー本体部1の見開き図を示した。
携帯端末用カバー本体部1には、内側左面1−1、内側右面1−2、留め部1−3等があり、折り畳み携帯端末用カバーとして使用する。内側右面1−2を携帯端末の装着部とし、装着部には、携帯端末ケース3等と携帯端末4(図4参照)を携帯端末用カバー本体部1に装着するためのバンド部2を備えている。バンド部2は、携帯端末4の電源ボタン等各操作装置等にかからない位置に設置することが好ましいが、それらの機能を害するおそれがない場合はそれらにかかる位置に設置してもよい。なお、面ファスナー5は外側背面1−5にもあり、携帯端末用カバー本体部1を閉じる時に貼り合わせて使用する。本体カメラホール6、バンド部2を挿通させるバンドホール8を設けている。内側右面1−2を携帯端末の装着部とし、携帯端末の長辺を軸に左開きとしたが、内側左面1−1を装着部とした右開きにしてもよい。また、装着部はバンドホール8なしでのバンド部2の設置でもよい。これらは、後述する他の実施例においても同様である。以後、共通する部分については、図面に同一番号を付して省略する。
【0010】
携帯端末用カバー本体部1の素材は、例えば、ゴム、シリコン、布、皮革、合成皮革、合成樹脂、金属等のいずれかひとつ、あるいは、それらの組み合わせ等である。バンド部2や後記バンド部2−1(図8参照)は、携帯端末ケース3等と携帯端末4の間に挟めるもの(図2参照)、素材は、例えば、ゴム、シリコン、布、ひも、テープ、皮革、合成皮革、合成樹脂、金属等のいずれかひとつ、あるいは、それらの組み合わせ等である。バンド部2は、複数の素材を組み合わせてもよく、例えばカバー本体部1側を布で形成し、この布の部分をゴムで接続するようにしてもよい。これらは、後述する他の実施例においても同様である。
【0011】
図2は、携帯端末用カバー本体部1のバンド部2の部分断面図を示した。後記の図4のAA’箇所の断面図である(図4参照)。バンド部2は、携帯端末ケース3等を包みこむ形状に構成され、携帯端末ケース3等と携帯端末4の間に挟まれている。携帯端末ケース3等と携帯端末4は、バンド部2により携帯端末用カバー本体部1に固定され、一体となり保持される。携帯端末カバー内側部1−100と携帯端末カバー外側部1−200と芯材7等を設置し、それぞれ周囲や面同士等で固定されている。携帯端末カバー内側部1−100にバンドホール8が形成されており、そこにバンド部2が挿通されている。バンド部2は、両端を合わせ固定されており、さらに芯材7等に複数箇所固定している。バンド部同士や、バンド部を携帯端末用カバー本体部1や装着部や芯材7等へ固定方法は、例えば、縫合、接着、粘着、溶接、接合、結合、係合、留め具、固定器具等のいずれかひとつ、あるいは、それらの組み合わせ等であり、複数箇所固定してもよい。また、バンド部2は、固着、固定、着脱自在の固定でもよい。芯材7等には携帯端末カバー内側部1−100や携帯端末カバー外側部1−200上にバンド部2の固定箇所を出さないように美観を保ち、また外部から受ける力に対して保護する等の効果がある。これらは、後述する他の実施例においても同様である。
【0012】
図3は、前記図1に携帯端末ケース3等を装着した見開き図を示した。携帯端末ケース3は、一般的に市販されているソフトやハードケース等及び携帯端末の固定具等である。まず先に、携帯端末ケース3等を携帯端末用カバー本体部1に装着する。装着部の内側右面1−2のバンド部2の輪の内側に携帯端末ケース3等を差し込む。この時、携帯端末ケース3等の外側にバンド部2がくる。取付け時に、本体カメラホール6とケースカメラホール6−1の位置を合わせる。
【0013】
図4は、前記図3に携帯端末4を装着した見開き図を示した。次に、前記図3の携帯端末ケース3等とバンド部2の上から携帯端末4を嵌め込む。通常装着する様に、携帯端末4を携帯端末ケース3等に嵌めると、バンド部2が携帯端末ケース3等と携帯端末4の間に挟まれて、携帯端末4の下を通る。したがって、バンド部2が携帯端末4のタッチパネル画面にかかることなく、邪魔せず操作可能となる。携帯端末4の取り付け時、挟まれたバンド部が携帯端末4の側面や背面等に押されて固定され、携帯端末用カバー本体部1との一体性が確実となる。携帯端末ケース3等は、接着や粘着等で携帯端末用カバー本体部1に固定させていないため、このバンド部を介して、携帯端末用カバー本体部1から携帯端末ケース3等と携帯端末4を簡単に何度も着脱させることが可能となる。着脱自在なので、携帯端末4は、携帯端末ケース3等に装着させるケース型、さらに、携帯端末用カバー本体部1に装着させる手帳型、2通り等での使用を簡単に可能とした。また、様々な機種の携帯端末の大きさ、操作ボタン、カメラ位置等の異なる形状等にも対応出来、本発明の携帯端末用カバーを使用し続けることが出来る。
