(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記論理は、さらに、前記コンピューティングデバイスに、以下の、前記バッテリのバッテリタイプ、前記バッテリの物理的位置、及び前記バッテリが現在給電しているデバイス、のうちの少なくとも1つを決定させることを特徴とする請求項1に記載のコンピューティングデバイス。
前記論理は、さらに、前記コンピューティングデバイスに、前記バッテリの前記バッテリ特性に影響する外部条件を決定させ、及び前記外部条件を利用して、前記バッテリの前記現在の消耗速度を決定させることを特徴とする請求項4に記載のコンピューティングデバイス。
【図面の簡単な説明】
【0006】
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は両方とも、種々の実施形態を説明し、特許請求される発明の主題の本質及び特徴を理解するための概観又は骨組を提供することが意図されることを理解されたい。添付の図面は、種々の実施形態のさらなる理解を提供するために含められたものであり、本明細書の一部に組み込まれると共に本明細書の一部をなすものである。図面は、本明細書に記述される種々の実施形態を例示し、説明とともに、特許請求される発明の主題の原理及び動作を説明する役割を果たす。
【
図1】本明細書において開示される実施形態に従う、バッテリ特性を遠隔決定するためのコンピューティング環境を描写する。
【
図2】本明細書において開示される実施形態に従う、バッテリ特性を遠隔決定するために利用され得るユーザコンピューティングデバイスを描写する。
【
図3】本明細書においてで開示される実施形態に従う、バッテリ及び/又はデバイスを検索するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図4】本明細書において開示される実施形態に従う、位置決定されたバッテリのリストを提供するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図5】本明細書において開示される実施形態に従う、デバイスに給電するバッテリのバッテリレベルを提供するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図6】本明細書において開示される実施形態に従う、デバイスに給電する特定のバッテリに対するバッテリレベルを提供するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図7】本明細書において開示される実施形態に従う、バッテリ交換戦略を推奨するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図8】本明細書において開示される実施形態に従う、交換バッテリがデバイスの中に挿入されたことを識別するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図9】本明細書において開示される実施形態に従う、位置決定されたバッテリで動作するデバイスのリストを提供するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図10】本明細書において開示される実施形態に従う、監視するためのデバイスを追加するためのユーザインターフェースを描写する。
【
図11】バッテリ特性を遠隔決定するために利用され得るプロセスを例示するフローチャートを描写する。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本明細書で開示される実施形態は、バッテリ特性を遠隔決定するためのシステム及び方法を含む。具体的に、本明細書において開示される実施形態は、給電されたデバイス、バッテリ、及び/又は他のエネルギー貯蔵デバイス(本明細書において広く「バッテリ」と称される)から無線通信信号を無線で受信するために構成される、携帯電話、タブレットコンピュータ、近距離無線通信(NFC)リーダなどのユーザコンピューティングデバイスを含む。ユーザコンピューティングデバイスは、テレビ、自動車など等のデバイス内に組み込まれ得る。バッテリは、無線周波数識別子(RFID)タグ、ワイヤレスフィディリティ(Wi−Fi)伝送器、Bluetooth伝送器、バーコード、及び/又はコンピューティングデバイスと通信するための他の無線通信器を含み得る。ユーザコンピューティングデバイスは、現在のインピーダンスレベル、現在の充電レベル、現在の消耗速度など等のバッテリの特性を監視するためのバッテリ(及び/又はバッテリが現在給電しているデバイス)とデータを交換することができる。
【0008】
