特許第6193607号(P6193607)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6193607
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】ベッド装置
(51)【国際特許分類】
   A61G 7/005 20060101AFI20170828BHJP
   A47C 20/04 20060101ALI20170828BHJP
【FI】
   A61G7/005
   A47C20/04 A
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-84892(P2013-84892)
(22)【出願日】2013年4月15日
(65)【公開番号】特開2014-204896(P2014-204896A)
(43)【公開日】2014年10月30日
【審査請求日】2015年9月3日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】390039985
【氏名又は名称】パラマウントベッド株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100112335
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 英介
(74)【代理人】
【識別番号】100101144
【弁理士】
【氏名又は名称】神田 正義
(74)【代理人】
【識別番号】100101694
【弁理士】
【氏名又は名称】宮尾 明茂
(74)【代理人】
【識別番号】100124774
【弁理士】
【氏名又は名称】馬場 信幸
(72)【発明者】
【氏名】嶋田 竜也
(72)【発明者】
【氏名】影山 男
(72)【発明者】
【氏名】平井 栄太
(72)【発明者】
【氏名】窪田 伸之助
【審査官】 古川 峻弘
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−273759(JP,A)
【文献】 特表2005−509450(JP,A)
【文献】 特開平08−117293(JP,A)
【文献】 実開昭48−074497(JP,U)
【文献】 特表2003−524483(JP,A)
【文献】 特表2000−501310(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61G 7/00−7/16
A47C 20/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボトムを支える上部フレームが設けられベッド装置において、
前記上部フレームの下方には、頭側及び足側それぞれに昇降機構が設けられ、
前記頭側及び足側それぞれの昇降機構同士が連結され、
頭側及び足側のうちの頭側の第1の昇降機構が前記上部フレームにヒンジ結合され、
頭側及び足側のうちの足側の第2の昇降機構の昇降動を前記上部フレームに伝える伝達部材と、下降時に前記第2の昇降機構に対しての前記上部フレームの左右動を規制しかつ前後動を所定に誘導するガイド機構とを設け
前記ガイド機構は、ガイド部材と転接部材を有しており、
前記ガイド部材は、前記上部フレームに幅方向に対で設けられ、開口方向が前記上部フレームの幅方向に沿いかつ互に反対方向に開口する凹所が形成された弧状を呈したものであり、
前記転接部材は、第1のローラ及び該ローラを軸支する第1の固定アームからなり、前記ガイド部材の凹所内に前記第1のローラを位置させ、第1の固定アームが第2の昇降機構の上部に固定されたものであることを特徴とするベッド装置。
【請求項2】
ボトムを支える上部フレームが設けられベッド装置において、
前記上部フレームの下方には、頭側及び足側それぞれに昇降機構が設けられ、
前記頭側及び足側それぞれの昇降機構同士が連結され、
頭側及び足側のうちの頭側の第1の昇降機構が前記上部フレームにヒンジ結合され、
頭側及び足側のうちの足側の第2の昇降機構の昇降動を前記上部フレームに伝える伝達部材と、下降時に前記第2の昇降機構に対しての前記上部フレームの左右動を規制しかつ前後動を所定に誘導するガイド機構とを設け、
前記伝達部材は、第2のローラ及び該第2のローラを軸支する第2の固定アームを有して、第2の固定アームが第2の昇降機構に固定され、前記第2のローラが上部フレーム側に固定された被押圧部に転接しており、
第2の昇降機構の昇降によって、前記伝達部材の第2のローラが被押圧部を介して上部フレームを昇降作動させることを特徴とするベッド装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベッド装置において、頭側と足側に昇降機構を備えて上部フレームが傾動動作可能にしたベッド装置に関する。
