(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
(A)の含有量が1〜95重量%、(B)の含有量が0.05〜30重量%、(H)の含有量が0.001〜30重量%、(C)の含有量が0〜10重量%、(D)の含有量が0.1〜90重量%、(E)の含有量が0.1〜90重量%及び(J21)の含有量が0〜80重量%である請求項1〜5のいずれか記載の組成物。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の活性エネルギー線硬化型感光性組成物は、鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル(A)、重合開始剤(B)及び活性エネルギー線により酸を発生する酸発生剤(H)を含有する。感光性組成物中に(A)、(B)及び酸発生剤(H)を含有しないと、硬化物の表面硬度と密着性を共に良好にすることが困難である。(A)、(B)及び酸発生剤(H)はそれぞれ1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
尚、上記及び以下において、「アクリレート」、「メタクリレート」の双方又はいずれかを指す場合「(メタ)アクリレート」と、「アクリル」、「メタクリル」の双方又はいずれかを指す場合「(メタ)アクリル」と、それぞれ記載することがある。
【0009】
本発明の感光性組成物中の鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル(A)としては、直鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル[例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、1,12−ドデカンジオールジ(メタ)アクリレート、1,14−テトラデカンジオールジ(メタ)アクリレート、1,16−ヘキサデカンジオールジ(メタ)アクリレート及び1,18−オクタデカンジオールジ(メタ)アクリレート];分岐鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル[例えば、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、3−メチル−1,5−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、2−メチル−1,8−オクタンジオールジ(メタ)アクリレート、2−エチル−2−ブチルプロパンジオールジ(メタ)アクリレート]が挙げられる。
【0010】
これらの内、表面硬度と密着性の観点から好ましいのは、炭素数2〜12の鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステルであり、更に好ましくは炭素数4〜12の直鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステルである。
【0011】
本発明の感光性組成物中における(A)の含有量は、硬化物の表面硬度及び密着性の観点から、感光性組成物の重量を基準として、好ましくは1〜95重量%、更に好ましくは5〜90重量%である。
【0012】
本発明の感光性組成物に用いる重合開始剤(B)としては、例えばベンゾフェノン誘導体(B1)、ジフェニルスルホキシド誘導体(B2)、ジフェニルスルホン誘導体(B3)、アントロン誘導体(B4)、アントラキノン誘導体(B5)、キサントン誘導体(B6)、チオキサントン誘導体(B7)、ジベンゾスベロン誘導体(B8)、ジベンゾスベレノン誘導体(B9)、フルオレノン誘導体(B10)、フェナントレンキノン誘導体(B11)、アクリドン誘導体(B12)及びアシルホスフィンオキサイド誘導体(B13)が挙げられる。
【0013】
ベンゾフェノン誘導体(B1)としては、例えばベンゾフェノン、ベンゾイルベンゾイックアシッド、3,3’−ジメチルー4−メトキシベンゾフェノン、1,4−ジベンゾイルベンゼン、4−ベンゾイルナフタレン、4−ベンゾイルビフェニル、4−ベンゾイルジフェニルエーテル、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、2,3,4−トリメチルベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチル(メタ)アクリレート、4−アクリロキシー2−ヒドロキシベンゾフェノン、2,4−ジシドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、2−ヒドロキシ−4−オクチロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、メチル−2−ベンゾイルベンゾエイト及びエチルミヒラーズケトンが挙げられる。
【0014】
ジフェニルスルホキシド誘導体(B2)としては、例えばジフェニルスルホキシド、ビス(4−クロロフェニル)スルホキシド、ビス(p−トリル)スルホキシドが挙げられる。
【0015】
ジフェニルスルホン誘導体(B3)としては、例えばジフェニルスルホン、2−アミノフェニルフェニルスルホン、ビス(3−アミノフェニル)スルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−クロロフェニル)スルホン、ビス[3,5−ジブロモ−4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]スルホン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)スルホン、ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、4−ベンジルオキシフェニ−4−ヒドロキシフェニルスルホン、ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−クロロフェニルフェニルスルホン、ビス(4−アミノフェニル)スルホン、ビス(4−フルオロ−3−ニトロフェニル)スルホン、ビス(4−フルオロフェニル)スルホン、ジフェニルスルホン−3,3’−ジスルホン酸二ナトリウム、ビス(4−ニトロフェニル)スルホン、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物、4,4’−ジカルボキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2−ニトロフェニルフェニルスルホン、ビス[2−ヒドロキシ−5−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル]スルホン及び3,7−ジアミノ−2,8−ジメチルジフェニレンスルホンが挙げられる。
【0016】
アントロン誘導体(B4)としては、例えばアントロン及びビアントロニルが挙げられる。
【0017】
アントラキノン誘導体(B5)としては、例えばアントラキノン、2−アミノアントラキノン、1−アミノ−4−ブロモアントラキノン−2−スルホン酸ナトリウム、1−アミノ−4−ヒドロキシアントラキノン、アントラキノン−2−カルボニルクロリド、アントラキノン−2−カルボン酸、アントラキノン−1,8−ジスルホン酸二カリウム、1−アセトアミド−4−ヒドロキシアントラキノン、1−アミノ−2−メチルアントラキノン、1,2−ベンズアントラキノン、2−tert−ブチルアントラキノン、クリソファン酸、1,4−ジアミノ−2,3−ジシアノ−9,10−アントラキノン、1,5−ジブロモアントラキノン、ディスパースブルー14、インダントロン、5,12−ナフタセンキノン、5,7,12,14−ペンタセンテトロン、6,13−ペンタセンジオン及びキニザリングリーンSSが挙げられる。