同様に、いくつかの実施形態は、ユーザコンピューティングデバイスが、バッテリによって給電される、給電されたデバイスと通信するように構成され得る。かかる実施形態において、次いで、給電されたデバイスは、バッテリと通信することができ、及び/又はバッテリの特性を決定するためのハードウェアを試験することを含むことができる。給電されたデバイスは、デバイスの使用頻度に関する情報、又は給電されたデバイスに関する他の情報を通信することができる。ユーザコンピューティングデバイスは、給電されたデバイスからユーザコンピューティングデバイスに通信される情報の結果として、ユーザに使用提唱を提供することができる。他の実施形態もまた、本開示の範囲内であり、以下で詳細に説明される。
【0009】
ここで、図面を参照すると、
図1は、本明細書において開示される実施形態に従う、バッテリ特性を遠隔決定するためのコンピューティング環境を描写する。図示されるように、ネットワーク100は、ユーザコンピューティングデバイス102、リモートコンピューティングデバイス104、バッテリ106、及び/又は給電されたデバイス108に連結されてもよい。また示されるように、給電されたデバイス108は、異なるバッテリ110と連結されてもよい。ネットワーク100は、インターネット、モバイル通信ネットワーク、衛星ネットワーク、公衆サービス電話ネットワーク(PSTN)、及び/又はデバイス間の通信を促進するための他のネットワーク等の任意のワイドエリア及び/又はローカルエリアネットワークを含んでもよい。ネットワーク100がローカルエリアネットワークを含む場合、ローカルエリアネットワークは、Wi−Fi、Bluetooth、RFID、及び/又は他の無線プロトコルを介した通信経路として構成されてもよい。
【0010】
したがって、ユーザコンピューティングデバイス102は、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、モバイル通信デバイス、データベース、及び/又はユーザによってアクセス可能である他のコンピューティングデバイスを含んでもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、以下でより詳細に説明される、データ捕捉論理144a及びインターフェース論理144bを記憶する、メモリコンポーネント140をさらに含んでもよい。
【0011】
リモートコンピューティングデバイス104もまた、ネットワーク100に連結され、以下でより詳細に説明されるように、追加のバッテリを購入するためのオンライン小売業者として、バッテリ106に関するデータにアクセスするための情報サーバ、バッテリ使用及び有用寿命を監視するためのデータ収集サーバとしてなど、構成されてもよい。一例として、ユーザコンピューティングデバイス102は、バッテリが交換されるべき予想時刻を示す、使い捨てバッテリの充電レベル又は再充電可能なバッテリの健全性を認識することができる。以下でより詳細に説明されるように、ユーザコンピューティングデバイス102は、交換バッテリ(又は他の交換エネルギー貯蔵デバイス)を発注するように、リモートコンピューティングデバイス104と通信することができる。
【0012】
同様に、バッテリ製造元は、新たなバッテリを設計するためにバッテリ寿命の使用及び使用法を監視してもよい。加えて、又は代替的に、バッテリ製造元は、例えば、リモートコンピューティングデバイス104を介して、バッテリの製造及び品質関連データを監視することができる。かかる実施形態において、リモートコンピューティングデバイス104は、かかるデータを収集及び分析するためのサーバとして機能することができる。いくつかの実施形態において、リモートコンピューティングデバイス104は、ネットワーク100へのアクセスを有する任意のコンピューティングデバイスからバッテリ使用を監視するように、バッテリ購入者のためのユーザアカウントを提供することができる。
【0013】
また、
図1には、バッテリ106も描写される。バッテリ106は、化学バッテリ(アルカリ一次バッテリ、リチウム一次バッテリ、ニッケルー金属水素化物の再充電可能なバッテリ、リチウムイオンの再充電可能なバッテリなど等)、乾電池、湿電池、コンデンサ、及び/又は他のものなどの任意のエネルギー貯蔵デバイスの形態を採ることができる。エネルギー貯蔵デバイスのタイプにかかわらず、バッテリ106は、バッテリ特性(又は複数のバッテリ特性)を決定するための1つ以上のセンサとともに構成されてもよい。バッテリ特性は、現在の充電レベル;消耗速度;インピーダンス;開回路電圧(OCV);閉回路電圧;放電速度;放電/充電サイクル;サイクル寿命;一次又は二次等のバッテリタイプ;AAA、AA、C、又はD等のバッテリサイズ;バッテリ寿命の終了;製造日、材料ロット番号、セル組み立てライン番号、活性材料重量、電解質重量、及び任意の他の製造関連情報等のバッテリ製造/品質関連データなどを含んでもよい。さらに、バッテリ106は、ユーザコンピューティングデバイス102及び/又はリモートコンピューティングデバイス104にデータを送信するためのRFIDタグ、Bluetooth伝送器、Wi−Fi伝送器など等の無線伝送器を含んでもよい。無線伝送器は、製造中にバッテリとともに装着されてもよく、及び/又はバッテリが製造された後に適用されてもよい。データは、バッテリ特性、バッテリ識別子、給電されたデバイスの識別子、位置情報、物理的位置、及び/又は他の情報を含んでもよい。
