(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6192575
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】アニロックス印刷ユニットをクリーニングする方法
(51)【国際特許分類】
B41F 35/04 20060101AFI20170828BHJP
B41F 31/04 20060101ALI20170828BHJP
B41F 31/20 20060101ALI20170828BHJP
B41F 33/16 20060101ALI20170828BHJP
B41F 33/10 20060101ALI20170828BHJP
【FI】
B41F35/04
B41F31/04
B41F31/20
B41F33/16
B41F33/10 S
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-55777(P2014-55777)
(22)【出願日】2014年3月19日
(65)【公開番号】特開2014-184722(P2014-184722A)
(43)【公開日】2014年10月2日
【審査請求日】2016年11月18日
(31)【優先権主張番号】10 2013 005 020.0
(32)【優先日】2013年3月22日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】390009232
【氏名又は名称】ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト
【氏名又は名称原語表記】Heidelberger Druckmaschinen AG
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也
(72)【発明者】
【氏名】ディーター シャフラート
(72)【発明者】
【氏名】アンドレアス ブラウン
(72)【発明者】
【氏名】シュテフェン ヒルベアト
【審査官】
藏田 敦之
(56)【参考文献】
【文献】
特開2013−018285(JP,A)
【文献】
特開2007−245718(JP,A)
【文献】
特開2006−175858(JP,A)
【文献】
特開2007−307910(JP,A)
【文献】
特開平11−207932(JP,A)
【文献】
特開2004−276611(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0172824(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41F 31/00 − 33/18
B41F 35/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アニロックス印刷ユニット(18)をクリーニングする方法であって、
第1の方法ステップと、
該第1の方法ステップに中間の印刷運転なしに後続する第2の方法ステップと、
を有し、
前記第1の方法ステップにおいて、印刷インキ(13)をドクタブレード付きインキつぼ(10)からアニロックスローラ(4)に供給し、このときインキ着けローラ(5)をアニロックスローラ(4)に接触させる一方、湿し装置(3)のブリッジローラ(9)には接触させず、
前記第2の方法ステップにおいて、印刷インキ(13)を前記アニロックスローラ(4)から同じドクタブレード付きインキつぼ(10)に排出し、このとき前記インキ着けローラ(5)を前記アニロックスローラ(4)及び前記ブリッジローラ(9)に接触させる、
ことを特徴とする、アニロックス印刷ユニットをクリーニングする方法。
【請求項2】
前記ドクタブレード付きインキつぼ(10)内のインキ液位(16)を、前記第1の方法ステップでは、ドクタブレード(11)の刃先(15)の上側にし、前記第2の方法ステップでは、前記刃先(15)の下側にする、請求項1記載の方法。
【請求項3】
回動背壁(12)を、前記第1の方法ステップでは、前記ドクタブレード(11)に向かって回動させ、前記第2の方法ステップでは、前記ドクタブレード(11)から離れるように回動させる、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記第2の方法ステップにおいて、前記ブリッジローラ(9)を前記インキ着けローラ(5)に接触させ、同時に湿し水着けローラ(8)に接触させる、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
【請求項5】
ゴムローラとして形成される少なくとも2つのインキ装置ローラ(17)を、前記第1の方法ステップでも、前記第2の方法ステップでも、前記アニロックスローラ(4)に接触させ、同時にならしローラ(14)に接触させる、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アニロックス印刷ユニットをクリーニングする方法に関する。
