特許第6188561号(P6188561)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6188561
(24)【登録日】2017年8月10日
(45)【発行日】2017年8月30日
(54)【発明の名称】弁箱の表面処理方法
(51)【国際特許分類】
   C23C 4/12 20160101AFI20170821BHJP
   F16K 27/06 20060101ALI20170821BHJP
   F16K 27/00 20060101ALI20170821BHJP
   B05D 1/02 20060101ALI20170821BHJP
   B05D 7/00 20060101ALI20170821BHJP
【FI】
   C23C4/12
   F16K27/06 C
   F16K27/00 Z
   B05D1/02 H
   B05D7/00 K
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-256553(P2013-256553)
(22)【出願日】2013年12月12日
(65)【公開番号】特開2015-113495(P2015-113495A)
(43)【公開日】2015年6月22日
【審査請求日】2016年6月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
(74)【代理人】
【識別番号】110001298
【氏名又は名称】特許業務法人森本国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】森村 克
(72)【発明者】
【氏名】中尾 正範
【審査官】 祢屋 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−072117(JP,A)
【文献】 特開平09−241819(JP,A)
【文献】 特開2013−049879(JP,A)
【文献】 特開平03−236460(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0025898(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C23C 4/00−6/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膜形成材を吹付装置から弁箱の外面に吹き付けて皮膜を形成する表面処理方法であって、
支持台上に弁箱を載せ、
支持台上に設けられた位置決め突部を、弁箱に形成された凹部内に挿入し、
径方向に伸縮自在な弾性材からなる挿入部材を位置決め突部の外周と凹部の内周との間に介在させ、
支持台と吹付装置との少なくとも一方を他方に対して回転しながら、皮膜形成材を吹付装置から弁箱の外面に吹き付けることを特徴とする弁箱の表面処理方法。
【請求項2】
挿入部材を弁箱の凹部内に挿入した状態で、位置決め突部を凹部内に挿入し、挿入部材を位置決め突部の外周と凹部の内周との間に介在させることを特徴とする請求項1記載の弁箱の表面処理方法。
【請求項3】
支持台を回転しながら、皮膜形成材を吹付装置から弁箱の外面に吹き付けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弁箱の表面処理方法。
【請求項4】
弁箱はフランジを有し、
弁箱の凹部はフランジに形成された複数の孔であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の弁箱の表面処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁箱の表面に対して例えば溶射や塗装を行う表面処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の弁箱の皮膜形成装置としては、例えば、図7図8に示すように、ターンテーブル81上に弁箱固定手段82が設けられ、弁箱固定手段82は、鉛直軸心83を中心に回転可能であり、空気駆動式の開閉自在な複数の爪84と、駆動用空気の給排気装置85等を備えている。
【0003】
これによると、弁箱87の受口の端部開口部88に爪84を挿入し、これらの爪84を開いて弁箱87の端部開口部88の内周面に当接させることにより、弁箱87がターンテーブル81上に固定される。この際、各爪84が弁箱87の端部開口部88の内周面に当接しているため、弁箱87は、爪84に対してがたつくことはなく、しっかりとターンテーブル81上に固定される。
【0004】