【0018】
キサントン誘導体(B6)としては、例えばキサントン及び3−ヒドロキシキサンテン−9−オンが挙げられる。
【0019】
チオキサントン誘導体(B7)としては、例えばチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサンテン−9−オン、2−イソプロピルチオキサントン及び2−(トリフルオロメチル)チオキサンテン−9−オンが挙げられる。
【0020】
ジベンゾスベロン誘導体(B8)としては、例えばジベンゾスベロン及び2−アミノジベンゾスベロンが挙げられる。
【0021】
ジベンゾスベレノン誘導体(B9)としては、例えばジベンゾスベレノン及び2−エチルジベンゾスベレノンが挙げられる。
【0022】
フルオレノン誘導体(B10)としては、例えば9−フルオレノン、2−アミノ−9−フルオレノン、2−ブロモ−9−フルオレノン、2,7−ジニトロ−9−フルオレノン、2,7−ジブロモ−9−フルオレノン、9−フルオレノン−2−カルボン酸、9−フルオレノン−1−カルボン酸、9−フルオレノン−4−カルボン酸、2−ヒドロキシ−9−フルオレノン、2−ニトロフルオレノン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン及びチロロンが挙げられる。
【0023】
フェナントレンキノン誘導体(B11)としては、例えば9,10−フェナントレンキノン及び2−ニトロ−9,10−フェナントレンキノンが挙げられる。
【0024】
アクリドン誘導体(B12)としては、例えばアクリドン、10−ブチル−2−クロロ−9(10H)−アクリドン、N,N’−ジメチルキナクリドン、N−メチルアクリドン及びキナクリドンが挙げられる。
【0025】
アシルホスフィンオキサイド誘導体(B13)としては、例えば2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニルフォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイドが挙げられる。
【0026】
これらの内、光硬化性の観点から好ましいのは、ベンゾフェノン誘導体(B1)、アシルホスフィンオキサイド誘導体(B13)及びこれらの併用である。
【0027】
本発明の感光性組成物中の重合開始剤(B)の含有量は、光硬化性の観点から、感光性組成物の重量を基準として、好ましくは0.05〜30重量%、更に好ましくは0.1〜20重量%である。
【0028】
本発明の感光性組成物は、活性エネルギー線により酸を発生する酸発生剤(H)を含有する。(H)を含有することにより硬化性が向上する。
活性エネルギー線により酸を発生する酸発生剤(H)としては、例えばスルホニウム塩誘導体(H1)及びヨードニウム塩誘導体(H2)が挙げられる。(H)は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0029】
スルホニウム塩誘導体(H1)としては、トリフェニルスルホニウムテトラフルオロボラート、トリフェニルスルホニウムブロミド、トリ−p−トリルスルホニウムヘキサフルオロホスファート、トリ−p−トリルスルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、[p−(フェニルメルカプト)フェニル]ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスファート[サンアプロ(株)製「CPI−100P]及び[p−(フェニルメルカプト)フェニル]ジフェニルスルホニウム[トリ(パーフルオロエチル)]トリフルオロホスファート等が挙げられる。
【0030】
ヨードニウム塩誘導体(H2)としては、ヨードニウム(4−メチルフェニル){4−(2−メチルプロピル)フェニル}−ヘキサフルオロフォスフェート[BASF社製(DAROCUR 250)]、ヨードニウム[ビス(4−t−ブチルフェニル)]ヘキサフルオロフォスフェート、ヨードニウム[ビス(4−t−ブチルフェニル)]トリフルオロ[トリス(パーフルオロエチル)]フォスフェート、ヨードニウム[ビス(4−メトキシフェニル)]トリフルオロ[トリス(パーフルオロエチル)]フォスフェート、ヨードニウム[ビス(4−メトキシフェニル)][テトラキス(パーフルフェニル)]ボレート及び下記化学式(1)で表される化合物等が挙げられる。
【0032】
これらの内、光硬化性の観点からヨードニウム塩誘導体(H2)が好ましく、化学式(1)で表される化合物が更に好ましい。
【0033】
酸発生剤(H)の含有量は、光硬化性の観点から、感光性組成物の重量を基準として好ましくは0.001〜30重量%、更に好ましくは0.005〜20重量%、特に好ましくは0.01〜10重量%である。
【0034】
本発明の感光性組成物は、必要により、更に、エチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)を含有することができる。(C)を含有することにより密着性が向上する。
【0035】
エチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)としては、例えば、末端または側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリジメチルシロキサン、末端または側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリアルキレンオキサイド変性ポリジメチルシロキサン(具体例としては、ビックケミー社製のBYK−UV3500など)、末端または側鎖に(メタ)アクリロイロキシ基を有するポリエステル変性ポリジメチルシロキサン(具体例としては、ビックケミー社製のBYK−UV3570など)等が挙げられる。
これらの中では、末端または側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリアルキレンオキサイド変性ポリジメチルシロキサン、及び末端または側鎖に(メタ)アクリロイロキシ基を有するポリエステル変性ポリジメチルシロキサンが好ましい。
エチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)の、数平均分子量の好ましい範囲は500〜50000である。
数平均分子量が500以上であると、硬化物のプラスチック基材との密着性が良好であり、50000以下であると、樹脂との相溶性が良好である。
【0036】
エチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)の含有量は、密着性の観点から感光性組成物の重量を基準として、好ましくは0〜10重量%、更に好ましくは0.1〜5重量%である。
【0037】
本発明の感光性組成物は、必要により、更に炭素数6〜15の環状炭化水素骨格を有する(メタ)アクリレート(D)を含有することができる。(D)を含有することにより表面硬度が向上する。
【0038】