【背景技術】
【0002】
印刷ジョブ終了後にアニロックス印刷ユニットを後続の印刷ジョブのために準備するためには、中間クリーニングが必要となる。
【0003】
下記特許文献1には、ドクタブレードと、アニロックスローラと、インキ着けローラと、版胴と、ゴム胴とを有するアニロックス印刷ユニットをクリーニングする方法が記載されている。ドクタブレードは、回動背壁を有するドクタブレード付きインキつぼの構成要素である。回動背壁は、ドクタブレード付きインキつぼ内のインキ液位をドクタブレードの刃先の下に下げるために、ドクタブレードから離れるように回動される。この従来技術の方法では、ドクタブレードがアニロックスローラに当接し、インキ着けローラがアニロックスローラに当接するが、版胴には当接しない期間が存在する。この期間中、アニロックスローラ及びインキ着けローラが、洗浄剤を使用することなくクリーニングされる。この場合、前に実施された印刷ジョブの、アニロックスローラ及びインキ着けローラ上に存在するインキが、ドクタブレードによりスキージ、つまり掻き取られてドクタブレード付きインキつぼ内に戻される。
【0004】
アニロックス印刷ユニットの場合、印刷工程によって、インキ着けローラ及びアニロックスローラ上には、印刷画像に一致したインキ残像(Farbprofil)が形成されるという問題がある。この一致は、ローラの判型サイズの直径と、版胴、インキ着けローラ及びアニロックスローラの、直径によって決まる合同の転動とにより生じる。インキ装置及び湿し装置のより小さなローラ上にも、印刷画像の領域のインキ要求に一致したインキ残像が形成されてしまう。後続の印刷ジョブ時、これらのインキ残像は、新しい印刷画像に重なってしまう。このゴースト発生は、始動時の損紙の増加を招く。網点面積率がより小さい印刷ジョブへと切り換える場合には、インキの過剰供給が、重ね着けによる始動時の損紙を増加させてしまう。それゆえ、インキは、ジョブを変更するために、インキ装置から除去されねばならない。
【0005】
前述の従来技術(特許文献1)では、インキ装置からのインキの除去は、インキをドクタブレードによりインキつぼ内にスキージすることにより実施される。この場合、アニロックスローラの凹部内のインキ残像は、確かに低減されるものの、アニロックスローラの凹部内にそれぞれ異なる充填度の形で残されてしまうと不利である。後続のジョブの印刷時、このことは、敏感な印刷版の場合には、連続的なゴースト発生につながってしまう。このような挙動は、アニロックス印刷ユニットの場合、インキ装置のならしローラの軸方向の振動の振幅が比較的小さく、これによりインキの横方向あるいは軸方向の移動が相応に最小であることに起因する。このことは、本刷り中は、ゴースト発生の傾向が低減されるという点で有利であるが、上述のドクタブレードを用いてインキ装置からインキを除去してインキつぼに戻す場合には、不利にもなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】独国特許出願公開第102007011043号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、ゴースト発生を回避又は少なくとも十分に低減する、アニロックス印刷ユニットをクリーニングする方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るアニロックス印刷ユニットをクリーニングする方法では、第1の方法ステップと、第1の方法ステップに中間の印刷運転なしに後続する第2の方法ステップと、を有し、第1の方法ステップにおいて、印刷インキをドクタブレード付きインキつぼからアニロックスローラに供給し、このときインキ着けローラをアニロックスローラに接触させる一方、湿し装置のブリッジローラには接触させず、第2の方法ステップにおいて、印刷インキをアニロックスローラから同じドクタブレード付きインキつぼに排出し、このときインキ着けローラをアニロックスローラ及びブリッジローラに接触させるようにした。
【0009】
好ましい態様では、ドクタブレード付きインキつぼ内のインキ液位を、第1の方法ステップでは、ドクタブレードの刃先の上側にし、第2の方法ステップでは、刃先の下側にする。
【0010】
好ましい態様では、回動背壁を、第1の方法ステップでは、ドクタブレードに向かって回動させ、第2の方法ステップでは、ドクタブレードから離れるように回動させる。
【0011】
好ましい態様では、第2の方法ステップにおいて、ブリッジローラをインキ着けローラに接触させ、同時に湿し水着けローラに接触させる。
【0012】
好ましい態様では、ゴムローラとして形成される少なくとも2つのインキ装置ローラを、第1の方法ステップでも、第2の方法ステップでも、アニロックスローラに接触させ、同時にならしローラに接触させる。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る方法において、第1の方法ステップによって、アニロックス印刷ユニットのインキ装置を均一な初期状態に移行せしめる重ね着けが実施され、その際、すべてのインキ装置ローラがインキ溜めとして取り込まれるという点で有利である。第2の方法ステップにおいて、上述の均一な初期状態がスキージされる。アニロックスローラの凹部内のそれぞれ異なる充填度は発生しない。こうしてゴースト発生は、大幅に回避可能である。