【0014】
バッテリ106は、給電されたデバイスに給電していないとして描写されるが、これは、例に過ぎない。以下でより詳細に述べられるように、ユーザコンピューティングデバイス102及び/又はリモートコンピューティングデバイス104は、未使用及び/又は部分的に使用されているデバイスに給電しているが、給電されたデバイスに現在給電していないバッテリと通信するように構成されてもよい。したがって、バッテリ106は、給電されたデバイスに現在給電していてもよいか、又はしていなくてもよい。同様に、バッテリ106は、バッテリ充電デバイスによって、現在充電されていてもよいか、又はされていなくてもよい。
【0015】
さらに、
図1には、ユーザコンピューティングデバイス102及び/又はリモートコンピューティングデバイス104と通信する、給電されたデバイス108が描写される。具体的に、本明細書において開示されるいくつかの実施形態は、ユーザコンピューティングデバイス102及び/又はリモートコンピューティングデバイス104に無線信号を送信するために構成されるバッテリ106を含んでもよいが、これは、一例に過ぎない。具体的に、バッテリ110は、給電されたデバイス108に給電してもよく、このため、給電されたデバイス108と電気的に連結されてもよい。したがって、給電されたデバイス108は、バッテリ110と情報を通信するように構成されてもよく、そのため、給電されたデバイス108がバッテリ特性及び/又は他のデータを受信することに応答して、給電されたデバイス108は、上で説明されるように、ユーザコンピューティングデバイス102及び/又はリモートコンピューティングデバイス104と通信することができる。かかる実施形態は、バッテリ110が無線伝送器を含まない状況に対応する。同様に、いくつかの実施形態は、給電されたデバイス108が、バッテリ特性を決定するための1つ以上のセンサ、及びバッテリ識別子を決定するための論理を含むように構成されてもよい。
【0016】
ユーザコンピューティングデバイス102及びリモートコンピューティングデバイス104は、個々のデバイスとして各々描写されているが、これらは、例に過ぎないことを理解されたい。これらのデバイスのいずれかは、本明細書において説明される機能性を提供するために構成される、1つ以上のパーソナルコンピュータ、サーバ、ラップトップ、タブレット、モバイルコンピューティングデバイス、データ記憶デバイス、携帯電話などを含んでもよい。他のコンピューティングデバイスもまた、
図1の実施形態に含まれてもよいことをさらに理解されたい。
【0017】
同様に、単一のバッテリ106及び110、並びに単一の給電されたデバイス108が
図1に描写されているが、これもまた一例に過ぎない。理解されるように、複数のバッテリ(又は複数のエネルギー貯蔵デバイス)が、給電されたデバイス108等のデバイスに給電してもよい。したがって、ユーザコンピューティングデバイス102及び/又はリモートコンピューティングデバイス104は、複数の異なるデバイスに給電する、及び/又は現在はデバイスと関連付けられていない、複数の異なるバッテリと通信するように構成されてもよい。
【0018】
図2は、本明細書において開示される実施形態に従う、バッテリ特性を遠隔決定するために利用され得るユーザコンピューティングデバイス102を描写する。図示される実施形態において、ユーザコンピューティングデバイス102は、プロセッサ230、入力/出力ハードウェア232、ネットワークインターフェースハードウェア234、データ記憶コンポーネント236(バッテリデータ238a及びデバイスデータ238bを記憶する)、並びにメモリコンポーネント140を含む。メモリコンポーネント140は、ハードウェアを含み、揮発性及び/又は不揮発性メモリとして構成されてもよく、例えば、ランダムアクセスメモリ(SRAM、DRAM、及び/若しくは他のタイプのRAMを含む)、フラッシュメモリ、レジスタ、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、並びに/又は他のタイプの非一時的コンピュータ可読媒体を含んでもよい。特定の実施形態に依存して、非一時的コンピュータ可読媒体は、ユーザコンピューティングデバイス102内及び/又はユーザコンピューティングデバイス102の外部に存在してもよい。
【0019】
さらに、メモリコンポーネント140は、動作論理242、データ捕捉論理144a、及びインターフェース論理144bを記憶するように構成されてもよく、これらの各々は、例として、コンピュータプログラム、ファームウェア、及び/又はハードウェアとして具現化されてもよい。ローカル通信インターフェース246もまた、
図2に含まれ、ユーザコンピューティングデバイス102のコンポーネント間の通信を促進するように、バス又は他のインターフェースとして実装されてもよい。
【0020】
