特許第6189673号(P6189673)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6189673
(24)【登録日】2017年8月10日
(45)【発行日】2017年8月30日
(54)【発明の名称】樹脂トルクロッド
(51)【国際特許分類】
   F16F 15/08 20060101AFI20170821BHJP
   F16F 1/38 20060101ALI20170821BHJP
   B60K 5/12 20060101ALI20170821BHJP
【FI】
   F16F15/08 T
   F16F1/38 G
   B60K5/12 Z
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-168737(P2013-168737)
(22)【出願日】2013年8月14日
(65)【公開番号】特開2015-36577(P2015-36577A)
(43)【公開日】2015年2月23日
【審査請求日】2016年8月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】000177900
【氏名又は名称】山下ゴム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089509
【弁理士】
【氏名又は名称】小松 清光
(72)【発明者】
【氏名】稲富 崇敏
【審査官】 鎌田 哲生
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−019323(JP,A)
【文献】 特開2009−115109(JP,A)
【文献】 特開2013−019502(JP,A)
【文献】 特開2009−002417(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16F 15/08
B60K 5/12
F16F 1/38
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロッド部(12)の長さ方向両端にリング部を一体に設けた樹脂製のトルクロッドにおいて、
少なくとも一方のリング部(16)の外周面に、その中心軸線(C2)の方向と直交する方向へ張り出す横リブ(50、44、54A、54B)を複数設け
これら各横リブを前記リング部(16)の前記中心軸線(C2)方向に、中央部から両側の端部へ向かって間隔をもって形成し、かつ各横リブの突出高さを変化させるとともに、
前記各横リブの突出高さは、前記中心軸線(C2)方向の端部側に向かって次第に低くなるように変化することを特徴とする樹脂トルクロッド。
【請求項2】
前記各横リブの突出高さは、前記中心軸線(C2)方向中央部が最も高く、前記中心軸線(C2)方向両側へ向かって次第に低くなることを特徴とする請求項1のトルクロッド。
【請求項3】
前記中心軸線(C2)方向における横リブ(54A、54B)の突出高さは、隣り合う横リブ(54A、54B)間の溝の深さが変化することにより、不均一に変化することを特徴とする請求項1又は2に記載した樹脂トルクロッド。
【請求項4】
前記中心軸線(C2)方向に間隔をもって形成された前記各横リブは、前記中心軸線(C2)方向に長く形成された縦リブ(52)により連結一体化されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した樹脂トルクロッド。
【請求項5】
前記縦リブ(52)は、前記中心軸線(C2)方向中間部が最も外方へ突出するように傾斜していることを特徴とする請求項に記載した樹脂トルクロッド。
【請求項6】
前記各横リブの突出先端を結ぶ線(L1、L2)は、前記中心軸線(C2)方向の中央部から端部へ向かって次第に前記中心軸線(C2)へ接近するように、前記中心軸線(C2)に対して傾斜する直線状をなす部分を備えることを特徴とする請求項1に記載した樹脂トルクロッド。
【請求項7】
前記各横リブの前記縦リブ(52)に連結する部分における前記各横リブの突出先端を結ぶ線は、前記縦リブ(52)の傾斜に沿って傾斜する直線状をなすことを特徴とする請求項5に記載した樹脂トルクロッド。
【請求項8】
前記縦リブ(52)は、前記ロッド部(12)の長さ方向から見た前記リング部(12)の側面視にて、前記中心軸線(C2)を挟む両側に形成されることを特徴とする請求項4又は5に記載した樹脂トルクロッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、トルクロッドに係り、特に複数のリブを設けたものに関する。
【背景技術】
【0002】
エンジンを車体へ取付ける際に使用する防振装置としてのトルクロッドは公知である。また、樹脂で形成した樹脂トルクロッドも公知である。樹脂トルクロッドの場合は複数のリブを設けることで、軽量・高剛性にすることができる(例えば、特許文献1参照)。
