(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
複数のアイテムを含む2次元状のメニュー画面若しくはホーム画面において編集機能を起動するときに少なくとも一つのアイテムを表示するための第1の領域とアイテム管理のための第2の領域を含む3次元ユーザーインタフェース画面を出力するステップと、
前記第2の領域を用いて前記少なくとも一つのアイテムを管理するステップと、
を含み、
前記第1の領域は左右に移動可能であり、複数のアイテムが表示されるページ領域と、固定アイテムが表示される固定領域と、を備え、
前記少なくとも一つのアイテムを管理するステップは、
前記第1の領域に位置するアイテムを前記第2の領域に移動するステップと、
前記移動されたアイテムを前記第2の領域に積み重ねるステップと、
前記第2の領域において発生するタッチ入力に対応して、前記第2の領域に積み重ねられた複数のアイテムを展開して表示するステップと、
を含み、
前記複数のアイテムを展開して表示するステップは、
アイテムを展開して表示した状態で、メニューキー信号が入力されると、現在行われ得るオプションメニューを含むオプションメニューウィンドウをタッチスクリーンの一方の側に出力するステップと、
アイテムが展開して表示された領域に予め設定された時間以上の間タッチを維持するロングタッチ信号が入力されると、前記アイテムと関連する複数の機能を含むメニューポップアップウィンドウを表示するステップと、のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする携帯端末におけるユーザーインタフェースの提供方法。
複数のアイテムを含む2次元状のメニュー画面若しくはホーム画面において編集機能を起動するときに少なくとも一つのアイテムを表示するための第1の領域とアイテム管理のための第2の領域を含む3次元ユーザーインタフェース画面を出力するタッチスクリーンと、
前記第2の領域を用いて、前記少なくとも一つのアイテムを管理する手順を制御する制御部と、
を備え、
前記第1の領域は左右に移動可能であり、複数のアイテムが表示されるページ領域と、固定アイテムが表示される固定領域と、を備え、
前記制御部は、
前記第2の領域をタッチして前記第1の領域の任意の位置にタッチ移動した後にタッチ解除するタッチ信号が入力されたときに前記第2の領域に積み重ねられたアイテムのうち最上位に位置するアイテムを前記第1の領域のタッチ解除された位置に移動するか、或いは、前記第2の領域をタッチ後にタッチ解除するタッチ信号が入力されたときに前記第2の領域に積み重ねられたアイテムを展開して表示し、前記展開されたアイテムのうちのいずれか一つをタッチして前記第1の領域に移動するタッチ信号が入力されたときに前記タッチされたアイテムを前記第1の領域に移動し、
アイテムを展開して表示した状態で、メニューキー信号が入力された場合、現在行われ得るオプションメニューを含むオプションメニューウィンドウをタッチスクリーンの一方の側に出力し、アイテムが展開して表示された領域に予め設定された時間以上の間タッチを維持するロングタッチ信号が入力された場合、前記アイテムと関連する複数の機能を含むメニューポップアップウィンドウを表示することを特徴とする携帯端末におけるユーザーインタフェースの提供装置。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。このとき、添付図面において、同じ構成要素にはできる限り同じ符号を付している点に留意すべきである。なお、本発明の要旨を却って曖昧にする恐れがある公知の機能及び構成についての詳細な説明は省略する。
【0010】
一方、本明細書及び図面に示す本発明の実施形態は本発明の技術内容を理解し易く説明し、且つ、本発明の理解への一助となるために特定の例を提示したものに過ぎず、本発明の範囲を限定するためのものではない。ここに開示された実施形態の他にも、本発明の技術的な思想に基づく他の変形例が実施可能であることは本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者にとって自明であろう。
【0011】
本発明を詳細に説明するに先立って、本発明の実施形態による携帯端末は、タッチスクリーン付きデバイスであり、個人情報端末(PDA)、移動通信端末、スマートフォン、タブレットPC、テーブルトップなどの何れかである。
【0012】
本発明は、ユーザーインタフェース画面を3次元状に表現することにより、追加的に発生する領域を用いてアイテムを容易に管理することを特徴とする。例えば、本発明は、円柱又は角柱などの3次元ユーザーインタフェース画面を出力し、第1の領域に少なくとも一つのアイテムを表示し、第2の領域を用いて前記少なくとも一つのアイテムを管理する。このとき例えば、前記第1の領域は円柱又は角柱の側面の一部又は全部であり、前記第2の領域は円柱又は角柱の底面である。
【0013】
図1は、本発明の実施形態による携帯端末の構成を概略的に示すブロック図である。
【0014】
図1を参照すると、本発明の実施形態による携帯端末100は、タッチスクリーン130と、保存部120及び制御部110を備え、タッチスクリーン130は、表示パネル131及びタッチパネル132を備える。
【0015】
