(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6192802
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】移動端末のユーザ情報交換の方法、装置及び端末
(51)【国際特許分類】
H04M 1/00 20060101AFI20170828BHJP
H04M 1/2745 20060101ALI20170828BHJP
H04W 84/12 20090101ALI20170828BHJP
H04W 8/18 20090101ALI20170828BHJP
【FI】
H04M1/00 Q
H04M1/2745
H04W84/12
H04W8/18
【請求項の数】11
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-504448(P2016-504448)
(86)(22)【出願日】2013年7月15日
(65)【公表番号】特表2016-519878(P2016-519878A)
(43)【公表日】2016年7月7日
(86)【国際出願番号】CN2013079418
(87)【国際公開番号】WO2013182135
(87)【国際公開日】20131212
【審査請求日】2015年9月29日
(31)【優先権主張番号】201310106737.7
(32)【優先日】2013年3月29日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】509024525
【氏名又は名称】ゼットティーイー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100091096
【弁理士】
【氏名又は名称】平木 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100105463
【弁理士】
【氏名又は名称】関谷 三男
(74)【代理人】
【識別番号】100101063
【弁理士】
【氏名又は名称】松丸 秀和
(72)【発明者】
【氏名】フー,ボー
【審査官】
山岸 登
(56)【参考文献】
【文献】
特開2009−194747(JP,A)
【文献】
特開2012−044638(JP,A)
【文献】
特開2006−086959(JP,A)
【文献】
特表2013−506318(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04M 1/00
1/24− 3/00
3/16− 3/20
3/38− 3/58
7/00− 7/16
11/00−11/10
99/00
H04W 4/00− 8/24
8/26−16/32
24/00−28/00
28/02−72/02
72/04−74/02
74/04−74/06
74/08−84/10
84/12−88/06
88/08−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第2の移動端末がワイヤレスフィデリティwifi検索により、第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を得ており、前記第1の移動端末のユーザ情報が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名に設定され、前記第1の移動端末のユーザ情報がユーザ名及び前記第1の移動端末の移動端末番号を含むことと、
前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得ることと、
前記第1の移動端末のユーザ情報を連絡先情報として前記第2の移動端末に保存することと、を含む移動端末のユーザ情報交換の方法。
【請求項2】
前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得るステップは、
前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であるかどうかを判断することと、
解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であれば、前記wifiホットスポットの共有名から前記第1の移動端末のユーザ情報を取得することと、を含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の移動端末のユーザ情報を連絡先情報として前記第2の移動端末に保存するステップは、
前記第2の移動端末が、得られた第1の移動端末のユーザ情報と前記第2の移動端末におけるすべてのユーザ情報とを比較することと、
前記第2の移動端末に前記第1の移動端末のユーザ情報がなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報を前記連絡先情報として前記第2の移動端末に保存することと、を含む請求項2に記載の方法。
【請求項4】
情報を送信するための第1の移動端末がそのユーザ情報をそのワイヤレスフィデリティwifiホットスポットの共有名に設定し、前記第1の移動端末のwifiホットスポット共有機能を起動することと、
第2の移動端末がワイヤレスフィデリティwifi検索により、前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を得ており、前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のユーザ情報を連絡先情報として保存し、前記第1の移動端末のユーザ情報がユーザ名及び前記第1の移動端末の移動端末番号を含むことと、を含む移動端末のユーザ情報交換の方法。
【請求項5】
前記情報を送信するための第1の移動端末がそのユーザ情報をそのwifiホットスポットの共有名に設定するステップは、
前記情報を送信するための第1の移動端末がその元のwifiホットスポットの共有名を保存し、且つユーザ情報をプリセットの標準フォーマットに応じてそのwifiホットスポットの共有名に設定することを含み、
前記プリセットの標準フォーマットが、特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号である請求項4に記載の方法。
【請求項6】
wifi検索により、第1の移動端末のワイヤレスフィデリティwifiホットスポットの共有名を得ており、前記第1の移動端末のユーザ情報が前記第1の移動端末のワイヤレスフィデリティwifiホットスポットの共有名に設定され、前記第1の移動端末のユーザ情報がユーザ名及び前記第1の移動端末の移動端末番号を含むように設定される移動端末検索モジュール、
