(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6193265
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】仮想分散アンテナシステム内のデータ伝送
(51)【国際特許分類】
H04W 16/24 20090101AFI20170828BHJP
H04W 92/20 20090101ALI20170828BHJP
H04W 88/08 20090101ALI20170828BHJP
【FI】
H04W16/24
H04W92/20
H04W88/08
【請求項の数】15
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2014-554989(P2014-554989)
(86)(22)【出願日】2013年1月31日
(65)【公表番号】特表2015-510725(P2015-510725A)
(43)【公表日】2015年4月9日
(86)【国際出願番号】US2013024151
(87)【国際公開番号】WO2013116524
(87)【国際公開日】20130808
【審査請求日】2016年1月27日
(31)【優先権主張番号】61/592,747
(32)【優先日】2012年1月31日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】511257056
【氏名又は名称】ダリ システムズ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100137969
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 憲昭
(74)【代理人】
【識別番号】100104824
【弁理士】
【氏名又は名称】穐場 仁
(72)【発明者】
【氏名】ステイプルトン, ショーン, パトリック
(72)【発明者】
【氏名】トラコーヴィック, サーサ
【審査官】
松野 吉宏
(56)【参考文献】
【文献】
特表2007−529926(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2009/0170543(US,A1)
【文献】
特開2006−094446(JP,A)
【文献】
中国特許出願公開第102098080(CN,A)
【文献】
中国特許出願公開第101453799(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 − 7/26
H04W 4/00 − 99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)であって、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の各々が、互いに結合されており前記複数のローカルデジタルアクセス装置の間で信号をルーティングするように動作可能であり、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の各々が、一以上の基地送受信局(BTS)RF接続部を含み、前記複数の基地送受信局RF接続部の各々が、基地送受信局の一以上のセクタのうちの1つに結合されるように動作可能である、複数のローカルデジタルアクセス装置と、
リモート位置に位置する複数のリモートデジタルアクセス装置であって、前記複数のリモートデジタルアクセス装置が互いに結合されており、前記複数のリモートデジタルアクセス装置の間で信号を伝送するように動作可能であり、前記複数のリモートデジタルアクセス装置は前記複数のローカルデジタルアクセス装置と接続される、複数のリモートデジタルアクセス装置と、
を備える、システム。
【請求項2】
前記システムが、前記複数のローカルデジタルアクセス装置に結合されているローカルマルチプレクサ/デマルチプレクサと、前記複数のリモートデジタルアクセス装置に結合されているリモートマルチプレクサ/デマルチプレクサと、をさらに備え、
前記ローカルマルチプレクサ/デマルチプレクサ及び前記リモートマルチプレクサ/デマルチプレクサが、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを介して接続されており、任意選択にて前記ローカルマルチプレクサ/デマルチプレクサ及び前記リモートマルチプレクサ/デマルチプレクサが、CWDMシステム又はDWDMシステムのうちの少なくとも一方を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記複数のローカルデジタルアクセス装置が、少なくとも1つのCWDMマルチプレクサ/デマルチプレクサ及び少なくとも1つの光ファイバを介して前記複数のリモートデジタルアクセス装置に接続されているか、或いは、
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、一以上の光インターフェース又は一以上のRFインターフェースを含むか、或いは任意選択にて
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が一以上の光インターフェースを含む場合に前記一以上の光インターフェースが光入力と光出力とを備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、一以上のRFインターフェースを含む、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記複数のローカルデジタルアクセス装置が、少なくとも1つのDWDM及び少なくとも1つの光ファイバを介して前記複数のリモートデジタルアクセス装置に接続されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
単一のデジタルアクセス装置ポートが、複数の基地送受信局に接続されるように動作可能である、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)であって、前記複数のローカルデジタルアクセス装置が、互いに結合されており、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の間で信号をルーティングするように動作可能であり、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の各々が、基地送受信局(BTS)のセクタからRF信号を受信するように動作可能な一以上のRF入力接続部を有する、複数のローカルデジタルアクセス装置と、
リモート位置に位置する複数のリモートデジタルアクセス装置(DAU)であって、前記複数のリモートデジタルアクセス装置が前記複数のローカルデジタルアクセス装置に結合されており、互いに結合されている、複数のリモートデジタルアクセス装置と、
セルに配置されている複数のデジタルリモート装置(DRU)であって、前記複数のデジタルリモート装置のうちの少なくとも1つが、前記複数のリモートデジタルアクセス装置のうちの少なくとも1つに結合されている、複数のデジタルリモート装置と、
を備える、システム。
【請求項8】
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、マルチプレクサ/デマルチプレクサのセットを使用して前記複数のローカルデジタルアクセス装置に結合されているか、或いは、前記複数のデジタルリモート装置のうちの前記少なくとも1つが、光ファイバを使用して前記複数のリモートデジタルアクセス装置のうちの前記少なくとも1つに結合されている、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記複数のリモートデジタルアクセス装置の各々に結合されているサーバをさらに備える、請求項1又は7に記載のシステム。
【請求項10】
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
複数のセクタ特に3つのセクタを有する第1の基地送受信局であって、前記複数のセクタの各々が、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む、第1の基地送受信局と、
