(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6193620
(24)【登録日】2017年8月18日
(45)【発行日】2017年9月6日
(54)【発明の名称】バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダ及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
B60T 11/18 20060101AFI20170828BHJP
B62L 3/00 20060101ALI20170828BHJP
【FI】
B60T11/18
B62L3/00 A
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-109167(P2013-109167)
(22)【出願日】2013年5月23日
(65)【公開番号】特開2014-227079(P2014-227079A)
(43)【公開日】2014年12月8日
【審査請求日】2016年4月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000226677
【氏名又は名称】日信工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086210
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 一彦
(74)【代理人】
【識別番号】100128358
【弁理士】
【氏名又は名称】木戸 良彦
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 康彦
(72)【発明者】
【氏名】山浦 勝幸
(72)【発明者】
【氏名】波多腰 弦一
【審査官】
長谷井 雅昭
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭55−095956(JP,U)
【文献】
実開昭49−049649(JP,U)
【文献】
特開昭55−043904(JP,A)
【文献】
特開2009−061841(JP,A)
【文献】
実開昭54−182790(JP,U)
【文献】
実開昭52−036453(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60T 11/18
B62L 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液圧マスタシリンダのシリンダボディに、ピストンを挿通するシリンダ孔と、車体に取り付ける車体取付ブラケットと、操作レバーを回動可能に装着するレバーブラケットと、該レバーブラケットに取り付けられた操作レバーに当接して、該操作レバーの初期位置を決定するストッパ面とを備えたバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダにおいて、前記レバーブラケットは、前記シリンダボディのシリンダ孔開口側で、且つ、反車体取付ブラケット側の周壁に突設され、前記ストッパ面は、前記レバーブラケットよりもシリンダ孔底部側で、且つ、反車体取付ブラケット側の前記シリンダボディの周壁に突設されたストッパ用突部の先端面に形成されると共に、前記レバーブラケットと前記ストッパ用突部との間に、凹部が形成されていることを特徴とするバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダ。
【請求項2】
請求項1記載の車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダの製造方法において、前記液圧マスタシリンダは、1つの下型と複数の上型とを組み合わせて鋳造により形成され、前記ストッパ用突部と、前記凹部とを含めた前記シリンダボディの反車体取付ブラケット側の周壁を、前記下型で形成することを特徴とする車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダの製造方法。
【請求項3】
前記液圧マスタシリンダは、ダイキャスト鋳造にて形成されることを特徴とする請求項2記載の車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダの製造方法。
【請求項4】