炭素数6〜15の環状炭化水素骨格を有する(メタ)アクリレート(D)としては、以下の(D1)〜(D7)の(メタ)アクリレートが挙げられる。例えばイソボルナン環を有する(メタ)アクリレート(D1)としては、イソボルニル(メタ)アクリレート;ノルボルナン環を有する(メタ)アクリレート(D2)としては、ノルボルニル(メタ)アクリレート及びノルボルナン−2−メタノール(メタ)アクリレート;テトラヒドロジシクロペンタジエン環を有する(メタ)アクリレート(D3)としては、トリシクロデカン(メタ)アクリレート、トリシクロデセン(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート及びトリシクロデカンジメタノールモノ(メタ)アクリレート;ジヒドロジシクロペンタジエン環を有する(メタ)アクリレート(D4)としては、トリシクロデセン(メタ)アクリレート、及びトリシクロデセンオキシエチル(メタ)アクリレート;デカヒドロナフタレン環を有する(メタ)アクリレート(D5)としては、デカヒドロナフチル(メタ)アクリレート;シクロヘキシル環を有する(メタ)アクリレート(D6)としては、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、4−t−ブチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジメタノールモノ(メタ)アクリレート及びシクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレート;並びにアダマンチル環を有する(メタ)アクリレート(D7)としては、1−アダマンチル(メタ)アクリレート、2−メチル−1−アダマンチル(メタ)アクリレート、2−エチル−1−アダマンチル(メタ)アクリレート及び3−ヒドロキシ−1−アダマンチル(メタ)アクリレートが挙げられる。(D)は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0039】
これらの内、表面硬度の観点から好ましいのは、テトラヒドロジシクロペンタジエン環を有する(メタ)アクリレート(D3)及びシクロヘキシル環を有する(メタ)アクリレート(D6)である。
【0040】
炭素数6〜15の環状炭化水素骨格を有する(メタ)アクリレート(D)の含有量は、表面硬度の観点から、感光性組成物の重量を基準として、好ましくは0〜90重量%、更に好ましくは0.1〜40重量%である。
【0041】
本発明の感光性組成物は、必要により、更に炭素数1〜24の鎖状炭化水素基を有するモノ(メタ)アクリレート(E)を含有することができる。(E)を含有することにより密着性が向上する。(E)は、炭素数1〜24の鎖状炭化水素基と(メタ)アクリロイル基とで構成される化合物である。
【0042】
炭素数1〜24の鎖状炭化水素基を有するモノ(メタ)アクリレート(E)としては、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ネオペンチル(メタ)アクリレート、i−アミル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、i−オクチル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルカルビトール(メタ)アクリレート、i−ノニル(メタ)アクリレート、n−デシル(メタ)アクリレート、i−デシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、i−ミリスチル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、n−ステアリル(メタ)アクリレート、i−ステアリル(メタ)アクリレート、i−エイコシル(メタ)アクリレート、i−テトラエイコシル(メタ)アクリレート及びベヘニル(メタ)アクリレートが挙げられる。(E)は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0043】
これらの内、密着性の観点から好ましいのは、炭素数6〜24の鎖状炭化水素基を有するモノ(メタ)アクリレートである。
【0044】
炭素数1〜24の鎖状炭化水素基を有するモノ(メタ)アクリレート(E)の含有量は、密着性の観点から、感光性組成物の重量を基準として、好ましくは0〜90重量%、更に好ましくは0.1〜40重量%である。
【0045】
本発明の感光性組成物は、必要により、更に(A)、(D)及び(E)以外のラジカル重合性化合物(J)を含有することができ、例えば、炭素数3〜35のアクリルアミド化合物(J1)、炭素数4〜35の(A)、(D)及び(E)以外の(メタ)アクリレート化合物(J2)、炭素数6〜35の芳香族ビニル化合物(J3)、炭素数3〜35のビニルエーテル化合物(J4)及びその他のラジカル重合性化合物(J5)が挙げられる。(J)は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0046】
炭素数3〜35の(メタ)アクリルアミド化合物(J1)としては、例えば、(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−n−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド及びN,N−ジエチル(メタ)アクリルアミドが挙げられる。
【0047】
炭素数4〜35の(A)、(D)及び(E)以外の(メタ)アクリレート化合物(J2)としては、例えば以下の単官能〜六官能の(メタ)アクリレートが挙げられる。
尚、上記「単官能〜六官能の(メタ)アクリレート」とは、(メタ)アクリロイル基の数が1〜6個の(メタ)アクリレートを意味し、以下同様の記載法を用いる。
単官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート及びN,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルジグリコール(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−クロロエチル(メタ)アクリレート、4−ブロモブチル(メタ)アクリレート、シアノエチル(メタ)アクリレート、ブトキシメチル(メタ)アクリレート、メトキシプロピレンモノ(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリレート、2−エチルへキシルカルビトール(メタ)アクリレート、2−(2−メトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、2−(2−ブトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、2,2,2−テトラフルオロエチル(メタ)アクリレート、1H,1H,2H,2H−パーフルオロデシル(メタ)アクリレート、4−ブチルフェニル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、2,4,5−テトラメチルフェニル(メタ)アクリレート、4−クロロフェニル(メタ)アクリレート、フェノキシメチル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジロキシブチル(メタ)アクリレート、グリシジロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジロキシプロピル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノビニルエーテルモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、トリメトキシシリルプロピル(メタ)アクリレート、トリメトキシシリルプロピル(メタ)アクリレート、トリメチルシリルプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレンオキサイドモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、オリゴエチレンオキサイドモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、オリゴエチレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、ポリエチレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、オリゴプロピレンオキサイドモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート、2−メタクリロイロキシエチルコハク酸、ブトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、トリフロロエチル(メタ)アクリレート、パーフロロオクチルエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性フェノール(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性クレゾール(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ノニルフェノール(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ノニルフェノール(メタ)アクリレート及びエチレンオキサイド変性−2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0048】
二官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、ポリプロピレンジ(メタ)アクリレート、エトキシ化シクロヘキサンメタノールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFポリエトキシジ(メタ)アクリレート及びプロポキシ化エトキシ化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0049】
三官能の(メタ)アクリレートとしては、例えば、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンのアルキレンオキサイド付加物のトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスルトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ((メタ)アクリロイルオキシプロピル)エーテル、プロピオン酸ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバルアルデヒド変性ジメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ソルビトールトリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート及びエトキシ化グリセリントリ(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0050】
四官能の(メタ)アクリレートとしては、例えば、ソルビトールテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、プロピオン酸ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート及びエトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0051】
五官能の(メタ)アクリレートとしては、例えば、ソルビトールペンタ(メタ)アクリレート及びジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0052】
六官能の(メタ)アクリレートとしては、例えば、ソルビトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、フォスファゼンのアルキレンオキサイド変性ヘキサ(メタ)アクリレート及びカプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0053】
炭素数6〜35の芳香族ビニル化合物(J3)としては、例えば、ビニルチオフェン、ビニルフラン、ビニルピリジン、スチレン、α−メチルスチレン、β−メチルスチレン、トリメチルスチレン、エチルスチレン、イソプロピルスチレン、クロルメチルスチレン、α−メトキシスチレン、β−メチルスチレン、アセトキシスチレン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン、ビニル安息香酸メチルエステル、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、3−エチルスチレン、4−エチルスチレン、3−プロピルスチレン、4−プロピルスチレン、3−ブチルスチレン、4−ブチルスチレン、3−ヘキシルスチレン、4−ヘキシルスチレン、3−オクチルスチレン、4−オクチルスチレン、3−(2−エチルヘキシル)スチレン、4−(2−エチルヘキシル)スチレン、アリルスチレン、イソプロペニルスチレン、ブテニルスチレン、オクテニルスチレン、4−t−ブトキシカルボニルスチレン、4−メトキシスチレン及び4−t−ブトキシスチレンが挙げられる。
【0054】
炭素数3〜35のビニルエーテル化合物(J4)としては、例えば以下の単官能又は多官能ビニルエーテルが挙げられる。
尚、上記の単官能又は多官能ビニルエーテルとは、それぞれビニルエーテル基の数が単数又は複数のビニルエーテルを意味する。
単官能ビニルエーテルとしては、例えば、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、n−ノニルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、シクロヘキシルメチルビニルエーテル、4−メチルシクロヘキシルメチルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテル、ジシクロペンテニルビニルエーテル、2−ジシクロペンテノキシエチルビニルエーテル、メトキシエチルビニルエーテル、エトキシエチルビニルエーテル、ブトキシエチルビニルエーテル、メトキシエトキシエチルビニルエーテル、エトキシエトキシエチルビニルエーテル、メトキシポリエチレングリコールビニルエーテル、テトラヒドロフリフリルビニルエーテル、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、4−ヒドロキシメチルシクロヘキシルメチルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、ポリエチレングリコールビニルエーテル、クロルエチルビニルエーテル、クロルブチルビニルエーテル、クロルエトキシエチルビニルエーテル、フェニルエチルビニルエーテル及びフェノキシポリエチレングリコールビニルエーテルが挙げられる。