タッチスクリーン130は、入力機能及び表示機能を実行する。タッチスクリーン130の表示パネル131及びタッチパネル132はこのために使用される。
【0016】
表示パネル131は、携帯端末100の各種のメニューをはじめとして、ユーザーが入力した情報又はユーザーに提供するための情報を表示する。例えば、表示パネル131は、携帯端末100の利用による種々の画面、例えば、ページ方式のホーム画面、メッセージ作成画面、通話画面などを提供する。特に、本発明による表示パネル131は、3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。前記3次元ユーザーインタフェース画面は、少なくとも一つのアイテムを表示するための第1の領域(以下、アイテム表示領域)と、アイテム管理のための第2の領域(以下、ドロップテーブル領域)とを備える。表示パネル131は、ドロップテーブル領域を用いてアイテム管理する様々な画面を提供する。前記様々な画面についての説明は、
図3乃至
図14に基づいて行う。このような表示パネル131は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオード(OLED:Organic Light Emitting Diode)、アクティブマトリクス方式有機発光ダイオード(AMOLED:Active Matrix Organic Light Emitting Diode)などの何れかで形成される。
【0017】
タッチパネル132は、表示パネル131の前面に取り付けられ、タッチ入力装置、例えば、ユーザーの指又はスタイラスなどが触れる場合にタッチイベントを生成し、生成されたタッチイベントを制御部110に受け渡す。詳しくは、タッチパネル132は、タッチ入力装置の接触による物理量(例えば、静電容量、抵抗値など)の変化によりタッチを認識し、タッチ位置情報及びタッチの種類(タッチ、タッチ解除、タップ、ダブルタッチ、タッチ移動(ドラッグ、フリック、スウィープ、マルチタッチなど)を制御部110に受け渡す。このようなタッチパネル132の構造と動作は、本発明の技術分野における通常の知識を持った者にとって自明であるので、これについての詳細な説明は省略する。特に、本発明によるタッチパネル132は、3次元ユーザーインタフェース画面においてアイテムを管理するために入力される種々の制御信号を制御部110に受け渡す。前記制御信号は、例えば、アイテム表示領域からドロップテーブル領域へのアイテムの移動を要請する信号、ドロップテーブル領域からアイテム表示領域へのアイテムの移動を要請する信号、ドロップテーブル領域に位置するアイテムに対する特定の機能(削除、移動、フォルダーに追加)を行うことを要請する信号などを含む。
【0018】
保存部120は、本発明の実施形態による機能を実行するに必要とされるプログラムをはじめとして、ユーザーデータなどを保存する。例えば、保存部120は、携帯端末100の全般的な動作を制御するプログラム及び携帯端末100を起動するOS(Operating System)、携帯端末100のその他のオプション機能、例えば、カメラ機能、音再生機能、イメージ又は動画再生機能、近距離無線通信機能などに必要とされる応用プログラム及び複数のコンテンツなどを保存する。さらに、保存部120は、タッチスクリーン130の運用のためのキーマップやメニューマップなどを保存してもよい。ここで、キーマップ、メニューマップはそれぞれ種々に構成可能であり。例えば、前記キーマップは、キーボードマップや、3x4キーマップ、クウォーティーキーマップの何れか、若しくは、現在活性化されている応用プログラムの運用・制御のための制御キーマップである。なお、前記メニューマップは例えば、現在活性化されている応用プログラムの運用・制御のためのメニューマップである。特に、本発明の実施形態による保存部120は、3次元ユーザーインタフェース画面を出力し、前記3次元ユーザーインタフェース画面のドロップテーブル領域を用いてアイテム管理を制御するアイテム管理プログラムを保存する。前記アイテム管理プログラムは、
図4乃至
図14に基づいて後述するアイテムの移動、アイテムの削除、アイテムを空きにする(empty)などの手順を制御する。
【0019】
保存部120は、ドロップテーブル領域に移動されたアイテムの以前の位置、即ち、前記アイテム表示領域における位置情報を記憶してもよい。これは、ドロップテーブル領域に位置する複数のアイテムをアイテム表示領域に戻らせる場合に以前の位置に移動するためである。
【0020】
制御部110は、携帯端末100の全般的な動作及び携帯端末100の内部ブロック間の信号の流れを制御する。特に、本発明による制御部110は、少なくとも一つのアイテムを表示するためのアイテム表示領域とアイテム管理のためのドロップテーブル領域を含む3次元ユーザーインタフェース画面を提供する。制御部110は、3次元ユーザーインタフェース画面のドロップテーブル領域を用いたアイテムの管理及び機能の起動を制御する。これについての詳細な説明は、
図2乃至
図14に基づいて後述する。
【0021】
一方、