複数のセクタを有する第2の基地送受信局であって、前記複数のセクタの各々が、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む、第2の基地送受信局と、
ローカル位置に位置する第1のローカルデジタルアクセス装置であって、前記第1のローカルデジタルアクセス装置が、RFケーブルを通じて前記第1の基地送受信局の第1のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて前記第2の基地送受信局の第1のセクタのRFポートに接続されている、第1のローカルデジタルアクセス装置と、
ローカル位置に位置する第2のローカルデジタルアクセス装置であって、前記第2のローカルデジタルアクセス装置が、RFケーブルを通じて前記第1の基地送受信局の第2のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて前記第2の基地送受信局の前記第2のセクタのRFポートに接続されている、第2のローカルデジタルアクセス装置と、
前記第1のローカルデジタルアクセス装置及び前記第2のローカルデジタルアクセス装置を接続する通信媒体と、
前記第1のローカルデジタルアクセス装置及び前記第2のローカルデジタルアクセス装置に結合されているマルチプレクサ/デマルチプレクサと、
前記マルチプレクサ/デマルチプレクサと第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサとの間のネットワーク接続と、
リモート位置に位置し、前記第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサに接続されている複数のリモートデジタルアクセス装置であって、前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、互いに及びサーバに結合されている、複数のリモートデジタルアクセス装置と、
を備える、システム。
【請求項11】
前記複数のローカルデジタルアクセス装置又は前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを介して結合されているか、或いは、
前記通信媒体又は前記ネットワーク接続が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は10に記載のシステム。
【請求項12】
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを使用して接続されている、請求項10に記載のシステム。
【請求項13】
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
基地送受信局(BTS)から信号を受信するように動作可能なアンテナと、
前記アンテナに結合されているオフエア中継器と、
前記オフエア中継器に結合されているローカルデジタルアクセス装置(DAU)と、
前記ローカルデジタルアクセス装置に結合されている第1のマルチプレクサ/デマルチプレクサと、
前記第1のマルチプレクサ/デマルチプレクサに結合されている第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサと、
前記第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサに結合されているリモートデジタルアクセス装置と、
を備える、システム。
【請求項14】
前記オフエア中継器が、RF接続を使用して前記アンテナに結合されているか、或いは、前記リモートデジタルアクセス装置のRF接続が、前記オフエア中継器の前記RF接続を複製する、請求項13に記載のシステム。
【請求項15】
前記ローカルデジタルアクセス装置が、光ファイバ接続を使用して前記オフエア中継器に結合されているか、或いは、第2の基地送受信局からRF信号を受信するように動作可能なRF接続部をさらに備える、請求項13に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【0001】
[0001]本出願は、米国特許法第119条(e)に基づき、本明細書においてその開示の全体が参照により本明細書に組み込まれる、「Data Transport in a Virtualized Distributed Antenna System」という名称の、2012年1月31日に出願された米国特許仮出願第61/592,747号の利益を主張する。
【0002】
[0002]分散アンテナシステム(DAS)を採用したワイヤレス通信システムが利用可能である。DASは一般的に、一以上のホスト装置と、光ファイバケーブル又は他の適切な伝送インフラストラクチャと、複数のリモートアンテナ装置とを含む。無線基地局が、基地局ホテル(base station hotel)として一般的に既知のホスト装置の位置に採用されることが多く、DASが、複数のリモートアンテナ装置の間で基地局のダウンリンク及びアップリンク信号を分配するための手段を提供する。リモートアンテナ装置とやり取りして信号をルーティングすることによるDASアーキテクチャは、固定又は再構成可能のいずれかであってもよい。
【0003】
[0003]DASは、そのリモートアンテナ装置がワイヤレス加入者に物理的に近いため、信号強度及びスループットの観点から有利である。DASの利点は、平均ダウンリンク送信電力が低減すること、及び、平均アップリンク送信電力が低減すること、並びに、サービス品質及びデータスループットが向上することを含む。
【0004】
[0004]ワイヤレス通信システムにおいて為されている進展にもかかわらず、ワイヤレス通信システムに関する方法及びシステムを改善することが必要とされている。
【発明の概要】
【0005】
[0005]本発明は、一般的に、分散ワイヤレスネットワークの一部として分散アンテナシステム(DAS)を採用したワイヤレス通信システムに関する。より詳細には、本発明は、ソフトウェア構成可能無線(SCR)を利用したDASに関する。特定の実施形態において、本発明は、結合されたリモートデジタルアクセス装置の使用に適用されている。本明細書に記載の方法及びシステムは、様々な通信規格を利用するシステムを含む多様な通信システムに適用可能である。
【0006】
[0006]ワイヤレス及びモバイルネットワークの運営者は、高いデータトラフィック増大速度を効率的に管理するネットワークを構築するという課題に絶えず直面している。エンドユーザの移動性及び増大するレベルのマルチメディアコンテンツは、一般的に、新たなサービス、並びに、ブロードバンド及び均一料金アクセスに対する増大する需要をサポートするエンドツーエンドネットワーク適応を採用する。ネットワーク運営者が直面する最も困難な課題の1つは、加入者のある位置から別の位置への物理的な移動によって、特に、ワイヤレス加入者が1つの位置に多数集まるときに引き起こされる。顕著な例は、多数のワイヤレス加入者が建造物内の食堂又はカフェテリアの場所を訪れるときの、昼食時間中の企業施設である。そのとき、多数の加入者が自身のオフィス及び通常の作業場を離れて移動している。昼食時間中、施設全体を通じて、非常に少数の加入者しかいない場所が多くある可能性が高い。屋内ワイヤレスネットワークリソースが、設計プロセス中に、加入者が自身の通常の作業場にいる通常の就労時間中であるときの加入者負荷に対して適切にサイジングされたとすると、昼食時間の状況は、利用可能なワイヤレス容量及びデータスループットに関して何らかの予期せぬ課題を呈することになる可能性が非常に高い。
【0007】
[0007]本発明の一実施形態によれば、分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムが提供される。システムは、ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)を含む。複数のローカルDAUの各々は互いに結合されており、複数のローカルDAUの間で信号をルーティングするように動作可能である。複数のローカルDAUの各々は、一以上の基地送受信局(BTS)RF接続部を含み、複数のBTS RF接続部の各々は、BTSの一以上のセクタのうちの1つに結合されるように動作可能である。システムは、リモート位置に位置する複数のリモートDAUをも含む。複数のリモートDAUの各々は互いに結合されており、複数のリモートDAUの間で信号を伝送するように動作可能である。