また、携帯端末の大きさや厚さが変わった場合でもバンド部により固定具に装着することができる限り対応することができ、ユニバーサルとすることができる。
【実施例1】
【0014】
図5は、実施例1の携帯端末用カバー本体部1を閉じた図を示している。装着部の他面を折り返して閉じる。内側右面1−2上に留め部1−3を折り、その上から内側左面1−1をかぶせて折り畳み、面ファスナー5等の留め具で閉じた。留め部1−3が内側へ入り、外側背面1−5上にかからないので、外側背面1−5全面に装飾がしやすくなる。閉じる方法はこれに限らない。
【実施例2】
【0015】
図6は、本発明の実施例2、手帳縦型の携帯端末用カバー本体部1の見開き図を示した。実施例1を縦型にした形状で上下方向に折り畳まれる。内側下面1−7を装着部とし携帯端末の短辺を軸に上開きとしたが、内側上面1−6を装着部とした下開きにしてもよい。内側下面1−7には、折り曲げ部1−8が形成されている。この折り曲げ部1−8は、前述したカメラホールよりも下方に形成され、カメラの使用時には、折り曲げ部1−8から内側下面1−7を折ることによりカメラホールが露出し、撮影が可能となる(図7参照)。折り曲げ部1−8は、携帯端末4の上部全体を折り曲げるようにしてもよいし、一部のみ折り曲げるようにしてもよい。なお、内側下面1−7が布等の柔らかい材料の場合は、折り曲げ部1−8は不要である。
【実施例3】
【0016】
図7は、本発明の実施例3、前記図6手帳縦型の携帯端末用カバー本体部1のカメラの使用例を示した。携帯端末用カバー本体部1に本体カメラホール6を設置しなくても、携帯端末用カバー本体部1に携帯端末ケース3等と携帯端末4を装着したまま外さず撮影が可能である。装着部の前記図6の折り曲げ部1−8を後ろに折り曲げると、本体カメラホール6がなくても携帯端末用カバー本体部1からケースカメラホール6−1と携帯端末4のカメラ部を簡単に出すことが出来そのまま撮影出来る。本体カメラホール6を設置せず携帯端末用カバー本体部1の携帯端末4のカメラ部分は折り曲がるようにしておく。前記図4手帳横型でも同様に、携帯端末用カバー本体部1の上部を後ろに折り返すだけで撮影出来る。
また、他の方法として、前記図4の手帳横型で本体カメラホール6を設けず、携帯端末4を嵌めた携帯端末ケース3等を下から親指等で押し上げるとバンド部2が伸縮し、携帯端末4が上へスライドし、図7と同様に携帯端末用カバー本体部1の上部外にケースカメラホール6−1と携帯端末4のカメラ部が出て撮影可能となる。前記図6の手帳縦型でも、装着部の内側下面1−7と内側上面1−6の間で後ろに折り曲げ、または、装着部を内側上面1−6として、面ファスナー5を裏面にして、同様に携帯端末4を押し上げ撮影出来る。バンド部や携帯端末用カバー本体部1の素材等により、いずれかの方法で使用出来、様々な機種の異なるカメラの形や位置等にも対応可能とさせた。本発明は、携帯端末ケース3等を携帯端末カバー本体部1に接着や粘着等で固定させていないため、携帯端末カバー本体部1に覆われている携帯端末4のカメラ部を携帯端末用カバー本体部1の外に出し撮影したい時、携帯端末用カバー本体部1の携帯端末4のカメラ部を折り曲げ部1−8を介して折り返したり、携帯端末ケース3等を下から押し上げスライドさせる事が可能となる。また、携帯端末用カバー本体部1に本体カメラホール6を開けないため、携帯端末4のカメラレンズが覆われ、カメラレンズの汚れ防止や保護等の効果も可能とした。
【実施例4】
【0017】
図8は、本発明の実施例4、前記実施例のバンド部2を変更した見開き図を示した。バンド部2−1は、バンド部2と形状等は異なるが、素材例や固定方法等は、上記実施例のバンド部2と同様である。バンドホール8は設置せず、バンド部2−1の左右それぞれ内側のみ固定部9で直接固定させたが、左右2枚を合わせ1枚にし、中心等を固定部9で固定でもよい。また、バンド部2−1をバンド部2にしたり、バンド部2とバンド部2−1の組み合わせ等の設置でもよい(図10参照)。図8のバンド部2−1は、携帯端末の長辺の左右で携帯端末を保持したが、短辺の上下や上下左右のいずれかひとつ、あるいは、それらの組み合わせ複数箇所等での設置でもよい。留め部1−3を一部分のみとした。なお、図8ではバンド部2−1を二枚で構成しているが、一枚で構成するようにしてもよい。また、2枚のバンド部2の大きさ、位置等はそれぞれ異なるようにしてもよい。