図1に示してはいないが、本発明による携帯端末100は、イメージ又は動画撮影のためのカメラモジュール、放送受信のための放送受信モジュール、MP3(MPeg audio layer−3)モジュールなどのデジタル音源再生モジュール及び近接センシングのための近接センサーモジュールなどの付加機能を提供するための構成要素を選択的にさらに備える。これらの構成要素は、デジタル機器のコンバージェンスの傾向に伴い変形が非常に様々であるので全ては列挙できないが、本発明による携帯端末100は、上述した構成要素と同じレベルの構成要素をさらに備えてもよい。
【0022】
図2は、本発明の実施形態による携帯端末におけるユーザーインタフェースの提供方法を概略的に説明するための手順図であり、
図3は、本発明の実施形態による3次元ユーザーインタフェース画面の一例を示す画面例示図である。
【0023】
図1乃至
図3を参照すると、本発明の実施形態による制御部110は、ステップ201において、複数のアイテムを含むメニュー画面においてアイテム管理のための編集機能が起動(選択)されたか否かを確認する。前記編集機能が起動されない場合に、制御部110は、ステップ213において、当該機能を実行する。例えば、制御部110は、メニュー画面に含まれているアイテムのうちユーザーによって選択(タッチ)されたアイテムに対応する機能(例えば、音楽再生機能、インターネット接続機能など)を起動するか、又は、ステップ201を維持する。
【0024】
これに対し、前記編集機能が起動された場合に、制御部110は、ステップ203において、3次元状に構成された編集画面、即ち、3次元ユーザーインタフェース画面を表示するようにタッチスクリーン130を制御する。例えば、
図3を参照すると、識別符号310の画面例示図に示すように、2次元のメニュー画面が出力された状態で編集機能が起動されると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号320の画面例示図に示すように、3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。
詳しくは、本発明による3次元ユーザーインタフェース画面は、バッテリー残量、時間、受信信号の強さなどを表示するインジケータ領域10、複数のアイテムが表示されるアイテム表示領域20及びアイテム管理のためのドロップテーブル領域30を備える。アイテム表示領域20は、左右に移動、即ち、回転可能であり、複数のアイテムが表示されるページ領域と、固定アイテム(例えば、通話アイテム、連絡先アイテム、文字メッセージアイテム及びホーム画面アイテムなど)が表示される固定領域と、を備える。
【0025】
前記3次元ユーザーインタフェース画面は、識別符号320の画面例示図に示すように、例えば円柱状を呈する。しかしながら、本発明がこれに限定されることはない。例えば、前記3次元ユーザーインタフェース画面は、角柱状を呈していてもよい。換言すると、本発明は、円柱又は角柱を用いて3次元ユーザーインタフェース画面を構成し、前記円柱又は角柱の側面をアイテムを表示領域に割り当て、前記円柱又は角柱の底面をドロップテーブル領域30に割り当てる。
3次元ユーザーインタフェース画面には、図示したように、前記円柱又は角柱の展開図の一部、即ち、アイテムを表示する側面の一部と、ドロップテーブルを表示する、対応する底面の一部とが表示され、例えば、ドラッグなどのタッチ移動操作により、あたかも円柱(角柱)が回転するかのようにして順次隣接する別の側面と底面が表示される。
なお、
図4以降の図面では、インジケータ領域10、アイテム表示領域20、ドロップテーブル領域30の識別符号10、20、30は、煩雑を避けるため、原則としてその全部又は一部を省略する。
【0026】
制御部110は、ステップ205において、アイテム管理のための制御信号が入力されるか否かを確認する。前記制御信号が入力されない場合に、制御部110は、後述するステップ209に移行する。これに対し、前記制御信号が入力される場合に、制御部110は、ステップ207において、入力された制御信号による機能を実行する。例えば、制御部110は、制御信号に基づいてアイテム表示領域20に位置するアイテムをドロップテーブル領域30に移動するか、又は、ドロップテーブル領域30に位置するアイテムをアイテム表示領域20に移動する。或いは、制御部110は、ドロップテーブル領域30に位置する複数のアイテムを削除するか、又は、元の位置に戻す。或いは、制御部110は、アイテム表示領域20にフォルダーを追加し、ドロップテーブル領域30に位置する複数のアイテムを追加されたフォルダーに移動する。或いは、制御部110は、ドロップテーブル領域30に積み重ねられた複数のアイテムを多行多列に展開して表示するか、又は、前記多行多列に展開された複数のアイテムを積み重ねた形状(積み重ね状)に戻す。これについての詳細な説明は、
図4乃至
図14の画面例示図に基づいて後述する。
【0027】
制御部110は、ステップ209において、編集機能が終了されるか否かを確認する。前記編集機能が終了されない場合に、制御部110は、ステップ205に戻る。これに対し、前記編集機能が終了される場合に、制御部110は、ステップ211において、メニュー画面に戻る。
【0028】
一方、以上では、2次元メニュー画面において編集機能を起動するときに3次元ユーザーインタフェース画面を出力すると説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明は、編集機能を起動しなくてもメニュー画面の状態でドロップテーブル領域30を利用できるようにメニュー画面を3次元状に提供してもよい。また、以上では、メニュー画面を編集する場合を例にとって説明したが、本発明は、携帯端末100に含まれているメニューのうち頻繁に用いるメニューを集めておいたホーム画面の編集にも適用可能である。