【0008】
[0008]本発明の別の実施形態によれば、分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムが提供される。システムは、ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)を含む。複数のローカルDAUの各々は互いに結合されており、複数のローカルDAUの間で信号をルーティングするように動作可能である。複数のローカルDAUの各々は、基地送受信局(BTS)のセクタからRF信号を受信するように動作可能な一以上のRF入力接続部を有する。システムは、リモート位置に位置する複数のリモートデジタルアクセス装置(DAU)をも含む。複数のリモートDAUは、複数のローカルDAUに結合されており、互いに結合されている。システムは、セルに配置されている複数のDAUをさらに含む。複数のDAUのうちの少なくとも1つは、複数のリモートDAUのうちの少なくとも1つに結合されている。
【0009】
[0009]本発明の特定の実施形態によれば、分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムが提供される。システムは、複数のセクタを有する第1のBTSを含む。複数のセクタの各々は、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む。システムは、複数のセクタを有する第2のBTSをも含む。複数のセクタの各々は、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む。システムは、ローカル位置に位置する第1のローカルDAUをさらに含む。第1のローカルDAUは、RFケーブルを通じて第1のBTSの第1のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて第2のBTSの第1のセクタのRFポートに接続されている。その上、システムは、ローカル位置に位置する第2のローカルDAUを含む。第2のローカルDAUは、RFケーブルを通じて第1のBTSの第2のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて第2のBTSの第2のセクタのRFポートに接続されている。システムは、第1のローカルDAU及び第2のローカルDAUを接続する通信媒体と、第1のローカルDAU及び第2のローカルDAUに結合されているmux/demuxと、mux/demux及び第2のmux/demuxとの間のネットワーク接続と、リモート位置に位置し、第2のmux/demuxに接続されている複数のリモートDAUとをも含む。複数のリモートDAUは、互いに結合されており、サーバに結合されている。
【0010】
[0010]本発明の別の特定の実施形態によれば、分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムが提供される。システムは、基地送受信局(BTS)から信号を受信するように動作可能なアンテナと、アンテナに結合されているオフエア中継器(off air repeater)と、オフエア中継器に結合されているローカルデジタルアクセス装置(DAU)とを含む。システムは、ローカルDAUに結合されている第1のマルチプレクサ/デマルチプレクサと、第1のマルチプレクサ/デマルチプレクサに結合されている第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサと、第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサに結合されているリモートDAUとをも含む。一実施形態において、BTSは、ローカルDAUの位置から地理的に離れている。
【0011】
[0011]本発明の代替的な実施形態によれば、分散アンテナシステム(DAS)内で信号をルーティングするためのシステムが提供される。システムは、複数の基地送受信局(BTS)を含み、複数のBTSは各々が一以上のセクタと、各々が一以上のセクタのうちの1つに結合されている複数のBTS RF接続部とを有する。システムは、ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)をも含む。複数のローカルDAUの各々は互いに結合されており、複数のローカルDAUの間で信号をルーティングするように動作可能であり、複数のBTS RF接続部のうちの少なくとも1つに結合されている。システムは、リモート位置に位置する複数のリモートDAUをさらに含む。複数のリモートDAUの各々は互いに結合されており、複数のリモートDAUの間で信号を伝送するように動作可能である。
【0012】
[0012]本発明の別の代替的な実施形態によれば、DAS内で信号をルーティングするためのシステムが提供される。システムは、ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)を含む。複数のローカルDAUの各々は互いに結合されており、複数のローカルDAUの間で信号をルーティングするように動作可能である。システムは、リモート位置に位置する複数のリモートデジタルアクセス装置(DAU)をも含み、複数のリモートDAUは互いに結合されており、リモートDAUと、互い及び複数の基地送受信局(BTS)との間で信号を伝送するように動作可能である。システムは、複数のローカルDAUに結合されている複数の基地送受信局セクタRF接続部をさらに含み、複数の基地送受信局セクタRF接続部は、複数のローカルDAU及び複数の基地送受信局セクタRF接続部、並びに、Ethernetケーブル、光ファイバ、RFケーブル、マイクロ波見通し線リンク、ワイヤレスリンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを介して複数のリモートDAUに接続されている複数のDRUの間で信号をルーティングするように動作可能である。
【0013】
[0013]本発明のさらに別の代替的な実施形態によれば、DAS内で信号をルーティングするためのシステムが提供される。システムは、複数のセクタを有する第1のBTSと、複数のセクタを有する第2のBTSとを含む。第1のBTSの複数のセクタの各々は、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む。第2のBTSの複数のセクタの各々は、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む。システムは、ローカル位置に位置する第1のローカルDAUをも含む。第1のローカルDAUは、RFケーブルを通じて第1のBTSの第1のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて第2のBTSの第1のセクタのRFポートに接続されている。システムは、ローカル位置に位置する第2のローカルDAUをさらに含む。第2のローカルDAUは、RFケーブルを通じて第1のBTSの第2のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて第2のBTSの第2のセクタのRFポートに接続されている。加えて、システムは、第1のローカルDAU及び第2のローカルDAUを接続する通信媒体と、第1のローカルDAU及び第2のローカルDAUに結合されているmux/demuxと、mux/demux及び第2のmux/demuxとの間のネットワーク接続と、リモート位置に位置し、第2のmux/demuxに接続されている複数のリモートDAUとをも含む。複数のリモートDAUは、互いに結合されており、サーバに結合されている。
【0014】