前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、前記第1の移動端末のユーザ情報を得るように設定される移動端末解析モジュール、
前記第1の移動端末のユーザ情報を連絡先情報として保存するように設定される移動端末記憶モジュール、を備える移動端末のユーザ情報交換の装置。
【請求項7】
前記移動端末解析モジュールは、
前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であるかどうかを判断するように設定される判断ユニット、
解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であれば、前記wifiホットスポットの共有名から前記第1の移動端末のユーザ情報を取得するように設定される取得ユニット、を備える請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記移動端末記憶モジュールは、
得られた第1の移動端末のユーザ情報とローカル移動端末におけるすべてのユーザ情報とを比較するように設定される比較ユニット、
前記ローカル移動端末に前記第1の移動端末のユーザ情報がなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報を連絡先情報として前記ローカル移動端末に保存するように設定される記憶ユニット、を備える請求項7に記載の装置。
【請求項9】
請求項6〜8のいずれか一項に記載の移動端末のユーザ情報交換の装置を備える移動端末。
【請求項10】
ローカル移動端末の元のwifiホットスポットの共有名を記憶するように設定される記憶ユニット、
前記ローカル移動端末のユーザ情報を、特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号であるプリセットの標準フォーマットに応じて前記ローカル移動端末のwifiホットスポットの共有名に設定し、第2の移動端末がワイヤレスフィデリティwifi検索により、前記ローカル移動端末のwifiホットスポットの共有名を得ており、前記第2の移動端末が前記ローカル移動端末のユーザ情報を連絡先情報として保存し、前記ローカル移動端末のユーザ情報がユーザ名及び前記ローカル移動端末の移動端末番号を含むように設定される設定ユニット、
前記ローカル移動端末のwifiホットスポット共有機能を起動するように設定される制御ユニット、を備える移動端末のユーザ情報交換の装置。
【請求項11】
請求項10に記載の移動端末のユーザ情報交換の装置を備える移動端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は無線通信分野に関し、特に移動端末のユーザ情報交換の方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
関連する端末オペレーティングシステムにおいて、連絡先の追加はいずれも手動入力で行われるので、速度が遅くて入力エラーが発生しやすい問題がある。多くの人がパーティーをしている時、互いに相手の連絡先を追加する必要がある場合、1つのキーを押してwifiを起動してホットスポットを有効にして済む。次にスキャン要求を開始し、wifiホットスポットの共有名を介して相手先の名称及び連絡先を自分の携帯電話に加え、このように連絡先の追加に利便性を提供し、多くの入力などの操作を省略する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施例は、wifiホットスポットを起動することにより、wifiホットスポットの名称に基づいて連絡先情報を追加する、移動端末のユーザ情報交換の方法、装置及び端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例の一側面では、移動端末のユーザ情報交換の方法を提供しており、当該方法は、
第2の移動端末がワイヤレスフィデリティwifi検索により、第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を得るステップと、
前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得るステップと、
前記第1の移動端末のユーザ情報を保存するステップと、を含む。
【0005】
好ましくは、前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得るステップは、
前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であるかどうかを判断することと、
解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であれば、前記wifiホットスポットの共有名から前記第1の移動端末のユーザ情報を取得することと、を含む。
【0006】
好ましくは、前記第1の移動端末のユーザ情報を保存するステップは、
前記第2の移動端末が得られた第1の移動端末のユーザ情報と前記第2の移動端末におけるすべてのユーザ情報とを比較することと、
前記第2の移動端末において前記第1の移動端末のユーザ情報がなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報を前記第2の移動端末のユーザ情報に保存することと、を含む。
【0007】
本発明の実施例の一側面では、移動端末のユーザ情報交換の方法を提供しており、当該方法は、情報を送信するための第1の移動端末がそのユーザ情報をそのwifiホットスポットの共有名に設定し、そのwifiホットスポット共有機能を起動することを含む。
【0008】
好ましくは、前記情報を送信するための第1の移動端末がそのユーザ情報をそのwifiホットスポットの共有名に設定するステップは、
前記情報を送信するための第1の移動端末がその元のwifiホットスポットの共有名を保存し、且つユーザ情報をプリセットの標準フォーマットに応じてそのwifiホットスポットの共有名に設定することを含み、
そのうち、前記プリセットの標準フォーマットは、特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号である。
【0009】
本発明の実施例の別の側面では、移動端末のユーザ情報交換の装置を提供しており、当該装置は、
第1の移動端末のユーザ情報を取得する第2の移動端末がwifi検索により、第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を得るように設定される移動端末検索モジュール、