【0029】
さらに、以上では、円柱又は角柱の底面をドロップテーブル領域30として用いることを説明したが、前記円柱又は角柱の上面をドロップテーブル領域30として用いてもよく、上面及び底面を両方ともドロップテーブル領域30として用いてもよい。さらに、インジケータ領域10は、設計者の意図によって3次元ユーザーインタフェース画面に含まれなくてもよい。即ち、前記3次元ユーザーインタフェース画面は、アイテム表示領域20と、ドロップテーブル領域30と、から構成されてもよい。
【0030】
図4乃至
図6は、本発明の実施形態による3次元ユーザーインタフェース画面のアイテム表示領域に位置するアイテムをドロップテーブル領域に移動する手順を示す画面例示図である。
【0031】
まず、
図4に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、メニュー画面出力を要請する信号が入力されたときに、制御部110の制御下で、識別符号410の画面例示図に示すメニュー画面を出力する。前記メニュー画面は複数のページを含み、各ページには、複数のアイテムが例えば2次元状に多行多列に配列される。このとき、識別符号410の画面例示図を参照すると、前記メニュー画面は7ページから構成されており、現在第4ページ(識別符号412のページマークを参照すること)が表示中であることが分かる。
【0032】
前記メニュー画面が出力された状態で編集機能が起動されると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号415の画面例示図に示す3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。前記3次元ユーザーインタフェース画面についての説明は、
図3に基づいて行ってあるので省略する。前記3次元ユーザーインタフェース画面が出力された状態で、ユーザーは、識別符号420及び425の画面例示図に示すように、アイテム表示領域20に位置する少なくとも一つのアイテムをタッチしてドロップテーブル領域30に向かってタッチ移動する。次いで、ユーザーがドロップテーブル領域30においてタッチを解除する場合に、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号430の画面例示図に示すように、移動されたアイテムをドロップテーブル領域30に登録する。このとき、制御部110は、識別符号430の画面例示図に示すように、アイテム表示領域20に位置するアイテムを並べ替える。即ち、制御部110は、ドロップテーブル領域30に移動されたアイテムの次に位置していたアイテム50を一マスずつ前方に移動して、ドロップテーブル領域30に移動されたアイテムが位置していた領域を満たす。
【0033】
次いで
図5に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、メニュー画面出力を要請する信号が入力されたときに、制御部110の制御下で、識別符号440の画面例示図に示すメニュー画面を出力する。ここで、前記メニュー画面についての説明は詳述してあるので省略する。
【0034】
前記メニュー画面が出力された状態で編集機能が起動されると、前記タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。前記3次元ユーザーインタフェース画面が出力された状態で、ユーザーは、識別符号445及び450の画面例示図に示すように、アイテム表示領域20に位置する少なくとも一つのアイテムをタッチしてドロップテーブル領域30に向かってタッチ移動する。次いで、ユーザーがドロップテーブル領域30においてタッチを解除する場合に、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号455の画面例示図に示すように、タッチ移動されたアイテムをドロップテーブル領域30に登録する。このとき、制御部110は、識別符号450及び455の画面例示図に示すように、ドロップテーブル領域30に移動されたアイテムが位置していた領域を他のアイテムで満たすことなく、空き状態に維持する。
【0035】
さらに
図6に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、メニュー画面出力を要請する信号が入力されたときに、制御部110の制御下で、識別符号470の画面例示図に示すメニュー画面を出力する。前記メニュー画面が出力された状態で編集機能が起動されると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。前記3次元ユーザーインタフェース画面が出力された状態で、ユーザーは、識別符号475及び480の画面例示図に示すように、アイテム表示領域20に位置する少なくとも一つのアイテム477をタッチしてドロップテーブル領域30に向かってタッチ移動する。このとき、制御部110は、識別符号480の画面例示図に示すように、前記移動されたアイテムの次に位置していたアイテム50を一マスずつ前方に移動して、ドロップテーブル領域30に移動されたアイテムが位置していた領域を満たす。