[0014]本発明を用いて、従来技術にまさる多数の利点が達成される。たとえば、本発明の実施形態は、ホテル基地局を、その物理的位置からかなりの距離にあり得る(たとえば、数キロメートル離れている)リモート位置に仮想的に移転することができる。加えて、実施形態は、リモート位置においてルーティング機能を有効にする。本発明のこれらの及び他の実施形態は、その利点及び特徴の多くととともに、以下の本文及び添付の図面に関連してより詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】[0015]基本構造、及び、ローカル位置にある3つのデジタルアクセス装置(DAU)と、リモート位置にある3つのDAUと、リモート位置にあるRFインターフェースとを有する複数の3セクタBTSを有することことに基づく伝送ルーティングの一例を示す、本発明の一実施形態によるブロック図である。
【0016】
【
図2】[0016]基本構造、及び、ローカル位置にある3つのDAUと、リモート位置にある3つのDAUと、リモート位置にある光インターフェースとを有する複数の3セクタBTSを有することことに基づく伝送ルーティングの一例を示す、本発明の一実施形態によるブロック図である。
【0017】
【
図3】[0017]ローカル位置にある3つのDAUと、リモート位置にある3つのデジタルリモート装置(DRU)と、リモート位置にある光インターフェースとを有する複数の3セクタBTSを有することに基づく基本構造、及び、伝送ルーティングの一例を示す、本発明の一実施形態によるブロック図である。
【0018】
【
図4】[0018]本発明の一実施形態による、物理ノード及びローカルルータを含むDAUを示すブロック図である。
【0019】
【
図5】[0019]本発明の一実施形態によるDRUを示すブロック図である。
【0020】
【
図6】[0020]本発明の一実施形態によるDASシステムを示すブロック図である。
【0021】
[0021]様々な時刻及び異なる曜日のワイヤレスネットワークアンテナ位置におけるワイヤレス加入者負荷の変動に適応するために、従来の手法としていくつかの候補がある。
【0022】
[0022]1つの手法は、施設全体を通じて多くの低電力高容量基地局を配備することである。基地局の量は、各基地局のカバレッジ及びカバーされるべき全空間に基づいて決定される。これらの基地局の各々には十分な無線リソース、すなわち、就労日及び週間労働時間の進行中に発生する最大加入者負荷に適応するための容量及びブロードバンドデータスループットが設けられている。この手法は一般的に、ワイヤレス加入者に高いサービス品質をもたらすが、この手法の顕著な欠点は、基地局の容量の多くが大部分の時間にわたって無駄になっていることである。一般的な屋内ワイヤレスネットワーク配備は、各基地局で1人の加入者当たりで評価される資本及び運用費用を伴うため、所与の企業施設に関する一般的に高い総ライフサイクルコストは、最適なものにはほど遠い。
【0023】
[0023]第2の候補手法は、DASに専用の基地局の中心グループとともに、DASを配備することを含む。従来のDAS配備は、2つの分類区分に入る。第1の種類のDASは「固定」であり、システム構成は時刻、又は使用状況に関する他の情報に基づいて変化しない。DASに関連付けられるリモート装置は、基地局無線リソースの特定のブロックが、DASリモート装置の各小グループにサービスするのに十分であると考えられるように、設計プロセス中に設定される。この手法の顕著な欠点は、ほとんどの企業が、企業内の様々な職員グループの頻繁な再配置及び再編成を受けると考えられることである。それゆえ、最初のDAS設定が時折変更されることが必要になる可能性がかなり高く、ワイヤレスネットワークに関する適切なレベルの専門知識を持った直属の職員及び連絡リソースをさらに配備する必要がある。
【0024】
[0024]第2の種類のDASには、任意の特定の中心基地局に関連付けられるDASリモート装置の位置及び量が手作業で変更されることを可能にする、ある種類のネットワークスイッチが装備されている。この手法は、企業の需要に基づいた、又は時刻に基づいた動的なDAS再構成をサポートするように見えるかもしれないが、これは多くの場合、ネットワークをリアルタイムで管理することを可能にするために、追加の職員リソースを割り当てる必要があることになることを暗に意味する。別の問題は、各曜日の同じ時刻に、同じDASリモート装置構成変更を往復して行うことが常に正確又は最良であるとは限らないことである。企業のIT管理者が各基地局の加入者負荷を監視することは困難又は非実際的であることが多い。また、企業のIT管理者が、各DASリモート装置の所与の時刻の負荷を求めるための実際的な方法を有しないことはほぼ確実であり、企業のIT管理者は割合の負荷を推測することしかできない。
【0025】
[0025]従来のDAS配備の別の主要な制限は、それらの設置、試運転(commissioning)及び最適化のプロセスに関係する。克服されなければならないいくつかの難題は、屋外マクロセルサイトからのダウンリンク干渉を最小限に抑え、屋外マクロセルサイトへのアップリンク干渉を最小限に抑え、屋内にいる間及び屋外から屋内(及びその逆)へと移動している間に適切なシステム内ハンドオーバを保証しながら、適切なカバレッジを保証するリモート装置アンテナ位置を選択することを含む。そのような最適な配備を実行するプロセスは、トライアルアンドエラーと特徴付けられることが多い。それゆえ、結果は高いサービス品質と一致しない場合がある。
【0026】
[0026]本発明の実施形態によれば、高効率で、容易に配備され、動的に再構成可能なワイヤレスネットワークが提供される。本発明の実施形態によって提供される進歩したシステムアーキテクチャは、分散ワイヤレスネットワークの無線リソース効率、使用状況及び全体的な性能を管理、制御、向上及び促進する上での高度な柔軟性をもたらす。この進歩したシステムアーキテクチャは、限定ではないが、フレキシブルサイマルキャスト(flexible simulcast)、自動トラフィック負荷バランシング、ネットワーク及び無線リソース最適化、ネットワーク較正、自律/補助試運転、搬送波プーリング(pooling)、自動周波数選択、RF搬送波配置、トラフィック監視、及び/又はトラフィックタグ付けを含む、特殊な応用及び向上を可能にする。本発明の実施形態は、運営者のワイヤレスネットワークの効率及びトラフィック容量を増大させるために、複数の運営者、マルチモード無線(変調非依存)、及び1人の運営者当たりの複数の周波数帯域にサービスすることもできる。
【0027】
[0027]したがって、DASネットワークの実施形態は、フレキシブルサイマルキャストの機能を提供する。フレキシブルサイマルキャストによって、特定のDRU又はDRUグループに割り当てられる無線リソース(RF搬送波、LTEリソースブロック、CDMA符号又はTDMAタイムスロットなど)の量を、ソフトウェア制御を介して、所望の容量及びスループット目標又はワイヤレス加入者需要を満たすように設定することができる。本発明の応用は、分散基地局、分散アンテナシステム、分散中継器、モバイル機器及びワイヤレス端末、携帯ワイヤレスデバイス、並びに、マイクロ波及び衛星通信のような他のワイヤレス通信システムによって採用されるのに適している。
【0028】
[0028]分散アンテナシステム(DAS)は、基地局リソースを利用する効率的な手段を提供する。DASに関連付けられている一以上の基地局は、中心位置及び/又は基地局ホテルとして一般的に既知である施設に位置することができる。DASネットワークは、基地局とデジタルリモート装置(DRU)との間のインターフェースとして機能する一以上のデジタルアクセス装置(DAU)を備える。DAUは、基地局と同一位置に配置することができる。DRUは、ともにデイジーチェーン接続及び/又は星形に配置され、所与の地理的領域に対するカバレッジをもたらすことができる。DRUは一般的に、高速光ファイバリンクを採用することによってDAUと接続される。この手法は、基地局から、DRUによってサービスされるリモート位置又は領域までRF信号を伝送することを容易にする。一般的な基地局は、一般的にセクタとして知られている、3つの独立した無線リソースを備える。これらの3つのセクタは一般的に、3つの異なるセクタにいるユーザ間に同一チャネル干渉を生成することなく3つの別個の地理的領域をカバーするのに使用される。他の実施形態において、たとえば、最大12セクタ又はそれ以上の追加のセクタが各BTSに関連付けられる。
【0029】
[0029]