その後、弁箱固定手段82を介して弁箱87を回転させながら、溶射ガン89から弁箱87の外面へ溶射材を吹き付ける。これにより、弁箱87の外面に溶射皮膜が形成される。
【0005】
尚、上記のような弁箱の皮膜形成装置は例えば下記特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2013−72117
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら上記の従来形式では、複数の爪84を開閉可能な構造にするため、駆動用空気の給排気装置85等が必要になり、構造が複雑になるといった問題がある。
本発明は、簡単な構造で、支持台に対する弁箱の径方向におけるがたつきを防止することが可能な弁箱の表面処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本第1発明は、皮膜形成材を吹付装置から弁箱の外面に吹き付けて皮膜を形成する表面処理方法であって、
支持台上に弁箱を載せ、
支持台上に設けられた位置決め突部を、弁箱に形成された凹部内に挿入し、
径方向に伸縮自在な弾性材からなる挿入部材を位置決め突部の外周と凹部の内周との間に介在させ、
支持台と吹付装置との少なくとも一方を他方に対して回転しながら、皮膜形成材を吹付装置から弁箱の外面に吹き付けるものである。
【0009】
これによると、挿入部材を位置決め突部の外周と凹部の内周との間に介在させることにより、位置決め突部の外周と凹部の内周との隙間が挿入部材で埋められ、弁箱が位置決め突部に対して径方向にがたつくことはなく、弁箱を径方向において支持台上にしっかりと位置決めして固定することができる。これにより、挿入部材を用いただけの簡単な構造で、支持台に対する弁箱の径方向におけるがたつきを防止することができる。
【0010】
本第2発明における弁箱の表面処理方法は、挿入部材を弁箱の凹部内に挿入した状態で、位置決め突部を凹部内に挿入し、挿入部材を位置決め突部の外周と凹部の内周との間に介在させるものである。
【0011】
本第3発明における弁箱の表面処理方法は、支持台を回転しながら、皮膜形成材を吹付装置から弁箱の外面に吹き付けるものである。
これによると、弁箱が支持台と共に回転しながら、皮膜形成材が吹付装置から弁箱の外面に吹き付けられる。この際、支持台に対する弁箱の径方向におけるがたつきを防止することができるため、弁箱の中心を支持台の回転中心に位置決めすることができ、弁箱の外面に形成される皮膜の膜厚のばらつきを少なくすることができる。
【0012】
本第4発明における弁箱の表面処理方法は、弁箱はフランジを有し、
弁箱の凹部はフランジに形成された複数の孔であるものである。
これによると、挿入部材は位置決め突部の外周とフランジの孔の内周との間に介在するため、フランジの孔が挿入部材によってマスキングされ、フランジの孔の表面に皮膜が形成されるのを防止できる。このように、挿入部材はがたつき防止用部材とマスキング用部材とを兼ねることができるため、部材の個数を低減することができる。
【発明の効果】
【0014】
以上のように本発明によると、簡単な構造で、支持台に対する弁箱の径方向におけるがたつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の第1の実施の形態における弁箱の溶射設備の図である。
図2】同、溶射設備の平面図である。
図3】同、溶射設備で弁箱を溶射する際に用いられる挿入部材の斜視図である。
図4】同、弁箱のフランジの孔から支持台の位置決めピンと挿入部材とを脱抜した図である。
図5】本発明の第2の実施の形態における位置決めピンと挿入部材の図である。
図6】本発明の第3の実施の形態における弁箱の溶射設備の図である。
図7】従来の溶射設備の弁箱固定手段の図である。
図8】同、溶射設備の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態において、図1に示すように、1は補修弁の弁箱である。補修弁は、ボール弁の一種であり、例えば地中に埋設された水道管に空気弁と共に設けられている。補修弁は、弁箱1内に球形の弁体を有し、切り換えレバー等で開閉可能である。弁箱1は、両端部に入口側開口部2および出口側開口部3とフランジ4とを有し、内部に弁体収納部5を有している。フランジ4には、ボルト挿通用の複数の孔6(凹部の一例)が形成されている。
【0017】
図1図2に示すように、11は溶射設備であり、この溶射設備11は、溶射材12(皮膜形成材の一例)を溶射ガン13(吹付装置の一例)から弁箱1の外面に吹き付けて弁箱1の外面に溶射皮膜を形成するものであり、溶射ガン13と、回転自在な支持台14と、支持台14を回転させる回転駆動装置(図示省略)等を有している。
【0018】