【0055】
多官能ビニルエーテルとしては、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、ポリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ブチレングリコールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、ビスフェノールAアルキレンオキサイドジビニルエーテル、ビスフェノールFアルキレンオキサイドジビニルエーテル等のジビニルエーテル類;トリメチロールエタントリビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル、ジトリメチロールプロパンテトラビニルエーテル、グリセリントリビニルエーテル、ペンタエリスリトールテトラビニルエーテル、ジペンタエリスリトールペンタビニルエーテル、ジペンタエリスリトールヘキサビニルエーテル、エチレンオキサイド付加トリメチロールプロパントリビニルエーテル、プロピレンオキサイド付加トリメチロールプロパントリビニルエーテル、エチレンオキサイド付加ジトリメチロールプロパンテトラビニルエーテル、プロピレンオキサイド付加ジトリメチロールプロパンテトラビニルエーテル、エチレンオキサイド付加ペンタエリスリトールテトラビニルエーテル、プロピレンオキサイド付加ペンタエリスリトールテトラビニルエーテル、エチレンオキサイド付加ジペンタエリスリトールヘキサビニルエーテル及びプロピレンオキサイド付加ジペンタエリスリトールヘキサビニルエーテルが挙げられる。
【0056】
その他のラジカル重合性化合物(J5)としては、例えば、アクリロニトリル、ビニルエステル化合物(酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル及びバーサチック酸ビニル等)、アリルエステル化合物(酢酸アリル等)、ハロゲン含有単量体(塩化ビニリデン及び塩化ビニル等)及びオレフィン化合物(エチレン及びプロピレン等)が挙げられる。
【0057】
これらの内、硬化速度の観点から好ましいのは、炭素数3〜35のアクリルアミド化合物(J1)、炭素数4〜35の(メタ)アクリレート化合物(J2)、炭素数6〜35の芳香族ビニル化合物(J3)及び炭素数3〜20のビニルエーテル化合物(J4)であり、更に好ましいのは炭素数3〜35のアクリルアミド化合物(J1)及び炭素数4〜35の(メタ)アクリレート化合物(J2)であり、特に好ましいのは(J2)のうち、(D)以外の三〜六官能の(メタ)アクリレート(J21)である。
【0058】
ラジカル重合性化合物(J)の含有量は、感光性組成物中に0〜80重量%の範囲であることが好ましく、更に好ましくは1〜70重量%であり、特に好ましくは5〜60重量%である。
【0059】
本発明の感光性組成物を表面硬度がより重視される用途に適用する場合は、鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル(A)、重合開始剤(B)及び酸発生剤(H)に加えて、炭素数6〜15の環状炭化水素骨格を有する(メタ)アクリレート(D)、及び炭素数1〜24の鎖状炭化水素基を有するモノ(メタ)アクリレート(E)を含有するのが好ましい。
この場合の感光性組成物中の好ましい含有量は、(A)が1〜95重量%、(B)が0.05〜30重量%、(H)が0.001〜30重量%、(D)が0.1〜90重量%、(E)が0.1〜90重量%である。
また、本発明の感光性組成物を密着性がより重視される用途に適用する場合は、鎖状脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル(A)、重合開始剤(B)及び酸発生剤(H)に加えて、エチレン性二重結合とポリジメチルシロキサン構造を有するシリコーン系化合物(C)、及び(D)以外の三〜六官能の(メタ)アクリレート(J21)を含有するのが好ましい。
この場合の感光性組成物中の好ましい含有量は、(A)が1〜95重量%、(B)が0.05〜30重量%、(H)が0.001〜30重量%、(C)が0.1〜10重量%、(J21)が1〜80重量%である。
【0060】
本発明の感光性組成物は、必要により着色剤(顔料及び染料)、金属酸化物粉末及び/又は金属粉末を含有することができる。これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0061】
無機顔料としては、例えば、黄鉛、亜鉛黄、紺青、硫酸バリウムカドミウムレッド、酸化チタン、亜鉛華、ベンガラ、アルミナ、炭酸カルシウム、群青、カーボンブラック、グラファイト及びチタンブラックが挙げられる。
【0062】
有機顔料としては、例えば、β−ナフトール系、β−オキシナフトエ酸系アニリド系、アセト酢酸アニリド系、ピラゾロン系等の溶性アゾ顔料、β−ナフトール系、β−オキシナフトエ酸系、β−オキシナフトエ酸系アニリド系、アセト酢酸アニリド系モノアゾ、アセト酢酸アニリド系ジスアゾ、ピラゾロン系等の不溶性アゾ顔料、銅フタロシニンブルー、ハロゲン化銅フタロシアニンブルー、スルホン化銅フタロシアニンブルー、金属フリーフタロシアニン等のフタロシアニン系顔料、イソシンドリノン系、キナクリドン系、ジオキサンジン系、ペリノン系及びペリレン系等の多環式又は複素環式化合物が挙げられる。
【0063】
染料の具体例として、イエロー染料としては、例えば、カップリング成分としてフェノール類、ナフトール類、アニリン類、ピラゾロン類、ピリドン類若しくは開鎖型活性メチレン化合物類を有するアリール又はヘテリルアゾ染料、カップリング成分として開鎖型活性メチレン化合物を有するアゾメチン染料、ベンジリデン染料及びモノメチンオキソノール染料等のメチン染料、ナフトキノン染料及びアントラキノン染料等のキノン系染料等、キノフタロン染料、ニトロ、ニトロソ染料、アクリジン染料並びにアクリジノン染料が挙げられる。
【0064】
マゼンタ染料としては、例えば、カップリング成分としてフェノール類、ナフトール類、アニリン類、ピラゾロン類、ピリドン類、ピラゾロトリアゾール類、閉環型活性メチレン化合物類若しくはヘテロ環(ピロール、イミダゾール、チオフェン及びチアゾール誘導体等)を有するアリール又はヘテリルアゾ染料、カップリング成分としてピラゾロン類又はピラゾロトリアゾール類を有するアゾメチン染料、アリーリデン染料、スチリル染料、メロシアニン染料及びオキソノール染料等のメチン染料、ジフェニルメタン染料、トリフェニルメタン染料及びキサンテン染料等のカルボニウム染料、ナフトキノン、アントラキノン及びアントラピリドン等のキノン系染料並びにジオキサジン染料等の縮合多環系染料を挙げられる。
【0065】
シアン染料としては、例えば、インドアニリン染料及びインドフェノール染料等のアゾメチン染料、シアニン染料、オキソノール染料及びメロシアニン染料等のポリメチン染料、ジフェニルメタン染料、トリフェニルメタン染料及びキサンテン染料等のカルボニウム染料、フタロシアニン染料、アントラキノン染料、カップリング成分としてフェノール類、ナフトール類、アニリン類、ピロロピリミジノン若しくはピロロトリアジノン誘導体を有するアリール又はヘテリルアゾ染料(C.I.ダイレクトブルー14等)並びにインジゴ・チオインジゴ染料を挙げられる。
