特許第6192553号(P6192553)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6192553
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 1/387 20060101AFI20170828BHJP
【FI】
   H04N1/387
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-17077(P2014-17077)
(22)【出願日】2014年1月31日
(65)【公開番号】特開2015-144364(P2015-144364A)
(43)【公開日】2015年8月6日
【審査請求日】2015年11月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100097113
【弁理士】
【氏名又は名称】堀 城之
(74)【代理人】
【識別番号】100162363
【弁理士】
【氏名又は名称】前島 幸彦
(72)【発明者】
【氏名】田口 雅則
【審査官】 粕谷 満成
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−085402(JP,A)
【文献】 特開2010−041383(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 1/387
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フォーム画像と原稿画像の合成が可能な画像形成装置であって、
フォーム画像を読み取るフォーム画像読取手段と、
フォーム画像データからフォーム画像ビットマップデータを作成するフォーム画像ビットマップデータ作成手段と、
前記フォーム画像ビットマップデータを保存するフォーム画像ビットマップデータ保存手段を備え、
前記フォーム画像ビットマップデータ作成手段により前記フォーム画像ビットマップデータを作成するときに、前記フォーム画像の空白部分がビットマップに変換されず、
前記フォーム画像ビットマップデータ作成手段は、前記フォーム画像データを前記フォーム画像のバンドに分割するフォーム画像バンド分割手段を備え、
前記バンドの濃度が閾値のバンド濃度以上のときだけビットマップに変換し、
前記バンドがビットマップに変換されないときに、空白バンド情報が前記フォーム画像ビットマップデータに設定されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
原稿のイメージ画像である原稿画像データに前記フォーム画像ビットマップデータをイメージ合成するフォーム画像合成手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記フォーム画像ビットマップデータ保存手段は、前記フォーム画像ビットマップデータを圧縮して保存することを特徴とする請求項1または請求項に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記フォーム画像合成手段は、前記空白バンド情報により前記フォーム画像ビットマップデータの空白バンドに空白ビットを設定してからイメージ合成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記閾値のバンド濃度は、設定または変更が可能であることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を合成する機能を有する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
プリンタ、多機能プリンタ、多機能周辺装置、又は複合機(Multifunction Peripheral)である画像形成装置は、ロゴマーク、背景、「社外秘」の刻印、または署名などが記載された図面を読み取り、読み取った図面の画像(以下、「フォーム画像」という)からビットマップデータを作成する。フォーム画像はバンドと呼ばれる単位に分割され、順次1バンド分の画像データをビットマップに変換してビットマップデータが作成される。このようなフォーム画像のビットマップデータをイメージ画像として保存することで、ユーザーは、原稿のイメージ画像(以下、「原稿画像」という)とユーザーが指定したフォーム画像のイメージ合成である画像(以下、「合成画像」という)を作成することができる。例えば、特許文献1の画像形成装置及びその方法では、共有可能に予め登録(保存)されているフォーム画像とページ記述言語で表された画像情報とを合成して画像形成出力することで、ユーザーの利便性を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−287024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の画像形成装置及びその方法では、フォーム画像を共用可能に登録することができるが、フォーム画像の登録数が増加すると、フォーム画像を保存するための大きな記憶領域が必要となる。