【実施例】
【0086】
測定方法
図1に記載した反応器を用いて、固体濃度、トレーサーガス濃度、および温度分布を決定するための測定を実行することができるためには、反応器は、ポリシリコンの蒸着に通常使用される反応性ガスではなく、窒素を用いて操作される。あるいは、十分な反応器パージがその後に行われるならば、装置はろ過された空気を使用して操作することもできる。
【0087】
測定は、侵襲的な測定プローブを用いて行われる。この目的のために、蒸着法の間に使用される反応器部分は、特別な反応器部分で置き換えられる。
【0088】
この方法では、種々のプローブが鋼パイプ内に留められており、それらはシステム内で調整ユニットによって水平方向および垂直方向において移動される。
【0089】
このようにして、噴出口の二次元または三次元プロファイルを記録することができる。これらの研究との関連で、二次元表現を使用することが好ましい。侵襲的方法は、二相流に影響を与え、このため条件付きで使用されなければならない。流れがプローブの完全に下に生じ、さらに下に位置するプローブによって偏向されないことを確保するように注意しなければならない。
【0090】
噴出領域で、実験点のグリッドが記録される。グリッドは、直角表面を通って伸長される。この表面では、反応器の半径は水平面のベクトルである。垂直方向において、この表面は、反応器の軸のベクトルにより規定される。
【0091】
トレーサーガス測定
トレーサーガスとして、測定における反応ガスの発散を特徴付けるヘリウムが使用される。
【0092】
ヘリウム濃度を決定するために、混合物が毛細管プローブを介して反応室から引き抜かれる。
【0093】
次いで、ヘリウム濃度が質量分析計を使用して決定される。
【0094】
流動床の断面にわたってヘリウムの分布を決定することができるために、ガスが、測定プローブを用いて反応器壁と反応器の中心との間の半径方向の複数の位置で引き抜かれ、質量分析計で分析される。
【0095】
各測定位置について、測定された強度cは平均断面強度c
mに関係する。
【0096】
この場合、断面は同心環状面にさらに分割される。
【0097】
評価のために、面積−ノルムヘリウム濃度C/C
mが使用される。
【0098】
温度測定
温度測定のために、金属管に適合されたNiCr/Niの熱電対が用いられる。
【0099】
評価のために、それぞれの位置で測定された温度と、噴出口の外側の流動床の温度(最高温度T
maxと準等価である)との比の無次元プロットが使用される(T/T
max)。温度比が形成されると、ケルビンの絶対温度スケールが使用される。
【0100】
固体濃度測定
反応器中の固体濃度分布は容量性測定プローブを用いて決定される。
【0101】
容量測定は種々の相の誘電特性に基づく。それぞれの相の画分を決定するために、規定された体積の容量が測定される。
【0102】
流体相の誘電率は、典型的には、測定された誘電性から、測定体積内の体積分率を決定することを可能にする個体の誘電率とは異なる。
【0103】
固体の体積分率、略すると固体濃度は、(1−ε)によって表され、ここでεは多孔率である。
【0104】
測定の開始前に、容量測定プローブを調整しなければならない。
【0105】
評価のために、無次元表現が選択される。
【0106】
規定された位置での測定された個体濃度(1−ε)と、流動床の縁での個体濃度(1−ε)
Rとの比が形成される。
【0107】
測定結果の評価
最適な反応を発見するために、確立されるべきガス噴出口の範囲および設定は、それにより、互いに並列に考慮すべき3つのすべての測定方法(トレーサーガス測定、温度測定および個体濃度測定)を可能にする評価方法が必要である。
【0108】
軸方向および半径方向の噴出展開の研究において、噴出口の寸法が、流入する二次ガスおよび底部ガスの異なる速度比について考慮される。
【0109】
変化したパラメータは、底部ガスノズルU
Bのガス速度および二次ガスノズルU
Rのガス速度である。
【0110】
測定から以下のデータが得られる。