支持台14には、下方からフランジ4の各孔6に挿脱可能な複数の位置決めピン16(位置決め突部の一例)が立設されている。また、21は溶射作業中における弁箱1のがたつきを防止するための挿入部材である。図3に示すように、挿入部材21は、ゴム等の弾性材からなる円筒状の部材であって、径方向Aに伸縮自在(弾性変形自在)であり、両端面に貫通する貫通孔21aを有している。尚、図4に示すように、挿入部材21はフランジ4の孔6に対して挿脱自在であり、挿入部材21の外径はフランジ4の孔6の孔径と同一又は孔径よりも僅かに大きく、挿入部材21の内径(すなわち貫通孔21aの径)は位置決めピン16の外径と同一又はピン16の外径よりも僅かに小さい。
【0019】
以下、上記溶射設備11と挿入部材21とを用いた弁箱1の表面処理方法を説明する。
図4の仮想線で示すように、弁箱1のいずれか一方のフランジ4の孔6に挿入部材21を挿入し、図1に示すように、一方のフランジ4を下向きにして弁箱1を支持台14上に載せる。この際、位置決めピン16をフランジ4の孔6内の挿入部材21の貫通孔21aに下方から挿入して、挿入部材21を位置決めピン16の外周とフランジ4の孔6の内周との間に介在させる。
【0020】
この際、挿入部材21は、位置決めピン16の外周とフランジ4の孔6の内周とに密着し、位置決めピン16の外周とフランジ4の孔6の内周との間で、径方向Aにおいて僅かに圧縮されている。
【0021】
その後、支持台14を回転させながら、溶射材12を溶射ガン13から弁箱1の外面に吹き付ける。これにより、弁箱1の外面に溶射皮膜が形成され、弁箱1の腐食を防止することができる。
【0022】
これによると、挿入部材21が位置決めピン16の外周とフランジ4の孔6の内周との間に介在するため、位置決めピン16の外周とフランジ4の孔6の内周との隙間が挿入部材21で埋められ、弁箱1が位置決めピン16に対して径方向Aにがたつくことはなく、弁箱1を径方向Aにおいて支持台14上にしっかりと位置決めして固定することができる。これにより、挿入部材21を用いただけの簡単な構造で、支持台14に対する弁箱1の径方向Aにおけるがたつきを防止して、弁箱1の中心を支持台14の回転中心に位置決めすることが可能であり、弁箱1の外面に形成される溶射皮膜の膜厚のばらつきを少なくすることができる。
【0023】
また、フランジ4の孔6の内周面が挿入部材21によってマスキングされ、孔6の内周面に溶射皮膜が形成されるのを防止できる。このように、挿入部材21はがたつき防止用部材とマスキング用部材とを兼ねることができるため、部材の個数を低減することができる。
【0024】
尚、上記のようにして弁箱1の外面に溶射皮膜を形成した後、支持台14を停止し、図4に示すように、弁箱1を支持台14の上方へ取り外し、挿入部材21を弁箱1のフランジ4の孔6から取り出す。
【0025】
上記第1の実施の形態では、挿入部材21の外径をフランジ4の孔6の孔径と同一又は孔径よりも僅かに大きくし、挿入部材21の貫通孔21aの径を位置決めピン16の外径と同一又はピン16の外径よりも僅かに小さくしているが、挿入部材21の外径をフランジ4の孔6の孔径よりも僅かに小さくし、位置決めピン16が挿入部材21の貫通孔21aに挿入されると、挿入部材21が径方向外向きに拡張され、挿入部材21の外周面がフランジ4の孔6の内周面に密着するようにしてもよい。
【0026】
上記第1の実施の形態では、図4に示すように、位置決めピン16と挿入部材21とを個別に分離しているが、挿入部材21を位置決めピン16に一体に設けてもよい。
上記第1の実施の形態では、図1に示すように、入口側開口部2のフランジ4を下向きにして支持台14上に載せているが、出口側開口部3のフランジ4を下向きにして支持台14上に載せてもよい。
【0027】
(第2の実施の形態)
先述の第1の実施の形態では、図4に示すように、位置決めピン16が一定の径を有するストレートの円柱形状であり、挿入部材21の貫通孔21aが一定の径を有するストレートの円形状であるが、第2の実施の形態では、図5に示すように、位置決めピン16が先端部ほど縮径したテーパー形状(円錐台形状)であり、挿入部材21の貫通孔21aが上端部ほど縮径したテーパー形状(円錐台形状)である。
【0028】
これによると、挿入部材21の貫通孔21aに対する位置決めピン16の挿入および脱抜がスムーズに行える。
(第3の実施の形態)
先述の第1および第2の実施の形態では、図4に示すように、弁箱1の凹部の一例としてフランジ4の孔6を挙げたが、以下に説明する第3の実施の形態では、図6に示すように、弁箱1の入口側開口部2を凹部の別の例としている。
【0029】
支持台14の中央部には、下方から弁箱1の入口側開口部2に挿脱可能な位置決め突部26が立設されている。