前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得るように設定される移動端末解析モジュール、
前記第1の移動端末のユーザ情報を保存するように設定される移動端末記憶モジュール、を備える。
【0010】
好ましくは、前記移動端末解析モジュールは、
前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であるかどうかを判断するように設定される判断ユニット、
解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であれば、前記wifiホットスポットの共有名から前記第1の移動端末のユーザ情報を取得するように設定される取得ユニット、を備える。
【0011】
好ましくは、前記移動端末記憶モジュールは
得られた第1の移動端末のユーザ情報とローカル移動端末におけるすべてのユーザ情報とを比較するように設定される比較ユニット、
前記ローカル移動端末のユーザ情報において前記第1の移動端末のユーザ情報がなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報を前記ローカル移動端末のユーザ情報に保存するように設定される記憶ユニット、を備える。
【0012】
本発明の実施例の別の側面では、上記の移動端末のユーザ情報交換の装置を備える移動端末を提供する。
【0013】
本発明の実施例の別の側面では、移動端末のユーザ情報交換の装置を提供しており、当該装置は、
ローカル移動端末の元のwifiホットスポットの共有名を記憶するように設定される記憶ユニット、
前記ローカル移動端末のユーザ情報を、特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号であるプリセットの標準フォーマットに応じて前記ローカル移動端末のwifiホットスポットの共有名に設定するように設定される設定ユニット、
前記ローカル移動端末のwifiホットスポット共有機能を起動するように設定される制御ユニット、を備える。
【0014】
本発明の実施例の別の側面では、上記の移動端末のユーザ情報交換の装置を備える移動端末を提供する。
【発明の効果】
【0015】
関連技術に比べて、本発明の有益な効果は、
本発明の実施例はwifiホットスポットを起動することにより、wifiホットスポットの名称に基づいて連絡先情報を追加する操作を行い、ユーザが情報を入力するステップを省略し、ユーザに利便性をもたらし、時間を節約することである。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】
図1は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換の方法のフローチャートである。
【
図2】
図2は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換の装置(一)の模式図である。
【
図3】
図3は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換の装置(二)の模式図である。
【
図4】
図4は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照しながら、本発明の好適的な実施例を詳しく説明する。ただし、以下に説明する好適な実施例は、本発明の実施例を説明して解釈するためのものに過ぎず、本発明の実施例を限定するものではないことを理解すべきである。
【0018】
図1は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換の方法のフローチャートであり、
図1に示すように、
ステップS101:第1の移動端末のユーザ情報を取得するための第2の移動端末がwifi検索により、第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を得るステップ、
ステップS102:前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得るステップ、
ステップS103:前記第1の移動端末のユーザ情報を保存するステップ、
を含む。
【0019】
本発明の実施例では、情報を送信するための第1の移動端末がそのユーザ情報をそのwifiホットスポットの共有名に設定し、そのwifiホットスポット共有機能を起動することを更に含む。
【0020】
本発明の実施例では、前記情報を送信するための第1の移動端末がそのユーザ情報をそのwifiホットスポットの共有名に設定するステップは、前記情報を送信するための第1の移動端末がその元のwifiホットスポットの共有名を保存し、且つユーザ情報をプリセットの標準フォーマットに応じてそのwifiホットスポットの共有名に設定することを含み、そのうち、前記プリセットの標準フォーマットは、特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号である。
【0021】
本発明の実施例では、前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得るステップは、前記第2の移動端末が前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であるかどうかを判断することと、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であれば、第1の移動端末のユーザ情報を得ることと、を含む。
【0022】
そのうち、前記第1の移動端末のユーザ情報を保存するステップは、前記第2の移動端末が得られた第1の移動端末のユーザ情報と前記第2の移動端末におけるすべてのユーザ情報とを比較することと、前記第2の移動端末において前記第1の移動端末のユーザ情報がなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報を前記第2の移動端末のユーザ情報に保存し、又は前記第2の移動端末のユーザ情報において前記第1の移動端末のユーザ情報のユーザ名があれば、ユーザ情報の移動端末番号が存在するかどうかを比較し、存在しなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報の移動端末番号を前記第2の移動端末のユーザ情報に保存し、又は前記第1の移動端末のユーザ情報を更に追加して記憶するようにユーザに注意させることと、を含む。
【0023】
そのうち、前記第1の移動端末及び前記第2の移動端末は無線アクセスポイントAP(AP:Access Point)機能を持つ移動端末である。
【0024】