− ノズル開口に対する半径方向距離および反応ガスノズルの上の軸方向高さの関数としての面積−ノルムヘリウム濃度c/c
m
− ノズル開口に対する半径方向距離および反応ガスノズルの上の軸方向高さの関数としての無次元温度T/T
max
− ノズル開口に対する半径方向距離および反応ガスノズルの上の軸方向高さの関数としての無次元固体濃度(1−ε)/(1−ε)
R
【0111】
軸方向の広がりは制限基準を参照して決定され、無次元半径に対してプロットされる。限界濃度および/または限界温度を確立するために、方法について最悪の場合のシナリオを想定し、すなわち、適用される基準は、最も好ましくない条件を考慮する。化学反応の場合、高い固体濃度のみならず、高い二次ガス濃度および高温が反応区域に存在すべきである。
【0112】
噴出口の外側のヘリウム濃度は周囲の濃度に急激に低下しないので、濃度限度が導入されなければならない。化学流動床反応器において、二次ガス濃度の低下は2つの過程で引き起こされる。分散により流動床の流動相内の反応ガスが希釈され、一方で、化学反応において、反応ガスを同時に最後まで反応させ、従って濃度が減少する。測定が実施される場合不活性ガスが二次ガスとして使用されるので、何の化学反応も起こらない。トレーサーガス濃度は、流動現象によってのみ影響される。したがって、周囲の濃度よりもはるかに高い半径方向の噴出口展開を決定するために限界濃度を設定することが適切である。
【0113】
最大濃度に基づくヘリウムの限界濃度は、最大濃度の25%に設定されている。何故なぜならば、前記濃度は化学反応においてすら十分に高いことが判明するからである。したがって、
図2の左側に、トレーサーガスの75%が分配される反応器の領域がある。限界線によってそこから分離されているが、右側に25%未満の濃度を有する反応器の領域が見出せる。
【0114】
温度限界を確立するために、ヘリウム濃度の場合に比べて他の方策が適用されなければならない。
【0115】
適用の大部分について、流動床はホットウォール方式で加熱される。この場合、充填の間の二次ガスの温度は、供給ラインにおける望ましくない副反応を防止するために、反応温度未満である。このことは、充填の間に、ノズルガスは最初に流動床によって反応温度に到達されなければならず、その結果温度は噴出領域において低下されることを意味する。
【0116】
第一に、固体濃度が10%未満であるノズル開口の真上の反応に対して要求される温度未満の温度の低下が有利である。何故ならば、望ましくない均質な気相反応が低下されるためである。
【0117】
第二に、できるだけ大きい反応領域に対し低い温度ギャップを形成することが重要である。流動床内の温度平衡が非常に迅速に完了されるので、できるだけ高い温度限界が採用されるべきである。
【0118】
温度に対する限界基準は、噴出口の外側の流動床温度T
maxの95%である。
【0119】
限界線は、このように、より高い温度が存在する反応器の区域から、温度が流動床温度T
maxの95%未満である領域を分離する。
【0120】
化学プロセスの観点から、固体の、二次ガス、この場合、反応ガスへの迅速な混合が望ましい。
【0121】
したがって、固体濃度限界は、縁での固体濃度(1−ε)
Rの85%で確立される。
【0122】
典型的な図では、ノズル開口からの半径方向の距離がx軸にプロットされ、反応ガスノズル上の軸方向の位置がy軸にプロットされる。測定結果および誘導された限界基準から、25%のトレーサーガス濃度、95%の温度、および85%の固体濃度について等値線が引かれる。等値線は区切られた面積を規定する。互いに対するおよび研究された測定領域の面積に対するこれらの面積の比が、どの速度の組み合わせおよびどのベースプレートの幾何学的構成が好ましかるべきかを評価するために使用される。
【0123】
図2では、例として、1つの反応ガスノズルのみが存在する場合の実験データポイントからの等値線の構造が示される。
【0124】
塩素含有量の決定