また、原稿画像に比べて空白部分が多いフォーム画像は、フォーム画像の全てのバンドをビットマップに変換したビットマップデータを作成すると、フォーム画像のデータサイズが大きくなり、フォーム画像を保存するために大きな記憶領域を確保しなければならないという問題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、フォーム画像と原稿画像の合成が可能な画像形成装置であって、フォーム画像を読み取るフォーム画像読取手段と、フォーム画像データからフォーム画像ビットマップデータを作成するフォーム画像ビットマップデータ作成手段と、前記フォーム画像ビットマップデータを保存するフォーム画像ビットマップデータ保存手段を備え、前記フォーム画像ビットマップデータ作成手段により前記フォーム画像ビットマップデータを作成するときに、前記フォーム画像の空白部分がビットマップに変換されず、前記フォーム画像ビットマップデータ作成手段は、前記フォーム画像データを前記フォーム画像のバンドに分割するフォーム画像バンド分割手段を備え、前記バンドの濃度が閾値のバンド濃度以上のときだけビットマップに変換し、前記バンドがビットマップに変換されないときに、空白バンド情報が前記フォーム画像ビットマップデータに設定されることを特徴としている
また、本発明の画像形成装置は、原稿のイメージ画像である原稿画像データに前記フォーム画像ビットマップデータをイメージ合成するフォーム画像合成手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置の前記フォーム画像ビットマップデータ保存手段は、前記フォーム画像ビットマップデータを圧縮して保存することを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置の前記フォーム画像合成手段は、前記空白バンド情報により前記フォーム画像ビットマップデータの空白バンドに空白ビットを設定してからイメージ合成することを特徴としている。
また、本発明の画像形成装置は、前記閾値のバンド濃度は、設定または変更が可能であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の画像形成装置において、フォーム画像の画像データを保存する記憶領域の容量を削減することができるので、画像形成装置における記憶領域を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。
図2】本発明の実施形態に係るフォーム画像保存処理の流れを示すフローチャートである。
図3】本発明の実施形態に係るフォーム画像合成処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照して説明する。実施形態の画像形成装置は、フォーム画像をバンドと呼ばれる単位に分割し、順次1バンド分の画像データ(以下、「バンド」という)をビットマップに変換する。そして、ビットマップデータを作成するときに、空白のときにはそのバンドについてはビットマップデータに変換せず、バンドの色の濃さ(以下、「バンド濃度」という)が予め決められた閾値のバンド濃度以上のときだけ、そのバンドについてビットマップに変換することで、画像データのデータサイズを小さくするものである。
【0010】
実施形態における画像形成装置100の機能構成について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、制御部110、記憶部120、操作パネル130、操作パネル処理部140、画像読取部150、画像形成部160、ネットワーク通信部170、及び画像印刷部180を備えている。これら各部は、バスなどにより接続される構成となっている。
【0011】
制御部110は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPU(Micro Processing Unit)やCPU(Central Processing Unit)等の制御手段を備えている。また、制御部110は、各種I/Oや、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)等のインターフェース、バスコントローラ等を含む総合的な画像形成装置100のコントロールを行う。制御部110には、フォーム画像の保存を行うフォーム画像保存処理部110aと、フォーム画像と原稿画像を合成するフォーム画像合成処理部110bを備えている。画像保存処理部110aが実行する画像保存処理、及び画像合成処理部110bが実行する画像合成処理の詳細については、後述する。
【0012】
記憶部120は、フラッシュメモリまたはハードディスクドライブからなる記憶装置で、制御部110が実行する処理のプログラムやデータが記憶される。記憶部120は、画像読取部150から出力される画像データ、またはネットワーク通信部170が受信した画像データなどを一時的に保存する画像データ一時保存エリア120aを備えている。また、記憶部120は、フォーム画像のビットマップデータ(以下、「フォーム画像ビットマップデータ」という)を保存するフォーム画像ビットマップデータ保存エリア120bを備えている。
【0013】
操作パネル130は、操作メニューの表示、ユーザーの指による操作を受け付ける。操作パネル130には、保存されているフォーム画像を表示することができるので、ユーザーは操作パネル130から原稿画像に合成するフォーム画像を選択することができる。
【0014】
操作パネル処理部140は、制御部110からの要求により印刷可能な画像イメージや画像形成装置100が備えている機能の操作項目を操作パネル130に表示する処理、操作パネル130からユーザーが行う操作に対する操作データを入力する処理を行う。