図2は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換の装置(一)の模式図であり、
図2に示すように、wifi検索により、第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を得るように設定される移動端末検索モジュール201と、前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、第1の移動端末のユーザ情報を得るように設定される移動端末解析モジュール202と、前記第1の移動端末のユーザ情報を保存するように設定される移動端末記憶モジュール203と、を備える。
【0025】
そのうち、前記移動端末解析モジュール202は、前記第1の移動端末のwifiホットスポットの共有名を解析することにより、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であるかどうかを判断するように設定される判断ユニットと、解析したwifiホットスポットの共有名がプリセットの標準フォーマットと合致するwifiホットスポットの共有名であれば、前記wifiホットスポットの共有名から前記第1の移動端末のユーザ情報を取得するように設定される取得ユニットと、を備える。
【0026】
そのうち、前記移動端末記憶モジュール203は、前記第2の移動端末が得られた第1の移動端末のユーザ情報と前記第2の移動端末におけるすべてのユーザ情報とを比較するように設定される比較ユニットと、前記第2の移動端末のユーザ情報において前記第1の移動端末のユーザ情報がなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報を前記第2の移動端末のユーザ情報に保存し、又は前記第2の移動端末のユーザ情報において前記第1の移動端末のユーザ情報のユーザ名があれば、ユーザ情報の移動端末番号が存在するかどうかを比較し、存在しなければ、前記第1の移動端末のユーザ情報の移動端末番号を前記第2の移動端末のユーザ情報に保存し、又は前記第1の移動端末のユーザ情報を更に追加して記憶するようにユーザに注意させるように設定される記憶ユニットと、を備える。
【0027】
また、本発明の実施例は、上記の移動端末のユーザ情報交換の装置を備える端末を更に提供する。
【0028】
図3は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換の装置(二)の模式図であり、
図3に示すように、ローカル移動端末がユーザ情報をそのwifiホットスポットの共有名に設定し、そのwifiホットスポット共有機能を起動するように設定される移動端末情報共有モジュールを備える。
【0029】
そのうち、前記移動端末情報共有モジュールは、前記ローカル移動端末の元のwifiホットスポットの共有名を記憶するように設定される記憶ユニット301と、前記ローカル移動端末のユーザ情報を、特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号であるプリセットの標準フォーマットに応じて前記ローカル移動端末のwifiホットスポットの共有名に設定するように設定される設定ユニット302と、前記ローカル移動端末のwifiホットスポット共有機能を起動するように設定される制御ユニット303と、を備える。
【0030】
また、本発明の実施例は、上記の移動端末のユーザ情報交換の装置を備える端末を更に提供する。
【0031】
図4は、本発明の実施例に係る移動端末のユーザ情報交換のフローチャートであり、
図4に示すように、
ステップS401:システムがwifi装置を有効にした状態にあることを確保し、wifi装置を無効にすると、wifiを起動し、回復するように状態を記録するステップ、
ステップS402:元のwifiホットスポットの共有名を保存し、wifiホットスポットの共有名を、特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号に変更するステップ、
ステップS403:システムがwifiホットスポット共有を有効にした状態にあることを確保し、wifiホットスポット共有を無効にすると、回復するように有効にして状態を記録するステップ、
ステップS404:短い時間(例えば10s)を待ってwifi検索を行い始めるステップ、
ステップS405:命名規則と合致するwifi装置を検索すると、プリセット規則に従って該名称を解析し、ユーザ名+移動端末番号を抽出し、連絡先において同名があるかどうかを検査し、同名がなければ、直接に連絡先モジュールにより連絡先を追加し、同名があれば、番号の有無を検査し、なければ、移動端末番号として追加し、あれば、何もしないステップ、
ステップS406:ユーザがwifi検索を行い続けるかどうかを判断し、そうであれば、ステップS404を繰り返し、そうではなければ、次の操作を行うステップ、
ステップS407:検索が終了し、還元操作を行うようにユーザに注意させるステップ、
を含む。
【0032】
その還元操作は、wifiホットスポット名を回復することと、wifiホットスポット共有を無効にする(必要である場合)ことと、wifiを無効にする(必要である場合)ことと、を含む。
【0033】
本発明の実施例では、ユーザ移動端末は名刺を交換する必要がある場合、プログラムが自動的に自分のwifiホットスポットの共有名を「特殊文字+ユーザ名+特殊文字+移動端末番号」に設定し、移動端末でのwifiホットスポット共有を有効にする。短い時間を待って検索プロセスを開始する。命名標準と合致するwifi装置を検出した後、ユーザ名及び移動端末番号を解析してユーザとして追加する。全体の過程では、実際にwifiを接続することなく、簡単なwifi検索を行って済む。さらに、該機能を無効にした後、wifiは起動前の状態に回復することができる。
【0034】
上記のように、本発明の実施例はwifiホットスポットを起動することにより、wifiホットスポットの共有名に基づいて相手先の名称及び連絡先を自分の携帯電話に加え、このように、人々に利便性を提供し、時間を節約する。
【0035】
以上は本発明を詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者は、本発明の原理に基づいて様々な修正を行うことができる。従って、本発明の原理に従って行った修正はいずれも本発明の保護範囲に属することを理解すべきである。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明の実施例はwifiホットスポットを起動することにより、wifiホットスポットの名称に基づいて連絡先情報を追加する操作を行い、ユーザが情報を入力するステップを省略し、ユーザに利便性をもたらし、時間を節約する。