塩素含有量が、ポリシリコンのバルク中で、中性子活性分析機器(INAA)(SEMI PV10)によって決定される。
【0125】
バルク中の塩素含有量は、単位「ppmw」で測定される。また、RFAを使用する測定も可能である。
【0126】
均質な気相蒸着からのダスト濃度の決定
製造されたポリシリコン顆粒上のダスト濃度は、顆粒の製品試料を測定用の篩に置いて、流動体によってバルク材料から細かいダスト粒子を完全に分離し、分離された細かいダスト粒子を含む懸濁液を、ポンプによって、粒子測定装置に連続して輸送し、そこでそれらを測定し、次いでそれらを試料に戻すことによって決定される。
【0127】
蒸着速度の決定
蒸着速度は、物質収支を介して正味の蒸着速度として計算される。正味の蒸着速度は、引き取り速度からシード測定速度を引いたものである。したがって、蒸着速度は、反応器から除去されたポリ顆粒充填の質量を決定し、シードとして反応器に供給されたポリ顆粒充填の質量を決定することにより計算される。
【0128】
単一ノズルの噴出口における研究
最適なプロセスの設計のために、まず流動床反応器内の単一ノズルが考えられる。
【0129】
境界条件として、研究されたすべての例において、反応ガスおよび流動化ガスの同じ質量流が使用された。さらに、ノズル出口の直径は一定に保たれた。得られた結果は、異なる質量流およびノズル径にも適用可能であり、したがって標準化された値が使用される。
【0130】
噴出領域内の関係及び定義は、
図3を参照して説明される。
【0131】
反応ガスは、ノズル開口を介してノズルから流れ出る。底部ガスは流動化ノズルを介して添加される。底部ガスは、分配器プレート、焼結プレート、または均等に配置された複数の個々のノズルを介して添加できる。底部ガスは、示された噴出領域内で、反応器の断面全体にわたって対応する表面的なガス速度で、既に完全かつ均一に分配される。したがって、どの方法で底部ガスが添加されるかは関係ない。どちらのガスも追加の垂直二次ガス注入を有する気泡形成流動床を形成する。
【0132】
示された噴出領域では、ノズル開口からの軸方向間隔がy方向においてプロットされ、ノズル開口からの半径方向間隔がx方向においてプロットされる。
【0133】
ガス噴出口での条件により、温度L
T、固体濃度L
1−εおよび反応ガスL
Gの等値線が生じる。
【0134】
図示されているものは対称プロファイルの右半分である。
【0135】
対称軸は、反応ガスノズルの水平方向の中心を表す。
【0136】
対称線および等値線L
Tの間に、ある領域が区切られる。この領域では、温度は、噴出口の外側の流動床温度の5%未満である。等値線L
Tの右側では、温度は噴出口の外側の流動床温度の95%を超える。
【0137】
同様に、対称線および個体濃度L
1−εの等値線の間に、ある領域が区切られる。この領域では、固体濃度は、流動床の周縁における固体濃度の15%未満である。等値線L
1−εの右側では、固体濃度は周縁の固体濃度の85%より高い。
【0138】
同様に、対称線および反応ガスL
Gの等値線の間に、ある領域が区切られる。この領域では、反応ガス濃度は最大濃度の75%より高い。等値線L
Gの右側では、反応ガス濃度は最大濃度の25%未満である。
【0139】
対称線、および等値線L
Tならびに/またはL
1−εは、A
TおよびA
1−εで表される2つの領域を区切る。
【0140】
さらなる手順との関連では、これらの2つの領域のより小さな領域が使用される。
【0141】
より小さい領域の等値線と対称線との交点およびノズル開口によって形成される部分はh
Tである。
【0142】
図3は、例として、温度噴出の浸透深さを表す。
【0143】
この部分は、上に向かって2倍化される(2・h
T)。次に、水平線L1が右に向かって引かれる。
【0144】
この水平線と等値線L
Gの交点で、垂直線L2が下に向かって引かれる。
【0145】
線L2との交点S2がノズル開口から進む水平線rによって形成される。
【0146】
この方法では、辺の長さ(2・h
T)およびrを有し、領域A
gesを有する長方形が規定される。