プロセッサ230は、命令を受信及び遂行するように(データ記憶現在は236及び/又はメモリコンポーネント140から等)動作可能な任意のハードウェア処理現在はを含んでもよい。入力/出力ハードウェア232は、モニタ、キーボード、マウス、プリンタ、カメラ、マイクロホン、スピーカー、並びに/又はデータを受信、送信、及び/若しくは提示するための他のデバイスを含み、及び/又はこれらと相互作用するように構成されてもよい。ネットワークインターフェースハードウェア234は、任意の有線又は無線ネットワーキングハードウェア、衛星、アンテナ、モデム、LANポート、ワイヤレスフィディリティ(Wi−Fi)カード、RFID受信器、Bluetooth受信器、画像認識器(他の無線データ通信媒体の代わりに、バッテリ及び/若しくはバッテリに関連する他のデータを認識するため)、バーコード読取器、WiMaxカード、モバイル通信ハードウェア、並びに/又は他のネットワーク及び/若しくはデバイスと通信するための他のハードウェアを含んでもよい、及び/又はそれらと通信するために構成されてもよい。このつながりから、通信は、ユーザコンピューティングデバイス102、バッテリ106、給電されたデバイス108、リモートコンピューティングデバイス104、及び/又は他のコンピューティングデバイス間で促進され得る。
【0021】
データ記憶コンポーネント236は、ユーザコンピューティングデバイス102からローカル及び/又はリモートに存在してもよく、ユーザコンピューティングデバイス102及び/又は他のコンポーネントによるアクセスのための1つ以上のデータ片を記憶するように構成されてもよいことを理解されたい。いくつかの実施形態において、データ記憶コンポーネント236は、ユーザコンピューティングデバイス102から遠隔に位置し、このため、ネットワーク100を介してアクセス可能であり得る。しかしながら、いくつかの実施形態において、データ記憶コンポーネント236は、単に周辺デバイスであり、ユーザコンピューティングデバイス102の外部にあってもよい。
【0022】
メモリコンポーネント140には、動作論理242、データ捕捉論理144a、及びインターフェース論理144bが含まれる。操作論理242は、ユーザコンピュータデバイス102のコンポーネントを管理するためのオペレーティングシステム、及び/又は他のソフトウェアを含んでもよい。同様に、データ捕捉論理144aは、ユーザコンピューティングデバイス102に、バッテリ106及び/又は給電されたデバイス108からの通信を検出及び受信させるように構成されてもよい。インターフェース論理144bは、ユーザコンピューティングデバイス102に、受信されたデータから決定を行うこと、並びにユーザインターフェースを提供すること、リモートコンピューティングデバイス104と通信すること、及び/又は以下で述べられるような他の動作を実行することを行わせることができる。
【0023】
図2に図示されるコンポーネントは、例示に過ぎず、本開示の範囲を制限することを意図しないことを理解されたい。
図2のコンポーネントは、ユーザコンピュータデバイス102内部に位置するものとして図示されるが、これは一例に過ぎない。いくつかの実施形態において、コンポーネントのうちの1つ以上は、ユーザコンピューティングデバイス102の外部に存在してもよい。
【0024】
図3は、本明細書において開示される実施形態に従う、バッテリ及び/又は給電されたデバイスを検索するためのユーザインターフェース330を描写する。図示されるように、ユーザコンピューティングデバイス102は、ユーザインターフェース330(及び/又は本明細書において説明される他のユーザインターフェース)を提供することができる。具体的に、ユーザインターフェース330は、携帯電話又は他のデバイスのためにダウンロードされるもの等のソフトウェアアプリケーションの一部として提供されてもよい。一度、ソフトウェアアプリケーションが立ち上げられると(ユーザ入力及び/又は読み取り可能なバッテリ若しくは給電されたデバイスの検出によって引き起こされ得る)、ユーザインターフェース330は、ユーザコンピューティングデバイス102の近くでバッテリを検索するために提供されてもよい。
【0025】
上で述べられるように、バッテリ106及び/又は給電されたデバイス108は、RFIDタグ、Wi−Fi伝送器など等の無線通信機構を含んでもよい。したがって、ユーザコンピューティングデバイス102は、どのバッテリがユーザコンピューティングデバイス102の範囲内にあるかを検出することができる。同様に、いくつかの実施形態は、バッテリが、ローカルネットワークに通信的に連結されるルータ又は他のブリッジングデバイス等のデバイスと通信するように構成されてもよい。このデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス102が、バッテリ及び/又は他のデバイスと直接通信するための範囲内にないときでさえ、ユーザコンピューティングデバイス102に、バッテリ及び/又はデバイスを監視する能力を与えるように、ユーザコンピューティングデバイス102とさらに通信することができる。かかる実施形態は、ユーザが買い物をしており、どのバッテリが交換を必要とするかを思い出せない場合等、有用に機能することができる。