【背景技術】
【0002】
病院・施設用又は在宅における介護用等の電動式ベッドでは、患者等の起立時の負担軽減、座位保持時の安定性向上、そして転落事故発生時の重症度軽減を目的として、調節可能な床の最低高さを低くすること、いわゆる低床化が進んでいる。
【0003】
一方、電動式ベッドでは、床上の患者等の姿勢を医師の指示に対応するために床を調節することがあり、その例としては、ファーラー位(半座位)やカーディアックポジション、床の展伸(トレンデレンバーグ)、逆展伸(リバーストレンデレンバーグ)等が挙げられる。
【0004】
このような展伸、逆展伸の調整は病院用のベッドでは要請され、特許文献1では、ベルクランクタイプのハイロー機構で展伸、逆展伸を可能にしている。
【0005】
この場合、台車と上部フレーム(メインフレーム)との間にベルクランク機構を設けて当該機構によって上部フレームを傾けるが、ベルクランクは昇降の範囲がクランクの長さに依存し、かつ、昇降時に上部フレームの位置が台車に対して前後する特徴がある。
【0006】
在宅介護用ベッドでは、部屋の制約があるので、上記の病院用のベルクランク機構を採用するのには難しい面がある。
【0007】
したがって、他の昇降装置として、上下動する昇降機構をベッド装置のメインフレームの頭側と足側の下方に設けて、当該メインフレームを傾ける機構を採用することが考えられた。
【0008】
しかしながら、上下動する昇降機構を採用した場合に、展伸、逆展伸状態に制御するため上部フレームを傾けたときに、昇降機構との位置関係が変化して左右へのガタつき及び前後へのガタつき(揺れ等)を簡単な構成で防止する技術が要請されるが従来、未提案であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開平11−299837号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、斯かる実情に鑑み、ベッド装置の上部フレームを傾ける際の左右及び前後へのガタつきを簡単な構成で防止してスムーズに上部フレームを傾動させることができるベッド装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、ボトムを支える上部フレームが設けられベッド装置において、
前記上部フレームの下方には、頭側及び足側それぞれに昇降機構が設けられ、
前記頭側及び足側それぞれの昇降機構同士が連結され、
頭側及び足側のうちの頭側の第1の昇降機構が前記上部フレームにヒンジ結合され、
頭側及び足側のうちの足側の第2の昇降機構の昇降動を前記上部フレームに伝える伝達部材と、下降時に前記第2の昇降機構に対しての前記上部フレームの左右動を規制しかつ前後動を所定に誘導するガイド機構とを設け
前記ガイド機構は、ガイド部材と転接部材を有しており、
前記ガイド部材は、前記上部フレームに幅方向に対で設けられ、開口方向が前記上部フレームの幅方向に沿いかつ互に反対方向に開口する凹所が形成された弧状を呈したものであり、
前記転接部材は、第1のローラ及び該ローラを軸支する第1の固定アームからなり、前記ガイド部材の凹所内に前記第1のローラを位置させ、第1の固定アームが第2の昇降機構の上部に固定されたものであることを特徴とするベッド装置である。
【0013】
本発明は、ボトムを支える上部フレームが設けられベッド装置において、
前記上部フレームの下方には、頭側及び足側それぞれに昇降機構が設けられ、
前記頭側及び足側それぞれの昇降機構同士が連結され、
頭側及び足側のうちの頭側の第1の昇降機構が前記上部フレームにヒンジ結合され、
頭側及び足側のうちの足側の第2の昇降機構の昇降動を前記上部フレームに伝える伝達部材と、下降時に前記第2の昇降機構に対しての前記上部フレームの左右動を規制しかつ前後動を所定に誘導するガイド機構とを設け、
前記伝達部材は、第2のローラ及び該第2のローラを軸支する第2の固定アームを有して、第2の固定アームが第2の昇降機構に固定され、前記第2のローラが上部フレーム側に固定された被押圧部に転接しており、
第2の昇降機構の昇降によって、前記伝達部材の第2のローラが被押圧部を介して上部フレームを昇降作動させることを特徴とするベッド装置である。
【発明の効果】
【0014】
本発明のベッド装置によれば、頭側及び足側のうちの第2の昇降機構の昇降動を伝える伝達部材と、昇降時に昇降機構に対しての前記上部フレームの左右動を規制しかつ前後動を所定に誘導するガイド機構とを設けたので、第2の昇降機構によって上部フレームが昇降した際に、ガイド機構によって上部フレームの左右動を規制するので上部フレームが傾くときの左右へのガタつきを防止でき、かつ、前後動の所定に誘導するので前後へのガタつき(揺れ)も防止できる。したがって、ガイド機構という簡単な構成によって左右及び前後へのガタつきを防止できることから、スムーズに上部フレームを傾動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】は本発明の実施形態に係るボトムが載置されるベッド装置の概略斜視図である。