また、28は溶射作業中における弁箱1のがたつきを防止するための挿入部材である。挿入部材28は、ゴム等の弾性材からなる円筒状の部材であって、径方向Aに伸縮自在(弾性変形自在)であり、両端面に貫通する貫通孔28aを有している。尚、挿入部材28は、弁箱1の入口側開口部2又は出口側開口部3を通じて、弁箱1の内外に挿脱自在であり、弁箱1の内面を覆う(マスキングする)ように構成されている。
【0030】
以下、溶射設備11と挿入部材28とを用いた弁箱1の表面処理方法を説明する。
弁箱1の入口側開口部2又は出口側開口部3を通じて、挿入部材28を弁箱1の内部に挿入し、入口側開口部2を下向きにして弁箱1を支持台14上に載せる。この際、位置決め突部26を弁箱1の入口側開口部2に下方から挿入して、挿入部材28の下部を位置決め突部26の外周と弁箱1の入口側開口部2の内周との間に介在させる。
【0031】
この際、挿入部材28の下部は、位置決め突部26の外周と弁箱1の入口側開口部2の内周との間で、径方向Aにおいて僅かに圧縮されている。
その後、支持台14を回転させながら、溶射材12を溶射ガン13から弁箱1の外面に吹き付ける。これにより、弁箱1の外面に溶射皮膜が形成される。
【0032】
これによると、挿入部材28の下部が位置決め突部26の外周と弁箱1の入口側開口部2の内周との間に介在するため、位置決め突部26の外周と入口側開口部2の内周との隙間が挿入部材28の下部で埋められ、弁箱1が位置決め突部26に対して径方向Aにがたつくことはなく、弁箱1を径方向Aにおいて支持台14上にしっかりと位置決めして固定することができる。これにより、挿入部材28を用いただけの簡単な構造で、支持台14に対する弁箱1の径方向Aにおけるがたつきを防止して、弁箱1の中心を支持台14の回転中心に位置決めすることが可能であり、弁箱1の外面に形成される溶射皮膜の膜厚のばらつきを少なくすることができる。
【0033】
また、弁箱1の内面が挿入部材28によってマスキングされ、弁箱1の内面に溶射皮膜が形成されるのを防止できる。このように、挿入部材28はがたつき防止用部材とマスキング用部材とを兼ねることができるため、部材の個数を低減することができる。
【0034】
尚、上記のようにして弁箱1の外面に溶射皮膜を形成した後、支持台14を停止し、弁箱1を支持台14の上方へ取り外し、弁箱1の入口側開口部2又は出口側開口部3を通じて、挿入部材28を弁箱1内から取り出す。
【0035】
上記第3の実施の形態では、図6に示すように、弁箱1の入口側開口部2を下向きにし、位置決め突部26を入口側開口部2に挿入しているが、弁箱1の出口側開口部3を下向きにし、位置決め突部26を出口側開口部3に挿入してもよい。
【0036】
また、第3の実施の形態と第1又は第2の実施の形態とを組み合わせた形態であってもよい。
上記第1〜第3の実施の形態では、溶射ガン13を固定し、支持台14を回転しているが、支持台14を固定し、溶射ガン13を支持台14の周りに回転させてもよい。また、溶射ガン13と支持台14との両者を互いに反対方向へ回転させてもよい。
【0037】
上記第1〜第3の実施の形態では、弁箱1の外面に溶射皮膜を形成する溶射設備11を挙げ、皮膜形成材の一例として溶射材12を挙げ、吹付装置の一例として溶射ガン13を挙げたが、溶射設備11に限定されるものではなく、例えば、弁箱1の外面に塗装皮膜を形成する塗装設備であってもよい。この場合、皮膜形成材の一例として液状の塗料が用いられ、吹付装置の一例として塗料吹付装置が用いられる。これにより、塗料を塗料吹付装置から弁箱1の外面に吹き付けて、弁箱1の外面に塗装皮膜を形成することができる。
【0038】
上記第1〜第3の実施の形態では、弁箱1は、両端部にフランジ4を備えているが、いずれか片端部のみに備えているものであってもよい。
上記第1〜第3の実施の形態では、弁箱1の凹部の一例として、フランジ4の孔6或いは弁箱1の入口側開口部2又は出口側開口部3を挙げたが、弁箱1の入口側開口部2又は出口側開口部3の端面にOリング溝が形成されている場合、Oリング溝を凹部の他の例としてもよい。
【0039】
上記第1〜第3の実施の形態では、補修弁の弁箱1を挙げたが、補修弁以外の形式の弁の弁箱であってもよい。
【符号の説明】
【0040】
1 弁箱
2 入口側開口部(凹部)
3 出口側開口部(凹部)
4 フランジ
6 孔(凹部)
12 溶射材(皮膜形成材)
13 溶射ガン(吹付装置)
14 支持台
16 位置決めピン(位置決め突部)
21 挿入部材
26 位置決め突部
28 挿入部材
A 径方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8