【0036】
次いで、ユーザーがドロップテーブル領域30においてタッチを解除する場合に、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、タッチ移動されたアイテムをドロップテーブル領域30に登録し、周りのアイテムと視覚的に区別されるようにアイテム表示領域20における以前の位置に前記移動されたアイテムに対応するイメージ(以下、ゴーストイメージ486という)をさらに表示する。詳しくは、タッチスクリーン130は、ドロップテーブル領域30に移動されたアイテムの大きさ、透明度(例えば、半透明に表示)及び色相(例えば、黒白にて表示)のうちの少なくとも一つを変えたゴーストイメージ486を前記以前の位置に表示する。例えば、タッチスクリーン130は、識別符号485の画面例示図に示すように、ドロップテーブル領域30に移動されたアイテムを半透明に処理したゴーストイメージ486を前記以前の位置に表示する。これは、ドロップテーブル領域30に移動されたアイテムが存在し、ドロップテーブル領域30に位置するアイテムの以前の位置をユーザーに知らせるためである。このようにドロップテーブル領域30に登録されたアイテムの大きさ、透明度、色相などを変えて元の位置に一緒に表示する場合に、制御部110は、識別符号485の画面例示図に示すように、識別符号480の画面例示図において位置が移動されたアイテム群50を以前の位置に移動する。
【0037】
以上、アイテム表示領域20に位置する少なくとも一つのアイテムをドロップテーブル領域30に移動する種々の例について説明した。以下では、ドロップテーブル30領域に登録されたアイテムをアイテム表示領域20に移動する種々の例について説明する。
【0038】
図7乃至
図9は、本発明の実施形態による3次元ユーザーインタフェース画面のドロップテーブル領域に登録されたアイテムをアイテム表示領域に移動する手順を示す画面例示図である。
【0039】
まず、
図7に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御に従い、識別符号510の画面例示図に示す3次元ユーザーインタフェース画面を表示する。このとき、識別符号520の画面例示図に示すように、ユーザーは、ドロップテーブル領域30に登録されたアイテムをタッチしてアイテム表示領域20の特定の位置にタッチ移動した後にタッチを解除する。前記タッチが解除されると、制御部110は、タッチ解除された特定の位置にドロップテーブル領域30のアイテムを移動する。このとき、ドロップテーブル領域30に複数のアイテムが積み重ねられた場合に、制御部110は、積み重ねられたアイテムのうち最上位に位置するアイテムを前記タッチ解除された位置に移動する。このようにユーザーは、タッチ、タッチ移動及びタッチ解除によりドロップテーブル領域30に位置するアイテムをユーザー所望のアイテム表示領域20の特定の位置に移動できる。一方、
図7に示してはいないが、ドロップテーブル領域30に位置するアイテムを現在表示されているページ(例えば、識別符号510の画面例示図を参照すると、第4ページ)ではなく、他のページに移動しようとする場合に、ユーザーは、アイテム表示領域20において左側又は右側にスウィープするタッチインターラクションによりページを移動する。
【0040】
次いで、
図8に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御に従い、識別符号530の画面例示図に示す3次元ユーザーインタフェース画面を表示する。このとき、前記3次元ユーザーインタフェース画面のドロップテーブル領域30には複数のアイテムが登録された状態である。次いで、ドロップテーブル領域30に表示されたアイテムをタッチ後にタッチ解除するタップ信号が入力されると、制御部110は、識別符号540の画面例示図に示すように、ドロップテーブル領域30に登録されたアイテムを多行多列に展開して表示する。識別符号540の画面例示図を参照すると、12個のアイテムがドロップテーブル領域30に登録されていることが分かる。
【0041】
前記アイテムが多行多列に表示された状態で、ユーザーは、識別符号550の画面例示図に示すように、アイテム表示領域20に移動しようとする少なくとも一つのアイテムをタッチして予め設定された方向(例えば、左側又は右側の方向)にタッチ移動(例えば、ドラッグ後のタッチ解除、フリック、スウィープのうちのいずれか一つ)する。このとき、制御部110は、タッチ移動されたアイテムを以前の位置(例えば、ゴーストイメージが表示されている位置)に移動するか、又は、現在ページの空いている位置に移動する。一方、制御部110は、現在ページに空いている位置がない場合に、次のページの空いている位置にアイテムを移動するように制御し、最後のページまで空いている位置がない場合にはページを追加し、追加されたページにアイテムを移動するように制御する。
【0042】