また、リブを湾曲させたものもある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−19323号公報
【特許文献2】特許5095577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
樹脂トルクロッドは、求められる強度及び耐久性が高くなると、比較的大型化してしまうので、できるだけコンパクトにして車体への取付性を向上させることが求められる。しかし、コンパクト化のために剛性を損ねてはならない。
したがって、高剛性でかつコンパクトにすることが望まれる。本願はこのような要請の実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、ロッド部(12)の長さ方向両端にリング部を一体に設けた樹脂製のトルクロッドにおいて、
少なくとも一方のリング部(16)の外周面に、その中心軸線(C2)の方向と直交する方向へ張り出す横リブ(50、44、54A、54B)を複数設け
これら各横リブを前記リング部(16)の前記中心軸線(C2)方向に、中央部から両側の端部へ向かって間隔をもって形成し、かつ各横リブの突出高さを変化させるとともに、
前記各横リブの突出高さは、前記中心軸線(C2)方向の端部側に向かって次第に低くなるように変化することを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、前記各横リブの突出高さは、前記中心軸線(C2)方向中央部が最も高く、中心軸線(C2)方向両側へ向かって次第に低くなることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載した発明は上記請求項1又は2において、前記中心軸線(C2)方向における横リブ(54A、54B)の突出高さは、隣り合う横リブ(54A、54B)間の溝の深さが変化することにより、不均一に変化することを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載した発明は上記請求項1〜3のいずれか1項において、前記中心軸線(C2)方向に間隔をもって形成された前記各横リブは、前記中心軸線(C2)方向に長く形成された縦リブ(52)により連結一体化されていることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載した発明は上記請求項において、前記縦リブ(52)は、前記中心軸線(C2)方向中間部が最も外方へ突出するように傾斜していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載した発明によれば、複数の横リブ(50、44、54A、54B)により所定の剛性を確保するとともに、横リブの突出高さを中心軸線(C2)方向にて次第に低くなるように変化させて、中心軸線(C2)方向輪郭を傾斜させたので、中心軸線(C2)の軸端方向へ行くほど突出高さが低くなるため、中心軸線(C2)の軸端方向においてコンパクトになる。
しかも、横リブの数は減らさず突出高さのみ変化させるだけなので、必要な剛性を同時に確保することができる。
【0011】
請求項2に記載した発明によれば、突出高さは、中心軸線(C2)方向中央部を外方へ最も突出し、中心軸線(C2)方向両軸端方向へ向かっていずれ側も次第に低くなるように設けたので、中心軸線(C2)の両軸端方向をコンパクトにできる。しかも中心軸線(C2)の軸方向両側における必要な剛性を同時に確保することができる。
【0012】
請求項3に記載した発明によれば、横リブ(54A、54B)は隣り合う横リブ(54A、54B)間の溝の深さを変化させることにより、突出高さを不均一に変化させたので、冷却性を向上させることができ、ボイドの発生を防ぐことができる。
【0013】
請求項4に記載した発明によれば、各横リブを中心軸線(C2)方向に長く形成された縦リブにより連結一体化したので、各横リブによる全体の剛性を高めることができる。
【0014】
請求項5に記載した発明によれば、縦リブ(52)は中心軸線(C2)方向中央部が最も外方へ突出するようにして、中心軸線(C2)方向両側へ向かって内方へ傾くようにしたので、縦リブ(52)部分も必要以上に突出させないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】トルクロッドの正面図
図2】平面図
図3】底面図
図4図2における4−4線断面図
図5図1における5−5線断面図
図6】側面図(第2リング部後方視図)
図7】側面図(第1リング部前方視図)
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。このトルクロッド10は、棒状のロッド部12と、その長手方向両端に第1リング部14と第2リング部16とをFRP等の公知の適宜樹脂にて一体に形成した本体部18を備える。
【0017】
