特許第6193065号(P6193065)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6193065
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】コンバイン
(51)【国際特許分類】
   A01F 12/46 20060101AFI20170828BHJP
   A01D 67/00 20060101ALI20170828BHJP
【FI】
   A01F12/46
   A01D67/00 A
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-184803(P2013-184803)
(22)【出願日】2013年9月6日
(65)【公開番号】特開2015-50957(P2015-50957A)
(43)【公開日】2015年3月19日
【審査請求日】2016年5月31日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001878
【氏名又は名称】三菱マヒンドラ農機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100085394
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 哲夫
(74)【代理人】
【識別番号】100165456
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 佑子
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 竜平
(72)【発明者】
【氏名】石田 健之
【審査官】 小島 洋志
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−210030(JP,A)
【文献】 特開2000−188941(JP,A)
【文献】 特開平09−271256(JP,A)
【文献】 特開2009−011193(JP,A)
【文献】 特開2003−018912(JP,A)
【文献】 特開2007−074931(JP,A)
【文献】 特開平11−113376(JP,A)
【文献】 特開平11−009073(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01D67/00
A01F12/46
A01F12/50
A01F12/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体の前部で茎稈を刈り取る前処理部と、
機体の一側部に配置され、茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部と、
機体の他側部に配置される穀粒タンクと、
脱穀部と穀粒タンクとの間に立設され、選別された穀粒を脱穀部から穀粒タンクに搬送する揚穀筒と、
穀粒タンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガと、
旋回動作可能な排出オーガの横パイプを格納位置で支持するオーガ受けと、
穀粒タンクの前方に配置される運転部と、
運転部の一側部に配置され、各種の操作具が配置されるサイドパネルフレームと、
前記排出オーガの動力伝動経路に介設される排出クラッチと、
排出クラッチを入り/切り操作する排出クラッチレバーとを備え、前記サイドパネルフレームを機体フレームに連結支持したコンバインにおいて、
前記オーガ受けを、排出オーガの横パイプを支持する受け部と、該受け部から下方に延出する支柱部とで構成するとともに、
支柱部の下側を、サイドパネルフレームと揚穀筒を連結する連結フレームで支持し、支柱部の上側を、排出クラッチレバーの取付け部材に兼用される連結部材を介して揚穀筒に連結支持したことを特徴とするコンバイン。
【請求項2】
前記連結部材を、曲げ加工されたプレート部材で構成し、排出クラッチレバーの取付け部材と、該レバーのレバーガイドに兼用したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記排出クラッチレバーを、オーガ受けと脱穀部との間の空間に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記排出クラッチレバーと排出クラッチのベルトテンションアームをワイヤを介して連繋するとともに、ワイヤが挿通されるアウタをオーガ受けに取付支持したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンバイン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、旋回動作可能な排出オーガの横パイプを格納位置で支持するオーガ受けを備えたコンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、排出オーガを備えるコンバインには、旋回動作可能な排出オーガの横パイプを格納位置で支持するオーガ受けが設けられている。オーガ受けは、排出オーガの横パイプを支持するV字またはU字状の受け部と、該受け部から下方に延出する支柱部とを備えて構成されており、支柱部が機体に連結支持される(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−253046号公報