【0026】
また、ユーザインターフェース330には、デバイス検索オプション332等のユーザオプションが含まれる。デバイス検索オプション332は、バッテリの代わりに、給電されたデバイスを位置決定するためのユーザコンピューティングデバイス102のための機能を起動させることができる。上で説明されるように、ある特定の給電されたデバイスは、ユーザコンピューティングデバイス102とバッテリ特性を通信する能力が具備されてもよい。
【0027】
図4は、本明細書において開示される実施形態に従う、位置決定されたバッテリを提供するためのユーザインターフェース430を描写する。ユーザコンピューティングデバイス102が1つ以上のバッテリを検出することに応答して、ユーザインターフェース430が提供されてもよい。図示されるように、ユーザインターフェース430は、位置決定されたバッテリのバッテリオプション432a〜432f(「バッテリオプション432」と総称される)等のユーザオプション、並びにバッテリに関する追加の情報を提供することができる。かかる追加の情報は、バッテリタイプ、給電されたデバイスタイプ、物理的位置、及び/又は他の情報を含んでもよい。バッテリオプション432のうちの1つ以上の選択に応答して、追加の詳細が提供されてもよい。また、デバイスオプション434も含まれる。デバイスオプション434の選択に応答して、位置決定された給電されたデバイスのリストが提供されてもよい。
【0028】
図5は、本明細書において開示される実施形態に従う、デバイスに給電するバッテリのバッテリレベルを提供するためのユーザインターフェース530を描写する。
図4からのバッテリオプション432aの選択に応答して、ユーザインターフェース530が提供されてもよい。具体的に、ユーザインターフェース530は、バッテリ状態インジケータ532a、532b、及び532cを含み、これは、リモートコントロール内のバッテリを交換するべきかどうかのグラフ表示を提供する。バッテリ状態インジケータ532aは、バッテリが良好な状態にあることを表す。バッテリ状態インジケータ532bは、バッテリが警告状態にあることを表す。バッテリインジケータ532cは、バッテリが交換状態にあることを表す。一例として、バッテリ状態インジケータ532aは、100%〜67%の充電の残りを有するバッテリを表すことができる。バッテリ状態インジケータ532bは、67%〜33%の充電の残りを有するバッテリを表すことができる。バッテリインジケータ532cは、33%〜0%の充電の残りを有するバッテリを表すことができる。
【0029】
また、ユーザインターフェース530には、個々のバッテリステータス534も提供される。具体的に、特定の給電されたデバイス(
図5に描写されるリモートコントロール等)は、複数のバッテリを利用することができる。したがって、それらのバッテリの全ては、給電されたデバイスを動作させるように、ある特定の充電レベルを有する必要があり得る。しかしながら、これは、バッテリの全てを交換する必要があることを必ずしも意味しない。具体的に、バッテリのうちの1つが、給電されたデバイス108に給電する他のバッテリに対して、不良な状態にある場合、個々のバッテリステータス534は、この情報を提供することができる。
【0030】
また、全て表示オプション536及び推奨オプション538も含まれる。全て表示オプション536の選択に応答して、給電されたデバイス内のバッテリの全てに関連する情報を提供することができる。推奨オプション538の選択に応答して、バッテリを交換するための推奨を提供することができる。
【0031】
図6は、本明細書において開示される実施形態に従う、給電されたデバイス108に給電する特定のバッテリに対するバッテリレベルを提供するためのユーザインターフェース630を描写する。
図5からの個々のバッテリステータス534のうちの1つの選択に応答して、ユーザインターフェース630を提供することができる。図示されるように、ユーザインターフェース630は、バッテリを含むグラフ表示632、及びバッテリ特性の表示を含む。また、テキストの残り充電インジケータ634a、及び交換インジケータ634bまでの時間も含まれる。ユーザインターフェース630はまた、バッテリタイプ、並びにその現在の状態におけるバッテリに対する別の使用を識別することができる。バッテリタイプを識別することは、認証された及び/又は偽造されたブランド付きのバッテリを決定して、使用中に配置されるバッテリの信頼性を決定するために、利用されてもよい。さらに、識別は、バッテリのユーザの適切な維持を監視し、認めるために利用されてもよい。例として、識別子は、いつ(及び/又はどこで)バッテリを再利用するべきかを示すように、本明細書において説明される論理と連結されてもよい。消費者の再利用の習慣は、記録されてもよく、ユーザには、クーポン、クレジット、又は再利用のための他の報奨が提供されてもよい。