第1リング部14はリング穴15(図4参照)を備え、この内側に配置された第1弾性体20を介して第1内側部材22と連結されている。第1弾性体20はゴム等の適宜弾性材料からなり、第1リング部14と第1内側部材22を加硫接着等の適宜手段で弾性的に結合している。第1内側部材22は金属製等のパイプ部材であり、ここに通した図示しないボルト等により図示しないエンジンへ取付けられる。
【0018】
第2リング部16はリング穴17(図4参照)を備え、この内側に配置された第2弾性体30を介して第2内側部材32と結合されている。第2弾性体30は、ゴム等の適宜弾性材料よりなり、加硫接着等の適宜手段で第2リング部16と第2内側部材32を弾性的に結合している。
第2内側部材32は金属製等のパイプ部材であり、ここに通した図示しないボルト等により図示しない車体へ取付けられている。
【0019】
ここで、第1リング部14の中心をO1、第2リング部16の中心をO2とし、これらを結んだ直線を中心線C0とする。また、第1リング部14の中心軸線をC1、幅をW1(図2)、第2リング部16の中心軸線をC2、幅をW2(図1)とする。中心軸線C1は第1内側部材22の軸線でもあり、中心O1は中心軸線C1上で幅W1の中間となる。中心軸線C2は第2内側部材32の軸線でもあり、中心O2は中心軸線C2上で幅W2の中間となる。
各中心軸線C1とC2は直交して互いに90°ねじれている。但し、本願発明の対象となるトルクロッドはこのようなねじれタイプだけでなく、各中心軸線C1及びC2が平行するものでもよい。
【0020】
中心線C0はこれら中心軸線C1及びC2と直交している。また、この例では、ロッド部12が中心線C0に対して対称に設けられ(図2参照)、中心線C0がロッド部12の中心線にもなっている。
【0021】
ここで、中心線C0の方向を前後方向、中心軸線C2の方向を上下方向とし、図1における左側を前方、上側を上方とする。また、図2において、中心軸線C1の方向を左右方向とし、図の上側を右方とする。
【0022】
図2に示すように、第2弾性体30は、第2内側部材32から左右へ拡がる腕部34を有し、防振主体部をなしている。
腕部34は平面視で前方へ凸の略V字状をなし、後方へ向かって拡開し、第2内側部材32は上下方向へ貫通するすぐり穴36を介してストッパ38と対向している。
腕部34の前方側にも上下方向に貫通するすぐり穴39が形成されている。
【0023】
このトルクロッド10でエンジンと車体とを連結すると、エンジンの上下及び前後方向の振動は、第1内側部材22を介して第1リング部14へ入力され、第1弾性体20を弾性変形させる。このとき第1弾性体20は捩られ、トルクロッド10が第1内側部材22を中心に揺動されるため、第2リング部16が前後方向へ移動して腕部34を弾性変形させる。これにより、トルクロッド10により振動を吸収して、車体への振動伝達を低減する。
【0024】
図5に示すように、柱状部42は中心線C0に沿って後方へ延び、第2リング部16の円筒部47を連続している。円筒部47はリング穴17を囲み、かつ周囲を中央溝45及び深い溝56Bに囲まれた比較的薄肉のリング状をなし、ここを基部として各横リブ及び縦リブ52(後述)が径方向外方へ突出している。
円筒部47と柱状部42の連結部は略三角形状の肉厚部48をなし、ここに略三角形状の肉抜き穴49が下方へ開放されて形成されている(図4参照)。
【0025】
第2リング部16は図1図2に示すように、第1リング部14に比べて大型に形成され、平面視で大略四角形状をなす。この形状は第1リブ50及び第2リブ54A並びに54Bからなる横リブの形状である。第2リング部16の横リブは複数設けられている。
このうち、第2リング部16の前半部におけるリブは、上下が第1リブ50をなし、この第1リブ50は前方のロッド部12における上下リブ40と連続している。
第1リブ50の後部は第2内側部材32の側方にて、上下方向の縦リブ52で連結され、縦リブ52を介して第2リブ54Aに連続している。上面(下面)は第1リブ50と第2リブ54Aが連続する一体のものになっている。
【0026】
上下の第1リブ50の間には、2本の中間リブ44の後部が設けられている。中間リブ44の後部はロッド部12から連続して後方へ延長する部分であり、各後端部は縦リブ52に連続している。中間リブ44と上下リブ40との間には上下部溝41が中間リブ44に沿って前後方向へ長く形成されている。
上下部溝41の各後端部41bは、第2リング部16の外周面を彫り込むようにして中心線C0と平行に後方へ延びて縦リブ52に接続している。
中央溝45は中心線C0に沿って後方へ延び、縦リブ52を横切ってさらに後方へ延びている。
【0027】
第2リング部16の外周面のうち、縦リブ52より後方側には、複数の第2リブ54A及び54Bが平行して形成されている。第2リブ54Aは中央溝45の延長部(溝56B)を挟んで上下に2本ずつ計4本がそれぞれ平行して形成され、比較的突出高さが低いものである。第2リブ54Bは2本設けられ、中心線C0を挟んで平行し、比較的突出高さが高いものである。