【特許文献2】特開2003−210030号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のコンバインでは、オーガ受けの一部を、脱穀部を覆う脱穀カバーで支持する構造となっていたので、オーガ受けの支持強度を確保するために、脱穀カバーを強固に構成する必要があり、構造の複雑化やコストアップを招くという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、機体の前部で茎稈を刈り取る前処理部と、機体の一側部に配置され、茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部と、機体の他側部に配置される穀粒タンクと、脱穀部と穀粒タンクとの間に立設され、選別された穀粒を脱穀部から穀粒タンクに搬送する揚穀筒と、穀粒タンク内の穀粒を機外に排出する排出オーガと、旋回動作可能な排出オーガの横パイプを格納位置で支持するオーガ受けと、穀粒タンクの前方に配置される運転部と、運転部の一側部に配置され、各種の操作具が配置されるサイドパネルフレームと、前記排出オーガの動力伝動経路に介設される排出クラッチと、排出クラッチを入り/切り操作する排出クラッチレバーとを備え、前記サイドパネルフレームを機体フレームに連結支持したコンバインにおいて、前記オーガ受けを、排出オーガの横パイプを支持する受け部と、該受け部から下方に延出する支柱部とで構成するとともに、支柱部の下側を、サイドパネルフレームと揚穀筒を連結する連結フレームで支持し、支柱部の上側を、排出クラッチレバーの取付け部材に兼用される連結部材を介して揚穀筒に連結支持したことを特徴とするコンバインである。
請求項2の発明は、前記連結部材を、曲げ加工されたプレート部材で構成し、排出クラッチレバーの取付け部材と、該レバーのレバーガイドに兼用したことを特徴とする請求項1に記載のコンバインである。
請求項3の発明は、前記排出クラッチレバーを、オーガ受けと脱穀部との間の空間に配置したことを特徴とするコンバインである。
請求項4の発明は、前記排出クラッチレバーと排出クラッチのベルトテンションアームをワイヤを介して連繋するとともに、ワイヤが挿通されるアウタをオーガ受けに取付支持したことを特徴とするコンバインである。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、オーガ受けを脱穀カバーで支持することなく、サイドパネルフレームと揚穀筒で支持するようにしたので、脱穀カバーを強固に構成しなくても、オーガ受けの支持強度を確保することができる。
また、請求項2の発明によれば、連結部材を、曲げ加工されたプレート部材で構成し、排出クラッチレバーの取付部材と、該レバーのレバーガイドに兼用したので、部品の兼用化によって構造の簡略化やコストダウンが図れる。
また、請求項3の発明によれば、排出クラッチレバーを、オーガ受けと脱穀部との間の空間に配置したので、穀粒タンク容量を減らすことなく、排出クラッチレバーをコンパクトに配置できる。
また、請求項4の発明によれば、排出クラッチレバーと排出クラッチのベルトテンションアームをワイヤを介して連繋するとともに、ワイヤが挿通されるアウタをオーガ受けに取付支持したので、オーガ受け、連結部材、排出クラッチレバー及びワイヤをアッセンブリとして取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】コンバインの左側面図である。
図2】コンバインの平面図である。
図3】コンバインの右側面図である。
図4】コンバインの正面図である。
図5】コンバインの伝動図である。
図6】オーガ受けの支持構造を示すコンバインの斜視図である。
図7】オーガ受けの支持構造を示す要部側面図である。
図8】オーガ受け周辺の正面図である。
図9】オーガ受け周辺の斜視図である。
図10】オーガ受けを取り外した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1図4において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、機体の前部で茎稈を刈り取る前処理部2と、機体の一側部(本実施形態では左側部)に配置され、茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、機体の他側部(本実施形態では右側部)に配置される穀粒タンク4と、脱穀部3と穀粒タンク4との間に立設され、選別された穀粒を脱穀部3から穀粒タンク4に揚上搬送する揚穀筒5と(図6以降を参照)、穀粒タンク4内の穀粒を機外に排出する排出オーガ6と、脱穀済みの排藁を後処理する後処理部7と、運転席8や各種の操作具が配置される運転部9と、クローラ式の走行部10とを備えて構成されている。
【0009】
穀粒タンク4の下部には、前後を向く横ラセン4a(図5参照)が内装されており、該横ラセン4aの回転駆動に応じて穀粒タンク4内の穀粒が穀粒タンク4の後下端部から排出される。穀粒タンク4の後下端部には、排出オーガ6の縦パイプ11が旋回自在に連結されており、さらに、縦パイプ11の上端部に排出オーガ6の横パイプ12が上下昇降自在に連結されている。縦パイプ11及び横パイプ12には、横ラセン4aと同等のラセン搬送体11a、12a(図5参照)が内装されており、これらのラセン搬送体11a、12aが横ラセン4aと一連状に回転駆動されることで、穀粒タンク4内の穀粒が縦パイプ11を経由して横パイプ12に搬送されるとともに、横パイプ12の先端部に形成される排出口13から機外に排出されるようになっている。