【0015】
画像読取部150は、操作パネル処理部140から原稿や図面の読み取り要求を入力すると、原稿台にセットされた原稿や図面を読み取り、画像データを作成する。
【0016】
画像形成部160は、画像読取部150で作成された画像データを印刷可能なイメージやFAXやメールで送信可能なイメージ画像の画像データに変換する。
【0017】
ネットワーク通信部170は、ネットワーク200に接続するための着脱可能なLANインターフェースを備えている。LANインターフェースには、TCP/IP、AppleTalk、SMB等の各種ネットワークプロトコルのインテリジェントな送受信を行うネットワーク部を含んでいる。
【0018】
画像印刷部180は、ユーザーから印刷要求のあった画像データを用紙に印刷する機能を備えている。
【0019】
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置100のフォーム画像保存処理部110aが実行するフォーム画像保存処理について、図2を用いて説明する。
【0020】
ユーザーが操作パネル130からフォーム画像保存の操作を行うと、操作パネル処理部140が画像読取部150に対して原稿台にセットされたフォーム画像の元図面の読み取り要求を出力し、また、操作パネル処理部140が制御部110にフォーム画像保存処理開始通知を出力する。制御部110がフォーム画像保存処理開始通知を入力すると、制御部110によりフォーム画像保存処理部110aが起動され、フォーム画像保存処理部110aがフォーム画像保存処理を開始する。
【0021】
(ステップS101)
まず、フォーム画像保存処理部110aは、画像読取部150が出力した画像データが一時的に保存されている画像データ一時保存エリア120aからフォーム画像の画像データ(以下、「フォーム画像データ」という)を入力する。
【0022】
(ステップS102)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、ステップS101で入力したRGB表現法で色が表現されているフォーム画像データをCMYK表現法によって1画素が256階調に変換することでバンドに分割されたフォーム画像データを作成する。ここでバンドに分割するとは、フォーム画像データを所望の大きさの区画に分けることで、例えば縦方向、横方向、あるいはマトリックス状に所定幅で分割することをいう。
【0023】
(ステップS103)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、バンド取り出しカウンター(I)に初期値である「1」を設定する。
【0024】
(ステップS104)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、バンドに分割されたフォーム画像データからバンド取り出しカウンター(I)に対応するバンドを取り出す。
【0025】
(ステップS105)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、ステップS104で取り出したバンド取り出しカウンター(I)に対応するバンドが予め決められた閾値のバンド濃度以上であるかを判定する。予め決められた閾値のバンド濃度以上であるとき(ステップS105のYes)は、ステップS106に進む。また、予め決められた閾値のバンド濃度以上でないとき(ステップS105のNo)は、ステップS107に進む。
【0026】
(ステップS106)
ステップS105のYesにおいて、フォーム画像保存処理部110aは、ステップS104で取り出したバンドに分割されたフォーム画像データのバンドをビットマップに変換する。
【0027】
(ステップS107)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、バンドに分割されたフォーム画像データから全てバンドを取り出したかを判定する。全てバンドを取り出したとき(ステップS107のYes)は、ステップS109に進む。また、全てバンドを取り出していないとき(ステップS107のNo)は、ステップS108に進む。
【0028】
(ステップS108)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、バンド取り出しカウンター(I)に「1」を加算し、ステップS104に戻る。
【0029】
(ステップS109)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、ステップS106で作成したビットマップからフォーム画像ビットマップデータを作成する。なお、ステップS105において予め決められた閾値のバンド濃度以上でない、つまり空白と見なされたバンドの情報(以下、「空白バンド情報」という)についても、フォーム画像ビットマップデータに設定される。
【0030】
(ステップS110)
次いで、フォーム画像保存処理部110aは、ステップS109で作成したフォーム画像ビットマップデータを圧縮し、記憶部120のフォーム画像ビットマップデータ保存エリア120bに保存すると、フォーム画像保存処理を終了する。
【0031】
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置100のフォーム画像合成処理部110bが実行するフォーム画像合成処理について、図3を用いて説明する。