【0147】
最適な反応手順のために決定的な領域はA
Rである。この領域は幾何学的データから容易に計算することができる。
【0148】
上記の手順に従って、ガウス台形公式に従って多角形に近似することによって、この領域を、等値線を有するグラフから計算することができる。
【0149】
それは、頂部においてL1、右側および底部においてL
G、左側において対称線およびさらに右側に位置する2つの等値線L
TおよびL
1−εによって境界される。
【0150】
領域A
R内に、高い固体濃度および高い反応ガス濃度と同時に高温が存在する。
【0151】
多数の測定の結果、以下の場合にのみ最適な反応手順が期待できることが、驚くべきことに見出された。
【0152】
【数1】
【0153】
さらに領域が以下の状態を満足する場合も有利であることがわかる。
【0154】
【数2】
【0155】
この場合は、
図3において本発明に従った実施例を表す。
【0156】
この場合は、底部ガスの速度がU
G=0.6m/秒であり、反応ガスの速度がU
R=75m/秒であることによって達成された。400mmの直径を有する反応器中で、12kg/時というポリシリコン顆粒の蒸着速度が達成された。この場合、均質な気相蒸着によるダスト形成は<2%であった。生成物において、20ppmwの塩素含有量が達成された。
【0157】
最適な反応プロファイルとは対照的に、比較例として、
図4に示されるシナリオが得られた。ここでは、底部ガスの速度はU
G=0.7m/秒であり、反応ガスの速度がU
R=80m/秒である。領域A
Rは、本発明による実施例の領域よりも著しく小さい(A
R<0.56・A
ges)。したがって、最適な反応条件を有する領域は小さくなる。その原因は、異なる速度に起因する、ガス噴出口での偏位している等値線である。400mmの直径を有する反応器中で、10kg/時というポリシリコンの蒸着速度が達成された。この場合、均質な気相蒸着によるダスト形成は<2%であった。生成物において、25ppmwの塩素含有量が達成された。より低い蒸着速度およびより高い塩素含有量の原因は、急速な粒子成長をもたらす、高い過飽和を有するより小さな領域が存在することである。
【0158】
さらなる比較例が
図5に示される。ここで、底部ガスの速度がU
G=0.8m/秒であり、反応ガスの速度がU
R=130m/秒である。
【0159】
400mmの直径を有する反応器中で、7.5kg/時というポリシリコンの蒸着速度が達成された。この場合、均質な気相蒸着によるダスト形成は>20%であった。生成物において、38ppmwの塩素含有量が達成された。
【0160】
領域A
Rはこの例では非常に小さい。このシナリオのさらなる欠点は、等値線L
Tと等値線L
1−εの位置が非常に異なることである。等値線L
1−εが等値線L
Tのさらに右側にある場合、高い反応ガス濃度および高温は存在するが、不十分な固体濃度が記録されているに違いない領域が形成される。この結果は、全反応における均質な気相蒸着の割合が増加することである。高い過飽和は固体粒子シード上の成長によって低減させることはできない。
【0161】
さらなる比較例が
図6に示される。ここで、底部ガスの速度はU
G=0.3m/秒であり、反応ガスの速度はU
R=130m/秒である。噴流流動床が存在する。400mmの直径を有する反応器中で、8kg/時というポリシリコンの蒸着速度が達成された。この場合、均質な気相蒸着によるダスト形成は<10%であった。生成物において、35ppmwの塩素含有量が達成された。
【0162】
3つのすべての等値線は、流動床の床高さh
bedを超えている。ノズルの上に、反応が起こらない、固体を含有しない冷たい領域が生じている。低い底部ガス速度のために、縁領域において下方に移動する粒子の動きが停滞しており、局部過熱が起こっている。
【0163】
複数のノズルからの噴出口における研究
ポリシリコン顆粒の蒸着のための規定された反応器内径を有する流動床反応器の容量は、様々な境界条件に依存する。
【0164】