液圧マスタシリンダのシリンダボディに、ピストンを挿通するシリンダ孔と、車体に取り付ける車体取付ブラケットと、操作レバーを回動可能に装着するレバーブラケットと、該レバーブラケットに取り付けられた操作レバーに当接して、該操作レバーの初期位置を決定するストッパ面とを備えたバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダにおいて、前記レバーブラケットは、前記シリンダボディのシリンダ孔開口側で、且つ、反車体取付ブラケット側の周壁に突設され、前記ストッパ面は、前記レバーブラケットよりもシリンダ孔底部側で、且つ、反車体取付ブラケット側の前記シリンダボディの周壁に突設されたストッパ用突部の先端面に設けられ、前記レバーブラケットと前記ストッパ用突部との間に、凹部が形成され、前記シリンダボディの反車体取付ブラケット側の周壁と前記ストッパ面とは、同一の成形型を用いて鋳造にて形成されていることを特徴とするバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダ及びその製造方法に関し、詳しくは、液圧マスタシリンダに設けたレバーブラケットに、操作レバーを回動可能に取り付け、液圧マスタシリンダのシリンダボディに、操作レバーの反作動側への回動を規制して操作レバーの初期位置を決定するストッパ面を備えたバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダ及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
バーハンドル車両用の液圧マスタシリンダ装置として、液圧マスタシリンダのシリンダボディに、操作レバーを回動可能に装着したレバーブラケットと、操作レバーに当接して操作レバーの反作動側への回動を規制するストッパ面とを備えたものがあり、操作レバーのストッパ部が前記ストッパ面に当接することにより、操作レバーの初期位置が決定されると共に、操作レバーの作用腕がピストンと当接し、ピストンの後退限が規制され、無効ストロークが設定されるものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4296176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の液圧マスタシリンダでは、ピストンの無効ストロークが、ストッパ部とストッパ面との当接状態で管理されることから、シリンダボディに形成するストッパ面に精度が要求されていた。しかし、液圧マスタシリンダを鋳造で形成する際に、ストッパ面からレバーブラケット及びシリンダ孔開口側の周壁は、同一の鋳造型を用いて鋳造されることから、ストッパ面を高精度に鋳造することが困難で、ストッパ面は鋳造後に切削加工されていた。このため、製造管理が厳しくなると共に、加工工数も多くなり、コストが嵩んでいた。
【0005】
そこで本発明は、容易な製造管理で操作レバーが当接するストッパ面を精度良く形成することができるバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダ及びその製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明のバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダは、液圧マスタシリンダのシリンダボディに、ピストンを挿通するシリンダ孔と、車体に取り付ける車体取付ブラケットと、操作レバーを回動可能に装着するレバーブラケットと、該レバーブラケットに取り付けられた操作レバーに当接して、該操作レバーの初期位置を決定するストッパ面とを備えたバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダにおいて、前記レバーブラケットは、前記シリンダボディのシリンダ孔開口側で、且つ、反車体取付ブラケット側の周壁に突設され、前記ストッパ面は、前記レバーブラケットよりもシリンダ孔底部側で、且つ、反車体取付ブラケット側の
前記シリンダボディの周壁に突設されたストッパ用突部の先端面に形成されると共に、前記レバーブラケットと前記ストッパ用突部との間に、凹部が形成されていることを特徴としている。
【0007】
また、本発明の車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダの製造方法は、1つの下型と複数の上型とを組み合わせて鋳造により形成され、前記ストッパ用突部と、前記凹部とを含めた前記シリンダボディの反車体取付ブラケット側の周壁を、前記下型で形成することを特徴としている。さらに、前記液圧マスタシリンダは、ダイキャスト鋳造にて形成されると好適である。
【0008】
さらに、本発明のバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダは、液圧マスタシリンダのシリンダボディに、ピストンを挿通するシリンダ孔と、車体に取り付ける車体取付ブラケットと、操作レバーを回動可能に装着するレバーブラケットと、該レバーブラケットに取り付けられた操作レバーに当接して、該操作レバーの初期位置を決定するストッパ面とを備えたバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダにおいて、前記レバーブラケットは、前記シリンダボディのシリンダ孔開口側で、且つ、反車体取付ブラケット側の周壁に突設され、前記ストッパ面は、前記レバーブラケットよりもシリンダ孔底部側で、且つ、反車体取付ブラケット側の
前記シリンダボディの周壁に
突設されたストッパ用突部の先端面に設けられ、
前記レバーブラケットと前記ストッパ用突部との間に、凹部が形成され、前記シリンダボディの反車体取付ブラケット側の周壁と前記ストッパ面とは、同一の成形型を用いて鋳造にて形成され
ていることを特徴とし
ている。
【発明の効果】