一方、識別符号540の画面例示図の状態で、展開されたアイテムのうちのいずれか一つをタップする場合に、制御部110は、展開されたアイテムを以前の状態、即ち、識別符号530の画面例示図に示すように、積み重ねられた状態に戻して表示してもよい。また、以上では、タップイベントに対応してアイテムを展開したり折り畳んだりすると説明したが、本発明の他の例においては、上下方向のタッチ移動イベント(例えば、フリックアップ、又はフリックダウンイベント)によってアイテムを展開して表示するか、又は、展開されたアイテムを以前の形状(積み重ね状)に表示する。
【0043】
さらに、
図9に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号560の画面例示図に示す3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。このとき、前記3次元ユーザーインタフェース画面のドロップテーブル領域30には複数のアイテムが登録されているとする。識別符号560にて示す状態で、ドロップテーブル領域30に表示されたアイテムをタッチ後にタッチ解除するタップ信号が入力されると、制御部110は、識別符号570の画面例示図に示すように、ドロップテーブル領域30に登録されたアイテムを多行多列に展開して表示する。このような状態で、別設されたメニューキー(図示せず)信号が入力されると、制御部110は、識別符号580の画面例示図に示すように、現在行われ得るオプションメニューを含むオプションメニューウィンドウ55をタッチスクリーン130の一方の側(図では下辺)に出力する。本実施形態では、オプションメニューウィンドウ55は、編集された内容を保存する「保存(SAVE)」メニュー、編集された内容を保存せずに取り消す「取り消し(CANCEL)」メニュー、ドロップテーブル領域30を空きにする「空きにする(EMPTY)」メニューを備える。なお変形例では、識別符号560にて示す状態で、別設されたメニューキー(図示せず)信号が入力されると、制御部110は、識別符号565の画面例示図に示すように、現在行われ得るオプションメニューを含むオプションメニューウィンドウ55をタッチスクリーン130の一方の側(図では下辺)に出力する。
【0044】
識別符号565の画面例示図又は識別符号580の画面例示図に示すように、「空きにする」メニューが選択されると、制御部110は、識別符号590の画面例示図に示すように、ドロップテーブル領域30に位置していた全てのアイテムをアイテム表示領域20に移動してもよい。このとき、制御部110は、以前の位置を保存している場合に前記アイテムを以前の位置(例えば、ゴーストイメージが表示されている位置)に移動する。これに対し、以前の位置を保存していない場合には、制御部110は、現在ページの空いている位置に移動する。一方、制御部110は、現在のページに空いている位置がない場合に、次のページの空いている位置にアイテムを移動するように制御してもよく、最後のページまで空いている位置がない場合にページを追加し、追加されたページにアイテムを移動するように制御する。
【0045】
図10乃至
図12は、本発明の実施形態によるドロップテーブル領域を用いて複数のアイテムと関連する機能を行う手順を示す画面例示図である。
【0046】
まず、
図10に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号610の画面例示図に示すような3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。このとき、前記3次元ユーザーインタフェース画面のドロップテーブル領域30には複数のアイテムが登録されているとする。このような状態で、ドロップテーブル領域30に表示されたアイテムをタップする信号が入力されると、制御部110は、識別符号620の画面例示図に示すように、ドロップテーブル領域30に登録されたアイテムを多行多列に展開して表示する。次いで、前記アイテムが多行多列に表示された領域において予め設定された時間以上の間タッチを維持するロングタッチ信号が入力される場合に、制御部110は、識別符号630の画面例示図に示すように、前記アイテムと関連する複数の機能を含むメニューポップアップウィンドウ65を表示する。メニューポップアップウィンドウ65は、例えば図示したように、ドロップテーブル領域30に含まれているアイテムを削除する「削除」メニュー、アイテム表示領域20にフォルダーを追加し、前記追加されたフォルダーにドロップテーブル領域30のアイテムを移動する「フォルダー追加(フォルダー作り)」メニュー、アイテム表示領域20にページを追加し、前記追加されたページにドロップテーブル領域30のアイテムを移動する「ページ追加(ページ作り)」メニュー及びドロップテーブル領域30のアイテムをホーム画面に追加する「ホームに行く」メニューを備える。
【0047】
次に、
図11に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、上記のように、識別符号630の画面例示図に示すような3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。このとき、
図11の識別符号640の画面例示図に示すように、メニューポップアップウィンドウ65から「削除」メニュー61が選択(タップ)される場合に、制御部110は、ドロップテーブル領域30に位置していた複数のアイテムを削除する。ここで、前記削除は、複数のアイテムに対応するアプリケーションを携帯端末100から完全に除去することを意味する。このようにして削除が完了すると、識別符号650の画面例示図に示すように、ドロップテーブル領域30は、アイテムが存在しない空き状態となり、アイテム表示領域20に表示されていたゴーストイメージもまた除去される。