図1に示す実施形態は、本発明の一実施形態によるDASネットワークアーキテクチャを示し、複数の3セクタ基地局と複数のリモートに位置するDAUとの間のデータ伝送状況の一例を提供する。示されている実施形態において、BTS1〜Nは、DAU1、DAU2、及びDAU3(すなわち、ローカルDAU)にRFケーブルによって接続されている。ローカルDAUの各々は、サーバ130に接続されている。低密度波長分割マルチプレクサ/デマルチプレクサ(CWDM)が、ローカル位置から単一の光ファイバ112を介してリモート位置までのデータ伝送を容易にするために利用される。データ伝送システムの別の実施形態は、高密度波長分割マルチプレクサ(DWDM)を使用してもよい。示されている実施形態において、ローカル位置にあるDAUは、RF信号のルーティングを達成するためにCable140及び141を使用してともに結合されている。リモート位置にあるDAUは、Cable142及び143を使用してともに結合されている。いくつかの実施形態において、ローカル及びリモート位置の両方において3つのセクタBTSがデイジー接続されたDAUグループに接続されている。
【0030】
[0030]
図1は一以上のBTS1〜Nを示しているが、BTSは本発明によって必要とされているものではなく、いくつかの実施形態は、ホテルプレーン(Hotel Plane)の右側に示す要素のみを含むことに留意されたい。当業者には明らかになるように、本明細書に記載するシステムは、電気通信事業者のような、異なる実体によって提供されるBTSに接続するように動作可能であることができる。したがって、いくつかの実施形態は、一以上のBTS RF接続部を有するDAUを利用する。一以上のBTS RF接続部の各々は、BTSの一以上のセクタのうちの1つに結合されるように動作可能である。本明細書に記載するように、BTSとDAUとの間の接続は、特定の実装形態に応じて、RFケーブル、又はワイヤレス及び光/RFケーブルの組合せを使用して行うことができる。
【0031】
[0031]
図1は、ローカル位置にある複数のデジタルアクセス装置(DAU)及びリモート位置にある複数のデジタルアクセス装置(DAU)を採用するDASシステムを示す。本発明によれば、各DAUは、各DAUに関連付けられている一意の情報を提供し、この情報は、特定のDAUによって受信及び送信されるデータを一意に識別する。
図1に示すように、3セクタ基地局がデイジーチェーン接続されたDASネットワークに接続されているが、他の構成が本発明の範囲に含まれる。
【0032】
[0032]本発明の実施形態の1つの特徴は、基地局無線リソースを、DAU又はDAUグループ(複数の場合もあり)の間でルーティングすることが可能であることである。一以上の基地局から利用可能な無線リソースをルーティングするために、DASネットワーク内のDAUの個々のルータ表を構成することが望ましい。この機能は、本発明の実施形態によってもたらされる。
【0033】
[0033]DAUは、複数のDAUの間の信号のルーティングを容易にするためにともにネットワーク接続されている。DAUは、基地局と様々なDAUとの間のRFダウンリンク及びRFアップリンク信号の伝送をサポートする。このアーキテクチャは、様々な基地局信号が複数のDAUへ及び複数のDAUから同時に伝送されることを可能にする。DAUの相互接続にはピアポートが使用される。
【0034】
[0034]DAUは、DAUと、そのDAUに接続されている基地局(複数の場合もあり)との間で伝送されるダウンリンク及びアップリンク信号の利得を制御する(広範囲にわたる小さい増分で)機能を有する。この機能によって、特定のリモートDAU(又はDAUグループ)と特定の基地局セクタとの間の経路のアップリンク及びダウンリンク接続を同時に制御するための柔軟性がもたらされる。
【0035】
[0035]たとえば、光ケーブル112を通じて接続されている低密度波長分割マルチプレクサ(CWDM)及びデマルチプレクサを使用することによって、ローカルDAUとリモートDAUとの間のデータの伝送に単一の光ファイバを使用することができる。本発明の実施形態は、光ケーブル112を使用することには限定されず、Ethernetケーブル、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、衛星リンクなどを含む他の通信媒体が採用されてもよい。
【0036】
[0036]
図1を参照すると、光ファイバ112は、ローカルCWDM Mux/DemuxをリモートCWDM Mux/Demuxに接続する。示されている実施形態において、リモートCWDM Mux/Demuxによって、3つの出力、たとえば、3つの異なる光波長がもたらされる。光ケーブル113は、リモートCWDM Mux/DemuxをリモートDAU(DAU4、DAU5、及びDAU6)に接続する。したがって、本発明の実施形態は、互いにデイジーチェーン又は他の構成で接続していることもできるリモートDAUに接続されているローカルDAU(示されているデイジーチェーン又は他の構成で互いに接続されることができる)を提供する。
図1に示すように、それぞれローカル及びリモートDAUを接続するケーブル140/141及び142/143は、Ethernetケーブル、光ケーブル、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、衛星リンクなどとすることができる。加えて、BTSとローカルDAUとの間の接続はRFケーブルとして示されているが、これは本発明の実施形態によって必要とされているものではなく、他の通信媒体が利用されてもよい。その上、リモートDAUは、リモートCWDM Mux/Demuxに対する光ケーブル接続及びリモートプレーンニアのRFケーブルを含むが、リモートプレーン内の(たとえば、モバイルアクセス機器に対する)接続は、他の通信媒体を使用して行われてもよい。
【0037】
[0037]リモート位置において
図1に示すように、RF出力は、リモートプレーン内のDAUによってもたらされる。示されている実施形態において、DAUはリモート位置において相互接続されている(たとえば、DAUはリモート位置においてデイジーチェーン接続されている)。したがって、
図1に示す実施形態において、ホテルプレーンに存在するRF信号がリモートプレーンに複製(replicate)される。言い換えれば、本発明の実施形態は、リモートプレーンにおいてホテルプレーンを仮想化する。一例として、セクタ1(120)及びDAU1(102)を接続するRFケーブルによって搬送される信号が、DAU4(105)に接続されているRFケーブルにおいて利用可能である。結果として、BTS1〜BTS Nからの信号が、ホテルプレーンから、物理的には数キロメートルの距離だけ離れている場合があるリモートプレーンへと仮想的に拡張され、ホテルプレーンとリモートプレーンとの間の距離を橋渡しする(bridge)試みにおいてBTSに接続されているRFケーブルが使用された場合に生じることになる伝送損失及び他の悪影響が克服される。ホテルプレーンのリモートプレーンへの仮想的拡張によって、リモートプレーン内のRFケーブルが適切な機器に接続されることが可能になり、BTSがリモートプレーン内に仮想的に設けられる。
【0038】
[0038]本発明の実施形態は、容量シフト(shifting)を可能にする方法及びシステムを提供する。一例として、信号はBTS1のセクタ1(121)から、RFケーブルを通じてDAU1(102)へルーティングされ、光ケーブル111を介してローカルCWDM Mux/Demuxを通じ、光ケーブル112を介してリモートCWDM Mux/Demuxへ、光ケーブル113を通じてDAU4(105)へと伝送され、その後、Cable142を介してDAU5(106)へ下ってルーティングされ、その後、DAU5に接続されているRFケーブルを通じて出力されることができる。したがって、本発明の実施形態を使用して、BTSセクタ(たとえば、BTS1のセクタ1)のいずれかからのリモート位置における信号の送信を制御することが可能である。示されているように、本発明の実施形態は、ローカルDAUに接続されている所定のRF入力ケーブルから、リモートDAUに接続されている所定のRF出力ケーブルへと信号をルーティングするための柔軟性をもたらす。加えて、逆方向において、信号は、リモートDAUに接続されている所定のRF入力ケーブルから、ローカルDAUに接続されている所定のRF出力ケーブルへとルーティングすることができる。一例として、信号は、DAU5(106)に接続されているRFケーブルで受信され、DAU4(105)へ、その後、ネットワークを通じてルーティングすることができる。したがって、本発明の実施形態は、リモート位置において、たとえば、リモートDAU同士が物理的に同じ位置にない(たとえば、DAU4(105)が1つの建造物にあり、DAU5(106)が別の建造物に位置し、DAU6(107)がさらに別の建造物に位置する)場合に、容量を1つのデバイスから別のデバイスへと移動するための柔軟性をもたらす。その場合、信号を両方の方向において異なる光ケーブルへとルーティングことを可能にするための柔軟性がもたらされる。