【0028】
但し、各第2リブ54A及び54Bの後端位置は一致している。このため突出高さの変化は、各第2リブ54A及び54Bの間に形成される溝の深さで形成される。すなわち突出高さが高い一対の第2リブ54B間の溝56Bのみが深く、他の溝56Aは比較的浅くなっている。
【0029】
このため、深い溝56Bで形成される一対の第2リブ54Bのみが、他の第2リブ54Aよりも突出高さが高くなり、リブの突出高さが不均一になっている。
なお、各溝56Aの左右端部は左右の縦リブ52に接続している。一方、深い溝56Bは中心線C0上に形成され、左右端部は左右の縦リブ52を横切る中央溝45に連続している。
【0030】
図6は第2リング部16を後方から示す側面図である。各第2リブ54A及び54Bの左右方向端部は直線L1及びL2に沿って傾斜している。直線L1は上方へ向かって次第に中心軸線C2へ収束するように傾き、溝56Bより上方の第2リブ54A及び54Bの左右方向突出先端がこの直線L1に沿うようになっている。
【0031】
このため、横リブである第2リブ54A及び54Bの左右方向へ突出する高さは上方ほど低くなり、各リブの左右方向突出高さが上方へ向かって次第に低くなるように変化し、突出高さが不均一になっている。なお、直線L1の傾斜は縦リブ52の傾斜でもある。縦リブ52は直線L1及びL2に沿って傾斜している。
【0032】
溝56Bより下方の第2リブ54A及び54Bの左右方向突出先端は、直線L1と逆傾斜の直線L2に沿うようになっている。直線L2の中心軸線C2となす角は直線L1と同じである。このため、溝56Bより下方の横リブである第2リブ54A及び54Bも、左右方向の突出高さが不均一になっている。
【0033】
図7は第1リング部14及び第2リング部16を前方から示す逆方向の側面図である。この図に明らかなように、第2リング部16は、前方から見ても、上下リブ40及び中間リブ44の左右方向突出端部が、直線L1及びL2に沿って傾斜する縦リブ52に沿って変化している。したがって、第2リング部16の前半側においても各横リブの左右方向突出高さが不均一になっている。
【0034】
なお、第2リング部16の前後における各横リブは、必ずしも、上下の傾斜を同じにする必要はなく、異ならせることもできる。同様に左右でも傾斜を異ならせることもできる。
また、各直線L1及びL2の傾斜角は自由に調整できる。
【0035】
次に、本実施形態の作用を説明する。図1に示すように、第2リング部16は、縦リブ52を境にして前後で横リブの数を変化させ、前方側を少なく、後方側を多くしてある。このようにすると、相対的に要求剛性の低い前方側は、肉抜きを大きくして軽量化を実現できる。一方、相対的に要求剛性の高い後方側は、より多数の横リブを設けることにより剛性を高めている。
また、前方側の横リブである上下の第1リブ50及び中間リブ44と、後部側の横リブである第2リブ54A及び54Bとを縦リブ52で連結することにより、横リブ全体の剛性をより高めている。
【0036】
さらに、横リブの張り出し幅を広くすることによっても各横リブ自体の剛性も高めている。しかし、左右方向における各横リブの突出高さを上下のものほど低くして傾斜させたので、左右方向の上下の張り出しを少なくすることができる。その結果、必要な高い剛性を確保したまま、左右方向を比較的コンパクトにでき、例えば、図6に示すように、周辺部材60との間に、第2リング部16の左右方向における上下のスペースが狭くなるような場合であっても、容易に配置できるようになる。
【0037】
また、各横リブの突出高さを不均一にしたので、突出高さの高いものほど成形後の冷却性を高めることができる。射出成形等による成形直後における冷却に時間がかかるとボイドの発生を招くことがある。特に、厚肉で冷却されにくい上下方向中間部では、中間リブ44の後部及び第2リブ54Bの突出高さを高くしたので、これらの冷却性を高くして、成形時におけるボイドの発生を効果的に阻止することができる。
【0038】
そのうえ、後端部側においては、各横リブの後端部が上下方向で同じ高さになっているが、この場合は溝56A及び56Bの深さを変化させることにより、各横リブの突出高さを不均一にすることができる。また、左右方向では、各横リブの左右方向へ突出する先端側を傾斜させることにより、各横リブの突出高さを不均一にすることができる。
【0039】
また、上下方向中間部の溝は、中央溝45と溝56Bを連続して形成し、縦リブ52の最も肉厚の高い部分を横切って形成しているので、縦リブ52の厚肉部における冷却性を高めることができる。
【符号の説明】
【0040】
10:トルクロッド、12:ロッド部、14:第1リング部、16:第2リング部、
44:中間リブ、45:中央溝、50:第1リブ、52:縦リブ、54A:第2リブ、54B:第2リブ、56A:溝、56B:溝
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7