【0048】
一方、
図12に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、上記のように、識別符号630の画面例示図に示すような3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。このとき、
図12の識別符号660の画面例示図に示すように、メニューポップアップウィンドウ65から「フォルダー追加(フォルダー作り)」メニューが選択(タップ)される場合に、制御部110は、識別符号670の画面例示図に示すように、ゴーストイメージが存在していた位置にフォルダー70を追加し、ドロップテーブル領域30のアイテムをフォルダー70に移動する。このとき、フォルダー70には例えば、少なくとも一つのアイテムが存在することをユーザーが認知できるようにアイテムに対応する小さなイメージを表示する。
【0049】
これと同様に、図示しないが、メニューポップアップウィンドウ65から「ページ追加(ページ作り)」メニューが選択(タップ)される場合に、制御部110は、現在ページの次にページを追加し、前記追加されたページにドロップテーブル領域30のアイテムを移動する。一方、メニューポップアップウィンドウ65から「ホームに行く」メニューが選択される場合に、制御部110は、ドロップテーブル領域30のアイテムをホーム画面に移動する。このとき、制御部110は、ホーム画面の空いている位置にアイテムを移動する。例えば、ホーム画面の最初の空き空間に、ドロップテーブル領域30に積み重ねられたアイテムのうち最も上にあるアイテムを移動し、次の空き空間に次のアイテムを移動する。このようにして順次にドロップテーブル領域30のアイテムを移動し、ホーム画面に空き空間が不足した場合には、制御部110は、ホーム画面にページを追加する。
【0050】
以上述べたように、本実施形態によれば、ドロップテーブル領域30に位置する複数のアイテムに共通して削除、フォルダー追加(フォルダー作り)、ページ追加(ページ作り)などの機能を適用できて、ユーザーの使い勝手を向上できる。例えば、本発明により、複数のアイテムを削除しようとしても個別的に削除せざるを得ず、アイテム表示領域20にフォルダーを生成し、アイテムを前記フォルダーに個別的に移動せざるを得ず、しかも、前記ホーム画面に登録しようとする一つのアイテムを選択してホーム画面に個別的に移動せざるを得なかった従来の不都合を解消できる。
【0051】
図13は、本発明の一実施形態による3次元ユーザーインタフェース画面を用いてアイテムを管理する手順を示す画面例示図である。
【0052】
図13に、
図1も合わせて参照すると、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号710の画面例示図に示す3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。本実施形態による3次元ユーザーインタフェース画面はインジケータ領域10、アイテム表示領域20及びドロップテーブル領域30を備える。
【0053】
前記インジケータ領域10及びアイテム表示領域20は、上述の実施形態と同じ役割を果たしているので、重複する説明を避けるために、インジケータ領域10及びアイテム表示領域20についての説明は省略する。一方、前記ドロップテーブル領域30は、上述の以前の実施形態とは異なり、フォルダー追加アイテム71とページ追加アイテム72を備える。フォルダー追加アイテム71は、
図14に基づいて説明したフォルダー追加機能が割り当てられたアイテムであり、ページ追加アイテム72は、ページ追加機能が割り当てられたアイテムである。
【0054】
識別符号710の画面例示図に示す状態で、ユーザーは、識別符号720及び730の画面例示図に示すように、アイテム表示領域20のアイテムをフォルダー追加アイテム71が表示された位置に移動する。このとき、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、フォルダー追加アイテム71に移動されたアイテムの以前の位置に周りのアイテムと視覚的に区別されるように前記移動されたアイテムの大きさ、透明度(例えば、半透明に表示)及び色相(例えば、黒白にて表示)のうちの少なくとも一つを変えたゴーストイメージを表示する。
【0055】
次いで、ユーザーは、識別符号740の画面例示図に示すように、フォルダー追加アイテム71をタッチした状態で、アイテム表示領域20の任意の位置にタッチ移動した後にタッチ解除してもよい。アイテム表示領域20の任意の位置においてタッチが解除される場合に、制御部110は、識別符号750の画面例示図に示すように、タッチ解除された位置にフォルダー75を追加し、フォルダー追加アイテム71の内部にあるアイテムを追加されたフォルダー75に移動してもよい。このとき、フォルダー追加アイテム71は、アイテムが存在しない空き状態となり、アイテム表示領域20のゴーストイメージ73、74は除去可能である。以上述べた本発明の他の実施形態は、フォルダー追加アイテム71を用いて、