【0039】
[0039]
図1を参照すると、本発明の実施形態は、ホテルプレーン内のRFケーブルからリモートプレーン内のRFケーブルへの仮想的拡張又は複製を可能にする。したがって、リモートプレーン内のRFケーブルの出力はホテルプレーン内のRFケーブルへの入力と同一とすることができるため、BTSは、基地局ホテルからリモート位置へと仮想的に移転されており、モバイルアクセス機器とのインターフェースがイネーブルされる。ホテルプレーン内の接続はRFケーブルとして示されているが、これは本発明の実施形態によって必要とされているものではなく、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクを含む他の通信媒体が本発明の範囲に含まれる。いくつかの実施形態において、単一のDAUポートが複数のBTSに接続されているシステムを提供するために、加算が利用される。たとえば、BTS1のセクタ1(120)と、BTS Nのセクタ1(121)とは加算され、その後、DAU1(102)内の単一のポートに接続され得る。
【0040】
[0040]本発明の実施形態によれば、DAUはローカル及びリモート位置の両方に利用される。DAUはネットワーク動作制御部(NOC)と通信する。NOCはコマンドを送り、DASネットワークから情報を受信する。DASネットワークは、複数のDAU及びDRUを含むことができる。DAUは、DRUのネットワークと通信し、DAUはコマンドを送り、DRUから情報を受信する。DAUは、RF信号を受け入れて送達する物理ノード、及び、データを伝送する光ノードを含む。DAUは、内部サーバ又は外部サーバを含むことができる。サーバは、情報をデータベースにアーカイブし、DASネットワーク構成情報を記憶し、様々なトラフィック関連処理を実行するのに使用される。サーバは、DASネットワークからNOCへと情報を通信するのに使用することができる。
【0041】
[0041]加えて、DRUは、DAUと通信する。いくつかの実施形態において、DRUは、NOCと通信しない。DRUは、DAUからコマンドを受信し、DAUに情報を送達する。DRUは、RF信号を受け入れて送達する物理ノード、及び、データを伝送する光ノードを含む。
図1に示すように、いくつかの実装形態においては、サーバがリモートDRUとともに使用されないため、リモート位置におけるDAUの使用及び互いへの接続によって、DRUがリモート位置において利用されるシステムにおいては利用可能でない利点、たとえば、リモートDAUと連携してのサーバ131の使用が可能になる。他の実装形態において、リモートDRUは互いに結合していることができ、
図3に関連して論じるようにサーバに接続することができる。
図1に示すように、リモートDAUは、ケーブル142及び143を通じて接続される。
【0042】
[0042]
図6は、本発明の一実施形態によるDASシステムアーキテクチャを示すブロック図である。このシステムにおいて、BTSセクタとDRU入力との間の接続の一以上は、通信経路に少なくとも一部にワイヤレス接続を利用する。
図6に示すように、一以上のオフエア中継器(中継器1(142)、中継器2(143)、及び中継器3(144))が、アンテナ(アンテナ610、611、及び612)からRF信号(たとえば、アナログRF信号)を受信する。オフエア中継器(単純に中継器と称され得る)は、アンテナからRF信号を受信し、RF信号を、光ケーブルを介してDAU(たとえば、DAU1(102)、DAU2(103)、及びDAU3(104)に伝送することができる光信号に変換する。他のシステム要素から地理的に離れている位置に位置するBTS(図示せず)が、アンテナ610、611、又は612によって受信されるワイヤレス信号を送信するアンテナ(図示せず)に結合されている。それによって、地理的に離れているBTSのセクタは、対応するアンテナセットを通じてオフエア中継器とワイヤレス通信する。したがって、このアーキテクチャは、アンテナ610、611、及び612とオフエア中継器142、143、及び144との間に位置する追加のホテルプレーンをイネーブルし、BTS1からDAUへのRF接続によって規定される元のホテルプレーンを実効的に拡張する。示されているように、地理的に離れているBTS(図示せず)のセクタとオフエア中継器との間にワイヤレス接続が確立される。それによって、オフエア中継器を使用して、DAUへの光接続が確立される。
【0043】
[0043]一例として、地理的に離れているBTS(図示せず)は、リモートBTSのセクタのうちの1つからそれらのそれぞれのアンテナにおいてワイヤレスRF信号を受信するオフエア中継器142〜144と、DAUとを含む施設から所与の距離、たとえば、2kmの位置にあってもよい。上記実施形態は、このBTSを
図6に示す他の機器、たとえば、DAU1〜3と物理的に同一位置に配置することが簡便でない又は迅速にできない条件において、地理的に離れているBTSへの接続を可能にする。
【0044】
[0044]したがって、ホテルプレーンの定義は、
図1に関連して論じられ、
図6に示されているようなBTSへのRF接続には限定されず、地理的に離れているBTSから信号を受信する一以上のアンテナへのRF接続をも含む。ローカルDAUは、同一位置にあるBTSからRF信号を受信するように動作可能な一以上のRF接続と、地理的に離れているBTSと通信することができるオフエア中継器から光信号を受信するように動作可能な一以上の光接続との両方を含むことができることに留意されたい。当業者であれば、多くの変形形態、変更形態、及び代替形態を認識されよう。
【0045】
[0045]
図6に示されているように、中継器1〜3(142、143、及び144)をDAU1〜3(102、103、及び104)に接続するのに光ファイバが使用される。それゆえ、DAUは、BTSへの接続に適したRFケーブルと、リモートBTSから信号を受信するオフエア中継器への接続に適した光ケーブルとの両方に対する入力を提供する。
【0046】
[0046]
図2は、ローカル位置にある3つのDAUと、リモート位置にある3つのDAUと、リモート位置にある光インターフェースとを有する複数の3セクタBTSを有することに基づく基本構造、及び、伝送ルーティングの一例を示す、本発明の一実施形態によるブロック図である。
図2に示すように、複数のリモートDAU(すなわち、DAU4(202)、DAU5(203)、及びDAU6(204))と、DRUの対応するセル(すなわち、セル1、セル2、及びセル3)との間の通信は、それぞれ光ケーブル211、212、及び213を介して可能にされる。したがって、このアーキテクチャは、DRUを通じたモバイルデバイスに対する通信を可能にする。
【0047】
[0047]
図2に示すように、個々の基地局セクタの無線リソースは、DRUのデイジーチェーン接続ネットワークへと伝送される。各個々のセクタの無線リソースは、ネットワーク接続DRUを介して独立した地理的領域にカバレッジをもたらす。
図2は、各セルが、7つのDRUから成る独立したネットワークを備える3つのセルが、所与の地理的領域にどのようにカバレッジをもたらすかを実証している。DASネットワーク内で提供されるスイッチング機能を制御するためにサーバが利用される。
図2を参照し、例として、DAU1(205)はBTSセクタ1(120)からダウンリンク信号を受信し、当該BTSセクタにアップリンク信号を送信する。DAU1は、ダウンリンクについてはRF信号を光信号に変換し、アップリンクについては、光信号をRF信号に変換する。光ファイバケーブル(215)は、所望の信号をCWDM(221)へ及び当該CWDMから伝送し、それによって、異なるDAU光波長が多重化及び逆多重化される。光ケーブル(214)は、CWDM(221)とCWDM(220)との間のすべての光信号を伝送する。DAU4(202)は、CWDM(220)へ及び当該CWDMから光信号を伝送する。DAU4(202)は、DRUのデイジーチェーンへのアップリンクデータ及びDRUのデイジーチェーンからのダウンリンクデータを伝送する。デイジーチェーン内の他のDRUは、光信号をDRU1(247)へと前方に通すのに関与する。