【0009】
本発明のバーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の液圧マスタシリンダ及びその製造方法によれば、ストッパ面をレバーブラケットよりもシリンダ孔底部側で、且つ、反ハンドルバー側の周壁に突設させたストッパ部の先端面に形成すると共に、レバーブラケットとストッパ部との間に凹部が形成されていることから、鋳造時に、ストッパ面は、レバーブラケットやシリンダ孔開口側のシリンダボディの周壁の鋳造状態に影響を受けることが少なく、切削加工することなく、簡単な製造管理で精度の良いストッパ面を形成することができる。ストッパ面と、凹部と、ストッパ面から凹部までのシリンダボディの反ハンドルバー側の周壁とを1つの下型で形成することにより、型抜きの工程を少なく抑えることができ、加工工数の削減を図ることができる。さらに、シリンダボディをダイキャスト鋳造で形成することによりストッパ面の精度を、さらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の一形態例を示す液圧マスタシリンダの側面図である。
【
図4】本発明の一形態例を示す液圧マスタシリンダ装置の一部断面正面図である。
【
図5】同じく液圧マスタシリンダ装置の一部断面背面図である。
【
図6】同じく液圧マスタシリンダ装置の平面図である。
【
図9】同じく液圧マスタシリンダ鋳造時の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1乃至
図7は本発明の一形態例を示すもので、本形態例に示すバーハンドル車両用の液圧マスタシリンダ装置1は、液圧マスタシリンダ2と操作レバー3とを組み合わせたフロントブレーキ用の液圧マスタシリンダ装置で、バーハンドル車両の車体前部で前輪を操向するハンドルバー4に取り付けられている。
【0013】
液圧マスタシリンダ2は、シリンダボディ2aの上部にリザーバ5を一体に備えたリザーバ一体型で、ダイキャスト鋳造にて形成されている。シリンダボディ2aには、車体取付ブラケット2bが一体に形成され、該車体取付ブラケット2bとホルダ6とでアクセルグリップ7よりも車体内側のハンドルバー4を包持し、車体取付ブラケット2bとホルダ6とをボルト8,8で締結してハンドルバー4の車体前部側に取り付けている。
【0014】
シリンダボディ2aには、有底のシリンダ孔2cが設けられ、リザーバ5の内部には貯液室5aが設けられ、シリンダ孔2cと貯液室5aとは、リリーフポート9とサプライポート10とを介して連通している。シリンダ孔2cには、ピストン11がカップシール12,12を介して内挿され、ピストン11とシリンダ孔2cの底壁との間に液圧室13が画成されている。ピストン11とシリンダ孔2cの底壁との間には、戻しばね14が縮設され、該戻しばね14の弾発力により、ピストン11が開口側へ付勢される。また、シリンダ孔2cの底壁には、ユニオンボス部2dが突設され、該ユニオンボス部2dにユニオン孔2eが液圧室13に連通して設けられ、ユニオンボス部2dには、ユニオン孔2eに接続する液圧配管の回り止めを図る回止用突部2fが突設されている。
【0015】
シリンダボディ2aのシリンダ孔開口側で、且つ、反車体取付ブラケット側となる車体前部側には、板状に形成された一対のレバーブラケット2g,2hが車体上下方向に所定の距離を開けて、空間部E1を備えた状態で突設され、車体上部側のレバーブラケット2gには、操作レバー3を取り付けるためのピボット15を挿通させる軸部挿通孔2iが、車体下部側のレバーブラケット2hには、ピボット15を螺合させるための雌ねじ孔2jがそれぞれ形成されている。また、レバーブラケット2g,2hよりもシリンダ孔底部側で、且つ、反車体取付ブラケット側の周壁には、ストッパ用突部2kが突設され、該ストッパ用突部2kの先端面には、ストッパ面2mが形成され、ストッパ用突部2kとレバーブラケット2g,2hとの間には、凹部2nが形成されている。また、シリンダボディ2aの車体下側のレバーブラケット2h側には、スイッチ取付部2pが突設され、該スイッチ取付部2pにブレーキランプスイッチ16がビス17で固着されている。
【0016】
リザーバ5は、貯液室5aを備えたリザーバ本体5bの上部開口に、ダイヤフラム18を介してリザーバキャップ19が固着されている。また、リザーバ本体5bの操作レバー3側の側壁には、確認窓用ボス部5cが突設され、該確認窓用ボス部5cに、貯液室5aと外部とに貫通形成された確認窓用開口部5dが形成され、該確認窓用開口部5dに作動液の液量を視認するための確認窓5eが形成されている。
【0017】
操作レバー3は、回動基部3aと、作用腕3bと、グリップ部3cと、ストッパ部3dと、スイッチ作動片3eとを備えている。回動基部3aは、レバーブラケット2g,2hの空間部E1に差し込み可能に形成され、ピボット15の外側に装着するカラー15aを挿通させるカラー挿通孔3fが形成され、カラー挿通孔3fと、レバーブラケット2g,2hに設けた軸部挿通孔2iと雌ねじ孔2jとは、回動基部3aを前記空間部E1に差し込んだ際に、同軸に配置される。ピボット15は、大径頭部15bと、大径頭部15bに連続する軸部15cと、軸部15cに連続する軸部15cよりも小径の雄ねじ部15dとを備えている。