図12に示したようなメニューポップアップウィンドウ65を用いることなく、フォルダー追加機能をより容易に実行できる。
【0056】
一方、
図13に示してはいないが、本実施形態の変形例では、フォルダー追加アイテム71をタップする場合に、制御部110は、フォルダー追加アイテム71を拡大した第1のポップアップウィンドウを出力する。このとき、ユーザーは、前記第1のポップアップウィンドウから移動したいアイテムを選択してアイテム表示領域20に個別的に移動する。
【0057】
図14は、本発明の他の実施形態による3次元ユーザーインタフェース画面を用いてアイテムを管理する手順を示す画面例示図である。
【0058】
図14に、
図1も合わせて参照すると、本発明の他の実施形態によるタッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、識別符号810の画面例示図に示す3次元ユーザーインタフェース画面を出力する。次いで、ユーザーは、識別符号810及び820の画面例示図に示すように、アイテム表示領域20のアイテムをページ追加アイテム72が表示された位置に移動する。このとき、タッチスクリーン130は、制御部110の制御下で、ページ追加アイテム72に移動されたアイテムのゴーストイメージ83、84を周りのアイテムと視覚的に区別されるように以前の位置に表示する。
【0059】
次いで、ユーザーは、識別符号840の画面例示図に示すように、ページ追加アイテム72をタッチした状態で、アイテム表示領域20の任意の位置にタッチ移動した後にタッチ解除する。このとき、前記任意の位置は、ページとページとの間の空間であってもよい。このとき、制御部110は、ページが挿入されることをユーザーに通知するために、識別符号840の画面例示図に示すように、視覚的な効果(例えば図示したように、現在のページを傾ける効果)を提供する。
【0060】
アイテム表示領域20の特定の位置においてタッチ解除される場合に、制御部110は、識別符号850の画面例示図に示すように、タッチ解除された位置にページを追加し、前記追加されたページにページ追加アイテム72にあるアイテムを移動する。
【0061】
以上述べた本発明の他の実施形態によれば、ページ追加アイテム72を用いてページ追加機能をより容易に実行できる。一方、
図14に示していないが、本実施形態の変形例では、ページ追加アイテム72をタップする場合に、制御部110は、ページ追加アイテム72を拡大して第2のポップアップウィンドウを表示する。このとき、ユーザーは、前記第2のポップアップウィンドウから移動したいアイテムを選択してアイテム表示領域20に個別的に移動する。
【0062】
一方、本発明のさらに他の実施形態においては、フォルダー追加アイテム71及びページ追加アイテム72の間の空間を、
図3乃至
図12に基づいて説明したように、アイテムを積み重ねる領域として活用する。
【0063】
上述した本発明の実施形態による携帯端末におけるユーザーインタフェースの提供方法は、種々のコンピュータ手段を用いて実行できるプログラム命令の形で実現されて、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に書き込むことができる。このとき、前記コンピュータにて読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独或いは組み合わせて含む。一方、記録媒体に書き込まれるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されるか、又は、コンピュータソフトウェアの当業者に公知且つ使用可能なものである。
【0064】
前記コンピュータにて読み取り可能な記録媒体には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープなどの磁気媒体、CD−ROM、DVDなどの光記録媒体、フロプティカルディスクなどの磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどの、プログラム命令を保存して行うように特別に講じられたハードウェア装置が含まれる。なお、プログラム命令にはコンパイラーにより作成されるような機械語コードだけではなく、インタープリターなどを用いてコンピュータにより起動できる高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよい。
【0065】
以上、本発明の実施形態による携帯端末におけるユーザーインタフェースの提供方法及び装置の好適な実施形態について、本明細書及び図面に基づいて説明した。特定の用語が通常の意味と異なる意味で使用される場合があるが、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し且つ発明の理解への一助となるために用いられたものに過ぎず、本発明の範囲は、上述した実施形態、上述した用語の意味に限定されるものではない。即ち、本発明の技術的な思想に基づく種々の実施形態が上述の実施形態以外にも実施可能であるということは本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者にとって自明であろう。