図2】前記ベッド装置の作動機構を説明するフレームの平面図である。
図3】前記ベッド装置の第1の昇降機構と第2の昇降機構と上部フレームとの概略を示す側面視した説明図である。
図4】前記ベッド装置のガイド機構の説明図で、(a)が斜視図、(b)が平面視図ある。
図5】前記ベッド装置の伝達部材の斜視説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0017】
図1は本発明の実施形態に係るボトムが載置されるベッド装置の概略斜視図、図2は前記ベッド装置の作動機構を説明するフレームの平面図、図3は前記ベッド装置の第1の昇降機構と第2の昇降機構と上部フレームとの概略を示す側面視した説明図である。
【0018】
図1に示すように、ベッド装置において、それに寝た状態の使用者の頭が向く頭側を符号「H」、該使用者の足が向く足側を符号「F」で示す。
【0019】
図1に示すように、ベッド装置は、主に、頭側及び足側に端部が向く長さ方向が幅方向よりも長い概略ラダー状構造の上部フレーム10と、該上部フレーム10上に載置されるボトム12と、この上部フレーム10の頭側及び足側の下部にそれぞれ設けられた、フロア面上に対して前記上部フレーム10を昇降可能に支持する頭側昇降部(第1の昇降機構の例)14H及び足側昇降部(第2の昇降機構の例)14Fとを備えている。
【0020】
上部フレーム10の頭側及び足側の各部の下面側には、前記頭側昇降部14H及び足側昇降部14Fの上端部に当該上部フレーム10を設置するための、前記ベッド装置の幅方向に長い概略矩形枠状の枠フレーム16がそれぞれ固定されている。
【0021】
図2に示すように、前記頭側昇降部14H及び足側昇降部14Fの下端同士は、連結フレーム20によって着脱可能に連結される。前記頭側昇降部14H及び足側昇降部14Fはそれぞれユニットとして分けることができ、ベッド装置を組立てる際は、所定間隔に前記頭側昇降部14H及び足側昇降部14Fを対向して設置して前記連結フレーム20で互いの下部同士を繋ぎ、その互いの上端に上部フレーム10を設置して結合する。この結合は後述するヒンジ22と、伝達部材24と、ガイド機構26によって行う。
【0022】
前記頭側昇降部14H及び足側昇降部14Fには、それぞれアクチュエータ14H1及び14F1で駆動されて上部が昇降作動する機構が設けられて、各アクチュエータ14H1及び14F1の駆動力が別々に制御される構成である。
【0023】
図3に概略を示すように、各アクチュエータ14H1及び14F1の駆動制御によって上部フレーム10が頭側及び足側同士の上下位置に差が付く傾動動作をさせることができる。
【0024】
なお、図1に示すように、ボトム12は、マットレス(概略を図1に符号「18」で示す)を載せた状態で、使用者の荷重を支えるものである。ボトム12は、使用者が頭と背を支える背ボトム12a、腰を支える腰ボトム12b、腰から膝までを支える膝ボトム12c、膝から先の足を支える足ボトム12dの各板状部からなり、詳細は図示しないがボトム12の背ボトム12aが背上げ作動や膝ボトム12cの膝上げ作動等の各種足上げ作動が可能に構成されている。
【0025】
ここで、図2図3に示すように、頭側及び足側のうちの頭側昇降部14Hは、該上部フレーム10にヒンジ22によって結合されている。このヒンジ22は、頭側昇降部14Hの足側方向の上端に軸受け部材が設けられこの軸受け部材に上部フレーム10がヒンジピン等でピン結合される構造である。
【0026】
頭側及び足側のうちの足側昇降部14Fの昇降動を上部フレーム10に伝える伝達部材24と、昇降時に足側昇降部14Fに対しての上部フレーム10の左右動を規制しかつ前後動を所定に誘導するガイド機構26とを設けている。図2に示すように、足側昇降部14Fの上部構造部材14F2は平面視矩形であって、該上部構造部材14F2の頭側にガイド機構26が設けられ、足側に伝達部材24が設けられている。
【0027】
詳しくは、前記ガイド機構26は、図4に示すように、ガイド部材28と転接部材30を有している。
【0028】
前記ガイド部材28は、上部フレーム10に幅方向両側に対で設けられ、開口方向が上部フレーム10の幅方向に沿い外側でかつ互に反対方向に開口する凹所28aが形成された弧状を呈したレール状部材である。ガイド部材28は上方から見ると、断面コ字状を呈し、上端部28bが前記上部フレーム10の内側面に溶接固定されて、その固定された上端部28bから下方に凹所のあるレール状部材28cが弧を描いて延びる構造である。前記上端部28bは、前記レール状部材28cを凹所28aの内面が前記上部フレーム10から間隔をとるように延設して溶接されている。