【0010】
横パイプ12は、昇降シリンダ14の駆動に応じて任意の昇降位置に操作でき、また、旋回モータ15(図6参照)の駆動に応じて任意の旋回位置に操作することが可能であるが、穀粒排出時以外(路上走行時、作業走行時、機体格納時など)においては、機体上の所定の格納位置に格納されるようになっている。この格納位置は、図2に示すように、コンバイン1の右後端と左前端とを結ぶ対角線に沿う位置であり、運転部9の左後方には、格納位置にある横パイプ12を受け止め支持する正面視V字状のオーガ受け16が配置されている。なお、本実施形態の横パイプ12は、その中間部で折り畳み自在に構成されているが、折り畳み不能な横パイプであってもよい。
【0011】
運転部9には、各種の操作具を配置するためのフロントパネルフレーム17やサイドパネルフレーム18が設けられている。フロントパネルフレーム17は、運転席8の前方に設けられ、操向操作具及び前処理昇降操作具に兼用されるマルチステアリングレバー19などの操作具が配置される。また、サイドパネルフレーム18は、運転席8の左側方に設けられ、主変速レバー20、ナローガイド操作レバー21などの操作具が配置される。サイドパネルフレーム18は、図示しない機体フレームに連結支持された強固な部材であり、本実施形態では、平面視で前後方向に長い長方形のプレート部材でサイドパネルフレーム18を構成している。
【0012】
運転部9の下方には、エンジン22が搭載されている。図5に示すように、エンジン22の動力は、前処理部2、脱穀部3、穀粒タンク4、排出オーガ6、後処理部7及び走行部10に伝動される。エンジン22から穀粒タンク4の横ラセン4aに至る動力伝動経路には、ベルトテンション式クラッチからなる排出クラッチ24が介設されており、該排出クラッチ24の入り操作に応じて、横ラセン4a及び排出オーガ6のラセン搬送体11a、12aが回転駆動されることにより、穀粒タンク4内の穀粒が縦パイプ11を経由して横パイプ12に搬送され、横パイプ12の排出口13から機外に排出される。
【0013】
つぎに、本発明の要部であるオーガ受け16の支持構造について、図6以降を参照して説明する。
【0014】
オーガ受け16は、排出オーガ6の横パイプ12を支持する受け部16aと、該受け部16aから下方に延出する支柱部16bと、支柱部16bの下端部に溶着されるベースプレート16cとを備えて構成されている。本発明の実施形態に係るコンバイン1では、オーガ受け16を機体側で連結支持するにあたり、サイドパネルフレーム18と揚穀筒5を連結する連結フレーム25で支柱部16bの下側を支持し、支柱部16bの上側を連結部材26を介して揚穀筒5で連結支持している。つまり、オーガ受け16を脱穀部3を覆う脱穀カバーで支持することなく、サイドパネルフレーム18と揚穀筒5で支持することにより、脱穀カバーを強固に構成しなくても、オーガ受け16の支持強度を確保することが可能になる。
【0015】
本実施形態の連結フレーム25は、前後方向に沿ってサイドパネルフレーム18と機体後部フレーム27を連結する一本のパイプフレームで構成されており、その中間部で揚穀筒5の高さ方向中間位置を強固に連結支持している。そして、連結フレーム25の前端側上部には、連結プレート25aが溶着されており、ここにオーガ受け16のベースプレート16cがボルト、ナットなどの締結具を用いて着脱自在に連結支持される。なお、揚穀筒5の上端側は、上部連結フレーム28を介して排出オーガ6の縦パイプ支持部側に連結支持されている。
【0016】
ところで、排出オーガ6の横パイプ12は、前述したように、コンバイン1の右後端と左前端とを結ぶ対角線に沿うように平面視傾斜姿勢で格納されるため、図2に示すように、オーガ受け16の位置が後側に行くほど、オーガ受け16が右側に寄り、穀粒タンク4の容量を圧迫することになる。しかしながら、オーガ受け16の支柱部16bは、サイドパネルフレーム18と揚穀筒5を連結する連結フレーム25で支持されているので、連結フレーム25に対する支柱部16bの連結位置を前側にすると、サイドパネルフレーム18に配置されているナローガイド操作レバー21などの操作具の操作を妨げる惧れがある。そこで、本実施形態では、支柱部16bの下部16dが後方に位置しつつ、支柱部16bの上部16eが前方に位置するように支柱部16bを曲げ形成している。これにより、サイドパネルフレーム18に配置されているナローガイド操作レバー21などの操作具の操作を妨げることなく、オーガ受け16の受け部16aを可及的に前側に位置させ、穀粒タンク4の容量を確保することができる。
【0017】
本実施形態の連結部材26は、正面視逆L字状に曲げ加工されたプレート部材で構成されており、支柱部16bの上側と一体的に溶着されている。一方、揚穀筒5の上側には、前方に突出する固定部材5aが溶着されており、この固定部材5aに対して連結部材26がボルト、ナットなどの締結具を用いて着脱自在に連結される。
【0018】
また、本実施形態の連結部材26は、排出クラッチ24を入り/切り操作する排出クラッチレバー29の取付部材と、該レバー29のレバーガイドに兼用されている。具体的には、連結部材26の側板部26aに対し、左右方向を向くレバー支軸29aを介して上下回動自在(前後回動自在)に排出クラッチレバー29を取り付け、連結部材26の側板部26aと天板部26bとの間に形成されるガイド溝26cで排出クラッチレバー29の操作方向をガイドしている。