【0018】
操作レバー3の組み付けは、まず、カラー挿通孔3fにカラー15aを装着した状態の回動基部3aをレバーブラケット2g,2h間の空間部E1に差し込む。次いで、軸部挿通孔2i側からピボット15を差し込み、雄ねじ部15dを雌ねじ孔2jにねじ込んで、雄ねじ部15dの先端部を雌ねじ孔2jから突出させ、軸部挿通孔2iとカラー15a内とに軸部15cを配置させると共に、大径頭部15bをレバーブラケット2gの上面に当接させる。さらに、雌ねじ孔2jから突出した雄ねじ部15dの先端部に、ナット20を締結して、レバーブラケット2hの下面に当接させ、これにより、レバーブラケット2g,2hに操作レバー3が回動可能に装着される。
【0019】
レバーブラケット2g,2hに取り付けられた操作レバー3は、作用腕3bが、回動基部3aからシリンダ孔開口側に突出して、ピストン11の外端面に当接し、ストッパ部3dが、回動基部3aから、レバーブラケット2g,2h側に突出してストッパ面2mに当接し、スイッチ作動片3eがブレーキランプスイッチ16の作動子に当接する。このように、操作レバー3は、ストッパ面2mとストッパ部3dとの当接により、反作動側への回動が規制された状態で、作用腕3bがピストン11に当接することにより、ピストン11の後退限が規制されると共に、ピストン11の無効ストロークが設定される。
【0020】
図8,
図9は、液圧マスタシリンダ2をダイキャスト鋳造する際の説明図で、液圧マスタシリンダ2は1つの下型31と、該下型31の上方で3分割された第1上型32と第2上型33と第3上型34とを用いて鋳造される。液圧マスタシリンダ2の車体下部側は下型31で鋳造され、車体下部側のレバーブラケット2hや、凹部2nや、ストッパ用突部2k等は下型31で鋳造される。また、液圧マスタシリンダ2のシリンダ孔開口側は下型31と第1上型32とで鋳造され、車体上部側のレバーブラケット2gや、シリンダ孔2aや、確認窓用ボス部5c及び確認窓用開口部5d等が鋳造される。さらに、液圧マスタシリンダ2の車体上部側は、第1上型32と第2上型33で、ユニオンボス部2dは、第2上型33と第3上型34と下型31とでそれぞれ鋳造される。
【0021】
本形態例は、上述のように、シリンダボディ2aをダイキャスト鋳造で形成すると共に、ストッパ面2mをレバーブラケット2g,2hよりもシリンダ孔底部側で、且つ、反ハンドルバー側の周壁に突設させたストッパ用突部2kの先端面に形成すると共に、レバーブラケット2g,2hとストッパ用突部2kとの間に凹部2nが形成されていることから、鋳造時に、ストッパ面2mは、レバーブラケット2g,2hやシリンダ孔開口側のシリンダボディ2aの周壁の鋳造状態に影響を受けることが少ない。これにより、鋳造後にストッパ面2mを切削加工することなく、簡単な製造管理で液圧マスタシリンダ2を形成することができることから、コストの低減化を図ることができる。
【0022】
また、本形態例の液圧マスタシリンダ2の製造方法によれば、車体下部側のレバーブラケット2hと、凹部2nと、ストッパ用突部2k及びストッパ面2mを含むシリンダボディ2aの車体下部側の周壁を1つの下型31で鋳造することから、型抜きの工程を少なく抑えることができ、加工工数の削減を図ることができる。
【0023】
なお、本発明の液圧マスタシリンダ装置は、上述の形態例に限るものではな
く、ピストンを2つ備えたタンデムタイプの液圧マスタシリンダにも適用でき、操作レバーは、回動基部を備えたノッカーとレバーとに分割した分割タイプの操作レバーにも適用することができる。さらに、ピボットと回動基部の軸部挿通孔との間にカラーを介装させなくても良い。また、リザーバタンクに確認窓を形成する位置は任意であり、さらに、確認窓を形成していなくても差し支えない。また、ハンドルバーに取り付けられるリアブレーキ用の液圧マスタシリンダ装置や、クラッチ用の液圧マスタシリンダ装置にも適用することができる。さらに、リザーバタンクをシリンダボディと別体に設けたものでも差し支えない。
【符号の説明】
【0024】
1…液圧マスタシリンダ装置、2…液圧マスタシリンダ、2a…シリンダボディ、2b…車体取付ブラケット、2c…シリンダ孔、2d…ユニオンボス部、2e…ユニオン孔、2f…回止用突部、2g,2h…レバーブラケット、2i…軸部挿通孔、2j…雌ねじ孔、2k…ストッパ用突部、2m…ストッパ面、2n…凹部、2p…スイッチ取付部、3…操作レバー、3a…回動基部、3b…作用腕、3c…グリップ部、3d…ストッパ部、3e…スイッチ作動片、3f…カラー挿通孔、4…ハンドルバー、5…リザーバ、5a…貯液室、5b…中間壁部、5c…確認窓用ボス部、5d…確認窓用開口部、5e…確認窓、6…ホルダ、7…アクセルグリップ、8…ボルト、9…リリーフポート、10…サプライポート、11…ピストン、12…カップシール、13…液圧室、14…戻しばね、15…ピボット、15a…カラー、15b…大径頭部、15c…軸部、15d…雄ねじ部、16…ブレーキランプスイッチ、17…ビス、18…ダイヤフラム、19…リザーバキャップ、20…ナット、31…下型、32…第1上型、33…第2上型、34…第3上型