【0029】
前記転接部材30は、第1のローラ30a及び該ローラ30aを軸支する第1の固定アーム30bからなり、前記ガイド部材28の凹所28a内に前記第1のローラ30aを位置させ、第1の固定アーム30bが足側昇降部14Fの上部構造部材14F2の頭側端に固定されたものである。
【0030】
上記のように構成されたので、ガイド機構26は第1のローラ30aがレール状部材28cの凹所28a内面に当たる。詳しくは、図4(b)に示すように、第1のローラ30aは、頭側面28ah、足側面28af、さらには側面28asに当たる。なお、図2に示すように、ガイド機構26は上部フレーム10の幅方向左・右に一対が設けられている。
【0031】
上記のガイド機構26によれば、頭側昇降部14H及び足側昇降部14F同士の上方位置に差を生じさせて上部フレーム10が傾くときに、左・右のガイド機構26において、第1のローラ30aが、前記レール状部材28cの側面28asに当たって、上部フレーム10の左右動を規制するので上部フレーム10が傾くときの左右へのガタつきを防止できる。それと共に同時に、前記第1のローラ30aが前記レール状部材28cの頭側面28ah、足側面28afに当たり上部フレーム10の前後動を所定に誘導するので前後へのガタつき(揺れ)も防止できる。
したがって、ガイド機構26が上部フレーム10に対して幅方向(左右方向)及び頭側及び足側方向(前後方向)にガタを生じさせることなくスムーズに足側昇降部14Fに追従して昇降できることから、ガタなくスムーズに上部フレームを傾動動作させることができる。
【0032】
また、図5に示すように、前記伝達部材24は、第2のローラ32a及び該第2のローラ32aを軸支する第2の固定アーム32bを有して、第2の固定アーム32bが足側昇降部14Fの上部構造部材14F2の足側端に固定されており、前記第2のローラ32aが上部フレーム10側に固定された被押圧部34に転接している。
【0033】
第2の固定アーム32bは上部構造部材14F2の足側端から上方に延在する板状体であって、その第2の固定アーム32bの上端部に前記第2のローラ32aが該回動自在に軸支されている。また、被押圧部34は板材が上部フレーム10の内側面に溶接固定されたものであり、該被押圧部34の下面に前記第2のローラ32aが転動自在に接触している。
【0034】
したがって、上記構成の伝達部材24によれば、足側昇降部14Fの昇降によって、前記伝達部材24の第2のローラ32aが被押圧部34を介して前記上部フレーム10を確実に昇降作動できるようにしている。なお、被押圧部34には、第2のローラ32aの下方を通るようにピン部材34aが着脱可能に装着されている。仮に、上部フレーム10が不用意に持ち上げられた場合に、ピン部材34aによって第2のローラ32aが被押圧部34に対して下方に抜けずに位置規制されるため、上部フレーム10に対して、足側昇降部14Fの上部構造部材14F2が外れることがなく、ベッド装置の昇降に不具合が生じることが防止できる。
【0035】
以上のように、実施形態のベッド装置では、足側昇降部14Fの昇降動を伝える伝達部材24と、昇降時に足側昇降部14Fに対しての上部フレーム10の左右動を規制しかつ前後動を所定に誘導するガイド機構26とを設けたので、足側昇降部14Fの昇降した際に上部フレーム10の左右動及び前後動を規制して、ベッド装置の上部フレーム10を傾ける際の左右及び前後へのガタつきを簡単な構成で防止してスムーズに上部フレーム10を傾動させることができる。
【0036】
前記実施形態の構成に限定されず本発明の範囲内で種々に変形実施できる。
【0037】
前記実施形態では、頭側昇降部を第1の昇降機構とし、足側昇降部を第2の昇降機構としていたが、本発明の第1の昇降機構、第2の昇降機構はそれらに限定されず、頭側、足側を逆としてもよい。
【0038】
また、ガイド機構を図4に示す構造、伝達部材を図5に示す構造としていたが、本発明のガイド機構はこれに限定されない。各部に第1のローラ30a、第2のローラ32aを用いていたが転接部材以外に摺接部材を用いる等の種々に変形実施できる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明のベッド装置は、在宅介護用ベッド装置、施設介護用ベッド装置、病院用ベッド装置等各種ベッド装置に利用することができる。
【符号の説明】
【0040】
10 上部フレーム
12 ボトム
22 ヒンジ
24 伝達部材
26 ガイド機構
28 ガイド部材
30 転接部材
34 被押圧部
図1
図2
図3
図4
図5