【0066】
金属酸化物粉末としては、例えば、二酸化ケイ素、チタン酸バリウム、ジルコン酸カルシウム、酸化ニオブ及びチタン酸ジルコン酸鉛が挙げられる。
【0067】
金属粉末としては、例えば、パラジウム、ニッケル、銅、銀及び金が挙げられる。
【0068】
着色剤、金属酸化物粉末及び/又は金属粉末の粒子径は、塗膜の鮮映性の観点から、平均粒子径として0.01μm〜2.0μmが好ましく、0.01μm〜1.0μmが更に好ましい。
【0069】
着色剤、金属酸化物粉末及び/又は金属粉末の合計添加量は特に限定されないが、感光性組成物中に0〜60重量%の範囲で添加されることが好ましい。
【0070】
本発明の感光性組成物は、顔料、金属酸化物粉末及び/又は金属粉末を用いる場合その分散性及び感光性組成物の保存安定性を向上させるために顔料分散剤を添加することが好ましい。
顔料分散剤としては、例えば、ビックケミー社製顔料分散剤(Anti−Terra−U、Disperbyk−101,103、106、110、161、162、164、166、167、168,170、174、182、184又は2020等)、味の素ファインテクノ社製顔料分散剤(アジスパーPB711、PB821、PB814、PN411及びPA111等)、ルーブリゾール社製顔料分散剤(ソルスパーズ5000、12000、32000、33000及び39000等)が挙げられる。これらの顔料分散剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。顔料分散剤の添加量は特に限定されるものではないが、感光性組成物中に0〜20重量%の範囲で用いることが好ましい。
【0071】
本発明の感光性組成物は、必要により溶剤、増感剤、密着性付与剤(シランカップリング剤等)、レベリング剤及び重合禁止剤等を含有することができる。
【0072】
溶剤としては、グリコールエーテル(エチレングリコールモノアルキルエーテル及びプロピレングリコールモノアルキルエーテル等)、ケトン(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン及びシクロヘキサノン等)、エステル(エチルアセテート、ブチルアセテート、エチレングリコールアルキルエーテルアセテート及びプロピレングリコールアルキルエーテルアセテート等)、芳香族炭化水素(トルエン、キシレン及びメシチレン等)、アルコール(メタノール、エタノール、ノルマルプロパノール、イソプロパノール、ブタノール、ゲラニオール、リナロール及びシトロネロール等)及びエーテル(テトラヒドロフラン及び1,8−シネオール等)等が挙げられる。これらは、1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。
溶剤の含有量は、感光性組成物の重量を基準として0〜95重量%であることが好ましく、更に好ましくは3〜94重量%、特に好ましくは5〜90重量%である。
【0073】
増感剤としては、ケトクマリン、フルオレン、ナフチアゾリン、ビアセチル、ベンジル及びこれらの誘導体、ペリレン並びに置換アントラセン等が挙げられる。増感剤の含有量は、感光性組成物の重量を基準として0〜20重量%が好ましく、更に好ましくは1〜15重量%、特に好ましくは5〜10重量%である。
【0074】
密着性付与剤としては、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、尿素プロピルトリエトキシシラン、トリス(アセチルアセトネート)アルミニウム及びアセチルアセテートアルミニウムジイソプロピレート等が挙げられる。密着性付与剤の含有量は、感光性組成物の重量を基準として0〜20重量%が好ましく、更に好ましくは1〜15重量%、特に好ましくは5〜10重量%である。
【0075】
レベリング剤としては、フッ素系のレベリング剤(パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物等)、シリコーン系のレベリング剤(アミノポリエーテル変性シリコーン、メトキシ変性シリコーン及びポリエーテル変性シリコーン等)が挙げられる。レベリング剤の含有量は、感光性組成物の重量を基準として、添加効果及び透明性の観点から好ましくは2重量%以下、更に好ましくは0.05〜1重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%である。
【0076】
重合禁止剤としては、ハイドロキノン及びハイドロキノンモノメチルエーテル等が挙げられる。重合禁止剤の含有量は、感光性組成物の重量を基準として0〜1重量%が好ましく、更に好ましくは0〜0.1重量%である。
【0077】
本発明の感光性組成物は、更に、使用目的に合わせて、前記以外の分散剤、消泡剤、チクソトロピー性付与剤、スリップ剤、難燃剤、酸化防止剤及び紫外線吸収剤等を含有することができる。
【0078】
本発明の感光性組成物は、脂肪族ジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル(A)、及び重合開始剤(B)及び酸発生剤(H)、並びに必要により炭素数6〜15の環状炭化水素骨格を有する(メタ)アクリレート(D)、炭素数1〜24の鎖状炭化水素基を有するモノ(メタ)アクリレート(E)、他のラジカル重合性化合物(J)及び溶剤その他の成分等とをディスパーサー等で混合攪拌することで得られる。混合攪拌温度は通常10℃〜40℃、好ましくは20℃〜30℃である。
【0079】
本発明の感光性組成物の基材への塗布方法としては、スピンコート、ロールコート及びスプレーコート等の公知のコーティング法並びに平版印刷、カルトン印刷、金属印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷及びグラビア印刷といった公知の印刷法を適用できる。また、微細液滴を連続して吐出するインクジェット方式の塗布も適用できる。
塗工膜厚は、硬化乾燥後の膜厚として、通常0.5〜300μmである。乾燥性、硬化性の観点から好ましい上限は250μmであり、耐摩耗性、耐溶剤性、耐汚染性の観点から好ましい下限は1μmである。
【0080】
本発明の感光性組成物が溶剤を含有する場合は、塗工後に乾燥するのが好ましい。乾燥方法としては、例えば熱風乾燥(ドライヤー等)が挙げられる。乾燥温度は、通常10〜200℃、塗膜の平滑性及び外観の観点から好ましい上限は150℃、乾燥速度の観点から好ましい下限は30℃である。
【0081】
本発明における活性エネルギー線としては、活性光線及び電子線等が挙げられる。
本発明において、活性光線とは250nm〜830nmの波長を有する光線を意味する。
本発明の感光性組成物を活性光線照射で硬化させる際のエネルギー源としては、一般的に使用されている高圧水銀灯の他、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ及びハイパワーメタルハライドランプ等(UV・EB硬化技術の最新動向、ラドテック研究会編、シーエムシー出版、138頁、2006)が使用できる。また、LED光源を使用した照射装置も好適に使用できる。活性光線の照射時及び/又は照射後に光酸発生剤から発生した酸を拡散させる目的で、加熱を行ってもよい。加熱温度は、通常、30℃〜200℃であり、好ましくは35℃〜150℃、更に好ましくは40℃〜120℃である。
【0082】