【0018】
図9は、前記図8に携帯端末ケース3等を装着した見開き図を示した。前記図8のバンド部2−1を立ち上げ携帯端末ケース3等に合わせながら被せ、上から携帯端末4を嵌め込む。前記実施例では、バンド部2が携帯端末ケース3等の全体を包みこんでいたが、図9では、バンド部2−1が携帯端末ケース3等の周囲を部分的に抱えこむ構造となる。バンド部2−1でも、他の実施例のバンド部2と同じ効果が可能で、携帯端末4の大きさ等の形状等が異なっても対応出来る。
【実施例5】
【0019】
図10は、実施例5に係る携帯端末用カバーを示す。この実施例5においては、内側左面1−1にもバンド部2を設け、2台の携帯端末を携帯端末用カバー本体部1に装着できるようにしたものである。この実施形態5においては、内側左面1−1と内側右面1−2に携帯端末を装着できるようにしているが、例えば内側左面1−1又は内側右面1−2の両側にバンド部2を設け、両面に携帯端末を装着できるようにしてもよい。
【変形例】
【0020】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
【0021】
上記実施例の携帯端末用カバー本体部1の外面や内面に様々な模様や装飾や機能等を施すことが出来る。例えば、ポケット、画面保護や汚れ防止、汚れ拭き等を設置したり、携帯端末用カバー本体部1等に機能させてもよい。
上記実施例では、携帯端末用カバー本体部1は、横型の左右開きや縦型の上下開きとしたが、例えば、装着部のみ、複数面、二つ折り、複数折り等や、留め部1−3なしでもよい。他にも、携帯端末用カバー本体部1は平面としたが、例えば、立体や変形や装飾等のものを携帯端末用カバー本体部1とし、バンド部やバンド部設置の装着部等を設置することも出来、携帯端末用カバー本体部1等の形状等は、例えば、動物、食物、乗物等、ぬいぐるみ等でもよい。また、大きさや形の形状等を変えたバンド部設置の装着部や芯材7等を携帯端末カバー内側部1−100上等に固定等させてもよい。
上記実施例では、携帯端末用カバーとしたが、タブレット型端末等に適用してもよい。
【0022】
上記実施例では、バンド部は各図のようにしたが、本発明はこれに限られない。バンド部は何本、何枚、何重、直線、曲線、変形、模様、装飾等にしてもよく、縦、横、斜め、平行、交差等、あるいはいずれかの組み合わせ等で設置でもよい。例えば、バンド部は、携帯端末の上辺、下辺から側面へ斜めに2隅で平行、縦と横、斜め同士のクロス状等、またそれらの組み合わせ等の設置でもよい。例えば、上記実施例では、バンド部2は2本だったが、1本のバンド部を装着部で横に平行に通し、裏や内側等で交差させ固定等でもよい。他にも、バンド部等と携帯端末用カバー本体部1や装着部等を同素材等にし、一体として形成したり、携帯端末用カバー本体部1や装着部等の一部をバンド部にしてもよい。例えば、装着部の携帯端末カバー内側部1−100等にバンド部の幅と同じになる、横に平行の2本の切り込みを入れる等にし、その箇所を手前に引き出してバンド部2としてもよい。また、横に幅広の平行の2本とその中心で縦に1本の切り込み等を入れ、前記図8のバンド部2−1のように左右2枚にし同様に手前に出して、前記図9のように使用してもよく、バンド部は、上記以外の方法や形状等にしてもよい。
【0023】
上記実施例では、装着部とバンド部は各図のようにしたが、例えば、装着部と他面の2面等にバンド部を設け、他面を後ろに折り返しバンド部に手を入れ落下防止バンド等や、他面も装着部の2面とし、間に画面保護等を設置し、携帯端末等を複数台等装着してもよい。他にも、例えば、バンド部を複数、複数種等設けておき携帯端末等に合わせてバンド部を選んで使用してもよい。また、バンド部や携帯端末用カバー本体部1等に長さ調節可能の留め具等を設け、携帯端末4の形状等によってバンド部の長さを調節用留め具等で調節させ使用してもよい。バンド部で携帯端末の左右部と上下部等のいづれか、または数箇所等で固定させたり、バンド部を大きくし3箇所等で固定させ1枚のポケット状にしてもよい。
【0024】