図2には示されていないが、RFケーブル270がBTSに接続していることが諒解されよう。
【0048】
[0048]
図3は、ローカル位置にある複数のデジタルアクセス装置(DAU)及びリモート位置にある複数のデジタルリモート装置(DRU)を採用するDASシステムを示す。本発明によれば、各DRUは、各DRUに関連付けられている一意の情報を提供し、この情報は、特定のデジタルリモート装置によって受信及び送信されるデータを一意に識別する。
【0049】
[0049]DRU24(302)はリモート位置に位置し、デイジーチェーンを介してセル1(350)を占める7つの追加のDRU装置に接続されている。同様に、DRU25(303)はセル3を占めるDRUのデイジーチェーンに接続し、DRU26(304)はセル2を占めるDRUのデイジーチェーンに接続する。リモートDRU24、25及び26は相互接続されており、これによって、DRU間で信号をルーティングすることが容易になる。
図3に示す実施形態は、デイジーチェーンアーキテクチャをもたらし、当該アーキテクチャは、たとえば、リモートDAUからの複数の光出力を提供することによって、
図2に示す実施形態を使用して実装することができる星形アーキテクチャと比較することができる。一例として、光ケーブル211に加えて、追加の光ケーブル(図示せず)がDAU2(202)の出力に設けられてもよい。当業者であれば、多くの変形形態、変更形態、及び代替形態を認識しよう。
【0050】
[0050]本明細書に示すサーバ、たとえば、サーバ330は、本明細書に記載するシステムにユニークな機能をもたらす。サーバ330に関係する以下の議論は、本明細書において論じ、図面に示す他のサーバにも適用可能であってもよい。サーバ330は、リモートDRUの間で信号をルーティングすることを可能にするスイッチングマトリックスを設定するのに使用することができる。サーバ330は、構成情報を記憶することもでき、たとえば、システムが電源を切られるか、又は、1つのDRUがオフラインになって、その後システムが電源投入される場合、一般的に再構成される必要がある。サーバ330は、システム及び/又はDRUを再構成するのに使用される情報を記憶することができる。
【0051】
[0051]
図4は、DAU内の2つの要素、すなわち、物理ノード(400)及びローカルルータ(401)を示す。物理ノードは、ダウンリンクについてはRF信号をベースバンドに変換し、アップリンクについては、ベースバンドをRFに変換する。ローカルルータは、様々なLANポート、ピアポート及び外部ポートの間でトラフィックを方向付ける。物理ノードは、無線周波数(RF)においてBTSに接続する。物理ノードは、異なる運営者、異なる周波数帯域、異なるチャネルなどに使用することができる。物理ノードは、デュプレクサを介してダウンリンク及びアップリンク信号を結合することができるか、又は、シンプレックス構成の場合にそうであるように、それらを分離したままにすることができる。
【0052】
[0052]
図4は、それによって物理ノードがアップリンク(405)に対する別個の出力及びダウンリンク経路(404)に対する別個の入力を有する一実施形態を示す。物理ノードは、ダウンリンク経路については信号をRFからベースバンドに変換し、アップリンク経路については、ベースバンドからRFに変換する。物理ノードは、外部ポート(409、410)を介してローカルルータに接続されている。ルータは、LAN及びピアポートからのアップリンクデータストリームを選択された外部Uポートへと方向付ける。同様に、ルータは、外部Dポートからのダウンリンクデータストリームを選択されたLAN及びピアポートへと方向付ける。
【0053】
[0053]一実施形態において、LAN及びピアポートは、光ファイバを介してDAU及びDRUのネットワークに接続されている。ネットワーク接続は、CAT5又は6ケーブル配線のような銅相互接続、又は他の適切な相互接続機器も使用してもよい。DAUは、IP(406)を使用してインターネットネットワークにも接続されている。Ethernet接続(408)も、ホスト装置とDAUとの間で通信するのに使用される。DRUは、Ethernetポートを介してリモート動作制御センター(407)にも直接接続することができる。
【0054】
[0054]
図5は、DRU内の2つの要素、すなわち、物理ノード(501)及びリモートルータ(500)を示す。DRUは、リモートルータと物理ノードとの両方を含む。リモートルータは、LANポート、外部ポート及びピアポートの間でトラフィックを方向付ける。物理ノードは、無線周波数(RF)においてBTSに接続する。物理ノードは、異なる運営者、異なる周波数帯域、異なるチャネルなどに使用することができる。
図5は、それによって物理ノードがアップリンク(504)に対する別個の入力及びダウンリンク経路(503)に対する別個の出力を有する一実施形態を示す。物理ノードは、アップリンク経路については信号をRFからベースバンドに変換し、ダウンリンク経路については、ベースバンドからRFに変換する。物理ノードは、外部ポート(506、507)を介してリモートルータに接続されている。ルータは、LAN及びピアポートからのダウンリンクデータストリームを選択される外部Dポートへと方向付ける。同様に、ルータは、外部Uポートからのアップリンクデータストリームを選択されたLAN及びピアポートへと方向付ける。DRUはEthernetスイッチ(505)も含み、それによって、リモートコンピュータ又はワイヤレスアクセスポイントがインターネットに接続することができる。
【0055】
[0055]いくつかの実施形態において、DAUはホスト装置/サーバに接続され、一方でDRUはホスト装置/サーバには接続しない。上記実施形態において、DRUのパラメータ変化がDAUから受信され、ここで、DRUを更新及び再構成する中央装置は、ホスト装置/サーバに接続されることができるDAUの一部である。本発明の実施形態は、これらの実施形態には限定されず、当該実施形態は例示のみを目的として説明されている。
【0056】
[0056]本明細書で説明する例及び実施形態は例示のみを目的としていること、並びに、それに照らして様々な改変又は変更が当業者に示唆され、本出願の趣旨及び範囲並びに添付の特許請求項の範囲内に含まれるべきであることも理解される。
【0057】
[0057]表1は、頭字語を含む、本明細書において使用されている用語の用語集である。
【表1】
【0058】
[発明の例]
[例1]
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)であって、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の各々が、互いに結合されており前記複数のローカルデジタルアクセス装置の間で信号をルーティングするように動作可能であり、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の各々が、一以上の基地送受信局(BTS)RF接続部を含み、前記複数の基地送受信局RF接続部の各々が、基地送受信局の一以上のセクタのうちの1つに結合されるように動作可能である、複数のローカルデジタルアクセス装置と、
リモート位置に位置する複数のリモートデジタルアクセス装置であって、前記複数のリモートデジタルアクセス装置が互いに結合されており、前記複数のリモートデジタルアクセス装置の間で信号を伝送するように動作可能である、複数のリモートデジタルアクセス装置と、
を備える、システム。
[例2]
前記複数のローカルデジタルアクセス装置が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを介して結合されている、例1に記載のシステム。
[例3]
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを介して結合されている、例1に記載のシステム。