【0032】
具体的に、バッテリが、現在、大量の電力を消費する給電されたデバイス(カメラ等)において使用されている場合、バッテリは、消耗されたと見なされ得る。しかしながら、バッテリは、より少ない電力を消費する異なる給電されたデバイス(時計等)での使用が可能であり得る。したがって、ユーザコンピューティングデバイス102は、検出された給電されたデバイスのバッテリ使用を決定し、バッテリのための代替的な使用を推奨することができる。代替的な使用が利用可能ではない場合、ユーザコンピューティングデバイス102は、バッテリを放電又は再充電することを推奨することができる。したがって、推奨オプション636もまた、
図6に提供される。推奨オプション636の選択に応答して、バッテリのための他の推奨が提供されてもよい。
【0033】
ユーザコンピューティングデバイス102は、バッテリのうちの1つ以上の消耗速度を決定するように構成されてもよいことを理解されたい。一例として、いくつかの実施形態は、給電されたデバイス108及び/又はバッテリ106が、消耗速度を決定し、この情報をユーザコンピューティングデバイス102に送信するように構成されるように、構成されてもよい。別の例として、いくつかの実施形態は、給電されたデバイス108が、デバイスタイプをユーザコンピューティングデバイス102に通信するように構成されるように、構成されてもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、消耗速度を決定するように、ユーザコンピューティングデバイス102のメモリ内に記憶される放電モデルと併せて、デバイスタイプを使用してもよい。別の例として、いくつかの実施形態は、ユーザコンピューティングデバイス102が、そのメモリ内にデバイスルックアップテーブルを含むように、構成されてもよい。ユーザは、ルックアップテーブルから給電されたデバイス108を選択し、選択されたデバイスをユーザコンピューティングデバイス102に入力してもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、消耗速度を決定するように、ユーザコンピューティングデバイス102のメモリ内に記憶される放電モデルと併せて、ユーザが入力するデバイスタイプを使用してもよい。別の例として、ユーザコンピューティングデバイス102は、画像認識能力を含んでもよい。ユーザは、ユーザコンピューティングデバイス102を用いて、給電されたデバイス108の写真を撮ってもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、消耗速度を決定するように、ユーザコンピューティングデバイス102のメモリ内に記憶される放電モデルと併せて、デバイスタイプを使用してもよい。同様に、いくつかの実施形態は、バッテリ(及び/又は給電されたデバイス)が、単に、ユーザコンピューティングデバイス102に、現在の充電レベルを識別する第1の無線信号を送信するように、構成される。バッテリ(及び/又は給電されたデバイス)は、その時の充電レベルを識別する、第2の時間における第2の無線信号を送信してもよい。この情報から、ユーザコンピューティングデバイス102は、バッテリ106の消耗速度を決定してもよい。さらに、ユーザコンピューティングデバイス102は、バッテリ106のバッテリ特性に影響する外部条件を識別してもよい。一例として、温度、湿度、及び/又は他の要因は、バッテリの消耗速度及び/又は他の特性に影響し得る。したがって、ユーザコンピューティングデバイス102は、これらの外部条件のうちの1つ以上を考慮して、バッテリの現在の消耗速度を決定することができる。消耗速度はまた、ユーザコンピューティングデバイス102によってグラフで表示されてもよい。例えば、電圧対時間のx−yグラフは、バッテリ106、及び/又は給電されたデバイス108内のバッテリ110の消耗速度を消費者に示すように、ユーザコンピューティングデバイス102によって表示されてもよい。
【0034】
図7は、本明細書において開示される実施形態に従う、バッテリ交換戦略を推奨するためのユーザインターフェース730を描写する。
図5からの推奨オプション538及び/又は
図6からの推奨オプション636の選択に応答して、ユーザインターフェース730が提供されてもよい。図示されるように、ユーザインターフェース730は、交換バッテリとして利用され得るバッテリの物理的位置を含む。具体的に、ユーザコンピューティングデバイス102は、部分的に使用された又は未使用のバッテリ(若しくは他の未使用のエネルギー貯蔵デバイス)が利用可能であり、所定の範囲内(ユーザの自宅内等)であるかどうかを決定してもよい。示されるように、バッテリは、現在未使用のバッテリ、現在使用中ではない、部分的に使用されたバッテリ、及び/又は現在使用中である、部分的に使用されたバッテリ(それらの現在の給電されたデバイスのために消耗されているもの等)であり得る。さらに、ユーザインターフェース730は、未使用オプション732、部分的に使用されたオプション734、及び購入オプション736を含む。