【0014】
本発明の好ましい態様は、従属請求項に係る発明であり、一実施の形態の以下の説明及びこれに関する図面から看取可能である。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】印刷運転中のアニロックス印刷ユニットを示す図である。
【
図2】インキ装置内のインキ残像を消去する第1の方法ステップ(重ね着け)中の
図1に示したアニロックス印刷ユニットを示す図である。
【
図3】インキ装置内のインキ残像を消去する第2の方法ステップ(掻き落とし)中の
図1及び
図2に示したアニロックス印刷ユニットを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1乃至
図3は、アニロックス印刷ユニット18を備える印刷機1を示している。印刷機1は、シート印刷機であり、アニロックス印刷ユニット18は、オフセット印刷ユニットである。アニロックス印刷ユニット18は、アニロックスインキ装置2と、湿し装置3と、版胴6と、ゴム胴7とを有している。
【0017】
アニロックスインキ装置2は、アニロックスローラ4と、インキ着けローラ5と、2つのインキ装置ローラ17と、ドクタブレード11及び回動背壁12を有するドクタブレード付きインキつぼ10とを有している。ドクタブレード付きインキつぼ10内には、印刷インキ13が貯蔵されている。印刷インキ13は、インキ液位16を形成している。回動背壁12が印刷運転のためにドクタブレード11に向かって回動すると、インキ液位16は、
図1に示すように、ドクタブレード11の刃先15の上にくる。これに対して、回動背壁12がアニロックス印刷ユニット18のクリーニング時にドクタブレード11から離れるように回動すると、インキ液位16は、
図3に示すように、刃先15の下にくる。回動背壁12は、インキ液位16を選択的に上下する押し退け体として機能する。さらにアニロックスインキ装置2は、軸方向で横振り運動可能なならしローラ14を有している。ならしローラ14は、両インキ装置ローラ17に当接している。両インキ装置ローラ17は、アニロックスローラ4に当接している。ならしローラ14は、各振動方向に4mmという比較的小さな振幅で横振り運動する。
【0018】
湿し装置3は、特に湿し水着けローラ8と、ブリッジローラ9と、湿し水ならしローラ19とを有している。湿し水ならしローラ19は、軸方向で各振動方向に6mmの振幅で横振り運動し、ブリッジローラ9は、軸方向で各振動方向に3mmの振幅で横振り運動する。これにより、軸方向で横振り運動するすべてのローラ、すなわちアニロックスインキ装置2のならしローラ14並びに湿し装置3のブリッジローラ9及び湿し水ならしローラ19の振幅は、それぞれ、10mmより小さい。
【0019】
図1は、印刷運転を示している。印刷運転時、インキ着けローラ5及び湿し水着けローラ8は、版胴6に当て付けられている。このとき、ドクタブレード付きインキつぼ10内のインキ液位16は、上昇している。ブリッジローラ9は、湿し水着けローラ8には当接しているものの、インキ着けローラ5からは引き離されている。印刷運転時、印刷インキ13は、ドクタブレード付きインキつぼ10によってアニロックスローラ4に着けられる。
【0020】
印刷ジョブ終了後、アニロックス印刷ユニット18を後続の印刷ジョブのために準備するために、中間クリーニングが必要となる。この中間クリーニング時、インキ装置内の、終了した印刷ジョブのインキ残像が消去される。以下に、このために必要な方法ステップについて説明する。
【0021】
まず、湿し水着けローラ8及びインキ着けローラ5を版胴6から引き離す。この工程は、同期的に実施されても、相前後して実施されてもよい。ブリッジローラ9は、インキ着けローラ5から引き離されたままである。
【0022】
図2に示した第1の方法ステップ「重ね着け(Ueberfaerben)」において、すべてのインキ装置ローラ17を転動接触に切り換え、ドクタブレード付きインキつぼ10をアニロックスローラ4に当て付ける。インキ液位16を上昇させるために、ドクタブレード付きインキつぼ10の回動背壁12をアニロックスローラ4に向かって回動させる。ドクタブレード付きインキつぼ10から、版胴6の例えば6回転にわたって、インキをアニロックスインキ装置2に供給し、これにより、アニロックスインキ装置2に存在するインキ残像を、供給されたインキの重畳によって一様化する。本来の目的がインキ装置内の層厚の減少にあるにもかかわらず、両インキ装置ローラ17及びならしローラ14を重ね着け工程に含ませることは、矛盾しない。ローラ14,17の貯蔵作用によって、インキは、より長くインキ装置内にとどまり、かつインキは、横方向の擦り動作によってより長くかつより良好に横方向に移動され得る。これにより、企図される残像の消去は、加速される。