[例4]
前記システムが、前記複数のローカルデジタルアクセス装置に結合されているローカルマルチプレクサ/デマルチプレクサと、前記複数のリモートデジタルアクセス装置に結合されているリモートマルチプレクサ/デマルチプレクサと、をさらに備え、前記ローカルマルチプレクサ/デマルチプレクサ及び前記リモートマルチプレクサ/デマルチプレクサが、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを介して接続されている、例1に記載のシステム。
[例5]
前記ローカルマルチプレクサ/デマルチプレクサ及び前記リモートマルチプレクサ/デマルチプレクサが、CWDMシステム又はDWDMシステムのうちの少なくとも一方を含む、例4に記載のシステム。
[例6]
前記複数のローカルデジタルアクセス装置が、少なくとも1つのCWDMマルチプレクサ/デマルチプレクサ及び少なくとも1つの光ファイバを介して前記複数のリモートデジタルアクセス装置に接続されている、例1に記載のシステム。
[例7]
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、一以上の光インターフェース又は一以上のRFインターフェースを含む、例1に記載のシステム。
[例8]
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、一以上の光インターフェースを含む、例1に記載のシステム。
[例9]
前記一以上の光インターフェースが光入力と光出力とを備える、例8に記載のシステム。
[例10]
前記複数のリモートデジタルアクセス装置の各々に結合されているサーバをさらに備える、例1に記載のシステム。
[例11]
前記複数のローカルデジタルアクセス装置が、少なくとも1つのDWDM及び少なくとも1つの光ファイバを介して前記複数のリモートデジタルアクセス装置に接続されている、例1に記載のシステム。
[例12]
単一のデジタルアクセス装置ポートが、複数の基地送受信局に接続されるように動作可能である、例1に記載のシステム。
[例13]
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
ローカル位置に位置する複数のローカルデジタルアクセス装置(DAU)であって、前記複数のローカルデジタルアクセス装置が、互いに結合されており、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の間で信号をルーティングするように動作可能であり、前記複数のローカルデジタルアクセス装置の各々が、基地送受信局(BTS)のセクタからRF信号を受信するように動作可能な一以上のRF入力接続部を有する、複数のローカルデジタルアクセス装置と、
リモート位置に位置する複数のリモートデジタルアクセス装置(DAU)であって、前記複数のリモートデジタルアクセス装置が前記複数のローカルデジタルアクセス装置に結合されており、互いに結合されている、複数のリモートデジタルアクセス装置と、
セルに配置されている複数のデジタルアクセス装置であって、前記複数のデジタルアクセス装置のうちの少なくとも1つが、前記複数のリモートデジタルアクセス装置のうちの少なくとも1つに結合されている、複数のデジタルアクセス装置と、
を備える、システム。
[例14]
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、マルチプレクサ/デマルチプレクサのセットを使用して前記複数のローカルデジタルアクセス装置に結合されている、例13に記載のシステム。
[例15]
前記複数のデジタルアクセス装置のうちの前記少なくとも1つが、光ファイバを使用して前記複数のリモートデジタルアクセス装置のうちの前記少なくとも1つに結合されている、例13に記載のシステム。
[例16]
前記複数のリモートデジタルアクセス装置の各々に結合されているサーバをさらに備える、例13に記載のシステム。
[例17]
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
複数のセクタを有する第1の基地送受信局であって、前記複数のセクタの各々が、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む、第1の基地送受信局と、
複数のセクタを有する第2の基地送受信局であって、前記複数のセクタの各々が、RFケーブルを受け入れるように動作可能なRFポートを含む、第2の基地送受信局と、
ローカル位置に位置する第1のローカルデジタルアクセス装置であって、前記第1のローカルデジタルアクセス装置が、RFケーブルを通じて前記第1の基地送受信局の第1のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて前記第2の基地送受信局の第1のセクタのRFポートに接続されている、第1のローカルデジタルアクセス装置と、
ローカル位置に位置する第2のローカルデジタルアクセス装置であって、前記第2のローカルデジタルアクセス装置が、RFケーブルを通じて前記第1の基地送受信局の第2のセクタのRFポートに接続されており、RFケーブルを通じて前記第2の基地送受信局の前記第2のセクタのRFポートに接続されている、第2のローカルデジタルアクセス装置と、
前記第1のローカルデジタルアクセス装置及び前記第2のローカルデジタルアクセス装置を接続する通信媒体と、
前記第1のローカルデジタルアクセス装置及び前記第2のローカルデジタルアクセス装置に結合されているマルチプレクサ/デマルチプレクサと、
前記マルチプレクサ/デマルチプレクサと第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサとの間のネットワーク接続と、
リモート位置に位置し、前記第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサに接続されている複数のリモートデジタルアクセス装置であって、前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、互いに及びサーバに結合されている、複数のリモートデジタルアクセス装置と、
を備える、システム。
[例18]
前記複数のセクタは3つのセクタを含む、例17に記載のシステム。
[例19]
前記通信媒体が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを含む、例17に記載のシステム。
[例20]
前記ネットワーク接続が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを含む、例17に記載のシステム。
[例21]
前記複数のリモートデジタルアクセス装置が、Ethernetケーブル、光ファイバ、マイクロ波見通し線リンク、無線リンク、又は衛星リンクのうちの少なくとも1つを使用して接続されている、例17に記載のシステム。
[例22]
分散アンテナシステム内で信号をルーティングするためのシステムであって、
基地送受信局(BTS)から信号を受信するように動作可能なアンテナと、
前記アンテナに結合されているオフエア中継器と、
前記オフエア中継器に結合されているローカルデジタルアクセス装置(DAU)と、
前記ローカルデジタルアクセス装置に結合されている第1のマルチプレクサ/デマルチプレクサと、
前記第1のマルチプレクサ/デマルチプレクサに結合されている第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサと、
前記第2のマルチプレクサ/デマルチプレクサに結合されているリモートデジタルアクセス装置と、
を備える、システム。
[例23]
前記オフエア中継器が、RF接続を使用してアンテナに結合されている、例22に記載のシステム。
[例24]
前記リモートデジタルアクセス装置のRF接続が、前記オフエア中継器の前記RF接続を複製する、例22に記載のシステム。
[例25]
前記ローカルデジタルアクセス装置が、光ファイバ接続を使用して前記オフエア中継器に結合されている、例22に記載のシステム。
[例26]
前記ローカルデジタルアクセス装置が、第2の基地送受信局からRF信号を受信するように動作可能なRF接続部をさらに備える、例22に記載のシステム。