【0035】
未使用オプション732の選択に応答して、ユーザは、ユーザコンピューティングデバイス102に、交換バッテリが、ユーザインターフェース730において推奨される、未使用のバッテリとなるであろうことを示している。部分的に使用されたオプション734の選択は、部分的に使用されたバッテリが使用されるであろうことを示す。購入オプション736の選択は、別のユーザインターフェースを開き、及び/又はそうでなければ交換バッテリの購入を促進する(若しくはどこで購入すべきかをユーザに指示する)。
【0036】
具体的に、いくつかの実施形態は、バッテリが所定の充電レベルまで消耗し得る予想時刻に関する予測を行うように構成されてもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、この予測時刻が所定の時間フレーム内(例えば、2日以内)であるかどうかをさらに決定してもよい。したがって、実施形態は、予想時刻が所定の時間フレーム内であるという決定に応答して、交換バッテリの、例えば、オンライン又は店内購入を促進するように構成されてもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、交換バッテリを購入するために、最も近い小売店を消費者に指示するためのグローバルポジショニングシステム(GPS)能力を含んでもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、ユーザが、どの小売店で交換バッテリを購入するかに関して、情報を得た上での決断を下すことを可能にするように、小売店の在庫及び/又は費用データベースに接続してもよい。ユーザコンピューティングデバイス102はまた、消耗したバッテリの廃棄方法又は再利用方法を推奨してもよい。
【0037】
同様に、いくつかの実施形態は、バッテリが小売店に入ったかどうかを決定するように構成されてもよい。そうである場合、ユーザコンピューティングデバイス102には、そのバッテリを交換するためのクーポン又は割引が提供されてもよい(その訪問中等)。追加の割引及び/又はデジタルマーケティングが、ピックリスト、誘導質問、ユーザプロフィール情報、及び/又はユーザに関する他の情報に基づいて、ユーザに提供されてもよい。
【0038】
図8は、本明細書において開示される実施形態に従う、交換バッテリがデバイスの中に挿入されたことを識別するためのユーザインターフェース830を描写する。
図7からの未使用オプション732の選択に応答して、ユーザインターフェース830が提供されてもよい。図示されるように、ユーザインターフェース830は、選択されたバッテリの記載、並びに挿入オプション832、戻るオプション834、及びデバイスオプション836を含む。一度、ユーザが交換バッテリを給電されたデバイスの中へ挿入すると、ユーザは、挿入オプション832を選択することができ、そのため、ユーザコンピューティングデバイス102は、この新しい使用に関するデータの取得を開始することができる。戻るオプション834の選択は、使用されるであろうバッテリを再選択するように、ユーザを
図7のユーザインターフェース730に戻す。デバイスオプション836の選択は、ユーザが他の検出された給電されたデバイスを表示することを可能にする。
【0039】
ユーザは、
図7及び8に関して述べられるユーザ入力を手動で提供してもよいが、これは、一例に過ぎないことが理解されるであろう。具体的に、いくつかの実施形態は、給電されたデバイスの中へ挿入されるバッテリを自動で検出するように構成されてもよい。かかる実施形態において、ユーザは、挿入されるであろうバッテリを選択し、又は給電されたデバイスの中へいつバッテリが挿入されるかを示す必要はない。
【0040】
図9は、本明細書で開示される実施形態に従う、位置決定されたバッテリで動作するデバイスを提供するためのユーザインターフェース930を描写する。
図3からのデバイス検索オプション332及び/又は
図4からのデバイスオプション434の選択に応答して、ユーザインターフェース930が提供されてもよい。上で述べられるように、ユーザコンピューティングデバイス102は、バッテリ及び/又は給電されたデバイスを検索してもよい。したがって、ユーザインターフェース930は、デバイスオプション932a〜932gを提供してもよい。デバイスオプション932a〜932gのうちの1つの選択に応答して、給電されたデバイス及び/又は給電されたデバイスに給電するバッテリに関する追加の情報が提供されてもよい。一例として、ユーザコンピューティングデバイス102は、バッテリが所定の充電レベルまで消耗する時間フレームを予測してもよい。この情報は、ユーザインターフェース930において提供されてもよい。また、ユーザインターフェース930には、デバイス追加オプション934も含まれる。デバイス追加オプション934は、以下でより詳細に説明されるように、ユーザに、さもなければ検出されていない可能性があるデバイスを手動で追加する能力を提供する。ユーザコンピューティングデバイス102は、画像認識能力を含んでもよい。ユーザは、ユーザコンピューティングデバイス102を用いて、給電されたデバイスの写真を撮ってもよい。給電されたデバイスの写真又は他の画像は、給電されたデバイスと関連付けられてもよい。給電されたデバイスの写真又は他の画像は、ユーザインターフェース930において提供されてもよい。