重要なパラメータは、反応器に供給されるシリコン含有反応ガスの質量流である。単一ノズルと比較して反応ガスノズルのガス噴出口での条件を一定に維持するために、この容量は単一ノズルにおける質量流を増加させることでは増加させることができない。また、ノズル出口直径を広げて質量流を増加させることは直ちにはできない。何故ならば、これは大きな気泡をもたらすからである。
【0165】
個々のノズルがすべて、ガス噴出において可能な限り同一の条件を有する反応器底部に、複数の個々のノズルが作られなければならない。したがって、前記容量は、ノズルを密に配置する方法によって制限される。
【0166】
この方法では、ノズル間の、およびノズルと反応器壁との間の相互作用ができるだけ小さくあるべきである。
【0167】
2つのノズルの噴出領域間に強力な相互作用が起こるはずである場合には、これは温度ギャップの大きな広がりと、反応温度未満の温度を有する広い領域とをもたらす可能性がある。また、不十分な固体濃度を有する領域が発生し、さらにまた不十分な反応ガス濃度を有する領域も発生する。
【0168】
達成されるべき容量がある場合、および規定された反応器直径の場合、前記の測定方法およびその評価により、反応器底部上の反応ガスノズルの最適な配置、および必要数のノズルの設定が可能である。
【0169】
単一ノズルの研究に関する記述と同様に、底部ガスを反応器の底部に供給する方法、または底部ガスノズル、分配器プレートまたは焼結プレートの配置方法は関係ない。図示された噴出領域において、底部ガスは、対応する表面的なガス速度で全反応器断面に対し既に完全かつ均一に分配される。記載された噴出領域内で両ガスは、追加の垂直二次ガス注入を有する気泡形成流動床を形成する。
【0170】
図7では、本発明の実施例の場合が単一のノズルに関する研究から再考される。
【0171】
ノズル中心間の規定された間隔xに配置される2つのノズルが示されている。反応ガスノズルの周りに、単一ノズルについての研究から設定された、規定された半径rが存在する場合、驚くべきことに、1つのノズルとこれに最も近いノズルとの間の相互作用を排除するために、間隔xは条件:2・r・s<x<2・r・(s+t)を満たさなければならないことが見出された。ここで、パラメータsおよびtはs=1.0およびt=0.6という値を典型的に有すべきである。
【0172】
ノズルと反応器壁との間の相互作用を除外するために、配置は、壁と壁に最も近いノズルの間の最短間隔yが次の条件:r・s<y<r・(s+t)を満たように選択されるべきである。ここでパラメータsおよびtはs=1.5およびt=1.0という値を典型的に有すべきである。
【0173】
ベースプレートの好ましい実施形態
図8は、ベースプレートの好ましい実施形態を示し、その設計は噴出測定の結果から生じた。
【0174】
反応ガスノズルは、上記に定義された条件が満たされるように配置される。簡略化のため、可能な流動化ノズルは図示されない。これらは、焼結ベース、分配器プレートによって、または個々のノズルによって実現できることを当業者は知っている。
【0175】
この場合のノズルは、1つの円上のノズル間の半径方向の角度が一定となるように、反応器中心点の周りを走る1つ以上の同心円上に均一に分配配置されることができる。この変形例では、固体のローラが反応器容積にわたって均一に分配される。
【0176】
他の好ましい可能性は、少なくとも3つの個々のノズル、および反応器の中心点の周りにこれらのクラスターの均一な分布を有するクラスターを形成するためのノズルの配置である。
【0177】
クラスター配置の利点は、異なるクラスターを介して異なる組成(クロロシランの濃度、クロロシランの種類)の反応ガス混合物を好ましく測定できる可能性である。
【0178】
この場合の個々のクラスターには、供給ポートを介して、規定された反応ガス混合物が供給される。
【0179】
クラスター配置のさらなる利点は、重複し、相互に干渉するガス噴出領域に関し相互に独立した配置のために、開発され簡略化された高級化の可能性である。