【0032】
ユーザーが操作パネル130から合成するフォーム画像を指定して原稿の印刷操作を行うと、操作パネル処理部140が画像読取部150に対して原稿台にセットされた原稿の読み取り要求を出力し、また、操作パネル処理部140が制御部110にフォーム画像合成処理開始通知を出力する。制御部110がフォーム画像合成処理開始通知を入力すると、制御部110によりフォーム画像合成処理部110bが起動され、フォーム画像合成処理部110bがフォーム画像合成処理を開始する。
【0033】
(ステップS201)
まず、フォーム画像合成処理部110bは、画像読取部150が出力した画像データが一時的に保存されている画像データ一時保存エリア120aから原稿画像の画像データ(以下、「原稿画像データ」という)を入力する。
【0034】
(ステップS202)
次いで、フォーム画像合成処理部110bは、画像形成部160により、ステップS201で入力した原稿画像データからイメージ画像の原稿画像データを作成する。
【0035】
(ステップS203)
次いで、フォーム画像合成処理部110bは、ユーザーが操作パネル130から指定したフォーム画像のフォーム画像ビットマップデータをフォーム画像ビットマップデータ保存エリア120bから取り出す。
【0036】
(ステップS204)
次いで、フォーム画像合成処理部110bは、ステップS203で入力したフォーム画像ビットマップデータの圧縮を元の状態に戻す解凍を行う。
【0037】
(ステップS205)
次いで、フォーム画像合成処理部110bは、ステップS202で作成した原稿画像データとフォーム画像データのイメージ合成を行う。なお、イメージ合成を行うときには、フォーム画像ビットマップデータに設定されている空白バンド情報により、フォーム画像ビットマップデータの空白バンドに空白ビットを設定してからイメージ合成される。
【0038】
(ステップS206)
次いで、フォーム画像合成処理部110bは、原稿画像ビットマップデータとフォーム画像データを合成した画像データを画像印刷部180に出力すると、フォーム画像合成処理を終了する。画像印刷部180は、合成した画像データを用紙に印刷する。
【0039】
以上のような実施形態の画像形成装置100では、原稿画像に比べて空白部分が多いフォーム画像に対して、予め決められた閾値のバンド濃度以上のバンドだけをビットマップに変換し、それ以外のバンドについてはビットマップに変換しないのでフォーム画像のデータサイズが小さくなり、フォーム画像を保存するために大きな記憶領域を確保する必要がなくなる。また、原稿台にセットされるフォーム画像の図面にしみや僅かな汚れがあったとき、または原稿台にゴミなどが付着していたときには、画像読取部150が図面の空白部分を空白と読み取ることができないことがある。このような場合においても、バンドの濃度を例えば、全ビットの平均値として求めることにより、画像読取部150が空白と読み取ることができなかった部分を空白と見なすことができるので、記憶領域の無駄を削減することができる。従って、フォーム画像をハードディスクドライブに保存するときには、ハードディスクドライブを節約できる。また、コストを下げるためにハードディスクドライブを備えることができない画像形成装置100においては、フォーム画像を保存するメモリを節約できる。
【0040】
なお、実施形態においては、フォーム画像データと原稿画像データをイメージ合成した画像データを印刷するようにしたが、フォーム画像データと原稿画像データをイメージ合成した画像データを印刷せずに、記憶部120に保存、ネットワーク通信部170を経由してPC(パソコン)に送信、またはFAXで送信することも可能である。
また、予め決められた閾値のバンド濃度については、ユーザーが操作パネル130から設定して記憶部120に保存し、またユーザーが閾値のバンド濃度を変更するときには、操作パネル130から変更して記憶部120に保存されている閾値のバンド濃度を変更することができる。
また、実施形態においては、画像読取部150から読み取った原稿の原稿画像データとフォーム画像データとをイメージ合成するようにしたが、PCから受信した原稿画像データとフォーム画像データとをイメージ合成することも可能である。
【0041】
このような本発明の画像形成装置は、フォーム画像の画像データを保存する記憶領域の容量を削減することができるので、画像形成装置における記憶領域を節約することができる。
【0042】
以上、具体的な実施の形態により本発明を説明したが、上記実施の形態は本発明の例示であり、この実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明は、画像形成装置に好適であるが、画像形成装置に限られるものではなく、画像データの処理が可能な装置一般に適用できる。
【符号の説明】
【0044】
100・・・・・画像形成装置
110・・・・・制御部
110a・・・・フォーム画像保存処理部
110b・・・・フォーム画像合成処理部
120・・・・・記憶部
120a・・・・画像データ一時保存エリア
120b・・・・フォーム画像ビットマップデータ保存エリア
130・・・・・操作パネル
140・・・・・操作パネル処理部
150・・・・・画像読取部
160・・・・・画像形成部
170・・・・・ネットワーク通信部
180・・・・・画像印刷部
200・・・・・ネットワーク
図1
図2
図3