【0041】
図10は、本明細書において開示される実施形態に従う、監視するためのデバイスを追加するためのユーザインターフェース1030を描写する。
図9からのデバイス追加オプション934の選択に応答して、ユーザインターフェース1030が提供されてもよい。図示されるように、ユーザインターフェース1030は、デバイス名オプション1032、デバイスタイプオプション1034、デバイスブランドオプション1036、及びバッテリタイプオプション1038を含んでもよい。デバイス名オプション1032の選択に応答して、ユーザは、新しいデバイスに対するデバイス名を入力してもよい。デバイスタイプオプション1034の選択に応答して、ユーザは、デバイスタイプを入力してもよい。デバイスブランドオプション1036の選択に応答して、ユーザは、デバイスのブランド、モデル番号、及び/又は他の同様のデータを入力してもよい。バッテリタイプオプション1038の選択に応答して、ユーザは、給電されたデバイスが受信するバッテリのサイズ及び/又は他の同様のデータを入力してもよい。ユーザコンピューティングデバイス102は、画像認識能力を含んでもよい。ユーザは、ユーザコンピューティングデバイス102を用いて、デバイスの写真を撮ってもよい。デバイスの写真又は他の画像は、給電されたデバイスと関連付けられてもよい。給電されたデバイスの写真又は他の画像は、ユーザインターフェース1030において提供されてもよい。
【0042】
図11は、バッテリ特性を遠隔決定するために利用され得るプロセスを図示するフローチャートを描写する。ブロック1150に図示されるように、検索は、エネルギー貯蔵デバイスを識別する第1の無線信号(着信無線信号)に対して実行されてもよい。ブロック1152において、第1の無線信号を受信することに応答して、エネルギー貯蔵デバイスの特性が決定されてもよい。ブロック1154において、第2の無線信号は、エネルギー貯蔵デバイスから受信されてもよい。ブロック1156において、決定は、エネルギー貯蔵デバイスの特性が所定の閾値に到達にするかどうか、第2の電気信号から行われてもよい。この決定は、バッテリ充電が、所定の閾値を超えて消耗されるかどうかを決定することを含んでもよい。他の例は、どこでインピーダンスが所定の閾値を超えて変化するか、バッテリ充電が所定の閾値を超える速度で消耗するかどうか等の状況を含む。ブロック1158において、エネルギー貯蔵デバイスの特性が所定の閾値に到達するという決定に応答して、特性を示す警告が送信されてもよい。
【0043】
本明細書で開示される寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、別途明記がない限り、各かかる寸法は、列挙された値及びその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものである。
【0044】
いずれの相互参照されるか又は関連する特許、又は及び本出願が優先権若しくはその利益を主張するいずれの特許出願又は特許も含む、本明細書に引用される全ての文書は、明示的に除外すること又は限定することを明言しない限り、その全容にわたって本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本明細書において開示されているか若しくは特許請求の範囲に記載されているいずれかの発明に関する先行技術であることを認めるものではなく、あるいはそれが単独で又はいかなる他の参考文献(単数若しくは複数)とのいかなる組み合わせにおいても、いかなるかかる発明も教示する、提唱する、又は開示することを認めるものではない。さらに、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献中の同一の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書でその用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
【0045】
本発明の特定の実施形態が例示及び説明されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく種々の他の変更及び修正を行い得ることが、当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲内に含まれる全てのかかる変更及び修正は、添付の特許請求の範囲にて網羅することが意図される。