【0019】
連結部材26に取り付けられた排出クラッチレバー29は、図8に示すように、オーガ受け16と脱穀部3との間の空間に配置される。このようにすると、オーガ受け16と穀粒タンク4との間に排出クラッチレバー29を配置する場合のように穀粒タンク4の容量を圧迫する惧れがないので、穀粒タンク4の容量を減らすことなく、排出クラッチレバー29をコンパクトに配置することが可能になる。
【0020】
また、本実施形態では、連結部材26の前端部に、前低後高状に傾斜するスイッチパネル30を設け、該スイッチパネル30に、排出オーガ6に関する操作具(図示せず)を配置している。排出オーガ6に関する操作具としては、排出オーガ6を旋回操作するオーガ旋回操作具、排出オーガ6を昇降操作するオーガ昇降操作具、オーガ自動制御を起動又は停止操作するオーガ自動制御操作具などが含まれる。そして、スイッチパネル30に取り付けられた操作具の配線は、連結部材26の天板部26bで覆われる。
【0021】
スイッチパネル30は、連結部材26の前部開口を覆うように、側板部26a及び天板部26bの先端部に固定される。このとき、スイッチパネル30と側板部26aとの間に、ガイド溝26cに連続する隙間を確保することにより、スイッチパネル30も排出クラッチレバー29のレバーガイドに兼用される。
【0022】
本実施形態の排出クラッチレバー29は、排出クラッチ24のベルトテンションアーム24aとワイヤ31を介して連繋され、排出クラッチレバー29によるワイヤ31の引き操作や緩み操作に応じて排出クラッチ24が入り/切りされる。ワイヤ31は、アウタ32に挿通されており、アウタ32の両端部が適所に設けられたアウタ受け33、34に取付支持される。本実施形態では、アウタ32の両端部のうち、排出クラッチレバー29側の端部を、アウタ受け16の支柱部16bに溶着したアウタ受け33で取付支持する一方、排出クラッチ24側の端部を、揚穀筒5に着脱自在に設けられたアウタ受け34で取付支持している。このようにすると、図10に示すように、オーガ受け16、連結部材26、排出クラッチレバー29及びワイヤ31(アウタ32を含む)をアッセンブリとして取り扱うことができ、アッセンブリとしての着脱作業が容易になる。
【0023】
叙述の如く構成された本実施形態によれば、機体の前部で茎稈を刈り取る前処理部2と、機体の一側部に配置され、茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、機体の他側部に配置される穀粒タンク4と、脱穀部3と穀粒タンク4との間に立設され、選別された穀粒を脱穀部3から穀粒タンク4に搬送する揚穀筒5と、穀粒タンク4内の穀粒を機外に排出する排出オーガ6と、旋回動作可能な排出オーガ6の横パイプ12を格納位置で支持するオーガ受け16と、穀粒タンク4の前方に配置される運転部9と、運転部9の一側部に配置され、各種の操作具が配置されるサイドパネルフレーム18とを備え、該サイドパネルフレーム18を機体フレームに連結支持したコンバイン1において、オーガ受け16を、排出オーガ6の横パイプ12を支持する受け部16aと、該受け部16aから下方に延出する支柱部16bとで構成するとともに、サイドパネルフレーム18と揚穀筒5を連結する連結フレーム25で支柱部16bの下側を支持し、支柱部16bの上側を連結部材26を介して揚穀筒5で連結支持したので、オーガ受け16を脱穀カバーで支持することなく、サイドパネルフレーム18と揚穀筒5で支持することができ、その結果、脱穀カバーを強固に構成しなくても、オーガ受け16の支持強度を確保することができる。
【0024】
また、排出オーガ6の動力伝動経路に介設される排出クラッチ24と、排出クラッチ24を入り/切り操作する排出クラッチレバー29とを備え、連結部材26を、曲げ加工されたプレート部材で構成し、排出クラッチレバー29の取付部材と、該レバー29のレバーガイドに兼用したので、部品の兼用化によって構造の簡略化やコストダウンが図れる。
【0025】
また、排出クラッチレバー29を、オーガ受け16と脱穀部3との間の空間に配置したので、穀粒タンク4の容量を減らすことなく、排出クラッチレバー29をコンパクトに配置できる。
【0026】
また、排出クラッチレバー29と排出クラッチ24のベルトテンションアーム24aをワイヤ31を介して連繋するとともに、ワイヤ31が挿通されるアウタ32をオーガ受け16に取付支持したので、オーガ受け16、連結部材26、排出クラッチレバー29及びワイヤ31をアッセンブリとして取り扱うことができる。
【符号の説明】
【0027】
1 コンバイン
2 前処理部
3 脱穀部
4 穀粒タンク
5 揚穀筒
6 排出オーガ
7 後処理部
9 運転部
11 縦パイプ
12 横パイプ
16 オーガ受け
16a 受け部
16b 支柱部
18 サイドパネルフレーム
21 ナローガイド操作レバー
24 排出クラッチ
24a ベルトテンションアーム
25 連結フレーム
26 連結部材
26a 側板部
26b 天板部
27 機体後部フレーム
29 排出クラッチレバー
30 スイッチパネル
31 ワイヤ
32 アウタ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10