本発明の感光性組成物を電子線照射で硬化させる際のエネルギー源としては、一般的に使用されている電子線照射装置を使用することができる。
電子線の照射量(Mrad)は、通常0.5〜20、感光性組成物の硬化性及び硬化物の可撓性、硬化膜及び基材の損傷を避けるとの観点から好ましくは1〜15である。
【実施例】
【0083】
以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。以下、特に規定しない限り、%は重量%、部は重量部を示す。
尚、実施例1、2及び9〜18は参考例である。
【0084】
製造例1
[酸発生剤(H−1){前記化学式(1)で表される化合物}の製造]
攪拌機、コンデンサー、温度計、滴下ポンプを備えたフラスコに、トルエン6.5部、イソプロピルベンゼン8.1部、ヨウ化カリウム5.35部及び無水酢酸20部を酢酸70部に溶解させ、10℃まで冷却し、温度を10±2℃に保ちながら、濃硫酸12部と酢酸15部の混合溶液を1時間かけて滴下した。25℃まで昇温し、24時間攪拌した。その後、反応溶液にジエチルエーテル50部を加え、水で3回洗浄し、ジエチルエーテルを減圧留去した。残渣にカリウム{トリフルオロ[トリス(パーフルオロエチル)]ホスフェート}118部を水100部に溶解させた水溶液を加え、25℃で20時間攪拌した。その後、反応溶液に酢酸エチル500部を加え、水で3回洗浄し、有機溶剤を減圧留去することで目的とする酸発生剤(H−1)(淡黄色固体)5.0部を得た。
【0085】
実施例1
1,9−ノナンジオールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレート1,9ND−A」](A−1)90部、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン[Lamberti社製「ESACURE TZT」](B1−1)20部、製造例1で合成した酸発生剤(H−1)0.25部並びに溶剤としてトルエン30部及びメチルイソブチルケトン70部を一括で配合し、ディスパーサーで均一に混合攪拌し、本発明の感光性組成物(Q−1)を得た。
【0086】
実施例2
「1,9−ノナンジオールジアクリレート(A−1)90部」を「1,6−ヘキサンジオールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレート1,6HX−A」](A−2)80部」に変更し、「2,4,6−トリメチルベンゾフェノン(B1−1)20部」を「2,3,4−トリメチルベンゾフェノン[LAMBSON社製「SPEEDCURE BME」](B1−2)10部」に変更し、イソボルニルアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートIB−XA」](D1−1)10部を追加した以外は、実施例1と同様にして本発明の感光性組成物(Q−2)を得た。
【0087】
実施例3
1,2−エチレングリコールジメタクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−121M」](A−3)70部、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド[LAMBSON社製「SPEEDCURE BMS」](B1−3)5部、トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部、i−ステアリルアクリレート[大阪有機工業製「ISTA」](E−1)10部、製造例1で合成した酸発生剤(H−1)0.25部並びに溶剤としてトルエン30部及びメチルイソブチルケトン70部を一括で配合し、ディスパーサーで均一に混合攪拌し、本発明の感光性組成物(Q−3)を得た。
【0088】
実施例4
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「2−メチル−1,8−オクタンジオールジアクリレートと1,9−ノナンジオールジアクリレートの混合物[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートMOD−A」](A−4)60部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「ジエチルチオキサントン[日本化薬(株)製「カヤキュアDETX」](B7−1)1部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「トリシクロデカンジメタノールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートDCP−A」](D3−2)35部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「2−エチルヘキシルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルEH」](E−2)5部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−4)を得た。
【0089】
実施例5
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「1,12−ドデカンジオールジメタクリレート[サートマー社製「CD262」](A−5)40部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「アントラキノン[東京化成(株)製](B5−1)25部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「シクロヘキシルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルCH」](D6−1)20部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「i−ミリスチルアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートIM−A」](E−3)40部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−5)を得た。
【0090】
実施例6
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「ネオペンチルグリコールジアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートNP−A」](A−6)20部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「N−メチルアクリドン[東京化成(株)製](B12−1)30部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「2−エチル−1−アダマンチルアクリレート[出光興産(株)製「アダマンテートEA」](D7−1)78部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「n−ステアリルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルS」](E−4)2部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−6)を得た。