上記実施例では、バンド部を上記のようにしたが、全体が連続的でも途切れていてもよい。例えば、輪等にする時は、バンド部の両端を重ねたり、並べ合わせたり、離したり、端の距離を変えて固定等でもよい。また、バンド部は継ぎ目のないリング形状等でもよい。バンド部は、バンドホール8に通さなくてもよく、バンド部の一端を芯材7や携帯端末用カバー本体部1等に固定したり、またバンド部を輪状に形成した場合は固定させてもしなくてもよい。例えば、バンド部を、携帯端末用カバー本体部1や装着部等に、固定器具等で着脱自在に固定してもよい。例えば、バンド部をバンドホール8に通しただけで輪にせず、固定部9等で固定せずに前記図9のように携帯端末4を嵌め使用することも出来る。他にも、例えば、バンドホール8を設置せず、バンド部の上からシートや布や芯材7等に接着や粘着材や縫合等で貼り付け、装着部にバンド部を固定させてもよい。
上記実施例では、バンド部は携帯端末ケース3等の周囲を囲んだり、底面まで入る構造にしたりしたが、例えば、一部分、縁、側面等だけ入るようにしてもよい。例えば、形状等に合わせ折り曲がる金属等の固定具等や突起状等をバンド部とし、携帯端末ケース3等の一部分や縁等を留めてもよい。また、例えば、携帯端末ケース3等の背面等にもバンド部ホール8を設置し、携帯端末ケース3等にバンド部2を挿通させ、携帯端末用カバー本体部1に留めてもよい。
【0025】
上記実施例では、携帯端末用カバー本体部1を閉じる方法として面ファスナー5としたが、他の閉じ方や様々な留め具等にしてもよい。また、留め具等を設置しなくてもよい。
上記実施例では、芯材7等や携帯端末カバー外側部1−200を設置したが設置せず、また、それらを携帯端末カバー内側部1−100等と固定させてもしなくてもよい。他にも、芯材7等は、大きさや形や設置位置等を変えたり、バンド部を設置し装着部上等に固定したりしてもよい。芯材7等は、各面の間や折り曲げる箇所等には設けなくてもよい。
【0026】
上記実施例では、バンドホール8は、携帯端末カバー内側部1−100のみや設置しないとしたが、携帯端末カバー外側部1−200等まで開けバンド部を通してもよい。バンドホール8は、何箇所、様々な形状、どの位置に設けてもよく、また、バンド部を数箇所等に通してもよい。バンドホール8の形状は、例えば、円状や、直線や曲線等、またはそれらの組み合わせ等でもよく、他に、上記図1のようにバンド部を横の設置時は上下に縦へ、縦の設置時は左右に横へと大きく開けてもよく、バンド部やバンド部設置の装着部等を輪にし通して、位置を上下や左右に可動させ、可動可能の留め具や付け外せる固定器具等で使用したい位置に留める等にしてもよい。また、バンドホール8なしでバンド部やバンド部設置の装着部等を上記の方法で可動させたり留めたり等にしてもよい。
上記実施例では、携帯端末用カバー本体部1上に直接バンドホール8やバンド部の設置としたが、装着部等に、例えば、ゴム、シリコン、布、テープ、ひも、合成樹脂、金属等の輪になる物を間接のバンドホール8として設けバンド部を通し固定させる、携帯端末用カバー本体部1上から間接的なバンドホール8とバンド部の設置等にしてもよい。
【符号の説明】
【0027】
1 本発明の携帯端末用カバー本体部
1−1 内側左面、1−2 内側右面、1−3 留め部、1−4 内側追加面、
1−5 外側背面、1−6 内側上面、1−7 内側下面、1−8 折り曲げ部
1−100 携帯端末カバー内側部、1−200 携帯端末カバー外側部、
2 バンド部、2−1 バンド部、3 携帯端末ケース、4 携帯端末、
5 面ファスナー、6 本体カメラホール、6−1 ケースカメラホール、
7 芯材、8 バンドホール、9 固定部
【要約】
【課題】携帯端末の形状等が異なっても、携帯端末4と携帯端末ケース3等とを一体に囲み使用しつづけることが出来る携帯端末用カバーを提供する。
【解決手段】折り畳み自在の材料で構成された携帯端末用カバー本体部1と、前記携帯端末用カバー本体部1に装着されたバンド部2とを有し、携帯端末4と該携帯端末4が装着される固定具との間に前記バンド部2を挟むことを特徴とする携帯端末用カバー。バンド部を介して、携帯端末ケース3等と携帯端末4を携帯端末用カバー本体部1に簡単に何度も固定、着脱させることを可能とした。また、バンド部により携帯端末用カバー本体部1にカメラホールを設置しなくても、携帯端末4を携帯端末用カバーに装着したまま外さず撮影することを可能にさせた。
【選択図】図4
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10