【0023】
図3に示した第2の方法ステップにおいて、インキ液位16を刃先15の下に下げる。その結果、ドクタブレード付きインキつぼ10は、回転するアニロックスローラ4から印刷インキを取り去ることができる。インキ液位16の下降は、ドクタブレード11から離れるように回動背壁12を回動させることによりなされる。好ましくは、インキ液位16の下降と同時に、ブリッジローラ9をインキ着けローラ5に当て付ける。その結果、ローラ19,8,9,5,4は、一連のローラ配列を形成している。湿し装置3の浸漬ローラ及び調量ローラ(両者とも符号なし)は、このローラ配列に含まれず、ひいてはインキ消去工程に含まれない。ゴム弾性を有する変形表面を有し、アニロックスローラ4に当接しているインキ装置ローラ17は、アニロックスローラ4のクリーニングを促進する。転動時、インキ装置ローラ17の周表面は、アニロックスローラ4のスクリーン状の凹部、すなわちセル又はグルーブ内に短時間押し込まれ、凹部から再び出る際に、凹部内にある残留インキを吸い出す。クリーニング中、アニロックスローラ4とインキ着けローラ5との間で維持される接触に基づいて、インキ着けローラ5上になおも存在している印刷インキは、インキ着けローラ5からアニロックスローラ4により取り去られ、アニロックスローラ4からドクタブレード11により掻き取られる。同様に、湿し水着けローラ8及びブリッジローラ9の一緒のクリーニングが実施される。湿し水着けローラ8及びブリッジローラ9から、残留インキは、インキ着けローラ5及びアニロックスローラ4を介してドクタブレード付きインキつぼ10に送られる。インキ着けローラ5及びアニロックスローラ4のクリーニングは、第2の方法ステップ(
図3)では、ドクタブレード11によってのみ実施され、このために洗浄剤は使用されない。これにより、洗浄剤が、ドクタブレード付きインキつぼ10内に貯蔵された印刷インキ13内に混入し、印刷インキ13を汚染してしまうことはない。
【0024】
図3に示した第2の方法ステップにおいて、ドクタブレード11は、アニロックスローラ4に当接し、同時にインキ着けローラ5は、アニロックスローラ4に当接しているものの、版胴6には当接していない。ブリッジローラ9は、インキ着けローラ5に当接していると同時に、湿し水着けローラ8に当接している。湿し水着けローラ8は、湿し水ならしローラ19に当接している。アニロックスインキ装置2からは、ブリッジローラ9を介して、インキが湿し装置3に侵入する。しかし、このインキは、湿し水着けローラ8及び湿し水ならしローラ19だけに侵入し、湿し装置3の、湿し水着けローラ8から引き離された調量ローラ及び調量ローラに当接した浸漬ローラには侵入しない。湿し装置3に侵入したインキは、湿し装置3に存在するエマルジョンプロフィールに重畳する。湿し装置3内の、ブリッジローラ9及び湿し水ならしローラ19によって起こされる横方向の擦り動作により、侵入したインキは、やはり横方向に移動され、ブリッジローラ9を介してインキ着けローラ5に、移動された状態で分割されて戻される。
図3に示した第2の方法ステップ「インキ消去」は、版胴6の約100〜150回転(機械回転数)にわたって実施される。このインキ消去は、機械速度が上がれば上がるほど悪化するので、印刷機の、方法を制御する電子式の制御装置内で、インキ消去のために、例えば9000回転の上限速度が設定されている。
【0025】
総括すると、関与する構成部材の切り換え位置は、両方法ステップにおいて、以下のように規定可能である。両方法ステップ「重ね着け(
図2)」及び「インキ消去(
図3)」時、ドクタブレード付きインキつぼ10は、アニロックスローラ4に当て付けられており、インキ着けローラ5は、アニロックスローラ4に当て付けられており、インキ装置ローラ17は、アニロックスローラ4に当て付けられている。「重ね着け(
図2)」時、回動背壁12は、刃先15を超えるようにインキ液位16を押し上げるべく、ドクタブレード11に向かって移動されており、かつブリッジローラ9は、インキ着けローラ5から引き離されている。「インキ消去(
図3)」時、回動背壁12は、インキ液位16を刃先15より下の液位に下げるべく、ドクタブレード11から引き戻されており、かつブリッジローラ9は、インキ着けローラ5に当て付けられている。
【0026】
両方法ステップを含む方法により、前の印刷ジョブによって惹起されるゴーストは、迅速かつ根本的に、ローラ表面から除去される。その結果、ゴーストが次の印刷ジョブの開始時に損紙を引き起こすことはない。
【符号の説明】
【0027】
1 印刷機、 2 アニロックスインキ装置、 3 湿し装置、 4 アニロックスローラ、 5 インキ着けローラ、 6 版胴、 7 ゴム胴、 8 湿し水着けローラ、 9 ブリッジローラ、 10 ドクタブレード付きインキつぼ、 11 ドクタブレード、 12 回動背壁、 13 印刷インキ、 14 ならしローラ、 15 刃先、 16 インキ液位、 17 インキ装置ローラ、 18 アニロックス印刷ユニット、 19 湿し水ならしローラ