【0091】
実施例7
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)10部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「2−アミノ−9−フルオレノン[東京化成(株)製](B10−1)0.07部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「イソボルニルメタクリレート[共栄社化学(株)製「ライトエステルIB−X」](D1−2)0.05部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「n−ブチルアクリレート[大阪有機工業製「TBA」]](E−5)78部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−7)を得た。
【0092】
実施例8
「1,2−エチレングリコールジメタクリレート(A−3)70部」を「1,3−ブチレングリコールジアクリレート[サートマー社製「SR−212」](A−8)5部」に変更し、「4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド(B1−3)5部」を「ビス(p−トリル)スルホキシド[東京化成(株)製](B2−1)15部」に変更し、「トリシクロデカンメタクリレート[日立化成(株)「ファンクリルFA−513M」製](D3−1)10部」を「トリシクロデセンアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−511AS」](D4−1)90部」に変更し、「i−ステアリルアクリレート(E−1)10部」を「ベヘニルアクリレート[日油(株)製「ブレンマーVA」(E−6)5部」に変更した以外は、実施例3と同様にして本発明の感光性組成物(Q−8)を得た。
【0093】
実施例9
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)100部」、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド[BASF社製「LUCIRIN TPO」](B13−1)20部、酸発生剤(H−1)0.25部を一括で配合し、ディスパーサーで均一に混合攪拌し、本発明の感光性組成物(Q−9)を得た。
【0094】
実施例10
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を追加した以外は、実施例9と同様にして本発明の感光性組成物(Q−10)を得た。
【0095】
実施例11
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)100部」を「30部」に変更し、「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を追加した以外は、実施例9と同様にして本発明の感光性組成物(Q−11)を得た。
【0096】
実施例12
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を追加した以外は、実施例11と同様にして本発明の感光性組成物(Q−12)を得た。
【0097】
実施例13
「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「ペンタエリスリトールテトラアクリレート[共栄社化学(株)製「ライトアクリレートPE−4A」](J2−2)70部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−13)を得た。
【0098】
実施例14
「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート[日本化薬(株)製「カヤラッドDPCA−20」](J2−3)70部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−14)を得た。
【0099】
実施例15
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)30部」を「70部」に変更し、「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「30部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−15)を得た。
【0100】
実施例16
「1,4−ブタンジオールジアクリレート[日立化成(株)製「ファンクリルFA−124AS」](A−7)30部」を「10部」に変更し、「トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド3モル付加物のトリアクリレート[東亞合成(株)製「アロニックスM−350」](J2−1)70部」を「90部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−16)を得た。
【0101】
実施例17
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を「6部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−17)を得た。
【0102】
実施例18
「シリコーン系化合物[ビックケミー・ジャパン(株)製「BYK−UV3570」](C−1)1部」を「0.2部」に変更した以外は、実施例12と同様にして本発明の感光性組成物(Q−18)を得た。
【0103】
比較例1
「1,9−ノナンジオールジアクリレート(A−1)」を「ジエチレングリコールジアクリレート」に変更する以外は、実施例1と同様にして比較用の感光性組成物(Q’−1)を得た。
【0104】
比較例2
酸発生剤(H−1)を使用しない以外は、実施例1と同様にして比較用の感光性組成物(Q’−2)を得た。
【0105】
[硬化後塗膜の性能評価]
実施例1〜18及び比較例1〜2で得た各感光性組成物を、表面処理を施した厚さ80μmのCOP(シクロオレフィンポリマー)フィルム[JSR(株)製アートン]に、アプリケーターを用いて膜厚20μmとなるように塗布して、循風乾燥機を使用して60℃で1分間乾燥した後、ベルトコンベア式UV照射装置(アイグラフィックス株式会社「ECS−151U」)を使用して露光を行った。露光量は365nmとして150mJ/cm
2であった。ただし、溶剤を含まない実施例9〜18の感光性組成物については、膜厚10μmとなるように塗布して、乾燥工程を経ずに、ベルトコンベア式UV照射装置を使用して露光を行った。
硬化後の塗膜について以下の方法で性能評価を行った結果を表1に示す。
【0106】
[性能評価方法]
(1)表面硬度
JIS K−5600−5−4に準拠して、表面硬度の指標として鉛筆硬度を測定する。
(2)密着性
JIS K−5600−5−6に準拠し、碁盤目セロハンテープ剥離試験(1mm間隔、100目)「残存目数/100」を実施し、密着性を評価した。
(3)透過率及びヘイズ(透明性)
JIS−K7136に準拠し、全光線透過率測定装置[商品名「haze−garddual」BYK gardner(株)製]を用いて透過率及びヘイズを測定した。透過率は、基材であるCOPの値をブランクとして差し引いた値であり、いずれも単位は%である。
【0107】
【表1】